Linux あれこれ

Linux 関連(一部 Windows11 )の備忘録です。

「Xubuntu 24.04 LTS」に、「VirtualBox 7.2.2」と「Vagrant 2.4.9」をインストール〈H175-8〉

登録日: 2025-10-19 更新日: 2025-10-19

前回、「Xubuntu 24.04 LTS」に「VirtualBox 7.1.10」と「Vagrant 2.4.7」をインストールしました:

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今回、現時点で最新の「VirtualBox 7.2.2」と「Vagrant 2.4.9」をインストールして、うまく動くか確認しました:

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その備忘録です。

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使用したPC は、以前に購入した ミニPC「MINISFORUM NAB5」で、Linux マシンとして運用中です。
プロセッサは「Core i5-12450H」で、メモリ 16GB、SSD 512GB です。

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(注)リンクを戻るときはブラウザの左上の「←」をクリック
Android スマホであれば「ホーム」ボタン隣の「<」をタップ

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目次

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今回の作業:

1. 「VirtualBox」のインストール状況を確認:

2. 「仮想マシン」の整理:

3. 「VirtualBox」のインストール準備:

4.  最新の「VirtualBox 7.2.2」をダウンロード:

5. 「VirtualBox 7.2.2」をインストール:

6. 「VirtualBox Extension Pack」をインストール:

7.  最新の「Vagrant 2.4.9」をダウンロードしてインストール:

8.  Vagrant に「vagrant-vbguest」プラグインをインストール:

9.  Vagrant の動作を確認:

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「まとめ へ」

「目次詳細 へ」

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Xubuntu 24.04 LTS の立ち上げ:

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VirtualBox マネージャを起動:

左側に「アイコン」(ボタン)が縦に並びます:

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「ホーム」ボタン:(デフォルト)

VirtualBox マネージャの左側に縦にボタン(アイコン)が並ぶデザインに変わりました:

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仮想マシンボタン:

→今までと同じ画面です:

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「機能拡張」ボタン:

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「メディア」ボタン:

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「ネットワーク」ボタン:

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クラウドボタン:

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「リリース」ボタン:

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機能が使いやすくなった印象です:

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現在のOS のバージョンを表示:

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2025-10-19 現在

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ホストOS : 「Xubuntu 24.04.2 LTS」

カーネル:

$ uname -r
6.8.0-85-generic

→安定志向なので、更新は少なめです:

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リリース:

$ cat /etc/lsb-release
DISTRIB_ID=Ubuntu
DISTRIB_RELEASE=24.04
DISTRIB_CODENAME=noble
DISTRIB_DESCRIPTION="Ubuntu 24.04.3 LTS"

→LTS 版の更新(ポイントリリース)は、ほぼ 6ヶ月ごとです:

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x11」と「Wayland」のどちらで動作しているか確認:
$ echo $XDG_SESSION_TYPE
x11

→「Wayland」ではなく、「x11」で動作しています。

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Xubuntu」について:

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Ubuntu の公式フレーバー(性格の違う兄弟?)です

Ubuntu ベースの、軽量な「Xfce」デスクトップ環境です。

個人的には使い慣れた環境です。
安定していることと、カスタマイズしやすく、自分にとって使い勝手の良い環境を再現しやすいのが利点です。

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VirtualBox」について:

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VirtualBox 」は、Oracle が開発している「仮想マシン」を構築するためのソフトウェアです。

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  • 「VirtalBox」は「仮想的なパソコン」(仮想デバイス)を実現するソフトウェアです。別のパソコンに「Linux」をインストールするのと変わりません。

  • 仮想マシンを使うことで、ハードウェアで問題になりそうなPC でも、最新のLinux ディストリビューションをインストールできる可能性が高くなります。

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Vagrant」について:

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公式サイト:

Vagrant by HashiCorp

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Vagrant」 (ベイグラント) は、「仮想マシン」の管理をしやすくするための「フロントエンド」のソフトウェアです:

仮想マシン」の管理を「vagrant コマンド」で行います:
複数の「仮想マシン」の環境(ベンダーと言います)に対応しており、 ベンダー指定を省略した時のデフォルトは「VirtualBox」です。

