Linux あれこれ

Linux 関連の備忘録です。

Fedora 32 にて、notepadqq をバージョン別にビルド〈H72〉

登録日: 2020-06-21 更新日: 2020-08-04

Fedora Workstation 32」をUSB メモリにインストールしました。 その前回のインストール の続きです。 notepadqq にて日本語入力できなかったので、最新をビルドして日本語入力できるのか確認しました。

あとは、使わないフォントの削除など。

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追記:

あとで判明したのですが、Fedora 32 の「Wayland」セッションだと「Qt アプリで日本語入力ができない」ことがわかりました。 どちらにしても、Git でのバージョン管理の勉強にはなりました。

ちなみに、CentOS ではこの問題が発生していません。カーネルやパッケージのバージョンが低いからか、最新のWayland ではないからか、…。

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「目次」

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前回の投稿 からの抜粋:


ibus-kkc、ibus-Anthyibus-mozc にて、「Qt アプリ」で日本語入力できません

ibus-kkc、ibus-Anthyibus-mozc による日本語入力で、プリインストールされたアプリ(gedit も含む)で日本語入力はできますが、追加インストールした「geany」や「featherpad」で日本語入力できません。

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日本語入力の状況:

プリインストールされているアプリは日本語入力できます:

gedit、nano、vi、端末、firefox ブラウザでの検索語の入力、 : OK

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→いろいろなテキストエディタをインストールして確認しました。 geany は、入力すると日本語の候補窓が表示されたり/消えたりを繰り返して日本語入力できません。Qt アプリとは違う現象です。

geany を別にすると、ほとんどの「Qt アプリ」で日本語入力できません 。 日本語オンになりません。手動でオンにしても英字のみの入力になります。 ちなみに、Manjaro GNOME では、同じアプリで問題なく日本語入力できています。この差は何でしょうか?

設定を確認:

$ env | grep QT
QT_IM_MODULE=ibus

追記: Qt アプリにて、fcitx-mozc で日本語入力できるか確認。 fcitx-mozc はリポジトリに登録がないので確認できず。代わりにfcitx-anthy をインストールしたら、同じように、Qt アプリにて日本語入力できませんでした。日本語オンになりません。手動でオンにしても英字のみの入力になります。

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notepadqq のインストール

Windows 版のnotepad++ のLinux 版です。タブ(開いていたファイル)を開始時に開いてくれるのでひと手間減らせるのが利点。標準で使えるテーマも多いです。Qt アプリ。

$ sudo dnf install notepadqq

$ notepadqq --version
QSocketNotifier: Can only be used with threads started with QThread
Notepadqq 1.4.8

→日本語入力できません。こちらも英文字しか入力されません。候補も表示されません。

メニューの日本語化は一部のみで、ヘルプ表示のボタンは文字化け、および、マウスの中央ボタンでの貼り付けができない、ちょっと問題のあるバージョンです。

ちなみに、最新は「2.0.0-beta」で、Manjaro Linux のAUR でインストールすると、日本語入力も、マウスの中央ボタンでの貼り付けも動作しました。

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このバージョンのnotepadqq は使えないので削除:

$ sudo dnf remove notepadqq

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notepadqq を最新にビルドして、確認しました

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最新のnotepadqq をビルドしてインストール

GitHub notepadqq/notepadqq

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準備:

作業フォルダを作成:

$ cd
$ mkdir Git

$ dnf list git
:
インストール済みパッケージ
git.x86_64

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必要なライブラリがインストールされているか確認を含めてのインストール:

インストール説明のCentOS の例より:

$ sudo dnf install qt5-qtbase-devel qt5-qttools-devel qt5-qtwebengine-devel qt5-qtwebsockets-devel qt5-qtsvg-devel uchardet qt5-qtwebchannel-devel pkgconfig
:
パッケージ uchardet-0.0.6-10.fc32.x86_64 は既にインストールされています。
パッケージ pkgconf-pkg-config-1.6.3-3.fc32.x86_64 は既にインストールされています。
:
インストール:
 qt5-qtbase-devel                     x86_64  5.14.2-5.fc32      updates  3.0 M
 qt5-qtsvg-devel                      x86_64  5.14.2-1.fc32      updates   26 k
 qt5-qttools-devel                    x86_64  5.14.2-1.fc32      updates  178 k
 qt5-qtwebchannel-devel               x86_64  5.14.2-1.fc32      updates   22 k
 qt5-qtwebengine-devel                x86_64  5.14.2-2.fc32      updates   68 k
 qt5-qtwebsockets-devel               x86_64  5.14.2-1.fc32      updates   44 k
依存関係のインストール:
 clang                                x86_64  10.0.0-2.fc32      updates   86 k
 clang-devel                          x86_64  10.0.0-2.fc32      updates  1.7 M
 clang-libs                           x86_64  10.0.0-2.fc32      updates   24 M
 clang-tools-extra                    x86_64  10.0.0-2.fc32      updates   13 M
 cmake                                x86_64  3.17.3-1.fc32      updates  6.0 M
 cmake-data                           noarch  3.17.3-1.fc32      updates  1.4 M
 cmake-filesystem                     x86_64  3.17.3-1.fc32      updates   14 k
 cmake-rpm-macros                     noarch  3.17.3-1.fc32      updates   13 k
 gcc-c++                              x86_64  10.1.1-1.fc32      updates   11 M
 jsoncpp                              x86_64  1.9.2-2.fc32       fedora   100 k
 libX11-devel                         x86_64  1.6.9-3.fc32       fedora   938 k
 libXau-devel                         x86_64  1.0.9-3.fc32       fedora    14 k
 libglvnd-core-devel                  x86_64  1:1.3.1-1.fc32     fedora    19 k
 libglvnd-devel                       x86_64  1:1.3.1-1.fc32     fedora   156 k
 libglvnd-opengl                      x86_64  1:1.3.1-1.fc32     fedora    49 k
 libstdc++-devel                      x86_64  10.1.1-1.fc32      updates  2.0 M
 libuv                                x86_64  1:1.38.0-2.fc32    updates  149 k
 libxcb-devel                         x86_64  1.13.1-4.fc32      fedora   1.0 M
 mesa-libEGL-devel                    x86_64  20.0.7-1.fc32      updates   18 k
 qt5-designer                         x86_64  5.14.2-1.fc32      updates  169 k
 qt5-doctools                         x86_64  5.14.2-1.fc32      updates  691 k
 qt5-linguist                         x86_64  5.14.2-1.fc32      updates  895 k
 qt5-qtdeclarative-devel              x86_64  5.14.2-1.fc32      updates  1.2 M
 qt5-qtlocation                       x86_64  5.14.2-2.fc32      updates  3.0 M
 qt5-qtlocation-devel                 x86_64  5.14.2-2.fc32      updates  135 k
 qt5-qtsvg                            x86_64  5.14.2-1.fc32      updates  182 k
 qt5-qttools                          x86_64  5.14.2-1.fc32      updates   39 k
 qt5-qttools-common                   noarch  5.14.2-1.fc32      updates   11 k
 qt5-qttools-libs-designer            x86_64  5.14.2-1.fc32      updates  2.7 M
 qt5-qttools-libs-designercomponents  x86_64  5.14.2-1.fc32      updates  834 k
 qt5-qttools-libs-help                x86_64  5.14.2-1.fc32      updates  133 k
 qt5-qtwebchannel                     x86_64  5.14.2-1.fc32      updates   97 k
 qt5-qtwebengine                      x86_64  5.14.2-2.fc32      updates   47 M
 qt5-qtwebengine-devtools             x86_64  5.14.2-2.fc32      updates  1.8 M
 qt5-qtwebsockets                     x86_64  5.14.2-1.fc32      updates   90 k
 qt5-rpm-macros                       noarch  5.14.2-3.fc32      updates  9.4 k
 re2                                  x86_64  1:20190801-4.fc32  fedora   185 k
 rhash                                x86_64  1.3.8-3.fc32       fedora   180 k
 xorg-x11-proto-devel                 noarch  2019.1-3.fc32      fedora   262 k
弱い依存関係のインストール:
 compiler-rt                          x86_64  10.0.0-1.fc32      fedora   1.9 M
 libomp                               x86_64  10.0.0-1.fc32      fedora   363 k
 libomp-devel                         x86_64  10.0.0-1.fc32      fedora    17 k

