Vagrant で、公式の「AlmaLinux 9.4」をインストール〈H154-6〉

登録日: 2024-10-10 更新日: 2024-10-18

前回までに、（ホストOS の）「Xubuntu 24.04.1 LTS」の「VirtualBox 7.0.18」の環境に、仮想マシンの管理ツール「Vagrant」(ベイグラント) と、その「プラグイン」を追加しました。

今までは、「Guest Additions」のインストールは手動で行っており、インストールが完了しても、個人的によく利用する「クリップボードの共有」機能が使えるようにならないことがよくありました。

それが、Vagrant に「プラグイン」を追加しておき、「仮想マシン」を立ち上げるだけで、自動で「Guest Additions」の依存の解決や、光学ドライブのマウント、インストールが行われ、欲しかった「クリップボードの共有」機能が使えるようになりました。インストールの成功率が高くて、楽なのが、Vagrant を使う個人的な「利点」です。

ちなみに、以前投稿の「AlmaLinux 9.0」に「ibus-mozc」をインストール〈H154-3〉にて、
rpm によるインストールを行うと、「依存」（depedency）のエラーが多発するとのコメントがありました。（コメントに感謝）

システム更新に伴う、rpm ファイルの依存関連の不整合かも。最新の「AlmaLinux 9.4」であれば依存の解決がしやすくなると思います。

今回は、最新の「AlmaLinux 9.4」の仮想マシンをVagrant で作成してから、「ibus-mozc」をインストールしました。

Vagrant を使わず、「VirtualBox」で仮想マシン（ユーザとパスワードは任意）を作成しても OK です。

その備忘録です。

RHEL 9.4 互換の、「Rocky Linux 9.4」や「CentOS Stream 9」でも参考になると思います。

使用したPC は、新しく購入したミニPC「MINISFORUM NAB5」です。プロセッサは「Core i5-12450H」で、メモリ 16GB、SSD 512GB です。

（注）リンクを戻るときはブラウザの左上の「←」をクリック
Android スマホであれば「ホーム」ボタン隣の「＜」をタップ

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Vagrant で「Almalinux 9.4」の「仮想マシン」を立ち上げ:

1). 公式「Box」の「almalinux/9」を「vagrant up」で立ち上げ:

「仮想マシン」画面に、「テキストログイン」の画面が表示:

→GUI の機能をインストールしていないときの「仮想マシン」の表示です:

2). 「GNOME」デスクトップ環境をインストール後:

GUI の「ログイン」画面が表示:

ログインすると、「デスクトップ」画面が表示:

「仮想マシン」画面を半分のサイズに拡大:

→「Guest Additions」のインストールがされていると使える機能です:

現在のバージョンを表示:

ホストOS : 「Xubuntu 24.04.1 LTS」

2024-10-10 現在

カーネル:

$ uname -r
6.8.0-45-generic

リリース:

$ cat /etc/lsb-release
:
DISTRIB_ID=Ubuntu
DISTRIB_RELEASE=24.04
DISTRIB_CODENAME=noble
DISTRIB_DESCRIPTION="Ubuntu 24.04.1 LTS"

→やっとですが、「24.04.1」に上がり、安定度が増しました。

「Vagrant」のバージョン:

$ vagrant --version
Vagrant 2.4.1

「vagrant-vbguest」プラグインのバージョン:

$ vagrant plugin list
vagrant-vbguest (0.32.0, global)

ゲストOS : 「Almalinux 9.4」

2024-10-10 現在

カーネル:

$ uname -r
5.14.0-427.37.1.el9_4.x86_64

→元になった、RHEL 9.4 は Linux カーネル 5.14 をベースにしています。
RHEL はサーバーで使われることが多いので、安定度重視で、Ubuntu よりカーネルは遅れています。

リリース:

$ cat /etc/system-release
AlmaLinux release 9.4 (Seafoam Ocelot)

→「Seafoam Ocelot」は開発コード名（総称）？です:

元になった、RHEL 9.4 は RHEL よりも先進的な機能を取り込んでいる Fedora 34 がベースです。

$ cat /etc/os-release
:
NAME="AlmaLinux"
VERSION="9.4 (Seafoam Ocelot)"
ID="almalinux"
ID_LIKE="rhel centos fedora"
VERSION_ID="9.4"
PLATFORM_ID="platform:el9"
PRETTY_NAME="AlmaLinux 9.4 (Seafoam Ocelot)"
ANSI_COLOR="0;34"
LOGO="fedora-logo-icon"
CPE_NAME="cpe:/o:almalinux:almalinux:9::baseos"
HOME_URL="https://almalinux.org/"
DOCUMENTATION_URL="https://wiki.almalinux.org/"
BUG_REPORT_URL="https://bugs.almalinux.org/"

ALMALINUX_MANTISBT_PROJECT="AlmaLinux-9"
ALMALINUX_MANTISBT_PROJECT_VERSION="9.4"
REDHAT_SUPPORT_PRODUCT="AlmaLinux"
REDHAT_SUPPORT_PRODUCT_VERSION="9.4"
SUPPORT_END=2032-06-01

→「ID_LIKE=」を見ると、CentOS 後継?（RHEL クローン）ということがわかります:

なので、サポート終了「SUPPORT_END=」は、2032-06-01 と長めです:
ちなみに、Red Hat 社のRHEL 9 のサポート終了は、2032-05-31 です:

--　--　--　--　--　--　--　--　--　--　--　--　--　--　--　--　--　--　--　--　--　--　--　--　

参考: 「AlmaLinux 9.4」はRHEL クローンで動作は同じでも、微妙に 100% ではありません:

$ dnf list gcc
:
Installed Packages
gcc.x86_64                    11.4.1-3.el9.alma.1             @appstream

→バージョンに含まれる「alma」に注目

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「VirtualBox」について:

「VirtualBox」は、Oracle が開発している「仮想マシン」を構築するためのソフトウェアです。

仮想マシンを使うことで、ハードウェアで問題となりそうなPC でも、最新のLinux ディストリビューションをインストールできる可能性が高くなります。

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「Vagrant」 (ベイグラント) について:

公式サイト:

Vagrant by HashiCorp

「仮想マシン」の管理や操作をコマンドで行うことが出来るようになるので、作業効率が上がる「フロントエンド」のソフトウェアです:

→詳細は、以前に投稿した「こちら」を参照:

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「AlmaLinux」について:

公式サイト:

AlmaLinux

抜粋:

AlmaLinux OS は CentOS Linux の安定版リリース終了によって生じたギャップを埋めるために作られた、オープンソースでコミュニティ主導の Linux オペレーティングシステムです。AlmaLinux OS は RHEL® とバイナリ互換性があるエンタープライズ Linux ディストリビューションで、コミュニティによって主導・構築されています。

継続的な開発作業は、コミュニティのメンバーにより管理されています。

ライブメディアイメージを入手したいとき:

　AlmaLinux 9 Live Images

→複数のデスクトップ環境（GNOME-Mini、GNOME、KDE、MATE、XFCE）のイメージから選んで、ダウンロード出来ます。

Vagrant Cloud の「Box」のサイトから AlmaLinux を入手したいとき:

　almalinux/9

→デフォルトのBox イメージに「デスクトップ」環境はインストールされていませんでした。

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1. Vagrant の公式サイトにて、目的の「Box」を検索:

公式の「Box」の検索サイト:

Discover Vagrant Boxes

「検索キー」の入れ方で、微妙に、表示される「Box」が変わります:

--　--　--　--　--　--　--　--　--　--　--　--　--　--　--　--　--　--　--　--　--　--　--　--　

「almaLinux」で検索:

「almalinux/8」もヒットしますが、今回は無視:

「almalinux/9」

Latest Version (9.4.20240805) から抜粋:

Vagrant でこのボックスを使用する方法:

Step 1:

Option 1: Vagrantfile を作成してボックスを開始する場合:

vagrant init almalinux/9 --box-version 9.4.20240805

Option 2: Vagrantfile を開き、内容を次のように置き換える場合:

Vagrant.configure("2") do |config|
  config.vm.box = "almalinux/9"
  config.vm.box_version = "9.4.20240805"
end

Step 2: 仮想マシンを起動:

vagrant up

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2. 「作業フォルダ」の作成:

作業フォルダに移動してコマンドを実行すると、コマンドで「仮想マシン名」や「id」番号を省略できます:

作業フォルダ名は分かりやすい名前にしました:

$ mkdir -p ~/ダウンロード/vm/alma/

→「-p」は誤操作防止のために付けています。

すでにフォルダが存在した場合、何もしません。なので、すでにあるフォルダを使う時は、フォルダ配下のファイルを消すか、別のフォルダ名にするのが無難です。

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3. 「Vagrantfile」を手動で作成:

個人的にオススメする設定:

→「仮想マシン」を作成するときに今までに発生した問題に対処したので、（GUI の）立ち上がる確率が上がっています:

ただし、GUI の「デスクトップ」環境の追加を前提にしているので、「ssh 接続」のみで使うには無駄が多いかも。

「Vagrantfile」を作成:

すでに「Vagrantfile」を作成していたら、nano であれば、

Ctrl+K を押し放しにすれば、すべて削除できます。

一部修正するより、Ctrl+C 後、マウスの中央ボタンで「すべて貼り付ける」のが楽です。

$ cd ~/ダウンロード/vm/alma/
$ nano Vagrantfile

↓ すべて貼付け:

# -*- mode: ruby -*-
# vi: set ft=ruby :

Vagrant.configure("2") do |config|
  config.vm.box = "almalinux/9"
  #config.vm.box_version = "9.4.20240805"
  config.vm.boot_timeout = 300
  #config.vm.boot_timeout = 60
  # ホストの作業フォルダ内の data フォルダと
  # 仮想マシン内の /vagrant_data フォルダを共有:
  # 指定のフォルダがない場合は、フォルダを作成:
  config.vm.synced_folder "./data", "/vagrant_data", create: true
  # デフォルトの共有フォルダを無効にします:
  config.vm.synced_folder ".", "/vagrant", disabled: true
  config.vm.provider "virtualbox" do |vb|
    # 仮想マシンの起動時に VirtualBox GUI を表示:
    vb.gui = true
    vb.memory = "2048"
    #vb.memory = "4096"
    vb.cpus = 2
    vb.customize ["modifyvm", :id, "--mouse", "usbtablet"] 
    #vb.customize ["modifyvm", :id, "--graphicscontroller", "vboxsvga"]
    vb.customize ["modifyvm", :id, "--graphicscontroller", "vmsvga"]
    vb.customize ["modifyvm", :id, "--accelerate3d", "on"]
    vb.customize ["modifyvm", :id, "--vram", "128"]
  end
end

説明:

5行目で、使用する「Box」を指定:
6行目で、使用する「Box」のバージョンを指定:　★
7〜8行目で、リトライのタイムアウト値を短く調整: ←（ssh 認証時のループ回避）
9〜12行目で、共有フォルダ「/vagrant_data」を設定:　★
13〜14行目で、デフォルトの共有フォルダ「/vagrant」を無効化:　★
17行目で、GUI 表示を有効に設定:
18〜19行目で、メモリ「2048」MB に変更:
20行目で、プロセッサ「2」個に変更:
21行目で、ポインティングデバイスを「USBタブレット」に変更:　★
22〜23行目で、ディスプレイを「vmsvga」に変更:
24行目で、デスクトップ表示に備え「3D」オンに変更: ★
25行目で、ビデオメモリを「128」MB に変更: 　★

→Crtl+O で、保存。保存先を確認して、Enter

→Crtl+X で、終了

参考:「config.vm.box = "almalinux/9"」の行を変更すれば、他の「仮想マシン」でも使い回し出来ます:

6行目は、使用する「Box」のバージョンを指定します。最新バージョンにしたいときは、行頭に「#」を付けてコメント行にするか、行を削除します:

「仮想マシン」をすでに作成していた場合は、修正を反映させるため、後で「vagrant reload」が必要です:

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4. 「仮想マシン」を（作成して）立ち上げ:

1). 現時点で登録されている「Box」を確認:

$ vagrant box list

caspermeijn/ubuntu-desktop-24.04 (virtualbox, 2024.05.08, (amd64))

→ひとつのみ

2). 現時点で作成されている「仮想マシン」を確認:

$ vagrant global-status

id       name    provider   state    directory                           
-------------------------------------------------------------------------
52a0b3c  default virtualbox poweroff /home/ubn/ダウンロード/vm/ubn2404
:

→立ち上げ時に指定する、作業フォルダの位置がわかります

3). Vagrant に、「vagrant-vbguest」プラグインがインストールされているか確認:

$ vagrant plugin list
vagrant-vbguest (0.32.0, global)

4). 「仮想マシン」の（初回の作成と）立ち上げ:

「仮想マシン」に「Guest Additions」がインストールされて、再起動されるので、いつもよりも時間がかかります:

「Vagrantfile」が置かれた「作業フォルダ」に移動して、実行:

$ cd ~/ダウンロード/vm/alma/
$ vagrant up

Bringing machine 'default' up with 'virtualbox' provider...
==> default: Box 'almalinux/9' could not be found. Attempting to find and install...
    default: Box Provider: virtualbox
    default: Box Version: >= 0
==> default: Loading metadata for box 'almalinux/9'
    default: URL: https://vagrantcloud.com/api/v2/vagrant/almalinux/9
==> default: Adding box 'almalinux/9' (v9.4.20240805) for provider: virtualbox (amd64)
    default: Downloading: https://vagrantcloud.com/almalinux/boxes/9/versions/9.4.20240805/providers/virtualbox/amd64/vagrant.box
Download redirected to host: api.cloud.hashicorp.com
Progress: 0% (Rate: 1499k/s, Estimated time remaining: 0:17:45)

→初回のみ、ダウンロードに伴うカウントアップ:

    default: Calculating and comparing box checksum...
==> default: Successfully added box 'almalinux/9' (v9.4.20240805) for 'virtualbox (amd64)'!
==> default: Importing base box 'almalinux/9'...
==> default: Matching MAC address for NAT networking...
==> default: Checking if box 'almalinux/9' version '9.4.20240805' is up to date...
==> default: Setting the name of the VM: alma_default_1728193375037_70926
==> default: Clearing any previously set network interfaces...
==> default: Preparing network interfaces based on configuration...
    default: Adapter 1: nat
==> default: Forwarding ports...
    default: 22 (guest) => 2222 (host) (adapter 1)
==> default: Running 'pre-boot' VM customizations...
==> default: Booting VM...
==> default: Waiting for machine to boot. This may take a few minutes...
    default: SSH address: 127.0.0.1:2222
    default: SSH username: vagrant
    default: SSH auth method: private key
    default: 
    default: Vagrant insecure key detected. Vagrant will automatically replace
    default: this with a newly generated keypair for better security.
    default: 
    default: Inserting generated public key within guest...
    default: Removing insecure key from the guest if it's present...
    default: Key inserted! Disconnecting and reconnecting using new SSH key...
==> default: Machine booted and ready!
[default] GuestAdditions seems to be installed (7.0.20) correctly, but not running. ←「含まれているのは (7.0.20)」
Redirecting to /bin/systemctl start vboxadd.service
Redirecting to /bin/systemctl start vboxadd-service.service

→サービスの立ち上げ待ち:

VirtualBox Guest Additions: Starting.
VirtualBox Guest Additions: Setting up modules
VirtualBox Guest Additions: Building the VirtualBox Guest Additions kernel 
modules.  This may take a while.
VirtualBox Guest Additions: To build modules for other installed kernels, run
VirtualBox Guest Additions:   /sbin/rcvboxadd quicksetup <version>
VirtualBox Guest Additions: or
VirtualBox Guest Additions:   /sbin/rcvboxadd quicksetup all

VirtualBox Guest Additions: Kernel headers not found for target kernel 
5.14.0-427.28.1.el9_4.x86_64. Please install them and execute
  /sbin/rcvboxadd setup

→ビルド時に必要な「カーネルヘッダー」が見つからないみたい:

和訳:

VirtualBox ゲストの追加: ターゲット kernel 5.14.0-427.28.1.el9_4.x86_64 の
カーネル ヘッダーが見つかりません。
これらをインストールし、/sbin/rcvboxadd setup を実行してください。

Restarting VM to apply changes...
==> default: Attempting graceful shutdown of VM...
==> default: Booting VM...
==> default: Waiting for machine to boot. This may take a few minutes...
==> default: Machine booted and ready!

