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カーネル5.8 が問題のPC に、Xubuntu 20.04.2 LTS をインストール〈H116〉

登録日: 2021-04-09 更新日: 2021-04-28

UEFI 立ち上げで、古めのIntel プロセッサ「Haswell」を使ったPCに、安定版では最新になる「Xubuntu 20.04.2 LTS」をインストールしました。その備忘録で、前半の「インストール編」です。

(後半の設定編はこちら

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古めのPC だとカーネル「5.8」になったことによる影響 が出ています。影響の出るPC で「Xubuntu 20.04.2」以降をインストールするときの参考になればと思います。

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使用したPC は「ASUS Chromebox CN60 」で、プロセッサは第4世代の「Intel Celeron 2955U 」です。

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(注)リンクを戻るときはブラウザの左上の「←」をクリック

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目次

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「カーネル「5.8」にて問題が出やすいデスクトップやアプリ について」

「Xubuntu 20.04.2 LTS のインストール」

「インストール後のシステム更新」

「日本語入力」

「インストール後の設定」

「まとめ へ」

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「目次詳細 へ」

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Xubuntu 20.04.2 LTS」デスクトップの画面:

→シンプルな画面です。使いやすいように少しだけカスタマイズ しました。

このあたりは好み。

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Xubuntu について:

  • Xubuntu は、Ubuntu の公式フレーバーです。 Xubuntu 20.04.2 LTS は Ubuntu 20.04 がベースの、軽量なXfce デスクトップ環境です。

  • 以前の素のXfce (ねずみ)のデスクトップ画面から、使いやすいようにカスタマイズされていてシンプルです。

  • Xubuntu は、一部をLaunchpad からGitHub に移行しているようです。翻訳は現在Transifex で行われています。Lubuntu でやられている方式に移行しているようです。

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カーネル「5.8」にて問題が出やすいデスクトップやアプリ について:

  • 今どきのPC なら問題ありません。あくまでも、個別の古いPC で起こる問題のようです。

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  • 新しいカーネルは、UEFI 立ち上げができるPC を前提にした開発に移行しています。 マンパワーが限られていることを考えると新しいプロセッサに移行していくのは時代の流れです。

BIOS 立ち上げしかできない世代のころのPC で使われていた、GPU を内蔵した「Intel プロセッサ」で問題化しています。ここでは「Haswell」です。

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このIntel プロセッサ内臓のGPU で使われる、古いグラフィックドライバー(i915 等)がうまく動かないようです。カーネルではサポート外なので考慮されていませんし、改善も期待できません。

グラフィックドライバーのサポートは普通、メーカーがやっているものです。ここでは Intel となります。

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影響が出やすいのは、GPU(ハードウェアアクセラレーション)の使用が前提の環境:

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1. 「GNOME」デスクトップ環境、および「wayland 」の使用:

GPU(ハードウェアアクセラレーション)の使用が前提の環境です。

画面の描画がおかしく、デスクトップ環境自体が立ち上がりません。

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以前は「X11」セッションで使えましたが、現在はアウト。

→最新のFedora のライブUSB でデスクトップが立ち上がるか、も確認に使えますね。

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2. 「Cinnamon」デスクトップ環境:

→Cinnamon はGNOME の技術を使っているので、GPU(ハードウェアアクセラレーション)の使用が前提の環境です。GPUに頼らない 「Cinnamon (Software ...)」セッションがあるのが救いです。でも重いです。

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→インストール時のカーネルは「5.6」で使えます。 カーネル「5.7」にアップすると、Cinnamon セッションですべてのアプリが起動できなくなりました。 Cinnamon (Software ...) では動きました。見た目は同じですが、重いです。

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カーネル「5.4」なので問題なく使えます。

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3. 「KDE Plasma」デスクトップ環境:

→インストール可能でした。 カーネルは「5.4」です。

$ uname -r
5.4.0-65-generic

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→インストールできてもデスクトップが立ち上がりませんでした。 カーネルは「5.8」です。

