Linux あれこれ

Linux 関連(一部 Windows11 )の備忘録です。

Lubuntu 20.10 のインストール〈H103〉

登録日: 2021-01-08 更新日: 2021-01-12

Lubuntu の最新である「Lubuntu 20.10」をUSB メモリにインストールしてみました。そのときの備忘録です。

Lubuntu は、公式のUbuntu フレーバーで軽量のQt デスクトップ環境(LXQt)を採用しています。 「Lubuntu 20.10」は、Ubuntu 20.10 と同じく、カーネルが「5.8」にアップしています。 新しいハードウェアのPC に対応できる可能性が高くなります。

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「目次」

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「Lubuntu 20.10」デスクトップのカスタマイズ後の画面:

→シンプルです。パネルにアプリを登録、壁紙も変更。「ホーム」のアイコン名を修正。 標準の端末とテキストエディタを起動している画面です。色分けされていて見やすいです。

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ダウンロード:

Lubuntu 20.10 (Groovy Gorilla)

lubuntu-20.10-desktop-amd64.iso 2020-10-22 1.8G Desktop 64-bit (AMD64)

チェックサムで、ダウンロードが正常かを確認:

$ sha256sum lubuntu-20.10-desktop-amd64.iso
1a4586a246498fdb08dcdb6eddc13f7ac621ccfb4206e040d010cf6cae716fb4  lubuntu-20.10-desktop-amd64.iso

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ライブUSB メモリを作成して、立ち上げ

  • 自分のPC は、Gfxboot に対応していない古いPC です。

Lubuntu のライブUSB メモリでの立ち上げでは、必ずブート時に下記のエラーで停止していました:

Graphics initalization failed
Error Setting up gfxboot
boot: 

→今回はエラーで停止しません。改善されています。

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ブート選択メニューで「Lubuntu」が選ばれた状態で、Enter キー

→30 秒ほど待たされ、Lubuntu マークの後ろがレーダーみたいに回転した画面が表示。クールです。

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その後、インストールメディアの「メディアチェック」が走りました。 チェックサムの確認もしているようです。

Ctrl+C でスキップできますが、すぐには終わりません。 しばらく待ちます。

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ライブUSB メモリで立ち上がりました

1. デスクトップ画面が表示。

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追記: 固有のPC で問題になりそうなスクリーンセーバーを事前に無効に設定:

Menu →Preferences →Screensaver →「Screensaver Preferences」画面

Mode: →「Disable Screen Saver」に変更

右上の「x」でウィンドウを閉じます。

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2. 準備したインストール先となるUSB メモリ(fat32 で初期化済)を挿入。

マウントするか聞いてきます。→「Cancel」、マウントしません。

  • マウントしていると、設問が終わった後のインストール開始で、アンマウント処理が走り待たされます。

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参考:

USB メモリを「fat32」で初期化しておかないと、手動パーティショニングする場合に、パーティションの「編集」メニューが表示されず、「ext4」でのフォーマットが指定できません。手動のデフォルトは「LVM」フォーマットのようで、ボリュームグループの作成をまず聞いてきます。

USB メモリを「LVM」フォーマットすると、他のマシンでマウントしづらく使い勝手に影響します。 個人的には「ext4」を使っています。運用のしかた次第です。

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  • セットしたUSB メモリが認識されないときは、インストーラを中止して、

メニュー→System Tools →「KDE Partition Manager」

アンマウントしてから、fat32 でインストールし直します。左上の「Apply」をしないと実行されないので注意。 再度、インストーラを起動します。

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3. デスクトップ画面にある「Install Lubuntu 20.10」アイコンをダブルクリック。

インストーラは、全画面表示です。

認識に待たされているのに日本語に設定されず、英語のままです。最初から選択画面が欲しいところ。

American English →「日本語」を選択。

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4. ようこそ:

ウィンドウのタイトルが 「Lubuntu インストーラーへようこそ」と日本語に変わりました。メニューも日本語表示です。

→「次へ」

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5. ロケーション:

地域: Asia、ゾーン: Tokyo (地図で日本をクリックしても設定されます)

→「次へ」

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6. キーボード:

キーボードモデル: Generic 105-key PC (intel.) - Default Keyboard Model

「Japanese」 「Default」

「ここでタイプしてキーボードをテストしてください」→ @@ で確認。

→「次へ」

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7. パーティション:

ストレージデバイスを選択: (/dev/sdc) MBR ←(PC の構成で変わります)メーカ名等で判断

「手動パーティショニング」にチェック

→「次へ」

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名前にある「/dev/sdc」を選んで、

→右下の「編集」をクリック

パーティションを編集」画面:

/dev/sdc

サイズ: (そのまま)
内容: 「フォーマット」にチェック
ファイルシステム: 「ext4」を選択
マウントポイント: 「/」を選択
フラグ: 「boot」にチェック

→「OK」

選ばれていた「/dev/sdc」のバーと、「新しいパーティション ext4 / 58.4 GiB」が赤色表示になりました。

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画面一番下の

ブートローダインストール先: 「/dev/sdc」を忘れずに選択。

→「次へ」

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BIOS でGPT を使用するためのオプション」画面が表示

UEFI 立ち上げする場合の手動でのパーティションの作成時の注意点が表示。

(今回のPC はBIOS 立ち上げなので無視。今どきのPC で手動で設定する時は良いアドバイスになります)

→「OK」

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8. ユーザ情報:

任意設定

→「次へ」

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9. 要約:

今までに設定した内容を確認。 画面の一番下にて、 「/dev/sdc にブートローダーをインストール」になっていることを確認。

→「インストール」

→「今すぐインストール」

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10. インストールが開始されます。

バーグラフ表示。途中、画面真っ暗になり、マウスカーソルとパネルバーのみ表示。

画面右下に、4つのパーティションのイジェクトダイアログ画面が表示されました。

- Wrutable
- ESP
- Lubuntu 20.10 amd64
- 58.4 GiB Removable Media

→ついつい、さわりたくなります。さわらずに、じっとがまん。USB メモリのアクセスランプは時々点滅。

「すべて完了しました。」表示。

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11. 「今すぐ再起動」にチェック。

→「実行」

→「インストーラ」のウィンドウが閉じます。

Please remove the installation medium, then press ENTER:

ライブUSB メモリを抜いて、Enter

→再起動されます。

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12. インストールしたUSB メモリで起動されます

ログイン画面にて、パスワード入力。

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デスクトップ画面が表示:

→ログイン画面とデスクトップ画面の背景が新しくなりました。

デスクトップのアイコンが日本語化されています。ホームがユーザ名なのと、ゴミ箱に状態表示が付いているのが独特です。

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すぐに、システム更新の通知画面が表示されました。

→日本語化されていません。内容が折りたたんで表示されています。

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「Update Notifier」 画面にて、「Upgrade」をクリック。パスワード入力。

「Full Upgrade」(lubuntu-upgradar) 画面

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  • 「Update Notifier」 画面にて、ウィンドウ描画に問題があります。詳しくは「こちら

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参考:「Update Notifier」の日本語化にトライ

現在も日本語化はあんまり進んでいないみたい。参考まで。

Lubuntu 20.04 LTS にて「Update Notifier」を「アップデートの通知」に翻訳〈H49〉

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システム更新を手動で行う場合:

$ sudo apt update
:
ヒット:1 http://security.ubuntu.com/ubuntu groovy-security InRelease                                  
ヒット:2 http://archive.ubuntu.com/ubuntu groovy InRelease                                            
ヒット:3 http://archive.ubuntu.com/ubuntu groovy-updates InRelease
ヒット:4 http://archive.ubuntu.com/ubuntu groovy-backports InRelease

$ sudo apt upgrade

もしくは、

メニュー →設定 →「Apply Full Upgrade」

→再起動

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インストールに使われたISO イメージの確認:

$ cat /var/log/installer/media-info
Lubuntu 20.10 "Groovy Gorilla" - Release amd64 (20201022)

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カーネルを確認:

$ uname -r
5.8.0-34-generic

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日本語入力

  • パネルに「キーボード」アイコンが表示されていますが、そのままでは日本語入力できません。

→入力メソッドの「fcitx」はインストールされていますが、mozc などの変換エンジンがインストールされていません。 中途半端ですが、パネルの表示もあるし、im-config も入っているので、好みのものを使って欲しいということかな。

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mozc の確認:

$ apt list *mozc*
:
emacs-mozc-bin/groovy 2.23.2815.102+dfsg-10build1 amd64
emacs-mozc/groovy 2.23.2815.102+dfsg-10build1 amd64
fcitx-mozc/groovy 2.23.2815.102+dfsg-10build1 amd64
ibus-mozc/groovy,now 2.23.2815.102+dfsg-10build1 amd64
mozc-data/groovy,groovy,now 2.23.2815.102+dfsg-10build1 all
mozc-server/groovy,now 2.23.2815.102+dfsg-10build1 amd64
mozc-utils-gui/groovy,now 2.23.2815.102+dfsg-10build1 amd64
uim-mozc/groovy 2.23.2815.102+dfsg-10build1 amd64

→インストールされていません。

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ibus の確認:

$ apt list ibus* | grep インストール済み

→インストールされていません。 im-config は「fcitx」のインストールで入ったようです。

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fcitx の確認:

$ apt search fcitx | grep インストール済み
:
fcitx/groovy,groovy,now 1:4.2.9.8-1 all [インストール済み、自動]
fcitx-bin/groovy,now 1:4.2.9.8-1 amd64 [インストール済み、自動]
fcitx-config-common/groovy,groovy,now 0.4.10-3 all [インストール済み、自動]
fcitx-config-gtk/groovy,now 0.4.10-3 amd64 [インストール済み、自動]
fcitx-data/groovy,groovy,now 1:4.2.9.8-1 all [インストール済み、自動]
fcitx-frontend-all/groovy,groovy,now 1:4.2.9.8-1 all [インストール済み、自動]
fcitx-frontend-gtk2/groovy,now 1:4.2.9.8-1 amd64 [インストール済み、自動]
fcitx-frontend-gtk3/groovy,now 1:4.2.9.8-1 amd64 [インストール済み、自動]
fcitx-frontend-qt5/groovy,now 1.2.4+git20200609-1 amd64 [インストール済み、自動]
fcitx-module-dbus/groovy,now 1:4.2.9.8-1 amd64 [インストール済み、自動]
fcitx-module-kimpanel/groovy,now 1:4.2.9.8-1 amd64 [インストール済み、自動]
fcitx-module-lua/groovy,now 1:4.2.9.8-1 amd64 [インストール済み、自動]
fcitx-module-x11/groovy,now 1:4.2.9.8-1 amd64 [インストール済み、自動]
fcitx-modules/groovy,now 1:4.2.9.8-1 amd64 [インストール済み、自動]
fcitx-ui-classic/groovy,now 1:4.2.9.8-1 amd64 [インストール済み、自動]
fcitx5-module-quickphrase-editor/groovy,now 1.2.4+git20200609-1 amd64 [インストール済み、自動]
libfcitx-config4/groovy,now 1:4.2.9.8-1 amd64 [インストール済み、自動]
libfcitx-core0/groovy,now 1:4.2.9.8-1 amd64 [インストール済み、自動]
libfcitx-gclient1/groovy,now 1:4.2.9.8-1 amd64 [インストール済み、自動]
libfcitx-qt5-1/groovy,now 1.2.4+git20200609-1 amd64 [インストール済み、自動]
libfcitx-qt5-data/groovy,groovy,now 1.2.4+git20200609-1 all [インストール済み、自動]
libfcitx-utils0/groovy,now 1:4.2.9.8-1 amd64 [インストール済み、自動]

→依存で、フルで入っています。余計なものも入っているみたい。

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fcitx の削除:

  • Lubuntu デスクトップ環境の依存パッケージとしてfcitx はインストールされています。 そのまま「fcitx-mozc」をインストールするのが素直かも…。

ibus を使うので、削除しておくと設定が楽です。 fcitx は、独特な文字列なので、誤って他のモジュールを削除することがないのが利点。(ibus は危険)

試しにすべてを削除:

$ sudo apt remove fcitx fcitx-bin fcitx-config-common fcitx-config-gtk fcitx-data fcitx-frontend-all fcitx-frontend-gtk2 fcitx-frontend-gtk3 fcitx-frontend-qt5 fcitx-module-dbus fcitx-module-kimpanel fcitx-module-lua fcitx-module-x11 fcitx-modules fcitx-ui-classic fcitx5-module-quickphrase-editor libfcitx-config4 libfcitx-core0 libfcitx-gclient1 libfcitx-qt5-1 libfcitx-qt5-data libfcitx-utils0
:
以下のパッケージは「削除」されます:
: (指定したパッケージを省略)
 lubuntu-desktop
続行しますか? [Y/n]     ←(Enter)

→指定したパッケージ以外に「lubuntu-desktop」が削除されますが、これはメタ情報のパッケージなので無視。個人的にはいつも新規インストールするのでたぶん関係ありません。アップグレードする運用を考えているなら、fcitx の削除はやめておいた方が無難です(その時はたぶん、im-config が必要)。

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残骸を削除:

$ sudo apt autoremove

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ibus-mozc」をインストール:

  • 誤変換が比較的少なく、多くのディストリビューションでもインストールでき、パネルにインジケータ「あ」を入れられるので使っています。ただし、ディストリビューションでデフォルトの入力メソッドを選ぶ方が検証されており、他よりも問題は少ないと思われます。
$ sudo apt install ibus-mozc mozc-utils-gui
:
提案パッケージ:
  ibus-clutter ibus-doc ibus-qt5
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  dconf-cli gir1.2-ibus-1.0 ibus ibus-data ibus-gtk ibus-gtk3 ibus-mozc libibus-1.0-5
  libprotobuf23 libzinnia0 mozc-data mozc-server mozc-utils-gui python3-ibus-1.0
  tegaki-zinnia-japanese

再起動

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日本語入力で必要なパッケージ一覧:

$ apt list ibus* | grep インストール済み
:
ibus-data/groovy,groovy,now 1.5.23-0ubuntu1 all [インストール済み、自動]
ibus-gtk3/groovy,now 1.5.23-0ubuntu1 amd64 [インストール済み、自動]
ibus-gtk/groovy,now 1.5.23-0ubuntu1 amd64 [インストール済み、自動]
ibus-mozc/groovy,now 2.23.2815.102+dfsg-10build1 amd64 [インストール済み]
ibus/groovy,now 1.5.23-0ubuntu1 amd64 [インストール済み、自動]

-

$ apt list *mozc* | grep インストール済み
:                                                                      
ibus-mozc/groovy,now 2.23.2815.102+dfsg-10build1 amd64 [インストール済み]
mozc-data/groovy,groovy,now 2.23.2815.102+dfsg-10build1 all [インスト ール済み、自動]
mozc-server/groovy,now 2.23.2815.102+dfsg-10build1 amd64 [インストール済み、自動]
mozc-utils-gui/groovy,now 2.23.2815.102+dfsg-10build1 amd64 [インスト ール済み]

→「自動」が付いているのは依存で入ったパッケージです。

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IBus Preferences」が日本語化されていないので、翻訳ファイルをインストール:

$ apt search language-pack Japanese
:
language-pack-gnome-ja/groovy,groovy 1:20.10+20201015 all
  GNOME translation updates for language Japanese

language-pack-gnome-ja-base/groovy,groovy 1:20.10+20201015 all
  GNOME translations for language Japanese

language-pack-ja/groovy,groovy,now 1:20.10+20201015 all [インストール済み]
  translation updates for language Japanese

language-pack-ja-base/groovy,groovy,now 1:20.10+20201015 all [インストール済み、自動]
  translations for language Japanese

不足している日本語パックをインストール:

$ sudo apt install language-pack-gnome-ja
:
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  language-pack-gnome-ja language-pack-gnome-ja-base

ログアウト→ログイン

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ibus-mozc」での日本語入力

テキストエディタにて、画面右下のキーボードアイコンが「JA」の場合、 「Windows + space」で「Mozc」に切り替えできます。(IMEオン/オフの切り替え)

あとは、「半角/全角」キーで、日本語オン「あ」/オフ「A」できます。

-

Windows + space」での「IMEオン/オフ」は使いにくいので、キーの割当を変更:

パネルの「JA」または、「あ」を右クリック→ 設定 →「IBusの設定」画面

-

「全般」タブ:

「次の入力メソッド: space」の右にある「…」をクリック

「Super」のチェックを外して、キーコード「space」の右にある「…」をクリック→「無効」をクリック→「新しいアクセレータ」で「半角/全角」キーを押します。「適用」ボタンを押します。

→「Zenkaku_Hankaku」に変わりました。

→「OK」

  • 「半角/全角」キーで、「JA」、「あ」の切り替えができます。

-

個人的に、日本語オン/オフを別々のキーに割り当て:

  • 「半角/全角」キーだけで使うのなら、この作業は不要です。

パネルの「JA」または、「あ」を右クリック→設定→「IBusの設定」画面

「入力メソッド」タブ→「日本語 - Mozc」をクリック→設定→「Mozc プロパティ」画面表示

-

「一般」タブ

「初期値に戻す」 →OK

-

キー設定の選択: →「カスタム」を選んで右の「編集…」→「Mozc キー設定」画面表示

左下の「編集」→「定義済みのキーマップからインポート」→「MS-IME」→OK

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再び、「編集…」(ウィンドウは広げると作業しやすいです)

上段の「入力キー」をクリックして、ソート

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下記のキーのコマンドを修正:

モード 入力キー コマンド 備考
変換前入力中 Henkan IME を有効化
変換中 Henkan IME を有効化
直接入力 Henkan IME を有効化
入力文字なし Henkan IME を有効化
:
変換前入力中 Muhenkan IME を無効化
変換中 Muhenkan IME を無効化
直接入力 Muhenkan IME を無効化 エントリーの追加が必要
入力文字なし Muhenkan IME を無効化

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これで「あ」を見なくても操作できます:

- 「ひらがな」キー(Hiragana)で「IME オン」→日本語
-  「無変換」キー(Muhenkan)で「IME オフ」→英語

(mozc は入力メソッドのオン、オフを割当てできるのが利点です)

→OK →OK

→適用 →OK

→「閉じる」

-


12. テキストエディタ「featherpad」を起動

日本語入力の操作:

- 入力メソッドのオン/オフ: 「半角/全角」キーでトグル操作

- (日本語オン/オフ): 「半角/全角」キーのトグル
- (日本語オン): 「ひらがな」キー を押してから入力
- (日本語オフ): 「無変換」キーを押してから入力
  • 「端末」アプリを使う時は「半角」にします。つまり「半角/全角」キーで「あ」の表示を消して「JA」にしておくのが無難です。

-

入力メソッドのアイコン文字を 水色→「オレンジ色」に変更:

  • システムトレイにある入力メソッドのアイコン文字が「暗い水色」でわかりづらいです。

白色ではテーマが変わると見づらくなる可能性があります。

テーマが変わっても見やすい「オレンジ色」に変更:

$ gsettings set org.freedesktop.ibus.panel show-icon-on-systray true
$ gsettings set org.freedesktop.ibus.panel xkb-icon-rgba '#f57900'

→ログアウトしてログインしたら、システムトレイの表示がなくなったので、表示させる設定も加えました。 再起動で解消できました。

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パネルにアプリを登録

パネル(画面下のバー)を右クリック →「ウェジェットの管理」→「クイック起動」 (quicklaunch) を 2個、追加。 上下の矢印ボタンで、好みの位置に移動させます。

パネルにできた「アプリケーションアイコンをここにドロップ」に、メインメニューからよく使うアプリを、ドロップして登録しました。その後の作業がやりやすくなります。

クイック起動に下記を登録:

PCManFM-Qt、Firefox ←すでに登録されてます。

QTerminal、Featherpad

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端末「QTerminal」

$ qterminal --version
0.15.0

-

フォントを変更

ファイル→「設定」→「外観」タブ

フォント: Ubuntu Mono →「DejaVu Sans Mono」に変更

サイズ: 14 →「11」に変更

→「適用」

→「OK」

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Ctrl+Alt+T で「端末」を起動できます。

-


テキストエディタ「Featherpad」

$ featherpad --version
FeatherPad 0.12.1

→日本語化されています。日本語入力は上で述べている「ibus-mozc」のインストール後にできます。 バージョンはファイル構成が変わる前の最新?のものです。

-

featherpad は、Markdown のハイライトが見やすいのが特徴です。 背景を黒(ダーク系)に設定すると空白(半角スペース)やTab が見やすいです。

設定は癖がありますが、マウスを持っていくとコメントが表示されるので難しくありません。

-

挿入する日付の書式:

yyyy-MM-dd hh:mm

-

開いていたファイルを起動時に開く設定にします:

オプション→設定→「ファイル」タブ

「最後のウィンドウのファイルを開いて起動する」にチェック

-

ヘルプファイルの修正:

ヘルプファイルはテキストファイルそのものです。Ctrl+H ですぐに呼び出せ、色違いで、書き込み保護されていることを利用して、ヘルプ以外の用途(備忘録、よく使うコマンドの貼り付け用)にも使えます。

$ featherpad --version
FeatherPad 0.12.1

$ sudo featherpad /usr/share/featherpad/help_ja_JP

→バージョン 0.15.0 以降は、「help_ja」に変わっているので注意。

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ファイル履歴を消せない時:

~/.config/featherpad/fp.conf を削除か、リネーム

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テキストエディタ用にフォントをインストール

$ sudo apt update
$ sudo apt install fonts-migmix

次のフォントを含みます:

テキストエディタ「featherpad」にて、

オプション→フォント

フォント: 「Noto Sans Mono CJK JP」→「MiguMix 1M」

サイズ: 「 11」に変更

→太字に見えていたフォントがスッキリして見やすくなりました。

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Pluma のインストール

Gedit 互換のMATE デスクトップの標準テキストエディタです。エディタが別にあると便利です。

軽量で日付の挿入ができて、Gedit 用に作成したテーマが使えるのでよく使います。テーマはどこにでも置けて便利です。

$ sudo apt install pluma
:
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  gir1.2-gtksource-3.0 gir1.2-peas-1.0 gir1.2-pluma-1.0
  libgtksourceview-3.0-1 libgtksourceview-3.0-common libpeas-1.0-0
  libpeas-common mate-desktop-common pluma pluma-common

-

Pluma の起動

メニュー →アクセサリ →「Pluma」

-

行番号を表示:

編集 →設定 →「表示」タブ

「行番号を表示する」にチェック

「カーソルがある行を強調表示する」にチェック

-

「pluma」のテーマの変更:

編集 →設定 →「フォントと色」タブ

色のスキーム: 「Oblivion」に変更。

-

「システムの固定幅フォント(Monospace 10) を使う」のチェックを外します

エディタのフォント: Migi 1M Regular 11

-

「日付/時刻の挿入」の書式の設定:

編集 →設定 →「プラグイン」タブ

「日付/時刻の挿入」をクリック→設定

「その他」にチェック

%Y-%m-%d %H:%M

→「閉じる」→「閉じる」

-

「日付/時刻の挿入」を使うには:

編集 →「日付/時刻の挿入」

2021-01-07 05:42

-


synaptic のインストール

インストールしたいパッケージを検索するときにあると便利です。

$ sudo apt update
$ sudo apt install synaptic
:
提案パッケージ:
  libfont-freetype-perl debian-keyring gcc | c-compiler binutils bzr
  libxml-libxml-perl dpkg-dev dwww menu deborphan tasksel
  software-properties-gtk
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  libcairo-gobject-perl libcairo-perl libdpkg-perl libept1.6.0
  libextutils-depends-perl libextutils-pkgconfig-perl
  libfile-fcntllock-perl libglib-object-introspection-perl
  libglib-perl libgtk3-perl libvte-2.91-0 libvte-2.91-common
  pkg-config synaptic

-

synaptic の起動

メニュー →設定 →「Synaptic Package Manager」→パスワード入力

-


KolourPaint のインストール

画像編集ソフトです。

  • 軽くて安定しているので、Web 加工に使用。

  • 画像を右クリック→アプリケーションで開く→「KolourPaint」、という使い方が多いです。

-

kolourpaint のインストール:

$ sudo apt install kolourpaint
:
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  kolourpaint

-

kolourpaint の起動

メニュー →グラフィックス →「KolourPaint」

「テキストボックス」に日本語フォント指定すると、日本語入力できました。

-


壁紙を変更

壁紙のフォルダ「/usr/share/lubuntu/wallpapers」の画像ファイルは20.04 と同じです。 もしかしたら、もうすぐ変更されるかもしれません。必要なら今のうちに保存しておきます。

デスクトップで右クリック →「デスクトップの設定」→「背景」タブ

-

壁紙を指定する場合:

壁紙のモード: 「画面内に引き伸ばす」

壁紙の画像ファイル:

「/usr/share/lubuntu/wallpapers/lubuntu-default-wallpaper.png

「/usr/share/lubuntu/wallpapers/2004-city-sky.jpg」に変更

→「適用」

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単色の壁紙にする場合:

背景色の選択: 「色表示」ボタンをクリック

HTML: 「#00557f」に変更

→「OK」

壁紙のモード: 「背景のみで塗りつぶす」

→「適用」

→「OK」

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壁紙をランダム表示できます

事前に、「ピクチャ」の下に「壁紙」フォルダを作って、そこに好みの壁紙を入れておきます。

デスクトップで右クリック →「デスクトップの設定」→「スライドショー」タブ

1. 「スライドショーを有効にする」にチェック

2. 壁紙画像のフォルダ: 「参照」ボタンで指定

→「 /home/USER_NAME/ピクチャ/壁紙」

3. 間隔: 0 時間 and 5 分

4. 「スライドショーをランダムに表示する」にチェック

5. 適用 →OK

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デスクトップの「ホーム」アイコン名を変更

デスクトップにある「ホーム」アイコンは、「ユーザ名」の表示です。 個人的に、「Home」に変えました。

1. 新しいアイコンを作成

$ cd ~/Desktop/
$ cp user-home.desktop user-home-2.desktop

2. アイコン名を変更

管理者権限でないとファイルをいじれませんでした。

$ sudo featherpad user-home-2.desktop

最終行に下記を追加して保存:

Name[ja]=Home

-

3. ログアウト→ログイン

デスクトップに「ユーザ名」と「Home」の2つのアイコンが重複して表示されました。

-

4. 「ユーザ名」のアイコンの表示を消します。

デスクトップで右クリック →「デスクトップの設定」→「高度」タブ

  • ホーム(←ユーザ名)
  • Trash
  • Computer
  • Network

消したいアイコン(今回はすべて)のチェックを外して、 →適用 →OK

(作成した「ホーム」アイコンのみが残ります)

→適用 →OK

-

5. 「Home」アイコンの「!」を消します。

デスクトップの「ホーム」アイコンを右クリック→「この実行ファイルを信頼する」(Trust this executable) にチェックを付けます。

-

6. 「Home」アイコンをダブルクリックして、動作を確認。

-

7. もし、作成したアイコンを消したいときは、

$ cd ~/Desktop/
$ rm user-home-2.desktop

再度、表示したいときは、設定で「ホーム」アイコンにチェック、表示させてやり直しです。

-


モニタ画面の輝度調整について

ショートカットキーにモニタ画面の輝度調整が定義されていました。 デスクトップPC では手を伸ばさないと出来ないモニタ画面の調整が、ノートPC 並に出来るのは便利です。

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Shift+Ctrl+F6 →輝度ダウン

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Shift+Ctrl+F7 →輝度アップ

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スピーカをヘッドフォンに変更:

  • デフォルトがモニタのスピーカ「HDMI」になっていました。

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オーディオデバイスを確認:

$ aplay -l

**** ハードウェアデバイス PLAYBACK のリスト ****
カード 0: HDMI [HDA Intel HDMI], デバイス 3: HDMI 0 [HDMI 0]
  サブデバイス: 1/1
  サブデバイス #0: subdevice #0
カード 0: HDMI [HDA Intel HDMI], デバイス 7: HDMI 1 [HDMI 1]
  サブデバイス: 1/1
  サブデバイス #0: subdevice #0
カード 0: HDMI [HDA Intel HDMI], デバイス 8: HDMI 2 [HDMI 2]
  サブデバイス: 1/1
  サブデバイス #0: subdevice #0
カード 0: HDMI [HDA Intel HDMI], デバイス 9: HDMI 3 [HDMI 3]
  サブデバイス: 1/1
  サブデバイス #0: subdevice #0
カード 0: HDMI [HDA Intel HDMI], デバイス 10: HDMI 4 [HDMI 4]
  サブデバイス: 1/1
  サブデバイス #0: subdevice #0
カード 1: PCH [HDA Intel PCH], デバイス 0: ALC283 Analog [ALC283 Analog]
  サブデバイス: 1/1
  サブデバイス #0: subdevice #0

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夜間に聞けるようにヘッドフォンの「Analog」を選択:

メニュー →「サウンドとビデオ」→「PulseAudio 音量調整 Qt」

「設定」タブ

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内部オーディオ

「プロフィール: アナログステレオ入力(未接続)(使用不可)」にチェック

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内部オーディオ

「プロフィール: Digital Stereo(HDMI) 出力」のチェックを外しました

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再起動

→スピーカが切り替わりました。

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パネルに CPU モニター表示を追加

CPU の負荷を緑のバーグラフの上下の動きで表示してくれるので、操作前にもう少し待つべきかの目安にできます。ランプの付いていないUSB メモリを使っているときにも便利。アプリの負荷が見えます。

パネルの中央で右クリック →ウェジットの管理 →「+: 追加」→「CPU モニター」(cpuload) →「ウェジットへ追加」

「CPU モニター」は一番下(パネルの右端)のままにしました。

→閉じる

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パネルの時計の表示を変更

パネルの時計を右クリック →【世界時計】の設定 →下の方にある「形式を詳しく指定する」にチェック →「指定する」

開いた窓の上にある文字列を修正:

 '<b>'HH:mm:ss'</b><br/><font size="-2">'ddd, d MMM yyyy'<br/>'TT'</font>'

↓ 修正

 '<font size="-1"><b>'HH:mm'</b><br/><font size="-2">'yyyy-MM-dd  ddd'</font>'

→OK →閉じる

  • 時計が2段で表示されます。曜日も表示します。

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アプリのウィンドウのタイトルバーに 巻き上げボタンを追加:

メニュー →設定 →「LXQt 設定」→「Openbox 設定(Qt 版)」→「ウィンドウマネージャーの設定」画面

「外観」タブ

ボタンの並び順: NLIMC →NSLIMC に変更。

→「閉じる」

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S: シェード化(巻き上げ)ボタンの追加 →タイトルバー の左に「↑」アイコンが追加されました。

クリックするとタイトルバーだけになります。ウィンドウの裏に隠れたダイアログなどを確認できて便利。 「↓」に変わったアイコンをクリックすると元に戻ります。

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仮想デスクトップの数を減らしました:

仮想デスクトップは 4 つも使わないので、少しでもパネルに多くのアプリが表示できるように減らしました。 少なくすると、マウスのスクロールボタンで誤って仮想ディスクトップを切り替えても、迷わなくなります。

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メニュー →設定 →「LXQt 設定」→「Openbox 設定(Qt 版)」→「ウィンドウマネージャーの設定」画面

「デスクトップ」タブ

デスクトップの数: 4 →2

→閉じる

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ちなみに、席を立つ時は、猫にキーボードに乗られてもいいように、使っていない仮想デスクトップをクリックしてます。

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スクリーンセーバの設定

  • スクリーンセーバからの復帰時に画面真っ暗になるPC のときは「こちら

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  • スクリーンセーバの数が半端なく増えています。見ていて飽きません。

1. メニュー →設定 →「Screensaver」→「XScreenSaverの設定 」画面

「拡張オプション」タブ

「画像をランダムに選択する」にチェック →参照ボタン

フォルダ: →「ピクチャ/」をダブルクリック →「壁紙/」をダブルクリック →OK

画面が戻り、「/home/USER_NAME/ピクチャ/壁紙」と表示されました。 (指定したフォルダの下にあるフォルダの画像も対象になります。)

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2. 上記の続き →「表示モード」タブ

モード: 「ランダムなセーバを用いる」

  • 薄いグレーの文字は、インストールされていない項目です。

  • 濃い文字は、インストールされている項目です。

ひとつずつ選択→右にレビューが表示されます。 チェックを付けることで、そのセーバが使われ、チェックを外すと使われません。

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イマイチなのでチェックを外したセーバ:

この辺りは好みです。参考まで。

Deco、Deluxe、Demon、Srift、FilmLeader、Flame、GlitchPEG、Goop、Grav、Greynetic、Hopalong、Lavalite、LCDscrub、Lockward、Maze、MemoScroller、Moire、Moire2、m6502、Tessellimage、Munch、NerveRot、NoseGuy、Pedal、Peepers、Penrose、Qix、Slip、Strange、Tessellimage、、Triangle、VFeedback、VidWhacker、Voronoi、Waner、WhirlWindWarp、XAnalogTV、Xjack、XMatrix、XLyap、XSpirograph

→閉じる

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Lubuntu の気になるところ

1. スクリーンセーバの復帰時に、自分のPC では失敗します。関連する問題も多数あり。

Ubuntu 20.04 では正常に動いていました。カーネル「5.8」にアップした影響?

→デフォルトの「Flurry」で使われている描画機能が表示しきれないみたい。 青白い、タバコの煙みたいなやつです。

2. Window + 矢印キー で画面半分のウィンドウのタイリングができません。不便です。

→Lubuntu ではキーの設定が重なるからか削除されています。自己責任で復活。右のWindow + 矢印キー で動作します。やはり、便利です。

3. マウスのスクロールホイールで、仮想デスクトップが勝手に切り替わります。

→この機能を知らないころは、画面をスクロールさせようとしたら突然画面が消えるので戸惑いました。

→仮想デスクトップを2つに減らしたら、迷わなくなりました。

4. デスクトップに置かれたホームアイコンが「ユーザ名」です。好みとセキュリティの問題。

5. ログイン画面(SDDM) は毎回見る画面なので背景を変更したくなりますが、設定ツールがありません。

6. 新しく加わった「Update Notifier」(システム更新の通知?)などは日本語化されていません。

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問題1: Lubuntu 20.10 のインストール開始で表示されるバーグラフが表示されず、画面真っ暗

ライブUSB メモリ立ち上げにて、Lubuntu 20.10 のインストール実施。 設問に答え、インストール開始時はバーグラフは表示されますが、その後、真っ暗になり、マウスカーソルだけ表示されます。

ロック解除画面が表示できない(されているけど表示できない)下記と同じ現象かも。

インストール完了で、マウスカーソルを動かすと、インストールの完了画面が表示されました。 動作には支障はありません。

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問題2: 「Discover」 の起動にて、おすすめ画面表示後、ログイン画面に落ちます。

ログアウト前に画面が真っ暗で、マウスカーソルだけになり、その後、ログイン画面に移行します。

たぶん、これもが描画系の問題みたい。起動前にファイル保存してないと危険です。

Software Center アプリなので、Lubuntu としては問題は大きいかも。

アプリの検索に使えません。

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Muon は馴染まないので、Synaptic をインストールして使用。

$ uname -r
5.8.0-36-generic

$ plasma-discover --version
discover 5.19.5
$ plasma-discover

→途中まではメッセージが流れます。エラー表示はログアウトするので確認できません。

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問題3: 「Update Notifier」 画面にて、ウィンドウ内に軌跡が残ります

「Update Notifier」 画面にて、「Upgrade」をクリックしたときに表示される「Full Upgrade」(lubuntu-upgradar) のウィンドウを動かすと、「Update Notifier」のウィンドウ内に軌跡が残ります。

「Full Upgrade」のウィンドウを動かさないと気付きません。 「ティアリング」という問題かな。

→気にしなければいいだけの話。

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あくまでも参考:

Intel アダプタでティアリングの問題を解決する

抜粋:

画像の中に複数フレームの画像が描画されてしまい、映像が途中で左右にずれたように見える現象

Intel アダプタでティアリングの問題を解決する方法として「Xorg Intel TearFree オプションを有効にする」ことが知られています。このオプションはコンポジタの利用と重複し、メモリの使用量は増えパフォーマンスは下がります。

TearFree を有効にするには、

ディレクトリを作成:

$ sudo mkdir /etc/X11/xorg.conf.d/

ファイルを追加 (/etc/X11/xorg.conf.d/20-intel.conf):

Section "Device"
   Identifier  "Intel Graphics"
   Driver      "intel"
   Option      "AccelMethod" "sna"
   Option      "TearFree" "true"
EndSection

→未確認。

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GNOME の場合のティアリング問題を解決する設定:

設定を有効にするには CLUTTER_PAINT=disable-clipped-redraws:disable-culling という行を /etc/environment に追加して Xorg サーバーを再起動。

$ cat /etc/environment
PATH="/usr/local/sbin:/usr/local/bin:/usr/sbin:/usr/bin:/sbin:/bin:/usr/games:/usr/local/games:/snap/bin"

GNOME での回避策に使えるかも。未確認。

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問題4: スクリーンセーバからの復帰時に、画面真っ暗

  • BIOS 立ち上げの古いPC で問題が発生すると思われます。

いろいろな現象があるので整理しました。

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参考: メインメニューにある「画面のロック」からのスクリーンセーバ起動だと、正常に復帰できます。

  • スクリーンセーバからの復帰時に、XScreenSaverのロック解除画面(炎の画像)だと、正常に復帰できます。

メニュー→「画面のロック」→スクリーンセーバ表示

→マウスを動かす→ロック解除画面(炎の画像)→パスワード入力→正常にデスクトップ表示

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ただし、選ばれているセーバによります。「Flurry」では起動させた途端、画面真っ暗になりました。

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症状: セーバの「Flurry」で使われている描画機能が使えないみたい。

  • 青白い、タバコの煙みたいなセーバです。

→調べてみると、「拡張で追加された高度なセーバ」に動作できないものが多いようです。使われている描画機能の差かも。

→動かないセーバが選択されているとウィンドウ内が黒くなり、無効したり動くセーバを選んだりすることが難しくなります。再起動してトライするしかありません。最初に無効にすべきです。

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症状: ログイン画面と同じデザインのロック解除画面だと、画面真っ暗

スクリーンセーバからの復帰時に、ログイン画面と同じデザインのロック解除画面になると、画面真っ暗でマウスカーソルだけになります。復帰できてもパネルにアプリのゴミが残っていたり、デスクトップ画面での操作ができなくなります。

→ロック解除画面(炎の画像)にならないのは、スクリーンセーバの設定の違いでした。

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症状: sddm のテストモードで、画面真っ暗でマウスカーソルだけになる場合があります

  • 問題が発生するかのテストに使えます。

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sddm 自体のテスト:

$ sudo sddm-greeter --test-mode

→正常時は、sddm のデフォルトの画面(左が時計、右がパスワード入力)が表示されます。

たまに、下記のエラー表示になるときがありました:

i965: Failed to submit batchbuffer: 入力/出力エラーです

-

テーマ指定すると、発生しやすいです:

$ sudo sddm-greeter --test-mode --theme /usr/share/sddm/themes/lubuntu

→必ずといってよいほど画面真っ暗でマウスカーソルだけの表示になります。 たまに、強制ログアウト。つまり、最初のログイン画面まで落ちました。

これだと、壁紙の変更はできるけど、ログイン画面のテーマの変更はムリ。

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症状: ロック解除画面が表示されないときがあります

スクリーンセーバーに入ってから、マウスカーソルを動かすと、マウスカーソルだけの真っ暗な画面になるときがあります。ロック解除画面が表示されません。

Ctrl+Alt+F2 でコンソール画面に切り替え、Ctrl+Alt+F1 でデスクトップ画面に戻してやると、一瞬、ログイン画面(ロック解除画面?)が表示され、再び真っ暗な画面になります。ここで、パスワードを入力するとロック解除でき、デスクトップ画面に戻りました。

ただし、アプリを終了させても、パネルには起動したアプリが残ったままになります。再起動が必要です。

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症状: 端末を起動したときに、ウィンドウが表示されないときがあります

  • たぶん、上記の現象が出たときに、復帰した場合の現象だと思います。完全に復帰できていないと思われます。

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デスクトップにマウスカーソルを持っていくと、ウィンドウのあるだろう位置だけ矢印でなく、編集時のマウスカーソル「I」に変わります。ウィンドウが表示されているようだけど、実際は表示されていません。

パネルで「端末」アプリ名を2度ほどクリックして、アイコン化、戻すを行い、再描画させると、ウィンドウが表示されました。

再起動が必要です。

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スクリーンセーバーからの復帰時に問題が出る件の回避策:

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回避策1: 「スクリーンセーバを無効」に設定:

メニュー →設定 →「Screensaver」→「XScreenSaverの設定 」画面

「表示モード」タブ

モード: ランダムなセーバを用いる →「セーバーを無効にする」に変更

-

切り替えを早くするには、「ランダムなセーバを用いる」の右の矢印でなく、「セーバ」の文字部分をクリックして、一番上にマウスを持っていきます。失敗すると、フリーズします。

Ctrl+Alt+F2 でコンソール画面にして、ユーザでログイン、「reboot」と入れて再起動させます。

-


回避策2: xscreensaver のロック解除画面を使うようにして「ブランク・スクリーンのみ」に設定:

-

1. まずは、上記の回避策1: で、「セーバーを無効にする」に設定:

-

2. xscreensaver のロック解除画面を使うように設定:

メニュー →設定 →「Screensaver」→「XScreenSaverの設定 」画面

「表示モード」タブ

モード: 「セーバーを無効にする」→「ブランク・スクリーンのみ」に変更

-

「画面をロックするまで」にチェック、 0 分 ←(重要: 無効以外にしないと設定できません)

→これにチェックしないと問題の発生する、ログイン画面のロック解除画面が使われます。

-


回避策3: 安全なセーバのみを使うように設定:

-

1. まずは、上記の回避策1: で、「セーバーを無効にする」に設定:

フルインストールされていると、問題が発生します:

$ apt search xscreensaver | grep インストール済み
:
xscreensaver/groovy,now 5.42+dfsg1-1ubuntu1 amd64 [インストール済み、自動]
xscreensaver-data/groovy,now 5.42+dfsg1-1ubuntu1 amd64 [インストール済み、自動]
xscreensaver-data-extra/groovy,now 5.42+dfsg1-1ubuntu1 amd64 [インストール済み、自動]
xscreensaver-gl/groovy,now 5.42+dfsg1-1ubuntu1 amd64 [インストール済み、自動]
xscreensaver-gl-extra/groovy,now 5.42+dfsg1-1ubuntu1 amd64 [インストール済み、自動]

-

2. 基本のセーバのみを残して削除:

$ sudo apt remove xscreensaver-data-extra xscreensaver-gl-extra xscreensaver-gl
:
以下のパッケージは「削除」されます:
  lubuntu-desktop xscreensaver-data-extra xscreensaver-gl xscreensaver-gl-extra

確認:

$ apt search xscreensaver | grep インストール済み
:
xscreensaver/groovy,now 5.42+dfsg1-1ubuntu1 amd64 [インストール済み]
xscreensaver-data/groovy,now 5.42+dfsg1-1ubuntu1 amd64 [インストール済み、自動]

-

3. 再起動

-

4. xscreensaver のロック解除画面を使うように設定:

メニュー →設定 →「Screensaver」→「XScreenSaverの設定 」画面

「表示モード」タブ

モード: 「一つのセーバのみ」または「ランダムなセーバを用いる」に変更

-

「画面をロックするまで」にチェック、 0 分 ←(重要: 無効以外にしないと設定できません)

→これにチェックしないと問題の発生する、ログイン画面のロック解除画面が使われます。

-

5. 好みのセーバに設定:

  • 薄いグレーの文字は、インストールされていない項目です。

  • 濃い文字は、インストールされている項目です。

ひとつずつ選択→右にレビューが表示されます。 チェックを付けることで、そのセーバが使われ、チェックを外すと使われません。

-

安全で好みのセーバ:

Abstractile
BinaryRing
Distort
Fiberlamp
FuzzyFlakes
Galaxy
Hexadrop
MetaBalls
PopSquares
Ripples
ShadeBobs
SlideScreen

-

6. セーバで使われる背景画像を設定:

「拡張オプション」タブ

「画像をランダムに選択する」にチェック →参照ボタン

フォルダ: →「ピクチャ/」をダブルクリック →「壁紙/」をダブルクリック →OK

画面が戻り、「/home/USER_NAME/ピクチャ/壁紙」と表示されました。 (指定したフォルダの下にあるフォルダの画像も対象になります。)

-

ウィンドウの右上の「x」で閉じます

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まとめ

Lubuntu 20.04 よりも改善されています。立ち上げのマークもクールです。そして動作も軽いです。

個人的にカーネルが「5.8」なのが不安でした。Qt アプリでの日本語入力はできたので一安心。

やはり、自分の古いPCでは画面描画関連でいくつかの不具合が見られます。 スクリーンセーバーがらみの問題は、スクリーンセーバーで使われるセーバを制限することで安定しました。 たぶん、AtomVS Code起動できない だろうと思います。(Lubuntu では未確認)

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特に、アプリの検索でよく使われる、ソフトウェアセンターの「Discover」がおすすめ画面を表示しきれずに強制ログアウトするのは、サポート機種の幅が広く、古いPC でよく使われる Lubuntu としては問題が大きそう。凝った画面のアプリで発生するみたい。

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ただし、影響が出るのは古いPC の一部だけかもしれません。

たぶん、BIOS 立ち上げしかできないPC固有(ハードウェアアクセレータ関連のドライバー)の問題で、 今どきのUEFI 立ち上げのPC なら問題はないと思います。 サポート機種がシフトして行くのは時代の流れかな。

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別件ですが、今回の成果は「Fedora 33 Xfce にTrinity デスクトップを追加」した場合に反映できそうです。 同じようにスクリーンセーバーを無効にする回避策(インストール前インストール後 )をとりましたが、基本のセーバだけなら使えそうです。

ちなみに、「Trinity デスクトップを追加」してない「Fedora 33 Xfce」なら、Lubuntu 20.10 ではフリーズとなる、フルのxscreensaver が問題なく使えます。不思議です。環境の差はありますが、このあたりに解決策があるかもしれません。

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目次

先頭

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Fedora 33 Xfce に、TDE (Trinity) デスクトップをインストール: 後半〈H102〉

登録日: 2020-12-27 更新日: 2021-01-03

Fedora 33 Xfceインストール 。そこに、軽量なデスクトップ環境である TDE ( Trinity Desktop Environment ) を追加でインストールしました。そのときの備忘録の「後半」です。

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Trinity のインストール後の設定作業、および気づいたことについてです。

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備忘録なので、役立ちそうな関連情報も詰め込んでいます。 見づらいときは「参考:」の部分は読み飛ばしてください。

また、リンクから戻るときはブラウザの左上の「←」をクリックしてください。

-

「目次」

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Fedora 33 Xfce」デスクトップのカスタマイズ後の画面:

→パネルを画面下だけにして、「スタート」ボタンも変更。壁紙の変更で印象が変わりました。標準のテキストエディタ「Mousepad」で「ibus-kkc」を使い日本語入力している画面です。パネルの右の「あ」が見やすいです。

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「Trinity」デスクトップ(Fedora 版)の画面:

→ログアウトして、セッションを切り替えるだけです。 オーソドックスな画面ですが、メニューやパネルをカスタマイズしやすく、Xfce アプリ+KDE アプリ(Qt アプリ) が使え、Xfce アプリの設定はそのまま活きています。いつものデスクトップの追加なら再設定が必要になりますが、このあたりが違うところ。

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初回はすべてのRPM Fusion を入れた(ファームウェアの更新を含む)のが良くなかったようで、「ユーティリティ」メニュー周りで不具合(たぶん、Xfce メニューの自動取り込みで失敗?)が出ました。対策としてメニューを修正。これはメニューの修正後の画面です。赤い「x」と「テキストエディタ」カテゴリを追加。TDE の元になったKDE 環境のメニュー周りの勉強になりました。備忘録として残しました。

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最終的にはXfce のインストールからやり直しました。インストールに必要なRPM Fusion だけにしてインストールしたら「ユーティリティ」メニューが使えるようになりました。

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前半の作業:

  • 前半 は、 「Fedora 33 Xfce」にTDE (Trinity) デスクトップをインストール。

初期設定まで完了しました。

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1. 起動

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2. ログイン画面

  • 画面右上のアイコンから「TDE」セッションを選んで、ログイン

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3. TDE (Trinity) デスクトップ画面が表示

→自動で起動されるアプリは、完全には日本語化されていません。コンテンツは一部英語のままです。 リリース通知は最初のみ表示されます。

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→立ち上げ時の問題はこちら を参照。

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確認:

$ uname -r
5.9.15-200.fc33.x86_64

$ uname -a
Linux localhost.localdomain 5.9.15-200.fc33.x86_64 #1 SMP Wed Dec 16 19:14:35 UTC 2020 x86_64 x86_64 x86_64 GNU/Linux

$ cat /etc/fedora-release
Fedora release 33 (Thirty Three)

$ cat /etc/os-release
NAME=Fedora
VERSION="33 (Xfce)"
:
VARIANT="Xfce"
VARIANT_ID=xfce

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4. 日本語入力の確認

Xfce では「ibus-kkc」が使える状態にしてあります。そのため、「半角/全角」キーを押すと日本語入力できました。

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-

→日本語入力での問題はこちら を参照。

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5. 端末「xfce4-terminal」

Xfce 側の端末アプリです。

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Trenity デスクトップだと、起動時の描画が変な動きになります:

  • 起動させると、ウィンドウサイズの設定で一瞬開き、すぐに 80x02行(?) のサイズに小さくなります。

そして、サイズを広げたあとに、ウィンドウの縦方向のサイズを少し縮めると、するすると自動的に80x02行(?) のサイズに小さくなります。もしかしてわざとこういう仕様にしているのかと思ってしまいます。

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また、ウィンドウサイズを変更したときに軌跡が残り、そのままだとキー入力を受け付けません。

ウィンドウを再描画させると解除されます:

  • タイトルバーをつかんで画面上部にぶつける

  • タイトルバーをダブルクリックしてシェード、もう一度ダブルクリックして解除

  • オススメは、サイズが小さくなったら、ウィンドウの最大化ボタンをマウスの中ボタンでクリック

→ウィンドウが縦方向に最大化します。ウィンドウの縦サイズを変更しなければ普通に使えます。横のサイズの変更は支障なくできます。

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参考: 端末(xfce4-terminal、Kconsole)では、Ctrl+Alt キーを押しながらテキストを選択すると、四角い範囲に選択できます。

テキストエディタに貼り付けて編集したい時に便利です。右下から左上を選択するのが確実みたい。

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6. 端末「Konsole」

  • Trinity 側の端末アプリです。「xfce4-terminal」と違い、こちらはTDE で問題なくウィンドウ操作できます。 ただし、日本語の単語をダブルクリックしても単語の選択ができません。英単語は OK。

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「Konsole」の初期設定:

メニューバー →Setting →「Konsole を設定」

「全般」タブ

「リサイズ時にターミナルサイズを表示する」にチェック

→「適用」

→「OK」

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メニューバー →Setting →スキーマ →「Linux 色」

メニューバー →Setting →「標準として保存」

-

「Konsole」の起動を、Ctrl+Alt+K に割り当て:

  • お気に入りのアプリケーションにキーボードショートカットを割り当てできます。

1. メニュー →設定 →「メニューエディタ」(kMenuEdit)

2. 左側のツリーから、システム→ターミナルプログラム(Konsole) を選択

3. 右下にある、「現在のショートカットキー:」の横の「なし」ボタンをクリック

4. 「ショートカットを設定」窓が開くので、任意のキーの組み合わせを押します。

Ctrl+Alt+K

5. 他の機能に使われていると、「現在のアクションに割り当て直しますか?」

どうせ使うこともないので、「割り当て直す」をクリック。

6. なし→「Ctrl+Alt+K」にボタン名が変わりました。

7. 画面右上の「x」で閉じます→「保存しますか?」→保存

-

「Konsole」のウィンドウサイズの設定:

-

Settings →フォント→フォントサイズを増やす・減らす

文字サイズを見やすくて、情報量が多くなる小さめの大きさに調整します。

-

Settings →サイズ→カスタム

列数: 80 固定(投稿時に都合が良いサイズ)

行数: 100 (わざとはみ出る大きさにすると、ピッタリの行数に調整されます。)

→「OK」

→確認すると行数: 47 でした。フォントサイズにもよります。列数が80 かを確認します。

-

Settings →「標準として保存」

-


7. ファイルマネージャ「Konqueror

  • ファイルマネージャ兼、簡易ブラウザ兼、ビュワー兼、アプリケーションランチャーと多機能です。

  • フォルダを開き、「F4」キーを押すと、その場所で端末「Konsole」が開けます。

もしくは、フォルダの空きで右クリック →アクション →「ここでターミナルを開く」

  • Xfce のファイルマネージャである「Thunar」に橋渡しすることもできます。

フォルダの空きで右クリック →アプリケーションで開く →「Thunar でフォルダを開く」

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アプリケーションのランチャーとして使う:

メニューバー →移動 →アプリケーション

「programs:/」がアドレスバーに入力されて、開きます。

→アプリケーションの大きなアイコンが表示され、ランチャーとして使えます。

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ブラウザのアクセス履歴を利用してブラウザとして使う:

メニューバー →移動 →履歴

ブックマークしておかなくても、ブラウザで参照したサイトの履歴が残っており、サイト名別に左側に表示されます。

サイト名を選ぶと、そのサイトのページを「いつもならファイルを表示する領域」に開けます。

余分な履歴は、右クリック→エントリを削除 で、削除可能です。

フレーム枠をうまく表示しきれません。メインページの内容なら問題なく表示できます。 (そのおかげで無駄な広告が表示されません)

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テキストビュワーとして使う:

ファイルマネージャ上にて、テキストファイルを右クリック→プレビュー→「埋込み高機能テキストエディタ

→ファイル表示のエリアにテキストエディタ画面が開きます。(入力できませんが選択範囲のコピーが可能です。)

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テキストファイルを左クリック→別のウィンドウで「Kate」が開きました。

→「Kate」はセッションを開く操作があり、少し面倒です。

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テキストファイルの関連付けのアプリを「KWrite」に変えました

テキストファイルを右クリック →「アプリケーションで開く」→「その他…」→「テキストエディタ」→「KWrite」

「このファイルのアプリケーション関連付けを保存する」にチェック

→「OK」

テキストファイルを左クリック→別のウィンドウで「KWrite」が開きました。

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画像ビュワーとして使う:

ファイルマネージャ上にて、画像ファイルを右クリック→プレビュー→「埋込み画像ビュワー」

→ファイル表示のエリアに画像の画面が開きました。 画像がウィンドウサイズに調整され粗く表示。(編集できません)

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もしくは、画像ファイルを左クリック→画像が「100%」表示。スクロールが必要ですが粗くありません。(編集できません)

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ファイルマネージャとして使う:

メニューバー →移動 →ホーム

または、Ctrl+Home

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8. 「KWrite」

TDE に入っているエディタ(KDE アプリ)です。タブ機能がない(上のバージョンになればプラグインがあります)のが惜しいところ。ちなみに、KWrite は Kate のエディタ部分を抜き出したサブセットと言え、共通点が多いです。

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「KWrite」に暗めのテーマを追加:

メニューバー→設定→「エディタを設定」→「フォント & 色」

スキーマ: 「新規」をクリック→「dark」を入力→「OK」

スキーマ: 「dark」の表示に変わりました

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「色」タブ

通常のテキストの背景 (Text Area) : →HTML: #e5e5e5

選択されたテキストの背景 (Selected Text) :  →HTML: #6da5c5 または、#5B7B9C

現在の行 (Current Line) :  →HTML: #d0d7de

左枠の背景 (Background Area) :  →HTML: #121212

行番号 (Line Numbers) :  →HTML: #8f8f8f

-

「KWrite」のフォントを大きくしました:

「フォント」タブ

フォント: Monospace

フォントスタイル: 標準

サイズ: 11

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kwrite の標準スキーマ: 「dark」を選択

→「OK」

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正規表現について:

  • 「KWrite」の検索では「正規表現」が使えます。

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記号 説明 使用例 該当例
. 任意の一文字 te.t test、text、tent、など
[文字] 内のいずれかの 1文字 [Tt]ext test、Text
[数字-数字] 「-」で範囲選択 text[1-3] text1、text2、text3、など
[^文字] 内の文字以外の 1文字 [^Tt]ext nest、oext、など
^ 行頭 ^Text 行頭が Text
$ 行末 text$ 行末が text
* 直前の文字の 0回繰返し te*xt txt、text、teext、など
\ . や * を検索したいとき text. text.