「GuestAdditions」のバージョンのチェックが開始:

==> default: Checking for guest additions in VM...
    default: No guest additions were detected on the base box for this VM! Guest
    default: additions are required for forwarded ports, shared folders, host only
    default: networking, and more. If SSH fails on this machine, please install
    default: the guest additions and repackage the box to continue.
    default: 
    default: This is not an error message; everything may continue to work properly,
    default: in which case you may ignore this message.
==> default: Mounting shared folders...
    default: /vagrant_data => /home/ubn/ダウンロード/vm/alma/data

赤色の警告表示:

Vagrant was unable to mount VirtualBox shared folders. This is usually
because the filesystem "vboxsf" is not available. This filesystem is
made available via the VirtualBox Guest Additions and kernel module.
Please verify that these guest additions are properly installed in the
guest. This is not a bug in Vagrant and is usually caused by a faulty
Vagrant box. For context, the command attempted was:

mount -t vboxsf -o uid=1000,gid=1000,_netdev vagrant_data /vagrant_data

The error output from the command was:

: No such device

→共有フォルダのマウントでエラー:

和訳:

Vagrant は VirtualBox 共有フォルダをマウントできませんでした。
これは通常、ファイルシステム「vboxsf」が使用できないことが原因です。
このファイルシステムは、VirtualBox Guest Additions およびカーネル モジュールを
介して利用可能になります。

これらのゲスト追加機能がゲストに正しくインストールされていることを確認してください。
これは Vagrant のバグではなく、通常は Vagrant ボックスの欠陥が原因で発生します。
コンテキストとして、試行されたコマンドは次のとおりです:

mount -t vboxsf -o uid=1000,gid=1000,_netdev vagrant_data /vagrant_data

コマンドからのエラー出力は次のとおりです:

: そのようなデバイスはありません

ubn@ubnbox:~/ダウンロード/vm/alma$

→「端末」画面に、プロンプトが戻りました。

5). 「仮想マシン」が立ち上がりました:

「テキストログイン」の画面（コンソール画面）です:

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5. 「ssh 接続」で、「仮想マシン」をシステム更新:

背景:

「仮想マシン」を作成するときに、
Vagrant のプラグインのGuest Additions の「バージョンの自動解決」が実行されますが、このとき、カーネルヘッダーが認識されないことがありました。

カーネルを最新に上げておくと、欲しいカーネルヘッダーを見つけやすくなります:

システム更新後の注意点:

→システム更新内で、カーネルの更新があっても、「再起動」での反映を忘れると、

下記のようなエラーが表示されることがあるようです:

VirtualBox Guest Additions: Kernel headers not found for target kernel 
5.14.0-427.28.1.el9_4.x86_64. Please install them and execute
  /sbin/rcvboxadd setup

1). 「端末」画面にて、「仮想マシン」の状態を確認:

$ cd ~/ダウンロード/vm/alma
$ vagrant status

Current machine states:

default                   running (virtualbox)
:

2). 「端末」画面にて、「ssh 接続」:

$ cd ~/ダウンロード/vm/alma
$ vagrant ssh

[vagrant@localhost ~]$

→すぐにプロンプトが変更されました。

3). システム更新:

[vagrant@localhost ~]$ sudo dnf update

:
Dependencies resolved.
================================================================================
 Package                   Arch   Version                       Repo       Size
================================================================================
Installing:
 kernel                    x86_64 5.14.0-427.37.1.el9_4         baseos    4.7 M
 kernel-core               x86_64 5.14.0-427.37.1.el9_4         baseos     20 M
 kernel-modules            x86_64 5.14.0-427.37.1.el9_4         baseos     38 M
 kernel-modules-core       x86_64 5.14.0-427.37.1.el9_4         baseos     32 M
Upgrading:
 NetworkManager            x86_64 1:1.46.0-19.el9_4             baseos    2.3 M
 NetworkManager-libnm      x86_64 1:1.46.0-19.el9_4             baseos    1.8 M
 NetworkManager-team       x86_64 1:1.46.0-19.el9_4             baseos     39 k
 NetworkManager-tui        x86_64 1:1.46.0-19.el9_4             baseos    245 k
 ca-certificates           noarch 2024.2.69_v8.0.303-91.4.el9_4 baseos    911 k
 curl                      x86_64 7.76.1-29.el9_4.1             baseos    293 k
 expat                     x86_64 2.5.0-2.el9_4.1               baseos    115 k
 glib2                     x86_64 2.68.4-14.el9_4.1             baseos    2.6 M
 glibc                     x86_64 2.34-100.el9_4.4              baseos    1.9 M
 glibc-common              x86_64 2.34-100.el9_4.4              baseos    294 k
 glibc-gconv-extra         x86_64 2.34-100.el9_4.4              baseos    1.6 M
 glibc-headers             x86_64 2.34-100.el9_4.4              appstream 433 k
 glibc-minimal-langpack    x86_64 2.34-100.el9_4.4              baseos     20 k
 grub2-common              noarch 1:2.06-82.el9_4.alma.1        baseos    901 k
 grub2-efi-x64             x86_64 1:2.06-82.el9_4.alma.1        baseos    1.3 M
 grub2-pc                  x86_64 1:2.06-82.el9_4.alma.1        baseos     12 k
 grub2-pc-modules          noarch 1:2.06-82.el9_4.alma.1        baseos    909 k
 grub2-tools               x86_64 1:2.06-82.el9_4.alma.1        baseos    1.8 M
 grub2-tools-minimal       x86_64 1:2.06-82.el9_4.alma.1        baseos    602 k
 iptables-libs             x86_64 1.8.10-4.el9_4                baseos    396 k
 iptables-nft              x86_64 1.8.10-4.el9_4                baseos    186 k
 kernel-tools              x86_64 5.14.0-427.37.1.el9_4         baseos    5.0 M
 kernel-tools-libs         x86_64 5.14.0-427.37.1.el9_4         baseos    4.7 M
 kexec-tools               x86_64 2.0.27-8.el9_4.3.alma.1       baseos    468 k
 krb5-libs                 x86_64 1.21.1-2.el9_4                baseos    755 k
 libcurl                   x86_64 7.76.1-29.el9_4.1             baseos    283 k
 libdnf                    x86_64 0.69.0-8.el9_4.1.alma.1       baseos    649 k
 libevent                  x86_64 2.1.12-8.el9_4                baseos    260 k
 libldb                    x86_64 2.8.0-2.el9_4.alma.1          baseos    182 k
 libmnl                    x86_64 1.0.4-16.el9_4                baseos     27 k
 libnfsidmap               x86_64 1:2.5.4-26.el9_4.alma.1       baseos     59 k
 libnftnl                  x86_64 1.2.6-4.el9_4                 baseos     87 k
 linux-firmware            noarch 20240905-143.3.el9_4          baseos    387 M
 linux-firmware-whence     noarch 20240905-143.3.el9_4          baseos     99 k
 nfs-utils                 x86_64 1:2.5.4-26.el9_4.alma.1       baseos    429 k
 openssl                   x86_64 1:3.0.7-28.el9_4              baseos    1.1 M
 openssl-devel             x86_64 1:3.0.7-28.el9_4              appstream 3.0 M
 openssl-libs              x86_64 1:3.0.7-28.el9_4              baseos    2.1 M
 python-unversioned-command
                           noarch 3.9.18-3.el9_4.5              appstream 8.5 k
 python3                   x86_64 3.9.18-3.el9_4.5              baseos     25 k
 python3-hawkey            x86_64 0.69.0-8.el9_4.1.alma.1       baseos    101 k
 python3-libdnf            x86_64 0.69.0-8.el9_4.1.alma.1       baseos    770 k
 python3-libs              x86_64 3.9.18-3.el9_4.5              baseos    7.3 M
 python3-setuptools-wheel  noarch 53.0.0-12.el9_4.1             baseos    467 k
 systemd                   x86_64 252-32.el9_4.7                baseos    4.0 M
 systemd-libs              x86_64 252-32.el9_4.7                baseos    672 k
 systemd-pam               x86_64 252-32.el9_4.7                baseos    280 k
 systemd-rpm-macros        noarch 252-32.el9_4.7                baseos     69 k
 systemd-udev              x86_64 252-32.el9_4.7                baseos    1.8 M
 tar                       x86_64 2:1.34-6.el9_4.1              baseos    876 k
Installing dependencies:
 freetype                  x86_64 2.10.4-9.el9                  baseos    387 k
 graphite2                 x86_64 1.3.14-9.el9                  baseos     94 k
 grub2-tools-efi           x86_64 1:2.06-82.el9_4.alma.1        baseos    539 k
 grub2-tools-extra         x86_64 1:2.06-82.el9_4.alma.1        baseos    840 k
 harfbuzz                  x86_64 2.7.4-10.el9                  baseos    623 k
 libpng                    x86_64 2:1.6.37-12.el9               baseos    116 k

Transaction Summary
================================================================================
Install  10 Packages
Upgrade  50 Packages

Total download size: 539 M
Is this ok [y/N]:

→「y」Enter、で続行:

:
Upgraded:
  NetworkManager-1:1.46.0-19.el9_4.x86_64
  NetworkManager-libnm-1:1.46.0-19.el9_4.x86_64
  NetworkManager-team-1:1.46.0-19.el9_4.x86_64
  NetworkManager-tui-1:1.46.0-19.el9_4.x86_64
  ca-certificates-2024.2.69_v8.0.303-91.4.el9_4.noarch
  curl-7.76.1-29.el9_4.1.x86_64
  expat-2.5.0-2.el9_4.1.x86_64
  glib2-2.68.4-14.el9_4.1.x86_64
  glibc-2.34-100.el9_4.4.x86_64
  glibc-common-2.34-100.el9_4.4.x86_64
  glibc-gconv-extra-2.34-100.el9_4.4.x86_64
  glibc-headers-2.34-100.el9_4.4.x86_64
  glibc-minimal-langpack-2.34-100.el9_4.4.x86_64
  grub2-common-1:2.06-82.el9_4.alma.1.noarch
  grub2-efi-x64-1:2.06-82.el9_4.alma.1.x86_64
  grub2-pc-1:2.06-82.el9_4.alma.1.x86_64
  grub2-pc-modules-1:2.06-82.el9_4.alma.1.noarch
  grub2-tools-1:2.06-82.el9_4.alma.1.x86_64
  grub2-tools-minimal-1:2.06-82.el9_4.alma.1.x86_64 
  iptables-libs-1.8.10-4.el9_4.x86_64 
  iptables-nft-1.8.10-4.el9_4.x86_64
  kernel-tools-5.14.0-427.37.1.el9_4.x86_64 
  kernel-tools-libs-5.14.0-427.37.1.el9_4.x86_64
  kexec-tools-2.0.27-8.el9_4.3.alma.1.x86_64 
  krb5-libs-1.21.1-2.el9_4.x86_64 
  libcurl-7.76.1-29.el9_4.1.x86_64 
  libdnf-0.69.0-8.el9_4.1.alma.1.x86_64 
  libevent-2.1.12-8.el9_4.x86_64 
  libldb-2.8.0-2.el9_4.alma.1.x86_64
  libmnl-1.0.4-16.el9_4.x86_64  
  libnfsidmap-1:2.5.4-26.el9_4.alma.1.x86_64
  libnftnl-1.2.6-4.el9_4.x86_64 
  linux-firmware-20240905-143.3.el9_4.noarch
  linux-firmware-whence-20240905-143.3.el9_4.noarch 
  nfs-utils-1:2.5.4-26.el9_4.alma.1.x86_64  
  openssl-1:3.0.7-28.el9_4.x86_64
  openssl-devel-1:3.0.7-28.el9_4.x86_64 
  openssl-libs-1:3.0.7-28.el9_4.x86_64  
  python-unversioned-command-3.9.18-3.el9_4.5.noarch
  python3-3.9.18-3.el9_4.5.x86_64
  python3-hawkey-0.69.0-8.el9_4.1.alma.1.x86_64 
  python3-libdnf-0.69.0-8.el9_4.1.alma.1.x86_64 
  python3-libs-3.9.18-3.el9_4.5.x86_64  
  python3-setuptools-wheel-53.0.0-12.el9_4.1.noarch 
  systemd-252-32.el9_4.7.x86_64 
  systemd-libs-252-32.el9_4.7.x86_64
  systemd-pam-252-32.el9_4.7.x86_64 
  systemd-rpm-macros-252-32.el9_4.7.noarch  
  systemd-udev-252-32.el9_4.7.x86_64
  tar-2:1.34-6.el9_4.1.x86_64
Installed:
  freetype-2.10.4-9.el9.x86_64  
  graphite2-1.3.14-9.el9.x86_64 
  grub2-tools-efi-1:2.06-82.el9_4.alma.1.x86_64 
  grub2-tools-extra-1:2.06-82.el9_4.alma.1.x86_64
  harfbuzz-2.7.4-10.el9.x86_64  
  kernel-5.14.0-427.37.1.el9_4.x86_64         ←「★」カーネルの更新
  kernel-core-5.14.0-427.37.1.el9_4.x86_64  
  kernel-modules-5.14.0-427.37.1.el9_4.x86_64
  kernel-modules-core-5.14.0-427.37.1.el9_4.x86_64  
  libpng-2:1.6.37-12.el9.x86_64 

Complete!

- --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - ----- -----

6. 「仮想マシン」に含まれる「VirtualBox Guest Additions」を削除:

「VirtualBox 7.0.18」の環境で、「VirtualBox 7.0.20」で作成されたBox を取り扱うときの、プラグインの問題を回避できます:

「VirtualBox Guest Additions」のバージョンによる問題を回避できるので、Box を取り扱うときに行っても良いかも。

背景:

「VirtualBox 7.0.18」の環境で、今回のように、「VirtualBox 7.0.20」の環境で作成された（Guest Additions を含む）イメージで「仮想マシン」を作成すると、
Vagrant のプラグインの「バージョンの自動解決」がうまく動かない（カーネルヘッダーが認識されなかったり、依存パッケージが自動インストールされなかったりする）ことがありました。事前の作業で確認。

1). 「VirtualBox Guest Additions」をアンインストール:

(1). 事前確認:

[vagrant@localhost ~]$ ls /opt/
VBoxGuestAdditions-7.0.20

[vagrant@localhost ~]$ ls /opt/VBoxGuestAdditions-7.0.20/
LICENSE  bin  init  installer  other  routines.sh  sbin  src  uninstall.sh

(2). アンインストール:

[vagrant@localhost ~]$ sudo /opt/VBoxGuestAdditions-7.0.20/uninstall.sh
Removing installed version 7.0.20 of VirtualBox Guest Additions...

(3). 確認:

[vagrant@localhost ~]$ ls /opt/
[vagrant@localhost ~]$

→/opt/ 配下のフォルダごと削除されました:

2). 「ssh 接続」を切断:

[vagrant@localhost ~]$ exit
logout
ubn@ubnbox:~/ダウンロード/vm/alma$

→プロンプトが元に戻りました:

3). 「仮想マシン」を電源オフ:

$ cd ~/ダウンロード/vm/alma
$ vagrant halt

==> default: Attempting graceful shutdown of VM...
ubn@ubnbox:~/ダウンロード/vm/alma$

→「仮想マシン」画面が閉じました:

4). ホストOS を再起動:

「端末」画面以外のウィンドウを閉じてから、

$ reboot

5). 登録された「Box」を確認:

$ vagrant box list

almalinux/9                      (virtualbox, 9.4.20240805, (amd64)) ←「追加」
caspermeijn/ubuntu-desktop-24.04 (virtualbox, 2024.05.08, (amd64))

6). 作成された「仮想マシン」を確認:

$ vagrant global-status

id       name    provider   state    directory                           
-------------------------------------------------------------------------
52a0b3c  default virtualbox poweroff /home/ubn/ダウンロード/vm/ubn2404         
1d1783c  default virtualbox poweroff /home/ubn/ダウンロード/vm/alma    ←「追加」

- --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - ----- ----- -

7. 「仮想マシン」の立ち上げ:

「仮想マシン」に含まれている「VirtualBox Guest Additions」を削除した後の、立ち上げです:

背景:

1). 「仮想マシン」を立ち上げ:

$ cd ~/ダウンロード/vm/alma
$ vagrant up

Bringing machine 'default' up with 'virtualbox' provider...
==> default: Checking if box 'almalinux/9' version '9.4.20240805' is up to date...
==> default: Clearing any previously set forwarded ports...
==> default: Clearing any previously set network interfaces...
==> default: Preparing network interfaces based on configuration...
    default: Adapter 1: nat
==> default: Forwarding ports...
    default: 22 (guest) => 2222 (host) (adapter 1)
==> default: Running 'pre-boot' VM customizations...
==> default: Booting VM...
==> default: Waiting for machine to boot. This may take a few minutes...
    default: SSH address: 127.0.0.1:2222
    default: SSH username: vagrant
    default: SSH auth method: private key
==> default: Machine booted and ready!
[default] No Virtualbox Guest Additions installation found.