-

追加 1:

$ sudo dnf install make
:
インストール:
 make            x86_64         1:4.2.1-16.fc32            fedora         494 k
依存関係のインストール:
 guile22         x86_64         2.2.6-4.fc32               fedora         6.6 M

-

追加 2:

$ sudo dnf install uchardet-devel
:
インストール:
 uchardet-devel        x86_64        0.0.6-10.fc32          fedora        9.3 k

-

ソースを入手:
$ cd ~/Git/
$ git clone --recursive https://github.com/notepadqq/notepadqq.git
ビルド:
$ cd ~/Git/notepadqq/

notepadqq]$ ./configure --prefix /usr
:
generate Makefile... Info: creating stash file /home/ubn/Git/notepadqq/.qmake.stash
done

→最後のメッセージを確認。違うようなら問題あり。

-

notepadqq]$ make
:
make[1]: ディレクトリ '/home/ubn/Git/notepadqq/src/ui-tests' から出ます

→最後のメッセージを確認。違うようなら問題あり。

-

notepadqq]$ ls
CODE_OF_CONDUCT.md  Dockerfile  build-tools  images         snap
CONTRIBUTING.md     Makefile    configure    notepadqq.pro  src
COPYING             README.md   doc          out            support_files
インストール
notepadqq]$ sudo make install
:
make[1]: ディレクトリ '/home/ubn/Git/notepadqq/src/ui-tests' から出ます

→最後のメッセージを確認。違うようなら問題あり。

-

確認:

$ notepadqq --version
QSocketNotifier: Can only be used with threads started with QThread
Notepadqq 2.0.0-beta+git

-


最新バージョン(2.0.0-beta+git) での動作確認:

ランチャーでのアイコンがギア(未定義)のアイコンでしたが、いつの間にかアイコンが表示されるようになりました。 たぶん、他のアプリをインストールしたときにデータベースが更新されたのではと思います。

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→バージョン表示させたときのボタンは正常になりました。マウスの中央ボタンでの貼り付けはできません。

Qt アプリにて、ibus-mozc で日本語オンにできません。インジケータをマウスを使って日本語オンにしても英字しか入りません。

一番の問題は安定していないこと。エラー表示せずにウィンドウが急に閉じてしまいます。

端末から起動して確認すると、落ちたときの表示:

$ notepadqq
Segmentation fault (コアダンプ)

落ちますが、データの復旧がされて元のファイルは正常なので、安心感はあります。

  • 最新のbeta でなくて、beta になる直前の安定版のバージョンが欲しいところ。

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github にて、バージョンを指定してのダウンロード

git clone したので、新旧のバージョンを含め、レポジトリまるごとパソコンにコピーされているはずです。 なので、改めてダウンロードしなくても、最新だけでなく、指定した古いバージョンも使えます。 これがバージョン管理の良さ。

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最新のBeta ではない、ひとつ前のバージョンでビルドしてみます:

$ cd ~/Git/notepadqq/

notepadqq]$ git status
On branch master
Your branch is up to date with 'origin/master'.