1. ライブUSB メモリの立ち上げメニューの 1番上の「Kubuntu」だと、「Welcome」画面後に、 画面真っ暗でカーソルのみ表示されたまま、デスクトップ画面が表示されません。

→カーソルを動かすと、カーソルの形状が変化するので、表示は見えませんが何かしらのアプリが起動されています。

2. 立ち上げメニューの 2番めの「Kubuntu (Safe graphics)」を選ぶと、 低い解像度でデスクトップ画面が立ち上がりました。

→インストールはgrub-install のエラーで停止(EFI パーティションが/sda と/sdc にあると発生する不具合)しましたが完了。再起動してログイン、画面真っ暗のまま、デスクトップ画面は表示されません。

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4. Manjaro Linux 「Ornara」インストーラー:

追記: 2021-04-28

  • Manjaro Xfce 21.0.2

  • Manjaro LXDE 21.0.2

  • Manjaro OpenBox 21.0.2

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  • VirtualBox でのインストールは可能でした:
▷ uname -r
5.9.16-1-MANJARO

▷ cat /etc/lsb-release
DISTRIB_ID=ManjaroLinux
DISTRIB_RELEASE=21.0.2
DISTRIB_CODENAME=Ornara
DISTRIB_DESCRIPTION="Manjaro Linux"
  • 自分のPC で、実機のインストール(USB メモリへのインストール)をすると、 インストーラーで「今すぐインストール」をクリック後、画面が進みません。 「インストール中」の画面は見れずに、インストールできません。

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デスクトップ画面が表示されても、インストールできなければどうしようもありません。 同じインストーラー(日本語の自動認識に時間がかかるタイプ)を使うディストリビューションもあったと思う(Debian ?)ので、ちょっと心配。

→ついに、Manjaro Linux も新規に実機にインストールできなくなりました。 現在インストールしているなら、こまめにシステム更新していくか、 新規なら「VirtualBox で使う」かです。

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5. 「Chrome」ブラウザのWeb 技術を元にした「Electron フレームワーク」という開発環境で作成されたアプリ:

→救いなのは、これらのアプリはGPU(ハードウェアアクセラレーション)の使用のオン・オフができることです。

起動の時に「--disable-gpu」のオプションを付ければ回避できます。

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6. GPU(ハードウェアアクセラレーション)の使用が前提の「ゲーム」アプリ:

→起動の時に「--disable-gpu」のオプションが使えません。なので、使えません。

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7. 「Xscreensaver」の拡張パッケージのセーバー部品:
  • 基本のセーバー部品は使えますが、拡張パッケージのセーバー部品だと一発です。

一種のグラフィックテストみたいなものです。レビューするだけでデスクトップが操作不能になります。 ランダムなんかにしていると、目も当てられません。動く設定に変更できなくなります。

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回避策はセーバーが起動する前に、削除:

$ sudo apt remove xscreensaver-data-extra xscreensaver-gl-extra xscreensaver-gl

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8. その他のアプリ

→起動の時に「--disable-gpu」のオプションが使えません。なので、使えません。

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同じQt アプリである「featherpad」が使えているので、テーマの問題かもしれません。

notepadqq の利点はテーマが多いこと。 そういえばATOM エディタと同じ名前のテーマがありました。同じライブラリを使っているのかも。 せめて、GPU を使わないテーマをデフォルトにして、アプリ自体は使えるようにして欲しいところ。

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「影響の出るPC かを判断する」には:

1. Chromium ブラウザをインストール してみます。snap パッケージでかまいません。

→念の為、すべてのウィンドウを閉じてから起動のこと。

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2. 最新のFedora(33 以降)のライブUSB で、デスクトップが表示できるかを確認。

VM でなく、実機で確認します。「端末」アプリを起動してウィンドウを横にでも移動してみます。 ウィンドウの再描画をしきれないか、軌跡が残ります。そして固まります。もしくはアプリの起動でウィンドウ枠だけでそのまま。

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Xfce」デスクトップ環境で今のところ、回避できます:

GPU(ハードウェアアクセラレーション)の使用を前提としていない環境です。 個人的には、唯一の選択です。

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→インストール可能でした。

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→未確認です。

Xfce であっても、上記の項番4 以降のアプリは(自分のPC では)、回避策を取らないと使えません。

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VM 環境で使えば、回避できると思われます

Vritualbox を使えば、汎用的な仮想PC となるので、ハードウェアの違いがカバーでき、最新のLinux ディストリビューションが動くはずです。重くなるので使えるかわかりませんが、試してみる価値はありそう。

$ apt list -a virtualbox
:
virtualbox/focal-updates 6.1.16-dfsg-6~ubuntu1.20.04.1 amd64
virtualbox/focal 6.1.6-dfsg-1 amd64

ちなみに、最新のバージョンは6.1.18 です。

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グラフィクボードを挿せるデスクトップPC なら、回避できると思います

安くてもいいので、サポートされている(今どきの)GPU が乗ったボードを挿せば行けるはずです。

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Xubuntu 20.04.2 LTS」(Focal Fossa) のインストール

Xubuntu 公式サイト:

Xubuntu

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1. ダウンロード:

xubuntu-20.04.2.0-desktop-amd64.iso 2021-02-10 04:20 1.6G

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2.チェックサムの確認:

$ cd ~/ダウンロード/
$ sha256sum xubuntu-20.04.2.0-desktop-amd64.iso
c59c3bb825294dbf76fd3a5dfa3fd5de9e854934b7c9aa6258105b6648979cd5  xubuntu-20.04.2.0-desktop-amd64.iso

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3.ライブUSB メモリの作成:

→個人的によく使うのが「ディスク」(gnome-disk-utility) をインストールすることで使える「ディスクイメージライター」です。

4GB 以上のUSB メモリをセットしてから、 ISO ファイルを右クリック→「ディスクイメージライターで開く」→転送先: USB メモリを指定→「リストアを開始」→「リストア」

別のライブイメージを書き込んだUSB メモリでも、そのまま上書きできて便利です。 ディスクの番号は注意して選択します。メーカー名で判断できます。

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4. ライブUSB メモリで立ち上げ:

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ライブUSB メモリをセットして電源オン

「白いうさぎ」(coreboot ロゴ)画面が表示されたらすぐに「Esc」キー
  • 「フルROM」のファームウェア置換をしたChromebook で表示される画面です。通常のPC では表示されません。

  • 「白いうさぎ」画面が表示されないときは「Esc」キーを押したまま電源オン。

→Boot 編集メニューが表示されます。

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「Boot Menu」

→一番下に表示の「USB: Verbatim Store N Go」(USB メーカーと製品名)をクリック

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5. ライブUSB メモリのブートメニューが表示:

そのままにしておくか、「Enter」を押します。

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6. デスクトップ画面が表示

  • ネットワークが有線LAN で接続されています。
$ uname -r
5.8.0-43-generic

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7. インストール先となるUSB メモリ(fat32 で初期化済)を挿入

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今回は内臓の「SSD 240GB」をインストール先にしたので不要です

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8. デスクトップ画面にある「Install Xubuntu 20.04.2.0 LTS」をダブルクリック

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9. 「Install」画面表示

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1). Welcome:

言語選択: 一番下の「日本語」をクリック

→「続ける」

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2). キーボードレイアウト:

Japanese Japanese

「キーボード入力をここでテストしてください」→ @@ で確認

→「続ける」

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3). アップデートと他のソフトウェア:
  • Xubuntu のインストール中にアップデートをダウンロードする」にチェック

  • 「グラフィックとWi-Fi ハードウェアと追加のメディアフォーマットのサードパーティ製ソフトウェアをインストールする」にチェック

→「続ける」

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4). インストールの種類
  • 今回は、内臓の「SSD 240GB」にインストールしました。

「ディスクを削除してXubuntu をインストール」にチェック

→「続ける」

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ちなみに、USB メモリにインストールするときは、「その他」を選びます。

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以下のデバイスのパーティションテーブルが変更されます:
SCSI1(0,0,0) (sda) 

以下のパーティションは初期化されます:
SCSI1(0,0,0) (sda) のパーティション1 を ESP に
SCSI1(0,0,0) (sda) のパーティション2 を ext4 に

Linux では、内臓のSSDSCSIバイスとして認識されます。

ESP はUEFI パーティション(fat32 でboot フラグオン) のことです。

512MB ほどあればOK(BIOS 立ち上げのPC では不要)

→「続ける」

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5). どこに住んでいますか?:

(インストールは開始しており、並行動作しています。)

Tokyo

→「続ける」

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6). あなたの情報を入力してください:

あなたの名前: 任意

コンピュータの名前: 任意

ユーザー名の入力: 任意

パスワードの入力: 任意

パスワードの確認: 任意

「ログイン時にパスワードを要求する」にチェック

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すべての項目に緑色のチェックが付いたら、

→「続ける」

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7). バーグラフが表示されます

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8). 「インストールが完了しました。」画面が表示

→ 「今すぐ再起動する」をクリック

Please remove the installation medium, then press ENTER:

ライブUSB メモリを抜いて、Enter キー

→再起動できました。

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9). ログイン画面が表示

ユーザ名はすでに選択されているので便利です。

→パスワードを入力。

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10). デスクトップ画面が表示:

→シンプルです。パネルは上段になっています。背景は紫っぽい夜空にキツネ?の星座。

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インストール後の「システム更新」:

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1). ネットワークは有線LAN で接続されています。

パネルの右上にある「ネットワーク」(← →)アイコンは接続されていることがわかりづらいですね。

→左クリック→「接続情報 (I)」で接続されているかを確認できます。

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2). 上段のパネルの左に [ソフトウェアの更新] と表示されました。

アプリがアイコン化されていました。

クリック→「ソフトウェアの更新」画面が開きました。

→「今すぐインストールする」をクリック

完了しました。

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3). 再起動

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4). コマンドで再度、「システム更新」を実施:

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リポジトリの同期:
$ sudo apt update
[sudo] USERNAME のパスワード: 
ヒット:1 http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu focal InRelease
ヒット:2 http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu focal-updates InRelease
ヒット:3 http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu focal-backports InRelease
ヒット:4 http://security.ubuntu.com/ubuntu focal-security InRelease
パッケージリストを読み込んでいます... 完了
依存関係ツリーを作成しています
状態情報を読み取っています... 完了
パッケージはすべて最新です。

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パッケージの更新:
$ sudo apt upgrade
パッケージリストを読み込んでいます... 完了
依存関係ツリーを作成しています
状態情報を読み取っています... 完了
アップグレードパッケージを検出しています... 完了
アップグレード: 0 個、新規インストール: 0 個、削除: 0 個、保留: 0 個。

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5). システム情報:

$ cat /etc/lsb-release
DISTRIB_ID=Ubuntu
DISTRIB_RELEASE=20.04
DISTRIB_CODENAME=focal
DISTRIB_DESCRIPTION="Ubuntu 20.04.2 LTS"

$ cat /etc/os-release
NAME="Ubuntu"
VERSION="20.04.2 LTS (Focal Fossa)"
ID=ubuntu
ID_LIKE=debian
PRETTY_NAME="Ubuntu 20.04.2 LTS"
VERSION_ID="20.04"
HOME_URL="https://www.ubuntu.com/"
SUPPORT_URL="https://help.ubuntu.com/"
BUG_REPORT_URL="https://bugs.launchpad.net/ubuntu/"
PRIVACY_POLICY_URL="https://www.ubuntu.com/legal/terms-and-policies/privacy-policy"
VERSION_CODENAME=focal
UBUNTU_CODENAME=focal

$ uname -r
5.8.0-48-generic

カーネルは「5.8.0-48」です。 「5.8」なのでちょっと不安ですが、Xfce だと今のところ問題なく動いています。 (一部のアプリでは問題あり

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追記: その後の更新でカーネルがアップ:

2021-04-22

$ uname -r
5.8.0-50-generic

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6). インストールしたイメージの確認:

$ cat /var/log/installer/media-info
Xubuntu 20.04.2.0 LTS "Focal Fossa" - Release amd64 (20210209.1)

→ダウンロードしたライブイメージの提供された日がわかります。 20.04.2 の「2」はLTS の2番めまでの更新が入っているので更新の手間が少なく、より安定しています。LTS 版は 4 か 5 までのサポートになると思います。

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日本語入力:

  • 何もしなくても日本語入力ができました。設定が要らないのはさすがUbuntu フレーバーです。

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1). インストールされている入力メソッドを確認:

$ apt list uim* | grep インストール済み
$ apt list ibus* | grep インストール済み

→インストールなし。余計なものはないみたい。

$ apt list fcitx* | grep インストール済み
:
fcitx-bin/focal,now 1:4.2.9.7-3 amd64 [インストール済み、自動]
fcitx-config-common/focal,focal,now 0.4.10-3 all [インストール済み、自動]
fcitx-config-gtk/focal,now 0.4.10-3 amd64 [インストール済み、自動]
fcitx-data/focal,focal,now 1:4.2.9.7-3 all [インストール済み、自動]
fcitx-frontend-all/focal,focal,now 1:4.2.9.7-3 all [インストール済み、自動]
fcitx-frontend-gtk2/focal,now 1:4.2.9.7-3 amd64 [インストール済み]
fcitx-frontend-gtk3/focal,now 1:4.2.9.7-3 amd64 [インストール済み]
fcitx-frontend-qt5/focal,now 1.2.4-1build2 amd64 [インストール済み]
fcitx-module-dbus/focal,now 1:4.2.9.7-3 amd64 [インストール済み、自動]
fcitx-module-kimpanel/focal,now 1:4.2.9.7-3 amd64 [インストール済み、自動]
fcitx-module-lua/focal,now 1:4.2.9.7-3 amd64 [インストール済み、自動]
fcitx-module-x11/focal,now 1:4.2.9.7-3 amd64 [インストール済み、自動]
fcitx-modules/focal,now 1:4.2.9.7-3 amd64 [インストール済み、自動]
fcitx-mozc/focal,now 2.23.2815.102+dfsg-8ubuntu1 amd64 [インストール済み]
fcitx-ui-classic/focal,now 1:4.2.9.7-3 amd64 [インストール済み]
fcitx5-module-quickphrase-editor/focal,now 1.2.4-1build2 amd64 [インストール済み、自動]
fcitx/focal,focal,now 1:4.2.9.7-3 all [インストール済み]

→fcitx-mozc がインストールされていました。

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2). 削除しても影響のなさそうなパッケージは削除:

$ sudo apt remove fcitx-module-kimpanel
$ sudo apt remove fcitx-module-lua

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3). 残骸のクリア処理:

$ sudo apt autoremove
:
以下のパッケージは「削除」されます:
  liblua5.2-0

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4). インストールされているmozc 関連を確認:

$ apt list *mozc* | grep インストール済み
:
fcitx-mozc/focal,now 2.23.2815.102+dfsg-8ubuntu1 amd64 [インストール済み]
mozc-data/focal,focal,now 2.23.2815.102+dfsg-8ubuntu1 all [インストール済み、自動]
mozc-server/focal,now 2.23.2815.102+dfsg-8ubuntu1 amd64 [インストール済み、自動]
mozc-utils-gui/focal,now 2.23.2815.102+dfsg-8ubuntu1 amd64 [インストール済み]

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5). 入力メソッドの設定を確認:

$ cat ~/.xinputrc
cat: /home/ubn/.xinputrc: そのようなファイルやディレクトリはありません

→ここでは設定されてません。

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6). fcitx の自動起動の確認:

「セッションと起動」→「自動開始アプリケーション」タブ→「im-launch」にチェックが入っていました。

「編集」ボタンはグレーで効きませんが、マウスを置くと内容を確認できました:

コマンド: sh -c 'if [ "x$XDG_SESSION_TYPE" = "xwayland" ] ; then exec env IM_CONFIG_CHECK_ENV=1 im-launch true; fi'

→以前からあったスクリプトです。ログインしたセッションが「xwayland」のときは何かを実行するみたい。

$ echo $XDG_SESSION_TYPE
x11

$ env | grep IM
GTK_IM_MODULE=fcitx
QT4_IM_MODULE=fcitx
CLUTTER_IM_MODULE=fcitx
QT_IM_MODULE=fcitx
XDG_RUNTIME_DIR=/run/user/1000

→「xwayland」ではないので何かの実行はありません。

「autostart」フォルダの確認:

$ ls ~/.config/autostart/
ls: '/home/ubn/.config/autostart/' にアクセスできません: そのようなファイルやディレクトリはありません

$ sudo ls /usr/share/gnome/autostart/
:
ls: '/usr/share/gnome/autostart/' にアクセスできません: そのようなファイルやディレクトリはありません

→デスクトップ設定ファイルが見つかりません。

ファイル検索でヒット:

$ cat /usr/share/fcitx/xdg/autostart/fcitx-autostart.desktop

[Desktop Entry]
Name=Fcitx
:
Comment[ja]=入力メソッドを開始
:
Exec=fcitx-autostart
Icon=fcitx
Terminal=false
Type=Application
Categories=System;Utility;
StartupNotify=false
NoDisplay=true
X-GNOME-Autostart-Phase=Applications
X-GNOME-AutoRestart=false
X-GNOME-Autostart-Notify=false
X-KDE-autostart-after=panel
X-KDE-StartupNotify=false

実行ファイルの場所:

$ which fcitx-autostart
/usr/bin/fcitx-autostart

実行ファイルの内容:

$ cat /usr/bin/fcitx-autostart

#!/bin/sh

# sleep for a little while to avoid duplicate startup
sleep 2

# Test whether fcitx is running correctly with dbus...
fcitx-remote > /dev/null 2>&1

if [ $? = "1" ]; then
    echo "Fcitx seems is not running"
    fcitx
else
    echo "Fcitx is running correctly."
fi

→立ち上げから少し遅れて、fcitx を起動

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7). 日本語入力できるかの確認:

  • パネルのシステムトレイに「キーボード」アイコンがないと思っていたら、馴染みの「キーボード」アイコンから「a」の表示に変わっていました。

テキストエディタ「mousepad」を起動。

「半角/全角」キー、および「Ctrl+スペース」キーを押して、日本語入力できました。

-

  • キーボードは「日本語 キーボード」の設定です。

  • 日本語入力がしやすいように別々のキーに割当を定義しました:

- 日本語オン・オフ:  Ctrl+スペース  /  半角/全角  ←(デフォルトの定義)

- 日本語オン:     ひらがな   ←(追加の定義)
- 日本語オフ:     無変換   ←(追加の定義)

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8). 「キーボード」アイコンの左クリックでのパネル表示は日本語です。

ちゃんと言語パッケージがインストールされていました:

$ apt list language-pack-ja*
:
language-pack-ja-base/focal-updates,focal-updates,now 1:20.04+20210121 all [インストール済み]
language-pack-ja/focal-updates,focal-updates,now 1:20.04+20210121 all [インストール済み]

$ apt list language-pack-gnome-ja*
:
language-pack-gnome-ja-base/focal-updates,focal-updates,now 1:20.04+20210121 all [インストール済み]
language-pack-gnome-ja/focal-updates,focal-updates,now 1:20.04+20210121 all [インストール済み]

$ ls /usr/share/locale-langpack/ja/
LC_MESSAGES

$ ls /usr/share/locale-langpack/ja/LC_MESSAGES/
Linux-PAM.mo
:

-

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インストール後の設定:

投稿の後半部分 )を参照:

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まとめ

ASUS Chromebox CN60 ではインテル プロセッサの「Haswell」が使われています。 古いため、Linux カーネルで内臓のディスプレイドライバーがサポートされていません。そのせいか、カーネルが「5.8」だとGNOME ではデスクトップ表示しきれません。Xfce にすると回避できます

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Xfce 環境で、いろいろとアプリなどを入れてみました。問題があるアプリもありましたが何とか使えています。Xubuntu 21.04 (Beta) が提供されました。4月末には公開されると思うので楽しみです。

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「後半の投稿に続く」

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