→事前に削除したので、「Virtualbox Guest Additions」のインストールが見つかりません:

「プラグイン」により、自動で、依存パッケージのインストールが開始されますが、

それまでに、だいぶ時間がかかるので、気長に待ちます:

:
Package binutils-2.35.2-43.el9.x86_64 is already installed. 
Package perl-interpreter-4:5.32.1-481.el9.x86_64 is already installed.  ←「★」
Package bzip2-1.0.8-8.el9.x86_64 is already installed. 
Dependencies resolved.
==========================================================================
 Package                  Arch    Version                Repository  Size
==========================================================================
Installing:
 elfutils-libelf-devel    x86_64  0.190-2.el9            appstream   20 k ←「★」
 gcc                      x86_64  11.4.1-3.el9.alma.1    appstream   32 M ←「★」
 kernel-devel             x86_64  5.14.0-427.37.1.el9_4  appstream   21 M ←「★」
 make                     x86_64  1:4.3-8.el9            baseos     530 k ←「★」
Installing dependencies:
 annobin                  x86_64  12.31-2.el9            appstream  1.0 M
 gcc-plugin-annobin       x86_64  11.4.1-3.el9.alma.1    appstream   43 k
 glibc-devel              x86_64  2.34-100.el9_4.4       appstream   29 k
 kernel-headers           x86_64  5.14.0-427.37.1.el9_4  appstream  6.2 M ←「★」
 libxcrypt-devel          x86_64  4.4.18-3.el9           appstream   28 k

Transaction Summary
============================================================================
Install  9 Packages

:
Installed:
  annobin-12.31-2.el9.x86_64                                                    
  elfutils-libelf-devel-0.190-2.el9.x86_64                                      
  gcc-11.4.1-3.el9.alma.1.x86_64                                                
  gcc-plugin-annobin-11.4.1-3.el9.alma.1.x86_64                                 
  glibc-devel-2.34-100.el9_4.4.x86_64                                           
  kernel-devel-5.14.0-427.37.1.el9_4.x86_64                                     
  kernel-headers-5.14.0-427.37.1.el9_4.x86_64                                   
  libxcrypt-devel-4.4.18-3.el9.x86_64                                           
  make-1:4.3-8.el9.x86_64                                                       

Complete!

→自動の依存パッケージのインストールが完了:

Copy iso file /usr/share/virtualbox/VBoxGuestAdditions.iso into the box /tmp/VBoxGuestAdditions.iso
Mounting Virtualbox Guest Additions ISO to: /mnt
mount: /mnt: WARNING: source write-protected, mounted read-only.

→自動で、光学ドライブに「VBoxGuestAdditions.iso」がマウント:

Installing Virtualbox Guest Additions 7.0.18 - guest version is unknown

→「Virtualbox」と同じバージョンの

「Virtualbox Guest Additions 7.0.18」のインストールが開始:

Verifying archive integrity...  100%   MD5 checksums are OK. All good.
Uncompressing VirtualBox 7.0.18 Guest Additions for Linux  100%  
VirtualBox Guest Additions installer
Copying additional installer modules ...
Installing additional modules ...
VirtualBox Guest Additions: Starting.
VirtualBox Guest Additions: Setting up modules
VirtualBox Guest Additions: Building the VirtualBox Guest Additions kernel 
modules.  This may take a while.
VirtualBox Guest Additions: To build modules for other installed kernels, run
VirtualBox Guest Additions:   /sbin/rcvboxadd quicksetup <version>
VirtualBox Guest Additions: or
VirtualBox Guest Additions:   /sbin/rcvboxadd quicksetup all
VirtualBox Guest Additions: Building the modules for kernel 
5.14.0-427.37.1.el9_4.x86_64.
VirtualBox Guest Additions: reloading kernel modules and services
VirtualBox Guest Additions: kernel modules and services 7.0.18 r162988 reloaded    ←「リロード成功」

VirtualBox Guest Additions: NOTE: you may still consider to re-login if some 
user session specific services (Shared Clipboard, Drag and Drop, Seamless or 
Guest Screen Resize) were not restarted automatically

和訳:

NOTE: 一部のユーザ セッション固有のサービス (共有クリップボード、ドラッグ アンド ドロップ、
シームレスまたはゲスト画面のサイズ変更) が自動的に再起動されなかった場合でも、
再ログインを検討してください。

→機能を有効にするには「再起動」が必要ということ:

「端末」画面が固まったままです:

2). 「仮想マシン」に ssh 接続している「端末」画面が使えないので、別の「端末」画面を起動して操作:

$ vagrant global-status
:
id       name    provider   state    directory 
-------------------------------------------------------------------------
52a0b3c  default virtualbox poweroff /home/ubn/ダウンロード/vm/ubn2404
1d1783c  default virtualbox running  /home/ubn/ダウンロード/vm/alma

$ cd /home/ubn/ダウンロード/vm/alma
$ vagrant status
Current machine states:

default                   running (virtualbox)

3). 「仮想マシン」の電源オフ:

$ vagrant halt

赤色の警告表示:

An action 'halt' was attempted on the machine 'default',
but another process is already executing an action on the machine.
Vagrant locks each machine for access by only one process at a time.
Please wait until the other Vagrant process finishes modifying this
machine, then try again.

If you believe this message is in error, please check the process
listing for any "ruby" or "vagrant" processes and kill them. Then
try again.

→現在、ssh 接続している「端末」画面の影響で、「仮想マシン」が停止できません:

4). 「ssh 接続」して、固まっている「端末」画面を右上の「x」で閉じました:

→「ウィンドウを閉じる」をクリック

5). 「仮想マシン」の電源オフ:

$ cd /home/ubn/ダウンロード/vm/alma
$ vagrant halt
==> default: Attempting graceful shutdown of VM...

→「仮想マシン」の画面が閉じました:

6). 「ホストOS」の再起動:

「端末」以外の画面を閉じてから、

$ reboot

- --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - ----- ----- --

8. 「仮想マシン」の再立ち上げ:

1). 「仮想マシン」の立ち上げ:

$ cd ~/ダウンロード/vm/alma
$ vagrant up

Bringing machine 'default' up with 'virtualbox' provider...
==> default: Checking if box 'almalinux/9' version '9.4.20240805' is up to date...
==> default: Clearing any previously set forwarded ports...
==> default: Clearing any previously set network interfaces...
==> default: Preparing network interfaces based on configuration...
    default: Adapter 1: nat
==> default: Forwarding ports...
    default: 22 (guest) => 2222 (host) (adapter 1)
==> default: Running 'pre-boot' VM customizations...
==> default: Booting VM...
==> default: Waiting for machine to boot. This may take a few minutes...
    default: SSH address: 127.0.0.1:2222
    default: SSH username: vagrant
    default: SSH auth method: private key
==> default: Machine booted and ready!
[default] GuestAdditions seems to be installed (7.0.18) correctly, but not running. ←「virtualbox と同じ 7.0.18」
Redirecting to /bin/systemctl start vboxadd.service
Redirecting to /bin/systemctl start vboxadd-service.service

少し時間がかかります:

VirtualBox Guest Additions: Starting.
VirtualBox Guest Additions: Setting up modules
VirtualBox Guest Additions: Building the VirtualBox Guest Additions kernel 
modules.  This may take a while.
VirtualBox Guest Additions: To build modules for other installed kernels, run
VirtualBox Guest Additions:   /sbin/rcvboxadd quicksetup <version>
VirtualBox Guest Additions: or
VirtualBox Guest Additions:   /sbin/rcvboxadd quicksetup all
VirtualBox Guest Additions: Building the modules for kernel 
5.14.0-427.37.1.el9_4.x86_64.
Restarting VM to apply changes...
==> default: Attempting graceful shutdown of VM...
==> default: Booting VM...
==> default: Waiting for machine to boot. This may take a few minutes...
==> default: Machine booted and ready!

==> default: Checking for guest additions in VM...
==> default: Mounting shared folders...
    default: /vagrant_data => /home/ubn/ダウンロード/vm/alma/data
ubn@ubnbox:~/ダウンロード/vm/alma$

→「VirtualBox 7.0.18」と同じバージョンの「GuestAdditions-7.0.18」がインストールされ、

　「共有フォルダ」が自動マウントされました:

→プロンプトが戻り、「端末」画面が使えるようになりました:

2). 「仮想マシン」の「テキストログイン」の画面が立ち上がりました:

→「仮想マシン」の画面の右下に、「光学ドライブ」のアイコンは表示されていません:

　「光学ドライブ」から「CD イメージ」を取り外す必要はありません:

3). 「VirtualBox Guest Additions」の機能の有効化:

(1). 「共有フォルダ」機能の有効化:

他の機能は、GUI の「デスクトップ環境」をインストールしていないと使えませんが、こちらは「ssh 接続」でも使える機能です:

下記は、「仮想マシン」のメニューからの、設定の確認のやり方です:

「Device」→「Shared Folders」→「Shared Folders Settings...」→設定画面が表示:

すでに、「Vagrantfile」ファイルで設定されているので不要ですし、「仮想マシン」の立ち上げ時のメッセージで確認できます:

Vagrant で管理する場合、「ホーム」にある「仮想マシン」の「作業フォルダ」（~/ダウンロード/vm/alma）が、デフォルトの「共有フォルダ」になります。

今回は、誤って大事な設定ファイルを消してしまわないように、「Vagrantfile」ファイルで（~/ダウンロード/vm/alma/data）にフォルダを変更しています。

(2). 「画面の自動リサイズ」機能の有効化:

「仮想マシン」の画面サイズをマウスで広げるだけで、解像度が自動調整されます:

デフォルトで有効なので、設定の確認のみ:

「View」→「Auto-resize Guest Disply」

→行頭の「アイコン」にチェックがあれば、「有効」

「アイコン」のチェックマークの表示は分かりづらいです:

実際には、「仮想マシン」の右下をドラッグして、画面がリアルタイムにスムーズに広がれば OK:

モニタ画面の右半分に、「仮想マシン」の画面を配置した例:

(3). 「クリップボードの共有」機能の有効化:

個人的に、一番使っている（使いたい）機能です:

「Device」→「Shared Clipboard」→一番下の「Bidirectional」（双方向）:

機能を有効にしても、使えない場合:

→ホストOS 共々、再起動してみるのがコツ:

確実な操作のコツ:

「ブラウザ」や「端末」等の文字列をマウスで範囲指定後、右クリック→「コピー:」

貼り付けたい「テキストエディタ」画面等の任意の位置で、マウスで右クリック→「貼り付け」:

(4). 「ドラッグアンドドロップ」機能の有効化:

デスクトップ画面にて、「仮想マシン」に、ファイルのアイコンをドラッグして転送する機能です:

「Device」→「Drag and Drop」→一番下の「Bidirectional」（双方向）:

個人的には、こちらの機能ではなく、ブラウザで Gmail を開き、自分宛てのメールに、任意のファイルを添付して、送信せずに閉じると、「下書き」として残ります。ブラウザ経由の転送です。

- --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - ----- ----- ---

9. 「仮想マシン」の状態を確認:

1). 「仮想マシン」の状態を確認:

$ cd ~/ダウンロード/vm/alma
$ vagrant status

Current machine states:

default                   running (virtualbox)
:

2). 「端末」画面にて、「ssh 接続」:

$ cd ~/ダウンロード/vm/alma
$ vagrant ssh

Last login: Sun Oct  6 06:08:53 2024 from 10.0.2.2
[vagrant@localhost ~]$

→すぐにプロンプトが変更されました。

3). 「仮想マシン」のシステムの状態を確認:

(1). システム:

[vagrant@localhost ~]$ cat /etc/system-release
:
AlmaLinux release 9.4 (Seafoam Ocelot)

[vagrant@localhost ~]$ cat /etc/os-release
:
NAME="AlmaLinux"
VERSION="9.4 (Seafoam Ocelot)"
ID="almalinux"
ID_LIKE="rhel centos fedora"
VERSION_ID="9.4"
PLATFORM_ID="platform:el9"
PRETTY_NAME="AlmaLinux 9.4 (Seafoam Ocelot)"
ANSI_COLOR="0;34"
LOGO="fedora-logo-icon"
CPE_NAME="cpe:/o:almalinux:almalinux:9::baseos"
HOME_URL="https://almalinux.org/"
DOCUMENTATION_URL="https://wiki.almalinux.org/"
BUG_REPORT_URL="https://bugs.almalinux.org/"

ALMALINUX_MANTISBT_PROJECT="AlmaLinux-9"
ALMALINUX_MANTISBT_PROJECT_VERSION="9.4"
REDHAT_SUPPORT_PRODUCT="AlmaLinux"
REDHAT_SUPPORT_PRODUCT_VERSION="9.4"
SUPPORT_END=2032-06-01

(2). カーネル:

[vagrant@localhost ~]$ uname -r
5.14.0-427.37.1.el9_4.x86_64

[vagrant@localhost ~]$ dnf list kernel
:
Installed Packages
kernel.x86_64             5.14.0-427.28.1.el9_4             @System
kernel.x86_64             5.14.0-427.37.1.el9_4             @baseos

(3). カーネルヘッダー:

[vagrant@localhost ~]$ dnf list kernel-headers
:
Installed Packages
kernel-headers.x86_64      5.14.0-427.37.1.el9_4           @appstream

(4). カーネルの一覧:

$ sudo grubby --info=ALL
:
index=0
kernel="/boot/vmlinuz-5.14.0-427.37.1.el9_4.x86_64"
args="ro console=tty0 console=ttyS0,115200n8 no_timer_check biosdevname=0 net.ifnames=0 crashkernel=1G-4G:192M,4G-64G:256M,64G-:512M"
root="UUID=295f3514-bdf7-44b6-8d72-ff1dc5979996"
initrd="/boot/initramfs-5.14.0-427.37.1.el9_4.x86_64.img"
title="AlmaLinux (5.14.0-427.37.1.el9_4.x86_64) 9.4 (Seafoam Ocelot)"
id="31252a3d8a2147608047123221214ed9-5.14.0-427.37.1.el9_4.x86_64"

index=1
kernel="/boot/vmlinuz-5.14.0-427.28.1.el9_4.x86_64"
args="ro console=tty0 console=ttyS0,115200n8 no_timer_check biosdevname=0 net.ifnames=0 crashkernel=1G-4G:192M,4G-64G:256M,64G-:512M"
root="UUID=295f3514-bdf7-44b6-8d72-ff1dc5979996"
initrd="/boot/initramfs-5.14.0-427.28.1.el9_4.x86_64.img"
title="AlmaLinux (5.14.0-427.28.1.el9_4.x86_64) 9.4 (Seafoam Ocelot)"
id="5f719d64ec194f198bdce89040541e57-5.14.0-427.28.1.el9_4.x86_64"

(5). デフォルトカーネルを表示:

[vagrant@localhost ~]$ sudo grubby --default-kernel
:
/boot/vmlinuz-5.14.0-427.37.1.el9_4.x86_64

- --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - ----- ----- ----

10. 任意: 「デスクトップ」環境をインストール:

1). 参考: 使えるロケールの一覧を表示:

[vagrant@localhost ~]$ localectl list-locales
:
C.UTF-8

→デスクトップ環境のインストール前は、「C.UTF-8」（英語）だけです

2). グループインストールできる「デスクトップ環境」を確認:

[vagrant@localhost ~]$ dnf group list
:
Available Environment Groups:
   Server with GUI      ←「GNOME のインストール」
   Server
   Minimal Install
   Workstation
   Virtualization Host
   Custom Operating System
Available Groups:
   Console Internet Tools
   Container Management
   .NET Development
   RPM Development Tools
   Development Tools
   Graphical Administration Tools
   Headless Management
   Legacy UNIX Compatibility
   Network Servers
   Scientific Support
   Security Tools
   Smart Card Support
   System Tools

→「Fedora」と違い、グループインストールできる「デスクトップ環境」の種類は少ないです

3). デフォルトの「GNOME」デスクトップ環境をインストール:

$ sudo dnf group install "Server with GUI"

:
Installing Environment Groups:
 Server with GUI
Installing Groups:
 base-x
 Container Management 
 Core  
 Fonts 
 GNOME 
 Guest Desktop Agents 
 Hardware Monitoring Utilities 
 Hardware Support  
 Headless Management  
 Internet Browser  
 Multimedia  
 Common NetworkManager submodules
 
 Printing Client
 Server product core  
 Standard 

Transaction Summary
=========================================================================
Install  754 Packages

Total download size: 895 M
Installed size: 2.5 G
Is this ok [y/N]:

→「y」Enter

:
Complete!

