Linux あれこれ

Linux 関連の備忘録です。

「AlmaLinux 9.0」に「ibus-mozc」をインストール〈H154-3〉

登録日: 2022-06-23 更新日: 2022-06-23

RHEL クローンで、 最新の「AlmaLinux 9.0」をVirtualBox にインストールして、「GNOME」デスクトップ環境を追加しました。

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今回は、前回 の続きで、日本語入力に「ibus-mozc」をインストールしてみました。その備忘録です。

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RHEL 9 互換なので、「Rocky Linux 9」や「CentOS Stream 9」でも同じようにインストールできると思います。

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使用したPC は「ASUS Chromebox CN60 」で、プロセッサは第4世代の「Intel Celeron 2955U 」です。

UEFI 立ち上げ」のPC です。

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(注)リンクを戻るときはブラウザの左上の「←」をクリック

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目次

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前回の作業:

VirtualBox に「AlmaLinux 9.0」をインストール〈H154〉

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操作の参考:

  1. 「rpm」コマンドの使い方:

  2. 「dpkg」コマンドの使い方:

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アプリ のインストール:

  1. rpm で「ibus-mozc」をインストール:

  2. 日本語入力を「ibus-mozc」に変更:

  3. システム更新で、影響が出ないか確認:

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「SELinux」の保護機能で、アプリが起動されないときの対処:

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「まとめ へ」

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「目次詳細 へ」

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「AlmaLinux 9.0」のGNOME デスクトップ

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「スタンダード(Wayland)」セッションの「GNOME」デスクトップ画面:

→インストール時に「ワークステーション」を選びました。

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VirtualBox にて、ログイン時に画面解像度が「1024x768」にリセットされる「RHEL 9」の不具合? があるので、回避策として「Guest Additoons CD」をインストールしました。

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「AlmaLinux」について:

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公式サイト:

AlmaLinux

抜粋:

AlmaLinux OS は、CentOS Linux 安定版リリースの廃止によって残された溝を埋めるための、オープンソースのコミュニティ主導の Linux オペレーティングシステムで、RHEL の 1:1 のバイナリ レベルで完全に互換なクローンです。

CloudLinux Inc. から支援を受けています。

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AlmaLinux 9.0 の現在のバージョンを表示:

2022-06-21 現在

カーネル:

$ uname -r
5.14.0-70.13.1.el9_0.x86_64

カーネルのバージョンは「CentOS Stream 9」よりも遅れています。

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リリース:

$ cat /etc/almalinux-release
AlmaLinux release 9.0 (Emerald Puma)

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ホストOS : Xubuntu 20.04.4 LTS

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Xubuntu 20.04.4 LTS の現在のバージョンを表示:

2022-06-21 現在

カーネル:

$ uname -r
5.13.0-51-generic

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リリース:

$ cat /etc/lsb-release
DISTRIB_ID=Ubuntu
DISTRIB_RELEASE=20.04
DISTRIB_CODENAME=focal
DISTRIB_DESCRIPTION="Ubuntu 20.04.4 LTS"

→ひとつ前のリリースを使う、安定志向のポイントリリース版(延命版)です。 ポイントリリースの番号がひとつアップ (20.04.4) しました。

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「Workstation」グループでインストールされる「ibus-anthy」について:

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Fedora 36」の「ibus-anthy」は学習能力があったと思いますが、
Fedora 34」を反映した「RHEL 9」の「ibus-anthy」はバージョンが低く、自動で辞書は鍛えられず、誤変換の繰り返しです。

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epel リポジトリを有効にしただけでは、dnf ではインストールできません。

rpm でインストールしました。

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1. まずは、rpm で「ibus-mozc」の依存の「mozc」をインストール:

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rpm の検索:

Fedora 34 for x86_64 mozc-2.25.4190.102-5.fc34.x86_64.rpm

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選ぶときのリポジトリによって、要求される「libstdc++」のバージョンが違ってくるので注意:

$ dnf list libstdc++*
:
インストール済みパッケージ
libstdc++.x86_64          11.2.1-9.4.el9.alma     @baseos   
libstdc++-devel.x86_64    11.2.1-9.4.el9.alma     @appstream

