Linux あれこれ

Linux 関連(一部 Windows11 )の備忘録です。

「Ubuntu 22.04 LTS」にて、「PowerShell」のスクリプトの作成に「VSCode」を使う〈H165-5〉

登録日: 2023-04-24 更新日: 2023-04-29

こちらの「Linux あれこれ」は「Linux」メインの投稿ですが、「Windows11」にて「Linux」を使う機能にも興味があるので、投稿しました。

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前回 は、「Windows11」(22H2) の「WSL2」で、「Ubuntu 22.04.2 LTS」をインストールしました。

その環境で、マルチプラットフォーム版の「PowerShell 7」と、そのシェルスクリプトの作成とデバッグのために「VSCode」と拡張機能をインストールしました。

また、「WSL2」だけでなく、通常版の「Ubuntu 22.04.2 LTS」でのインストール操作も記述しました。

その備忘録です。

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使用したPC は、USB 3.0 ポートのある「Windows 11」のノートPC です。メモリ 12GB、SSD 1TB に増設しています。 「UEFI 立ち上げ」のPC です。

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(注)リンクを戻るときはブラウザの左上の「←」をクリック

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目次

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前回の作業:

「Windows11」(22H2) と「Ubuntu」で、「PowerShell」を使う〈H165-2〉

「Windows11」(22H2) にて、「PowerShell」のスクリプトの作成に「VSCode」を使う〈H165-3〉

「Windows11」(22H2) の「WSL2」で、「Ubuntu 22.04.2 LTS」をインストール〈H165-4〉

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今回の作業:

1. 「Ubuntu」に「PowerShell 7」をインストール:

2. 「Ubuntu」に「VSCode」をインストール:

3. 「VSCode」に「PowerShell 拡張機能」をインストール:

4. 「Windows11」にて、「WSL 2」の「Ubuntu」に「VSCode」をインストールする場合:

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参考:

1. 「PowerShell」のコマンドレット:

2. 「ls」(Get-ChildItem) コマンドのヘルプ:

3. 「PowerShell」の Tips(役立つコツ):

4. 「PowerShell」について学ぶ:

5. 「Linux」の「PowerShell」で、シェルスクリプトを使う場合:

6. 「VSCode」の使い方を学ぶ:

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「まとめ へ」

「目次詳細 へ」

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「Windows11」(22H2) を起動:

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立ち上げた「Windows11」の画面:

「Windows10」から「Windows11」にアップグレードしたので、デスクトップに以前使っていたアプリのアイコン(ショートカット)と「壁紙」が残っています。

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タスクバー右にピン留めしている 2つの「端末」アイコンが「PowerShell」のアイコンです。
青いのが「Windows PowerShell 5.1」で、黒いのが「PowerShell 7」のアイコンです。

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PowerShell」から「VSCode」を起動 :

→普段は、テキストファイルの作成がメインですが、「PowerShell」の機能拡張をインストールすることで、「PowerShell」のスクリプトファイル (.ps1) の作成やデバッグが楽に出来るようになります。

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PowerShell 7」について:

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1).「Windows11」の標準のシェルである「Windows PowerShell 5.1」を機能強化したものです。

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2). マルチプラットフォーム版なので、Linux でも使えます。

→「Windows11」のアプリのメンテに、Linux 環境が使えます。

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3). 「PowerShell 7」を使うにはインストールが必要です。

→「Windows11」でもインストールが必要です。

アプリのアイコンや、インストール先も異なるので、標準のシェルである「Windows PowerShell 5.1」と共存ができます。

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1. 「Ubuntu」を最新に更新:

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1). 「Ubuntu」のシステム更新:

$ sudo apt update
$ sudo apt upgrade

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2). 「Ubuntu」を再起動:

$ reboot

→システム更新を反映させます。

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3). 参考: 更新によっては、アップグレードが保留される場合があります:

$ sudo apt upgrade
:
以下のパッケージは保留されます:
  libpulse0
アップグレード: 0 個、新規インストール: 0 個、削除: 0 個、保留: 1 個。

→「保留」とは、更新するかの判断が必要なパッケージで、手動でのインストール待ちの状態です。

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保留を解消したいときは、手動でパッケージをインストールします:
$ sudo apt install libpulse0
:
以下のパッケージはアップグレードされます:
  libpulse0