4). 参考: デスクトップ環境のインストール後、使えるロケールの一覧を表示:

[vagrant@localhost ~]$ localectl list-locales

C.UTF-8
aa_DJ.UTF-8
aa_ER.UTF-8
:
zh_TW.UTF-8
zu_ZA.UTF-8
lines 293-315/315 (END)

→「q」で表示終了:

→デスクトップ環境のインストール後、多数のロケールが使えるようになりました:

抜粋:

[vagrant@localhost ~]$ localectl list-locales | grep ja
ja_JP.UTF-8

5). テキストのログイン画面で、ログインして、「デスクトップ」画面を起動してみる:

(1). 「仮想マシン」のテキストのログイン画面で、ログイン:

ゴミが表示されていたら、Enter

localhost login:    ←「vagrant」Enter
Password:     ←「vagrant」Enter

[vagrant@localhost ~]$

(2). デスクトップの起動:

[vagrant@localhost ~]$ startx

→「~/.xinitrc」に「/usr/bin/startxfce4」等の記述がないときは、デフォルトの「GNOME」が立ち上がります

(3). 「Welcome to AlmaLinux」の紹介画面が表示:

→「No Thanks」でスキップ

(4). GUI からのログアウト:

右上の「電源」ボタン→「Power Off / Log Out」→「Log Out」→「Log Out」

コンソール画面に戻りました:

[vagrant@localhost ~]$

(5). ユーザからのログアウト

[vagrant@localhost ~]$ exit

localhost login:

6). 任意: GUI のログイン画面で、ログインして、デスクトップ画面を起動したい場合:

ランレベルを「グラフィカルログイン」に変更します:

(1). 「ssh 接続」の「端末」画面で確認:

[vagrant@localhost ~]$ sudo systemctl get-default
:
multi-user.target

→テキストのログイン画面が表示される設定です:

(2). ログイン画面の変更:

$ sudo systemctl set-default graphical.target
:
Removed "/etc/systemd/system/default.target".
Created symlink /etc/systemd/system/default.target → /usr/lib/systemd/system/graphical.target.

(3). 確認:

$ sudo systemctl get-default
:
graphical.target

GUI のログイン画面が表示される設定です:

$ ls -l /etc/systemd/system/default.target
:
lrwxrwxrwx. 1 root root 40 Oct  6 11:05 /etc/systemd/system/default.target -> /usr/lib/systemd/system/graphical.target

→リンクで切り替わるようです:

(4). 次回の立ち上げから、GUI のログイン画面が表示されます:

- --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - ----- ----- -----

11. 任意: 日本語化:

1). 現在の設定を確認:

(1). 現在のロケールやキーマップを確認:

[vagrant@localhost ~]$ localectl
:
System Locale: LANG=C.UTF-8
    VC Keymap: us
   X11 Layout: us

(2). 使用できるロケールの一覧を表示:

抜粋:

[vagrant@localhost ~]$ localectl list-locales | grep ja
ja_JP.UTF-8

(3). 時計で、日付の書式を確認:

[vagrant@localhost ~]$ date
Sun Oct  6 11:13:24 UTC 2024

→英語の表示で、タイムゾーンが英語の書式 (UTC) です

2). 日本語関連のパッケージをインストール:

$ sudo dnf install langpacks-ja

:
Dependencies resolved.
============================================================================
 Package                   Arch      Version               Repository  Size
============================================================================
Installing:
 langpacks-ja              noarch    3.0-16.el9            appstream  9.5 k
Installing dependencies:
 anthy-unicode             x86_64    1.0.0.20201109-9.el9  appstream  5.7 M
 ibus-anthy                x86_64    1.5.13-4.el9_4        appstream  851 k
 ibus-anthy-python         noarch    1.5.13-4.el9_4        appstream  120 k
 kasumi-common             noarch    2.5-39.el9            appstream   14 k
 kasumi-unicode            x86_64    2.5-39.el9            appstream   70 k
 langpacks-core-font-ja    noarch    3.0-16.el9            appstream  9.4 k
 langpacks-core-ja         noarch    3.0-16.el9            appstream  9.5 k
Installing weak dependencies:
 glibc-langpack-ja         x86_64    2.34-100.el9_4.4      baseos     325 k

Transaction Summary
============================================================================
Install  9 Packages

Total download size: 7.0 M
Installed size: 36 M
Is this ok [y/N]:

→「y」Enter

:
Installed:
  anthy-unicode-1.0.0.20201109-9.el9.x86_64 
  glibc-langpack-ja-2.34-100.el9_4.4.x86_64 
  ibus-anthy-1.5.13-4.el9_4.x86_64 
  ibus-anthy-python-1.5.13-4.el9_4.noarch
  kasumi-common-2.5-39.el9.noarch  
  kasumi-unicode-2.5-39.el9.x86_64 
  langpacks-core-font-ja-3.0-16.el9.noarch  
  langpacks-core-ja-3.0-16.el9.noarch 
  langpacks-ja-3.0-16.el9.noarch

Complete!

→日本語フォントと日本語入力の「ibus-anthy」がインストールされました:

3). ロケールを日本語に変更:

(1). 変更:

$ sudo localectl set-locale LANG=ja_JP.UTF-8

(2). 確認:

[vagrant@localhost ~]$ echo $LANG
C.UTF-8

(3). 反映:

$ source /etc/locale.conf

もしくは、「再起動」して反映しても良いです:

(4). 確認:

[vagrant@localhost ~]$ echo $LANG
ja_JP.UTF-8

[vagrant@localhost ~]$ locale
LANG=ja_JP.UTF-8
LC_CTYPE="ja_JP.UTF-8"
LC_NUMERIC="ja_JP.UTF-8"
LC_TIME="ja_JP.UTF-8"
LC_COLLATE="ja_JP.UTF-8"
LC_MONETARY="ja_JP.UTF-8"
LC_MESSAGES="ja_JP.UTF-8"
LC_PAPER="ja_JP.UTF-8"
LC_NAME="ja_JP.UTF-8"
LC_ADDRESS="ja_JP.UTF-8"
LC_TELEPHONE="ja_JP.UTF-8"
LC_MEASUREMENT="ja_JP.UTF-8"
LC_IDENTIFICATION="ja_JP.UTF-8"
LC_ALL=

4). タイムゾーンの変更:

(1). 時計で、日付の書式を確認:

$ date
2024年 10月  6日 日曜日 11:23:44 UTC

→タイムゾーンがまだです:

(2). 設定可能なタイムゾーンの一覧を表示:

$ timedatectl list-timezones

Africa/Abidjan
Africa/Accra
:
UTC
Universal
W-SU
WET
Zulu
lines 575-597/597 (END)

→「q」で終了

(3). 抜粋:

[vagrant@localhost ~]$ timedatectl list-timezones | grep Asia/T
Asia/Taipei
Asia/Tashkent
Asia/Tbilisi
Asia/Tehran
Asia/Tel_Aviv
Asia/Thimbu
Asia/Thimphu
Asia/Tokyo
Asia/Tomsk

(4). システムのタイムゾーンを設定:

$ sudo timedatectl set-timezone Asia/Tokyo

(5). 確認:

[vagrant@localhost ~]$ timedatectl
:
               Local time: 日 2024-10-06 20:25:50 JST
           Universal time: 日 2024-10-06 11:25:50 UTC
                 RTC time: 日 2024-10-06 11:25:50
                Time zone: Asia/Tokyo (JST, +0900)
System clock synchronized: yes
              NTP service: active
          RTC in local TZ: no

(6). 時計で、日付の書式を確認:

$ date
2024年 10月  6日 日曜日 20:28:43 JST

→タイムゾーンが JST になりました:

5). 任意: キーマップを日本語キーボードに変更:

(1). 設定可能なキーマップの一覧を表示:

[vagrant@localhost ~]$ localectl list-keymaps | grep jp
：
jp
jp-OADG109A
jp-dvorak
jp-kana86
jp106

(2). キーマップを日本語キーボードに変更:

[vagrant@localhost ~]$ sudo localectl set-keymap jp106

→参考: ssh 接続している場合は、日本語キーボードの設定なので、「@」キーで「@」が入力されます。

デスクトップ画面で、端末を起動すると、「@」キーで「[」が入力されます。

(3). 確認:

[vagrant@localhost ~]$ localectl
:
System Locale: LANG=ja_JP.UTF-8
    VC Keymap: jp106
   X11 Layout: jp
    X11 Model: jp106
  X11 Options: terminate:ctrl_alt_bksp

6). 「ssh 接続」を切断:

[vagrant@localhost ~]$ exit
logout
ubn@ubnbox:~/ダウンロード/vm/alma$

→プロンプトが元にもどりました:

7). 「端末」画面にて、「仮想マシン」を電源オフ:

$ cd ~/ダウンロード/vm/alma
$ vagrant halt

==> default: Attempting graceful shutdown of VM...
ubn@ubnbox:~/ダウンロード/vm/alma$

→「仮想マシン」の画面が閉じました:

8). 「ホストOS」の再起動:

「端末」以外の画面を閉じてから、

$ reboot

9). 「仮想マシン」の立ち上げ:

$ cd ~/ダウンロード/vm/alma
$ vagrant up

Bringing machine 'default' up with 'virtualbox' provider...
==> default: Checking if box 'almalinux/9' version '9.4.20240805' is up to date...
==> default: Clearing any previously set forwarded ports...
==> default: Clearing any previously set network interfaces...
==> default: Preparing network interfaces based on configuration...
    default: Adapter 1: nat
==> default: Forwarding ports...
    default: 22 (guest) => 2222 (host) (adapter 1)
==> default: Running 'pre-boot' VM customizations...
==> default: Booting VM...
==> default: Waiting for machine to boot. This may take a few minutes...
    default: SSH address: 127.0.0.1:2222
    default: SSH username: vagrant
    default: SSH auth method: private key
==> default: Machine booted and ready!

[default] GuestAdditions 7.0.18 running --- OK.
==> default: Checking for guest additions in VM...
==> default: Mounting shared folders...
    default: /vagrant_data => /home/ubn/ダウンロード/vm/alma/data
==> default: Machine already provisioned. Run `vagrant provision` or use the `--provision`
==> default: flag to force provisioning. Provisioners marked to run always will still run.
ubn@ubnbox:~/ダウンロード/vm/alma$

→すんなり、立ち上がりました:

10). GUI の日本語の「ログイン」画面が表示:

ユーザ: vagrant

パスワード: vagrant

11). 日本語のデスクトップ画面が表示:

「標準フォルダーの名前を現在の言語に合わせて更新しますか？」画面が表示:

「次回から表示しない」にチェック後、

→「古い名前のままにする」

12). 日本語のデスクトップ画面が表示:

- --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - ----- ----- ----- -

12. 「epel」リポジトリの追加:

参考: 「リポジトリ」について:

サーバー目的で使われることが多い「AlmaLinux 9.4」は、デフォルトの「リポジトリ」のみでは、インストールできるアプリが制限されます:

→余計な機能を省くことで、システムのリスクや、メンテナンスの工数を減らしています:

例えば、「xfce デスクトップ」環境は、「epel」リポジトリを追加しないと、グループインストールできません。

追記: 「epel」リポジトリを追加したら、「ibus-mozc」がインストールできるようになりました。

まずは、安全な公式の「epel」リポジトリを追加します:

「AlmaLinux 9.4」でも「epel」リポジトリを追加することで、「Fedora」で使えるアプリのうち、
　一部の登録された（定番の？）アプリやライブラリが dnf でインストールできるようになります:
ダウンロードが必要な「rpm」でのインストールや、時間のかかる「ソースのビルド」をしなくて済むので、誰でも簡単にインストールできます:
現時点では登録がなくても、それらは日々増えているので、楽しみです。

--　--　--　--　--　--　--　--　--　--　--　--　--　--　--　--　--　--　--　--　--　--　--　--　

参考:

「epel」リポジトリ以外の、特に個人で提供のリポジトリはセキュリティ上のリスクが大きいので注意:

→セキュリティの穴とならないように、使いたいアプリをインストール（や更新）したい時に「一時的にリポジトリを有効にする」やり方が無難かも:

無効化されているリポジトリを有効化してインストールする例:

$ sudo dnf --enablerepo=powertools install poppler-qt5

1). 「仮想マシン」の立ち上げ:

$ cd /home/ubn/ダウンロード/vm/alma
$ vagrant up

2). 「ssh接続」:

$ vagrant ssh

3). 基本のリポジトリを確認:

コマンドで確認:

$ dnf repolist
:
repo id                          repo name
appstream                        AlmaLinux 9 - AppStream
baseos                           AlmaLinux 9 - BaseOS
extras                           AlmaLinux 9 - Extras

→デフォルトで使われる、基本となるリポジトリは 3つです。

このうち、RHEL のメインリポジトリは下記の 2つです:

BaseOS: すべてのインストールのベースとなる、基本的な OS 機能のコアセットを提供します
AppStream (Application Streams): ユーザ空間アプリケーション、ランタイム言語、およびデータベースが同梱されます

わざと存在しないパッケージを指定して、使われるリポジトリを表示してみたら:

[vagrant@localhost ~]$ dnf list epel
:
AlmaLinux 9 - AppStream                     4.7 kB/s | 4.2 kB     00:00
AlmaLinux 9 - BaseOS                        5.1 kB/s | 3.8 kB     00:00
AlmaLinux 9 - Extras                        4.4 kB/s | 3.3 kB     00:00
Error: No matching Packages to list

→デフォルトで使われるリポジトリは 3つです。

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参考:

ちなみに、もう一度、その直後に確認すると、使われるリポジトリは表示されません:

[vagrant@localhost ~]$ dnf list epel
Last metadata expiration check: 15:01:52 ago on 2024年10月10日 14時10分53秒.
Error: No matching Packages to list

→無駄なアクセス時間を省くため、ある一定時間、キャッシュの内容が使われます。そのため、キャッシュの有効な時間が計測されています。

詳細表示させ、キャッシュを使っていることを確認:

[vagrant@localhost ~]$ dnf list epel -v
Loaded plugins: builddep, changelog, config-manager, copr, debug, debuginfo-install, download, generate_completion_cache, groups-manager, kpatch, needs-restarting, notify-packagekit, playground, repoclosure, repodiff, repograph, repomanage, reposync, system-upgrade
DNF version: 4.14.0
cachedir: /var/tmp/dnf-vagrant-xg50vi50
User-Agent: constructed: 'libdnf (AlmaLinux 9.4; generic; Linux.x86_64)'
repo: キャッシュを使用: appstream
appstream: using metadata from 2024年10月11日 16時59分40秒.
repo: キャッシュを使用: baseos
baseos: using metadata from 2024年10月11日 17時00分31秒.
repo: キャッシュを使用: crb
crb: using metadata from 2024年10月11日 17時01分37秒.
repo: キャッシュを使用: extras
extras: using metadata from 2024年10月11日 17時01分08秒.
repo: キャッシュを使用: epel
epel: using metadata from 2024年10月13日 09時38分14秒.
repo: キャッシュを使用: epel-cisco-openh264
epel-cisco-openh264: using metadata from 2023年05月23日 01時19分21秒.