→現在のシステムに入っている上記のバージョンだと、「Fedora 36」のリポジトリの「mozc」を使うと依存が解決せず、インストールできませんでした。

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依存情報:

https://rpmfind.net/linux/RPM/fedora/34/x86_64/m/mozc-2.25.4190.102-5.fc34.x86_64.html

抜粋:

Requires(必要なパッケージ):

    emacs-filesystem >= 27.2
    ld-linux-x86-64.so.2()(64bit)
    ld-linux-x86-64.so.2(GLIBC_2.3)(64bit)
    libQt5Core.so.5()(64bit)
    libQt5Core.so.5(Qt_5)(64bit)
    libQt5Core.so.5(Qt_5.15)(64bit)
    libQt5Gui.so.5()(64bit)
    libQt5Gui.so.5(Qt_5)(64bit)
    libQt5Widgets.so.5()(64bit)
    libQt5Widgets.so.5(Qt_5)(64bit)
    libc.so.6()(64bit)
    libc.so.6(GLIBC_2.14)(64bit)
    libc.so.6(GLIBC_2.15)(64bit)
    libc.so.6(GLIBC_2.17)(64bit)
    libc.so.6(GLIBC_2.2.5)(64bit)
    libc.so.6(GLIBC_2.3.2)(64bit)
    libc.so.6(GLIBC_2.3.4)(64bit)
    libc.so.6(GLIBC_2.32)(64bit)
    libc.so.6(GLIBC_2.33)(64bit)
    libc.so.6(GLIBC_2.7)(64bit)
    libgcc_s.so.1()(64bit)
    libgcc_s.so.1(GCC_3.4)(64bit)
    libm.so.6()(64bit)
    libm.so.6(GLIBC_2.2.5)(64bit)
    libm.so.6(GLIBC_2.29)(64bit)
    libprotobuf.so.25()(64bit)     ←(注目)
    libpthread.so.0()(64bit)
    libpthread.so.0(GLIBC_2.12)(64bit)
    libpthread.so.0(GLIBC_2.2.5)(64bit)
    libpthread.so.0(GLIBC_2.3.2)(64bit)
    libpthread.so.0(GLIBC_2.3.3)(64bit)
    libstdc++.so.6()(64bit)
    libstdc++.so.6(CXXABI_1.3)(64bit)
    libstdc++.so.6(CXXABI_1.3.5)(64bit)
    libstdc++.so.6(CXXABI_1.3.9)(64bit)
    libstdc++.so.6(GLIBCXX_3.4)(64bit)
    libstdc++.so.6(GLIBCXX_3.4.11)(64bit)
    libstdc++.so.6(GLIBCXX_3.4.14)(64bit)
    libstdc++.so.6(GLIBCXX_3.4.15)(64bit)
    libstdc++.so.6(GLIBCXX_3.4.17)(64bit)
    libstdc++.so.6(GLIBCXX_3.4.18)(64bit)
    libstdc++.so.6(GLIBCXX_3.4.20)(64bit)
    libstdc++.so.6(GLIBCXX_3.4.21)(64bit)
    libstdc++.so.6(GLIBCXX_3.4.29)(64bit)
    libstdc++.so.6(GLIBCXX_3.4.9)(64bit)
    rpmlib(CompressedFileNames) <= 3.0.4-1
    rpmlib(FileDigests) <= 4.6.0-1
    rpmlib(PayloadFilesHavePrefix) <= 4.0-1
    rpmlib(PayloadIsZstd) <= 5.4.18-1
    rtld(GNU_HASH)
    xemacs-filesystem >= 21.5      ←(注目)

-

1). 「mozc」のダウンロード:

$ cd ~/ダウンロード/rpm/
$ wget https://rpmfind.net/linux/fedora/linux/releases/34/Everything/x86_64/os/Packages/m/mozc-2.25.4190.102-5.fc34.x86_64.rpm
:
2022-06-22 13:50:22 (1.32 MB/s) - `mozc-2.25.4190.102-5.fc34.x86_64.rpm' へ保存完了 [14414437/14414437]

-

2). チェックサムの確認:

$ cd ~/ダウンロード/rpm/

$ sha256sum mozc-2.25.4190.102-5.fc34.x86_64.rpm
d6bb6fcd2a3b099c4d74c6eb15450498dfff8201d29a308ea85471968c8f6a45  mozc-2.25.4190.102-5.fc34.x86_64.rpm

→表示される値が違うときは、そのファイルを使ってはいけません。

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3). rpm パッケージの「mozc」のインストール:

$ sudo rpm -ivh mozc-2.25.4190.102-5.fc34.x86_64.rpm
:
警告: mozc-2.25.4190.102-5.fc34.x86_64.rpm: ヘッダー V4 RSA/SHA256 Signature、鍵 ID 45719a39: NOKEY
エラー: 依存性の欠如:
    libprotobuf.so.25()(64bit) は mozc-2.25.4190.102-5.fc34.x86_64 に必要とされています
    xemacs-filesystem >= 21.5 は mozc-2.25.4190.102-5.fc34.x86_64 に必要とされています

→「mozc」のインストールには、依存が 2つ必要。

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4). 「mozc」の依存の解決 1: 「libprotobuf.so.25()(64bit)」

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rpm の検索:

Fedora 34 for x86_64 protobuf-3.14.0-3.fc34.x86_64.rpm :

-

ちなみに、dnf で「protobuf」がインストールできますが、そのバージョンだと依存が解決できません:

$ dnf list protobuf
:
利用可能なパッケージ
protobuf.x86_64                3.14.0-9.el9       appstream  ←(使用不可)

-

(1). 「protobuf」のダウンロード:
$ cd ~/ダウンロード/rpm/
$ wget https://rpmfind.net/linux/fedora/linux/releases/34/Everything/x86_64/os/Packages/p/protobuf-3.14.0-3.fc34.x86_64.rpm
:
2022-06-22 14:00:02 (615 KB/s) - `protobuf-3.14.0-3.fc34.x86_64.rpm' へ保存完了 [1018583/1018583]

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(2). チェックサムの確認:
$ cd ~/ダウンロード/rpm/

$ sha256sum protobuf-3.14.0-3.fc34.x86_64.rpm
db753d892db144bc8ee8154620eb3be5c33332c8dd8123b708a0ddf364a214c9  protobuf-3.14.0-3.fc34.x86_64.rpm

→表示される値が違うときは、そのファイルを使ってはいけません。

-

(3). rpm パッケージの「protobuf」のインストール:
$ sudo rpm -ivh protobuf-3.14.0-3.fc34.x86_64.rpm
:
警告: protobuf-3.14.0-3.fc34.x86_64.rpm: 
  ヘッダー V4 RSA/SHA256 Signature、鍵 ID 45719a39: NOKEY
Verifying...                   ################################# [100%]
準備しています...                 ################################# [100%]
更新中 / インストール中...
   1:protobuf-3.14.0-3.fc34       ################################# [100%]

-


5). 「mozc」の依存の解決 2: 「xemacs-filesystem」

Fedora 34 for x86_64 xemacs-filesystem-21.5.34-39.20200331hge2ac728aa576.fc34.noarch.rpm :

-

(1). 「xemacs-filesystem」のダウンロード:
$ cd ~/ダウンロード/rpm/
$ wget https://rpmfind.net/linux/fedora/linux/releases/34/Everything/x86_64/os/Packages/x/xemacs-filesystem-21.5.34-39.20200331hge2ac728aa576.fc34.noarch.rpm
:
2022-06-22 14:06:55 (12.7 MB/s) - `xemacs-filesystem-21.5.34-39.20200331hge2ac728aa576.fc34.noarch.rpm' へ保存完了 [9719/9719]

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(2). チェックサムの確認:
$ cd ~/ダウンロード/rpm/

$ sha256sum xemacs-filesystem-21.5.34-39.20200331hge2ac728aa576.fc34.noarch.rpm
fa0937d91c312624b50d0fb77b210b2412c0e1910f8d7a4890793eaff9bed922  xemacs-filesystem-21.5.34-39.20200331hge2ac728aa576.fc34.noarch.rpm

