Linux あれこれ

Linux 関連(一部 Windows11 )の備忘録です。

VirtualBox に「Haiku R1/beta3」をインストール〈H133〉

登録日: 2021-09-07 更新日: 2021-09-12

現在も開発が続いているBeOS R5 のコミュニティ版の「Haiku R1/beta3」をVirtualBox にインストールしました。 20年以上も永く開発が続いているのは、魅力があるOS ということです。やはり現在でも新鮮に感じます。

beta3 になったHaiku の備忘録になります。(以前に投稿した情報も合わせて追記)

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ホストOS : Xubuntu 20.04.3 LTS

ゲストOS : Haiku R1/beta3  ←(今回の作業)

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使用したPC は「ASUS Chromebox CN60 」で、プロセッサは第4世代の「Intel Celeron 2955U 」です。

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(注)リンクを戻るときはブラウザの左上の「←」をクリック

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目次

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「Xubuntu 20.04.2 LTS に VirtualBox をインストール」

「インストール前の準備」

「Haiku R1/beta3 をインストール」

「日本語入力」

「システム標準のアプリ」

「まとめ へ」

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「目次詳細 へ」

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Haiku R1/beta3」のデスクトップ

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立ち上げ時に「ブートスクリーン」が表示されます:

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「ブートステージ」ごとにアイコンが順次表示:
1. モジュールの初期化
2. rootfs (/) の作成と devfs (/dev) のマウント
3. デバイスマネージャーの初期化
4. 起動ディスクのマウント
5. CPU 固有のモジュールの読み込み
6. サブシステムの最終初期化
7. Launch_daemon がシステムを起動

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ログイン画面はありません:

開発が始まった 20年前は、個人で使うマシンを別々のアカウントで使うことはなかったようで、 管理者権限もなく、その代わりに、システムのフォルダが書き込み保護されています。

セキュリティ面は、VirtualBox 上で使うことでホストOS の機能で補完されます。

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いつも使うときの、デスクトップ画面:

Xubuntu と共存するため、画面半分の解像度で使っています。 ブラウザ、およびスクリーンショットは、Xubuntu で起動することが多いです。その方が快適。

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デスクトップ画面について:

右上に置かれているのが、パネルバーの機能を分割して縦に並べている「Deskbar」パネルです。

1番上:  「メニュー」アイコン(「青い羽根」と思っていたら「木の葉」みたい)
2番め:  「CPU モニタ」、「システムトレイ(ネットワーク、スピーカ)」、「時計」
3番め:  ウィンドウリストです。下に向かって、起動されているアプリが並びます。

→ファイルマネージャの「Tracker」はデスクトップの表示で常時起動されているので、最初に置かれます。

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デスクトップに置かれたアイコンのデザインがクール。

ボリュームアイコンには、使用量がわかるバーが付いています。 「もみじ」マークは、起動デバイス (/boot/) を示します。

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「User Guide」アイコンをクリックすると、Haiku の詳しい使い方を知ることができます。

→ページの左上で「日本語」が指定できて、ちゃんと日本語化されているところが「Haiku」のすごいところ。感謝。

最新の情報へは画面上の「オンラインバージョン」をクリック

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Haiku について:

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Haiku は「Linux」ではありません。BeOS の流れをくむOS で、FreeBSD に近い立ち位置です。

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技術的な特徴:

- POSIXと互換性
- マイクロカーネルの採用。マルチプロセッサ対応を意識した設計
- APIがオブジェクト指向の言語C++で書かれている
- 全体が高度にマルチスレッド・マルチタスク化されており、並列・並行処理のパフォーマンスに優れる
- データベースのように動作する、ジャーナルファイルシステム対応 64ビットファイルシステム「BFS」(Be File System)
- シングルユーザーのパーソナル指向OS

→現在なら普通のことですが、これが模索されていた20年前に考えられていたのはすごいこと。

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Haiku 公式ホームページ

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R1/beta3 – Release Notes

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現在のバージョン情報

    Version: R1/beta3
    Release date: 2021年7月25日
    Supported platforms: x86, 32-bit and 64-bit
  • BeOS R5 との互換性は、32ビットイメージでのみ提供されています。

  • Python のデフォルトバージョンはPython3.7 に切り替えられました。

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ドキュメントの紹介:

Documents

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VirtualBox について:

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仮想マシンを使うことで、

ハードウェアで問題となるPC でも、最新のLinux ディストリビューションをインストールできる可能性が高いです。

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  • スナップショット等が使え、やり直しが楽にできます。

→使ったことのないディストリビューションを入れるときによく使います。 手順を見直してから、実機にトライ。実機に入れた方がメモリはフルに使えるし、速度がアップします。

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  • 余計なソフトが一緒に動くので、その分、負荷が大きいことと、メモリとストレージを使います。

→システムに余裕がないと厳しく、特にメモリは、ホストOSとゲストOSとで分割して使うことになるので、メモリ設定のやり方の影響は大きくなります。

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追記: VirtualBox のゲストOS 上で「Xscreensaver」を動かすと、テーマによっては無応答になりました

→負荷が大きいようで、PC の性能に左右されます。

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  • 今回使った「ASUS Chromebox CN60」は、メモリ8GB、M.2 SSD 240GB に増設しています。

実機に入れるなら、メモリ2GB、SSD 32GB でたぶん動くと思います。

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1. ホストOS 側の確認:

ホストOS : Xubuntu 20.04.2 LTS

$ cat /etc/lsb-release
DISTRIB_ID=Ubuntu
DISTRIB_RELEASE=20.04
DISTRIB_CODENAME=focal
DISTRIB_DESCRIPTION="Ubuntu 20.04.2 LTS"

$ uname -r
5.8.0-63-generic

→作業したときのバージョンです。

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システム更新で最新にしました:

$ sudo apt update
$ sudo apt upgrade

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再起動

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2. ホストOS 「Xubuntu 20.04.2 LTS」に「VirtualBox」をインストール:

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以前の作業 を参照:

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3. 「ゲストOS」のISO イメージをダウンロード:

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Haiku R1/beta3」のiso イメージをダウンロード:

Get Haiku!

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ミラーリストを選択:

Location: New York, United States (64-bit iso)

→「ファイルを保存する」

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「~/ダウンロード/Haiku/」に移動しました。

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チェックサムの確認:
$ cd ~/ダウンロード/Haiku/

$ sha256sum haiku-r1beta3-x86_64-anyboot.iso
33c8b58c4bd3d6479554afbd3a9b08709c8f8086e98ad339b866722e9bb1e820  haiku-r1beta3-x86_64-anyboot.iso

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4. 「仮想マシン」の作成:

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1). システム→「VirtualBox」→「VirtualBox」を起動

VirtualBox マネージャの画面:

→すでに別の仮想マシンを作成して、ゲストOS をインストールしています。

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2). 右上の「新規」ボタンをクリック

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3). 名前とオペレーティングシステム:

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名前:Haiku   ←(好きな英字の名前、フォルダ名になります)
タイプ:Other
バージョン:Other/Unknown (64-bit) 

→「次へ」

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4). メモリサイズ:

3000 MB   ←(大きく取りすぎると、 ホストOS が不調になります)

→「次へ」

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5). ハードディスク:

「仮想ハードディスクを作成する」にチェック ←(つまり、ファイルが使われます)

→「作成」

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6). ハードディスクのファイルタイプ:

「VDI(VirtualBox Disk Image)」にチェック ←(つまり、VirtualBox 形式)

→「次へ」

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7). 物理ハードディスクにあるストレージ:

「可変サイズ」にチェック

→「次へ」

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8). ファイルの場所とサイズ:

仮想ハードディスクとなるファイルが格納される、フォルダの指定:

今回は「/home/ubn/VirtualBox VMs/Haiku/Haiku.vdi」

→すでに入っている指定のまま、にしました。

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可変サイズにした場合の、ファイルサイズの上限値:

8.00 GB →「30.00 GB」に変更(10 GB だとシステム更新だけですぐ一杯 になりました)

→「作成」

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9). 仮想マシンの「Haiku」が作成されました:

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  • これが今から使う、仮想マシン(仮想のパソコン)の性能です。(設定値を後から変更した画像)

実際のハードウェアによっての制限はありますが、汎用のドライバーが使われることと、下記のように設定値を後から見直して、すぐに変更できるのがすごいところ。

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10). 「ディスプレイ」の設定を変更:

「ディスプレイ」をクリック→「スクリーン」タブ

- ビデオメモリー: 16MB →「128MB」に変更
- グラフィックコントローラー: VMSVGA →「VBoxVGA」に変更

→上記の設定ではダメです。「VBoxVGA」にしないと、設定画面の下に「無効な設定が見つかりました」が表示。

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11). 「システム」の設定を変更:

「システム」をクリック→「マザーボード」タブ

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- ポインティングデバイス: 「PS/2 マウス」→「USBタブレット」に変更

→ゲストとのマウス統合を有効にします

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12). プロセッサー数を変更:

「システム」をクリック→「プロセッサー」タブ

- プロセッサー数 : 1 CPU →「2 CPU」に変更

→使われているプロセッサが持つ、物理的な数と合わせると、速度の向上が期待できます。 使われているプロセッサにより数は違うので注意。

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13). インターネットに接続できないことの回避策:

「ネットワーク」→「アダプター1」タブ

ネットワークアダプタを有効化」にチェック

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「高度」をクリック

- アダプタタイプ: 「Intel PRO/1000 MT デスクトップ(82540EM)」に変更

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14). 「USB 3.0」を有効化:

「USB」をクリック→「USB コントローラーを有効化」にチェック

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- 「USB 3.0 (xHCI) コントローラー」にチェック

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15). 右側の「ストレージ」にて、「ISO イメージ」をセット

IDE セカンダリマスター: [光学ドライブ] 空 をクリック

→「ディスクファイルを選択」

→「~/ダウンロード/Haiku/haiku-r1beta3-x86_64-anyboot.iso」を選んで「開く」

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「空」→「haiku-r1beta3-x86_64-anyboot.iso」に変わりました。

→「OK」

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5. 仮想マシンに、ゲストOS として「Haiku R1/beta3」をインストール

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1). 「起動」(緑色の右矢印)ボタンをクリック

仮想マシンが起動

  • ライブ CD を作成する手間が要らないので楽です。

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2). Haiku の立ち上げ時の画面が表示:

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3). 水色の背景に、言語設定とインストーラを起動するかの画面が表示:

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4). 「日本語」を選択:

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5). 「Haiku を試用」を選ぶと、日本語環境でデスクトップが立ち上がりました:

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6). 「DriveSetup」を起動:

メニュー(右上の青い「木の葉」)→Applications →「DriveSetup」

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2つのデバイスを検出:

→CD-ROM イメージは「UEFI 立ち上げ」対応みたい。

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- 作成した「ハードディスク」
- CD-ROM(ISO)ファイル

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7). 「ハードディスク」のドライブを選択して初期化:

「ハードディスク」を右クリック →フォーマット →「Be File System」

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「ディスクをそのままフォーマットしますか」

→「続ける」

→「フォーマット」

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「変更をすぐにディスクに保存しますか」

→「変更を書き込む」

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パーティション "VBOX HARDDISK" は正常にフォーマットされました。」

→「OK」

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→「ハードディスク」が「Be File System」になっていることを確認。

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8). 「インストーラー」を起動

  • CDイメージから仮想ハードディスクにインストールします。

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デスクトップの「インストーラー」アイコンをダブルクリック:

もしくは、

Deskbar のアプリケーションメニューから「インストーラー」(Installer) を起動

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「注意書き」表示

→「続ける」

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9). 「インストーラー」画面表示:

インストール先を指定:

インストール元: 「Haiku - 710.00 MiB」 ←(ISO イメージ)
インストール先: 「VBOX HARDDISK - 30.00 GiB」

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→「開始」をクリック

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10). インストールが完了:

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→「終了」をクリック

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11). 電源を切り、ISO イメージを取り外し

メニュー→シャットダウン→「電源を切る」:

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仮想マシンの電源が落ちたら、

「ストレージ」設定にて、

右側の [光学ドライブ] 空 をクリックして、「仮想ドライブからドライブを除去」

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6. ここで、VirtualBox のスナップショットを作成:

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ゲストOS を起動

1024x768 の解像度で立ち上がりました。

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ゲストOS を起動した状態で、仮想マシン→スナップショットを作成

スナップショット名とコメントを入力

→スナップショットは正常に作成されましたが、PANIC に落ちました。

PANIC: Unexpected exception "Divide Error Exception" occurred in kernel mode! Error code: 0x0

→不具合報告がありました。 [Haiku] #4549

R1/alpha1 で修正済み →エンバグかな?

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仮想マシン→リセット

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7. インストール後のシステム更新

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1). GUI でのシステム更新 1

メニュー(右上の青い葉)→Applications →「ソフトウェアの更新」(SoftwareUpdater)

「更新が見つかりました」 →「いますぐ更新」をクリック

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→「更新が完了しました」

→「再起動」をクリック

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もしくは、

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2). GUI でのシステム更新 2

メニュー(右上の青い葉)→Applications →「HaikuDepot」

「このコンピューターから匿名の使用情報を HaikuDepotServer システムに送信することを受け入れますか?」

→「はい」

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画面表示:

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「HaikuDepot」→「リポジトリの更新」

「HaikuDepot」→「更新のチェック…」

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更新がある場合:

→「更新が見つかりました」 →「いますぐ更新」をクリック→「再起動」をクリック

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更新がない場合:

→「更新はありません」

→「終了」

→タイトルバー左上の □ をクリックして閉じます。

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もしくは、

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3). コマンドでのシステム更新

メニュー(右上の青い葉)→Applications →「ターミナル」

~> pkgman refresh

~> pkgman update

→「~>」は「作業ディレクトリ名」を含んだプロンプトです。

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メニュー(右上の青い葉)→シャットダウン →再起動

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8. 画面の解像度の設定、画面を拡げました:

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方法1. Haiku にて、解像度を変更

メニュー →Preferences →「画面」(Screen) :

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→指定できる解像度が数個しかなく、使いづらいサイズしかないのが難点

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設定できる解像度は下記のみ:

600 x 400
640 x 480
800 x 600
1024 x 768  ←(デフォルト)
1152 x 864  ←(フルHD で、スクロールバーが表示されない広さ)
1280 x 1024
1600 x 1200

VirtualBox ウィンドウには、上段のタイトルバーとメニューバー、下段のステータスバー、がありますが、ここで指定するのは、青い背景部分の解像度( - ウィンドウ枠 3ピクセル位)にすればOK。

→選んで、「適用」

→「保持」

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方法2. 立ち上げ時に「Haiku Boot Loader」で解像度を指定:

  • Haiku Boot Loader」がインストールされていれば使えます。設定できる解像度はHaiku よりも多いのですが、その場限りの設定です。また、Haiku の「画面」アプリではその解像度しかないので変更できません。

  • 残念ながら、「UEFI 立ち上げのときしか解像度の指定は有効ではない」ので、解像度は「画面」アプリで指定します。

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(1). 電源オンしたら、すぐに「Shift」または「スペース」を連打:

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(2). 「Haiku Boot Loader」画面が表示:

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(3). video mode を選んで、
Select video mode (Current: Default)  ←(デフォルト値)

→Enter

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(4). 解像度の一覧から、下記を選んで、
1152x864 32 bit

→Enter

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メニュー項目の表示が変わりました:

Select video mode (Current: 1152x864 32 bit)  ←(指定サイズになりました)

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(5). 立ち上げデバイスを確認:
Select boot volume  (Current: VBOX HARDDISK) 

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画面表示:

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(6). 立ち上げ
Countinue booting  ←(これにしないと設定がクリアされます)

→Enter

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(7). 設定した解像度ではなく、「画面」で設定していた解像度で起動されました:

→つまり、「Haiku Boot Loader」での解像度の指定は無効です。

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方法3. ホストOS にて、仮想マシンの解像度を追加:

  • ゲストOS (Haiku) の解像度(ウィンドウのサイズ)の選択肢を増やすには、ホストを介して、カスタムVESA リソースを設定します。

  • ホストOS にVirtualBox をインストールしたときに使えるコマンドです。

→指定したゲストOS (仮想マシン)で指定した解像度が有効になります。

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(1). メニュー →シャットダウン →電源を切る →ゲストOS を閉じます。

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(2). VirtualBox を終了

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(3). カスタムVESA リソースを設定:

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ホストOS にて操作:

全画面と半画面の2つの解像度を追加:

$ VBoxManage setextradata "Haiku2" "CustomVideoMode1" "1917x984x32"
$ VBoxManage setextradata "Haiku2" "CustomVideoMode2" "957x984x32"

→「Haiku」または「Haiku2」のように、自分が作成した「仮想マシン名」を入れます。

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スクロールバーが表示されないように、画面半分の解像度の設定を何度も確認:
$ VBoxManage setextradata "Haiku2" "CustomVideoMode2" "957x984x32"

→同じ番号を使って登録すれば、余計な解像度を追加せずに何度でもトライできます。

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画面半分のサイズでウィンドウのタイトルバー付きで、スクロールバーが表示されない状態にしたいので、色々とトライしました。

ホストOS 側のパネルの高さやウィンドウのタイトルバーの高さとかが影響して指定できる青い背景の広さが変化するので、各々の値が違うのがつらいところ。今回のホストOS 側のパネルの高さは「24」ピクセルと細めにしてます。

後は、ウィンドウ枠の幅も加味します。今回は、「+3」ピクセルでOK でした。

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(4). Haiku にて、「画面 (Screen)」にてその解像度を選択

メニュー →最近使ったアプリケーション →「画面 (Screen)」

選択できる解像度が増えて、最後に実行したコマンドの解像度に設定されていると思います。 (UEFI 立ち上げでは最大値にセットされるので、このやり方は無効でした)

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いつもは、画面半分の解像度(957x984)に設定して使っています。

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9. 使いやすいように設定を変更:

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コピーやペーストをLinux の使い慣れたショートカットキーに変更:

  • Haiku では、キーボードショートカットキーが「Alt + C」でコピー、「Alt + V」で貼り付けです。

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(1). メニュー →Preferences →「キーマップ」

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(2). 左側のシステム: 「日本語」を選択

→ウィンドウを閉じれば日本語キーボードレイアウトが採用されます。

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(3). 「ショートカットキーをWindows/Linuxモードに切り替え」ボタンをクリック

→「ショートカットキーをHaiku モードに切り替え」に表示が変わり、

Ctrl + C でコピー、Ctrl + V でペーストとなります。

もう一度押すと元に戻ります。

注意点は、「日本語」を再び選ぶとデフォルトに戻ってしまいます。

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「Alt + C」や「Alt + V」が前提のアプリもあるので、慣れてしまうのが一番です。

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日本語キーボードの定義について

日本語キーボードにある、「半角/全角」キーのみが有効で、残りの「無変換」、「変換」、「ひらがな」の 3つのキーは無効です。

「Keymap」の定義は、現在使われているLinux の定義の書式と違うので流用できません。

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個人データ用のフォルダ「My」を作成

個人データの保存先は「ホーム」配下か、デスクトップになると思います。散らばらないように、データ保存用のフォルダを作って、できるだけそこに保存するようにしました。

受け渡しやデータの一時保存のときに、フォルダごとコピーすれば良いので便利です。

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デスクトップの「ホーム」アイコンをダブルクリック→空きを右クリック→新規フォルダ→名前を「My」にしました。

この配下にフォルダを作りました。「Documents」、「Pictures」、「Downloads」、「Music」

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ウィンドウの背景を変更

メニュー →Preferences →「背景」(Backgrounds)

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「背景」が起動:

画像: 「HAIKU logo-white on blue-big.png」(605x179)

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小さい文字も選べます:

→ファイルの指定→「artwork/HAIKU logo-white on blue-normal.png」(351x132) →「選択」

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配置: 手動

→手動にすると、ウィンドウの左上に画像を置けます。

左枠にある、X方向: 258、Y方向: 519 の値の変更でタイトル文字を置く場所を変えられます。

解像度によって、好きな位置に配置できます。

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背景の色:

赤: 51
緑: 102
青: 152

→青い背景の色です。

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10. 日本語入力

  • アプリの作り方で、日本語入力を実現する方式が変わります。

  • 標準アプリの「StyledEdit」、および、「Pad」、「TakeNotes」、は直接テキスト画面で変換しながら日本語入力可能です。

  • 標準アプリの「Pe」、および、Linux から移植したアプリ(FeatherPad、Kwrite、notepadqq、qvim、LibreOffice) は、日本語変換の入力バー(小さな窓)経由で日本語入力できます。

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1). 入力メソッドに「Mozc」をインストール:

「Mozc」のオープンソース版です。 Linux 向けの「Mozc」との違いは、単体で完結していることと、インストール後すぐに使えることです。

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「半角/全角」キーで日本語オン/オフが切り替えできます。 もしくは、Alt+space、またはCtrl+space(設定で変わります)

「スパナ」アイコン→「Mozc 設定」にて、キーの割り当てを変更できますが、

キーマップにある「日本語」の定義では「無変換」、「変換」、「ひらがな」キーは無効です。割当てできません。

  • Linux から移植されたアプリで日本語入力できない現象を確認。 Mozc の定義ファイルの存在するHome の「Mozc」のフォルダを削除したら、 日本語入力できるようになりました。

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「Mozc」のインストール:

メニュー →Applications →「HaikuDepot」

「すべてのパッケージ」タブ

「mozc」を検索窓に入力

「mozc」を選択、右下の「インストール」をクリック

追加パッケージの通知が表示

→「Apply changes」

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→横のスクロールバーを操作して、状態が「有効」になれば、インストールされています。

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2). 使い方

インストール後、すぐにシステムトレイ(右上の 2段目)に「キーボード」アイコンが表示されました。

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下記のどれかを押すと、日本語オンになります:

  • 「キーボード」アイコンをクリック

  • 半角/全角キー

  • Alt + スペース または、Ctrl + スペース

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→日本語オンになると、「キーボード」アイコンがオレンジ色の「あ」になり、デスクトップの左上(初期の位置)に、オレンジ色の「あ」、が表示されます。また、「スパナ」アイコンが乗ったパネルも表示されます。

→このパネルは左上にあるタブをつかんで好きな位置に移動でき、置かれた位置で保持されます。

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3). Mozc の設定

「スパナ」をクリック→「Mozc 設定」で設定をカスタマイズできます。この辺りはLinux と同じです。

日本語キーボードの「無変換」、「変換」、「ひらがな」のキーは無効なので、「Mozc 設定」でキーの割当に使えません。定義したとしても、アプリ側の対応がないと動きません。定義が今までなかったので、ほとんどのアプリで対応されていません。

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4). 日本語入力の確認:

メニュー →Applications →「StyledEdit」:

→日本語が入力できました。

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メニュー →Applications →「Pe」:

→同じ日本語入力でも違いがあります。

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「半角/全角」キー →日本語オン

日本語変換の入力バー(窓)が表示 →日本語に変換 →Enter キーで確定

→アプリに入力

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Linux からHaiku に移植されたソフト(Libreoffice、Featherpad 、Notepadqq 、Kwrite )での日本語入力は、 ほとんどが、こちらの方式です。

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5). 日本語入力で気付いたこと:

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(1). 日本語オンのときに、「ひらがな」に続けてキー入力すると、ゴミ(ひし形に「?」)が入力されます

「ひらがな」→「ひらがな」、「ひらがな」→「スペース」、など。Haiku アプリ(StyledEdit、Pe)で確認。

→日本語キーボードの定義である、キーマップの「日本語」(Japanese) の「ひらがな」キーには何かしら?の定義がされているみたい。

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(2). 日本語入力のときは「半角/全角」キー のみ使うこと:

誤って違うキーを押して、ゴミが表示されたら、その状態で消すと他のところまで消してしまうので、「半角/全角」キーで日本語オフにしてから、削除すること。

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(3). テキスト画面に直接日本語を入力できるアプリ:

「StyledEdit 」、「TakeNotes」、「DeskNotes」

→直接日本語を入力できるのは「Haiku 専用アプリ」が多いです。使っているライブラリが違うのかな。

やはり、テキスト画面に直接入力できたほうが気持ちよく使えます。

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6). 参考: PC のキーボードレイアウト

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英語 101キーボード

→英数字のみのキーボード(101個のキー)

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英語 104キーボード

→101キーボードに、Windowsキー x2、アプリケーションキーx1 を追加

→現在市販されている、英語キーボード(104個のキー)

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日本語 106キーボード

109キーボードから、Windowsキー x2、アプリケーションキーx1 を削除

→アルファベットよりもひらがなの方が文字数が 2つ多い(む、ろ)わけです。半角/全角キー を追加

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日本語 109キーボード

→104キーボードに、半角/全角、無変換、変換、カタカナ/ひらがな、む、ろ

→現在市販されている、日本語キーボード

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Linux の日本語キーボードの定義「jp106」

→「日本語 109キーボード」のキー配列で、半角/全角、無変換、変換、カタカナ/ひらがな、があります。

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Haiku の日本語キーボードの定義「日本語」(japanese)

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「キーマップ」の表示:

→規格としての「日本語 106キーボード」のキー配列です。それだと現在使われている「日本語 109キーボード」にある、無変換、変換、カタカナ/ひらがな、が足りません。

ちなみに、「Options」が「Windows」で、「CMD」が「Alt」です。

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7). 参考: 各OS でのキー配列の設定:

参考:

JP106キーボードを使用する設定

通常の日本語キーボードはJP106キーボード、日本語106キーボードと呼ばれるキー配列になっていますが、一般的にUS101キーボード、英語101キーボードが標準です。

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FreeBSD
/etc/rc.conf
keymap="jp.106"

→キーボードレイアウト変更は「kbdcontrol」コマンドを使用

関連ファイル /usr/share/syscons/keymaps/* キーボードマップファイル

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Gentoo Linux
/etc/conf.d/keymaps
KEYMAP="jp106"

-

Red HatLinux
/etc/sysconfig/keyboard
KEYTABLE="jp106"

→キーボードレイアウト変更は「kbdconfig」コマンドを使用

-

Ubuntu でのキーボードレイアウト変更:
$ sudo dpkg-reconfigure keyboard-configuration

もしくは、

$ sudo localectl set-keymap jp106 

-

Haiku でのキーボードレイアウト変更:

メニュー →Preferences →「キーマップ」(Keymap)

左側にて、システム: 「日本語」(Japanese) を選択

-

参考:

Haiku OS のキーマップ

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変換と無変換キーを定義してやると Mozc でも利用できますが、対応していないStyleEdit などのエディタでは文字化けして文字コードが入力されます。

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Haiku でのキーボードレイアウト修正:

キーマップファイルの原本:

Japanese.keymap には無変換と変換キーが含まれていません。

-

キーマップを修正したら、バイナリフォーマットへ変換します:

操作例:

テストのとき:

/bin/keymap -s -o Japanese109 -c Japanese109.keymap

-

うまく行ったら、バイナリ変換:

/bin/keymap -o Japanese109 -c Japanese109.keymap

-

キーマップファイル(バイナリ)を配置:
(Haiku-hd)/system/data/keymaps/Japanese109

→コマンドの使用例です。修正してもアプリの対応がないからか、うまく動きません。

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11. システム標準のアプリ:

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1). ブラウザ「WebPositive」

  • メニューは日本語化されています。

  • たつきがあるので、ドキュメントのビュワーと割り切った方が良さそう。

-

メニュー →「Applications」 →「WebPositive」→Webブラウザ

もしくは、

デスクトップの「Quick Tour」や「User Guide」をダブルクリック →Haiku User Guide(英語) がブラウザで開きます。HAIKU の下の「English」にマウスを持っていって「日本語」に変更。

-

ブラウザで使うフォント「noto_serif_cjk_jp」をインストール

「noto_sans_cjk_jp」はインストールされていますが、「noto_serif_cjk_jp」はインストールされていません。

-

メニュー(右上の青い葉)→Applications →「HaikuDepot」

「おすすめパッケージのみ表示」のチェックを外します。 「noto_serif_cjk_jp」を検索窓に入力。 「noto_serif_cjk_jp」を選択、「インストール」をクリックして、インストールします。

→状態が「有効」になれば、インストールされています。

-

メニューバーの「ウィンドウ」→設定→「フォント」タブ

フォントを日本語対応に変更:

標準フォント: Noto Sans CJK JP
セリフフォント: Noto Serif CJK JP  ←(インストールしたフォント)
サンセリフフォント: Noto Sans CJK JP
等幅フォント: Noto Sans Mono  ←(Noto Mono CJK JP にしたいけど、固定で変更できず…)
標準フォントサイズ: 14
等幅フォントサイズ: 14

「適用」をクリック→「WebPositive」を再起動

リンク(赤色)のタイトルに日本語を含んでいても、ちゃんと日本語が表示されます。

-

ブラウザ(WebPositive) で日本語入力:

「+」をクリックして新規タブを開きます。→URL 欄に「翻訳」Enter →Enter

Google 翻訳のページに飛びました。

-

Google 検索のページでは、

左の欄をクリックすると、翻訳する日本語を入力できました。

こちらは、「入力バー」が表示される方式です。

-

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2). 端末「ターミナル」

メニュー →Applications →「ターミナル」(Terminal)

-

普通にシェル(Bash) が使えます。 プロンプト (~> ) は、カレントパスを先頭に含んだプロンプトです。

~> pwd
/boot/home

~> cd /
/> 

-

端末 (Terminal) のフォントを変更:

設定→設定

フォント:

Noto Mono - Regular ↓ Noto Sans Mono CJK JP - Regular →12

左上の黄色い部分の□をクリックして閉じます。

設定→デフォルトとして保存

-

端末 (Terminal) にて、マウスで貼り付けるなら「右クリック」か「中央ボタン」で貼り付け です

-

StyledEdit やテキストエディタに端末 (Terminal) のメッセージを貼り付けるには、
  • 端末 (Terminal) 内と同じ操作はできません。

-

端末で、マウスで領域を選択して反転させます。

Alt+C または、Ctrl+C でコピー

テキストエディタで、右クリック→貼り付け、もしくは、Alt+V または、Ctrl+V で貼り付けです。

-

-


3). テキストエディタ「nano」

~> nano -l

-

  • ハイライト表示にも対応できるようです。うまく動けば「Pe」よりも高機能です。

  • 日本語入力してみると、日本語変換して確定したときに貼り付けられる文字が文字化けします。他のアプリからの貼り付けも同じでした。

→他のディストリビューションでは日本語入力できるので、 表題の文字化けや、日本語入力のことまでは確認されていないみたい。

-

Xubuntu 20.04 のnano の表示:

→日本語入力できます。バージョンは低め。

-

Haiku R1/beta3 のnano の表示:

→日本語入力して確定すると、文字化けした文字が貼り付けられます。

  • メニューは日本語化されていますが、メニューは2文字だけだし、表題の日本語は文字化けしています。問題が多そう。

→メニューや「変更済み」が日本語表示なので、翻訳ファイルからの表示はできているみたい。

  • メニューに表示のキーはAlt+C が有効なモードに設定しないと、効きませんでした(Ctrl+X で終了せず)。

-

日本語の文字化け対策として、

フォントを「Noto Sans Mono - Regular」→「Noto Sans Mono CJK JP - Regular」に変更

→変化なし(これは端末側の設定でした)

-

コンパイルオプションが必要みたい

Debian 版のGNU nano はコンパイル時のオプションとして「--enable-utf8」が追加されているようです。

Haiku 版 nano (5.7-1) がどうなっているのかは勉強不足で、未確認。

-

参考: パッケージの位置
/boot/system/packages/nano-5.7-1x86_64.hpkg

-

-


4). テキストエディタ「Pe」

-

メニュー →Applications →「Pe」

-

  • メニューは日本語化されていません。

  • 構文のハイライト表示ができますが「Markdown」は対象外、また、行番号は表示できません。

-

  • 気付いたことは、Haiku アプリには、行番号を表示できるテキストエディタがないことです。

  • ウィンドウの左下に現在行を表示する機能があります。

→ウィンドウの左下に「現在行,カラム」が表示されます。

27,1

-

  • マウスでのコピーとか貼り付けは Alt+C でコピー、Akt+V なので勝手が違います。

→Ctrl+C でコピー、Ctrl+V で貼り付けした方が楽です。 「キーマップ」の設定で変更できます。

-

Pe の文字列置換はちょっと違うかも

Serch →Replace は「次の置換」みたい。勘違いしやすいので注意。

なので、

-

Search →「Find...」

Find: 置換したい文字列
Replace: 置換後の文字列

を指定します。

→Shift+「Enter」で改行コードを含めることができるのが Pe の利点。

-

-

フォントを変更:

Window →Preferences →Editor

Font: Noto Sans Mono CJK JP →Regular

Size: 12

→Apply

-

ファイル保存:

File →Save as... →/boot/home/My/Doc/memo2.md

→保存されました。

-

入力メソッド(Mozc またはCanna)のインストールにて:

半角/全角キーで日本語のオン/オフを切り替えできます。

日本語オンでシステムトレイにオレンジの「あ」が表示されます。

  • 日本語入力の方式が「StyledEdit」と違います。

日本語は、入力バー(小さな長めの窓)で日本語に変換しEnter キーで確定されると、テキスト画面に入力されます。

-


5). ワープロ「StyledEdit」

-

メニュー →Applications →「StyledEdit」

-

  • メニューが日本語化されています。

  • 行番号は表示できません。 デフォルトのフォントは「Noto Sans Display Regular 12」です。

-

フォントを変更:

そのままだと有効になりません。何か「test」でもいいので文字を入れます。

Alt+A または、Ctrl+A にて、すべて選択した状態にします。

フォント →「Noto Sans CJK JP」 →Regular

サイズ: 12

-

色指定やスタイル指定も可能です。

-

よくあるワープロと同じです。 選択している場所だけを対象にして、フォント、サイズ、色、太字、斜体、が指定できます。

Alt+A または、Ctrl+A を使うと、それ以降も有効です。

なので、ファイルを開いた最初にフォントを指定すれば、そのファイル全体のフォントになります。

-

  • キーボードの設定をしたので、Ctrl + C でコピー、Ctrl + V で貼り付けができました。

→メニューの表示もすでに、Alt からCtrl を使うように変わっています。

-

  • マウスの中央ボタンは無効です。貼り付けに使えません。

→マウスで貼り付けるなら、右クリック→コピー、右クリック→貼り付け になります。

- - 左下に現在行を表示する機能があります。

→ウィンドウの左下に「現在行, 列」が表示されます。

9行, 1列

-

-

ファイル保存:

ファイル →名前を付けて保存 →/boot/home/My/Doc/memo1.md →保存されました。

-

入力メソッド(Mozc またはCanna)のインストールにて:

半角/全角キーで日本語のオン/オフを切り替えできます。 日本語オンでシステムトレイにオレンジの「あ」が表示されます。

  • 日本語の入力では、直接テキスト画面に表示されます。

-


6). PDF ビュワー「BePDF」

Haiku の標準アプリです。高速に起動する PDF ビューワ。

PDF の表示に加えて、暗号化されていない PDF に注釈を加える機能や、ユーザーがブックマークを定義する機能をサポートしています。現在 20 ヶ国語について完全にローカライズされています。

-

テキストファイルを編集すれば、新しい言語を簡単に追加できます。

ドキュメントは HTML 形式または PDF 形式で入手できます。

PDF 形式のドキュメントは、メニューの Help | Show Help... からも開けます。

Deskbar: Applications
場所: /boot/system/apps/BePDF/BePDF
ドキュメント: /boot/system/apps/BePDF/docs/*
設定ファイル: ~/config/settings/BePDF

-


7). 電卓アプリ「電卓」(DeskCalc)

-

Haiku の標準アプリです。デスクトップに置く電卓アプリです。「レプリカント」が使えます。

-

  • アプリを起動したときに、ウィンドウの右下に「手」のアイコンが表示されるのが「レプリカント」です。

→保存も要らず、デスクトップに機能と記録が残せます。

-

  • ウィンドウの右下の枠をドラッグでウィンドウのサイズ(電卓の大きさ、文字の大きさ)を変更できます。

  • 右下の「手」のアイコンをドラッグすると、枠以外の中身の電卓のみ移動でき、好きなところに置けます。

→計算した内容もそのまま移動します。つまり、好きなだけデスクトップに電卓を置けるわけです。 () 式の中ごとに電卓を別けて計算するとか、色々な使い方がありそうです。

-

  • 電卓の計算結果や、計算式をドラッグすると、別のアプリに貼り付けできます。

例えば、テキストエディタにかかれている計算式の「(1+2+3)*2」計算式を電卓窓にドラッグして、「=」で計算、結果として「12」が表示されました。

-

  • 左下の「手」のアイコンで、右クリック→「レプリカントを削除」で削除できます。

-

親アプリでのみ、窓の右クリックで、
コンパクトモード
基本モード
関数モード

が選べます。

-

すべての電卓の窓の右クリックで、
ラジアン
度

の単位が選択できます。

-


8). CopyNameToClipboard

  • インストールされていました。

→Tracker(ファイルマネージャ)のアドオンで、選択したフォルダ名、ファイル名、およびパスをクリップボードにコピーしてくれます。思ったよりも使う機会が多いです。

-

ファイルマネージャで、フォルダまたはファイルを選択して、右クリック

→アドオン →「CopyNameToClipboard」

-

テキストエディタにて、→貼り付け

-

例えば、下記のファイルパスを貼り付け:

/boot/home/config/non-packaged/data/fonts

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12. Haikuにアプリをインストールするには:

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  • Haiku で使えるアプリには、古くからあるHaiku (BeOS) のアプリと、Linux から移植されたアプリがあります。

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1). Haiku にインストールできるアプリ

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Haiku Depot Web サイト

Haiku に移植されたアプリが置かれているサイト:

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Haiku Software Archives

→古いBeOSHaiku のパッケージのアーカイブが置かれているサイト:

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Software Sites

Haiku 用のサードパーティソフトウェアを提供しているサイト:

HPKG パッケージまたは zip アーカイブでのダウンロードや、 Haiku に追加できるリポジトリがあるパッケージが提供されているサイトです。

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2). 「HaikuDepot」アプリで、パッケージを「検索」してインストール

「HaikuDepot」アプリは、パッケージマネージャで、Ubuntu の「Synaptic」に近いアプリです。

Haiku アプリ」と「移植されたアプリ」の2つのリポジトリが登録されており、ビルド済みのバイナリ「パッケージ」のインストールができます。

-

メニュー(右上の青い葉)→Applications →「HaikuDepot」

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(1). まずは、リポジトリを更新:

HaikuDepot →「リポジトリの更新」→更新中

HaikuDepot →「更新のチェック」→更新はありません

→「終了」

-

(2). 眺めながら探す:

「おすすめパッケージ」タブをクリック。

大きなアプリのアイコンが表示されます。星の数が参考になります。

→インストールされているパッケージには、アプリ名の右に「丸い緑色のチェック」が付きます。

-

(3). 検索するとき:

「すべてのパッケージ」タブをクリック。

分類: 「すべての分類」

-

検索窓に「パッケージ名」を入力

選択して、詳細を確認 →「インストール」をクリック

星の数と、左下のURL が参考になります。

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https//githhub.com/HaikuArchives/アプリ名」のときは、昔からあるHaiku アプリです。 Haiku アプリの作法に従って作られている可能性があり、日本語入力できる可能性が高いです。

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状態の表示:
- 利用可能 : インストールされていません。
- 保留中… : インストール中です。
- 有効 : インストール済です。

-

1. 検索窓の中を消して、タイトルの「状態」をクリックすればソートされるので、現在インストールされている(有効な)パッケージの確認が出来ます。

2. ちなみに、「サイズ」をクリックしてソートして、「-」がシステム関連のパッケージみたい。

3. 惜しいかなソートの組み合わせはできません。

4. 「評価」の星が多いパッケージを入れたい時は、「評価」をクリックして星の数でソートして、「利用可能」のパッケージを見ていけば良いと思います。

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13. Haiku にアプリをインストールしました:

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1). Otter-Browser

「WebPositive」で「はてなブログ」を閲覧すると、もたつくので、 「おすすめパッケージ」タブにある「Otter-Browser」をインストール

  • 「WebPositive」よりはマシだけど、VirtualBox 上で使っているからか、もたつきます。

-

ブラウザにて、ダウンロード先のフォルダを指定:

メニュー →Applications →「Otter Browser」を起動

ツール→「環境設定」

ダウンロードフォルダー: 「/boot/home/Desktop」→「/boot/home/My/DL」に変更

→「適用」

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画像:

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2). CoolReader

多くのOS で、多くのebook のフォーマットをサポートしている閲覧ソフトです。

メニューは日本語化されていません。

-

メニュー →Applications →「Cool Reader」で起動

-

まずは、サンプルのファイルを入手しないと、動作確認できません。

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参考:

電子書籍サンプル

→「.epub」をいくつかダウンロード

-

デフォルトのフォント設定では文字化けするので、フォントを変更:

ツールバーにある「歯車」(設定)アイコンをクリック

Test font: 「Noto Sans CJK JP」、「16」

→サンプルファイルの表示はOK:

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「.txt」、「.html」、「.doc」などもサポートされていますが、個人的によく使う「.odt」や「.md」はありませんでした。

-

テキストファイルを開いてみると、

Error while opening document

→「ドキュメントを開くときにエラーが発生しました 」

不具合報告あり: Unicode文字はサポートされていません。(#408 Unable to view the text )

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3). CuteMarkEd

Qt ベースのマークダウン テキストエディタ

バージョンは、0.11.3-4 です。

マークダウンファイルのビュワーとして使えますが、ソースの方も文字サイズが変化するので違和感があります。 どうも、右のアウトラインと行を同期させるためにそうしているみたい。慣れてくると気にならなくなりました。

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アウトラインの表示の選択:

エキストラ→「Styles」

デフォルト→「Github」に変更

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左右分割の割合を調整:

表示→分割 1:1 →「分割 3:1」に変更

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上下分割に変更:

表示→「Horizontal Layout」にチェック

表示→分割 1:1 →「分割 3:1」に変更

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画像:

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4). qpdfview ←オススメ

PDF ビュワー

依存するパッケージが複数インストールされました。

  • 日本語化されていません。メニューが複雑なので、日本語化されていないと使いづらいかも。

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画像:

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メニューの日本語化

翻訳ファイルを置ければ日本語化できそうですが、Haiku ではいじれません。配置するにはたぶん、インストールスクリプトをいじる必要があります。

ソースのqpdfview.pro とqpdfview_ja.ts を修正してコンパイル。もしくは 他のディストリビューションからqpdfview_ja.qm を借用して配置すれば良さそう。(配置できればの話)

~> ls  /boot/system/data/locale/ja/LC_MESSAGES/qpdfview.qm

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5). KolourPaint ←オススメ

  • 入力バー(窓)経由で日本語入力できます。

画像ファイルの編集ソフトです。

ホストOS のXubuntu にも入れています。同じソフトがあると性能を比較しやすくなります。 インストール時のダウンロードに時間がかかりました。

「KolourPaint を開く」が表示されるまで待ちました。

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画像:

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6). featherpad (テキストエディタ) ←オススメ

Qt5 テキストエディタ

バージョンは、0.9.2-1 です。

惜しいかな日本語化される(0.9.3) の一歩手前のバージョンです。日本語化されていません。使うには支障はありません。

行番号表示とか、背景に黒が指定できます。ハイライトが見やすい色です。また、文字列の置換で改行コードを含めることができます。

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(1). フォントの変更:

Options →Fonts

「Noto Sans Mono CJK JP、Regular 11」に変更

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(2). 行番号の表示:

Options →Preferences →「Text」タブ

「Always show line numbers」にチェック

-

(3). 空白文字の表示:

「Show whitespaces」にチェック

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(4). 背景色の変更:

「Dark color scheme」にチェック

Background color value: 「50」に変更

-

(5). 挿入する日時の書式を変更:

Date and time format: 「yyyy-MM-dd hh:mm」に変更

-

日時を挿入するときは、

Edit →「Paste Date and Time」

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(6). 開いていたタブを起動時に開く設定:

Options →Preferences →「Files」タブ

「Start with files of last window」にチェック

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→「Close」

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(7). マウスでドラッグしての範囲選択はできません

他のテキストエディタでも同じ動作です。

マウスでの範囲選択はできませんが、Shift+矢印キーなら範囲選択できます。

また、マウスの 2回クリックで文字列の選択、3回クリックで行の選択ができます。 ただし、右クリックしてコピーすることを忘れると使い物になりません。

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画像:

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(8). 参考: ファイル配置の違い:

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設定ファイル:
~> ls /boot/home/config/settings/FeatherPad/featherpad/fp.conf

→ファイルの履歴が記憶されなくなったときに、「fp.conf」ファイルを削除してやればOK。ただし設定やり直し。

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help ファイル:
~> ls  /boot/system/apps/FeatherPad/data/help

Haiku ではいじれません。

-

参考: help の日本語化:
  • FeatherPad のhelp ファイルはテキストファイルなので、個人的な備忘録として使えるのですが、 Haiku の場合は、システムに配置されて書き込みできないので使えません。

日本語化する場合は、他のディストリビューションに入れたFeatherpad からファイルを借りてきて使えばできるはずですが、Haiku ではいじれません。配置するにはたぶん、インストールスクリプトをいじる必要があります。

こちらのバージョンは低いので、ヘルプの日本語化は、他のディストリビューションから、help_ja-JP または、help_ja を借りてきて、help にコピーします。

-

翻訳ファイル:
~> ls /boot/system/apps/FeatherPad/translations/featherpad_ja.qm

→バージョンが低いので日本語の翻訳ファイルは格納されていません。Haiku ではいじれません。

-

参考: メニューの日本語化

翻訳ファイルを置ければ日本語化できると思いますが、配置するにはたぶん、インストールスクリプトをいじる必要があります。

-

参考: GUIロケールを確認:

メニュー →Preferences →「言語と書式」(locale) →「言語」タブ

残念ながら、「日本語」としか表示されません。

-

参考: locale のコマンドが見つかりません:
~> which locale
/bin/locale

~> locale
~> 

→よく調べたら、コマンドはあるけど、パラメータの与え方がLinux とは違うみたい。

-

Xubuntu の場合:
$ LANG=C locale --help

Usage: locale [OPTION...] NAME
  or:  locale [OPTION...] [-a|-m]
Get locale-specific information.

 System information:
  -a, --all-locales          Write names of available locales
  -m, --charmaps             Write names of available charmaps

 Modify output format:
  -c, --category-name        Write names of selected categories
  -k, --keyword-name         Write names of selected keywords
  -v, --verbose              Print more information

  -?, --help                 Give this help list
      --usage                Give a short usage message
  -V, --version              Print program version

For bug reporting instructions, please see:
<https://bugs.launchpad.net/ubuntu/+source/glibc/+bugs>.

-

$ locale -m
ANSI_X3.110-1983
ANSI_X3.4-1968
:
UTF-8
VIDEOTEX-SUPPL
VISCII
WIN-SAMI-2
WINDOWS-31J

$ locale -a
C
C.UTF-8
POSIX
en_AG
en_AG.utf8
:
en_ZW.utf8
ja_JP.utf8

-

Haiku の場合:
~> locale --help
Usage: locale [-alftcm]
  -a, --all               Print all available Languages
  -l, --language          Print the currently set preferred language
  -f, --format            Print the formatting-related locale
  -t, --time              Print the time-related locale
  -c, --message           Print the message-related locale
  -m, --charmaps          List available character maps
  -h, --help              Display this help and exit

→パラメータの数や意味が違います。

-

Haiku でパラメータを指定:
~> locale -a
af.UTF-8
:
ja.UTF-8
ja_JP.UTF-8
:
zu.UTF-8
zu_ZA.UTF-8
POSIX

→「C」がありません。

~> locale -a | grep ja
ja.UTF-8
ja_JP.UTF-8

~> echo $LANG

~> echo $LANGUAGE

~> echo $LC_CTYPE
ja.UTF-8

~> echo $LC_NUMERIC
ja.UTF-8

~> locale -l
ja

~> locale -m
ja.UTF-8

~> locale -f
ja.UTF-8

~> locale -t
ja.UTF-8

→欲しかった値は「ja.UTF-8

-


7). kwrite (テキストエディタ) ←オススメ

KDE テキストエディタ

バージョンは、20.12.0-2 です。

-

  • メニューは一部を除いて、日本語化されています。

  • 行番号表示、および、背景にダーク系が選べます。Markdown のハイライト表示が可能です。

  • 文字列を選択すると、ファイル内の同じ文字列が強調表示されます。

-

マウスでドラッグしての範囲選択はできません

Shift+矢印キーは使用できます。また、マウスでダブルクリックで文字列の選択、3回クリックで行の選択は端末と同じで使えます。ただし、右クリックしてコピーしておかないと使い物になりません。

-

フォントの変更:

設定→エディタを設定

「表示」タブ→「フォント」タブ

「Noto Sans Mono Thin 12」→「Noto Sans Mono CJK JP、Regular 12」

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テーマ(背景色とハイライト色)の変更

「Color Themes」タブ→「フォント」タブ

Default theme for kwrite: 「Monokai」 ←(ダーク系のテーマ)

→「適用」

→「OK」

-

画像:

-


8). DeskNotes (付箋) ←オススメ

デスクトップに置く「付箋」アプリです。「レプリカント」機能が使えます。

バージョンは、1.2.1-1 です。

-

→文字サイズやフォントの指定はできません。たぶん、デスクトップのアイコンの文字と同じフォントとサイズです。

-

  • 保存の操作が要りません。デスクトップに機能と記録が残せます。

  • メニュー→「レプリカントの表示」でチェックを外すと、レプリカントの操作ができなくなるので注意。

→「親」と「子」の左下にある「手」のアイコンが表示されなくなります。 「子」は表示されたまま残りますが、色の変更や移動、削除ができなくなります。

レプリカントの表示」というよりは「レプリカント操作の許可」、もしくは「レプリカントの手の表示」です。

→「子」をウィジットのように、デスクトップに残したいときに便利です。

-

タイトルバーが付いているのが「親」です。

-

「親」は、DeskNotes アプリにメモを書いても、書かなくても、左下の「手」のアイコンをドラッグして置くと、その中身が(転写シートのように)コピーされて取り残されます。

-

「子」は、左下の「手」のアイコンでウィンドウの移動。右下でウィンドウのサイズ変更、ウィンドウのクリックで、文字を入力できます。左下の「手」のアイコンで、右クリック→「レプリカントを削除」で削除できます。

-

「子」しかいない場合は、アプリのウィンドウの中で右クリック→「Lanch DeskNotes...」で「親」を起動できます。

-

ウィンドウの背景色と文字色の設定:

以前のバージョンは、背景色と文字色をそれぞれ、RGB の値で設定していましたが、それが変更され、事前に準備されている20個の色のパターンから選びます。背景色に合わせて見やすい色に文字色は調整されています。

-

アプリのウィンドウの中で、右クリック→「Color」→20個の色から指定:

-

以前のやり方の、下記のようにRGB では設定できません。パターンが決まっています。

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参考: 背景色(Background color) :
255 255 0 : 黄色(デフォルト)
200 255 0 : 黄緑色
215 200 215 : 薄ピンク色
200 220 220 : 薄緑色
200 230 230 : 水色
245 245 245 : 灰色

-

参考: 文字色(Text color)
0 0 0 : 黒色(デフォルト)
50 50 50 : 灰色

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9). TakeNotes (ワープロに近い付箋) ←オススメ

デスクトップに置く「付箋」アプリです。「レプリカント」機能が使えます。

バージョンは、1.0.1 です。

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  • インストール後の最初の起動で、

「Do you want TakeNotes to live inthe Deskbar?」

→パネルに登録されるみたい。

→「Don't」を選択。

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ちなみに「Install」を選ぶと、 パネル (/boot/system/Deskbar) でエラーが出て、継続できないと表示:

「終了」にチェックして、→「Oh no!」

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  • 黄色い背景のウィンドウが開き、左上隅に「手」のアイコンが表示

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直接テキスト画面に日本語入力ができました
  • マウスでの範囲選択もできます。ただし、右クリック→copy が必要。 テキストエディタ代わりに使えます。

-

文字フォントとスタイルの設定:

「Font」→「Noto Sans Mono CJK JP」、「Regular」に変更

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文字サイズの設定:

「Font」→「Size」にて、文字サイズ、が「9〜72」まで指定できます。

→「12」に変更

-

文字色の設定:

「Font」→「Color」にて、文字色が「Black 、Red 、Green 、Blue 、Yellow」から選べます。

→「Black」に設定

-

背景色の設定:
  • 背景色の設定が面倒なのが難点。事前に登録された色がいくつか欲しいところ。

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  • 「Settings」→「Change background color」メニューにて、背景色がRGB 値(赤、緑、青)で指定できます。

→デフォルトの「黄色」→「150 200 0」(緑色)に変更

  • 以前設定されていた色は確認できても値がわかりません。そして、設定するたびに「0 0 0」(黒色)にクリアされます。

→現在の設定値を表示して欲しいところ。

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参考: 背景色(Background color) :
255 255 0 : 黄色(デフォルト)
200 255 0 : 黄緑色
150 200 0 : 緑色     ←(これに設定)
215 200 215 : 薄ピンク色
200 220 220 : 薄い水色
200 200 200 : 橙色(濃い黄色)
200 230 230 : 水色
230 230 230 : 薄い灰色
150 150 150 : 濃い灰色
0 0 0 : 黒色

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設定された文字フォントの指定やサイズ、色などの属性は、ワープロLibreOffice-writer」にコピーしても引き継がれません。文字情報のみ貼り付けられます。

Haiku アプリの「StyledEdit」へは、背景色以外の文字属性などは貼り付けできました。逆に「StyledEdit」からの貼り付けも可能ということ。

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使い道:

「TakeNotes 」のレプリカント(子)に段落ごとの文章を書いて、それを「StyledEdit」にまとめることも可能です。

Markdown の見出しなどを色分けしたものを親に記述しておけば、見やすい、Markdown ファイルの書類が書けます。

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準備した付箋ハイライト.md の内容:
200 230 230 : 水色
230 230 230 : 薄い灰色

「見出し」

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### 

-

---
#### 

-

---
##### 

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「ブロック」



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→見出しをカラー指定して、擬似的にMarkdown のハイライトを実現できるようにしています。

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「TakeNotes 」には、ファイルに保存するメニューはありますが、ファイルを開くメニューはありません。

StyledEdit で開いて内容を「TakeNotes 」に貼り付けるか、ホームから保存したファイルをダブルクリックするか、メニュー→「最近使ったドキュメント」で保存したファイルを指定するか、を行えば開くことができます。

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→つまり、ファイルを保存したアプリをHaiku が記憶しているということ。

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10). LibreOffice

日本語版を入れるには、「すべてのパッケージ」タブにて、「LibreOffice_ja」を検索します。

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LibreOffice_ja」をインストールすると、

本体パッケージ「LibreOffice」と翻訳ファイル「LibreOffice_ja」がインストールされます。

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日本語メニューになっています。

バージョンは、7.2.0.4-2 です。

https://www.libreoffice.org/

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  • 「Mozc」で日本語入力できます。

日本語オンにて、入力バー(小さな長めの窓)で日本語に変換、Enter キーで確定すると、テキスト画面に貼り付けられました。

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マウスでドラッグしての範囲選択はできません

Shift+矢印キーは使用できます。また、マウスでダブルクリックで文字列の選択、3回クリックで行の選択は端末と同じで使えます。ただし、右クリックしてコピーしないと使い物になりません。

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画像:

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14. レプリカントに対応のアプリ

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Haiku アプリで「レプリカント 」という、アプリをデスクトップで転写シートみたいに子供をどんどん増やしていける、おもしろい機能を知りました。

  • デスクトップに置くガジェットのように使えます。

→(Haiku ガイドからの抜粋: )レプリカントに対応する場所でもっとも目立つのはデスクトップです。小さなハンドルをそこにドラッグ&ドロップすると、それはデスクトップの一部となり、レプリカント元アプリケーションを動作のために起動する必要はありません。

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これもシステムのインストールと同じ「継承 」の機能かな。

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「電卓」(DeskCalc) 、「DeskNotes 」、「TakeNotes 」で使えます。工夫次第で便利なツールです。

ちなみに、「アクティビティモニター」(activitymonitor) 、desktop applets の「ワークスペース」(workspaces) でもレプリカントが使えました。

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レプリカントに対応のアプリ:

→「手」のアイコンに注目。

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  • レプリカント」に対応したアプリかは、起動したウィンドウにて、4つの隅のどこかに「手」のアイコンがあるかで判断できます。

  • 強制的に「レプリカント」を取り除くときは、「~/config/settings/Tracker/tracker_shelf」を削除。ただし、デスクトップのすべてのレプリカントが消えてしまいます。作業前に内容を保存しておくことをオススメ。

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15. Haiku に「ゲーム」をインストール:

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ほとんどが移植版のゲームで、無難なテーブルゲームが多いです。

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1). BeMines

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qt5 とか依存が入るので結構インストールに時間がかかった記憶がありましたが、 一瞬で終わりました。たぶん、featherpad をインストールしていたからかも。

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画像:

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2). BeSpider

  • トランプゲームです。

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起動時に「Klondike」か「Spider」を選べます。

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画像:

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3). qsolocards

  • 半自動のトランプゲームです。

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Geme →Select Gemes で、6種類のゲームから選べます。

カードをドラッグしなくても、移動するカードをクリックするだけで半自動で移動してくれます。

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画像:

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4). lopan (SDL Lopan)

麻雀 solitaire(上海)

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画像:

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16. 「pkgman」コマンドでアプリをインストール:

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端末から実行する「pkgman」コマンドは、あまり使うことはないでしょうが、最短でインストールできるので知っておくと便利です。

Ubuntu でいう「apt」コマンドです。

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メニュー →Applications →「Terminal」

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コマンド一覧:

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リポジトリを更新:
~> pkgman refresh

→apt に似た操作です。 update がrefresh と思えばいいみたい。

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インストール済みのバッケージを更新:
~> pkgman update

→apt に似た操作です。 upgrade がupdate と思えばいいみたい。

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パッケージを検索(リモートとローカルの両方を検索):
~> pkgman search 検索文字列

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インストール(依存関係も調べます):
~> pkgman install パッケージ名 

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アンインストール:
~> pkgman uninstall パッケージ名

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使用例: 「mozc」を検索:
~> pkgman refresh
Fetching repository chechsum from https://eu.hpkg.haiku-os.org/haiku/r1beta1/x86_64/current ...
Validating chechsum for Haiku ...
Fetching repository chechsum from https://eu.hpkg.haiku-os.org/haikuports/r1beta1/x86_64/current ...
Validating chechsum for Haikuports ...