参考:

コマンドのヘルプとテキスト・エディタ

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9. 「KWrite」に、Markdown の定義を追加:

TDE に入っている「Kate」と「KWrite」はバージョンが低いため、Markdownシンタックスハイライト(構文定義ファイル)がサポートされていません。なので、Markdown のハイライト表示ができません。Markdown の定義はどちらにも反映されます。

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TDE に入っているバージョン:

$ kate --version
Qt: 3.5.0
TDE: R14.0.9
Kate: 2.5.14

$ kwrite --version
Qt: 3.5.0
TDE: R14.0.9
KWrite: 4.5.14

Markdown のハイライト表示はサポートされていません。表示には手作業が必要。

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Fedoraリポジトリにあるバージョン:

$ dnf list kate
:
kate.x86_64                        20.08.3-1.fc33                        updates

$ dnf list kwrite
:
kwrite.x86_64                       20.08.3-1.fc33                       updates

→バージョンが上がっており、そのままでMarkdown のハイライト表示ができます。

-

Markdown について:

  • Markdown はHTML を簡単に記述できるようにした書き方のことで、HTML に変換するのが目的でしたが、単なるテキストファイルなので、見やすくて書きやすく、管理しやすいのでそのまま使う人も多いです。

Markdown の記述には色々な方式(方言)があり、表示結果が微妙に変わる(特に見出しの文字サイズと下線)ので使う前の確認が必要です。

-

Markdown の記述 HTML の出力
テキスト <p>テキスト</p>
# タイトル1 <h1>タイトル1</h1>
## タイトル2 <h2>タイトル2</h2>
### タイトル3 <h3>タイトル3</h3>
#### タイトル4 <h4>タイトル4</h4>
##### タイトル5 <h5>タイトル5</h5>
###### タイトル6 <h6>タイトル6</h6>
--- <hr>
**太字** <strong>太字</strong>
_斜体_ <em>斜体</em>
~~消されたテキスト~~ <del>消されたテキスト</del>
> 引用文 <blockquote><p>引用文</p></blockquote>
- 一覧項目 <ul><li>一覧項目</li></ul>
1. 一覧項目 <ol><li>一覧項目</li></ol>
コード <pre><code>コード</code></pre>
[Designers' Station](https://designersstation.com/ 見て見て!) <a href="https://designersstation.com/" title="見て見て!">Designers' Station</a>
![Test ロゴ](https://designersstation.com/logo.svg ロゴ) <img src="https://designersstation.com/logo.svg" alt="Test ロゴ" title="ロゴ">

-

上記の表の一部を抜粋(GitHub の簡略した書き方):

Markdown の記述          | HTML の出力 | 
--- | --- | 
`テキスト`              | `<p>テキスト</p>` | 
`# タイトル1`        | `<h1>タイトル1</h1>` | 

→簡略した書き方だと、自動で表の体裁を整えてくれるので表の作成が楽です。左詰めとか中央、右詰めとか指定できます。 一部の文字列は Markdown と html の構文を含んているのでシングルクォートで囲って無効化しています。 普通の文字列なら要りません。

-

  • Markdown Extra」では、HTML の直接入力もできます。

参考:

テキストファイルにスタイルを!Markdownのご紹介

-

Markdown の定義を追加:

参考:

シンタックスハイライトの操作(Working with Syntax Highlighting)

-

まずは、構文定義ファイルの置き場所を確認:

メニュー →「テキストエディタ」(「ユーティリティ」→「エディタ」)→「Kate」 を起動 →セクションを開く

メニューバー →設定→「Kate を設定…」→エディタ→強調表示

右下の「ダウンロード…」をクリック

「インストール済み」にバージョン表示がされていない(黄色い星の付いた)「4DOS」と「LessCSS」を選んで「インストール」をクリック→すぐに完了しました。

→「閉じる」

-

  • 下記の場所に自動でファイルが作成されます。実施することで、手動で追加するときの置き場所の確実性が増すと考えます…?。
$ ls -l ~/.trinity/share/apps/katepart/syntax/
:
-rw-r--r--. 1 ubn ubn 48729 12月 22 03:33 4dos.xml
-rw-r--r--. 1 ubn ubn 31231 12月 22 03:33 less.xml

→作成日時が、たった今ダウンロード作業をした時刻かを確認

-

参考: 最新に近い Kate やKWrite で使えるサイト
  • TDE に入っているKate やKWrite はバージョンが低いので、ここの定義ファイルは新しすぎて使えません。 逆に、最新なら、すでに標準として組み込まれているので不要です。

Syntax Highlightings にある言語一覧にて、 Markup: Markdown: markdown.xml が入手できます。

それよりも最新版が欲しいときは、 syntax-highlighting/data/syntax/markdown.xml があります。

公開されているMarkdown の定義ファイルは「kate version="5.53"用」と最新のアプリ用となっており、TDE のKWrite アプリに定義ファイルを適用すると、構文強調表示の設定でエラーして機能しません。しくみが変わったようです。

エラー詳細:

/opt/trinity/share/apps/katepart/syntax/gcc.xml: 不適切なシンタックスです。
コンテクスト Comments: はシンボル名によって指定されていません
:

-

TDE に入っているバージョン(古いバージョン):
$ kate --version
:
Kate: 2.5.14

$ kwrite --version
:
KWrite: 4.5.14

-

下記サイトの「markdown.xml」ファイルはTDE で使えました

kate-markdown/markdown.xml

→こちらのファイル(バージョン)は使えました。これを参考にファイルを作成。

-

作業用のフォルダにて作業:
$ cd ~/ダウンロード/
$ mkdir Kate-KWrite

→何かあったら「~/.trinity/」を初期化するかもしれないので、別のフォルダで作業。

$ cd ~/ダウンロード/Kate-KWrite/
$ mousepad markdown.xml

-

修正したことがわかるようにバージョンを修正:

37行目を修正:

<language name="Markdown" version="1.2" section="Markup"

<language name="Markdown" version="1.2+a" section="Markup"

-

ハイライト対象になるファイル指定を修正:

38行目を修正:

     extensions="*.text;*.md;*.mmd" priority="15"

     extensions="*.md;*.mmd;*.markdown" priority="15"

→これはデフォルト値の指定です。いつでもアプリ側の設定で変更できます。

-

「見出し6」がハイライト表示されないので追加:

51行目に追加:

             <RegExpr attribute="h6" String="^######\s.*[#]?$" />

115行目に追加:

         <itemData name="h6" defStyleNum="dsFunction" bold="true" />

-


最終的な「markdown.xml」を確認:
$ cat markdown.xml

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!--
  Kate syntax highlight filter for Markdown/MultiMarkdown documents.
  Copyright 2008 Darrin Yeager. http://www.dyeager.org/
  Dual-Licensed under both GPL and BSD licenses.
  
  Extended 2009 Claes Holmerson. http://github.com/claes/kate-markdown/
-->

<!-- the [^\s]{1} is in the regex to avoid interfering with bullet list which
    starts "* item". Thus emphasis/strong MUST be formed like *words here*
    with the asterisks next to the beginning of the first word.
    Match space or newline, followed by "*", followed by one non-space,
    followed by anything non-asterisk, followed by "*", followed by
    space, end-of-sentence punctuation, or the end of the line.
-->

<!DOCTYPE language SYSTEM "language.dtd"
       [
       <!ENTITY strongemphasisregex "(\s|^)[\*_]{3}[^\*_]+[\*_]{3}(\s|\.|,|;|:|\-|\?|$)">
       <!ENTITY strongregex "(\s|^)[\*_]{2}[^\s]{1}[^\*_]+[\*_]{2}(\s|\.|,|;|:|\-|\?|$)">
       <!ENTITY emphasisregex "(\s|^)[\*_]{1}[^\s]{1}[^\*_]+[\*_]{1}(\s|\.|,|;|:|\-|\?|$)">
       <!ENTITY reflinkregex '\[[^\]\^]+\]\s*\[[^\]]*\]\s*(\s+\"[^\"]*\"){0,1}'>
       <!ENTITY reflinktargetregex '\[[^\]\^]+\]\:\s+[^\s]+(\s+\"[^\"]*\"){0,1}'>
       <!ENTITY footnoteregex "\[\^[^\]]+\]">
       <!ENTITY inlinelinkregex '\[[^\]\^]+\]\s*\([^\(]*\)'>
       <!ENTITY inlineimageregex '\!\[[^\]\^]+\]\([^\(]*\)'>
       <!ENTITY refimageregex '\!\[[^\]\^]+\]\[[^\[]*\]'>
       <!ENTITY autolinkregex '&lt;(https?|ftp):[^\"&gt;\s]+&gt;'>
       <!ENTITY mailtolinkregex '&lt;(?:mailto:)?([-.\w]+\@[-a-z0-9]+(\.[-a-z0-9]+)*\.[a-z]+)&gt;'>
       <!ENTITY rulerregex '\s*([\*\-_]\s?){3,}\s*'>
       <!-- two spaces at end of line generates linebreak -->
       <!ENTITY linebreakregex "  $"> 
       <!ENTITY strikeoutregex "[~]{2}[^~].*[^~][~]{2}"> <!-- pandoc style -->
]>
       
<language name="Markdown" version="1.2+a" section="Markup"
    extensions="*.md;*.mmd;*.markdown" priority="15"
    author="Darrin Yeager, Claes Holmerson"
    license="GPL,BSD" >
  <highlighting>
    <contexts>

      <context attribute="Normal Text" lineEndContext="#stay" name="Normal Text" >
        <DetectChar context="blockquote" char="&gt;" column="0"/>
        <RegExpr attribute="h1" String="^#\s.*[#]?$" />
        <RegExpr attribute="h2" String="^##\s.*[#]?$" />
        <RegExpr attribute="h3" String="^###\s.*[#]?$" />
        <RegExpr attribute="h4" String="^####\s.*[#]?$" />
        <RegExpr attribute="h5" String="^#####\s.*[#]?$" />
        <RegExpr attribute="h6" String="^######\s.*[#]?$" />
        <RegExpr attribute="ruler" String="&rulerregex;" />
        <RegExpr attribute="strong" String="&strongregex;" />
        <RegExpr attribute="emphasis" String="&emphasisregex;" />
        <RegExpr attribute="strongemphasis" String="&strongemphasisregex;" />
        <RegExpr attribute="code" String="^([\s]{4,}|\t+).*$" />
        <RegExpr context="bullet" String="^[\*\+\-]\s" />
        <RegExpr context="numlist" String="^[\d]+\.\s" />
        <RegExpr attribute="meta" String="^(Title|Author|Date|Copyright|Revision|CSS|LaTeX\ XSLT|Categories|Tags|BaseName|Excerpt):(.*)+$" />
        <IncludeRules context="inc" />
      </context>

      <context attribute="blockquote" lineEndContext="#pop" name="blockquote">
        <RegExpr attribute="bq-strong" String="&strongregex;" />
        <RegExpr attribute="bq-emphasis" String="&emphasisregex;" />
        <IncludeRules context="inc" />
      </context>

      <context attribute="bullet" lineEndContext="#pop" name="bullet" >
        <RegExpr attribute="bl-strong" String="&strongregex;" />
        <RegExpr attribute="bl-emphasis" String="&emphasisregex;" />
        <IncludeRules context="inc" />
      </context>
      
      <context attribute="numlist" lineEndContext="#pop" name="numlist" >
        <RegExpr attribute="nl-strong" String="&strongregex;" />
        <RegExpr attribute="nl-emphasis" String="&emphasisregex;" />
        <IncludeRules context="inc" />
      </context>
      
      <context attribute="comment" lineEndContext="#stay" name="comment" >
        <RegExpr String="--&gt;" attribute="comment" context="#pop" endRegion="comment"/>
      </context>

      <context attribute="common" name="inc" lineEndContext="#stay" >
        <RegExpr attribute="code" String="`[^`]+`" />
        <RegExpr context="comment" String="&lt;!--" beginRegion="comment" />
        <RegExpr attribute="reflink" String="&reflinkregex;" />
        <RegExpr attribute="footnote" String="&footnoteregex;" />
        <RegExpr attribute="inlinelink" String="&inlinelinkregex;"/>
        <RegExpr attribute="reflinktarget" String="&reflinktargetregex;"/>
        <RegExpr attribute="inlineimage" String="&inlineimageregex;"/>
        <RegExpr attribute="refimage" String="&refimageregex;"/>
        <RegExpr attribute="autolink" String="&autolinkregex;"/>
        <RegExpr attribute="mailtolink" String="&mailtolinkregex;"/>
        <RegExpr attribute="strikeout" minimal="true" String="&strikeoutregex;"/>
        <RegExpr attribute="linebreak" minimal="true" String="&linebreakregex;"/>
      </context>
    </contexts>

    <itemDatas>
      <itemData name="Normal Text" defStyleNum="dsNormal" />
      <itemData name="common" defStyleNum="dsNormal" />
      <itemData name="strongemphasis" defStyleNum="dsNormal" italic="true" bold="true"/>
      <itemData name="emphasis" defStyleNum="dsNormal" italic="true" />
      <itemData name="strong" defStyleNum="dsNormal" bold="true" />
      <itemData name="ruler" defStyleNum="dsNormal" bold="true" />
      <itemData name="strikeout" defStyleNum="dsNormal" strikeOut="true" />
      <itemData name="linebreak" defStyleNum="dsNormal" underline="true" color="#999999"/>
      <itemData name="h1" defStyleNum="dsFunction" bold="true" />
      <itemData name="h2" defStyleNum="dsFunction" bold="true" />
      <itemData name="h3" defStyleNum="dsFunction" bold="true" />
      <itemData name="h4" defStyleNum="dsFunction" bold="true" />
      <itemData name="h5" defStyleNum="dsFunction" bold="true" />
      <itemData name="h6" defStyleNum="dsFunction" bold="true" />
      <itemData name="blockquote" defStyleNum="dsDataType" />
      <itemData name="bq-emphasis" defStyleNum="dsDataType" italic="true" />
      <itemData name="bq-strong" defStyleNum="dsDataType" bold="true" />
      <itemData name="bullet" defStyleNum="dsFloat" />
      <itemData name="bl-emphasis" defStyleNum="dsFloat" italic="true" />
      <itemData name="bl-strong" defStyleNum="dsFloat" bold="true" />
      <itemData name="numlist" defStyleNum="dsFloat" />
      <itemData name="nl-emphasis" defStyleNum="dsFloat" italic="true" />
      <itemData name="nl-strong" defStyleNum="dsFloat" bold="true" />
      <itemData name="comment"  defStyleNum="dsComment" />
      <itemData name="code" defStyleNum="dsBaseN" />
      <itemData name="reflink" defStyleNum="dsOthers" underline="true" />
      <itemData name="inlinelink" defStyleNum="dsOthers" underline="true" />
      <itemData name="autolink" defStyleNum="dsOthers" underline="true" />
      <itemData name="mailtolink" defStyleNum="dsOthers" underline="true" />
      <itemData name="footnote" defStyleNum="dsOthers" italic="true" />
      <itemData name="meta"  defStyleNum="dsComment" />
      <itemData name="reflinktarget" defStyleNum="dsOthers" italic="false" bold="false" />
      <itemData name="inlineimage" defStyleNum="dsAlert" italic="false" bold="false" />
      <itemData name="refimage" defStyleNum="dsAlert" italic="false" bold="false" />
    </itemDatas>

   </highlighting>

   <general>
     <comments>
       <comment name="multiLine" start="&lt;!--" end="--&gt;" region="comment" />
     </comments>
   </general>

</language>

→TDE に入っている古いバージョンのKate やKWrite で有効な「Markdown」の定義ファイルです。 行単位で囲ってのコード指定がハイライト表示されませんが、十分使えます。

最新のKate やKWrite の場合はすでに組み込まれていて、このような作業は要りません。

-

配置:
$ cp ~/ダウンロード/Kate-KWrite/markdown.xml ~/.trinity/share/apps/katepart/syntax/

→これはTDE にある「Kate」や「KWrite」に反映させるときの配置先です。 Xfce にインストールした場合は、アプリが新しく定義は標準で組み込まれています。この作業は不要なので配置先を気にする必要はありません。というか置き場所が見つかりません。

-

確認:
$ ls -l ~/.trinity/share/apps/katepart/syntax/
:
-rw-r--r--. 1 ubn ubn 48729 12月 22 03:33 4dos.xml
-rw-r--r--. 1 ubn ubn 31231 12月 22 03:33 less.xml
-rw-rw-r--. 1 ubn ubn  7745 12月 22 03:38 markdown.xml

-

再起動

-

テストファイルを作成して動作を確認:
$ kwrite ~/デスクトップ/test-ハイライト確認.md

↓ 下記のテストパターンを記述:

## Markdown ファイルのハイライト表示のテスト:

KWrite でハイライト表示されるかを試してみます。

# 見出し 1

## 見出し 2

### 見出し 3

#### 見出し 4

##### 見出し 5

###### 見出し 6

→「見出し 6」は通常サイズですが存在するので、ハイライト表示が必要だと思います。


####### 見出し 7

これは普通の文字列なのでハイライト表示なしで OK

-

- これは普通の文字列

* これは普通の文字列

-

1. これは普通の文字列

2. これは普通の文字列

a. これは普通の文字列(アルファベットも強調表示が必要かも)

1. これは普通の文字列(全角は強調表示してはいけません)ダメですね。

2. これは普通の文字列(全角は強調表示してはいけません)ダメですね。


-

        これは普通の文字列
        これは普通の文字列
        これは普通の文字列


> これは普通の文字列
> これは普通の文字列
> これは普通の文字列
>> これは単なる普通の文字列
>> これは単なる普通の文字列


-

コード記述:

```` ←★(ファイルに貼付け後、先頭の3つの文字だけ残して行末まで削除)★
これは普通の文字列
これは普通の文字列
これは普通の文字列
```` ←★(ファイルに貼付け後、先頭の3つの文字だけ残して行末まで削除)★

→行単位のコードを囲ってもハイライトされません。ダメですね。

これは普通の文字列 `これは単なる普通の文字列` これは普通の文字列

→ひとつだとハイライトされました。

これは普通の文字列 *これは単なる普通の文字列* これは普通の文字列(斜体)

これは普通の文字列 **これは単なる普通の文字列** これは普通の文字列(太字)

これは普通の文字列 ***これは単なる普通の文字列*** これは普通の文字列(太字の斜体)

→太字の斜体にはならないけど、アスタリスクが強調表示されるので、いいかな。

-

リンク:

[リンク]()


https://github.com/claes/kate-markdown/blob/master/markdown.xml

(https://github.com/claes/kate-markdown/blob/master/markdown.xml)

[kate-markdown/markdown.xml]
(https://github.com/claes/kate-markdown/blob/master/markdown.xml)

[kate-markdown/markdown.xml](https://github.com/claes/kate-markdown/blob/master/markdown.xml)

イメージ:

![イメージ]()

-

水平線:

-

--

---

→色が黒なのでわかりづらいけど、太字で強調表示されてます。

→上書き保存すると、すぐにハイライト表示が反映されました。

→一部ハイライト表示されない記述もありますが、これぐらいあれば使えます。

-

この状態で確認すると、メニューバー →ツール →強調 →「マークアップ」→「Markdown」が出来てチェックされていました。

-

また、メニューバー →設定→「エディタを設定」→強調表示

右にある「強調表示のルール」にて、定義ファイルに記述した内容が反映されていました。

-

強調表示: 「マークアップ/Markdown

作者、ライセンスの情報が表示されています。

ファイル拡張子: 「*.md;*.mmd;*.markdown」になっています。ここは、いつでも変更できます。

-

→「OK」

-


10. Xfce 環境に「KWrite」をインストール:

  • ログアウト後、「Xfce」セッションにて、バージョンがTDE よりも新しい「KWrite」をインストールしてみました。
$ sudo dnf update
$ sudo dnf install kwrite
:
インストール済み:
  editorconfig-libs-0.12.4-1.fc33.x86_64                                        
  http-parser-2.9.4-3.fc33.x86_64                                               
  kf5-kparts-5.75.0-1.fc33.x86_64                                               
  kf5-ktexteditor-5.75.0-1.fc33.x86_64                                          
  kf5-syntax-highlighting-5.75.0-1.fc33.x86_64                                  
  kwrite-20.08.3-1.fc33.x86_64                                                  
  libgit2-1.0.1-3.fc33.x86_64

-

Xfce」セッションで確認:

$ which kwrite
/usr/bin/kwrite

$ kwrite --version
kwrite 20.08.3

$ /opt/trinity/bin/kwrite --version
Qt: 3.5.0
TDE: R14.0.9
KWrite: 4.5.14

→新しい方はパス指定がなくても起動できます。逆にTDE の方にはパス指定が必要です。

-

「TDE」セッションで確認:

$ which kwrite
/opt/trinity/bin/kwrite

$ kwrite --version
Qt: 3.5.0
TDE: R14.0.9
KWrite: 4.5.14

$ /usr/bin/kwrite --version
kwrite 20.08.3

→パス指定しないと新しい方は起動できません。

-

新しいKWrite でMarkdown のハイライト表示を確認:

→何もしなくてもMarkdown ファイルを開けば、ハイライト表示されました。行を囲うコードもハイライト表示されています。

-


TDE デスクトップのカスタマイズ:

-

1. デフォルトの設定: TDE の便利な、ウィンドウのサイズを変更するショートカット:

ウィンドウを最大化: 最大化ボタンをマウスで「左」クリック

縦方向にだけ最大化: 最大化ボタンをマウスで「中」クリック

横方向にだけ最大化: 最大化ボタンをマウスで「右」クリック

-


2. 壁紙の設定

デスクトップで右クリック→「デスクトップを設定」→「設定」画面表示

背景:

-

下矢印で画像を選択できます。(.jpg だけでなく、その .desktop ファイルが存在します)

例: 「標準ブルー」

$ ls /opt/trinity/share/wallpapers/*.jpg

All-Good-People-1.jpg            floating-leaves.jpg
Appropriately-Left-Handed-2.jpg  fulmine.jpg
Chicken-Songs-2.jpg              gold_crinkle.jpg
No-Ones-Laughing-3.jpg           golden_dome.jpg
Superfluous-Organ-1.jpg          green_curtain.jpg
The-Good-Times-1.jpg             harbour_bridge.jpg
Time-For-Lunch-2.jpg             kraftwurm.jpg
Totally-New-Product-1.jpg        lakeside.jpg
Water01.jpg                      landscape_keltern.jpg
Won-Ton-Soup-3.jpg               manhattan.jpg
aghi.jpg                         mountain-lake.jpg
air.jpg                          mystical_rightturn.jpg
airplane.jpg                     panorama.jpg
alien-night.jpg                  seaofconero.jpg
alta-badia.jpg                   sepia_mountain.jpg
another-view.jpg                 soft-green.jpg
antique_chess.jpg                stelvio.jpg
autumn_leaves.jpg                storm_blue.jpg
ayers_rock.jpg                   storm_green.jpg
blue-bend.jpg                    stripes.jpg
blue_angle_swirl.jpg             sunset_field.jpg
bluegreencrisscross.jpg          sunshine-after-the-rain.jpg
country_road.jpg                 the_bay.jpg
curls_on_green.jpg               triplegears.jpg
damselfly.jpg                    vegetative_fog.jpg
default_blue.jpg                 world-desktop.jpg
default_gears.jpg

-

$ ls /opt/trinity/share/wallpapers/*.jpg.desktop

/opt/trinity/share/wallpapers/All-Good-People-1.jpg.desktop
/opt/trinity/share/wallpapers/Chicken-Songs-2.jpg.desktop
/opt/trinity/share/wallpapers/No-Ones-Laughing-3.jpg.desktop
/opt/trinity/share/wallpapers/Time-For-Lunch-2.jpg.desktop
/opt/trinity/share/wallpapers/Totally-New-Product-1.jpg.desktop
/opt/trinity/share/wallpapers/Won-Ton-Soup-3.jpg.desktop
/opt/trinity/share/wallpapers/aghi.jpg.desktop
/opt/trinity/share/wallpapers/air.jpg.desktop
/opt/trinity/share/wallpapers/airplane.jpg.desktop
/opt/trinity/share/wallpapers/alien-night.jpg.desktop
/opt/trinity/share/wallpapers/alta-badia.jpg.desktop
/opt/trinity/share/wallpapers/another-view.jpg.desktop
/opt/trinity/share/wallpapers/antique_chess.jpg.desktop
/opt/trinity/share/wallpapers/autumn_leaves.jpg.desktop
/opt/trinity/share/wallpapers/ayers_rock.jpg.desktop
/opt/trinity/share/wallpapers/blue-bend.jpg.desktop
/opt/trinity/share/wallpapers/country_road.jpg.desktop
/opt/trinity/share/wallpapers/curls_on_green.jpg.desktop
/opt/trinity/share/wallpapers/damselfly.jpg.desktop
/opt/trinity/share/wallpapers/default_blue.jpg.desktop
/opt/trinity/share/wallpapers/default_gears.jpg.desktop
/opt/trinity/share/wallpapers/floating-leaves.jpg.desktop
/opt/trinity/share/wallpapers/fulmine.jpg.desktop
/opt/trinity/share/wallpapers/golden_dome.jpg.desktop
/opt/trinity/share/wallpapers/green_curtain.jpg.desktop
/opt/trinity/share/wallpapers/harbour_bridge.jpg.desktop
/opt/trinity/share/wallpapers/kraftwurm.jpg.desktop
/opt/trinity/share/wallpapers/lakeside.jpg.desktop
/opt/trinity/share/wallpapers/landscape_keltern.jpg.desktop
/opt/trinity/share/wallpapers/manhattan.jpg.desktop
/opt/trinity/share/wallpapers/mountain-lake.jpg.desktop
/opt/trinity/share/wallpapers/mystical_rightturn.jpg.desktop
/opt/trinity/share/wallpapers/panorama.jpg.desktop
/opt/trinity/share/wallpapers/seaofconero.jpg.desktop
/opt/trinity/share/wallpapers/sepia_mountain.jpg.desktop
/opt/trinity/share/wallpapers/soft-green.jpg.desktop
/opt/trinity/share/wallpapers/stelvio.jpg.desktop
/opt/trinity/share/wallpapers/storm_blue.jpg.desktop
/opt/trinity/share/wallpapers/storm_green.jpg.desktop
/opt/trinity/share/wallpapers/stripes.jpg.desktop
/opt/trinity/share/wallpapers/sunset_field.jpg.desktop
/opt/trinity/share/wallpapers/sunshine-after-the-rain.jpg.desktop
/opt/trinity/share/wallpapers/the_bay.jpg.desktop
/opt/trinity/share/wallpapers/triplegears.jpg.desktop
/opt/trinity/share/wallpapers/world-desktop.jpg.desktop

-

$ cat /opt/trinity/share/wallpapers/default_blue.jpg.desktop

→固まります。ここにもアラビア系の言語フォントの影響が出ています。

-

画像ではなく、「単色」に面白い機能があったので設定しました。

デスクトップで右クリック→「デスクトップを設定」→「設定」画面表示

背景:

「画像なし」にチェック

-

オプション:

色: 「Tigert による Stonewall」に変更

→「適用」

-

設定した壁紙:

-

仮想デスクトップごとに、壁紙を設定できます:

1. メニュー →コントロールセンター →「外見 & テーマ」→「背景」

または、デスクトップ上で右クリック→「デスクトップを設定…」→「背景」タブ

2. 設定するデスクトップ: すべてのデスクトップ→「デスクトップ 3」に変更

3. 壁紙を変更します。

4. その後は、仮想デスクトップを選んだときに、その背景が表示されるだけでなく、デスクトップの設定でそのデスクトップ名が選ばれた状態になります。

-


3. ウィンドウを左右へタイリング:

  • 画面サイズがピッタリの 1/2 になるわけでなく、ウィンドウを左か右に寄せてくれる機能です。 不便だけど、使い方によっては便利。ウィンドウを自由にきれいに配置できます。

メニュー →コントロールセンター →地域&アクセスビリティ →キーボードショートカット

「ショートカットスキーム」タブ →「グローバルショートカット」タブ

例えば、 「ウィンドウを右寄せ」を選択 →「カスタム」にチェック →ショートカットを選択が表示: Windows +「→」

→「Win+右」 表示

-

組み合わせて使えるように設定:
ウィンドウを右寄せ: Win+右
ウィンドウを左寄せ: Win+左
ウィンドウを上寄せ: Win+上
ウィンドウを下へ伸ばす: Win+下

→「適用」

→「OK」

-

  • 組み合わせるとウィンドウをきれいに配置できます。

右寄せ→上寄せ→下へ伸ばす

-


4. 仮想デスクトップを 2つにしました:

メニュー →コントロールセンター →デスクトップ →デスクトップの数

デスクトップの数: 2

「デスクトップ背景上のマウスホイールでデスクトップを切り替える」のチェックを外します

→「適用」

-


5. パネルのサイズを変更:

メニュー →コントロールセンター →デスクトップ →パネル

「配置」タブ

サイズ: 標準 →「小」に変更

→「適用」

-

画面下のパネルの「仮想デスクトップ」のどれかを右クリック→「ページャのオプション」→「行」→「1」

-


6. メニューの「最も使用したアプリケーション」の項目数を増やしました:

画面下のパネルの空きで右クリック→「パネルを設定…」→「設定」(Kicker) の画面が表示

-

画面左の「メニュー」タブ

「クイックスタートメニュー」にて、

「最も使用したアプリケーションを表示」にチェック

最大項目数: 5 →「10」に変更

-

→「適用」

-


7. メニューの「アクション」に「最近開いたドキュメント」の項目を追加:

画面下のパネルの空きで右クリック→「パネルを設定…」→「設定」(Kicker) の画面が表示

-

画面左の「メニュー」タブ

「メニュー」の真ん中の「オプションのメニュー」一覧にて、

「最近開いたドキュメント」にチェック

-

左下にある「Recent Documents Menu」にて、

Maximum number of entries: 10 →そのまま

-

→「適用」

→画面が閉じます。

-

メニューの表示の確認:

→「最も使用したアプリケーション」と「最近開いたドキュメント」の項目が追加されました。

-


8. パネルを隠すボタンを表示:

画面下のパネルの空きで右クリック→「パネルを設定…」→「設定」(Kicker) の画面が表示

-

画面左の「隠す」タブ

-

1. 「隠す」モードにて、

「パネルの「隠す」ボタンをクリックしたときだけ隠す」にチェック

-

2. 中ほどにある「隠す」ボタンにて、

「左の「隠す」ボタンを表示する」にチェック

「右の「隠す」ボタンを表示する」のチェックを外します

-

3. パネルのアニメーションにて、

「パネルが隠れる動きをアニメーション化する」にチェック

スライドバー: 中央よりも少しだけ左(遅く) →デフォルトのまま

-

→「適用」

→画面が閉じます。

-

  • パネルの左端に「左矢印」ボタンが追加表示されます:

-

画面を広く使いたいときにクリックすると→パネルが隠れます:

→パネルが消えた分だけウィンドウが下に伸びるので、画面が広く使えます。

-

もう一度クリックすると→パネルを表示:

-


9. パネルの見た目を変更:

コントロールセンター →デスクトップ →パネル

または、

パネルの空きで右クリック→「パネルを設定…」

-

「外観」タブ

「パネルの背景」にて、

-

1. 「背景画像を有効にする」にチェック

内蔵しているパネル用の背景画像:

$ ls -1 /opt/trinity/share/apps/kicker/wallpapers/
blue_glass.png
deck_plate.png
default.png
green_line.png
rail.png

→好みで使える画像と使えない画像があります。

-

(1) 「/opt/trinity/share/apps/kicker/wallpapers/default.png

→少しだけグラデーションのある白いパネルになります。(デフォルト)

-

(2) 「/opt/trinity/share/apps/kicker/wallpapers/blue_glass.png

-

(3) 「/opt/trinity/share/apps/kicker/wallpapers/rail.png

-

2. 「デスクトップの色スキームに合わせる」にチェック

→項番 1 の画像の背景に色が付きます。パネルがデスクトップに馴染みます。

-

(1) 「/opt/trinity/share/apps/kicker/wallpapers/default.png

→現在のパネルで使っている設定です。

-

(2) 「/opt/trinity/share/apps/kicker/wallpapers/blue_glass.png

-

(3) 「/opt/trinity/share/apps/kicker/wallpapers/rail.png

-

3. 「背景画像を有効にする」と「パネルを透明にする」の両方のチェックを外します

→平面の白いパネルになります。

-

4. 「パネルを透明にする」にチェック

→デスクトップの壁紙によって見やすかったり、見にくかったりすると思います。現在は、隠すボタンが目立ちます。パネルが透明になってもウィンドウは重なりません。

-

→好みの設定にして「適用」で、反映されます。

-


10. デスクトップのアイコン

- debian(ボリュームアイコン)
- My Computer
- ごみ箱
- ウェブ・ブラウザ
- ドキュメントフォルダ
- プリンタ
- リモートの場所

→「ウェブ・ブラウザ」、「プリンタ」、「リモートの場所」のチェックを外しました。

-

操作:

メニュー →コントロールセンター →デスクトップ →「挙動」→「デバイスアイコン」タブ

表示するデバイスタイプ

「My Network Places」のチェックを外しました。

「Printers」のチェックを外しました。

「Web Browser」のチェックを外しました。

→「適用」

→「OK」

-

参考: デスクトップにあるアイコンのデスクトップファイルの置き場所:
$ ls -1 /opt/trinity/share/apps/kdesktop/Desktop/
My_Computer
My_Documents
My_Network_Places
Printers
Trash
Web_Browser

→アイコンを表示するかしないかは、別の管理のようです。どちらの状態でもデスクトップファイルはありました。

-

下記のファイルには「Name[fa]=」が含まれています。TDE で「Konsole」で確認するとフリーズします。

My_Documents
My_Network_Places
Printers
Trash
Web_Browser

-

参考: 「My Computer」のデスクトップファイルの内容:
$ cat /opt/trinity/share/apps/kdesktop/Desktop/My_Computer
[Desktop Entry]
Encoding=UTF-8
Icon=computer

Name=My Computer
Name[bg]=Моят компютър
Name[cs]=Počítač
Name[de]=Rechner
Name[es]=Mi PC
Name[fr]=Mon Ordinateur
Name[it]=Computer
Name[ru]=Мой компьютер
Name[uk]=Мій Комп'ютер

Comment=Access to storage media
Comment[bg]=Достъп до съхраняващи устройства
Comment[cs]=Přístup k úložným zařízením
Comment[de]=Zugriff auf Speichermedien
Comment[es]=Acceso a los medios de almacenamiento
Comment[fr]=Accès aux périphériques de stockage
Comment[it]=Accesso alle periferiche di archiviazione
Comment[pl]=Dostęp do nośników danych
Comment[ru]=Доступ к устройствам хранения
Comment[uk]=Доступ до менеджера носіїв

OnlyShowIn=TDE;
Type=Link
URL=media:/
X-Trinity-BuiltIn=true

-

参考: 「ドキュメントフォルダ」のデスクトップファイルの内容:
$ cat /opt/trinity/share/apps/kdesktop/Desktop/My_Documents
[Desktop Entry]
Encoding=UTF-8
Icon=folder_wordprocessing

Name=My Documents
Name[ja]=ドキュメントフォルダ
Comment=Contains personal documents

URL=$XDG_DOCUMENTS_DIR
Type=Link
StartupNotify=true
Terminal=false
X-TDE-SubstituteUID=false
OnlyShowIn=TDE;

-


11. 「ごみ箱」アイコンの表示:

  • 通常、ファイルマネージャに「ごみ箱」は表示されません。デフォルトでは、デスクトップにアイコンが表示されます。

メニュー →コントロールセンター →デスクトップ →「挙動」→「デバイスアイコン」タブ

表示するデバイスタイプ

「ごみ箱」にチェック

→「適用」 →「OK」

-

デスクトップの「ごみ箱」アイコンをダブルクリックするか、ファイルマネージャで「trash:/」にアクセスすると開きます。

そこで右クリックして「ごみ箱を空にする」が使えます。

-

参考: 「ごみ箱」のデスクトップファイルの内容:
$ cat /opt/trinity/share/apps/kdesktop/Desktop/Trash
[Desktop Entry]
Type=Link
URL=trash:/
Encoding=UTF-8
Icon=trashcan_full
EmptyIcon=trashcan_empty

Name=Trash
Name[ja]=ごみ箱
Comment=Contains removed files
:
X-Trinity-BuiltIn=true

→「Konsole」で確認するとフリーズするので注意。

-

参考: 「ごみ箱」のフォルダの場所:
$ ls ~/.local/share/Trash/files/  ←(ファイルの実体があるフォルダ)
test-ハイライト.md~

$ ls ~/.local/share/Trash/info/   ←(ファイルパスと日時の情報があるフォルダ)
test-ハイライト.md~.trashinfo

→ごみ箱を空にすると、両方のフォルダのファイルが消えます。

-


12. 「時計」に曜日を表示:

パネルの右端の時計を右クリック→「時計を設定」

「外観」タブ

時計のタイプ: デジタル時計

表示

「日付」、「曜日」、「フレーム」にチェック

→「適用」

-

-


13. TDE のパネルにアプリを登録

パネルの左にある「ホーム」の空きで右クリック→「アプリケーションをパネルに追加」→

  1. インターネット→ウェブブラウザ (Firefox ESR)

  2. ユーティリティ→エディタ→テキストエディター (Pluma)

-

「Pluma」のアイコンがギア表示になっています。

アイコンを右クリック→「Pluma ボタンを設定」→「一般」タブのアイコンをクリック

検索に「kate」→「kate2」を選択

-


14. メニューに「お気に入り」カテゴリを追加:

  • メニュー階層が深いので、よく使うアプリを集めて使いやすくしました。

  • メニューエディタ(KMenuEdit) では、アプリのアイコンの指定が楽にできます。ただし、外部のアイコンを指定したいときはテキストエディタでデスクトップファイルの編集が必要です。

  • メニューの「ユーティリティ」カテゴリに入れない問題(問題4) がある場合、「こちら 」のメニュー編集で対処。

  • (問題4) がある場合は、メニューエディタ(KMenuEdit) でアプリのアイコンの指定のとき、「ユーティリティ」カテゴリに入れません。アプリのアイコンの指定ができないわけで、後でテキストエディタでデスクトップファイルの編集が必要になります。

-

1. 「お気に入り」カテゴリを作成する準備:

最初のメニューの階層を作るときに失敗しやすいので、段階を経て作成しました。

-

メニュー →設定 →「メニューエディタ(KMenuEdit) 」

-

メニューのどれも選択されていない状態で、ファイル→「新規サブメニュー」

サブメニュー名: 「お気に入り」

→「OK」

-

作成された「お気に入り」カテゴリを選択して右クリック→「新規セパレータ」

→セパレータの位置は後で手動で移動させます。

   <Separator/>

-

ファイル →保存

ログアウト→ログイン

-

メニューファイルの確認:
$ mousepad ~/.config/menus/applications-tdemenuedit.menu

<!DOCTYPE Menu PUBLIC "-//freedesktop//DTD Menu 1.0//EN" "http://www.freedesktop.org/standards/menu-spec/1.0/menu.dtd">
<Menu>
 <Layout>
  <Merge type="menus" />
  <Menuname>Debian</Menuname>
  <Menuname>お気に入り</Menuname>     ←(この位置に追加されたか確認)
  <Separator/>                      ←(この位置に追加されたか確認)
  <Menuname>Internet</Menuname>
  <Menuname>Edutainment</Menuname>
  <Menuname>Office</Menuname>
  <Menuname>Graphics</Menuname>
  <Menuname>Games</Menuname>
  <Menuname>Science</Menuname>
  <Menuname>System</Menuname>
  <Menuname>Multimedia</Menuname>
  <Menuname>Utilities</Menuname>
  <Menuname>Development</Menuname>
  <Menuname>Settingsmenu</Menuname>
  <Menuname>Applications</Menuname>
  <Merge type="files" />
  <Filename>tde-Kfind.desktop</Filename>
  <Filename>tde-Help.desktop</Filename>
  <Filename>tde-Home.desktop</Filename>
 </Layout>
 <Menu>
  <Name>お気に入り</Name>                     ←(追加)
  <Directory>お気に入り.directory</Directory>   ←(追加)
 </Menu>
</Menu>

→上記の内容でその位置かを確認。

ちなみに、項目の登録がないカテゴリはメニューに表示されません。ただの器です。 今のところ、「Debian」と「お気に入り」は登録がないので表示されません。

-

2. 「お気に入り」カテゴリに項目を登録:

-

メニュー →設定 →「メニューエディタ(KMenuEdit) 」

-

作成された「お気に入り」カテゴリを選択して右クリック→「新規項目」

項目名: 「KWrite_New」

名前: KWrite_New
説明: 「KDE Text editor」
コマンド: 「/usr/bin/kwrite」

アイコンの欄をクリックして、「kedit」で検索 →赤いアイコンを選択

-

作成された「KWrite_New」カテゴリを選択して右クリック→「新規項目」

項目名: 「KWrite」

名前: KWrite
説明: 「TDE Text editor」
コマンド: 「kwrite」

アイコンの欄をクリックして、「kwrite」で検索 →青いアイコンを選択

-

作成された「KWrite」を選択して右クリック→「新規項目」

項目名: 「Kate」

名前: Kate
説明: 「TDE Text editor」
コマンド: 「kate」

アイコンの欄をクリックして、「kate」で検索 →青いアイコンを選択

-

作成された「Kate」カテゴリを選択して右クリック→「新規項目」

項目名: 「KEdit

名前: KEdit
説明: 「TDE Text editor」
コマンド: 「kedit」

アイコンの欄をクリックして、「kate」で検索 →青いアイコンを選択

-

作成された「KEdit」を選択して右クリック→「新規項目」

項目名: 「Mousepad」

名前: Mousepad
説明: 「Xfce Text editor」
コマンド: 「/usr/bin/mousepad」

アイコンの欄をクリックして、「kate」で検索 →「kate2」を選択

-

作成された「Mousepad」を選択して右クリック→「新規項目」

項目名: 「Pluma」

名前: Pluma
説明: 「Xfce Text editor」
コマンド: 「/usr/bin/pluma」

アイコンの欄をクリックして、「kate」で検索 →「kate2」を選択

-

作成された「Pluma」を選択して右クリック→「新規項目」

項目名: 「Featerpad」

名前: Featerpad
説明: 「Xfce Text editor」
コマンド: 「/usr/bin/featerpad」

アイコンの欄をクリックして、「kate」で検索 →「kate2」を選択

-

ファイル →保存

-

3. 「My_ゲーム」カテゴリを追加:

-

「ゲーム」カテゴリを選択して右クリック→「新規サブメニュー」

サブメニュー名: 「My_ゲーム」

→「OK」

-

作成された「My_ゲーム」カテゴリを選択して右クリック→「新規項目」

項目名: 「KFoulEggs」

名前: KFoulEggs
説明: 「ぷよぷよ」
コマンド: 「kfouleggs -caption "%c" %i %m」

アイコンの欄をクリックして、「kfouleggs」で検索

-

作成された「KFoulEggs」を選択して右クリック→「新規項目」

項目名: 「KMahjongg」

名前: KMahjongg
説明: 「上海」
コマンド: 「/usr/bin/kmahjongg -qwindowtitle %c」

アイコンの欄をクリックして、「kmahjongg」で検索

-

作成された「KMahjongg」を選択して右クリック→「新規項目」

項目名: 「KMines」

名前: KMines
説明: 「マインスィーパ」
コマンド: 「/usr/bin/kmines -qwindowtitle %c」

アイコンの欄をクリックして、「kmines」で検索

-

作成された「KMines」を選択して右クリック→「新規項目」

項目名: 「KSirtet」

名前: KSirtet
説明: 「テトリス」
コマンド: 「ksirtet -caption "%c" %i %m」

アイコンの欄をクリックして、「ksirtet」で検索

-

作成された「KSirtet」を選択して右クリック→「新規項目」

項目名: 「ksame」

名前: ksame
説明: 「さめがめ」
コマンド: 「ksame %i %m -caption "%c"」

アイコンの欄をクリックして、「ksame」で検索

-

作成された「ksame」を選択して右クリック→「新規項目」

項目名: 「kshisen」

名前: kshisen
説明: 「四川省: Shisen-Sho」
コマンド: 「/usr/bin/kshisen -qwindowtitle %c」

アイコンの欄をクリックして、「kshisen」で検索

-

作成された「kshisen」を選択して右クリック→「新規項目」

項目名: 「sol」

名前: sol
説明: 「ソリティア: AisleRiot」
コマンド: 「/usr/bin/sol」

アイコンの欄をクリックして、「sol」で検索

-

作成された「sol」を選択して右クリック→「新規項目」

項目名: 「kajongg」

名前: kajongg
説明: 「四人麻雀」
コマンド: 「/usr/share/kajongg/kajongg.py」

アイコンは後でテキストエディタで修正:

$ mousepad ~/.local/share/applications/kajongg.desktop

Icon=/usr/share/icons/hicolor/32x32/apps/kajongg.png

-

ファイル →保存

-

修正後のメニューファイルを確認:
$ cat ~/.config/menus/applications-tdemenuedit.menu
<!DOCTYPE Menu PUBLIC "-//freedesktop//DTD Menu 1.0//EN" "http://www.freedesktop.org/standards/menu-spec/1.0/menu.dtd">
<Menu>
 <Layout>
  <Merge type="menus" />
  <Menuname>Debian</Menuname>
  <Menuname>お気に入り</Menuname>
  <Separator/>
  <Menuname>Internet</Menuname>
  <Menuname>Edutainment</Menuname>
  <Menuname>Office</Menuname>
  <Menuname>Graphics</Menuname>
  <Menuname>Games</Menuname>
  <Menuname>Science</Menuname>
  <Menuname>System</Menuname>
  <Menuname>Multimedia</Menuname>
  <Menuname>Utilities</Menuname>
  <Menuname>Development</Menuname>
  <Menuname>Settingsmenu</Menuname>
  <Menuname>Applications</Menuname>
  <Merge type="files" />
  <Filename>tde-Kfind.desktop</Filename>
  <Filename>tde-Help.desktop</Filename>
  <Filename>tde-Home.desktop</Filename>
 </Layout>
 <Menu>
  <Name>お気に入り</Name>
  <Directory>お気に入り.directory</Directory>
  <Include>
   <Filename>KWrite.desktop</Filename>
   <Filename>KWrite_New.desktop</Filename>
   <Filename>Kate.desktop</Filename>
   <Filename>KEdit.desktop</Filename>
   <Filename>Mousepad.desktop</Filename>
   <Filename>Pluma.desktop</Filename>
   <Filename>Featerpad.desktop</Filename>
  </Include>
  <Layout>
   <Merge type="files" />
   <Filename>KWrite_New.desktop</Filename>
   <Filename>KWrite.desktop</Filename>
   <Filename>Kate.desktop</Filename>
   <Filename>KEdit.desktop</Filename>
   <Filename>Mousepad.desktop</Filename>
   <Filename>Pluma.desktop</Filename>
   <Filename>Featerpad.desktop</Filename>
  </Layout>
 </Menu>
 <Menu>
  <Name>Games</Name>
  <Layout>
   <Merge type="menus" />
   <Menuname>My_ゲーム</Menuname>
   <Menuname>KDE</Menuname>
   <Menuname>Logic Games</Menuname>
   <Menuname>Arcade</Menuname>
   <Menuname>Card</Menuname>
   <Menuname>Board</Menuname>
   <Menuname>Kidsgames</Menuname>
   <Menuname>TacticStrategy</Menuname>
  </Layout>
  <Menu>
   <Name>My_ゲーム</Name>
   <Directory>My_ゲーム.directory</Directory>
   <Include>
    <Filename>sol.desktop</Filename>
    <Filename>KMines.desktop</Filename>
    <Filename>kshisen.desktop</Filename>
    <Filename>ksame.desktop</Filename>
    <Filename>KFoulEggs.desktop</Filename>
    <Filename>KSirtet.desktop</Filename>
    <Filename>KMahjongg.desktop</Filename>
    <Filename>kajongg.desktop</Filename>
   </Include>
   <Layout>
    <Merge type="files" />
    <Filename>sol.desktop</Filename>
    <Filename>KMines.desktop</Filename>
    <Filename>kshisen.desktop</Filename>
    <Filename>KMahjongg.desktop</Filename>
    <Filename>kajongg.desktop</Filename>
    <Filename>ksame.desktop</Filename>
    <Filename>KFoulEggs.desktop</Filename>
    <Filename>KSirtet.desktop</Filename>
   </Layout>
  </Menu>
 </Menu>
</Menu>

「お気に入り」で追加されたカテゴリ:

$ cat ~/.local/share/desktop-directories/お気に入り.directory
[Desktop Entry]
Comment=
GenericName=
Icon=package
Name=お気に入り

「My_ゲーム」で追加されたカテゴリ:

$ cat ~/.local/share/desktop-directories/My_ゲーム.directory
[Desktop Entry]
Comment=
GenericName=
Icon=package
Name=My_ゲーム

メニューエディタで追加されたアプリ:

$ ls -1 ~/.local/share/applications/
Featerpad.desktop
KEdit.desktop
KFoulEggs.desktop
KMahjongg.desktop
KMines.desktop
KSirtet.desktop
KWrite.desktop
KWrite_New.desktop
Kate.desktop
Mousepad.desktop
Pluma.desktop
kajongg.desktop
ksame.desktop
kshisen.desktop
sol.desktop

-

「お気に入り」で追加されたアプリ:

$ ls -1 ~/.local/share/applications/
:
Featerpad.desktop
KEdit.desktop
KWrite.desktop
KWrite_New.desktop
Kate.desktop
Mousepad.desktop
Pluma.desktop

-

「My_ゲーム」で追加されたアプリ:

$ ls -1 ~/.local/share/applications/
:
KFoulEggs.desktop
KMahjongg.desktop
KMines.desktop
KSirtet.desktop
kajongg.desktop
ksame.desktop
kshisen.desktop
sol.desktop

-

$ cat ~/.local/share/applications/kajongg.desktop
[Desktop Entry]
Comment=
Exec[$e]=/usr/share/kajongg/kajongg.py
GenericName=四人麻雀
Icon=/usr/share/icons/hicolor/32x32/apps/kajongg.png
Name=kajongg
Path[$e]=
StartupNotify=true
Terminal=0
TerminalOptions=
Type=Application
X-TDE-SubstituteUID=false
X-TDE-Username=

-

-


-----------------------------

確認した問題と対応

-

(問題1) 立ち上げ時に「サウンドシステム」がクラッシュします

→立ち上げ時に「サウンドシステム」がクラッシュします。

-

設定で「サウンドシステム」を無効にすることで、回避できました

メニュー →コントロールセンター →「サウンド&マルチメディア」→「サウンドシステム」

サウンドシステムを有効にする」のチェックを外します。

→「適用」

-

  • 設定で別のサウンドシステムに変更して試してみましたが、初期化がループして終わりません。

サウンドが使えないのは痛いと思ったら、 サウンドシステムを無効にしても、YouTube や四人麻雀の「kojongg」ゲームにて音声が出ます。Xfce が生きているということみたいで支障ありません。サウンドシステムの重複でエラーしたのかも。また、(hatena ブログの編集はもったりなのに)動画はカクカクしません。

-

Bugzilla – Main Page にて、「artsd」でバグ報告を検索

2346 TDE tdebase kb9vqf NEED --- soundserver repeatedly crashing 2018-08-02

登録内容:

artsd が繰り返しクラッシュ。TDEクラッシュハンドラのウィンドウが大量に開きログアウトできません。 抜け出すには、コンソール画面に切り替えて、手動で再起動する必要がありました。

解答:

R14.0.5 で修正されたサウンドサーバーにいくつかの問題がありました。

-

以前のバージョンについてですが、似たような不具合が報告されています。同じ原因かは不明。

今回は、Fedora 33 対応のリポジトリリストの公開がなかったので個人的に作成してインストールしました。 なのでサポート対象外で不具合報告はできないと思います。

-

サウンドシステム」を無効にできても、クラッシュ画面が頻発してログアウトや再起動ができないときは、しばらく様子をみてから、

Ctrl+Alt+F2 でコンソール画面に切り替え、ユーザでログイン。

下記の入力で再起動:

$ reboot

-


(問題2) 「Trinity デスクトップ」をインストールすると、「Fedora 33 Xfce」セッションのときにスクリーンセーバーからの復帰に失敗します

  • スクリーンセーバーからの復帰で、パネルが表示されなかったり、デスクトップ操作ができなかったりです。

→Ctrl+Alt+F2 でコンソールに切り替え、ユーザでログイン、「reboot」として再起動、それで抜けました。

-

また、スクリーンセーバーの設定を開いても、変更するとフリーズします。

なので、「Trinity デスクトップ」のインストールでは、事前にスクリーンセーバーを無効にしておくと安心です:

-

メニュー →Settings →スクリーンセーバー

「表示モード」タブ

モード: 「スクリーンセーバーを無効にする」に変更

-

無効にするのを忘れてインストールしても、「Trinity デスクトップ」で無効にできます

メニュー →設定 →スクリーンセーバー

-

スクリーンセーバー」と「Trinity デスクトップ」は依存関係にあります

  • ちなみに、スクリーンセーバー(xscreensaver) の削除をしても、「Trinity デスクトップ」をインストールすると一緒にインストールされます。また、インストールしてから、スクリーンセーバーの削除をすると「Trinity デスクトップ」も一緒に削除されます。

-

追記: Lubuntu 20.10 でも同じような回避策が必要で、スクリーンセーバーの基本部だけなら使えることがわかりました

Lubuntu 20.10 スクリーンセーバーからの復帰時に問題が出る件の回避策:

→コマンドは「apt」→「dnf」に置き換えて実行してください。

-


(問題3) KDE アプリにて、アラビア語系の言語フォントが含まれているとフリーズします

  • Debian 版では正常でした。Fedora 版の固有の問題みたい。

-

1. 右から左に記述される言語に対応できていないようです。

Xfce の mousepad は対応していて、編集方向が変わります。

-

2. 「KWrite」に下記のような「アラビア語」系の言語のフォントを貼り付けるとフリーズ:
Name[ar]=مستنداتي       ←アラビア語 (Arabic)
Name[fa]=پوشۀ مستندات    ←ペルシア語 (Farsi)
Name[pa]=ਦਸਤਾਵੇਜ਼ ਫੋਲਡਰ       ←パンジャーブ語(インド)

