Linux あれこれ

Linux 関連の備忘録です。

LXLE Linux 18.04.3 にて、flatpak でアプリをインストール〈H124-3〉

登録日: 2021-06-07 更新日: 2021-06-11

前回、「LXLE Linux 18.04.3」をUSB メモリにインストール しました。

カーネルのバージョンが低いので、快適に使っていけるかは、お気に入りのアプリで使いたい機能(バージョン)が動くかだろうと思います。

-

今回は、依存関係に左右されない「ユニバーサルパッケージ」のひとつの「flatpak」でアプリをインストールしてみました。お気に入りのアプリがうまく動けばいいですね。

-

-

使用したPC は「ASUS Chromebox CN60 」で、プロセッサは第4世代の「Intel Celeron 2955U 」で古めのPC です。BIOS 立ち上げでなく、UEFI 立ち上げにF/W を置換しています。

-

(注)リンクを戻るときはブラウザの左上の「←」をクリック

-

-


目次

-

「LXLE Linux 18.04.3 のインストール」

「flatpak でアプリをインストール」

「flatpak のファイル配置」

1. 「LibreOffice」をflatpak でインストール:「X」

2. Markdown エディタの「CuteMarkEd」をインストール:「△」

3. テキストエディタの「Geany」をインストール:「X」

4. インターネットラジオの「Tuner」をインストール:「◎」

5. タッチタイピングを学べる「KTouch」をインストール:「◎」

6. タイピングゲームの「Tux Typing」をインストール:「◎」

「flatpak で気になるところ」

「まとめ へ」

-

「目次詳細 へ」

-

-


--- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - -

LXLE Linux 18.04.3 のデスクトップ画面:

→シンプルです。

-

現在のバージョンを表示:

2021-06-04 現在

カーネル:

$ uname -r
4.15.0-144-generic  ←(注目)

→実績のある安定版のカーネルです。

最新のアプリは最新の共有ライブラリを使って開発されるのが普通です。 共有ライブラリはカーネルのバージョンと密接に関係しており、アプリのビルド時の条件になります。

カーネルのバージョンが低いので共有ライブラリのバージョンが制限されて、ほとんどのアプリが最新バージョンではないと思われます。

-

$ cat /etc/lsb-release
DISTRIB_ID=Ubuntu
DISTRIB_RELEASE=18.04
DISTRIB_CODENAME=bionic
DISTRIB_DESCRIPTION="Ubuntu 18.04.5 LTS"  ←(注目)

→一番下の行は「LXLE Linux 18.04.3 64bit」でした。更新により「Ubuntu 18.04.5 LTS」に書き換えられました。

-

  • Ubuntu 18.04.5 LTS」はポイントリリースと呼ばれます。アップデートを累積したイメージなので、 そのイメージを使うことでインストール後のアップデートの手間を省けます。

  • Ubuntu 18.04 LTS は5年のサポートなので、それまではLXLE もセキュリティやシステム更新の恩恵を受けられそう。

-

-


--- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --

-

LXLE について:

-

LXLE 公式:

The LXLE Desktop

-

-

  • 32ビットと 64ビットのOS バージョンが(今のところは)提供されています:

  • LTS ベースのディストリビューションの欠点の1つは、最新のアプリケーションが少ないことです。

  • 好みのアプリを入れるかは自由に選べます。

-

-


--- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - ---

-

「LXLE Linux 18.04.3」のインストール

-

「前回の作業を参照:」

-

-


--- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - ----

-

flatpak でアプリをインストール:

-

参考:

「Flatpak」でUbuntuに最新アプリをインストールする方法

Ubuntu (GNOME) だと、インストールしたアプリの登録が楽ですが、その他のフレーバーだと少しだけ手間です。

-

1). flatpak について

依存まるごと梱包されたパッケージ管理システムとして、「Flatpak 」があります。Snaps (snap) と同じ「ユニバーサルパッケージ」のひとつです。

Flatpak は開発元である Fedora/RHEL が推進しており、FedoraLinux Mint で採用されています。 同じように、Snaps は開発元のUbuntu/Canonical で推進されています。

同じUbuntu 系のLinux Mint が、flatpak を採用しているのは興味深いですね。 どちらもLinux ディストリビューションだけでなく、WindowsMacOS でも使えます。

-

flatpak、snap のどちらを使うかが重要ではなく、「使いたいアプリが使えるか」がポイントだと思います。 アプリがインストールできても自分の欲しい機能(日本語入力とかプラグインとか)が使えなかったりします。

-

2). 公式サイト flatpak.org

-

ディストリビューションごとの「flatpak」のセットアップのやり方

-

3). 「flatpak」のリポジトリの登録:

Ubuntu 18.04 の場合、公式リポジトリからインストールできます。 ところが、「flatpak」を使ってのアプリのインストールで不具合 が出ました。(flatpak 1.3.2 以降で回避)

また、バージョンが「flatpak 1.0.9」と低いとflatpak コマンドが使いづらいこともあります。

なので、リポジトリを登録して最新にしました。

-

リポジトリを登録:
$ sudo add-apt-repository ppa:alexlarsson/flatpak
:
  Linux application sandboxing and distribution framework
 詳しい情報: https://launchpad.net/~alexlarsson/+archive/ubuntu/flatpak
[ENTER] を押すと続行します。Ctrl-c で追加をキャンセルできます。

→Enter で登録されました。

-

4). 「flatpak」のインストール:

$ sudo apt update
$ sudo apt install flatpak
:
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  flatpak libostree-1-1 xdg-desktop-portal xdg-desktop-portal-gtk

-

5). 現在のバージョン

$ apt list flatpak
:
flatpak/bionic,now 1.11.1-0flatpak1~bionic amd64 [インストール済み]

$ flatpak --version
Flatpak 1.11.1

-

6). sudo を付けなくてもflatpak のコマンドが使えることを確認:

$ flatpak list
$ 

→一覧が空であることを確認。

-

7). 参考: もし、下記のエラーが出るときは:

$ flatpak list
error: While opening repository /home/ubn/.local/share/flatpak/repo: /home/ubn/.local/share/flatpak/repo: opendir(/home/ubn/.local/share/flatpak/repo): 許可がありません

→sudo を頭に付けないと動作しないのは正常ではありません。

-

(1). フォルダの所有者が間違っています:
$ ls -l ~/.local/share/flatpak
ls: ディレクトリ '/home/ubn/.local/share/flatpak' を開くことが出来ません: 許可がありません

$ ls -l ~/.local/share/
:
drwxr-xr-x 2 ubn  ubn  4096  5月 22 23:14 applications
drwxr-xr-x 2 ubn  ubn  4096  5月 22 23:14 desktop-directories
drwx------ 4 root root 4096  5月 30 23:52 flatpak      ←(注目)
drwx------ 2 ubn  ubn  4096  5月 30 17:16 gvfs-metadata
-rw------- 1 ubn  ubn   818  5月 31 09:40 recently-used.xbel

→「所有者名:所属グループ名」がroot です。

-

(2). flatpak フォルダを一般のユーザ「所有者名:所属グループ名」に変更:
$ sudo chown -R ubn:ubn ~/.local/share/flatpak

→フォルダ配下に「所有者名:所属グループ名」を指定

-

(3). フォルダの所有者を確認:
$ ls -l ~/.local/share/flatpak
:
drwxr-xr-x 2 ubn ubn 4096  5月 31 06:38 db
drwxr-xr-x 7 ubn ubn 4096  5月 30 23:10 repo

-

(4). flatpak のlist コマンドが使えることを確認:
$ flatpak list
$ 

-

8). 「gnome-software」がインストールされているなら、プラグインをインストール:

Ubuntu ソフトウェア」(Software Center) が入っておらず、コマンドだけでインストール操作するなら要りません。

$ apt list gnome-software
:
gnome-software/bionic-updates 3.28.1-0ubuntu4.18.04.15 amd64

→入っていません。

-

(1). もし、「Ubuntu ソフトウェア」が入っていたら:
$  sudo apt install gnome-software-plugin-flatpak

-

(2). もし、「discover ソフトウェア」が入っていたら:
$  sudo apt install plasma-discover-flatpak-backend

-

9). flatpak リポジトリを追加:

$ flatpak remote-add --if-not-exists flathub https://flathub.org/repo/flathub.flatpakrepo
:
Note that the directories 

'/var/lib/flatpak/exports/share'
'/home/ubn/.local/share/flatpak/exports/share'

are not in the search path set by the XDG_DATA_DIRS environment variable, so
applications installed by Flatpak may not appear on your desktop until the
session is restarted.

→パスワード入力を聞いてきました。

-

10). 再起動

-

11). flatpak の動作確認として、flatpak の一覧を表示:

$ flatpak list
$

→空であることを確認。

-

12). アプリの検索

-

flatpak パッケージの検索:

FLATHUB

-

右上の「虫めがね」アイコンをクリック

「editor」で検索:

「Gedit」、「Geany」、「Notepadqq」、「Sublime Text (3.2.2)」、「Visual Studio Code」、「Code - OSS」(VSCode のライセンス解除版)、「Atom」などのアプリはありました。

「featherpad」と「xed」は見つかりませんでした。

-

ちなみに、ペイント系では「KolourPaint」がありました。

-

→選択すると、インストールと実行時のコマンドが表示されるので、それに従います。

もしくは、アプリの画面で表示される「インストール」ボタンをクリック

-

13). flatpak にて最初にインストールするアプリは、最新のアプリが良いようです:

(追記: flatpak のバージョンアップで解消。その必要はなくなりました。)

-

flatpak でインストールした 「CuteMarkEd」では、古い KDE ランタイムが使われていました。 KDE/Qt アプリだとよくあることみたい。

-

インストールするアプリに応じたランタイム(バージョン)が一緒にインストールされます。

そのため、「flatpak list」コマンドが「サポートが切れてしまった古いランタイム」の警告メッセージだらけで埋もれて見づらくなりました。(古い「flatpak 1.0.9」の場合)

-

例: 「CuteMarkEd」を最初にインストールした場合、サポート切れの古いランタイムにより表示乱れ:

古い「flatpak 1.0.9」の場合:

$ flatpak list

Ref                                             Options
io.github.cloose.CuteMarkEd/x86_64/stable       system,current
org.freedesktop.Platform.VAAPI.Intel/x86_64/1.6 system,runtime,eol=The Freedesktop 1.6 runtime is no longer supported and does not receive security updates. Please ask your application developer to migrate to a supported runtime.
org.freedesktop.Platform.ffmpeg/x86_64/1.6      system,runtime,eol=The Freedesktop 1.6 runtime is no longer supported and does not receive security updates. Please ask your application developer to migrate to a supported runtime.
org.kde.KStyle.Adwaita/x86_64/5.9               system,runtime
org.kde.Platform/x86_64/5.9                     system,runtime,eol=The KDE 5.9 runtime is no longer supported and does not receive security updates. We strongly recommend migrating to a supported runtime. 

→一番最初にインストールしたら、アプリで指定された?、KDE 5.9 、および、Freedesktop 1.6 のランタイムはサポート切れで、警告が多発。行が長すぎて、エディタ等で表示を折り返していると、一覧が警告文で埋もれてしまいます。とても見づらいです。

→インストールする依存パッケージを考えなくてもよいflatpak のはずが、「ランタイムのバージョン」を気にしないといけないとは…。(追記: 警告で強調されて、そう思ってしまいました。)

-

追記: flatpak のバージョンアップにより、表示が改善:

公式リポジトリからインストールした「flatpak」(1.0.9) は削除して、

flatpak のリポジトリを登録して「flatpak」をインストールし直しました:

$ apt list -a flatpak
:
flatpak/bionic,now 1.11.1-0flatpak1~bionic amd64 [インストール済み]
flatpak/bionic-updates,bionic-security 1.0.9-0ubuntu0.3 amd64
flatpak/bionic 0.11.3-3 amd64

→最新の「flatpak 1.11.1」になりました。

→「flatpak list」コマンドの表示が改善されました。警告を含む説明の表示がなくなり、 「ランタイムのバージョン」を気にしなくてもよくなりました。

-

アプリだけの一覧を表示:
$ flatpak list --app
Name               Application ID                     Version        Branch        Installation
Tuner              com.github.louis77.tuner           1.3.1          stable        system
Tux Typing         com.tux4kids.tuxtype               1.8.3          stable        system
CuteMarkEd         io.github.cloose.CuteMarkEd                       stable        system
Geany              org.geany.Geany                    1.37.1         stable        system
KTouch             org.kde.ktouch                     21.04.1        stable        system
LibreOffice        org.libreoffice.LibreOffice        7.1.3.2        stable        system

→「CuteMarkEd」アプリにはバージョンが付いていません。

→Installation : system とは、システムのすべてのユーザが実行可能(デフォルト)になるようにインストールされたことを示します。(--system で指定して一覧可能)

ちなみに個別のユーザだけ実行可能の場合はuser となります。(--user で指定して一覧可能)

-

ランタイムだけの一覧を表示:
$ flatpak list --runtime
Name                                       Application ID                       Version  Branch Installation
tuner translations                         com.github.louis77.tuner.Locale               stable system
tuxtype translations                       com.tux4kids.tuxtype.Locale                   stable system
Freedesktop Platform                       org.freedesktop.Platform             19.08.14 19.08  system
Freedesktop Platform                       org.freedesktop.Platform             20.08.13 20.08  system
default                                    org.freedesktop.Platform.GL.default           19.08  system
Mesa                                       org.freedesktop.Platform.GL.default  21.1.1   20.08  system
Intel VAAPI Driver                         org.freedesktop.Platform.VAAPI.Intel          1.6    system
Intel                                      org.freedesktop.Platform.VAAPI.Intel          19.08  system
Intel                                      org.freedesktop.Platform.VAAPI.Intel          20.08  system
FFmpeg extension                           org.freedesktop.Platform.ffmpeg               1.6    system
openh264                                   org.freedesktop.Platform.openh264    2.1.0    2.0    system
Geany translations                         org.geany.Geany.Locale                        stable system
GNOME Software Development Kit version 3.… org.gnome.Sdk                                 3.38   system
Adwaita theme                              org.kde.KStyle.Adwaita                        5.15   system
Adwaita theme                              org.kde.KStyle.Adwaita                        5.9    system
KDE Application Platform                   org.kde.Platform                              5.15   system
KDE Application Platform version master    org.kde.Platform                              5.9    system
ktouch translations                        org.kde.ktouch.Locale                         stable system
LibreOffice translations                   org.libreoffice.LibreOffice.Locale            stable system

→ランタイムには、バージョンが付いているものと付いていないものがあります。

-

インストールされたもの(アプリ+ランタイム)一覧:
$ flatpak list
Name                                       Application ID                       Version  Branch Installation
Tuner                                      com.github.louis77.tuner             1.3.1    stable system
Tux Typing                                 com.tux4kids.tuxtype                 1.8.3    stable system
CuteMarkEd                                 io.github.cloose.CuteMarkEd                   stable system
Freedesktop Platform                       org.freedesktop.Platform             19.08.14 19.08  system
Freedesktop Platform                       org.freedesktop.Platform             20.08.13 20.08  system
default                                    org.freedesktop.Platform.GL.default           19.08  system
Mesa                                       org.freedesktop.Platform.GL.default  21.1.1   20.08  system
Intel VAAPI Driver                         org.freedesktop.Platform.VAAPI.Intel          1.6    system
Intel                                      org.freedesktop.Platform.VAAPI.Intel          19.08  system
Intel                                      org.freedesktop.Platform.VAAPI.Intel          20.08  system
FFmpeg extension                           org.freedesktop.Platform.ffmpeg               1.6    system
openh264                                   org.freedesktop.Platform.openh264    2.1.0    2.0    system
Geany                                      org.geany.Geany                      1.37.1   stable system
GNOME Software Development Kit version 3.… org.gnome.Sdk                                 3.38   system
Adwaita theme                              org.kde.KStyle.Adwaita                        5.15   system
Adwaita theme                              org.kde.KStyle.Adwaita                        5.9    system
KDE Application Platform                   org.kde.Platform                              5.15   system
KDE Application Platform version master    org.kde.Platform                              5.9    system
KTouch                                     org.kde.ktouch                       21.04.1  stable system
LibreOffice                                org.libreoffice.LibreOffice          7.1.3.2  stable system

-

-


--- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - -----

-

flatpak のファイル配置:

-

各アプリがインストールされている場合の表示で、インストールされていないと表示されません。

-

1). 検索:

$ flatpak search CuteMarkEd
Name       Description        Application ID              Version Branch Remotes
CuteMarkEd Qt Markdown Editor io.github.cloose.CuteMarkEd         stable flathub

→「アプリ名」でも検索できます。Remotes にある「flathub」はリポジトリ名で、インストールのときに指定が必要です。「flathub」で検索しているので、ほとんど「flathub」ではあります。

-

2). 情報を表示:

$ flatpak info io.github.cloose.CuteMarkEd

CuteMarkEd - Qt Markdown Editor

          ID: io.github.cloose.CuteMarkEd
         Ref: app/io.github.cloose.CuteMarkEd/x86_64/stable
        Arch: x86_64
      Branch: stable
     License: GPL-2.0+
      Origin: flathub
  Collection: org.flathub.Stable
Installation: system
   Installed: 51.9 MB
     Runtime: org.kde.Platform/x86_64/5.9
         Sdk: org.kde.Sdk/x86_64/5.9

      Commit: 551a0e1c35036c0dec21828d76777b00b9e816678a8971359a52087492619739
      Parent: e31143c738c818087d8d3f3eee3be3a92d59892bae5cbbfe28693f306e5b0512
     Subject: Add ipc permission for X (d187e059)
        Date: 2018-08-28 22:43:32 +0000

→「アプリ名」ではなく、「アプリID」を指定します。

-

3). バージョン表示:

$ flatpak run io.github.cloose.CuteMarkEd --version

Note that the directories 

'/var/lib/flatpak/exports/share'
'/home/ubn/.local/share/flatpak/exports/share'

are not in the search path set by the XDG_DATA_DIRS environment variable, so
applications installed by Flatpak may not appear on your desktop until the
session is restarted.

CuteMarkEd 0.11.3

→一番下が見たい結果で、それ以外の上部のメッセージは定形の文字列です。

通常は「flatpak list」でバージョン確認できますが、表示されないアプリもあります。 その場合は実際に実行させてみるしかありません。

-

4). 表示されているフォルダを確認:

$ ls ~/.local/share/flatpak
db  repo

$ ls /var/lib/flatpak/exports/share/
applications  icons

→再利用できるファイルが落ちていました。

-

(1). デスクトップファイルの置き場所:
$ ls /var/lib/flatpak/exports/share/applications/

com.github.louis77.tuner.desktop
com.tux4kids.tuxtype.desktop
io.github.cloose.CuteMarkEd.desktop
mimeinfo.cache
org.geany.Geany.desktop
org.kde.ktouch.desktop
org.libreoffice.LibreOffice.base.desktop
org.libreoffice.LibreOffice.calc.desktop
org.libreoffice.LibreOffice.desktop
org.libreoffice.LibreOffice.draw.desktop
org.libreoffice.LibreOffice.impress.desktop
org.libreoffice.LibreOffice.math.desktop
org.libreoffice.LibreOffice.writer.desktop
org.libreoffice.LibreOffice.xsltfilter.desktop

-

(2). アイコン(.svg) の置き場所:
$ ls -1 /var/lib/flatpak/exports/share/icons/hicolor/scalable/apps/

com.tux4kids.tuxtype.svg
io.github.cloose.CuteMarkEd.svg
org.geany.Geany.svg
org.kde.ktouch.svgz
org.libreoffice.LibreOffice.base.svg
org.libreoffice.LibreOffice.basic.svg
org.libreoffice.LibreOffice.calc.svg
org.libreoffice.LibreOffice.chart.svg
org.libreoffice.LibreOffice.draw.svg
org.libreoffice.LibreOffice.extension.svg
org.libreoffice.LibreOffice.impress.svg
org.libreoffice.LibreOffice.main.svg
org.libreoffice.LibreOffice.math.svg
org.libreoffice.LibreOffice.startcenter.svg
org.libreoffice.LibreOffice.writer.svg

→「.svg」はCAD設計などで使われるベクター画像で拡大してもギザギザになりません。「Inkscape」等で加工できます。ひとつだけ「.svgz」(圧縮SVG)が含まれていますが、これはアイコンに使えないことが多いので、下記のファイルを使用。

-

(3). アイコン(.png) の置き場所:
$ ls -1 /var/lib/flatpak/exports/share/icons/hicolor/32x32/apps/

com.github.louis77.tuner.svg
io.github.cloose.CuteMarkEd.png
org.kde.ktouch.png
org.libreoffice.LibreOffice.base.png
org.libreoffice.LibreOffice.calc.png
org.libreoffice.LibreOffice.chart.png
org.libreoffice.LibreOffice.draw.png
org.libreoffice.LibreOffice.impress.png
org.libreoffice.LibreOffice.main.png
org.libreoffice.LibreOffice.math.png
org.libreoffice.LibreOffice.startcenter.png
org.libreoffice.LibreOffice.writer.png

→一部「.svg」が含まれています。

-

(4). 実行ファイルの置き場所:
$ ls -1 /var/lib/flatpak/exports/bin/

com.github.louis77.tuner
com.tux4kids.tuxtype
io.github.cloose.CuteMarkEd
org.geany.Geany
org.kde.ktouch
org.libreoffice.LibreOffice

-

(5). 試しに実行:
$ /var/lib/flatpak/exports/bin/com.github.louis77.tuner

→実行できました。

-

(6). デスクトップファイルの内容を確認:
$ cat /var/lib/flatpak/exports/share/applications/com.github.louis77.tuner.desktop

[Desktop Entry]
Type=Application
Name=Tuner
GenericName=Internet Radio Player
Comment=Listen to Radio Stations all over the world
Categories=AudioVideo;Audio;Video;Tuner;Player;Music;
Exec=/usr/bin/flatpak run --branch=stable --arch=x86_64 --command=com.github.louis77.tuner com.github.louis77.tuner
Icon=com.github.louis77.tuner
Terminal=false
Keywords=Radio;Audio;Listen;Stations;Receiver;
X-Flatpak=com.github.louis77.tuner
:

→「Exec=」を見ると、flatpak アプリを実行させる時のパラメータの与え方がわかります。

-

-


--- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - ----- -

-

1. 「LibreOffice」をflatpak でインストール:(結果は「X」)

-

1). flatpak で最初にインストールするアプリは「LibreOffice」にしました:

最新のランタイムが使われていそうなアプリです。

-

2). flatpak アプリの「LibreOffice」を検索

-

(1). 端末の画面幅が狭い時の表示:
$ flatpak search LibreOffice
Name     Description               Application ID         Version Branch Remotes
LibreOf… The LibreOffice producti… …breoffice.LibreOffice 7.1.3.2 stable flathub

→一覧の表示にて、行が長くて、折り返しての表示だと埋もれて見づらかったのが、 各項目が省略して表示され行が短くなりました。ですが、今度は省略されすぎてわかりません。

-

「Office」と検索キーの範囲を広げたときに、正確な表示を見たい時:

端末のウィンドウ幅を広げておいて、省略した文字列で検索のやり直しができました:

$ flatpak search LibreOf
$ flatpak search breoffice.LibreOffice

→どちらも結果は同じ表示。

-

(2). 端末の画面幅が広い時の表示:
$ flatpak search LibreOffice
Name             Description                             Application ID                   Version      Branch      Remotes
LibreOffice      The LibreOffice productivity suite      org.libreoffice.LibreOffice      7.1.3.2      stable      flathub

→表示幅を広げると、正確に表示できました。

「アプリ名」(Name)、「説明文」(Description) 、「アプリID」(Application ID) 、「バージョン」(Version) 、「ブランチ名」(Branch) 、「リポジトリ名」(Remotes) 、が表示されます。並び順が変わっていました。

-

3). flatpak アプリのインストール:

$ flatpak install <リポジトリ名> <アプリID>

→「リポジトリ名」と「アプリID」を指定します。「アプリ名」ではなく「アプリID」を指定するのは面倒。

リポジトリ名」はほとんど「flathub」になります。

-

(1). 「LibreOffice」を「アプリ名」だけ指定してインストールする場合:
$ flatpak install flathub LibreOffice

:
Similar refs found for ‘LibreOffice’ in remote ‘flathub’ (system):

   1) runtime/org.libreoffice.LibreOffice.Help/x86_64/stable
   2) app/org.libreoffice.LibreOffice/x86_64/stable

Which do you want to use (0 to abort)? [0-2]: 2

→候補を聞いてきます。

  1. は中止、1. はHelp ランタイムのインストール、2. はアプリのインストール (両方はありません)

-

(2). 「LibreOffice」を「リポジトリ名」と「アプリID」を指定してインストールする場合:

事前に「リポジトリ名」と「アプリID」を調べておくのは手間ですが、確実です。

$ flatpak install flathub org.libreoffice.LibreOffice
:
Required runtime for org.libreoffice.LibreOffice/x86_64/stable (runtime/org.freedesktop.Platform/x86_64/20.08) found in remote flathub
Do you want to install it? [Y/n]:     ←(Enter)

org.libreoffice.LibreOffice permissions:
    ipc       network               pulseaudio            wayland                 x11
    dri       file access [1]       dbus access [2]       bus ownership [3]

    [1] host
    [2] org.gtk.vfs.*
    [3] org.libreoffice.LibreOfficeIpc0

        ID                                             Branch           Op          Remote           Download
 1.     org.freedesktop.Platform.GL.default            20.08            i           flathub          < 100.8 MB
 2.     org.freedesktop.Platform.Locale                20.08            i           flathub          < 322.2 MB (partial)
 3.     org.freedesktop.Platform.VAAPI.Intel           20.08            i           flathub           < 11.6 MB
 4.     org.freedesktop.Platform.openh264              2.0              i           flathub            < 1.5 MB
 5.     org.freedesktop.Platform                       20.08            i           flathub          < 267.0 MB
 6.     org.libreoffice.LibreOffice.Locale             stable           i           flathub           < 79.3 MB (partial)
 7.     org.libreoffice.LibreOffice                    stable           i           flathub          < 284.9 MB

Proceed with these changes to the system installation? [Y/n]:    ←(Enter)

→デフォルト入力が「Y」なので(Enter)でOK 。行末の説明部分が消えて行が短くなり、見やすくなりました。

チェックが付きながら進行:

        ID                                             Branch           Op          Remote           Download
 1. [✓] org.freedesktop.Platform.GL.default            20.08            i           flathub          100.3 MB / 100.8 MB
 2. [✓] org.freedesktop.Platform.Locale                20.08            i           flathub            1.7 MB / 322.2 MB
 3. [✓] org.freedesktop.Platform.VAAPI.Intel           20.08            i           flathub           11.5 MB / 11.6 MB
 4. [✓] org.freedesktop.Platform.openh264              2.0              i           flathub            1.5 MB / 1.5 MB
 5. [✓] org.freedesktop.Platform                       20.08            i           flathub          222.3 MB / 267.0 MB
 6. [✓] org.libreoffice.LibreOffice.Locale             stable           i           flathub          937.1 kB / 79.3 MB
 7. [✓] org.libreoffice.LibreOffice                    stable           i           flathub          264.7 MB / 284.9 MB

Installation complete.

→完了。

-

4). インストール済み flatpak アプリの一覧を表示:

$ flatpak list

Name                      Application ID                            Version       Branch      Installation
Freedesktop Platform      org.freedesktop.Platform                  20.08.13      20.08       system
Mesa                      org.freedesktop.Platform.GL.default       21.1.1        20.08       system
Intel                     org.freedesktop.Platform.VAAPI.Intel                    20.08       system
openh264                  org.freedesktop.Platform.openh264         2.1.0         2.0         system
LibreOffice               org.libreoffice.LibreOffice               7.1.3.2       stable      system

→「LibreOffice」アプリをインストールするだけでたくさんの依存するランタイムが入りました。その中にはVersion のない(コマンドでバージョンが指定できない)ものもあります。

-

5). flatpak アプリの起動:

$ flatpak run <アプリID>

-

(1). 「LibreOffice」を起動:
$ flatpak run org.libreoffice.LibreOffice
:
Note that the directories 

'/var/lib/flatpak/exports/share'
'/home/ubn/.local/share/flatpak/exports/share'

are not in the search path set by the XDG_DATA_DIRS environment variable, so
applications installed by Flatpak may not appear on your desktop until the
session is restarted.

error: mkdir(/home/ubn/.var/app/org.libreoffice.LibreOffice): 許可がありません

→フォルダの作成のエラーが表示されました。

上の数行はいつもの表示で、一番下の1行が「エラー表示」です。

-

(2). 「エラー表示」からフォルダの所有者を確認:
$ ls -l ~/.var/
:
drwxr-xr-x 3 root root 4096  5月 30 23:50 app

→「所有者名:所属グループ名」がroot になっています。

-

(3). 「~/.var/」フォルダを一般のユーザ「所有者名:所属グループ名」に変更:
$ sudo chown -R ubn:ubn ~/.var

→そのフォルダ以降すべてを「所有者名:所属グループ名」にユーザを指定

-

(4). フォルダの所有者を確認:
$ ls -l ~/.var/
:
drwxr-xr-x 3 ubn ubn 4096  5月 30 23:50 app

-

(5). フォルダの中身を確認:
$ ls -l ~/.var/app/
:
drwxr-xr-x 6 ubn ubn 4096  5月 30 23:50 io.github.cloose.CuteMarkEd

→以前、テストでインストールした残骸がありました。

-

すでにアンインストールしているアプリなので削除:

$ rm -r ~/.var/app/io.github.cloose.CuteMarkEd

$ ls -l ~/.var/app/
$

-

6). flatpak のrun コマンドが使えることを確認:

$ flatpak run org.libreoffice.LibreOffice
:
Note that the directories 

'/var/lib/flatpak/exports/share'
'/home/ubn/.local/share/flatpak/exports/share'

are not in the search path set by the XDG_DATA_DIRS environment variable, so
applications installed by Flatpak may not appear on your desktop until the
session is restarted.

→これらは端末にいつも表示されるメッセージです。

-

7). フォルダの確認:

$ ls -l ~/.var/app/
:
drwxr-xr-x 6 ubn ubn 4096  5月 31 18:48 org.libreoffice.LibreOffice

$ ls -1 ~/.var/app/org.libreoffice.LibreOffice/
cache
config
data

→一度でも起動に成功すると作成されるフォルダです。起動していないとありません。

-

8). インストール済み flatpak アプリの一覧表示:

$ flatpak list
Name                   Application ID                         Version    Branch   Installation
Freedesktop Platform   org.freedesktop.Platform               20.08.13   20.08    system
Mesa                   org.freedesktop.Platform.GL.default    21.1.1     20.08    system
Intel                  org.freedesktop.Platform.VAAPI.Intel              20.08    system
openh264               org.freedesktop.Platform.openh264      2.1.0      2.0      system
LibreOffice            org.libreoffice.LibreOffice            7.1.3.2    stable   system

-

9). インストールした flatpak アプリをアップデート:

-

(1). 更新がない場合:
$ flatpak update
:
Nothing to do.

-

(2). 参考: インストールされているランタイムの「サポートが切れている」場合:
$ flatpak update
:
Looking for updates…

Info: org.kde.Platform//5.9 is end-of-life, with reason:
   The KDE 5.9 runtime is no longer supported and does not receive security updates. We strongly recommend migrating to a supported runtime.
Applications using this runtime:
   io.github.cloose.CuteMarkEd

Info: (pinned) org.freedesktop.Platform.ffmpeg//1.6 is end-of-life, with reason:
   The Freedesktop 1.6 runtime is no longer supported and does not receive security updates. Please ask your application developer to migrate to a supported runtime.

Info: org.freedesktop.Platform.VAAPI.Intel//1.6 is end-of-life, with reason:
   The Freedesktop 1.6 runtime is no longer supported and does not receive security updates. Please ask your application developer to migrate to a supported runtime.
:

→最新の「flatpak 1.11.1」では警告でなく、情報として表示されます。 古いアプリで表示されやすいです。アプリに依存したランタイムとして自動でインストールされるため、 使う側としてはどうしようもありません。

-

(3). 参考: 「flatpak list」コマンドでは上記の情報は消えました:
$ flatpak list

→以前の「flatpak 1.0.9」では警告として表示されていましたが、「flatpak 1.11.1」では表示されなくなりました。よく使うコマンドなので、余計な表示がない方が見やすいです。

-

(3). 更新がある場合:
$ flatpak update
:
        ID                        Branch   Op   Remote    Download
 1.     org.kde.KStyle.Adwaita    5.15     u    flathub   < 6.4 MB

Proceed with these changes to the system installation? [Y/n]:   ←(Enter)

        ID                        Branch   Op   Remote    Download
 1. [✓] org.kde.KStyle.Adwaita    5.15     u    flathub   1.2 MB / 6.4 MB

Updates complete.

-

10). メニューへの追加:

-

(1). デスクトップファイルのコピー:
$ cd /var/lib/flatpak/exports/share/applications/

$ sudo cp org.libreoffice.LibreOffice.desktop /usr/share/applications/flatpak-LibreOffice.desktop
$ sudo cp org.libreoffice.LibreOffice.base.desktop /usr/share/applications/flatpak-LibreOffice.base.desktop
$ sudo cp org.libreoffice.LibreOffice.calc.desktop /usr/share/applications/flatpak-LibreOffice.calc.desktop
$ sudo cp org.libreoffice.LibreOffice.draw.desktop /usr/share/applications/flatpak-LibreOffice.draw.desktop
$ sudo cp org.libreoffice.LibreOffice.impress.desktop /usr/share/applications/flatpak-LibreOffice.impress.desktop
$ sudo cp org.libreoffice.LibreOffice.math.desktop /usr/share/applications/flatpak-LibreOffice.math.desktop
$ sudo cp org.libreoffice.LibreOffice.writer.desktop /usr/share/applications/flatpak-LibreOffice.writer.desktop

-

(2). デスクトップファイルの修正 1:
$ sudo pluma /usr/share/applications/flatpak-LibreOffice.desktop

↓ 下記の行を修正:

Name=flatpak-LibreOffice
Name[ja]=LibreOffice オフィス(flatpak)
Icon=/var/lib/flatpak/exports/share/icons/hicolor/scalable/apps/org.libreoffice.LibreOffice.startcenter.svg

-

(3). デスクトップファイルの修正 2:
$ sudo pluma /usr/share/applications/flatpak-LibreOffice.base.desktop

↓ 下記の行を修正:

Name=flatpak-LibreOffice Base
Name[ja]=LibreOffice Base(flatpak)
Icon=/var/lib/flatpak/exports/share/icons/hicolor/scalable/apps/org.libreoffice.LibreOffice.base.svg

-

(4). デスクトップファイルの修正 3:
$ sudo pluma /usr/share/applications/flatpak-LibreOffice.calc.desktop

↓ 下記の行を修正:

Name=flatpak-LibreOffice Calc
Name[ja]=LibreOffice Calc(flatpak)
Icon=/var/lib/flatpak/exports/share/icons/hicolor/scalable/apps/org.libreoffice.LibreOffice.calc.svg

-

(5). デスクトップファイルの修正 4:
$ sudo pluma /usr/share/applications/flatpak-LibreOffice.draw.desktop

↓ 下記の行を修正:

Name=flatpak-LibreOffice Draw
Name[ja]=LibreOffice Draw(flatpak)
Icon=/var/lib/flatpak/exports/share/icons/hicolor/scalable/apps/org.libreoffice.LibreOffice.draw.svg

-

(6). デスクトップファイルの修正 5:
$ sudo pluma /usr/share/applications/flatpak-LibreOffice.impress.desktop

↓ 下記の行を修正:

Name=flatpak-LibreOffice Impress
Name[ja]=LibreOffice Impress(flatpak)
Icon=/var/lib/flatpak/exports/share/icons/hicolor/scalable/apps/org.libreoffice.LibreOffice.impress.svg

-

(7). デスクトップファイルの修正 6:
$ sudo pluma /usr/share/applications/flatpak-LibreOffice.math.desktop

↓ 下記の行を修正:

Name=flatpak-LibreOffice Math
Name[ja]=LibreOffice Math(flatpak)
Icon=/var/lib/flatpak/exports/share/icons/hicolor/scalable/apps/org.libreoffice.LibreOffice.math.svg

-

(8). デスクトップファイルの修正 7:
$ sudo pluma /usr/share/applications/flatpak-LibreOffice.writer.desktop

↓ 下記の行を修正:

Name=flatpak-LibreOffice Writer
Name[ja]=LibreOffice Writer(flatpak)
Icon=/var/lib/flatpak/exports/share/icons/hicolor/scalable/apps/org.libreoffice.LibreOffice.writer.svg

-

11). メニューにて「LibreOffice」を起動:

メニュー →オフィス →「LibreOffice オフィス(flatpak)」

→バージョンは「7.1.3.2」です。(Flatpak)

-

日本語オンにできず、日本語入力できません

-

12). 参考: インストール済み flatpak アプリを削除するとき:

$ flatpak uninstall <アプリID>

-

-


--- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - ----- --

-

2. Markdown エディタの「CuteMarkEd」をインストール:(結果は「△」)

-

  • 公式サイト

  • Qt アプリのMarkdown エディタです。(flatpak パッケージ)

  • HTMLプレビュー、HTMLおよびPDFのエクスポート、数式、コード、マークダウン構文の強調表示を備えています。

  • 残念ながら、うまく動作しません。日本語は入力できないし、ファイルの読み書きができません。

→アプリ側で指定されているランタイムのバージョンが低い(サポート切れ)ので、 最新のランタイムを個別で入れてみたけど、使ってもらえませんでした。flatpak コマンドの勉強にはなりました。

-

最初は公式リポジトリからインストールした「flatpak 1.0.9」で作業しました。

-

1). 検索:

$ flatpak search io.github.cloose.CuteMarkEd
Name       Description        Application ID              Version Branch Remotes
CuteMarkEd Qt Markdown Editor io.github.cloose.CuteMarkEd         stable flathub

-

2). インストール:

$ flatpak install flathub io.github.cloose.CuteMarkEd

:
Looking for matches…
Required runtime for io.github.cloose.CuteMarkEd/x86_64/stable (runtime/org.kde.Platform/x86_64/5.9) found in remote flathub
Do you want to install it? [Y/n]:   ←(Enter)

Info: org.kde.Platform//5.9 is end-of-life, with reason: ←(サポート切れの警告)
   The KDE 5.9 runtime is no longer supported and does not receive security updates. We strongly recommend migrating to a supported runtime.
Info: org.freedesktop.Platform.ffmpeg//1.6 is end-of-life, with reason: ←(サポート切れの警告)
   The Freedesktop 1.6 runtime is no longer supported and does not receive security updates. Please ask your application developer to migrate to a supported runtime.
Info: org.freedesktop.Platform.VAAPI.Intel//1.6 is end-of-life, with reason: ←(サポート切れの警告)
   The Freedesktop 1.6 runtime is no longer supported and does not receive security updates. Please ask your application developer to migrate to a supported runtime.

io.github.cloose.CuteMarkEd permissions:
    ipc   network   wayland   x11   dri

        ID                                           Branch         Op        Remote         Download
 1.     org.freedesktop.Platform.VAAPI.Intel         1.6            i         flathub          < 2.7 MB
 2.     org.freedesktop.Platform.ffmpeg              1.6            i         flathub          < 2.9 MB
 3.     org.kde.KStyle.Adwaita                       5.9            i         flathub        < 363.5 kB
 4.     org.kde.Platform.Locale                      5.9            i         flathub        < 194.8 MB (partial) ←(一部分)
 5.     org.kde.Platform                             5.9            i         flathub        < 564.0 MB
 6.     io.github.cloose.CuteMarkEd                  stable         i         flathub         < 18.5 MB

Proceed with these changes to the system installation? [Y/n]: n

→古いランタイムが入ってしまうので、中断

警告メッセージを気にして、新しいランタイムを探してしまいましたが、後で考えたら「古いアプリに古いランタイムが使われているのは当然のことで、それらの依存を気にしないために、それらに合ったランタイムが使われるのがflatpak」ということに気づきました。

今回は、新しいランタイムを探したことで、コマンドのスキルが上がったのでそのまま記述しました。

-

3). 個別にひとつずつ、インストール:

$ flatpak install flathub org.kde.Platform
:
Looking for matches…
Similar refs found for ‘org.kde.Platform’ in remote ‘flathub’ (system):

   1) runtime/org.kde.Platform/x86_64/5.10
   2) runtime/org.kde.Platform/x86_64/5.11
   3) runtime/org.kde.Platform/x86_64/5.12
   4) runtime/org.kde.Platform/x86_64/5.13
   5) runtime/org.kde.Platform/x86_64/5.14
   6) runtime/org.kde.Platform/x86_64/5.15
   7) runtime/org.kde.Platform/x86_64/5.9

Which do you want to use (0 to abort)? [0-7]: 6

        ID                               Branch          Op          Remote           Download
 1.     org.kde.KStyle.Adwaita           5.15            i           flathub            < 6.2 MB
 2.     org.kde.Platform.Locale          5.15            i           flathub          < 341.5 MB (partial)
 3.     org.kde.Platform                 5.15            i           flathub          < 371.0 MB

Proceed with these changes to the system installation? [Y/n]:   ←(Enter)

→Installation complete.(完了)

-

確認:
$ flatpak list
Name                          Application ID                            Version       Branch     Installation
Freedesktop Platform          org.freedesktop.Platform                  20.08.13      20.08      system
Mesa                          org.freedesktop.Platform.GL.default       21.1.1        20.08      system
Intel                         org.freedesktop.Platform.VAAPI.Intel                    20.08      system
openh264                      org.freedesktop.Platform.openh264         2.1.0         2.0        system
Adwaita theme                 org.kde.KStyle.Adwaita                                  5.15       system
KDE Application Platform      org.kde.Platform                                        5.15       system
LibreOffice                   org.libreoffice.LibreOffice               7.1.3.2       stable     system

-

4). 個別にひとつずつ、インストール:

$ flatpak install flathub org.freedesktop.Platform.ffmpeg
:
        ID                                       Branch          Op          Remote          Download
 1.     org.freedesktop.Platform.ffmpeg          1.6             i           flathub         < 2.9 MB

Proceed with these changes to the system installation? [Y/n]:   ←(Enter)

→Installation complete.(完了)

-

確認:
$ flatpak list
Name                          Application ID                            Version       Branch     Installation
Freedesktop Platform          org.freedesktop.Platform                  20.08.13      20.08      system
Mesa                          org.freedesktop.Platform.GL.default       21.1.1        20.08      system
Intel                         org.freedesktop.Platform.VAAPI.Intel                    20.08      system
FFmpeg extension              org.freedesktop.Platform.ffmpeg                         1.6        system
openh264                      org.freedesktop.Platform.openh264         2.1.0         2.0        system
Adwaita theme                 org.kde.KStyle.Adwaita                                  5.15       system
KDE Application Platform      org.kde.Platform                                        5.15       system
LibreOffice                   org.libreoffice.LibreOffice               7.1.3.2       stable     system

-

5). 個別にひとつずつ、インストール:

$ flatpak install flathub org.kde.Platform.Locale
:
Looking for matches…
Similar refs found for ‘org.kde.Platform.Locale’ in remote ‘flathub’ (system):

   1) runtime/org.kde.Platform.Locale/x86_64/5.9
   2) runtime/org.kde.Platform.Locale/x86_64/5.10
   3) runtime/org.kde.Platform.Locale/x86_64/5.11
   4) runtime/org.kde.Platform.Locale/x86_64/5.12
   5) runtime/org.kde.Platform.Locale/x86_64/5.13
   6) runtime/org.kde.Platform.Locale/x86_64/5.14
   7) runtime/org.kde.Platform.Locale/x86_64/5.15

Which do you want to use (0 to abort)? [0-7]: 7
Skipping: org.kde.Platform.Locale/x86_64/5.15 is already installed

→すでにインストールされていました。

-

6). 個別にひとつずつ、インストール:

$ flatpak install flathub io.github.cloose.CuteMarkEd
:
Looking for matches…
Required runtime for io.github.cloose.CuteMarkEd/x86_64/stable (runtime/org.kde.Platform/x86_64/5.9) found in remote flathub
Do you want to install it? [Y/n]:   ←(Enter)

io.github.cloose.CuteMarkEd permissions:
    ipc   network   wayland   x11   dri

        ID                                           Branch         Op        Remote         Download
 1.     org.freedesktop.Platform.VAAPI.Intel         1.6            i         flathub          < 2.7 MB
 2.     org.kde.KStyle.Adwaita                       5.9            i         flathub        < 363.5 kB
 3.     org.kde.Platform.Locale                      5.9            i         flathub        < 194.8 MB (partial)
 4.     org.kde.Platform                             5.9            i         flathub        < 564.0 MB
 5.     io.github.cloose.CuteMarkEd                  stable         i         flathub         < 18.5 MB

Proceed with these changes to the system installation? [Y/n]: n

→個別に指定できません。中断

-

7). 個別にひとつずつ、インストール:

(--no-deps : ランタイムの依存関係を確認/インストールしない )を付けてインストール

$ flatpak install --no-deps flathub io.github.cloose.CuteMarkEd
:
Looking for matches…

io.github.cloose.CuteMarkEd permissions:
    ipc   network   wayland   x11   dri

        ID                                    Branch           Op          Remote           Download
 1.     io.github.cloose.CuteMarkEd           stable           i           flathub          < 18.5 MB

Proceed with these changes to the system installation? [Y/n]:    ←(Enter)

→Installation complete.(完了)

-

8). すべてのランタイムが準備できたか確認:

$ flatpak list
Name                          Application ID                            Version       Branch     Installation
CuteMarkEd                    io.github.cloose.CuteMarkEd                             stable     system
Freedesktop Platform          org.freedesktop.Platform                  20.08.13      20.08      system
Mesa                          org.freedesktop.Platform.GL.default       21.1.1        20.08      system
Intel                         org.freedesktop.Platform.VAAPI.Intel                    20.08      system
FFmpeg extension              org.freedesktop.Platform.ffmpeg                         1.6        system
openh264                      org.freedesktop.Platform.openh264         2.1.0         2.0        system
Adwaita theme                 org.kde.KStyle.Adwaita                                  5.15       system
KDE Application Platform      org.kde.Platform                                        5.15       system
LibreOffice                   org.libreoffice.LibreOffice               7.1.3.2       stable     system

→できるだけ最新のパッケージを選んでインストールしましたが、結果としてはそれらが使われることはありませんでした。依存関係が記述された設定ファイルにて、すでにそのようにパッケージ化されているみたい。

-

9). 再起動:

-

10). 実行:

$ flatpak run io.github.cloose.CuteMarkEd
:
error: runtime/org.kde.Platform/x86_64/5.9 not installed

→「5.9」がないと起動できないと言われました。やはりダメでした。

-

11). インストールをやり直すために削除:

$ flatpak uninstall io.github.cloose.CuteMarkEd
:
        ID                                  Branch         Op
 1. [-] io.github.cloose.CuteMarkEd         stable         r

Uninstall complete.

-

12). しかたないので、デフォルトの古いランタイム込みで再インストール:

$ flatpak install flathub io.github.cloose.CuteMarkEd
:

        ID                                              Branch            Op           Remote            Download
 1. [✓] org.freedesktop.Platform.VAAPI.Intel            1.6               i            flathub             2.7 MB / 2.7 MB
 2. [✓] org.kde.KStyle.Adwaita                          5.9               i            flathub           364.5 kB / 363.5 kB
 3. [✓] org.kde.Platform.Locale                         5.9               i            flathub           682.1 kB / 194.8 MB
 4. [✓] org.kde.Platform                                5.9               i            flathub           328.6 MB / 564.0 MB
 5. [✓] io.github.cloose.CuteMarkEd                     stable            i            flathub            18.4 MB / 18.5 MB

Installation complete.

-

13). 今までインストールした flatpak アプリの一覧を表示:

$ flatpak list
Name                                        Application ID                           Version      Branch     Installation
CuteMarkEd                                  io.github.cloose.CuteMarkEd                           stable     system
Freedesktop Platform                        org.freedesktop.Platform                 20.08.13     20.08      system
Mesa                                        org.freedesktop.Platform.GL.default      21.1.1       20.08      system
Intel VAAPI Driver                          org.freedesktop.Platform.VAAPI.Intel                  1.6        system
Intel                                       org.freedesktop.Platform.VAAPI.Intel                  20.08      system
FFmpeg extension                            org.freedesktop.Platform.ffmpeg                       1.6        system
openh264                                    org.freedesktop.Platform.openh264        2.1.0        2.0        system
Adwaita theme                               org.kde.KStyle.Adwaita                                5.15       system
Adwaita theme                               org.kde.KStyle.Adwaita                                5.9        system
KDE Application Platform                    org.kde.Platform                                      5.15       system
KDE Application Platform version master     org.kde.Platform                                      5.9        system
LibreOffice                                 org.libreoffice.LibreOffice              7.1.3.2      stable     system

→「ランタイムがバージョン違いで混在。どれが使われるかはアプリ次第」

これが「flatpak」というシステムで、アプリのインストール時に一緒に入ります。

-

追記: 最初はたいへん無駄なことで、最新に一本化すればと思いました。

→アプリごとに、必要に応じて違うバージョンのランタイム(依存)が使われることで、依存を気にせず使えるわけです。

-

14). 実行:

$ flatpak run io.github.cloose.CuteMarkEd

→警告はありましたが、起動できました。

-

15). メニューへの追加:

-

デスクトップファイルのコピーと修正:
$ cd /var/lib/flatpak/exports/share/applications/
$ sudo cp io.github.cloose.CuteMarkEd.desktop /usr/share/applications/
$ sudo pluma /usr/share/applications/io.github.cloose.CuteMarkEd.desktop

↓ 下記の行を修正:

Name=flatpak-CuteMarkEd
Icon=/var/lib/flatpak/exports/share/icons/hicolor/scalable/apps/io.github.cloose.CuteMarkEd.svg

追記:

Name[ja]=CuteMarkEd マークダウンエディタ(flatpak)

-

16). メニューにて「CuteMarkEd」を起動:

メニュー →アクセサリ →「CuteMarkEd マークダウンエディタ(flatpak)」

→バージョンは「0.11.3」です。(Flatpak)

  • Markdown の目次がリアルタイムに自動で作成されるのが便利。

→見出しや段落の階層を確認するのに便利です。

-

日本語入力とファイルに保存できない(不具合)のが惜しいです

-

-

「CuteMarkEd」の気になるところ:

  • サポート切れの古いランタイムが複数使われています。

  • 日本語オンでき、日本語変換もできますが、Enter で編集画面に反映されません。つまり、日本語入力できませんでした。

  • Markdown にて、コードブロックとして囲んだ中も改行コードが削除され、乱れて表示されます。

  • ファイル→「保存」で、タイトルが変更されるので保存したように見えますが、実際には保存されません。

  • ファイル→「開く」で、ファイルを開けません。

  • 保存すると、「最近使ったファイル」からファイルを選んで読み込むことができるようになりました。

ファイル→「最近使用したファイル」→「/run/usr/1000/doc/ae4fba96/test.md」

→ドキュメントフォルダに保存したのですがそこには保存されず、一時的なフォルダに保存されています。 システムの再起動で消えてしまいました。

-

「CuteMarkEd」の使えそうなところ:

  • Markdown ファイルの内容を貼り付けての、HTML ビュワーとしては使えそう。

→修正しても書き込みできないので、他のテキストエディタに結果を貼り付けて保存。

-

  • 表示→「目次」にチェック→「目次」が自動で作成されて、表示されます。

→「目次」の作成や、階層のレベルを調整するときに便利です。

-

  • エキストラ→「Styles」→「Github」でHTML ビュワーの見え方を選択できます。

→「Github」上でのMarkdown の見え方が再現できる(コードブロックはダメ)ので便利です。 エディタのテーマをダーク系に変更することにも使えます。

  • (ちゃんと動く)最新のソースがあるなら、ビルドしてみたいアプリです。

-

-


--- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - ----- ---

-

3. テキストエディタの「Geany」をインストール:(結果は「X」)

-

  • テキストエディタというか、プログラム開発にも使える簡易IDE (開発環境)です。 開いていたタブを次の起動で開いてくれるのが利点。

  • ファイルの読み書きはできました。

  • アプリの起動は、通常のインストールであれば、

メニュー→プログラミング(開発)→「geany」で起動

-

(1). 検索:

$ flatpak search geany
:
Name         Description                               Application ID         Version      Branch      Remotes
Geany        A fast and lightweight IDE                org.geany.Geany        1.37.1       stable      flathub

-

(2). インストール:

$ flatpak install flathub org.geany.Geany
:
Looking for matches…
Required runtime for org.geany.Geany/x86_64/stable (runtime/org.gnome.Sdk/x86_64/3.38) found in remote flathub
Do you want to install it? [Y/n]: 

org.geany.Geany permissions:
    ipc     network     fallback-x11     wayland     x11     file access [1]

    [1] host, xdg-run/geany:create

        ID                              Branch          Op          Remote          Download
 1.     org.geany.Geany.Locale          stable          i           flathub           < 1.6 MB (partial)
 2.     org.gnome.Sdk.Locale            3.38            i           flathub         < 330.7 MB (partial)
 3.     org.gnome.Sdk                   3.38            i           flathub         < 642.1 MB
 4.     org.geany.Geany                 stable          i           flathub           < 3.7 MB

Proceed with these changes to the system installation? [Y/n]:     ←(Enter)

→Installation complete.(完了)

-

(3). 実行:

$ flatpak run org.geany.Geany

→起動できました。メニューは日本語化されています。

-

日本語オンにできないので日本語入力できません。(Geany でよくある問題)

→「Preedit Tweak」プラグインビルドしてインストール すると解消するかもしれませんが、flatpak なのでプラグインを取り込めません。やり方も不明。

-

  • 日本語の貼り付けはできます。

  • ファイルの読み書きはできました。

  • テーマは標準+Alternate の2つというか、テーマとしてはひとつです。

-

(4). 使いやすいように設定:

-

表示→

「メッセージウィンドウを表示」のチェックを外しました

「サイドバーを表示」のチェックを外しました

-

(5). 「日付を挿入」で使う日付の書式を設定:

編集 →日付を挿入 →「任意の日付書式を設定 」

%Y-%m-%d %H:%M

→「OK」

-

使い方:

編集 →日付を挿入 →「任意の日付書式を使用する 」(Shift+Alt+D)

2021-06-01 07:56

-

(6). 「geany」のテーマを増やしました:

  • 持っているテーマはひとつ

-

表示→色の設定

標準→Alternate に変更

→閉じる

まったく変わりません。

-

テーマをダウンロード
$ cd ~/Git/
$ git clone https://github.com/codebrainz/geany-themes

-

テーマのサンプルを確認
$ cd  ~/Git/geany-themes/screenshots/

$ ls -1 *.png
bespin.png
black.png
darcula.png
dark-colors.png
dark-fruit-salad.png
dark.png
delt-dark.png
epsilon.png
fluffy.png
gedit.png
github.png
himbeere.png
inkpot.png
mc.png
metallic-bottle.png
monokai.png
notepad-plus-plus.png
oblivion2.png
pygments.png
railcasts2.png
retro.png
screenshot-missing.png
sleepy-pastel.png
slushpoppies.png
solarized-dark.png
solarized-light.png
spyder-dark.png
steampunk.png
tango-dark.png
tango-light.png
tinge.png
ubuntu.png
vibrant-ink.png
zenburn.png

→こちらはテーマを適用したときのサンプル画像です。適用しなくてもイメージを確認できます。

好みのテーマだけコピーすれば、運用時のテーマの変更も楽です。

-

好みのダーク系のテーマ:

「Oblivion 2」
「Railcasts 2」
「Sleepy Pastel」
「Slush an Poppies」
「Tango Light」
「Tinge」
「Monokai」

-

すべてのテーマを使いたいとき:
$ cd ~/Git/geany-themes/
$ cp -r colorschemes ~/.var/app/org.geany.Geany/config/geany/

$ ls ~/.var/app/org.geany.Geany/config/geany/colorschemes/

→たくさんのテーマ(.conf) が指定できるようになりました。

-

(7). テーマをダーク系に変更:

表示 →「色の設定」…→「Monokai」(ダーク系の背景)

-

(8). 暗いテーマにしたときに目立つ縦線を修正:

デフォルトの白い背景のテーマなら目立ちませんが、暗いテーマにすると目立ちすぎます。

編集 →設定 →左の「エディタ」タブ →「表示」タブ →長い行のマーカー

「有効」にチェック(「無効」にすれば、縦線は消えます)

-

形式: 線(領域としても指定可能)

列: 72

色: 薄緑色(ウグイス色)→色をクリックして、5列の黒の3番目(グレー)→選択 →適用 →OK

-

(9). メニューへの追加:

-

デスクトップファイルのコピーと修正:
$ cd /var/lib/flatpak/exports/share/applications/
$ sudo cp org.geany.Geany.desktop /usr/share/applications/
$ sudo pluma /usr/share/applications/org.geany.Geany.desktop

↓ 下記の行を修正:

Name=flatpak-Geany
Name[ja]=Geany テキストエディタ(Flatpak)
Icon=/var/lib/flatpak/exports/share/icons/hicolor/scalable/apps/org.geany.Geany.svg

→公式リポジトリからインストールしたGeany と名前が重ならないようにしました。

-

(10). メニューにて「Geany」を起動:

メニュー →プログラミング →「Geany テキストエディタ(Flatpak)」

→バージョンは「1.37.1」です。(Flatpak)

-

(11). 追記: ソースからビルドしてインストールすると正常に動作しました:

-

flatpak でインストールした場合:
$ flatpak run org.geany.Geany --version
:
geany 1.37.1 (Nov 16 2020 以降に次を使用してビルドGTK 3.24.23, GLib 2.66.1)

→アプリのヘルプでは「GTK+ v3.24.29 と GLib v2.66.8 実行時ライブラリを使用」を表示

-

ソースからビルドしてインストールした場合:
$ geany --version
geany 1.37.1 (Jun  3 2021 以降に次を使用してビルドGTK 3.22.30, GLib 2.56.4)

→アプリのヘルプでは「GTK+ v3.22.30 と GLib v2.56.4 実行時ライブラリを使用」を表示

-

バージョンは同じですが微妙。「Geany」をソースからビルドできる環境と、「Geany」を実行できる「Flatpak の環境」で何かしらの差があると思われます。影響はわかりませんが、バージョン表示を見ると、動かない方のGTK とGLib が違いますし、ビルド時と実行時のライブラリも違います。

これらがバージョン表示で表示されるのは、ビルドや実行時の「ライブラリの差の影響が大きい」というのを開発者が認識されているということかも。

なので、Flatpak でうまく動かなくても、環境の違う、ソースからビルドすればうまく動く可能性があります。 (ソースからビルドするのが難しいからFlatpak を使う。というのが本来の使い方だと思うけど…)

-

-


--- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - ----- ----

-

4. インターネットラジオの「Tuner」をインストール:(結果は「◎」)

-

  • インターネットラジオ局が楽しく聴けます。オススメ。(flatpak パッケージ)

  • Tuner は、コミュニティ主導のステーション カタログ radio-browser.info を使用します。

お気に入りのラジオ局にスターを付けて、そのウェブサイトにアクセスできます。

-

(1). インストール:

$ flatpak install flathub com.github.louis77.tuner
:
Looking for matches…
Required runtime for com.github.louis77.tuner/x86_64/stable (runtime/org.freedesktop.Platform/x86_64/19.08) found in remote flathub
Do you want to install it? [Y/n]: 

com.github.louis77.tuner permissions:
    ipc                   network                 fallback-x11       pulseaudio       wayland       x11
    dbus access [1]       bus ownership [2]

    [1] org.freedesktop.Notifications, org.gnome.SettingsDaemon.MediaKeys, org.gtk.vfs, org.gtk.vfs.*
    [2] org.mpris.MediaPlayer2.Tuner

        ID                                              Branch            Op           Remote            Download
 1.     com.github.louis77.tuner.Locale                 stable            i            flathub           < 129.5 kB (partial)
 2.     org.freedesktop.Platform.GL.default             19.08             i            flathub            < 89.1 MB
 3.     org.freedesktop.Platform.Locale                 19.08             i            flathub           < 318.3 MB (partial)
 4.     org.freedesktop.Platform.VAAPI.Intel            19.08             i            flathub             < 8.7 MB
 5.     org.freedesktop.Platform                        19.08             i            flathub           < 238.5 MB
 6.     com.github.louis77.tuner                        stable            i            flathub            < 20.7 MB

Proceed with these changes to the system installation? [Y/n]:      ←(Enter)

→Installation complete.(完了)

-

(2). 実行:

$ flatpak run com.github.louis77.tuner

→起動できました。

-

(3). メニューへの追加:

-

デスクトップファイルのコピーと修正:
$ cd /var/lib/flatpak/exports/share/applications/
$ sudo cp com.github.louis77.tuner.desktop /usr/share/applications/
$ sudo pluma /usr/share/applications/com.github.louis77.tuner.desktop

↓ 下記の行を修正:

Name=flatpak-Tuner
Name[ja]=louis77.tuner インターネットラジオ(flatpak)
Icon=/var/lib/flatpak/exports/share/icons/hicolor/32x32/apps/com.github.louis77.tuner.svg

-

(4). メニューにて「Tuner」を起動:

メニュー →オーディオ/ビデオ →「louis77.tuner インターネットラジオ(flatpak)」

→バージョンは「1.3.1」です。(Flatpak)

ラジオ局のアイコンをクリックすると、選曲できます。 日本のラジオ局がほしいところ。

-

-


--- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - ----- -----

-

5. タッチタイピングを学べる「KTouch」をインストール:(結果は「◎」)

-

タッチタイピングを学べます。(flatpak パッケージ)

-

(1). インストール:

$ flatpak install flathub org.kde.ktouch
:
Looking for matches…

org.kde.ktouch permissions:
    ipc     wayland     x11     dri     file access [1]     dbus access [2]

    [1] xdg-config/kdeglobals:ro
    [2] com.canonical.AppMenu.Registrar


        ID                             Branch          Op          Remote          Download
 1.     org.kde.ktouch.Locale          stable          i           flathub         < 279.2 kB (partial)
 2.     org.kde.ktouch                 stable          i           flathub           < 5.1 MB

Proceed with these changes to the system installation? [Y/n]:      ←(Enter)

→Installation complete.(完了)

-

(2). 実行:

$ flatpak run org.kde.ktouch

→起動できました。

-

(3). メニューへの追加:

-

デスクトップファイルのコピーと修正:
$ cd /var/lib/flatpak/exports/share/applications/
$ sudo cp org.kde.ktouch.desktop /usr/share/applications/
$ sudo pluma /usr/share/applications/org.kde.ktouch.desktop

↓ 下記の行を修正:

Name=flatpak-KTouch
Name[ja]=KTouch タッチタイピング(flatpak)
Icon=/var/lib/flatpak/exports/share/icons/hicolor/32x32/apps/org.kde.ktouch.png

-

(4). メニューにて「KTouch」を起動:

メニュー →教育・教養 →「KTouch タッチタイピング(flatpak)」

-

最初の起動時に:

「Welcome to Typewriting Trainer」画面が表示

あなたの名前を入力してください。

「boy 」 ←(適当に入力)

-

どちらかのスキルにチェック:

「ほとんど経験なし」

「経験豊富です」

-

→「Start Training」(トレーニングを開始)をクリック

左側で「キーボードレイアウト」を選びます。日本語はないので、英語(US) を選びました。

右側で「練習したい課題」を選択して、一番下の「Start Training」をクリック

-

→例題とまったく同じようにスペースと英字を入力して重ねないと「Enter」を受け付けないので、次の行に進めません。

スペースの存在がわかりづらいので、「□」や「_」等でわかりやすくしてほしいところ。

-

-


--- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - ----- ----- -

-

6. タイピングゲームの「Tux Typing」をインストール:(結果は「◎」)

-

タイピング練習になる複数のゲーム(flatpak パッケージ)

-

(1). インストール:

$ flatpak install flathub com.tux4kids.tuxtype
:
Looking for matches…

com.tux4kids.tuxtype permissions:
    ipc   pulseaudio   x11   dri

        ID                                    Branch           Op          Remote           Download
 1.     com.tux4kids.tuxtype.Locale           stable           i           flathub          < 54.5 kB (partial)
 2.     com.tux4kids.tuxtype                  stable           i           flathub          < 12.4 MB

Proceed with these changes to the system installation? [Y/n]:       ←(Enter)

→Installation complete.(完了)

-

(2). 実行:

$ flatpak run com.tux4kids.tuxtype

→全画面で、ゲームが開始します。まずはメニューが表示。

-

(3). メニューへの追加:

-

デスクトップファイルのコピーと修正:
$ cd /var/lib/flatpak/exports/share/applications/
$ sudo cp com.tux4kids.tuxtype.desktop /usr/share/applications/
$ sudo pluma /usr/share/applications/com.tux4kids.tuxtype.desktop

↓ 下記の行を修正:

Name=flatpak-TuxTyping
Name[ja]=TuxTyping タッチタイピングゲーム(flatpak)
Icon=/var/lib/flatpak/exports/share/icons/hicolor/scalable/apps/com.tux4kids.tuxtype.svg

-

(4). メニューにて「TuxTyping」を起動:

メニュー →教育・教養 →「TuxTyping タッチタイピングゲーム(flatpak)」

メニューが表示されるので、ゲームの種類を選択

複数のゲームのひとつ:

→落ちものゲームです。タッチタイピングで消して行きます。

-

-


--- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - ----- ----- --

-

「flatpak」で気になるところ

-

  • Ubuntu 系 launchpad に登録されているアプリは、flatpak への登録はなさそう。(qpdfview、featherpad、など)

  • ひとつのアプリで複数のランタイムが使われていることがありますが、run コマンドでバージョンやブランチを指定して実行できるのはひとつのランタイムのみ。

  • インストールしたアプリが自動でメニューに登録されません。

Ubuntu(GNOME) では、アクティビティ画面やアプリ画面からアプリ名で検索して起動できたり、Dockに登録できるようです。

→LXLE だと、コマンドからの起動になるので、「デスクトップファイル」を作成する必要がありました。

→追記: 「/var/lib/flatpak/exports/share/applications/」フォルダにインストールしたアプリのデスクトップファイルが置かれていることがわかりました。これを利用できます。

-

  • 日本語入力できないアプリが多そう?

→今回は日本語入力に「fcitx-mozc」を使っています。それが影響するかも。

-

  • ホーム以外のファイルにアクセスできないので、プラグインを追加できるアプリ(Geany 等)で、アプリを追加できるかはわかりません。プラグインの置き場所とその設定ファイルの置き場所が不明。

ヒント?:

/var/lib/flatpak/app/org.geany.Geany/x86_64/stable/4fcee2f2bd8ed6423f87bbfbc74175cfecbb1360e9b7b4d239eb8a7a2eb1015b/files/share/geany/filetype_extensions.conf

~/.config/geany/plugins/プラグイン名/prefs.conf
  • 設定ファイルをエディタで修正するアプリだと、設定ファイルがホームにないと、修正できない可能性があります。

-

  • 「すべての依存を同梱している」といっても、それは最低限かもしれないし、あとは梱包者しだい。

→その人が使っているデスクトップ環境が「GNOME」かもしれないし、外国人なら日本語入力できるかは確認しません。また、使いたいプラグインの認識も違うので、どのプラグインを同梱するかも違います。

→デスクトップファイルが入っていたり、いなかったりなのは、使用環境がXfce とか、GNOME だったりすることの差かも。自分の使っている環境でないと他では必要なことがわからないものです。気づきません。

-

  • アプリがうまく動作しないときは「GNOME」デスクトップにすればうまく動くかもしれません。 そこにはUbuntu(GNOME) も含まれるはず。(flatpak を推進する「Fedora/RHEL」は「GNOME」がメジャー)

  • 日本語入力できないときは、「fcitx-mozc」でなく、「ibus-kkc」や「ibus-anthy」、「ibus-mozc」を試してもよさそう。(flatpak を推進する「Fedora/RHEL」の日本語入力は「ibus-kkc」がデフォルト)

  • flatpak でインストールしてもうまく動かないアプリは、snap でインストールすれば動くかもしれません。逆もいえます。(snap を推進しているのは「Ubuntu/Canonical」)

-

  • 「ユニバーサルパッケージ」の難点は「追加で機能をインストールできない 」(追加パッケージとか、プラグインの追加が難しそう)ことだろうと思います。(設定ファイルをホームに持てば違うので、アプリの作り方しだい...)

  • 「ユニバーサルパッケージ」化するのは、アプリが出来上がって広まってからが多そう。移植が多いわけで、「ユニバーサルパッケージ」化でプラグインの追加ができるかは当初は考えてられないだろうと思います。

  • アプリ自体がそれらをダウンロードして組み込む機能があれば可能かも(VSCode 等)しれません。手動でプラグインをビルド(Geany 等)したりとか、ファイルのコピーや設定ファイルの修正が必要なアプリだと難しそう。

-

-


まとめ

LXLE Linux には軽さ優先のアプリが入っていますが、それらにとらわれず、自分にとって使いやすいアプリをインストールすれば良いと思います。アプリを入手しやすいのがUbuntu ベースの利点です。

自分の欲しいアプリを入手するとき、リポジトリを登録してのインストールや、ソースからのビルドだけでなく、 「ユニバーサルパッケージ」と呼ばれる、依存関係に左右されない方式があります。

今回は、そのひとつの「flatpak」のインストールを試しました。 人気なパッケージが「ユニバーサルパッケージ」化されやすいと思います。 もしかしたら、欲しいアプリが手に入るかもしれませんし、知らなかったアプリに出会えるかもしれません。

-

-

-


-

-

-

    目次

-

「投稿の先頭 へ」

-

-


-

「この目次 の先頭へ」

「本編の目次 に戻る」

-