Last metadata expiration check: 5:07:55 ago on 2024年10月14日 03時50分31秒.
Error: No matching Packages to list

更新までの残り時間は /etc/dnf/dnf.conf に「metadata_expire」行を追加することで変更できます:

[vagrant@localhost ~]$ cat /etc/dnf/dnf.conf
:
[main]
gpgcheck=1
installonly_limit=3
clean_requirements_on_remove=True
best=True
skip_if_unavailable=False

→存在しないときのデフォルトは、「48時間」？みたいです

4). 「epel」リポジトリを追加インストール:

$ sudo dnf install epel-release
:
Dependencies resolved.
==========================================================================
 Package               Architecture    Version      Repository       Size
==========================================================================
Installing:
 epel-release          noarch          9-5.el9      extras           18 k

Transaction Summary
==========================================================================
Install  1 Package

Total download size: 18 k
Installed size: 25 k
Is this ok [y/N]:

Downloading Packages:
epel-release-9-5.el9.noarch.rpm           130 kB/s |  18 kB     00:00    
:

Many EPEL packages require the CodeReady Builder (CRB) repository.
It is recommended that you run /usr/bin/crb enable to enable the CRB repository.

和訳:

多くの EPEL パッケージには CodeReady Builder (CRB) リポジトリが必要です。
/usr/bin/crbenable を実行して CRB リポジトリを有効にすることをお勧めします。

→CodeReady Linux Builder リポジトリーに含まれるパッケージはサポート対象外です。

:
Installed:
  epel-release-9-5.el9.noarch                                                   

Complete!

→「epel-release」をインストールすることで、epel リポジトリが自動的に登録されます。

--　--　--　--　--　--　--　--　--　--　--　--　--　--　--　--　--　--　--　--　--　--　--　--　

参考:

リポジトリの設定ファイルは、/etc/yum.repos.d/ 配下にダウンロードされます:

また、「dnf config-manager --add-repo リポジトリ設定ファイル名」でリポジトリを追加できますし、設定ファイルのURL を指定することもできます:

なので、テキストエディタなどで /etc/yum.repos.d/ 配下に（sudo で）設定ファイルを作成したり、
「wget」コマンドなどでファイルをダウンロードしたりして、リポジトリの追加ができます:

ちなみに、「epel-release」は、インストールすると「/etc/yum.repos.d/」配下に 3つの設定ファイル を作成する rpm です:

rpm のインストールで、インストールされたファイルを表示:

[vagrant@localhost ~]$ rpm -ql epel-release

/etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-EPEL-9
/etc/yum.repos.d/epel-cisco-openh264.repo  ←「注目」
/etc/yum.repos.d/epel-testing.repo         ←「注目」
/etc/yum.repos.d/epel.repo                 ←「注目」
/usr/bin/crb
/usr/lib/systemd/system-preset/90-epel.preset
/usr/share/licenses/epel-release
/usr/share/licenses/epel-release/GPL

リポジトリの設定ファイルの一覧:

[vagrant@localhost ~]$ ls -1A /etc/yum.repos.d/
:
almalinux-appstream.repo
almalinux-baseos.repo
almalinux-crb.repo         ←「開発者用」リポジトリ
almalinux-extras.repo
almalinux-highavailability.repo
almalinux-nfv.repo
almalinux-plus.repo
almalinux-resilientstorage.repo
almalinux-rt.repo
almalinux-sap.repo
almalinux-saphana.repo
epel-cisco-openh264.repo  ←「注目」
epel-testing.repo         ←「注目」
epel.repo                 ←「注目」

epel の設定ファイルの内容:

[vagrant@localhost ~]$ cat /etc/yum.repos.d/epel.repo

[epel]
name=Extra Packages for Enterprise Linux $releasever - $basearch
# It is much more secure to use the metalink, but if you wish to use a local mirror
# place its address here.
#baseurl=https://download.example/pub/epel/$releasever/Everything/$basearch/
metalink=https://mirrors.fedoraproject.org/metalink?repo=epel-$releasever&arch=$basearch&infra=$infra&content=$contentdir
enabled=1    ←「★注目」
gpgcheck=1
countme=1
gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-EPEL-$releasever

[epel-debuginfo]
name=Extra Packages for Enterprise Linux $releasever - $basearch - Debug
# It is much more secure to use the metalink, but if you wish to use a local mirror
# place its address here.
#baseurl=https://download.example/pub/epel/$releasever/Everything/$basearch/debug/
metalink=https://mirrors.fedoraproject.org/metalink?repo=epel-debug-$releasever&arch=$basearch&infra=$infra&content=$contentdir
enabled=0
gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-EPEL-$releasever
gpgcheck=1

[epel-source]
name=Extra Packages for Enterprise Linux $releasever - $basearch - Source
# It is much more secure to use the metalink, but if you wish to use a local mirror
# place its address here.
#baseurl=https://download.example/pub/epel/$releasever/Everything/source/tree/
metalink=https://mirrors.fedoraproject.org/metalink?repo=epel-source-$releasever&arch=$basearch&infra=$infra&content=$contentdir
enabled=0
gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-EPEL-$releasever
gpgcheck=1

→「★注目」: リポジトリの登録だけで、「epel」は有効化されます

5). リポジトリが増えたので、一度、システム更新:

[vagrant@localhost ~]$ sudo dnf update
:
Dependencies resolved.
===========================================================================
 Package                Architecture     Version      Repository      Size
===========================================================================
Upgrading:
 epel-release           noarch           9-8.el9      epel            18 k

Transaction Summary
===========================================================================
Upgrade  1 Package

Total download size: 18 k
Is this ok [y/N]:

→「y」Enter

Downloading Packages:
epel-release-9-8.el9.noarch.rpm                 129 kB/s |  18 kB     00:00
---------------------------------------------------------------------------
Total                                            22 kB/s |  18 kB     00:00 
Extra Packages for Enterprise Linux 9 - x86_64  1.6 MB/s | 1.6 kB     00:00

Importing GPG key 0x3228467C:
 Userid     : "Fedora (epel9) <epel@fedoraproject.org>"
 Fingerprint: FF8A D134 4597 106E CE81 3B91 8A38 72BF 3228 467C
 From       : /etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-EPEL-9
Is this ok [y/N]: y

GPG-KEY の登録を聞いてきました:

→「y」Enter

Key imported successfully
Running transaction check
Transaction check succeeded.
Running transaction test
Transaction test succeeded.
Running transaction
  Preparing        :                                                  1/1
  Upgrading        : epel-release-9-8.el9.noarch                      1/2
  Running scriptlet: epel-release-9-8.el9.noarch                      1/2
  Cleanup          : epel-release-9-5.el9.noarch                      2/2
  Running scriptlet: epel-release-9-5.el9.noarch                      2/2
  Verifying        : epel-release-9-8.el9.noarch                      1/2
  Verifying        : epel-release-9-5.el9.noarch                      2/2

Upgraded:
  epel-release-9-8.el9.noarch

Complete!

6). 現在、有効なリポジトリの一覧:

$ dnf repolist
:
repo id             repo name
appstream           AlmaLinux 9 - AppStream
baseos              AlmaLinux 9 - BaseOS
epel                Extra Packages for Enterprise Linux 9 - x86_64
epel-cisco-openh264 Extra Packages for Enterprise Linux 9 openh264 (From Cisco) - x86_64
extras              AlmaLinux 9 - Extras

→「epel」リポジトリは追加されたタイミングで有効化されました:

7). 追加された「epel」リポジトリを確認:

$ dnf repolist epel*
:
repo id                       repo name                                 status
epel                          Extra Packages for Enterprise Linux 9 - x enabled
epel-cisco-openh264           Extra Packages for Enterprise Linux 9 ope enabled
epel-cisco-openh264-debuginfo Extra Packages for Enterprise Linux 9 ope disabled
epel-cisco-openh264-source    Extra Packages for Enterprise Linux 9 ope disabled
epel-debuginfo                Extra Packages for Enterprise Linux 9 - x disabled
epel-source                   Extra Packages for Enterprise Linux 9 - x disabled
epel-testing                  Extra Packages for Enterprise Linux 9 - T disabled
epel-testing-debuginfo        Extra Packages for Enterprise Linux 9 - T disabled
epel-testing-source           Extra Packages for Enterprise Linux 9 - T disabled

→デフォルトは、先頭の 2つのリポジトリが「enabled」（有効）で、他は開発用です。

8). 無効化されているリポジトリも含めて、すべてのリポジトリを表示:

$ dnf repolist --all
:
repo id                       repo name                                 status
appstream                     AlmaLinux 9 - AppStream                   enabled
appstream-debuginfo           AlmaLinux 9 - AppStream - Debug           disabled
appstream-source              AlmaLinux 9 - AppStream - Source          disabled
baseos                        AlmaLinux 9 - BaseOS                      enabled
baseos-debuginfo              AlmaLinux 9 - BaseOS - Debug              disabled
baseos-source                 AlmaLinux 9 - BaseOS - Source             disabled
crb                           AlmaLinux 9 - CRB                         disabled
crb-debuginfo                 AlmaLinux 9 - CRB - Debug                 disabled
crb-source                    AlmaLinux 9 - CRB - Source                disabled
epel                          Extra Packages for Enterprise Linux 9 - x enabled
epel-cisco-openh264           Extra Packages for Enterprise Linux 9 ope enabled
epel-cisco-openh264-debuginfo Extra Packages for Enterprise Linux 9 ope disabled
epel-cisco-openh264-source    Extra Packages for Enterprise Linux 9 ope disabled
epel-debuginfo                Extra Packages for Enterprise Linux 9 - x disabled
epel-source                   Extra Packages for Enterprise Linux 9 - x disabled
epel-testing                  Extra Packages for Enterprise Linux 9 - T disabled
epel-testing-debuginfo        Extra Packages for Enterprise Linux 9 - T disabled
epel-testing-source           Extra Packages for Enterprise Linux 9 - T disabled
extras                        AlmaLinux 9 - Extras                      enabled
extras-debuginfo              AlmaLinux 9 - Extras - Debug              disabled
extras-source                 AlmaLinux 9 - Extras - Source             disabled
highavailability              AlmaLinux 9 - HighAvailability            disabled
highavailability-debuginfo    AlmaLinux 9 - HighAvailability - Debug    disabled
highavailability-source       AlmaLinux 9 - HighAvailability - Source   disabled
nfv                           AlmaLinux 9 - NFV                         disabled
nfv-debuginfo                 AlmaLinux 9 - NFV - Debug                 disabled
nfv-source                    AlmaLinux 9 - NFV - Source                disabled
plus                          AlmaLinux 9 - Plus                        disabled
plus-debuginfo                AlmaLinux 9 - Plus - Debug                disabled
plus-source                   AlmaLinux 9 - Plus - Source               disabled
resilientstorage              AlmaLinux 9 - ResilientStorage            disabled
resilientstorage-debuginfo    AlmaLinux 9 - ResilientStorage - Debug    disabled
resilientstorage-source       AlmaLinux 9 - ResilientStorage - Source   disabled
rt                            AlmaLinux 9 - RT                          disabled
rt-debuginfo                  AlmaLinux 9 - RT - Debug                  disabled
rt-source                     AlmaLinux 9 - RT - Source                 disabled
sap                           AlmaLinux 9 - SAP                         disabled
sap-debuginfo                 AlmaLinux 9 - SAP - Debug                 disabled
sap-source                    AlmaLinux 9 - SAP - Source                disabled
saphana                       AlmaLinux 9 - SAPHANA                     disabled
saphana-debuginfo             AlmaLinux 9 - SAPHANA - Debug             disabled
saphana-source                AlmaLinux 9 - SAPHANA - Source            disabled

→以前よく使っていた「powertools」リポジトリは無くなりました。

9). グループインストールできる「デスクトップ環境」を確認:

「デスクトップ環境」を「日本語化」している場合の表示:

[vagrant@localhost ~]$ dnf group list
:
Available Environment Groups:
   サーバー
   最小限のインストール
   ワークステーション
   KDE Plasma デスクトップワークスペース
   仮想化ホスト
   カスタムオペレーティングシステム
Installed Environment Groups:
   サーバー (GUI 使用)
Installed Groups:
   コンテナー管理
   ヘッドレス管理
Available Groups:
   コンソールインターネットツール
   .NET Development
   RPM 開発ツール
   開発ツール
   グラフィカル管理ツール
   レガシーな UNIX 互換性
   ネットワークサーバー
   科学的サポート
   セキュリティーツール
   スマートカードサポート
   システムツール
   Fedora パッケージャ
   VideoLAN Client
   Xfce              ←「注目」

→日本語だし、文字列にスペースが含まれ、大文字にも意味があるので、グループの指定時に「" "」で囲います。

英語表示にしたい場合:

[vagrant@localhost ~]$ LANG=C dnf group list
:
Available Environment Groups:
   Server
   Minimal Install
   Workstation
   KDE Plasma Workspaces
   Virtualization Host
   Custom Operating System
Installed Environment Groups:
   Server with GUI
Installed Groups:
   Container Management
   Headless Management
Available Groups:
   Console Internet Tools
   .NET Development
   RPM Development Tools
   Development Tools
   Graphical Administration Tools
   Legacy UNIX Compatibility
   Network Servers
   Scientific Support
   Security Tools
   Smart Card Support
   System Tools
   Fedora Packager
   VideoLAN Client
   Xfce              ←「注目」

→英語で入力できますが、文字列にスペースが含まれ、大文字にも意味があるので、グループの指定時に「" "」、または「' '」で囲います。

→「Xfce」デスクトップ環境がインストールできるようになりました:

ただし、その依存関係が満足していて、正常にインストールできるかはやってみないとわかりません。

10). 簡単にグループインストールのときに入力できる文字列を確認:

[vagrant@localhost ~]$ dnf group list --ids
:
Available Environment Groups:
   サーバー (server-product-environment)
   最小限のインストール (minimal-environment)
   ワークステーション (workstation-product-environment)
   KDE Plasma デスクトップワークスペース (kde-desktop-environment)
   仮想化ホスト (virtualization-host-environment)
   カスタムオペレーティングシステム (custom-environment)
Installed Environment Groups:
   サーバー (GUI 使用) (graphical-server-environment)
Installed Groups:
   コンテナー管理 (container-management)
   ヘッドレス管理 (headless-management)
Available Groups:
   コンソールインターネットツール (console-internet)
   .NET Development (dotnet)
   RPM 開発ツール (rpm-development-tools)
   開発ツール (development)
   グラフィカル管理ツール (graphical-admin-tools)
   レガシーな UNIX 互換性 (legacy-unix)
   ネットワークサーバー (network-server)
   科学的サポート (scientific)
   セキュリティーツール (security-tools)
   スマートカードサポート (smart-card)
   システムツール (system-tools)
   Fedora パッケージャ (fedora-packager)
   VideoLAN Client (vlc)
   Xfce (xfce-desktop)        ←「注目」

→文字列にスペースが含まれていないので、指定時に「" "」で囲う必要がありません。また、小文字で指定できます。

- --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - ----- ----- ----- --

13. 「ibus-mozc」のインストール:

追記:

「AlmaLinux 9.4」にアップ後、「epel」リポジトリを追加したら、dnf で「ibus-mozc」がインストールできました。ついに、「epel」リポジトリに登録されました。

rpm をダウンロードしてのインストールは要りません。

1). 「epel」リポジトリを追加（インストール）後、システム更新して、再起動:

→「項番 12. の 4).」以降を参照:

2). 現在、有効なリポジトリの一覧:

$ dnf repolist
:
repo id             repo name
appstream           AlmaLinux 9 - AppStream
baseos              AlmaLinux 9 - BaseOS
epel                Extra Packages for Enterprise Linux 9 - x86_64
epel-cisco-openh264 Extra Packages for Enterprise Linux 9 openh264 (From Cisco) - x86_64
extras              AlmaLinux 9 - Extras

→「epel」リポジトリは追加されたタイミングで有効化されました:

3). 「epel」リポジトリが有効になってから、「ibus-mozc」がインストールできるか確認:

[vagrant@localhost ~]$ dnf list ibus-mozc
:
Available Packages
ibus-mozc.x86_64                    2.28.4950.102-7.el9               epel

→リポジトリが「epel」であることに注目。「epel」が無効だと表示されません。

「Available Packages」に表示されるということは、インストール可能ということです。

4). 「ibus-mozc」のインストール:

[vagrant@localhost ~]$ sudo dnf install ibus-mozc
:
Dependencies resolved.
================================================================================
 Package                 Arch       Version                 Repository     Size
================================================================================
Installing:
 ibus-mozc               x86_64     2.28.4950.102-7.el9     epel          338 k      ←「★」
Installing dependencies:
 abseil-cpp              x86_64     20211102.0-3.el9        epel          548 k
 gtk2                    x86_64     2.24.33-8.el9           appstream     3.5 M
 ibus-gtk2               x86_64     1.5.25-5.el9            appstream      22 k
 mozc                    x86_64     2.28.4950.102-7.el9     epel           14 M      ←「★」
 pcre2-utf16             x86_64     10.40-5.el9             appstream     213 k
 protobuf                x86_64     3.14.0-13.el9           appstream     1.0 M
 qt5-qtbase              x86_64     5.15.9-10.el9_4         appstream     3.5 M
 qt5-qtbase-common       noarch     5.15.9-10.el9_4         appstream     8.3 k
 qt5-qtbase-gui          x86_64     5.15.9-10.el9_4         appstream     6.3 M
 xcb-util-image          x86_64     0.4.0-19.el9            appstream      19 k
 xcb-util-keysyms        x86_64     0.4.0-17.el9            appstream      14 k
 xcb-util-renderutil     x86_64     0.3.9-20.el9            appstream      17 k
 xcb-util-wm             x86_64     0.4.1-22.el9            appstream      31 k
 xrefresh                x86_64     1.0.7-6.el9             epel           23 k
 zinnia                  x86_64     0.06-51.el9             epel           63 k
Installing weak dependencies:
 adwaita-gtk2-theme      x86_64     3.28-14.el9             appstream     136 k
 libcanberra-gtk2        x86_64     0.30-27.el9             appstream      25 k
 zinnia-tomoe-ja         x86_64     0.06-51.el9             epel           14 M

Transaction Summary
================================================================================
Install  19 Packages

Total download size: 43 M
Installed size: 98 M
Is this ok [y/N]:

:
Installed:
  abseil-cpp-20211102.0-3.el9.x86_64  
  adwaita-gtk2-theme-3.28-14.el9.x86_64  
  gtk2-2.24.33-8.el9.x86_64  
  ibus-gtk2-1.5.25-5.el9.x86_64 
  ibus-mozc-2.28.4950.102-7.el9.x86_64      ←「★」
  libcanberra-gtk2-0.30-27.el9.x86_64 
  mozc-2.28.4950.102-7.el9.x86_64      ←「★」
  pcre2-utf16-10.40-5.el9.x86_64
  protobuf-3.14.0-13.el9.x86_64 
  qt5-qtbase-5.15.9-10.el9_4.x86_64
  qt5-qtbase-common-5.15.9-10.el9_4.noarch  
  qt5-qtbase-gui-5.15.9-10.el9_4.x86_64  
  xcb-util-image-0.4.0-19.el9.x86_64  
  xcb-util-keysyms-0.4.0-17.el9.x86_64
  xcb-util-renderutil-0.3.9-20.el9.x86_64
  xcb-util-wm-0.4.1-22.el9.x86_64  
  xrefresh-1.0.7-6.el9.x86_64
  zinnia-0.06-51.el9.x86_64  
  zinnia-tomoe-ja-0.06-51.el9.x86_64  

Complete!

→リポジトリにパッケージが（依存も含めて）あると、あっという間で「楽ちん」ですね。

- --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - ----- ----- ----- ---

14. 日本語入力を「ibus-mozc」に変更:

前の「項番 13.」で、「ibus-mozc」をインストールしました。

使える準備ができたので、「ibus-anthy」→「ibus-mozc」に切り替えます。

1). 「仮想マシン」を再起動:

2). GUI のログイン画面で、ログイン:

3). デスクトップ画面が表示:

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14-a. 日本語入力の設定: 「英語(US)」キーボードの場合:

デフォルトの設定は、「英語(US)」キーボードの場合は、「Ctrl+スペース」で入力メソッドを切り替え出来ます:

設定で、違うキーの組み合わせに、割当てを変更できますが、割り切って使うのが良いかも:

1). 「入力ソース」の設定を変更:

右上の「電源」ボタン→「設定」

左の「Keyboard」タブ →「Keyboard」画面:

右の「入力ソース」にて設定を変更:

2-a). まだ、日本語(Anthy) を使う設定にしていない場合:

英語(US)

↓ 　「＋」→日本語 →日本語(Mozc)→「追加」

英語(US)

日本語(Mozc)

2-b). すでに、日本語(Anthy) を使う設定にしている場合:

英語(US)

日本語(Anthy)

↓ 　「＋」→日本語 →日本語(Mozc)→「追加」

英語(US)

日本語(Anthy)

日本語(Mozc)

↓ 　日本語(Anthy) →「縦三点」→「削除」

英語(US)

日本語(Mozc)

- --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - ----- ----- ----- -----

14-b. 日本語入力の設定: 「日本語」キーボードの場合:

デフォルトの設定は、「日本語」キーボードの場合は、

「Ctrl+スペース」もしくは、「半角/全角」キーで入力メソッドを切り替え出来ます:

1). 「入力ソース」の設定を変更:

右上の「電源」ボタン→「設定」

左の「Keyboard」タブ →「Keyboard」画面:

右の「入力ソース」にて設定を変更:

2-a). まだ、日本語(Anthy) を使う設定にしていない場合:

英語(US)

↓ 　「＋」→日本語 →日本語→「追加」

英語(US)

日本語

↓ 　「＋」→日本語 →日本語(Mozc)→「追加」

英語(US)

日本語

日本語(Mozc)

↓ 　英語(US) →「縦三点」→「削除」

日本語

日本語(Mozc)

2-b). すでに、日本語(Anthy) を使う設定にしている場合:

日本語

日本語(Anthy)

↓ 　「＋」→日本語 →日本語(Mozc)→「追加」

日本語

日本語(Anthy)

日本語(Mozc)

↓ 　日本語(Anthy) →「縦三点」→「削除」

日本語

日本語(Mozc)

3). 任意: 入力メソッドを切り替えるキーを「半角/全角」キーに割当てたい場合:

右上の「電源」ボタン→「設定」

左の「Keyboard」タブ →「Keyboard」画面:

(1). 右の「Input Source Setting」（入力ソースの設定）にて:

「Keyboard Shortcut」が「Super+Space」であることを確認:

(2). 一番下までスクロール→「キーボードショートカット」

「Customize Shortcuts　　　　 >」をクリック

「タイピング　　　　　　　 >」をクリック

(3). 「ショートカットを設定」画面:

「半角/全角」キー→「Zenkaku Hankaku」表示→右上の「設定」

(4). 下記の表示に変わりました:

「 次の入力ソースへ切り替える　　Zenkaku Hankaku」

→右上の「x」で閉じます

4). 一度ログアウトして、パネルにキーボードアイコン「ja」を表示させます:

画面右上の「電源」ボタン→「電源オフ/ログアウト」→「ログアウト」

→「ログアウト」

5). 「ログイン」画面:

ユーザ名をクリックしてから、

→パスワード「vagrant」を入力して、ログイン

6). 「デスクトップ」画面:

画面右上のパネルに、キーボードアイコン「ja」が表示:

設定を変更していると、「半角/全角」キーを押すたびに、

「ja」（日本語）と、「A」または「あ」（日本語(Mozc)）が切り替わります:

7). 任意: 日本語オンとオフのキーを、別々に割り当てたい場合:

下記のように設定:

- 「ひらがな」にて日本語オン（日本語入力）
- 「無変換」にて日本語オフ（英文字入力）

(1). パネルが「ja」だと右クリックは無効なので、「半角/全角」キーで「A」または「あ」にします

(2). パネルの「A」または「あ」を右クリック→「ツール」→「プロパティ」→「Mozc プロパティ」画面

(3). 「一般」タブ:

「初期値に戻す」 →OK

→OK

(4). キー設定の選択: ｢MS-IME｣ →「カスタム」に変更、右の「編集...」をクリック

→「Mozc キー設定」画面（ウィンドウの右下をドラッグして広げておくと作業がやりやすいです）

左下の「編集」→「定義済みのキーマップからインポート」→「MS-IME」

上段のタイトルの「入力キー」をクリックして、「入力キー」で並び替え:

(5). 設定の変更:

- 「入力キー」: Hiragana（ひらがな）キー　→「コマンド」の欄を 3回クリックして、「IME を有効化」に変更:

- 「入力キー」: Muhenkan（無変換）キー　 →「コマンド」の欄を 3回クリックして、「IME を無効化」に変更:

4つのモードとも、上記になるように変更しました:

「無変換」キーの「直接入力」は存在しないので、

左下の「編集」→「エントリを追加」、左の「空き」をクリック→「直接入力」

中央の「空き」を 3回クリックして、「無変換」キー

右の「空き」 3回クリックして、「IME を無効化」に変更:

→「OK」

(6). 修正後 : 「2つのキー」 x 「4つのモード」→ 8 個の変更

→「適用」→「OK」

8). 一度ログアウトして、パネルにキーボードアイコン「ja」を表示させます:

画面右上の「電源」ボタン→「電源オフ/ログアウト」→「ログアウト」

→「ログアウト」

9). 「ログイン」画面:

ユーザ名をクリックしてから、

→パスワード「vagrant」を入力して、ログイン

10). 「デスクトップ」画面:

画面右上のパネルに、キーボードアイコン「A」が表示:

設定を変更していると、「半角/全角」キーを押すたびに、

「ja」（日本語）と、「A」または「あ」（日本語(Mozc)）が切り替わります:

11). 「テキストエディター」等を開いて確認:

「A」または「あ」（日本語(Mozc)）のときに、

「ひらがな」キーにて、日本語入力:
「無変換」キーにて、英文字入力:

- --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - ----- ----- ----- ----- -

15. 参考: 「VirtualBox Guest Additions」を（削除後、）手動でインストールする場合:

Vagrant の「プラグイン」をインストールしている場合、作業は要りません:

→つまり、Vagrant の「プラグイン」は以降のすべての作業を自動で行ってくれます:

Vagrant の「プラグイン」をインストールしていなかったり、
Vagrant を使わずに、手動で「仮想マシン」を作成したときに使えます:

1). 「VirtualBox Guest Additions」をアンインストール:

すでに何かしらの「VirtualBox Guest Additions」のインストールが行われている場合に行います:

逆に、下記のスクリプトがあれば（バージョン違いでも）すでにインストールされています:

スクリプトのあるフォルダを確認:

[vagrant@localhost ~]$ ls /opt/
VBoxGuestAdditions-7.0.20

→インストールされているバージョンがわかります:

[vagrant@localhost ~]$ ls /opt/VBoxGuestAdditions-7.0.20/
LICENSE  bin  init  installer  other  routines.sh  sbin  src  uninstall.sh

→スクリプトがありました:

スクリプトを実行して、削除:

[vagrant@localhost ~]$ sudo /opt/VBoxGuestAdditions-7.0.20/uninstall.sh
Removing installed version 7.0.20 of VirtualBox Guest Additions...

[vagrant@localhost ~]$ ls /opt/
[vagrant@localhost ~]$

→フォルダごと削除されました:

2). システム更新:

[vagrant@localhost ~]$ sudo dnf update
:
Is this ok [y/N]:

:
Complete!

3). 「仮想マシン」の再起動:

システム更新後、再起動は、必ず必要です:

[vagrant@localhost ~]$ sudo reboot

4). ssh 接続:

「仮想マシン」の再起動により、ssh 接続が切断されるので、再接続:

ubn@ubnbox:~/ダウンロード/vm/alma$ vagrant ssh
Last login: Sat Oct  5 10:29:04 2024 from 10.0.2.2
[vagrant@localhost ~]$

5). 「VirtualBox Guest Additions」のインストールに必要なパッケージをインストール:

[vagrant@localhost ~]$ sudo dnf install kernel-devel kernel-headers gcc make perl elfutils-libelf-devel

:
Package kernel-headers-5.14.0-427.37.1.el9_4.x86_64 is already installed.
Dependencies resolved.
===========================================================================
 Package                  Arch     Version               Repository   Size
===========================================================================
Installing:
 elfutils-libelf-devel    x86_64   0.190-2.el9           appstream    20 k
 gcc                      x86_64   11.4.1-3.el9.alma.1   appstream    32 M
 kernel-devel             x86_64   5.14.0-427.37.1.el9_4 appstream    21 M
 make                     x86_64   1:4.3-8.el9           baseos      530 k
 perl                     x86_64   4:5.32.1-481.el9      appstream    11 k
Installing dependencies:
 annobin                  x86_64   12.31-2.el9           appstream   1.0 M
 gcc-c++                  x86_64   11.4.1-3.el9.alma.1   appstream    13 M
 gcc-plugin-annobin       x86_64   11.4.1-3.el9.alma.1   appstream    43 k
 glibc-devel              x86_64   2.34-100.el9_4.4      appstream    29 k
 libxcrypt-devel          x86_64   4.4.18-3.el9          appstream    28 k
 perl-CPAN                noarch   2.29-3.el9            appstream   556 k
 perl-ExtUtils-CBuilder   noarch   1:0.280236-4.el9      appstream    46 k
 perl-ExtUtils-Embed      noarch   1.35-481.el9          appstream    16 k
 perl-ExtUtils-Miniperl   noarch   1.09-481.el9          appstream    14 k
 perl-devel               x86_64   4:5.32.1-481.el9      appstream   659 k

Transaction Summary
===========================================================================
Install  15 Packages

Total download size: 68 M
Installed size: 196 M
Is this ok [y/N]:

Installed:
  annobin-12.31-2.el9.x86_64
  elfutils-libelf-devel-0.190-2.el9.x86_64 
  gcc-11.4.1-3.el9.alma.1.x86_64
  gcc-c++-11.4.1-3.el9.alma.1.x86_64
  gcc-plugin-annobin-11.4.1-3.el9.alma.1.x86_64
  glibc-devel-2.34-100.el9_4.4.x86_64  
  kernel-devel-5.14.0-427.37.1.el9_4.x86_64
  libxcrypt-devel-4.4.18-3.el9.x86_64  
  make-1:4.3-8.el9.x86_64  
  perl-4:5.32.1-481.el9.x86_64 
  perl-CPAN-2.29-3.el9.noarch  
  perl-ExtUtils-CBuilder-1:0.280236-4.el9.noarch
  perl-ExtUtils-Embed-1.35-481.el9.noarch  
  perl-ExtUtils-Miniperl-1.09-481.el9.noarch
  perl-devel-4:5.32.1-481.el9.x86_64

Complete!

6). 「仮想マシン」の VirtualBox のメニューから「Guest Additions」のディスクを挿入:

「Devices」→「Insert Guest Additions CD image...」

7). CD マウント:

$ sudo mount /dev/cdrom /mnt

mount: /mnt: special device /dev/cdrom does not exist.

→「仮想マシン」に「光学ドライブ」が設定されていません:

通知エリアのメッセージより抜粋:

Could not insert the /usr/share/virtualbox/VBoxGuestAdditions.iso 
disk image file into the virtual machine alma_default_1728025731985_82547,  
as the machine has no optical drives. 
Please add a drive using the storage page of the virtual machine 
settings window.

和訳:

マシンに光学式ドライブがないため、/usr/share/virtualbox/VBoxGuestAdditions.iso 
ディスク イメージ ファイルを仮想マシン「alma_default_1728025731985_82547」に
挿入できませんでした。仮想マシンの設定ウィンドウのストレージページを使用して
ドライブを追加してください。

8). 「ssh 接続」を切断:

[vagrant@localhost ~]$ exit
logout

9). 「仮想マシン」を電源オフ:

「仮想マシン」を電源オフしないと、光学ドライブを追加できません:

$ vagrant halt
==> default: Attempting graceful shutdown of VM...