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例えば、「VirtualBox」の場合は、
vagrant コマンド」の実行で、「VirtualBox」が内蔵する「VBoxManage」コマンドを発行して、「仮想マシン」の制御を行っています。

つまり、「VirtualBox」がインストールされていないと使えません。
また、「Vagrant」は、仮想環境を統一するのに便利なので、共同作業の多い「ソフト開発」でよく使われています。

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個人的にはいろいろなOS にトライしており、ssh 接続よりも、GUI をよく使っていて、 GUI で使うときに便利になる、Guest Additions のインストールを手動で行うのですが、 その都度環境が違うので、よく失敗します。

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なので、Guest Additions を(ほぼ 100% の成功率で)仮想マシンに自動インストールしてくれる、「vagrant plugin」機能を使うために、「Vagrant」を使っています。

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1. 「VirtualBox」のインストール状況を確認:

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1). 現在のインストール状況を確認:

$ apt search virtualbox | grep 済
:
virtualbox-7.1/now 7.1.10-169112~Ubuntu~noble amd64 [インストール済み、ローカル]

→「ローカル」の表示は、.deb ファイルからインストールされているということです

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パッケージ名が「virtualbox-7.1」でインストールされています:

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2). インストールされている「VirtualBox」の詳細バージョンをコマンドで確認:

$ VBoxManage --version
:
7.1.10r169112

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3). 「VirtualBox マネージャ」を起動して、作成された「仮想マシン」をGUI で確認:

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コマンドでも確認できます:
$ ls -1p ~/'VirtualBox VMs'/
:
Void-Linux/
'Void-Linux の原本3'/

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2. 事前に、不要な「仮想マシン」を整理:

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ディスクの空きを増やすため、いくつかの「仮想マシン」を削除しました:

もし、必要な「仮想マシン」があれば、削除の必要はありません。

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ただし、vagrant で管理されている場合は、今回は vagrant のバージョンをアップするので、「仮想マシン」を(制御ファイルを含めて)再作成する必要がある(?)かもしれません。

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2-1. Vagrant で管理されている「仮想マシン」を削除:

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操作例です。各々の環境で異なります。

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1). 現在の「仮想マシン」の確認:

$ vagrant global-status
==> vagrant: A new version of Vagrant is available: 2.4.9 (installed version: 2.4.7)!
==> vagrant: To upgrade visit: https://www.vagrantup.com/downloads.html
id       name   provider state  directory                           
--------------------------------------------------------------------
There are no active Vagrant environments on this computer! Or,
you haven't destroyed and recreated Vagrant environments that were
started with an older version of Vagrant.

→「Vagrant」の最新バージョンがあるとの通知が表示されました:

ここでは、Vagrant で管理されている「仮想マシン」はなしです:

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3). 不要な「Box」の削除:

確認:

$ vagrant box list
xubuntu2504-4 (virtualbox, 0)

-

削除:

$ vagrant box remove xubuntu2504-4
Removing box 'xubuntu2504-4' (v0) with provider 'virtualbox'...

-

確認:

$ vagrant box list
There are no installed boxes! Use `vagrant box add` to add some.

-


4). 不要な「作業フォルダ」の削除:

個人的に管理しやすいように、「作業フォルダ」を置くフォルダを決めています:

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作業フォルダ名の確認:

$ ls -1 ~/ダウンロード/vm/
:
box-share
xubuntu2504-4

-

削除1:

$ rm -r ~/ダウンロード/vm/xubuntu2504-4

-

削除2:

$ rm -r ~/ダウンロード/vm/box-share

-

確認:

$ ls -1 ~/ダウンロード/vm/
$

-


5). 作成されている「仮想マシン」を確認:

$ ls -lA ~/'VirtualBox VMs'
:
drwxrwxr-x 3 ubn ubn 4096 10月 16 07:19  Void-Linux
drwx------ 2 ubn ubn 4096 10月 16 07:20 'Void-Linux の原本3'

Vagrant で管理されている「仮想マシン」はありません:

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2-2. VirtualBox マネージャで管理している「仮想マシン」を削除:

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操作例です。各々の環境で異なります。

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1). VirtualBox マネージャにて、不要な「仮想マシン」を削除:

VirtualBox マネージャにて、左の一覧から該当の「仮想マシン」を右クリック→「除去」

→「すべてのファイルを削除」

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2). VirtualBox マネージャを起動して、確認:

→ 2つのみ残っています:

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3. 「VirtualBox」のインストール準備:

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1). システム更新:

$ sudo apt update
$ sudo apt upgrade
:
アップグレード: 0 個、新規インストール: 0 個、削除: 0 個、保留: 0 個。

→「アップグレード:」の行が、すべて 0 かを確認:

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2). 「dkms」のインストール:

「.deb」ファイルから(最新の)「VirtualBox」をインストールしたい場合に、パッケージ名「dkms」をインストールしておきます:

カーネルの更新があったときに自動で依存が解決(システム更新に、カーネルのビルドに必要なカーネルヘッダー等が追加)されます:

$ sudo apt install dkms
:
dkms はすでに最新バージョン (3.0.11-1ubuntu13) です。

-

注意: パッケージ名は似ていますが、違う環境に間違えてインストールすると、正しく機能しません:
  • 「.deb」ファイルから(最新の)「VirtualBox」をインストールしたい場合に、
     →パッケージ名「dkms」をインストールしておきます:

  • apt コマンドで(最新ではないけど問題の少ない)「VirtualBox」をインストールする場合は、
     →パッケージ名「virtualbox-dkms」をインストールしておきます:

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3). 再起動:

「端末」以外のすべてのウィンドウを閉じてから、

$ reboot

-

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4. 使用できる「Virtualbox」の最新バージョンを確認:

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1). Ubuntu の(開発)「コード名」を確認:

$ cat /etc/lsb-release
DISTRIB_ID=Ubuntu
DISTRIB_RELEASE=24.04
DISTRIB_CODENAME=noble          ←(コード名)
DISTRIB_DESCRIPTION="Ubuntu 24.04.3 LTS"

Xubuntu は「Ubuntu」が元(デスクトップ環境が異なるだけ)なので、「Ubuntu」と同じイメージファイルを使います:

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使用しているホストOS の種類とリリース番号によって、ダウンロードするファイルを選びます:

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2). ブラウザで「virtualbox」の最新版を確認:

Index of /virtualbox/

→「virtualbox」の最新リリースは「7.2.2」です。

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5. 最新の「virtualbox 7.2.2」をダウンロード:

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1). ファイルのダウンロード:

ダウンロードサイト:

Index of /virtualbox/7.2.2

-

 →ファイルを「~/ダウンロード/virtualbox/」フォルダに移動:

-

 →ファイルを「~/ダウンロード/virtualbox/」フォルダに移動:

-

 表示される内容から抜粋:

a7f5904e35b3c34c000f74e0364f1d1c0efdb126a4d3c4a264244959711c7f42 *Oracle_VirtualBox_Extension_Pack-7.2.2-170484.vbox-extpack

2e5f48404328476f15dd35b7bde710b2a58e5e64bfa7fa78b64970336ba13aac *virtualbox-7.2_7.2.2-170484~Ubuntu~noble_amd64.deb

-

2). ファイルの確認:

$ cd ~/ダウンロード/virtualbox/
$ ls -1
:
Oracle_VirtualBox_Extension_Pack-7.2.2-170484.vbox-extpack
virtualbox-7.2_7.2.2-170484~Ubuntu~noble_amd64.deb

-

3). ファイルの「チェックサム」を確認:

VirtualBox」:
$ sha256sum virtualbox-7.2_7.2.2-170484~Ubuntu~noble_amd64.deb
:
2e5f48404328476f15dd35b7bde710b2a58e5e64bfa7fa78b64970336ba13aac  virtualbox-7.2_7.2.2-170484~Ubuntu~noble_amd64.deb

-

VirtualBox Extension Pack」:
$ sha256sum Oracle_VirtualBox_Extension_Pack-7.2.2-170484.vbox-extpack
:
a7f5904e35b3c34c000f74e0364f1d1c0efdb126a4d3c4a264244959711c7f42  Oracle_VirtualBox_Extension_Pack-7.2.2-170484.vbox-extpack

-

-


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6. 「.deb」ファイルから「VirtualBox」をインストール:

-

こちらは「Xubuntu 24.04 LTS」にて、「virtualbox 7.2.2」をインストールする場合ですが、

違う「.deb」ファイルにすれば、そのバージョンがインストール出来ます:

-

1). インストール:

$ cd ~/ダウンロード/virtualbox/
$ sudo apt install ./virtualbox-7.2_7.2.2-170484~Ubuntu~noble_amd64.deb
注意、'./virtualbox-7.2_7.2.2-170484~Ubuntu~noble_amd64.deb' の代わりに 'virtualbox-7.2' を選択します
以下のパッケージが自動でインストールされましたが、もう必要とされていません:
  libqt6help6 libqt6statemachine6 libqt6xml6t64
これを削除するには 'sudo apt autoremove' を利用してください。
以下の追加パッケージがインストールされます:
  libxcb-cursor0
以下のパッケージは「削除」されます:
  virtualbox-7.1
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  libxcb-cursor0 virtualbox-7.2
アップグレード: 0 個、新規インストール: 2 個、削除: 1 個、保留: 0 個。
:
virtualbox-7.2 (7.2.2-170484~Ubuntu~noble) を設定しています ...
info: グループ `vboxusers' はシステムグループとしてすでに存在しています。終了し
ます。
:
N: ファイル '/home/ubn/ダウンロード/virtualbox/virtualbox-7.2_7.2.2-170484~Ubuntu~noble_amd64.deb' がユーザ '_apt' からアクセスできないため、ダウンロードは root でサンドボックスを通さずに行われます。 - pkgAcquire::Run (13: 許可がありません)
ubn@ubnbox:~/ダウンロード/virtualbox$ 

-


2). インストールされたか確認:

$ apt search virtualbox | grep 済
:
virtualbox-7.2/now 7.2.2-170484~Ubuntu~noble amd64 [インストール済み、ローカル]

→「ローカル」の表示に注目:

-

パッケージ名が「virtualbox-7.2」でインストールされました:

-


3). コマンドでバージョンを確認:

$ VBoxManage --version
:
7.2.2r170484
→上記に、エラーメッセージが含まれていなければ、「VirtualBox マネージャ」が使える状態です:

つまり、Vagrant仮想マシンを作成して立ち上げできます:

-

参考: もし、上記で、エラーメッセージが含まれている場合の対応は:

→「こちら」を参照:

-


4). 再起動:

「端末」画面以外を閉じてから、

$ reboot

-


5). ログイン後、デスクトップ画面が表示:

-


6). 「VirtualBox」を起動して確認:

メニュー →「システム」→「Oracle VirtualBox

→正常に立ち上がりました:

-

ヘルプ表示を確認:

ヘルプ →「VirtualBox について」:

-

VirtualBox グラフィカルユーザーインターフェース
バージョン 7.2.2 r170484 (Qt6.8.0 on xcb)
Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates.

→「閉じる」

-

VirtualBox」マネージャを画面右上の「x」で閉じました:

-


7). 任意: 「VirtualBox」の「USB 機能」を使いたい場合の確認:

→「こちら」を参照:

-

-


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7. 「VirtualBox Extension Pack」をインストール:

-

virtualbox 7.2.2」をインストールした場合です:

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続けて、機能拡張パッケージをインストールしました。

インストールされている VirtualBox のバージョンと同じバージョンの「拡張パック」が必要です:

作業は任意です。

-

拡張パックで提供される追加機能:

→リモートで使うなら必要だけど、必要がなければ要らない機能です。

-

1). ファイルマネージャで、「~/ダウンロード/virtualbox/」フォルダを開きます:

フォルダ名は任意なので変わります。

-

2). ダウンロードした、緑色で四角いボックスのアイコンの「Oracle_VirtualBox_Extension_Pack-7.2.2-170484.vbox-extpack」をダブルクリック:

virtualbox」(「VirtualBox」マネージャ)をインストールしたことで使える機能です:

-

3). 「VirtualBox」マネージャが起動されて、ダイアログが表示:

→「アップグレード」が表示されていれば、「アップグレード」をクリック:

→「インストール」が表示されていれば、「インストール」をクリック:

-

4). ライセンス画面が表示:

一番下までスクロール:

→「同意します」をクリック

→パスワード入力:

-

5). 「VirtualBox」マネージャの画面に戻りました:

-

6). 「機能拡張」がインストールされたか確認:

左側の 3つ目の「機能拡張」アイコンをクリック

-

「機能拡張」がインストールされたか確認できます:

-

参考: もし、以前の「7.1.10」の「機能拡張」が残ったままだったら、

「7.1.10」をクリック→「アンインストール」をクリック

→「除去」

→「パスワード」入力

-

7). 左側の 1つ目の「ホーム」アイコンをクリック

→元の画面に戻りました:

-

8). 左側の 2つ目の「仮想マシン」アイコンをクリック

→いつも使っている画面です:

-

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8. 最新の「Vagrant 2.4.9」をインストール:

-

公式サイト:

github hashicorp/vagrant

-

最新の「Vagrant 2.4.9」をインストールする場合です:

違う「.deb」ファイルにすれば、そのバージョンがインストール出来ます:

-


1). 「Vagrant 2.4.9」のダウンロード:

ダウンロードサイト:

vagrant_2.4.9

-

vagrant_2.4.9-1_amd64.deb

→ダウンロードしたファイルを「~/ダウンロード/virtualbox」フォルダに移動(任意):

-


2). チェックサムのダウンロード:

「[vagrant_2.4.9_SHA256SUMS[(https://releases.hashicorp.com/vagrant/2.4.9/vagrant_2.4.9_SHA256SUMS)」

→ダウンロードしたファイルを「~/ダウンロード/virtualbox」に移動(任意):

-


3). ダウンロードしたチェックサムの「書類ファイル」をダブルクリック:

表示の中から、チェックサムを抜粋:

42d830d05e6e9e647f8a5c854d9f5295e319dac74edd37d54b97b4f29cbbd70d  vagrant_2.4.9-1_amd64.deb

-


4). ファイルの確認:

$ cd ~/ダウンロード/virtualbox
$ ls -1p
:
Oracle_VirtualBox_Extension_Pack-7.2.2-170484.vbox-extpack
vagrant_2.4.9-1_amd64.deb
vagrant_2.4.9_SHA256SUMS
virtualbox-7.2_7.2.2-170484~Ubuntu~noble_amd64.deb

-


5). ダウンロードしたファイルのチェックサムを確認:

$ sha256sum vagrant_2.4.9-1_amd64.deb
:
42d830d05e6e9e647f8a5c854d9f5295e319dac74edd37d54b97b4f29cbbd70d  vagrant_2.4.9-1_amd64.deb

-


6). すでに「Vagrant」、および、そのプラグインをインストールしていたら、完全削除が必要です:

「上書きインストール」を行なうと、依存関連のエラーでプラグインがインストールできませんでした:

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プラグインを削除した後に、「Vagrant」と設定ファイルを含めての削除が必要です:

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(1). 「vagrant」がインストールされているか確認:
$ apt list vagrant
:
vagrant/now 2.4.7-1 amd64 [インストール済み、ローカル]

-

(2). インストールされているプラグインを確認:
$ vagrant plugin list
vagrant-vbguest (0.32.0, global)

プラグインはひとつのみインストールされています:

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(3). インストールされているプラグインを削除:
$ vagrant plugin uninstall vagrant-vbguest
:
Uninstalling the 'vagrant-vbguest' plugin...
Successfully uninstalled micromachine-3.0.0
Successfully uninstalled vagrant-vbguest-0.32.0

-

(4). インストールされているプラグインを確認:
$ vagrant plugin list
:
No plugins installed.