nothing to commit, working tree clean

→まずは、最新の状態の確認。

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ブランチ一覧を表示:

notepadqq]$ git branch
* master

-


ローカルに登録されているタグの一覧を表示:

notepadqq]$ git tag
beta
continuous
v0.13.11
v0.20.0
:
v1.4.6
v1.4.8
v2.0.0-beta

→less 操作です。スペースで改ページ、q で抜けます。

この一覧にあるバージョンが使えます。なぜか間が大きく空いています。

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タグの情報を確認:

notepadqq]$ git show v1.4.8
tag v1.4.8
Tagger: Daniele Di Sarli <danieleds0@gmail.com>
Date:   Fri May 11 00:26:53 2018 +0200

v1.4.8

commit b371c5686e483b93e97c1b4dc5b8a9bb5604c760 (tag: v1.4.8)
Author: Daniele Di Sarli <danieleds0@gmail.com>
Date:   Fri May 11 00:26:47 2018 +0200

    v1.4.8
:

→最終更新は、2018年5月11日金曜日 00:26:53

-


旧バージョンに切り替え:

notepadqq]$ git checkout v1.4.8

Note: switching to 'v1.4.8'.
:
HEAD is now at b371c56 v1.4.8

和訳:

注:「v1.4.8」に切り替えています。

HEADが、b371c56 v1.4.8 になりました

notepadqq]$ git status
HEAD detached at v1.4.8
nothing to commit, working tree clean

notepadqq]$ git branch
* (HEAD detached at v1.4.8)
  master

-


上記の git 操作でなく、サイトから旧バージョンのソースを直接ダウンロードしてもよいです。

GitHub notepadqq/notepadqq

中央の左にある、「branch: master」のボタンをクリック →「tags」タブ→「v2.0.o-beta」のすぐ下の「v.1.4.8」をクリック

「branch: master」→「tag: v.1.4.8」にボタンが変わりました。

中央の右にある、緑色の「Clone or download」ボタンをクリック 青色の「Download ZIP」ボタンをクリック。

→旧バージョンのソースがダウンロードされます。 展開して、同じファイル構成になるように作業フォルダにコピーします。

-


インストールのやり直し:

このバージョンにしたら、make で「Project ERROR: Unknown module(s) in QT: webkitwidgets」のエラーになりました。プログラムの作りが変わったようです。

追加 3:

$ sudo dnf install qt5-qtwebkit-devel
:
インストール:
 qt5-qtwebkit-devel  x86_64  5.212.0-0.46.alpha4.fc32     updates   55 k
依存関係のインストール:
 qt5-qtsensors       x86_64  5.14.2-1.fc32                updates  228 k
 qt5-qtwebkit        x86_64  5.212.0-0.46.alpha4.fc32     updates   13 M

-

Makefile などをクリア:
$ cd ~/Git/notepadqq/

notepadqq]$ sudo make distclean

→なぜか、out フォルダが削除できなかったので、ファイルマネージャで削除して、上記をやり直し。

ビルドとインストール:
notepadqq]$ ./configure --prefix /usr
notepadqq$ make
notepadqq$ sudo make install

確認:

$ notepadqq --version
QSocketNotifier: Can only be used with threads started with QThread
Notepadqq 1.4.8

ログアウト→ログイン

動作確認:

→ありゃりゃ、気付きませんでしたが、これはdnf でインストールしたバージョンでした。

なぜか現在は、「v1.4.8」と最新の「v2.0.0-beta」の間のバージョンがありません。

ずっとそのまま開発に使われて最新までバージョンが上がったのだろうと思われます。 切りの良いところで、tag が付いていないと、必要なバージョンに戻しにくいですね。

(コミット履歴で戻るなら、全体を見ないと戻る位置がわからないので面倒)

Git の利点を活かすも殺すも管理のしかたしだいみたい。勉強になりました。 ただし、バージョンを指定するやり方はこれで良さそうですね。

-


最新のバージョンに戻すには:

-

現在のブランチ一覧を表示:
$ cd ~/Git/notepadqq/

notepadqq]$ git branch
* (HEAD detached at v1.4.8)
  master
notepadqq]$ git tag
beta
continuous
v0.13.11
:
v1.4.6
v1.4.8
v2.0.0-beta 

