Linux あれこれ

Linux 関連(一部 Windows11 )の備忘録です。

「Windows11」の「ミニPC」を新しく購入〈H171〉

登録日: 2024-04-21 更新日: 2024-05-02

メインで使っている「Linux」マシン(Xubuntu 22.04 LTS)がだいぶ古くなったので、マシンの更新を考えて、コスパの良い ミニPC を購入しました。

Windows 11 Home」がプリインストールされたマシンですが、「Windows 11」(23H2) にアップしてしばらく試した後に、最新の「Xubuntu 24.04 LTS」に移行するつもりです。

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「中国製 PC」は初期設定のままだと、ドライバーも含め、マルウェアなど、何がインストールされているか心配です(個人的な意見)。すぐに「Linux」で上書きしたいのですが、それにより、初期不良があっても保証されません:

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なので、段階を踏んだ、いくつかのパターンを考えました:

(0). 「Windows 11」を初期セットアップして、まずは、初期の動作を確認:

(1). (Windows を初期設定のまま使う場合:)

Windows 11」(22H2) がプリインストールされているときは、その状態で (23H2) にアップデート:

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(2). (もし、Windows を使うときに、できるだけ不安材料を減らしたいのであれば:)

USB 立ち上げで、「Windows 11」(23H2) をクリーンインストール
および、その他の(不明な)デバイス(2.5GB LAN、Wi-Fi6 等)のドライバーをインストール:

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(3). (Windows を使いながら、Linux も使う場合:)

Windows 11」(23H2) に「VirtualBox 7.0.16」をインストール後、「Xubuntu 24.04 LTS」の仮想マシンを作成:

制約の多い「WSL2」よりも、「VirtualBox」を使った方がシンプルで確実です(個人的な意見)。

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現在のイメージは、公開直前の Daily Build なので、正式に公開されるまで待つのが無難です:

→追記: 2024-04-25 に「公開」されました:

ちなみに、「Xubuntu 24.04 LTS」は個人的な好みです。本家の「Ubuntu 24.04 LTS」の方が情報は多いです:

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このまま仮想環境で運用。3ヶ月もあれば「Xubuntu 24.04 LTS」の安定度は増すし、マシン自体の確認もできます:

→ここまでであれば、たぶん?、メーカー保証は効くと思います。

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(4). (「Linux」に移行する場合:)

USB 立ち上げで、「Xubuntu 24.04 LTS」をインストールします:

→メーカー保証はなし。自己責任。

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今回の投稿では、項番 (1). まで行うつもり:

その備忘録です。

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使用したPC は、新しく購入した「Windows 11」のミニPC「MINISFORUM NAB5」です。
プロセッサは「Core i5-12450H」で、メモリ 16GB、SSD 512MB です。 最新のモデルではなく、1年落ちなので、安く買えました。

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(注)リンクを戻るときはブラウザの左上の「←」をクリック
Android スマホであれば「ホーム」ボタン隣の「<」をタップ

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目次

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今回の作業:

  1. 「ミニPC」を注文:

  2. 「ミニPC」を入手:

  3. 「Windows 11」の初期セットアップ:

  4. 「Windows 11」(23H2) にアップデート:

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参考:

5. 「無線キーボード」を追加で注文:

6.  別の「無線マウス」を注文:

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「まとめ へ」

「目次詳細 へ」

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「ミニPC」の初期セットアップを完了:

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再起動にて、「Windows11」(22H2) が起動されました:

→ネットワーク接続せずにセットアップを完了し、

再起動後、「英語キーボード」を「日本語キーボード」に変更しました。

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「Windows11」(23H2) ではなかったので、「Windows11」(23H2) にアップするつもりです。

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1. Amazon.co.jp にて、「ミニPC」を注文しました:

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通販の Amazon.co.jp にて、

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1). 最初は、「Intel N100」プロセッサで、めちゃコスパが良い「BMAX B4 Plus」にしようかと検討:

BMAX ミニPC 16GB DDR4 512GB SSD Intel N100 Linux(Ubuntu)win 11 mini PC 最大3.4GHz 4コア4スレッド 静音性 省電力 豊富なポート 4K 60Hz 3画面同時出力 Type-C (full features) HDMI2/USB4/ Wi-Fi 5 / 2.4+5G/BT4.2/ RJ45-1000M-LAN…

