Linux あれこれ

Linux 関連(一部 Windows11 )の備忘録です。

「ミニPC」(SSD) に、USB 立ち上げで「Xubuntu 24.04 LTS」をインストール〈H171-5〉

登録日: 2024-05-18 更新日: 2024-05-21

前回までで、「ミニPC」の「Windows11」(23H2) にて、「VirtualBox 7.0.16」の「仮想マシン」に 「Xubuntu 24.04 LTS」をインストールして、移行のときに大きな支障(問題)がないか確認しました。

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今回は、いよいよ、「Windows11」(23H2) から「Xubuntu 24.04 LTS」への移行です。

USB 立ち上げで「Xubuntu 24.04 LTS」をインストールしました。

その備忘録です。

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これからメインで使うシステムなので使い勝手を良くするために、前回の投稿よりも細やかな設定を行いました:

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使用したPC は、新しく購入した「Windows 11」のミニPC「MINISFORUM NAB5」です。
プロセッサは「Core i5-12450H」で、メモリ 16GB、SSD 512MB です。 最新のモデルではなく、1年落ちなので、安く買えました。そして、ついに「Linux マシン」化しました。

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(注)リンクを戻るときはブラウザの左上の「←」をクリック
Android スマホであれば「ホーム」ボタン隣の「<」をタップ

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目次

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前回までの作業:

「Windows11」(23H2) の「VirtualBox 7.0.16」に、「Xubuntu 24.04 LTS」をインストール〈H171-4〉

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今回の作業:

  1.  ISO イメージをダウンロード:

  2.  ライブUSB メモリの作成:

  3. 「Xubuntu 24.04 LTS」のインストール:

  4.  時計を「日本語書式」に変更:

  5.  ESR 版の「Firefox」のインストール:

  6.  テキストエディタ「Featherpad」のインストール:

  7.  デスクトップの設定:

  8.  日本語入力:

  9. 「フォント」のインストール:

  10. 「アプリ」のインストール:

  11. 「ゲーム」のインストール:

  12.  気づいたこと:

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「まとめ へ」

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「目次詳細 へ」

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Xubuntu 24.04 LTS の立ち上げ:

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ログイン画面:

→本当は、全画面表示です:

こちらは、LightDM のテストモード でのスクリーンショットです:

ログイン画面の設定 で、「壁紙」を変更して、「時計」を日本語化してパネルの中央に移動しています:

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デスクトップ画面:

→左のウィンドウが「端末」アプリ、右のウィンドウがテキストエディタの「featherpad」で、よく使う組み合わせです:

デスクトップの設定 で、壁紙を変え、パネルを下に移動、パネルにいくつかのアイテムを追加しました:

シンプルですが、使い勝手が良いです。

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アプリの起動に、ショートカットキーを定義:

  • Windows+W キー で、「ブラウザ」(firefox ESR 版) が起動:

  • Windows+Enter で、「端末」(xfce4-terminal) が起動:

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例:

Windows+Enter で、「端末」(xfce4-terminal) を起動:

→ちなみに、「端末」の起動には「Ctrl+Alt+T」、「Ctrl+T」、「Windows+T」も使えます

他のディストリビューションでも使えるのが「Ctrl+Alt+T」です

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→パネルの右下の「ワークスペースの切り替え」で、違う画面を 2つ使えます。

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ウィンドウ画面の操作に、ショートカットキーを定義:

よく使うパターンに設定しているのが、ミソです:

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Windows+「←」

→選択している「ウィンドウ」画面を、画面の「左」にタイル表示:

ちなみに、左側には、「ブラウザ」を置くことが多いです。

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Windows+「→」

→選択している「ウィンドウ」画面を、画面の「右」にタイル表示:

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Windows+「↑」

→選択している「ウィンドウ」画面を、画面の「右上」にタイル表示:

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Windows+「↓」

→選択している「ウィンドウ」画面を、画面の「右下」にタイル表示:

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Windows+「↓」(同じキー)

→タイル表示する前の状態に戻ります:

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電源オフ:

通常のやり方:

→次のメニューで、電源オフ、再起動、ログアウト、等を選択します

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パネルの右端に「アクション」(ユーザ名)ボタンを追加:

→メニューが開くので、電源オフ、再起動、ログアウト、等を選択します

こちらの方が、素早く操作できます:

「端末」操作をしている場合は、「reboot」コマンドで再起動することが多いです:

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Xubuntu」について:

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Ubuntu の公式フレーバー(性格の違う兄弟?)です

Ubuntu ベースの、軽量な「Xfce」デスクトップ環境です。

個人的には使い慣れた環境です。
カスタマイズが色々とできるので、自分にとって使い勝手の良い環境を作れるのが利点です。

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Xubuntu 24.04 LTS」の現在のバージョンを表示:

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ホストOS のバージョン:

2024-05-18 現在

カーネル:

$ uname -r
6.8.0-31-generic

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リリース:

$ cat /etc/lsb-release
DISTRIB_ID=Ubuntu
DISTRIB_RELEASE=24.04
DISTRIB_CODENAME=noble
DISTRIB_DESCRIPTION="Ubuntu 24.04 LTS"

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Xubuntu 24.04 LTS」が、「x11」と「Wayland」のどちらで動作しているか、の確認:
$ echo $XDG_SESSION_TYPE
x11

→「Wayland」ではなく、「x11」で動作しています。

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インストールしたときに使ったイメージの確認:
$ cat /var/log/installer/media-info
:
Xubuntu 24.04 LTS "Noble Numbat" - Release amd64 (20240424.2)

→行末の改行が足りないので、画面が乱れます

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1. iso イメージをダウンロード:

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ライブUSB メモリを作成するために、事前に iso イメージのダウンロードが必要です:

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前回 の作業で、すでにダウンロード済みです:

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2. ライブUSB メモリの作成:

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2-1. 作成に使う、最新の「Rufus」ツールをダウンロード:

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ダウンロードしながら、および、ダウンロードした「.iso」イメージ ファイルを使い、起動可能な USB ドライブを作成できます:

様々な OS のブート USB を作成できます。

インストールは要らず、ダウンロードした「実行ファイル」を起動するだけで使えます。

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Rufus ダウンロード(公式)

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「窓の社」から最新の「Rufus」をダウンロード:

Rufus

→「rufus-4.4.exe」

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2-2. ライブUSB メモリの作成:

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1). 「Rufus」ツールの起動:

エクスプローラを起動:

C:\Users\user\ダウンロード\

→「rufus-4.4.exe」を右クリック→「開く」

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許可しますか?

→「はい」

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「オンラインで行われるアップデートの自動確認機能を有効にしますか?」画面:

→「はい」

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アプリ画面表示:

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2). 「ブートの種類:」の右にある「選択」をダブルクリック

事前にダウンロードした、

「C:\Users\user\Downloads\Xubuntu\xubuntu-24.04-desktop-amd64.iso」を選んで、

→右下の「開く」

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3). 「USB メモリ」を挿入:

→自動で、「デバイス」が USB メモリの「E:」になりました。

システムの環境で違います。

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4). 「スタート」をクリック:

「ISO Hybrid イメージの検出:」画面:

「ISO イメージモードで書き込む(推奨)」にチェック:

→「OK」

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「ダウンロードが必要です」画面:

ライブUSB メモリの作成に必要な一部の機能が古いので、新しいバージョンのダウンロードを行うかを聞いています:

→「はい」

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状態:

https://rufus.ie/files/grub-2.12/core.img をダウンロードしました。」

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「データは消去されます。」画面:

→「はい」

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5). 実行中:

状態:

ISO ファイルをコピー中

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6). 完了しましたが、完了したことがわかりづらい画面です:

フォーマットが「FAT32」になりました。

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状態:

準備完了

→元の画面に戻りました:

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もう一度、「スタート」をクリックすると、作成のやり直しになるので注意:

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→右下の「閉じる」

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7). 参考: USB メモリの状態を確認:

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(1). 「Windows」ボタンを右クリック→「ディスクの管理」

「ディスク0」が「SSD」で、Windows11 のシステムです:

「ディスク1」が作成した「USB メモリ」です:

→「FAT32」フォーマットがひとつです

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(2). エクスプローラで USB メモリを確認:

→「boot」と「EFI」のフォルダがあることに注目。UEFI 立ち上げ可能です。

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3. データの退避:

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Xubuntu 24.04 LTS」のインストールを行うと、「Windows11」に保存していたデータは削除されます。 なので、大事なデータは事前に外部に退避しておきます。

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参考: 今回は、Gmail の「下書き」としてクラウドに(一時的に)保存しました:

(1). 任意のフォルダにファイルをまとめて、右クリック→「ZIP ファイルに圧縮する」

(2). Gmail にて、→自分宛に、メールを新規「作成」→添付ファイルとして「ZIP ファイル」を指定:

(3). 送信せずに、右上の「x」で閉じます:

→メールの「下書き」として自動的に保存されます:

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(4). インストール後の「Xubuntu 24.04 LTS」にて、Gmail にサインイン:

(5). 「下書き」があるので、それを開いて、添付ファイルをダウンロード:

(6). ダウンロードの済んだ「下書き」は削除します:

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コツ: 「添付ファイル」のサイズは上限があるので、分割して、「下書き」として保存します:

→ちなみに、こちらのファイルは、ブログに使った画像ファイルです。サイズの大きなスクリーンショットPNG でなく、それをアップできるように小さくした JPG なので、投稿ごとに複数の画像をまとめられました。

また、すでにブログ(下書き含む)にアップしている画像なので、念のための保存になります。

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恒久的に保存するのであれば、「Google ドライブ」等を経由するか、USB メモリ等に保存するのが良いと思います

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4. 「Xubuntu 24.04 LTS」のインストール:

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1). ライブUSB メモリをセットして、PC の電源をオン:

画面真っ暗になったら、「F7」キーを連打します。

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2). ブートデバイスの選択画面が表示:

                Please Select boot device:

Windows Boot Manager (KINGSTON OM8PGP4512Q-A0)
UEFI: VerbatimSTORE N GO PMAP, Partition 1 (VerbatimSTORE N GO PMAP)
Enter Setup

→2番目の「UEFI: VerbatimSTORE …」(USB メーカーと製品名)を選択して、Enter

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使用した USB メモリによって表示される内容は異なります:

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3). ブート選択画面が表示

→デフォルトの選択のまま待つか、Enter

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4). ライブ立ち上げの「デスクトップ」画面が「フルHD」で表示されました:

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参考: ちなみに、ライブ立ち上げ時の解像度を確認すると、

左上の「メニュー」(ねずみアイコン) →右: 「Settings」 →左: 「Display」

→「1920x1080」になっています。

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5). デスクトップにある「Install Xubuntu 24.04 LTS」アイコンをダブルクリック:

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6). 「Welcome to Xubuntu」画面が表示:

Choose your languge:

→「日本語」を選択:

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日本語で表示:

→右下の「Next」をクリック

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7). 「キーボードレイアウト」:

キーボードレイアウトを選択してください

「日本語」 ←(自動で選択)

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「キーボード入力をここで試してください」→ @@ を入力して確認

→右下の「Next」をクリック

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8). 「ネットワークに接続」:

インターネットの接続方法を選択してください

- 有線接続を使用
- Wi-Fi デバイスが見つかりません(グレー表示)
- 今はインターネットに接続しない

→「有線接続を使用」にチェック(自動で選ばれています)

→右下の「Next」をクリック

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ちなみに、無線接続できるはずですが、

Wi-Fiバイスが見つかりません」とグレー表示されています

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9). 「インストールの種類」:

Xubuntu をインストールしますか?

- 対話式インストール
- 自動インストール

→上の「対話式インストール」にチェック(自動で選ばれています)

→右下の「Next」をクリック

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10). 「アプリケーション」:

開始時にどのアプリをインストールしますか?

→下の「Xubuntu Desktop」にチェック(自動で選ばれています)

→右下の「Next」をクリック

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11). 「コンピューターを最適化」:

推奨するプロプライエタリなソフトウェアをインストールしますか?

- グラフィックとWi-Fi機器用のサードパーティ製ソフトウェアをインストールする
- 追加のメディアフォーマット用のサポートをダウンロードしてインストールする

→両方にチェック

→右下の「Next」をクリック

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12). 「ディスクのセットアップ」:

どうやって Xubuntu をインストールしますか?

- ディスクを削除して Xubuntu をインストールする
- 手動パーティショニング

→「ディスクを削除して Xubuntu をインストールする」にチェック

→右下の「Next」をクリック

-


13). 「アカウントの設定」:

あなたの名前:         任意
コンピューターの名前:  任意
ユーザー名の入力:     任意
パスワードの入力:     任意
パスワードの確認:     任意
「ログイン時にパスワードを要求する」にチェック

「ログイン時にパスワードを要求する」にチェック

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すべての項目に緑色のチェックが付いたら、

→右下の「Next」をクリック

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14). 「タイムゾーンを選択してください」:

現在地    Tokyo (Tokyo, Japan)

タイムゾーン Asia/Tokyo

→右下の「Next」をクリック

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15). 「インストールの準備完了」:

これまでの選択を確認してください

→右下の「インストール」をクリック

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16). 「Xubuntu 24.04 LTS」:

インストール中:

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17). 「インストールが完了しました」:

→ 「今すぐ再起動」をクリック

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18). 問題1: インストール完了後の再起動で、「xubuntu」のロゴ画面のまま、変化なし:

回避策: →下記の表示はありませんが、Enter キーを押すと再起動されました:
Please remove the installation medium, then press ENTER:

→「Enter キー待ち」だったようです:

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「ライブUSB メモリ」の問題のようです:

ライブUSB メモリで立ち上げで、電源オフするときに同じ現象になります:

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19). ログイン画面が表示

→パスワード入力

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20). デスクトップ画面が表示:

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左上の「メニュー」(ねずみアイコン)をクリックすると、

→デフォルトは、右に「カテゴリ」(グループ)があります:

慣れないと使いづらいので、変更しました

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5. インストール後の「システム更新」:

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自動で「システム更新」が来ないので、コマンドで「システム更新」を実施しました:

ちなみに、ブラウザを使えるようにすれば、こちらの「ブログ」からコマンドを貼り付けたりできます。

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1). Ctrl+Alt+T で「端末」を起動:

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2). 確認:

$ uname -r
6.8.0-31-generic

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$ cat /etc/lsb-release
DISTRIB_ID=Ubuntu
DISTRIB_RELEASE=24.04
DISTRIB_CODENAME=noble
DISTRIB_DESCRIPTION="Ubuntu 24.04 LTS"

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3). リポジトリの同期:

$ sudo apt update
:
ヒット:1 http://security.ubuntu.com/ubuntu noble-security InRelease            
ヒット:2 http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu noble InRelease                   
取得:3 http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu noble-updates InRelease [89.7 kB]
ヒット:4 http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu noble-backports InRelease
89.7 kB を 3秒 で取得しました (33.6 kB/s)
パッケージリストを読み込んでいます... 完了
依存関係ツリーを作成しています... 完了
状態情報を読み取っています... 完了        
パッケージはすべて最新です。

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4). パッケージの更新:

$ sudo apt upgrade
:
パッケージリストを読み込んでいます... 完了
依存関係ツリーを作成しています... 完了        
状態情報を読み取っています... 完了        
アップグレードパッケージを検出しています... 完了
アップグレード: 0 個、新規インストール: 0 個、削除: 0 個、保留: 0 個。

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5). 再起動:

$ reboot

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6). ログイン画面:

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7). デスクトップ画面:

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6. 時計を「日本語書式」に変更:

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問題2: ロケールは日本語ですが、時刻や曜日の表示が日本語ではありません:

インストーラが新しくなりましたが、その検証が足りないようです:

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1). 日時の確認:

$ date
:
Wed May  8 10:35:35 JST 2024

→英語の書式です

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2). GUI で、日本語書式への変更:

メニュー →「設定マネージャ」→「言語サポート」

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「地域フォーマット」タブ:

「English」→「日本語」

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→「システム全体に適用」をクリック

→「閉じる」

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3). 再起動:

$ reboot

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4). 日時の確認:

$ date
2024年  5月  8日 水曜日 10:56:23 JST

→日本語になりました

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$ locale
:
LANG=ja_JP.UTF-8
LANGUAGE=ja_JP:en
LC_CTYPE="ja_JP.UTF-8"
LC_NUMERIC=ja_JP.UTF-8
LC_TIME=ja_JP.UTF-8
LC_COLLATE="ja_JP.UTF-8"
LC_MONETARY=ja_JP.UTF-8
LC_MESSAGES="ja_JP.UTF-8"
LC_PAPER=ja_JP.UTF-8
LC_NAME=ja_JP.UTF-8
LC_ADDRESS=ja_JP.UTF-8
LC_TELEPHONE=ja_JP.UTF-8
LC_MEASUREMENT=ja_JP.UTF-8
LC_IDENTIFICATION=ja_JP.UTF-8
LC_ALL=

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5). パネルの右にある「時計」の曜日が日本語になりました:

05/08 (水) 10:59

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7. 問題3: ロック画面を解除すると、必ず「ディスプレイの設定」画面が 2つ表示されます:

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ロック画面を解除したときの画面:

→必ず「ディスプレイの設定」画面が 2つ表示されます:

わかりづらいので、画面をズラシていますが、本当は、ピッタリと重なって表示されます。

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なぜ「ディスプレイの設定」画面が表示されるのかわかりませが、どうもデバッグ用みたいな気がします。

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動作に支障はありませんが、解除のたびにウィンドウを「閉じる」操作が 2回必要なのは面倒です:

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  • ブランク画面になるまでの時間は下記で設定されています:

メニュー→「設定マネージャ」→「電源管理」→「表示」タブ

ブランクになるまでの時間: 15 分
スリープするまでの時間: 20 分

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回避策: 「ディスプレイ」の設定を変更してみる:

メニュー→「設定マネージャ」→「ディスプレイ」

「詳細」タブ

新しいディスプレイが接続されたとき: 「ダイアログを表示」→「何もしない」に変更

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確認:

メニュー→右上の「ロック」(鍵のアイコン)ボタン

パスワードを入力して、ロックを解除:

→「ディスプレイ」の設定が表示されなくなりました

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8. ESR 版の「Firefox」のインストール

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1).ブラウザを起動:

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2). 「Firefox ESR ダウンロード 」ページを開きます:

ご利用の言語でダウンロードする Firefox ブラウザー を選択してください:

こちらをダウンロードしようとしています:  
ブラウザー:    Firefox Extended Support Release
プラットフォーム:   Linux 64-bit
言語:     Japanese — 日本語

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3). 「今すぐダウンロード」ボタンをクリック:

2024-05-12 現在:

~/ダウンロード/firefox-115.10.0esr.tar.bz2

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4). ターミナルを開き、ダウンロードしたファイルが保存されたフォルダーへ移動:

$ cd ~/ダウンロード/

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5). ダウンロードしたファイルを展開:

$ tar xjf firefox-*.tar.bz2

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6). 展開した Firefox フォルダーを /opt に移動します:

$ sudo mv firefox /opt
$ ls /opt
firefox

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7). Firefox の実行ファイルへのシンボリックリンクを作成

$ sudo ln -s /opt/firefox/firefox /usr/local/bin/firefox

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8). デスクトップファイルのコピーをダウンロード

$ sudo wget https://raw.githubusercontent.com/mozilla/sumo-kb/main/install-firefox-linux/firefox.desktop -P /usr/local/share/applications
:
firefox.desktop     100%[===================>]     608  --.-KB/s    in 0s      

2024-05-12 22:52:54 (7.13 MB/s) - ‘/usr/local/share/applications/firefox.desktop’ へ保存完了 [608/608]

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9). システムを再起動:

$ reboot

一度、再起動しないとESR 版が起動されませんでした。

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10). 正しくインストールされたことを確認:

$ firefox --version
Mozilla Firefox 115.10.0esr

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$ whereis firefox
firefox: /usr/bin/firefox /etc/firefox /usr/local/bin/firefox /snap/bin/firefox

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11). 参考: snap 版「Firefox」を削除しました:

ESR 版の「Firefox」を使う場合は、既存の Snap 版の「Firefox」は削除できます。 そのままにしておくと更新が多いので、リソースも時間もムダです。

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(1). 削除:
$ sudo snap remove firefox
:
firefox removed

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(2). 確認:
$ snap list
:
Name                       Version          Rev    Tracking         Publisher   Notes
bare                       1.0              5      latest/stable    canonical✓  base
core22                     20240408         1380   latest/stable    canonical✓  base
firmware-updater           0+git.5007558    127    latest/stable/…  canonical✓  -
gnome-42-2204              0+git.510a601    176    latest/stable/…  canonical✓  -
gtk-common-themes          0.1-81-g442e511  1535   latest/stable/…  canonical✓  -
snap-store                 0+git.97116aa    1134   latest/stable/…  canonical✓  -
snapd                      2.62             21465  latest/stable    canonical✓  snapd
snapd-desktop-integration  0.9              157    latest/stable/…  canonical✓  -
thunderbird                115.10.1-1       470    latest/stable/…  canonical✓  -

-

-


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9. テキストエディタ「Featherpad」のインストール:

-

個人的によく使うテキストエディタなので、早めにインストールしました:

-

featherpad は、Markdown のハイライトが見やすいです。 背景を黒(ダーク系)に設定すると空白(半角スペース)やTab が見やすいです。

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1). インストール:

$ sudo apt install featherpad
:
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  featherpad featherpad-l10n

→バージョンにより言語パッケージが別れています。今回は言語パッケージが一緒にインストールされました。

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確認:

$ apt list featherpad*
:
featherpad-l10n/noble,now 1.4.1-0ubuntu4 all [インストール済み、自動]
featherpad/noble,now 1.4.1-0ubuntu4 amd64 [インストール済み]

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2). バージョンの確認:

$ featherpad --version
FeatherPad 1.4.1

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3). 起動:

メニュー →「アクセサリ」→「FeatherPad」

→日本語化されています。

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4). システムのロケールの確認:

「項番 6.」にて、日本語の書式に変更後の値です:

$ locale
:
LANG=ja_JP.UTF-8
LANGUAGE=ja_JP:en                   ←(注目)
LC_CTYPE="ja_JP.UTF-8"
LC_NUMERIC=ja_JP.UTF-8
LC_TIME=ja_JP.UTF-8
LC_COLLATE="ja_JP.UTF-8"
LC_MONETARY=ja_JP.UTF-8
LC_MESSAGES="ja_JP.UTF-8"
LC_PAPER=ja_JP.UTF-8
LC_NAME=ja_JP.UTF-8
LC_ADDRESS=ja_JP.UTF-8
LC_TELEPHONE=ja_JP.UTF-8
LC_MEASUREMENT=ja_JP.UTF-8
LC_IDENTIFICATION=ja_JP.UTF-8
LC_ALL=

→「FeatherPad」は「LANGUAGE=」で翻訳のロケールを決めています。

Xubuntu 20.04.2 LTS 」ではシステムの設定が「LANGUAGE=ja」になっているため、翻訳ファイル名との対応が取れず、日本語化されないので手間取りました。「Xubuntu 22.04.1 LTS 」では「LANGUAGE=ja_JP」に変更されていて、手間がかかりませんでした。

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6). 翻訳ファイルの配置の確認:

$ ls /usr/share/featherpad/
help  help_ca  help_ja  help_pt_BR  translations

→ヘルプファイルを翻訳しているのは日本、カナダ、ブラジルのみ:

残念ながら、翻訳時のコメントに気づかないと作成されることはありません

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$ ls /usr/share/featherpad/translations/ | grep ja
featherpad_ja.qm

→アプリの言語指定が「_ja」に変更されました。

→バージョン 0.15.0 以前は「help_ja_JP」なので注意。

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7). 設定:

設定はクセがありますが、マウスを持っていくとコメントが表示されるので、それに従えば難しくありません。

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(1). 挿入する日付の書式:
yyyy-MM-dd hh:mm

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編集→「日付と時刻を貼り付け」

2024-05-16 14:25

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(2). 開いていたファイルを起動時に開く設定にします:

オプション →設定 →「ファイル」タブ

「最後のウィンドウのファイルを開いて起動する」にチェック

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(3). フォントを「MiguMix 1M」に変更する場合:

オプション →フォント

「プログラミング用フォント」のチェックを外します

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フォント: 「Noto Sans Mono CJK JP」→「MiguMix 1M」

サイズ: 「 11」に変更

→フォントが細身で、横幅が狭くなるので、太字に見えていたフォントがスッキリして見やすくなりました。

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(4). フォントを「源ノ角ゴシック Code JP」に変更する場合:

オプション →フォント

「プログラミング用フォント」のチェックを外します

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フォント: 「Noto Sans Mono CJK JP」→「源ノ角ゴシック Code JP」

サイズ: 「 9」に変更

→こちらのフォントは、サイズを小さくしても英数字が小さくならないので、文字が見やすいのが特徴です。 サイズを小さくすることで、多くの情報を確認できます。

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8). ヘルプファイルの活用:

「FeatherPad」のヘルプファイルは 「テキストファイル」なので備忘録などに利用できます:

Ctrl+H ですぐに呼び出せ、色違いで、「書き込み保護」されていることが利点です。 ヘルプ以外の用途(備忘録、よく使うコマンドの貼り付け用)にも使えます。

$ sudo mousepad /usr/share/featherpad/help_ja

↓ ファイルの先頭部分に、備忘録を追記:

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## 個人的な備忘録

1. 「Visual Studio Code」をGPU オフで起動:
$ code --disable-gpu
→起動すると表示がおかしくなるときに使えます。
「ハードウェアアクセレータを使わない」設定での起動です。

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→管理者での編集だと日本語入力できないので、事前に文章を作っておいて貼り付けるとよいです。

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ヘルプ →ヘルプ:

→ヘルプファイルの表示は色違いになります。Ctrl+H でも表示可能。

ヘルプの先頭に追記しておけば、すぐ確認できるし、いつでも消せます。

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9). ファイル履歴を消せない時:

ファイル →「最近更新したファイル」→「消去」にて、ファイル履歴が消去できない場合:

~/.config/featherpad/fp.conf を削除か、リネーム

$ rm -r ~/.config/featherpad/fp.conf

設定はクリアされるので、再度設定し直します。

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10. デスクトップ等の設定:

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パネルを使い慣れた設定に変更:

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「メニュー」の「設定」のメニューがなくなり、その代わりに「設定マネージャ」のメニューが使えます:

「メニュー」を表示したときの、右上の「設定マネージャ」のボタンと同じ機能です:

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10-1. パネルの「メニュー」 (Whisker Menu) の設定を変更:

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パネルの「メニュー」(ねずみ)ボタンを右クリック→「プロパティ」

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1). 「全般」(General)タブ

上段の 3つのボタンにて、「Show as list」をチェック

「カテゴリ名を表示する」にチェック

「アプリケーションの説明を表示する」のチェックなしに変更

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2). 「外観」タブ

メニュー:

「カテゴリを左に表示する」(Position categories on left) にチェック

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パネルボタン(Panel Button):

表示: 「アイコン」に変更

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→「閉じる」

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10-2. メニューの「お気に入り」カテゴリにアプリを登録:

→メインメニューに「Whisker Menu」アイテムが使われており、「お気に入り」カテゴリにアプリを登録できます。

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1). よく使うアプリを一度実行します。

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2). メニューの「最近使ったもの」カテゴリにアプリが登録されます。

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3). そのアプリ名を右クリック →「お気に入りに追加」

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10-3. パネルに「ランチャー」などのアイテムを追加:

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よく使うアプリをインストールしてから設定すると、2度手間になりません:

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画面の上のパネルバーの空きで右クリック →パネル →パネルの設定

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「パネル 1」を選んでおきます:

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「アイテム」タブ

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1). パネルにアイテムの「ランチャー」を 複数追加:

  • 複数の「アイテム」を追加して、並び順を変更しやすくしました

  • 複数インストールした「テキストエディタ」アプリをひとつの「ランチャー」にまとめました:

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アイテムの追加後に、アイテムを任意の位置に移動:

→「スパナ」アイコン →「+」でアプリを選んで「+追加」、 「ランチャー」にアプリを登録できます:

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  • Wisker Menu
  • ランチャー(Firefox Web Browser)
  • ランチャー(Thuynar ファイルマネージャ)
  • ランチャー(Xfce 端末)
  • ランチャー(Featherpad、Mousepad、gedit) ★複数を登録
  • ランチャー(スクリーンショット
  • ウィンドウボタン
  • セパレーター(透明)

★ひとつの「ランチャー」に複数のアプリを登録すると、1番上の「Featherpad」がデフォルトで、 残りのエディタなどはメニューから選択になります。

→設定時の並びを変えるだけで、デフォルトのアプリを変更できて便利です。

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2). アイテムの「ワークスペーススイッチャー」を追加:

アイテムの追加後に、アイテムを任意の位置に移動:

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仮想画面です。2つに変更しました:

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パネルのアイコンを右クリック →「ワークスペースの設定」:

ワークスペースの数: 「2」に変更

→「閉じる」

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3). パネルにアイテムの「CPU グラフ」を追加して、CPU 負荷を表示:

CPU 負荷に応じて、縦棒が振れます:

縦棒をクリックすると「タスクマネージャ」が表示されます:

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「アイテム」タブにて、

「CPU グラフ」を選んで、「+追加」

→「閉じる」

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パネル右端の「CPU グラフ」を右クリック→「移動」

「時計」の右に移動

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パネル右端の「CPU グラフ」を右クリック→「プロパティ」

下記の設定に変更:

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  • CPU グラフ

左の設定画面が「外観」タブ

右の設定画面が「高度な設定」タブ

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4). パネルにアイテムの「アクションボタン」を追加:

電源オフ、再起動、ログアウト、などの操作が楽になります。

パネル右端の「ユーザ名」の部分です:

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アイテムの追加後に、アイテムを任意の位置に移動:
(右端なので、そのまま)

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右クリック →プロパティ:

→「ログアウト…」は特別で、メニューからの選択になります。ひと手間減らしたいので、今回は使っていません。

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動作:

→上記の設定により、画面右上の「ユーザ名」で、「画面のロック、再起動、ログアウト、シャットダウン」ができます。

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10-4. パネルの「時計」の表示を変更:

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1). パネルの右端にある「時計」を右クリック →プロパティ

→「時計」画面:

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時計のオプション:

フォーマット:「カスタム」

その下の入力欄:「 %m/%d (%a) %H:%M」に変更

→「閉じる」

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2). 表示を確認:

05/16 (木) 10:25

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10-5. ウィンドウのタイトルバーに「巻き上げ」ボタンを追加:

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タイトルバーのみにできる、あると便利なボタンです:

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1). メニュー →「設定マネージャー」→「ウィンドウマネージャー」

「スタイル」タブ:

ボタンの配置:

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2). 右下の「表示しない:」にある、「↑」ボタンに注目。

→これは「シェード」ボタンとか「巻き上げ」ボタンとか呼ばれています。

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3). 「↑」ボタンを「表示する」の左端の「逆三角」(▼)の右隣りにドラッグして移動:

→「閉じる」

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4). 「巻き上げ」ボタンの使い方:

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(1). 「端末」を起動:

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(2).ウィンドウタイトルの左の 「↑」ボタンをクリックすると、タイトルバーだけのウィンドウになります

→ウィンドウが重なって、下のウィンドウを邪魔している時に、上側のウィンドウを隠せます。

よく見ると「↑」ではなく、「↓」に変化しています。

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(3). もう一度、クリックすると、元に戻ります。

→ウィンドウのアイコン化と使い分けるとよいです。

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10-6. ショートカットキー: ウィンドウ画面をタイル表示:

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  • 以前は、ウィンドウのタイトルバーをつかんで、上下左右、および 4隅にぶつけることで、タイル表示ができたのですが、単なる移動になりました。

下記のショートカットキーを登録して、使い勝手を良くしました:

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よく使う「ウィンドウの並び」に対応:

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メニュー →「設定マネージャ」→「ウィンドウマネージャー」→「キーボード」タブ

(1/2 画面で、左/右)
  • 「ウィンドウを画面左にタイル表示」を選んで、「編集」 Window + 「←」 => Super + Left

  • 「ウィンドウを画面右にタイル表示」を選んで、「編集」 Window + 「→」  => Super + Right

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(1/4 画面で、右の上/下)
  • 「ウィンドウを画面右上にタイル表示」を選んで、「編集」 Window + 「↑」 => Super + Up

 →左の「'ウィンドウを画面右上にタイル表示' で使う」をクリック

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  • 「ウィンドウを画面右下にタイル表示」を選んで、「編集」 Window + 「↓」  => Super + Down

 →左の「'ウィンドウを画面右下にタイル表示' で使う」をクリック

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→「閉じる」

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もう一度、同じ組み合わせを押せば、元の位置とサイズに戻ります:

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10-7. ショートカットキー: 「Windows + Enter」で端末を起動:

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「端末」を起動する操作が多いので、 「i3-wm」と同じ、「Windows + Enter」でも端末が起動するように、ショートカットキーを追加。

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ショートカットキーを追加:

メニュー →「設定マネージャ」→「キーボード」→「アプリケーションショートカットキー」タブ

左下の「+追加」

コマンド: exo-open --launch TerminalEmulator
ショートカット: [Super] [Return]    ←(Windows+Enter)

→「閉じる」

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10-8. ショートカットキー: 「Windows + W」でブラウザを起動:

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デフォルトで、「Windows + W」でブラウザが起動する設定になっていますが、起動されるのは「snap 版のFirefox」です:

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確認:

メニュー →「設定マネージャ」→「キーボード」→「アプリケーションショートカットキー」タブ

exo-open --launch WebBrowser    Super+W

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「WebBrowser」の対応を「ESR 版のFirefox」に変更:

メニュー →「設定マネージャ」→「デフォルトアプリケーション」→「インターネット」タブ

ウェブブラウザー:

Firefox ウェブ・ブラウザ」→「Mozilla Firefox」に変更

→「閉じる」

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10-9. 任意: 上にあったパネルを画面下に移動:

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この辺りは、好みです。使い勝手の良い方を選ぶと良いです:

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1). すべてのウィンドウを閉じておきます:

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2). 上の(左にねずみがいる)「パネル」の空きで右クリック→「パネル」→「パネルの設定」

「パネルをロックする」のチェックを外します:

→パネルが赤枠で囲まれ、行頭と行末に「縦棒」が表示されます:

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3). マウスでその「縦棒」をつかむと手のひらになるので、そのまま画面下に移動します:

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4). 画面下に移動できたら、先ほどの「パネルの設定」画面にて、

「パネルをロックする」にチェックします:

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→「閉じる」

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参考: もし、パネルを右か左に移動したい場合は、

ロックを解除してから、モードを「垂直」に変更して、移動します:

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11. 参考: デスクトップの壁紙の変更:

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1). 無料のサイトから、壁紙をダウンロードしました: (感謝)

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2). 「~/ダウンロード/壁紙/」フォルダに移動:

好みの画像のファイル名に「★」を付けて、見つけやすくしました:

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3). 「ファイルマネージャ」にて、好みの画像ファイルを右クリック→「壁紙に設定」

→デスクトップの壁紙が変更されました:

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12. 「ログイン画面」の設定:

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「ログイン画面」の設定は、「LightDM」の設定になります。

「ロック画面」の設定は、「Xfce Screensaver」の設定になります。設定できるのはロックするまでの時間くらい。

「ロック画面」は、「ログイン画面」の「デフォルト」時の設定(つまり、デスクトップの壁紙)が使われるようで、背景等の設定ツールはないみたい。

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1). ログイン画面の「壁紙」を変更:

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(1). 画像の準備:
$ sudo cp ~/ダウンロード/壁紙/★chuttersnap-WW9Kxy1VKDU-unsplash.jpg /usr/share/backgrounds/login.jpg

→システムフォルダに置かないと背景が真っ暗になります。任意の画像をコピーしました。

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(2). 画像の指定:

メニュー →「設定マネージャ」 →「LightDM GTK+ Greeter の設定」→パスワード入力

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「LightDM GTK+ Greeter の設定」画面にて:

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「外観」タブ

背景

「画像」にチェック : 「xubuntu-wallpaper.png」→「/usr/share/backgrounds/login.jpg」を指定して、「開く」

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すぐ下の「ユーザーが壁紙を設定している場合は使用する」のチェックを外します

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2). ログイン画面の「時計」の表示を変更:

引き続き、「LightDM GTK+ Greeter の設定」画面にて:

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「パネル」タブ

時刻のフォーマット:

%x (%a) %R

上記に変更

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3). ログイン画面の「時計」をパネルの中央に移動:

引き続き、「LightDM GTK+ Greeter の設定」画面にて:

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「パネル」タブ

インジケータの再定義: 「オン」

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設定前:

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設定後:

「Clock」を「Spacer」の下に移動

「+」で「スペーサー」にチェックして、「追加」

追加した「Spacer」を「Clock」の下に移動

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→「保存」

→「閉じる」

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4). 参考: 設定内容の確認:

$ cat /etc/lightdm/lightdm-gtk-greeter.conf
[greeter]
background = /usr/share/backgrounds/login.jpg
indicators = ~host;~spacer;~clock;~spacer;~session;~language;~a11y;~power
clock-format = %x (%a) %R
user-background = false

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5). ログアウトにて、確認:

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6). 参考: スクリーンショットを撮るために、「lightdm」の画面をデスクトップに表示:

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(1). テストモードを起動:
$ lightdm --test-mode --debug
:
Running inside an X server requires Xephyr to be installed but it cannot be found.  
Please install it or update your PATH environment variable.

和訳:

X サーバー内で実行するには Xephyr をインストールする必要がありますが、
Xephyr が見つかりません。 インストールするか、PATH 環境変数を更新してください。

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(2). パッケージ名を確認:
$ apt search xephyr
:
xserver-xephyr/noble 2:21.1.12-1ubuntu1 amd64
  ネストされた X サーバ

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(3). インストール:
$ sudo apt install xserver-xephyr
:
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  xserver-xephyr

-

(4). テストモードを起動:
$ lightdm --test-mode --debug

→ロック画面が表示:

→(X サーバにより)ひとつの「ウィンドウ」画面として表示。
 全画面表示ができないのが惜しいところ。

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(5). 終了:

→起動した「端末」画面を閉じると、終了できます

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13. ファイルマネージャ「thunar」の設定:

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13-1. 日付の形式を変更

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ファイルマネージャ (thunar) : 日付の形式を変更:

ファイルマネージャ (thunar) を起動

編集 →設定 →「ファイルマネージャーの設定」画面

「表示」タブ

日付

  • 形式: 「今日」→「2024-05-16 20:38:57」に変更

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13-2. USB メモリの自動マウント:

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ファイルマネージャ (thunar) : USB メモリを自動マウントするように設定:

  • 一部のthunar 機能は、リムーバブルメディアの管理をする「gvfs」パッケージがインストールされて、有効にされている場合にのみ使えます。

 (ゴミ箱、リムーバブルメディア、リモートファイルシステムのサポートなど)

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1). 必要なパッケージがインストールされているかの確認:

$ apt list gvfs-fuse gvfs
:
gvfs-fuse/noble,now 1.54.0-1ubuntu2 amd64 [インストール済み、自動]
gvfs/noble,now 1.54.0-1ubuntu2 amd64 [インストール済み、自動]

-


2). ファイルマネージャーの設定

ファイルマネージャ (thunar) を起動

編集 →設定 →「ファイルマネージャーの設定」画面

「詳細」タブ

→「ボリューム管理」→「ボリューム管理を有効にする」にチェック。

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「設定」リンクをクリック→「リムーバフルドライブとメディア」画面→「ストレージ」タブ

「リムーバフルストレージ」

  • 「リムーバフルドライブがホットプラクされたらマウントする」にチェック
  • 「リムーバフルメディアが挿入されたらマウントする」にチェック
  • 「リムーバフルメディアが挿入されたら参照する」にチェック

→「閉じる」

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13-3. 「ここでターミナルを開く」メニューを追加:

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1). フォルダを右クリック→「ここでターミナルを開く」:

→設定済み

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2). フォルダを右クリック→「root で開く」を作成:

-

カスタムアクションの作成:
  1. 「Thunar」を起動

  2. 「編集」→「アクションの設定…」→「カスタムアクション」画面

  3. 右側一番上の「+」ボタン→「アクションの作成」画面

-

「基本」タブ:

名前: root で開く
コマンド: pkexec thunar %f

「登場する条件」タブ:

ファイルのパターン: *
以下を選択した場合に登場する: 「ディレクトリ」と「テキストファイル」にチェック

→「OK」

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13-4. ファイルの圧縮・解凍:

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圧縮ファイルを直接作成・解凍するのではなく File Roller (file-roller) など他のプログラムのフロントエンドとして動作します。

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ファイルの解凍ができるように「file-roller」パッケージをインストール:

$ sudo apt install file-roller
:
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  file-roller libnautilus-extension4

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13-5. 圧縮ファイルを右クリック →「ここで展開」メニューを追加:

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カスタムアクションの作成:

  1. ファイルマネージャ(Thunar)を起動

  2. 「編集」→「アクションの設定…」→「カスタムアクション」画面

  3. 右側一番上の「+」ボタン→「アクションの作成」画面

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1). 「ここで展開 (bzip2) 」の作成:

「基本」タブ:

名前: ここで展開 (bzip2)
コマンド: tar xjf %n

「登場する条件」タブ:

ファイルのパターン: *.tar.bz2;*.tbz2
以下を選択した場合に登場する: 「その他のファイル」にチェック

→「OK」

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2). 「ここで展開 (zip)」の作成:

「基本」タブ:

名前: ここで展開 (zip)
コマンド: unzip %f

「登場する条件」タブ:

ファイルのパターン: *.zip
以下を選択した場合に登場する: 「その他のファイル」にチェック

→「OK」

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3). 「フォルダから tar.gz を作成」の作成:

「基本」タブ:

名前: フォルダから tar.gz を作成
コマンド: tar czvf %n.tar.gz %n

「登場する条件」タブ:

ファイルのパターン: *
以下を選択した場合に登場する: 「ディレクトリ」にチェック

→「OK」

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14. 日本語入力:

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1). 日本語入力できるかの確認:

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テキストエディタを起動:
  • パネルのキーボードアイコン、または「JA」をクリックして「日本語 - Mozc」を選ぶか、

または、

  • Windows+スペース」キーを押してから、

  →「半角/全角」キーを押すと、日本語入力できました:

→パネルの「あ」の色が見やすい水色に変更されていることに注目。

ただし、文字サイズが小さいので見づらいです。

-

2). インストールされている入力メソッドを確認:

「半角/全角」キーを押して、日本語オフにしてから:

$ apt list uim* | grep 済
$ apt list fcitx* | grep 済

→インストールなし

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$ apt list ibus* | grep 済
:
ibus-data/noble,now 1.5.29-2 all [インストール済み、自動]
ibus-gtk3/noble,now 1.5.29-2 amd64 [インストール済み、自動]
ibus-gtk4/noble,now 1.5.29-2 amd64 [インストール済み、自動]
ibus-gtk/noble,now 1.5.29-2 amd64 [インストール済み、自動]
ibus-mozc/noble,now 2.28.4715.102+dfsg-2.2build7 amd64 [インストール済み]
ibus/noble,now 1.5.29-2 amd64 [インストール済み、自動]

→「ibus-mozc」がインストールされていました。

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3). インストールされているmozc 関連を確認:

$ apt list *mozc* | grep 済
:
ibus-mozc/noble,now 2.28.4715.102+dfsg-2.2build7 amd64 [インストール済み]
mozc-data/noble,now 2.28.4715.102+dfsg-2.2build7 all [インストール済み、自動]
mozc-server/noble,now 2.28.4715.102+dfsg-2.2build7 amd64 [インストール済み、自動]
mozc-utils-gui/noble,now 2.28.4715.102+dfsg-2.2build7 amd64 [インストール済み]

→「mozc-utils-gui」もインストールされていました。

-

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4). 任意:「Windows+スペース」では面倒なので、「半角/全角」キーに割当を変更:

パネルの「JA」または、「あ」を右クリック → 設定 →「IBusの設定」画面

-

「全般」タブ:

「次の入力メソッド: space」の右にある「…」をクリック

「Super」のチェックを外して、キーコード「space」の右にある「…」をクリック→「無効」をクリック→「新しいアクセレータ」で「半角/全角」キーを押します。

「適用」ボタンを押します。

→「Zenkaku_Hankaku」に変わりました。

→「OK」

-

これで、「半角/全角」キーで、「JA」、「あ」の切り替えができます。

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5). 任意:「日本語 キーボード」の別々のキーに割当を定義:

  • 「半角/全角」キーだけで日本語オン・オフするなら、この作業は不要です。

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パネルの「JA」または、「あ」を左クリック → ツール →プロパティ →「Mozc プロパティ」画面

-

もしくは、メニュー →「設定」→「Mozc の設定」→「Mozc プロパティ」画面:

「一般」タブ

「初期値に戻す」 →OK

-

キー設定の選択: →「カスタム」を選んで右の「編集…」

→「Mozc キー設定」画面

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左下の「編集」→「定義済みのキーマップからインポート」→「MS-IME」→OK

-

再び、「編集…」(ウィンドウはマウスで広げておくと、作業しやすいです)

上段にある表題の「入力キー」の項目名をクリックして、ソート

-

下記のキーのコマンドを修正:
モード 入力キー コマンド 備考
変換前入力中 Hiragana IME を有効化
変換中 Hiragana IME を有効化
直接入力 Hiragana IME を有効化
入力文字なし Hiragana IME を有効化
:
変換前入力中 Muhenkan IME を無効化
変換中 Muhenkan IME を無効化
直接入力 Muhenkan IME を無効化 エントリーの追加が必要
入力文字なし Muhenkan IME を無効化

-

→OK →OK

→適用 →OK

→「閉じる」

-

これで「あ」を見なくても操作できます:
  • 「ひらがな」キー(Hiragana)で「IME オン」→日本語
  • 「無変換」キー(Muhenkan)で「IME オフ」→英語

(mozc は入力メソッドのオン、オフを別々のキーに簡単に割当てできるのが利点です)

-


6). 日本語入力の操作(まとめ):

- 日本語オン・オフ:  半角/全角  ←(デフォルトの定義)

- 日本語オン:     ひらがな   ←(追加の定義)
- 日本語オフ:     無変換   ←(追加の定義)

-


7). 問題4: システムトレイの「入力メソッド」(ibus-mozc) のアイコンは、見やすい「水色」ですが、以前よりも文字サイズが小さくて見づらくなりました:

-

X11 で動いているので、フォントの色は変更できても、

フォントサイズは変更できるか不明です:

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参考: 使用される画像ファイルは、これぐらいしか見当たらず:
/usr/share/ibus-mozc/ui-hiragana.png
/usr/share/icons/mozc/ui-hiragana.png

-

$ mkdir -p ~/ピクチャ/mozc-test
$ cp /usr/share/icons/mozc/ui-hiragana.png ~/ピクチャ/mozc-test
$ ls -l ~/ピクチャ/mozc-test
:
-rw-r--r-- 1 ubn ubn 377  5月 16 17:49 ui-hiragana.png

→文字の画像を大きくしてやろうと思ったけど、デザインが違うので、これではないみたい。

「システムトレイ」のソースを見て(理解できるかは別にして)確認する必要があるかも

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15. フォントのインストール:

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個人的によく使っているフォントを、インストールしました。 インストールは任意です。

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15-1. 「MiguMix」フォントのインストール:

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テキストエディタ用に使えます。

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「MiguMix」フォントをインストール

$ sudo apt update
$ sudo apt install fonts-migmix
:
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  fonts-migmix

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次のフォントを含みます:

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15-2. 「源ノ角ゴシック Code JP」フォントのインストール:

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  • 日本語と英数字が「1 : 2」ではなく、「2 : 3」の幅になっている変則的な等幅フォントです。

 →日本語と英数字が混在していても「バランスが良く見やすい」ので、テキストエディタでの使用に向いています。

-

  • 「1 : 2」の等幅フォントではないからか「端末」のフォントとしては設定できません。

  • 英数字が大きめになるので、逆にフォントサイズを小さめにするのがオススメです。

  • Manjaro Linux では、AUR の「otf-source-han-code-jp」にてインストールできます。

  • Ubuntu やGalliumOS では、リポジトリに登録がないのでダウンロードが必要です。

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源ノ角ゴシック Code JP (Source Han Code JP) のサイト:

GitHub: Fonts version 2.012R (OTF, OTC)

-

1). 「SourceHanCodeJP.ttc」フォントのダウンロード:

SourceHanCodeJP.ttc

→以下のコマンドでダウンロードします:

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$ mkdir -p ~/ダウンロード/fonts
$ cd ~/ダウンロード/fonts/
$ wget https://github.com/adobe-fonts/source-han-code-jp/releases/download/2.012R/SourceHanCodeJP.ttc
:
2022-08-27 22:34:58 (118 KB/s) - ‘SourceHanCodeJP.ttc’ へ保存完了 [30233664/30233664]

-

確認:
$ ls -1 ~/ダウンロード/fonts/
SourceHanCodeJP.ttc

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2). システム全体で使えるようにインストール:

$ cd ~/ダウンロード/fonts/
$ sudo cp SourceHanCodeJP.ttc /usr/local/share/fonts/

→「源ノ角ゴシック Code JP」フォントが使えるようになりました。

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3). 反映されないときは、「再起動」します:

$ reboot

-

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16. アプリのインストール:

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個人的によく使っているアプリを、インストールしました。 インストールは任意です。

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16-1. ファイアウォール「gufw」のインストール:

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1). 「gufw」のインストール:

$ sudo apt install gufw
:
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  gufw

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2). ファイアウォールの開始:

メニュー →「設定マネージャー」→「ファイアウォール設定ツール」→パスワード入力

「Status: 」ボタンをクリック→オンに変わります。

→盾がカラフルになればOK:

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16-2. 「disks」のインストール:

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ストレージの管理、特にUSB メモリの管理に便利です。

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1). インストールの確認:

$ sudo apt install gnome-disk-utility
:
gnome-disk-utility はすでに最新バージョン (46.0-1ubuntu3) です。

→インストール済みでした。

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2). 起動:

メニュー →「設定マネージャー」→「ディスク」

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3). 内臓の「ディスク」を確認:

使われているのは、Kingston の512GB のNVMe SSD です

→「デバイス名」に注目

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16-3. 「gparted」のインストール:

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ストレージのパーティションの管理に便利です:

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1). インストール:

$ sudo apt install gparted
:
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  gparted gparted-common

-

2). 起動:

メニュー →「システム」→「Gparted」

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3). 内臓の「ディスク」を確認:

→「パーティション名」に注目

こちらの方がパーティション分割の状態が見やすいです:

バイスは右上で指定: /dev/nvme0n1

パーティション1: /dev/nvme0n1p1
パーティション2: /dev/nvme0n1p2

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16-4. 「audacious」のインストール:

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音楽プレーヤー

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1). インストール:

$ sudo apt install audacious
:
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  audacious audacious-plugins audacious-plugins-data libaudcore5t64
  libaudgui5t64 libaudqt2t64 libaudtag3t64 libb2-1 libcddb2 libcue2 libfaad2
  libfluidsynth3 libinstpatch-1.0-2 libmms0 libmodplug1 libneon27t64-gnutls
  libopusfile0 libqt6core6t64 libqt6dbus6t64 libqt6gui6t64 libqt6network6t64
  libqt6opengl6t64 libqt6openglwidgets6t64 libqt6qml6 libqt6qmlmodels6
  libqt6quick6 libqt6waylandclient6 libqt6waylandcompositor6
  libqt6waylandeglclienthwintegration6
  libqt6waylandeglcompositorhwintegration6 libqt6widgets6t64
  libqt6wlshellintegration6 libsdl2-2.0-0 libsidplayfp6 libsndio7.0 libts0t64
  qt6-gtk-platformtheme qt6-qpa-plugins qt6-translations-l10n qt6-wayland
  timgm6mb-soundfont

-

2). バージョンの確認:

$ audacious --version
Audacious 4.3.1 (Ubuntu package)

→正常に動作しました。

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3). 起動:

メニュー →「マルチメディア」→「Audacious

→正常に動作しました。

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4). 参考: 音楽ファイルの問題を解消:

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(1).「MP3」ファイルのタグの文字化けを修復:
(2).「WAV」ファイルを「MP3」ファイルに変換:
(3). 重複した「MP3」ファイルを削除:

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16-5. 参考: 「EasyTAG」のインストール:

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多くの音楽ファイル(MP3)を持っているときの管理に便利です:

Windows から持ってきた、音楽ファイル(MP3)のタグが文字化けするので、その修復に使いました。

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  • オーディオ ファイルの「タグ」編集ソフトです。

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  • 「EasyTAG」のインストール:

 →「こちら 」を参照:

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  • 「EasyTAG」の活用:

 →「こちら」を参照:

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16-6. 「kolourpaint」のインストール:

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画像加工ソフト(カラーペイント)

→ブログにアップする画像の加工に使っています。

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1). インストール:

$ sudo apt install kolourpaint
:
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  kded5 keditbookmarks kio kolourpaint kwayland-data kwayland-integration
  libdbusmenu-qt5-2 libhfstospell11 libkf5archive-data libkf5archive5
  libkf5auth-data libkf5authcore5 libkf5bookmarks-data libkf5bookmarks5
  libkf5codecs-data libkf5codecs5 libkf5completion-data libkf5completion5
  libkf5config-bin libkf5config-data libkf5configcore5 libkf5configgui5
  libkf5configwidgets-data libkf5configwidgets5 libkf5coreaddons-data
  libkf5coreaddons5 libkf5crash5 libkf5dbusaddons-bin libkf5dbusaddons-data
  libkf5dbusaddons5 libkf5doctools5 libkf5globalaccel-bin
  libkf5globalaccel-data libkf5globalaccel5 libkf5globalaccelprivate5
  libkf5guiaddons-bin libkf5guiaddons-data libkf5guiaddons5 libkf5i18n-data
  libkf5i18n5 libkf5iconthemes-bin libkf5iconthemes-data libkf5iconthemes5
  libkf5itemviews-data libkf5itemviews5 libkf5jobwidgets-data
  libkf5jobwidgets5 libkf5kiocore5 libkf5kiofilewidgets5 libkf5kiogui5
  libkf5kiontlm5 libkf5kiowidgets5 libkf5notifications-data
  libkf5notifications5 libkf5parts-data libkf5parts-plugins libkf5parts5
  libkf5sane-data libkf5sane5 libkf5service-bin libkf5service-data
  libkf5service5 libkf5solid5 libkf5solid5-data libkf5sonnet5-data
  libkf5sonnetcore5 libkf5sonnetui5 libkf5textwidgets-data libkf5textwidgets5
  libkf5wallet-bin libkf5wallet-data libkf5wallet5 libkf5waylandclient5
  libkf5widgetsaddons-data libkf5widgetsaddons5 libkf5windowsystem-data
  libkf5windowsystem5 libkf5xmlgui-bin libkf5xmlgui-data libkf5xmlgui5
  libksanecore1 libkwalletbackend5-5 libpolkit-qt5-1-1 libqca-qt5-2
  libqca-qt5-2-plugins libqt5texttospeech5 libqt5xml5t64 libvoikko1
  libxcb-record0 libxcb-res0 qtspeech5-speechd-plugin sonnet-plugins
  switcheroo-control

→依存パッケージが多いですが、別の「KDEアプリ」もインストールするのであれば、共用できます。

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2). バージョンの確認:

$ kolourpaint --version
kolourpaint 23.08.5

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3). 起動:

メニュー →「グラフィックス」→「KolourPaint」

→正常に動作しました。

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16-7. テキストエディター「gedit」のインストール:

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GNOME 標準のテキストエディタです。なので、Ubuntu 標準のテキストエディタは「gedit」です。

ちなみに、LinuxMint で「テキストエディター」は「gedit」で、「テキストエディタ」は「xed」を指します。

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1). インストール:

$ sudo apt install gedit
:
提案パッケージ:
  gedit-plugins
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  gedit gedit-common gir1.2-amtk-5 gir1.2-gtksource-300 gir1.2-tepl-6
  libgedit-amtk-5-0 libgedit-amtk-5-common libgedit-gtksourceview-300-0
  libgedit-gtksourceview-300-common libtepl-6-4 libtepl-common

→「gedit-plugins」で機能を追加できるのが gedit の特徴です。

ただし、以前は、色々なプラグインがあることで、メンテナのマンパワー不足の一因になったみたい。

カラーピッカープラグイン 」は便利でした。現在のバージョンでうまく動作するかは未確認。

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2). バージョンの確認:

$ gedit --version
gedit - Version 46.2

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3). 起動:

メニュー →「アクセサリ」→「gedit」

→タイトルバーにある、メニューの作りが独特です。GNOME で統一するためのデザインです。

日本語化されています。

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4). 日付/時刻の設定:

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(1). 日付/時刻の設定:

「横3本」ボタン →設定 →「プラグイン」タブ

→「日付/時刻の挿入」にチェック

→「設定」をクリック

「その他」にチェック

%Y-%m-%d %H:%M

→「閉じる」

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(2). 日付/時刻の使用:

「横3本」ボタン →ツール →「日付/時刻の挿入…」

2024-05-16 14:09

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5). テーマ(カラースキーム):

「横3本」ボタン →設定 →「表示」タブ

→「マス目を表示する」にチェック

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「横3本」ボタン →設定 →「フォントと色」タブ

カラースキーム:

→「Oblivion」を選択:

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Oblivion」テーマに設定した時:

→網目を設定しています。カーソルは白色です。

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6). 参考: テーマの活用:

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(1). カラーテーマの原本の場所:

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gtksourceview-2.0 :(旧 gedit で網目未対応の形式)

$ ls -1 /usr/share/gtksourceview-2.0/styles/
xubuntu-dark.xml
xubuntu-light.xml

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gtksourceview-3.0 :(旧 gedit で網目に対応、mousepad、xed で使用)

$ ls -1 /usr/share/gtksourceview-3.0/styles/
xubuntu-dark.xml     ←(リンク)
xubuntu-light.xml     ←(リンク)

XML ファイルの内容が、3.0 形式で書かれていれば、網目が使えます。

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gtksourceview-4 :(現在の gedit、で使用)

$ ls -1 /usr/share/gtksourceview-4/styles/
classic.xml     ←(クラッシック)
cobalt.xml     ←(コバルト)
kate.xml
oblivion.xml
solarized-dark.xml
solarized-light.xml
styles.rng     ←(スタイル設定)
tango.xml
xubuntu-dark.xml     ←(リンク)
xubuntu-light.xml     ←(リンク)

→「styles.rng」が存在しています。

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(2). 埋もれたテーマを使ってみる:

「横3本」ボタン →設定 →「フォントと色」タブ

カラースキーム

「+」(追加)

「他の場所」→「コンピューター」→「/usr/share/gtksourceview-3.0/styles/」

  • xubuntu-light.xml」→右上の「スキームを追加」

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  • xubuntu-dark.xml」→右上の「スキームを追加」

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一度、設定を閉じないと、一覧に表示されません。

3.0 形式で書かれていないので、網目は無効です。

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(3). 以前、個人的に、好みの色に修正したテーマを使ってみる:

3.0 の時代に、「oblivion.xml」を参考に、カーソルの色を「赤」に、強調行の色も変えました。網目指定も有効です。

Markdown ファイルのハイライト指定が無効なので、現在の 4.0 の「oblivion.xml」をベースに修正した方がいいみたい。

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「+」(追加)

「他の場所」→「コンピューター」→「~/ダウンロード/Geditの色のスキーム/」

  • oblivion2.xml」→右上の「スキームを追加」

→色違い。赤いカーソルです。

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  • oblivion3.xml」→右上の「スキームを追加」

→色違い。赤いカーソルです。

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7). 使えるようになったテーマの一覧:

→システム以外にも「テーマ」ファイルを置けるので、便利です。

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16-8. PDF ビュワー「qpdfview」のインストール:

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製本の形式(右とじ、左とじ、表紙有り、表紙なし)を問わないため、 「自炊本の閲覧」に、使っています。

日本語化にこだわっているのは、多彩な、閲覧の形式を指定しやすくするためです。

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1). インストール:

$ sudo apt install qpdfview
:
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  libpoppler-qt6-3t64 libqt6concurrent6t64 libqt6printsupport6t64
  libqt6sql6-sqlite libqt6sql6t64 libqt6svg6 qpdfview qpdfview-djvu-plugin
  qpdfview-pdf-poppler-plugin qpdfview-ps-plugin qpdfview-translations

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2). 起動:

メニュー →「オフィス」→「qpdfview」

→メニューは日本語化されていますが、ヘルプの目次が英語のままです。

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3). 参考: ヘルプの日本語化、および、翻訳ファイルを iT では一般的な言い回しに変更:

→「こちら」を参照:

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16-9. スクリーンセーバー(xfce4-screensaver):

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キーボードを触らないでおくとブラック画面に落ちるのは、スクリーンセーバーの設定で、「電源管理」の設定を有効にしていたからみたい。

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1). インストールされているかの確認:

$ apt search screensaver | grep 済
:
libpam-gnome-keyring/noble,now 46.1-2build1 amd64 [インストール済み、自動]
xdg-utils/noble,now 1.1.3-4.1ubuntu3 all [インストール済み、自動]
xfce4-screensaver/noble,now 4.18.3-1build1 amd64 [インストール済み、自動]

→「xfce4-screensaver」がインストールされていました。

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2). 問題5: メニューに「スクリーンセーバーの設定」画面が表示されません:

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(1). デスクトップファイルを確認:
$ cat /usr/share/applications/xfce4-screensaver-preferences.desktop
[Desktop Entry]
Name=Xfce Screensaver
Name[ja]=Xfce Screensaver
:
Comment=Set your screensaver preferences
Comment[ja]=スクリーンセーバーの設定をする
:
GenericName=Screensaver
GenericName[ja]=スクリーンセーバー
:
Icon=org.xfce.ScreenSaver
Exec=xfce4-screensaver-preferences
Terminal=false
Type=Application
Categories=GTK;Settings;DesktopSettings;X-XFCE-PersonalSettings;X-XFCE-SettingsDialog;
OnlyShowIn=XFCE;
StartupNotify=true
X-XFCE-Bugzilla-Bugzilla=XFCE
X-XFCE-Bugzilla-Product=xfce4-screensaver
X-XFCE-Bugzilla-Component=general
X-XfcePluggable=true
X-XfceHelpPage=screensaver

→何か問題があるのか、デバッグフラグが立っています:

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ロック画面の解除時に、ディスプレイの設定が表示される問題と関連があるのかも?

→現在も問題が残っているのか、問題は解決したけど、後始末を忘れたか?

ちなみに、過去のアクセレーターの問題で、「スクリーンセーバー」(の一部のテーマ)も対象でした。

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(2). デスクトップファイルを修正:
$ sudo mousepad /usr/share/applications/xfce4-screensaver-preferences.desktop

↓ 下記の 3行をコメント化:

#X-XFCE-Bugzilla-Bugzilla=XFCE
#X-XFCE-Bugzilla-Product=xfce4-screensaver
#X-XFCE-Bugzilla-Component=general

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プログラム名を修正:

#Name[ja]=Xfce Screensaver
Name[ja]=スクリーンセーバーの設定

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(3). 起動:

メニュー →「設定マネージャー」→「スクリーンセーバーの設定」画面

→デフォルトはブランク画面です:

$ cat ~/.xscreensaver
mode:       blank

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3). 参考: スクリーンセーバのデスクトップファイルが置かれている場所:

「xfce4-screensaver」の場合:

$ ls -1 /usr/share/applications/screensavers/
:
xfce-floaters.desktop
xfce-personal-slideshow.desktop
xfce-popsquares.desktop

→セーバー部品としては3つ。+アプリの機能として2つ(ランダム、ブランク)。

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4). 参考: 実行ファイルの置かれている場所:

「xfce4-screensaver」の場合:

$ ls -1 /usr/libexec/xfce4-screensaver/
floaters
popsquares
slideshow

$ ls -l /usr/libexec/xfce4-screensaver/
:
-rwxr-xr-x 1 root root 35488  4月  1 02:30 floaters
-rwxr-xr-x 1 root root 26944  4月  1 02:30 popsquares
-rwxr-xr-x 1 root root 39304  4月  1 02:30 slideshow

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5). 参考: 「スクリーンセーバー」のテーマを追加:

こちら 」や「こちら 」が参考になります。

2番めは「mate-screensaver」についてですが、「mate」を「xfce4」に言い換えればOK です。 ほとんど同じことを行っています。

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17. ゲームのインストール:

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リポジトリにあるゲームだけなので、APT で簡単にインストールできます。

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ちなみに、ディストリビューションは違いますが、アプリがリポジトリに登録されていることの有り難みは、下記が参考になります:

→「rpm パッケージ」を使うシステム(Fedora 系)の場合は、歴代のパッケージがちゃんと管理され提供されているサイトがあるのが強み。

リポジトリにない場合でも、手間と根気はかかりますが、ソースからビルドするよりは楽。何とかなります。

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17-1. 「swell-foop」をインストール:

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「さめざめ」もどきです。飽きずに続けてしまいます。音が出ないのが惜しいかも。

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1). インストールできるかの確認:

$ apt search swell-foop
:
swell-foop/noble 1:46.0-1 amd64
  Colored ball puzzle game

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2). インストール:

$ sudo apt install swell-foop
:
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  libgnome-games-support-2-4 libgnome-games-support-common2 swell-foop

→ライブラリが追加されています:

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3). 実行時の画面:

メニュー →「ゲーム」→「Swell Foop」

→正常に動作しました。

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問題6: 「Windows11」の「VirtualBox」では、「swell-foop」の画面が表示されませんでした:

ちなみに、このアプリは自分のPC だと「カーネル 5.8」で起動できなかったアプリのひとつです:

→「swell-foop」が起動できるようになっています。「解決」しました。

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アプリのインストールで、下記のライブラリが追加されます:
libgnome-games-support-2-4
libgnome-games-support-common2

→この影響かも

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17-2. 「マインスイーパ」のインストール:

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A classic Minesweeper game

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GNOME マインスイーパー」がすでに入っていますが、雰囲気が違います。 好みで選べば良いと思います。

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インストール:

$ sudo apt install kmines
:
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  docbook-xsl kdoctools5 khelpcenter kinit kmines kpackagelauncherqml
  kpackagetool5 libaribb24-0t64 libdc1394-25 libdca0 libdvbpsi10 libdvdnav4
  libebml5 libgif7 libgrantlee-templates5 libixml11t64 libkate1 libkf5attica5
  libkf5declarative-data libkf5declarative5 libkf5js5t64 libkf5kdegames-data
  libkf5kdegames7 libkf5khtml-bin libkf5khtml-data libkf5khtml5
  libkf5kirigami2-5 libkf5newstuff-data libkf5newstuff5 libkf5newstuffcore5
  libkf5newstuffwidgets5 libkf5package-data libkf5package5 libkf5quickaddons5
  libkf5syndication5abi1 liblua5.2-0 libmad0 libmatroska7 libmpcdec6
  libopenal-data libopenal1 libopenmpt-modplug1 libpcre3 libphonon-l10n
  libphonon4qt5-4t64 libprotobuf-lite32t64 libproxy-tools
  libqt5qmlworkerscript5 libqt5quickcontrols2-5 libqt5quicktemplates2-5
  libqt5quickwidgets5 libresid-builder0c2a libsidplay2 libspatialaudio0t64
  libssh2-1t64 libupnp17t64 libvlc-bin libvlc5 libvlccore9 libxcb-xv0
  libxml2-utils phonon-backend-vlc-common phonon4qt5 phonon4qt5-backend-vlc
  qml-module-org-kde-kirigami2 qml-module-org-kde-kquickcontrolsaddons
  qml-module-org-kde-newstuff qml-module-qtgraphicaleffects
  qml-module-qtqml-models2 qml-module-qtquick-controls2
  qml-module-qtquick-layouts qml-module-qtquick-templates2
  qml-module-qtquick-window2 qml-module-qtquick2 vlc-data vlc-plugin-base
  vlc-plugin-video-output

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実行時の画面:

メニュー →「ゲーム」→「KMines」

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17-3. 「ソリティア」(クロンダイク)のインストール:

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A collection of card games

気付きませんが、カードゲーム集なので、いくつかのカードゲームで遊べます。

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インストール:

$ sudo apt install aisleriot
:
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  aisleriot guile-3.0-libs libgc1

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実行時の画面:

メニュー →「ゲーム」→「AisleRiot ソリティア

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17-4. 「四川省」 (Shisen-Sho) のインストール:

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2 回以内の折れで、同じパイを消して行きます。パイが無くなると重力で落ちます。

落ちる前に、どのパイを取るのが良いのか常に考えるので、全体を見渡す力と、集中力を養えます。 簡単だけど、すべて消せたのは 1回かな。ボケ防止には良さそう。

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インストール:

$ sudo apt install kshisen
:
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  kdegames-mahjongg-data-kf5 kshisen libkf5kmahjongglib5

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実行時の画面:

メニュー →「ゲーム」→「Shisen-Sho」

→最初の起動時に注意メッセージが 2つ表示されますが、その後は出ません。

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17-5. 「上海」 (KMahjongg) のインストール:

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インストール:

$ sudo apt install kmahjongg
:
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  kmahjongg

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実行時の画面:

メニュー →「ゲーム」→「KMahjongg」

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17-6. 「中国式四人麻雀」 (Kajongg) のインストール:

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男女のロボットが、英語の音声付きで相手をしてくれます。中国式麻雀なのが惜しいところ。

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1). 依存する、python のバージョンを確認:

$ python
コマンド 'python' が見つかりません。もしかして:
  command 'python3' from deb python3
  command 'python' from deb python-is-python3
$ python3
Python 3.12.3 (main, Apr 10 2024, 05:33:47) [GCC 13.2.0] on linux
Type "help", "copyright", "credits" or "license" for more information.
>>> exit()

Ctrl+D または、「exit()」で終了

→「Python 3.12.3」が使われています。

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2). 「kajongg」をインストール:

$ sudo apt install kajongg
:
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  geoclue-2.0 iio-sensor-proxy kajongg libharfbuzz-subset0 libminizip1t64
  libqt5charts5 libqt5designer5 libqt5help5 libqt5location5 libqt5multimedia5
  libqt5multimediawidgets5 libqt5opengl5t64 libqt5positioning5
  libqt5positioningquick5 libqt5remoteobjects5 libqt5sensors5
  libqt5serialport5 libqt5sql5-sqlite libqt5sql5t64 libqt5test5t64
  libqt5webchannel5 libqt5webengine-data libqt5webengine5 libqt5webenginecore5
  libqt5webenginewidgets5 libqt5webkit5 libqt5websockets5 libqt5xmlpatterns5
  libre2-10 python3-automat python3-bcrypt python3-constantly python3-hamcrest
  python3-hyperlink python3-incremental python3-openssl python3-packaging
  python3-pyasn1 python3-pyasn1-modules python3-pyqt5 python3-pyqt5.qtchart
  python3-pyqt5.qtmultimedia python3-pyqt5.qtopengl
  python3-pyqt5.qtpositioning python3-pyqt5.qtquick
  python3-pyqt5.qtremoteobjects python3-pyqt5.qtsensors
  python3-pyqt5.qtserialport python3-pyqt5.qtsql python3-pyqt5.qtsvg
  python3-pyqt5.qttexttospeech python3-pyqt5.qtwebchannel
  python3-pyqt5.qtwebengine python3-pyqt5.qtwebkit python3-pyqt5.qtwebsockets
  python3-pyqt5.qtxmlpatterns python3-pyqt5.sip python3-qtpy
  python3-service-identity python3-twisted python3-zope.interface

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3). 「kajongg」とその依存パッケージの確認:

$ apt list kajongg python3-twisted vorbis-tools
:
kajongg/noble,now 4:23.08.5-0ubuntu1 all [インストール済み]
python3-twisted/noble,now 24.3.0-1 all [インストール済み、自動]
vorbis-tools/noble 1.4.2-2 amd64

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4). 依存の「vorbis-tools」のインストール:

$ sudo apt install vorbis-tools
:
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  vorbis-tools

→音声用のパッケージです。

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5). 実行時の画面:

メニュー →「ゲーム」→「Kajongg」

→プレイヤーを登録後、「Play」で開始すると、音声が出ました。

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6). 操作のしかたは、「こちら 」を参照:

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問題7: 英語の音声がドイツ語になっていました:

→手動でドイツ語を削除しなくても、英語に戻っていました。「解決」しました。

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17-7. 「フローズン・バブル」 (frozen-bubble) のインストール:

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角度を決めてカラーボールを発射して、同じ色が 3個以上くっつくと落っこちます。すべて落とせばクリア。 やさしいプレーなので、延々と続けてしまいます。

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1). インストールできるか確認:

$ apt list frozen-bubble
:
frozen-bubble/noble 2.212-12build5 amd64

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2). インストール:

$ sudo apt install frozen-bubble
:
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  fonts-sil-gentium fonts-sil-gentium-basic frozen-bubble frozen-bubble-data
  libalien-sdl-perl libclass-inspector-perl libcompress-bzip2-perl
  libfile-sharedir-perl libfile-which-perl libmikmod3 libsdl-gfx1.2-5
  libsdl-image1.2 libsdl-mixer1.2 libsdl-pango1 libsdl-perl libsdl-ttf2.0-0
  libsdl1.2debian libtie-simple-perl

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3). 確認:

$ apt list frozen-bubble*
:
frozen-bubble-data/noble,now 2.212-12build5 all [インストール済み、自動]
frozen-bubble/noble,now 2.212-12build5 amd64 [インストール済み]

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4).実行時の画面:

メニュー →「ゲーム」→「Frozen-Bubble」

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18. 気づいたこと、および、その回避策:

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問題1 : インストール完了後の再起動で、「xubuntu」のロゴ画面のまま、変化なし:

→Enter キーを押すと再起動されます

「ライブUSB メモリ」で立ち上げたときの問題です:

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問題2: ロケールは日本語に設定されていますが、時刻や曜日の表示が日本語(の書式)ではありません:

→「項番 6.」にて、時計を日本語書式へ変更しました:

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問題3: ロック画面を解除すると、必ず「ディスプレイの設定」画面が 2つ表示されます:

→「項番 7.」にて、「ディスプレイ」の設定を変更しました:

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問題4 : システムトレイの入力メソッドのアイコンは、文字サイズが小さくて見づらいです:

→未対応

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問題5 : (アプリ)メニューに「スクリーンセーバーの設定」メニューが表示されません:

→メニューに表示されるように「デスクトップファイルを修正」しました:

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問題6 : 「Windows11」の「VirtualBox」では、「swell-foop」の画面が表示されませんでした:

→「swell-foop」が起動できます。ライブラリが追加されたからだろうと思います。

「解決」しました。

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問題7 : 英語の音声がドイツ語になっていました:

→英語の音声です。「解決」しました。

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問題8: ログイン後の「デスクトップ」画面の表示で、システムの「内部エラー」が発生します:

→不具合としてすでに報告されていますし、動作に支障もありません:

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エラー表示のたびに「送信する・しない」をクリックするのは面倒でした。

その後、「不具合報告」画面に既知のエラーを無視する機能が追加されました:

エラー表示のときに、「エラーを記憶」し、「エラーを無視する」設定にしました:

→対処されるまで待たなくてもよいので、使い勝手が良くなりました:

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改善前の「不具合報告」画面:

→エラーを無視する設定がありません:

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改善後の「不具合報告」画面:

→「エラーを無視する」設定が追加されました:

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エラー詳細:

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「エラーを無視する」設定にしました:

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上の送信後に、パネルがクラッシュ:

→関連するエラーです。こちらもエラーを無視するように設定してから送信

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設定を行ったので、それ以降の「エラーの通知」は(表面上は)なくなりました。

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まとめ

「ミニPC」にUSB 立ち上げで「Xubuntu 24.04 LTS」をインストールしました。

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安定度が増した「Xubuntu 22.04.1 LTS」の公開まで待ちたいところだけど、それまでは待てませんでした。

インストールはスムーズでしたが、ディスクのデバイス表示がいつもと違いました。

今までの「/dev/sda」ではなくて、初めて見る「/dev/nvme0n1(p1)」でした。
SATAのストレージ」が sda で、「NVMeストレージ」が nvme になるようです。(使われるドライバーが違うみたい)

今回、インストールに使う、ライブ立ち上げしたUSB メモリは「/dev/sda」になるので、 いつもの調子でいると、デバイスを間違えやすいので注意。

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ちなみに、前回、「Windows11」の「VirtualBox」の仮想マシンで確認した、「Xubuntu 24.04 LTS」の問題点は、支障がないように対応されています。

例えば、パネルの既知の「内部エラー」は、無視できる設定が追加されました。また、うまく動かなかった「Swell Foop」アプリはちゃんと動くように、関連するライブラリが一緒にインストールされます。

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今のところ、「Linux マシン」として、普通に使えています。

ちなみに、Linux を使ってありがたいと思うのは、「貼り付け」を Ctrl+V だけでなく、マウスの「中央ボタン」が使えるので「ブログ編集」が格段に楽になること。だから「Linux」に移行しました。

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