→less 操作です。スペースで改ページ、q で抜けます。

-

最新に戻します:
notepadqq]$ git checkout v2.0.0-beta
Previous HEAD position was b371c56 v1.4.8
HEAD is now at 5317c21 v2.0.0-beta

notepadqq]$ git branch
* (HEAD detached at v2.0.0-beta)
  master

→detached なので仮のHEADが使われています。 元に戻ったわけでなく、最新のバージョンに切り替わっているだけです。

-

もしくは、

notepadqq]$ git checkout -f master
Previous HEAD position was 5317c21 v2.0.0-beta
Switched to branch 'master'
Your branch is up to date with 'origin/master'.

notepadqq]$ git branch
* master

notepadqq]$ git status
On branch master
Your branch is up to date with 'origin/master'.

nothing to commit, working tree clean

→git clone したときの状態に戻りました。

-


もし、バージョンをコミットの履歴を見て選ぶなら、

  • tag でのバージョン分けがされていないときは、ログのコミットの履歴で選ぶしかありません。

まずは、git tag で確認して、大きなバージョンに切り替えてから、git log でコミット履歴を確認します。

プルリクエストするときの、コミットのコメントは、その部分の変更については記述しても、まさかバージョンを戻すときに使われるとは思いません。バージョンを下げたいときは、ざっとでも全部見ないといけないし境界が難しいので、ちょっとしたバージョン情報があると助かります。でも、切りの良いところで、tag 付けがあると、バージョンを下げるのが楽です。

履歴から、対象コミットのハッシュ値をメモ:

$ cd ~/Git/notepadqq/
notepadqq]$ git log
:
commit 5317c21678e71687aaab56862339354e1ea07306 (tag: v2.0.0-beta)
Author: Daniele Di Sarli <danieleds0@gmail.com>
Date:   Sat Oct 12 10:49:15 2019 +0200   ←(2019年10月12日 土曜日)

    v2.0.0-beta
:
commit 468c41c3804b9bc5670e1fbac6e90827585b515c
Author: Valera Rozuvan <valera.rozuvan@gmail.com>
Date:   Tue Oct 8 18:48:35 2019 +0300   ←(2019年10月8日 火曜日)

    chore: make it a hard fail if pkg-config is not installed. (#843)
:

→less 操作です。スペースで改ページ、q で抜けます。

ざっと全体を見ないと、どこの位置で良いのか判断できません。面倒。

バージョンの表示が変わる位置のコミットを選んで切り替え:

notepadqq]$ git checkout 468c41c3804b9bc5670e1fbac6e90827585b515c
Previous HEAD position was 8193833 chore: add semantic tag to version
HEAD is now at 468c41c chore: make it a hard fail if pkg-config is not installed. (#843)

notepadqq]$ git show
commit 468c41c3804b9bc5670e1fbac6e90827585b515c (HEAD)
Author: Valera Rozuvan <valera.rozuvan@gmail.com>
Date:   Tue Oct 8 18:48:35 2019 +0300

    chore: make it a hard fail if pkg-config is not installed. (#843)
    
    * Make it a hard fail if pkg-config is not installed.
:

-

notepadqq]$ git branch
* (HEAD detached at 468c41c)
  master

→detached なので仮のHEADが使われています。

-

このコミットの位置でビルドしてインストール:

$ cd ~/Git/notepadqq/
notepadqq]$ sudo make distclean
notepadqq]$ ./configure --prefix /usr
notepadqq]$ make
notepadqq]$ sudo make install

-

確認:

$ notepadqq --version
QSocketNotifier: Can only be used with threads started with QThread
Notepadqq 1.9.99

→バージョンが変わりました。

→落ちることはありますが、回数が減って、こちらの方が動作は安定しているみたい。

Qt アプリで日本語入力できないのは同じです。

-


エラーメッセージを見落としていることに気付きました:

$ notepadqq --version
QSocketNotifier: Can only be used with threads started with QThread
Notepadqq 1.4.8