→CPU 性能は平凡ですが、この価格でメモリ 16GB、SSD 512GB のWindows マシンが手に入るのは驚きです。 当然ながらゲームには向きません。高望みです。

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2024-04-21 現在:

「スマイル Sale」が始まりました:

(発売開始時の価格より、20% 引き)

出荷元: 「Amazon」
販 売: 「BMAX直営店」
¥22,797 税込、456pt(2%)

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参考: 2024-04-20 「MINISFORUM」から新しい「Intel N100」プロセッサのモデルが販売開始されました:

MINISFORUM Venus Series UN100DミニPC インテルN100 LPDDR5 16GB 512GB SSD 小型デスクトップpc Windows MiNipc Wi-Fi5 BT5.1 2x2.5G LAN TFカード/2.5 inch HDDスロット付き HDMI/DP/USB-C 4Kトリプルディスプレイ出力対応 コンパクトpc

→黒色でクールです。2.5G 有線LAN x2 で、メモリが低電圧・低消費電力の LPDDR5 なので、サーバー用途にピッタリです。ただし、無線LAN は「Intel Wireless-AC 9560」を使っており、Wi-Fi5 なので注意。

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底板にあるネジを外して内部にアクセスできます。メモリと無線LAN は、ボードに直付けで拡張できません。メモリは注文時に最大の16GB にしておくのが無難です。また、マイクロSD のスロットが側面に付いています。

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2024-04-21 現在:

今のところ割引はなし:

出荷元: 「Amazon」
販売元: 「MINISFORUM JP公式 」
¥33,193 税込、ポイント: 332pt  (1%)

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参考: ちなみに、色違いでシルバーの「UN100L」も発売されています:

MINISFORUM Venus Series UN100LミニPC インテルN100 LPDDR5 16GB 512GB SSD コンパクトpc MiNipc インテル UHD Graphics Wi-Fi5 BT4.2 デュアル1000Mbps LAN TFカードスロット/HDDスロット付き HDMI×2 /USB-C 4K@60Hz 3画面出力 コンパクトpc

→安い分、性能は落ちています。1.0 G 有線LAN x2 で、(商品紹介の写真だと)CPU FANなしでヒートシンクだけみたい(未確認)。空調の効いた環境で「ほどほと使う」ならアリ。サーバー用途で使うなら「外付けFAN」が必要だけど、1000円程のアップなら「UN100D」にするのが良さそう。

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2024-04-21 現在:

「スマイル Sale」(発売開始時の価格より、20% 引き)

出荷元: Amazon
販売元: MINISFORUM JP公式 
¥31,984 税込、ポイント: 320pt  (1%)  

→割引があるということは、以前からあったモデルみたい。FANなしで安くしたけど、やはり必要だったということか、それとも、2.5G LAN x2 に変更すると発熱が増えるということかな。確かに CPU 稼働率は増えそうな気はします。

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2). 「BMAX B4 Plus」よりも高性能で、パーツの交換がやりやすくて拡張性の高い「MINISFORUM NAB5」を選びました:
MINISFORUM Venus Series NAB5ミニPC 第12世代 Core i5-12450H 16GB 512GB PCIe4.0 SSD 小型デスクトップpc インテル UHD Graphics ミニパソコン 2x2500Mbps LAN HDMI×2 /USB-C×2 4K@60Hz クワッドディスプレイ出力 コンパクトPC

(2024-04-10 確認すると、 売り切れのため URL は削除されました:)

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こちらの「MINISFORUM NAB5」は、上蓋(うわぶた)の 手前 2箇所を押す と上蓋が開く、パーツ交換がやりやすい構造です。また、上板と底板以外はひんやりした金属?なので、外観もクールで、冷却性能も良さそう。

運んでいる途中で上蓋は開くし、少し重いので、持ち運びには向きません。

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プロセッサは、Celeron 後継の「Intel N100」よりも高速な「第12世代 Core i5-12450H」です。価格が安いのが利点。ただし、内臓のグラフィック(Intel UHD Graphics)はほどほどの性能なので、ゲーム用途には向きません:

ちなみに、ゲームPC(エントリークラス)で使われる場合は、外付けボードの「GeForce RTX 2050 Mobile」または「GeForce RTX 3050 Mobile」と組み合わせることが多いみたい。つまり、「ミニPC」だと追加できないので、違うモデルを選ぶしかありません。

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2024-04-08 13:00 注文:
通常の「OFFクーポン」よりも割引きの「タイムセール」で注文:

「タイムセール」(発売開始時の価格より、20% 引き)

出荷元: 「MINISFORUM JAPAN」
販 売: 「MINISFORUM JAPAN」
¥53,584 税込、536ポイント(1%)

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→ちなみに、使ってみたら、

上蓋の 手前 2箇所を押す 構造だと、USB メモリを挿すときに、上蓋をつかんでしまうので、扉が開きます。個人的には、 奥の 2箇所を押す に変更して欲しいけど、今度はケーブルを挿すときに扉が開くかな。

底板のネジを外す構造だと、すべてのケーブルを外す必要がありますが、こちらは電源アダプタを抜くだけで済みます。 なので、ネジ 1本で固定するだけにすればコストダウンできます。

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また、付属の HDMIケーブル(60cm)は短いので、環境によっては、長いケーブルの購入が必要かも。

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3). 参考: 現在も Amazon.co.jp で「MINISFORUM NAB5」は購入できます:

出荷元が「Amazon」の商品 になりますが、迅速な発送と、トラブル時の迅速な対応、および 3500 円以上なら無料で配達される利点があります:

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MINISFORUM Venus Series NAB5ミニPC インテルCore i5-12450H DDR4 16GB 512GB PCIe4.0 SSD コンパクトPC Windows 11 HOME MiNiPC Wi-Fi6|BT5.2 |デュアル2.5G有線LAN HDMI×2 /USB-C×2 4K 4画面出力対応 デスクトップpc

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2024-04-21 現在:

「スマイル Sale」(発売開始時の価格より、20% 引き)

出荷元: 「Amazon」
販売元: 「MINISFORUM JP公式 」
¥53,584 税込、536pt  (1%)

→自分が購入したときに見た価格は (19% 引き)で、現在は同じ価格になりました。日々変動しています。

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4). 参考: NAB5 (16+512) の仕様:

Amazon サイトからの抜粋:

CPU        第12 世代インテル Core i5-12450H(8コア、12スレッド、最大 4.40 GHz)
GPU        第12 世代インテルCPU用UHD GPU (グラフィックス周波数 1.20 GHz)
メモリ      DDR4 8GB×2 (SODIMM スロット×2|最大 64GB) ←(デュアルチャンネル接続)
ストレージ    M.2 2280 512GB PCIe4.0 SSD(最大 2TB) + 2.5インチ SATA HDD スロット (SATA 3.0 6.0Gb/s)
OS         Windows 11 HOME
無線LAN      WiFi6 、Bluetooth5.2                    ←(速度に注目)
有線LAN      2X2.5Gps RJ45                        ←(速度に注目)
ビデオ出力     ① HDMI (4K@60Hz) ×2  ② USB-C(4K@60Hz) ×2    ←(4画面の出力可)
オーディオ出力  HDMI ×2 3.5mmコンボジャック(MIC&ヘットフォン)
冷却ファン    あり・静音                         ←(熱対策として重要)
電源        DCアダプター(19V)
アンテナ      WiFi用内蔵アンテナ 
「BMAX B4 Plus」が 2台ほど買える価格ですが、それに見合う性能と、拡張性があって、パーツの交換が楽な構造なので納得しています:

ストレージは拡張性が高く、M.2 2280 (PCIe4.0) を置換(最大 2TB) するだけでなく、上蓋裏に 2.5 インチSSD (SATA 3.0 6.0Gb/s) の追加ができます:

メモリは、DDR4 32GB×2 に置換すれば、最大 64GB にできます:

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参考:

「ミニPC」を直接「Minisforum 公式ストア」で購入すると「24ヵ月 製品長期保証」が付くようです(Amazon での購入は対象外なので 1年)。
ただし、中国企業に個人情報を公開しての注文はリスクが高い?かも。「Amazon」を介して購入する方が(個人的には)安心できます。