→表示される値が違うときは、そのファイルを使ってはいけません。

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(3). rpm パッケージの「xemacs-filesystem」のインストール:
$ sudo rpm -ivh xemacs-filesystem-21.5.34-39.20200331hge2ac728aa576.fc34.noarch.rpm
:
警告: xemacs-filesystem-21.5.34-39.20200331hge2ac728aa576.fc34.noarch.rpm: 
  ヘッダー V4 RSA/SHA256 Signature、鍵 ID 45719a39: NOKEY
Verifying...                   ################################# [100%]
準備しています...                 ################################# [100%]
更新中 / インストール中...
   1:xemacs-filesystem-21.5.34-39.2020  ################################# [100%]

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6). rpm パッケージの「mozc」の再インストール:

$ sudo rpm -ivh mozc-2.25.4190.102-5.fc34.x86_64.rpm
:
警告: mozc-2.25.4190.102-5.fc34.x86_64.rpm: 
  ヘッダー V4 RSA/SHA256 Signature、鍵 ID 45719a39: NOKEY
Verifying...                   ################################# [100%]
準備しています...                 ################################# [100%]
更新中 / インストール中...
   1:mozc-2.25.4190.102-5.fc34    ################################# [100%]

→成功。

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7). 確認:

$ dnf list mozc
:
インストール済みパッケージ
mozc.x86_64           2.25.4190.102-5.fc34           @System

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2. rpm で「ibus-mozc」をインストール:

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rpm の検索:

Fedora 34 for x86_64 ibus-mozc-2.25.4190.102-5.fc34.x86_64.rpm :

→インストールした「mozc」のリポジトリに合わせました。

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1). 「ibus-mozc」のダウンロード:

$ cd ~/ダウンロード/rpm/
$ wget https://rpmfind.net/linux/fedora/linux/releases/34/Everything/x86_64/os/Packages/i/ibus-mozc-2.25.4190.102-5.fc34.x86_64.rpm
:
2022-06-22 14:23:12 (309 KB/s) - `ibus-mozc-2.25.4190.102-5.fc34.x86_64.rpm' へ保存完了 [367378/367378]

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2). チェックサムの確認:

$ cd ~/ダウンロード/rpm/

$ sha256sum ibus-mozc-2.25.4190.102-5.fc34.x86_64.rpm
ba29a77e8bf81f3f020c885532aeedf12cb485da05daaf95f617bdc6a2689e21  ibus-mozc-2.25.4190.102-5.fc34.x86_64.rpm

→表示される値が違うときは、そのファイルを使ってはいけません。

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3). 「ibus-mozc」のインストール:

$ sudo rpm -ivh ibus-mozc-2.25.4190.102-5.fc34.x86_64.rpm
:
警告: ibus-mozc-2.25.4190.102-5.fc34.x86_64.rpm: 
  ヘッダー V4 RSA/SHA256 Signature、鍵 ID 45719a39: NOKEY
Verifying...                   ################################# [100%]
準備しています...                 ################################# [100%]
更新中 / インストール中...
   1:ibus-mozc-2.25.4190.102-5.fc34 ################################# [100%]

→成功。

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4). インストールされたか確認:

$ dnf list ibus-mozc
:
インストール済みパッケージ
ibus-mozc.x86_64        2.25.4190.102-5.fc34         @System

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3. インストール後の日本語入力関連の確認:

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インストールされていた「ibus-anthy」を、前回の投稿で動くように設定しています。

なので、下記は「確認のみ」でOK です。

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ちなみに、「epel」リポジトリはそれ以前に有効化しています。

-

1). 日本語入力で必要なパッケージ一覧:

$ cd
$ dnf list ibus*
:
インストール済みパッケージ
ibus.x86_64                         1.5.25-2.el9  @appstream
ibus-anthy.x86_64                   1.5.13-1.el9  @appstream  ←(前回使用)
ibus-anthy-python.noarch            1.5.13-1.el9  @appstream
ibus-gtk2.x86_64                    1.5.25-2.el9  @appstream
ibus-gtk3.x86_64                    1.5.25-2.el9  @appstream
ibus-libs.x86_64                    1.5.25-2.el9  @appstream
ibus-mozc.x86_64                    2.25.4190.102-5.fc34
                                                  @System     ←(今回使用)
ibus-setup.noarch                   1.5.25-2.el9  @appstream