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~> pkgman update
:
Continue? [yes/no](yes): y

→デフォルトは(yes) なので、Enter でもOK

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~> pkgman search mozc
S   mozc        Japanese input method editor
    mozc_source Japanese input method editor (source files)
    qca         Qt Cryptographic Architecture

→Status にある「S」は、最新版がインストール済ということを示します。

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1. ↑ 上を見ると、Mozc のソースが入手できるみたい:
~> pkgman install mozc_source
:
Failed to find a match for "mozc_source": Name not found

→失敗。コマンドの入力のしかたが悪いのかな?

HaikuDepot でmozc のバージョンを確認すると、2.26.4451.1-1 でした。

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2. ブラウザで検索:

リポジトリの更新時のメッセージより:

https://eu.hpkg.haiku-os.org/haiku/r1beta3/x86_64/current」にアクセス

→下記の文字列が表示されました。どこまでのパッチかがわかります。:

Route { branch: "r1beta3", arch: "x86_64", version: "r1~beta3_hrev55181_57", path: "r1beta3/x86_64/r1~beta3_hrev55181_57" }

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3. もうひとつは:

/haikuports/repository/r1beta3/x86_64/current/packages/

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4. ここで「mozc」パッケージを見つけました:

こちらは、バイナリ:

mozc-2.26.4451.1-1-x86_64.hpkg

こちらは、ソース:

mozc_source-2.26.4451.1-1-source.hpkg

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17. 参考: Haiku のTips (断片的な情報)

Haiku ガイドからの抜粋が多いです。膨大なのでピックアップ

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フォルダの階層:

  • UnixLinux とは構成がまったく異なります。

  • Haiku-HD」フォルダは起動デバイス(ディスク)で、「/boot/」(起動デバイス)です。

その下に system、home、trash 等があります。

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「/boot/system/」

システムファイル、すべてのユーザが共有するアプリケーション/パッケージが含まれます。

/boot/system/ 内のほとんどのフォルダは読み取り専用です。

ユーザが書き込めるフォルダは以下のものだけです:

/boot/system/cache/
/boot/system/non-packaged/
/boot/system/packages/
/boot/system/settings/
/boot/system/var/

→ここに配置されていれば書き込める? ということかな

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「/boot/home/」

ユーザの所有物で、ユーザの個人フォルダ(ホームフォルダ)です。 チルダ「~」はユーザのホームフォルダへのショートカットです。

将来のマルチユーザ対応に備えて、ユーザ名(My)のフォルダを作って、個人的なデータはそこに置くようにしています。「~/My」

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/boot/home/config/ フォルダのほとんどはパッケージ管理のコントロール下にあり、読み取り専用です。

ユーザが書き込めるフォルダは以下のものだけです:

~/config/packages/
~/config/non-packaged/
~/config/settings/

→ここに配置されていれば書き込める? ということかな

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  • ファイルマネージャでは、余計なものは表示されません。詳しく見たいときは「ターミナル」(Terminal) を使います。

  • Haiku に標準装備されているコマンドラインアプリケーションは、すべて /boot/system/bin 内に存在します。

  • ユーザ自身が作ったコマンドラインアプリケーションや、追加インストールしたコマンドラインアプリケーション、.hpkg パッケージからインストールされたときは、「~/config/bin/」に入ります。

  • パッケージでないときは、「~/config/non-packaged/bin/」に入ります。

これらの場所はすべて PATH 環境変数に含まれているため、自動的に検出されます。

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参考:

Haiku 標準装備のコマンドラインアプリケーション一覧

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GUI 操作:
  • Unix ベースのオペレーティングシステムとは異なり、独立したウィンドウマネージャを持っておらず、Haiku をコンソール画面のみで立ち上げることはできません。

  • アプリのウィンドウには、右が欠けた黄色いタイトルバーがあるのが特徴です。

→これは意味があることで、「スタック&タイル」機能により、複数のウィンドウをくっつけて、グループとでき、 そのときにタブとして機能します。グループはつながっているので、同時に移動およびリサイズできます。

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参考:

Haiku のグラフィカルユーザーインターフェース

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  • 「Tracher」(ファイルマネージャ)は常に起動されているので、ウィンドウリストの最初として表示されています。 デスクトップを表示するのに使われているからです。

  • 「デスクトップ」のフォルダがありますが、開いても何も起こりません。すでに「デスクトップ」は開いているからです。

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パッケージについて

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HaikuDepot パッケージマネージャ:

→昔からのHaiku のネイティブアプリケーションと、Linux からHaiku に移植されたアプリケーション(HaikuPorts) を含んでおり、リポジトリが2つ登録されています。

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  • パッケージ化されたアプリか(packages)、パッケージ化されていないか(non-packaged)で格納されるディレクトリが分かれます。

  • パッケージは単に「アクティベート」化されているだけで、インストールされていません。

Haiku のパッケージシステムは特殊なタイプの圧縮ファイルのシステムイメージで、カーネルコンポーネントの packagefs によって、インストール環境 (および、その後の起動ごと) にマウントされます。

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  • アプリのインストール時に使われる「/system/」階層、「~/config/」階層、は通常は読み取り専用です。

→システムファイル自体は保護され壊れにくいのですが、アプリのカスタマイズ(日本語化等)はしにくいです。

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  • VirtualBox Guest Additions.iso」をインストールしたいところですが、Haiku はサポートされていないので、マウントはできてもインストールは出来ません。

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  • CPU のコア数の制限が、64に増えました。

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  • EFI ブートローダーは、デフォルトの「anyboot」イメージ (64 bit のみ) に含まれています。

Haiku (Haiku R1/beta3) のISO ファイルは「UEFI が含まれたブートイメージ」です。

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  • 64 bit はBeOS(GCC2)アプリケーションの実行はできません。 バイナリ互換性は32 bit のみ対応。(デモアプリは起動できませんでした)

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参考: アイコンセット(リンク切れ):

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参考: 「Haiku」に関する記事

世界のOSたち - BeOSの血を受け継ぐ「Haiku」

→ちなみに、「Haiku R1/beta3」の入力メソッドは状況が変わっています。「canna」はインストールが必要で、「Anthy for Haiku」はシステム構成が変更され動きません。ファイル操作の参考にはなります。

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参考: 「Haiku」の基本を学ぶ

The Art of BeOS Programming, by Shin-ya Koga (in Japanese)

→2006年当時の「BeOS R3」についてで、現在の開発環境とは違うので実用には使えませんが、基本を学ぶにはわかりやすい資料です。公開に感謝。

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参考: Haikuporter の使用に関する記事:

「A Gentle Introduction to HaikuPorter」 Part 1

「A Gentle Introduction to HaikuPorter」 Part 2

→HaikuPorts によるアプリのHaiku への移植に関するツールの使い方の情報です。

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まとめ

インストールが速いです。そしてインストール元を指定してインストールできるのがすごいところ。システムもアプリもインストールの概念が違います。インストールでシステムが「継承」されます。

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システム設定とか、インストールしていたアプリが引き継がれて、すぐに使える状態になります。システムの複製というか、スナップショットに近いです。(障害復旧も速いです)

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アプリの開発では、POSIX 互換が活きてきます。 アプリの移植性もHaikuPorts のおかげで良くなっているようです。

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ただし、OS としての魅力で個人で使われることはあっても、実績やサポートが弱いので実際の業務で使われることはなさそう。

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以前組み込みOS として使われたように、障害復旧の速さとか、マルチスレッドを活かした特定の分野とか、コア数の多いプロセッサ専用OS として使われるのかも。

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    目次

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VirtualBox に「Debian 11.1 MATE」をインストール〈H132〉

登録日: 2021-08-28 更新日: 2021-11-06

Ubuntu の元となったDebian の、安定版の「Debian 11.00」をVirtualBox にインストールしました。

デスクトップは軽量なMATE を選択。そのときの備忘録です。システム更新にて「Debian 11.1」になりました。

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ホストOS : Xubuntu 20.04.3 LTS

ゲストOS : Debian 11.0 MATE   ←(今回の作業)

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使用したPC は「ASUS Chromebox CN60 」で、プロセッサは第4世代の「Intel Celeron 2955U 」です。

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(注)リンクを戻るときはブラウザの左上の「←」をクリック

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目次

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「Xubuntu 20.04.2 LTS に VirtualBox をインストール」

「インストール前の準備」

「Debian 11.0 MATE をインストール」

「日本語入力」

「パネルのカスタマイズ」

「スクリーンセーバーの動作を確認」

「VSCode をインストールして動作確認」

「まとめ へ」

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「目次詳細 へ」

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Debian 11.0 MATE」のデスクトップ

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ログイン画面:

→「lightdm」です。時計を日本語にして、好みの背景に変更。

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デスクトップ画像:

→上下 2つのパネルを、下のパネルだけに変更しました。

追加した「Compact Menu」を開いているところです。ログアウトやシャットダウンもできて便利です。

一番下のバーはホストOS の「Xubuntu 20.04.2 LTS」のパネルで、「Virtualbox」が起動しています。

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やっぱり動物は癒されます。

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壁紙しだいで印象は変わります:

→シンプルなデスクトップなので、壁紙しだいで印象は変わります。

デスクトップの空きで右クリック→「背景の変更」でリアルタイムに壁紙が変更できます。 時々変更して気分転換。

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こちらはSUVランボルギーニ 「ウルス」。リアのタイヤ幅とリアドアのデザインがクール。 リア重心の4WD。でも3000万円もする車で、飛び石がある悪路なんて攻められませんよね。

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カーネル「5.8」にて問題が出やすいデスクトップやアプリ について:

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→詳細は投稿のこちら を参照:

  • 今どきのPC なら問題ありません。個人が持っている特定の古いPC で起こっている問題。

→追記: カーネル「5.11」になり、問題がなくなっています。(すべては確認していません)

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問題があったころの抜粋:

  • ハードウェアアクセレータを前提としたアプリで、オフ指定できないアプリは、実機(ホストOS )では使えません。

VirtualBox のゲストOS 上で使うしかなさそう。

「notepadqq 」、「swell-foop」、「Xscreensaver」の拡張パッケージ(ランダム指定は危険)

  • 仮想化技術が異なる、実機(ホストOS )の「コンテナ」での上記のアプリの使用はダメだと思います(未確認)。

  • 「swell-foop」ゲームをホストOS にインストールしておくと、自分のPC がカーネルアップで問題となるかの「判断ツール」になると思います。「VSCode」でもいいけど。

→ホストOS がXfce 環境の場合は「今のところ」回避できますが、上記のアプリは別です。カーネル「5.8」以降で問題化すると思います。(あくまでも、個別のPC で起こる問題)

-

追記: Fedora 34 では解決:

自分のPC で、カーネルが「5.13」でWayland のFedora 34 が正常に使え、VSCode も普通に起動できました。 改善されたようです。他のディストリビューションが正常に動くかは未確認。途中のバージョンは要注意。

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本当に「判断ツール」に使えるか、ホストOS(Xubuntu20.04.2 LTS)で確認:

$ cat /var/log/installer/media-info
Xubuntu 20.04.2.0 LTS "Focal Fossa" - Release amd64 (20210209.1)

$ cat /etc/lsb-release
DISTRIB_ID=Ubuntu
DISTRIB_RELEASE=20.04
DISTRIB_CODENAME=focal
DISTRIB_DESCRIPTION="Ubuntu 20.04.2 LTS"

$ uname -r
5.4.0-80-generic

Xfce で、カーネル「5.8」以下という、問題が出ないシステムをホストOS に選んでいます。

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-

追記:

2011-11-06 現在:

$ cat /etc/lsb-release
DISTRIB_ID=Ubuntu
DISTRIB_RELEASE=20.04
DISTRIB_CODENAME=focal
DISTRIB_DESCRIPTION="Ubuntu 20.04.3 LTS"

$ uname -r
5.11.0-38-generic

→「swell-foop」は正常に動いています。

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インストール:
$ sudo apt install swell-foop
:
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  swell-foop

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すべてのアプリを閉じてから起動:
$ swell-foop

→もし固まったら、(実機の場合)Ctrl+Alt+F3 でユーザにログインして、「sudo reboot」か「sudo shutdown -h now」

ディストリビューションによって、Ctrl+Alt+F1、F2、F7、は予約されています。

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VirtualBox について:

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仮想マシンを使うことで、

ハードウェアで問題となるPC でも、最新のLinux ディストリビューションをインストールできる可能性が高いです。

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  • スナップショット等が使え、やり直しが楽にできます。

→使ったことのないディストリビューションを入れるときによく使います。 手順を見直してから、実機にトライ。実機に入れた方がメモリはフルに使えるし、速度がアップします。

-

  • 余計なソフトが一緒に動くので、その分、負荷が大きいことと、メモリとストレージを使います。

→システムに余裕がないと厳しく、特にメモリは、ホストOSとゲストOSとで分割して使うことになるので、メモリ設定のやり方の影響は大きくなります。

-

追記: VirtualBox のゲストOS 上で「Xscreensaver」を動かすと、テーマによっては無応答になりました

→負荷が大きいようで、PC の性能に左右されます。

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  • 今回使った「ASUS Chromebox CN60」は、メモリ8GB、M.2 SSD 240GB に増設しています。

実機に入れるなら、メモリ2GB、SSD 32GB でたぶん動くと思います。

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Debian について:

多くのアーキテクチャ(プロセッサの仕様)に対応しているのが特徴。 パッケージ管理は「apt」を使用。

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Debian 公式サイト:

最新: Debian 11 (コードネーム: bullseye )

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Debian について

ホームの右上にある「Download 」ボタンは、ネットインストールのイメージのダウンロードです。

アクセスしやすい場所にあるので、推奨されているインストール方法みたい。利点は初期のダウンロードが速く終わることと、インストール中にデスクトップに何を使うかを選べます。つまり、ひとつのイメージで複数のデスクトップのインストールに対応しています。

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Debian 11.0 MATE の現在のバージョン:

2021-11-06 現在

カーネル:

$ uname -r
5.10.0-9-amd64

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リリース:

$ cat /etc/debian_version
11.1

$ cat /etc/os-release
PRETTY_NAME="Debian GNU/Linux 11 (bullseye)"
NAME="Debian GNU/Linux"
VERSION_ID="11"
VERSION="11 (bullseye)"
VERSION_CODENAME=bullseye
ID=debian
HOME_URL="https://www.debian.org/"
SUPPORT_URL="https://www.debian.org/support"
BUG_REPORT_URL="https://bugs.debian.org/"

→コードネームは「bullseye」

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Ubuntu よりも、カーネル更新は遅れており、あまり更新されません。 それは、サポートするアーキテクチャが多いからだろうと思います。

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ちなみに、ブラウザは「Firefox ESR」です:

$ firefox --version
Mozilla Firefox 78.15.0esr

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1. ホストOS 側の確認:

ホストOS : Xubuntu 20.04.2 LTS

$ cat /etc/lsb-release
DISTRIB_ID=Ubuntu
DISTRIB_RELEASE=20.04
DISTRIB_CODENAME=focal
DISTRIB_DESCRIPTION="Ubuntu 20.04.2 LTS"

$ uname -r
5.8.0-63-generic

→作業したときのバージョンです。

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システム更新で最新にしました:

$ sudo apt update
$ sudo apt upgrade

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再起動

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2. ホストOS 「Xubuntu 20.04.2 LTS」に「VirtualBox」をインストール:

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以前の作業 を参照:

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3. 「ゲストOS」のISO イメージをダウンロード:

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Debian 11.0 MATE」のLive インストールイメージのダウンロード

安定版 "stable" リリース用公式 live インストールイメージ amd64

デスクトップ(cinnamon、gnomekdelxde、lxqt、mate、xfce、テキスト標準)ごとにインストールイメージが提供されています。

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1). ダウンロード:

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2021-08-24 現在のイメージ:

debian-live-11.0.0-amd64-mate.iso 2021-08-14 2.4G

→「~/ダウンロード/Debian/」に移動させました。

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2). チェックサムの確認:

値を SHA256SUMS で確認:

実行:

$ cd ~/ダウンロード/Debian/

$ sha256sum debian-live-11.0.0-amd64-mate.iso
b83952229d6db62df20acfb3d616c35e230fa86e560b8180abee5987ccc81ce5  debian-live-11.0.0-amd64-mate.iso

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4. 「仮想マシン」の作成:

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1). システム→「VirtualBox」→「VirtualBox」を起動

VirtualBox マネージャの画面:

→すでに別の仮想マシンを作成して、ゲストOS をインストールしています。

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2). 右上の「新規」ボタンをクリック

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3). 名前とオペレーティングシステム:

-

名前:Debian-MATE   ←(好きな英字の名前、フォルダ名になります)
タイプ:Linux
バージョン:Debian (64-bit)

→「次へ」

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4). メモリサイズ:

3000 MB   ←(大きく取りすぎると、 ホストOS が不調になります)

→「次へ」

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5). ハードディスク:

「仮想ハードディスクを作成する」にチェック ←(つまり、ファイルが使われます)

→「作成」

-

6). ハードディスクのファイルタイプ:

「VDI(VirtualBox Disk Image)」にチェック ←(つまり、VirtualBox 形式)

→「次へ」

-

7). 物理ハードディスクにあるストレージ:

「可変サイズ」にチェック

→「次へ」

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8). ファイルの場所とサイズ:

仮想ハードディスクとなるファイルが格納される、フォルダの指定:

今回は「/home/ubn/VirtualBox VMs/Debian-MATE/Debian-MATE.vdi」

→すでに入っている指定のまま、にしました。

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可変サイズにした場合の、ファイルサイズの上限値:

8.00 GB →「30.00 GB」に変更(10 GB だとシステム更新だけですぐ一杯 になりました)

→「作成」

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9). 仮想マシンの「Debian-MATE」が作成されました:

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  • これが今から使う、仮想マシン(仮想のパソコン)の性能です。(設定値を後から変更した画像)

実際のハードウェアによっての制限はありますが、汎用のドライバーが使われることと、下記のように設定値を後から見直して、すぐに変更できるのがすごいところ。

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10). 「ディスプレイ」の設定を変更:

「ディスプレイ」をクリック→「スクリーン」タブ

- ビデオメモリー: 16MB →「128MB」に変更
- グラフィックコントローラー: VMSVGA →「VBoxSVGA」に変更

→以前、「VBoxSVGA」に変更しないと、デスクトップが「真っ暗のまま」起動できないことがありました。

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11). 「システム」の設定を変更:

「システム」をクリック→「マザーボード」タブ

- 「EFI を有効化」にチェック

→ゆくゆくは、実機(ホストOS )にインストールすることを考えて、同じ手順になるようしました。

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「システム」をクリック→「プロセッサー」タブ

- プロセッサー数 : 1 CPU →「2 CPU」に変更

→使われているプロセッサが持つ、物理的な数と合わせると、速度の向上が期待できます。 使われているプロセッサにより数は違うので注意。

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→「OK」

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5. 仮想マシンに、ゲストOS として「Debian 11.0 MATE」をインストール

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1). 「ライブ CD」をセットして、仮想マシンを起動

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(1). インストールする仮想マシンを選択

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(2). 右側の「ストレージ」にて、「ライブ CD」をセット

IDE セカンダリマスター: [光学ドライブ] 空 をクリック

→「ディスクファイルを選択」

→「~/ダウンロード/Debian/debian-live-11.0.0-amd64-mate.iso」を選んで「開く」

「空」→「debian-live-11.0.0-amd64-mate.iso」に変わりました。

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(3). 「起動」(緑色の右矢印)ボタンをクリック

仮想マシンが起動

  • ライブ CD を作成する手間が要らないので楽です。

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2). ブート選択 (GNU GRUB) 画面が表示

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Debian GNU/Linux Live (Kernel 5.10.0-8-amd64)

デフォルトの選択のまま待つか、Enter

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3). デスクトップ画面が表示:

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Applications →System Tools →MATE Terminal

$ uname -r
5.10.0-8-amd64

$ cat /etc/debian_version
11.0

$ cat /etc/os-release
11 (bullseye)

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デスクトップにある「Install Debian」アイコンをダブルクリック

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4). インストーラの画面が表示:

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  • ウィンドウが下にズレていて、ウィンドウの下のボタンが完全には見えません。

→ウィンドウタイトルを上にドラッグ(「最大化」ボタンは効きませんでした)

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(1). ようこそ

言語を選択: 「日本語」

→「次へ」

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(2). ロケーション

地域: Asia

ゾーン: Tokyo

→地図で日本をクリックしても良いです。

→「次へ」

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(3). キーボード

キーボードモデル: Generic 105-key PC (intel.)

「Japanese」「Default」

「ここでタイプしてキーボードをテストしてください」のところで、@@ で確認

→「次へ」

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(4). パーティション

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ストレージデバイスを選択: 「VBOX HARDDISK - 30.0 GiB (/dev/sda)」を確認

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試しに、「ディスクの消去」にチェック

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画面下に分割予定が表示

EFI システム 300.0 MiB FAT32
Debian 23.5 GiB ext4
スワップ 6.2 GiB スワップ

スワップをこんなに取られてもつらいので、手動でやり直し。

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「手動パーティション」にチェック

→「次へ」

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「新しいパーティションテーブル」をクリック

パーティションテーブルの作成」画面:

「GUID パーティションテーブル (GPT)」にチェック

→「OK」

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「空き領域」をクリック

→「作成」

サイズ: 「600 MiB」

ファイルシステム: 「fat32

マウントポイント: 「/boot/efi

フラグ: 「boot」にチェック

→esp フラグは見つかりませんでした(使い方の指示で正式なフラグではないみたい)。

-

「空き領域」をクリック

→「作成」

サイズ: 「残りすべて」

ファイルシステム: 「ext4

マウントポイント: 「/」

→「OK」

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結果の表示:

「VBOX HARDDISK - 30.0 GiB (/dev/sda)」

新しいパーティション  FAT32    /boot/efi   600.0 MiB
新しいパーティション  ext4     /            29.4 GiB

→「次へ」

-

(5). ユーザー情報

あなたの名前は何ですか? abc

ログイン時に使用する名前は何ですか? abc

このコンピュータの名前は何ですか?  abc-pc

アカウントを安全に使うため、パスワードを選択してください

「パスワード」「パスワードを再入力」

-

→「次へ」

-

(6). 要約

いままでの設定した内容が表示されるので、確認:

パーティションの頭が「EFI システム」に変わっていました。

-

画面下の「インストール」ボタンが見えないので、ウィンドウのタイトルバーを上下して、 「インストール」ボタンが見えるように動かしました。(最初に動かさない方が良かったかな)

-

→「インストール」をクリック

-

(7). インストール処理が開始

-

(8). 「すべて完了しました」画面

「今すぐ再起動」にチェック

→「実行」

-

(9). ライブCD 取り外しのメッセージが表示:

VirtualBox の場合は自動で取り外されます。

→Enter 押下

-

(10). ブート選択 (GNU GRUB) 画面が表示

f:id:FuRuYa7:20210826171413j:plain

-

Debian GNU/Linux

デフォルトの選択のまま待つか、Enter

-

-


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-

6. インストールした後の再起動

-

1). ログイン画面が表示:

→小さな画面サイズのままです。

-


-

2). 画面サイズを最大に広げました:

-

(1). VirtualBox ウィンドウのメニュー →表示 →「ゲストOS の画面を自動調整」アイコンにチェックがあることを確認

-

(2). 「VirtualBox ウィンドウ」の右上の「最大化」ボタンをクリック →ウィンドウ枠だけ最大化

-

(3). 「VirtualBox ウィンドウ」のメニュー →仮想マシン →リセット

-


-

3). ログイン画面が最大画面サイズで表示:

→ログイン画面が広がりました。

-

ユーザ名とパスワードを入力

-

4). デスクトップ画面が表示:

広い画面でデスクトップが開きました:

-

アプリケーション →システムツール →MATE 端末

$ uname -r
5.10.0-8-amd64

$ cat /etc/debian_version
11.0

$ cat /etc/os-release
PRETTY_NAME="Debian GNU/Linux 11 (bullseye)"
NAME="Debian GNU/Linux"
VERSION_ID="11"
VERSION="11 (bullseye)"
VERSION_CODENAME=bullseye
ID=debian
HOME_URL="https://www.debian.org/"
SUPPORT_URL="https://www.debian.org/support"
BUG_REPORT_URL="https://bugs.debian.org/"

-

5). システム更新

$ sudo apt update
ヒット:1 http://security.debian.org/debian-security bullseye-security InRelease
ヒット:2 http://deb.debian.org/debian bullseye InRelease
ヒット:3 http://deb.debian.org/debian bullseye-updates InRelease
パッケージリストを読み込んでいます... 完了
依存関係ツリーを作成しています... 完了
状態情報を読み取っています... 完了        
アップグレードできるパッケージが 72 個あります。表示するには 'apt list --upgradable' を実行してください。

-

$ sudo apt upgrade

-

6). 再起動

-

-


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-

7. ここで、VirtualBox のスナップショットを作成:

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ゲストOS を起動した状態で、仮想マシン→スナップショットを作成

スナップショット名とコメントを入力

-

-


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-

8. 設定を確認:

-


1). タイムゾーンの設定を確認:

$ date
2021年  8月 25日 水曜日 03:53:18 JST

-


2). ロケールを確認:

$ locale
LANG=ja_JP.UTF-8
LANGUAGE=
LC_CTYPE="ja_JP.UTF-8"
LC_NUMERIC=ja_JP.UTF-8
LC_TIME=ja_JP.UTF-8
LC_COLLATE="ja_JP.UTF-8"
LC_MONETARY=ja_JP.UTF-8
LC_MESSAGES="ja_JP.UTF-8"
LC_PAPER=ja_JP.UTF-8
LC_NAME=ja_JP.UTF-8
LC_ADDRESS=ja_JP.UTF-8
LC_TELEPHONE=ja_JP.UTF-8
LC_MEASUREMENT=ja_JP.UTF-8
LC_IDENTIFICATION=ja_JP.UTF-8
LC_ALL=

→「LANGUAGE=」です。

-


3). ディスプレイマネージャのインストールの確認:

$ apt list -a slim
:
slim/stable 1.3.6-5.2 amd64

-

$ apt list -a gdm3
:
gdm3/stable 3.38.2.1-1 amd64

-

$ apt list -a lightdm
:
lightdm/stable,now 1.26.0-7 amd64 [インストール済み、自動]

→「lightdm」がインストールされていました。

-

$ apt search lightdm | grep インストール済み
:
liblightdm-gobject-1-0/stable,now 1.26.0-7 amd64 [インストール済み、自動]
lightdm/stable,now 1.26.0-7 amd64 [インストール済み、自動]
lightdm-gtk-greeter/stable,now 2.0.8-2 amd64 [インストール済み、自動]

-

$ apt list lightdm-gtk-greeter*
一覧表示... 完了
lightdm-gtk-greeter-settings/stable 1.2.2-4 all
lightdm-gtk-greeter/stable,now 2.0.8-2 amd64 [インストール済み、自動]

→設定ツールはインストールされていません。

-


4). fonts のインストールの確認:

$ apt list fonts* | grep インストール済み
:
fonts-arundina/stable,now 0.3.2-1 all [インストール済み、自動]
fonts-beng-extra/stable,now 1.0-7 all [インストール済み、自動]
fonts-beng/stable,now 2:1.3 all [インストール済み、自動]
fonts-bpg-georgian/stable,now 2012-5 all [インストール済み、自動]
fonts-cantarell/stable,now 0.111-3 all [インストール済み、自動]
fonts-dejavu-core/stable,now 2.37-2 all [インストール済み、自動]
fonts-dejavu-extra/stable,now 2.37-2 all [インストール済み、自動]
fonts-dejavu/stable,now 2.37-2 all [インストール済み、自動]
fonts-deva-extra/stable,now 3.0-5 all [インストール済み、自動]
fonts-deva/stable,now 2:1.3 all [インストール済み、自動]
fonts-droid-fallback/stable,now 1:6.0.1r16-1.1 all [インストール済み、自動]
fonts-dzongkha/stable,now 0.3-9 all [インストール済み、自動]
fonts-farsiweb/stable,now 0.4.dfsg-13 all [インストール済み、自動]
fonts-freefont-ttf/stable,now 20120503-10 all [インストール済み、自動]
fonts-gargi/stable,now 2.0-5 all [インストール済み、自動]
fonts-gujr-extra/stable,now 1.0.1-1 all [インストール済み、自動]
fonts-gujr/stable,now 2:1.4 all [インストール済み、自動]
fonts-guru-extra/stable,now 2.0-5 all [インストール済み、自動]
fonts-guru/stable,now 2:1.3 all [インストール済み、自動]
fonts-hosny-amiri/stable,now 0.113-1 all [インストール済み、自動]
fonts-hosny-thabit/stable,now 0.02-2.1 all [インストール済み、自動]
fonts-ipafont-gothic/stable,now 00303-21 all [インストール済み、自動]
fonts-ipafont-mincho/stable,now 00303-21 all [インストール済み、自動]
fonts-ipafont/stable,now 00303-21 all [インストール済み、自動]
fonts-kacst-one/stable,now 5.0+svn11846-10 all [インストール済み、自動]
fonts-kacst/stable,now 2.01+mry-15 all [インストール済み、自動]
fonts-kalapi/stable,now 1.0-4 all [インストール済み、自動]
fonts-khmeros/stable,now 5.0-9 all [インストール済み、自動]
fonts-liberation2/stable,now 2.1.3-1 all [インストール済み、自動]
fonts-liberation/stable,now 1:1.07.4-11 all [インストール済み、自動]
fonts-lohit-beng-assamese/stable,now 2.91.5-2 all [インストール済み、自動]
fonts-lohit-beng-bengali/stable,now 2.91.5-2 all [インストール済み、自動]
fonts-lohit-deva/stable,now 2.95.4-4 all [インストール済み、自動]
fonts-lohit-gujr/stable,now 2.92.4-4 all [インストール済み、自動]
fonts-lohit-guru/stable,now 2.91.2-2 all [インストール済み、自動]
fonts-lohit-knda/stable,now 2.5.4-3 all [インストール済み、自動]
fonts-lohit-mlym/stable,now 2.92.2-2 all [インストール済み、自動]
fonts-lohit-taml-classical/stable,now 2.5.4-2 all [インストール済み、自動]
fonts-lohit-taml/stable,now 2.91.3-2 all [インストール済み、自動]
fonts-lohit-telu/stable,now 2.5.5-2 all [インストール済み、自動]
fonts-mathjax/stable,now 2.7.9+dfsg-1 all [インストール済み、自動]
fonts-mlym/stable,now 2:1.3 all [インストール済み、自動]
fonts-nakula/stable,now 1.0-4 all [インストール済み、自動]
fonts-nanum/stable,now 20200506-1 all [インストール済み、自動]
fonts-noto-cjk-extra/stable,now 1:20201206-cjk+repack1-1 all [インストール済み、自動]
fonts-noto-cjk/stable,now 1:20201206-cjk+repack1-1 all [インストール済み、自動]
fonts-noto-color-emoji/stable,now 0~20200916-1 all [インストール済み、自動]
fonts-noto-core/stable,now 20201225-1 all [インストール済み、自動]
fonts-noto-extra/stable,now 20201225-1 all [インストール済み、自動]
fonts-noto-mono/stable,now 20201225-1 all [インストール済み、自動]
fonts-noto-ui-core/stable,now 20201225-1 all [インストール済み、自動]
fonts-noto-ui-extra/stable,now 20201225-1 all [インストール済み、自動]
fonts-noto-unhinted/stable,now 20201225-1 all [インストール済み、自動]
fonts-noto/stable,now 20201225-1 all [インストール済み、自動]
fonts-opensymbol/stable,now 2:102.11+LibO7.0.4-4 all [インストール済み、自動]
fonts-quicksand/stable,now 0.2016-2.1 all [インストール済み、自動]
fonts-sahadeva/stable,now 1.0-5 all [インストール済み、自動]
fonts-samyak-deva/stable,now 1.2.2-5 all [インストール済み、自動]
fonts-samyak-gujr/stable,now 1.2.2-5 all [インストール済み、自動]
fonts-samyak-mlym/stable,now 1.2.2-5 all [インストール済み、自動]
fonts-samyak-taml/stable,now 1.2.2-5 all [インストール済み、自動]
fonts-sarai/stable,now 1.0-3 all [インストール済み、自動]
fonts-sil-abyssinica/stable,now 2.000-1 all [インストール済み、自動]
fonts-sil-andika/stable,now 5.000-3.1 all [インストール済み、自動]
fonts-sil-scheherazade/stable,now 2.100-2.1 all [インストール済み、自動]
fonts-smc-anjalioldlipi/stable,now 7.1.2-2 all [インストール済み、自動]
fonts-smc-chilanka/stable,now 1.530-1 all [インストール済み、自動]
fonts-smc-dyuthi/stable,now 3.0.2-2 all [インストール済み、自動]
fonts-smc-gayathri/stable,now 1.100-2 all [インストール済み、自動]
fonts-smc-karumbi/stable,now 1.1.2-2 all [インストール済み、自動]
fonts-smc-keraleeyam/stable,now 3.0.2-2 all [インストール済み、自動]
fonts-smc-manjari/stable,now 1.920-1 all [インストール済み、自動]
fonts-smc-meera/stable,now 7.0.3-1 all [インストール済み、自動]
fonts-smc-rachana/stable,now 7.0.2-1 all [インストール済み、自動]
fonts-smc-raghumalayalamsans/stable,now 2.2.1-1 all [インストール済み、自動]
fonts-smc-suruma/stable,now 3.2.3-1 all [インストール済み、自動]
fonts-smc-uroob/stable,now 2.0.2-1 all [インストール済み、自動]
fonts-smc/stable,now 1:7.2 all [インストール済み、自動]
fonts-symbola/stable,now 2.60-1.1 all [インストール済み、自動]
fonts-taml/stable,now 2:1.4 all [インストール済み、自動]
fonts-telu-extra/stable,now 2.0-5 all [インストール済み、自動]
fonts-telu/stable,now 2:1.3 all [インストール済み、自動]
fonts-teluguvijayam/stable,now 2.1-1 all [インストール済み、自動]
fonts-thai-tlwg/stable,now 1:0.7.2-1 all [インストール済み、自動]
fonts-tlwg-garuda-ttf/stable,now 1:0.7.2-1 all [インストール済み、自動]
fonts-tlwg-garuda/stable,now 1:0.7.2-1 all [インストール済み、自動]
fonts-tlwg-kinnari-ttf/stable,now 1:0.7.2-1 all [インストール済み、自動]
fonts-tlwg-kinnari/stable,now 1:0.7.2-1 all [インストール済み、自動]
fonts-tlwg-laksaman-ttf/stable,now 1:0.7.2-1 all [インストール済み、自動]
fonts-tlwg-laksaman/stable,now 1:0.7.2-1 all [インストール済み、自動]
fonts-tlwg-loma-ttf/stable,now 1:0.7.2-1 all [インストール済み、自動]
fonts-tlwg-loma/stable,now 1:0.7.2-1 all [インストール済み、自動]
fonts-tlwg-mono-ttf/stable,now 1:0.7.2-1 all [インストール済み、自動]
fonts-tlwg-mono/stable,now 1:0.7.2-1 all [インストール済み、自動]
fonts-tlwg-norasi-ttf/stable,now 1:0.7.2-1 all [インストール済み、自動]
fonts-tlwg-norasi/stable,now 1:0.7.2-1 all [インストール済み、自動]
fonts-tlwg-purisa-ttf/stable,now 1:0.7.2-1 all [インストール済み、自動]
fonts-tlwg-purisa/stable,now 1:0.7.2-1 all [インストール済み、自動]
fonts-tlwg-sawasdee-ttf/stable,now 1:0.7.2-1 all [インストール済み、自動]
fonts-tlwg-sawasdee/stable,now 1:0.7.2-1 all [インストール済み、自動]
fonts-tlwg-typewriter-ttf/stable,now 1:0.7.2-1 all [インストール済み、自動]
fonts-tlwg-typewriter/stable,now 1:0.7.2-1 all [インストール済み、自動]
fonts-tlwg-typist-ttf/stable,now 1:0.7.2-1 all [インストール済み、自動]
fonts-tlwg-typist/stable,now 1:0.7.2-1 all [インストール済み、自動]
fonts-tlwg-typo-ttf/stable,now 1:0.7.2-1 all [インストール済み、自動]
fonts-tlwg-typo/stable,now 1:0.7.2-1 all [インストール済み、自動]
fonts-tlwg-umpush-ttf/stable,now 1:0.7.2-1 all [インストール済み、自動]
fonts-tlwg-umpush/stable,now 1:0.7.2-1 all [インストール済み、自動]
fonts-tlwg-waree-ttf/stable,now 1:0.7.2-1 all [インストール済み、自動]
fonts-tlwg-waree/stable,now 1:0.7.2-1 all [インストール済み、自動]
fonts-ukij-uyghur/stable,now 20110217-4 all [インストール済み、自動]
fonts-unifont/stable,now 1:13.0.06-1 all [インストール済み、自動]
fonts-unikurdweb/stable,now 1.0-6 all [インストール済み、自動]
fonts-urw-base35/stable,now 20200910-1 all [インストール済み、自動]
fonts-vlgothic/stable,now 20200720-1 all [インストール済み、自動]
fonts-yrsa-rasa/stable,now 1.002-3 all [インストール済み、自動]

→日本語フォントは「ipafont」、「noto-cjk」、「vlgothic」が入っていました。

-


5). Mesa ドライバーのインストールの確認:

-

(1). intel ビデオドライバの代わりのMesa ドライバーを確認:
$ glxinfo | grep Mesa
client glx vendor string: Mesa Project and SGI
    Vendor: Mesa/X.org (0xffffffff)
OpenGL vendor string: Mesa/X.org
OpenGL core profile version string: 4.5 (Core Profile) Mesa 20.3.5
OpenGL version string: 3.1 Mesa 20.3.5
OpenGL ES profile version string: OpenGL ES 3.2 Mesa 20.3.5

→確認ツール mesa-utils が入っていました。結果を見るとMesa が使われていました。

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(2). mesa のインストールを確認:
$ apt list libegl-mesa0 libgbm1 libgl1-mesa-dri libglapi-mesa libglu1-mesa libglx-mesa0 mesa-utils mesa-va-drivers mesa-vdpau-drivers mesa-vulkan-drivers xserver-xorg-video-nouveau
:
libegl-mesa0/stable,now 20.3.5-1 amd64 [インストール済み、自動]
libgbm1/stable,now 20.3.5-1 amd64 [インストール済み、自動]
libgl1-mesa-dri/stable,now 20.3.5-1 amd64 [インストール済み、自動]
libglapi-mesa/stable,now 20.3.5-1 amd64 [インストール済み、自動]
libglu1-mesa/stable,now 9.0.1-1 amd64 [インストール済み、自動]
libglx-mesa0/stable,now 20.3.5-1 amd64 [インストール済み、自動]
mesa-utils/stable,now 8.4.0-1+b1 amd64 [インストール済み、自動]
mesa-va-drivers/stable,now 20.3.5-1 amd64 [インストール済み、自動]
mesa-vdpau-drivers/stable,now 20.3.5-1 amd64 [インストール済み、自動]
mesa-vulkan-drivers/stable,now 20.3.5-1 amd64 [インストール済み、自動]
xserver-xorg-video-nouveau/stable,now 1:1.0.17-1 amd64 [インストール済み、自動]

→Mesa には、OpenGLOpenGL ES、OpenCL、OpenMAX、VDPAU、VA API、XvMC、Vulkan などのさまざまなAPI(アプリケーションプログラミングインターフェイス)があります。

-

-


6). 参考: 「MATE」パッケージ のインストールの確認:

$ apt search mate | grep インストール
:
adduser/stable,now 3.118 all [インストール済み]
atril/stable,now 1.24.0-1 amd64 [インストール済み、自動]
atril-common/stable,now 1.24.0-1 all [インストール済み、自動]
bash/stable,now 5.1-2+b3 amd64 [インストール済み]
caja/stable,now 1.24.0-1 amd64 [インストール済み、自動]
caja-common/stable,now 1.24.0-1 all [インストール済み、自動]
debian-mate-default-settings/stable,now 1.24.1-2 all [インストール済み、自動]
desktop-base/stable,now 11.0.3 all [インストール済み、自動]
engrampa/stable,now 1.24.1-1 amd64 [インストール済み、自動]
engrampa-common/stable,now 1.24.1-1 all [インストール済み、自動]
eom/stable,now 1.24.1-1 amd64 [インストール済み、自動]
eom-common/stable,now 1.24.1-1 all [インストール済み、自動]
fonts-cantarell/stable,now 0.111-3 all [インストール済み、自動]
gir1.2-eom-1.0/stable,now 1.24.1-1 amd64 [インストール済み、自動]
gir1.2-gdkpixbuf-2.0/stable,now 2.42.2+dfsg-1 amd64 [インストール済み、自動]
gir1.2-matemenu-2.0/stable,now 1.24.1-1 amd64 [インストール済み、自動]
gpg-agent/stable,now 2.2.27-2 amd64 [インストール済み、自動]
libaacs0/stable,now 0.9.0-2 amd64 [インストール済み、自動]
libamd2/stable,now 1:5.8.1+dfsg-2 amd64 [インストール済み、自動]
libann0/stable,now 1.1.2+doc-7 amd64 [インストール済み、自動]
libatrildocument3/stable,now 1.24.0-1 amd64 [インストール済み、自動]
libatrilview3/stable,now 1.24.0-1 amd64 [インストール済み、自動]
libbdplus0/stable,now 0.1.2-3 amd64 [インストール済み、自動]
libcaja-extension1/stable,now 1.24.0-1 amd64 [インストール済み、自動]
libcamd2/stable,now 1:5.8.1+dfsg-2 amd64 [インストール済み、自動]
libccolamd2/stable,now 1:5.8.1+dfsg-2 amd64 [インストール済み、自動]
libcolamd2/stable,now 1:5.8.1+dfsg-2 amd64 [インストール済み、自動]
libgdk-pixbuf-2.0-0/stable,now 2.42.2+dfsg-1 amd64 [インストール済み、自動]
libgdk-pixbuf2.0-0/stable,now 2.40.2-2 amd64 [インストール済み、自動]
libgdk-pixbuf2.0-bin/stable,now 2.42.2+dfsg-1 amd64 [インストール済み、自動]
libgs9-common/stable,now 9.53.3~dfsg-7 all [インストール済み、自動]
libmarco-private2/stable,now 1.24.1-3 amd64 [インストール済み、自動]
libmate-desktop-2-17/stable,now 1.24.1-2 amd64 [インストール済み、自動]
libmate-menu2/stable,now 1.24.1-1 amd64 [インストール済み、自動]
libmate-panel-applet-4-1/stable,now 1.24.1-1 amd64 [インストール済み、自動]
libmate-slab0/stable,now 1.24.1-1 amd64 [インストール済み、自動]
libmate-window-settings1/stable,now 1.24.1-1 amd64 [インストール済み、自動]
libmatedict6/stable,now 1.24.0-1 amd64 [インストール済み、自動]
libmatekbd-common/stable,now 1.24.1-1 all [インストール済み、自動]
libmatekbd4/stable,now 1.24.1-1 amd64 [インストール済み、自動]
libmatemixer-common/stable,now 1.24.1-1 all [インストール済み、自動]
libmatemixer0/stable,now 1.24.1-1 amd64 [インストール済み、自動]
libmateweather-common/stable,now 1.24.1-1 all [インストール済み、自動]
libmateweather1/stable,now 1.24.1-1 amd64 [インストール済み、自動]
libmpc3/stable,now 1.2.0-1 amd64 [インストール済み、自動]
libnice10/stable,now 0.1.16-1 amd64 [インストール済み、自動]
libpaper-utils/stable,now 1.1.28+b1 amd64 [インストール済み、自動]
libpaper1/stable,now 1.1.28+b1 amd64 [インストール済み、自動]
libprotobuf-c1/stable,now 1.3.3-1+b2 amd64 [インストール済み、自動]
libprotobuf23/stable,now 3.12.4-1 amd64 [インストール済み、自動]
libxtst6/stable,now 2:1.2.3-1 amd64 [インストール済み、自動]
marco/stable,now 1.24.1-3 amd64 [インストール済み、自動]
marco-common/stable,now 1.24.1-3 all [インストール済み、自動]
mate-applet-brisk-menu/stable,now 0.6.2-1 amd64 [インストール済み、自動]
mate-applets/stable,now 1.24.1-1 amd64 [インストール済み、自動]
mate-applets-common/stable,now 1.24.1-1 all [インストール済み、自動]
mate-backgrounds/stable,now 1.24.2-1 all [インストール済み、自動]
mate-calc/stable,now 1.24.1-1 amd64 [インストール済み、自動]
mate-calc-common/stable,now 1.24.1-1 all [インストール済み、自動]
mate-control-center/stable,now 1.24.1-1 amd64 [インストール済み、自動]
mate-control-center-common/stable,now 1.24.1-1 all [インストール済み、自動]
mate-desktop/stable,now 1.24.1-2 amd64 [インストール済み、自動]
mate-desktop-common/stable,now 1.24.1-2 all [インストール済み、自動]
mate-desktop-environment/stable,now 1.24.0+4 all [インストール済み、自動]
mate-desktop-environment-core/stable,now 1.24.0+4 all [インストール済み、自動]
mate-icon-theme/stable,now 1.24.0-1 all [インストール済み、自動]
mate-media/stable,now 1.24.1-1 amd64 [インストール済み、自動]
mate-media-common/stable,now 1.24.1-1 all [インストール済み、自動]
mate-menus/stable,now 1.24.1-1 all [インストール済み、自動]
mate-notification-daemon/stable,now 1.24.1-1 amd64 [インストール済み、自動]
mate-notification-daemon-common/stable,now 1.24.1-1 all [インストール済み、自動]
mate-panel/stable,now 1.24.1-1 amd64 [インストール済み、自動]
mate-panel-common/stable,now 1.24.1-1 all [インストール済み、自動]
mate-polkit/stable,now 1.24.0-2 amd64 [インストール済み、自動]
mate-polkit-common/stable,now 1.24.0-2 amd64 [インストール済み、自動]
mate-power-manager/stable,now 1.24.2-1 amd64 [インストール済み、自動]
mate-power-manager-common/stable,now 1.24.2-1 all [インストール済み、自動]
mate-screensaver/stable,now 1.24.1-1 amd64 [インストール済み、自動]
mate-screensaver-common/stable,now 1.24.1-1 all [インストール済み、自動]
mate-session-manager/stable,now 1.24.1-2 amd64 [インストール済み、自動]
mate-settings-daemon/stable,now 1.24.1-1 amd64 [インストール済み、自動]
mate-settings-daemon-common/stable,now 1.24.1-1 all [インストール済み、自動]
mate-system-monitor/stable,now 1.24.1-1 amd64 [インストール済み、自動]
mate-system-monitor-common/stable,now 1.24.1-1 all [インストール済み、自動]
mate-terminal/stable,now 1.24.1-1 amd64 [インストール済み、自動]
mate-terminal-common/stable,now 1.24.1-1 all [インストール済み、自動]
mate-themes/stable,now 3.22.21-1 all [インストール済み、自動]
mate-user-guide/stable,now 1.24.0-1 all [インストール済み、自動]
mate-utils/stable,now 1.24.0-1 amd64 [インストール済み、自動]
mate-utils-common/stable,now 1.24.0-1 all [インストール済み、自動]
pluma/stable,now 1.24.1-1 amd64 [インストール済み、自動]
pluma-common/stable,now 1.24.1-1 all [インストール済み、自動]
sgml-data/stable,now 2.0.11+nmu1 all [インストール済み、自動]
task-mate-desktop/stable,now 3.68 all [インストール済み]

-

-


--- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - ----- ----- ---

-

9. 標準のアプリ:

-


1). ブラウザ

  • firefox-esr」がインストール済みです。

→長期サポート (ESR: Extended Support Release) 版です。セキュリティを最優先に、機能変更は最小限にという、企業の要望を満たしています。

$ apt list firefox*
:
firefox-esr-l10n-ach/stable-security 78.13.0esr-1~deb11u1 all
firefox-esr-l10n-af/stable-security 78.13.0esr-1~deb11u1 all
firefox-esr-l10n-all/stable-security 78.13.0esr-1~deb11u1 all
firefox-esr-l10n-an/stable-security 78.13.0esr-1~deb11u1 all
firefox-esr-l10n-ar/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr-l10n-ast/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr-l10n-az/stable-security 78.13.0esr-1~deb11u1 all
firefox-esr-l10n-be/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr-l10n-bg/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr-l10n-bn/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr-l10n-br/stable-security 78.13.0esr-1~deb11u1 all
firefox-esr-l10n-bs/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr-l10n-ca-valencia/stable-security 78.13.0esr-1~deb11u1 all
firefox-esr-l10n-ca/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr-l10n-cak/stable-security 78.13.0esr-1~deb11u1 all
firefox-esr-l10n-cs/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr-l10n-cy/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr-l10n-da/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr-l10n-de/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr-l10n-dsb/stable-security 78.13.0esr-1~deb11u1 all
firefox-esr-l10n-el/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr-l10n-en-ca/stable-security 78.13.0esr-1~deb11u1 all
firefox-esr-l10n-en-gb/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr-l10n-eo/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr-l10n-es-ar/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr-l10n-es-cl/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr-l10n-es-es/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr-l10n-es-mx/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr-l10n-et/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr-l10n-eu/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr-l10n-fa/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr-l10n-ff/stable-security 78.13.0esr-1~deb11u1 all
firefox-esr-l10n-fi/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr-l10n-fr/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr-l10n-fy-nl/stable-security 78.13.0esr-1~deb11u1 all
firefox-esr-l10n-ga-ie/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr-l10n-gd/stable-security 78.13.0esr-1~deb11u1 all
firefox-esr-l10n-gl/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr-l10n-gn/stable-security 78.13.0esr-1~deb11u1 all
firefox-esr-l10n-gu-in/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr-l10n-he/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr-l10n-hi-in/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr-l10n-hr/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr-l10n-hsb/stable-security 78.13.0esr-1~deb11u1 all
firefox-esr-l10n-hu/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr-l10n-hy-am/stable-security 78.13.0esr-1~deb11u1 all
firefox-esr-l10n-ia/stable-security 78.13.0esr-1~deb11u1 all
firefox-esr-l10n-id/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr-l10n-is/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr-l10n-it/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr-l10n-ja/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr-l10n-ka/stable-security 78.13.0esr-1~deb11u1 all
firefox-esr-l10n-kab/stable-security 78.13.0esr-1~deb11u1 all
firefox-esr-l10n-kk/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr-l10n-km/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr-l10n-kn/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr-l10n-ko/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr-l10n-lij/stable-security 78.13.0esr-1~deb11u1 all
firefox-esr-l10n-lt/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr-l10n-lv/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr-l10n-mk/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr-l10n-mr/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr-l10n-ms/stable-security 78.13.0esr-1~deb11u1 all
firefox-esr-l10n-my/stable-security 78.13.0esr-1~deb11u1 all
firefox-esr-l10n-nb-no/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr-l10n-ne-np/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr-l10n-nl/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr-l10n-nn-no/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr-l10n-oc/stable-security 78.13.0esr-1~deb11u1 all
firefox-esr-l10n-pa-in/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr-l10n-pl/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr-l10n-pt-br/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr-l10n-pt-pt/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr-l10n-rm/stable-security 78.13.0esr-1~deb11u1 all
firefox-esr-l10n-ro/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr-l10n-ru/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr-l10n-si/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr-l10n-sk/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr-l10n-sl/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr-l10n-son/stable-security 78.13.0esr-1~deb11u1 all
firefox-esr-l10n-sq/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr-l10n-sr/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr-l10n-sv-se/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr-l10n-ta/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr-l10n-te/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr-l10n-th/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr-l10n-tl/stable-security 78.13.0esr-1~deb11u1 all
firefox-esr-l10n-tr/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr-l10n-trs/stable-security 78.13.0esr-1~deb11u1 all
firefox-esr-l10n-uk/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr-l10n-ur/stable-security 78.13.0esr-1~deb11u1 all
firefox-esr-l10n-uz/stable-security 78.13.0esr-1~deb11u1 all
firefox-esr-l10n-vi/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr-l10n-xh/stable-security 78.13.0esr-1~deb11u1 all
firefox-esr-l10n-zh-cn/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr-l10n-zh-tw/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 amd64 [インストール済み、自動]

→使わない国の言語パッケージが多数入っていました。

-

使わない国の言語パッケージを削除:
$ sudo apt remove firefox-esr-l10n-ach firefox-esr-l10n-af firefox-esr-l10n-all firefox-esr-l10n-an firefox-esr-l10n-ar firefox-esr-l10n-ast firefox-esr-l10n-az firefox-esr-l10n-be firefox-esr-l10n-bg firefox-esr-l10n-bn firefox-esr-l10n-br firefox-esr-l10n-bs firefox-esr-l10n-ca-valencia firefox-esr-l10n-ca firefox-esr-l10n-cak firefox-esr-l10n-cs firefox-esr-l10n-cy firefox-esr-l10n-da firefox-esr-l10n-de firefox-esr-l10n-dsb firefox-esr-l10n-el firefox-esr-l10n-en-ca firefox-esr-l10n-en-gb firefox-esr-l10n-eo firefox-esr-l10n-es-ar firefox-esr-l10n-es-cl firefox-esr-l10n-es-es firefox-esr-l10n-es-mx firefox-esr-l10n-et firefox-esr-l10n-eu firefox-esr-l10n-fa firefox-esr-l10n-ff firefox-esr-l10n-fi firefox-esr-l10n-fr firefox-esr-l10n-fy-nl firefox-esr-l10n-ga-ie firefox-esr-l10n-gd firefox-esr-l10n-gl firefox-esr-l10n-gn firefox-esr-l10n-gu-in firefox-esr-l10n-he firefox-esr-l10n-hi-in firefox-esr-l10n-hr firefox-esr-l10n-hsb firefox-esr-l10n-hu firefox-esr-l10n-hy-am firefox-esr-l10n-ia firefox-esr-l10n-id firefox-esr-l10n-is firefox-esr-l10n-it firefox-esr-l10n-ka firefox-esr-l10n-kab firefox-esr-l10n-kk firefox-esr-l10n-km firefox-esr-l10n-kn firefox-esr-l10n-ko firefox-esr-l10n-lij firefox-esr-l10n-lt firefox-esr-l10n-lv firefox-esr-l10n-mk firefox-esr-l10n-mr firefox-esr-l10n-ms firefox-esr-l10n-my firefox-esr-l10n-nb-no firefox-esr-l10n-ne-np firefox-esr-l10n-nl firefox-esr-l10n-nn-no firefox-esr-l10n-oc firefox-esr-l10n-pa-in firefox-esr-l10n-pl firefox-esr-l10n-pt-br firefox-esr-l10n-pt-pt firefox-esr-l10n-rm firefox-esr-l10n-ro firefox-esr-l10n-ru firefox-esr-l10n-si firefox-esr-l10n-sk firefox-esr-l10n-sl firefox-esr-l10n-son firefox-esr-l10n-sq firefox-esr-l10n-sr firefox-esr-l10n-sv-se firefox-esr-l10n-ta firefox-esr-l10n-te firefox-esr-l10n-th firefox-esr-l10n-tl firefox-esr-l10n-tr firefox-esr-l10n-trs firefox-esr-l10n-uk firefox-esr-l10n-ur firefox-esr-l10n-uz firefox-esr-l10n-vi firefox-esr-l10n-xh firefox-esr-l10n-zh-cn firefox-esr-l10n-zh-tw 

-

$ sudo apt autoremove

-

確認:
$ apt list firefox* | grep インストール済み
:
firefox-esr-l10n-ja/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 all [インストール済み、自動]
firefox-esr/stable-security,now 78.13.0esr-1~deb11u1 amd64 [インストール済み、自動]

-


2). MATE 端末

背景が白で見づらいので背景を黒に変更しました:

編集→プロファイルの編集

-

「色」タブ

「システムのテーマ色を使用する」のチェックを外しました。

-

組み込みのスキーム: カスタム→「黒地に灰色文字」に変更

-


3). ファイル関連:

$ apt list gvfs file-roller ntfs-3g
:
file-roller/stable 3.38.1-1 amd64
gvfs/stable,now 1.46.2-1 amd64 [インストール済み、自動]
ntfs-3g/stable,now 1:2017.3.23AR.3-4 amd64 [インストール済み、自動]

-

ゴミ箱の追加 (gvfs)

右クリックでの zip 展開 (file-roller)

NTFS パーティションの読み書き (ntfs-3g)

-


4). サウンド関連

$ apt list pulseaudio pavucontrol
:
pavucontrol/stable 4.0-2 amd64
pulseaudio/stable,now 14.2-2 amd64 [インストール済み、自動]

-

$ apt search pulseaudio | grep インストール済み
:
libao-common/stable,now 1.2.2+20180113-1.1 all [インストール済み、自動]
libao4/stable,now 1.2.2+20180113-1.1 amd64 [インストール済み、自動]
libcanberra-pulse/stable,now 0.30-7 amd64 [インストール済み、自動]
libmatemixer-common/stable,now 1.24.1-1 all [インストール済み、自動]
libmatemixer0/stable,now 1.24.1-1 amd64 [インストール済み、自動]
libpcaudio0/stable,now 1.1-6 amd64 [インストール済み、自動]
libpulse-mainloop-glib0/stable,now 14.2-2 amd64 [インストール済み、自動]
libpulse0/stable,now 14.2-2 amd64 [インストール済み、自動]
libpulsedsp/stable,now 14.2-2 amd64 [インストール済み、自動]
libqt5multimedia5-plugins/stable,now 5.15.2-3 amd64 [インストール済み、自動]
libsdl2-2.0-0/stable,now 2.0.14+dfsg2-3 amd64 [インストール済み、自動]
mate-media/stable,now 1.24.1-1 amd64 [インストール済み、自動]
pulseaudio/stable,now 14.2-2 amd64 [インストール済み、自動]
pulseaudio-utils/stable,now 14.2-2 amd64 [インストール済み、自動]

