登録日: 2020-04-26 更新日: 2020-04-26
公開されたばかりの「Lubuntu 20.04 LTS」をUSB メモリにインストールしました。
Windows+矢印キーでのウィンドウのタイリング操作が使えないので不便です。使えるようにしてみました。
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Windows+矢印キーでのウィンドウのタイリング操作のサポート
参考:
H23. Arch: Manjaro LXQt 19.0.2 ミラーサーバの見直し、ウィンドウのタイリング操作
- Lubuntu 19.04 の「~/.config/openbox/lxqt-rc.xml」の window tiling の定義部分(328〜380行目)を使わせてもらいました。
→使い方によっては問題があるかもしれません。理由があって削除(グローバルショートカットとの重複防止)した部分を復活させているので自己責任です。
Lubuntu では、右のWindow キーのみで有効でしたが、Manjaro LXQt では、左右のWindow キーで有効になります。 このあたりはグローバルショートカットキーの定義の差です。左のWindow キーの定義がされていないようです。
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タイリングの定義部分を準備:
↓ 内容(53行分+空行2行):
<!-- Lubuntu specific. Keybindings for window tiling --> <!-- # HalfLeftScreen --> <keybind key="W-Left"> <action name="UnmaximizeFull"/> <action name="MoveResizeTo"> <x>0</x> <y>0</y> <height>100%</height> <width>50%</width> </action> </keybind> <!-- # HalfRightScreen --> <keybind key="W-Right"> <action name="UnmaximizeFull"/> <action name="MoveResizeTo"> <x>-0</x> <y>0</y> <height>100%</height> <width>50%</width> </action> </keybind> <!-- # HalfUpperScreen --> <keybind key="W-Up"> <action name="UnmaximizeFull"/> <action name="MoveResizeTo"> <x>0</x> <y>0</y> <width>100%</width> <height>50%</height> </action> </keybind> <!-- # HalfLowerScreen --> <keybind key="W-Down"> <action name="UnmaximizeFull"/> <action name="MoveResizeTo"> <x>0</x> <y>-0</y> <width>100%</width> <height>50%</height> </action> </keybind> <!-- Lubuntu specific : Keybindings -->
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Lubuntu 20.04 LTS の定義に追加:
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1. 修正前に定義ファイルを退避:
$ cd ~/.config/openbox/ $ cp lxqt-rc.xml lxqt-rc-ORG.xml $ ls lxqt-rc-ORG.xml lxqt-rc.xml
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2. まずは、編集先を開きます:
$ featherpad ~/.config/openbox/lxqt-rc.xml
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3. 検索→検索→下の検索窓に「 </keyboard>
」Enter
295行 <!-- Keybindings to toggle fullscreen --> 296行 <keybind key="F11"> 297行 <action name="ToggleFullscreen"/> 298行 </keybind> ←(2. 改行して、空行を開けます) 299行 </keyboard> ←(1. 検索で飛んでくるところ) 300行 <mouse>
→もしかしたら、行番号は変わっているかも…。
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4. 299行の前(298行の行末)でEnter して、1行空けます。
スペースが4個できますが無視。
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5. 次に、挿入部分を読み込み:
準備した定義部分を範囲選択して、Ctrl+C
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6. 空けた行で、Ctrl+V
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7. 295行 〜 355行 辺りを確認。
ゴミが貼り付けられなかったかを確認。ゴミがあったら、除去。
→貼り付けた前後に空行ができても、そのままでかまいません。
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8. Ctrl+S で上書き保存。
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9. ログアウト→ログイン
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「ブラウザ」を起動して、タイリングの動作確認:
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左でも右でも「Window」+矢印(上下左右)キーで、4つのパターンのタイリングを確認。
- 右の「Window」+矢印キーで、動作しました。
Window +「↑」: 1/2画面で、上に吸着。 Window +「↓」: 1/2画面で、下に吸着。 Window +「→」: 1/2画面で、右に吸着。 Window +「←」: 1/2画面で、左に吸着。
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→ブラウザを選んでから、「Window 」+「→」とすると、 1/2画面で、右に吸着しました。
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ウィンドウのタイリングが使えるようになった設定を保存:
その1:
$ cd ~/.config/openbox/ $ cp lxqt-rc.xml Lubuntu2004-lxqt-rc.xml $ ls Lubuntu2004-lxqt-rc.xml lxqt-rc-ORG.xml lxqt-rc.xml
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その2:
$ cp lxqt-rc.xml ~/ドキュメント/Lubuntu2004-lxqt-rc.xml $ ls -1 ~/ドキュメント/ : Lubuntu2004-lxqt-rc.xml
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まとめ
やはり、ウィンドウのタイリングが使えると便利です。 くれぐれも自己責任です。
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目次
- Windows+矢印キーでのウィンドウのタイリング操作のサポート
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