10). 仮想マシン設定ウィンドウのストレージページを使用してドライブを追加:

(1). VirtualBox マネージャを起動:

仮想マシン「alma_default_1728025731985_82547」を選択:

左の「ストレージ」をクリック

「コントローラー IDE Controlle...」の右にある、左側のアイコン「光学ドライブの追加」をクリック

→「光学ドライブ」が追加されました:

前の操作で、イメージがマウント待ちになっているので、

「VBoxGuestAdditions.iso」を選んでから、右下の「選択」をクリック

選択後:

→OK

(2). VirtualBox マネージャに戻りました:

→「光学ドライブ」にイメージがセットされていることを確認:

右上の「x」で閉じます:

11). 「仮想マシン」を立ち上げ

$ cd ~/ダウンロード/vm/alma
$ vagrant up

12). 「仮想マシン」に「ssh 接続」:

$ cd ~/ダウンロード/vm/alma
$ vagrant ssh

[vagrant@localhost ~]$

13). CD マウント:

[vagrant@localhost ~]$ sudo mount /dev/cdrom /mnt

14). インストールスクリプトを実行:

[vagrant@localhost ~]$ sudo /mnt/VBoxLinuxAdditions.run

15). インストールが完了:

16). 「光学ドライブ」をアンマウント:

「仮想マシン」のメニューにて、

「Devices」→「Optical Drivers」→「VBoxGuestAdditions.iso」のチェックを外します:

警告が表示:

→「Force Unmount」をクリック

「光学ドライブ」が取り外されました:

- --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - ----- ----- ----- ----- --

16. 参考: 「ホスト名」（コンピュータ名）をいつもの「vagrant」に変更したい場合:

ユーザ名は「vagrant」ですが、「ホスト名」は設定されていないので「localhost」のままです。

好みなので、「localhost」のままでも良いし、他のホスト名とか、いつもの「vagrant」に変更しても良いです。

1). 「仮想マシン」の立ち上げ:

$ cd ~/ダウンロード/vm/alma
$ vagrant up

2). 「仮想マシン」に「ssh 接続」:

$ cd ~/ダウンロード/vm/alma
$ vagrant ssh

[vagrant@localhost ~]$

3). 現在の「ホスト名」（コンピュータ名）を確認:

[vagrant@localhost ~]$ uname -n
localhost.localdomain

もしくは、

[vagrant@localhost ~]$ sudo hostname
localhost.localdomain

もしくは、

[vagrant@localhost ~]$ sudo hostnamectl

   Static hostname: (unset)                             
Transient hostname: localhost
         Icon name: computer-vm
           Chassis: vm 🖴
        Machine ID: 31252a3d8a2147608047123221214ed9
           Boot ID: 29531779ae09464f96a97688eae147ae
    Virtualization: oracle
  Operating System: AlmaLinux 9.4 (Seafoam Ocelot)      
       CPE OS Name: cpe:/o:almalinux:almalinux:9::baseos
            Kernel: Linux 5.14.0-427.37.1.el9_4.x86_64
      Architecture: x86-64
   Hardware Vendor: innotek GmbH
    Hardware Model: VirtualBox
  Firmware Version: VirtualBox

4). 恒久的に「ホスト名」を変更:

[vagrant@localhost ~]$ sudo hostnamectl set-hostname vagrant
[vagrant@localhost ~]$

→すぐには反映されません

5). 反映させるために、「仮想マシン」を再起動:

[vagrant@localhost ~]$ sudo reboot

6). ssh 接続後、プロンプトを確認:

[vagrant@vagrant ~]$

- --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - ----- ----- ----- ----- ---

17. 追記: 「共有フォルダ」の機能は使えますが、「ドラッグアンドドロップ」機能と「クリップボードの共有」機能が使えないことが判明:

1). 「共有フォルダ」機能は使えます:

2). 「クリップボードの共有」機能は、

コピーして貼り付けると、何も貼り付けられないか、以前のクリップボードの内容が貼り付けられます:

「ホームフォルダ」配下を確認すると、

[vagrant@localhost ~]$ pwd
/home/vagrant

[vagrant@localhost ~]$ ls -1A
:
.Xauthority
.bash_history
.bash_logout
.bash_profile
.bashrc
.cache
.config
.lesshst
.local
.ssh
.vbox_version      ←「注目1」
.wget-hsts
Desktop
Documents
Downloads
Music
Pictures
Public
Templates
Videos
ダウンロード

操作を行っても失敗するので、「.vboxclient-...」というファイルが作られていません:

参考: ちなみに、貼り付け出来る「ubuntu 24.04」の場合:

vagrant@vagrant:~$ pwd
/home/vagrant

vagrant@vagrant:~$ ls -1A
:
.Xauthority
.bash_history
.bash_logout
.bashrc
.cache
.config
.dmrc
.gnupg
.local
.mozilla
.profile
.ssh
.sudo_as_admin_successful
.vbox_version          ←「注目1」
.vboxclient-clipboard-tty2-control.pid  ←「注目2」
.vboxclient-clipboard-tty7-control.pid
.vboxclient-clipboard-tty7-service.pid
.vboxclient-draganddrop-tty2-control.pid
.vboxclient-draganddrop-tty7-control.pid
.vboxclient-draganddrop-tty7-service.pid
.vboxclient-hostversion-tty2-control.pid
.vboxclient-hostversion-tty7-control.pid
.vboxclient-seamless-tty2-control.pid
.vboxclient-seamless-tty7-control.pid
.vboxclient-seamless-tty7-service.pid
.vboxclient-vmsvga-session-tty2-control.pid
.vboxclient-vmsvga-session-tty7-control.pid
.vboxclient-vmsvga-session-tty7-service.pid
.xsession-errors
.xsession-errors.old
Desktop
Documents
Downloads
Music
Pictures
Public
Templates
Videos

→注目2: 正常な場合、操作を行なうたびに、「ホームフォルダ」配下に、「.vboxclient-...」というファイルが作られます:

3). 「ドラッグアンドドロップ」機能は、

ホストからゲストに、ファイルを「ドラッグアンドドロップ」すると、下記のエラーが表示します:

Drag and drop operation from host to guest failed.

DnD: Error: Drag and drop to guest notpossible -- either the guest OS does not support this, or the Guest Additions are not installed.

Result Code VBOX_E_ DND_ERROR ｄ(0X0BB0011)

和訳:

DnD: エラー: ゲストへのドラッグ アンド ドロップは不可能です -- ゲスト OS がこれをサポートしていないか、
 Guest Additions がインストールされていません:

4). ゲストが、Wayland または X を使用していることを確認:

ubn@ubnbox:~/ダウンロード/vm/alma$ vagrant ssh

[vagrant@localhost ~]$ loginctl
SESSION  UID USER    SEAT  TTY   STATE  IDLE SINCE
      4 1000 vagrant       pts/0 active no        
     c1   42 gdm     seat0 tty1  active no        

2 sessions listed.

確認:

[vagrant@localhost ~]$ loginctl show-session 4 -p Type
Type=tty

[vagrant@localhost ~]$ loginctl show-session c1 -p Type
Type=wayland

5). 早めに、ホストOS 側を最新の「VirtualBox 7.1.2」の環境にでも、アップするのが良さそう:

- --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - ----- ----- ----- ----- ----

18. 追記: GNOME で、「ヘッドフォン」に音が出ないので調べました:

そういえば、「AlmaLinux 9.4」で音を聞いたことがありませんでした:

ブラウザで、YouTube を確認してみたら、

→動画は表示されますが、音が出ません:

個人的に、ホストOS 側は、「ヘッドフォン」に音を出しています:

ゲストOS の GNOME で、「ヘッドフォン」が選べなかったので、調査:

1). 現状の確認:

[vagrant@localhost ~]$ dnf list *pulseaudio*
:
Installed Packages
pipewire-pulseaudio.x86_64          1.0.1-1.el9     @appstream
pulseaudio-libs.x86_64              15.0-2.el9      @appstream
pulseaudio-libs-glib2.x86_64        15.0-2.el9      @appstream

Available Packages
alsa-plugins-pulseaudio.i686        1.2.7.1-1.el9   appstream
alsa-plugins-pulseaudio.x86_64      1.2.7.1-1.el9   appstream
kde-settings-pulseaudio.noarch      39.1-1.el9      epel
mpg123-plugins-pulseaudio.x86_64    1.26.2-5.el9    appstream
pulseaudio.x86_64                   15.0-2.el9      appstream
pulseaudio-libs.i686                15.0-2.el9      appstream
pulseaudio-libs-devel.i686          15.0-2.el9      appstream
pulseaudio-libs-devel.x86_64        15.0-2.el9      appstream
pulseaudio-libs-glib2.i686          15.0-2.el9      appstream
pulseaudio-module-bluetooth.x86_64  15.0-2.el9      appstream
pulseaudio-module-x11.x86_64        15.0-2.el9      appstream
pulseaudio-qt.x86_64                1.4.0-2.el9     epel
pulseaudio-qt-devel.x86_64          1.4.0-2.el9     epel
pulseaudio-utils.x86_64             15.0-2.el9      appstream
vlc-plugin-pulseaudio.x86_64        1:3.0.21-8.el9  epel
wine-pulseaudio.x86_64              8.0-1.el9       epel
xfce4-pulseaudio-plugin.x86_64      0.4.7-1.el9     epel

[vagrant@localhost ~]$ dnf list pipewire*
:
Installed Packages
pipewire.x86_64                                  1.0.1-1.el9  @appstream
pipewire-alsa.x86_64                             1.0.1-1.el9  @appstream
pipewire-gstreamer.x86_64                        1.0.1-1.el9  @appstream
pipewire-jack-audio-connection-kit.x86_64        1.0.1-1.el9  @appstream
pipewire-jack-audio-connection-kit-libs.x86_64   1.0.1-1.el9  @appstream
pipewire-libs.x86_64                             1.0.1-1.el9  @appstream
pipewire-pulseaudio.x86_64                       1.0.1-1.el9  @appstream
pipewire-utils.x86_64                            1.0.1-1.el9  @appstream

Available Packages
pipewire.i686                                    1.0.1-1.el9  appstream 
pipewire-alsa.i686                               1.0.1-1.el9  appstream 
pipewire-devel.i686                              1.0.1-1.el9  appstream 
pipewire-devel.x86_64                            1.0.1-1.el9  appstream 
pipewire-gstreamer.i686                          1.0.1-1.el9  appstream 
pipewire-jack-audio-connection-kit.i686          1.0.1-1.el9  appstream 
pipewire-jack-audio-connection-kit-devel.i686    1.0.1-1.el9  appstream 
pipewire-jack-audio-connection-kit-devel.x86_64  1.0.1-1.el9  appstream 
pipewire-jack-audio-connection-kit-libs.i686     1.0.1-1.el9  appstream 
pipewire-libs.i686                               1.0.1-1.el9  appstream 
pipewire-module-x11.x86_64                       1.0.1-1.el9  appstream

→wayland になったので、以前使われていた「pulseaudio」ではなく、「pipewire」に移行しています:

2). 再起動:

[vagrant@localhost ~]$ sudo reboot
[vagrant@localhost ~]$ Connection to 127.0.0.1 closed by remote host.
ubn@ubnbox:~/ダウンロード/vm/alma$

3). ssh 接続:

$ vagrant ssh
[vagrant@localhost ~]$

4). GNOME 音声出力を「ヘッドフォン」に変更できるかトライ:

「仮想マシン」の右上の「電源」ボタン→「設定」→左で「サウンド」

出力

出力デバイス: 「アナログ出力 / アンプ - 内部オーディオ」（初期値）

出力デバイスで選べるのは、2つのみ:

- 「アナログ出力 / アンプ - 内部オーディオ」（初期値）
- 「アナログ出力 / アンプなし - 内部オーディオ」

→「ヘッドフォン」が表示されません

5). 「仮想マシン」の電源オフ:

[vagrant@localhost ~]$ exit
logout
ubn@ubnbox:~/ダウンロード/vm/alma$ vagrant halt
==> default: Attempting graceful shutdown of VM...
ubn@ubnbox:~/ダウンロード/vm/alma$

6). 「ホストOS」にて、「VirtualBox マネージャ」を起動:

(1). 「仮想マシン」を選択後、「オーディオ」を確認:

オーディオ:

ホストドライバー: Audio なし
コントローラー: ICH AC97

(2). 「オーディオ」をクリック:

→大きな「ヒント」が表示:

「オーディオ出力を有効化」にチェック:

→「ホストオーディオドライバー」が選べるようになりました:

変更:

ホストオーディオドライバー:「Audio なし」→「デフォルト」に変更:

拡張機能:

「オーディオ出力を有効化」にチェック:

「オーディオ入力を有効化」にチェック:

→OK

(3). 画面が戻りました:

オーディオ:

ホストドライバー: デフォルト
コントローラー: ICH AC97

→変更されました:

右上の「x」で、「VirtualBox マネージャ」画面を閉じました:

7). 「仮想マシン」を起動:

$ cd /home/ubn/ダウンロード/vm/alma
$ vagrant up

GUI で、ログイン

8). 「右上の電源ボタン→「設定」→「サウンド」

→画面右下の「スピーカ」アイコンの左に赤い「マイク」アイコンが表示されていることに注目:

「オーディオ入力を有効化」にチェックしたからだろうと思います:

「仮想マシン」側は、「アナログ出力 / アンプ - 内部オーディオ」（初期値）のまま:

「サウンド」画面の一番下の左の「犬が吠える音」をクリック →物理的に接続した「ヘッドフォン」で鳴き声が聞こえました:

→ゲストOS 側の「音声」は、ホストOS 側のオーディオ設定に従って、今回は「ヘッドフォン」に出力されました:

なので、ゲストOS 側の設定は、（「ヘッドフォン」を選ばなくても）音を出せれば OK

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参考: 「仮想マシン」のコントローラーやデバイス、サウンドカードの型番などを確認したいとき:

[vagrant@localhost ~]$ sudo lspci
:
00:00.0 Host bridge: Intel Corporation 440FX - 82441FX PMC [Natoma] (rev 02)
00:01.0 ISA bridge: Intel Corporation 82371SB PIIX3 ISA [Natoma/Triton II]
00:01.1 IDE interface: Intel Corporation 82371AB/EB/MB PIIX4 IDE (rev 01)
00:02.0 VGA compatible controller: VMware SVGA II Adapter
00:03.0 Ethernet controller: Intel Corporation 82540EM Gigabit Ethernet Controller (rev 02)
00:04.0 System peripheral: InnoTek Systemberatung GmbH VirtualBox Guest Service
00:05.0 Multimedia audio controller: Intel Corporation 82801AA AC'97 Audio Controller (rev 01)
00:06.0 USB controller: Apple Inc. KeyLargo/Intrepid USB
00:07.0 Bridge: Intel Corporation 82371AB/EB/MB PIIX4 ACPI (rev 08)
00:0d.0 SATA controller: Intel Corporation 82801HM/HEM (ICH8M/ICH8M-E) SATA Controller [AHCI mode] (rev 02)

→上記は、「仮想マシン」（仮想のパソコン）で使われている仮想デバイス。つまり、パーツです。
実際のハードウェアをソフトウェアで実現しています。

参考: サウンド機能の「PipeWire」が無効の場合:

「GNOME」デスクトップをインストールしたらデフォルトで有効のはずですが、

もし、無効の時は、システム上で PipeWire を有効にします:

[vagrant@localhost ~]$ systemctl --user --now enable pipewire
:
Created symlink /home/vagrant/.config/systemd/user/default.target.wants/pipewire.service
 → /usr/lib/systemd/user/pipewire.service.
Created symlink /home/vagrant/.config/systemd/user/sockets.target.wants/pipewire.socket
 → /usr/lib/systemd/user/pipewire.socket.