プラグインはなし:

-

(5). 「vagrant」を完全に削除:
$ sudo apt purge vagrant
以下のパッケージは「削除」されます:
  vagrant*
アップグレード: 0 個、新規インストール: 0 個、削除: 1 個、保留: 0 個。
この操作後に 274 MB のディスク容量が解放されます。
続行しますか? [Y/n] 

→Enter

(データベースを読み込んでいます ... 現在 251198 個のファイルとディレクトリがイン
ストールされています。)
vagrant (2.4.7-1) を削除しています ...
dpkg: 警告: vagrant の削除中、ディレクトリ '/opt' が空でないため削除できませんで
した

-

(6). 「/opt」フォルダを確認:
$ ls -A /opt
firefox

→「firefox」は別件につき、問題なし

-

(7). 「vagrant」が削除されたか確認:
$ apt list vagrant
$

→なし:

-

(8). 念の為、一度再起動:

「端末」以外の画面を閉じてから、

$ reboot

-


7). 「.deb」ファイルから「Vagrant」をインストール:

$ cd ~/ダウンロード/virtualbox/
$ sudo apt install ./vagrant_2.4.9-1_amd64.deb
:
以下のパッケージが自動でインストールされましたが、もう必要とされていません:
  libqt6help6 libqt6statemachine6 libqt6xml6t64
これを削除するには 'sudo apt autoremove' を利用してください。
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  vagrant
アップグレード: 0 個、新規インストール: 1 個、削除: 0 個、保留: 0 個。

→「新たにインストールされます:」であることを確認:

-


8). インストールされたか確認:

$ apt list vagrant
:
vagrant/now 2.4.9-1 amd64 [インストール済み、ローカル]

→「ローカル」の表示に注目:

-


9). バージョンを確認:

$ vagrant --version
:
Vagrant 2.4.9

-

-


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9. 「vagrant-vbguest」プラグインをインストール:

-

ホストOS 側の「Vagrant」のインストールをしたら、「vagrant-vbguest」プラグインをインストールしておくと、

vagrant up」や「vagrant reload」時、及び「vagrant vbguest」実行時に

「Guest Additions」のバージョンを自動でチェックして、 自動で「Guest Additions」をインストールしてくれます

-

手動だと半分しかうまく行かなかった「Guest Additions」のインストールがほぼ成功するのが利点:

-


1). 「vagrant-vbguest」プラグインを確認:

$ vagrant plugin list
:
No plugins installed.

プラグインなし:

エラーの表示はありません:

-

参考: 先にプラグインを削除せずに、「vagrant」を再インストールすると、ここでエラーが出る場合があり、面倒なことになります:

-


2). 「vagrant-vbguest」プラグインのインストール:

$ vagrant plugin install vagrant-vbguest
:
Installing the 'vagrant-vbguest' plugin. This can take a few minutes...
Fetching micromachine-3.0.0.gem
Fetching vagrant-vbguest-0.32.0.gem
Installed the plugin 'vagrant-vbguest (0.32.0)'!

→赤い警告が表示されなければ OK:

プラグイン自体のバージョンは上がっていません

-


3). ホストOS を再起動:

「端末」以外のすべてのウィンドウを閉じてから、

$ reboot

-

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10. 「Vagrant」の動作を確認:

-

Vagrant 2.4.9」を確認するには、「仮想マシン」をイチから作ってみないと、テストになりません:

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1). vagrantプラグインを確認:

$ vagrant plugin list
:
vagrant-vbguest (0.32.0, global)

-


2). 登録された「Box」を確認:

$ vagrant box list
:
There are no installed boxes! Use `vagrant box add` to add some.

→なし

-


3). 作成された「仮想マシン」を確認:

$ vagrant global-status
:
id       name    provider   state    directory                           
-------------------------------------------------------------------------

vagrant で管理されている「仮想マシン」なし

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4). 「Vagrant 2.4.9」で、「仮想マシン」を作成して、動作を確認:

-

→次に投稿する、〈H175-9〉にて、動作を確認しました:
Vagrant」で「Void Linux」の「仮想マシン」を作成:

→OK

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まとめ

今回は、「Xubuntu 24.04.3 LTS」に、最新の「VirtualBox 7.2.2」と「Vagrant 2.4.9」をインストールしました。

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VirtualBox 7.2.2」は、機能がわかりやすい画面のデザインに変わり、そこで確認できる項目も増えています:

少しずつ、進歩しています。

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また、バージョンアップで問題となる、最新の「Vagrant 2.4.9」を使い、最新の「VirtualBox 7.2.2」の「仮想マシン」が作成できるかは、次の「投稿」で正常に動くことを確認しました。

この組み合わせだとスムーズに移行できるので、オススメかも。

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