→「ibus-mozc」を使うことで、「ibus-anthy」は要らなくなりますが、 何かあったら使えるように削除せずに保留するつもり。

-

$ dnf list *mozc
:
インストール済みパッケージ
ibus-mozc.x86_64        2.25.4190.102-5.fc34         @System
mozc.x86_64             2.25.4190.102-5.fc34         @System

→epel リポジトリにないので、どちらも rpm で入れました。

- ちなみに、dnf で正規表現を使うときは、スクリプトが完ぺきではないようで、 「cd」でホームの位置にしておかないと、表示されないので注意。

-

2). ibus-mozc のインストールで入るべき依存パッケージの状態を確認:

$ dnf list pcre2-utf16 protobuf qt5-qtbase qt5-qtbase-common qt5-qtbase-gui xcb-util-image xcb-util-keysyms xcb-util-renderutil xcb-util-wm zinnia zinnia-tomoe-ja
:
インストール済みパッケージ
pcre2-utf16.x86_64             10.37-3.el9.1      @appstream
protobuf.x86_64                3.14.0-3.fc34      @System     ←(注目)
qt5-qtbase.x86_64              5.15.2-29.el9      @appstream
qt5-qtbase-common.noarch       5.15.2-29.el9      @appstream
qt5-qtbase-gui.x86_64          5.15.2-29.el9      @appstream
xcb-util-image.x86_64          0.4.0-19.el9       @appstream
xcb-util-keysyms.x86_64        0.4.0-17.el9       @appstream
xcb-util-renderutil.x86_64     0.3.9-20.el9       @appstream
xcb-util-wm.x86_64             0.4.1-22.el9       @appstream

利用可能なパッケージ
protobuf.x86_64                3.14.0-9.el9       appstream  ←(注目)

-

3). 上記で注目の、rpm で入れた「mozc」の依存パッケージを確認:

$ dnf list protobuf xemacs-filesystem
:
インストール済みパッケージ
protobuf.x86_64   3.14.0-3.fc34                           @System  ←(rpm)
xemacs-filesystem.noarch 
                  21.5.34-39.20200331hge2ac728aa576.fc34  @System  ←(rpm)

利用可能なパッケージ
protobuf.x86_64   3.14.0-9.el9                            appstream

→どちらも、「fc34」リポジトリrpm からインストールしました。バージョンが古いようです。

-

4). この状態で、dnf でシステム更新したら、どうなるかは、

ibus-mozc」で日本語入力できてから、確認の予定。

→一度インストールすれば、それ以降に更新されても動くのか、それとも、更新時にエラーになるのか、疑問。

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-


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4. 日本語入力を「ibus-mozc」に変更:

-

前の項番で、rpm を使って「ibus-mozc」をインストールしました。

使える準備ができたので、「ibus-anthy」→「ibus-mozc」に切り替えます。

-


1). 再起動

-


2). 「入力ソース」の設定を変更:

デスクトップの空きで右クリック →設定 →左の「Keyboard」タブ →入力ソース

-

「入力ソース」の設定を変更:

-

-

日本語
日本語(Anthy)

↓  「+」→日本語 →日本語(Mozc)→「追加」

日本語
日本語(Anthy)
日本語(Mozc)

↓  日本語(Anthy) →「縦三点」→「削除」

日本語
日本語(Mozc)

-

-


3). 任意: デフォルトの入力メソッドを切り替えるキーを「半角/全角」キーに割当て:

→前回、すでに設定済みです。確認のみ。

-

(1). デスクトップの空きで右クリック→「設定」→「Keyboard」→「Keyboard」画面

-

(2). 一番下までスクロール→「キーボードショートカット」

-

「Customize Shortcuts     >」をクリック

「 タイピング        >」をクリック

-

「 次の入力ソースへ切り替える  Super+space」をクリック

「ショートカットを設定」画面

「半角/全角」キー→「Zenkaku Hankaku」表示→「設定」

-

(3). 下記の表示に変わりました:

-

「 次の入力ソースへ切り替える  Zenkaku Hankaku」

-


4). 任意: 日本語オンとオフのキーを別々に割り当て:

- 「ひらがな」にて日本語オン(日本語入力)
- 「無変換」にて日本語オフ(英文字入力)

-

(1). パネルが「ja」だと右クリックは無効なので、「半角/全角」キーで「あ」にします

-

(2). パネルの「あ」を右クリック→「ツール」→「プロパティ」→「Mozc プロパティ」画面

-

(3). 「一般」タブ:

「初期値に戻す」 →OK

-

キー設定の選択: 「MS-IME」 →「カスタム」に変更、右の「編集」をクリック

→「Mozc キー設定」画面(ウィンドウの右下をドラッグして広げると作業しやすいです)

左下の「編集」→「定義済みのキーマップからインポート」→「MS-IME

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上段のタイトルの「入力キー」をクリックして、「入力キー」で並び替え:

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- 「入力キー」: Hiragana(ひらがな)キー →コマンド: 「IME を有効化」

- 「入力キー」: Muhenkan(無変換)キー  →コマンド: 「IME を無効化」

4つのモードとも、上記になるように変更しました:

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修正後 : 「2つのキー」 x 「4つのモード」→ 8 個の変更

(無変換キーの「直接入力」は存在しないので、エントリを追加しました。)

→「OK」

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→「適用」→「OK」

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→日本語入力できました。

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5. システム更新で、影響が出ないか確認:

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前の「項番 3 の 4)」で、同じパッケージが存在しており、dnf でシステム更新したら、どうなるか影響が心配だったので、システム更新を行って、影響を確認しました。

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1). rpm で入れた「mozc」の依存パッケージを確認:

$ dnf list protobuf
:
インストール済みパッケージ
protobuf.x86_64   3.14.0-3.fc34                           @System  ←(rpm)

利用可能なパッケージ
protobuf.x86_64   3.14.0-9.el9                            appstream

→「fc34」リポジトリrpm からインストールしました。バージョンが古いようです。

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問題なのは、公式のリポジトリに同じパッケージが存在しており、そちらのバージョンが高いこと。

→この状態で、dnf でシステム更新すると、

「一度インストールすれば、それ以降に更新されても動く」のか、
それとも「更新時にエラーになる」のか、わかりません。影響が心配です。

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2). 再起動:

$ reboot

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3). 日本語入力できることを確認してから、システム更新:

$ sudo dnf update
:
アップグレード:
 protobuf    x86_64    3.14.0-9.el9      appstream    1.0 M

これでよろしいですか? [y/N]: 

→やはり、更新の対象でした。

実行:

これでよろしいですか? [y/N]: y
パッケージのダウンロード:
protobuf-3.14.0-9.el9.x86_6 2.2 MB/s | 1.0 MB     00:00    
:
トランザクションを実行中
  準備             :                                    1/1 
  アップグレード中 : protobuf-3.14.0-9.el9.x86_64       1/2 
  整理             : protobuf-3.14.0-3.fc34.x86_64      2/2 
  scriptletの実行中: protobuf-3.14.0-3.fc34.x86_64      2/2 
  検証             : protobuf-3.14.0-9.el9.x86_64       1/2 
  検証             : protobuf-3.14.0-3.fc34.x86_64      2/2 

アップグレード済み:
  protobuf-3.14.0-9.el9.x86_64                              

完了しました!

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4). 確認:

$ dnf list protobuf
:
インストール済みパッケージ
protobuf.x86_64           3.14.0-9.el9            @appstream

rpm でインストールしたパッケージは削除されました。

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5). 再起動:

$ reboot

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6). 日本語入力できるか確認:

→日本語入力できました。

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7). 結論: 一度インストールすれば、それ以降に更新されても日本語入力できます

インストール時だけの問題だったようです。

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まとめ

「AlmaLinux 9.0」の日本語入力に「ibus-mozc」をrpm でインストールしました。

ibus-mozc」を使うことで前よりも誤変換が減ったので、日本語入力が楽になりました。

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RHEL 9 互換なので、「Rocky Linux 9」や「CentOS Stream 9」でも同じようにインストールできると思います。

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