-

-


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-

10. 日本語入力

-

1). パネルに「キーボード」アイコンが表示されていますが、「日本語キーボード」だけで変換エンジンがないので、日本語入力できません

-

  • 3つの入力メソッド「fcitx」、「ibus」、「uim」がほぼフルでインストールされていますが、どれも中途半端で使えません。

→「fcitx」、「ibus」はエンジンの「mozc」や「anthy」が抜けていて、 「uim」は「uim-mozc」があるのに設定されていません。「im-config」が必要。

-

  • ありがたいのは「キーボード」アイコンが表示されていることぐらい。

→好みのエンジンをインストールするときに必要なパッケージは依存でインストールされます。 入力メソッドを3つも入れておく必要はありません。その後の削除が手間。 ひとつだけ使える状態でインストールされていた方がありがたいかも。

-

  • GNOME の元である、Fedora 34 のデフォルトの入力メソッドが「ibus-kkc」から「ibus-anthy」に変わりました。学習機能が付いたので、Fedora で鍛えた辞書を取り込んでみるためにトライしました。テキストファイルなので簡単です。

-

2). 「fcitx」の確認:

$ apt search fcitx | grep インストール済み
:
fcitx/stable,now 1:4.2.9.8-3 all [インストール済み、自動]
fcitx-bin/stable,now 1:4.2.9.8-3 amd64 [インストール済み、自動]
fcitx-config-common/stable,now 0.4.10-3 all [インストール済み、自動]
fcitx-config-gtk/stable,now 0.4.10-3 amd64 [インストール済み、自動]
fcitx-data/stable,now 1:4.2.9.8-3 all [インストール済み、自動]
fcitx-frontend-all/stable,now 1:4.2.9.8-3 all [インストール済み、自動]
fcitx-frontend-gtk2/stable,now 1:4.2.9.8-3 amd64 [インストール済み、自動]
fcitx-frontend-gtk3/stable,now 1:4.2.9.8-3 amd64 [インストール済み、自動]
fcitx-frontend-qt5/stable,now 1.2.5-1+b2 amd64 [インストール済み、自動]
fcitx-m17n/stable,now 0.2.4-2 amd64 [インストール済み、自動]
fcitx-module-dbus/stable,now 1:4.2.9.8-3 amd64 [インストール済み、自動]
fcitx-module-kimpanel/stable,now 1:4.2.9.8-3 amd64 [インストール済み、自動]
fcitx-module-lua/stable,now 1:4.2.9.8-3 amd64 [インストール済み、自動]
fcitx-module-x11/stable,now 1:4.2.9.8-3 amd64 [インストール済み、自動]
fcitx-modules/stable,now 1:4.2.9.8-3 amd64 [インストール済み、自動]
fcitx-pinyin/stable,now 1:4.2.9.8-3 amd64 [インストール済み、自動]
fcitx-table/stable,now 1:4.2.9.8-3 amd64 [インストール済み、自動]
fcitx-table-amharic/stable,now 0.2.4-2 all [インストール済み、自動]
fcitx-table-malayalam-phonetic/stable,now 0.2.4-2 all [インストール済み、自動]
fcitx-ui-classic/stable,now 1:4.2.9.8-3 amd64 [インストール済み、自動]
fcitx5/stable,now 5.0.5-1 amd64 [インストール済み、自動]
fcitx5-chewing/stable,now 5.0.3-1 amd64 [インストール済み、自動]
fcitx5-chinese-addons/stable,now 5.0.4-1 all [インストール済み、自動]
fcitx5-chinese-addons-bin/stable,now 5.0.4-1 amd64 [インストール済み、自動]
fcitx5-chinese-addons-data/stable,now 5.0.4-1 all [インストール済み、自動]
fcitx5-config-qt/stable,now 5.0.3-3 amd64 [インストール済み、自動]
fcitx5-data/stable,now 5.0.5-1 all [インストール済み、自動]
fcitx5-frontend-gtk3/stable,now 5.0.3-1 amd64 [インストール済み、自動]
fcitx5-frontend-qt5/stable,now 5.0.3-1 amd64 [インストール済み、自動]
fcitx5-module-chttrans/stable,now 5.0.4-1 amd64 [インストール済み、自動]
fcitx5-module-cloudpinyin/stable,now 5.0.4-1 amd64 [インストール済み、自動]
fcitx5-module-emoji/stable,now 5.0.5-1 amd64 [インストール済み、自動]
fcitx5-module-fullwidth/stable,now 5.0.4-1 amd64 [インストール済み、自動]
fcitx5-module-pinyinhelper/stable,now 5.0.4-1 amd64 [インストール済み、自動]
fcitx5-module-punctuation/stable,now 5.0.4-1 amd64 [インストール済み、自動]
fcitx5-module-quickphrase/stable,now 5.0.5-1 amd64 [インストール済み、自動]
fcitx5-module-quickphrase-editor/stable,now 1.2.5-1+b2 amd64 [インストール済み、自動]
fcitx5-module-wayland/stable,now 5.0.5-1 amd64 [インストール済み、自動]
fcitx5-module-xorg/stable,now 5.0.5-1 amd64 [インストール済み、自動]
fcitx5-modules/stable,now 5.0.5-1 amd64 [インストール済み、自動]
fcitx5-pinyin/stable,now 5.0.4-1 amd64 [インストール済み、自動]
fcitx5-table/stable,now 5.0.4-1 amd64 [インストール済み、自動]
libfcitx-config4/stable,now 1:4.2.9.8-3 amd64 [インストール済み、自動]
libfcitx-core0/stable,now 1:4.2.9.8-3 amd64 [インストール済み、自動]
libfcitx-gclient1/stable,now 1:4.2.9.8-3 amd64 [インストール済み、自動]
libfcitx-qt5-1/stable,now 1.2.5-1+b2 amd64 [インストール済み、自動]
libfcitx-qt5-data/stable,now 1.2.5-1 all [インストール済み、自動]
libfcitx-utils0/stable,now 1:4.2.9.8-3 amd64 [インストール済み、自動]
libfcitx5-qt-data/stable,now 5.0.3-1 all [インストール済み、自動]
libfcitx5-qt1/stable,now 5.0.3-1 amd64 [インストール済み、自動]
libfcitx5config6/stable,now 5.0.5-1 amd64 [インストール済み、自動]
libfcitx5core7/stable,now 5.0.5-1 amd64 [インストール済み、自動]
libfcitx5gclient1/stable,now 5.0.3-1 amd64 [インストール済み、自動]
libfcitx5utils2/stable,now 5.0.5-1 amd64 [インストール済み、自動]
libime-bin/stable,now 1.0.4-1 amd64 [インストール済み、自動]
libime-data/stable,now 1.0.4-1 all [インストール済み、自動]
libime-data-language-model/stable,now 1.0.4-1 amd64 [インストール済み、自動]
libimecore0/stable,now 1.0.4-1 amd64 [インストール済み、自動]
libimepinyin0/stable,now 1.0.4-1 amd64 [インストール済み、自動]
libimetable0/stable,now 1.0.4-1 amd64 [インストール済み、自動]

→こんなに入っているのに、エンジンの「fcitx-mozc」が抜けているので、すぐに使えません。

-

3). 「ibus」の確認:

$ apt search ibus | grep インストール済み
:
fcitx5/stable,now 5.0.5-1 amd64 [インストール済み、自動]
fcitx5-data/stable,now 5.0.5-1 all [インストール済み、自動]
fcitx5-frontend-gtk3/stable,now 5.0.3-1 amd64 [インストール済み、自動]
fcitx5-frontend-qt5/stable,now 5.0.3-1 amd64 [インストール済み、自動]
fcitx5-module-chttrans/stable,now 5.0.4-1 amd64 [インストール済み、自動]
fcitx5-module-cloudpinyin/stable,now 5.0.4-1 amd64 [インストール済み、自動]
fcitx5-module-emoji/stable,now 5.0.5-1 amd64 [インストール済み、自動]
fcitx5-module-fullwidth/stable,now 5.0.4-1 amd64 [インストール済み、自動]
fcitx5-module-pinyinhelper/stable,now 5.0.4-1 amd64 [インストール済み、自動]
fcitx5-module-punctuation/stable,now 5.0.4-1 amd64 [インストール済み、自動]
fcitx5-module-quickphrase/stable,now 5.0.5-1 amd64 [インストール済み、自動]
fcitx5-module-wayland/stable,now 5.0.5-1 amd64 [インストール済み、自動]
fcitx5-module-xorg/stable,now 5.0.5-1 amd64 [インストール済み、自動]
fcitx5-modules/stable,now 5.0.5-1 amd64 [インストール済み、自動]
fcitx5-pinyin/stable,now 5.0.4-1 amd64 [インストール済み、自動]
fcitx5-table/stable,now 5.0.4-1 amd64 [インストール済み、自動]
gir1.2-ibus-1.0/stable,now 1.5.23-2 amd64 [インストール済み、自動]
ibus/stable,now 1.5.23-2 amd64 [インストール済み、自動]
ibus-data/stable,now 1.5.23-2 all [インストール済み、自動]
ibus-gtk/stable,now 1.5.23-2 amd64 [インストール済み、自動]
ibus-gtk3/stable,now 1.5.23-2 amd64 [インストール済み、自動]
ibus-hangul/stable,now 1.5.4-1+b1 amd64 [インストール済み、自動]     ←(注意)
im-config/stable,now 0.46-1 all [インストール済み、自動]       ←(注意)
libfcitx5-qt-data/stable,now 5.0.3-1 all [インストール済み、自動]
libfcitx5-qt1/stable,now 5.0.3-1 amd64 [インストール済み、自動]
libfcitx5config6/stable,now 5.0.5-1 amd64 [インストール済み、自動]
libfcitx5core7/stable,now 5.0.5-1 amd64 [インストール済み、自動]
libfcitx5gclient1/stable,now 5.0.3-1 amd64 [インストール済み、自動]
libfcitx5utils2/stable,now 5.0.5-1 amd64 [インストール済み、自動]
libibus-1.0-5/stable,now 1.5.23-2 amd64 [インストール済み、自動]
libusb-1.0-0/stable,now 2:1.0.24-3 amd64 [インストール済み、自動]   ←(ibus とは無関係につき注意)
libusbmuxd6/stable,now 2.0.2-3 amd64 [インストール済み、自動]   ←(ibus とは無関係につき注意)
mozc-utils-gui/stable,now 2.26.4220.100+dfsg-4 amd64 [インストール済み、自動]
python3-ibus-1.0/stable,now 1.5.23-2 all [インストール済み、自動]

→なぜか、「fcitx5」が一覧に含まれています。ibus と融合したバージョンなのかな。

こんなに入っているのに、エンジンの「ibus-mozc」や「ibus-anthy」が抜けており、すぐに使えません。

-

4). 「uim」の確認:

$ apt search uim | grep インストール済み
:
libgcroots0/stable,now 0.9.1-1 amd64 [インストール済み、自動]
libuim-custom2/stable,now 1:1.8.8-9 amd64 [インストール済み、自動]
libuim-data/stable,now 1:1.8.8-9 all [インストール済み、自動]
libuim-scm0/stable,now 1:1.8.8-9 amd64 [インストール済み、自動]
libuim8/stable,now 1:1.8.8-9 amd64 [インストール済み、自動]
uim/stable,now 1:1.8.8-9 amd64 [インストール済み、自動]
uim-data/stable,now 1:1.8.8-9 all [インストール済み、自動]
uim-fep/stable,now 1:1.8.8-9 amd64 [インストール済み、自動]
uim-gtk2.0/stable,now 1:1.8.8-9 amd64 [インストール済み、自動]
uim-gtk2.0-immodule/stable,now 1:1.8.8-9 amd64 [インストール済み、自動]
uim-gtk3/stable,now 1:1.8.8-9 amd64 [インストール済み、自動]
uim-gtk3-immodule/stable,now 1:1.8.8-9 amd64 [インストール済み、自動]
uim-mozc/stable,now 2.26.4220.100+dfsg-4 amd64 [インストール済み、自動]
uim-plugins/stable,now 1:1.8.8-9 amd64 [インストール済み、自動]
uim-qt5/stable,now 1:1.8.8-9 amd64 [インストール済み、自動]
uim-qt5-immodule/stable,now 1:1.8.8-9 amd64 [インストール済み、自動]
uim-xim/stable,now 1:1.8.8-9 amd64 [インストール済み、自動]

→「uim-mozc」が入っているので「im-config」で指定すれば使えます。ですがDebian 以外の人には「uim」はあまり馴染みがありません。

-

5). 「mozc」の確認:

$ apt search mozc | grep インストール済み
:
mozc-data/stable,now 2.26.4220.100+dfsg-4 all [インストール済み、自動]
mozc-server/stable,now 2.26.4220.100+dfsg-4 amd64 [インストール済み、自動]
mozc-utils-gui/stable,now 2.26.4220.100+dfsg-4 amd64 [インストール済み、自動]
uim-mozc/stable,now 2.26.4220.100+dfsg-4 amd64 [インストール済み、自動]

-

6). 「fcitx」の削除:

$ sudo apt remove fcitx fcitx-bin fcitx-config-common fcitx-config-gtk fcitx-data fcitx-frontend-all fcitx-frontend-gtk2 fcitx-frontend-gtk3 fcitx-frontend-qt5 fcitx-m17n fcitx-module-dbus fcitx-module-kimpanel fcitx-module-lua fcitx-module-x11 fcitx-modules fcitx-pinyin fcitx-table fcitx-table-amharic fcitx-table-malayalam-phonetic fcitx-ui-classic fcitx5 fcitx5-chewing fcitx5-chinese-addons fcitx5-chinese-addons-bin fcitx5-chinese-addons-data fcitx5-config-qt fcitx5-data fcitx5-frontend-gtk3 fcitx5-frontend-qt5 fcitx5-module-chttrans fcitx5-module-cloudpinyin fcitx5-module-emoji fcitx5-module-fullwidth fcitx5-module-pinyinhelper fcitx5-module-punctuation fcitx5-module-quickphrase fcitx5-module-quickphrase-editor fcitx5-module-wayland fcitx5-module-xorg fcitx5-modules fcitx5-pinyin fcitx5-table

$ sudo apt autoremove

$ apt search fcitx | grep インストール済み
$ 

-

7). 「ibus」の削除:

  • ibus が依存で「削除」されてしまうので、「ibus-hangul」は削除できませんでした。 一度、ibus を削除して、個別指定でインストールするとできるかも。
$ sudo apt remove ibus mozc-utils-gui im-config ibus-hangul

$ sudo apt autoremove

-

$ apt search ibus | grep インストール済み
:
libusb-1.0-0/stable,now 2:1.0.24-3 amd64 [インストール済み、自動]
libusbmuxd6/stable,now 2.0.2-3 amd64 [インストール済み、自動]

→やっぱり、下 2つはibus とは無関係。危ない危ない。

-

8). 「uim」の削除:

$ sudo apt remove uim uim-fep uim-gtk2.0 uim-gtk3 uim-mozc uim-plugins uim-qt5 uim-xim

$ sudo apt autoremove

$ apt search uim | grep インストール済み
$ 

-

9). 「mozc」の削除:

$ sudo apt remove mozc-data mozc-server mozc-utils-gui

$ sudo apt autoremove

$ apt search mozc | grep インストール済み
$ 

-

10). 「ibus-anthy」のインストール

-

(1). インストール
$ sudo apt install ibus-anthy
:
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  dconf-cli gir1.2-ibus-1.0 ibus ibus-anthy ibus-data ibus-gtk ibus-gtk3
  im-config libibus-1.0-5 python3-ibus-1.0

-

(2). 「ibus」の確認:
$ apt search ibus | grep インストール済み
:
gir1.2-ibus-1.0/stable,now 1.5.23-2 amd64 [インストール済み、自動]
ibus/stable,now 1.5.23-2 amd64 [インストール済み、自動]
ibus-anthy/stable,now 1.5.12-2 amd64 [インストール済み]
ibus-data/stable,now 1.5.23-2 all [インストール済み、自動]
ibus-gtk/stable,now 1.5.23-2 amd64 [インストール済み、自動]
ibus-gtk3/stable,now 1.5.23-2 amd64 [インストール済み、自動]
im-config/stable,now 0.46-1 all [インストール済み、自動]
libibus-1.0-5/stable,now 1.5.23-2 amd64 [インストール済み、自動]
libusb-1.0-0/stable,now 2:1.0.24-3 amd64 [インストール済み、自動]  ←(ibus とは無関係につき注意)
libusbmuxd6/stable,now 2.0.2-3 amd64 [インストール済み、自動]  ←(ibus とは無関係につき注意)
python3-ibus-1.0/stable,now 1.5.23-2 all [インストール済み、自動]

-

(3). 「im-config」で「ibus」を指定

システム →コントロール・センター →その他 →「入力メソッド」

→「im-config」が起動

→「OK」

→「Yes」

ibus」を選択

→「OK」

ユーザー設定 /home/ubn/.xinputrc を ibus と設定する。
マニュアル設定による選択: ibus
Intelligent Input Bus (IBus)
 * Required for all: ibus
 * Language specific input conversion support:
   * Japanese: ibus-mozc (best) or ibus-anthy or ibus-skk
   * Korean: ibus-hangul
   * Simplified Chinese: ibus-pinyin or ibus-sunpinyin or ibus-googlepinyin
   * Traditional Chinese: ibus-chewing
   * Thai: ibus-table-thai
   * Vietnamese: ibus-unikey or ibus-table-viqr
   * X Keyboard emulation: ibus-xkbc
   * Generic keyboard translation table: ibus-m17n or ibus-table* packages
 * Application platform support:
   * Wayland: ibus-wayland
   * GNOME/GTK: ibus-gtk3 and ibus-gtk (both)
   * KDE/Qt: libqt5gui5
   * Clutter: ibus-clutter
   * EMACS: ibus-el

The ユーザー設定 is modified by im-config.

Restart the session to activate the new ユーザー設定.
もし過去の設定によるデーモンプログラムが X セッションマネージャーにより再起動される場合には、kill(1) を用いてそのプロセスをマニュアルで殺す必要があるかもしれません。
詳細は im-config(8) と /usr/share/doc/im-config/README.Debian.gz を参照。

→「OK」

ibus-mozc (best) 」と記述があります。

-

$ cat ~/.xinputrc
# im-config(8) generated on Fri, 27 Aug 2021 05:11:03 +0900
run_im ibus
# im-config signature: d6ff63daaa75dce5375448c66cf2514c  -

→有効なのは 1行のみ

-

(4). ログアウト→ログイン

「キーボード」アイコンは表示されていても、 一度ログアウトしないと、日本語の候補に「Anthy」が表示されません。

-


(5). 日本語オンとオフの「キー割り当て」を追加:

-

  • 「ひらがな」にて日本語オン(日本語入力)

  • 「無変換」にて日本語オフ(英文字入力)

-

パネルの「JA」または、「あ」を右クリック→ 設定 →「IBusの設定」画面

もしくは、

システム →コントロール・センター→その他→「IBus の設定」→「IBus の設定」画面

-

「入力メソッド」タブ→「日本語 - Anthy」を選んで、「設定」→「IBus-Anthy の設定」画面

-

「キー割り当て」タブ

-

「半角英数」キーの割り当て:

latin_mode [] を選んで、「編集」

キーコード右の「…」→「無変換」キー→「Muhenkan」→「追加」→「OK」

-

下記の表示に変わりました:

latin_mode       [Muhenkan]

-

「ひらがな」キーの割り当て

hiragana_mode [] を選んで、「編集」

キーコード右の「…」→「ひらがな」キー→「Hiragana_Katakana」→「追加」→「OK」

-

下記の表示に変わりました:

hiragana_mode  [Hiragana_Katakana] 

→「閉じる」

-


(6). 入力メソッドのアイコン文字を 水色→「オレンジ色」に変更:
  • システムトレイにある入力メソッドのアイコン文字が「暗い水色」なのでわかりづらいです。

-

テーマが白でも黒でも見やすい「オレンジ色」に変更:

$ gsettings set org.freedesktop.ibus.panel xkb-icon-rgba '#f57900'

-

パネルの「キーボード」アイコン:

→これなら見やすいと思います。

ちなみに、右端の赤いバーは追加した「CPU 負荷 」モニタで、デフォルトの赤色は目立つので緑色に変更しました。

-


(7). 「ibus-anthy」の辞書学習
$ ls -1 ~/.anthy/
imported_words_default.d
imported_words_ibus__emoji
imported_words_ibus__era
imported_words_ibus__oldchar
imported_words_ibus__zipcode
last-record2_default.utf8    ←(辞書学習用の一時ファイル)
lock-file_default

→ある程度学習すると「last-record1_default.utf8」辞書ファイルが作られます。

-

Fedora 34 で学習して鍛えた辞書をUSB メモリ経由で活用:

-

Fedora の場合:

~/.config/anthy/last-record1_default.utf8

-

Debian の場合:

~/.anthy/last-record1_default.utf8

コピー後に、再起動

-

参考: VirtualBox でUSB メモリを使ってファイルを持ってくる場合:

やり方は、「こちら 」を参照。

すでに別の仮想マシンで、USB メモリを使ったことがあれば、ホストOS 側の設定は済んでいるので、

ゲストOS では項番の「4). USB メモリの登録:」から実施すればよいです。

-

-


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11. 「パネル」のカスタマイズ:

-

「パネル」にはデフォルトで、「アプリケーション」、「場所」、「システム」が登録されていました。

-

-


1). パネルに「Compact Menu」を追加:

「MATE」アイコンのみのアプリケーションメニューですが、下記の機能も含まれ高機能です。

場所、システム、
ロック、ログアウト、シャットダウン

-

パネルの空きで右クリック→「Ass to Panel...」→「パネルへ追加」画面

「Compact Menu」を選んで、「+追加」

→パネルの中央にアイコンが追加されます

-

位置はそのままにしておいて、「Classic Menu」を削除してから、移動とロックを行います。

-

-


2). パネルから「Classic Menu」を削除:

「アプリケーション」、「場所」、「システム」、が一緒のメニューです。

幅をとるので「Compact Menu」を入れたので、削除。

-

「アプリケーション」、「場所」、「システム」、のどれかを右クリック→「パネルから削除」→「削除」

-

-


3). 「Compact Menu」の移動とロック:

  • 他のアプリのロック状態が影響するので、「Classic Menu」を削除後に行いました。

-

アプリのアイコンを右クリック →「移動」 →左端に移動(他のアプリのロック状態が影響)

アプリのアイコンを右クリック →「ロックする」にチェック

-


4). パネルに「セパレータ」を登録:

  • 「Compact Menu」が操作しやすいように、アプリのランチャーとの間にすき間を作りました。

-

パネルの空きで右クリック→「Ass to Panel...」→「パネルへ追加」画面

「セパレータ」を選んで、「+追加」

→パネルの中央にアイコン(細い縦線)が追加されます

-

アプリのアイコンを右クリック →「移動」 →「Compact Menu」の右に置きます

(間があると、他のアプリを追加したときに入られてしまいます)

アプリのアイコンを右クリック →「ロックする」にチェック

-

-


5). パネルにアプリのランチャーを登録:

  • パネルの左端にアイコンが追加されるので、他のアプリがロックされていても移動できるのが利点。

→移動後にロックするだけです。 通常の中央に追加するやり方だと、他のアプリのロック状態が影響します。

-

(1). 「Firefox」(ブラウザ):

メニュー →インターネット →「Firefox ESR」→右クリック

→「このランチャーをパネルに追加」→パネルの左端にアイコンが追加されます

-

アプリのアイコンを右クリック →「移動」 →少しだけ右に移動(「Classic Menu」との間にすき間を作ります)

アプリのアイコンを右クリック →「ロックする」にチェック

-

(2). 「Caja」(ファイルマネージャ):

メニュー →システムツール →「Caja」→右クリック

→「このランチャーをパネルに追加」→パネルの左端にアイコンが追加されます

-

(3). 「MATE 端末」:

メニュー →システムツール →「MATE 端末」→右クリック

→「このランチャーをパネルに追加」→パネルの左端にアイコンが追加されます

-

(4). 「pluma」(テキストエディタ):

メニュー →アクセサリ →「pluma」→右クリック

→「このランチャーをパネルに追加」→パネルの左端にアイコンが追加されます

-

(5). 「スクリーンショットの取得」(mate-screenshot --interactive) :

メニュー →アクセサリ →「スクリーンショットの取得」→右クリック

→「このランチャーをパネルに追加」→パネルの左端にアイコンが追加されます

-

(6). 追加したアプリの位置を調整して、ロック

アプリのアイコンを右クリック →「移動」 →好きな並びに変更(任意)

アプリのアイコンを右クリック →「ロックする」にチェック

-

-


6). パネルに「ウィンドウの一覧」を登録:

  • パネルをひとつにするために、下部のパネルにあるアイテムを追加

-

上部のパネルの空きで右クリック →「Add to Panel...」→「パネルへ追加」画面

「ウィンドウの一覧」を選んで、「+追加」

→パネルの中央にアイコンが追加されます

-

「ウィンドウの一覧」アイコンの先頭にある「縦三点」アイコンを右クリック →「設定」

Thunbnail width: 200

「グループ化しない」にチェック

-

「ウィンドウの一覧」アイコンの先頭にある「縦三点」アイコンを右クリック →「移動」→パネルの左の適当な位置でクリック

「ウィンドウの一覧」の先頭にある「縦三点」アイコンを右クリック →「ロックする」にチェック

-

-


7). パネルに「ワークスペース切替」を追加

  • パネルをひとつにするために、下部のパネルにあるアイテムを追加

-

パネルの空きで右クリック→「Ass to Panel...」→「パネルへ追加」画面

ワークスペース切替」を選んで、「+追加」

→パネルの中央にアイコンが追加されます

-

ワークスペース切替」アイコンを右クリック →「設定」

ワークスペースの数: 4 →「2」に変更

-

アプリのアイコンを右クリック →「移動」 →パネルの右の適当な位置でクリック(他のアプリのロック状態が影響)

→システムトレイの幅は可変なので、右に余裕を持たせて移動。 もし支障があるようなら、システムトレイの右に移動するのが良さそう。

アプリのアイコンを右クリック →「ロックする」にチェック

-

-


8). パネルに「システムモニター」を追加

  • システムの負荷を知りたいので追加しました。

-

パネルの空きで右クリック→「Ass to Panel...」→「パネルへ追加」画面

「システムモニター」を選んで、「+追加」

→パネルの中央にアイコンが追加されます

-

「システムモニター」アイコンを右クリック →「設定」

モニタするリソース: 「プロセッサ」のみ →「負荷」のみ に変更

システムモニタの幅: 40 ピクセル →10 ピクセル に変更

更新間隔: 500 ミリ秒 →1500 ミリ秒 に変更

-

色:

「負荷」タブ

平均「赤色」→クリックするとパレットが開くので、「濃い緑色」をクリック→「選択」

→「閉じる」

-

「システムモニター」を右クリック →移動 →パネルの右端に移動して、ロック

右側に置かれたセパレータにもロックがあるので一時解除、完了後にロック

-

-


9). 下部のパネルを削除:

下部のパネルの空きで右クリック →「このパネルを削除する」→「削除」

-

-


10). 上部のパネルを下部に移動:

上部のパネルの空きで右クリック →「プロパティ」

向き: 「上」→「下」に変更

→「閉じる」

-

画面下部のパネルだけにしたデスクトップ:

→シンプルです。

-

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12. 「MATE デスクトップ」のその他の設定:

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-


1). ウィンドウのテーマを変更:

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-

メニュー →システム →コントロール・センター →ルックフィール →「外観」→「テーマ」タブ

「カスタマイズ」→「Blue-Submarine」に変更

→選ぶだけですぐに反映されました。

こちらはダーク系で、選ばれたウィンドウのタイトルバーに照明が点きます。

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-


2). デスクトップの壁紙を変更:

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-

システム →コントロール・センター →ルックフィール →「外観」→「背景」タブ

一覧から選択

-

右下の「+追加」ボタンにて、画像ファイルが選べます。

フォルダ内の画像を登録したいときは、Ctrl+A とするか、最初を選んでからShift を押しながら最後を選択

→OK

一覧から選ぶだけで、リアルタイムに反映されます。

-

左下の「追加の設定をネットから入手する」のリンクにて、壁紙を入手できるみたい。

-

-


3). デスクトップのアイコンを「ホーム」だけ表示:

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-

  • Debian の場合、すでに「ホーム」アイコンだけが設定されているので、作業は要りません。

-

  • 今回は、「デスクトップ」関連の設定が見当たらないので、コマンドを使います。

  • Debian では「MATE Tweak」というツールがインストールできます:

$ apt list mate-tweak
:
mate-tweak/stable 21.04.2-1 all

→ちなみに、Fedora の公式リポジトリには「MATE Tweak」はありません。

-

(1). 例. デスクトップに表示されているアイコンが下記のとき:

-

(2). 例. 「コンピュータ」と「ゴミ箱」のアイコンを消す場合:
$ gsettings set org.mate.caja.desktop computer-icon-visible false
$ gsettings set org.mate.caja.desktop trash-icon-visible false

-

-

(3). 参考: コマンドの使い方:

最後の文字を「false」にすると消え、「true」にすると表示されます。

-

「デスクトップ」にアイコンを表示しない設定:
$ gsettings set org.mate.background show-desktop-icons false

→「false」とするとすべての「デスクトップアイコン」が消えますが、 「true」とすると、下記の設定で「true」に設定していたアイコンのみ表示されます。

-

「コンピュータ」の表示設定:
$ gsettings set org.mate.caja.desktop computer-icon-visible false

-

「ホーム」(ユーザーディレクトリ)の表示設定:
$ gsettings set org.mate.caja.desktop home-icon-visible false

-

「ネットワーク」の表示設定:
$ gsettings set org.mate.caja.desktop network-icon-visible false

-

「ゴミ箱」の表示設定:
$ gsettings set org.mate.caja.desktop trash-icon-visible false

-

「マウントボリューム」の表示設定:
$ gsettings set org.mate.caja.desktop volumes-visible false

-

参考:

Arch wiki: MATE

-

-


4). 「キーボードショートカット」の設定:

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-

メニュー →システム →コントロール・センター →「キーボードショートカット」

→「キーボードショートカット」画面

-

(1). 「端末の起動」の設定:

「デスクトップ」の下にある、

-

「端末の起動」を選択

右にある「無効」をクリック →「新しいショートカット…」と表示

Ctrl+Alt+「T」を押します

「Ctrl+Alt+T」と表示

-

(2). ウィンドウのタイリングの設定:

「ウィンドウの管理」の下にある、

-

「ウィンドウを画面の東(右側)に並べる」を選択

右にある「無効」をクリック →「新しいショートカット…」と表示

Windows+「→」を押します

「Mod4+Right」と表示

-

「ウィンドウを画面の西(左側)に並べる」を選択

右にある「無効」をクリック →「新しいショートカット…」と表示

Windows+「←」を押します

「Mod4+Left」と表示

-

「ウィンドウを北東(右側の上)に並べる」を選択

右にある「無効」をクリック →「新しいショートカット…」と表示

Windows+「↑」を押します

「Mod4+Up」と表示

-

「ウィンドウを南東(右側の下)に並べる」を選択

右にある「無効」をクリック →「新しいショートカット…」と表示

Windows+「↓」を押します

「Mod4+Down」と表示

-

「ウィンドウを最大化する」を選択(重なりを削除)

右にある「Mod4+Up」をクリック →「新しいショートカット…」と表示

「BS」を押します

「無効」と表示

-

「ウィンドウを戻す」を選択(重なりを削除)

右にある「Mod4+Down」をクリック →「新しいショートカット…」と表示

「BS」を押します

「無効」と表示

-

→「閉じる」

-

-


5).「ログイン画面」の背景の設定:

------------------------------------------------------------------

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(1).「ログイン画面」のための好みの画像を準備:
  • ログイン画面の画像はシステムに配置しないと真っ暗になります。

-

$ cd /usr/share/pixmaps/
$ sudo mkdir my-login

$ sudo cp ~/画像/Nitoro/nature/nature015_1920x1080.jpg my-login/
$ sudo cp ~/画像/Nitoro/bird/bird006_1920x1080.jpg my-login/

$ ls -1 /usr/share/pixmaps/my-login/
bird006_1920x1080.jpg
nature015_1920x1080.jpg

-

(2). 設定ツールの「LightDM GTK+ Greeter の設定」をインストール:

-

インストール:
$ sudo apt install lightdm-gtk-greeter-settings

-

(3).「ログイン画面」の背景の設定:

メニュー →システム →「コントロール・センター」→「LightDM GTK+ Greeter の設定」→パスワード入力

-

「外観」タブ→背景画像

「なし」→「他の場所」→「コンピュータ」→「/usr/share/pixmaps/my-login/nature015_1920x1080.jpg」を選択

→「開く」

-

「ユーザーが壁紙を設定している場合は使用する」のチェックを外します

-

ついでに、時計の書式を変更:

「パネル」タブ

時刻のフォーマット: 「%a, %H:%M」→「%x (%A)」に変更

2021年08月26日 (木曜日)

-

→「保存」

→「閉じる」

-

(4). 確認:

ログアウト →ログイン

-

「ログイン画面」

-

-


6). 「ロック画面」(解除画面)の背景の設定:

------------------------------------------------------------------

-

メニュー →システム →「コントロール・センター」→「スクリーンセーバーのテーマ」→「スクリーンセーバーを設定する」画面

-

画面の一番下、

Background picture for lock screen:

「/usr/share/images/desktop-base/desktop-background」

→「~/画像/Nitoro/bird/bird006_1920x1080.jpg」を選択

→「開く」

→「閉じる」

-

確認:

メニュー →「画面のロック」

-

「ロックの解除画面」

-

-


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-

13. 個人的によく使うアプリの確認:

-

-


1). ファイアウォール「gufw」のインストール:

------------------------------------------------------------------

-

インストール:
$ sudo apt install gufw
:
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  gir1.2-javascriptcoregtk-4.0 gir1.2-soup-2.4 gir1.2-webkit2-4.0 gufw ufw

-

ファイアウォールの開始:

メニュー →システム →コントロール・センター →「ファイアウォール設定ツール」→パスワード入力

「Status: 」ボタンをクリック→オンに変わります。

-

→盾がカラフルになればOK

-

-


2). 「pluma」の確認:

------------------------------------------------------------------

-

MATE の標準のテキストエディタです。gedit とほぼ互換。

-

バージョンの確認:
$ pluma --version
pluma - Version 1.24.1

-

アプリを起動:

メニュー →アクセサリ →「Pluma」

-

日時時刻の書式を修正:

編集 →設定 →「プラグイン」タブ →「日時/時刻の挿入」にチェック →「設定」

→「その他」にチェック

%Y-%m-%d %H:%M

→「閉じる」

→「閉じる」

-

使うとき:

編集 →「日時/時刻の挿入」

2021-08-26 19:38

-

Gedit 用に作られた「色のテーマ」をPluma で利用できます

→置く場所も任意で、ホームに置けます。

-

-


3). 「audacious」をインストール:

------------------------------------------------------------------

-

音楽プレーヤーです。

-

インストール:
$ sudo apt install audacious
:
提案パッケージ:
  lirc sidplayfp
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  audacious audacious-plugins audacious-plugins-data libaudcore5 libaudgui5
  libaudqt2 libaudtag3 libcddb2 libcue2 liblirc-client0 libqt5opengl5
  libsidplayfp5

-

バージョンの確認:
$ audacious --version
Audacious 4.0.5 (Debian package)

-

アプリを起動:

メニュー →サウンドとビデオ →「Audacious」→「Audacious」画面

-

曲の登録:

ファイル →ファイルを開く→ホームの「音楽」フォルダを選んで →「開く」

→再生できました。

-

-

「pulseaudio」で使えています:

$ apt list pulseaudio
:
pulseaudio/stable,now 14.2-2 amd64 [インストール済み、自動]

$ apt list pipewire-pulseaudio
$ 

→「pipewire-pulseaudio」はリポジトリにありません。

-

-


4). 「kolourpaint」の動作を確認:

------------------------------------------------------------------

-

ブログの画像の加工に使っている、簡単操作のソフトです。

-

インストール:
$ sudo apt install kolourpaint
:
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  acl ipp-usb kded5 keditbookmarks kio kolourpaint kwayland-data
  kwayland-integration libaribb24-0 libdbusmenu-qt5-2 libdvbpsi10 libebml5
  libfam0 libieee1284-3 libixml10 libkf5archive5 libkf5attica5 libkf5auth-data
  libkf5authcore5 libkf5bookmarks-data libkf5bookmarks5 libkf5codecs-data
  libkf5codecs5 libkf5completion-data libkf5completion5 libkf5config-bin
  libkf5config-data libkf5configcore5 libkf5configgui5
  libkf5configwidgets-data libkf5configwidgets5 libkf5coreaddons-data
  libkf5coreaddons5 libkf5crash5 libkf5dbusaddons-bin libkf5dbusaddons-data
  libkf5dbusaddons5 libkf5doctools5 libkf5globalaccel-bin
  libkf5globalaccel-data libkf5globalaccel5 libkf5globalaccelprivate5
  libkf5guiaddons5 libkf5i18n-data libkf5i18n5 libkf5iconthemes-bin
  libkf5iconthemes-data libkf5iconthemes5 libkf5idletime5 libkf5itemviews-data
  libkf5itemviews5 libkf5jobwidgets-data libkf5jobwidgets5 libkf5kiocore5
  libkf5kiofilewidgets5 libkf5kiogui5 libkf5kiontlm5 libkf5kiowidgets5
  libkf5notifications-data libkf5notifications5 libkf5parts-data
  libkf5parts-plugins libkf5parts5 libkf5sane-data libkf5sane5
  libkf5service-bin libkf5service-data libkf5service5 libkf5solid5
  libkf5solid5-data libkf5sonnet5-data libkf5sonnetcore5 libkf5sonnetui5
  libkf5textwidgets-data libkf5textwidgets5 libkf5wallet-bin libkf5wallet-data
  libkf5wallet5 libkf5waylandclient5 libkf5widgetsaddons-data
  libkf5widgetsaddons5 libkf5windowsystem-data libkf5windowsystem5
  libkf5xmlgui-bin libkf5xmlgui-data libkf5xmlgui5 libkwalletbackend5-5
  liblua5.2-0 libmad0 libmatroska7 libopenmpt-modplug1 libphonon4qt5-4
  libphonon4qt5-data libplacebo72 libpolkit-qt5-1-1 libprotobuf-lite23
  libproxy-tools libqt5texttospeech5 libresid-builder0c2a libsane-common
  libsane1 libsdl-image1.2 libsdl1.2debian libsidplay2 libsnmp-base libsnmp40
  libspatialaudio0 libupnp13 libva-wayland2 libvlc-bin libvlc5 libvlccore9
  libxcb-res0 libxcb-xv0 media-player-info phonon4qt5 phonon4qt5-backend-vlc
  qtspeech5-speechd-plugin sane-utils sonnet-plugins update-inetd vlc-data
  vlc-plugin-base vlc-plugin-video-output

→たくさんの依存が入るのが難点です。

-

バージョンの確認:
$ kolourpaint --version
kolourpaint 20.12.0

-

アプリを起動:

メニュー →グラフィックス →「Kolourpaint」→「Kolourpaint」画面

もしくは、

画像ファイルを右クリック→「開く」→「Kolourpaint」→「Kolourpaint」画面

-

-


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-

14. 「スクリーンセーバー」(mate-screensaver) の動作を確認:

-

  • スクリーンセーバーの「mate-screensaver」がインストールされていました。

  • Xfce の「xfce4-screensaver」と同じように「xscreensaver」のテーマが使えそう。

-

1). アプリのインストールを確認:

$ apt list mate-screensaver
:
mate-screensaver/stable,now 1.24.1-1 amd64 [インストール済み、自動]

-

2). アプリを起動:

メニュー →システム →コントロール・センター →「スクリーンセーバーのテーマ」

-

3). スクリーンセーバーのテーマを選択:

スクリーンセーバーのテーマ:

ブランクスクリーン    ←(デフォルト)
ランダム

フローティング GNOME
フローティング MATE
ポップな矩形のアート

宇宙          ←(スライドショー)
画像フォルダ      ←(スライドショー)

→有効/無効とかのモードとか、詳細を設定するボタンもありません。テーマを選ぶだけです。

デフォルトは「ブランクスクリーン」が選ばれていました。

-

4). ロック画面の背景の設定ができます:

Background picture for lock screen: 「default.png

→「Debian 11」のデフォルトの背景画像です。

-

5). テーマの「画像フォルダ」で使われるのは、ホームの「~/画像/」フォルダ配下の画像です:

→注意点は、「スクリーンショット」やプライベートな画像まで表示されてしまうこと。

-

6). 「mate-screensaver」のカスタマイズ:

-

(1).「画像フォルダ」の対象となるフォルダを指定するには、:
$ cd /usr/share/applications/screensavers/
$ sudo pluma personal-slideshow.desktop

以下の各行を置換:

Name[ja]=画像フォルダ

Exec=/usr/lib/mate-screensaver/mate-screensaver/slideshow

Name[ja]=画像フォルダ(~/画像/Nitoro/)

Exec=/usr/lib/mate-screensaver/mate-screensaver/slideshow --location=/home/ubn/画像/Nitoro

-

「~/画像/」にあるフォルダの下で、さらにフォルダでカテゴリ分け:

$ ls -1 ~/画像/Nitoro/

PC
anima
animal
bird
car
cats
cosmos
kabegami
nature
ship
starship
tiger

→管理も楽だし、「スクリーンショット」の画像を除外できます。

-

(2).「フローティング MATE」の色違いバージョンを追加:
$ cd /usr/share/applications/screensavers/
$ sudo cp footlogo-floaters.desktop footlogo-floaters2.desktop
$ sudo pluma footlogo-floaters2.desktop

以下の各行を置換:

Name[ja]=フローティング MATE

Exec=/usr/lib/mate-screensaver/mate-screensaver/floaters /usr/share/pixmaps/mate-logo-white.svg

Name[ja]=フローティング MATE (Green)

Exec=/usr/lib/mate-screensaver/mate-screensaver/floaters /usr/share/icons/mate/scalable/apps/mate-desktop.svg

-

MATE (Green) の画像:

→MATE といえば、この色。

-

(3).「フローティング Debian」を追加:
$ cd /usr/share/applications/screensavers/
$ sudo cp gnomelogo-floaters.desktop debianlogo-floaters2.desktop
$ sudo pluma debianlogo-floaters2.desktop

以下の各行を置換:

Name[ja]=フローティング GNOME

Exec=/usr/lib/mate-screensaver/mate-screensaver/floaters /usr/share/pixmaps/gnome-logo-white.svg

Name[ja]=フローティング Debian

Exec=/usr/lib/mate-screensaver/mate-screensaver/floaters /usr/share/icons/desktop-base/scalable/emblems/emblem-debian.svg

-

フローティング Debian の画像:

Debian といえば、これ。

-

→選べるテーマが 9つに増えました

-

-

7). 参考: 「mate-screensaver」のテーマの実行ファイルの場所:

$ ls -1 /usr/lib/mate-screensaver/mate-screensaver/
floaters
popsquares
slideshow

→実行ファイルは 3つしかありません。Fedora 34 とは少し場所が違います。

-

8). 参考: 「mate-screensaver」のテーマのデスクトップファイルの場所:

$ ls -1 /usr/share/applications/screensavers/
cosmos-slideshow.desktop
debianlogo-floaters2.desktop         ←(追加したテーマ)
footlogo-floaters.desktop
footlogo-floaters2.desktop           ←(追加したテーマ)
gnomelogo-floaters.desktop
personal-slideshow.desktop
popsquares.desktop

-

-


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15. 「VSCode」をインストールして動作確認:

-

  • 自分のPC だと、カーネル「5.8」以降で「VSCode」を起動するには、ハードウェアアクセレーターをオフにして起動しないと画面描画できませんでした。

  • Fedora 34 のGNOME になり、普通に起動できるようになったので、Debian 11 でも確認しました。

-

公式ビルドのインストール手順:

参考:

Visual Studio Code on Linux

-

1). 「.deb」パッケージをダウンロードしてインストール:

-

(1). 「.deb」パッケージ(64ビット)をダウンロード:

.deb package (64-bit) download

→「ファイルを保存する」→OK

$ cd ~/ダウンロード/vscode/
$ ls
code_1.59.1-1629375198_amd64.deb

-

(2). インストール:
$ cd ~/ダウンロード/vscode/

$ sudo apt install ./code_1.59.1-1629375198_amd64.deb
:
注意、'./code_1.59.1-1629375198_amd64.deb' の代わりに 'code' を選択します
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  code

-

インストールされたか確認:
$ apt list code
:
code/now 1.59.1-1629375198 amd64 [インストール済み、ローカル]

→「.deb」パッケージをインストールすると、apt リポジトリと署名キーが自動的にインストールされ、システムのパッケージマネージャーを使用した自動更新が有効になります。

-

リポジトリが追加されているかの確認:
$ sudo apt update
ヒット:1 http://security.debian.org/debian-security bullseye-security InRelease
ヒット:2 http://deb.debian.org/debian bullseye InRelease
ヒット:3 http://deb.debian.org/debian bullseye-updates InRelease
ヒット:4 http://packages.microsoft.com/repos/code stable InRelease  ←(リポジトリが追加)
パッケージリストを読み込んでいます... 完了          
依存関係ツリーを作成しています... 完了
状態情報を読み取っています... 完了        
パッケージはすべて最新です。

-

バージョンの確認:
$ code --version
1.59.1
3866c3553be8b268c8a7f8c0482c0c0177aa8bfa
x64

-

ヘルプの確認:
$ code --help

Visual Studio Code 1.59.1

Usage: code [options][paths...]

To read from stdin, append '-' (e.g. 'ps aux | grep code | code -')

Options
  -d --diff <file> <file>           Compare two files with each other.               ←(注目)
  -a --add <folder>                 Add folder(s) to the last active window.
  -g --goto <file:line[:character]> Open a file at the path on the specified
                                    line and character position.
  -n --new-window                   Force to open a new window.
  -r --reuse-window                 Force to open a file or folder in an
                                    already opened window.
  -w --wait                         Wait for the files to be closed before
                                    returning.
  --locale <locale>                 The locale to use (e.g. en-US or zh-TW).
  --user-data-dir <dir>             Specifies the directory that user data is
                                    kept in. Can be used to open multiple
                                    distinct instances of Code.
  -h --help                         Print usage.

Extensions Management
  --extensions-dir <dir>
      Set the root path for extensions.
  --list-extensions
      List the installed extensions.
  --show-versions
      Show versions of installed extensions, when using --list-extensions.
  --category <category>
      Filters installed extensions by provided category, when using --list-extensions.
  --install-extension <extension-id[@version] | path-to-vsix>
      Installs or updates the extension. The identifier of an extension is always `${publisher}.${name}`. Use `--force` argument to update to latest version. To install a specific version provide `@${version}`. For example: 'vscode.csharp@1.2.3'.
  --uninstall-extension <extension-id>
      Uninstalls an extension.
  --enable-proposed-api <extension-id>
      Enables proposed API features for extensions. Can receive one or more extension IDs to enable individually.

Troubleshooting
  -v --version                       Print version.
  --verbose                          Print verbose output (implies --wait).
  --log <level>                      Log level to use. Default is 'info'.
                                     Allowed values are 'critical', 'error',
                                     'warn', 'info', 'debug', 'trace', 'off'.
  -s --status                        Print process usage and diagnostics
                                     information.
  --prof-startup                     Run CPU profiler during startup.
  --disable-extensions               Disable all installed extensions.
  --disable-extension <extension-id> Disable an extension.
  --sync <on> <off>                  Turn sync on or off.
  --inspect-extensions <port>        Allow debugging and profiling of
                                     extensions. Check the developer tools for
                                     the connection URI.
  --inspect-brk-extensions <port>    Allow debugging and profiling of
                                     extensions with the extension host being
                                     paused after start. Check the developer
                                     tools for the connection URI.
  --disable-gpu                      Disable GPU hardware acceleration.                       ←(注目)
  --max-memory <memory>              Max memory size for a window (in Mbytes).
  --telemetry                        Shows all telemetry events which VS code
                                     collects.

-

2). 念の為、動作が不安定になってもいいように、他のアプリを終了してから、起動

$ code

もしくは、

メニュー →プログラミング →「Visual Studio Code」→「Visual Studio Code」画面

-

→正常に起動できました

-

3). 「Welcome」タブの画面が表示:

英語の表示です。

-

→画面の右下に「表示言語を日本語に変更するには言語パッケージをインストールします。」表示

→「インストールして再起動」をクリック

-

もし、クリックし損なって表示が消えたら、アプリの右上の「x」で閉じて、開き直せば表示されます。

-

→インストール完了後に自動的にアプリが再起動され、日本語化されました。親切な設計です。

-

4). 「テーマの選択」ダイアログが表示:

ライト系、ダーク系、それぞれに複数のテーマがあるようです。

-

ダイアログからテーマを選択:

「Dark+(既定のDark)」→「Monakai」をクリック

→残念ながら「ようこそ」タブにいると背景の色ぐらいしか確認できません。

-

5). 色のテーマを確認:

左上の「エクスプローラー」アイコンをクリック→「フォルダを開く」

→「このフォルダー内のファイルの作成者を信頼しますか?」表示

→「はい、作成者を信頼します」をクリック

-

左側のファイルツリーのMarkdown ファイルをクリック→ファイルが開きました

次回からは、上部の「ファイル名」タブをクリックしても開けます。

→「緑色」がメインの「テーマ」でした。

-

デフォルトの「Dark+(既定のDark)」は「水色」です。

-

6). 再度「テーマ」を変更するやり方を知りたいので、

-

ヘルプ→ようこそ→「ようこそ」タブ

-

そのすぐ下にマウスを持っていって、スクロールボタンを回転させると、下の項目がスクロールするか、

もしくは、アプリのウィンドウを下に広げると、先ほどの画面が表示されました:

-

7). 紹介される項目は 4つあり、すでに実施された項目には「青丸」のチェックが付くようです

-

8). 後で知りましたが、テーマの変更は、左側下の「設定」アイコンが便利です

  • Markdown ファイル(.md のテキストファイル)を開いている状態で、テーマを選択した方が、リアルタイムに色使い(Markdown のハイライト表示)が反映されてわかります。

-

(1). Markdown ファイルのタブを開きます

-

(2). 左側下の「設定」(歯車)アイコンをクリック

-

(3). 「配色テーマ」を選択、もしくは、「Ctrl+K → Ctrl+T」

-

(4). テーマ選択のダイアログが開きます

→マウスでクリックすると「確定」です。矢印キーで上下させるとプレビューで確認できます。

-

(5). Enter キーで「確定」

-

9). 「Visual Studio Code」の便利な機能:

-

(1). Markdown ファイルの任意の行をクリックすると、

タブのすぐ下に、その行の「Markdown の階層」が表示されました。便利です。

-

(2). Python のプログラムファイルを開くと、

-

1行だけのPython のプログラムを作成:
$ echo 'print("Hello world!")'  > ~/ドキュメント/hello.py

-

左側のツリーにて、「ドキュメント」フォルダの「hello.py」をクリック
print("Hello world!")

-

→ウィンドウの右下に「Python にお勧めの拡張機能をインストールしますか?」が表示

→「インストール」をクリック

しばらく待ちます。

-

インストールが完了

ウィンドウの左下に「Python 3.9.2 64-bit」と表示

-

(3). 「Python 拡張機能」での補完について

上部の「hello.py」タブをクリック

ファイルが開かれます。

print("Hello world!")

の行の「print」にマウスを置くと →「コマンドの書式」が表示(英文なのが惜しいところ)

その行全体をマウスで範囲選択すると →「ヒント」(電灯)アイコンが表示→クリックすると、修正すべき書き方のどれを表示するかが表示

選択します:

Extract method
Extract variable

-

「Extract method」を選んで、Shift+Enter(プレビュー)

def new_func():
    print("Hello world!")

new_func()

-

Ctrl+Z で戻し、

「Extract method」を選んで、Shift+Enter(プレビュー)

new_var = print("Hello world!")
new_var

-

Ctrl+Z で戻しました。

プログラムを作るときに、色々と補助してもらえそう。

-

(4). 「Python」の実行

「実行」→「デバッグなしで実行」→画面下のエリアに「ターミナル」タブ表示

[ubn@ubn-box ドキュメント]$  /usr/bin/env /bin/python /home/ubn/.vscode/extensions/ms-python.python-2021.8.1105858891/pythonFiles/lib/python/debugpy/launcher 42625 -- /home/ubn/ドキュメント/hello.py 
Hello world!
[ubn@ubn-box ドキュメント]$ 

→プロンプトが少しうるさく感じますが、結果が表示されました。

「ターミナル」タブの右上の「x」で閉じます。

-

10). 「キーボードショートカット」の一覧表示

「Ctrl+K → Ctrl+S」で表示:

→たくさんあるので、スクロールして確認するか、検索

-

-

→インストールの一連の流れの中で、「Visual Studio Code」の日本語化と「Python 拡張機能」のインストールが行われました。親切です。

-

11). x11 で動作しているか、Wayland で動作しているか、を確認:

$ echo $XDG_SESSION_TYPE
x11

→Wayland でなく、「x11」で動作していました。

Fedora 34 は「Wayland」で正常に動くのを確認したので、「Wayland」でも「x11」でも正常に動くようです。

-

-


12). 参考: VSCode を学ぶときの資料:

-

参考: VSCode の入門:

【アニメ図解たっぷり】VSCodeの使い方入門!~ 基本からWeb制作まで

-

参考: VSCode拡張機能:

【VSCode】言語別、おすすめ拡張機能19選!拡張機能でストレスフリーなエディターを作ろう!

-

参考: VSCode 全般:

Visual Studio Codeの使い方

Windows10 (64bit) にインストールする場合の説明ですが、 インストールと日本語化は置いておいて、それ以外の設定が参考になりそう。

-

-


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-

16. 参考: 不要なパッケージを削除:

-

入力メソッドに日本語とは関係ない言語が含まれているので削除しました。

-

ibus 関連で不要なパッケージを確認:

$ apt list ibus* | grep インストール済み
:
ibus-anthy/stable,now 1.5.12-2 amd64 [インストール済み]
ibus-data/stable,now 1.5.23-2 all [インストール済み、自動]
ibus-gtk3/stable,now 1.5.23-2 amd64 [インストール済み、自動]
ibus-gtk/stable,now 1.5.23-2 amd64 [インストール済み、自動]
ibus/stable,now 1.5.23-2 amd64 [インストール済み、自動]

→OK

-

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17. 参考: 個人的に使わない言語のフォントを削除:

-

  • 少しでもリソースを増やしました。

-

インストールの確認:

Thai(タイ語):

$ apt list *font* | grep インストール済み | grep "tlwg"
:
fonts-thai-tlwg/stable,now 1:0.7.2-1 all [インストール済み、自動]
fonts-tlwg-garuda-ttf/stable,now 1:0.7.2-1 all [インストール済み、自動]
fonts-tlwg-garuda/stable,now 1:0.7.2-1 all [インストール済み、自動]
fonts-tlwg-kinnari-ttf/stable,now 1:0.7.2-1 all [インストール済み、自動]
fonts-tlwg-kinnari/stable,now 1:0.7.2-1 all [インストール済み、自動]
fonts-tlwg-laksaman-ttf/stable,now 1:0.7.2-1 all [インストール済み、自動]
fonts-tlwg-laksaman/stable,now 1:0.7.2-1 all [インストール済み、自動]
fonts-tlwg-loma-ttf/stable,now 1:0.7.2-1 all [インストール済み、自動]
fonts-tlwg-loma/stable,now 1:0.7.2-1 all [インストール済み、自動]
fonts-tlwg-mono-ttf/stable,now 1:0.7.2-1 all [インストール済み、自動]
fonts-tlwg-mono/stable,now 1:0.7.2-1 all [インストール済み、自動]
fonts-tlwg-norasi-ttf/stable,now 1:0.7.2-1 all [インストール済み、自動]
fonts-tlwg-norasi/stable,now 1:0.7.2-1 all [インストール済み、自動]
fonts-tlwg-purisa-ttf/stable,now 1:0.7.2-1 all [インストール済み、自動]
fonts-tlwg-purisa/stable,now 1:0.7.2-1 all [インストール済み、自動]
fonts-tlwg-sawasdee-ttf/stable,now 1:0.7.2-1 all [インストール済み、自動]
fonts-tlwg-sawasdee/stable,now 1:0.7.2-1 all [インストール済み、自動]
fonts-tlwg-typewriter-ttf/stable,now 1:0.7.2-1 all [インストール済み、自動]
fonts-tlwg-typewriter/stable,now 1:0.7.2-1 all [インストール済み、自動]
fonts-tlwg-typist-ttf/stable,now 1:0.7.2-1 all [インストール済み、自動]
fonts-tlwg-typist/stable,now 1:0.7.2-1 all [インストール済み、自動]
fonts-tlwg-typo-ttf/stable,now 1:0.7.2-1 all [インストール済み、自動]
fonts-tlwg-typo/stable,now 1:0.7.2-1 all [インストール済み、自動]
fonts-tlwg-umpush-ttf/stable,now 1:0.7.2-1 all [インストール済み、自動]
fonts-tlwg-umpush/stable,now 1:0.7.2-1 all [インストール済み、自動]
fonts-tlwg-waree-ttf/stable,now 1:0.7.2-1 all [インストール済み、自動]
fonts-tlwg-waree/stable,now 1:0.7.2-1 all [インストール済み、自動]

-

$ apt list *font* | grep インストール済み | grep "thai"
:
fonts-thai-tlwg/stable,now 1:0.7.2-1 all [インストール済み、自動]
xfonts-thai-etl/stable,now 1:1.2.7-5 all [インストール済み、自動]
xfonts-thai-manop/stable,now 1:1.2.7-5 all [インストール済み、自動]
xfonts-thai-nectec/stable,now 1:1.2.7-5 all [インストール済み、自動]
xfonts-thai-poonlap/stable,now 1:1.2.7-5 all [インストール済み、自動]
xfonts-thai-vor/stable,now 1:1.2.7-5 all [インストール済み、自動]
xfonts-thai/stable,now 1:1.2.7-5 all [インストール済み、自動]