→サービスやソケットのリンクがホームに張られました:

再起動:

[vagrant@localhost ~]$ sudo reboot

まとめ

今回は、「VirtualBox 7.0.18」の環境で、最新の「AlmaLinux 9.4」のBox（Guest Additions 7.0.20 を含む）を使い、「仮想マシン」を作成しました。

「仮想マシン」に含まれる「Guest Additions」のバージョンによっては、問題になることがあるようです:

「Guest Additions 7.0.20」を含む「仮想マシン」の場合、「VirtualBox 7.0.18」のVagrant のプラグインではうまく動きませんでした。例えば、Guest Additions の整合によるビルドで、依存パッケージが自動でインストールされなかったり、要求されたバージョンのカーネルヘッダーをインストールしても認識されなかったりしました。

本来の対処は、ホストOS 側を「VirtualBox 7.0.20」の環境にアップすること、ですが、アップせずにそのままで、「仮想マシン」から「Guest Additions 7.0.20」を削除したら、問題が解決しました。

つまり、現在の「VirtualBox 7.0.18」の環境に合った「Guest Additions 7.0.18」をインストールすることで、うまく動くようになった、ということです。

勉強になりました。

（追記1）:

「AlmaLinux 9.4」にアップ後、「epel」リポジトリを追加したら、dnf で「ibus-mozc」がインストールできました。すでにビルドされているので、あっという間でした。rpm でインストールする必要がなくなりました。

（追記2）:

「共有フォルダ」の機能は使えますが、「ドラッグアンドドロップ」機能と「クリップボードの共有」機能が使えないことが判明: →「項番 17.」を参照:

早めに、ホストOS 側を最新の「VirtualBox 7.1.2」の環境にアップするのが良さそう:

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    目次

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目次
- 今回の作業:
- 「AlmaLinux」関連の以前の投稿:
- 「Vagrant」を使うときの参考:
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Vagrant で「Almalinux 9.4」の「仮想マシン」を立ち上げ:
- 1). 公式「Box」の「almalinux/9」を「vagrant up」で立ち上げ:
  - 「仮想マシン」画面に、「テキストログイン」の画面が表示:
- 2). 「GNOME」デスクトップ環境をインストール後:
- 現在のバージョンを表示:
  - ホストOS : 「Xubuntu 24.04.1 LTS」
  - ゲストOS : 「Almalinux 9.4」
- 参考: 「AlmaLinux 9.4」はRHEL クローンで動作は同じでも、微妙に 100% ではありません:
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「VirtualBox」について:
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「Vagrant」 (ベイグラント) について:
- 公式サイト:
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「AlmaLinux」について:
- 公式サイト:
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1. Vagrant の公式サイトにて、目的の「Box」を検索:
- 公式の「Box」の検索サイト:
  - 「検索キー」の入れ方で、微妙に、表示される「Box」が変わります:
- 「almaLinux」で検索:
  - 「almalinux/9」
  - Vagrant でこのボックスを使用する方法:
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2. 「作業フォルダ」の作成:
- 作業フォルダ名は分かりやすい名前にしました:
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3. 「Vagrantfile」を手動で作成:
- 「Vagrantfile」を作成:
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4. 「仮想マシン」を（作成して）立ち上げ:
- 1). 現時点で登録されている「Box」を確認:
- 2). 現時点で作成されている「仮想マシン」を確認:
- 3). Vagrant に、「vagrant-vbguest」プラグインがインストールされているか確認:
- 4). 「仮想マシン」の（初回の作成と）立ち上げ:
  - 「Vagrantfile」が置かれた「作業フォルダ」に移動して、実行:
- 5). 「仮想マシン」が立ち上がりました:
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5. 「ssh 接続」で、「仮想マシン」をシステム更新:
- 背景:
  - システム更新後の注意点:
- 1). 「端末」画面にて、「仮想マシン」の状態を確認:
- 2). 「端末」画面にて、「ssh 接続」:
- 3). システム更新:
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6. 「仮想マシン」に含まれる「VirtualBox Guest Additions」を削除:
- 1). 「VirtualBox Guest Additions」をアンインストール:
- 2). 「ssh 接続」を切断:
- 3). 「仮想マシン」を電源オフ:
- 4). ホストOS を再起動:
- 5). 登録された「Box」を確認:
- 6). 作成された「仮想マシン」を確認:
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7. 「仮想マシン」の立ち上げ:
- 1). 「仮想マシン」を立ち上げ:
- 2). 「仮想マシン」に ssh 接続している「端末」画面が使えないので、別の「端末」画面を起動して操作:
- 3). 「仮想マシン」の電源オフ:
- 4). 「ssh 接続」して、固まっている「端末」画面を右上の「x」で閉じました:
- 5). 「仮想マシン」の電源オフ:
- 6). 「ホストOS」の再起動:
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8. 「仮想マシン」の再立ち上げ:
- 1). 「仮想マシン」の立ち上げ:
- 2). 「仮想マシン」の「テキストログイン」の画面が立ち上がりました:
- 3). 「VirtualBox Guest Additions」の機能の有効化:
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9. 「仮想マシン」の状態を確認:
- 1). 「仮想マシン」の状態を確認:
- 2). 「端末」画面にて、「ssh 接続」:
- 3). 「仮想マシン」のシステムの状態を確認:
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10. 任意: 「デスクトップ」環境をインストール:
- 1). 参考: 使えるロケールの一覧を表示:
- 2). グループインストールできる「デスクトップ環境」を確認:
- 3). デフォルトの「GNOME」デスクトップ環境をインストール:
- 4). 参考: デスクトップ環境のインストール後、使えるロケールの一覧を表示:
- 5). テキストのログイン画面で、ログインして、「デスクトップ」画面を起動してみる:
- 6). 任意: GUI のログイン画面で、ログインして、デスクトップ画面を起動したい場合:
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11. 任意: 日本語化:
- 1). 現在の設定を確認:
- 2). 日本語関連のパッケージをインストール:
- 3). ロケールを日本語に変更:
- 4). タイムゾーンの変更:
- 5). 任意: キーマップを日本語キーボードに変更:
- 6). 「ssh 接続」を切断:
- 7). 「端末」画面にて、「仮想マシン」を電源オフ:
- 8). 「ホストOS」の再起動:
- 9). 「仮想マシン」の立ち上げ:
- 10). GUI の日本語の「ログイン」画面が表示:
  - ユーザ: vagrant
  - パスワード: vagrant
- 11). 日本語のデスクトップ画面が表示:
  - 「標準フォルダーの名前を現在の言語に合わせて更新しますか？」画面が表示:
  - 「次回から表示しない」にチェック後、
- 12). 日本語のデスクトップ画面が表示:
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12. 「epel」リポジトリの追加:
- 参考: 「リポジトリ」について:
  - サーバー目的で使われることが多い「AlmaLinux 9.4」は、デフォルトの「リポジトリ」のみでは、インストールできるアプリが制限されます:
  - 例えば、「xfce デスクトップ」環境は、「epel」リポジトリを追加しないと、グループインストールできません。
    - 追記: 「epel」リポジトリを追加したら、「ibus-mozc」がインストールできるようになりました。
- まずは、安全な公式の「epel」リポジトリを追加します:
  - 参考:
    - 「epel」リポジトリ以外の、特に個人で提供のリポジトリはセキュリティ上のリスクが大きいので注意:
- 1). 「仮想マシン」の立ち上げ:
- 2). 「ssh接続」:
- 3). 基本のリポジトリを確認:
- 4). 「epel」リポジトリを追加インストール:
  - 参考:
- 5). リポジトリが増えたので、一度、システム更新:
- 6). 現在、有効なリポジトリの一覧:
- 7). 追加された「epel」リポジトリを確認:
- 8). 無効化されているリポジトリも含めて、すべてのリポジトリを表示:
  - →以前よく使っていた「powertools」リポジトリは無くなりました。
- 9). グループインストールできる「デスクトップ環境」を確認:
- 10). 簡単にグループインストールのときに入力できる文字列を確認:
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13. 「ibus-mozc」のインストール:
- 追記:
- 1). 「epel」リポジトリを追加（インストール）後、システム更新して、再起動:
- 2). 現在、有効なリポジトリの一覧:
- 3). 「epel」リポジトリが有効になってから、「ibus-mozc」がインストールできるか確認:
- 4). 「ibus-mozc」のインストール:
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14. 日本語入力を「ibus-mozc」に変更:
- 1). 「仮想マシン」を再起動:
- 2). GUI のログイン画面で、ログイン:
- 3). デスクトップ画面が表示:
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14-a. 日本語入力の設定: 「英語(US)」キーボードの場合:
- 1). 「入力ソース」の設定を変更:
  - 右上の「電源」ボタン→「設定」
  - 右の「入力ソース」にて設定を変更:
- 2-a). まだ、日本語(Anthy) を使う設定にしていない場合:
- 2-b). すでに、日本語(Anthy) を使う設定にしている場合:
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14-b. 日本語入力の設定: 「日本語」キーボードの場合:
- 1). 「入力ソース」の設定を変更:
  - 右上の「電源」ボタン→「設定」
  - 右の「入力ソース」にて設定を変更:
- 2-a). まだ、日本語(Anthy) を使う設定にしていない場合:
- 2-b). すでに、日本語(Anthy) を使う設定にしている場合:
- 3). 任意: 入力メソッドを切り替えるキーを「半角/全角」キーに割当てたい場合:
- 4). 一度ログアウトして、パネルにキーボードアイコン「ja」を表示させます:
- 5). 「ログイン」画面:
- 6). 「デスクトップ」画面:
  - 設定を変更していると、「半角/全角」キーを押すたびに、
- 7). 任意: 日本語オンとオフのキーを、別々に割り当てたい場合:
- 8). 一度ログアウトして、パネルにキーボードアイコン「ja」を表示させます:
- 9). 「ログイン」画面:
- 10). 「デスクトップ」画面:
  - 設定を変更していると、「半角/全角」キーを押すたびに、
- 11). 「テキストエディター」等を開いて確認:
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15. 参考: 「VirtualBox Guest Additions」を（削除後、）手動でインストールする場合:
- 1). 「VirtualBox Guest Additions」をアンインストール:
- 2). システム更新:
- 3). 「仮想マシン」の再起動:
- 4). ssh 接続:
- 5). 「VirtualBox Guest Additions」のインストールに必要なパッケージをインストール:
- 6). 「仮想マシン」の VirtualBox のメニューから「Guest Additions」のディスクを挿入:
- 7). CD マウント:
- 8). 「ssh 接続」を切断:
- 9). 「仮想マシン」を電源オフ:
- 10). 仮想マシン設定ウィンドウのストレージページを使用してドライブを追加:
  - (1). VirtualBox マネージャを起動:
  - (2). VirtualBox マネージャに戻りました:
- 11). 「仮想マシン」を立ち上げ
- 12). 「仮想マシン」に「ssh 接続」:
- 13). CD マウント:
- 14). インストールスクリプトを実行:
- 15). インストールが完了:
- 16). 「光学ドライブ」をアンマウント:
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16. 参考: 「ホスト名」（コンピュータ名）をいつもの「vagrant」に変更したい場合:
- 1). 「仮想マシン」の立ち上げ:
- 2). 「仮想マシン」に「ssh 接続」:
- 3). 現在の「ホスト名」（コンピュータ名）を確認:
- 4). 恒久的に「ホスト名」を変更:
- 5). 反映させるために、「仮想マシン」を再起動:
- 6). ssh 接続後、プロンプトを確認:
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17. 追記: 「共有フォルダ」の機能は使えますが、「ドラッグアンドドロップ」機能と「クリップボードの共有」機能が使えないことが判明:
- 1). 「共有フォルダ」機能は使えます:
- 2). 「クリップボードの共有」機能は、
  - コピーして貼り付けると、何も貼り付けられないか、以前のクリップボードの内容が貼り付けられます:
- 3). 「ドラッグアンドドロップ」機能は、
  - ホストからゲストに、ファイルを「ドラッグアンドドロップ」すると、下記のエラーが表示します:
- 4). ゲストが、Wayland または X を使用していることを確認:
- 5). 早めに、ホストOS 側を最新の「VirtualBox 7.1.2」の環境にでも、アップするのが良さそう:
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18. 追記: GNOME で、「ヘッドフォン」に音が出ないので調べました:
- 1). 現状の確認:
- 2). 再起動:
- 3). ssh 接続:
- 4). GNOME 音声出力を「ヘッドフォン」に変更できるかトライ:
  - 出力
  - 出力デバイスで選べるのは、2つのみ:
- 5). 「仮想マシン」の電源オフ:
- 6). 「ホストOS」にて、「VirtualBox マネージャ」を起動:
- 7). 「仮想マシン」を起動:
- 8). 「右上の電源ボタン→「設定」→「サウンド」
まとめ
-

「この目次の先頭へ」

「本編の目次に戻る」

目次

今回の作業:

「AlmaLinux」関連の以前の投稿:

「Vagrant」を使うときの参考:

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Vagrant で「Almalinux 9.4」の「仮想マシン」を立ち上げ:

1). 公式「Box」の「almalinux/9」を「vagrant up」で立ち上げ:

「仮想マシン」画面に、「テキストログイン」の画面が表示:

2). 「GNOME」デスクトップ環境をインストール後:

GUI の「ログイン」画面が表示:

ログインすると、「デスクトップ」画面が表示:

「仮想マシン」画面を半分のサイズに拡大:

現在のバージョンを表示:

ホストOS : 「Xubuntu 24.04.1 LTS」

ゲストOS : 「Almalinux 9.4」

参考: 「AlmaLinux 9.4」はRHEL クローンで動作は同じでも、微妙に 100% ではありません:

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「VirtualBox」について:

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「Vagrant」 (ベイグラント) について:

公式サイト:

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「AlmaLinux」について:

公式サイト:

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1. Vagrant の公式サイトにて、目的の「Box」を検索:

公式の「Box」の検索サイト:

「検索キー」の入れ方で、微妙に、表示される「Box」が変わります:

「almaLinux」で検索:

「almalinux/9」

Vagrant でこのボックスを使用する方法:

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2. 「作業フォルダ」の作成:

作業フォルダ名は分かりやすい名前にしました:

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3. 「Vagrantfile」を手動で作成:

「Vagrantfile」を作成:

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4. 「仮想マシン」を（作成して）立ち上げ:

1). 現時点で登録されている「Box」を確認:

2). 現時点で作成されている「仮想マシン」を確認:

3). Vagrant に、「vagrant-vbguest」プラグインがインストールされているか確認:

4). 「仮想マシン」の（初回の作成と）立ち上げ:

「Vagrantfile」が置かれた「作業フォルダ」に移動して、実行:

5). 「仮想マシン」が立ち上がりました:

- --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - ----- ----

5. 「ssh 接続」で、「仮想マシン」をシステム更新:

背景:

システム更新後の注意点:

1). 「端末」画面にて、 「仮想マシン」の状態を確認:

2). 「端末」画面にて、 「ssh 接続」:

3). システム更新:

- --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - ----- -----

6. 「仮想マシン」に含まれる「VirtualBox Guest Additions」を削除:

1). 「VirtualBox Guest Additions」をアンインストール:

(1). 事前確認:

(2). アンインストール:

(3). 確認:

2). 「ssh 接続」を切断:

3). 「仮想マシン」を電源オフ:

4). ホストOS を再起動:

5). 登録された「Box」を確認:

6). 作成された「仮想マシン」を確認:

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7. 「仮想マシン」の立ち上げ:

1). 「仮想マシン」を立ち上げ:

2). 「仮想マシン」に ssh 接続している「端末」画面が使えないので、別の「端末」画面を起動して操作:

3). 「仮想マシン」の電源オフ:

4). 「ssh 接続」して、固まっている「端末」画面を右上の「x」で閉じました:

5). 「仮想マシン」の電源オフ:

6). 「ホストOS」の再起動:

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8. 「仮想マシン」の再立ち上げ:

1). 「仮想マシン」の立ち上げ:

2). 「仮想マシン」の「テキストログイン」の画面が立ち上がりました:

3). 「VirtualBox Guest Additions」の機能の有効化:

(1). 「共有フォルダ」機能の有効化:

(2). 「画面の自動リサイズ」機能の有効化:

(3). 「クリップボードの共有」機能の有効化:

機能を有効にしても、使えない場合:

1). 「端末」画面にて、「仮想マシン」の状態を確認:

2). 「端末」画面にて、「ssh 接続」:

(4). 「ドラッグアンドドロップ」機能の有効化:

2). 「端末」画面にて、「ssh 接続」:

7). 「端末」画面にて、「仮想マシン」を電源オフ: