Linux あれこれ

Linux 関連(一部 Windows11 )の備忘録です。

「Xubuntu 22.04 LTS」で、「VirtualBox 7.0.14」と「Vagrant 2.4.1」にアップデート〈H170-7〉

登録日: 2024-02-05 更新日: 2024-04-20

現在、「Xubuntu 22.04 LTS」のPC で使っている仮想環境は、「VirtualBox 7.0.10」で「Vagrant 2.4.0」を使っています。

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最新の「VirtualBox 7.0.14」と「Vagrant 2.4.1」が公開されたので、
アップデート(上書きインストール)しました。

その備忘録です。

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前回、リポジトリを登録して「VirtualBox」と「Vagrant」をインストールしている場合は、こちらの作業は要りません。

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使用したPC は「ASUS Chromebox CN60 」で、 プロセッサは第4世代の「Intel Celeron 2955U 」です。

UEFI 立ち上げ」のPC です。

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(注)リンクを戻るときはブラウザの左上の「←」をクリック
スマホの場合は、「ホーム」ボタンの横の「<」キーをタップ

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目次

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参考:

  1.  修正版: 「Vagrant」で使い回し可能な「Vagrantfile」:

  2. 「仮想マシン」にて「GuestAdditions」を再インストール:

  3. 「仮想マシン」にて、ログイン時の「エラー通知」の解消、および、「クリップボード共有」機能の改善で行ったこと:

  4. 「仮想マシン」にて「GuestAdditions」の再インストールで成功したことで気づいたこと:

  5.  Vagrant に「vagrant-vbguest」プラグインをインストール:

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今回の作業:

  1. 「VirtualBox 7.0.14」をダウンロード:

  2. 「VirtualBox 7.0.14」をインストール:

  3. 「VirtualBox Extension Pack」をインストール:

  4. 「Vagrant 2.4.1」をダウンロード:

  5. 「Vagrant 2.4.1」をインストール:

  6. 「仮想マシン」にて「GuestAdditions」を再インストール:

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「まとめ へ」

「目次詳細 へ」

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Xubuntu 22.04 LTS」を起動:

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インストールした最新の「VirtualBox 7.0.14」を起動:

ヘルプ →「VirtualBox について」:

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最新の「VirtualBox 7.0.14」にて、「仮想マシン」のOpenbox で「リアルタイムの解像度調整」が有効になりました:

→「仮想マシン」を「vmsvga」に設定してから、ウィンドウの右下隅をドラッグして広げると、リアルタイムに解像度が調整され、壁紙が変化しました。なので「Welcome」画面は置いてけぼりです。

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最新の「VirtualBox 7.0.14」にしたからだけでなく、その他のこと も合わせて行ったから改善されたと思われます:

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現在のバージョンを表示:

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ホストOS : 「Xubuntu 22.04.3 LTS」

2024-02-05 現在

カーネル:

$ uname -r
5.15.0-92-generic

リリース:

$ cat /etc/lsb-release
DISTRIB_ID=Ubuntu
DISTRIB_RELEASE=22.04
DISTRIB_CODENAME=jammy
DISTRIB_DESCRIPTION="Ubuntu 22.04.3 LTS"

→「Xubuntu 22.04.3 LTS」にアップしています。

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VirtualBox」について:

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VirtualBox 」は、Oracle が開発している「仮想マシン」を構築するためのソフトウェアです。

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  • 「VirtalBox」は「仮想的なパソコン」(仮想デバイス)を実現するソフトウェアです。別のパソコンに「Linux」をインストールするのと変わりません。

  • 仮想マシンを使うことで、ハードウェアで問題となりそうなPC でも、最新のLinux ディストリビューションをインストールできる可能性が高くなります。

  • 問題があっても、Linux の情報をそのまま使えるのが強みです。

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ホストOS とゲストOS でメモリを分割して使うので、メモリのサイズと割当て方は重要です。

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1. 「VirtualBox 7.0.10」のゲストOS をすべて、電源オフ:

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2. 「Xubuntu 22.04 LTS」に、最新の「VirtualBox 7.0.14」をインストール:

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参考:

「Xubuntu 22.04 LTS」で、「VirtualBox 7.0.10」へアップデート〈H169〉

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2-1. 最新の「VirtualBox 7.0.14」をダウンロード:

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1). Ubuntu の「コード名」を確認:

$ cat /etc/lsb-release
:
DISTRIB_ID=Ubuntu
DISTRIB_RELEASE=22.04
DISTRIB_CODENAME=jammy          ←(コード名)
DISTRIB_DESCRIPTION="Ubuntu 22.04.3 LTS"

Xubuntu(フレーバー違い)で使用するイメージファイルは「Ubuntu」と同じです。

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2). ブラウザで下記を開きました:

Index of /virtualbox/7.0.14/

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3). 「VirtualBox」のダウンロード:

使用しているホストOS の種類とリリース番号によって、ファイルを選びました:

サイトの一番下にある、

virtualbox-7.0_7.0.14-161095~Ubuntu~jammy_amd64.deb をクリック:

→ファイルを「~/ダウンロード/virtualbox/」フォルダに移動

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4). 「VirtualBox Extension Pack」のダウンロード:

サイトの上にある、

Oracle_VM_VirtualBox_Extension_Pack-7.0.14-161095.vbox-extpack

→ファイルを「~/ダウンロード/virtualbox/」フォルダに移動しました

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インストールを行う「VirtualBox」のバージョンと同じバージョンの「拡張パック」をダウンロードしてインストールします:

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5). 「チェックサム」のダウンロード:

SHA256SUMS

→ブラウザで下記が表示されました:

42cb36fbf439a9ed28c95d2bbc718a0eac902225eb579c884c549af2e94be633 *Oracle_VM_VirtualBox_Extension_Pack-7.0.14-161095.vbox-extpack
:
43aa0932f73433e7a6b450a82708d275ee5f2c98375cfa708a46ecf75b3d4edc *virtualbox-7.0_7.0.14-161095~Ubuntu~jammy_amd64.deb

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6). 「チェックサム」の確認:

$ cd ~/ダウンロード/virtualbox/

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$ ls -1
Oracle_VM_VirtualBox_Extension_Pack-7.0.14-161095.vbox-extpack
virtualbox-7.0_7.0.14-161095~Ubuntu~jammy_amd64.deb

-

(1). 「VirtualBox」の確認:
$ sha256sum virtualbox-7.0_7.0.14-161095~Ubuntu~jammy_amd64.deb
43aa0932f73433e7a6b450a82708d275ee5f2c98375cfa708a46ecf75b3d4edc  virtualbox-7.0_7.0.14-161095~Ubuntu~jammy_amd64.deb

-

(2). 「VirtualBox Extension Pack」の確認:
$ sha256sum Oracle_VM_VirtualBox_Extension_Pack-7.0.14-161095.vbox-extpack
42cb36fbf439a9ed28c95d2bbc718a0eac902225eb579c884c549af2e94be633  Oracle_VM_VirtualBox_Extension_Pack-7.0.14-161095.vbox-extpack

-

(3). ホームに移動:
$ cd

-

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2-2. 「VirtualBox 7.0.14」をインストール:

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1). システム更新:

$ sudo apt update
[sudo] パスワード: 
ヒット:1 https://cli.github.com/packages stable InRelease
ヒット:2 http://security.ubuntu.com/ubuntu jammy-security InRelease       
ヒット:3 http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu jammy InRelease              
ヒット:4 http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu jammy-updates InRelease    
ヒット:5 http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu jammy-backports InRelease
パッケージリストを読み込んでいます... 完了
依存関係ツリーを作成しています... 完了
状態情報を読み取っています... 完了        
パッケージはすべて最新です。

→ 1行目は個人的に追加したリポジトリなので、通常は表示されません。

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$ sudo apt upgrade
パッケージリストを読み込んでいます... 完了
依存関係ツリーを作成しています... 完了        
状態情報を読み取っています... 完了        
アップグレードパッケージを検出しています... 完了
Get more security updates through Ubuntu Pro with 'esm-apps' enabled:
  libvlc5 exo-utils vlc-data libvlccore9 libopusfile0 libopenexr25
  libpostproc55 libavcodec58 libavutil56 libswscale5 libexo-2-0 libswresample3
  vlc-plugin-video-output libavformat58 libvlc-bin vlc-plugin-base
  libexo-common libavfilter7
Learn more about Ubuntu Pro at https://ubuntu.com/pro
アップグレード: 0 個、新規インストール: 0 個、削除: 0 個、保留: 0 個。

→「アップグレード:」の行が、すべて 0 かを確認:

その上の数行ある「Ubuntu Pro」関連の表示は、今回は無視

-

2). 「dkms」のインストール:

カーネルの更新があっても自動で依存(カーネルヘッダー等)を解決してもらえます:

$ sudo apt install dkms
:
dkms はすでに最新バージョン (2.8.7-2ubuntu2.2) です。

-

注意:「.deb」ファイルから「VirtualBox」をインストールする場合は、「dkms」でなく、「virtualbox-dkms」をインストールしてはいけません:

apt で「VirtualBox」をインストールする場合に、「virtualbox-dkms」はインストールします:

-

3). 再起動:

「端末」以外のすべてのウィンドウを閉じてから、

$ reboot

-

4). 立ち上がったら、ファイルを確認:

$ cd ~/ダウンロード/virtualbox/

-

$ ls -1
Oracle_VM_VirtualBox_Extension_Pack-7.0.14-161095.vbox-extpack
virtualbox-7.0_7.0.14-161095~Ubuntu~jammy_amd64.deb

-

5). 「.deb」ファイルから「VirtualBox」をインストール:

$ sudo chown _apt /var/lib/update-notifier/package-data-downloads/partial/

-

$ cd ~/ダウンロード/virtualbox/
$ sudo apt install ./virtualbox-7.0_7.0.14-161095~Ubuntu~jammy_amd64.deb
:
以下のパッケージはアップグレードされます:
  virtualbox-7.0
アップグレード: 1 個、新規インストール: 0 個、削除: 0 個、保留: 0 個。
:
.../virtualbox-7.0_7.0.14-161095~Ubuntu~jammy_amd64.deb を展開する準備をし
ています ...
virtualbox-7.0 (7.0.14-161095~Ubuntu~jammy) で (7.0.10-158379~Ubuntu~jammy 
に) 上書き展開しています ...
virtualbox-7.0 (7.0.14-161095~Ubuntu~jammy) を設定しています ...
addgroup: グループ `vboxusers' はシステムグループとしてすでに存在しています
。終了します。
:

→パッケージ名が「virtualbox-7.0」でインストールされました

-

ちなみに、「sudo chown _apt ...」は下記の警告が表示されるので、その回避策です:
N: ファイル '/home/ubn/ダウンロード/virtualbox/virtualbox-7.0_7.0.14-161095~Ubuntu~jammy_amd64.deb' がユーザ '_apt' からアクセスできないため、ダウンロードは root でサンドボックスを通さずに行われます。 - pkgAcquire::Run (13: 許可がありません)

→これは既知のバグです (This is a known bug)

-

6). インストールされたか確認:

$ apt search virtualbox-7.0
virtualbox-7.0/now 7.0.14-161095~Ubuntu~jammy amd64 [インストール済み、ローカル]
  Oracle VM VirtualBox

→「ローカル」の表示に注目:

-

コマンドでバージョンを確認:
$ VBoxManage --version
7.0.14r161095

-

7). 「VirtualBox 7.0.14」を起動して確認:

メニュー →「システム」→「Oracle VM VirtualBox

-

ヘルプ →「VirtualBox について」:

-

ヘルプ表示を確認:

VirtualBox グラフィカルユーザーインターフェース
バージョン 7.0.14 r161095 (Qt5.15.3)

→「閉じる」

-

8). ホストOS のログイン時のユーザが「vboxusers」グループに追加されているか確認:

-

「USB 機能」を使えるようにするには、「VirtualBox」のインストール後に「vboxusers」グループに、現在使用しているユーザを追加します:

ちなみに、VirtualBox インストーラは、「Oracle VM VirtualBox」に必要な USB 機能をサポートするため、「VirtualBox」のインストール中にシステムユーザグループ「vboxusers」を作成します。

VirtualBox ゲスト OS から USB デバイスを使用するシステム ユーザは、このグループに参加する必要があります。

VirtualBox」のインストール後にカーネルの更新があると、この「vboxusers」グループへの参加が解除される場合があります。

-

(1). 現在、ログイン時のユーザが属するグループを確認:
$ id
uid=1000(ubn) gid=1000(ubn) groups=1000(ubn),4(adm),24(cdrom),27(sudo),30(dip),46(plugdev),122(lpadmin),132(lxd),133(sambashare)

もしくは、

$ id ubn
uid=1000(ubn) gid=1000(ubn) groups=1000(ubn),4(adm),24(cdrom),27(sudo),30(dip),46(plugdev),122(lpadmin),132(lxd),133(sambashare)

→「ubn」はユーザ名で任意です

-

「vboxusers」グループが含まれていれば(リスクの高い)下記の操作は要りません:

-

(2). 含まれていなかったので、ログイン時のユーザを「vboxusers」グループに追加しました:

このコマンドは誤入力するとリスクが高いので、慎重に入力:

$ sudo usermod -a -G vboxusers ubn

→「ubn」はユーザ名で任意です

「-a -G」は「-aG」と入力できますが、入力漏れを防ぐために、わざと分けています:

-

「-a -G」または「-aG」を「-G」と入力すると新規作成になり、「vboxuser」以外に属していた他のグループが消えてしまい、「sudo」が使えなくなり、最悪(今回は、ホスト側の)OS の再インストールになります。入力時は注意。

-

(3). 再起動後に、ログイン時のユーザが属するグループを確認:

「端末」以外のすべてのウィンドウを閉じてから、

$ reboot

-

$ id
uid=1000(ubn) gid=1000(ubn) groups=1000(ubn),4(adm),24(cdrom),27(sudo),30(dip),46(plugdev),122(lpadmin),132(lxd),133(sambashare),138(vboxusers)

→「vboxusers」グループが追加されました

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2-3. 任意:「VirtualBox Extension Pack」をインストール:

-

続けて、機能拡張パッケージをインストールしました。

作業は任意です。

-

→「項番 2-1. 4).」で、インストールされている VirtualBox のバージョンと同じバージョンの「拡張パック」をすでにダウンロード済みです:

-


1). 拡張パックで提供される追加機能:

→リモートで使うなら必要だけど、必要がなければ要らない機能です。

-

2). ファイルマネージャで、「~/ダウンロード/virtualbox/」フォルダを開きます:

フォルダ名は任意なので変わります。

-

3). ダウンロードした、緑色で四角のアイコンの「Oracle_VM_VirtualBox_Extension_Pack-7.0.14-161095.vbox-extpack」をダブルクリック:

virtualbox」(「VirtualBox」マネージャ)をインストールしたことで使える機能です:

-

4). 「VirtualBox」マネージャが起動されて、ダイアログが表示:

古いバージョンの機能拡張パッケージがインストールされています。アップグレードしますか?

→「アップグレード」をクリック

-

5). ライセンス画面が表示:

一番下までスクロール:

→「同意します」をクリック

→パスワード入力:

-

6). 「VirtualBox」マネージャの画面に戻りました:

-

7). 「機能拡張」がインストールされたか確認:

左側の「ツール」をクリックして、その右側の「横3本線」ボタンをクリック→「機能拡張」

-

「機能拡張」がインストールされたか確認できます:

→バージョンを確認:

-

左側の「ツール」の右側の「横3本線」ボタンをクリック→「ようこそ」

→元の画面に戻りました:

-

仮想マシン」のひとつをクリック:

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3. 「Xubuntu 22.04 LTS」に、最新の「Vagrant 2.4.1」をインストール:

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参考:

Vagrant 実践編1:「Ubuntu 22.04」の「仮想マシン」作成と「Box」の共有〈H170-2〉

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3-1. 最新の「Vagrant 2.4.1」をダウンロード:

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1). 最新の「Vagrant」をダウンロード:

ダウンロードのサイト:

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vagrant_2.4.1-1_amd64.deb

vagrant_2.4.1_SHA256SUMS

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2). チェックサムが同じか確認:

$ cd ~/ダウンロード/
$ sha256sum vagrant_2.4.1-1_amd64.deb
7d379e99eb757b81f31993634b34a3317d2b79607e2a20dab9b7071f4b278810  vagrant_2.4.1-1_amd64.deb

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3-2. 「Vagrant 2.4.1」をインストール:

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1). 「.deb」ファイルから「Vagrant」をインストール:

$ sudo chown _apt /var/lib/update-notifier/package-data-downloads/partial/

-

$ cd ~/ダウンロード/
$ sudo apt install ./vagrant_2.4.1-1_amd64.deb
:
以下のパッケージはアップグレードされます:
  vagrant
アップグレード: 1 個、新規インストール: 0 個、削除: 0 個、保留: 0 個。
:
.../vagrant_2.4.1-1_amd64.deb を展開する準備をしています ...
vagrant (2.4.1-1) で (2.4.0-1 に) 上書き展開しています ...
vagrant (2.4.1-1) を設定しています ...

-

ちなみに、「sudo chown _apt ...」は、インストール時に下記の警告が表示されるので、その回避策です:
N: ファイル '/home/ubn/ダウンロード/vagrant_2.4.1-1_amd64.deb' がユーザ '_apt' からアクセスできないため、ダウンロードは root でサンドボックスを通さずに行われます。 - pkgAcquire::Run (13: 許可がありません)

→これは既知のバグです (This is a known bug)

-

2). インストールされたか確認:

$ apt list vagrant -a
vagrant/now 2.4.1-1 amd64 [インストール済み、ローカル]
vagrant/jammy,jammy 2.2.19+dfsg-1ubuntu1 amd64

→「ローカル」の表示に注目:

-

バージョンを確認:
$ vagrant --version
Vagrant 2.4.1

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3). ホストOS を再起動:

「端末」以外のすべてのウィンドウを閉じてから、

$ reboot

-

-


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4. 「Vagrant」で「仮想マシン」を立ち上げて確認:

-

1). 「仮想マシン」の立ち上げ:

$ cd ~/ダウンロード/vm/endeavour-base-jp/
$ vagrant up

-

2). 「仮想マシン」が立ち上がったら、「ssh 接続」:

$ cd ~/ダウンロード/vm/endeavour-base-jp/
$ vagrant ssh

-

3). 作成した「mine」ユーザで操作:

[vagrant@vagrant ~]$ su - mine
Password:     ←(mine ユーザを作成したときのパスワード)
[mine@vagrant ~]$ 

→プロンプトが変わりました

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4). sudo が使えるか確認:

[mine@vagrant ~]$ sudo date
[sudo] password for mine:      ←(mine ユーザを作成したときのパスワード)
2024年  2月  5日 月曜日 09:21:59 JST

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5. 「仮想マシン」にて「GuestAdditions」を再インストール:

-

「GuestAdditions」を再インストールする手順は「こちら」を参照:

再インストールは、「仮想マシン」の端末から実行しました。

-

→結果が改善。「クリップボードの共有機能」が有効になりました:

-

1). 再インストール後の確認:

-

(1). ホストOS の再起動後、GUI の「ログイン」画面で、ログイン

→デスクトップ画面表示のときに、一瞬だけ表示される、下記のエラー通知が表示されなくなりました:

VBoxClient: the VirtualBox kernel service is not running. Exiting.

-

(2). Windows+Enter で「端末」を起動:
[mine@vagrant ~]$ ls
Desktop  Documents  Downloads  Music  Pictures  Public  Templates  Videos
(3). 上記の表示を、マウスで範囲選択 →右クリック→「コピー」を選ぶか「C」キー

-

(4). ホストOS のテキストエディタで、Ctrl+V 、または、マウスの中央ボタンで貼付け:
[mine@vagrant ~]$ ls
Desktop  Documents  Downloads  Music  Pictures  Public  Templates  Videos

→上記がテキストファイルに貼付けできました

-

(5). 「仮想マシン」の「端末」にて動作を確認:

-

仮想マシン」のホームを確認:
[mine@vagrant ~]$ ls -1Ap
.Xauthority
.anthy/
.bash_history
.bash_logout
.bash_profile
.bashrc
.cache/
.config/
.dmrc
.gtkrc-2.0
.local/
.mozilla/
.themes/
.vboxclient-clipboard-tty7-control.pid          ←(動作しました)
.vboxclient-clipboard-tty7-service.pid          ←(動作しました)
.vboxclient-display-svga-x11-tty7-control.pid   ←(動作しました)
.vboxclient-display-svga-x11-tty7-service.pid   ←(動作しました)
.vboxclient-draganddrop-tty7-control.pid        ←(動作しました)
.vboxclient-draganddrop-tty7-service.pid        ←(動作しました)
.vboxclient-hostversion-tty7-control.pid        ←(動作しました)
.vboxclient-seamless-tty7-control.pid           ←(動作しました)
.vboxclient-seamless-tty7-service.pid           ←(動作しました)
.vboxclient-vmsvga-session-tty7-control.pid     ←(動作しました)
.xprofile
.xsession-errors
.xsession-errors.old
Desktop/
Documents/
Downloads/
Music/
Pictures/
Public/
Templates/
Videos/

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仮想マシン」の id を確認:
[mine@vagrant ~]$ id
uid=1001(mine) gid=1001(mine) groups=1001(mine),3(sys),981(rfkill),998(wheel)

-

(6). 「ホストOS」の「端末」にて確認:
ubn@ubn-box:~/ダウンロード/vm/endeavour-base-jp$ id
uid=1000(ubn) gid=1000(ubn) groups=1000(ubn),4(adm),24(cdrom),27(sudo),30(dip),46(plugdev),122(lpadmin),132(lxd),133(sambashare),138(vboxusers)

→「vboxusers」に注目:

「vboxusers」グループは、ホストOS に接続された「USB」デバイスをゲストOS で認識するときに必要です

なので、「クリップボードの共有機能」とは直接関係ないみたいな気がします

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-


2). 「エラー通知」の解消、および、「クリップボード共有」機能の改善で行ったこと:

たぶん、「エラー通知」の解消で「クリップボード機能」が改善されたと思います:

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ホストOS 側:
  1. 「ホストOS」のシステム更新で、たまたま、「カーネルの更新」があったこと:

  2. VirtualBox 7.0.14」と「VirtualBox Extension Pack」のアップデート:

  3. Vagrant 2.4.1」にアップデート:

  4. 「vboxusers」グループをログインユーザに追加:

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仮想マシン」側:
  1. 仮想マシン」のシステム更新で、たまたま、「カーネルの更新」があったこと:

  2. 仮想マシン」にて「GuestAdditions」のビルドのためのツールを再インストール:

  3. 仮想マシン」にて「GuestAdditions」を再インストール:

-

  • すべての作業完了後に、ホストOS の再起動:

-

行った項目が多すぎて、どれが有効だったか、わかりません:

わかっているのは、「仮想マシン」にて「GuestAdditions」を再インストールしただけでは、改善されなかったということ:

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合わさっての効果みたいなので、確実なやり方がわからないのがつらいところ:
→「ホストOS」と「仮想マシン」のシステム更新で、たまたま、両方で「カーネルの更新」があったのは、大きそう

もし、タイミングを合わせるなら、更新が長い、ホストOS 側の「LTS のカーネル」の更新に合わせて、他の項目を保留して、すべて合わせて実行するのが(気が長い話で難しいけど)確実かな。

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-


3). 追記: 確実に「GuestAdditions」をインストールできるやり方が見つかりました:

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ホストOS 側の「Vagrant」のインストール時に、「vagrant-vbguest」プラグインをインストールしておくと、 (自動でバージョンをチェックして)「GuestAdditions」をインストールしてくれます。

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(1). 「vagrant-vbguest」プラグインのインストール:
$ vagrant plugin install vagrant-vbguest

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(2). プラグインをインストールすると、「vagrant up」や「vagrant reload」時、及び「vagrant vbguest」実行時に

「Guest Additions」のバージョンをチェックして、 自動で「Guest Additions」のインストールが行われます

なので、手動でインストールしなくても簡単に「クリップボードの共有」機能などが動くと思います。

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(3). プラグインをインストールしていれば、今までの作業(投稿)はだいぶ楽だったろうと思います。

→苦労したから、ありがたみがわかるのかな。

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6. 「仮想マシン」の「GuestAdditions」の再インストールに成功したことで気づいたこと:

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「GuestAdditions」のインストールが成功して、下記の「エラー通知」が表示されず、うまく機能すると、

クリップボードの共有」機能だけでなく、「リアルタイムの自動解像度の調整」ができるようになりました:

VBoxClient: the VirtualBox kernel service is not running. Exiting.

→上記が表示されなくなると、「VBoxClient」が機能するからみたい:

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ただし、「仮想マシン」の「Vagrantfile」を修正 して、「vboxsvga」から、「vmsvga」に設定しておきます:

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まとめ

VirtualBox 7.0.14」と「Vagrant 2.4.1」にアップデートしたときに、たまたま、「ホストOS」と「仮想マシン」の両方で「カーネルの更新」があったのは、より多くの項目が実行できたので運が良かったみたい。

おかげで、「クリップボードの共有」機能だけでなく、「リアルタイムの自動解像度の調整」ができるようになりました。

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いつもうまく行くとは限らないので、この「仮想マシン」を「Box」にして、活用するのが良さそうな気がします。

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    目次

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