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4). 参考: システム更新がない場合の表示:

$ sudo apt update
:
ヒット:1 https://packages.microsoft.com/ubuntu/22.04/prod jammy InRelease
ヒット:2 http://archive.ubuntu.com/ubuntu jammy InRelease
ヒット:3 http://security.ubuntu.com/ubuntu jammy-security InRelease
ヒット:4 http://archive.ubuntu.com/ubuntu jammy-updates InRelease
ヒット:5 http://archive.ubuntu.com/ubuntu jammy-backports InRelease
パッケージリストを読み込んでいます... 完了
依存関係ツリーを作成しています... 完了
状態情報を読み取っています... 完了
パッケージはすべて最新です。

-

$ sudo apt upgrade
:
パッケージリストを読み込んでいます... 完了
依存関係ツリーを作成しています... 完了
状態情報を読み取っています... 完了
アップグレードパッケージを検出しています... 完了
アップグレード: 0 個、新規インストール: 0 個、削除: 0 個、保留: 0 個。

-

参考: 通常版の「Ubuntu」の場合:

$ sudo apt upgrade
:
パッケージリストを読み込んでいます... 完了
依存関係ツリーを作成しています... 完了        
状態情報を読み取っています... 完了        
アップグレードパッケージを検出しています... 完了
Get more security updates through Ubuntu Pro with 'esm-apps' enabled:
  exo-utils libopusfile0 libopenexr25 libpostproc55 libavcodec58 libavutil56
  libswscale5 libexo-2-0 libswresample3 libavformat58 libexo-common
  libavfilter7
Learn more about Ubuntu Pro at https://ubuntu.com/pro
アップグレード: 0 個、新規インストール: 0 個、削除: 0 個、保留: 0 個。

Ubuntu Pro についての表示は個人的には無視してます:

業務で使うのであれば検討できますが、 ブログを書くために頻繁にシステムのインストールやアンインストールを行っているので(台数制限があるので)無視してます。

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2. 「Ubuntu」に「PowerShell 7」をインストール:

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Ubuntu 22.04 の場合のパッケージ:

https://packages.microsoft.com/config/ubuntu/22.04/packages-microsoft-prod.deb

→ダウンロードは下記の手順の「項番 2).」で行っています。

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1). 前提条件のパッケージをインストール:

$ sudo apt install wget apt-transport-https software-properties-common

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2). Microsoft リポジトリの GPG キーをダウンロード:

$ wget -q "https://packages.microsoft.com/config/ubuntu/$(lsb_release -rs)/packages-microsoft-prod.deb"

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参考:

$ lsb_release -rs
22.04

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3). Microsoft リポジトリの GPG キーを登録:

$ sudo dpkg -i packages-microsoft-prod.deb

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4). パッケージの一覧を更新:

$ sudo apt update
:
ヒット:1 https://packages.microsoft.com/ubuntu/22.04/prod jammy InRelease  ←(追加)
ヒット:2 http://archive.ubuntu.com/ubuntu jammy InRelease
ヒット:3 http://security.ubuntu.com/ubuntu jammy-security InRelease
ヒット:4 http://archive.ubuntu.com/ubuntu jammy-updates InRelease
ヒット:5 http://archive.ubuntu.com/ubuntu jammy-backports InRelease
パッケージリストを読み込んでいます... 完了
依存関係ツリーを作成しています... 完了
状態情報を読み取っています... 完了
パッケージはすべて最新です。

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5). 「PowerShell」のインストール:

$ sudo apt install powershell
:
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  powershell

-

6). 再起動:

$ reboot

→インストール後は、モジュールが認識されていないので、再起動します

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7). 「PowerShell 7」の場所の確認:

$ which pwsh
/usr/bin/pwsh

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8). 「PowerShell 7」のバージョンを確認:

$ pwsh -version
:
PowerShell 7.3.3

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9). 「PowerShell 7」の起動:

$ pwsh
:
PowerShell 7.3.3

→起動時にバージョンが表示されます。

PS /home/ubn>

→プロンプトが変わりました。「ubn」はユーザ名で任意です。

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10). 「PowerShell 7」にて通常のコマンドを確認:

PS /home/ubn> ls -1
:
Desktop
Documents
Downloads
packages-microsoft-prod.deb

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11). 「PowerShell 7」にて、バージョンを確認:

PS /home/ubn> $PSVersionTable.PSVersion
Major  Minor  Patch  PreReleaseLabel BuildLabel
-----  -----  -----  --------------- ----------
7      3      3

→コマンドの補完機能を使うと入力が楽です。

「$PSV」Tab →「$PSVersionTable」

$PSVersionTable「.psv」Tab →「$PSVersionTable.PSVersion」Enter

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12). 「PowerShell 7」の終了:

PS /home/ubn> exit
$

もしくは、「タブ」を閉じます。

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13). 「PowerShell 7」のバージョンアップ:

$ sudo apt install powershell
:
powershell はすでに最新バージョン (7.3.3-1.deb) です。

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14). ヘルプファイルのダウンロードと更新:

PS C:\Users\user> Update-Help

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3.「Ubuntu」にて、「VSCode」をインストール:

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参考:

Linux で Visual Studio Code

2023-04-10 現在、バージョン 1.77 が利用可能:

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「snap」パッケージでインストールされていないか検索:

$ snap list
:
Name               Version          Rev    Tracking         Publisher      Notes
bare               1.0              5      latest/stable    canonical✓     base
chromium           111.0.5563.146   2415   latest/stable    canonical✓     -
core20             20230308         1852   latest/stable    canonical✓     base
cups               2.4.2-5          872    latest/stable    openprinting✓  -
gnome-3-38-2004    0+git.6f39565    137    latest/stable/…  canonical✓     -
gtk-common-themes  0.1-81-g442e511  1535   latest/stable/…  canonical✓     -
snapd              2.58.3           18596  latest/stable    canonical✓     snapd

→「snap」パッケージのインストールはなくても、デフォルトでいくつかのパッケージがインストールされています。

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「snap」パッケージの「VSCode」があるか確認:
$ snap search code
:
Name                            Version                Publisher             Notes    Summary
code                            7f329fe6               vscode✓               classic  Code editing. Redefined.
:

→「snap」パッケージとしてインストールできるみたい。

ただし、「snap」パッケージとしてインストールすると、色々と制限が出る場合があるようなので、

今回はダウンロードして、「VSCode」をインストールしました。

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ダウンロードして、「VSCode」をインストールする場合:

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(1). 依存するパッケージをインストール:
$ sudo apt install wget gpg apt-transport-https
:
wget はすでに最新バージョン (1.21.2-2ubuntu1) です。
gpg はすでに最新バージョン (2.2.27-3ubuntu2.1) です。
apt-transport-https はすでに最新バージョン (2.4.8) です。

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(2). 作業フォルダを作成:
$ mkdir -p ~/Downloads/apps/

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(3). 「.deb」パッケージ (64 ビット) をダウンロード:
$ cd ~/Downloads/apps/
$ wget -O code_latest_amd64.deb "https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=760868"
:
場所: https://az764295.vo.msecnd.net/stable/7f329fe6c66b0f86ae1574c2911b681ad5a45d63/code_1.77.0-1680085573_amd64.deb [続く]
:
2023-04-05 01:28:03 (10.8 MB/s) - ‘code_latest_amd64.deb’ へ保存完了 [88562884/88562884]

→「code_latest_amd64.deb」はダウンロードするための「仮のファイル名」です。

今回だと、正式なファイル名は「code_1.77.0-1680085573_amd64.deb」です。ただし、更新があるとその都度ファイル名は変わってしまうので、手順を同じにするため「仮のファイル名」にしました。

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(4). ダウンロードされたか確認:
$ ls -1 ~/Downloads/apps/
:
code_latest_amd64.deb            ←(ダウンロード)
firefox-102.8.0esr.tar.bz2

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(5). 「.deb」パッケージをインストール:
$ cd ~/Downloads/apps/
$ sudo apt install ./code_latest_amd64.deb
:
注意、'./code_latest_amd64.deb' の代わりに 'code' を選択します
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  code cpp cpp-11 gcc-11-base libauthen-sasl-perl libclone-perl libdata-dump-perl libencode-locale-perl
  libfile-basedir-perl libfile-desktopentry-perl libfile-listing-perl libfile-mimeinfo-perl
  libfont-afm-perl libfontenc1 libhtml-form-perl libhtml-format-perl libhtml-parser-perl
  libhtml-tagset-perl libhtml-tree-perl libhttp-cookies-perl libhttp-daemon-perl libhttp-date-perl
  libhttp-message-perl libhttp-negotiate-perl libio-html-perl libio-socket-ssl-perl libio-stringy-perl
  libipc-system-simple-perl libisl23 liblwp-mediatypes-perl liblwp-protocol-https-perl libmailtools-perl
  libmpc3 libnet-dbus-perl libnet-http-perl libnet-smtp-ssl-perl libnet-ssleay-perl libtie-ixhash-perl
  libtimedate-perl libtry-tiny-perl libvulkan1 libwww-perl libwww-robotrules-perl libx11-protocol-perl
  libxaw7 libxml-parser-perl libxml-twig-perl libxml-xpathengine-perl libxmu6 libxt6 libxxf86dga1
  mesa-vulkan-drivers perl-openssl-defaults x11-utils x11-xserver-utils xdg-utils
アップグレード: 0 個、新規インストール: 56 個、削除: 0 個、保留: 0 個。
:
続行しますか? [Y/n]
取得:1 /home/ubn/Downloads/apps/code_latest_amd64.deb code amd64 1.77.0-1680085573 [88.6 MB]
取得:2 http://archive.ubuntu.com/ubuntu jammy-updates/main amd64 xdg-utils all 1.1.3-4.1ubuntu3~22.04.1 [61.9 kB]
:
N: ファイル '/home/ubn/Downloads/apps/code_latest_amd64.deb' がユーザ '_apt' からアクセスできないため、ダウ
ンロードは root でサンドボックスを通さずに行われます。 - pkgAcquire::Run (13: 許可がありません)

→「.deb」パッケージをインストールすると、「code」がローカルにインストールされます:

$ apt list code
:
code/now 1.77.0-1680085573 amd64 [インストール済み、ローカル]

→「code」がインストールされました。「ローカル」の表示に注目。

一緒に、「apt リポジトリ」と「署名キー」も自動でインストールされるので、 apt(システムのパッケージ管理マネージャ)を使用した自動更新が有効になります。

ちなみに、ダウンロード中に表示の「code_1.77.0-1680085573_amd64.deb」とバージョン表示が合致。

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(6). パッケージのキャッシュを更新:
$ cd
$ sudo apt update
:
ヒット:1 http://packages.microsoft.com/repos/code stable InRelease    ←(追加: code の安定版のリポジトリ)
ヒット:2 https://packages.microsoft.com/ubuntu/22.04/prod jammy InRelease    ←(powershell7 のリポジトリ)
ヒット:3 http://archive.ubuntu.com/ubuntu jammy InRelease
ヒット:4 http://security.ubuntu.com/ubuntu jammy-security InRelease
ヒット:5 http://archive.ubuntu.com/ubuntu jammy-updates InRelease
ヒット:6 http://archive.ubuntu.com/ubuntu jammy-backports InRelease
パッケージリストを読み込んでいます... 完了
依存関係ツリーを作成しています... 完了
状態情報を読み取っています... 完了
パッケージはすべて最新です。

-

(7). apt でパッケージをインストール:
$ sudo apt install code
:
code はすでに最新バージョン (1.77.0-1680085573) です。

-

(8). インストールされたか確認:
$ apt list code
:
code/stable,now 1.77.0-1680085573 amd64 [インストール済み]
code/stable 1.77.0-1680084405 arm64
code/stable 1.77.0-1680084633 armhf

→「ローカル」の表示が消えて、通常のパッケージをインストールしたときと同じ状態になりました。

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$ which code
:
/usr/bin/code

-

(9). 「code」パッケージを更新する場合:

→上記の「項番 7)」と同じ操作を行います。

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4.「VS Code」の設定:

-

1). 「VS Code」を起動:

$ code

-

2). 「VS Code」が起動されました:

「Welcome」タブが表示:

→英語で表示

-

起動したときに、画面の右下に「表示言語を日本語に変更するには言語パッケージをインストールします。」の表示があれば、クリックするだけで「日本語化」できますが、

→今回は表示されないので、再起動しました。

-

3). 「Ubuntu」を再起動:

-

再起動することで、インストールで設定された %PATH% 環境変数の変更が有効になります。

-

4). 「VS Code」を起動:

$ code

-

5). 「Welcome」タブの表示:

画面の右下に「表示言語を日本語に変更するには言語パッケージをインストールします。」が表示:

→「インストールして再起動」をクリック

-

6). アプリが再起動され、日本語化されました:

「Welcome」タブが、「ようこそ」の表示に変更されました:

-

7). 日本語化されたことで、「ようこそ」タブの表示がわかりやすくなりました:

「ようこそ」タブでは、初期設定のガイドが表示されます:

→すべて設定しなくても良いので、日本語化後に、必要なものだけ、設定すれば良いと思います。

設定した項目には、設定済の青いチェックが付きます。

-

8). 試しに、 「好きな外観を選択します」をクリック:

-

(1). 選ぶ「テーマ」が決まっている場合:

右にある一覧から、

→「ダーク」をクリックして選択(デフォルト)

→「色のテーマを参照」をクリック

-

上段に一覧が表示:

Dark+ (default Dark)→「Monokai」に変更:

-

(2). 選ぶ「テーマ」が決まっていない場合:

「ようこそ」タブからの設定だと、テーマがどういう見た目なのかわかりません。

設定したいときは、「プログラム ファイル」や「Markdown ファイル」を開いておいて、変更します。

-

左側にある「エクスプローラ」アイコンをクリック:

→「フォルダを開く」をクリック:

-

「フォルダ」と「ファイル」を指定:

→任意: DOC\2023-03-02-memo.md

-

この画面で、「Ctrl+K」「Ctrl+T」を押して、「テーマの選択」一覧を表示:

-

「↓」「↑」キーで、テーマを変えると、テーマが「リアルタイム」に反映されます:

→好みのテーマを見つけたら、Enter で確定

-

9). 自動更新されます:

毎月、リリースがあり、新しいリリースが利用可能になると通知されます。 通知があったとき、最新の更新プログラムを受け入れるとインストールされます。

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5.「VSCode」に、「PowerShell 拡張機能」をインストール:

-

1). ターミナルにて、「VSCode」を起動:

$ code

-

2). 左の一番下の「拡張機能」アイコンをクリック:

→サイド バーに「拡張機能」ビューが開きます:

-

3). 上部の検索窓に「powershell」と入力:

→表示された一覧で、一番上のMicrosoft の「PowerShell」の拡張機能を選択

-

4). MicrosoftPowerShell 拡張機能の、 「インストール」ボタンをクリック

-

5). 「この拡張機能はグローバルに有効化されています、」と表示されれば、「拡張機能」を使った編集が可能になります。

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6. 参考:「Windows11」にて、「WSL 2」の「Ubuntu」に「VSCode」をインストールする場合:

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こちらは確認のみで、作業は要りません。

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注意: 「Windows11」側に「VS Code」をインストールすれば、「WSL2」の「Ubuntu」にて「VS Code」が起動できます。

→もし、「WSL2」の「Ubuntu」に「VSCode」をインストールすると、アンインストールしないと警告が表示されて起動できません。

-

1). 確認のため、「WSL2」の「Ubuntu」で、「VS Code」をインストールしてみました:

インストールのやり方は、「Ubuntu」で、「VS Code」をインストールした場合と同じです。

-

2). 「WSL2」で「VS Code」のバージョンを確認:

ubn@FMVpc:~$ code --version
:
To use Visual Studio Code with the Windows Subsystem for Linux, please install Visual Studio Code in Windows and uninstall the Linux version in WSL. You can then use the `code` command in a WSL terminal just as you would in a normal command prompt.
Do you want to continue anyway? [y/N]
ubn@FMVpc:~$

→警告メッセージが表示され、実行できません。

-

和訳:

「WSL2」(Linux 用 Windows サブシステム)で「Visual Studio Code」を使用する場合は、  
Windows に「Visual Studio Code」をインストールし、「WSL2」で Linux バージョンをアンインストールしてください。
その後、通常のコマンド プロンプトと同じように、WSL ターミナルで「code」コマンドを使用できます。

このまま続行しますか? [y/N]

→「Windows11」の「VS Code」と「WSL2」の「VS Code」は共存できないようです。

-

3). 「WSL2」で「VS Code」を起動:

ubn@FMVpc:~$ code
:
To use Visual Studio Code with the Windows Subsystem for Linux, please install Visual Studio Code in Windows and uninstall the Linux version in WSL. You can then use the `code` command in a WSL terminal just as you would in a normal command prompt.
Do you want to continue anyway? [y/N]
ubn@FMVpc:~$

→同じメッセージが表示されて、実行できません。

-

4).「WSL2」で「VS Code」を使うときは、「Windows11」側のみに「VS Code」をインストールします。

-

5). 「WSL2」に「VS Code」をインストールしているときは、アンインストールしないと「VS Code」が使えません:

ubn@FMVpc:~$ sudo apt remove code
:
以下のパッケージが自動でインストールされましたが、もう必要とされていません:
  cpp cpp-11 gcc-11-base libfile-basedir-perl libfile-desktopentry-perl libfile-mimeinfo-perl libfontenc1
  libio-stringy-perl libipc-system-simple-perl libisl23 libmpc3 libnet-dbus-perl libtie-ixhash-perl
  libvulkan1 libx11-protocol-perl libxaw7 libxml-parser-perl libxml-twig-perl libxml-xpathengine-perl
  libxmu6 libxt6 libxxf86dga1 mesa-vulkan-drivers x11-utils x11-xserver-utils xdg-utils
これを削除するには 'sudo apt autoremove' を利用してください。
以下のパッケージは「削除」されます:
  code

-

6). 残骸のクリア処理:

$ sudo apt autoremove
:
以下のパッケージは「削除」されます:
  cpp cpp-11 gcc-11-base libfile-basedir-perl libfile-desktopentry-perl libfile-mimeinfo-perl libfontenc1
  libio-stringy-perl libipc-system-simple-perl libisl23 libmpc3 libnet-dbus-perl libtie-ixhash-perl
  libvulkan1 libx11-protocol-perl libxaw7 libxml-parser-perl libxml-twig-perl libxml-xpathengine-perl
  libxmu6 libxt6 libxxf86dga1 mesa-vulkan-drivers x11-utils x11-xserver-utils xdg-utils
アップグレード: 0 個、新規インストール: 0 個、削除: 26 個、保留: 0 個。

-

7). 「Powershell」タブで、「Ubuntu」を停止:

PS C:\Users\user> wsl -t ubuntu
この操作を正しく終了しました。

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8). 「Powershell」タブで、「VS Code」のバージョンを確認:

PS C:\Users\user> code --version
1.76.2
ee2b180d582a7f601fa6ecfdad8d9fd269ab1884
x64

-

9). 「Ubuntu」を起動:

PowerShell」で、Ctrl+Shift+5

→背景が紫色の「Ubuntu」タブが開きます:

-

10). 「Ubuntu」タブで「VS Code」のパスを確認:

ubn@FMVpc:~$ which code
/mnt/c/Users/user/AppData/Local/Programs/Microsoft VS Code/bin/code

→「Ubuntu」からもパスは通っています。

-

11). 「Ubuntu」タブで「VS Code」のバージョン確認:

ubn@FMVpc:~$ code --version
1.76.2
      ee2b180d582a7f601fa6ecfdad8d9fd269ab1884
                                              x64
                                                 ubn@FMVpc:~$

→「Ubuntu」側でも起動できました。 ただし、改行コードの違いからか表示が乱れています。

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まとめ

Ubuntu 22.04 LTS」にて、「VSCode」をインストールして、拡張機能をインストールしました。

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別件ですが、注目なのは、「Windows11」の「WSL 2」において、「Ubuntu」(Linux) で「VSCode」を使いたい場合は、 「Windows11」側に「VSCode」をインストールすれば、「Ubuntu」(Linux) からも「VSCode」が起動できることです。

なので、「Windows11」の「WSL 2」の「Ubuntu」(Linux) で「VSCode」を使う場合は、日本語入力は「Windows11」の日本語入力が使われます。

-

つまり、

「WSL 2」の「Linux」(Ubuntu) では、日本語入力 (fcitx-mozc) をインストールしなくても、CUI 画面(端末画面)の「vim」や「nano」と、GUI 画面の「VSCode」であれば日本語入力ができます。

→これは、「WSL 2」を使う場合に、テキストエディタとして「VSCode」を選べば簡単に日本語入力できる、重要な「ポイント」(利点)です。

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