-

3. 「Konsole」で上記が含まれるファイルを「cat」や「less」で表示させるとフリーズ:

→「xfce4-terminal」では正常に表示。

-

例:

$ cat /opt/trinity/share/wallpapers/default_blue.jpg.desktop

→無応答になります。 ウィンドウの右上の「x」のクリックを繰り返すと、TWin の警告が出て抜けることができました。

-

4. 「Konsole」で下記のコマンドを実行してもフリーズ:
$ echo "مستنداتي"
$ echo "پوشۀ مستندات"
$ echo "ਦਸਤਾਵੇਜ਼ ਫੋਲਡਰ"

→「xfce4-terminal」では正常に表示。

-

参考: ペルシャ語の国際化対応パッケージをインストールしてみました:

$ sudo dnf install trinity-tde-i18n-Farsi
:
インストール済み:
  trinity-tde-i18n-Farsi-14.0.9-1.fc33.noarch

→効果なし

$ sudo dnf install kde-l10n-fa
:
インストール済み:
  kde-l10n-17.08.3-9.fc33.noarch  kde-l10n-fa-17.08.3-9.fc33.noarch

→効果なし

-

参考: ペルシア語が公用語の国

イラン (ペルシア語)
アフガニスタン (ダリー語)
タジキスタン (タジク語)

-

参考: 右横書きの言語:

RTL 方向(右から左へ)に横書きする文字は、主にアラビア文字ヘブライ文字、シリア文字です。

-

文字 言語 コード2文字 コード3文字 備考
アラビア文字 アゼルバイジャン az aze 主にイランで使用
アラビア文字 アラビア語 ar ara
アラビア文字 ウイグル ug uig
アラビア文字 ウルドゥー語 ur urd
アラビア文字 カザフ語 kk kaz 主に中国で使用
アラビア文字 カシュミール語 ks kas
アラビア文字 キルギス ky kir 主に中国で使用
アラビア文字 クルド ku kur
アラビア文字 シンド語 sd snd
アラビア文字 タタール tt tat
アラビア文字 パシュトー語 ps pus
アラビア文字 バルーチー語 bal
アラビア文字 パンジャーブ pa pan 主にパキスタンで使用
アラビア文字 ペルシャ語 fa per/fas
アラビア文字 ベルベル語派(その他) ber
アラビア文字 マレー語 ms may/msa 主にブルネイで使用
ヘブライ文字 イディッシュ語 yi yid
ヘブライ文字 ヘブライ語 he heb
シリア文字 アラム語 arc
シリア文字 シリア語 syr
ターナ文字 ディベヒ語 dv div

-

参考:

書字方向

-

参考: Fedora 国際化対応

国際化対応 Fedora Linuxディストリビューション

DejaVuフォントは、ほとんどのアルファベットとアブジャド の文字を含んでいます。 これで表示できないものについては、個々の文字体系のフォントをインストールします。

-

言語名 は、次から選べます:

arabic(エジプトのアラビア語)、chinese(中国語)、croatian(クロアチア語)、greek(現代ギリシア語)、hebrew(ヘブライ語)、russian(ロシア語)、serbian(セルビア語)、slovakスロバキア語)、swedish(スウェーデン語)、amharic(アムハラ語)、armenian(アルメニア語)、dhivehi(ディベヒ語)、farsi(ペルシア語)、georgian(グルジア語)、kazakh(カザフ語)、latin(ラテン文字一般)、syriac(シリア語)、vietnamese(ベトナム語)、インドと東南アジアの言語。

japanese(日本語)、korean(ハングルと朝鮮語)、punjabi(アラビア文字 - パンジャーブ語)

-

抜粋:

アラビア語ヘブライ語ペルシャ語ウルドゥー語などの言語は、通常は RTL 方向で記述されます。しかし、数字や埋め込み LTR テキストなど、一部の要素については、RTL テキストの中に配置されていても LTR 方向で記述されることがあります。英語など、LTR 記述法を使用する言語も双方向です。埋め込み RTL 記述法を含む場合、その部分は RTL 方向で表示する必要があります。

このような埋め込み逆方向テキストは、ほとんどの場合、アプリによって生成されます。アプリは、任意の言語(および任意のテキスト方向)のテキストデータを、ローカライズ メッセージに挿入します。このように複数の方向が混在している場合、どこからどこまでが逆方向テキストなのかを示すヒントが存在しないことも珍しくありません。これはアプリ生成テキストの特性であり、問題が発生する原因となります。

-


(問題4) メニューの「ユーティリティ」カテゴリにマウスを置くとフリーズします

  • Debian 版では正常でした。Fedora 版の固有(というかインストールのしかた)の問題みたい。

-

-

  • メニューだけでなく、ファイルマネージャから移動でアプリケーションを選び、 「ユーティリティ」を選んでもフリーズ。

  • テキストファイルを右クリック→アプリケーションで開く→その他 →「ユーティリティ」を選んでもフリーズ。

  • フリーズしたら、Ctrl+Alt+F2 でコンソール画面に入り、ユーザ名でログイン。

$ reboot

→再起動

-

追記: RPM Fusion リポジトリは、「rpmfusion-free 」と「rpmfusion-free-updates 」だけをインストールするのがおススメ

→元に戻せないのでFedora をインストールし直し。その後、RPM Fusion リポジトリの「rpmfusion-free 」と「rpmfusion-free-updates 」だけを入れ、Trinity のインストールをすると「ユーティリティ」メニューからアプリが起動できるようになりました。

-

参考: 正常動作時の「ユーティリティ」メニュー:

→Trinity のインストールで自動で取り込まれる「Xfce のメニュー」が入るカテゴリみたい。テキストエディタのカテゴリもここに含まれているので厄介。

-

参考: 「ユーティリティ」カテゴリのアプリ:

$ ls -1 /opt/trinity/share/applnk/Utilities/

kandy.desktop
karm.desktop
kmailcvt.desktop
kpager.desktop 

内容を確認:

$ cat kandy.desktop
[Desktop Entry]
Hidden=true

$ cat karm.desktop
[Desktop Entry]
Hidden=true

$ cat kmailcvt.desktop
[Desktop Entry]
Hidden=true

$ cat kpager.desktop
[Desktop Entry]
Hidden=true

→非表示の指定のみ。

-

参考: メインメニューのカテゴリ

$  ls -1 /opt/trinity/share/applnk/
Applications
Development
Edutainment
Games
Graphics
Internet
Multimedia
Office
Settings
System
Toys
Utilities
konqueror.desktop
tdeio_iso.desktop

-

$ ls /opt/trinity/share/applnk/Applications/
kalarm.desktop

$ cat /opt/trinity/share/applnk/Applications/kalarm.desktop
[Desktop Entry]
Hidden=true

→非表示の指定のみ。

-


参考: (問題4) メニューの「ユーティリティ」カテゴリが開けない場合のメニューの編集:

  • メニューの「ユーティリティ」カテゴリが開ける場合は、ここの作業は要りません。

  • 対処として、メニューの「ユーティリティ」カテゴリにマウスを近づけない警告表示を追加しました。

-

  • インストール手順の見直しで解決しましたが、KDE メニューの編集の備忘録として残しました。

  • ポイントとして、元からのメニュー項目は削除できず復活します。メニューの並びとか、その下にメニュー項目を作ったりはできました。差分としての登録(設定ファイルへの保存)になるみたい。

  • メニューの「ユーティリティ」カテゴリは、表示位置は変えられても、削除できないので、 注意書きにしました。ついでに「テキストエディタ」のカテゴリを追加、並びも変更しました。

-

メニュー →設定 →「メニューエディタ(KMenuEdit) 」

-

メニューの一番上の「Debian」を選択して右クリック→「新規サブメニュー」

サブメニュー名: 「テキストエディタ

→「OK」

-

作成された「テキストエディタ」カテゴリを選択して右クリック→「新規項目」

項目名: 「KWrite」

名前: KWrite
説明: 「KDE Text editor」
コマンド: 「kwrite」

→注意: アイコンを変えようと思わないこと。スキャンが入り「ユーティリティ」にアクセスに行くのか途中で固まります。

-

作成された「KWrite」を選択して右クリック→「新規項目」

項目名: 「Kate」

名前: Kate
説明: 「KDE Text editor」
コマンド: 「kate」

→注意: アイコンを変えようと思わないこと。スキャンが入り「ユーティリティ」にアクセスに行くのか途中で固まります。

-

作成された「Kate」を選択して右クリック→「新規項目」

項目名: 「KEdit

名前: KEdit
説明: 「KDE Text editor」
コマンド: 「kedit」

→注意: アイコンを変えようと思わないこと。スキャンが入り「ユーティリティ」にアクセスに行くのか途中で固まります。

-

作成された「KEdit」を選択して右クリック→「新規項目」

項目名: 「Mousepad」

名前: Mousepad
説明: 「Xfce Text editor」
コマンド: 「mousepad」

-

作成された「Mousepad」を選択して右クリック→「新規セパレータ」

-

メニューの一番下の「個人のファイル(ホーム)」を選択して右クリック→「新規セパレータ」

-

作成された「セパレータ」を選択して右クリック→「新規サブメニュー」

サブメニュー名: 「↓ マウスを置くとフリーズ」

→「OK」

-

作成された「↓ マウスを置くとフリーズ」を選択して右クリック→「新規項目」

項目名: 「↓下記の「ユーティリティ」カテゴリは使用禁止」

→「OK」

-

「Utilities」カテゴリをつかんで、一番下に移動します。

-

ウィンドウの右上の「x」をクリック

変更を保存しますか?

→「保存」

-

メニューの定義ファイルを確認:

  • 上記の設定をしてから、使いやすいレイアウトに修正しました。
$ cat ~/.config/menus/applications-tdemenuedit.menu

<!DOCTYPE Menu PUBLIC "-//freedesktop//DTD Menu 1.0//EN" "http://www.freedesktop.org/standards/menu-spec/1.0/menu.dtd">
<Menu>
 <Menu>
  <Name>テキストエディタ</Name>
  <Directory>テキストエディタ.directory</Directory>
  <Include>
   <Filename>Mousepad.desktop</Filename>
   <Filename>KWrite.desktop</Filename>
   <Filename>Kate.desktop</Filename>
   <Filename>KEdit.desktop</Filename>
  </Include>
  <Layout>
   <Merge type="files" />
   <Filename>Mousepad.desktop</Filename>
   <Filename>KWrite.desktop</Filename>
   <Filename>Kate.desktop</Filename>
   <Filename>KEdit.desktop</Filename>
  </Layout>
 </Menu>
 <Layout>
  <Merge type="menus" />
  <Menuname>テキストエディタ</Menuname>
  <Separator/>
  <Menuname>Applications</Menuname>
  <Merge type="files" />
  <Filename>tde-Home.desktop</Filename>
  <Filename>tde-Kfind.desktop</Filename>
  <Filename>tde-Help.desktop</Filename>
  <Separator/>
  <Menuname>Internet</Menuname>
  <Menuname>Office</Menuname>
  <Menuname>Graphics</Menuname>
  <Menuname>Games</Menuname>
  <Menuname>Development</Menuname>
  <Menuname>System</Menuname>
  <Menuname>Settingsmenu</Menuname>
  <Separator/>
  <Menuname>Multimedia</Menuname>
  <Menuname>Edutainment</Menuname>
  <Menuname>Science</Menuname>
  <Separator/>
  <Menuname>↓ マウスを置くとフリーズ</Menuname>
  <Menuname>Utilities</Menuname>
 </Layout>
 <Menu>
  <Name>↓ マウスを置くとフリーズ</Name>
  <Directory>↓ マウスを置くとフリーズ.directory</Directory>
  <Layout>
   <Merge type="files" />
   <Filename>↓下記の「ユーティリティ」カテゴリは使用禁止.desktop</Filename>
  </Layout>
  <Include>
   <Filename>↓下記の「ユーティリティ」カテゴリは使用禁止.desktop</Filename>
  </Include>
 </Menu>
</Menu>

→変更するたびに差分(デスクトップファイル名と表示順)が追加されて、追加のたびに項目名の番号が増え、デスクトップファイルも増えていきます。このファイル内容と違っても、最終的な結果が良ければOK。

-

2つのフォルダにあるデスクトップファイルと連動しているので、注意。

-

サブメニュー項目:
$ ls -1 ~/.local/share/desktop-directories/
'↓ マウスを置くとフリーズ.directory'
テキストエディタ.directory

サブメニュー項目 (1) :

$ cd ~/.local/share/desktop-directories/
$ cat '↓ マウスを置くとフリーズ.directory' 

[Desktop Entry]
Comment=
GenericName=
Icon=/opt/trinity/share/icons/kids/32x32/actions/process-stop.png  ←(アイコンは、手動で変更)
Name=↓ 注:マウスを置くとフリーズ

→注意喚起のために、アイコンは変更しました。

-

サブメニュー項目 (2) :

$ cd ~/.local/share/desktop-directories/
$ cat テキストエディタ.directory

[Desktop Entry]
Comment=
GenericName=
Icon=package             ←(デフォルトのアイコン)
Name=テキストエディタ

-

メニュー項目:
$ ls -1 ~/.local/share/applications/

KEdit.desktop
KWrite.desktop
Kate.desktop
Mousepad.desktop
↓下記の「ユーティリティ」カテゴリは使用禁止.desktop

→アイコンが登録されていないので、テキストエディタを使い、アイコンの行を下記の内容で登録します。

-

項目 (1) :

$ cat ~/.local/share/applications/KEdit.desktop
[Desktop Entry]
Comment=
Exec[$e]=kedit
GenericName=KDE Text editor
Icon=/opt/trinity/share/icons/hicolor/32x32/apps/kedit.png  ←(アイコンは、手動で登録)
Name=KEdit
Path[$e]=
StartupNotify=true
Terminal=0
TerminalOptions=
Type=Application
X-TDE-SubstituteUID=false
X-TDE-Username=

-

項目 (2) :

$ cat ~/.local/share/applications/KWrite.desktop
[Desktop Entry]
Comment=
Exec[$e]=kwrite
GenericName=KDE Text editor
Icon=/opt/trinity/share/icons/hicolor/32x32/apps/kwrite.png  ←(アイコンは、手動で登録)
Name=KWrite
Path[$e]=
StartupNotify=true
Terminal=0
TerminalOptions=
Type=Application
X-TDE-SubstituteUID=false
X-TDE-Username=

-

項目 (3) :

$ cat ~/.local/share/applications/Kate.desktop
[Desktop Entry]
Comment=
Exec[$e]=kate
GenericName=KDE Text editor
Icon=/opt/trinity/share/icons/hicolor/32x32/apps/kate.png  ←(アイコンは、手動で登録)
Name=Kate
Path[$e]=
StartupNotify=true
Terminal=0
TerminalOptions=
Type=Application
X-TDE-SubstituteUID=false
X-TDE-Username=

-

項目 (4) :

$ cat ~/.local/share/applications/Mousepad.desktop
[Desktop Entry]
Comment=
Exec[$e]=mousepad
GenericName=Xfce Text editor
Icon=/usr/share/icons/Adwaita/32x32/legacy/accessories-text-editor.png  ←(アイコンは、手動で登録)
Name=Mousepad
Path[$e]=
StartupNotify=true
Terminal=0
TerminalOptions=
Type=Application
X-TDE-SubstituteUID=false
X-TDE-Username=

-

項目 (5) :

$ cat ~/.local/share/applications/↓下記の「ユーティリティ」カテゴリは使用禁止.desktop

[Desktop Entry]
Name=↓下記の「ユーティリティ」カテゴリは使用禁止
Type=Application

-

再起動で反映

-

修正後のメニューの表示:

-

-


(問題5) 日本語入力にて、マウスカーソルが候補窓よりも下にあると候補窓が消えて、日本語入力できません

  • Debian 版の「uim-mozc」だと、日本語入力で、日本語変換窓にマウスカーソルを置くと候補窓が激しく点滅します。外れていると日本語入力できます。

  • CentOS 版や Ubuntu 版の「ibus-mozc」だと、日本語入力の途中で候補窓が勝手に閉じて日本語入力をミスることがありました。 例えば、ひらがなの「た」を入れようとして「tあ」と入力されます。気づかずにそのまま続けて入力することがあるので、支障が出ます。

  • Fedora 版で「ibus-kkc」だと、日本語入力時にマウスカーソルが候補窓よりも下にあると、その候補窓が消え、 そのままだと日本語入力できません。

でも、「た」を入れようとしても入らないので、逆に支障が出ません。似たような現象だけど程度は軽いです。 候補窓が消えるときは、マウスを上に持っていけば日本語入力できます。

-

  • ちなみに、好みの入力メソッドを使うよりも、デフォルトとなっている入力メソッドを使う方が検証されているのか問題は少ないようです。

-

-


まとめ

今回は Fedora 33 Xfce へのTrinity の追加をやってみました。

Fedora の公開周期が短いこともあり、Trinity での対応が間に合っておらず、インストールに必要なリポジトリのリストファイルがなかったり、問題が色々あったりしました。(リストファイルは追加されました)

-

Trinity 環境を追加する利点は、KDE Plasma よりも軽いKDE 環境が手に入ることです。 それ以外としては、リスキーなFedora の緊急時に使えること、ゲームが豊富なこと、などです。

逆に、Trinity 環境の追加で、(復帰時に問題があるので)スクリーンセーバー「xscreensaver」が使えません。モニタの省電力機能は働きます。スクリーンセーバーが欲しいときは「xfce4-screensaver」の追加が良さそうです。

また、Xfce セッション(Fedora 33 Xfce) において、 Firefox ブラウザで通常のブラウズはスムーズですが、 hatena ブログの編集が重たくなりました。

Fedora 33 Xfce をインストールし直した直後に確認。もっさりです。Trinity を入れたからではないようです。 Firefox(84.0.1) に更新されてからみたい。原因は不明。これは痛いところ。

-

-

参考まで。

-

-


目次

先頭

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-

Fedora 33 Xfce に、TDE (Trinity) デスクトップをインストール: 前半〈H102〉

登録日: 2020-12-23 更新日: 2021-01-03

Fedora 33 Xfceインストール 。そこに、軽量なデスクトップ環境である TDE ( Trinity Desktop Environment ) を追加でインストールしました。そのときの備忘録の前半です。

-

-

備忘録なので、役立ちそうな関連情報も詰め込んでいます。 見づらいときは「参考:」の部分は読み飛ばしてください。

また、リンクから戻るときはブラウザの左上の「←」をクリックしてください。

-

「目次」

-

Fedora 33 Xfce」デスクトップの初期画面:

Xfce そのものといえるレイアウト。違いは壁紙。

GUI の更新確認プログラム(dnfdragora-updater) が常駐していて、画面右上にシステム更新の通知が来ました。 GUI で更新できますがコマンドで実行。インストール直後のシステム更新は時間がかかりました。

-

Fedora 33 Xfce」デスクトップのカスタマイズ後の画面:

→パネルは画面下だけのひとつにしました。「スタート」ボタンも変更。壁紙を変えると印象がだいぶ変わります。 標準のテキストエディタ「Mousepad」で「ibus-kkc」を使い日本語入力している画面です。

パネルの右にある「あ」の表示が見やすいです。

-

「Trinity」デスクトップ(Fedora 版)の画面:

→ログアウトして、セッションを選んでログインするだけで切り替わります。 オーソドックスな画面ですが、メニューやパネルをカスタマイズしやすく、Xfce アプリ+KDE アプリ(Qt アプリ) が使え、Xfce アプリの設定はそのまま活きています。通常のデスクトップの追加なら再設定が必要。このあたりが違うところ。

置き場所は分離されていますが、ホストOS と完全に分離されていないところが、良いところでもあり、良くないところでもあります。

-


Fedora 33 Xfce」のインストール

前回の投稿 を参照

Fedora 33 Xfce」をインストールしました。システム更新でカーネルが「5.9.16-200」にアップしました。

$ uname -r
5.9.16-200.fc33.x86_64

$ cat /etc/fedora-release
Fedora release 33 (Thirty Three)

$ cat /etc/os-release
NAME=Fedora
VERSION="33 (Xfce)"
:
VARIANT="Xfce"
VARIANT_ID=xfce

-


ここからが、TDE (Trinity) デスクトップのインストール作業

  • 最新のリリース: TDE R14.0.9 (2020/11/01)

-

参考:

Fedora Trinity Repository Installation Instructions

-


1. 作業前に、有効なリポジトリを確認:

$ dnf repolist
repo id                        repo の名前
fedora                         Fedora 33 - x86_64
fedora-cisco-openh264          Fedora 33 openh264 (From Cisco) - x86_64
fedora-modular                 Fedora Modular 33 - x86_64
updates                        Fedora 33 - x86_64 - Updates
updates-modular                Fedora Modular 33 - x86_64 - Updates

-


2. RPM Fusion リポジトリをインストール:

-

参考: RPM Fusion Configuration

→ちなみに、Fedora で試して有益だった成果物(ソフトウェア)をRHEL で使えるように置いているリポジトリが「EPEL」です。 なので、Fedora では「EPEL」は不要です。

  • マルチメディア関連を含めた補完パッケージを提供しています。

  • Free とNonfree の 2種類があります。

→メーカー製のソース非公開ドライバやソフト、MP3 や映像など、ライセンスの問題でディストリビューションでは収録が難しいパッケージがNonfree に分類されています。

-

RPM Fusion (rpmfusion-free、rpmfusion-free-updates) リポジトリをインストール:

  • 「標準的なTrinity のインストール」には、「rpmfusion-free」、「rpmfusion-free-updates」のリポジトリが最低限必要です。
$ sudo dnf install https://mirrors.rpmfusion.org/free/fedora/rpmfusion-free-release-$(rpm -E %fedora).noarch.rpm
:
インストール済み:
  rpmfusion-free-release-33-1.noarch

確認:

$ dnf repolist
repo id                        repo の名前
fedora                         Fedora 33 - x86_64
fedora-cisco-openh264          Fedora 33 openh264 (From Cisco) - x86_64
fedora-modular                 Fedora Modular 33 - x86_64
rpmfusion-free                 RPM Fusion for Fedora 33 - Free        ←(必要)
rpmfusion-free-updates         RPM Fusion for Fedora 33 - Free - Updates  ←(必要)
updates                        Fedora 33 - x86_64 - Updates
updates-modular                Fedora Modular 33 - x86_64 - Updates

-

RPM Fusion のリポジトリで、現時点で必要でないインストール作業はしない方が安定します

必要になったときにインストールすれば良いので、後の方に参考として 記述 しました。

-

-


3. Fedora 33 に Trinity リポジトリ(R14.0.9)を追加:

$ sudo rpm -Uvh http://mirror.ppa.trinitydesktop.org/trinity/rpm/f33/trinity-r14/RPMS/noarch/trinity-repo-14.0.9-1.fc33.noarch.rpm
:
更新中 / インストール中...
   1:trinity-repo-14.0.9-1.fc33       ################################# [100%]

-

作業後に有効になったリポジトリを確認:

$ dnf repolist
repo id                        repo の名前
fedora                         Fedora 33 - x86_64
fedora-cisco-openh264          Fedora 33 openh264 (From Cisco) - x86_64
fedora-modular                 Fedora Modular 33 - x86_64
rpmfusion-free                 RPM Fusion for Fedora 33 - Free       ←(インストールに必要)
rpmfusion-free-updates         RPM Fusion for Fedora 33 - Free - Updates  ←(インストールに必要)
trinity-r14                    trinity-r14                            ←(追加されました)
trinity-r14-noarch             trinity-r14-noarch                     ←(追加されました)
updates                        Fedora 33 - x86_64 - Updates
updates-modular                Fedora Modular 33 - x86_64 - Updates

-

Trinity リポジトリが使えるかを確認:

$ dnf search trinity-tde-

→一覧が表示されればOK です。

-

参考: Trinity リポジトリのインストールに必要なファイルリストがなかったときに行った対処(備忘録):

  • 現在は不要な作業です。

2020年12月22日 に、ファイルリストが追加されました。 f32 に比べると、URL は今のところ先頭の 1行だけです。備忘録 として残しました。

-

Trinity リポジトリが使えるか、日本語化(ロケール翻訳)パッケージを確認してみます:

$ dnf search trinity-tde-i18n-ja
:
trinity-tde-i18n-Japanese.noarch : Japanese(ja) language support for TDE

$ dnf list trinity-tde-i18n-Japanese
:
trinity-tde-i18n-Japanese.noarch        14.0.9-1.fc33         trinity-r14-noarch

-

Trinity リポジトリで使用可能な「TDE パッケージ」の一覧を表示:

$ dnf search trinity-
:
trinity-abakus-debuginfo.x86_64 : Debug information for package trinity-abakus
trinity-abakus-debugsource.x86_64 : Debug sources for package trinity-abakus
:
  • リストを再利用しやすいようにテキストファイルに保存:
$ dnf search trinity- > ~/ドキュメント/trinity-list.txt

テキストエディタで、ファイルからゲームを検索できます:

trinity-kfouleggs.x86_64 : A TDE clone of the Japanese PuyoPuyo game
trinity-kmahjongg.x86_64 : The classic mahjongg game for Trinity project
trinity-kpat.x86_64 : Trinity solitaire patience game
trinity-ksame.x86_64 : SameGame for Trinity
trinity-ksirtet.x86_64 : Tetris and Puyo-Puyo games for Trinity
trinity-ksmiletris.x86_64 : Tetris like game for Trinity
trinity-ksokoban.x86_64 : Sokoban game for Trinity

-


4. Trinity デスクトップ環境のインストール前に「スクリーンセーバー」を無効にします:

「Trinity デスクトップ」をインストールすると「Fedora 33 Xfce」セッションのときにスクリーンセーバーから復帰する時にパネルが表示されなかったり、デスクトップ操作ができなかったりと不安定になりました。これを事前に無効にします。

-

メニュー →Settings →スクリーンセーバー

「表示モード」タブ

モード: 「スクリーンセーバーを無効にする」に変更

-


5. Trinity デスクトップ環境を 3つの規模から選んで、インストール

コマンドには日本語化(ロケール翻訳)パッケージも記述しているので、不要なら削除してください。

→今回は、「(a) アプリケーションなしで、Trinity デスクトップ環境全体をインストール」をインストールしました。

-

(a) アプリケーションなしで、Trinity デスクトップ環境全体をインストール:

$ sudo dnf install trinity-desktop trinity-tde-i18n-Japanese
:
インストール:
 trinity-desktop                noarch 14.0.9-1.fc33          trinity-r14-noarch
                                                                          6.9 k
 trinity-tde-i18n-Japanese      noarch 14.0.9-1.fc33          trinity-r14-noarch
                                                                          2.5 M
依存関係のインストール:
 OpenEXR-libs                   x86_64 2.3.0-6.fc33           fedora      807 k
 SDL                            x86_64 1.2.15-45.fc33         fedora      201 k
 annobin                        x86_64 9.49-1.fc33            updates      96 k
 aspell                         x86_64 12:0.60.8-5.fc33       fedora      699 k
 audiofile                      x86_64 1:0.3.6-25.fc33        fedora      133 k
 boost-python3                  x86_64 1.73.0-9.fc33          updates      98 k
 cyrus-sasl                     x86_64 2.1.27-6.fc33          fedora       69 k
 dwz                            x86_64 0.13-4.fc33            fedora      106 k
 efi-srpm-macros                noarch 4-5.fc33               fedora       21 k
 esound-libs                    x86_64 1:0.2.41-24.fc33       fedora       76 k
 fileshareset                   x86_64 2.0-1.fc33             trinity-r14  44 k
 fonts-srpm-macros              noarch 1:2.0.5-4.fc33         fedora       27 k
 fpc-srpm-macros                noarch 1.3-2.fc33             fedora      7.6 k
 gamin                          x86_64 0.1.10-37.fc33         fedora      121 k
 gcc-c++                        x86_64 10.2.1-9.fc33          updates      11 M
 ghc-srpm-macros                noarch 1.5.0-3.fc33           fedora      7.7 k
 gnat-srpm-macros               noarch 4-12.fc33              fedora      8.2 k
 go-srpm-macros                 noarch 3.0.9-1.fc33           fedora       25 k
 hspell                         x86_64 1.4-11.fc33            fedora      687 k
 htdig                          x86_64 4:3.2.0-0.37.b6.fc33   fedora      833 k
 ilmbase                        x86_64 2.3.0-5.fc33           fedora      134 k
 iw                             x86_64 5.4-3.fc33             fedora      108 k
 jack-audio-connection-kit      x86_64 1.9.14-5.fc33          fedora      537 k
 kernel-srpm-macros             noarch 1.0-3.fc33             fedora      7.2 k
 lcms-libs                      x86_64 1.19-30.fc33           fedora      111 k
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 libcaldav0                     x86_64 2:0.6.5-14.0.9_1.fc33  trinity-r14 177 k
 libcarddav0                    x86_64 2:0.6.2-14.0.9_1.fc33  trinity-r14 176 k
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 libdbus-1-tqt0                 x86_64 2:0.9-14.0.9_1.fc33    trinity-r14  96 k
 libdbus-tqt-1-0                x86_64 2:0.63-14.0.9_1.fc33   trinity-r14  29 k
 libfame                        x86_64 0.9.1-26.fc33          rpmfusion-free
                                                                          126 k
 libffado                       x86_64 2.4.3-3.fc33           fedora      856 k
 libgle                         x86_64 3.1.0-22.fc33          fedora       52 k
 libmad                         x86_64 0.15.1b-30.fc33        fedora       86 k
 libmpcdec                      x86_64 1.2.6-26.fc33          fedora       28 k
 libnfs                         x86_64 4.0.0-3.fc33           fedora      143 k
 libssh2                        x86_64 1.9.0-6.fc33           fedora      117 k
 libstdc++-devel                x86_64 10.2.1-9.fc33          updates     2.0 M
 libtidy                        x86_64 5.7.28-5.fc33          fedora      244 k
 libtqca1                       x86_64 2:1.0-14.0.9_1.fc33    trinity-r14  48 k
 libtqscintilla7                x86_64 2:1.7.1-14.0.9_1.fc33  trinity-r14 518 k
 libtqt3-mt                     x86_64 3.5.0-14.0.9_1.fc33    trinity-r14 2.8 M
 libtqt4                        x86_64 2:4.2.0-14.0.9_1.fc33  trinity-r14  11 k
 libxml++                       x86_64 2.42.0-1.fc33          fedora      103 k
 lua-srpm-macros                noarch 1-2.fc33               fedora      7.9 k
 mesa-libGLU                    x86_64 9.0.1-3.fc33           fedora      148 k
 nas-libs                       x86_64 1.9.4-21.fc33          fedora       84 k
 net-snmp-libs                  x86_64 1:5.9-2.fc33           fedora      747 k
 netpbm                         x86_64 10.92.00-1.fc33        updates     188 k
 nim-srpm-macros                noarch 3-3.fc33               fedora      8.3 k
 ocaml-srpm-macros              noarch 6-3.fc33               fedora      7.7 k
 openblas-srpm-macros           noarch 2-8.fc33               fedora      7.2 k
 openslp                        x86_64 2.0.0-25.fc33          fedora       74 k
 openssl                        x86_64 1:1.1.1i-1.fc33        updates     669 k
 perl                           x86_64 4:5.32.0-464.fc33      updates      29 k
 perl-Algorithm-Diff            noarch 1.1903-17.fc33         fedora       47 k
 perl-Archive-Tar               noarch 2.38-3.fc33            fedora       73 k
 perl-Archive-Zip               noarch 1.68-3.fc33            fedora      107 k
 perl-Attribute-Handlers        noarch 1.01-464.fc33          updates      40 k
 perl-AutoSplit                 noarch 5.74-464.fc33          updates      34 k
 perl-Benchmark                 noarch 1.23-464.fc33          updates      39 k
 perl-CPAN                      noarch 2.28-5.fc33            fedora      546 k
 perl-CPAN-Meta                 noarch 2.150010-457.fc33      fedora      176 k
 perl-CPAN-Meta-Requirements    noarch 2.140-458.fc33         fedora       32 k
 perl-CPAN-Meta-YAML            noarch 0.018-458.fc33         fedora       26 k
 perl-Compress-Bzip2            x86_64 2.28-2.fc33            fedora       70 k
 perl-Compress-Raw-Lzma         x86_64 2.096-1.fc33           fedora       50 k
 perl-Config-Extensions         noarch 0.03-464.fc33          updates      24 k
 perl-Config-Perl-V             noarch 0.32-458.fc33          fedora       21 k
 perl-DBM_Filter                noarch 0.06-464.fc33          updates      44 k
 perl-DB_File                   x86_64 1.855-1.fc33           updates      82 k
 perl-Data-OptList              noarch 0.110-14.fc33          fedora       26 k
 perl-Data-Section              noarch 0.200007-11.fc33       fedora       25 k
 perl-Devel-PPPort              x86_64 3.62-1.fc33            updates     214 k
 perl-Devel-Peek                x86_64 1.28-464.fc33          updates      45 k
 perl-Devel-SelfStubber         noarch 1.06-464.fc33          updates      26 k
 perl-Devel-Size                x86_64 0.83-7.fc33            fedora       31 k
 perl-DirHandle                 noarch 1.05-464.fc33          updates      24 k
 perl-Dumpvalue                 noarch 2.27-464.fc33          updates      30 k
 perl-Encode-devel              x86_64 4:3.08-458.fc33        updates      42 k
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 perl-ExtUtils-Command          noarch 2:7.46-3.fc33          fedora       14 k
 perl-ExtUtils-Constant         noarch 0.25-464.fc33          updates      59 k
 perl-ExtUtils-Embed            noarch 1.35-464.fc33          updates      30 k
 perl-ExtUtils-Install          noarch 2.16-3.fc33            fedora       45 k
 perl-ExtUtils-MM-Utils         noarch 2:7.46-3.fc33          fedora       12 k
 perl-ExtUtils-MakeMaker        noarch 2:7.46-3.fc33          fedora      286 k
 perl-ExtUtils-Manifest         noarch 1:1.72-457.fc33        fedora       34 k
 perl-ExtUtils-Miniperl         noarch 1.09-464.fc33          updates      27 k
 perl-ExtUtils-ParseXS          noarch 1:3.40-457.fc33        fedora      183 k
 perl-File-Compare              noarch 1.100.600-464.fc33     updates      25 k
 perl-File-Copy                 noarch 2.34-464.fc33          updates      32 k
 perl-File-DosGlob              x86_64 1.12-464.fc33          updates      32 k
 perl-File-Fetch                noarch 1.00-1.fc33            updates      31 k
 perl-File-HomeDir              noarch 1.004-9.fc33           fedora       58 k
 perl-File-Which                noarch 1.23-7.fc33            fedora       22 k
 perl-FileCache                 noarch 1.10-464.fc33          updates      27 k
 perl-Filter                    x86_64 2:1.60-1.fc33          fedora       82 k
 perl-Filter-Simple             noarch 0.96-457.fc33          fedora       27 k
 perl-FindBin                   noarch 1.51-464.fc33          updates      26 k
 perl-GDBM_File                 x86_64 1.18-464.fc33          updates      35 k
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 perl-Hash-Util-FieldHash       x86_64 1.20-464.fc33          updates      51 k
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 perl-I18N-LangTags             noarch 0.44-464.fc33          updates      67 k
 perl-IO-Compress-Lzma          noarch 2.096-1.fc33           fedora       74 k
 perl-IO-Zlib                   noarch 1:1.10-464.fc33        updates      31 k
 perl-IPC-Cmd                   noarch 2:1.04-458.fc33        fedora       40 k
 perl-IPC-SysV                  x86_64 2.08-3.fc33            fedora       43 k
 perl-IPC-System-Simple         noarch 1.30-3.fc33            fedora       40 k
 perl-Importer                  noarch 0.026-1.fc33           fedora       40 k
 perl-JSON-PP                   noarch 1:4.05-2.fc33          fedora       68 k
 perl-Locale-Maketext           noarch 1.29-458.fc33          fedora       95 k
 perl-Locale-Maketext-Simple    noarch 1:0.21-464.fc33        updates      30 k
 perl-MIME-Charset              noarch 1.012.2-12.fc33        fedora       49 k
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 perl-Math-BigInt-FastCalc      x86_64 0.500.900-457.fc33     fedora       27 k
 perl-Math-BigRat               noarch 0.2614-457.fc33        fedora       39 k
 perl-Memoize                   noarch 1.03-464.fc33          updates      69 k
 perl-Module-Build              noarch 2:0.42.31-5.fc33       fedora      256 k
 perl-Module-CoreList           noarch 1:5.20201120-1.fc33    updates      82 k
 perl-Module-CoreList-tools     noarch 1:5.20201120-1.fc33    updates      19 k
 perl-Module-Load               noarch 1:0.36-1.fc33          fedora       17 k
 perl-Module-Load-Conditional   noarch 0.74-1.fc33            fedora       23 k
 perl-Module-Loaded             noarch 1:0.08-464.fc33        updates      25 k
 perl-Module-Metadata           noarch 1.000037-457.fc33      fedora       36 k
 perl-NEXT                      noarch 0.67-464.fc33          updates      33 k
 perl-Net                       noarch 1.02-464.fc33          updates      37 k
 perl-Net-Ping                  noarch 2.72-464.fc33          updates      53 k
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 perl-Object-HashBase           noarch 0.009-4.fc33           fedora       26 k
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 trinity-libarts-mpeglib        x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 147 k
 trinity-libarts-xine           x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14  73 k
 trinity-libdcop3-java          x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14  10 k
 trinity-libdcop3-jni           x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14  15 k
 trinity-libindex               x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14  52 k
 trinity-libkateinterfaces      x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 256 k
 trinity-libkcal                x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 563 k
 trinity-libkcddb               x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 132 k
 trinity-libkgantt              x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14  68 k
 trinity-libkiten1              x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 1.9 M
 trinity-libkjsembed1           x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 368 k
 trinity-libkleopatra           x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 463 k
 trinity-libkmime               x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 126 k
 trinity-libkonq                x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 270 k
 trinity-libkorundum0-ruby      x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 155 k
 trinity-libkpimexchange        x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 105 k
 trinity-libkpimidentities      x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14  51 k
 trinity-libkscan               x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 136 k
 trinity-libksieve              x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14  33 k
 trinity-libktnef               x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14  46 k
 trinity-libmimelib             x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 100 k
 trinity-libpoppler-tqt         x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14  30 k
 trinity-libqt0-ruby            x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 222 k
 trinity-libqt3-java            x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 306 k
 trinity-librss                 x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14  37 k
 trinity-libsmoketde            x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 2.7 M
 trinity-libsmoketqt            x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 1.0 M
 trinity-libtdeedu3             x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 117 k
 trinity-libtdegames1           x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 306 k
 trinity-libtdepim              x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 1.0 M
 trinity-libtqt3-jni            x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 864 k
 trinity-libtrinity-java        x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 425 k
 trinity-libtrinity-jni         x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 1.3 M
 trinity-lisa                   x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 139 k
 trinity-lskat                  x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 169 k
 trinity-mpeglib                x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 276 k
 trinity-noatun                 x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 2.3 M
 trinity-noatun-plugins         x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 434 k
 trinity-superkaramba           x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 352 k
 trinity-tde-icons-mono         x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 4.2 M
 trinity-tdeaccessibility       x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 6.9 k
 trinity-tdeaddons              x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 7.0 k
 trinity-tdeaddons-tdefile-plugins
                                x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 114 k
 trinity-tdeadmin               x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 6.7 k
 trinity-tdeadmin-kfile-plugins x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14  29 k
 trinity-tdeartwork             x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 7.2 k
 trinity-tdeartwork-emoticons   x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14  90 k
 trinity-tdeartwork-misc        x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 3.3 M
 trinity-tdeartwork-style       x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14  89 k
 trinity-tdeartwork-theme-icon  x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 9.3 M
 trinity-tdeartwork-theme-window
                                x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 343 k
 trinity-tdebase                x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14  29 k
 trinity-tdebase-bin            x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 1.1 M
 trinity-tdebase-data           x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14  16 M
 trinity-tdebase-libtqt3-integration
                                x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14  40 k
 trinity-tdebase-runtime-data-common
                                x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 403 k
 trinity-tdebase-tdeio-pim-plugins
                                x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 108 k
 trinity-tdebase-tdeio-plugins  x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 945 k
 trinity-tdebase-tdeio-smb-plugin
                                x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14  73 k
 trinity-tdebindings            x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 6.7 k
 trinity-tdebindings-java       x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 6.6 k
 trinity-tdeedu                 x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14  16 k
 trinity-tdeedu-data            x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14  11 k
 trinity-tdegames               x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 7.8 k
 trinity-tdegames-card-data     x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 2.0 M
 trinity-tdegraphics            x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14  10 k
 trinity-tdegraphics-kfile-plugins
                                x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 210 k
 trinity-tdeiconedit            x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 187 k
 trinity-tdelibs                x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14  19 M
 trinity-tdelirc                x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 248 k
 trinity-tdemid                 x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 262 k
 trinity-tdemultimedia          x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 7.8 k
 trinity-tdemultimedia-kappfinder-data
                                x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14  22 k
 trinity-tdemultimedia-kfile-plugins
                                x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 110 k
 trinity-tdemultimedia-tdeio-plugins
                                x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 190 k
 trinity-tdenetwork             x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14  16 k
 trinity-tdenetwork-filesharing x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 499 k
 trinity-tdenetwork-tdefile-plugins
                                x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14  36 k
 trinity-tdepasswd              x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 206 k
 trinity-tdepim                 x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 7.6 k
 trinity-tdepim-kfile-plugins   x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14  29 k
 trinity-tdepim-tdeio-plugins   x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 200 k
 trinity-tdepim-tderesources    x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 1.6 M
 trinity-tdepim-wizards         x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 215 k
 trinity-tdeprint               x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 1.2 M
 trinity-tdescreensaver         x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 728 k
 trinity-tdescreensaver-xsavers x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 118 k
 trinity-tdescreensaver-xsavers-extra
                                x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14  81 k
 trinity-tdescreensaver-xsavers-webcollage
                                x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14  11 k
 trinity-tdessh                 x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14  22 k
 trinity-tdetoys                x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14  15 k
 trinity-tdeutils               x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 7.6 k
 trinity-tdewalletmanager       x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 309 k
 trinity-tdewallpapers          x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14  18 M
 trinity-tdm                    x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 1.5 M
 trinity-twin                   x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 868 k
 trinity-twin4                  x86_64 14.0.9-1.fc33          trinity-r14 161 k
 usermode-gtk                   x86_64 1.112-9.fc33           fedora       89 k
 vcdimager-libs                 x86_64 2.0.1-9.fc33           rpmfusion-free
                                                                          101 k
 wireless-regdb                 noarch 2020.04.29-2.fc33      fedora       16 k
 wireless-tools                 x86_64 1:29-26.fc33           fedora      109 k
 xine-lib                       x86_64 1.2.11-2.fc33          rpmfusion-free-updates
                                                                          2.7 M
 xinetd                         x86_64 2:2.3.15-34.fc33       fedora      126 k
 xscreensaver                   x86_64 1:5.44-9.fc33          updates      52 k
 xscreensaver-gl-base           x86_64 1:5.44-9.fc33          updates      59 k
 xscreensaver-gl-extras         x86_64 1:5.44-9.fc33          updates     5.1 M
弱い依存関係のインストール:
 perl-CPAN-DistnameInfo         noarch 0.12-20.fc33           fedora       14 k
 perl-Term-Size-Any             noarch 0.002-32.fc33          fedora       13 k
 perl-TermReadKey               x86_64 2.38-8.fc33            fedora       36 k
 perl-Unicode-LineBreak         x86_64 2019.001-8.fc33        fedora      121 k
 ruby-default-gems              noarch 2.7.2-135.fc33         updates      25 k
 rubygem-bigdecimal             x86_64 2.0.0-135.fc33         updates      54 k
 rubygem-bundler                noarch 2.1.4-135.fc33         updates     316 k
 rubygem-io-console             x86_64 0.5.6-135.fc33         updates      24 k
 rubygem-openssl                x86_64 2.1.2-135.fc33         updates     158 k
 rubygem-rdoc                   noarch 6.2.1-201.fc33         fedora      404 k
 rubygems                       noarch 3.1.4-201.fc33         fedora      285 k
:
インストール  528 パッケージ
:
GPG 鍵 0x2AB131C6 をインポート中:
 Userid     : "Trinity Desktop Environment (RPM Signing Key) <francois.andriot@free.fr>"
 Fingerprint: 7123 6F0F F403 B2B6 63E7 4411 1DBA A9EB 2AB1 31C6
 From       : /etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-trinity
これでよろしいですか? [y/N]: y
:
完了しました!

→日本語化パッケージも一緒にインストールしました。

  • リストを見ると、trinity-r14、trinity-r14-noarch、rpmfusion-free、rpmfusion-free-updates、のリポジトリがあればインストールできるみたい。

  • 他のディストリビューションではインストール途中でデスプレイマネージャの選択画面が表示されましたが、今回は表示されませんでした。

$ dnf list trinity-desktop
:
インストール済みパッケージ
trinity-desktop.noarch             14.0.9-1.fc33             @trinity-r14-noarch

→ゲームとかも色々入っていました。これだけでも充分そう。

-

(b) 参考: すべてのアプリケーションと共に、Trinity デスクトップ環境全体をインストール:

  • 今回は不要です。
$ sudo dnf install trinity-desktop-all trinity-tde-i18n-Japanese

-

(c) 参考: 最小限で、Trinity デスクトップ環境をインストール:

  • 今回は不要です。
$ sudo dnf install trinity-tdebase trinity-tde-i18n-Japanese

-


6. 参考: Koffice の翻訳:

  • アプリを使っていなければ不要です。

  • 「Calligra Suite」(カリグラ スイート)は、「旧 KOffice」のことです。 KDE プロジェクトによって開発されているフリーでオープンソースのオフィススイートです。

  • 標準のファイルフォーマットは、ODF です。

$ sudo dnf install trinity-koffice-i18n-Japanese

-


7. 参考: K3B の翻訳:

  • アプリを使っていなければ不要です。

  • 「K3b」は、KDE環境で動作するフリーなCD 及びDVD のオーサリングアプリのひとつです。

$ sudo dnf install trinity-k3b-i18n-Japanese

→残念ながら、上記のパッケージはありませんでした。

-


8. 参考: Gwenview の翻訳(すべての言語):

  • アプリを使っていなければ不要です。

  • 「Gwenview」は、KDE デスクトップ環境向けの画像ビューアです。 GUI が簡単で、素早く画像を閲覧できます。

$ sudo dnf install trinity-gwenview-i18n

-


9. 参考: TDM をデフォルトの表示マネージャとして設定できます

  • 今回は「lightdm」をそのまま使うので作業は不要です。

-

ディスプレイマネージャの確認:

$ dnf list lightdm
:
インストール済みパッケージ
lightdm.x86_64                     1.30.0-11.fc33                      @anaconda

$ dnf list trinity-tdm
:
インストール済みパッケージ
trinity-tdm.x86_64                  14.0.9-1.fc33                   @trinity-r14

→2つのディスプレイマネージャが存在します。

-

使う時は、現在のDM(KDM、GDM、XDMなど)サービスを無効にしてから、TDMサービスを有効にする必要があります。

$ sudo systemctl disable gdm.service
$ sudo systemctl disable kdm.service
$ sudo systemctl disable xdm.service
$ sudo systemctl disable lightdm.service
$ sudo systemctl disable lxdm.service

$ sudo systemctl enable tdm.service

→lightdm だけ無効にしてもいいですが、使っていないサービスを入力しても影響ありません。

-


10. 再起動

-


11. ログイン画面

  • 画面右上のアイコンから「TDE」セッションを選んで、ログイン

-


12. TDE (Trinity) の最初の立ち上げで「初期設定」が起動

  • この初期設定が完了すると、「 ~/.trinity 」フォルダが作られます。 逆に「~/.trinity」フォルダを削除すると、デスクトップが開始する前に「初期設定」画面が開きます。

-

水色の背景で「Welcom to Trinity R14.0.9」(KPersonalizer) 画面が表示:

もし、この画面が日本語化されていないときは 「 trinity-tde-i18n-Japanese 」パッケージがインストールされていません。 英語のメッセージに答えて完了させ、その後インストールします。

-

ステップ 1: 導入

国を選択してください: 日本

言語を選択してください: 日本語

→「次」

-

ステップ 2: 私の好きなようにしたい…

システムの挙動を選択:

TDE
UNIX
Microsoft 
Windows
Apple MacOS

→「UNIX」 にチェック

「説明」:

アクティブウィンドウ:マウスに従ってフォーカス
タイトルバーのダブルクリック:ウィンドウをシェード
マウスの選択:シングルクリックで開く
キーボードスキーム:UNIX

→「次」

-

ステップ 3: Eyecandy-O-Meter

スライダーで視覚効果を選択: 1 〜10

デフォルト: 8

→「次」

-

ステップ 4: みんなテーマが好き

デスクトップの外観(テーマ)を選択:

Keramik      以前の標準 スタイル
Plastik      TDE 標準 スタイル
Platinum     Platinum スタイル
Redmond      USA のnorthwest
Sunshine     とても有名なデスクトップ
TDEクラッシック クラシック TDE スタイル

→「Plastik」を選択

→「次」

-

ステップ 5: 精錬の時

すべて完了しました

→「完了」

-


13. デスクトップ画面が表示

→自動で起動される2つのアプリは、完全には日本語化されていません。コンテンツは一部英語のままです。

-

確認:

$ uname -r
5.9.14-200.fc33.x86_64

$ uname -a
Linux localhost.localdomain 5.9.14-200.fc33.x86_64 #1 SMP Fri Dec 11 14:30:56 UTC 2020 x86_64 x86_64 x86_64 GNU/Linux


$ cat /etc/fedora-release
Fedora release 33 (Thirty Three)

$ cat /etc/os-release
NAME=Fedora
VERSION="33 (Xfce)"
:
VARIANT="Xfce"
VARIANT_ID=xfce

-


14. 次の投稿に続く

(後半) に続く

-

-


別件

-


参考. RPM Fusion リポジトリをインストール(その他):

-

参考: RPM Fusion (rpmfusion-nonfree、rpmfusion-nonfree-updates) リポジトリをインストール:

$ sudo dnf install https://mirrors.rpmfusion.org/nonfree/fedora/rpmfusion-nonfree-release-$(rpm -E %fedora).noarch.rpm
:
インストール済み:
  rpmfusion-nonfree-release-33-1.noarch

-

参考: AppStream メタデータ のインストール:

  • Gnome Software」や「KDE Discover」を使わないのなら不要です。

  • RPM Fusion リポジトリは、ユーザーが「Gnome Software」(gnome-software) や「KDE Discover」(plasma-discover) を使用してパッケージをインストールできるようにするAppstream メタデータを提供します。これらはすべてのパッケージのサブセットであることに注意。

$ sudo dnf groupupdate core
:
グループパッケージ  "lsvpd" に一致するものはありません
グループパッケージ  "powerpc-utils" に一致するものはありません
:
グループのインストール中:
 Core

-

$ dnf group info Core
:
グループ: コア
 説明: 最小限のインストール
 必須なパッケージ:
   audit
   basesystem
   bash
   coreutils
   curl
   dhcp-client
   dnf
   e2fsprogs
   filesystem
   glibc
   grubby
   hostname
   iproute
   iputils
   kbd
   less
   man-db
   ncurses
   openssh-clients
   openssh-server
   parted
   passwd
   plymouth
   policycoreutils
   procps-ng
   rootfiles
   rpm
   rpmfusion-free-release
   rpmfusion-nonfree-release
   selinux-policy-targeted
   setup
   shadow-utils
   sssd-common
   sssd-kcm
   sudo
   systemd
   util-linux
   vim-minimal
   yum
 標準パッケージ:
   NetworkManager
   dnf-plugins-core
   dracut-config-rescue
   fedora-repos-modular
   firewalld
   lsvpd
   powerpc-utils
   zram-generator-defaults
 オプション パッケージ:
   dracut-config-generic
   initial-setup
   initscripts
 条件付きパッケージ:
   rpmfusion-free-appstream-data
   rpmfusion-nonfree-appstream-data

-

参考: gstreamer 対応アプリに必要な補完マルチメディアパッケージをインストール:

  • GStreamer(ジーストリーマー)は、ビデオ編集ソフトやストリーミング、そしてメディアプレーヤーなどのようなマルチメディアアプリケーションのベースとなる機能を提供します。
$ sudo dnf groupupdate multimedia --setop="install_weak_deps=False" --exclude=PackageKit-gstreamer-plugin
:
group/moduleパッケージをインストール:
 gstreamer1-libav        x86_64 1.18.2-1.fc33      rpmfusion-free-updates 290 k
 gstreamer1-plugins-bad-freeworld
                         x86_64 1.18.2-1.fc33      rpmfusion-free-updates 249 k
 gstreamer1-plugins-ugly x86_64 1.18.2-1.fc33      rpmfusion-free-updates 194 k
依存関係のインストール:
 faad2-libs              x86_64 1:2.9.2-3.fc33     rpmfusion-free         201 k
 ffmpeg-libs             x86_64 4.3.1-11.fc33      rpmfusion-free         8.2 M
 gstreamer1-plugins-ugly-free
                         x86_64 1.18.2-1.fc33      updates                103 k
 intel-mediasdk          x86_64 20.3.1-1.fc33      updates                2.7 M
 lensfun                 x86_64 0.3.2-30.fc33      updates                217 k
 liba52                  x86_64 0.7.4-39.fc33      fedora                  37 k
 libass                  x86_64 0.14.0-6.fc33      fedora                 108 k
 libdav1d                x86_64 0.7.1-2.fc33       fedora                 378 k
 libdca                  x86_64 0.0.7-2.fc33       rpmfusion-free         119 k
 libde265                x86_64 1.0.8-1.fc33       rpmfusion-free-updates 319 k
 libmms                  x86_64 0.6.4-14.fc33      rpmfusion-free          52 k
 libmodplug              x86_64 1:0.8.9.0-11.fc33  fedora                 172 k
 libmpeg2                x86_64 0.5.1-21.fc33      fedora                  75 k
 libmysofa               x86_64 1.1-3.fc33         fedora                  41 k
 librtmp                 x86_64 2.4-18.20190330.gitc5f04a5.fc33
                                                   rpmfusion-free          79 k
 libva                   x86_64 2.9.0-1.fc33       fedora                 100 k
 libvdpau                x86_64 1.4-3.fc33         fedora                  17 k
 mjpegtools-libs         x86_64 2.1.0-20.fc33      rpmfusion-free         168 k
 ocl-icd                 x86_64 2.2.13-1.fc33      updates                 52 k
 opencore-amr            x86_64 0.1.5-11.fc33      rpmfusion-free         175 k
 rav1e-libs              x86_64 0.3.3-2.fc33.1     fedora                 695 k
 spirv-tools-libs        x86_64 2020.5-1.20200803.git92a7165.fc33
                                                   fedora                 1.1 M
 svt-hevc-libs           x86_64 1.5.0-2.fc33       rpmfusion-free         524 k
 vapoursynth-libs        x86_64 48-9.fc33          fedora                 446 k
 vid.stab                x86_64 1.1.0-15.20190213gitaeabc8d.fc33
                                                   fedora                  49 k
 vo-amrwbenc             x86_64 0.1.3-13.fc33      rpmfusion-free          77 k
 x264-libs               x86_64 0.160-2.20200702gitcde9a93.fc33
                                                   rpmfusion-free         676 k
 x265-libs               x86_64 3.4-3.fc33         rpmfusion-free         1.2 M
 xvidcore                x86_64 1.3.7-4.fc33       rpmfusion-free         256 k
 zimg                    x86_64 2.9.3-3.fc33       fedora                 272 k
 zvbi                    x86_64 0.2.35-11.fc33     fedora                 421 k
グループのインストール中:
 Multimedia                                                     
:
GPG 鍵 0xD651FF2E をインポート中:
 Userid     : "RPM Fusion free repository for Fedora (2020) <rpmfusion-buildsys@lists.rpmfusion.org>"
 Fingerprint: E9A4 91A3 DE24 7814 E7E0 67EA E06F 8ECD D651 FF2E
 From       : /etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-rpmfusion-free-fedora-33
これでよろしいですか? [y/N]: y