→「QSocketNotifier: Can only be used with threads started with QThread」というのは、エラーメッセージでした。

#138 QSocketNotifier:QThread で開始されたスレッドでのみ使用できます 」よりの抜粋:

Fedora 31 64ビット

Github バージョンは正常にコンパイルされますが、実行しようとすると、次のエラーメッセージが表示されます。 "QSocketNotifier:QThreadで開始されたスレッドでのみ使用できます。"

Fedora 31 より、すべてのqt アプリをxwayland ではなくwayland でネイティブに実行するように変更されたようです。 これは「Wayland」を使用した場合にのみ発生するようで、 X11 に戻すと問題なく動作します。

-


Wayland を使わずに起動してみました:

1. ログアウト

2. ログアウト画面にて、Enter などで、パスワード入力画面にします。

3. 画面右下にある「歯車」アイコンをクリックして、セッションを選びます。(前回の選択が保持されています)

  • GNOME   →Wayland : デフォルト

  • GNOME クラッシク  →X11 : 見た目はMATE で上下にパネルバーがあります。絞り込み検索はできません。

  • GNOME on Xorg  →X11 : 見た目も操作もGNOME です。

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GNOME 以外を選択すると、Qt アプリ、およびgeany で日本語入力できるようになりました。

notepadqq 2.0.0-beta にて、マウスでの貼り付けができます。ただし、よく落ちます。

notepadqq 1.9.99 にて、マウスでの貼り付けができます。落ちるのは少なくなりました。

-

  • Wayland で、問題点を洗い出すのに協力するなら、当分はQt アプリ以外のアプリを使うことになりそう。

  • Qt アプリで日本語入力するなら、下2つのどちらかを選ぶことになります。

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GNOME クラッシク」の画面:

→白いパネルバーが画面の上下にあるのが特徴です。「GNOME クラッシク」は絞り込み検索できませんが、一番軽いです。

メニューに「お気に入り」カテゴリがあることと、アプリをアイコン化でき、すぐに元のサイズに戻せるのが利点。 firefox において、タイリング表示すると下のパネルで隠されるときがあるのが残念なところ。ウィンドウの上下を短くしてから端にぶつけて表示し直すと正常になります。

-


使わないフォントの削除:

  • デフォルトで、たぶん使うことのない言語?のフォントがいっぱい入っています。少しでも軽くしようかな。

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Windows + A」→ユーティリティ →Fonts でも確認してみたけど、細かくはわかりづらいです。 多分使うことのない、フォントを削除しました。

$ sudo dnf remove lohit-assamese-fonts lohit-bengali-fonts lohit-devanagari-fonts lohit-gujarati-fonts lohit-kannada-fonts lohit-odia-fonts lohit-tamil-fonts lohit-telugu-fonts

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$ sudo dnf remove google-noto-sans-sinhala-vf-fonts

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$ sudo dnf remove aajohan-comfortaa-fonts jomolhari-fonts khmeros-base-fonts khmeros-fonts-common sil-abyssinica-fonts sil-padauk-fonts sil-mingzat-fonts sil-nuosu-fonts smc-meera-fonts thai-scalable-fonts-common thai-scalable-waree-fonts

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最終確認:

$ dnf list *fonts*
:
インストール済みパッケージ
abattis-cantarell-fonts.noarch                   0.201-2.fc32                 @anaconda
adobe-source-code-pro-fonts.noarch               2.030.1.050-8.fc32           @anaconda
compat-f32-dejavu-sans-fonts.noarch              2.37-7.fc32                  @anaconda
compat-f32-dejavu-sans-mono-fonts.noarch         2.37-7.fc32                  @anaconda
compat-f32-dejavu-serif-fonts.noarch             2.37-7.fc32                  @anaconda
dejavu-sans-fonts.noarch                         2.37-7.fc32                  @anaconda
dejavu-sans-mono-fonts.noarch                    2.37-7.fc32                  @anaconda
dejavu-serif-fonts.noarch                        2.37-7.fc32                  @anaconda
fonts-filesystem.noarch                          2.0.3-1.fc32                 @anaconda
gdouros-symbola-fonts.noarch                     10.24-6.fc32                 @anaconda
google-crosextra-caladea-fonts.noarch            1.002-0.14.20130214.fc32     @anaconda
google-crosextra-carlito-fonts.noarch            1.103-0.12.20130920.fc32     @anaconda
google-droid-sans-fonts.noarch                   20200215-3.fc32              @anaconda
google-noto-cjk-fonts-common.noarch              20190416-6.fc32              @anaconda
google-noto-emoji-color-fonts.noarch             20200402-1.fc32              @anaconda
google-noto-fonts-common.noarch                  20181223-7.fc32              @anaconda
google-noto-sans-cjk-ttc-fonts.noarch            20190416-6.fc32              @anaconda
google-noto-sans-gurmukhi-fonts.noarch           20181223-7.fc32              @anaconda
google-noto-serif-cjk-ttc-fonts.noarch           20190416-6.fc32              @fedora  
julietaula-montserrat-fonts.noarch               1:7.210-1.fc32               @updates 
liberation-fonts-common.noarch                   1:2.1.0-1.fc32               @anaconda
liberation-mono-fonts.noarch                     1:2.1.0-1.fc32               @anaconda
liberation-sans-fonts.noarch                     1:2.1.0-1.fc32               @anaconda
liberation-serif-fonts.noarch                    1:2.1.0-1.fc32               @anaconda
libreoffice-opensymbol-fonts.noarch              1:6.4.4.2-2.fc32             @updates 
paktype-naskh-basic-fonts.noarch                 5.0-2.fc32                   @anaconda
paratype-pt-sans-fonts.noarch                    20141121-10.fc32             @anaconda
stix-fonts.noarch                                2.0.2-3.fc32                 @anaconda
urw-base35-bookman-fonts.noarch                  20170801-14.fc32             @anaconda
urw-base35-c059-fonts.noarch                     20170801-14.fc32             @anaconda
urw-base35-d050000l-fonts.noarch                 20170801-14.fc32             @anaconda
urw-base35-fonts.noarch                          20170801-14.fc32             @anaconda
urw-base35-fonts-common.noarch                   20170801-14.fc32             @anaconda
urw-base35-gothic-fonts.noarch                   20170801-14.fc32             @anaconda
urw-base35-nimbus-mono-ps-fonts.noarch           20170801-14.fc32             @anaconda
urw-base35-nimbus-roman-fonts.noarch             20170801-14.fc32             @anaconda
urw-base35-nimbus-sans-fonts.noarch              20170801-14.fc32             @anaconda
urw-base35-p052-fonts.noarch                     20170801-14.fc32             @anaconda
urw-base35-standard-symbols-ps-fonts.noarch      20170801-14.fc32             @anaconda
urw-base35-z003-fonts.noarch                     20170801-14.fc32             @anaconda

利用可能なパッケージ
:

LaTeX 関連を使わないなら、「urw-base35」のフォントも削除できます。

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まとめ

Fedora 32 はデフォルトで「Wayland 」を使用しています。

デスクトップで右クリック →設定 →このシステムについて →ウィンドウシステム: Wayland

残念ながら、現時点のFedora 32 の 「Wayland」では Qt アプリで日本語入力ができません 。 他のディストリビューションで問題が出ていないのは、Wayland は先送り、だから。

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いろいろと調べたことで、わかったことがあります。

  • システムセッション: 「GNOME クラッシック」 →絞り込み検索できませんが、Qt アプリで日本語入力できるだけでなく、システムが軽いです。特にfirefox ブラウザでブログ編集で違います。

  • 日本語入力メソッド: ibus-mozc  →誤変換が減りました。Fedora でインストールできるし、合っています。

  • テキストエディタ: pluma  →gedit と同じ機能(多くのプラグインがあることは別)で軽いです。

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