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5). 参考: 合わせて、「無線キーボード」と「無線マウス」も注文:
バッファロー BUFFALO ワイヤレス 無線 静音フルキーボード 静音マウス セット 高耐久 電池長持ち リモート テレワーク 疲れにくいデザイン 簡単接続 安心サポート BSKBW325SBK
出荷元: 「Amazon.co.jp」
販売元: 「Amazon.co.jp」
¥3,480 、ポイント: 35pt  (1%) 

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購入した中身:

→キーボードは、静かでキートップも広いので(個人的には)打ちやすいです。きっちりしたキータッチが好きな方には静音タイプは合わないかも。また、枠が小さいので高印象です。

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  • 「無線キーボード」には、単3電池 x1 が付属、電源ボタンなし:
     →右上の「見慣れないアイコン」のキーが電源ボタン?の代わりです:

  • 無線マウス」には、単4電池 x2 が付属、底面に電源オンオフのボタンがあります:

  • 右上の「レシーバー」はマウスの底面に格納できます。移動するときに便利です。

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電池が付いてくるのはありがたいです。電池代も馬鹿になりません。

電池持ちを良くするために、どちらのデバイスも長い間使わないと(良くも悪くも)「サスペンド」に落ちます:

いつの間にか動作しなくなる ので、知らないと「壊れている。不良品を買ってしまった。」と思ってしまいます。 レビューを見ると説明書を見ない方が多いみたいだけど、それが普通かな。

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「無線キーボード」は 3つのランプが点滅 していると使えません。右上の「サスペンド/サスペンド解除 ?」キーを押すと使えるようになり、もう一度押すとサスペンドになります。つまり、使わないときはオフにできます。

無線マウス」はマウスカーソルが消えたら、マウス裏の(小さな)スイッチをオフ・オンすると使えるようになります。つまり、使わないときはオフにできます。

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サーバーとして使う場合は、サスペンドに落ちるのはグッドです。無線マウスにオン・オフのスイッチはあっても、無線キーボードに専用のキーがあるのは初めてです。(ブルートゥース キーボードだと電源スイッチはあったかもしれませんが、BIOS 設定とかやりたいときは、同じ無線でもブルートゥース は使えない?かも)

普通にPC として使う場合は、マウスの復帰の操作が面倒なので、サスペンドなしの商品か、4つもUSB ポートがあるので、USB 接続の「キーボード」や「マウス」で良かったかも。もしくは、別の無線マウスが余っていたら使うと良いかも。

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6). 追記: 別の無線マウス「ELECOM M-IR07DR SKBK」を注文:
エレコム(ELECOM) ワイヤレスマウス ENELO M-IR07DRSKBK 抗菌 静音 電池寿命約2.5年 3ボタン ブラック

自分の使い方だと、ブログを編集することが多いので、事前に購入したセットの「無線マウス」は、すぐにサスペンドして復帰させるのが面倒です。

なので、クリック音が静かで、電池持ちが良く、サスペンドしない(サスペンドしても復帰が自動?の)無線マウスを追加で注文しました:

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2024-04-30 現在:

(25パーセントの割引)

出荷元: Amazon.co.jp
販売元: Amazon.co.jp
¥1,476 税込、ポイント: 15pt  (1%)

→キーボードとは別のUSB ポートを使うことになるので、もったいなく感じますが、USB の有線接続でも 2つのポートを使うので同じです。ケーブルがないだけスッキリします。

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2. 注文した「MINISFORUM NAB5」を入手したので確認:

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MINISFORUM Venus Series 「NAB5」 (16+512)

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外箱:

AppleiPad 等に使われている白い箱を参考にした作りの、質感の高い外箱です

吸い付くような密着感のある開け心地です

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外箱の底に貼られていたラベル:

→直販サイトであれば、部品の組み合わせを色々と選べるみたい:

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中身1: ミニPC 本体、HDMI ケーブル、取扱説明書

取扱説明書:

27ページほどで、ハードウェアについて書かれています。項目ごとに(日本語を含む)7つの言語で書かれています。

→文字が小さいので、スマホで写してズームして確認しました。

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HDMI ケーブル:

短いです。60 cm ほどなのでギリギリでした。

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中身2: 電源アダプタ、電源ケーブル(日本向け)

電源アダプタ:

どの国も、共通みたい。

電源ケーブル:

国によって異なるものが入っているみたい:

こちらは「日本向け」で、2つ口のプラグでアース付きです。アース端子にはビニールチューブが被さっていて、未使用時に助かります。

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中身3: VESA 取付用ブラケット、取付ネジ、HDD 取付ネジ、HDD SATA ケーブル

左側 2つは、モニタの背中に「ミニPC」を取り付ける金具とネジです。

右側 2つは、2.5 インチSSD を上蓋の裏に取り付けるためのアダプタとネジです。

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注意書き1: 「初期セットアップ」で、「日本語キーボード」の場合の注意書き:

「@」が入力できないと「初期セットアップ」が出来ないのは、Micorosoft アカウント(メールアドレス)が入力できないからみたい。英語キーボードに慣れていない人向けの注意書きです:

単に Shift+2 を押すだけで、「@」は入力できます。こちらにも記載があります。

→「日本語キーボード」の場合は、(ネットワークは認識されていますが)「ネットワーク接続せずに、セットアップを完了しなさい」と書かれていました。ローカルアカウントでセットアップする(できる)ことになります。

普通は、Micorosoft アカウントでセットアップ完了後に、ローカルアカウントを作成して、切り替える流れです。

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セットアップを完了しての再起動後は、英語キーボードなので、日本語キーボードのレイアウトに変更しました。

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注意書き2:

→和訳:

お客様自身で CPU クーラーを取り外すことはお勧めしません。  
不適切に分解すると、マザーボードや CPU が損傷する可能性があります。  
また、液体金属の密閉性が低下する可能性もあります。  

不適切な分解によって生じた損傷については、保証サービスは提供されません。

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ちなみに、CPU ファンは底面にあります。ミニPC を引っくり返さないと見えません。

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外観1: 前面

表から見て、左から:

- USB3.2 Gen1 タイプC(データのみ)
- USB3.2 Gen2 タイプA(給電)
- USB3.2 Gen2 タイプA(給電)
- ヘッドフォン端子

- 電源ボタン:

→電源のオン・オフのボタンです:
  電源オン時に電源ボタンを押すと「省電力」になります
  10秒間、長押しすると、強制電源オフになります

- リセット用の穴:
→電源を切り、リセット用の穴を10秒間、長押しすると、BIOS が工場出荷時のデフォルトに戻されます:

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外観2: 後面

裏面:

裏から見て、左から:

- USB3.2 Gen2 タイプA(給電)
- USB3.2 Gen2 タイプA(給電)
- HDMI ポート(モニタ接続)
- USB3.2 Gen1 タイプC(モニタ接続のみ)
- 2.5 GB 有線LAN
- 2.5 GB 有線LAN
- HDMI ポート(モニタ接続)
- USB3.2 Gen1 タイプC(モニタ接続、PD給電)

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下に見えるフィンは、CPU クーラー用です。なので、CPU は底にあります。つまり、他の「ミニPC」と違い、ひっくり返っています。CPU の冷却には不利ですが、M.2 デバイスとか、SSD、メモリも発熱が多いので、 拡張のしかたによっては、過酷な環境になるかもしれない部分を上部に持ってくるのは冷却には良いかも。

個人的には、上蓋を加工しやすいのがグッドです。最悪は、スリット付けて(手持ちで静かな)USB の外付け低速FANを乗っけられます。

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上蓋の取外し:

→上蓋(うわぶた)の 手前 2箇所を押す と上蓋が開きます。

簡単にパーツ交換できる構造です。

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ミニPC の内部:

上蓋を開けると、に「小型のファン付きのヒートシンク」があります。これが「M.2 SSD」です。

電源オン時に F7 キーで、BIOS のBoot ドライブの選択画面で確認すると、
使われているのは「KINGSTON OM8PGP4512Q-A0」(SSD M.2 2280 512GB NVMe SSD) でした。

すぐ右隣の上の小さなコネクタが、ファンの電源です。その下の縦の白いコネクタが、2.5 インチSSD 用のコネクタです。 ここに、付属の黒いコネクタを介して、上蓋の裏にドライブを取り付けます。

「M.2 SSD」の右隣が M.2 接続の、無線LAN の「MediaTek MT7921」です。白黒のケーブルはアンテナに接続されます。

右側に、Apacer (アペイサー) のメモリ: 「8GB SOD DDR4 3200 CL22」が 2枚取り付けられていました。

Apacer Technogy Inc 社は、台湾の Acer グループから独立したメーカーです。

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M.2 SSD の「小型のファン付きのヒートシンク」は、 熱対策としてはグッドですが、壊れたときの入手が心配です:

参考:

Thermaltake、8,000rpmで冷やすM.2SSD用クーラー

→販売されると良いですね。

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3. 「ミニPC」で「Windows 11」の初期セットアップ:

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1). 「ミニPC」を接続:

「無線キーボード」と「無線マウス」のUSB レシーバーを後面から見て左上にセット(どこでも良いです)

Microsoft」アカウントでなく、「ローカルアカウント」でインストールしたいので、初期セットアップ時は「有線LAN」、「無線LAN」ともに接続しませんでした。

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2). 「ミニPC」を電源オン

「電源」ボタンを押すと青いランプが点灯。デスクトップは表示されずに、水色の「Windows11」の「セットアップ」が始まりました:

「日本語(日本)」を選びました:

キーボードレイアウト: 「Microsoft IME

→「はい」

→右下の「次へ」

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3). 「ネットワーク接続しましょう。」画面にて、

両方のネットワーク(ドライバー)が認識され、下記の項目が表示:

イーサーネット
Wi-Fi

Wi-Fi のポイントが認識されていますが、注意書きにあるように、最初はどちらも接続しませんでした:

画面下に「インターネットに接続していません」表示

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「制限された設定で継続」をクリック

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4). 「再起動」されました:

「お待ちください…」表示:

 クルクル

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5). 「ライセンス契約をご確認ください」画面が表示:

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6). 「このデバイスを使うのは誰ですか?」画面が表示:

名前を入力します:「任意」

→「次へ」

パスワードを入力してください: 「任意」

→「次へ」

パスワードの確認入力: 「上記と同じ」

→「次へ」

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「セキュリティの質問 (1/3) 」クリックにて、任意の質問を選択:

答えを入力: 「任意」

→「次へ」

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「セキュリティの質問 (2/3) 」クリックにて、任意の質問を選択:

答えを入力: 「任意」

→「次へ」

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「セキュリティの質問 (3/3) 」クリックにて、任意の質問を選択:

答えを入力: 「任意」

→「次へ」

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7). 「デバイスのプライバシー設定の選択」画面が表示:

→すべて「いいえ」に変更:

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8). 「こんにちは」画面が表示:

これには数分かかる場合があります。
PC の電源を切らないでください

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9). 「Windows11」のデスクトップ画面が表示:

画面下の「検索」に、「@」を入力してみました:

→「[」が入力されました: 英語キーボードのレイアウトです:

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10). 「Windows11」の設定を見直し:

Windows」キー→「設定」→左側の「時刻と言語」→「地域と言語」

右の一番上の「Windows の表示言語」が、「日本語」になっていることを確認:

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3番目の「日本語」の「…」をクリック

「言語のオプション」をクリック

キーボードの項目の「レイアウトを変更する」をクリック

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「ハードウェアキーボードのレイアウトの変更」表示

→「日本語キーボード(106/109 キー)」を選択:

→「今すぐ再起動する」をクリック

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11). 再起動されました:

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12). ログイン画面にて、Enter

→パスワード入力(もしくは、PIN コード入力)

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13). 「Windows11」のデスクトップ画面表示:

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右下の時計が現在の時刻とズレていました:

→ネットワークが接続されていないので、同期されていません。

(HUB より離れたところで作業していたので、有線LAN は未接続)

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Windows」キー→「設定」→「ネットワークとインターネット」

Wi-Fi」をクリック

「利用できるネットワークを表示」をクリック

一覧から、ひとつを選択→「接続」をクリック

→ネットワークセキュリティキーの入力(パスワードの入力)

→「次へ」

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ネットワークが接続されました:

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左の「時刻と言語」をクリック

「日付と時刻」

スクロールして、「今すぐ同期」をクリック

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14). 「Windows11」のバージョンと、ライセンスの確認:

Windows」キーを右クリック→「システム」

スクロールして、

Windows の仕様」

バージョン: 「22H2」 ←(注目)

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「システム」→「ライセンス認証」

ライセンス認証の状態: 「アクティブ」 ←(注目)

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ライセンス情報等の退避:

ライセンス関連の問題が出たときに役に立ちます:

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「メモ帳」を起動します:

「 デバイスの仕様」の右にある「コピー」をクリック→「メモ帳」に貼り付け:

Windows の仕様」の右にある「コピー」をクリック→「メモ帳」に貼り付け:

名前を付けて保存:

Gmail で自分あてにファイルを送っておくか、USB ドライブにファイルをコピーしておきます:

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参考: 「デバイス の仕様」にて、クロック周波数が低いのが気になります:
プロセッサ  12th Gen Intel(R) Core(TM) i5-12450H   2.00 GHz

AMI BIOS には、クロックの調整項目はないみたい。

使ってみて感じるのは、速くもなく、遅くもなく、普通です。

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Core i5-12450H について:

コア/スレッド数:           8コア(4P+4E) / 12スレッド
Pコア定格/最大クロック:    「2.0 GHz」/ 4.4 GHz    ←(注目)
Eコア定格/最大クロック:      1.5 GHz/ 3.3 GHz
L2キャッシュ:               7MB
L3キャッシュ:              12MB
内蔵GPU:                  Intel UHD Graphics

→調べたら、いつもはその値になるみたい:

「Eコア」はバックグラウンドで動くアプリの処理で使われるプロセッサみたい。

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15). PC の名前を変更:

Windows」キー→「設定」→設定のホーム画面

右上の「名前の変更」をクリック

現在のPC 名: DESKTOP-PF7D670

→変更 「任意」

→「今すぐ再起動する」をクリック

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16). 再起動されました:

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17). システム更新:

Windows」キー→「設定」→「Windows Update

→「すべてダウンロードしてインストール」をクリック

再起動待ちになったら、

→「今すぐ再起動」をクリック

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最新になるまで(更新がなくなるまで)、繰り返し:

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4. 「Windows 11」(23H2) にアップデート:

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実は、すぐに、「クリーンインストール」に走ってしまったので、

たぶん出来ると思うけど、確認していません。すみません。

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1). 設定にある項目から、アップデートしてみる場合:

Windows 11」マシンの正規品を購入したことがなく、これを実行したことがないので、未確認:

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Windows」キーを右クリック→「システム」→「ライセンス認証」

ライセンス認証の状態: 「アクティブ」 ←(注目)

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その下にある、

Windows のエディションをアップデート」をクリック

→もしかしたら、簡単に「(23H2) にアップデート」できるかも。

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→追記: こちらの設定項目は「勘違い」でした:

Windows 11 Home」を「Windows 11 Pro」にアップグレードする場合に、
ここで「プロダクト キーの手動入力によるアップグレード」を行います:

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Windows エディションのアップグレード を参照:

たぶん、そのための「プロダクト キー」(Windows 11 Pro のライセンスの購入?)が必要です。

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2). 前回の投稿で、実行したやり方:

「Windows11」(22H2) を、「Windows11」(23H2) にアップデート〈H165-6〉

たぶん、USB ドライブは「D:」になります。

正規品なので、単に「setup.exe」を実行するだけで、行けるかも。ただし、上記のやり方のほうが、個人的には実績があります。

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もしくは、上記のやり方の「iso」ファイルをダウンロードするのでなく、その上にある「USB インストールドライブ」を作成する項目(次回の投稿で紹介)で作ったUSB メモリをマウントして、「setup.exe」を実行すれば、アップデートは行けると思います。(未確認)

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まとめ

今回、新しく「ミニPC」を購入しました:

値段が安いので耐久性が心配ですが、今のところ、普通に使えています。

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「Windows11」のライセンス認証は期待していませんでしたが、ちゃんとされており「アクティブ」でした。

プリインストールされていたのは「Windows11」(22H2) でした。それもあり、メーカーサイトに置かれている「MINISFORUM NAB5」のドライバーは、(22H2) のドライバーのみ です。(説明は不足していますが、ドライバーがダウンロードできるだけでも感謝かな)

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「Windows11」(23H2) をクリーンインストールしたときに、そのドライバーが使えるかは、次回の投稿で行う予定です。

モデルが発売されなくなっても、サイトに置かれたドライバーが継続して更新されて行くかは、メーカーの良心次第です。 「信頼できるメーカー」かは、その辺りでわかるし、決まりそう。これからに期待。

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