Linux あれこれ

Linux 関連(一部 Windows11 )の備忘録です。

CentOS 8.2 にGNOME デスクトップをインストール〈H82〉

登録日: 2020-07-26 更新日: 2020-07-26

前回は、最新の「CentOS」である「CentOS-8.2.2004」をUSB メモリにインストール しました。今回はその続きで、GNOME デスクトップ環境をインストールします。

これでいつも使いのパソコンとして使えます。 使われているカーネルは枯れているので、Fedora とは違い、安定動作が期待できます。

(2004 の数字は2020年04月のことで、元になったRHELのソースの日付を表しています)

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「目次」

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最終的なデスクトップ画面:

→壁紙は色違いが複数あります。シンプルです。

よく見ると左上のアクティビティのアイコンがCentOS のシンボルです。

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参考:

CentOS wiki

Red Hat 社が商用 Linux の「RHEL」のソースを公開しています。そのソースを使い、「CentOS Project」コミュニティが商標部分を取り除いてビルドし直した Linux ディストリビューションが、CentOSセントオーエス)です。

商用のRHEL と機能的に高い互換性を持ちます。つまり、無料でありながら、商用OS の品質があります。

ただし、ミラーサイトや、リポジトリなどは違うので、インストールできるアプリに制限があります。 サーバーでの使用がメインなので、必然的にデスクトップで使うアプリは少なくなります。しかたないことかな。

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前回 からの続き、CentOS を起動します。

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ブート選択のメニュー:

CentOS Linux (4.18.0-193.6.3.e18_2.x86_64) 8 (Core) 
CentOS Linux (4.18.0-193.e18.x86_64) 8 (Core) 
CentOS Linux (0-rescue-) 8 (Core) 

→OS アップデートでメニューが増えています。3 秒待ち。

(前回、安全策としてブート時のメニューの保持数を 3 から 10 に増やしています。多すぎかな)

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コンソール端末が全画面で表示されます

CentOS Linux 8 (Core) 
Kernel 4.18.0-193.6.3.e18_2.x86_64 on an x86_64

Active the web console with: systemctl enable --now cocpit.socket

localhost login:

余計なメッセージで埋まったら、Enter キー

→設定したユーザ名とパスワードを入力

[ubn@localhost ~]$ 

→プロンプト表示が変わるだけですが、ユーザでログインされています。

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念の為に、システム更新:

$ sudo dnf update

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デスクトップ環境のインストール:

$ sudo dnf group install Workstation

→大文字に注意。901 個ほどのパッケージがインストールされました。

google-noto-sans-* で余計な言語のフォントがいっぱい入ったみたい。あとで削除かな。

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再起動

コンソール端末の画面にて、ユーザでログイン

$ startx

→英語の「GNOME デスクトップ」が立ち上がりました。

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「Welcome」画面が表示されるので、設定

日本語  日本

→「Next」

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入力 日本語(かな漢字)

→「次へ」

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ネットワーク Wi-Fi

→「スキップ」(有線LAN で接続している場合)

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プライバシー

  位置情報サービス: オン→オフ

→「次へ」

-

オンラインアカウント

  オンラインアカウントへの接続

→「スキップ」

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「使用する準備が完了しました」表示

→「CentOS Linux を使い始める(s) 」をクリック

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英語の「ヘルプ」画面が表示されました

Getting Started (GNOME Help)

→右上の「x」で閉じました。

デスクトップは、英語です。日本語表示されません。

テキストエディタを起動。

Windows + スペース」してから「半角/全角」キーで、日本語入力(ibus-kkc)できます。 通常のOS のインストールだと、日本語表示できて日本語入力ができないので、逆です。

サーバーや開発環境として使うなら便利だけど、デスクトップをメインで使うなら不便かな。

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CentOS を日本語表示にします

参考:

日本語環境にする

なぜか、システムとして行うやり方では失敗。ユーザのレベルの方で日本語表示に設定しました。

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1. 日本語関連のパッケージをインストール:

$ sudo dnf install langpacks-ja 

Fedora だとibus-kkc の依存パッケージとしてlangpacks-ja 、langpacks-core-ja がインストールされます。名前は同じだけど、中身は違うみたい。それにCentOS には langpacks-core-ja は存在しません。

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2. 事前確認:

$ echo $LANG
en_US.UTF-8

ロケールは英語です。

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3. 立ち上げ時の設定ファイルの編集:

$ nano ~/.bash_profile

↓ 最終行に追記:

export LANG=ja_JP.UTF-8

→nano の操作は、Ctrl+O(オー) で保存、Ctrl+X で終了

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確認:
$ cat ~/.bash_profile
# .bash_profile

# Get the aliases and functions
if [ -f ~/.bashrc ]; then
    . ~/.bashrc
fi

# User specific environment and startup programs
export LANG=ja_JP.UTF-8

→再起動後に日本語のフォルダが作られます。 そのときにフォルダが空でないと削除されず、2重にフォルダが作られます。 Documents やPictures フォルダにファイルがないか確認して、空にしておきます。

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4. 再起動

画面右上の「電源」ボタン→「電源」ボタン→「Restart」

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5. 日本語のフォルダを作るか、聞いてきます。

$ ls ~/
Documents  ダウンロード  デスクトップ  ビデオ  画像
Pictures   テンプレート  ドキュメント  音楽    公開

→メモを書いて、スクリーンショットを撮っていたので、ファイルが残っていたみたい。

ファイルマネージャで確認して、日本語の「フォルダ」アイコンに模様が表示されていれば移行されているので、英語のフォルダを消しても支障はありません。中のファイルを移動してから削除。

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6. 日本語化されたかを確認:

$ echo $LANG
ja_JP.UTF-8

$ locale
LANG=ja_JP.UTF-8
LC_CTYPE="ja_JP.UTF-8"
LC_NUMERIC="ja_JP.UTF-8"
LC_TIME="ja_JP.UTF-8"
LC_COLLATE="ja_JP.UTF-8"
LC_MONETARY="ja_JP.UTF-8"
LC_MESSAGES="ja_JP.UTF-8"
LC_PAPER="ja_JP.UTF-8"
LC_NAME="ja_JP.UTF-8"
LC_ADDRESS="ja_JP.UTF-8"
LC_TELEPHONE="ja_JP.UTF-8"
LC_MEASUREMENT="ja_JP.UTF-8"
LC_IDENTIFICATION="ja_JP.UTF-8"
LC_ALL=

スクリーンショットを撮ると、「画像」フォルダでなくホーム直下に落ちます。再起動して反映させました。

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7. 再起動

スクリーンショットが、「画像」フォルダに落ちるようになりました。

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システムをグラフィカルログインに変更:

毎回、コンソール(端末)画面から、startx するのは面倒です。GUI でログイン画面が表示されるように設定します。

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1. 変更前のモードを確認:

$ su -
パスワード:

# systemctl get-default
multi-user.target

# ls -l /etc/systemd/system/default.target
lrwxrwxrwx. 1 root root 37  7月 22 05:33 /etc/systemd/system/default.target -> /lib/systemd/system/multi-user.target

2. 「ランレベル 5」のグラフィカルログインに変更:

# systemctl set-default graphical.target

Removed /etc/systemd/system/default.target.
Created symlink /etc/systemd/system/default.target → /usr/lib/systemd/system/graphical.target.

→デフォルトがグラフィカルログインのリンクに変更されました。

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3. 変更後の確認:

# systemctl get-default
graphical.target

# ls -l /etc/systemd/system/default.target
lrwxrwxrwx. 1 root root 40  7月 22 13:00 /etc/systemd/system/default.target -> /usr/lib/systemd/system/graphical.target

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4. 再起動

-


5. GUI のログイン画面が表示

ログイン画面で Enter →パスワード入力画面 →右下の設定ボタンをクリック

6つのセッションから選べます。(正しくは 4つ):

- スタンダード(Wayland ディスプレイサーバー)

- クラシック(X11 ディスプレイサーバー)

- クラシック(Wayland ディスプレイサーバー)

- カスタム

- Xorg 上でのスタンダード(X11 ディスプレイサーバー)

- User script

→デフォルトはなぜか「クラシック(X11)」でした。

「スタンダード(Wayland)」を選択。

パスワードを入れて、ログイン

メニューにある「ディスプレイサーバー」という文字は省略した方がすっきりしそう。

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スタンダード (Wayland) 、スタンダード (X11) :

→使われているウィンドウシステムが違うだけで、見た目も使用感もほとんど同じです。

FedoraGNOME の「Wayland」では、Qt アプリで日本語入力できないとか、問題がありました。 CentoOS でどうなのかはほとんどのQt アプリがインストールできない(リポジトリにない)ので未確認。

-

クラシック (Wayland) 、クラシック (X11) :

→見た目はMATE 風です。絞り込みができる検索機能がなくて、通常のメニュー形式で、動作は軽いです。 特にブラウザが軽く感じます。

  • ちなみに、クラシック (Wayland) は CentOS だけにあり、Fedora にはありません。

これならWayland に完全移行しても、同じ環境を使っていけます。

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デスクトップ画面表示

Windows キーを押したとき表示される、左のランチャー(お気に入り)の登録アプリ:

→これは日本語化前の画面です。そして「端末」アプリが起動中です。

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デフォルトの「お気に入り」のアプリ:

  • Firefox

  • Evolution

  • Rhythmbox

  • ファイル

  • ソフトウェア

  • ヘルプ

  • 「アプリケーションを表示する」(すべて表示)

→使いやすいように、「端末」と「テキストエディター」を右クリックで「お気に入り」に登録しました。

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CentOS に、Fedora 提供の「epel」リポジトリを追加

ibus-mozc」がCentOSリポジトリにないので、事前にFedora 提供のリポジトリを追加しました。 Fedora のすべてのパッケージが登録されているわけではありませんが、インストールできる可能性が高くなります。

Fedora wiki EPEL

  • Extra Packages for Enterprise Linux (EPEL)

Fedora で動作が実証された高品質のパッケージを RHELCentOS のような互換ディストリビューションでも使えるようにしたのが「epel」リポジトリです。 Fedora が提供してくれてます。

CentOS では、CentOS Extras リポジトリに「epel」リポジトリを使えるようにするパッケージが含まれており、 「epel-release」のインストールで「epel」リポジトリが使えるようになります。

-

epel を追加:

$ sudo dnf install epel-release
:
インストール中:
 epel-release          noarch          8-8.el8            extras           23 k

→extras リポジトリに含まれています。

確認:

$ sudo dnf update
Extra Packages for Enterprise Linux Modular 8 -  81 kB/s |  82 kB     00:01
Extra Packages for Enterprise Linux 8 - x86_64  3.9 MB/s | 7.4 MB     00:01

$ dnf search ibus-mozc
Extra Packages for Enterprise Linux Modular 8 -  80 kB/s |  82 kB     00:01
Extra Packages for Enterprise Linux 8 - x86_64  3.5 MB/s | 7.4 MB     00:02
=========================== 名前 完全一致: ibus-mozc ===========================
ibus-mozc.x86_64 : The mozc engine for IBus input platform

→今までヒットしなかった「ibus-mozc」パッケージが、ヒットしました。

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上級者向け: epel の設定ファイルを修正して調整できます:

$ sudo nano /etc/yum.repos.d/epel.repo

↓ 有効フラグ、優先度の修正:

[epel]
name=Extra Packages for Enterprise Linux $releasever - $basearch
#baseurl=https://download.fedoraproject.org/pub/epel/$releasever/Everything/$basearch
metalink=https://mirrors.fedoraproject.org/metalink?repo=epel-$releasever&arch=$basearch&infra=$infra&content=$contentdir
failovermethod=priority
# [enabled=1] = リポジトリ有効, [enabled=0] = リポジトリ無効
enabled=1
# [priority=*] を追記することで優先度を指定可
# 1-99 を指定可, 1 が最優先, 未指定の場合のデフォルトは 99
priority=10
gpgcheck=1
gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-EPEL-$releasever
:

-

上級者向け: 通常時は無効なパッケージ(enabled=0)だけど、一時的に有効にしてインストールできます:

$ sudo dnf --enablerepo=epel install [パッケージ名]

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日本語入力の設定

CentOS をインストール、その後のGNOME 起動時の「Welcome」画面にて、 入力として「日本語(かな漢字)」(ibus-kkc)を選びました。なので、入力メソッドは有効化されています。

Windows + スペース」してから「半角/全角」キーで日本語オン/オフでき、日本語入力(ibus-kkc)できます。

-


現在の入力メソッド関連のパッケージを確認:

$ dnf list ibus-*
:
インストール済みパッケージ
ibus-gtk2.x86_64                               1.5.19-11.el8          @AppStream
ibus-gtk3.x86_64                               1.5.19-11.el8          @AppStream
ibus-hangul.x86_64                             1.5.1-4.el8            @AppStream
ibus-kkc.x86_64                                1.5.22-9.el8           @AppStream
ibus-libpinyin.x86_64                          1.10.0-1.el8           @AppStream
ibus-libs.x86_64                               1.5.19-11.el8          @AppStream
ibus-libzhuyin.x86_64                          1.8.93-1.el8           @AppStream
ibus-m17n.x86_64                               1.3.4-26.el8           @AppStream
ibus-setup.noarch                              1.5.19-11.el8          @AppStream
ibus-typing-booster.noarch                     2.1.0-3.el8            @AppStream

→余計なものが多すぎ。

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これだけは必要:

ibus-gtk2.x86_64                               1.5.19-11.el8          @AppStream
ibus-gtk3.x86_64                               1.5.19-11.el8          @AppStream
ibus-kkc.x86_64                                1.5.22-9.el8           @AppStream
ibus-libs.x86_64                               1.5.19-11.el8          @AppStream
ibus-setup.noarch                              1.5.19-11.el8          @AppStream

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不要:

ibus-hangul.x86_64                             1.5.1-4.el8            @AppStream
ibus-libpinyin.x86_64                          1.10.0-1.el8           @AppStream
ibus-libzhuyin.x86_64                          1.8.93-1.el8           @AppStream
ibus-m17n.x86_64                               1.3.4-26.el8           @AppStream
ibus-typing-booster.noarch                     2.1.0-3.el8            @AppStream

→あとで、まとめて削除予定

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日本語入力の「ibus-kkc」は誤変換が多いので入力メソッドを変更:

デフォルトの「日本語(かな漢字)」(ibus-kkc) は、見当違いの候補が毎回表示され、入力効率が悪すぎ。 続けて使うのは断念。入力メソッドを変更しました。この辺りは好み。

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ibus-mozc のインストール:

$ sudo dnf install ibus-mozc
:
インストール中:
 ibus-mozc           x86_64     2.23.2815.102-8.el8.2       epel          445 k
依存関係のインストール中:
 mozc                x86_64     2.23.2815.102-8.el8.2       epel           14 M
 protobuf            x86_64     3.5.0-7.el8                 AppStream     901 k
 zinnia              x86_64     0.06-46.el8                 epel           71 k
弱い依存関係のインストール中:
 zinnia-tomoe-ja     x86_64     0.06-46.el8                 epel           12 M
:
警告: /var/cache/dnf/epel-6519ee669354a484/packages/ibus-mozc-2.23.2815.102-8.el8.2.x86_64.rpm: ヘッダー V3 RSA/SHA256 Signature、鍵 ID 2f86d6a1: NOKEY
Extra Packages for Enterprise Linux 8 - x86_64  1.6 MB/s | 1.6 kB     00:00    
GPG 鍵 0x2F86D6A1 をインポート中:
 Userid     : "Fedora EPEL (8) <epel@fedoraproject.org>"
 Fingerprint: 94E2 79EB 8D8F 25B2 1810 ADF1 21EA 45AB 2F86 D6A1
 From       : /etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-EPEL-8

これでよろしいですか? [y/N]: y
:
インストール済み:
  ibus-mozc-2.23.2815.102-8.el8.2.x86_64    mozc-2.23.2815.102-8.el8.2.x86_64   
  protobuf-3.5.0-7.el8.x86_64               zinnia-0.06-46.el8.x86_64           
  zinnia-tomoe-ja-0.06-46.el8.x86_64       

完了しました!

→各パッケージに「epel」が付いていることに注目。 そして、「Fedora EPEL (8)」のGPG キーがインポートされました。

画面右上の「電源」ボタン→ユーザ名→ログアウト(隠れてます)→ログアウト

パスワードを入れて、ログイン

-

入力メソッドの切り替え:

Windows + A」→設定 →「地域と言語」タブ →入力ソース

- 日本語

- 日本語(かな漢字)

↓ 変更(削除して追加)

- 日本語

- 日本語 (Mozc)

ログアウト →ログイン

-

テキストエディタにて、「Windows + スペース」→「Mozc」に切り替え。

あとは、「半角/全角」キーで日本語オン/オフできます。

-

日本語オン/オフ を別々のキーに割当て:

パネルの「あ」アイコンをクリック →ツール →プロパティ →「Mozc プロパティ」画面→「一般」タブ→「初期値に戻す」 →OK

→キー設定の選択: →「カスタム」を選んで右の「編集」をクリック。

→「Mozc キー設定」画面(ウィンドウは広げると作業しやすいです)

左下の「編集」→「定義済みのキーマップからインポート」→「MS-IME」→OK

「編集」にて、

- 「ひらがな」キーで「IME オン」→日本語

-  「無変換」キーで「IME オフ」→英語

となるように、キーの割当てを数箇所変えました。

(mozc は入力メソッドのオン、オフを割当てできるのが利点です)

→日本語入力できました。誤変換は前よりも少なくなりました。

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削除しまくり:

削除 1: 使わない国の入力メソッド

$ sudo dnf remove ibus-hangul ibus-kkc ibus-libpinyin ibus-libzhuyin ibus-m17n ibus-typing-booster
:
削除済み:
  cldr-emoji-annotation-33.1.0_0-1.el8.noarch
  google-noto-emoji-color-fonts-20180508-4.el8.noarch
  ibus-hangul-1.5.1-4.el8.x86_64
  ibus-kkc-1.5.22-9.el8.x86_64
  ibus-libpinyin-1.10.0-1.el8.x86_64
  ibus-libzhuyin-1.8.93-1.el8.x86_64
  ibus-m17n-1.3.4-26.el8.x86_64
  ibus-typing-booster-2.1.0-3.el8.noarch
  kyotocabinet-libs-1.2.76-17.el8.x86_64
  libgee-0.20.1-1.el8.x86_64
  libhangul-0.1.0-16.el8.x86_64
  libkkc-0.3.5-12.el8.x86_64
  libkkc-common-0.3.5-12.el8.noarch
  libkkc-data-1:0.2.7-12.el8.x86_64
  libpinyin-2.2.0-1.el8.x86_64
  libpinyin-data-2.2.0-1.el8.x86_64
  libzhuyin-2.2.0-1.el8.x86_64
  m17n-db-1.8.0-3.el8.noarch
  m17n-lib-1.8.0-2.el8.x86_64
  marisa-0.2.4-36.el8.x86_64
  python3-enchant-2.0.0-3.el8.noarch
  skkdic-20170102-4.T1100.el8.noarch
  unicode-ucd-11.0.0-1.el8.noarch

-

削除 2: 使わない国のフォント

$ sudo dnf remove google-noto-sans-lisu-fonts google-noto-sans-mandaic-fonts google-noto-sans-meetei-mayek-fonts google-noto-sans-sinhala-fonts google-noto-sans-tagalog-fonts google-noto-sans-tai-tham-fonts google-noto-sans-tai-viet-fonts
:
削除済み:
  google-noto-fonts-common-20161022-7.el8.noarch
  google-noto-sans-lisu-fonts-20161022-7.el8.noarch
  google-noto-sans-mandaic-fonts-20161022-7.el8.noarch
  google-noto-sans-meetei-mayek-fonts-20161022-7.el8.noarch
  google-noto-sans-sinhala-fonts-20161022-7.el8.noarch
  google-noto-sans-tagalog-fonts-20161022-7.el8.noarch
  google-noto-sans-tai-tham-fonts-20161022-7.el8.noarch
  google-noto-sans-tai-viet-fonts-20161022-7.el8.noarch

-

削除 3: 使わない国のフォント

$ sudo dnf remove lohit-assamese-fonts lohit-bengali-fonts lohit-devanagari-fonts lohit-gujarati-fonts lohit-kannada-fonts lohit-odia-fonts lohit-tamil-fonts lohit-telugu-fonts
:
削除済み:
  lohit-assamese-fonts-2.91.5-3.el8.noarch
  lohit-bengali-fonts-2.91.5-3.el8.noarch
  lohit-devanagari-fonts-2.95.4-3.el8.noarch
  lohit-gujarati-fonts-2.92.4-3.el8.noarch
  lohit-kannada-fonts-2.5.4-3.el8.noarch
  lohit-odia-fonts-2.91.2-3.el8.noarch
  lohit-tamil-fonts-2.91.3-3.el8.noarch
  lohit-telugu-fonts-2.5.5-3.el8.noarch 

-

削除 4: 使わない国のフォント

$ sudo dnf remove aajohan-comfortaa-fonts jomolhari-fonts khmeros-base-fonts khmeros-fonts-common sil-abyssinica-fonts sil-padauk-fonts sil-mingzat-fonts sil-nuosu-fonts smc-meera-fonts thai-scalable-fonts-common thai-scalable-waree-fonts
:
削除済み:
  jomolhari-fonts-0.003-24.el8.noarch
  khmeros-base-fonts-5.0-25.el8.noarch
  khmeros-fonts-common-5.0-25.el8.noarch
  sil-abyssinica-fonts-1.200-13.el8.noarch
  sil-nuosu-fonts-2.1.1-14.el8.noarch
  sil-padauk-fonts-3.003-1.el8.noarch
  smc-fonts-common-6.1-10.el8.noarch
  smc-meera-fonts-6.1-10.el8.noarch
  thai-scalable-fonts-common-0.6.5-1.el8.noarch
  thai-scalable-waree-fonts-0.6.5-1.el8.noarch

-

残したフォント:

$ dnf list google-noto-sans-*
:
インストール済みパッケージ
google-noto-sans-cjk-ttc-fonts.noarch

-

最終的なフォントの確認:

$ dnf list *fonts*

他にも使わないフォントはあるだろうし、システム更新やオフィスなどのパッケージのインストールで復活するフォントもあります。

-


現在の入力メソッド関連のパッケージを確認:

$ dnf list ibus-*
:
インストール済みパッケージ
ibus-gtk2.x86_64                           1.5.19-11.el8              @AppStream
ibus-gtk3.x86_64                           1.5.19-11.el8              @AppStream
ibus-libs.x86_64                           1.5.19-11.el8              @AppStream
ibus-mozc.x86_64                           2.23.2815.102-8.el8.2      @epel     
ibus-setup.noarch                          1.5.19-11.el8              @AppStream

→別のパッケージを入れると ibus-kkc は復活したりします。削除しても放おっておいても OK

-

$ dnf list *mozc*
:
インストール済みパッケージ
ibus-mozc.x86_64                   2.23.2815.102-8.el8.2                   @epel
mozc.x86_64                        2.23.2815.102-8.el8.2                   @epel

-


GNOME 端末」の起動時のウィンドウサイズを変更:

横幅がせまくて、縦が長い方が、投稿に利用するには使いやすいです。 広く使いたいときは、画面の右端もしくは上端にでもぶつければ OK

右上の横三棒→設定→「名前なし」タブ→「文字」タブ→文字の外観

起動時の端末サイズ: 80 列  24 列
↓
起動時の端末サイズ: 80 列  52 列

-


「gedit」の設定

挿入する日付/時刻の書式を設定:

右上の横三棒 →設定 →プラグイン →日付/時刻の挿入 →設定

その他: %Y-%m-%d %H:%M

右上の横三棒 →ツール→「Insert Date and Time...」

2020-07-25 18:48

-


「geany」のインストール

  • 「epel」リポジトリの追加でインストールできました。
$ sudo dnf install geany
:
インストール中:
 geany                  x86_64         1.36-3.el8            epel         2.6 M
依存関係のインストール中:
 geany-libgeany         x86_64         1.36-3.el8            epel         1.2 M

$ sudo dnf install geany-themes
:
インストール中:
 geany-themes          noarch          1.27-8.el8           epel           28 k

$ geany --version
geany 1.36 (Apr  8 2020 以降に次を使用してビルドGTK 3.22.30, GLib 2.56.4)

Fedora と同じように日本語入力の候補窓が左端になります。でも、CentOS では日本語入力できました。

ちなみに、「geany」はQt アプリではありませんが、Fedora 32 のwayland だと、日本語の候補窓が点滅して日本語入力できません。

-

テーマの設定:

表示 →色の設定 →「Monokai」

-

挿入する時刻のフォーマットを設定:

編集 →日付を挿入 →任意の日付書式を設定 →「%Y-%m-%d %H:%M」→OK

-

日付/時刻を挿入するには

編集 →日付を挿入 →任意の日付書式を使用する

2020-07-25 18:51

-


「kolourpaint」のインストール

  • 「epel」リポジトリの追加でインストールできました。

個人的によく使う画像加工処理ソフトです。画像を右クリックして起動することが多いです。

$ sudo dnf install kolourpaint

→Qt アプリです。依存でたくさんのパッケージが入りました。

-

Qt アプリの「KolourPaint」にて日本語入力できました

「geany」で日本語入力できたので、もしかしたらと思い、 「KolourPaint」にてテキストボックスへ日本語入力したらできました。

ちなみに、Fedora 32 のwayland だと、日本語入力できません。

もしかしたら、Wayland で、Qt アプリで日本語入力できない問題は「CentOS」では発生しないかもしれません。

→Qt アプリのテキストエディタの多くがリポジトリになく「インストールできない」ので確認できません。

-

やっぱり、端末でバージョン表示させると警告が出ます

$ kolourpaint --version
Warning: Ignoring XDG_SESSION_TYPE=wayland on Gnome. Use QT_QPA_PLATFORM=wayland to run on Wayland anyway.
kolourpaint 19.12.2

Bug 1732129 - Qt Wayland By Default On Gnome を参照:

Gnome のWayland セッションでのみ、Qt アプリケーションに問題が発生します。 KDE プラズマ Wayland や Xorg 環境では発生しません。 「qt5-qtbase」モジュールを変更する必要があります。(Fedora 31 で報告されていますが、解決はまだみたい)

-


「qpdfview」のインストール(失敗)

個人的によく使うPDF ビュワーです。 表紙付きの見開きで、読む方向を指定できるのが利点。この機能が両方あるビュワーは少ないです。

$ sudo dnf install qpdfview
:
No match for argument: qpdfview
エラー: 一致するものが見つかりません: qpdfview

→「epel」リポジトリにありません。

しかたないので「qpdfview」の代わりに「okular」をインストールしてみました。(下記)

-


「okular」のインストール

  • 「epel」リポジトリの追加でインストールできました。(注意点あり)
$ sudo dnf install okular
:
 問題: package okular-19.12.3-2.el8.x86_64 requires okular-part(x86-64) = 19.12.3-2.el8, but none of the providers can be installed
  - conflicting requests
  - nothing provides libpoppler-qt5.so.1()(64bit) needed by okular-part-19.12.3-2.el8.x86_64

→依存する libpoppler-qt5.so.1()(64bit) がインストールできない問題があると表示されます。

libpoppler への依存関係が壊れており、okular をインストールできません。ファイル配置のミス。

修正後:

okular-19.12.3-2.el8.x86_64

すでに修正されて「epel」に反映されています。

-

現在 有効なリポジトリを確認:

$ dnf repolist
repo id            repo の名前
AppStream          CentOS-8 - AppStream
BaseOS             CentOS-8 - Base
code               Visual Studio Code
epel               Extra Packages for Enterprise Linux 8 - x86_64
epel-modular       Extra Packages for Enterprise Linux Modular 8 - x86_64
extras             CentOS-8 - Extras

現在 有効ではない(無効の)リポジトリを確認:

$ dnf repolist --disabled
:
PowerTools         CentOS-8 - PowerTools

→これが原因。「Powertools」リポジトリが無効なため「poppler-qt5」が見つからないみたい。

-

「Powertools」リポジトリを有効にします:

$ sudo dnf config-manager --enable PowerTools

-

リポジトリが有効になったか確認:

$ dnf repolist
repo id            repo の名前
AppStream          CentOS-8 - AppStream
BaseOS             CentOS-8 - Base
PowerTools         CentOS-8 - PowerTools  ←(追加されました)
code               Visual Studio Code
epel               Extra Packages for Enterprise Linux 8 - x86_64
epel-modular       Extra Packages for Enterprise Linux Modular 8 - x86_64
extras             CentOS-8 - Extras

-

okular のインストール前の確認:

$ sudo dnf list okular
CentOS-8 - AppStream                            2.6 MB/s | 5.8 MB     00:02
CentOS-8 - Base                                 2.2 MB/s | 2.2 MB     00:01
CentOS-8 - Extras                               9.1 kB/s | 7.0 kB     00:00
CentOS-8 - PowerTools                           1.8 MB/s | 1.9 MB     00:01 ←(重要)
Extra Packages for Enterprise Linux Modular 8 - 141 kB/s |  82 kB     00:00
Extra Packages for Enterprise Linux 8 - x86_64  4.1 MB/s | 7.4 MB     00:01
Visual Studio Code                               85 kB/s | 5.0 MB     01:00
利用可能なパッケージ
okular.x86_64                         19.12.3-2.el8                         epel

-

okular のインストール:

$ sudo dnf install okular
:
インストール中:
 okular                         x86_64   19.12.3-2.el8       epel         4.4 M
依存関係のインストール中:
 accounts-qml-module            x86_64   0.7-1.el8           epel          87 k
 exiv2-libs                     x86_64   0.27.2-5.el8        AppStream    851 k
 kaccounts-integration          x86_64   19.12.2-3.el8       epel         104 k
 kdegraphics-mobipocket         x86_64   19.12.2-1.el8       epel          47 k
 kf5-kactivities                x86_64   5.68.0-1.el8        epel         152 k
 kf5-kdeclarative               x86_64   5.68.0-1.el8        epel         297 k
 kf5-kjs                        x86_64   5.68.0-1.el8        epel         326 k
 kf5-kpackage                   x86_64   5.68.0-1.el8        epel         227 k
 kf5-kpty                       x86_64   5.68.0-2.el8        epel          77 k
 kf5-libkexiv2                  x86_64   19.12.2-1.el8       epel         157 k
 kf5-purpose                    x86_64   5.68.0-1.el8.1      epel         433 k
 kf5-threadweaver               x86_64   5.68.0-1.el8        epel          81 k
 libaccounts-glib               x86_64   1.23-8.el8          epel          86 k
 libaccounts-qt5                x86_64   1.16-1.el8          epel          64 k
 libmarkdown                    x86_64   2.2.4-2.el8         epel          49 k
 okular-libs                    x86_64   19.12.3-2.el8       epel         375 k
 okular-part                    x86_64   19.12.3-2.el8       epel         1.8 M
 phonon-qt5                     x86_64   4.11.1-3.el8        epel         313 k
 poppler-qt5                    x86_64   0.66.0-26.el8       PowerTools   208 k ←(重要)
 qca-qt5                        x86_64   2.2.1-3.el8         epel         458 k
 qt5-qtspeech                   x86_64   5.12.8-1.el8        epel          45 k
 signon                         x86_64   8.60-5.el8          epel         415 k
 signon-plugin-oauth2           x86_64   0.22-9.el8          epel          79 k
弱い依存関係のインストール中:
 exiv2                          x86_64   0.27.2-5.el8        AppStream    1.0 M
 phonon-qt5-backend-gstreamer   x86_64   2:4.10.0-1.el8      epel         181 k
 qca-qt5-ossl                   x86_64   2.2.1-3.el8         epel         107 k
 qt5-qtspeech-speechd           x86_64   5.12.8-1.el8        epel          28 k

-

インストールされたか確認:

$ sudo dnf list okular
:
インストール済みパッケージ
okular.x86_64                        19.12.3-2.el8                         @epel

→インストールされました。

-

バージョン表示で警告が出るかの確認:

$ okular --version
Warning: Ignoring XDG_SESSION_TYPE=wayland on Gnome. Use QT_QPA_PLATFORM=wayland to run on Wayland anyway.
okular 1.9.3

→Qt アプリです。警告が表示されます。

-

okular が日本の雑誌に使えるか確認:

Ctrl+M でメニューバーの表示/非表示の切り替えができます。これを覚えておけばあとは何とかなります。

表紙付きの見開き表示はできます。ただし、読む方向が指定できません。左から右への固定です。 日本の雑誌や書籍の場合に問題になりそう。自炊したコミック本(表紙と本文の間がバラバラ)とか、見開きが左右ズレてしまう本があるかもしれません。

-


「ドキュメントビュワー」の使い方の注意点

注意点は、ツールバーで「ページに合わせる」とかに設定したら、ウィンドウの空き部分を一度クリックしておかないと、ページ操作がうまく行きません。設定値がいじられてしまいます。

見開きページに設定したとき、「奇数ページを左に」にチェックするか、しないかで見開きのズレを調整できます。

読む方向の指定はありません。最後のページに飛んで、逆から読めばなんとかなるのか、テストできるPDF がないので、今のところ未確認。

-


しばらく使って気付いたこと

1. CentOS では、Fedora よりもインストールできるアプリは限られます

「epel」リポジトリを追加しても、インストールできないアプリがありました:

-

2. CentOS では、goup install でインストールできるグループは少なめです

CentOS に「epel」リポジトリを追加したとき:

$ dnf group list
:
利用可能な環境グループ:
   サーバー (GUI 使用)
   サーバー
   最小限のインストール
   KDE Plasma デスクトップワークスペース  ←(追加)
   仮想化ホスト
インストール済みの環境グループ:
   ワークステーション
   カスタムオペレーティングシステム
インストール済みのグループ:
   開発ツール
   グラフィカル管理ツール
   システムツール
利用可能なグループ:
   コンテナー管理
   .NET Core 開発
   RPM 開発ツール
   ヘッドレス管理
   レガシーな UNIX 互換性
   ネットワークサーバー
   科学的サポート
   セキュリティーツール
   スマートカードサポート
   Fedora パッケージャ
   Xfce          ←(追加)

→「epel」リポジトリの追加で、(追加)のデスクトップ環境が 2つ増えました。 でも、「python-classroom」がないのは惜しいところ

-


CentOSリポジトリ:

現在利用できるリポジトリを全て表示:

$ dnf repolist all

repo id                        repo の名前                                状態
AppStream                      CentOS-8 - AppStream                       有効化
AppStream-source               CentOS-8 - AppStream Sources               無効化
BaseOS                         CentOS-8 - Base                            有効化
BaseOS-source                  CentOS-8 - BaseOS Sources                  無効化
Devel                          CentOS-8 - Devel WARNING! FOR BUILDROOT US 無効化
HighAvailability               CentOS-8 - HA                              無効化
PowerTools                     CentOS-8 - PowerTools                      有効化
base-debuginfo                 CentOS-8 - Debuginfo                       無効化
c8-media-AppStream             CentOS-AppStream-8 - Media                 無効化
c8-media-BaseOS                CentOS-BaseOS-8 - Media                    無効化
centosplus                     CentOS-8 - Plus                            無効化
centosplus-source              CentOS-8 - Plus Sources                    無効化
code                           Visual Studio Code                         有効化
cr                             CentOS-8 - cr                              無効化
epel                           Extra Packages for Enterprise Linux 8 - x8 有効化
epel-debuginfo                 Extra Packages for Enterprise Linux 8 - x8 無効化
epel-modular                   Extra Packages for Enterprise Linux Modula 有効化
epel-modular-debuginfo         Extra Packages for Enterprise Linux Modula 無効化
epel-modular-source            Extra Packages for Enterprise Linux Modula 無効化
epel-playground                Extra Packages for Enterprise Linux 8 - Pl 無効化
epel-playground-debuginfo      Extra Packages for Enterprise Linux 8 - Pl 無効化
epel-playground-source         Extra Packages for Enterprise Linux 8 - Pl 無効化
epel-source                    Extra Packages for Enterprise Linux 8 - x8 無効化
epel-testing                   Extra Packages for Enterprise Linux 8 - Te 無効化
epel-testing-debuginfo         Extra Packages for Enterprise Linux 8 - Te 無効化
epel-testing-modular           Extra Packages for Enterprise Linux Modula 無効化
epel-testing-modular-debuginfo Extra Packages for Enterprise Linux Modula 無効化
epel-testing-modular-source    Extra Packages for Enterprise Linux Modula 無効化
epel-testing-source            Extra Packages for Enterprise Linux 8 - Te 無効化
extras                         CentOS-8 - Extras                          有効化
extras-source                  CentOS-8 - Extras Sources                  無効化
fasttrack                      CentOS-8 - fasttrack                       無効化
  • Visual Studio Code は、手動で追加したリポジトリです。

  • PowerTools は、「okular」アプリのインストールに必要なので有効化しました。

  • CentOS Plus は、デフォルトで無効化されています。

  • epel (Extra Packages for Enterprise Linux) は、Fedora 提供のリポジトリで、インストールして有効化しました。やり方は記述しています。オススメ。

  • リポジトリの概要は、下記が参考になります。感謝。:

CentOS 7のパブリックミラーサイトのディレクトリ構成

-


削除しまくり:

使わない入力メソッド関連の削除:

$ sudo dnf remove ibus-hangul ibus-kkc ibus-libpinyin ibus-libzhuyin ibus-m17n ibus-typing-booster
:
削除済み:
  cldr-emoji-annotation-33.1.0_0-1.el8.noarch
  google-noto-emoji-color-fonts-20180508-4.el8.noarch
  ibus-hangul-1.5.1-4.el8.x86_64
  ibus-kkc-1.5.22-9.el8.x86_64
  ibus-libpinyin-1.10.0-1.el8.x86_64
  ibus-libzhuyin-1.8.93-1.el8.x86_64
  ibus-m17n-1.3.4-26.el8.x86_64
  ibus-typing-booster-2.1.0-3.el8.noarch
  kyotocabinet-libs-1.2.76-17.el8.x86_64
  libgee-0.20.1-1.el8.x86_64
  libhangul-0.1.0-16.el8.x86_64
  libkkc-0.3.5-12.el8.x86_64
  libkkc-common-0.3.5-12.el8.noarch
  libkkc-data-1:0.2.7-12.el8.x86_64
  libpinyin-2.2.0-1.el8.x86_64
  libpinyin-data-2.2.0-1.el8.x86_64
  libzhuyin-2.2.0-1.el8.x86_64
  m17n-db-1.8.0-3.el8.noarch
  m17n-lib-1.8.0-2.el8.x86_64
  marisa-0.2.4-36.el8.x86_64
  python3-enchant-2.0.0-3.el8.noarch
  skkdic-20170102-4.T1100.el8.noarch
  unicode-ucd-11.0.0-1.el8.noarch

確認:

$ dnf list ibus-*
:
インストール済みパッケージ
ibus-gtk2.x86_64                           1.5.19-11.el8              @AppStream
ibus-gtk3.x86_64                           1.5.19-11.el8              @AppStream
ibus-libs.x86_64                           1.5.19-11.el8              @AppStream
ibus-mozc.x86_64                           2.23.2815.102-8.el8.2      @epel
ibus-setup.noarch                          1.5.19-11.el8              @AppStream

使わないフォントの削除 1:

$ sudo dnf remove google-noto-sans-lisu-fonts google-noto-sans-mandaic-fonts google-noto-sans-meetei-mayek-fonts google-noto-sans-sinhala-fonts google-noto-sans-tagalog-fonts google-noto-sans-tai-tham-fonts google-noto-sans-tai-viet-fonts
:
削除済み:
  google-noto-fonts-common-20161022-7.el8.noarch
  google-noto-sans-lisu-fonts-20161022-7.el8.noarch
  google-noto-sans-mandaic-fonts-20161022-7.el8.noarch
  google-noto-sans-meetei-mayek-fonts-20161022-7.el8.noarch
  google-noto-sans-sinhala-fonts-20161022-7.el8.noarch
  google-noto-sans-tagalog-fonts-20161022-7.el8.noarch
  google-noto-sans-tai-tham-fonts-20161022-7.el8.noarch
  google-noto-sans-tai-viet-fonts-20161022-7.el8.noarch

確認:

$ dnf list google-noto-sans-*
:
インストール済みパッケージ
google-noto-sans-cjk-ttc-fonts.noarch

使わないフォントの削除 2:

$ sudo dnf remove lohit-assamese-fonts lohit-bengali-fonts lohit-devanagari-fonts lohit-gujarati-fonts lohit-kannada-fonts lohit-odia-fonts lohit-tamil-fonts lohit-telugu-fonts
:
削除済み:
  lohit-assamese-fonts-2.91.5-3.el8.noarch
  lohit-bengali-fonts-2.91.5-3.el8.noarch
  lohit-devanagari-fonts-2.95.4-3.el8.noarch
  lohit-gujarati-fonts-2.92.4-3.el8.noarch
  lohit-kannada-fonts-2.5.4-3.el8.noarch
  lohit-odia-fonts-2.91.2-3.el8.noarch
  lohit-tamil-fonts-2.91.3-3.el8.noarch
  lohit-telugu-fonts-2.5.5-3.el8.noarch 

使わないフォントの削除 3:

$ sudo dnf remove aajohan-comfortaa-fonts jomolhari-fonts khmeros-base-fonts khmeros-fonts-common sil-abyssinica-fonts sil-padauk-fonts sil-mingzat-fonts sil-nuosu-fonts smc-meera-fonts thai-scalable-fonts-common thai-scalable-waree-fonts
:
削除済み:
  jomolhari-fonts-0.003-24.el8.noarch
  khmeros-base-fonts-5.0-25.el8.noarch
  khmeros-fonts-common-5.0-25.el8.noarch
  sil-abyssinica-fonts-1.200-13.el8.noarch
  sil-nuosu-fonts-2.1.1-14.el8.noarch
  sil-padauk-fonts-3.003-1.el8.noarch
  smc-fonts-common-6.1-10.el8.noarch
  smc-meera-fonts-6.1-10.el8.noarch
  thai-scalable-fonts-common-0.6.5-1.el8.noarch
  thai-scalable-waree-fonts-0.6.5-1.el8.noarch

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最終確認:

$ dnf list *fonts*

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まとめ

CentOS はサーバーとして使われることが多いためか、インストーラに以前あった「ワークステーション」の項目は消えています。サーバーでGNOME の機能を入れるのとは少し違うと思うので、デスクトップ環境をメインで使いたいときは分かりづらいかも。

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CentOS 8 からは dnf コマンドが使えるので操作感はFedora と同じです。ただし、リポジトリが違うのでアプリのインストールには苦労します(欲しいアプリが簡単にはインストールできない…)。

Fedoraリポジトリの一部を流用できるしくみ(epel リポジトリ)があり助かりますが、それでも少ないです。欲しかったらビルドかな…。

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Fedora をインストールして慣れていたので、CentOS にも入りやすかったです。 どちらにしても、一度使える環境にすれば、安定動作と長期サポートは魅力です。

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