-

参考: 一部のアプリケーションに必要なサウンドとビデオの補完パッケージをインストール:

$ sudo dnf groupupdate sound-and-video
:
グループパッケージ  "k3b-extras-freeworld" に一致するものはありません
:
グループのインストール中:
 Sound and Video

-

参考: Tainted リポジトリ

  • 「Tainted free」(汚染された無料)は、一部の国で一部の使用が制限される可能性があるFLOSS パッケージのためのものです。FLOSS とは、フリーソフトウェアオープンソースをまとめて表現する語です。フリーと無料を混同されがちなので、フリーを強調した表現です。
$ sudo dnf install rpmfusion-free-release-tainted
:
インストール:
 rpmfusion-free-release-tainted    noarch    33-1       rpmfusion-free    8.7 k

-

libdvdcss でDVD を再生するには:
$ sudo dnf install libdvdcss
:
インストール:
 libdvdcss      x86_64      1.4.2-8.fc33      rpmfusion-free-tainted       72 k

-

「Tainted nonfree」(汚染された非無料)
  • 著作権所有者による明確な再配布ステータスのない非FLOSS パッケージ専用です。ただし、一部の国では、ハードウェア相互運用性の一部として許可されています。
$ sudo dnf install rpmfusion-nonfree-release-tainted
:
インストール:
 rpmfusion-nonfree-release-tainted   noarch   33-1    rpmfusion-nonfree   8.8 k
:
GPG 鍵 0x94843C65 をインポート中:
 Userid     : "RPM Fusion nonfree repository for Fedora (2020) <rpmfusion-buildsys@lists.rpmfusion.org>"
 Fingerprint: 79BD B88F 9BBF 7391 0FD4 095B 6A2A F961 9484 3C65
 From       : /etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-rpmfusion-nonfree-fedora-33
これでよろしいですか? [y/N]: 

-

追記: 以下はシステムへの影響が大きいので、Trinity が正常に動き、必要になってから実施のこと:

たぶん、単体で指定してインストールした方が安全です。

$ sudo dnf install \*-firmware
:
インストール:
 alsa-firmware                  noarch 1.2.4-1.fc33               updates 3.3 M
 alsa-tools-firmware            x86_64 1.2.2-3.fc33               fedora   36 k
 b43-firmware                   noarch 6.30.163.46-7.fc33         rpmfusion-nonfree-tainted
                                                                          219 k
 bfa-firmware                   noarch 3.2.21.1-14.fc33           fedora  1.1 M
 broadcom-bt-firmware           noarch 12.0.1.1105-9.fc33         rpmfusion-nonfree-tainted
                                                                          255 k
 crystalhd-firmware             noarch 3.10.0-24.fc33             fedora  1.1 M
 dvb-firmware                   noarch 20170329-8.git3fef04a.fc33 rpmfusion-nonfree-tainted
                                                                          7.9 M
 gnome-firmware                 x86_64 3.36.0-4.fc33              fedora   64 k
 iscan-firmware                 noarch 20190508-3.fc33            fedora  231 k
 ivtv-firmware                  noarch 2:20080701-39.fc33         fedora  102 k
 libertas-sd8686-firmware       noarch 20201118-115.fc33          updates 101 k
 libertas-sd8787-firmware       noarch 20201118-115.fc33          updates 329 k
 libertas-usb8388-olpc-firmware noarch 20201118-115.fc33          updates 100 k
 liquidio-firmware              noarch 20201118-115.fc33          updates  16 M
 lulzbot-marlin-firmware        noarch 1:1.1.9.34-12.fc33         fedora  2.6 M
 midisport-firmware             noarch 1.2-25.fc33                fedora   25 k
 netronome-firmware             noarch 20201118-115.fc33          updates 1.7 M
 nouveau-firmware               noarch 340.32-6.fc33              rpmfusion-nonfree-tainted
                                                                          388 k
 r5u87x-firmware                x86_64 0.2.0-15.a9b2171d762b.fc33 rpmfusion-nonfree
                                                                          102 k
 uhd-firmware                   noarch 3.15.0.0-0.8.rc2.fc33      fedora  104 M
依存関係のインストール:
 3dprinter-udev-rules           noarch 0.2.2-4.fc33               fedora   12 k
 CuraEngine-lulzbot             x86_64 1:3.6.21-5.fc33            fedora  736 k
 boost-program-options          x86_64 1.73.0-9.fc33              updates 110 k
 boost-serialization            x86_64 1.73.0-9.fc33              updates 134 k
 cura-lulzbot                   noarch 1:3.6.22-1.fc33            fedora   18 M
 flexiblas                      x86_64 3.0.4-1.fc33               updates  31 k
 flexiblas-netlib               x86_64 3.0.4-1.fc33               updates 3.0 M
 flexiblas-openblas-openmp      x86_64 3.0.4-1.fc33               updates  17 k
 fxload                         x86_64 2008_10_13-16.fc33         fedora   29 k
 libX11-devel                   x86_64 1.6.12-3.fc33              updates 941 k
 libXau-devel                   x86_64 1.0.9-4.fc33               fedora   13 k
 libarcus                       x86_64 4.7.1-1.fc33               fedora   43 k
 libarcus-lulzbot               x86_64 3.6.21-7.fc33              fedora   44 k
 libcrystalhd                   x86_64 3.10.0-24.fc33             fedora   59 k
 libgfortran                    x86_64 10.2.1-9.fc33              updates 824 k
 libglvnd-core-devel            x86_64 1:1.3.2-2.fc33             fedora   18 k
 libglvnd-devel                 x86_64 1:1.3.2-2.fc33             fedora  156 k
 libglvnd-gles                  x86_64 1:1.3.2-2.fc33             fedora   33 k
 libglvnd-opengl                x86_64 1:1.3.2-2.fc33             fedora   44 k
 libquadmath                    x86_64 10.2.1-9.fc33              updates 205 k
 libsavitar                     x86_64 4.7.1-1.fc33               fedora   44 k
 libxcb-devel                   x86_64 1.13.1-5.fc33              fedora  1.0 M
 lulzbot-marlin-firmware-bio    noarch 1:2.0.0.174-12.fc33        fedora  185 k
 lulzbot-marlin-firmware-pro    noarch 1:2.0.0.144-12.fc33        fedora  834 k
 open-sans-fonts                noarch 1.10-13.fc33               fedora  476 k
 openal-soft                    x86_64 1.19.1-9.fc33              fedora  543 k
 openblas                       x86_64 0.3.12-1.fc33              updates  32 k
 openblas-openmp                x86_64 0.3.12-1.fc33              updates 4.6 M
 polyclipping                   x86_64 6.4.2-10.fc33              fedora  1.1 M
 protobuf                       x86_64 3.12.4-1.fc33              fedora  974 k
 python-qt5-rpm-macros          noarch 5.15.0-4.fc33              updates  10 k
 python3-arcus                  x86_64 4.7.1-1.fc33               fedora   37 k
 python3-devel                  x86_64 3.9.0-1.fc33               fedora  205 k
 python3-ifaddr                 noarch 0.1.7-2.fc33               fedora   22 k
 python3-numpy                  x86_64 1:1.19.4-1.fc33            updates 4.4 M
 python3-numpy-f2py             x86_64 1:1.19.4-1.fc33            updates 212 k
 python3-numpy-stl              x86_64 2.11.2-2.fc33              fedora   67 k
 python3-pyqt5-sip              x86_64 4.19.24-1.fc33             fedora   97 k
 python3-pyserial               noarch 3.4-9.fc33                 fedora  159 k
 python3-qt5                    x86_64 5.15.0-4.fc33              updates 1.3 M
 python3-qt5-base               x86_64 5.15.0-4.fc33              updates 3.3 M
 python3-savitar                x86_64 4.7.1-1.fc33               fedora   37 k
 python3-scipy                  x86_64 1.5.2-2.fc33               fedora   15 M
 python3-tkinter                x86_64 3.9.0-1.fc33               fedora  309 k
 python3-uranium-lulzbot        noarch 3.6.21-4.fc33              fedora  598 k
 python3-utils                  noarch 2.4.0-2.fc33               fedora  194 k
 python3-zeroconf               noarch 0.28.6-1.fc33              updates 102 k
 qt5-qtconnectivity             x86_64 5.15.2-2.fc33              updates 459 k
 qt5-qtgraphicaleffects         x86_64 5.15.2-2.fc33              updates 112 k
 qt5-qtlocation                 x86_64 5.15.2-2.fc33              updates 3.0 M
 qt5-qtmultimedia               x86_64 5.15.2-2.fc33              updates 798 k
 qt5-qtquickcontrols            x86_64 5.15.2-2.fc33              updates 1.0 M
 qt5-qtquickcontrols2           x86_64 5.15.2-2.fc33              updates 1.6 M
 qt5-qtsensors                  x86_64 5.15.2-2.fc33              updates 224 k
 qt5-qtserialport               x86_64 5.15.2-2.fc33              updates  66 k
 qt5-qttools-libs-designer      x86_64 5.15.2-2.fc33              updates 2.7 M
 qt5-qttools-libs-help          x86_64 5.15.2-2.fc33              updates 156 k
 qt5-qtwebchannel               x86_64 5.15.2-2.fc33              updates 101 k
 qt5-qtwebsockets               x86_64 5.15.2-2.fc33              updates  87 k
 qt5-qtxmlpatterns              x86_64 5.15.2-2.fc33              updates 1.0 M
 tk                             x86_64 1:8.6.10-5.fc33            fedora  1.6 M
 uhd                            x86_64 3.15.0.0-0.8.rc2.fc33      fedora  5.7 M
 xorg-x11-proto-devel           noarch 2019.1-4.fc33              fedora  261 k

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上記のすべての作業をした場合に、有効になるリポジトリ:

$ dnf repolist
repo id                        repo の名前
fedora                         Fedora 33 - x86_64
fedora-cisco-openh264          Fedora 33 openh264 (From Cisco) - x86_64
fedora-modular                 Fedora Modular 33 - x86_64
rpmfusion-free                 RPM Fusion for Fedora 33 - Free              ←(追加されました)
rpmfusion-free-tainted         RPM Fusion for Fedora 33 - Free tainted       ←(追加されました)
rpmfusion-free-updates         RPM Fusion for Fedora 33 - Free - Updates     ←(追加されました)
rpmfusion-nonfree              RPM Fusion for Fedora 33 - Nonfree            ←(追加されました)
rpmfusion-nonfree-tainted      RPM Fusion for Fedora 33 - Nonfree tainted      ←(追加されました)
rpmfusion-nonfree-updates      RPM Fusion for Fedora 33 - Nonfree - Updates   ←(追加されました)
updates                        Fedora 33 - x86_64 - Updates
updates-modular                Fedora Modular 33 - x86_64 - Updates

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参考: Fedora 32 に Trinity リポジトリ(R14.0.9)を追加する場合:

Fedora 33 でなく、Fedora 32 に Trinity を追加する場合なので、今回は不要です。

$ sudo rpm -Uvh http://mirror.ppa.trinitydesktop.org/trinity/rpm/f32/trinity-r14/RPMS/noarch/trinity-repo-14.0.9-1.fc32.noarch.rpm

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参考: Trinity リポジトリのインストールに必要なファイルリストがないときの対処(備忘録):

2020年12月22日以前に、ファイルリストが追加されていないときに行った個人的な対処法です。 現在は不要な作業ですが、備忘録として残しました。

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Trinity リポジトリのインストール後に、使えるか確認するとエラー表示:

$ dnf search trinity-tde-

trinity-r14                                      20  B/s | 230  B     00:11    
Errors during downloading metadata for repository 'trinity-r14':
  - Status code: 404 for http://mirror.ppa.trinitydesktop.org/trinity/rpm/f33/trinity-r14-x86_64.list (IP: 37.205.10.16)
Error: repo 'trinity-r14' のメタデータのダウンロードに失敗しました : Cannot prepare internal mirrorlist: Status code: 404 for http://mirror.ppa.trinitydesktop.org/trinity/rpm/f33/trinity-r14-x86_64.list (IP: 37.205.10.16)

trinity-r14-noarch                               22  B/s | 230  B     00:10    
Errors during downloading metadata for repository 'trinity-r14-noarch':
  - Status code: 404 for http://mirror.ppa.trinitydesktop.org/trinity/rpm/f33/trinity-r14-noarch.list (IP: 37.205.10.16)
Error: repo 'trinity-r14-noarch' のメタデータのダウンロードに失敗しました : Cannot prepare internal mirrorlist: Status code: 404 for http://mirror.ppa.trinitydesktop.org/trinity/rpm/f33/trinity-r14-noarch.list (IP: 37.205.10.16)

→ダウンロードすべきファイルが見つかりません。

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f33 にリストが登録されていませんでした:

f33 のリスト

trinity-r14/         2020-Nov-05 18:27:10    -       Directory

→フォルダはあっても、そのファイルリストがありません。 置くのを忘れたのか、不具合があり(?) 故意に置いていないのか、遅れているだけなのか。

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f32 のリストを参考にしました:

f32 のリスト

trinity-r14/         2020-Nov-03 21:24:45    -       Directory
trinity-r14-SRPMS.list  2020-Jun-04 13:52:36    0.3K    application/octet-stream
trinity-r14-noarch.list 2020-Jun-04 13:52:36    0.4K    application/octet-stream
trinity-r14-x86_64.list 2020-Jun-04 13:52:36    0.4K    application/octet-stream

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ローカルPC にf33 の3つのリストを作成:

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(1) trinity-r14-x86_64.list:
$ mousepad ~/ダウンロード/trinity/f33/trinity-r14-x86_64.list

↓ 下記の内容:

http://mirror.ppa.trinitydesktop.org/trinity/rpm/f33/trinity-r14/RPMS/x86_64
http://tde-mirror.yosemite.net/trinity/rpm/f33/trinity-r14/RPMS/x86_64
http://kuiper.mirrorservice.org/sites/trinitydesktop.org/trinity/rpm/f33/trinity-r14/RPMS/x86_64
http://copernicus.mirrorservice.org/sites/trinitydesktop.org/trinity/rpm/f33/trinity-r14/RPMS/x86_64
http://ftp.fau.de/trinity/rpm/f33/trinity-r14/RPMS/x86_64

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(2) ttrinity-r14-noarch.list:
$ mousepad ~/ダウンロード/trinity/f33/trinity-r14-noarch.list

↓ 下記の内容:

http://mirror.ppa.trinitydesktop.org/trinity/rpm/f33/trinity-r14/RPMS/noarch
http://tde-mirror.yosemite.net/trinity/rpm/f33/trinity-r14/RPMS/noarch
http://kuiper.mirrorservice.org/sites/trinitydesktop.org/trinity/rpm/f33/trinity-r14/RPMS/noarch
http://copernicus.mirrorservice.org/sites/trinitydesktop.org/trinity/rpm/f33/trinity-r14/RPMS/noarch
http://ftp.fau.de/trinity/rpm/f33/trinity-r14/RPMS/noarch

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(3) ttrinity-r14-SRPMS.list:
$ mousepad ~/ダウンロード/trinity/f33/trinity-r14-SRPMS.list

↓ 下記の内容:

http://mirror.ppa.trinitydesktop.org/trinity/rpm/f33/trinity-r14/SRPMS
http://tde-mirror.yosemite.net/trinity/rpm/f33/trinity-r14/SRPMS
http://kuiper.mirrorservice.org/sites/trinitydesktop.org/trinity/rpm/f33/trinity-r14/SRPMS
http://copernicus.mirrorservice.org/sites/trinitydesktop.org/trinity/rpm/f33/trinity-r14/SRPMS
http://ftp.fau.de/trinity/rpm/f33/trinity-r14/SRPMS

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リポジトリ構成ファイルのファイル名を確認:

$ ls -1 /etc/yum.repos.d/

fedora-cisco-openh264.repo
fedora-modular.repo
fedora-updates-modular.repo
fedora-updates-testing-modular.repo
fedora-updates-testing.repo
fedora-updates.repo
fedora.repo
rpmfusion-free-tainted.repo
rpmfusion-free-updates-testing.repo
rpmfusion-free-updates.repo
rpmfusion-free.repo
rpmfusion-nonfree-tainted.repo
rpmfusion-nonfree-updates-testing.repo
rpmfusion-nonfree-updates.repo
rpmfusion-nonfree.repo
trinity.repo              ←(これを修正)

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該当のリポジトリ構成ファイル(trinity.repo) を修正:

$ sudo mousepad /etc/yum.repos.d/trinity.repo

↓ 「mirrorlist=」の行で、ローカルの修正したファイルのあるアドレスを指定:

[trinity-r14]
name=trinity-r14
#baseurl=http://mirror.ppa.trinitydesktop.org/trinity/rpm/f33/trinity-r14/RPMS/$basearch
#mirrorlist=http://mirror.ppa.trinitydesktop.org/trinity/rpm/f33/trinity-r14-$basearch.list
mirrorlist=file:///home/ubn/ダウンロード/trinity/f33/trinity-r14-x86_64.list
enabled=1
gpgcheck=1
gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-trinity

[trinity-r14-noarch]
name=trinity-r14-noarch
#baseurl=http://mirror.ppa.trinitydesktop.org/trinity/rpm/f33/trinity-r14/RPMS/noarch
#mirrorlist=http://mirror.ppa.trinitydesktop.org/trinity/rpm/f33/trinity-r14-noarch.list
mirrorlist=file:///home/ubn/ダウンロード/trinity/f33/trinity-r14-noarch.list
enabled=1
gpgcheck=1
gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-trinity

[trinity-r14-source]
name=trinity-r14-source
#baseurl=http://mirror.ppa.trinitydesktop.org/trinity/rpm/f33/trinity-r14/SRPMS
#mirrorlist=http://mirror.ppa.trinitydesktop.org/trinity/rpm/f33/trinity-r14-SRPMS.list
mirrorlist=file:///home/ubn/ダウンロード/trinity/f33/trinity-r14-SRPMS.list
enabled=0
gpgcheck=1
gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-trinity

確認:

$ cat /etc/yum.repos.d/trinity.repo

再起動

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まとめ

以前に CentOS 8.2 にTrinity 環境を追加(前半後半 )しました。今回は Fedora 33 Xfce への追加です。 同じ Redhat (RHEL) 系でDNF が使える環境ですが、格段にリポジトリ関連の手間が減りました。

Fedora の公開周期は短いため、対応が間に合っておらず、インストールに必要なリポジトリのリストファイルがありませんでしたが、現在は追加されています。

(後半) に続く

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参考まで。

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目次

先頭

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Fedora 33 Xfce をUSBメモリにインストール〈H101〉

登録日: 2020-12-17 更新日: 2021-01-02

今回、Trinity デスクトップ環境を追加するためのベースとして、最新の Fedora 33 の「Xfce」をインストールしました。その備忘録です。

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「目次」

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Fedora 33 Xfce のデスクトップ画面:

→いろいろと変更した後のデスクトップ画面です。壁紙は他から持ってきました。

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GNOME での留意点

以前に、Fedora 32 の「GNOME 」をインストールしました。

自分の古いPC では、GNOME や Cinnamon で新しいカーネル「5.8」にすると画面が描画しきれずデスクトップ操作できなくなる問題が発生。

PC に使われている CPU内蔵のハードウェアアクセレータ( i915 ディスプレイドライバー)が未サポート。 GNOME や Cinnamon は、ハードウェアアクセレータの使用が前提 なので表面化したようです。 問題報告を見ないのは、非力な古いPC で重いGNOME を使うことが少ないからかも。

非力な古いPC でよく使われている「Xfce」では問題が出ません。ハードウェアアクセレータの使用を前提としていないからのようです。

ただし、「Xfce」であっても、ハードウェアアクセレータの使用を前提とするアプリ(ChromeAtomVSCode)では問題が発生しました。これは ハードウェアアクセレータをオフ でアプリを起動すれば回避できました。

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問題の発生したPC で使われていたCPU は「BIOS 立ち上げ」が主流のころのものです。 現在は「UEFI 立ち上げ」のPC が前提になりました。Ubuntu 等で 32bit 版がサポートされなくなったのと同じように、使える環境を見つけるしかなさそう。(Fedora XfceDebian Xfce 等)

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Fedora Spins にて「GNOME」以外のデスクトップ環境が提供されています

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  1. Fedora KDE Plasma Spin

  2. Fedora Xfce Spin  ←( 今回のインストール

  3. Fedora LXQt Spin

  4. Fedora MATE Compiz Spin

  5. Fedora Cinnamon Spin

  6. Fedora LXDE Spin

  7. Fedora SoaS Spin (Sugar on a Stick)  ←( 教育用の特殊な環境 )

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Fedora 33 Xfce のダウンロード

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Download Fedora Xfce Desktop - Fedora Spins

  • Fedora ではダウンロードしたファイルの検証がきびしいですが、それだけ信頼できます。

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1. Fedora 33 Xfce デスクトップのダウンロード

ダウンロード をクリック

Fedora-Xfce-Live-x86_64-33-1.2.iso」のダウンロードが始まり、下記の表示がされます。

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2. 「ダウンロードを検証してください」画面:

Verify 64bit! を右クリック→「名前を付けてリンク先を保存」

→「Fedora-Spins-33-1.2-x86_64-CHECKSUM」が保存されます。

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3. ダウンロードした 2つのファイルを 任意のフォルダ「~/ダウンロード/fedora33/」に移動:

$ cd ~/ダウンロード/
$ mkdir fedora33
$ mv Fedora-Spins-33-1.2-x86_64-CHECKSUM fedora33/
$ mv Fedora-Xfce-Live-x86_64-33-1.2.iso fedora33/

$ cd ~/ダウンロード/fedora33/
$ ls -1
Fedora-Spins-33-1.2-x86_64-CHECKSUM
Fedora-Xfce-Live-x86_64-33-1.2.iso

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4. Fedora の GPG 鍵をインポートします:

$ curl --version

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curl がなければインストール:

Fedora または CentOS で行う場合:

$ sudo dnf install curl

Debian または Ubuntu で行う場合:

$ sudo apt install curl
:
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  curl libcurl4

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インポート:

$ curl https://getfedora.org/static/fedora.gpg | gpg --import

  % Total    % Received % Xferd  Average Speed   Time    Time     Time  Current
                                 Dload  Upload   Total   Spent    Left  Speed
100 10955  100 10955    0     0  10433      0  0:00:01  0:00:01 --:--:-- 10443
gpg: /home/ubn/.gnupg/trustdb.gpg: 信用データベースができました
gpg: 鍵49FD77499570FF31: 公開鍵"Fedora (33) <fedora-33-primary@fedoraproject.org>"をインポートしました
gpg: 鍵6C13026D12C944D0: 公開鍵"Fedora (32) <fedora-32-primary@fedoraproject.org>"をインポートしました
gpg: 鍵50CB390B3C3359C4: 公開鍵"Fedora (31) <fedora-31-primary@fedoraproject.org>"をインポートしました
gpg: 鍵7BB90722DBBDCF7C: 公開鍵"Fedora (iot 2019) <fedora-iot-2019@fedoraproject.org>"をインポートしました
gpg: 鍵21EA45AB2F86D6A1: 公開鍵"Fedora EPEL (8) <epel@fedoraproject.org>"をイン ポートしました
gpg: 鍵6A2FAEA2352C64E5: 公開鍵"Fedora EPEL (7) <epel@fedoraproject.org>"をイン ポートしました
gpg: 鍵3B49DF2A0608B895: 公開鍵"EPEL (6) <epel@fedoraproject.org>"をインポートしました
gpg:           処理数の合計: 7
gpg:             インポート: 7

→ 2度目だとインポートの表示が変わります。EPEL はRHEL(CentOS) を指します。

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5. CHECKSUM ファイルが有効であることを検証します:

$ gpg --verify-files *-CHECKSUM

gpg: 2020年10月24日 00時09分07秒 JSTに施された署名
gpg:                RSA鍵963A2BEB02009608FE67EA4249FD77499570FF31を使用
gpg: "Fedora (33) <fedora-33-primary@fedoraproject.org>"からの正しい署名 [不明の]
gpg: *警告*: この鍵は信用できる署名で証明されていません!
gpg:       この署名が所有者のものかどうかの検証手段がありません。
 主鍵フィンガープリント: 963A 2BEB 0200 9608 FE67  EA42 49FD 7749 9570 FF31

→「Fedora (33) 〜 からの正しい署名」という文字列が含まれていれば OK

ちなみに、CHECKSUM ファイルは以下のキーの署名(末尾の文字列)を持っています:

    9570FF31 - Fedora 33

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参考: Fedora 33 フィンガープリント:

id: 4096R/9570FF31 2020-01-28
Fingerprint: 963A 2BEB 0200 9608 FE67 EA42 49FD 7749 9570 FF31

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6. イメージのチェックサムが合致することを確認します:

$ sha256sum -c *-CHECKSUM

sha256sum: Fedora-Cinnamon-Live-x86_64-33-1.2.iso: そのようなファイルやディレク トリはありません
Fedora-Cinnamon-Live-x86_64-33-1.2.iso: FAILED open or read
:
sha256sum: Fedora-SoaS-Live-x86_64-33-1.2.iso: そのようなファイルやディレクトリ はありません
Fedora-SoaS-Live-x86_64-33-1.2.iso: FAILED open or read
Fedora-Xfce-Live-x86_64-33-1.2.iso: 完了       ←(注目)
sha256sum: 警告: 書式が不適切な行が 19 行あります
sha256sum: 警告: 一覧にある 6 個のファイルが読み込めませんでした

→他の存在しない 6 個のファイルが検証に含まれているので、余計なエラーメッセージが出ています。

Fedora-Xfce-Live-x86_64-33-1.2.iso: 完了」という文字列が含まれていれば OK

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参考: Ubuntu などで行う検証の場合:

Ubuntu などのダウンロードのページには、キーの署名について一連の流れとして詳しく書かれていません。

個人的には、最低限のチェックサムを確認するだけ:

$ sha256sum Fedora-Xfce-Live-x86_64-33-1.2.iso
2d397bedaa15b1cc197eb33e82ac27773ae4b0a74e1fb7294ce5290b732b0bc8  Fedora-Xfce-Live-x86_64-33-1.2.iso

→上記の表示の値が、下記の値と同じになれば OK

$ cat Fedora-Spins-33-1.2-x86_64-CHECKSUM
:
: (省略)
# Fedora-Xfce-Live-x86_64-33-1.2.iso: 1592279040 bytes
SHA256 (Fedora-Xfce-Live-x86_64-33-1.2.iso) = 2d397bedaa15b1cc197eb33e82ac27773ae4b0a74e1fb7294ce5290b732b0bc8

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インストール

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1. 事前作業

インストールがスムーズに行くように「インストール先となるUSB メモリをパーティションがない状態」にしておきます。

今回は fat32 でフォーマットした64GB を使いました。ドライブを間違えないように注意。

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Fedora 32 GNOME で作業した場合:

Windows」キー →一番下の「Show Applications」→「Disks」で検索→「Disks」アプリを起動

左側で、63GB(/dev/sdc) をクリック→fat がひとつであることを確認。(重要)

「■」(四角)をクリックしてアンマウント→「▶」(三角)に変わります。

「ー」→「Delete」でパーティションを削除→すべて「FreeSpace」にします。(つまり、何もない状態)

右上の「x」でウィンドウを閉じます。

-


2. ライブUSB メモリで立ち上げ

ブート選択画面が表示されます。

  Fedora-Xfce-Live 33

Start Fedora-Xfce-Live 33
:

→自分のPC だと、メニューは中途半端な表示で、「Enter」キーで進むと「画面真っ暗」になりました。

下記の操作で、回避できました:

「Tab」キーを押します。(ブートコマンドの編集モード)

> vmlimz initrd=initrd.img root=live:CDLABEL=Fedora-Xfce-Live-33-1.2 rd.live.img rd.live.check quiet

↓ カーソルは行末です。「BS」キーを20回押して後ろの文字列を削除します。

> vmlimz initrd=initrd.img root=live:CDLABEL=Fedora-Xfce-Live-33-1.2 rd.live.img

修正後に「Enter」キー

画面真っ暗から30秒ほどで、メッセージが流れて立ち上がりました。 ライブUSB メモリ自体のディスクチェックみたいなので、「Enter」キーを押し、気長に待てば立ち上がったかもしれません。

-


3. デスクトップ画面が表示

-


4. インストール先になるUSB メモリ(パーティションなし)を挿します

-


5. インストールアプリを立ち上げ

デスクトップにある「Install to Hard Drive」アイコンをダブルクリック

Fedora 33へようこそ」画面表示

-


6. 言語:

  • 日本語 →日本語(日本)

→「続行」

-


7. インストール概要: (自動で入力されているので確認)

  • 地域設定

  キーボード(K)  日本語

  時刻と日付(T)  アジア/東京 タイムゾーン

-

  • システム

  インストール先(D)  ディスクが選択されていません

-

  • ネットワークとホスト名(N)  有線(enp1s0)で接続されました

-

  • ユーザの設定

  root パスワード(R):  root アカウントは無効になっています

  ユーザの作成(U) ユーザは作成されません

-


8. 「ユーザの作成(U)」をクリック

  • フルネーム: (任意)英字

  • ユーザ名: (任意)英字(ユーザー名はホームフォルダの名前にもなります)

「このユーザーを管理者にする」にチェック

-

  • パスワード:(任意)

  • パスワードの確認:(任意)

→左上のユーザの作成「完了」をクリック

-


9. 「インストール概要: 」画面に戻りました

-


10. 「インストール先(D)」をクリック

  • バイスの選択 今回は「sdc」を選択

  • ストレージの設定

  「自動構成」→「カスタム」にチェック

→自動構成にすると、LVM フォーマットになります。(マウントが難しくて融通が効きません)

-

画面左下の青色の「完全なディスク要約とブートローダー」をクリック

  • 選択したディスク

  sdc にて「ブート」にチェックあり ←確認

→「閉じる」

→左上の「完了」をクリック

-


11. 「手動パーティション設定 」画面

新しいマウントポイントに次のパーティション設定スキームを使用する

BTRFS →「標準パーティション」に変更

-

左下の「+」をクリック

  マウントポイント「/」を選んで、「マウントポイントの追加」をクリック

画面右側に設定画面表示

sdc1

マウントポイント: 「/」

要求される容量: 58.43 GiB

バイスタイプ: 標準パーティション

ファイルシステム: ext4

「再フォーマット」にチェック

ラベル: 「空」→「Fedora33」(任意)に変更

-

→右下の「設定を更新」をクリック

→左上の「完了」をクリック

「変更の概要」画面

→sdc であることを確認。

→「変更を許可する」をクリック

-


12. 「インストール概要: 」画面に戻りました

  • システム

  インストール先(D)  ストレージ設定チェックに警告(←スワップ領域の指定がないからですが、作りません)

-

各項目にオレンジ色の警告がないことを確認

-


13. 画面右下の「インストールの開始」をクリック

「インストールの進行状況」を表示

  ステータスバーが伸びていきます。

-


14. 「完了しました!」表示

→「終了」

-


15. デスクトップ画面に戻ります

画面右上の「Live System User」をクリック →「Shut down」→電源オフされます

-


16. ライブUSB メモリだけを抜いて、電源オン

ブート選択画面:

Fedora (5.8.15-301.fc33.x86_64) 33 (Xfce)
Fedora (0-rescue-9e0654869fc648928c20873f50e46e04) 33 (Xfce)


   Use the  and  keys to change the selection.
   Press 'e' to edit the selected item, or 'c' for a command prompt.
The selected entry will be started automatically in 3s.

→数秒後に一番上の (5.8.15-301) が選ばれて起動します。

ログイン画面 →設定したパスワード入力

-


17. 「初期セットアップ」画面が表示され、すぐ消えました

-


18. デスクトップ画面が表示

-

→標準的なXfce のデスクトップ画面です。Fedora でのカスタマイズは壁紙くらいです。壁紙はひとつのみ。

-


19. インストール直後のシステム更新

しばらくすると、画面右上にダイアログ表示(上記の画面):

dnfdoragora-update
458 件の更新が可能です

-

端末より、システム更新実施(GUI よりも簡単で確実):

$ sudo dnf update

完了したら、再起動

-

システム更新で、立ち上げ時のカーネル選択メニューが増えました

ブート選択画面:

Fedora (5.9.13-200.fc33.x86_64) 33 (Xfce)
Fedora (5.8.15-301.fc33.x86_64) 33 (Xfce)
Fedora (0-rescue-9e0654869fc648928c20873f50e46e04) 33 (Xfce)


   Use the  and  keys to change the selection.
   Press 'e' to edit the selected item, or 'c' for a command prompt.
The selected entry will be started automatically in 3s.

→追加された「5.9.13-200」が選ばれており、しばらくすると数秒後に立ち上がりました。

-

ログイン後、デスクトップ画面表示

システムのバージョンの確認:

$ cat /etc/fedora-release
Fedora release 33 (Thirty Three)

$ cat /etc/redhat-release
Fedora release 33 (Thirty Three)

$ uname -r
5.9.13-200.fc33.x86_64

$ uname -a
Linux localhost.localdomain 5.9.13-200.fc33.x86_64 #1 SMP Tue Dec 8 15:42:52 UTC 2020 x86_64 x86_64 x86_64 GNU/Linux

→コンピュータ名(ホスト名)が「localhost.localdomain」になっています。

-


20. 立ち上げ時のカーネル選択メニューの保持数を増やしました

システム更新があれば、新しいカーネルにアップされる可能性があります。 デフォルトの設定では、 3回の更新で一番古いカーネルは削除されます。

Fedora の場合のカーネル更新は新しすぎてリスキーです。何が起こるかわかりません。その対処なのか、カーネル更新が連続して続き、正常に動いていたカーネルが削除され、インストールし直したことがありました。まずは、正常に動くカーネルが削除されないように、立ち上げ時の選択メニューの保持数を増やしました。

Fedora、Arch Linux、Manjaro Linux 以外のディストリビューションでは考えられないことです。 ちなみに、Manjaro Linux ではカーネル管理ツールがあるので、個人的に、インストールしたらすぐに本番とは別にカーネルのLTS 版(少し古いけど安定)を入れています。

-

立ち上げ時のメニューの保持数を増やすやり方:

$ sudo nano /etc/dnf/dnf.conf

下記の行を修正:

installonly_limit=3

↓ 数字を増やします:

installonly_limit=10

Ctrl+O 保存、 Ctrl+X 閉じる

確認:

$ cat /etc/dnf/dnf.conf
[main]
gpgcheck=1
installonly_limit=10
clean_requirements_on_remove=True
best=False
skip_if_unavailable=True

→保存される数は、これだけあれば大丈夫かな。 多すぎるとメニューの見やすさと、ディスク容量に影響します。

-

再起動

-

ログイン画面

-

デスクトップ画面を表示

正常に動作します。

-


21. 参考: 立ち上げ時のカーネル選択メニューにて、デフォルトにするカーネルを指定できます

最新以外を選択しているのなら、立ち上げ(再起動含む)のたびに毎回指定するのも面倒です。

-

参考: 立ち上げ時のカーネル選択メニューが置かれている場所:

参考:

fedora 30からgrubの仕様が変わりました

ファイルの配置や設定ファイルのしくみが、今までとは違います。

-

$ ls /boot/
System.map-5.8.15-301.fc33.x86_64
System.map-5.9.13-200.fc33.x86_64
config-5.8.15-301.fc33.x86_64
config-5.9.13-200.fc33.x86_64
efi
elf-memtest86+-5.31
extlinux
grub2
initramfs-0-rescue-9e0654869fc648928c20873f50e46e04.img
initramfs-5.8.15-301.fc33.x86_64.img
initramfs-5.9.13-200.fc33.x86_64.img
loader
memtest86+-5.31
vmlinuz-0-rescue-9e0654869fc648928c20873f50e46e04
vmlinuz-5.8.15-301.fc33.x86_64
vmlinuz-5.9.13-200.fc33.x86_64

-

$ sudo ls /boot/grub2/
device.map  fonts  grub.cfg  grubenv  i386-pc  themes

$ sudo ls /boot/loader/
entries

-

$ sudo ls /boot/loader/entries/
9e0654869fc648928c20873f50e46e04-0-rescue.conf
9e0654869fc648928c20873f50e46e04-5.8.15-301.fc33.x86_64.conf
9e0654869fc648928c20873f50e46e04-5.9.13-200.fc33.x86_64.conf

→各カーネルごとの設定ファイルがあり、メニューエントリを兼ねています。 ファイル名の数字の羅列はインストールメディアごとに違います。なので、パーティションが同じなら同じになります。

grub.cfg に今まで記述されていた、メニューエントリである「menuentry」の文字列は使われていません:

$ sudo grep -w menuentry /boot/grub2/grub.cfg
$

-

新しいしくみで使われる設定ファイル:

$ sudo cat /boot/grub2/grubenv
# GRUB Environment Block
saved_entry=9e0654869fc648928c20873f50e46e04-5.9.13-200.fc33.x86_64
boot_success=1
boot_indeterminate=0
###############################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################

テキストエディタだと1文字でも削除してしまうとアウトです。 後ろの # は削除してはダメです。なので、緊急時以外は専用ツールで修正するのが安全です。 なので、動くときのカーネルで使われていた内容を退避しておくといいと思います。自分の場合はこの投稿が役立ちます。

-

現在の設定を表示:

$ sudo grub2-editenv list
saved_entry=9e0654869fc648928c20873f50e46e04-5.9.13-200.fc33.x86_64
boot_success=1
boot_indeterminate=0

→saved というのは、一度選択して成功したメニューということみたい。いじるのは、ほとんどここ。

-

再起動

設定を変える前に、カーネル選択メニューで、以前の「5.8.15-301」を選んで立ち上がるかを確認しておきます。

$ uname -r
5.8.15-301.fc33.x86_64

-


確認後、デフォルトの起動メニューをインストール時の「5.8.15-301」に設定しました:

文字列、または、0から始まる番号で指定します。文字列の方が確実。

$ sudo grub2-set-default '9e0654869fc648928c20873f50e46e04-5.8.15-301.fc33.x86_64'

-

設定されたかの確認:

$ sudo grub2-editenv list
saved_entry=9e0654869fc648928c20873f50e46e04-5.8.15-301.fc33.x86_64
boot_success=1
boot_indeterminate=0

-

再起動

ブート選択画面:

Fedora (5.9.13-200.fc33.x86_64) 33 (Xfce)
Fedora (5.8.15-301.fc33.x86_64) 33 (Xfce)
Fedora (0-rescue-9e0654869fc648928c20873f50e46e04) 33 (Xfce)


   Use the  and  keys to change the selection.
   Press 'e' to edit the selected item, or 'c' for a command prompt.
The selected entry will be started automatically in 3s.

カーネル選択画面が表示され、2番目が選択されています。(それが重要)

  • ここでEnter キーを押して確定しました。

→最初だと失敗することが多いみたい。2度目からはEnter キーは要りません。うまく立ち上がりました。

-

ログイン後、デスクトップ画面が立ち上がりました

$ uname -r
5.8.15-301.fc33.x86_64

-

$ dnf list kernel-*
:
インストール済みパッケージ
kernel-core.x86_64                            5.8.15-301.fc33          @anaconda  ←(インストール時)
kernel-core.x86_64                            5.9.13-200.fc33          @updates  ←(2020-12-15 現在の最新)
kernel-headers.x86_64                         5.9.13-200.fc33          @updates 
kernel-modules.x86_64                         5.8.15-301.fc33          @anaconda
kernel-modules.x86_64                         5.9.13-200.fc33          @updates 
kernel-modules-extra.x86_64                   5.8.15-301.fc33          @anaconda
kernel-modules-extra.x86_64                   5.9.13-200.fc33          @updates

カーネル更新のたびに、新しいカーネルで立ち上がる設定に変更されます。 kernel-headers だけは最新しか残りません。

-


21. さっそく、カーネルの更新がありました

$ sudo dnf update
:
インストール済み:
  kernel-5.9.14-200.fc33.x86_64                                                 
  kernel-core-5.9.14-200.fc33.x86_64                                            
  kernel-modules-5.9.14-200.fc33.x86_64                                         
  kernel-modules-extra-5.9.14-200.fc33.x86_64

確認:

$ sudo grub2-editenv list
saved_entry=9e0654869fc648928c20873f50e46e04-5.9.14-200.fc33.x86_64
boot_success=1
boot_indeterminate=0

再起動

ブート選択画面のメニューが増えています。

立ち上げ後の確認:

$ uname -r
5.9.14-200.fc33.x86_64

-


21. 参考: カーネルの更新で増えすぎた選択メニューから途中の不要なバージョンを非表示にできます

  • もちろん、さわらずにそのままでもOK ですが、保存したいバージョンを残せます。

  • ファイルの削除は危険です。

  • 非表示にしたい設定ファイル名 /boot/loader/entries/*.conf*.conf-ORG 等に名前を変更します。

-

作業前(メニューエントリの確認):

$ sudo ls /boot/loader/entries/
:
9e0654869fc648928c20873f50e46e04-0-rescue.conf
9e0654869fc648928c20873f50e46e04-5.8.15-301.fc33.x86_64.conf
9e0654869fc648928c20873f50e46e04-5.9.13-200.fc33.x86_64.conf
9e0654869fc648928c20873f50e46e04-5.9.14-200.fc33.x86_64.conf

ファイル名を変更(メニューエントリから削除):

下記は操作の参考例:

$ sudo mv /boot/loader/entries/9e0654869fc648928c20873f50e46e04-5.9.13-200.fc33.x86_64.conf /boot/loader/entries/9e0654869fc648928c20873f50e46e04-5.9.13-200.fc33.x86_64.conf-ORG

確認:

$ sudo ls /boot/loader/entries/
9e0654869fc648928c20873f50e46e04-0-rescue.conf
9e0654869fc648928c20873f50e46e04-5.8.15-301.fc33.x86_64.conf
9e0654869fc648928c20873f50e46e04-5.9.13-200.fc33.x86_64.conf-ORG
9e0654869fc648928c20873f50e46e04-5.9.14-200.fc33.x86_64.conf

$ sudo grub2-editenv list
saved_entry=9e0654869fc648928c20873f50e46e04-5.9.14-200.fc33.x86_64
boot_success=1
boot_indeterminate=0

再起動

-

ブート選択画面:

Fedora (5.9.14-200.fc33.x86_64) 33 (Xfce)      ←(最新の追加されたカーネル)
Fedora (5.8.15-301.fc33.x86_64) 33 (Xfce)      ←(インストール時のカーネル)
Fedora (0-rescue-9e0654869fc648928c20873f50e46e04) 33 (Xfce)


   Use the  and  keys to change the selection.
   Press 'e' to edit the selected item, or 'c' for a command prompt.
The selected entry will be started automatically in 3s.

→中間の余計な項目が削除されました。 これを繰り返せば、インストール時の(安定動作する)カーネルを死守できます。

その都度でなく、まとめて編集してもOK です。

-

ログイン

-


22. デスクトップ画面表示

$ uname -r
5.9.14-200.fc33.x86_64

-


23. 日本語化の確認:

$ locale
LANG=ja_JP.utf8
LC_CTYPE="ja_JP.utf8"
LC_NUMERIC="ja_JP.utf8"
LC_TIME="ja_JP.utf8"
LC_COLLATE="ja_JP.utf8"
LC_MONETARY="ja_JP.utf8"
LC_MESSAGES="ja_JP.utf8"
LC_PAPER="ja_JP.utf8"
LC_NAME="ja_JP.utf8"
LC_ADDRESS="ja_JP.utf8"
LC_TELEPHONE="ja_JP.utf8"
LC_MEASUREMENT="ja_JP.utf8"
LC_IDENTIFICATION="ja_JP.utf8"
LC_ALL=

$ date
2020年 12月 17日 木曜日 16:36:23 JST

$ ls
ダウンロード  デスクトップ  ビデオ  画像
テンプレート  ドキュメント  音楽    公開

-


24. 日本語入力の設定

  • インストールしただけで、「日本語(かな漢字)」(ibus-kkc) が有効で、日本語入力できます。

システムトレイの「あ」が青地に白色で大きくなり、見やすくなりました。

IMEオン/オフの切り替えは、デフォルトで「Windows + space」に設定されていますが、使いにくいので変更します。

-

IMEオン/オフのキー(トグル)の割当を変更:

「JA」または、「あ」を右クリック→設定→「IBusの設定」画面

-

「一般」タブ:

「次の入力メソッド: space」の右にある「…」をクリック

「Super」のチェックを外して、キーコード「space」の右にある「…」をクリック→「無効」をクリック→「新しいアクセレータ」で「半角/全角」キーを押します。「適用」ボタンを押します。

→「Zenkaku_Hankaku」に変わりました。

→「OK」

  • 「半角/全角」キーで、「JA」、「あ」の切り替えができます。

-

個人的に、日本語オン/オフを別々のキーに割り当て:

「JA」または、「あ」を右クリック→設定→「IBusの設定」画面

-

「入力メソッド」タブ:

「日本語 - かな漢字」をクリック→設定→「かな漢字変換の設定」画面→「ショートカット」タブ

左側のタブを選択しながら、設定していきます:

1. ひらがな:

「元の候補  Muhenkan」を「-」で削除
「カタカナ入力モードに変更  Hiragana katakana」を「-」で削除

2. カタカナ:

「元の候補  Muhenkan」を「-」で削除

3. 半角カタカナ:

「元の候補  Muhenkan」を「-」で削除

4. 英数:

「元の候補  Muhenkan」を「-」で削除

5. 全角英数:

「元の候補  Muhenkan」を「-」で削除

6. ひらがな:

「+」で「英数入力モードに変更」を選び「追加」をクリック

「英数入力モードに変更  無効」の「無効」をクリック →「無変換」キーを押す
↓
「英数入力モードに変更  Muhenkan」になります

7. カタカナ:

「+」で「英数入力モードに変更」を選び「追加」をクリック

「英数入力モードに変更  無効」の「無効」をクリック →「無変換」キーを押す
↓
「英数入力モードに変更  Muhenkan」になります

8. 半角カタカナ:

「+」で「英数入力モードに変更」を選び「追加」をクリック

「英数入力モードに変更  無効」の「無効」をクリック →「無変換」キーを押す
↓
「英数入力モードに変更  Muhenkan」になります

9. 英数:

「+」で「英数入力モードに変更」を選び「追加」をクリック

「英数入力モードに変更  無効」の「無効」をクリック →「無変換」キーを押す
↓
「英数入力モードに変更  Muhenkan」になります

10. 全角英数:

「+」で「英数入力モードに変更」を選び「追加」をクリック

「英数入力モードに変更  無効」の「無効」をクリック →「無変換」キーを押す
↓
「英数入力モードに変更  Muhenkan」になります

11. 直接入力:

「+」で「英数入力モードに変更」を選び「追加」をクリック

「英数入力モードに変更  無効」の「無効」をクリック →「無変換」キーを押す
↓
「英数入力モードに変更  Muhenkan」になります

→「閉じる」

→「閉じる」


12. ログアウト →ログイン

-

→これで、画面右上の「あ」のインジケータを見なくて入力できます。

- 入力メソッドのオン/オフ: 「半角/全角」キーでトグル操作

- (日本語オン): 「ひらがな」キー を押してから入力

- (日本語オフ): 「無変換」キーを押してから入力(Enter で確定が必要)


- (日本語オン/オフ): 「半角/全角」キーのトグル

- (英数 大文字/小文字): 「英数」キーのトグル(Enter で確定が必要)

→「端末」アプリを使う時は「半角/全角」キーで「あ」の表示を消しておくのが無難です。

-


その他の設定

-


1. 端末「xfce4-terminal」の起動時のウィンドウサイズを設定:

横幅がせまくて、縦が長い方が、投稿に利用するには使いやすいです。 広く使いたいときは、画面の右端もしくは上端にでもぶつければ OK

編集 →設定 →「外観」タブ

-

フォント

「システムフォンを使用する」のチェックを外します

Monospace Regular 11

-

デフォルトジオメトリ:

80 列  24 行
↓
80 列  42 行

-


2. 設定マネージャーの画面:

アプリケーション →Settings →設定マネージャー

-

→ほとんどの設定項目が集まっています。

-


3. デスクトップ画面の壁紙の設定

アプリケーション →Settings →設定マネージャー→デスクトップ →「背景」タブ

内蔵の壁紙はひとつだけです(好みがあるのでいっぱいあっても同じですが、単色が 2 〜 3 あっても良さそう)。

好きな壁紙を入れたフォルダを指定しました。

-


4. デスクトップ画面のアイコンの設定

アプリケーション →Settings →設定マネージャー →デスクトップ →「アイコン」タブ

-

「アイコンのツールチップを表示するサイズ」にチェック: 128 →「64」に変更

-

デフォルトアイコン(ウィンドウの下にあります)

→すべてにチェックが入っていたので、「ホーム」だけにチェック。

-


5. ワークスペースの数を減らしました:

アプリケーション →Settings →設定マネージャー →ワークスペース

ワークスペースの数: 4 →「2」に変更。

→「閉じる」

-


6. デスクトップの外観の設定

アプリケーション →Settings →設定マネージャー →外観 →「スタイル」タブ

デフォルト: 「アドワチャ」→「Adwaita-dark」に変更

→ウィンドウがダークテーマに変更されました。

→「閉じる」

-


7. パネルの時計の表示を変更:

パネルの時計を右クリック→プロパティ→「時計」画面

「時計のオプション」

表示形式: カスタム

%m/%d (%a) %R

09/13 (日) 06:43

→「閉じる」

-


8. パネル2 (ドック)を削除:

画面上にあるパネルの空きで右クリック→パネル→パネルの設定→「パネル 2」(間違えないこと)

「ー」→「削除」

→「閉じる」

-


9. パネル1 を画面下に移動:

画面上にあるパネルの空きで右クリック→パネル→パネルの設定→「パネル1」

「パネルをロックする」のチェックを外します

→パネルに左に太い縦線が表示されます→そこをつかんで、画面下で離します

「パネルをロックする」にチェック

→「閉じる」

-


10. パネル1 に「firefox」、「thunar」、「xfce-terminal」、「mousepad」のランチャーを追加:

画面下にあるパネルの空きで右クリック→パネル→新しいアイテムの追加→「新しいアイテムの追加」画面

「ランチャー」を選んで「追加」を4回→一番下に灰色の四角のアイコンが4つ追加されます。

→「閉じる」

-

追加された 1番目のアイコンを右クリック→プロパティ→「ランチャー」画面

「+」→「firefox」を選んで「追加」

→「閉じる」

-

追加された 2番目のアイコンを右クリック→プロパティ→「ランチャー」画面

「+」→「thunar」を選んで「追加」

→「閉じる」

-

追加された 3番目のアイコンを右クリック→プロパティ→「ランチャー」画面

「+」→「xfce-terminal」を選んで「追加」

→「閉じる」

-

追加された 4番目のアイコンを右クリック→プロパティ→「ランチャー」画面

「+」→「mousepad」を選んで「追加」

→「閉じる」

-

アプリのアイコンに変わっているので、右クリック→移動

使いやすい位置に移動します。

-


11. パネル1 の「アプリケーションメニュー」を「Whisker Menu」に変更

画面下にあるパネルの空きで右クリック→パネル→新しいアイテムの追加→「新しいアイテムの追加」画面

「Whisker Menu」を選んで「追加」→一番下に水色のネズミの「Whisker Menu」が追加されます。

追加された「Whisker Menu」をクリック後、上矢印アイコンで、パネルの左端に移動します

→「閉じる」

-

画面下にあるパネルの今まであった「アプリケーションメニュー」を右クリック→削除

-

「Whisker Menu」の設定を変更

パネルのメニューボタンを右クリック→プロパティ→「Whisker Menu」画面

「外観」タブ

「Show as list」を選択

「カテゴリを表示する」にチェック

「アプリケーションにツールチップを表示する」にチェック

「アプリケーションの説明を表示する」のチェックを外します

「カテゴリを左に表示する」にチェック

「検索フィールドをパネルボタンの後に置く」にチェック

-

Application icon size: 少し小さい

カテゴリのアイコンサイズ: 小さい

-

「パネルボタン」タブ

表示: アイコン

アイコン: 「水色のネズミ」アイコンをクリック→アプリケーションアイコンの選択画面

→好みのアイコンや自作のアイコンを選択できます。ダークテーマだとくっきりしたアイコンがいいみたい。

「xfce4-Whiskermenu」: デフォルト

  • アイコンを選択 : 「アクションアイコン」にして、

「go-up」(白)か「gtk-apply」(黄緑)がくっきりしてます。

  • アイコンを選択 : 「画像ファイル」にして、

/usr/share/pixmap/

fedora-logo-small.png」にしました。見づらいけど幅があります。 境界として、セパレータを右横に置きました。

-


12. 「Whisker Menu」に「再起動」ボタンを追加:

パネルのメニューボタンを右クリック→プロパティ→「Whisker Menu」画面

「コマンド」タブ

「ログアウト…」のチェックを外します

「ログアウト」にチェック

「再起動」にチェック

「シャットダウン」にチェック

→「閉じる」

-


13. パネルの右端の「ユーザ名」ボタンの設定を変更:

  • 「シャットダウン」、「再起動」、「ログアウト」を別々の項目に分けました。

-

パネルの右端の「ユーザ名」(アクションボタン)を右クリック→プロパティ

アクション:

サスペンド」のチェックを外しました

「シャットダウン」にチェック

「再起動」にチェック

「ログアウト…」のチェックを外しました

「ログアウト」にチェック

→「閉じる」

-


14. パネルの設定を保存:

  • パネルの設定をしたら、安全のため、保存しておくと安心です。

  • ただし、一度目はうまく保存できても、次から保存できなくなりました。不明。

-

パネル設定のバックアップと復元:

アプリケーション →一番上の「設定マネージャー」→「パネルプロファイル」

ファイル名: 「現在の設定」を選択して、下にある下矢印アイコン(設定の保存)をクリック。

新しいパネル設定の名前: 「My-panel-2020-12-23-1451」もしくは、そのまま「バックアップ2020年12月23日14時51分35秒」

→「設定の保存」

画面右上に「おおっと、問題が発生したようです」表示 →うまくいきませんでした。

→「閉じる」

うまく行ったときは、再度開くと項目が増えています。

-

うまく行ったとき、保存される場所:

$ ls ~/.local/share/xfce4-panel-profiles/
My-panel-2020-12-15-1535.tar.bz2

-

保存したファイル名を選んで、「エクスポート」を押すと、保存先を指定できます。

ファイル自体は同じですが、保存場所やファイル名が変更できるので再利用しやすいです。

$ ls ~/ダウンロード/
Xfce-panel-settei-2020-0909.tar.bz2 

-


15. ファイアウォールの設定

-

ファイアウォールの現在の状態を確認:

ファイアウォールサービスの現在の状態は以下のようにして確認できます。(デフォルトは有効)

$ systemctl status firewalld
● firewalld.service - firewalld - dynamic firewall daemon
     Loaded: loaded (/usr/lib/systemd/system/firewalld.service; enabled; vendor>
     Active: active (running) since Tue 2020-12-15 07:13:49 JST; 9h ago
       Docs: man:firewalld(1)
   Main PID: 579 (firewalld)
      Tasks: 4 (limit: 9422)s
     Memory: 41.6M
        CPU: 3.078s
     CGroup: /system.slice/firewalld.service
             └─579 /usr/bin/python3 -s /usr/sbin/firewalld --nofork --nopid

12月 15 07:13:44 localhost.localdomain systemd[1]: Starting firewalld - dynamic>
12月 15 07:13:49 localhost.localdomain systemd[1]: Started firewalld - dynamic >
lines 1-13/13 (END)

「q」で終了

→緑色で「active (running)」の文字列があればOK

-

ファイアウォールの設定」ツールがありました

  • 「firewalld」に接続してGUI で操作するツールです。

メニュー →管理 →ファイアウォール →パスワード入力→「ファイアウォールの設定」画面

→スキルがないので下手にさわれませんが、スキルがある人にはGUI で操作できるのは便利だろうと思います。

-


16. スクリーンセーバの設定

  • スクリーンセーバの数が半端なく増えています。見ていて飽きません。

1. メニュー →Settings →スクリーンセーバー →XScreenSaverの設定 →「拡張オプション」タブ

「画像をランダムに選択する」にチェック

デフォルトのフォルダは、/usr/share/backgrounds/images

$ ls -1 /usr/share/backgrounds/images
default-16_10.png
default-16_9.png
default-5_4.png
default.png

→すべて、/usr/share/backgrounds/f33/default/f33.png (宇宙の背景)へのリンクでした。

こちらは、画像を加工するスクリーンセーバーで使われる画像を指定しています。

→参照ボタン

フォルダ: →「../」を数回ダブルクリックして「/」まで行き、「home/」→「USER_NAME/」→「画像/」→「壁紙/」とダブルクリック

選択: images を消してから、「OK」

画面が戻り、「/home/USER_NAME/画像/壁紙」と表示されました。 (指定したフォルダの下にあるフォルダの画像も対象になります。)

-

2. 上記の続き →「表示モード」タブ

モード: 「ランダムなスクリーンセーバー

  • チェックの入った文字は、選択されている項目です。

ひとつずつ選択→右にレビューが表示されます。 チェックを付けることで、そのセーバが使われ、チェックを外すと使われません。

-

イマイチなのでチェックを外したセーバ:

Anemone、Apple2、Barcode、BlitSpin、CWaves、Deco、Deluxe、Demon、
FilmLeader、Flame、GlitchPEG、Goop、Greynetic、Hopalong、
LCDscrub、m6502、Maze、MemoScroller、Moire、Moire2、
Munch、NerveRot、NoseGuy、Pedal、Penetrate、Penrose、Qix、
Slip、Strange、Tessellimage、Triangle、VFeedback、VidWhacker、Voronoi、
Wander、WhirlWindWarp、XAnalogTV、Xjack、XMatrix、XLyap、XSpirograph

-

チェックを付けたセーバ:

Braid、FadePlot

→右上の「x」で閉じます。

この辺りは好み。参考まで。

-


17. ログイン画面の外観を変更

「lightdm-gtk-greeter-settings」をインストールして設定ツール「LightDM GTK+ Greeter の設定」をインストール してもよいのですが、一度設定すれば不要なので、設定ファイルを直接変更してみました。

-

デフォルト(ログイン画面)の壁紙を変更

  • デスクトップの壁紙ではありません。

ログイン画面の背景、および、デスクトップを開く時に最初に表示される壁紙です。その後、デスクトップで指定した壁紙に変更されます。初期のデフォルトの壁紙は「f33.png」へのリンクになっています。毎回表示されるので飽きてしまいました。

-

ファイル配置を確認:
$ ls -l /usr/share/backgrounds/
:
lrwxrwxrwx. 1 root root   21  8月 20 10:08 default.png -> ./f33/default/f33.png
drwxr-xr-x. 3 root root 4096 12月  7 07:38 f33
drwxr-xr-x. 2 root root 4096 10月 20 08:36 images
drwxr-xr-x. 2 root root 4096 12月 15 07:43 xfce

$ ls -l /usr/share/backgrounds/f33/default/
:
-rwxr-xr-x. 1 root root 8012285 12月  7 04:32 f33-01-dawn.png
-rwxr-xr-x. 1 root root 8296613 12月  7 04:32 f33-02-day.png
-rwxr-xr-x. 1 root root 6861211 12月  7 04:32 f33-03-dusk.png
-rwxr-xr-x. 1 root root 7769168 12月  7 04:32 f33-04-night.png
lrwxrwxrwx. 1 root root      25 12月  7 07:38 f33.png -> ../default/f33-02-day.png
-rw-r--r--. 1 root root    2143 12月  7 04:32 f33.xml

-

退避してから直接上書き:
$ cd /usr/share/backgrounds/f33/default/
$ sudo cp f33.png f33-ORG.png
$ sudo cp ~/画像/kabegami/Heros3.png f33.png

$ ls -l
:
-rwxr-xr-x. 1 root root 8012285 12月  7 04:32 f33-01-dawn.png
-rwxr-xr-x. 1 root root  305931 12月 15 21:11 f33-02-day.png  ←(これが書き換えられます)
-rwxr-xr-x. 1 root root 6861211 12月  7 04:32 f33-03-dusk.png
-rwxr-xr-x. 1 root root 7769168 12月  7 04:32 f33-04-night.png
-rwxr-xr-x. 1 root root 8296613 12月 15 21:05 f33-ORG.png
lrwxrwxrwx. 1 root root      25 12月  7 07:38 f33.png -> ../default/f33-02-day.png
-rw-r--r--. 1 root root    2143 12月  7 04:32 f33.xml

$ ls -l /usr/share/backgrounds/default.png
lrwxrwxrwx. 1 root root 21  8月 20 10:08 /usr/share/backgrounds/default.png -> ./f33/default/f33.png

-

ログイン画面の入力位置と画面上部の時計の書式を変更:

$ sudo mousepad /etc/lightdm/lightdm-gtk-greeter.conf
:
[greeter]
background=/usr/share/backgrounds/default.png
#user-background=
#theme-name=
#icon-theme-name=
#font-name=
#xft-antialias=
#xft-dpi=
#xft-hintstyle=
#xft-rgba=
#indicators=
#clock-format=
#keyboard=
#reader=
#position=
#screensaver-timeout=

↓ 下記をファイルの最後に追加:

clock-format =  %x(%a) %H:%M
position = 25%,center 57%,center

-


18. ショートカットキーにウィンドウ画面のタイル動作を設定:

  • ウィンドウのタイトルバーをマウスでつかんで、上下左右、および 4隅にぶつけることで、タイル表示ができます。

Cinnamon 並みに8パターンありました。ゆっくりぶつけると、ワークスペースの移動になります。

操作を楽にするために、ショートカットキーを登録しました。

-

よく使う「ウィンドウの並び」がしやすくなるように設定:

メニュー →Setting →「ウィンドウマネージャー」→「キーボード」タブ

-

(1/2 画面で、左/右)
  • 「ウィンドウを画面左にタイル表示」を選んで、「編集」 Window + 「←」 => Super + Left

  • 「ウィンドウを画面右にタイル表示」を選んで、「編集」 Window + 「→」  => Super + Right

-

(1/4 画面で、右の上/下)
  • 「ウィンドウを画面右上にタイル表示」を選んで、「編集」 Window + 「↑」 => Super + Up

  • 「ウィンドウを画面右下にタイル表示」を選んで、「編集」 Window + 「↓」  => Super + Down

→「閉じる」

-

→例えば、

firefox」ブラウザと「mousepad」は、ウィンドウサイズと位置を記憶しています。 「firefox」ブラウザが1/2 画面で左、「mousepad」は1/4 画面で右の上、としておいて、

「端末」を起動していて邪魔になったら、Window + 「↓」とすれば、「端末」が1/4 画面で、右下に自動的に置かれます。

-


19. 「geany」を使いやすいように設定:

  • テキストエディタというか、プログラム開発にも使える簡易IDE (開発環境)です。 開いていたタブを次の起動で開いてくれるのが利点。

開発 →「geany」で起動

-

表示→

「メッセージウィンドウを表示」のチェックを外します

「サイドバーを表示」のチェックを外します

-

挿入する時刻のフォーマットを設定:

編集 →日付を挿入 →「任意の日付書式を設定 」

%Y-%m-%d %H:%M

→「OK」

-

使い方:

編集 →日付を挿入 →「任意の日付書式を使用する 」(Shift+Alt+D)

2020-12-16 07:56

-

持っているテーマはひとつ

テーマを増やすには、プラグインのインストールが必要でした:

$ sudo dnf install geany-themes
:
インストール済み:
  geany-themes-1.27-9.fc33.noarch

→たくさんのテーマが指定できるようになりました。

-

表示 →「色の設定」…→「Monokai」(ダーク系の背景)

-


20. 「pluma」のインストール:

gedit 互換のテキストエディタです。タイトルバー周りが違いますが、日付の設定のしかたも同じです。

テキストエディタを2つ入れておくと、ファイルを2つ開いての作業がやりやすくなります。

$ sudo dnf install pluma
:
インストール済み:
  caja-schemas-1.24.0-5.fc33.x86_64 libpeas-loader-python3-1.28.0-1.fc33.x86_64
  pluma-1.24.1-1.fc33.x86_64        pluma-data-1.24.1-1.fc33.noarch

-

「pluma」のテーマの変更:

編集 →設定 →「フォントと色」タブ

色のスキーム: 「Oblivion」に変更。

-

「日付/時刻の挿入」の書式の設定:

編集 →設定 →「プラグイン」タブ

「日付/時刻の挿入」をクリック→設定

「その他」にチェック

%Y-%m-%d %H:%M

→「閉じる」→「閉じる」

-

「日付/時刻の挿入」を使うには:

編集 →「日付/時刻の挿入」

2020-12-03 02:04

-


21. 「FeatherPad」のインストール:

$ sudo dnf install featherpad
:
インストール済み:
  featherpad-0.15.0-1.fc33.x86_64

$ featherpad --version
FeatherPad 0.15.0

→Lubuntu の標準エディタで、Qt アプリです。利点は、軽いこと、ファイル履歴が記憶されること、Markdown ファイルのハイライトが見やすいこと、です。

-

「FeatherPad」を使いやすく設定:

メニューバー→オプション→「設定」→「テキスト」タブ

「常に行番号を表示」にチェック

「空白マークを表示」にチェック

「暗い色のスキームを使う」にチェック

背景色の値: 50

日付と時刻の形式: yyyy-MM-dd hh:mm

→「閉じる」

一旦、アプリを閉じて、アプリを起動。

-

メニューバー→オプション→「フォント」

「プログラミング用フォント」にチェック

フォント: Noto Sans Mono CJK JP →「DejaVu Sans Mono」に変更

サイズ: 10

→「OK」

-

ヘルプは青色タブの「書き込み保護された備忘録」として使えます

  • ヘルプファイルは html でなく「テキストファイル」です。なので、Ctrl+H で呼び出せる青色タブの「書き込み保護された備忘録」として使えます。

管理者として使えばユーザが利用できます。これは開発者がデバッグで使うための機能だったみたい。

注意点はアプリの更新があると、上書きされて消えてしまう可能性があるので、別のファイルとしても退避しておくこと。および、管理者だと日本語入力できないので、貼り付けて編集すること。

$ sudo mousepad /usr/share/featherpad/help_ja

↓ ファイルの先頭部分に、備忘録のデータを追記:

---
## 個人的な備忘録

Ctrl+Alt+K     Konsole の起動

-

-

履歴ファイルの更新ができないとき:

  • 設定ファイルの削除で復旧できます。

日付フォーマットとファイル履歴は退避しておいてもいいかな:

$ cat ~/.config/featherpad/fp.conf
:
dateFormat=yyyy-MM-dd hh:mm
:
noWrap=false
recentFiles=/home/ubn/\x30c9\x30ad\x30e5\x30e1\x30f3\x30c8/2020-12-02-debian-memo.md, /home/ubn/\x30c9\x30ad\x30e5\x30e1\x30f3\x30c8/old-debian-memo.md, /home/ubn/\x30c9\x30ad\x30e5\x30e1\x30f3\x30c8/\x30c6\x30ad\x30b9\x30c8
recentFilesNumber=10

設定ファイルの削除:

$ rm ~/.config/featherpad/fp.conf

featherpad を再起動

→エディタの設定はやり直し。どれでもいいのでファイルに改行でも入れて保存。

featherpad を閉じます

ファイルの履歴を戻します:

$ mousepad ~/.config/featherpad/fp.conf

-


22. 「kolourpaint」のインストール

個人的によく使う画像加工処理ソフトです。画像を右クリックして起動することが多いです。

$ sudo dnf install kolourpaint

→こちらもQt アプリ。依存でたくさんのパッケージが入りました。 日本語フォントを選んでテキスト入力すれば日本語入力できます。

-


23. 「qpdfview」のインストール

個人的によく使うPDF ビュワーです。 表紙付きの見開きで、読む方向を指定できるのが利点。この機能があるビュワーは少ないです。

$ sudo dnf install qpdfview
:
インストール済み:
  dbusmenu-qt-0.9.3-0.25.20160218.fc33.x86_64   libmng-2.0.3-12.fc33.x86_64    
  poppler-qt-0.90.0-6.fc33.x86_64               qpdfview-0.4.18-4.fc33.x86_64  
  qpdfview-common-0.4.18-4.fc33.noarch          qt-1:4.8.7-57.fc33.x86_64      
  qt-common-1:4.8.7-57.fc33.noarch              qt-x11-1:4.8.7-57.fc33.x86_64  
  sni-qt-0.2.7-0.7.20170217.fc33.x86_64 

→こちらもQt アプリ。メニューは日本語化されていません。 こちらのアプリは、日本語化したメニューにした方が使いやすいです。

-

日本語化

1. 翻訳ツールのインストール:

$ sudo dnf install qt5-linguist
:
インストール済み:
  cmake-filesystem-3.18.4-2.fc33.x86_64     qt5-linguist-5.15.2-2.fc33.x86_64  
  qt5-qttools-common-5.15.2-2.fc33.noarch

2. 確認:

$ /usr/lib64/qt5/bin/lrelease --help
Usage:
    lrelease [options] -project project-file
    lrelease [options] ts-files [-qm qm-file]

3. ソースのダウンロード:

Downloads 「qpdfview-0.4.18.tar.gz 」

右クリック→「ここで展開」→「qpdfview-0.4.18」フォルダが作成されます。

4. 好みの翻訳(言い回し)に編集:

$ cd ~/ダウンロード/qpdfview-0.4.18/translations/

$ mousepad qpdfview_ja.ts

→例えば、ブックマークなど

5. コンパイル:

$ /usr/lib64/qt5/bin/lrelease qpdfview_ja.ts

6. 配置:

$ sudo cp qpdfview_ja.qm /usr/share/qpdfview/qpdfview_ja.qm

7. 動作確認:

メニュー→オフィス→「qpdfview」

-

日本語化された画面:

-


24. 「LibreOffice」のインストールと日本語化:

-

インストール状態の確認:

$ dnf list libreoffice*
:
利用可能なパッケージ

→インストールなし

$ dnf group info LibreOffice
:
グループ: LibreOffice
 説明: LibreOffice 統合オフィススイート
 必須なパッケージ:
   libreoffice-calc
   libreoffice-emailmerge
   libreoffice-graphicfilter
   libreoffice-impress
   libreoffice-writer
 オプション パッケージ:
   libreoffice-base
   libreoffice-draw
   libreoffice-math
   libreoffice-pyuno

-

インストール:

$ sudo dnf group install LibreOffice
:
インストール済み:
:
  libreoffice-calc-1:7.0.4.2-1.fc33.x86_64                                      
  libreoffice-core-1:7.0.4.2-1.fc33.x86_64                                      
  libreoffice-data-1:7.0.4.2-1.fc33.noarch                                      
  libreoffice-emailmerge-1:7.0.4.2-1.fc33.x86_64                                
  libreoffice-graphicfilter-1:7.0.4.2-1.fc33.x86_64                             
  libreoffice-gtk3-1:7.0.4.2-1.fc33.x86_64                                      
  libreoffice-help-en-1:7.0.4.2-1.fc33.x86_64                                   
  libreoffice-help-ja-1:7.0.4.2-1.fc33.x86_64                                   
  libreoffice-impress-1:7.0.4.2-1.fc33.x86_64                                   
  libreoffice-langpack-en-1:7.0.4.2-1.fc33.x86_64                               
  libreoffice-langpack-ja-1:7.0.4.2-1.fc33.x86_64                               
  libreoffice-ogltrans-1:7.0.4.2-1.fc33.x86_64                                  
  libreoffice-opensymbol-fonts-1:7.0.4.2-1.fc33.noarch                          
  libreoffice-pdfimport-1:7.0.4.2-1.fc33.x86_64                                 
  libreoffice-pyuno-1:7.0.4.2-1.fc33.x86_64                                     
  libreoffice-ure-1:7.0.4.2-1.fc33.x86_64                                       
  libreoffice-ure-common-1:7.0.4.2-1.fc33.noarch                                
  libreoffice-writer-1:7.0.4.2-1.fc33.x86_64 
  libreoffice-x11.x86_64
: (省略)

→オプションの「 libreoffice-pyuno」と日本語化の「libreoffice-help-ja」、「libreoffice-langpack-ja」も含まれています。

-

確認:

$ dnf list libreoffice*

→同上

-


25. 入力メソッド関連で、不要なパッケージを削除:

-

ibus-kkc で必要なパッケージ(参考):

$ dnf list ibus-*
:
インストール済みパッケージ
ibus-gtk2.x86_64                       1.5.22-7.fc32                    @updates
ibus-gtk3.x86_64                       1.5.22-7.fc32                    @updates
ibus-kkc.x86_64                        1.5.22-13.fc32                   @anaconda
ibus-libs.x86_64                       1.5.22-7.fc32                    @updates
ibus-setup.noarch                      1.5.22-7.fc32                    @updates

-

現在入っているパッケージ:

$ dnf list ibus-*
:
インストール済みパッケージ
ibus-cangjie.noarch                   2.4-21.fc33                      @anaconda
ibus-cangjie-engine-cangjie.noarch    2.4-21.fc33                      @anaconda
ibus-gtk2.x86_64                      1.5.23-2.fc33                    @updates 
ibus-gtk3.x86_64                      1.5.23-2.fc33                    @updates 
ibus-hangul.x86_64                    1.5.4-2.fc33                     @anaconda
ibus-kkc.x86_64                       1.5.22-14.fc33                   @anaconda
ibus-libpinyin.x86_64                 1.11.93-3.fc33                   @updates 
ibus-libs.x86_64                      1.5.23-2.fc33                    @updates 
ibus-libzhuyin.x86_64                 1.9.1-6.fc33                     @anaconda
ibus-m17n.x86_64                      1.4.3-2.fc33                     @anaconda
ibus-setup.noarch                     1.5.23-2.fc33                    @updates 
ibus-typing-booster.noarch            2.10.1-1.fc33                    @updates

→日本以外の国の変換エンジンも含まれています。追加された「Cangjie」は香港とマカオの一部で使われているみたい。

-

不要なパッケージを削除:

$ sudo dnf remove ibus-cangjie ibus-cangjie-engine-cangjie ibus-hangul ibus-libpinyin ibus-libzhuyin ibus-m17n ibus-typing-booster
:
削除しました:
  cldr-emoji-annotation-1:38-1.fc33.noarch                                      
  cldr-emoji-annotation-dtd-1:38-1.fc33.noarch                                  
  gdouros-symbola-fonts-10.24-7.fc33.noarch                                     
  ibus-cangjie-2.4-21.fc33.noarch                                               
  ibus-cangjie-engine-cangjie-2.4-21.fc33.noarch                                
  ibus-hangul-1.5.4-2.fc33.x86_64                                               
  ibus-libpinyin-1.11.93-3.fc33.x86_64                                          
  ibus-libzhuyin-1.9.1-6.fc33.x86_64                                            
  ibus-m17n-1.4.3-2.fc33.x86_64                                                 
  ibus-typing-booster-2.10.1-1.fc33.noarch                                      
  kyotocabinet-libs-1.2.78-1.fc33.x86_64                                        
  libcangjie-1.3-14.fc33.x86_64                                                 
  libcangjie-data-1.3-14.fc33.noarch                                            
  libhangul-0.1.0-22.fc33.x86_64                                                
  libpinyin-2.4.91-1.fc33.x86_64                                                
  libpinyin-data-2.4.91-1.fc33.x86_64                                           
  libzhuyin-2.4.91-1.fc33.x86_64                                                
  m17n-db-1.8.0-11.fc33.noarch                                                  
  m17n-lib-1.8.0-8.fc33.x86_64                                                  
  python3-canberra-0-0.25.git88c53cd.fc33.noarch                                
  python3-cangjie-1.2-23.fc33.x86_64                                            
  python3-enchant-3.1.1-2.fc33.noarch                                           
  unicode-ucd-13.0.0-2.fc33.noarch 

-

確認:

$ dnf list ibus-*
:
インストール済みパッケージ
ibus-gtk2.x86_64                       1.5.23-2.fc33                    @updates
ibus-gtk3.x86_64                       1.5.23-2.fc33                    @updates
ibus-kkc.x86_64                        1.5.22-14.fc33                   @anaconda
ibus-libs.x86_64                       1.5.23-2.fc33                    @updates
ibus-setup.noarch                      1.5.23-2.fc33                    @updates

-

ログアウト→ログインして、日本語入力できるか、単語登録できるかを確認。

-


26. 使われないだろうフォントも削除:

$ sudo dnf remove lohit-assamese-fonts lohit-bengali-fonts lohit-devanagari-fonts lohit-gujarati-fonts lohit-kannada-fonts lohit-odia-fonts lohit-tamil-fonts lohit-telugu-fonts

-

$ sudo dnf remove google-noto-sans-sinhala-vf-fonts

-

$ sudo dnf remove aajohan-comfortaa-fonts jomolhari-fonts khmeros-base-fonts khmeros-fonts-common sil-abyssinica-fonts sil-padauk-fonts sil-mingzat-fonts sil-nuosu-fonts smc-meera-fonts thai-scalable-fonts-common thai-scalable-waree-fonts

-

最終確認:

$ dnf list *fonts*
:
インストール済みパッケージ
abattis-cantarell-fonts.noarch                       0.201-4.fc33                           @anaconda
adobe-source-code-pro-fonts.noarch                   2.030.1.050-9.fc33                     @anaconda
dejavu-sans-fonts.noarch                             2.37-15.fc33                           @anaconda
dejavu-sans-mono-fonts.noarch                        2.37-15.fc33                           @anaconda
dejavu-serif-fonts.noarch                            2.37-15.fc33                           @anaconda
fonts-filesystem.noarch                              1:2.0.5-4.fc33                         @anaconda
google-carlito-fonts.noarch                          1.103-0.15.20130920.fc33               @fedora  
google-droid-sans-fonts.noarch                       20200215-8.fc33                        @anaconda
google-noto-cjk-fonts-common.noarch                  20190416-7.fc33                        @anaconda
google-noto-emoji-color-fonts.noarch                 20200723-2.fc33                        @anaconda
google-noto-fonts-common.noarch                      20181223-8.fc33                        @anaconda
google-noto-sans-cjk-ttc-fonts.noarch                20190416-7.fc33                        @anaconda
google-noto-sans-gurmukhi-fonts.noarch               20181223-8.fc33                        @anaconda
google-noto-serif-cjk-ttc-fonts.noarch               20190416-7.fc33                        @fedora  
ht-caladea-fonts.noarch                              1:1.001-3.20200428git336a529.fc33      @fedora  
julietaula-montserrat-fonts.noarch                   1:7.210-2.fc33                         @anaconda
liberation-fonts-common.noarch                       1:2.1.0-2.fc33                         @anaconda
liberation-mono-fonts.noarch                         1:2.1.0-2.fc33                         @anaconda
liberation-sans-fonts.noarch                         1:2.1.0-2.fc33                         @anaconda
liberation-serif-fonts.noarch                        1:2.1.0-2.fc33                         @anaconda
libreoffice-opensymbol-fonts.noarch                  1:7.0.4.2-1.fc33                       @updates 
mathjax-ams-fonts.noarch                             2.7.4-7.fc33                           @anaconda
mathjax-caligraphic-fonts.noarch                     2.7.4-7.fc33                           @anaconda
mathjax-fraktur-fonts.noarch                         2.7.4-7.fc33                           @anaconda
mathjax-main-fonts.noarch                            2.7.4-7.fc33                           @anaconda
mathjax-math-fonts.noarch                            2.7.4-7.fc33                           @anaconda
mathjax-sansserif-fonts.noarch                       2.7.4-7.fc33                           @anaconda
mathjax-script-fonts.noarch                          2.7.4-7.fc33                           @anaconda
mathjax-size1-fonts.noarch                           2.7.4-7.fc33                           @anaconda
mathjax-size2-fonts.noarch                           2.7.4-7.fc33                           @anaconda
mathjax-size3-fonts.noarch                           2.7.4-7.fc33                           @anaconda
mathjax-size4-fonts.noarch                           2.7.4-7.fc33                           @anaconda
mathjax-stixweb-fonts.noarch                         2.7.4-7.fc33                           @anaconda
mathjax-typewriter-fonts.noarch                      2.7.4-7.fc33                           @anaconda
mathjax-vector-fonts.noarch                          2.7.4-7.fc33                           @anaconda
mathjax-winchrome-fonts.noarch                       2.7.4-7.fc33                           @anaconda
mathjax-winie6-fonts.noarch                          2.7.4-7.fc33                           @anaconda
paktype-naskh-basic-fonts.noarch                     5.0-3.fc33                             @anaconda
pt-sans-fonts.noarch                                 20141121-18.fc33                       @anaconda
stix-fonts.noarch                                    2.0.2-8.fc33                           @anaconda
urw-base35-bookman-fonts.noarch                      20200910-1.fc33                        @updates 
urw-base35-c059-fonts.noarch                         20200910-1.fc33                        @updates 
urw-base35-d050000l-fonts.noarch                     20200910-1.fc33                        @updates 
urw-base35-fonts.noarch                              20200910-1.fc33                        @updates 
urw-base35-fonts-common.noarch                       20200910-1.fc33                        @updates 
urw-base35-gothic-fonts.noarch                       20200910-1.fc33                        @updates 
urw-base35-nimbus-mono-ps-fonts.noarch               20200910-1.fc33                        @updates 
urw-base35-nimbus-roman-fonts.noarch                 20200910-1.fc33                        @updates 
urw-base35-nimbus-sans-fonts.noarch                  20200910-1.fc33                        @updates 
urw-base35-p052-fonts.noarch                         20200910-1.fc33                        @updates 
urw-base35-standard-symbols-ps-fonts.noarch          20200910-1.fc33                        @updates 
urw-base35-z003-fonts.noarch                         20200910-1.fc33                        @updates 
xorg-x11-fonts-ISO8859-1-100dpi.noarch               7.5-25.fc33                            @anaconda
xorg-x11-fonts-misc.noarch                           7.5-25.fc33                            @anaconda
利用可能なパッケージ
:

LaTeX 関連を使わないなら、「urw-base35」のフォントも削除できます。

-


27. Fedora でゲーム

-

1. マインスイーパ

  • 昔ながらのマインスイーパ (Minesweeper) ゲーム

  • 隣接する爆弾の数のヒントを頼りに、爆弾以外をめくっていく、昔ながらのマインスイーパ (Minesweeper) ゲーム。

$ sudo dnf install kmines
:
インストール済み:
  kf5-kdeclarative-5.75.0-1.fc33.1.x86_64    kf5-kdnssd-5.75.0-1.fc33.x86_64
  kf5-knewstuff-5.75.0-1.fc33.x86_64           kf5-kpackage-5.75.0-1.fc33.x86_64
  kmines-20.08.1-1.fc33.x86_64                   libkdegames-20.08.1-1.fc33.x86_64    
  openal-soft-1.19.1-9.fc33.x86_64

→多くのパッケージがインストールされます。

-

実行時の画面:

→隣接する爆弾の数のヒントを頼りに、怪しいコマは右クリックしてマーク(旗)。 爆弾ではないと思ったコマは左クリックでめくって行きます。

-


2. ソリティアクロンダイク

  • カードゲーム集
$ sudo dnf install aisleriot
:
インストール済み:
  aisleriot-1:3.22.9-5.fc33.x86_64

-

実行時の画面:

-


3. 上海 (KMahjongg):

  • 立体的に置かれたパイから同じパイを取っていくゲーム
$ sudo dnf install kmahjongg
:
インストール済み:
  kmahjongg-20.08.1-1.fc33.x86_64
  libkmahjongg-20.08.1-1.fc33.x86_64
  libkmahjongg-data-20.08.1-1.fc33.noarch

→KMahjongg ライブラリも一緒にインストールされました。

-

実行時の画面:

-


4. 四川省 (Shisen-Sho):

  • 2コーナーまでに結ばれた同じパイを取っていくゲーム
$ sudo dnf install kshisen
:
インストール済み:
  kshisen-20.08.1-1.fc33.x86_64

→最初の起動にて、下記の注意勧告のメッセージが2回表示されました。

「An error occurred when loading the tileset. /usr/share/kmahjongglib/tilesets/default.desktop and the default tileset have been tried. Please install the KMahjongg library.」

和訳:

「タイルセットのロード中にエラーが発生しました。 デフォルトのタイルセット「/usr/share/kmahjongglib/tilesets/default.desktop」が試されました。 KMahjonggライブラリをインストールしてください。」

→「libkmahjongg-20.08.1-1.fc33.x86_64」にて牌(パイ)と背景のデータをロードするみたい。「kmahjongg」を先にインストールしているので正常に動作します。

-

実行時の画面:

下のパイがなくなると上のパイは落ちてきます。 取る順番が問われますが、すべてのパイを取れるとは限りません。

-


5. 四人麻雀 (kajongg):

  • 音声付きの英語での麻雀

メニューバーが日本語化されているくらいです。外国の男女(ロボット)が「捨てたパイ名、ポン、チー、カン」を英語で発声します。あがりは「マージャン」です。興味深いですね。ルールは中国式なので役がわからず戸惑います。

花パイがあり、点棒はなし(点数は帳簿に記入らしい)。流れたときテンパイしている必要はなく、リーチがなくて、8点以上の手でなければあがれないみたい。初心者にはリーチがなくて8点しばりというのはつらいですね。

ルールについては、中国麻雀 を参照。 ヘルプもあるけど英語なので面倒。

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インストール:
$ sudo dnf install kajongg
:
インストール済み:
  kajongg-20.04.1-1.fc33.noarch
  python-qt5-rpm-macros-5.15.0-4.fc33.noarch
  python3-Automat-20.2.0-4.fc33.noarch
  python3-attrs-19.3.0-5.fc33.noarch
  python3-constantly-15.1.0-11.fc33.noarch
  python3-cryptography-3.2.1-1.fc33.x86_64
  python3-hamcrest-1.9.0-15.fc33.noarch
  python3-hyperlink-19.0.0-8.fc33.noarch
  python3-incremental-17.5.0-12.fc33.noarch
  python3-pyOpenSSL-19.1.0-2.fc33.noarch
  python3-pyasn1-0.4.8-3.fc33.noarch
  python3-pyasn1-modules-0.4.8-3.fc33.noarch
  python3-pyqt5-sip-4.19.24-1.fc33.x86_64
  python3-qt5-5.15.0-4.fc33.x86_64 
  python3-qt5-base-5.15.0-4.fc33.x86_64
  python3-service-identity-18.1.0-8.fc33.noarch
  python3-twisted-20.3.0-3.fc33.x86_64
  python3-twisted+tls-20.3.0-3.fc33.x86_64
  python3-zope-event-4.2.0-19.fc33.noarch
  python3-zope-interface-5.1.0-3.fc33.x86_64
  qt5-qtconnectivity-5.15.2-2.fc33.x86_64
  qt5-qtlocation-5.15.2-2.fc33.x86_64
  qt5-qtmultimedia-5.15.2-2.fc33.x86_64
  qt5-qtsensors-5.15.2-2.fc33.x86_64
  qt5-qtserialport-5.15.2-2.fc33.x86_64
  qt5-qttools-libs-designer-5.15.2-2.fc33.x86_64
  qt5-qttools-libs-help-5.15.2-2.fc33.x86_64
  qt5-qtwebchannel-5.15.2-2.fc33.x86_64
  qt5-qtwebsockets-5.15.2-2.fc33.x86_64
  qt5-qtxmlpatterns-5.15.2-2.fc33.x86_64

→インストールは正常終了

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実行できないので確認:
$ which kajongg
/usr/bin/which: no kajongg in (/home/ubn/.local/bin:/home/ubn/bin:/usr/local/bin:/usr/bin:/bin:/usr/local/sbin:/usr/sbin)

→実行ファイルが見えません。

$ whereis kajongg
kajongg: /usr/bin/kajongg /usr/share/kajongg

→インストールはされています。ファイルはあります。

$ ls /usr/share/kajongg
__pycache__            kajonggserver.py    scene.py
about.py               kajonggui.rc        scoring.py
altint.py              kde.py              scoringdialog.py
animation.py           kdepaths.py         server.py
background.py          kdestub.py          servercommon.py
backgroundselector.py  log.py              servertable.py
backgroundselector.ui  login.py            sound.py
board.py               mainwindow.py       statesaver.py
chat.py                meld.py             tables.py
client.py              message.py          tile.py
common.py              mi18n.py            tileset.py
config.py              mjresource.py       tilesetselector.py
configdialog.py        modeltest.py        tilesetselector.ui
deferredutil.py        move.py             tilesource.py
dialogs.py             permutations.py     tree.py
differ.py              player.py           uitile.py
game.py                playerlist.py       uiwall.py
games.py               predefined.py       user.py
genericdelegates.py    qt.py               util.py
guiutil.py             qtreactor.py        visible.py
hand.py                query.py            voices
handboard.py           rand.py             wall.py
humanclient.py         rule.py             wind.py
intelligence.py        rulecode.py
kajongg.py             rulesetselector.py

Python プログラムです。

$ ls -l /usr/bin/kajongg*
lrwxrwxrwx. 1 root root 62  6月 12  2020 kajongg -> /builddir/build/BUILD/kajongg-20.04.1/share/kajongg/kajongg.py
lrwxrwxrwx. 1 root root 68  6月 12  2020 kajonggserver -> /builddir/build/BUILD/kajongg-20.04.1/share/kajongg/kajonggserver.py

→実行ファイルのリンク先が変です。インストール時の環境変数がそのままリンク先になっています。

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実行ファイルのリンクを修正:

誤ったリンクを削除:

$ cd /usr/bin/
$ sudo rm -f kajongg
$ sudo rm -f kajonggserver

リンク先を確認:

$ ls -l /usr/share/kajongg/kajongg*py
-rw-r--r--. 1 root root 6636  4月 13  2020 /usr/share/kajongg/kajongg.py
-rw-r--r--. 1 root root  905  4月 13  2020 /usr/share/kajongg/kajonggserver.py

→リンク先に実行属性がありません。

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ファイル属性を修正:
$ sudo chmod 755 /usr/share/kajongg/kajongg.py
$ sudo chmod 755 /usr/share/kajongg/kajonggserver.py

$ ls -l /usr/share/kajongg/kajongg*py
-rwxr-xr-x. 1 root root 6636  4月 13  2020 /usr/share/kajongg/kajongg.py
-rwxr-xr-x. 1 root root  905  4月 13  2020 /usr/share/kajongg/kajonggserver.py

動作確認:

$ /usr/share/kajongg/kajongg.py

→実行され、ウィンドウが開きました。Play にて正常に動作。

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デスクトップファイルを修正:
$ sudo mousepad /usr/share/applications/org.kde.kajongg.desktop
  • 実行できるように修正:
Exec=/usr/share/kajongg/kajongg.py
  • メニューのアプリ名を修正:
Name[ja]=Kajongg 四人麻雀
  • メニューに登録されるように下記をコメント化:
# TryExec=kajongg

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動作確認:

メインメニュー →ゲーム →「kajongg 四人麻雀」

→実行され、ウィンドウが開きました。

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実行時の画面:

メニューバー →「Play」→ユーザ名、ルールの選択 →「OK」→ゲーム開始

自分の番になると自動でツモってきます。捨てるときは、パイを選んで「Discard」をクリック。

「Quit Kajongg」で終了。

和訳:

「Discard」: パイを捨てます

「No Claim」: 申告なし(スキップ)→待たずに次に早く進みたいとき

→連続クリックは気をつけないと、「Discard」に変わっていて、大事なパイを捨ててしまいます。

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ゲームのメニューのアプリ名をわかりやすく修正:

1. マインスイーパ:
$ sudo mousepad /usr/share/applications/org.kde.kmines.desktop

↓ 修正:

Name[ja]=KMines マインスィーパ

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2. ソリティアクロンダイク
$ sudo mousepad /usr/share/applications/sol.desktop

↓ 修正:

Name[ja]=sol ソリティア(クロンダイク)

→追記: アプリ名をパッケージ名から実行ファイル名に変更しました。

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3. 上海 (KMahjongg):
$ sudo mousepad /usr/share/applications/org.kde.kmahjongg.desktop

↓ 修正:

Name[ja]=KMahjongg 上海

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4. 四川省 (Shisen-Sho):
$ sudo mousepad /usr/share/applications/org.kde.kshisen.desktop

↓ 修正:

Name[ja]=kshisen 四川省

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5. 麻雀 (kajongg):
  • 修正済です。
$ sudo mousepad /usr/share/applications/org.kde.kajongg.desktop

↓ 修正:

Name[ja]=kajongg 四人麻雀

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28. Fedora でゲーム(Trinity 環境にあるゲーム)

下記は、Trinity 環境にしかないゲームです。シンプルなゲームばかりですが、ハマります。

これらは「trinity-r14」リポジトリを事前に有効 にすればFedora でもインストール可能(のはず)です。

→もし、スクリーンセーバーの復帰で問題が出るようなときは、スクリーンセーバーを無効化するとよいです。

/opt/ にTrinity の基本部と一緒にアプリはインストールされます。

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1. さめがめ

  • Trinity デスクトップをインストール済の場合はインストールされています。

  • Trinity デスクトップをインストールしていない場合は「trinity-r14」リポジトリを登録してから下記の操作が必要です。

$ sudo dnf install trinity-ksame

アプリの登録:

$ sudo mousepad /usr/share/applications/tde.ksame.desktop

[Desktop Entry]
Name=SameGame
Name[ja]=ksame さめがめ
Exec=/opt/trinity/bin/ksame %i %m -caption "%c"
Type=Application
X-DocPath=ksame/index.html
GenericName=Board Game
GenericName[ja]=さめがめ
Icon=/opt/trinity/share/icons/hicolor/32x32/apps/ksame.png
X-TDE-StartupNotify=true
X-DCOP-ServiceType=Multi
Categories=Qt;TDE;Game;

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実行時の画面:

→マウスを置いたボールに隣り合ったボールがクルクル回転してヒントを与えてくれます。クリックでごっそり消去。 下のボールがなくなると上のボールは落ちてきます。取る順番が問われますが、すべてのボールを取れるとは限りません。 一度に取るボールの数が多いほど加点が大きくなります。

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2. ぷよぷよ

  • Trinity デスクトップをインストール済の場合はインストールされています。

  • Trinity デスクトップをインストールしていない場合は「trinity-r14」リポジトリを登録してから下記の操作が必要です。

$ sudo dnf install trinity-kfouleggs

アプリの登録:

$ sudo mousepad /usr/share/applications/tde.kfouleggs.desktop

[Desktop Entry]
Name=KFoulEggs
Name[ja]=KFoulEggs ぷよぷよ
Icon=/opt/trinity/share/icons/hicolor/32x32/apps/kfouleggs.png
Exec=/opt/trinity/bin/kfouleggs -caption "%c" %i %m
Type=Application
GenericName=Japanese PuyoPuyo-like Game
GenericName[ja]=ぷよぷよ
X-TDE-StartupNotify=true
X-DCOP-ServiceType=Multi
Categories=Qt;TDE;Game;

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実行時の画面:

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3. Tetrisテトリス

  • Trinity デスクトップをインストール済の場合はインストールされています。

  • Trinity デスクトップをインストールしていない場合は「trinity-r14」リポジトリを登録してから下記の操作が必要です。

$ sudo dnf install trinity-ksirtet

アプリの登録:

$ sudo mousepad /usr/share/applications/tde.ksirtet.desktop

[Desktop Entry]
Name=KSirtet
Name[ja]=KSirtet テトリス
Icon=/opt/trinity/share/icons/hicolor/32x32/apps/ksirtet.png
Exec=/opt/trinity/bin/ksirtet -caption "%c" %i %m
Type=Application
GenericName=Tetris Game
GenericName[ja]=テトリス
X-TDE-StartupNotify=true
Categories=Qt;TDE;Game;

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実行時の画面:

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まとめ

Fedora 33 Xfce は、軽くて問題が少ないです。

以前、Fedora 32 の「Xfce 」をインストールした経験が活きました。Fedora 33 は、Fedora 32 と変わらない使い勝手で、見た目もほとんど変わっていません。

カーネルがUP しており、また、Xfce のパネルの保存ができる「パネルプロファイル」ツールが標準となっています。保存できない時があったりと動作は微妙ですが、標準なので改善が期待できます。

次回は、Trinity デスクトップ環境を追加 していきます。

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目次

先頭

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Debian 10.7 Xfce に、TDE (Trinity) デスクトップをインストール〈H100〉

登録日: 2020-12-14 更新日: 2020-12-31

Debian 10.7 Xfceインストール 。そこに、軽量なデスクトップ環境である TDE ( Trinity Desktop Environment ) を追加でインストールしました。そのときの備忘録です。

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以前に Ubuntu 20.04.1 にTrinity 環境 を追加しました。今回は Debian 10 のXfce に追加しました。リポジトリは違いますが、同じDebian 系なので基本は同じ(APT が使える環境)です。

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備忘録なので、役立ちそうな関連情報も詰め込んでいます。 見づらいときは「参考:」の部分は読み飛ばしてください。

また、リンクから戻るときはブラウザの左上の「←」をクリックしてください。

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「目次」

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Debian 10.7 Xfce」デスクトップの画面:

Debian Xfce は軽量で安定しており、ベースにするにはぴったりかも。開いているのは追加したテキストエディタの「pluma」で、Markdown ファイルのハイライト表示に対応しています。壁紙はKDE のダウンロードサイト より入手しました。

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「Trinity」デスクトップ(Debian 版)の画面:

→ログアウトして、セッションを切り替えるだけでこんなにも印象が変わります。パネルは 2段にして横を短くしています。Xfce よりもパネルをカスタマイズしやすく、Xfce アプリ+KDE アプリ(Qt アプリ) が自動でメニューに登録されて使えるのが利点。

メニューの階層は深めですが、メニューに「最も使用したアプリケーション」を表示(8個に設定)すれば、使用頻度で並ぶので、パネルにアプリを登録する必要がありません。

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Debian 10.6.0 Xfce」のインストール

前回の投稿 を参照

Debian 10.6.0」をインストールしました。システム更新で「Debian 10.7」にアップしています。

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ここからが、TDE (Trinity) デスクトップのインストール作業

  • 最新のリリース: TDE R14.0.9 (2020/11/01)

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参考:

Debian Trinity Repository Installation Instructions

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1. 作業前のリポジトリの設定ファイルを確認:

$ cat /etc/apt/sources.list

# deb cdrom:[Debian GNU/Linux 10.6.0 _Buster_ - Official amd64 NETINST 20200926-10:16]/ buster main 

deb http://deb.debian.org/debian/ buster main 
deb-src http://deb.debian.org/debian/ buster main 

deb http://security.debian.org/debian-security/ buster/updates main 
deb-src http://security.debian.org/debian-security/ buster/updates main 

# buster-updates, previously known as 'volatile'
deb http://deb.debian.org/debian/ buster-updates main 
deb-src http://deb.debian.org/debian/ buster-updates main 

# This system was installed using small removable media
# (e.g. netinst, live or single CD). The matching "deb cdrom"
# entries were disabled at the end of the installation process.
# For information about how to configure apt package sources,
# see the sources.list(5) manual.

→コメント部の和訳:

このシステムは、小さなリムーバブルメディア(netinst、live、またはシングルCDなど)を使用してインストールされました。「deb cdrom」のエントリは、インストールプロセスの最後に無効にされました。

apt パッケージソースを設定する方法については、sources.list(5)のマニュアルを参照してください。

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2. 「trinity」リポジトリを追加:

Debian 10.x - buster : amd64, i386, armel, armhf, arm64, ppc64el

TDE R14.0.x の場合:

$ sudo mousepad /etc/apt/sources.list

↓ ファイルの最後に追加:

deb http://mirror.ppa.trinitydesktop.org/trinity/deb/trinity-r14.0.x buster main
deb http://mirror.ppa.trinitydesktop.org/trinity/deb/trinity-builddeps-r14.0.x buster main
deb-src http://mirror.ppa.trinitydesktop.org/trinity/deb/trinity-r14.0.x buster main
deb-src http://mirror.ppa.trinitydesktop.org/trinity/deb/trinity-builddeps-r14.0.x buster main

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3. GPG 署名キーをインポート:

$ wget http://mirror.ppa.trinitydesktop.org/trinity/deb/trinity-keyring.deb
:
2020-12-05 00:07:06 (19.7 MB/s) - `trinity-keyring.deb' へ保存完了 [12456/12456]

$ sudo dpkg -i trinity-keyring.deb
:
trinity-keyring (4:14.0.10~pre0-0debian7.0.0+1) を設定しています ...

-

4. リポジトリの追加を確認:

synaptic を再起動して、設定 →リポジトリ →「Software & Updates」画面

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「Other Software」タブ
http://mirror.ppa.trinitydesktop.org/trinity/deb/trinity-r14.0.x buster main
http://mirror.ppa.trinitydesktop.org/trinity/deb/trinity-builddeps-r14.0.x buster main
http://mirror.ppa.trinitydesktop.org/trinity/deb/trinity-r14.0.x buster main (ソースコード)
http://mirror.ppa.trinitydesktop.org/trinity/deb/trinity-builddeps-r14.0.x buster main (ソースコード)

4つにチェックが入っていることを確認します。

-

5. システム更新:

$ sudo apt update
:
ヒット:1 http://security.debian.org/debian-security buster/updates InRelease
ヒット:2 http://deb.debian.org/debian buster InRelease
ヒット:3 http://deb.debian.org/debian buster-updates InRelease
ヒット:4 http://ftp.fau.de/trinity/deb/trinity-r14.0.x buster InRelease
ヒット:5 http://ftp.fau.de/trinity/deb/trinity-builddeps-r14.0.x buster InRelease
パッケージリストを読み込んでいます... 完了
依存関係ツリーを作成しています
状態情報を読み取っています... 完了
アップグレードできるパッケージが 38 個あります。表示するには 'apt list --upgradable' を実行してください。

-

$ apt list --upgradable

$ sudo apt upgrade
:
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  linux-image-4.19.0-13-amd64
以下のパッケージはアップグレードされます:
  base-files cups cups-bsd cups-client cups-common cups-core-drivers
  cups-daemon cups-ipp-utils cups-ppdc cups-server-common distro-info-data
  libcups2 libcupsimage2 libefiboot1 libefivar1 libimobiledevice6
  libjpeg-turbo-progs libjpeg62-turbo libmariadb3 libnss-systemd
  libpam-systemd libpcaudio0 libsqlite3-0 libsqlite3-tcl libsystemd0
  libturbojpeg0 libudev1 libxml2 linux-image-amd64 mariadb-common
  openjdk-11-jre openjdk-11-jre-headless systemd systemd-sysv udev
  xserver-common xserver-xorg-core xserver-xorg-legacy

-

再起動

-

システム更新後の確認:
$ cat /etc/debian_version
10.7

$ uname -r
4.19.0-13-amd64

$ uname -a
Linux ubn-box 4.19.0-13-amd64 #1 SMP Debian 4.19.160-2 (2020-11-28) x86_64 GNU/Linux

-

6. ディスプレイマネージャの確認:

$ apt search lightdm | grep インストール済み
:
liblightdm-gobject-1-0/stable,now 1.26.0-4 amd64 [インストール済み、自動]
light-locker/stable,now 1.8.0-3 amd64 [インストール済み、自動]
lightdm/stable,now 1.26.0-4 amd64 [インストール済み、自動]
lightdm-gtk-greeter/stable,now 2.0.6-1 amd64 [インストール済み、自動]

-

7. Trinity R14.0.9 の新規インストール:

$ sudo apt update

$ sudo apt install tde-trinity tde-i18n-ja-trinity
:
以下のパッケージは「削除」されます:
  desktop-base
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  akregator-trinity amor-trinity ark-trinity arts-trinity artsbuilder-trinity
  atlantik-trinity atlantikdesigner-trinity binutils-common blinken-trinity
  cervisia-trinity cryptsetup cryptsetup-bin cryptsetup-initramfs
  cryptsetup-run cvs dcoprss-trinity debugedit desktop-base-trinity
  docbook-defguide edict enscript eyesapplet-trinity festival festlex-cmu
  festlex-poslex festvox-kallpc16k fifteenapplet-trinity flac fonts-dustin
  fonts-lmodern fonts-takao-gothic fonts-texgyre ghostscript-x gnupg2 htdig
  imagemagick imagemagick-6-common imagemagick-6.q16 indi-trinity juk-trinity
  kaboodle-trinity kaddressbook-plugins-trinity kaddressbook-trinity
  kalarm-trinity kalzium-data-trinity kalzium-trinity kamera-trinity
  kanagram-trinity kandy-trinity kanjidic kappfinder-trinity karm-trinity
  kasteroids-trinity kate-plugins-trinity kate-trinity katomic-trinity
  kaudiocreator-trinity kbackgammon-trinity kbattleship-trinity
  kblackbox-trinity kbounce-trinity kbruch-trinity kbstate-trinity
  kcalc-trinity kcharselect-trinity kcoloredit-trinity kcontrol-trinity
  kcron-trinity kdat-trinity kdesktop-trinity kdf-trinity kdict-trinity
  kdvi-trinity kedit-trinity keduca-trinity kenolaba-trinity kfax-trinity
  kfaxview-trinity kfind-trinity kfloppy-trinity kfouleggs-trinity
  kgamma-trinity kgeography-data-trinity kgeography-trinity kget-trinity
  kghostview-trinity kgoldrunner-trinity kgpg-trinity khangman-trinity
  khelpcenter-trinity khexedit-trinity kicker-applets-trinity kicker-trinity
  kig-trinity kimagemapeditor-trinity kitchensync-trinity kiten-trinity
  kjots-trinity kjumpingcube-trinity klaptopdaemon-trinity klatin-trinity
  kleopatra-trinity klettres-data-trinity klettres-trinity klickety-trinity
  klines-trinity klinkstatus-trinity klipper-trinity kmag-trinity
  kmahjongg-trinity kmail-trinity kmailcvt-trinity kmenuedit-trinity
  kmilo-trinity kmines-trinity kmix-trinity kmoon-trinity kmousetool-trinity
  kmouth-trinity kmplot-trinity kmrml-trinity knetwalk-trinity
  knetworkconf-trinity knewsticker-trinity knode-trinity knotes-trinity
  kodo-trinity kolf-trinity kolourpaint-trinity kommander-trinity
  kompare-trinity konq-plugins-trinity konqueror-nsplugins-trinity
  konqueror-trinity konquest-trinity konsole-trinity konsolekalendar-trinity
  kontact-trinity kooka-trinity kopete-trinity korganizer-trinity korn-trinity
  kpackage-trinity kpager-trinity kpat-trinity kpdf-trinity
  kpercentage-trinity kpersonalizer-trinity kpf-trinity kpoker-trinity
  kpovmodeler-trinity kppp-trinity krdc-trinity krec-trinity
  kregexpeditor-trinity kreversi-trinity krfb-trinity kruler-trinity
  ksame-trinity ksayit-trinity kscd-trinity kshisen-trinity ksig-trinity
  ksim-trinity ksirc-trinity ksirtet-trinity ksmiletris-trinity
  ksmserver-trinity ksnake-trinity ksnapshot-trinity ksokoban-trinity
  kspaceduel-trinity ksplash-trinity kstars-data-trinity kstars-trinity
  ksvg-trinity ksysguard-trinity ksysguardd-trinity ksysv-trinity
  ktalkd-trinity kteatime-trinity ktimer-trinity ktip-trinity ktnef-trinity
  ktouch-trinity ktron-trinity kttsd-trinity ktuberling-trinity
  kturtle-trinity ktux-trinity kuser-trinity kverbos-trinity kview-trinity
  kviewshell-trinity kvoctrain-trinity kweather-trinity kwifimanager-trinity
  kwordquiz-trinity kworldclock-trinity kxsldbg-trinity libakode2 libart-2.0-2
  libarts1-akode-trinity libarts1-audiofile-trinity libarts1-mpeglib-trinity
  libarts1-xine-trinity libarts1c2a-trinity libartsc0-trinity libaudiofile1
  libavahi-tqt-1 libbinutils libboost-python1.67.0 libcaldav libcarddav
  libconfig9 libcvsservice0-trinity libdb5.3++ libdbus-1-tqt libdirectfb-1.7-7
  libdw1 libestools2.5 libgadu3 libgraphicsmagick-q16-3 libgssglue1 libheif1
  libical3 libindex0-trinity libiso9660-11 libiw30 libjasper1
  libjpeg-turbo-progs libjxr-tools libjxr0 libkcddb1-trinity
  libkgantt0-trinity libkiten1-trinity libkleopatra1-trinity libkmime2-trinity
  libkonq4-trinity libkpimexchange1-trinity libkpimidentities1-trinity
  libkscan1-trinity libksieve0-trinity libktnef1-trinity liblockfile1
  liblqr-1-0 libmagickcore-6.q16-6 libmagickcore-6.q16-6-extra
  libmagickwand-6.q16-6 libmeanwhile1 libmimelib1c2a-trinity libmng1
  libnetpbm10 libopensync0 libpoppler-tqt libpotrace0 libptexenc1 libr0
  librpm8 librpmbuild8 librpmio8 librpmsign8 librss1-trinity libslp1
  libtdeedu3-trinity libtdegames1-trinity libtdepim1a-trinity libteckit0
  libtexlua52 libtexlua53 libtexluajit2 libtidy5deb1 libtiff-tools libtqca
  libtqt3-integration-trinity libtqt3-mt libtqtinterface libturbojpeg0
  libva-glx2 libvcdinfo0 libwmf0.2-7 libxine2 libxine2-bin libxine2-doc
  libxine2-ffmpeg libxine2-misc-plugins libxine2-plugins libxine2-x libxxhash0
  libzzip-0-13 lisa-trinity lmodern lockfile-progs lskat-trinity
  mpeglib-trinity ncompress netpbm noatun-plugins-trinity noatun-trinity ocrad
  openbsd-inetd poster psmisc psutils python-all quanta-data-trinity
  quanta-trinity rdesktop rpm rpm-common rpm2cpio rsync sgml-base sudo-trinity
  superkaramba-trinity synaptic-trinity t1utils talk talkd tcpd
  tde-core-trinity tde-i18n-ja-trinity tde-icons-mono-trinity tde-trinity
  tdeaccessibility-trinity tdeaddons-tdefile-plugins-trinity tdeaddons-trinity
  tdeadmin-tdefile-plugins-trinity tdeadmin-trinity
  tdeartwork-emoticons-trinity tdeartwork-misc-trinity
  tdeartwork-style-trinity tdeartwork-theme-icon-trinity
  tdeartwork-theme-window-trinity tdeartwork-trinity tdebase-data-trinity
  tdebase-runtime-data-common-trinity tdebase-tdeio-plugins-trinity
  tdebase-tdeio-smb-trinity tdebase-trinity tdebase-trinity-bin
  tdednssd-trinity tdeedu-data-trinity tdeedu-trinity tdefilereplace-trinity
  tdegames-card-data-trinity tdegames-trinity
  tdegraphics-tdefile-plugins-trinity tdegraphics-trinity tdeiconedit-trinity
  tdelibs-data-trinity tdelibs-trinity tdelibs14-trinity tdelirc-trinity
  tdemid-trinity tdemultimedia-kappfinder-data-trinity
  tdemultimedia-tdefile-plugins-trinity tdemultimedia-tdeio-plugins-trinity
  tdemultimedia-trinity tdenetwork-filesharing-trinity
  tdenetwork-tdefile-plugins-trinity tdenetwork-trinity tdepasswd-trinity
  tdepim-tdefile-plugins-trinity tdepim-tdeio-plugins-trinity
  tdepim-tderesources-trinity tdepim-trinity tdepim-wizards-trinity
  tdepowersave-trinity tdeprint-trinity tdescreensaver-trinity
  tdescreensaver-xsavers-trinity tdessh-trinity tdetoys-trinity
  tdeutils-trinity tdewalletmanager-trinity tdewallpapers-trinity
  tdewebdev-trinity tdm-trinity tex-common tex-gyre texlive-base
  texlive-binaries texlive-fonts-recommended texlive-latex-base tidy tipa
  tqca-tls ttf-sjfonts twin-trinity twin4-trinity unison vorbis-tools
  wireless-tools xbase-clients xcalib xscreensaver-data xscreensaver-gl ytalk
  zip

→日本語化パッケージも一緒にインストールしました。

-

8. インストール途中でデスプレイマネージャの選択画面が表示されます:

デフォルトのディスプレイマネージャ:

lightdm
tdm-trinity

<了解>

-

→今回は、「lightdm」が選ばれている状態で、Tab キー

→<了解> でEnter キー

-

途中のメッセージ:

dpkg: desktop-base: 依存関係に問題があります。しかし要求に従い削除しています:
 task-desktop は以下に依存 (depends) します: desktop-base.

確認:

$ apt list tde-trinity
:
tde-trinity/不明,now 4:14.0.9-0debian10.0.0+0 all [インストール済み]

→上記のメッセージは気になりますが、正常に完了したみたい。

-

9. ログアウト→ログイン

-

10. ログイン画面

  • 画面右上のアイコンから「TDE」セッションを選んで、ログイン

-

11. TDE (Trinity) の最初の立ち上げで「初期設定」が起動

  • この初期設定が完了すると、「 ~/.trinity 」フォルダが作られます。 逆に「~/.trinity」フォルダを削除すると、デスクトップが開始する前に「初期設定」画面が開きます。

-

水色の背景で「Welcom to Trinity R14.0.9」(KPersonalizer) 画面が表示:

もし、この画面が日本語化されていないときは 「 tde-i18n-ja-trinity 」パッケージがインストールされていません。 英語のメッセージに答えて完了させ、その後インストールします。

-

ステップ 1: 導入

国を選択してください: 日本

言語を選択してください: 日本語

→「次」

-

ステップ 2: 私の好きなようにしたい…

システムの挙動を選択:

TDE
UNIX
Microsoft 
Windows
Apple MacOS

→「UNIX」 にチェック

「説明」:

アクティブウィンドウ:マウスに従ってフォーカス
タイトルバーのダブルクリック:ウィンドウをシェード
マウスの選択:シングルクリックで開く
キーボードスキーム:UNIX

→「次」

-

ステップ 3: Eyecandy-O-Meter

スライダーで視覚効果を選択: 1 〜10

デフォルト: 8

→「次」

-

ステップ 4: みんなテーマが好き

デスクトップの外観(テーマ)を選択:

Keramik      以前の標準 スタイル
Plastik      TDE 標準 スタイル
Platinum     Platinum スタイル
Redmond      USA のnorthwest
Sunshine     とても有名なデスクトップ
TDEクラッシック クラシック TDE スタイル

→「Plastik」を選択

→「次」

-

ステップ 5: 精錬の時

すべて完了しました

→「完了」

-

12. デスクトップ画面が表示

→自動で起動される2つのアプリは、完全には日本語化されていません。コンテンツは一部英語のままです。

-

確認:
$ cat /etc/debian_version
10.7

$ uname -r
4.19.0-13-amd64

$ uname -a
Linux ubn-box 4.19.0-13-amd64 #1 SMP Debian 4.19.160-2 (2020-11-28) x86_64 GNU/Linux

-

13. インストールされているディスプレイマネージャの確認:

$ apt search lightdm | grep インストール済み
:
liblightdm-gobject-1-0/stable,now 1.26.0-4 amd64 [インストール済み、自動]
light-locker/stable,now 1.8.0-3 amd64 [インストール済み、自動]
lightdm/stable,now 1.26.0-4 amd64 [インストール済み、自動]
lightdm-gtk-greeter/stable,now 2.0.6-1 amd64 [インストール済み、自動]

$ apt search tdm | grep インストール済み
:
tdm-trinity/不明,now 4:14.0.9-0debian10.0.0+0 amd64 [インストール済み、自動]

→ 2つのディスプレイマネージャが存在しています。使われているのは「lightdm」です。「tdm-trinity」はディスプレイマネージャだけでなく、TDE セッションの起動スクリプトも含まれているのでそのままにしておきます。

-

14. 日本語入力の確認

Xfce では「uim-mozc」が使える状態にしてあります。そのせいか、Trinity で設定しなくても「半角/全角」キーを押すと日本語入力できました。ただし、IMパネルの「あ」はXfce で「ダークモードのテーマ」に合わせた設定(白表示)にしているので、薄くて見えません。どちらを見やすくするか思案どころですね。

ibus ならどちらにも表示されるオレンジ色に指定できますが、ibus のシステムトレイに対するコマンドなので、uim のフローティングのパネルの場合の対処は不明です。日本語オン/オフを別々のキーに割り当てているのでインジケータは不要です。日本語入力が有効なことがわかればOK。

$ apt list *mozc*  | grep インストール済み
:
mozc-data/stable,now 2.23.2815.102+dfsg-4 all [インストール済み、自動]
mozc-server/stable,now 2.23.2815.102+dfsg-4 amd64 [インストール済み、自動]
mozc-utils-gui/stable,now 2.23.2815.102+dfsg-4 amd64 [インストール済み、自動]
uim-mozc/stable,now 2.23.2815.102+dfsg-4 amd64 [インストール済み、自動]

$ apt list *uim*  | grep インストール済み
:
libuim-custom2/stable,now 1:1.8.8-4+deb10u3 amd64 [インストール済み、自動]
libuim-data/stable,now 1:1.8.8-4+deb10u3 all [インストール済み、自動]
libuim-scm0/stable,now 1:1.8.8-4+deb10u3 amd64 [インストール済み、自動]
libuim8/stable,now 1:1.8.8-4+deb10u3 amd64 [インストール済み、自動]
uim-data/stable,now 1:1.8.8-4+deb10u3 all [インストール済み、自動]
uim-fep/stable,now 1:1.8.8-4+deb10u3 amd64 [インストール済み、自動]
uim-gtk2.0-immodule/stable,now 1:1.8.8-4+deb10u3 amd64 [インストール済み、自動]
uim-gtk2.0/stable,now 1:1.8.8-4+deb10u3 amd64 [インストール済み、自動]
uim-gtk3-immodule/stable,now 1:1.8.8-4+deb10u3 amd64 [インストール済み、自動]
uim-gtk3/stable,now 1:1.8.8-4+deb10u3 amd64 [インストール済み、自動]
uim-mozc/stable,now 2.23.2815.102+dfsg-4 amd64 [インストール済み、自動]
uim-plugins/stable,now 1:1.8.8-4+deb10u3 amd64 [インストール済み、自動]
uim-qt5-immodule/stable,now 1:1.8.8-4+deb10u3 amd64 [インストール済み、自動]
uim-qt5/stable,now 1:1.8.8-4+deb10u3 amd64 [インストール済み、自動]
uim-xim/stable,now 1:1.8.8-4+deb10u3 amd64 [インストール済み、自動]
uim/stable,now 1:1.8.8-4+deb10u3 amd64 [インストール済み、自動]

-

インストールされているアプリで日本語入力を確認。正常です…

確認したテキストエディタ: Mousepad、Pluma、KEdit、KWrite、Kate

確認したブラウザ: FirefoxChromiumKonqueror

CentOS 版や Ubuntu 版では、日本語入力の途中で候補窓が勝手に閉じて日本語入力をミスることがありましたが、それはありません。

-

ただし、日本語入力で、日本語変換窓にマウスカーソルを置くと候補窓が激しく点滅します

候補窓からマウスを外すと解除されたり、その後にEsc キーで解除、とかアプリで異なります。 ついその状態にしてしまうので、入力したい位置でクリック、すぐに右上 5cm ほど横にマウスカーソルを退避させて、キー入力するのが良さそうです。

-

TDE に入っているアプリは、候補窓がウィンドウ左下に表示され、入力位置から離れる状態になるので支障ありません

これを問題視しているレビューもありますが、今回はありがたいことです。

確認したテキストエディタ: KEdit、KWrite、Kate

確認したブラウザ: Konqueror

確認した端末: Konsole

-

つまり、TDE のアプリを使うと日本語入力で支障がありません

テキストエディタなら KWrite、端末なら Konsole

-

もしくは、uim の設定で候補窓を支障のない位置に変更:

画面右下の「IM パネル」の右端の「道具」アイコンをクリック

「全体設定」タブ

視覚設定

候補ウィンドウのタイプ: 縦

候補ウィンドウの表示位置: カーソルに隣接 →「編集領域の右端」

→「適用」

  • 編集位置よりも日本語入力の候補窓が自動で離れるので、他のアプリでも支障がなくなりました。 ただし、入力位置がウィンドウ右端になったときは重なるので注意が必要です。その場合は、カーソルを上にでも退避して入力。「編集領域の左端」も選べますが、重なる率は上がると思われます。

-


ファイルマネージャ「Konqueror

  • ファイルマネージャ兼、簡易ブラウザ兼、ビュワー兼、アプリケーションランチャーと多機能です。

  • フォルダを開き、「F4」キーを押すと、その場所で端末「Konsole」が開けます。

もしくは、フォルダの空きで右クリック →アクション →「ここでターミナルを開く」

  • Xfce のファイルマネージャである「Thunar」に橋渡しすることもできます。

フォルダの空きで右クリック →アプリケーションで開く →「Thunar でフォルダを開く」

-

アプリケーションのランチャーとして使う:

メニューバー →移動 →アプリケーション

「programs:/」がアドレスバーに入力されて、開きます。

→アプリケーションの大きなアイコンが表示され、ランチャーとして使えます。

-

ブラウザのアクセス履歴を利用してブラウザとして使う:

メニューバー →移動 →履歴

ブックマークしておかなくても、ブラウザで参照したサイトの履歴が残っており、サイト名別に左側に表示されます。

サイト名を選ぶと、そのサイトのページを「いつもならファイルを表示する領域」に開けます。

余分な履歴は、右クリック→エントリを削除 で、削除可能です。

フレーム枠をうまく表示しきれません。メインページの内容なら問題なく表示できます。 (そのおかげで無駄な広告が表示されません)

-

テキストビュワーとして使う:

ファイルマネージャ上にて、テキストファイルを右クリック→プレビュー→「埋込み高機能テキストエディタ

→ファイル表示のエリアにテキストエディタ画面が開きます。(入力できませんが選択範囲のコピーが可能です。)

-

テキストファイルを左クリック→別のウィンドウで「Kate」が開きました。

→「Kate」はセッションを開く操作があり、少し面倒です。

-

テキストファイルの関連付けのアプリを「KWrite」に変えました

テキストファイルを右クリック →「アプリケーションで開く」→「その他…」→ユーティリティ →エディタ →「KWrite」

「このファイルのアプリケーション関連付けを保存する」にチェック

→「OK」

テキストファイルを左クリック→別のウィンドウで「KWrite」が開きました。

-

画像ビュワーとして使う:

ファイルマネージャ上にて、画像ファイルを右クリック→プレビュー→「埋込み画像ビュワー」

→ファイル表示のエリアに画像の画面が開きました。 画像がウィンドウサイズに調整され粗く表示。(編集できません)

-

もしくは、画像ファイルを左クリック→画像が「100%」表示。スクロールが必要ですが粗くありません。(編集できません)

-

ファイルマネージャとして使う:

メニューバー →移動 →ホーム

または、Ctrl+Home

-


「KWrite」

TDE に入っているエディタ(KDE アプリ)です。タブ機能がないのが惜しいところ。 ちなみに、KWrite は Kate のエディタ部分を抜き出したサブセットと言え、共通なところが多いです。

-

「KWrite」に暗めのテーマを追加:

メニューバー→設定→「エディタを設定」→「フォント & 色」

スキーマ: 「新規」をクリック→「dark」を入力→「OK」

スキーマ: 「dark」の表示に変わりました

「色」タブ

通常のテキストの背景 (Text Area) : →HTML: #e5e5e5

選択されたテキストの背景 (Selected Text) :  →HTML: #6da5c5 または、#5B7B9C

現在の行 (Current Line) :  →HTML: #d0d7de

左枠の背景 (Background Area) :  →HTML: #121212

行番号 (Line Numbers) :  →HTML: #8f8f8f

-

「KWrite」のフォントを大きくしました:

「フォント」タブ

フォント: Monospace

フォントスタイル: 標準

サイズ: 11

-

kwrite のデフォルトのスキーマ: 「dark」を選択

→「適用」 →「OK」

-

正規表現について:

  • 「KWrite」の検索では「正規表現」が使えます。

-

記号 説明 使用例 該当例
. 任意の一文字 te.t test、text、tent、など
[文字] 内のいずれかの 1文字 [Tt]ext test、Text
[数字-数字] 「-」で範囲選択 text[1-3] text1、text2、text3、など
[^文字] 内の文字以外の 1文字 [^Tt]ext nest、oext、など
^ 行頭 ^Text 行頭が Text
$ 行末 text$ 行末が text
* 直前の文字の 0回繰返し te*xt txt、text、teext、など
\ . や * を検索したいとき text. text.

参考:

コマンドのヘルプとテキスト・エディタ

-


TDE に入っている「Kate」と「KWrite」に、Markdown の定義を追加:

TDE に入っている「Kate」と「KWrite」はバージョンが低いため、Markdownシンタックスハイライト(構文定義ファイル)がサポートされていません。なので、Markdown のハイライト表示ができません。

-

TDE に入っているバージョン:

$ kate --version
Qt: 3.5.0
TDE: R14.0.9
Kate: 2.5.14

$ kwrite --version
Qt: 3.5.0
TDE: R14.0.9
KWrite: 4.5.14

Markdown のハイライト表示はサポートされていません。表示には手作業が必要。

-

Debianリポジトリにあるバージョン:

$ apt list kate
:
kate/stable 4:18.08.0-1 amd64


$ apt list kwrite
:
kwrite/stable 4:18.08.0-1 amd64

→バージョンが上がっており、デフォルトでMarkdown のハイライト表示がされます。

-

Markdown について:

  • Markdown はHTML を簡単に記述できるようにした書き方のことで、HTML に変換するのが目的でしたが、単なるテキストファイルなので、見やすくて書きやすく、管理しやすいのでそのまま使う人も多いです。

Markdown の記述には色々な方式(方言)があり、表示結果が微妙に変わる(特に見出しの文字サイズと下線)ので使う前の確認が必要です。

-

Markdown の記述 HTML の出力
テキスト <p>テキスト</p>
# タイトル1 <h1>タイトル1</h1>
## タイトル2 <h2>タイトル2</h2>
### タイトル3 <h3>タイトル3</h3>
#### タイトル4 <h4>タイトル4</h4>
##### タイトル5 <h5>タイトル5</h5>
###### タイトル6 <h6>タイトル6</h6>
--- <hr>
**太字** <strong>太字</strong>
_斜体_ <em>斜体</em>
~~消されたテキスト~~ <del>消されたテキスト</del>
> 引用文 <blockquote><p>引用文</p></blockquote>
- 一覧項目 <ul><li>一覧項目</li></ul>
1. 一覧項目 <ol><li>一覧項目</li></ol>
コード <pre><code>コード</code></pre>
[Designers' Station](https://designersstation.com/ 見て見て!) <a href="https://designersstation.com/" title="見て見て!">Designers' Station</a>
![Test ロゴ](https://designersstation.com/logo.svg ロゴ) <img src="https://designersstation.com/logo.svg" alt="Test ロゴ" title="ロゴ">

-

上記の表の一部を抜粋(GitHub の簡略した書き方):

Markdown の記述          | HTML の出力 | 
--- | --- | 
`テキスト`              | `<p>テキスト</p>` | 
`# タイトル1`        | `<h1>タイトル1</h1>` | 

→簡略した書き方だと、自動で表の体裁を整えてくれるので表の作成が楽です。左詰めとか中央、右詰めとか指定できます。 一部の文字列は Markdown と html の構文を含んているのでシングルクォートで囲って無効化しています。 普通の文字列なら要りません。

-

  • Markdown Extra」では、HTML の直接入力もできます。

参考:

テキストファイルにスタイルを!Markdownのご紹介

-

Markdown の定義を追加:

参考:

シンタックスハイライトの操作(Working with Syntax Highlighting)

-

まずは、構文定義ファイルの置き場所を確認:

メニュー →ユーティリティ →エディタ →「Kate」 を起動 →セクションを開く

メニューバー →設定→「Kate を設定」→エディタ→強調表示

右下の「ダウンロード」をクリック

「インストール済み」にバージョン表示がされていない(黄色い星の付いた)「4DOS」と「LessCSS」を選んで「インストール」をクリック→すぐに完了しました。

→「閉じる」

-

  • 下記の場所に自動でファイルが作成されます。実施することで、手動で追加するときの置き場所の確実性が増すと考えます…?。
$ ls -l ~/.trinity/share/apps/katepart/syntax/
:
-rw-r--r-- 1 ubn ubn 48729 12月  9 17:03 4dos.xml
-rw-r--r-- 1 ubn ubn 31231 12月  9 17:03 less.xml

→作成日時が、たった今ダウンロード作業をした時刻かを確認

-

参考: 最近のバージョンなら使えるだろうサイト(TDE では新しすぎて使えません)

Syntax Highlightings にある言語一覧にて、 Markup: Markdown: markdown.xml が入手できます。

それよりも最新版が欲しいときは、 syntax-highlighting/data/syntax/markdown.xml があります。

公開されているMarkdown の定義ファイルは「kate version="5.53"用」と最新のアプリ用となっており、TDE のKWrite アプリに定義ファイルを適用すると、構文強調表示の設定でエラーして機能しません。しくみが変わったみたいです。

エラー詳細:

/opt/trinity/share/apps/katepart/syntax/gcc.xml: 不適切なシンタックスです。
コンテクスト Comments: はシンボル名によって指定されていません
:

-

TDE に入っているバージョン:
$ kate --version
:
Kate: 2.5.14

$ kwrite --version
:
KWrite: 4.5.14

-

下記サイトの「markdown.xml」ファイルはTDE で使えました

kate-markdown/markdown.xml

→こちらのファイル(バージョン)は使えました。これを参考にファイルを作成。

-

作業用のフォルダにて作業:
$ cd ~/ダウンロード/
$ mkdir Kate-KWrite

→何かあったら「~/.trinity/」を初期化するかもしれないので、別のフォルダで作業。

$ cd ~/ダウンロード/Kate-KWrite/
$ mousepad markdown.xml

-

修正したことがわかるようにバージョンを修正:

37行目を修正:

<language name="Markdown" version="1.2" section="Markup"

<language name="Markdown" version="1.2+a" section="Markup"

-

ハイライト対象になるファイル指定を修正:

38行目を修正:

     extensions="*.text;*.md;*.mmd" priority="15"

     extensions="*.md;*.mmd;*.markdown" priority="15"

→これはデフォルト値の指定です。いつでもアプリ側の設定で変更できます。

-

「見出し6」がハイライト表示されないので追加:

51行目に追加:

             <RegExpr attribute="h6" String="^######\s.*[#]?$" />

115行目に追加:

         <itemData name="h6" defStyleNum="dsFunction" bold="true" />

-


最終的な「markdown.xml」を確認:
$ cat markdown.xml

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!--
  Kate syntax highlight filter for Markdown/MultiMarkdown documents.
  Copyright 2008 Darrin Yeager. http://www.dyeager.org/
  Dual-Licensed under both GPL and BSD licenses.
  
  Extended 2009 Claes Holmerson. http://github.com/claes/kate-markdown/
-->

<!-- the [^\s]{1} is in the regex to avoid interfering with bullet list which
    starts "* item". Thus emphasis/strong MUST be formed like *words here*
    with the asterisks next to the beginning of the first word.
    Match space or newline, followed by "*", followed by one non-space,
    followed by anything non-asterisk, followed by "*", followed by
    space, end-of-sentence punctuation, or the end of the line.
-->

<!DOCTYPE language SYSTEM "language.dtd"
       [
       <!ENTITY strongemphasisregex "(\s|^)[\*_]{3}[^\*_]+[\*_]{3}(\s|\.|,|;|:|\-|\?|$)">
       <!ENTITY strongregex "(\s|^)[\*_]{2}[^\s]{1}[^\*_]+[\*_]{2}(\s|\.|,|;|:|\-|\?|$)">
       <!ENTITY emphasisregex "(\s|^)[\*_]{1}[^\s]{1}[^\*_]+[\*_]{1}(\s|\.|,|;|:|\-|\?|$)">
       <!ENTITY reflinkregex '\[[^\]\^]+\]\s*\[[^\]]*\]\s*(\s+\"[^\"]*\"){0,1}'>
       <!ENTITY reflinktargetregex '\[[^\]\^]+\]\:\s+[^\s]+(\s+\"[^\"]*\"){0,1}'>
       <!ENTITY footnoteregex "\[\^[^\]]+\]">
       <!ENTITY inlinelinkregex '\[[^\]\^]+\]\s*\([^\(]*\)'>
       <!ENTITY inlineimageregex '\!\[[^\]\^]+\]\([^\(]*\)'>
       <!ENTITY refimageregex '\!\[[^\]\^]+\]\[[^\[]*\]'>
       <!ENTITY autolinkregex '&lt;(https?|ftp):[^\"&gt;\s]+&gt;'>
       <!ENTITY mailtolinkregex '&lt;(?:mailto:)?([-.\w]+\@[-a-z0-9]+(\.[-a-z0-9]+)*\.[a-z]+)&gt;'>
       <!ENTITY rulerregex '\s*([\*\-_]\s?){3,}\s*'>
       <!-- two spaces at end of line generates linebreak -->
       <!ENTITY linebreakregex "  $"> 
       <!ENTITY strikeoutregex "[~]{2}[^~].*[^~][~]{2}"> <!-- pandoc style -->
]>
       
<language name="Markdown" version="1.2+a" section="Markup"
    extensions="*.md;*.mmd;*.markdown" priority="15"
    author="Darrin Yeager, Claes Holmerson"
    license="GPL,BSD" >
  <highlighting>
    <contexts>

      <context attribute="Normal Text" lineEndContext="#stay" name="Normal Text" >
        <DetectChar context="blockquote" char="&gt;" column="0"/>
        <RegExpr attribute="h1" String="^#\s.*[#]?$" />
        <RegExpr attribute="h2" String="^##\s.*[#]?$" />
        <RegExpr attribute="h3" String="^###\s.*[#]?$" />
        <RegExpr attribute="h4" String="^####\s.*[#]?$" />
        <RegExpr attribute="h5" String="^#####\s.*[#]?$" />
        <RegExpr attribute="h6" String="^######\s.*[#]?$" />
        <RegExpr attribute="ruler" String="&rulerregex;" />
        <RegExpr attribute="strong" String="&strongregex;" />
        <RegExpr attribute="emphasis" String="&emphasisregex;" />
        <RegExpr attribute="strongemphasis" String="&strongemphasisregex;" />
        <RegExpr attribute="code" String="^([\s]{4,}|\t+).*$" />
        <RegExpr context="bullet" String="^[\*\+\-]\s" />
        <RegExpr context="numlist" String="^[\d]+\.\s" />
        <RegExpr attribute="meta" String="^(Title|Author|Date|Copyright|Revision|CSS|LaTeX\ XSLT|Categories|Tags|BaseName|Excerpt):(.*)+$" />
        <IncludeRules context="inc" />
      </context>

      <context attribute="blockquote" lineEndContext="#pop" name="blockquote">
        <RegExpr attribute="bq-strong" String="&strongregex;" />
        <RegExpr attribute="bq-emphasis" String="&emphasisregex;" />
        <IncludeRules context="inc" />
      </context>

      <context attribute="bullet" lineEndContext="#pop" name="bullet" >
        <RegExpr attribute="bl-strong" String="&strongregex;" />
        <RegExpr attribute="bl-emphasis" String="&emphasisregex;" />
        <IncludeRules context="inc" />
      </context>
      
      <context attribute="numlist" lineEndContext="#pop" name="numlist" >
        <RegExpr attribute="nl-strong" String="&strongregex;" />
        <RegExpr attribute="nl-emphasis" String="&emphasisregex;" />
        <IncludeRules context="inc" />
      </context>
      
      <context attribute="comment" lineEndContext="#stay" name="comment" >
        <RegExpr String="--&gt;" attribute="comment" context="#pop" endRegion="comment"/>
      </context>

      <context attribute="common" name="inc" lineEndContext="#stay" >
        <RegExpr attribute="code" String="`[^`]+`" />
        <RegExpr context="comment" String="&lt;!--" beginRegion="comment" />
        <RegExpr attribute="reflink" String="&reflinkregex;" />
        <RegExpr attribute="footnote" String="&footnoteregex;" />
        <RegExpr attribute="inlinelink" String="&inlinelinkregex;"/>
        <RegExpr attribute="reflinktarget" String="&reflinktargetregex;"/>
        <RegExpr attribute="inlineimage" String="&inlineimageregex;"/>
        <RegExpr attribute="refimage" String="&refimageregex;"/>
        <RegExpr attribute="autolink" String="&autolinkregex;"/>
        <RegExpr attribute="mailtolink" String="&mailtolinkregex;"/>
        <RegExpr attribute="strikeout" minimal="true" String="&strikeoutregex;"/>
        <RegExpr attribute="linebreak" minimal="true" String="&linebreakregex;"/>
      </context>
    </contexts>

    <itemDatas>
      <itemData name="Normal Text" defStyleNum="dsNormal" />
      <itemData name="common" defStyleNum="dsNormal" />
      <itemData name="strongemphasis" defStyleNum="dsNormal" italic="true" bold="true"/>
      <itemData name="emphasis" defStyleNum="dsNormal" italic="true" />
      <itemData name="strong" defStyleNum="dsNormal" bold="true" />
      <itemData name="ruler" defStyleNum="dsNormal" bold="true" />
      <itemData name="strikeout" defStyleNum="dsNormal" strikeOut="true" />
      <itemData name="linebreak" defStyleNum="dsNormal" underline="true" color="#999999"/>
      <itemData name="h1" defStyleNum="dsFunction" bold="true" />
      <itemData name="h2" defStyleNum="dsFunction" bold="true" />
      <itemData name="h3" defStyleNum="dsFunction" bold="true" />
      <itemData name="h4" defStyleNum="dsFunction" bold="true" />
      <itemData name="h5" defStyleNum="dsFunction" bold="true" />
      <itemData name="h6" defStyleNum="dsFunction" bold="true" />
      <itemData name="blockquote" defStyleNum="dsDataType" />
      <itemData name="bq-emphasis" defStyleNum="dsDataType" italic="true" />
      <itemData name="bq-strong" defStyleNum="dsDataType" bold="true" />
      <itemData name="bullet" defStyleNum="dsFloat" />
      <itemData name="bl-emphasis" defStyleNum="dsFloat" italic="true" />
      <itemData name="bl-strong" defStyleNum="dsFloat" bold="true" />
      <itemData name="numlist" defStyleNum="dsFloat" />
      <itemData name="nl-emphasis" defStyleNum="dsFloat" italic="true" />
      <itemData name="nl-strong" defStyleNum="dsFloat" bold="true" />
      <itemData name="comment"  defStyleNum="dsComment" />
      <itemData name="code" defStyleNum="dsBaseN" />
      <itemData name="reflink" defStyleNum="dsOthers" underline="true" />
      <itemData name="inlinelink" defStyleNum="dsOthers" underline="true" />
      <itemData name="autolink" defStyleNum="dsOthers" underline="true" />
      <itemData name="mailtolink" defStyleNum="dsOthers" underline="true" />
      <itemData name="footnote" defStyleNum="dsOthers" italic="true" />
      <itemData name="meta"  defStyleNum="dsComment" />
      <itemData name="reflinktarget" defStyleNum="dsOthers" italic="false" bold="false" />
      <itemData name="inlineimage" defStyleNum="dsAlert" italic="false" bold="false" />
      <itemData name="refimage" defStyleNum="dsAlert" italic="false" bold="false" />
    </itemDatas>

   </highlighting>

   <general>
     <comments>
       <comment name="multiLine" start="&lt;!--" end="--&gt;" region="comment" />
     </comments>
   </general>

</language>

→TDE に入っている古いバージョンのKate やKWrite で有効な「Markdown」の定義ファイルです。 行単位で囲ってのコード指定がハイライト表示されませんが、十分使えます。

最新のKate やKWrite の場合はすでに組み込まれていて、このような作業は要りません。

-

配置:
$ cp ~/ダウンロード/Kate-KWrite/markdown.xml ~/.trinity/share/apps/katepart/syntax/

→これはTDE にある「Kate」や「KWrite」に反映させるときの配置先です。 Xfce にインストールした場合は、アプリが新しく定義は標準で組み込まれています。この作業は不要なので配置先を気にする必要はありません。というか置き場所が見つかりません。

-

確認:
$ ls -l ~/.trinity/share/apps/katepart/syntax/
:
-rw-r--r-- 1 ubn ubn 48729 12月  9 17:03 4dos.xml
-rw-r--r-- 1 ubn ubn 31231 12月  9 17:03 less.xml
-rw-r--r-- 1 ubn ubn  8399 12月 11 04:36 markdown.xml

-

再起動

-

テストファイルを作成して動作を確認:
$ kwrite ~/デスクトップ/test-ハイライト確認.md

↓ 下記のテストパターンを記述:

## Markdown ファイルのハイライト表示のテスト:

KWrite でハイライト表示されるかを試してみます。

# 見出し 1

## 見出し 2

### 見出し 3

#### 見出し 4

##### 見出し 5

###### 見出し 6

→「見出し 6」は通常サイズですが存在するので、ハイライト表示が必要だと思います。


####### 見出し 7

これは普通の文字列なのでハイライト表示なしで OK

-

- これは普通の文字列

* これは普通の文字列

-

1. これは普通の文字列

2. これは普通の文字列

a. これは普通の文字列(アルファベットも強調表示が必要かも)

1. これは普通の文字列(全角は強調表示してはいけません)

2. これは普通の文字列(全角は強調表示してはいけません)

-

        これは普通の文字列
        これは普通の文字列
        これは普通の文字列


> これは普通の文字列
> これは普通の文字列
> これは普通の文字列
>> これは単なる普通の文字列
>> これは単なる普通の文字列


-

コード記述:

```` ←(ファイルに貼付け後、先頭の3つの文字だけ残して行末まで削除)
これは普通の文字列
これは普通の文字列
これは普通の文字列
```` ←(ファイルに貼付け後、先頭の3つの文字だけ残して行末まで削除)

→行単位のコードを囲ってもハイライトされません。

これは普通の文字列 `これは単なる普通の文字列` これは普通の文字列

→ひとつだとハイライトされました。

これは普通の文字列 *これは単なる普通の文字列* これは普通の文字列(斜体)

これは普通の文字列 **これは単なる普通の文字列** これは普通の文字列(太字)

これは普通の文字列 ***これは単なる普通の文字列*** これは普通の文字列(太字の斜体)

→太字の斜体にはならないけど、アスタリスクが強調表示されるので、いいかな。

-

リンク:

[リンク]()


https://github.com/claes/kate-markdown/blob/master/markdown.xml

(https://github.com/claes/kate-markdown/blob/master/markdown.xml)

[kate-markdown/markdown.xml]
(https://github.com/claes/kate-markdown/blob/master/markdown.xml)

[kate-markdown/markdown.xml](https://github.com/claes/kate-markdown/blob/master/markdown.xml)

イメージ:

![イメージ]()

-

水平線:

-

--

---

→色が黒なのでわかりづらいけど、太字で強調表示されてます。


→上書き保存すると、すぐにハイライト表示されました。

→一部ハイライト表示されない記述もありますが、これぐらいあれば使えます。

-

ちなみに、メニューバー →ツール →強調 →「マークアップ」→「Markdown」にチェックがありました。

-

また、メニューバー →設定→「Kate を設定」→エディタ→強調表示

右にある「強調表示のルール」にて、定義ファイルに記述した内容が反映されていました。

-

強調表示: 「マークアップ/Markdown

作者、ライセンスも表示されています。

ファイル拡張子: 「*.md;*.mmd;*.markdown」は、その後いつでも変更できそう。

-


Xfce 環境に「KWrite」をインストール:

  • バージョンがTDE よりも新しい「KWrite」をインストールしてみました。
$ sudo apt update
$ sudo apt install kwrite
:
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  kactivities-bin kactivitymanagerd ktexteditor-data ktexteditor-katepart
  kwrite libeditorconfig0 libgit2-27 libhttp-parser2.8 libkf5activities5
  libkf5syntaxhighlighting-data libkf5syntaxhighlighting5 libkf5texteditor-bin
  libkf5texteditor5 libmbedcrypto3 libmbedtls12 libmbedx509-0

-

「TDE」セッションで確認:

$ which kwrite
/opt/trinity/bin/kwrite

$ kwrite --version
Qt: 3.5.0
TDE: R14.0.9
KWrite: 4.5.14

$ /usr/bin/kwrite --version
kwrite 18.08.0

→パス指定しないと新しい方は起動できません。

-

Xfce」セッションで確認:

$ which kwrite
/usr/bin/kwrite

$ kwrite --version
kwrite 18.08.0

$ /opt/trinity/bin/kwrite --version
Qt: 3.5.0
TDE: R14.0.9
KWrite: 4.5.14

→新しい方はパス指定がなくても起動できます。逆にTDE の方にはパス指定が必要です。

-

メニューでアプリがわかりやすく表示されるように設定:

-

TDE に入っている古いKWrite を起動するデスクトップファイルを作成:
$ cd ~/.local/share/applications/
$ mousepad tde-kwrite.desktop

$ cat tde-kwrite.desktop
[Desktop Entry]
Categories=Qt;Utility;TextEditor;
Exec=/opt/trinity/bin/kwrite %U
GenericName=Text Editor
Icon=kwrite
MimeType=text/plain
Name=KWrite
Name[ja]=KWrite TDE
Terminal=false
Type=Application
X-DCOP-ServiceType=Multi
X-DocPath=kwrite/index.html
X-TDE-InitialPreference=11
X-TDE-StartupNotify=true

メニュー →ユーティリティ →エディタ →Text Editor(KWrite TDE)

→KWrite 4.5.14 (/opt/trinity/bin/kwrite) 起動

-

Xfce に入っている新しいKWrite を起動するデスクトップファイルを作成:
$ cd ~/.local/share/applications/
$ mousepad xfce-kwrite.desktop

$ cat xfce-kwrite.desktop
[Desktop Entry]
GenericName=Text Editor
Name=KWrite
Name[ja]=KWrite Xfce
Comment=KDE Text Editor
MimeType=text/plain;
Exec=/usr/bin/kwrite %U
StartupNotify=true
Icon=kwrite
X-DocPath=kwrite/index.html
Type=Application
Terminal=false
InitialPreference=8
X-DBUS-StartupType=Multi
X-DBUS-ServiceName=org.kde.kwrite
Categories=Qt;Utility;TextEditor;

メニュー →ユーティリティ →エディタ →Text Editor(KWrite Xfce

→KWrite 18.08.0 (/usr/bin/kwrite) 起動

-

→「TDE」セッションだけでなく「Xfce」セッションのメニューにも「KWrite Xfce」が反映されます。

-

新しいKWrite でMarkdown のハイライト表示を確認:

→何もしなくてもMarkdown ファイルを開けば、ハイライト表示されました。行を囲うコードもハイライト表示されています。色の割り当ては少し見づらいかも。

-


端末「xfce4-terminal」

Xfce 側の端末アプリです。

-

Trenity デスクトップだと、起動時の描画が変な動きになります:

  • 起動させると、ウィンドウサイズの設定で一瞬開き、すぐに 80x02行(?) のサイズに小さくなります。

そして、サイズを広げたあとに、ウィンドウの縦方向のサイズを少し縮めると、するすると自動的に80x02行(?) のサイズに小さくなります。

-

また、ウィンドウサイズを変更したときに軌跡が残り、そのままだとキー入力を受け付けません。

ウィンドウを再描画させると解除されます:

  • タイトルバーをつかんで画面上部にぶつける

  • タイトルバーをダブルクリックしてシェード、もう一度ダブルクリックして解除

  • オススメは、サイズが小さくなったら、ウィンドウの最大化ボタンをマウスの中ボタンでクリック

→ウィンドウが縦方向に最大化します。ウィンドウの縦サイズを変更しなければ普通に使えます。横のサイズの変更は支障なくできます。

-

参考: 端末(xfce4-terminal、Kconsole)では、Ctrl+Alt キーを押しながらテキストを選択すると、四角い範囲に選択できます。

テキストエディタに貼り付けて編集したい時に便利です。右下から左上を選択するのが確実みたい。

-


端末「Konsole」

  • Trinity 側の端末アプリです。「xfce4-terminal」と違い、こちらはTDE で問題なくウィンドウ操作できます。 ただし、日本語の単語をダブルクリックしても単語の選択ができません。英単語は OK。

-

「Konsole」の初期設定:

メニューバー →Setting →「Konsole を設定」

「全般」タブ

「リサイズ時にターミナルサイズを表示する」にチェック

-

メニューバー →Setting →スキーマ →「Linux 色」

メニューバー →Setting →「標準として保存」

-

「Konsole」の起動を、Ctrl+Alt+K に割り当て:

  • お気に入りのアプリケーションにキーボードショートカットを割り当てできます。

1. メニュー →設定 →「メニューエディタ」(kMenuEdit)

2. 左側のツリーから、システム→ターミナルプログラム(Konsole) を選択

3. 右下にある、「現在のショートカットキー:」の横の「なし」ボタンをクリック

4. 「ショートカットを設定」窓が開くので、任意のキーの組み合わせを押します。

Ctrl+Alt+K

5. 他の機能に使われていると、「現在のアクションに割り当て直しますか?」

どうせ使うこともないので、「割り当て直す」をクリック。

6. なし→「Ctrl+Alt+K」にボタン名が変わりました。

7. 画面右上の「x」で閉じます→「保存しますか?」→保存

-

「Kconsole」のウィンドウサイズの設定:

パネルの左の「隠す」ボタン(三角アイコン)でパネルを隠してから、設定します。

-

Settings →フォント→フォントサイズを増やす・減らす

文字サイズを見やすくて、情報量が多くなる小さめの大きさに調整します。

-

Settings →サイズ→カスタム

列数: 80 固定(投稿時に都合が良いサイズ)

行数: 100 (わざとはみ出る大きさにすると、ピッタリの行数に調整されます。)

→「OK」

→確認すると行数: 49 でした。フォントサイズにもよります。列数が80 かを確認します。

-

Settings →「標準として保存」

-


TDE デスクトップのカスタマイズ:

-

1. TDE の便利な、ウィンドウのサイズを変更するショートカット:

ウィンドウを最大化: 最大化ボタンをマウスで「左」クリック

縦方向にだけ最大化: 最大化ボタンをマウスで「中」クリック

横方向にだけ最大化: 最大化ボタンをマウスで「右」クリック

-


2. 壁紙の設定

  • 画像ではなく、「単色」に面白い機能があったので設定しました。

デスクトップで右クリック→「デスクトップを設定」→「設定」画面表示

背景:

「画像なし」にチェック

-

オプション:

色: 「Tigert による Stonewall」に変更

→「適用」

-

設定した壁紙:

-

仮想デスクトップごとに、壁紙を設定できます:

1. メニュー →コントロールセンター →「外見 & テーマ」→「背景」

または、デスクトップ上で右クリック→「デスクトップを設定…」→「背景」タブ

2. 設定するデスクトップ: すべてのデスクトップ→「デスクトップ 3」に変更

3. 壁紙を変更します。

4. その後は、仮想デスクトップを選んだときに、その背景が表示されるだけでなく、デスクトップの設定でそのデスクトップ名が選ばれた状態になります。

-


3. ウィンドウを左右へタイリング:

  • 画面サイズがピッタリの 1/2 になるわけでなく、ウィンドウを左か右に寄せてくれる機能です。 不便だけど、使い方によっては便利。ウィンドウを自由にきれいに配置できます。

メニュー →コントロールセンター →地域&アクセスビリティ →キーボードショートカット

「ショートカットスキーム」タブ →「グローバルショートカット」タブ

例えば、 「ウィンドウを右寄せ」を選択 →「カスタム」にチェック →ショートカットを選択が表示: Windows +「→」

→「Win+右」 表示

-

組み合わせて使えるように設定:
ウィンドウを右寄せ: Win+右
ウィンドウを左寄せ: Win+左
ウィンドウを上寄せ: Win+上
ウィンドウを下へ伸ばす: Win+下

→「適用」

→「OK」

-

  • 組み合わせるとウィンドウをきれいに配置できます。

右寄せ→上寄せ→下へ伸ばす

-


4. 仮想デスクトップを 2段表示にしました:

メニュー →コントロールセンター →デスクトップ →デスクトップの数

デスクトップの数: 4

「デスクトップ背景上のマウスホイールでデスクトップを切り替える」のチェックを外します

→「適用」

-

画面下のパネルの「仮想デスクトップ」のどれかを右クリック→「ページャのオプション」→「行」→「2」

-


5. パネルを 2段表示、右側に「IM パネル」を置くスペースを確保:

画面下のパネルの空きで右クリック→「パネルを設定…」→「設定」(Kicker) の画面が表示

-

画面左の「配置」タブ

位置: 「左下」そのまま

長さ: 93% (「IM パネル」を置ける空きを作ります)

「内容に合わせて伸ばす」にチェック

サイズ: 「標準」(仮想デスクトップが 2行なので、それに合わせてパネルが 2段表示になります)

→Window リストと時計が 2段表示になります

-

  • 「IM パネル」の左端をつかんで、作られた空きに移動します。

→ちなみに、「IM パネル」の左端をダブルクリックすると「IM パネル」を隠せます。

-


6. メニューの「最も使用したアプリケーション」の項目数を増やしました:

画面下のパネルの空きで右クリック→「パネルを設定…」→「設定」(Kicker) の画面が表示

-

画面左の「メニュー」タブ

「クイックスタートメニュー」にて、

「最も使用したアプリケーションを表示」にチェック

最大項目数: 5 →「8」に変更

-

→「適用」

→画面が閉じます。

-


7. メニューの「アクション」に「最近開いたドキュメント」の項目を追加:

画面下のパネルの空きで右クリック→「パネルを設定…」→「設定」(Kicker) の画面が表示

-

画面左の「メニュー」タブ

-

「メニュー」の真ん中の「オプションのメニュー」一覧にて、

「最近開いたドキュメント」にチェック

-

下にある「Recent Documents Menu」にて、

Maximum number of entries: 10 →そのまま

-

→「適用」

→画面が閉じます。

-

メニューの表示の確認:

→「最も使用したアプリケーション」と「最近開いたドキュメント」の項目が追加されました。

-


8. パネルを隠すボタンを表示:

画面下のパネルの空きで右クリック→「パネルを設定…」→「設定」(Kicker) の画面が表示

-

画面左の「隠す」タブ

-

1. 「隠す」モードにて、

「パネルの「隠す」ボタンをクリックしたときだけ隠す」にチェック

-

2. 中ほどにある「隠す」ボタンにて、

「左の「隠す」ボタンを表示する」にチェック

「右の「隠す」ボタンを表示する」のチェックを外します

-

3. パネルのアニメーションにて、

「パネルが隠れる動きをアニメーション化する」にチェック

スライドバー: 中央よりも少しだけ左(遅く) →デフォルトのまま

-

→「適用」

→画面が閉じます。

-

  • パネルの左端に「左矢印」ボタンが追加表示されます:

-

画面を広く使いたいときにクリックすると→パネルが隠れます:

→パネルが消えた分だけウィンドウが下に伸びるので、画面が広く使えます。

-

もう一度クリックすると→パネルを表示:

-


9. パネルの見た目を変更:

コントロールセンター →デスクトップ →パネル

または、

パネルの空きで右クリック→「パネルを設定」

-

「外観」タブ

「パネルの背景」にて、

-

1. 「背景画像を有効にする」にチェック

内蔵しているパネル用の背景画像:

$ ls -1 /opt/trinity/share/apps/kicker/wallpapers/
blue_glass.png
deck_plate.png
default.png
green_line.png
rail.png

→好みで使える画像と使えない画像があります。

-

(1) 「/opt/trinity/share/apps/kicker/wallpapers/default.png

→少しだけグラデーションのある白いパネルになります。(デフォルト)

-

(2) 「/opt/trinity/share/apps/kicker/wallpapers/blue_glass.png

-

(3) 「/opt/trinity/share/apps/kicker/wallpapers/rail.png

-

2. 「デスクトップの色スキームに合わせる」にチェック

→項番 1 の画像の背景に色が付きます。パネルがデスクトップに馴染みます。

-

(1) 「/opt/trinity/share/apps/kicker/wallpapers/default.png

→現在のパネルで使っている設定です。

-

(2) 「/opt/trinity/share/apps/kicker/wallpapers/blue_glass.png

-

(3) 「/opt/trinity/share/apps/kicker/wallpapers/rail.png

-

3. 「背景画像を有効にする」と「パネルを透明にする」の両方のチェックを外します

→平面の白いパネルになります。

-

4. 「パネルを透明にする」にチェック

→デスクトップの壁紙によって見やすかったり、見にくかったりすると思います。現在は、隠すボタンが目立ちます。パネルが透明になってもウィンドウは重なりません。

-

→好みの設定にして「適用」で、反映されます。

-


10. デスクトップのアイコン

- debian(ボリュームアイコン)
- My Computer
- ごみ箱
- ウェブ・ブラウザ
- ドキュメントフォルダ
- プリンタ
- リモートの場所

→「ウェブ・ブラウザ」、「プリンタ」、「リモートの場所」のチェックを外しました。

-

操作:

メニュー →コントロールセンター →デスクトップ →「挙動」→「デバイスアイコン」タブ

表示するデバイスタイプ

「My Network Places」のチェックを外しました。

「Printers」のチェックを外しました。

「Web Browser」のチェックを外しました。

→「適用」 →「OK」

-

参考: デスクトップにあるアイコンのデスクトップファイルの置き場所:
$ ls -1 /opt/trinity/share/apps/kdesktop/Desktop/
My_Computer
My_Documents
My_Network_Places
Printers
Trash
Web_Browser

→アイコンが表示されていても、いなくても、デスクトップファイルはそのまま存在しています。 表示するかしないかは、別に管理されているか、これは元ファイルでリンクになっているのかも。

-

参考: 「ドキュメントフォルダ」のデスクトップファイルの内容:
$ cat /opt/trinity/share/apps/kdesktop/Desktop/My_Documents
[Desktop Entry]
Encoding=UTF-8
Icon=folder_wordprocessing

Name=My Documents
Name[ja]=ドキュメントフォルダ
Comment=Contains personal documents

URL=$XDG_DOCUMENTS_DIR
Type=Link
StartupNotify=true
Terminal=false
X-TDE-SubstituteUID=false
OnlyShowIn=TDE;

-


11. 「ごみ箱」アイコンの表示:

  • 通常、ファイルマネージャに「ごみ箱」は表示されません。デフォルトでは、デスクトップにアイコンが表示されます。

メニュー →コントロールセンター →デスクトップ →「挙動」→「デバイスアイコン」タブ

表示するデバイスタイプ

「ごみ箱」にチェック

→「適用」 →「OK」

-

デスクトップの「ごみ箱」アイコンをダブルクリックするか、ファイルマネージャで「trash:/」にアクセスすると開きます。

そこで右クリックして「ごみ箱を空にする」が使えます。

-

参考: 「ごみ箱」のデスクトップファイルの内容:
$ cat /opt/trinity/share/apps/kdesktop/Desktop/Trash
[Desktop Entry]
Type=Link
URL=trash:/
Encoding=UTF-8
Icon=trashcan_full
EmptyIcon=trashcan_empty

Name=Trash
Name[ja]=ごみ箱
Comment=Contains removed files
:
X-Trinity-BuiltIn=true

-

参考: 「ごみ箱」のフォルダの場所:
$ ls ~/.local/share/Trash/files/  ←(ファイルの実体があるフォルダ)
test-ハイライト.md~

$ ls ~/.local/share/Trash/info/   ←(ファイルパスと日時の情報があるフォルダ)
test-ハイライト.md~.trashinfo

→ごみ箱を空にすると、両方のフォルダのファイルが消えます。

-


12. 「時計」に曜日を表示:

パネルの右端の時計を右クリック→設定

「外観」タブ

時計のタイプ: プレーン時計

表示

「日付」、「曜日」、「フレーム」にチェック

-


メニューに「お気に入り」カテゴリを追加:

  • メニュー階層が深いので、よく使うアプリを集めて使いやすくしました。

-

1. 「お気に入り」カテゴリを作成する準備:

最初のメニューの階層を作るときによくつまづくので、段階を経て作成しました。

-

メニュー →設定 →「メニューエディタ(KMenuEdit) 」

-

メニューのどれも選択されていない状態で、ファイル→「新規サブメニュー」

サブメニュー名: 「お気に入り」

→「OK」

-

作成された「お気に入り」カテゴリを選択して右クリック→「新規セパレータ」

→セパレータの位置は後で手動で移動させます。

   <Separator/>

-

ファイル →保存

ログアウト→ログイン

-

メニューファイルの確認:
$ mousepad ~/.config/menus/applications-tdemenuedit.menu

<!DOCTYPE Menu PUBLIC "-//freedesktop//DTD Menu 1.0//EN" "http://www.freedesktop.org/standards/menu-spec/1.0/menu.dtd">
<Menu>
 <Layout>
  <Merge type="menus" />
  <Menuname>Debian</Menuname>
  <Menuname>お気に入り</Menuname>     ←(この位置に追加されたか確認)
  <Separator/>                      ←(この位置に追加されたか確認)
  <Menuname>Internet</Menuname>
  <Menuname>Edutainment</Menuname>
  <Menuname>Office</Menuname>
  <Menuname>Graphics</Menuname>
  <Menuname>Games</Menuname>
  <Menuname>Science</Menuname>
  <Menuname>System</Menuname>
  <Menuname>Multimedia</Menuname>
  <Menuname>Utilities</Menuname>
  <Menuname>Development</Menuname>
  <Menuname>Settingsmenu</Menuname>
  <Menuname>Applications</Menuname>
  <Merge type="files" />
  <Filename>tde-Kfind.desktop</Filename>
  <Filename>tde-Help.desktop</Filename>
  <Filename>tde-Home.desktop</Filename>
 </Layout>
 <Menu>
  <Name>お気に入り</Name>                     ←(追加)
  <Directory>お気に入り.directory</Directory>   ←(追加)
 </Menu>
</Menu>

→上記の内容でその位置かを確認。

ちなみに、項目の登録がないカテゴリはメニューに表示されません。ただの器です。 今のところ、「Debian」と「お気に入り」は登録がないので表示されません。

-

2. 「お気に入り」カテゴリに項目を登録:

-

メニュー →設定 →「メニューエディタ(KMenuEdit) 」

-

作成された「お気に入り」カテゴリを選択して右クリック→「新規項目」

項目名: 「KWrite_New」

名前: KWrite_New
説明: 「KDE Text editor」
コマンド: 「/usr/bin/kwrite」

アイコンの欄をクリックして、「kedit」で検索 →赤いアイコンを選択

-

作成された「KWrite_New」カテゴリを選択して右クリック→「新規項目」

項目名: 「KWrite」

名前: KWrite
説明: 「TDE Text editor」
コマンド: 「kwrite」

アイコンの欄をクリックして、「kwrite」で検索 →青いアイコンを選択

-

作成された「KWrite」を選択して右クリック→「新規項目」

項目名: 「Kate」

名前: Kate
説明: 「TDE Text editor」
コマンド: 「kate」

アイコンの欄をクリックして、「kate」で検索 →青いアイコンを選択

-

作成された「Kate」カテゴリを選択して右クリック→「新規項目」

項目名: 「KEdit

名前: KEdit
説明: 「TDE Text editor」
コマンド: 「kedit」

アイコンの欄をクリックして、「kate」で検索 →青いアイコンを選択

-

作成された「KEdit」を選択して右クリック→「新規項目」

項目名: 「Mousepad」

名前: Mousepad
説明: 「Xfce Text editor」
コマンド: 「/usr/bin/mousepad」

アイコンの欄をクリックして、「kate」で検索 →「kate2」を選択

-

作成された「Mousepad」を選択して右クリック→「新規項目」

項目名: 「Pluma」

名前: Pluma
説明: 「Xfce Text editor」
コマンド: 「/usr/bin/pluma」

アイコンの欄をクリックして、「kate」で検索 →「kate2」を選択

-

作成された「Pluma」を選択して右クリック→「新規項目」

項目名: 「Featerpad」

名前: Featerpad
説明: 「Xfce Text editor」
コマンド: 「/usr/bin/featerpad」

アイコンの欄をクリックして、「kate」で検索 →「kate2」を選択

-

ファイル →保存

-

3. 「My_ゲーム」カテゴリを追加:

-

「ゲーム」カテゴリを選択して右クリック→「新規サブメニュー」

サブメニュー名: 「My_ゲーム」

→「OK」

-

作成された「My_ゲーム」カテゴリを選択して右クリック→「新規項目」

項目名: 「KFoulEggs」

名前: KFoulEggs
説明: 「プヨプヨもどき」
コマンド: 「kfouleggs -caption "%c" %i %m」

アイコンの欄をクリックして、「kfouleggs」で検索

-

作成された「KFoulEggs」を選択して右クリック→「新規項目」

項目名: 「KMahjongg」

名前: KMahjongg
説明: 「上海」
コマンド: 「/usr/bin/kmahjongg -qwindowtitle %c」

アイコンの欄をクリックして、「kmahjongg」で検索

-

作成された「KMahjongg」を選択して右クリック→「新規項目」

項目名: 「KMines」

名前: KMines
説明: 「マインスィーパ」
コマンド: 「/usr/bin/kmines -qwindowtitle %c」

アイコンの欄をクリックして、「kmines」で検索

-

作成された「KMines」を選択して右クリック→「新規項目」

項目名: 「KSirtet」

名前: KSirtet
説明: 「テトリス」
コマンド: 「ksirtet -caption "%c" %i %m」

アイコンの欄をクリックして、「ksirtet」で検索

-

作成された「KSirtet」を選択して右クリック→「新規項目」

項目名: 「ksame」

名前: ksame
説明: 「さめがめ」
コマンド: 「ksame %i %m -caption "%c"」

アイコンの欄をクリックして、「ksame」で検索

-

作成された「ksame」を選択して右クリック→「新規項目」

項目名: 「kshisen」

名前: kshisen
説明: 「四川省: Shisen-Sho」
コマンド: 「/usr/bin/kshisen -qwindowtitle %c」

アイコンの欄をクリックして、「kshisen」で検索

-

作成された「kshisen」を選択して右クリック→「新規項目」

項目名: 「sol」

名前: sol
説明: 「ソリティア: AisleRiot」
コマンド: 「/usr/bin/sol」

アイコンの欄をクリックして、「sol」で検索

-

作成された「sol」を選択して右クリック→「新規項目」

項目名: 「kajongg」

名前: kajongg
説明: 「四人麻雀」
コマンド: 「/usr/bin/kajongg」

アイコンは後でテキストエディタで修正:

$ mousepad ~/.local/share/applications/kajongg.desktop

Icon=/usr/share/icons/hicolor/32x32/apps/kajongg.png

-

ファイル →保存

-

修正後のメニューファイルを確認:
$ cat ~/.config/menus/applications-tdemenuedit.menu
<!DOCTYPE Menu PUBLIC "-//freedesktop//DTD Menu 1.0//EN" "http://www.freedesktop.org/standards/menu-spec/1.0/menu.dtd">
<Menu>
 <Layout>
  <Merge type="menus" />
  <Menuname>Debian</Menuname>
  <Menuname>お気に入り</Menuname>
  <Separator/>
  <Menuname>Internet</Menuname>
  <Menuname>Edutainment</Menuname>
  <Menuname>Office</Menuname>
  <Menuname>Graphics</Menuname>
  <Menuname>Games</Menuname>
  <Menuname>Science</Menuname>
  <Menuname>System</Menuname>
  <Menuname>Multimedia</Menuname>
  <Menuname>Utilities</Menuname>
  <Menuname>Development</Menuname>
  <Menuname>Settingsmenu</Menuname>
  <Menuname>Applications</Menuname>
  <Merge type="files" />
  <Filename>tde-Kfind.desktop</Filename>
  <Filename>tde-Help.desktop</Filename>
  <Filename>tde-Home.desktop</Filename>
 </Layout>
 <Menu>
  <Name>お気に入り</Name>
  <Directory>お気に入り.directory</Directory>
  <Include>
   <Filename>KWrite.desktop</Filename>
   <Filename>KWrite_New.desktop</Filename>
   <Filename>Kate.desktop</Filename>
   <Filename>KEdit.desktop</Filename>
   <Filename>Mousepad.desktop</Filename>
   <Filename>Pluma.desktop</Filename>
   <Filename>Featerpad.desktop</Filename>
  </Include>
  <Layout>
   <Merge type="files" />
   <Filename>KWrite_New.desktop</Filename>
   <Filename>KWrite.desktop</Filename>
   <Filename>Kate.desktop</Filename>
   <Filename>KEdit.desktop</Filename>
   <Filename>Mousepad.desktop</Filename>
   <Filename>Pluma.desktop</Filename>
   <Filename>Featerpad.desktop</Filename>
  </Layout>
 </Menu>
 <Menu>
  <Name>Games</Name>
  <Layout>
   <Merge type="menus" />
   <Menuname>My_ゲーム</Menuname>
   <Menuname>KDE</Menuname>
   <Menuname>Logic Games</Menuname>
   <Menuname>Arcade</Menuname>
   <Menuname>Card</Menuname>
   <Menuname>Board</Menuname>
   <Menuname>Kidsgames</Menuname>
   <Menuname>TacticStrategy</Menuname>
  </Layout>
  <Menu>
   <Name>My_ゲーム</Name>
   <Directory>My_ゲーム.directory</Directory>
   <Include>
    <Filename>sol.desktop</Filename>
    <Filename>KMines.desktop</Filename>
    <Filename>kshisen.desktop</Filename>
    <Filename>ksame.desktop</Filename>
    <Filename>KFoulEggs.desktop</Filename>
    <Filename>KSirtet.desktop</Filename>
    <Filename>KMahjongg.desktop</Filename>
    <Filename>kajongg.desktop</Filename>
   </Include>
   <Layout>
    <Merge type="files" />
    <Filename>sol.desktop</Filename>
    <Filename>KMines.desktop</Filename>
    <Filename>kshisen.desktop</Filename>
    <Filename>KMahjongg.desktop</Filename>
    <Filename>kajongg.desktop</Filename>
    <Filename>ksame.desktop</Filename>
    <Filename>KFoulEggs.desktop</Filename>
    <Filename>KSirtet.desktop</Filename>
   </Layout>
  </Menu>
 </Menu>
</Menu>

「お気に入り」で追加されたカテゴリ:

$ cat ~/.local/share/desktop-directories/お気に入り.directory
[Desktop Entry]
Comment=
GenericName=
Icon=package
Name=お気に入り

「My_ゲーム」で追加されたカテゴリ:

$ cat ~/.local/share/desktop-directories/My_ゲーム.directory
[Desktop Entry]
Comment=
GenericName=
Icon=package
Name=My_ゲーム

メニューエディタで追加されたアプリ:

$ ls -1 ~/.local/share/applications/
Featerpad.desktop
KEdit.desktop
KFoulEggs.desktop
KMahjongg.desktop
KMines.desktop
KSirtet.desktop
KWrite.desktop
KWrite_New.desktop
Kate.desktop
Mousepad.desktop
Pluma.desktop
kajongg.desktop
ksame.desktop
kshisen.desktop
sol.desktop

-

「お気に入り」で追加されたアプリ:

$ ls -1 ~/.local/share/applications/
:
Featerpad.desktop
KEdit.desktop
KWrite.desktop
KWrite_New.desktop
Kate.desktop
Mousepad.desktop
Pluma.desktop

-

「My_ゲーム」で追加されたアプリ:

$ ls -1 ~/.local/share/applications/
:
KFoulEggs.desktop
KMahjongg.desktop
KMines.desktop
KSirtet.desktop
kajongg.desktop
ksame.desktop
kshisen.desktop
sol.desktop

-

$ cat ~/.local/share/applications/kajongg.desktop
[Desktop Entry]
Comment=
Exec[$e]=/usr/bin/kajongg
GenericName=四人麻雀
Icon=kmahjongg
Name=kajongg
Path[$e]=
StartupNotify=true
Terminal=0
TerminalOptions=
Type=Application
X-TDE-SubstituteUID=false
X-TDE-Username=

-

-


TDE のパネルにアプリを登録

パネルの左にある「ホーム」の空きで右クリック→「アプリケーションをパネルに追加」→

  1. インターネット→ウェブブラウザ (Firefox ESR)

  2. ユーティリティ→エディタ→テキストエディター (Pluma)

-

「Pluma」のアイコンがギア表示になっています。

アイコンを右クリック→「Pluma ボタンを設定」→「一般」タブのアイコンをクリック

検索に「kate」→「kate2」を選択

-

-


まとめ

Debian 版のTrinity は、インストールが楽で安定度もアップ、Trinity 環境としては一番問題が少なくて、軽量な利点も活きています。実際に、firefox ブラウザでのブログ投稿の編集で使っていても快適です。

-

システムが/opt/ にインストールされ、ほぼシステムが分離されているのも利点です。 不要になればアンインストール後、「/opt/trinity」と「~/.trinity」を削除すれば良いです。

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-

参考まで。

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-


目次

先頭

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Debian 10.8 Xfce をUSBメモリにインストール〈H99〉

登録日: 2020-12-03 更新日: 2021-03-12

Ubuntu の元となったDebian にて、安定版の「Debian 10.6」をインストールしました。その後のシステム更新により「Debian 10.8」になりました。デスクトップは軽量なXfce を選択。そのときの備忘録です。

-

-

備忘録なので、役立ちそうな関連情報も詰め込んでいます。 見づらいときは「参考:」の部分は読み飛ばしてください。

また、リンクから戻るときはブラウザの左上の「←」をクリックしてください。

-

「目次」

-

Debian 10.8 Xfce」デスクトップの画面:

→ふたつあるパネルをひとつにまとめました。入力メソッドは「uim-mozc」でしたが「fcitx-mozc」に変更しました。

パネルレイアウトのバックアップと復元を可能にする「パネルプロファイル」を手作業で追加しましたが動きませんでした。(Xfce 4.14 にて正式にサポート)

-


Debian 10.8 Xfce」のインストール

-

追記:

2021-02-09 現在:

システム更新により公式サイトのダウンロードイメージは「Debian 10.6.0」から「Debian 10.8.0」に更新されています。以降の手順はインストール時点の「Debian 10.6.0」の場合なので、少し変更になっているかもしれません。

$ cat /etc/debian_version
10.8

$ uname -r
4.19.0-14-amd64

-


Debian 公式サイト:

Debian 10 (コードネーム buster)

Debian について

ホームの右上に、ネットインストール のダウンロードボタンがあります。アクセスしやすい場所に置かれているということはこれが推奨のようです。

-

Xfce 公式サイト

Xfce デスクトップ環境

→最新の公開は、Xfce 4.16 (2020年12月22日)

リリース目標は、すべてのコアコンポーネントを Gtk3 および GDBus に移植すること。

インストール後に確認:

$ apt list xfce4
:
xfce4/stable,now 4.12.5 all [インストール済み、自動]

Debian 版では「xfce 4.12.5」がインストールされています。安定しているけど少し古め。

$ apt info xfce4

Package: xfce4
Version: 4.12.5
Priority: optional
Section: xfce
Maintainer: Debian Xfce Maintainers <debian-xfce@lists.debian.org>
Installed-Size: 16.4 kB
Depends: gtk2-engines-xfce (>= 3.2.0), libxfce4ui-utils (>= 4.12), thunar (>= 1.6.6), xfce4-appfinder (>= 4.12.0), xfce4-panel (>= 4.12.0), xfce4-pulseaudio-plugin, xfce4-session (>= 4.12.0), xfce4-settings (>= 4.12.0), xfconf (>= 4.12.0), xfdesktop4 (>= 4.12.0), xfwm4 (>= 4.12.0)
Recommends: desktop-base (>= 5.0.4), tango-icon-theme (>= 0.8.90), thunar-volman (>= 0.8.1), xfce4-notifyd, xorg
Suggests: gtk3-engines-xfce (>= 3.2.0), xfce4-goodies, xfce4-power-manager (>= 1.4.0)
Homepage: https://www.xfce.org/
Tag: admin::configuring, interface::graphical, interface::x11, role::dummy,
 role::program, scope::utility, suite::xfce, uitoolkit::gtk,
 use::configuring, x11::application
Download-Size: 8,324 B
APT-Manual-Installed: no
APT-Sources: http://deb.debian.org/debian buster/main amd64 Packages
Description: 
:

→Description: の部分の和訳

説明:Xfce軽量デスクトップ環境用のメタパッケージ

Xfceは、UNIXライクなオペレーティングシステム向けの軽量デスクトップ環境です。 視覚的に魅力的で使いやすい一方で、高速で軽量であることを目指しています。 生産性を重視して設計され、システムリソースを節約しながら、アプリケーションを高速にロードして実行します。

:

-

ダウンロード:

参考:

Debian を入手するには

公式サイトには、いろいろなやり方が提供されています。逆に色々とあることでわかりづらいです。

-

(a) ネットワークインストールする場合:

  • 最小のダウンロードイメージになります。デスクトップ環境はインストール中に指定します。イメージに含まれない残りのパッケージはインターネットから取得されます。(今回使ったのは、こちらのイメージです。)

-

インストールのときに使った「Debian 10.6.0」は現時点ではダウンロードできなくなっています。

現在 (2021-02-09) ダウンロードできる 最新のイメージ は、「Debian 10.8.0」です:

-

netinst CDイメージ amd64

-

チェックサム を確認:

$ sha256sum debian-10.8.0-amd64-netinst.iso
396553f005ad9f86a51e246b1540c60cef676f9c71b95e22b753faef59f89bee  debian-10.8.0-amd64-netinst.iso

-

(b) インストールUSB で立ち上げて、インストールする場合:

  • 一度ダウンロードしておけば、その後、インターネットに接続せずにインストールできます。 ネットワーク接続が使いづらい環境のPC にインストールするときに使えるやり方です。 CD イメージとDVD イメージがありました。一式をダウンロードしておく必要があります。

HTTP を使って CD/DVD イメージをダウンロードする

-

CD amd64 :

debian-10.8.0-amd64-xfce-CD-1.iso 2021-02-06 14:03 695M

-

DVD amd64 :

debian-10.8.0-amd64-DVD-1.iso 2021-02-06 14:08 3.7G
debian-10.8.0-amd64-DVD-2.iso 2021-02-06 14:08 4.4G
debian-10.8.0-amd64-DVD-3.iso 2021-02-06 14:08 4.4G

-

DVD のイメージは大きすぎるので、CD イメージをダウンロードしてインストールに使ったら、 小さなCD イメージには、必要なパッケージが含まれておらず、ソフトウェアの選択前のベースシステムのインストール時に警告が出て停止。そもそもの使い方が違うみたい。

Debootstrap 警告
警告: Failure while unpaching required packages.
This will be attempted up to five times.

→和訳:

必要なパッケージの解凍中に失敗しました。 これは最大5回試行されます。

→DVD のイメージをマウントしないとダメです。これだと事前に残りのDVD イメージのダウンロードが必要です。

  • 参考: インストールのやり方は こちら

-

(c) ライブUSB で立ち上げて、インストールする場合:

gnome、cinnamon、kdelxde、lxqt、xfce、テキスト標準) システム更新するためにネットワーク接続が必要です。

xfce の場合:

debian-live-10.8.0-amd64-xfce.iso 2021-02-06 2.3G

-

チェックサムを確認:

$ sha256sum debian-live-10.8.0-amd64-xfce.iso
f2f1d6c2c8be507986838ed6e5e3bb2ebcc28cac5176614d6d1aa8c0b0637f59  debian-live-10.8.0-amd64-xfce.iso

→ライブUSB で立ち上げて、インストールする流れは、UbuntuKubuntu のインストールのやり方と同じで、 インストール画面も同じです。ネットワークインストールと違い、ドメイン名は聞いてきません。

-

UEFI 立ち上げのPC でインストールする場合の、ストレージの設定:

fat32 でフォーマットしたUSB メモリをインストール先にする場合、

パーティションを消去」を選んでやれば、自動的に「EFI パーティション」を含んだ形式にしてくれます。

sdc1: fat32 300MiB (/boot/efi)  ←EFI パーティション(boot、esp フラグをオン)
sdc2: ext4 残りすべて ( / )

EFI パーティションは、200 MiB 以上なので、300MiB もあればOK です。

-

参考: もし、install-grub で失敗したときに使える、GRUB の修復ツールの「boot-repair」について

「boot-repair」は、インストールしたライブUSB で立ち上げた状態で、修復ツールのリポジトリを登録してインストールすることで使えるようになります:

$ sudo add-apt-repository ppa:yannubuntu/boot-repair
$ sudo apt install boot-repair

add-apt-repository が使えないとき:

$ sudo apt-get install software-properties-common
$ sudo add-apt-repository ppa:yannubuntu/boot-repair
$ sudo apt install boot-repair

メニューから、「boot-repair」を起動

「高度なオプション」を選択して、「位置」タブで、立ち上げOS と、EFI パーティションの位置を選んであげます。

Linux MintUbuntuKubuntu 等では使えましたが、Debian ではインストールできませんでした。 リポジトリを登録してもセキュリティではじかれます。ソースからビルドして使えるかは試していません。

たぶん、専用のライブUSB を作成する、下記を使うやり方が無難。

-

Boot-Repair-Disk の ISO の入手

最新のISO イメージ:

boot-repair-disk-64bit.iso 2020-06-13 922.7 MB

-

参考: Ubuntu がインストールされた、BIOS 立ち上げのUSB メモリを、UEFI 立ち上げできるように修正できるかにトライ:

1. 事前準備として、Kubuntu で、そのUSB メモリの後ろに「KDE パーティション」ツールで空きを作り、EFI パーティション(512MiB) を作成。(EFI パーティションは後方でもいけるはず?)←300MiB を指定したら、512MiB になりました。

2. 「gparted」でEFI パーティションのフラグ操作(boot、esp フラグをオン)を実施。

3. Boot-Repair-Disk の ライブUSB メモリで立ち上げ

4. 手動の拡張モードで復旧をかけます。「位置」タブで「/dev/sdc」にあるEFI パーティションを指定。

Debian のUSB メモリの復旧に使えるかは未確認。(/efi/boot 内で使われるモジュールはUbuntu の立ち上げに使える代替えのモジュールが使われます。)

-

-----------------------------

(a) 「ネットインストール」をする場合の流れ:

-

1. 今回は「ネットインストール」をダウンロード:

debian-10.8.0-amd64-netinst.iso 2021-02-06 336M

をクリック→「ファイルを保存する」

-

2. チェックサム の確認:

$ cd ~/ダウンロード/

$ sha256sum debian-10.8.0-amd64-netinst.iso
396553f005ad9f86a51e246b1540c60cef676f9c71b95e22b753faef59f89bee  debian-10.8.0-amd64-netinst.iso

-

3.ライブUSB メモリを作成

-

4. Debian 10.8.0 のネットインストール USB メモリで立ち上げ:

  • 以降は「Debian 10.6.0 」のときの画面なので、変更になっているかもしれません。

-

BIOS 立ち上げの場合:

Debian GNU/Linux installer menu (BIOS mode)
---------------------------------------------------------------

Graphical install
Install
Advanced options                                    >
Accessible dark contrast installer menu  >
Help
Install with speech synthesis

→「Graphical install」を選んで「Enter」キー

-

立ち上げでエラー:
  • ライブUSB メモリに指定されているデフォルトの解像度は、自分のPC では使えませんでした。
Undefined video mode number : 314
Press <ENTER> to see Video modes available, <SPACE> to continue, or wait 30 sec.

→「Enter」キーを押すと、使える解像度の候補が表示されます:

Mode:   Resolution:     Type:
0  F00   80x25           VGA
1  F01   80x50           VGA
2  F02   80x43           VGA
3  F03   80x28           VGA
4  F05   80x30           VGA
5  F06   80x34           VGA
6  F07   80x60           VGA
7  340   1024x768x16     VESA
Enter a video mode or "scan" to  scan for additional mode:

→scan「Enter」キー

再度スキャンしましたが、同じ画面が表示されました。

-

→340「Enter」キー

または、

→7「Enter」キー

-

5. Debian 10.8.0 のインストーラ画面が表示:

-

6. インストール先にしたいUSB メモリを挿入

-

7. インストーラでの設定

-

Select a language

Japanese - 日本語

→「Continue」

インストーラが日本語表示に変わりました。

-

場所の選択:

日本

→「続ける」

-

キーボードの設定:

日本語

→「続ける」

-

CD-ROM の検出とマウント:

CD からインストーラコンポーネントをロード

-

ネットワークハードウェアの検出:

「rtl_nic/rtl8168g-2.fw」のファームウェアが必要です。

インストールメディアからダウンロードしますか?

→いいえ(「はい」だと再度聞いてきました)

-

ネットワークの設定:

プライマリ ネットワークインターフェイス:

enp1s0: Realtek Semicon…   ←(有線LAN です)
wlp2S0: Qualcomm Atheros… (無線)

→上段の「有線LAN」を選択

→「続ける」

-

このシステムのホスト名を入力してください。

ホスト名: 任意(コンピュータ名です。コマンドプロンプトに含まれるので短めに)

→「続ける」

-

ドメイン名: 任意(今回は、「localhost.localdomain」を入力。ネットワーク名です)

-

ユーザとパスワードのセットアップ:

root のパスワード:

→「sudo」を使いたいので何も入力しませんでした。

→「続ける」

-

新しいユーザの本名(フルネーム): 任意

→「続ける」

-

あなたのアカウントのユーザ名: 任意(ログイン画面で使います)

新しいユーザのパスワードを選んでください: 任意(ログイン画面で使います)

確認のため、再度パスワードを入力してください: 任意

→「続ける」

-

時間の設定:

-

ディスクのパーティショニング:

「手動」を選んで、

→「続ける」

-

scsi4(0,0,0)(sdc) - 31.1 GB Sony storage Media  ←(メーカー名とサイズに注目)
  >1. 基本31.1 GB

「>1. 基本31.1 GB」を選んで、

→「続ける」

-

パーティションの削除」を選んで、

→「続ける」

-

「>1. 基/論 31.1 GB 空き領域」を選んで、

→「続ける」

-

「新しいパーティションの作成」を選んで、

→「続ける」

-

新しいパーティションのサイズ: 31.1 GB (入力せずにそのまま。すべて使用)

→「続ける」

-

「基本パーティション

→「続ける」

-

パーティション設定:
利用方法: ext4 ジャーナリングファイルシステム

マウントポイント: /
マウントオプション: defaultfs
ラベル: なし          ←(ラベル名: Debian に変更)
予約ブロック: 5%
典型的な利用方法: 標準
起動フラグ: オフ        ←(オン に変更)
  • ラベル: なし →「Debian」に変更 →「続ける」(他のシステムにマウントしたときにわかりやすいです)

  • 起動フラグ: オフ →選択すると「オン」に変更されます(USB メモリからの立ち上げに必要)

-

パーティションのセットアップを完了」を選んで、

→「続ける」

-

「> 1. 基本 31.1 GB B f ext4 /」を確認

「パーティショニングの終了とディスクへの変更の書き込み」を選んで、

→「続ける」

-

「パーティショニングメニューに戻りますか?」

はい→「いいえ」を選んで、

→「続ける」

-

「ディスクに変更を書き込みますか?」(sdc を確認)

いいえ→「はい」を選んで、

→「続ける」

-

ベースシステムのインストール:

→少し時間がかかります。

-

パッケージマネージャの設定:

Debian アーカイブミラーの国:

日本      ←(デフォルト)

→「続ける」

-

Debian アーカイブミラー:

deb.debian.org      ←(デフォルト)

→「続ける」

-

HTTP プロキシの情報(なければ空):

空     ←(デフォルト)

→「続ける」

-

popularity-contest を設定しています

debian パッケージ利用調査に参加しますか?

いいえ     ←(デフォルト)

→「続ける」

-

ソフトウェアの選択

debian デスクトップ環境    ←(チェックあり)
… GNOME
… Xfce          ←(追加でチェックしました)
… KDE Plasma
… Cinnamon
… LXDE
… LXQt
Web サーバ
プリンタサーバ        ←(チェックあり)
SSH サーバ
標準システムユーティリティ  ←(チェックあり)

→3つにチェックが入っています。

「… Xfce」にもチェックして、

→「続ける」

-

バーグラフが伸びていきます。

「ファイルを習得しています xxx / 1292」

「xxx を展開しています」

「xxx をインストールしています」

それらの繰り返しを表示。

-

ハードディスクへのGRUB ブートローダのインストール

マスターブートレコードGRUB ブートローダをインストールしますか?」

はい

→「続ける」

-

ブートローダをインストールするデバイス:

バイスを手動で入力

/dev/sda
/dev/sdb
/dev/sdc (usb-Sony_storage_Media_2C…)

→「/dev/sdc」を選んで、

→「続ける」

GRUB ブートローダをインストールしています」表示。

-

「インストール完了」表示

「インストールメディアが取り除かれていることを確認してください」表示

→インストール元のUSB メモリだけを抜き、

→「続ける」

再起動されました。

-

  • ネットインストールの利点は、インストールメディアが小さくて済むことと、ひとつで多くの種類からデスクトップを入れられることです。難点は、インストール途中の質問が多いので、放ったらかしにできません。

-


「ログイン」画面

ユーザ名とパスワード入力

-

「パネルの初期設定」画面
ようこそ Xfce へ。初めてパネルが起動されました。
最初の起動時にどのセットアップを使うか選択してください。

「デフォルト設定を使用する」「空のパネルにする」

→「デフォルト設定を使用する」をクリック

ちなみに、「空のパネルにする」を選ぶと、パネルのスキルがないとお手上げになります。 パネルを変更する予定でも、すでにあるパネルを修正した方が楽です。

-

デスクトップ画面

→いつものXfce のデスクトップ画面です。画面右下に「uim」のアイコンがあります。 画面下のドックランチャーもパネルです。設定で見た目が違うだけです。設定では上が「パネル 1」で下が「パネル 2」です。

-

上部パネルの右端の「ユーザ名」ボタンをクリック

→ログアウト

-

「ログアウト」ダイアログにて、「次回ログインのためセッションを保存する」にチェックがあることを確認

「再起動」をクリック

  • 一度、パネル設定を保存させます。

-


ログイン画面

-

デスクトップ画面

(ここで、Debian のインストールは完了と言えます)

-

インストーラの中で撮ったスクリーンショットを使いやすいようにコピー:
  • Debianインストーラの良い点は、インストール途中の重要な設定画面のスクリーンショットが撮れるボタンがあること。どのような設定をしたかをインストール先のメディアに保存してもらえます。
$ cd /var/log/installer/

$ ls -1
Xorg.0.log
cdebconf
hardware-summary
lsb-release
partman
status
syslog
tasksel_first_0.png
tasksel_first_1.png

$ sudo cp /var/log/installer/*.png ~/画像/
$ cd ~/画像/
$ ls -l
-rw------- 1 root root  49519 12月  3 00:48 tasksel_first_0.png
-rw------- 1 root root  49612 12月  3 00:48 tasksel_first_1.png

$ sudo chown ubn:ubn tasksel_first_*.png
$ sudo chmod 644 tasksel_first_*.png
$ ls -l
-rw-r--r-- 1 ubn ubn  49519 12月  3 00:48 tasksel_first_0.png
-rw-r--r-- 1 ubn ubn  49612 12月  3 00:48 tasksel_first_1.png

→ここで「ubn」はユーザ名でroot のままだと使いづらいので変更しました。使うときは自分のユーザ名に変更してください。ホームにある他のファイルを「ls -l」で見ればわかります。

-

インストールメディアについての情報:
$ cat /var/log/installer/lsb-release
DISTRIB_ID=Debian
DISTRIB_DESCRIPTION="Debian GNU/Linux installer"
DISTRIB_RELEASE="10 (buster) - installer build 20190702+deb10u6"
X_INSTALLATION_MEDIUM=cdrom

-

-----------------------------

8. インストール直後のシステムの確認:

$ uname -r
4.19.0-12-amd64

$ uname -a
Linux ubn-box 4.19.0-12-amd64 #1 SMP Debian 4.19.152-1 (2020-10-18) x86_64 GNU/Linux

$ cat /etc/os-release
PRETTY_NAME="Debian GNU/Linux 10 (buster)"
NAME="Debian GNU/Linux"
VERSION_ID="10"
VERSION="10 (buster)"
VERSION_CODENAME=buster
ID=debian
HOME_URL="https://www.debian.org/"
SUPPORT_URL="https://www.debian.org/support"
BUG_REPORT_URL="https://bugs.debian.org/"

$ cat /etc/debian_version
10.6

-


9. システム更新:

$ sudo apt update
[sudo] USER_NAME のパスワード:
ヒット:1 http://security.debian.org/debian-security buster/updates InRelease
ヒット:2 http://deb.debian.org/debian buster InRelease
ヒット:3 http://deb.debian.org/debian buster-updates InRelease
パッケージリストを読み込んでいます... 完了
依存関係ツリーを作成しています
状態情報を読み取っています... 完了
パッケージはすべて最新です。

$ sudo apt upgrade
パッケージリストを読み込んでいます... 完了
依存関係ツリーを作成しています
状態情報を読み取っています... 完了
アップグレードパッケージを検出しています... 完了
アップグレード: 0 個、新規インストール: 0 個、削除: 0 個、保留: 0 個。

-


10. 日本語入力の設定:

  • デスクトップ画面の右下に「uim-mozc」のIMパネルが表示されています。

IMパネルが閉じているときは「水色の扇型」のアイコンです。

「半角/全角」キーを押すと、日本語入力ができました。

$ apt search mozc | grep インストール済み
:
mozc-data/stable,now 2.23.2815.102+dfsg-4 all [インストール済み、自動]
mozc-server/stable,now 2.23.2815.102+dfsg-4 amd64 [インストール済み、自動]
mozc-utils-gui/stable,now 2.23.2815.102+dfsg-4 amd64 [インストール済み、自動]
uim-mozc/stable,now 2.23.2815.102+dfsg-4 amd64 [インストール済み、自動]

→「uim-mozc」がインストールされています。Debian だとuim のことが多いみたい。

-

もし、「fcitx-mozc」を使いたいときはこちら :

-

uim の確認:

$ apt search uim | grep インストール済み
:
libgcroots0/stable,now 0.9.0-1 amd64 [インストール済み、自動]
libuim-custom2/stable,now 1:1.8.8-4+deb10u3 amd64 [インストール済み、自動]
libuim-data/stable,now 1:1.8.8-4+deb10u3 all [インストール済み、自動]
libuim-scm0/stable,now 1:1.8.8-4+deb10u3 amd64 [インストール済み、自動]
libuim8/stable,now 1:1.8.8-4+deb10u3 amd64 [インストール済み、自動]
uim/stable,now 1:1.8.8-4+deb10u3 amd64 [インストール済み、自動]
uim-anthy/stable,now 1:1.8.8-4+deb10u3 all [インストール済み、自動]
uim-data/stable,now 1:1.8.8-4+deb10u3 all [インストール済み、自動]
uim-fep/stable,now 1:1.8.8-4+deb10u3 amd64 [インストール済み、自動]
uim-gtk2.0/stable,now 1:1.8.8-4+deb10u3 amd64 [インストール済み、自動]
uim-gtk2.0-immodule/stable,now 1:1.8.8-4+deb10u3 amd64 [インストール済み、自動]
uim-gtk3/stable,now 1:1.8.8-4+deb10u3 amd64 [インストール済み、自動]
uim-gtk3-immodule/stable,now 1:1.8.8-4+deb10u3 amd64 [インストール済み、自動]
uim-mozc/stable,now 2.23.2815.102+dfsg-4 amd64 [インストール済み、自動]
uim-plugins/stable,now 1:1.8.8-4+deb10u3 amd64 [インストール済み、自動]
uim-qt5/stable,now 1:1.8.8-4+deb10u3 amd64 [インストール済み、自動]
uim-qt5-immodule/stable,now 1:1.8.8-4+deb10u3 amd64 [インストール済み、自動]
uim-xim/stable,now 1:1.8.8-4+deb10u3 amd64 [インストール済み、自動]

→「uim-anthy」も一緒にインストールされています。

-

uim-anthy」を削除:

  • 個人的には使わないし、設定の邪魔なので削除しました。
$ sudo apt remove uim-anthy
:
以下のパッケージは「削除」されます:
  uim-anthy

-

uim」の設定

パネルにキーボードアイコンが表示されていないとき:

$ im-config

→「uim」を選択

-

uim-mozc」のカスタマイズ

  • 日本語オン/オフを「半角/全角」キーのトグルだけでなく、別々のキーにも割当てました。

IMパネルの一番右にある白いアイコンの「設定」(uim-pref-gtk3) を左クリック

参考: オレンジの歯車アイコン(MozcTool selector) をクリックして、自動吸着されてしまうときは、移動モードになっています。画面の右端にぴったりくっつけてやると、解除できます。

-

「全体設定」タブ

「使用可能にする入力方式: "Mozc"」を確認

→「uim-anthy」が削除されていないと、"anthy" も表示されます。

-

ツールバー」タブ

「アイコン」

「濃色背景向けアイコンを使用する」にチェック

-

「全体キー設定1」タブ

-

「[全体]オン: "zenkaku-hankaku", "space"」の右の「編集…」をクリック

→「取得…」→「ひらがな」キーを押します→「+追加」

→「[全体]オン: "zenkaku-hankaku", "space", "hiragana-katakana"」と表示されました。

-

「[全体]オフ: "zenkaku-hankaku", "space"」の右の「編集…」をクリック

→「取得…」→「無変換」キーを押します→「+追加」

→「[全体]オフ: "zenkaku-hankaku", "space", "Muhenkan"」と表示されました。

-

「Mozc」タブ

「有効にするボタン: "入力モード", "かな入力方式", "Mozc tool"」の右の「編集…」をクリック

→「かな入力方式」を選んで、右矢印で無効にします。

→「有効にするボタン: "入力モード", "Mozc tool"」と表示されました。

-

「標準の入力モード: 直接入力」→右の下矢印で、「ひらがな」に変更

→「標準の入力モード: ひらがな」と表示されました。

-

「入力モードのメニュー項目: "直接入力", "ひらがな", …」の右の「編集…」をクリック

→「直接入力」と「半角カタカナ」を選んで、右矢印で無効にします。

→「入力モードのメニュー項目: "ひらがな", "カタカナ", "半角英数", "全角英数"」と表示されました。

-

すべての設定が終わったら「適用」→「OK」

-


11. 参考: パネルをカスタマイズする前に、Xfce の新しいセッションを作ります

  • インストール直後の「Default」セッションをそのまま保存、カスタマイズは別のセッションを新しく作りました。

-

アプリケーション →「設定」→「セッションと起動」

「一般」タブ

「ログイン時にセッションを選択する」にチェック

「ログアウト時に自動的にセッションを保存する」にチェック

「ログイン時に確認する」にチェック

→「閉じる」

-

ログアウト→ログイン

-

「セッション選択」画面が表示:
Default
最終アクセス日時: Web Dec 2 07:00:57 2020

「ログアウト」「新規セッション」

→「新規セッション」をクリック

新規セッション名を選択してください: 「Xfce 2」(任意)

→「OK」

-

デスクトップ画面表示

ログアウト

  • 一度、パネル設定を保存させます。

-

ログインにて、「セッション選択」画面が表示:
Default
最終アクセス日時: Web Dec 2 07:00:57 2020

Xfce 2
最終アクセス日時: Web Dec 2 07:05:53 2020

→「Xfce 2」をダブルクリック

-

参考: 追加したセッション名は、

「~/.config/xfce4/xfconf/xfce-perchannel-xml/xfce4-session.xml」の17 行目に、

    <property name="SessionName" type="string" value="Xfce 2"/>

という定義がありました。セッションがどのように保存されるかは不明だけど、 セッションごとに保存されてはいないみたい。なので、緊急時の保存としては役には立たないかも。

-

参考: パネルの定義は、

「~/.config/xfce4/xfconf/xfce-perchannel-xml/xfce4-panel.xml」で、

アイテムの実体は、下記の .desktop ファイルのようです。

$ ls -1 ~/.config/xfce4/panel/
datetime-23.rc
launcher-1
launcher-17
launcher-18
launcher-19
launcher-20
launcher-21
whiskermenu-16.rc

-

デスクトップ画面表示

アプリケーション →「設定」→「セッションと起動」

「一般」タブ

「ログイン時にセッションを選択する」のチェックを外します

→「閉じる」

-

ログアウト

-

ログインにて、「セッション選択」画面は表示されません。

-

デスクトップ画面表示

-


12. デスクトップのアイコンの設定

デスクトップの空きで右クリック→「デスクトップの設定」→「デスクトップ」画面

「アイコン」タブ

デフォルトアイコン:

「ホーム」だけにチェック

→「閉じる」

-


13. Xfce のパネルを「パネル 1」ひとつにしました

-

画面の上にあるパネルの空きで右クリック→パネル→パネルの設定

「パネル 1」を選んでおきます。

「表示」タブ

大きさ

行サイズ: 30 →「32」に変更(クリックして右矢印キーを使うと楽です)

-

「アイテム」タブ

アプリケーションメニュー      →「Whisker Menu」に変更
セパレーター             ←「拡張する」にチェックなし
ランチャー(firefox ESR ブラウザ)
ランチャー(ファイルマネージャ)←アイコンに注意。「参照」の方です
ランチャー(xfce4-terminal 端末)
ランチャー(mousepad テキストエディタ)
ランチャー(featherpad テキストエディタ)
ランチャー(スクリーンショット)
ウィンドウボタン
セパレーター             ←「拡張する」にチェック
ワークスペーススイッチャー(ワークスペースの数 2)
通知エリア
PulseAudio プラグイン(スピーカー)
時計                 →「DateTime」に変更
アクションボタン

→「アプリケーションメニュー」は「Whisker Menu」の設定が終わるまでは残しておき、最後に削除しました。

-

パネルの「Whisker Menu」の設定を変更:

「Whisker Menu」(水色のネズミ)のアイコンを右クリック→プロパティ→

「外観」タブ

(水色のネズミ)のアイコンをクリック

→「preferences-desktop-locale」を選んで「OK」→アイコンが変わりました

-

「アプリケーションの説明を表示する」のチェックを外しました。

アイテムのアイコンサイズ: 少し小さい →「小さい」に変更

カテゴリのアイコンサイズ: 小さい

-

「振る舞い」タブ

「カテゴリを左に表示する」にチェック

-

「コマンド」タブ

「再起動」にチェック

「シャットダウン」にチェック

→「閉じる」

-

パネルの右端の「ユーザ名」ボタンの設定を変更:

  • 「シャットダウン」、「再起動」、「ログアウト」を別々の項目に分けました。

-

パネルの右端の「アクションボタン」を右クリック→プロパティ

アクション

サスペンド」のチェックを外しました

「シャットダウン」にチェック

「再起動」にチェック

「ログアウト…」のチェックを外しました

「ログアウト」にチェック

→「閉じる」

-

パネルの時計に曜日を表示:

  • デスクトップのテーマにダークを使うと、パネルの時計が見えなくなるので、 「時計」の代わりにアイテムの「Datetime」を入れてます。

-

画面右下のパネルの「時計」を右クリック →プロパティ →「Datetime」画面

レイアウト

フォーマット: 日付の後に時刻

日付
フォーマット: 1999-12-31

時間
フォーマット: 23:59 →「カスタム…」に変更

その下の「%H:%M」→「%a %R」に変更

→「不正なフォーマット」と表示されますが、無視。

→「閉じる」

表示:

2020-12-02
 水 08:01

-

ログアウト→ログイン

-

「パネル 1」の動作を確認してから、「パネル 2」を削除

-

画面の上にあるパネルの空きで右クリック→パネル→パネルの設定

「パネル 2」を選んで、「ー」をクリック →「削除」

→「閉じる」

-


14. 「パネル 1」を画面下に移動

画面の上にあるパネルの空きで右クリック→パネル→パネルの設定

「パネル 1」を選んでおきます。

-

「表示」タブ

「パネルをロックする」のチェックを外します

パネルの右端に帯が表示されるので、そこをつかんで、画面下に移動します。

「パネルをロックする」にチェック

→「閉じる」

-

ログアウト→ログイン

-


15. デスクトップをダーク系に変更:

アプリケーション →メニュー上部の「設定マネージャ」ボタン→「設定マネージャ」画面

「外観」→「スタイル」タブ

Xfce →一番上の「Adwaita-dark」をクリック→一瞬にして、デスクトップが暗いテーマに変更されました。

暗すぎと感じるときは「Xfce-dusk」でも良いかも。

-

→「閉じる」

-


16. ファイルマネージャにて、自動マウント(gvfs)を有効にします

ファイルマネージャ(thunar) を起動→編集→設定→「詳細」タブ

「ボリューム管理を有効にする」にチェックがあることを確認

依存関係不足:
gvfs が有効になっていないようです。

→「gvfs」パッケージが入っているか確認:

$ apt list gvfs*
:
gvfs-backends/stable 1.38.1-5 amd64
gvfs-bin/stable 1.38.1-5 amd64
gvfs-common/stable,now 1.38.1-5 all [インストール済み、自動]
gvfs-daemons/stable,now 1.38.1-5 amd64 [インストール済み、自動]
gvfs-fuse/stable 1.38.1-5 amd64
gvfs-libs/stable,now 1.38.1-5 amd64 [インストール済み、自動]
gvfs/stable,now 1.38.1-5 amd64 [インストール済み、自動]

→入っていました。変ですね。ゴミ箱の処理もできているので、問題はないみたい。

設定が漏れているのかもしれません。

「リムーバブルドライブ、デバイスおよびメディアの管理を「設定」(リンク)します。」 の中にあるリンクの「設定」をクリック

-

「リムーバブルドライブとメディア」の設定画面が表示

「ストレージ」タブ

リムーバブルストレージ

→すべての項目にチェックが入っていませんでした。

-

「リムーバブルドライブがホットプラグされたらマウントする」にチェック

「リムーバブルメディアが挿入されたらマウントする」にチェック

「リムーバブルメディアが挿入されたら参照する」にチェック

→「閉じる」

ログアウト→ログイン

-

USB メモリ(fat32)を挿入して、自動マウントされるか確認。

→20秒ほどすると自動マウントしたメッセージが表示されました。

-


17. ファイルマネージャにて、表示されるファイルの日付の書式を変更:

ファイルマネージャ(thunar) を起動→編集→設定

「表示」タブ→日付

形式: 今日 →「2020-12-03 15:57:19」に変更

-


18. ショートカットキーにウィンドウ画面のタイル動作を設定:

  • ウィンドウのタイトルバーをマウスでつかんで、上下左右、および 4隅にぶつけることで、タイル表示ができます。

Cinnamon 並みに8パターンありました。ゆっくりぶつけると、ワークスペースの移動になります。

操作を楽にするために、ショートカットキーを登録しました。

-

よく使う「ウィンドウの並び」がしやすくなるように設定:

メニュー →Setting →「ウィンドウマネージャー」→「キーボード」タブ

-

(1/2 画面で、左/右)
  • 「ウィンドウを画面左にタイル表示」を選んで、「編集」 Window + 「←」 => Super + Left

  • 「ウィンドウを画面右にタイル表示」を選んで、「編集」 Window + 「→」  => Super + Right

-

(1/4 画面で、右の上/下)
  • 「ウィンドウを画面右上にタイル表示」を選んで、「編集」 Window + 「↑」 => Super + Up

  • 「ウィンドウを画面右下にタイル表示」を選んで、「編集」 Window + 「↓」  => Super + Down

→「閉じる」

-

→例えば、

firefox」ブラウザと「mousepad」は、ウィンドウサイズと位置を記憶しています。 「firefox」ブラウザが1/2 画面で左、「mousepad」は1/4 画面で右の上、としておいて、

「端末」を起動していて邪魔になったら、Window + 「↓」とすれば、「端末」が1/4 画面で、右下に自動的に置かれます。

-


19. よく使うアプリのインストール

-

「synaptic」のインストール:

あると便利なアプリです。すでにインストールされていました。

もし、インストールされていない場合:

$ sudo apt update
$ sudo apt install synaptic

設定→リポジトリ→表示される画面が昔の方式です。 というか「software-properties-gtk」がインストールされていないので、リポジトリ操作がしづらいかも。

-

「Software & Update」のインストール:
$ sudo apt install software-properties-gtk
:
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  python3-distro-info python3-software-properties software-properties-common
  software-properties-gtk unattended-upgrades

→「Software & Update」がメニューに登録されました。

「synaptic」の設定→リポジトリ→「Software & Update」が起動されるようになりました。

-


参考: 「pluma」のインストール:

gedit 互換のテキストエディタです。タイトルバー周りが違いますが、日付の設定のしかたも同じです。

テキストエディタを2つ入れておくと、ファイルを2つ開いての作業がやりやすくなります。

$ sudo apt update
$ sudo apt install pluma
:
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  gir1.2-peas-1.0 gir1.2-pluma-1.0 libpeas-1.0-0 libpeas-1.0-python2loader
  libpeas-common mate-desktop-common pluma pluma-common

-

「pluma」のテーマの変更:

編集 →設定 →「フォントと色」タブ

色のスキーム: 「Oblivion」に変更。

-

「日付/時刻の挿入」の書式の設定:

編集 →設定 →「プラグイン」タブ

「日付/時刻の挿入」をクリック→設定

「その他」にチェック

%Y-%m-%d %H:%M

→「閉じる」→「閉じる」

-

「日付/時刻の挿入」を使うには:

編集 →「日付/時刻の挿入」

2020-12-03 02:04

-


「FeatherPad」のインストール:

$ sudo apt install featherpad

$ featherpad --version
FeatherPad 0.9.4

→Lubuntu の標準エディタで、Qt アプリです。日本語化に参加した頃のバージョンです。 以前はプルリクエストでの翻訳でしたが、バージョン1.2 (?) 以降からは管理が分離され、翻訳サイトで翻訳するようになっています。

このアプリの利点は、軽いこと、ファイル履歴が記憶されること、Markdown ファイルのハイライトが見やすいこと、です。

-

「FeatherPad」を使いやすく設定:

メニューバー→オプション→「設定」→「テキスト」タブ

「常に行番号を表示」にチェック

「空白マークを表示」にチェック

「暗い色のスキームを使う」にチェック

背景色の値: 50

日付と時刻の形式: yyyy-MM-dd hh:mm

→「閉じる」

一旦、アプリを閉じて、アプリを起動。

-

メニューバー→オプション→「フォント」

フォント: Monospace

フォントスタイル: 標準

サイズ: 9 →「11」に変更

→「OK」

-

なぜか、uim の設定が効いていません。日本語の候補窓が入力域の直下に表示されます。ただし、候補窓が3行と小さいからかあまり影響が出ません。

-

「FeatherPad」を開いたときに編集していたファイルを開きます:

メニューバー→オプション→「設定」→「ファイル」タブ

「最後のウィンドウのファイルから開始」にチェック

→ファイルの編集を終えたら、上書き保存して、タブを閉じずにウィンドウを閉じます。すると、次の起動のときに、すぐにそのファイルの編集を始められます。

Geany や Notepadqq にある便利な機能です。

-

ヘルプを Ctrl+H で呼び出せる青色タブの「書き込み保護された備忘録」として使う:

ヘルプファイルは html でなく「テキストファイル」なので、管理者で編集すればユーザが参照目的で利用できます。これは開発者がデバッグに使うための機能だったみたい。

注意点はアプリの更新があると、上書きされて消えてしまう可能性があるので、大事なメモは別のファイルとしても退避しておくこと。および、管理者だと日本語入力できないので、日本語のときは貼り付けて編集すること。

$ sudo mousepad /usr/share/featherpad/help_ja_JP

↓ ファイルの先頭部分に、備忘録のデータを追記:

---
## 個人的な備忘録

Ctrl+Alt+K     Konsole の起動

-

-

履歴ファイルの更新ができなくなったとき:
  • 設定ファイルを削除すると復旧できます

日付フォーマットとファイル履歴ぐらいは退避:

$ cat ~/.config/featherpad/fp.conf
:
dateFormat=yyyy-MM-dd hh:mm
:
noWrap=false
recentFiles=/home/ubn/\x30c9\x30ad\x30e5\x30e1\x30f3\x30c8/2020-12-02-debian-memo.md, /home/ubn/\x30c9\x30ad\x30e5\x30e1\x30f3\x30c8/old-debian-memo.md, /home/ubn/\x30c9\x30ad\x30e5\x30e1\x30f3\x30c8/\x30c6\x30ad\x30b9\x30c8
recentFilesNumber=10

設定ファイルの削除:

$ rm ~/.config/featherpad/fp.conf

featherpad を再起動

→エディタの設定はやり直し。どれでもいいのでファイルに改行でも入れて保存。

featherpad を閉じます

ファイルの履歴を戻します:

$ mousepad ~/.config/featherpad/fp.conf

-


「disks」アプリのインストール:

$ sudo apt update

$ sudo apt install gnome-disk-utility
:
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  cracklib-runtime gnome-disk-utility libcrack2 libpwquality-common
  libpwquality1

-


「gparted」アプリのインストール:

$ sudo apt update
$ sudo apt install gparted
:
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  gparted libgtkmm-2.4-1v5

-


「kolourpaint」のインストール

$ sudo apt update
$ sudo apt install kolourpaint
:
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  keditbookmarks kio kolourpaint kwayland-data kwayland-integration
  libaribb24-0 libbasicusageenvironment1 libcddb2 libdbusmenu-qt5-2
  libdvbpsi10 libebml4v5 libfam0 libgles2 libgroupsock8 libhfstospell10
  libixml10 libkf5archive5 libkf5attica5 libkf5auth-data libkf5auth5
  libkf5bookmarks-data libkf5bookmarks5 libkf5codecs-data libkf5codecs5
  libkf5completion-data libkf5completion5 libkf5config-bin libkf5config-data
  libkf5configcore5 libkf5configgui5 libkf5configwidgets-data
  libkf5configwidgets5 libkf5coreaddons-data libkf5coreaddons5 libkf5crash5
  libkf5dbusaddons-bin libkf5dbusaddons-data libkf5dbusaddons5 libkf5doctools5
  libkf5globalaccel-bin libkf5globalaccel-data libkf5globalaccel5
  libkf5globalaccelprivate5 libkf5guiaddons5 libkf5i18n-data libkf5i18n5
  libkf5iconthemes-bin libkf5iconthemes-data libkf5iconthemes5 libkf5idletime5
  libkf5itemviews-data libkf5itemviews5 libkf5jobwidgets-data
  libkf5jobwidgets5 libkf5kdelibs4support-data libkf5kdelibs4support5
  libkf5kdelibs4support5-bin libkf5kiocore5 libkf5kiofilewidgets5
  libkf5kiogui5 libkf5kiontlm5 libkf5kiowidgets5 libkf5notifications-data
  libkf5notifications5 libkf5parts-data libkf5parts-plugins libkf5parts5
  libkf5sane-data libkf5sane5 libkf5service-bin libkf5service-data
  libkf5service5 libkf5solid5 libkf5solid5-data libkf5sonnet5-data
  libkf5sonnetcore5 libkf5sonnetui5 libkf5textwidgets-data libkf5textwidgets5
  libkf5wallet-bin libkf5wallet-data libkf5wallet5 libkf5waylandclient5
  libkf5widgetsaddons-data libkf5widgetsaddons5 libkf5windowsystem-data
  libkf5windowsystem5 libkf5xmlgui-bin libkf5xmlgui-data libkf5xmlgui5
  libkwalletbackend5-5 liblirc-client0 liblivemedia64 liblua5.2-0 libmad0
  libmatroska6v5 libmtp-common libmtp-runtime libmtp9 libnfs12
  libopenmpt-modplug1 libphonon4qt5-4 libplacebo7 libpolkit-qt5-1-1
  libprotobuf-lite17 libproxy-tools libqt5printsupport5 libqt5qml5
  libqt5quick5 libqt5script5 libqt5test5 libqt5texttospeech5
  libqt5waylandclient5 libqt5waylandcompositor5 libqt5xml5
  libresid-builder0c2a libsdl-image1.2 libsidplay2 libspatialaudio0 libupnp13
  libusageenvironment3 libva-wayland2 libvlc-bin libvlc5 libvlccore9
  libvoikko1 libxcb-xv0 media-player-info phonon4qt5 phonon4qt5-backend-vlc
  qtwayland5 sonnet-plugins vlc-data vlc-plugin-base vlc-plugin-video-output

-


「qpdfview」のインストール

$ sudo apt update
$ sudo apt install qpdfview
:
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  libpoppler-qt5-1 libqt5concurrent5 libqt5sql5 libqt5sql5-sqlite libsynctex2
  qpdfview qpdfview-djvu-plugin qpdfview-ps-plugin qpdfview-translations

-


「qpdfview」の日本語化

Qt アプリ。メニューは日本語化されていません。 メニューは日本語化したほうが使いやすいです。

もし、すでに他のディストリビューションで日本語化しており、 「qpdfview_ja.qm」があるなら、項番6 からの手順になります。

-

1. 翻訳ツールのインストール:
$ which lrelease
/usr/bin/lrelease

$ lrelease --help
lrelease: could not exec '/usr/lib/x86_64-linux-gnu/qt4/bin/lrelease': No such file or directory

$ sudo apt install qttools5-dev-tools
:
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  libclang1-7 libqt5designer5 libqt5designercomponents5 libqt5quickwidgets5
  qdoc-qt5 qt5-assistant qttools5-dev-tools

-

2. 確認:
$ which lrelease
/usr/bin/lrelease

$ ls -l /usr/bin/lrelease
lrwxrwxrwx 1 root root 9  5月  4  2019 /usr/bin/lrelease -> qtchooser

$ /usr/lib/x86_64-linux-gnu/qt5/bin/lrelease --help
Usage:
    lrelease [options] project-file
    lrelease [options] ts-files [-qm qm-file]

-

3. ソースのダウンロード:

Downloads 「qpdfview-0.4.18.tar.gz 」

ダウンロードしたファイルを右クリック→「ここで展開」→「qpdfview-0.4.18」フォルダが作成されます。

-

4. 好みの翻訳(言い回し)に編集:
$ cd ~/ダウンロード/qpdfview-0.4.18/translations/

$ mousepad qpdfview_ja.ts

→例えば、「しおり」→「ブックマーク」に置換など

-

5. コンパイル:
$ /usr/lib/x86_64-linux-gnu/qt5/bin/lrelease qpdfview_ja.ts

-

6. 配置:
$ cd ~/ダウンロード/qpdfview-0.4.18/translations/

$ sudo cp qpdfview_ja.qm /usr/share/qpdfview/qpdfview_ja.qm

-

7. 動作確認:

メニュー →オフィス →「qpdfview」

-

日本語化された画面:

-


オーディオプレイヤーの「audacious」をインストール:

$ sudo apt install audacious
:
提案パッケージ:
  sidplayfp
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  audacious audacious-plugins audacious-plugins-data libaudcore5 libaudgui5
  libaudtag3 libcdio-cdda2 libcue2 libsdl2-2.0-0 libsidplayfp4

確認:

$ audacious --version
Audacious 3.10.1 (Debian package)

「音楽」フォルダの曲を登録:

プレイリスト→インポート→「音楽」フォルダを選んで、「インポート」

-

ヘッドフォンかスピーカかは、パネルの「スピーカ」アイコンで切り替えます:

内部オーディオ: アナログステレオ

-

「オーディオ・ミキサー」クリック→「音量調整」画面

「出力装置」タブ

内部オーディオ アナログステレオ

ポート: アナログヘッドフォン(plugged in)←プラグがちゃんと差し込まれていれば表示

-


20. ファイアウォールのインストール

$ sudo apt install gufw
:
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  gufw ufw

-

ファイアウォールの開始:

アプリケーション →「設定」→「ファイアウォール設定ツール」→パスワード入力

「Status: 」ボタンをクリック→オンに変わります。

→盾がカラフルになればOK

-


21. ログイン画面の設定:

$ apt search lightdm | grep インストール済み
:
liblightdm-gobject-1-0/stable,now 1.26.0-4 amd64 [インストール済み、自動]
light-locker/stable,now 1.8.0-3 amd64 [インストール済み、自動]
lightdm/stable,now 1.26.0-4 amd64 [インストール済み、自動]
lightdm-gtk-greeter/stable,now 2.0.6-1 amd64 [インストール済み、自動]

→「lightDM」です。ログイン画面の設定ツール(lightdm-gtk-greeter-settings) は入っていません。

設定ツールを使わないで変更してみます。

背景ファイルのコピー先を固定すると、次回からはコピー元を変えるだけで背景が変えられます:

$ sudo cp ~/画像/壁紙/lbravo_dew.jpg /usr/share/backgrounds/xfce/O-backgrounds.jpg

ログイン画面の設定ファイルを変更:

$ sudo mousepad /etc/lightdm/lightdm-gtk-greeter.conf

ファイルの最後、つまり[greeter] の部分に下記を追記:

#
background = /usr/share/backgrounds/xfce/O-backgrounds.jpg
user-background = false
font-name = Cantarell Bold 12
xft-antialias = true
#icon-theme-name = Adapta-Papirus-Maia
screensaver-timeout = 49
#theme-name = Matcha-sea
cursor-theme-name = xcursor-breeze
show-clock = false
#default-user-image = #manjaro
xft-hintstyle = hintfull
position = 25%,center 57%,center
clock-format =  %x(%a) %H:%M
panel-position = top
indicators = ~host;~spacer;~clock;~spacer;~language;~session;~a11y;~power

ログアウト→ログイン

-


22. ディスプレイの輝度をショートカットキーで調整:

輝度調整ツールをインストール:

$ sudo apt install xbacklight
:
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  xbacklight

確認:

$ xbacklight -get

もしくは

$ xbacklight -dec 10

-

正常に動作する場合は、

ショートカットキーに登録:

設定→キーボード→「アプリケーションショートカットキー」タブ

-

ディスプレイの輝度を暗くします:

「+Add」

コマンド: xbacklight -dec 10 ショートカット: Shift+F6

-

ディスプレイの輝度を明るくします:

「+Add」

コマンド: xbacklight -inc 10 ショートカット: Shift+F7

-

上記のxbacklight コマンドでエラー表示するとき:

$ xbacklight -dec 10
No outputs have backlight property

Debian Bug report logs - #563277 と同じ不具合?みたい。

概要: xbacklight 1.1 は「BACKLIGHT」と呼ばれるxrandr プロパティを探しますが、一部の新しいビデオドライバー(radeonhd 1.3.0 など)では「Backlight」なので「No outputs have backlight property」となります。xbacklight 1.1.1 で解消したはず…。

$ apt list xbacklight
:
xbacklight/stable 1.2.1-1+b2 amd64

エンバグかな。設定できないし、画面がまぶしいので、直接値を変更しました。

-

確認:

$ ls /sys/class/backlight/
intel_backlight

$ ls /sys/class/backlight/intel_backlight/
actual_brightness  brightness  max_brightness  subsystem  uevent
bl_power           device      power           type

→これはノートPC の場合の表示。外付けモニタの場合はファイルが存在しないので、LCD 画面の調整だけができるみたい。

-

最大輝度を確認:

$ cat /sys/class/backlight/intel_backlight/max_brightness
937

-

現在の輝度の設定値を確認:

$ cat /sys/class/backlight/intel_backlight/brightness
937

→最大輝度です。 「brightness」ファイルに数値を書き込むと明るさを変更できますが、最大輝度よりも高い数値は設定できません。

-

ちょうどよい輝度に調整:

端末を再起動させて履歴を消してから、

$ sudo tee /sys/class/backlight/intel_backlight/brightness  <<< 937
937

$ sudo tee /sys/class/backlight/intel_backlight/brightness  <<< 300
300

→設定した値が表示されると同時に暗くなりました。% 指定ではなく実際の値にします。 1割、つまり100 ぐらいずつ値を減らすのが安全。

設定値は再起動しても保持されます。誤って画面真っ暗になっても戻せるように、最大輝度の設定を最初に行いました。 画面真っ黒でも、端末履歴の「↑」、「↑」、「Enter」キーで最大輝度に戻せます。

-


23. 参考: Chromium ブラウザをインストール:

Chromium は、Google Chrome のコミュニティサポート版です。

-

基本的な 2つ+広告ブロッカーをインストール:

$ sudo apt update
$ sudo apt install chromium chromium-l10n webext-ublock-origin-chromium
:
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  chromium chromium-common chromium-l10n chromium-sandbox libjsoncpp1
  libminizip1 libre2-5 webext-ublock-origin-chromium

確認:

$ which chromium
/usr/bin/chromium

$ chromium --version
Chromium 83.0.4103.116 built on Debian 10.4, running on Debian 10.7

→snap パッケージではありません。

-

→いつものごとく、keyling のエラーが出るので対処せずに、chromium はアンインストールしました。

-


24. Debian でゲーム

-

1. マインスイーパ:

$ sudo apt install kmines
:
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  docbook-xml docbook-xsl kdoctools5 khelpcenter kinit kmines
  kpackagelauncherqml kpackagetool5 libgrantlee-templates5
  libkf5declarative-data libkf5declarative5 libkf5js5 libkf5kdegames7
  libkf5khtml-bin libkf5khtml-data libkf5khtml5 libkf5kirigami2-5
  libkf5newstuff-data libkf5newstuff5 libkf5newstuffcore5 libkf5package-data
  libkf5package5 libqt5quickcontrols2-5 libqt5quicktemplates2-5
  libqt5quickwidgets5 libxml2-utils qml-module-org-kde-kirigami2
  qml-module-org-kde-newstuff qml-module-qtgraphicaleffects
  qml-module-qtqml-models2 qml-module-qtquick-controls2
  qml-module-qtquick-templates2 qml-module-qtquick-window2 qml-module-qtquick2
  sgml-data xml-core

→多くのパッケージがインストールされます。

-

実行時の画面:

→隣接する爆弾の数のヒントを頼りに、怪しいコマは右クリックしてマーク(旗)。 爆弾ではないと思ったコマは左クリックでめくって行きます。

-

2. ソリティアクロンダイク):

  • カードゲーム集
$ sudo apt install aisleriot
:
提案パッケージ:
  gnome-cards-data
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  aisleriot guile-2.2-libs libgc1c2 libyelp0 python3-distro yelp yelp-xsl

実行時の画面:

-

3. 上海 (KMahjongg):

  • 立体的に置かれたパイから同じパイを取っていくゲーム
$ sudo apt install kmahjongg
:
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  kmahjongg
  libkf5kmahjongglib5

→KMahjongg ライブラリも一緒にインストールされました。

-

実行時の画面:

-

4. 四川省 (Shisen-Sho):

  • 2コーナーまでに結ばれた同じパイを取っていくゲーム
$ sudo apt install kshisen
:
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  kshisen

→最初の起動にて、下記の注意勧告のメッセージ「Error Loading Tiles -- Shisen-Sho」が2回表示されます。

「An error occurred when loading the tileset. /usr/share/kmahjongglib/tilesets/default.desktop and the default tileset have been tried. Please install the KMahjongg library.」

和訳:

「タイルセットのロード中にエラーが発生しました。 /usr/share/kmahjongglib/tilesets/default.desktop とデフォルトのタイルセットが試されました。 KMahjonggライブラリをインストールしてください。」

→「libkf5kmahjongglib5」にて牌(パイ)と背景のデータをロードするみたい。「kmahjongg」を先にインストールしているので正常に動作します。

-

実行時の画面:

下のパイがなくなると上のパイが落ちてきます。 取る順番が問われますが、すべてのパイを取れるとは限りません。

-

5. 麻雀 (kajongg):

  • 英語音声付きの中国式の麻雀

メニューバーだけ日本語で、ほとんどが英語。ロボットの外国人の男女の声で「捨てたパイ名、ポン、チー、カン」を英語で発音します。あがりは「マージャン」と言います。おもしろいですね。ルールとか役は中国式なので戸惑います。

花パイがあり、点棒はなし(点数は帳簿に記入らしい)。流れたときテンパイしている必要はありません。8点しばり(8点以上の手でなければあがれない)で、リーチと門前テンツモがないのは役を知らない初心者にはつらいところ。

ルールについては、中国麻雀 を参照。 ヘルプは英語なので訳すのが面倒。雰囲気で遊べます。

-

依存するパッケージをインストール:
$ sudo apt install vorbis-tools
:
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  vorbis-tools

→これがないと、Kajongg のプレイ開始で「No voices will be heard because the program ogg123 is missing」が表示され、音声が出ません。

-

「kajongg」をインストール:
$ sudo apt install kajongg
:
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  kajongg kdegames-mahjongg-data-kf5 libqt5designer5 libqt5help5
  python3-asn1crypto python3-attr python3-automat python3-cffi-backend
  python3-click python3-colorama python3-constantly python3-cryptography
  python3-hyperlink python3-incremental python3-openssl python3-pyasn1
  python3-pyasn1-modules python3-pyqt5 python3-pyqt5.qtsvg
  python3-service-identity python3-sip python3-twisted python3-twisted-bin
  python3-zope.interface

→多くのパッケージがインストールされます。

-

音声が出るように設定:

Configure →「Configure - Kajongg」 画面が表示

「Use sounds if available」にチェック

→「Apply」

→「OK」

-

実行時の画面:

アプリのメニューバー →「Play」→ユーザ名、ルールの選択 →「OK」→ゲーム開始

→音声が出ました。

自分の番になると自動でツモってきます。捨てるときは、パイを選んで「Discard」をクリック。

「Quit Kajongg」で終了。

和訳:

「Discard」: パイを捨てます

「No Claim」: 申告なし(スキップ)→待たずに次に早く進みたいとき

→連続クリックは気をつけないと、「Discard」に変わっていて、大事なパイを捨ててしまいます。

-

ついでに、メニューにあるゲームのカテゴリを修正:

1. マインスイーパ:
$ sudo mousepad /usr/share/applications/org.kde.kmines.desktop

↓ 修正:

Name[ja]=KMines マインスィーパ

-

2. ソリティアクロンダイク
$ sudo mousepad /usr/share/applications/sol.desktop

↓ 修正:

Name[ja]=sol ソリティア(クロンダイク)

-

3. 上海 (KMahjongg):
$ sudo mousepad /usr/share/applications/org.kde.kmahjongg.desktop

↓ 修正:

Name[ja]=KMahjongg 上海

-

4. 四川省 (Shisen-Sho):
$ sudo mousepad /usr/share/applications/org.kde.kshisen.desktop

↓ 修正:

Name[ja]=kshisen 四川省

-

5. 麻雀 (kajongg):
$ sudo mousepad /usr/share/applications/org.kde.kajongg.desktop

↓ 修正:

Name[ja]=kajongg 中国式の四人麻雀

-


25. 参考: Debian でゲーム(Trinity 環境にあるゲーム)

下記は、Trinity 環境にしかないゲームです。シンプルなゲームばかりですが、ハマります。

Trinity 環境を追加していれば、アプリのインストールは要りません。

-

これらは事前に「trinity-r14」リポジトリを追加 して、「GPG 署名キー」をインポート すれば、Debian に直接インストール可能です。

→/opt/ にTrinity の基本部と一緒にアプリはインストールされます。

-

1. さめがめ

  • Trinity デスクトップをインストール済の場合はインストールされています。

  • Trinity デスクトップをインストールしていない場合は「trinity-r14」リポジトリを登録してから下記の操作が必要です。

$ sudo apt install ksame-trinity

アプリの登録:

$ sudo mousepad /usr/share/applications/tde.ksame.desktop

[Desktop Entry]
Name=SameGame
Name[ja]=ksame さめがめ
Exec=/opt/trinity/bin/ksame %i %m -caption "%c"
Type=Application
X-DocPath=ksame/index.html
GenericName=Board Game
GenericName[ja]=さめがめ
Icon=/opt/trinity/share/icons/hicolor/32x32/apps/ksame.png
X-TDE-StartupNotify=true
X-DCOP-ServiceType=Multi
Categories=Qt;TDE;Game;

-

実行時の画面:

→マウスを置いたボールに隣り合ったボールがクルクル回転します。クリックでごっそり消去。

-

2. ぷよぷよ

  • Trinity デスクトップをインストール済の場合はインストールされています。

  • Trinity デスクトップをインストールしていない場合は「trinity-r14」リポジトリを登録してから下記の操作が必要です。

$ sudo apt install kfouleggs-trinity

アプリの登録:

$ sudo mousepad /usr/share/applications/tde.kfouleggs.desktop

[Desktop Entry]
Name=KFoulEggs
Name[ja]=KFoulEggs ぷよぷよ
Icon=/opt/trinity/share/icons/hicolor/32x32/apps/kfouleggs.png
Exec=/opt/trinity/bin/kfouleggs -caption "%c" %i %m
Type=Application
GenericName=Japanese PuyoPuyo-like Game
GenericName[ja]=ぷよぷよ
X-TDE-StartupNotify=true
X-DCOP-ServiceType=Multi
Categories=Qt;TDE;Game;

-

実行時の画面:

-

3. Tetrisテトリス

  • Trinity デスクトップをインストール済の場合はインストールされています。

  • Trinity デスクトップをインストールしていない場合は「trinity-r14」リポジトリを登録してから下記の操作が必要です。

$ sudo apt install trinity-ksirtet

アプリの登録:

$ sudo mousepad /usr/share/applications/tde.ksirtet.desktop

[Desktop Entry]
Name=KSirtet
Name[ja]=KSirtet テトリス
Icon=/opt/trinity/share/icons/hicolor/32x32/apps/ksirtet.png
Exec=/opt/trinity/bin/ksirtet -caption "%c" %i %m
Type=Application
GenericName=Tetris Game
GenericName[ja]=テトリス
X-TDE-StartupNotify=true
Categories=Qt;TDE;Game;

-

実行時の画面:

-

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26. 参考: パネルの設定を保存する「パネルプロファイル」アプリを追加:

  • 今のところ使えないのでインストールはおすすめしません。

パネルの設定を保存するアプリ(xfce4-panel-profiles、旧 xfpanel-switch) はリポジトリにないので、 サイトからダウンロードしてインストールしました。

→インストールできましたが「保存できない」不具合があり、使えません。

Linux Mint で動かないと不具合報告されていました。CentOS では使えています。

-

debian xfce4-panel-profiles」で検索

Ubuntu 20.04 LTS (Focal Fossa)

Ubuntu Universe amd64 Official

xfce4-panel-profiles_1.0.10-0ubuntu1_all.deb

Binary Package:

-

手動でインストール:
$ cd ~/ダウンロード/
$ sudo dpkg -i xfce4-panel-profiles_1.0.10-0ubuntu1_all.deb

$ apt list xfce4-panel-profiles
一覧表示... 完了
xfce4-panel-profiles/now 1.0.10-0ubuntu1 all [インストール済み、ローカル]

-

インストール後のファイルの落ちる場所:
/usr/bin/xfce4-panel-profiles
/usr/share/applications/xfce4-panel-profiles.desktop
/usr/share/locale/ja/LC_MESSAGES/xfce4-panel-profiles.mo

-

依存:
gir1.2-glib-2.0
gir1.2-gtk-3.0  >= 3.12
python3:any

-

依存の確認:
$ apt search gir1.2-glib-2.0
:
gir1.2-glib-2.0/stable,now 1.58.3-2 amd64 [インストール済み、自動]
  GLib、GObject、Gio、GModule 用 Introspection データ

$ apt search gir1.2-gtk-3.0
:
gir1.2-gtk-3.0/stable,now 3.24.5-1 amd64 [インストール済み、自動]
  GTK+ グラフィカルユーザインターフェースライブラリ -- gir バインディング

$ apt list python3
:
python3/stable,now 3.7.3-1 amd64 [インストール済み、自動]

-

GUI での使い方:

「Current Configuration」が選ばれている状態で、「下矢印」アイコン(Save Configuration) →「Save Configuration」をクリック

→うまく行けば、ファイル一覧の上段に「Backup_2020年11月01日_23時03分30秒.tar.bz2」のように作成されます。

→今回は、何も動作せず、ダイアログが閉じません。

-

パネルの設定が保存される場所:
$ ls ~/.local/share/xfce4-panel-profiles/
Backup_2020年11月01日_23時03分30秒.tar.bz2

-

コマンドでの使い方の確認:

GUI 操作だけでなく、コマンドでも使えるみたい。

$ xfce4-panel-profiles --help
Xfce Panel Profiles - Usage:
/usr/share/xfce4-panel-profiles/xfce4-panel-profiles/xfce4-panel-profiles.py : load graphical user interface.
/usr/share/xfce4-panel-profiles/xfce4-panel-profiles/xfce4-panel-profiles.py save <filename> : save current configuration.
/usr/share/xfce4-panel-profiles/xfce4-panel-profiles/xfce4-panel-profiles.py load <filename> : load configuration from file.

-

現在のパネル構成を current-config.tar.bz2 に保存してみます:

端末での起動なら、何かのメッセージが確認できるかもしれません:

$ cd ~/.local/share/xfce4-panel-profiles/

$ xfce4-panel-profiles save current-config-2020-1203.tar.bz2
GLib.Error('Key file contains line “X-XFCE-Sourc” which is not a key-value pair, group, or comment', 'g-key-file-error-quark', 1)

→和訳:

キーファイルに、キーと値のペア、グループ、またはコメントではない行「X-XFCE-Sourc」が含まれています。

文字列「X-XFCE-Sourc」が中途半端なのが気になります。たぶん「X-XFCE-Source」

-

参考: 似たような事例

-


27. 参考: DVD イメージを使ったインストールのやり方:

参考:

DVDからDebianパッケージをインストールする方法

インターネット環境が整っていれば、Debian のレポジトリを登録しておけば、DVD は要りません。 インターネット環境が整っていない場合は、Debian のレポジトリを登録する代わりにDVD を登録することで、 apt でパッケージをインストールできます。

-

(a) DVD ドライブを使う場合:

  • DVD 媒体に焼いておきます。

ちなみに、古いDVD が登録されている場合は、それを削除すべきです。

アプリケーション→システム→「Synaptic パッケージマネージャ」→パスワード入力

設定→リポジトリ→「リポジトリ」画面 登録されているDVD の一覧(先頭が cdrom: の行)が表示されるので、 その中の削除したいDVD のソースの有効のチェックを外します。

削除がすんだら、元に戻って、1枚目を登録します。

$ sudo apt-cdrom add

CD-ROM マウントポイント /media/cdrom/ を使用します
CD-ROM をアンマウントしています ...
ディスクを待っています ...
ディスクをドライブに入れて [Enter] キーを押してください

登録したいDVD を入れて、Enter を押すように指示されるので、指示に従います。 DVD の内容を読み取って、レポジトリに登録してくれます。

3枚のDVD のうち1枚目はインストール時に登録済みかもしれません(普通はそうです)。 1枚目が終わったら、2枚目、3枚目も登録します。

-

apt-cdrom の代わりに、DVD を入れて「Software & Updates」の「Add Volumn...」ボタンでも良いです

-


(b) DVD のiso イメージを使う場合:

  • 外付ハードディスクに iso イメージを入れておきます。isoイメージに含まれているパッケージのインストールができます。

  • そのDVD イメージをレポジトリに事前に登録しておくことで、apt でパッケージのインストールが行えます。

  • apt コマンドは依存関係を自動的に認識して、どのタイミングでどのDVD イメージをマウントすべきか指示してくれます。

  • マウントは手動で行う必要があります。

-

「端末」アプリを 2つ立ち上げます

端末A は、どのワーキングディレクトリでも良いです。

端末B は、iso ファイルのあるディレクトリをワーキングディレクトリにしておきます。

-

DVD1 をリポジトリに登録:

-

端末A で次のようにタイプします
$ sudo apt-cdrom add

CD-ROM マウントポイント /media/cdrom/ を使用します
CD-ROM をアンマウントしています ...
ディスクを待っています ...
ディスクをドライブに入れて [Enter] キーを押してください

→新たに登録したいDVD を入れるよう指示があります。

-

端末B で 1番めのiso ファイルをマウント:
$ sudo mount -o loop -t iso9660 debian-10.6.0-amd64-DVD-1.iso "/media/cdrom"

-

端末A で、Enter キーを押して続きを促します。

→DVD の内容を読み取って、レポジトリに登録してくれます。

-

DVD2 をリポジトリに登録:

-

端末A で新たに登録したいDVD を入れるよう指示があります。

ないときはコマンド投入:

$ sudo apt-cdrom add

-

端末B で 2番めのisoファイルをマウントします:
$ sudo umount "/media/cdrom"
$ sudo mount -o loop -t iso9660 debian-10.6.0-amd64-DVD-2.iso "/media/cdrom"

-

端末A で、Enter キーを押して続きを促します。

→DVD の内容を読み取って、レポジトリに登録してくれます。

-

DVD3 をリポジトリに登録:

-

端末A で新たに登録したいDVDを入れるよう指示があります。

ないときはコマンド投入:

$ sudo apt-cdrom add

-

端末B で 3番めのisoファイルをマウント:
$ sudo umount "/media/cdrom"
$ sudo mount -o loop -t iso9660 debian-10.6.0-amd64-DVD-3.iso "/media/cdrom"

-

端末A で、Enter キーを押して続きを促します。

→DVD の内容を読み取って、レポジトリに登録してくれます。

-


DVD にあるパッケージのインストール

例: 「jhead」パッケージをインストール:

このパッケージはDVD3 にありますが、そのパッケージのインストールに必要な他のパッケージが、DVD1 にあり、 そちらを先にインストールしなければなりません。

apt コマンドはその情報を自動的に認識して、どのタイミングでどのDVD をマウントすべきか指示してくれます。

-

「端末」アプリを 2つ立ち上げます

端末A は、どのワーキングディレクトリでも良いです。

端末B は、iso ファイルのあるディレクトリをワーキングディレクトリにしておきます。

-

端末A でパッケージのインストールを指示:
$ sudo apt install jhead

→DVD1 をマウントするよう指示があります。

-

端末B でDVD1 をマウント:
$ sudo umount "/media/cdrom"
$ sudo mount -o loop -t iso9660 debian-10.6.0-amd64-DVD-1.iso "/media/cdrom"

-

端末A で、Enter キーを押してインストールを続けます。

この段階では、jheadそのものはまだインストールされず、jhead に必要な依存のパッケージがインストールされます。

→続けて、DVD3 をマウントするように指示があります。

-

端末B でDVD3 をマウント:
$ sudo umount "/media/cdrom"
$ sudo mount -o loop -t iso9660 debian-10.6.0-amd64-DVD-3.iso "/media/cdrom"

-

端末A で、Enter キーを押してインストールを行います。

この段階でjhead がインストールされます。 インストールが終了すると、apt は終わって、端末A はコマンド待ち状態になります。

-

端末B で、不要になったDVD3 をアンマウント:
$ sudo umount "/media/cdrom"

-

-----------------------------

追記: 日本語入力を「uim-mozc」から「fcitx-mozc」にやり直す場合:

  • uim-mozc」を使っていたら、「ひらがな」でなく「カタカナ」で入力されるようになり、日本語に変換できなくなりました。 「fcitx-mozc」にやり直しました。

-

確認:

$ apt list uim* | grep インストール済み
$ apt list ibus* | grep インストール済み
$ apt list fcitx* | grep インストール済み

-

$ apt info fcitx-chewing

繁体字中国語を入力するために使われます。fcitx には余計なパッケージが多いですね。

-


すべての日本語入力関連を削除:
$ sudo apt remove uim-data uim-fep uim-gtk2.0-immodule uim-gtk2.0 uim-gtk3-immodule uim-gtk3 uim-mozc uim-plugins uim-qt5-immodule uim-qt5 uim-xim uim

:
以下のパッケージは「削除」されます:
  uim uim-data uim-fep uim-gtk2.0 uim-gtk2.0-immodule uim-gtk3
  uim-gtk3-immodule uim-mozc uim-plugins uim-qt5 uim-qt5-immodule uim-xim

-

$ sudo apt remove ibus-clutter ibus-gtk3 ibus-gtk ibus-hangul ibus ibus-anthy ibus-kkc ibus-mozc

:
パッケージ 'ibus-anthy' はインストールされていないため削除もされません
パッケージ 'ibus-kkc' はインストールされていないため削除もされません
パッケージ 'ibus-mozc' はインストールされていないため削除もされません
以下のパッケージは「削除」されます:
  ibus ibus-clutter ibus-gtk ibus-gtk3 ibus-hangul

-

$ sudo apt remove fcitx-bin fcitx-chewing fcitx-config-common fcitx-config-gtk fcitx-data fcitx-frontend-all fcitx-frontend-gtk2 fcitx-frontend-gtk3 fcitx-frontend-qt4 fcitx-frontend-qt5 fcitx-googlepinyin fcitx-m17n fcitx-module-dbus fcitx-module-kimpanel fcitx-module-lua fcitx-module-x11 fcitx-modules fcitx-pinyin fcitx-sunpinyin fcitx-table-amharic fcitx-table-malayalam-phonetic fcitx-table-wubi fcitx-table fcitx-ui-classic fcitx5-module-quickphrase-editor fcitx

:
以下のパッケージは「削除」されます:
  fcitx fcitx-bin fcitx-chewing fcitx-config-common fcitx-config-gtk
  fcitx-data fcitx-frontend-all fcitx-frontend-gtk2 fcitx-frontend-gtk3
  fcitx-frontend-qt4 fcitx-frontend-qt5 fcitx-googlepinyin fcitx-m17n
  fcitx-module-dbus fcitx-module-kimpanel fcitx-module-lua fcitx-module-x11
  fcitx-modules fcitx-pinyin fcitx-sunpinyin fcitx-table fcitx-table-amharic
  fcitx-table-malayalam-phonetic fcitx-table-wubi fcitx-ui-classic
  fcitx5-module-quickphrase-editor

-


残骸のクリア処理:
$ sudo apt autoremove
:
以下のパッケージは「削除」されます:
  dconf-cli gir1.2-ibus-1.0 libchewing3 libchewing3-data libclang1-7
  libclutter-1.0-0 libclutter-1.0-common libclutter-imcontext-0.1-0
  libclutter-imcontext-0.1-bin libcogl-common libcogl-pango20 libcogl-path20
  libcogl20 libfcitx-config4 libfcitx-core0 libfcitx-gclient1 libfcitx-qt5-1
  libfcitx-qt5-data libfcitx-utils0 libgcroots0 libgettextpo0 libgooglepinyin0
  libhangul-data libhangul1 libibus-1.0-5 libm17n-0 libmng1 libotf0
  libpresage-data libpresage1v5 libqt4-dbus libqt5designercomponents5
  libqtdbus4 libqtgui4 libsunpinyin3v5 libtinyxml2.6.2v5 libuim-custom2
  libuim-data libuim-scm0 libuim8 m17n-db presage qdbus qdoc-qt5 qt-at-spi
  qt5-assistant sunpinyin-data

-


mozc 関連は残ったままです:
$ apt list *mozc* | grep インストール済み
:
mozc-data/stable,now 2.23.2815.102+dfsg-4 all [インストール済み、自動]
mozc-server/stable,now 2.23.2815.102+dfsg-4 amd64 [インストール済み、自動]
mozc-utils-gui/stable,now 2.23.2815.102+dfsg-4 amd64 [インストール済み、自動]

-


fcitx-mozc のインストール:
$ sudo apt install fcitx-mozc
:
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  fcitx fcitx-bin fcitx-config-common fcitx-config-gtk fcitx-data
  fcitx-frontend-all fcitx-frontend-gtk2 fcitx-frontend-gtk3
  fcitx-frontend-qt4 fcitx-frontend-qt5 fcitx-module-dbus
  fcitx-module-kimpanel fcitx-module-lua fcitx-module-x11 fcitx-modules
  fcitx-mozc fcitx-ui-classic fcitx5-module-quickphrase-editor
  libfcitx-config4 libfcitx-core0 libfcitx-gclient1 libfcitx-qt5-1
  libfcitx-qt5-data libfcitx-utils0 libgettextpo0 libmng1 libpresage-data
  libpresage1v5 libqt4-dbus libqtdbus4 libqtgui4 libtinyxml2.6.2v5 presage
  qdbus qt-at-spi

-


日本語入力の設定
$ im-config

→「入力メソッドの設定」画面が表示

→ OK → Yes

「fictx」にチェック → OK

ユーザー設定 /home/USER_NAME/.xinputrc を fcitx と設定
ユーザー設定がim-config により変更されました。

→ OK

-


日本語入力の設定を確認:
$ cat ~/.xinputrc
# im-config(8) generated on Tue, 09 Feb 2021 20:29:51 +0900
run_im fcitx
# im-config signature: 4f471854abd42fccca23afae370f2fb1  -

ログアウト→ログイン

パネルのシステムトレイに「キーボード」アイコンが表示されました。

テキストエディタ「mousepad」を起動。

「半角/全角」キーを押して、日本語入力できました。

-

-


まとめ

次回のTrinity デスクトップをインストールする前準備としてインストールしました。

Ubuntu に比べると余計なパッケージが入っていないので軽量で安定しています。 このまま使っても良さそう。

-

参考まで。

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-


目次

先頭

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Ubuntu 20.04.1 をインストールして、TDE (Trinity) デスクトップを追加〈H98〉

登録日: 2020-11-27 更新日: 2020-11-29

Ubuntu 20.04.1 をインストール 。そこに、軽量な TDE ( Trinity Desktop Environment) のデスクトップ環境を追加でインストールしました。そのときの備忘録です。

-

以前に CentOS にTrinity 環境 を入れましたが、ディストリビューションが違うとリポジトリの扱い方が変わるので、やり方も違います。 また、インストールしてみると、Trinity は同じバージョンでも、パネルが2段になり、見た目も使いやすさも変わっていました。

-

備忘録なので、役立ちそうな関連情報も詰め込んでいます。 見づらいときは「参考:」の部分は読み飛ばしてください。

また、リンクから戻るときはブラウザの左上の「←」をクリックしてください。

-

「目次」

-

「Trinity」デスクトップ(Ubuntu 版)の画面:

Ubuntu 版のパネルは2段構成 です。多くの機能を入れられるので、以前はデスクトップに置いていたアイコンの機能がパネルに取り込まれています。デスクトップにあるアイコンはボリュームアイコンのみ でシンプルです。

開いているウィンドウは、左がファイルマネージャの「Konqueror」で、右が「コントロールセンター」です。この画面は「キーボード配列」を設定しているところです。

-

カスタマイズとして、Kメニューには、「最も使用したアプリケーション 」と「最近開いたドキュメント 」の項目を追加して、 壁紙を単色の中にあるパターン にしました。パネルに「隠す 」ボタンを追加。

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Ubuntu 20.04.1 LTS のインストール

-

詳細な手順は 以前の投稿 を参照

大まかな流れを抜粋:

-

1. ダウンロード

Ubuntu 20.04.1 LTS (Focal Fossa) にて、

ubuntu-20.04.1-desktop-amd64.iso(2020-07-31)2.6G をクリック→「ファイルを保存する」

-

2. チェックサムの確認:

$ sha256sum ubuntu-20.04.1-desktop-amd64.iso
b45165ed3cd437b9ffad02a2aad22a4ddc69162470e2622982889ce5826f6e3d  ubuntu-20.04.1-desktop-amd64.iso

-

3.ライブUSB メモリを作成

-

4. Ubuntu 20.04.1 のインストール

-

ライブUSB メモリの立ち上げでエラーするとき:
Graphics initalization failed
Error Setting up gfxboot
boot: 

→「Tab」キー:

「live」と入れて、Enter

PC によっては、「live-nomodeset」と入力

-

5. インストール後の設定

-

6. 日本語入力の設定

何もしなくても「ibus-mozc」が使えました。

-

パネルの「キーボード」アイコンを右クリックしても「設定」が表示されないときは:
  • パッケージが不足しているのでインストール:
$ sudo apt install mozc-utils-gui

-

再起動

-

ドックの一番下の「四角」アイコンをクリック→「Mozc の設定」をクリック

または、

デスクトップの空きを右クリック →設定 →地域と言語 →「日本語(Mozc)」を選択 →歯車アイコン(設定)

→「Mozc プロパティ」画面が表示

→日本語オン/オフを別々のキーに設定しました。

-

7. よく使うアプリのインストール

-

「pluma」のインストール:

gedit 互換のテキストエディタです。タイトルバー周りが違いますが、日付の設定のしかたも同じです。

Trinity デスクトップでは、アプリのタイトルバーをダブルクリックすると、フェード化(タイトルバーだけになる)ですが、 gedit は最大化で、タイトルバーのデザインも異質です。その点、pluma はフェード化で、タイトルバーも普通なのでデザインの統一ができます。

どちらにしてもエディタを2つ入れておくと、ファイルを2つ開いての作業がやりやすいです。

$ sudo apt update
$ sudo apt install pluma

-

「synaptic」のインストール:

あると便利なアプリで、今回使うのでインストールしました。

$ sudo apt update
$ sudo apt install synaptic

-

8. 「Ubuntu 20.04.1」のデスクトップ画面:

→シンプルです。この画面は「gnome 端末」と「pluma」を起動しています。

カスタマイズとして、パネルの時計に曜日を表示。ドックは幅を狭くして、右に移動。自動でドックは隠れる設定にしています。 壁紙は単色の画像を作って使っています。

画面右上で、上のパネルと右のドックが重なって見づらいので、ドックにあるアイコンを中央に寄せてバーを短くしようとしたら、標準の拡張は機能省略版のようで短くする機能がありません。詳細に変更したいときは別の拡張が必要みたい。

-


ここからが、TDE (Trinity) デスクトップのインストール作業

参考:

Ubuntu Trinity Repository Installation Instructions

-

1. 作業前のリポジトリの設定ファイルを確認:

$ cat /etc/apt/sources.list

↓ 見づらいので余計なコメント部分を隠して表示しています:

Ubuntu のインストール時に「サードパーティのダウンロードにチェック」した場合です:

#deb cdrom:[Ubuntu 20.04.1 LTS _Focal Fossa_ - Release amd64 (20200731)]/ focal main restricted

deb http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/ focal main restricted
# deb-src http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/ focal main restricted

deb http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/ focal-updates main restricted
# deb-src http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/ focal-updates main restricted

deb http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/ focal universe
# deb-src http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/ focal universe

deb http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/ focal-updates universe
# deb-src http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/ focal-updates universe

deb http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/ focal multiverse
# deb-src http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/ focal multiverse

deb http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/ focal-updates multiverse
# deb-src http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/ focal-updates multiverse

deb http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/ focal-backports main restricted universe multiverse
# deb-src http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/ focal-backports main restricted universe multiverse

# deb http://archive.canonical.com/ubuntu focal partner
# deb-src http://archive.canonical.com/ubuntu focal partner

deb http://security.ubuntu.com/ubuntu focal-security main restricted
# deb-src http://security.ubuntu.com/ubuntu focal-security main restricted

deb http://security.ubuntu.com/ubuntu focal-security universe
# deb-src http://security.ubuntu.com/ubuntu focal-security universe

deb http://security.ubuntu.com/ubuntu focal-security multiverse
# deb-src http://security.ubuntu.com/ubuntu focal-security multiverse

Ubuntu 側のリポジトリの設定はこのままで良さそう。あとは、Trinity を追加します。

-

Ubuntuリポジトリについて:

参考:

Ubuntuのパッケージ管理のメモ

-

2. synaptic を起動して、リポジトリの登録の修正:

-この作業で、項番 3、4 の作業は不要になります。

  • 「synaptic」を起動せずに、直接「ソフトウェアとアップデート」を起動してもよいです。

-

「synaptic」を起動して、設定 →リポジトリ →「ソフトウェアとアップデート」画面

-

Ubuntu のソフトウェア」タブ
… (main)
… (universe)
… (restricted)
… (multiverse)

→ 4つのリポジトリにチェックが入っていることを確認します。

-

3. 「Universe」および「Multiverse」リポジトリを有効にします:

  • この作業は設定されていて必要ありませんでした。
$ sudo gedit /etc/apt/sources.list

→「universe」および「multiverse」を含むコメント行の「#」マークを削除します。

-

もし、「universe」および「multiverse」の行がないとき:
$ sudo gedit /etc/apt/sources.list

→main の行に「universe」および「multiverse」を追加します。 または、synaptic でリポジトリを有効にすることもできます。

-

4. 推奨アップデート「-updates」リポジトリを有効にします:

  • この作業は設定されていて必要ありませんでした。
$ sudo gedit /etc/apt/sources.list

→「-updates」を含むコメント行の「#」マークを削除します。

-

もし、「-updates」の行がないとき:
$ sudo gedit /etc/apt/sources.list

main の行をファイルの最後にコピーし、ディストリビューション名に「-updates」を追加します。 または、synaptic でリポジトリを有効にすることもできます。

-

5. 「trinity」リポジトリを追加します:

Ubuntu 20.04 - focal : amd64, ppc64el, arm64, armhf

TDE R14.0.x の場合:

$ sudo gedit /etc/apt/sources.list

↓ ファイルの最後に追加:

deb http://mirror.ppa.trinitydesktop.org/trinity/deb/trinity-r14.0.x focal main
deb http://mirror.ppa.trinitydesktop.org/trinity/deb/trinity-builddeps-r14.0.x focal main
deb-src http://mirror.ppa.trinitydesktop.org/trinity/deb/trinity-r14.0.x focal main
deb-src http://mirror.ppa.trinitydesktop.org/trinity/deb/trinity-builddeps-r14.0.x focal main

-

6. リポジトリの追加を確認:

synaptic を再起動して、設定 →リポジトリ →「ソフトウェアとアップデート」画面

-

「他のソフトウェア」タブ
http://mirror.ppa.trinitydesktop.org/trinity/deb/trinity-r14.0.x focal main
http://mirror.ppa.trinitydesktop.org/trinity/deb/trinity-builddeps-r14.0.x focal main
http://mirror.ppa.trinitydesktop.org/trinity/deb/trinity-r14.0.x focal main(ソースコード)
http://mirror.ppa.trinitydesktop.org/trinity/deb/trinity-builddeps-r14.0.x focal main(ソースコード)

4つにチェックが入っていることを確認します。

-

7. GPG 署名キーをインポート:

$ wget http://mirror.ppa.trinitydesktop.org/trinity/deb/trinity-keyring.deb
:
2020-11-22 22:50:24 (26.2 MB/s) - `trinity-keyring.deb' へ保存完了 [12252/12252]

$ sudo dpkg -i trinity-keyring.deb
:
trinity-keyring (4:14.0.9-0debian7.0.0+0) を設定しています ...

-

8. システム更新:

$ sudo apt update
:
アップグレードできるパッケージが 1 個あります。

$ sudo apt upgrade
:
以下のパッケージはアップグレードされます:
  trinity-keyring
trinity-keyring (4:14.0.9-0ubuntu20.04.0+0) で (4:14.0.9-0debian7.0.0+0 に) 上書き展開しています ...
trinity-keyring (4:14.0.9-0ubuntu20.04.0+0) を設定しています ...

-

9. Trinity R14.0.9 の新規インストール:

-

通常構成の Trinity デスクトップをインストールする場合(今回の選択):

$ sudo apt install kubuntu-default-settings-trinity kubuntu-desktop-trinity tde-i18n-ja-trinity

インストール途中でデスプレイマネージャの選択画面が表示されます:

gdm3
tdm-trinity

<了解>

-

→今回は、「gdm3」が選ばれている状態で、Tab キー

→<了解> でEnter キー

-

参考: もし、「tdm-trinity」をデフォルトのディスプレイマネージャに選ぶと:

次回の再ログイン時に、水色の背景のログイン画面が表示されます。

右下のアイコンをクリック→一番上のメニューをたどるとセッションの切替ができます。

-

セッション:
Default
Custum
TDE
Ubuntu
Failsafe

Ubuntu(Wayland) はありません。

-

  • 「tdm-trinity」セッション:

→Trinity のデスクトップ表示

-

  • Ubuntu」セッション:

Ubuntu のデスクトップ表示

「画面ロックがDisable されました」が表示されました。 Ubuntu での画面ロックは、gdm のディスプレイマネージャが必要ですが、ないので機能しないみたい。

-

参考: Trinity デスクトップの最小構成をインストールする場合:

$ sudo apt update
$ sudo apt install tdebase-trinity tde-i18n-ja-trinity

-

10. ログアウト→ログイン

-

11. ログイン画面

  • 「TDE」セッションを選んで、ログイン

-

12. TDE (Trinity) で最初の立ち上げのときは、「初期設定」画面が開きます

  • この設定が終わると、「 ~/.trinity 」フォルダが作られます。逆に「~/.trinity」フォルダを削除すると、「初期設定」画面が開きます。

-

水色の背景に「Welcom to Trinity R14.0.9」(KPersonalizer) 画面:

日本語化されていないときは 「 tde-i18n-ja-trinity 」パッケージがインストールされていないので、インストールします。

-

ステップ 1: 導入

国を選択してください: 日本

言語を選択してください: 日本語

→「次」

-

ステップ 2: 私の好きなようにしたい…

システムの挙動を選択:

TDE
UNIX
Microsoft 
Windows
Apple MacOS

→「UNIX」 にチェック

「説明」:

アクティブウィンドウ:マウスに従ってフォーカス
タイトルバーのダブルクリック:ウィンドウをシェード
マウスの選択:シングルクリックで開く
キーボードスキーム:UNIX

→「次」

-

ステップ 3: Eyecandy-O-Meter

スライダーで視覚効果を選択: 1 〜10

デフォルト: 8

→「次」

-

ステップ 4: みんなテーマが好き

デスクトップの外観(テーマ)を選択:

Keramik      以前の標準 スタイル
Plastik      TDE 標準 スタイル
Platinum     Platinum スタイル
Redmond      USA のnorthwest
Sunshine     とても有名なデスクトップ
TDEクラッシック クラシック TDE スタイル

→「Plastik」を選択

→「次」

-

ステップ 5: 精錬の時

すべて完了しました

→「完了」

-

13. デスクトップ画面が表示

-

-

インストール後のシステムの確認:
$ uname -r
5.4.0-54-generic

$ cat /etc/lsb-release
DISTRIB_ID=Ubuntu
DISTRIB_RELEASE=20.04
DISTRIB_CODENAME=focal
DISTRIB_DESCRIPTION="Ubuntu 20.04.1 LTS"

-

ディスプレイマネージャの確認:
$ apt search gdm3 | grep インストール済み
:
gdm3/focal-updates,focal-security,now 3.36.3-0ubuntu0.20.04.2 amd64 [インストール済み、自動]

$ apt search tdm | grep インストール済み
:
tdm-trinity/不明,now 4:14.0.9-0ubuntu20.04.0+0 amd64 [インストール済み、自動]
tdmtheme-trinity/不明,now 4:14.0.9-0ubuntu20.04.0+0 amd64 [インストール済み、自動]

→2つのディスプレイマネージャが存在する状態です。

-

14. 日本語入力の確認

設定しなくても、日本語入力できました。 ただし、パネルのシステムトレイに「キーボード」アイコンが表示されていません。

-

テキストエディタを起動

KDE アプリだと日本語入力できない可能性があるので、Ubuntu の「gedit」や「pluma」が確実。

Windows+スペース」してから、「半角/全角」キーを押し、日本語入力できるか確認。

日本語変換窓が開いて、日本語入力できました。

-

キーボードアイコンが表示されないことが多いので、代わりに「IM パネル」を表示:

IBus の設定」画面を開きます:

$ ibus-setup

↓ 変更

プロパティパネルを表示する: オフ→「常に表示する」に変更
「システムトレイにアイコンを表示する」にチェック

→ログインしてデスクトップが表示されたときに、画面右上に「IM パネル」が表示されます。

「キーボード」アイコンの代わりに使えます。

-

画面右上はウィンドウのボタンを隠す位置なので、画面右下に移動:

→再起動すると、画面右上の位置に戻ってしまいました。

-

ibus-mozc」が時々起動しません

-

ibus デーモン」を自動起動するデスクトップファイルを作成:
$ sudo mousepad /opt/trinity/share/autostart/iBus-daemon.desktop

↓ 下記の内容を記述:

[Desktop Entry]
Encoding=UTF-8
Name=iBus daemon
Comment=ibus daemon
Comment[ja]=ibus デーモンの起動
Exec=/usr/bin/ibus-daemon -d
Icon=dummy
Type=Application
Terminal=false
X-TDE-StartupNotify=false
X-TDE-autostart-phase=2
Categories=TDE;

-

再起動

-

日本語入力の途中で候補窓が勝手に閉じて、日本語入力をミスります

-

キーリピートを遅くすると、少しだけ改善

コントロールセンター →周辺機器 →キーボード

「キーボードリピートを有効にする」にチェック

遅延: →「850 ミリ秒」以上に変更

速度: 30.0 →「5.0 /秒」に変更

TDE 起動時のNumLock

オフ

-

Firefox ブラウザは、日本語入力をミスる確率が高いみたい

隣に開いているアプリのウィンドウを最小化すると正常に戻ることがあります。 何かしらの影響か、たまたまか。

Chrome など、他のブラウザでどうなのかは未確認。

-

とりあえずは気にしない…やり方:

文字化けしても気にせず、先頭のひらがなをゆっくりと一文字、正常に入力されるまで続けると、その後は正常に戻ります。 入力し終わってから、BS で誤った部分を削除します。

長文のときは、テキストエディタから貼り付けるのが良いかも。

-


Chromium ブラウザをインストール:

Chromium は、Google Chrome のコミュニティサポート版です。

-

パッケージを確認:

$ apt search chromium-
:
chromium-browser/focal-updates 1:85.0.4183.83-0ubuntu0.20.04.2 amd64
  Transitional package - chromium-browser -> chromium snap

chromium-browser-l10n/focal-updates,focal-updates 1:85.0.4183.83-0ubuntu0.20.04.2 all
  Transitional package - chromium-browser-l10n -> chromium snap

chromium-chromedriver/focal-updates 1:85.0.4183.83-0ubuntu0.20.04.2 amd64
  Transitional package - chromium-chromedriver -> chromium snap

chromium-codecs-ffmpeg/focal-updates 1:85.0.4183.83-0ubuntu0.20.04.2 amd64
  Transitional package - chromium-codecs-ffmpeg -> chromium-ffmpeg snap

chromium-codecs-ffmpeg-extra/focal-updates,now 1:85.0.4183.83-0ubuntu0.20.04.2 amd64 [インストール済み、自動]
  Transitional package - chromium-codecs-ffmpeg-extra -> chromium-ffmpeg snap

-

基本的な、2つをインストール:

$ sudo apt update

$ sudo apt install chromium-browser chromium-browser-l10n
:
==> Installing the chromium snap
==> Snap installation complete
chromium-browser (1:85.0.4183.83-0ubuntu0.20.04.2) を設定しています ...
chromium-browser-l10n (1:85.0.4183.83-0ubuntu0.20.04.2) を設定しています ...

確認:

$ which chromium-browser
/usr/bin/chromium-browser

$ chromium-browser --version
Chromium 87.0.4280.66 snap

→snap パッケージです。

-

Chromium ブラウザで日本語入力を確認:

日本語入力でのミスは時々あります。あまり変わらないかも。微妙。

-


壁紙の設定

  • 画像ではなく、「単色」に面白い機能があったので設定しました。

デスクトップで右クリック→「デスクトップを設定」→「設定」画面表示

背景:

「画像なし」にチェック

-

オプション:

色: 「Tigert による Stonewall」に変更

→「適用」

-

設定した壁紙:

-


ウィンドウを左右へタイリング:

  • 画面サイズがピッタリの 1/2 になるわけでなく、ウィンドウを左か右に寄せてくれる機能です。 不便だけど、使い方によっては便利。ウィンドウを自由にきれいに配置できます。

Kメニュー →設定 →コントロールセンター →地域&アクセスビリティ →キーボードショートカット

「ショートカットスキーム」タブ →「グローバルショートカット」タブ

例えば、 「ウィンドウを右寄せ」を選択 →カスタム →ショートカットを選択が表示: Windows +「→」

→「Win+右」 表示

-

組み合わせて使えるように設定:
ウィンドウを右寄せ: Win+右
ウィンドウを左寄せ: Win+左
ウィンドウを上寄せ: Win+上
ウィンドウを下へ伸ばす: Win+下

→「適用」

-

  • 組み合わせるとウィンドウをきれいに配置できます。

右寄せ→上寄せ→下へ伸ばす

-


パネルは2段で、アプレットが配置されたデザイン

パネルのデザイン:

-

パネルのアプレット:
  • TDE メニュー: アプリケーションと一般的なアクションのメニュー  ←(Kメニューです)

  • システムメニュー: システムの重要な場所にアクセスするためのメニュー

  • デスクトップを表示: デスクトップに素早くアクセスするためのボタン

  • クイックランチャー: よく用いるアプリケーションに直接アクセス

  • タスクバー: ウィンドウマネージャ用のデフォルトのタスクバー

  • デスクトッププレビューとページャ

  • システムトレイ

  • Klipper: カット&ペースト履歴ユーティリティ

  • 時計:

  • ゴミ箱:

-


Kメニューに「最も使用したアプリケーション」の項目を追加:

画面下のパネルの空きで右クリック→パネルを設定→「設定」(Kicker) の画面が表示

-

画面左の「メニュー」タブ

「クイックスタートメニュー」にて、

「最も使用したアプリケーションを表示」にチェック

最大項目数: 0 →「6」に変更

-

→「適用」

→画面が閉じます。

-


Kメニューの「アクション」に「最近開いたドキュメント」の項目を追加:

画面下のパネルの空きで右クリック→パネルを設定→「設定」(Kicker) の画面が表示

-

画面左の「メニュー」タブ

-

「K メニュー」の「オプションのメニュー」にて、

「最近開いたドキュメント」にチェック

-

下にある「Recent Documents Menu」にて、

Maximum number of entries: 10 →そのまま

-

→「適用」

→画面が閉じます。

-

Kメニューの表示の確認:

→「最も使用したアプリケーション」と「最近開いたドキュメント」の項目が追加されました。

-


パネルを隠すボタンを表示:

画面下のパネルの空きで右クリック→パネルを設定→「設定」(Kicker) の画面が表示

-

画面左の「隠す」タブ

-

1. 「隠す」モードにて、

「パネルの「隠す」ボタンをクリックしたときだけ隠す」にチェック

-

2. 中ほどにある「隠す」ボタンにて、

「左の「隠す」ボタンを表示する」にチェック

-

3. パネルのアニメーションにて、

「パネルが隠れる動きをアニメーション化する」にチェック

スライドバー: 中央よりも少しだけ左(遅く) →デフォルトのまま

-

→「適用」

→画面が閉じます。

-

  • パネルの左端に「左矢印」ボタンが追加表示されます:

-

画面を広く使いたいときにクリックすると→パネルが隠れます:

→パネルが消えた分だけウィンドウが下に伸びるので、画面が広く使えます。

-

もう一度クリックすると→パネルを表示:

-


パネルの見た目を変更:

コントロールセンター →デスクトップ →パネル

または、

パネルの空きで右クリック→「パネルを設定」

-

「外観」タブ

「パネルの背景」にて、

-

1. 「背景画像を有効にする」にチェック

「/usr/share/apps/kicker/wallpapers/kubuntu-panel.png

→2段の立体的な白いパネルになります。(デフォルト)

-

2. 「デスクトップの色スキームに合わせる」にチェック

→項番 1 の画像の背景に色が付きます。パネルがデスクトップに馴染みます。

-

3. 「背景画像を有効にする」と「パネルを透明にする」の両方のチェックを外します

→平面の白いパネルになります。

-

4. 「パネルを透明にする」にチェック

→惜しいことに、パネルは透明でもウィンドウは重なりません。隠すボタンが目立つようになります。

-

→好みの設定にして「適用」で、反映されます。

-


端末(Kconsole) の設定

パネルの左の「隠す」ボタン(三角アイコン)でパネルを隠してから、設定します。

-

Settings →フォント→フォントサイズを増やす・減らす

文字サイズを見やすくて、情報量が多くなる小さめの大きさに調整します。

-

Settings →サイズ→カスタム

列数: 80 固定(投稿時に都合が良いサイズ)

行数: 100 (わざとはみ出る大きさにすると、ピッタリの行数に調整されます。)

→確認すると行数: 61 でした。フォントサイズにもよります。列数が80 かを確認します。

-

Settings →「標準として保存」

-


デスクトップのボリュームアイコンの名前を変更:

USB メモリにUbuntu をインストール、「ボリューム名が無い」と USB のアイコン表示でリムーバブルボリュームの名前になります:

他のディストリビューション(Manjaro Xfce 等)に挿して、「gparted」を起動してアンマウント、ラベル名を変更できます。

→「Ubuntu」の名前に変更しました:

-


「ゴミ箱」について

なぜか「ゴミ箱を空にする」の項目が灰色で使えません。

-


参考: Manjaro でTrinitiy はどうなのか

元々が軽い Manjaro Xfce などに入れると軽さで有利そうです。

調べたら「Arch Linux」や「Manjaro」は未サポートでした。 AUR もないので、ビルドが必要 みたい。 アプリのビルドとはレベルが違うようなので、ちょっと無理かな。

-


参考: Trinity のライブCD イメージを試してみる

Trinity のサイトで、Ubuntu のライブCD イメージ(.iso) が提供されています。 Ubuntu 側もTrinity 側もバージョンが少し古いです。たぶん、32bit にも対応できるようにしていると思われます。

- Ubuntu 18.04.3
- Trinity 14.0.7 

惜しいのは、立ち上げ時の初期設定で日本語が選べません。

デスクトップにUbuntu のインストールアイコンがあります。 なので、USB メモリにインストールすれば32bit PC でも使えるし、日本語化も何とかなると思います。

ただし、バージョンが他のインストール法と同じ結果ではないので、試すことに関してはあまり役には立たないと思います。 設定メニューもだいぶ違うので使い勝手も違います。

-


まとめ

Ubuntu のTrinity は、元がUbuntu なのでそれほど起動は速くないし、アプリの起動もそれなりでした。これはインストール先にした「USB メモリの性能」にだいぶ左右されます。別のメディアに変えるとだいぶマシになりました。

-

現時点でCentOS のTrinity には「KDE アプリで日本語入力できない」症状があるのですが、 Ubuntu のTrinity は環境の違いか、改善されたのか、日本語入力ができました。

プリインストールされたテキストエディタの「Kate」とブラウザの「Konqueror」で確認しています。 他のKDE アプリは未確認。

-

日本語入力の途中で勝手に確定してしまう症状は残っています。 Firefox での日本語入力のミスが目立ちます。 これが無くなれば、オススメできるデスクトップ環境です…。

気になる点はありますが新鮮なので、Ubuntu のTrinity を使ってみようという気にさせます。 カスタマイズできるので、だいぶ手に馴染んできています。

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Ubuntugnome よりもクールで重さを感じないデスクトップです。そして新鮮です。

時々、気分を変えるために使う、という使い方が良さそうです。

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参考まで。

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