-

Telugu(テルグ文字):

$ apt list *font* | grep インストール済み | grep "telu"
:
fonts-lohit-telu/stable,now 2.5.5-2 all [インストール済み、自動]
fonts-telu-extra/stable,now 2.0-5 all [インストール済み、自動]
fonts-telu/stable,now 2:1.3 all [インストール済み、自動]
fonts-teluguvijayam/stable,now 2.1-1 all [インストール済み、自動]

-

smc:

$ apt list *font* | grep インストール済み | grep "smc"
:
fonts-smc-anjalioldlipi/stable,now 7.1.2-2 all [インストール済み、自動]
fonts-smc-chilanka/stable,now 1.530-1 all [インストール済み、自動]
fonts-smc-dyuthi/stable,now 3.0.2-2 all [インストール済み、自動]
fonts-smc-gayathri/stable,now 1.100-2 all [インストール済み、自動]
fonts-smc-karumbi/stable,now 1.1.2-2 all [インストール済み、自動]
fonts-smc-keraleeyam/stable,now 3.0.2-2 all [インストール済み、自動]
fonts-smc-manjari/stable,now 1.920-1 all [インストール済み、自動]
fonts-smc-meera/stable,now 7.0.3-1 all [インストール済み、自動]
fonts-smc-rachana/stable,now 7.0.2-1 all [インストール済み、自動]
fonts-smc-raghumalayalamsans/stable,now 2.2.1-1 all [インストール済み、自動]
fonts-smc-suruma/stable,now 3.2.3-1 all [インストール済み、自動]
fonts-smc-uroob/stable,now 2.0.2-1 all [インストール済み、自動]
fonts-smc/stable,now 1:7.2 all [インストール済み、自動]

-

Lohit(インド語):

$ apt list *font* | grep インストール済み | grep "lohit"
:
fonts-lohit-beng-assamese/stable,now 2.91.5-2 all [インストール済み、自動]
fonts-lohit-beng-bengali/stable,now 2.91.5-2 all [インストール済み、自動]
fonts-lohit-deva/stable,now 2.95.4-4 all [インストール済み、自動]
fonts-lohit-gujr/stable,now 2.92.4-4 all [インストール済み、自動]
fonts-lohit-guru/stable,now 2.91.2-2 all [インストール済み、自動]
fonts-lohit-knda/stable,now 2.5.4-3 all [インストール済み、自動]
fonts-lohit-mlym/stable,now 2.92.2-2 all [インストール済み、自動]
fonts-lohit-taml-classical/stable,now 2.5.4-2 all [インストール済み、自動]
fonts-lohit-taml/stable,now 2.91.3-2 all [インストール済み、自動]
fonts-lohit-telu/stable,now 2.5.5-2 all [インストール済み、自動]

-

削除:

$ sudo apt remove fonts-thai-tlwg fonts-tlwg-garuda-ttf fonts-tlwg-garuda fonts-tlwg-kinnari-ttf fonts-tlwg-kinnari fonts-tlwg-laksaman-ttf fonts-tlwg-laksaman fonts-tlwg-loma-ttf fonts-tlwg-loma fonts-tlwg-mono-ttf fonts-tlwg-mono fonts-tlwg-norasi-ttf fonts-tlwg-norasi fonts-tlwg-purisa-ttf fonts-tlwg-purisa fonts-tlwg-sawasdee-ttf fonts-tlwg-sawasdee fonts-tlwg-typewriter-ttf fonts-tlwg-typewriter fonts-tlwg-typist-ttf fonts-tlwg-typist fonts-tlwg-typo-ttf fonts-tlwg-typo fonts-tlwg-umpush-ttf fonts-tlwg-umpush fonts-tlwg-waree-ttf fonts-tlwg-waree

-

$ sudo apt remove fonts-thai-tlwg xfonts-thai-etl xfonts-thai-manop xfonts-thai-nectec xfonts-thai-poonlap xfonts-thai-vor xfonts-thai fonts-lohit-telu fonts-telu-extra fonts-telu fonts-teluguvijayam fonts-smc-anjalioldlipi fonts-smc-chilanka fonts-smc-dyuthi fonts-smc-gayathri fonts-smc-karumbi fonts-smc-keraleeyam fonts-smc-manjari fonts-smc-meera fonts-smc-rachana fonts-smc-raghumalayalamsans fonts-smc-suruma fonts-smc-uroob fonts-smc

-

$ sudo apt remove fonts-lohit-beng-assamese fonts-lohit-beng-bengali fonts-lohit-deva fonts-lohit-gujr fonts-lohit-guru fonts-lohit-knda fonts-lohit-mlym fonts-lohit-taml-classical fonts-lohit-taml fonts-lohit-telu

-

$ sudo apt autoremove

-

削除中のエラー(抜粋):

dpkg: 警告: fonts-tlwg-waree-ttf の削除中、ディレクトリ '/usr/share/fonts/truety
pe/tlwg' が空でないため削除できませんでした

dpkg: 警告: fonts-teluguvijayam の削除中、ディレクトリ '/usr/share/fonts/truetyp
e/teluguvijayam' が空でないため削除できませんでした

dpkg: 警告: fonts-gargi の削除中、ディレクトリ '/usr/share/fonts/truetype/Gargi'
 が空でないため削除できませんでした

dpkg: 警告: fonts-kalapi の削除中、ディレクトリ '/usr/share/fonts/truetype/fonts
-kalapi' が空でないため削除できませんでした

dpkg: 警告: fonts-nakula の削除中、ディレクトリ '/usr/share/fonts/truetype/Nakul
a' が空でないため削除できませんでした

dpkg: 警告: fonts-sahadeva の削除中、ディレクトリ '/usr/share/fonts/truetype/Sah
adeva' が空でないため削除できませんでした

dpkg: 警告: fonts-samyak-deva の削除中、ディレクトリ '/usr/share/fonts/truetype/
samyak' が空でないため削除できませんでした

dpkg: 警告: fonts-samyak-taml の削除中、ディレクトリ '/usr/share/fonts/truetype/
samyak-fonts' が空でないため削除できませんでした

dpkg: 警告: fonts-sarai の削除中、ディレクトリ '/usr/share/fonts/truetype/Sarai'
 が空でないため削除できませんでした

dpkg: 警告: fonts-yrsa-rasa の削除中、ディレクトリ '/usr/share/fonts/truetype/fo
nts-yrsa-rasa' が空でないため削除できませんでした

-

空であることを確認:

$ cd /usr/share/fonts/truetype/
$ ls -la tlwg teluguvijayam Gargi fonts-kalapi Nakula Sahadeva samyak samyak-fonts Sarai fonts-yrsa-rasa

Gargi:
合計 12
drwxr-xr-x  2 root root 4096  8月 27 19:03 .
drwxr-xr-x 54 root root 4096  8月 14 19:26 ..
-rw-r--r--  1 root root   36  8月 14 19:27 .uuid

Nakula:
合計 12
drwxr-xr-x  2 root root 4096  8月 27 19:03 .
drwxr-xr-x 54 root root 4096  8月 14 19:26 ..
-rw-r--r--  1 root root   36  8月 14 19:27 .uuid

Sahadeva:
合計 12
drwxr-xr-x  2 root root 4096  8月 27 19:03 .
drwxr-xr-x 54 root root 4096  8月 14 19:26 ..
-rw-r--r--  1 root root   36  8月 14 19:27 .uuid

Sarai:
合計 12
drwxr-xr-x  2 root root 4096  8月 27 19:03 .
drwxr-xr-x 54 root root 4096  8月 14 19:26 ..
-rw-r--r--  1 root root   36  8月 14 19:27 .uuid

fonts-kalapi:
合計 12
drwxr-xr-x  2 root root 4096  8月 27 19:03 .
drwxr-xr-x 54 root root 4096  8月 14 19:26 ..
-rw-r--r--  1 root root   36  8月 14 19:27 .uuid

fonts-yrsa-rasa:
合計 12
drwxr-xr-x  2 root root 4096  8月 27 19:03 .
drwxr-xr-x 54 root root 4096  8月 14 19:26 ..
-rw-r--r--  1 root root   36  8月 14 19:27 .uuid

samyak:
合計 12
drwxr-xr-x  2 root root 4096  8月 27 19:03 .
drwxr-xr-x 54 root root 4096  8月 14 19:26 ..
-rw-r--r--  1 root root   36  8月 14 19:27 .uuid

samyak-fonts:
合計 12
drwxr-xr-x  2 root root 4096  8月 27 19:03 .
drwxr-xr-x 54 root root 4096  8月 14 19:26 ..
-rw-r--r--  1 root root   36  8月 14 19:27 .uuid

teluguvijayam:
合計 12
drwxr-xr-x  2 root root 4096  8月 27 19:01 .
drwxr-xr-x 54 root root 4096  8月 14 19:26 ..
-rw-r--r--  1 root root   36  8月 14 19:27 .uuid

tlwg:
合計 12
drwxr-xr-x  2 root root 4096  8月 27 19:00 .
drwxr-xr-x 54 root root 4096  8月 14 19:26 ..
-rw-r--r--  1 root root   36  8月 14 19:27 .uuid

→残骸の「.uuid」ファイルがあるだけです。これがあるので削除に失敗したみたい。

-

空のフォルダを削除:

$ cd /usr/share/fonts/truetype/
$ sudo rm -r tlwg teluguvijayam Gargi fonts-kalapi Nakula Sahadeva samyak samyak-fonts Sarai fonts-yrsa-rasa

-

確認:

$ ls
abyssinica          fonts-japanese-gothic.ttf  lohit-kannada
ancient-scripts     fonts-japanese-mincho.ttf  lohit-malayalam
andika              fonts-telu-extra           lohit-punjabi
arundina            fonts-ukij-uyghur          lohit-tamil
culmus              freefont                   lohit-tamil-classical
dejavu              kacst                      lohit-telugu
droid               kacst-one                  malayalam
dzongkha            khmeros                    nanum
farsiweb            liberation                 noto
fonts-arabeyes      liberation2                quicksand
fonts-beng-extra    libreoffice                scheherazade
fonts-bpg-georgian  lohit-assamese             unifont
fonts-deva-extra    lohit-bengali              unikurdweb
fonts-gujr-extra    lohit-devanagari           vlgothic
fonts-guru-extra    lohit-gujarati

→消し残しがあります:

$ ls -1 l* | grep lohit
lohit-assamese:
lohit-bengali:
lohit-devanagari:
lohit-gujarati:
lohit-kannada:
lohit-malayalam:
lohit-punjabi:
lohit-tamil:
lohit-tamil-classical:
lohit-telugu:

-

空のフォルダかを確認:

$ ls -la lohit-assamese lohit-bengali lohit-devanagari lohit-gujarati lohit-kannada lohit-malayalam lohit-punjabi lohit-tamil lohit-tamil-classical lohit-telugu

lohit-assamese:
合計 12
drwxr-xr-x  2 root root 4096  8月 27 19:02 .
drwxr-xr-x 44 root root 4096  8月 27 19:24 ..
-rw-r--r--  1 root root   36  8月 14 19:27 .uuid

lohit-bengali:
合計 12
drwxr-xr-x  2 root root 4096  8月 27 19:02 .
drwxr-xr-x 44 root root 4096  8月 27 19:24 ..
-rw-r--r--  1 root root   36  8月 14 19:27 .uuid

lohit-devanagari:
合計 12
drwxr-xr-x  2 root root 4096  8月 27 19:02 .
drwxr-xr-x 44 root root 4096  8月 27 19:24 ..
-rw-r--r--  1 root root   36  8月 14 19:27 .uuid

lohit-gujarati:
合計 12
drwxr-xr-x  2 root root 4096  8月 27 19:02 .
drwxr-xr-x 44 root root 4096  8月 27 19:24 ..
-rw-r--r--  1 root root   36  8月 14 19:27 .uuid

lohit-kannada:
合計 12
drwxr-xr-x  2 root root 4096  8月 27 19:02 .
drwxr-xr-x 44 root root 4096  8月 27 19:24 ..
-rw-r--r--  1 root root   36  8月 14 19:27 .uuid

lohit-malayalam:
合計 12
drwxr-xr-x  2 root root 4096  8月 27 19:02 .
drwxr-xr-x 44 root root 4096  8月 27 19:24 ..
-rw-r--r--  1 root root   36  8月 14 19:27 .uuid

lohit-punjabi:
合計 12
drwxr-xr-x  2 root root 4096  8月 27 19:02 .
drwxr-xr-x 44 root root 4096  8月 27 19:24 ..
-rw-r--r--  1 root root   36  8月 14 19:27 .uuid

lohit-tamil:
合計 12
drwxr-xr-x  2 root root 4096  8月 27 19:02 .
drwxr-xr-x 44 root root 4096  8月 27 19:24 ..
-rw-r--r--  1 root root   36  8月 14 19:27 .uuid

lohit-tamil-classical:
合計 12
drwxr-xr-x  2 root root 4096  8月 27 19:02 .
drwxr-xr-x 44 root root 4096  8月 27 19:24 ..
-rw-r--r--  1 root root   36  8月 14 19:27 .uuid

lohit-telugu:
合計 12
drwxr-xr-x  2 root root 4096  8月 27 19:01 .
drwxr-xr-x 44 root root 4096  8月 27 19:24 ..
-rw-r--r--  1 root root   36  8月 14 19:27 .uuid

-

空のフォルダを削除:

$ sudo rm -r lohit-assamese lohit-bengali lohit-devanagari lohit-gujarati lohit-kannada lohit-malayalam lohit-punjabi lohit-tamil lohit-tamil-classical lohit-telugu

-

確認:

$ ls
abyssinica       fonts-arabeyes             fonts-ukij-uyghur  nanum
ancient-scripts  fonts-beng-extra           freefont           noto
andika           fonts-bpg-georgian         kacst              quicksand
arundina         fonts-deva-extra           kacst-one          scheherazade
culmus           fonts-gujr-extra           khmeros            unifont
dejavu           fonts-guru-extra           liberation         unikurdweb
droid            fonts-japanese-gothic.ttf  liberation2        vlgothic
dzongkha         fonts-japanese-mincho.ttf  libreoffice
farsiweb         fonts-telu-extra           malayalam

→他にもありそうだけど、これぐらいでいいかな。

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-


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18. 使わない「自動起動のアプリ」を停止:

-

  • 使っていないアプリが自動起動に登録されていたら「チェックを外して停止」:

-

メニュー →システム →コントロールセンター →「自動起動するアプリ」

→OK

-

→「閉じる」

再起動

-

-


まとめ

久しぶりにDebian のインストールを行いました。それもMATE デスクトップ環境です。

自分のPC で懸念していたカーネルの問題もなく、すんなりと動いてくれました。 軽量なのでUSB メモリにインストールして本番使用しても良さそう。

-

今回は、自分の使わない入力メソッドやフォント類をごっそりと削除しましたが、入っていても支障はないのでそのままでもいいと思います。

-

Debian ではどの入力メソッドも、変換エンジンをインストールするだけですぐ使えるようにしてあります。依存で漏れがないようにたくさんのパッケージが入っています。一部の人には余計なことですが、多くの人にとってありがいたいことかもしれません。

Debian は多くの人に使ってもらう、それもできるだけ多くの選択肢を提供する考えのようなので、こういう形態なのかも。

自由だけど、余計なものがない(何が余計かをわかっていないと使えない)Arch Linux とはある意味、真逆の考え方ですね。

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-


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    目次

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Fedora 34 GNOME に MATE デスクトップをインストール〈H131〉

登録日: 2021-08-22 更新日: 2021-08-24

Fedora 32 GNOME」をインストールしてデスクトップが立ち上がらなかったPCにて、「Fedora 34 GNOME」をUSB メモリにインストールしました。その続きの備忘録です。

-

Fedora 34 GNOME」の調子が良いので、より軽量なMATE デスクトップを試してみました。 Fedora spin をダウンロードしてのインストールではなく、GNOME に追加する形でインストールしました。

-

-

使用したPC は「ASUS Chromebox CN60 」で、プロセッサは第4世代の「Intel Celeron 2955U 」です。

ファームウェア置換による「UEFI 立ち上げ」のPC です。

-

(注)リンクを戻るときはブラウザの左上の「←」をクリック

-

-


目次

-

「Fedora 34 GNOME をインストール」

「MATE デスクトップ をインストール」

「日本語入力」

「パネルのカスタマイズ」

「MATE デスクトップのその他の設定」

「VSCodeの動作を確認」

「MATE スクリーンセーバーの設定」

「まとめ へ」

-

「目次詳細 へ」

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Fedora 34」のMATE デスクトップ

-

シンプルな背景:

→アイコンがくっきりしてクールです。

スタイルはMATE 標準の「Traditional 」で、上下にパネルがあります。

-

アニメ調の背景:

→背景を変えると印象がまったく変わります。

-

パネルをひとつにまとめました:

→このレイアウトが一番シンプルで、使いやすいかも。

画面を広く使え、よく使うアプリをすぐに起動できます。

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カーネル「5.8」にて問題が出やすいデスクトップやアプリ について:

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→詳細は投稿のこちら を参照:

  • 今どきのPC なら問題ありません。個人が持っている特定の古いPC で起こっていた(過去の)問題。

-

抜粋:

  • ハードウェアアクセレータを前提としたアプリで、オフ指定できないアプリ

「notepadqq 」、「swell-foop」、「Xscreensaver」の拡張パッケージのテーマ

-

  • VSCode」または「swell-foop」ゲームをホストOS にインストールしておくと、自分のPC がハードウェアアクセレータ関連で問題となるかの「判断ツール」になると思います。ちなみに「VSCode」はオフ指定でも起動できます。

-

追記: VirtualBox 上で「Xscreensaver」の基本パッケージのテーマの一部で「無応答」になることを確認

→テーマにより度合いが違います。設定画面で選ぶだけで「無応答」になる場合と、「レビュー」ボタンを押して全画面で表示させると、しばらくすると高負荷で応答しきれなくなる場合がありました。

-

考えてみると、VirtualBox で「Xscreensaver」を動かすのは負荷が大きいようです。 実際に使用して、解除ダイアログ画面で、もたつかず、すぐに解除できるかも判断のポイント。

→これらはPC の性能で左右されると思います。VirtualBox も万能ではないということ。

-

-


「swell-foop」ゲームを「判断ツール」として使って確認:

$ cat /etc/fedora-release
Fedora release 34 (Thirty Four)

$ uname -r
5.13.8-200.fc34.x86_64

カーネルは「5.13」で最新です。

-

「swell-foop」のインストール:
$ sudo dnf update

$ sudo dnf install swell-foop
:
インストール:
 swell-foop                  x86_64      40.1-1.fc34         updates      816 k
依存関係のインストール:
 libgnome-games-support      x86_64      1.8.1-1.fc34        fedora        67 k

-

インストールされたか確認:
$ swell-foop --version
Swell Foop 40.1

-

すべてのアプリを閉じてから起動:
$ swell-foop

→起動できました:

-

ちなみに、今回使った「ASUS Chromebox CN60」は、メモリ8GB、M.2 SSD 240GB に増設しており、

USB メモリ64GB にFedora 34 GNOME をインストール、それにMATE を追加しました。

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-


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Fedora」について:

-

公式サイト:

Fedora へようこそ

Fedora」(フェドラ)の特徴は「先進性」です。Fedora の技術が「CentOS」(Stream) で試され、その後、商用LinuxRHEL(Red Hat Enterprise Linux) で使われます。

  • Fedora には、サーバ向けの「Fedora Server」と、デスクトップPC 向けの「Fedora Workstation」があります。 インストーラは同じGUI ですが、設定の流れが異なります。

-


Fedora 34 の現在のバージョンを表示:

2021-08-20 現在

カーネル:

$ uname -r
5.13.10-200.fc34.x86_64

-

リリース:

$ cat /etc/fedora-release
Fedora release 34 (Thirty Four)

-

-


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1. Fedora 34 GNOME のインストール:

前回の作業 を参照:

-

-

Fedora」は重めなので、別のデスクトップを検討

→「Fedora 34 GNOME」の完成度は高いのですが、ドックを常に表示できないことや、 重めなところがあるので、より軽量で使いやすいデスクトップを検討しました。

  • Fedora」では公式ではありませんが、コミュニティ版の「spin」で色々なデスクトップが提供されています。

→「spin」をダウンロードしてインストールしても良いけど、インストールした公式版に好みのデスクトップを追加するのも良さそう。

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パッケージグループで、インストール可能な Desktop

$ LANG=C dnf group list | grep esktop

   Xfce Desktop
   LXDE Desktop
   LXQt Desktop
   Cinnamon Desktop
   MATE Desktop
   Sugar Desktop Environment
   Deepin Desktop
   Basic Desktop
   i3 desktop
   Pantheon Desktop

→いろいろありますが、軽量で使いやすい「MATE Desktop」を使ってみました。 無難な位置づけ( Cinnamon とXfce の間)が利点? です。Cinnamon では重いときに使えます。

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2. 「MATE デスクトップ」をインストール:

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1). MATE パッケージグループをインストール:

$ sudo dnf update

$ sudo dnf group install MATE
:
group/moduleパッケージをインストール:
 NetworkManager-iodine-gnome      x86_64 1.2.0-12.fc34            fedora   20 k
 NetworkManager-l2tp-gnome        x86_64 1.8.6-5.fc34             fedora   51 k
 NetworkManager-libreswan-gnome   x86_64 1.2.14-1.fc34.1          fedora   34 k
 NetworkManager-ovs               x86_64 1:1.30.6-1.fc34          updates  46 k
 NetworkManager-sstp-gnome        x86_64 1:1.2.6-8.fc34           fedora   44 k
 NetworkManager-strongswan-gnome  x86_64 1.5.0-3.fc34             fedora   29 k
 atril                            x86_64 1.24.1-1.fc34            fedora  1.2 M
 atril-caja                       x86_64 1.24.1-1.fc34            fedora   18 k
 atril-thumbnailer                x86_64 1.24.1-1.fc34            fedora  8.3 k
 blivet-gui                       noarch 2.3.0-1.fc34             updates  21 k
 blueberry                        noarch 1.4.2-2.fc34             fedora  1.2 M
 caja-actions                     x86_64 1.8.3-14.fc34            fedora  448 k
 caja-image-converter             x86_64 1.24.1-2.fc34            fedora   25 k
 caja-open-terminal               x86_64 1.24.1-2.fc34            fedora   21 k
 caja-sendto                      x86_64 1.24.1-2.fc34            fedora   68 k
 caja-wallpaper                   x86_64 1.24.1-2.fc34            fedora   16 k
 caja-xattr-tags                  x86_64 1.24.1-2.fc34            fedora   16 k
 dconf-editor                     x86_64 3.38.3-1.fc34            fedora  680 k
 dnfdragora-updater               noarch 2.1.0-3.fc34             fedora   21 k
 engrampa                         x86_64 1.24.2-1.fc34            fedora  1.3 M
 eom                              x86_64 1.24.2-1.fc34            fedora  1.9 M
 f34-backgrounds-extras-base      noarch 34.0.1-1.fc34            fedora   14 k
 f34-backgrounds-extras-mate      noarch 34.0.1-1.fc34            fedora  7.3 k
 f34-backgrounds-mate             noarch 34.0.1-1.fc34            fedora  7.5 k
 fedora-release-matecompiz        noarch 34-36                    updates  10 k
 filezilla                        x86_64 3.55.0-1.fc34            updates 4.4 M
 gnome-epub-thumbnailer           x86_64 1.6-5.fc34               fedora   28 k
 gnote                            x86_64 40.2-1.fc34              updates 3.7 M
 gparted                          x86_64 1.3.1-1.fc34             updates 2.0 M
 gtk2-engines                     x86_64 2.20.2-22.fc34           fedora  304 k
 gucharmap                        x86_64 13.0.8-1.fc34            updates 514 k
 gvfs-nfs                         x86_64 1.48.1-1.fc34            updates  32 k
 hexchat                          x86_64 2.14.3-15.fc34           updates 1.2 M
 initial-setup-gui                x86_64 0.3.90-1.fc34            fedora   22 k
 lm_sensors                       x86_64 3.6.0-8.fc34             fedora  135 k
 marco                            x86_64 1.24.2-2.fc34            updates 125 k
 mate-applets                     x86_64 1.24.1-3.fc34            fedora  9.1 M
 mate-backgrounds                 noarch 1.24.2-3.fc34            fedora   45 M
 mate-calc                        x86_64 1.24.2-1.fc34            fedora  1.1 M
 mate-control-center              x86_64 1.24.2-1.fc34            fedora  2.8 M
 mate-desktop                     x86_64 1.24.1-6.fc34            updates  85 k
 mate-dictionary                  x86_64 1.24.0-3.fc34            fedora  6.9 M
 mate-disk-usage-analyzer         x86_64 1.24.0-3.fc34            fedora  6.9 M
 mate-icon-theme                  noarch 1.24.0-3.fc34            fedora   14 M
 mate-media                       x86_64 1.24.1-2.fc34            fedora  303 k
 mate-menus-preferences-category-menu
                                  x86_64 1.24.1-2.fc34            fedora  8.7 k
 mate-notification-daemon         x86_64 1.24.2-1.fc34            fedora  161 k
 mate-polkit                      x86_64 1.24.0-4.fc34            fedora   90 k
 mate-power-manager               x86_64 1.24.3-1.fc34            fedora  5.9 M
 mate-screensaver                 x86_64 1.24.2-1.fc34            fedora  4.6 M
 mate-screenshot                  x86_64 1.24.0-3.fc34            fedora   49 k
 mate-search-tool                 x86_64 1.24.0-3.fc34            fedora  6.9 M
 mate-session-manager             x86_64 1.24.3-1.fc34            updates 418 k
 mate-settings-daemon             x86_64 1.24.2-2.fc34            fedora  713 k
 mate-system-log                  x86_64 1.24.0-3.fc34            fedora  7.0 M
 mate-system-monitor              x86_64 1.24.2-1.fc34            fedora  2.2 M
 mate-terminal                    x86_64 1.24.1-2.fc34            fedora  1.4 M
 mate-themes                      noarch 3.22.22-1.fc34           fedora  5.9 M
 mate-user-admin                  x86_64 1.6.0-1.fc34             fedora  989 k
 mate-user-guide                  noarch 1.24.0-3.fc34            fedora  8.8 M
 mozo                             noarch 1.24.1-1.fc34            fedora  135 k
 network-manager-applet           x86_64 1.22.0-1.fc34            updates 199 k
 p7zip                            x86_64 16.02-20.fc34            updates 645 k
 p7zip-plugins                    x86_64 16.02-20.fc34            updates 1.0 M
 parole                           x86_64 4.16.0-2.fc34            fedora  480 k
 pavucontrol                      x86_64 4.0-6.fc34               fedora  170 k
 seahorse                         x86_64 40.0-1.fc34              updates 1.4 M
 seahorse-caja                    x86_64 1.18.1-9.fc34            fedora  182 k
 setroubleshoot                   x86_64 3.3.26-1.fc34            updates  71 k
 slick-greeter-mate               noarch 1.5.4-1.fc34             updates 8.9 k
 system-config-language           noarch 3.5.0-6.fc34             fedora   99 k
 system-config-printer            x86_64 1.5.15-2.fc34            fedora  290 k
 system-config-printer-applet     x86_64 1.5.15-2.fc34            fedora   25 k
 thunderbird                      x86_64 78.11.0-1.fc34           updates  92 M
 transmission-gtk                 x86_64 3.00-7.fc34              fedora  933 k
 usermode-gtk                     x86_64 1.114-2.fc34             updates  89 k
 vim-enhanced                     x86_64 2:8.2.3354-1.fc34        updates 1.8 M
 xfburn                           x86_64 0.6.2-4.fc34             fedora  593 k
依存関係のインストール:
 ImageMagick                      x86_64 1:6.9.11.27-3.fc34       fedora  162 k
 ImageMagick-libs                 x86_64 1:6.9.11.27-3.fc34       fedora  2.3 M
 NetworkManager-iodine            x86_64 1.2.0-12.fc34            fedora   46 k
 NetworkManager-l2tp              x86_64 1.8.6-5.fc34             fedora  185 k
 NetworkManager-libreswan         x86_64 1.2.14-1.fc34.1          fedora  126 k
 NetworkManager-sstp              x86_64 1:1.2.6-8.fc34           fedora  150 k
 NetworkManager-strongswan        x86_64 1.5.0-3.fc34             fedora   12 k
 atril-libs                       x86_64 1.24.1-1.fc34            fedora  337 k
 bluez-tools                      x86_64 0.2.0-0.16.git20170912.7cb788c.fc34
                                                                  fedora  105 k
 caja                             x86_64 1.24.1-1.fc34            fedora  1.5 M
 caja-actions-doc                 noarch 1.8.3-14.fc34            fedora  4.9 M
 caja-core-extensions             x86_64 1.24.1-1.fc34            fedora   27 k
 caja-extensions-common           noarch 1.24.1-2.fc34            fedora  183 k
 comps-extras                     noarch 24-9.fc34                fedora   75 k
 desktop-backgrounds-compat       noarch 34.0.0-2.fc34            fedora  8.8 k
 dnfdaemon                        noarch 0.3.20-4.fc34            fedora   63 k
 dnfdragora                       noarch 2.1.0-3.fc34             fedora  456 k
 dpdk                             x86_64 2:20.11-1.fc34           fedora  5.5 M
 exo                              x86_64 4.16.2-1.fc34            updates 456 k
 fftw-libs-double                 x86_64 3.3.8-10.fc34            fedora  924 k
 freeipmi                         x86_64 1.6.8-1.fc34             updates 2.0 M
 google-noto-sans-fonts           noarch 20201206-2.fc34          updates 7.7 M
 gpm-libs                         x86_64 1.20.7-26.fc34           fedora   20 k
 graphviz                         x86_64 2.44.0-18.fc34           updates 3.2 M
 group-service                    x86_64 1.3.0-1.fc34             fedora   75 k
 gtk-layer-shell                  x86_64 0.6.0-1.fc34             fedora   69 k
 gtk-murrine-engine               x86_64 0.98.2-21.fc34           fedora  139 k
 gts                              x86_64 0.7.6-39.20121130.fc34   fedora  237 k
 gucharmap-libs                   x86_64 13.0.8-1.fc34            updates 1.2 M
 hddtemp                          x86_64 0.3-0.47.beta15.fc34     fedora   58 k
 initial-setup                    x86_64 0.3.90-1.fc34            fedora  130 k
 inxi                             noarch 3.3.06-1.fc34            updates 392 k
 iodine-client                    x86_64 0.7.0-16.fc34            fedora   43 k
 ipmitool                         x86_64 1.8.18-21.fc34           fedora  390 k
 kernel-tools-libs                x86_64 5.13.6-200.fc34          updates  25 k
 lasi                             x86_64 1.1.3-6.fc34             fedora   56 k
 ldns                             x86_64 1.7.1-4.fc34             updates 160 k
 libXaw                           x86_64 1.0.13-17.fc34           fedora  202 k
 libXpresent                      x86_64 1.0.0-14.fc34            fedora   17 k
 libappindicator-gtk3             x86_64 12.10.0-30.fc34          fedora   42 k
 libburn                          x86_64 1.5.4-2.fc34             updates 173 k
 libcryptui                       x86_64 3.12.2-21.fc34           fedora  784 k
 libdbusmenu                      x86_64 16.04.0-17.fc34          fedora  136 k
 libdbusmenu-gtk3                 x86_64 16.04.0-17.fc34          fedora   41 k
 libfilezilla                     x86_64 0.30.0-1.fc34            updates 273 k
 libgnome-keyring                 x86_64 3.12.0-21.fc34           fedora  113 k
 libindicator-gtk3                x86_64 12.10.1-20.fc34          fedora   67 k
 libisofs                         x86_64 1.5.4-1.fc34             fedora  222 k
 liblqr-1                         x86_64 0.4.2-16.fc34            fedora   49 k
 libmatekbd                       x86_64 1.24.1-2.fc34            fedora  191 k
 libmatemixer                     x86_64 1.24.1-2.fc34            fedora  198 k
 libmateweather                   x86_64 1.24.1-2.fc34            fedora   64 k
 libmateweather-data              noarch 1.24.1-2.fc34            fedora  2.8 M
 libnatpmp                        x86_64 20150609-13.fc34         fedora   19 k
 libreswan                        x86_64 4.4-3.fc34               updates 1.3 M
 libsodium                        x86_64 1.0.18-7.fc34            fedora  165 k
 libwmf-lite                      x86_64 0.2.12-5.fc34            fedora   73 k
 libxfce4ui                       x86_64 4.16.0-3.fc34            fedora  286 k
 libxfce4util                     x86_64 4.16.0-3.fc34            fedora  181 k
 libyui                           x86_64 3.10.0-3.fc34            fedora  309 k
 libyui-mga                       x86_64 1.1.0-2.fc34             fedora   45 k
 libyui-mga-ncurses               x86_64 1.1.0-2.fc34             fedora   73 k
 libyui-ncurses                   x86_64 2.55.0-3.fc34            fedora  389 k
 lightdm                          x86_64 1.30.0-14.fc34           fedora  223 k
 lightdm-gobject                  x86_64 1.30.0-14.fc34           fedora   66 k
 lm_sensors-libs                  x86_64 3.6.0-8.fc34             fedora   41 k
 marco-libs                       x86_64 1.24.2-2.fc34            updates 1.0 M
 mate-control-center-filesystem   x86_64 1.24.2-1.fc34            fedora  8.5 k
 mate-menus                       x86_64 1.24.1-2.fc34            fedora  110 k
 mate-menus-libs                  x86_64 1.24.1-2.fc34            fedora   51 k
 mate-panel                       x86_64 1.24.2-2.fc34            fedora  2.3 M
 mate-panel-libs                  x86_64 1.24.2-2.fc34            fedora   45 k
 mate-utils-common                noarch 1.24.0-3.fc34            fedora  6.8 M
 mathjax                          noarch 2.7.4-8.fc34             fedora   11 M
 mathjax-ams-fonts                noarch 2.7.4-8.fc34             fedora  131 k
 mathjax-caligraphic-fonts        noarch 2.7.4-8.fc34             fedora   62 k
 mathjax-fraktur-fonts            noarch 2.7.4-8.fc34             fedora  138 k
 mathjax-main-fonts               noarch 2.7.4-8.fc34             fedora  272 k
 mathjax-math-fonts               noarch 2.7.4-8.fc34             fedora  126 k
 mathjax-sansserif-fonts          noarch 2.7.4-8.fc34             fedora  127 k
 mathjax-script-fonts             noarch 2.7.4-8.fc34             fedora   43 k
 mathjax-size1-fonts              noarch 2.7.4-8.fc34             fedora   24 k
 mathjax-size2-fonts              noarch 2.7.4-8.fc34             fedora   23 k
 mathjax-size3-fonts              noarch 2.7.4-8.fc34             fedora   16 k
 mathjax-size4-fonts              noarch 2.7.4-8.fc34             fedora   22 k
 mathjax-stixweb-fonts            noarch 2.7.4-8.fc34             fedora  987 k
 mathjax-typewriter-fonts         noarch 2.7.4-8.fc34             fedora   61 k
 mathjax-vector-fonts             noarch 2.7.4-8.fc34             fedora   13 k
 mathjax-winchrome-fonts          noarch 2.7.4-8.fc34             fedora   13 k
 mathjax-winie6-fonts             noarch 2.7.4-8.fc34             fedora   44 k
 mkfontscale                      x86_64 1.2.1-2.fc34             fedora   31 k
 netpbm                           x86_64 10.95.00-1.fc34          updates 185 k
 newt                             x86_64 0.52.21-9.fc34           fedora  101 k
 nss-tools                        x86_64 3.69.0-1.fc34            updates 531 k
 onboard-data                     noarch 1.4.1-23.fc34            fedora  4.2 M
 openssl                          x86_64 1:1.1.1k-1.fc34          fedora  667 k
 openvswitch                      x86_64 2.15.0-2.fc34            fedora  2.0 M
 perl-Compress-Raw-Bzip2          x86_64 2.101-3.fc34             fedora   34 k
 perl-Compress-Raw-Zlib           x86_64 2.101-3.fc34             fedora   61 k
 perl-Cpanel-JSON-XS              x86_64 4.25-2.fc34              fedora  152 k
 perl-JSON-XS                     x86_64 1:4.03-3.fc34            fedora  110 k
 perl-Math-Complex                noarch 1.59-477.fc34            updates  57 k
 perl-Types-Serialiser            noarch 1.01-2.fc34              fedora   20 k
 perl-XML-Dumper                  noarch 0.81-39.fc34             fedora   26 k
 perl-XML-Parser                  x86_64 2.46-7.fc34              fedora  233 k
 perl-common-sense                x86_64 3.7.5-5.fc34             fedora   32 k
 python3-cairocffi                noarch 1.2.0-3.fc34             fedora  134 k
 python3-cairosvg                 noarch 2.5.2-1.fc34             fedora   87 k
 python3-cssselect2               noarch 0.3.0-6.fc34             fedora   34 k
 python3-defusedxml               noarch 0.7.0~rc2-1.fc34         fedora   51 k
 python3-dnfdaemon                noarch 0.3.20-4.fc34            fedora   19 k
 python3-gettext                  noarch 4.0-2.fc34               fedora   25 k
 python3-manatools                noarch 0.0.3-2.fc34             fedora   41 k
 python3-newt                     x86_64 0.52.21-9.fc34           fedora   41 k
 python3-psutil                   x86_64 5.8.0-5.fc34             fedora  400 k
 python3-pystray                  noarch 0.17.3-1.fc34            updates  67 k
 python3-pyyaml                   x86_64 5.4.1-2.fc34             fedora  194 k
 python3-setproctitle             x86_64 1.1.10-20.fc34           fedora   21 k
 python3-tinycss2                 noarch 1.1.0-2.fc34             fedora   44 k
 python3-webencodings             noarch 0.5.1-14.fc34            fedora   27 k
 python3-xapp                     noarch 2.2.1-1.fc34             updates  43 k
 python3-xapps-overrides          x86_64 2.2.2-1.fc34             updates  12 k
 python3-xcffib                   noarch 0.9.0-4.fc34             fedora  190 k
 python3-xlib                     noarch 0.29-1.fc34              updates 262 k
 python3-yui                      x86_64 2.0.2-3.fc34             fedora  400 k
 recode                           x86_64 3.7.8-2.fc34             fedora  472 k
 setroubleshoot-plugins           noarch 3.3.14-1.fc34            fedora  325 k
 setroubleshoot-server            x86_64 3.3.26-1.fc34            updates 318 k
 slang                            x86_64 2.3.2-9.fc34             fedora  379 k
 slick-greeter                    x86_64 1.5.4-1.fc34             updates 358 k
 sstp-client                      x86_64 1.0.11-19.fc34           fedora   64 k
 strongswan                       x86_64 5.9.3-1.fc34             updates 1.5 M
 strongswan-charon-nm             x86_64 5.9.3-1.fc34             updates  34 k
 thunderbird-librnp-rnp           x86_64 78.11.0-1.fc34           updates 1.0 M
 transmission-common              x86_64 3.00-7.fc34              fedora  346 k
 vim-common                       x86_64 2:8.2.3354-1.fc34        updates 6.7 M
 vim-filesystem                   noarch 2:8.2.3354-1.fc34        updates  22 k
 wmctrl                           x86_64 1.07-30.fc34             fedora   35 k
 wxBase3                          x86_64 3.0.5.1-4.fc34           updates 975 k
 wxGTK3                           x86_64 3.0.5.1-4.fc34           updates 4.4 M
 wxGTK3-i18n                      noarch 3.0.5.1-4.fc34           updates 528 k
 xapps                            x86_64 2.2.2-1.fc34             updates 5.2 M
 xfconf                           x86_64 4.16.0-2.fc34            fedora  196 k
 xl2tpd                           x86_64 1.3.15-2.fc34            fedora   92 k
 xorg-x11-fonts-ISO8859-1-100dpi  noarch 7.5-31.fc34              updates 1.0 M
 xrandr                           x86_64 1.5.1-2.fc34             fedora   45 k
弱い依存関係のインストール:
 dnfdaemon-selinux                noarch 0.3.20-4.fc34            fedora  7.9 k
 fortune-mod                      x86_64 3.6.1-1.fc34             updates 1.0 M
 libyui-gtk                       x86_64 2.49.0-2.fc34            fedora  231 k
 libyui-mga-gtk                   x86_64 1.1.0-3.fc34             fedora   54 k
 libyui-mga-qt                    x86_64 1.1.0-3.fc34             fedora   49 k
 libyui-qt                        x86_64 2.53.0-2.fc34            fedora  355 k
 libyui-qt-graph                  x86_64 2.45.5-2.fc34            fedora   57 k
 lightdm-settings                 noarch 1.5.5-1.fc34             updates 135 k
 onboard                          x86_64 1.4.1-23.fc34            fedora  674 k
 perl-IO-Compress                 noarch 2.102-2.fc34             fedora  256 k
 perl-Math-BigInt                 noarch 1:1.9998.18-458.fc34     fedora  190 k

-

2). インストール確認:

(一部のみ)

$ dnf list | grep mate | grep @

f34-backgrounds-extras-mate.noarch                          34.0.1-1.fc34       @fedora
f34-backgrounds-mate.noarch                                 34.0.1-1.fc34       @fedora
fedora-release-matecompiz.noarch                            34-36               @updates
libmatekbd.x86_64                                           1.24.1-2.fc34       @fedora
libmatemixer.x86_64                                         1.24.1-2.fc34       @fedora
libmateweather.x86_64                                       1.24.1-2.fc34       @fedora
libmateweather-data.noarch                                  1.24.1-2.fc34       @fedora
mate-applets.x86_64                                         1.24.1-3.fc34       @fedora
mate-backgrounds.noarch                                     1.24.2-3.fc34       @fedora
mate-calc.x86_64                                            1.24.2-1.fc34       @fedora
mate-control-center.x86_64                                  1.24.2-1.fc34       @fedora
mate-control-center-filesystem.x86_64                       1.24.2-1.fc34       @fedora
mate-desktop.x86_64                                         1.24.1-6.fc34       @updates
mate-desktop-libs.x86_64                                    1.24.1-6.fc34       @updates
mate-dictionary.x86_64                                      1.24.0-3.fc34       @fedora
mate-disk-usage-analyzer.x86_64                             1.24.0-3.fc34       @fedora
mate-icon-theme.noarch                                      1.24.0-3.fc34       @fedora
mate-media.x86_64                                           1.24.1-2.fc34       @fedora
mate-menus.x86_64                                           1.24.1-2.fc34       @fedora
mate-menus-libs.x86_64                                      1.24.1-2.fc34       @fedora
mate-menus-preferences-category-menu.x86_64                 1.24.1-2.fc34       @fedora
mate-notification-daemon.x86_64                             1.24.2-1.fc34       @fedora
mate-panel.x86_64                                           1.24.2-2.fc34       @fedora
mate-panel-libs.x86_64                                      1.24.2-2.fc34       @fedora
mate-polkit.x86_64                                          1.24.0-4.fc34       @fedora
mate-power-manager.x86_64                                   1.24.3-1.fc34       @fedora
mate-screensaver.x86_64                                     1.24.2-1.fc34       @fedora
mate-screenshot.x86_64                                      1.24.0-3.fc34       @fedora
mate-search-tool.x86_64                                     1.24.0-3.fc34       @fedora
mate-session-manager.x86_64                                 1.24.3-1.fc34       @updates
mate-settings-daemon.x86_64                                 1.24.2-2.fc34       @fedora
mate-system-log.x86_64                                      1.24.0-3.fc34       @fedora
mate-system-monitor.x86_64                                  1.24.2-1.fc34       @fedora
mate-terminal.x86_64                                        1.24.1-2.fc34       @fedora
mate-themes.noarch                                          3.22.22-1.fc34      @fedora
mate-user-admin.x86_64                                      1.6.0-1.fc34        @fedora
mate-user-guide.noarch                                      1.24.0-3.fc34       @fedora
mate-utils-common.noarch                                    1.24.0-3.fc34       @fedora
slick-greeter-mate.noarch                                   1.5.4-1.fc34        @updates

-

3). 再起動

-

-


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-

3. ディスプレイマネージャを「GDM」から「Lightdm」に切り替え:

-

1). ログイン画面で「Mate セッション」を選択しようとしたら、

ログイン画面の右下の「セッションを選ぶ」歯車アイコンが表示されません。 しかたないので、そのままログインしてGNOME デスクトップを表示。

-

インストールの状態:
$ dnf list gdm*
:
インストール済みパッケージ
gdm.x86_64              1:40.1-1.fc34              @updates

-

$ dnf list lightdm*
:
インストール済みパッケージ
lightdm.x86_64           1.30.0-14.fc34            @fedora 
lightdm-gobject.x86_64   1.30.0-14.fc34            @fedora 
lightdm-settings.noarch  1.5.5-1.fc34              @updates

→「設定」も入りました。

-

$ dnf list *greeter
:
インストール済みパッケージ
slick-greeter.x86_64     1.5.4-1.fc34              @updates

→ログイン画面の表示に必要です。Linux Mint と同じ「slick-greeter」が使われています。

-

サービスの状態を確認:
$ systemctl status gdm
● gdm.service - GNOME Display Manager
     Loaded: loaded (/usr/lib/systemd/system/gdm.service; enabled; vendor preset: enabled)
     Active: active (running) since Thu 2021-08-19 09:42:43 JST; 47min ago
   Main PID: 841 (gdm)
      Tasks: 3 (limit: 9334)
     Memory: 6.1M
        CPU: 674ms
     CGroup: /system.slice/gdm.service
             └─841 /usr/sbin/gdm

 8月 19 09:43:54 ubn-box gdm-password][1456]: gkr-pam: unable to locate daemon control file
 8月 19 09:43:54 ubn-box gdm-password][1456]: gkr-pam: stashed password to try later in open session
 8月 19 09:44:04 ubn-box gdm-password][1484]: gkr-pam: unable to locate daemon control file
 8月 19 09:44:04 ubn-box gdm-password][1484]: gkr-pam: stashed password to try later in open session
 8月 19 09:44:34 ubn-box gdm[841]: Gdm: GdmDisplay: Session never registered, failing
 8月 19 09:44:34 ubn-box gdm[841]: Gdm: Child process -2229 was already dead.
 8月 19 09:44:34 ubn-box gdm[841]: Gdm: GdmDisplay: Session never registered, failing
 8月 19 09:44:34 ubn-box gdm[841]: Gdm: Child process -2229 was already dead.
 8月 19 09:44:56 ubn-box gdm[841]: GLib: Source ID 153 was not found when attempting to remove it
 8月 19 09:45:06 ubn-box gdm[841]: Gdm: Child process -2662 was already dead.

→GDM が動いています。

-

$ systemctl status lightdm
○ lightdm.service - Light Display Manager
     Loaded: loaded (/usr/lib/systemd/system/lightdm.service; disabled; vendor preset: enabled)
     Active: inactive (dead)
       Docs: man:lightdm(1)

→インストールしたら、Lightdm は enable になるようになっていますが、GDM が邪魔されています。

-

2). 再起動

-

3). ログイン画面はGDM

2度のトライで、ログイン画面の右下に「セッション切り替え」の歯車アイコンが表示されました。

無理にGDM を使わずに、すぐにLightdm に切り替えてもOK

-

ちなみに、Lightdm に切り替えると、GNOME で「ロック画面」が使えなくなります。 MATE と相性が良いので切り替えましたが、GNOME メインならGDM を使うのが良いかも。

-

4). MATE セッションを選んで、ログイン

-

5). MATE デスクトップ画面が表示

→壁紙はFedora 34 のデフォルトの壁紙です。

-

6). GDM からLightdm に切り替え:

gdm の無効化:

$ sudo systemctl disable gdm
:
Removed /etc/systemd/system/display-manager.service.

-

lightdm の有効化:

$ sudo systemctl enable lightdm
:
Created symlink /etc/systemd/system/display-manager.service → /usr/lib/systemd/system/lightdm.service.

-

7). 再起動

$ sudo reboot

-

8). lightdm のログイン画面が表示

ログイン画面をクリックして、歯車アイコンでセッションを確認:

GNOME
GNOME
GNOME on Xorg
GNOME クラシック
MATE

なぜか、GNOME が2つ。

1番目を選ぶと正常に起動。2番目を選んでみると「コンポーネント内で問題が発生したようです」と表示。 たまたまなのかは不明。

-

9). MATE セッションを選んで、ログイン

-

-


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-

4. MATE デスクトップ

-

→シンプルなので、壁紙を変えれば雰囲気は変わりそう。

-

  • MATE のディストリビューションによくある、カテゴリ別にアプリを検索してインストールできる「Software Boutique」アプリと、MATE の初期設定を簡単に行う「ようこそ」アプリはありませんでした。

→すでにGNOME で使える状態で、追加のインストールなので、必要は感じません。

たぶん、インストールするパッケージが足りないのか、リポジトリが違うのだろうと思います。

-


-

参考: Fedora 34 での、MATE のパッケージグループについて:

  • グループのグループだったりするので再確認:

  • 手順の中に書くと混乱するので、こちらに記述

  • 他のディストリビューションで参考にできるように、できるだけパッケージ名を記述

-

(1). パッケージグループの表示:
$ dnf group list
:
利用可能な環境グループ:
   Fedora Custom Operating System
   最小限のインストール
   Fedora Server Edition
   Fedora Cloud Server
   KDE Plasma デスクトップワークスペース
   Xfce デスクトップ
   LXDE デスクトップ
   LXQt Desktop
   Cinnamon デスクトップ
   MATE デスクトップ
   Sugar デスクトップ環境
   Deepin Desktop
   開発環境とクリエイティブワークステーション
   Web サーバー
   インフラサーバー
   基本的なデスクトップ環境
   i3 desktop

インストール済みの環境グループ:
   Fedora Workstation

インストール済みのグループ:
   Container Management
   LibreOffice

利用可能なグループ:
   3D プリント
   管理ツール
   Audio Production
   著作と発行
   C 開発ツールとライブラリー
   クラウド基盤
   Cloud Management Tools
   Compiz
   D Development Tools and Libraries
   デサインスイート
   開発ツール
   Domain Membership
   Fedora Eclipse
   エディタ
   教育用ソフトウェア
   電子ラボラトリ
   技術系と科学系
   FreeIPA Server
   ゲームと娯楽
   Headless Management
   MATE Applications
   Milkymist
   ネットワークサーバー
   Neuron Modelling Simulators
   Office/生産性
   Pantheon Desktop
   Python Classroom
   Python Science
   ロボット
   RPM 開発ツール
   セキュリティラボ
   サウンドとビデオ
   システムツール
   テキストベースのインターネット
   ウィンドウマネージャ

→英語表示にしないと、これだと検索キーとしては使いづらいです。

-

(2). パッケージグループの詳細表示(--verbose) で「グループID」を確認:
$ dnf -v group list
:
利用可能な環境グループ:
   Fedora Custom Operating System (custom-environment)
   最小限のインストール (minimal-environment)
   Fedora Server Edition (server-product-environment)
   Fedora Cloud Server (cloud-server-environment)
   KDE Plasma デスクトップワークスペース (kde-desktop-environment)
   Xfce デスクトップ (xfce-desktop-environment)
   LXDE デスクトップ (lxde-desktop-environment)
   LXQt Desktop (lxqt-desktop-environment)
   Cinnamon デスクトップ (cinnamon-desktop-environment)
   MATE デスクトップ (mate-desktop-environment)          ←(注目)
   Sugar デスクトップ環境 (sugar-desktop-environment)
   Deepin Desktop (deepin-desktop-environment)
   開発環境とクリエイティブワークステーション (developer-workstation-environment)
   Web サーバー (web-server-environment)
   インフラサーバー (infrastructure-server-environment)
   基本的なデスクトップ環境 (basic-desktop-environment)
   i3 desktop (i3-desktop-environment)

インストール済みの環境グループ:
   Fedora Workstation (workstation-product-environment)   ←(注目)

インストール済みのグループ:
   Container Management (container-management)
   LibreOffice (libreoffice)                 ←(注目)

利用可能なグループ:
   3D プリント (3d-printing)
   管理ツール (admin-tools)
   Audio Production (audio)
   著作と発行 (authoring-and-publishing)
   C 開発ツールとライブラリー (c-development)
   クラウド基盤 (cloud-infrastructure)
   Cloud Management Tools (cloud-management)
   Compiz (compiz)
   D Development Tools and Libraries (d-development)
   デサインスイート (design-suite)
   開発ツール (development-tools)
   Domain Membership (domain-client)
   Fedora Eclipse (eclipse)
   エディタ (editors)
   教育用ソフトウェア (education)
   電子ラボラトリ (electronic-lab)
   技術系と科学系 (engineering-and-scientific)
   FreeIPA Server (freeipa-server)
   ゲームと娯楽 (games)
   Headless Management (headless-management)
   MATE Applications (mate-applications)          ←(注目)
   Milkymist (milkymist)
   ネットワークサーバー (network-server)
   Neuron Modelling Simulators (neuron-modelling-simulators)
   Office/生産性 (office)
   Pantheon Desktop (pantheon-desktop)
   Python Classroom (python-classroom)
   Python Science (python-science)
   ロボット (robotics-suite)
   RPM 開発ツール (rpm-development-tools)
   セキュリティラボ (security-lab)
   サウンドとビデオ (sound-and-video)
   システムツール (system-tools)
   テキストベースのインターネット (text-internet)
   ウィンドウマネージャ (window-managers)

→ ( ) 内が、「グループID」です。これを使えば検索が楽です。

-

-

(3). 大元の「workstation-product-environment」グループのパッケージ構成:
  • ISO イメージとしてすでに入っているグループです:
$ dnf group info workstation-product-environment
:
環境グループ: Fedora Workstation
 説明: Fedora Workstation is a user friendly desktop system for laptops and PCs.
no group 'arm-tools' from environment 'workstation-product-environment'
 必須なグループ:
   Common NetworkManager Submodules
   Container Management
   Core
   Fedora Workstation product core   ←(注目)
   Firefox Web Browser               ←(注目)
   Fonts
   GNOME                             ←(注目)
   Guest Desktop Agents
   Hardware Support
   LibreOffice                       ←(注目)
   Multimedia
   Printing Support
   base-x

→つまり、上記のグループはすでに入っているということ。

-

(4). 「GNOME」グループのパッケージ構成:
  • ISO イメージとしてすでに入っているグループです:
$ dnf group info GNOME
:
グループ: GNOME
 説明: GNOME は非常に直感的でユーザーフレンドリーなデスクトップ環境です。
 必須なパッケージ:
   dconf
   gdm
   gedit
   gnome-boxes
   gnome-control-center
   gnome-initial-setup
   gnome-session-wayland-session
   gnome-session-xsession
   gnome-settings-daemon
   gnome-shell
   gnome-software
   gnome-terminal
   nautilus
   polkit
   yelp
 標準パッケージ:
   ModemManager
   NetworkManager-adsl
   NetworkManager-openconnect-gnome
   NetworkManager-openvpn-gnome
   NetworkManager-ppp
   NetworkManager-pptp-gnome
   NetworkManager-ssh-gnome
   NetworkManager-vpnc-gnome
   NetworkManager-wwan
   PackageKit-command-not-found
   PackageKit-gtk3-module
   adobe-source-code-pro-fonts
   at-spi2-atk
   at-spi2-core
   avahi
   baobab
   cheese
   chrome-gnome-shell
   eog
   evince
   evince-djvu
   evince-nautilus
   fprintd-pam
   glib-networking
   gnome-backgrounds
   gnome-bluetooth
   gnome-calculator
   gnome-calendar
   gnome-characters
   gnome-classic-session
   gnome-clocks
   gnome-color-manager
   gnome-contacts
   gnome-disk-utility
   gnome-font-viewer
   gnome-logs
   gnome-maps
   gnome-photos
   gnome-remote-desktop
   gnome-screenshot
   gnome-system-monitor
   gnome-terminal-nautilus
   gnome-themes-extra
   gnome-user-docs
   gnome-user-share
   gnome-weather
   gvfs-afc
   gvfs-afp
   gvfs-archive
   gvfs-fuse
   gvfs-goa
   gvfs-gphoto2
   gvfs-mtp
   gvfs-smb
   libcanberra-gtk3
   libproxy-webkitgtk4
   librsvg2
   libsane-hpaio
   mesa-dri-drivers
   mesa-libEGL
   orca
   rygel
   sane-backends-drivers-scanners
   simple-scan
   sushi
   totem
   tracker
   tracker-miners
   xdg-desktop-portal
   xdg-desktop-portal-gtk
   xdg-user-dirs-gtk

-

(5). 「libreoffice」グループのパッケージ構成:
  • ISO イメージとしてすでに入っているグループです:
$ dnf group info libreoffice
:
グループ: LibreOffice
 説明: LibreOffice 統合オフィススイート
 必須なパッケージ:
   libreoffice-calc
   libreoffice-emailmerge
   libreoffice-graphicfilter
   libreoffice-impress
   libreoffice-writer
 オプション パッケージ:
   libreoffice-base
   libreoffice-draw
   libreoffice-math
   libreoffice-pyuno

-

インストールされているかの確認:
$ dnf list libreoffice-calc libreoffice-emailmerge libreoffice-graphicfilter libreoffice-impress libreoffice-writer libreoffice-base libreoffice-draw libreoffice-math libreoffice-pyuno
:
インストール済みパッケージ
libreoffice-calc.x86_64              1:7.1.5.2-5.fc34     @updates
libreoffice-emailmerge.x86_64        1:7.1.5.2-5.fc34     @updates
libreoffice-graphicfilter.x86_64     1:7.1.5.2-5.fc34     @updates
libreoffice-impress.x86_64           1:7.1.5.2-5.fc34     @updates
libreoffice-pyuno.x86_64             1:7.1.5.2-5.fc34     @updates
libreoffice-writer.x86_64            1:7.1.5.2-5.fc34     @updates
利用可能なパッケージ
libreoffice-base.x86_64              1:7.1.5.2-5.fc34     updates 
libreoffice-draw.x86_64              1:7.1.5.2-5.fc34     updates 
libreoffice-math.x86_64              1:7.1.5.2-5.fc34     updates 

→「libreoffice-pyuno」は、LibreOfficePython で扱うためのパッケージみたい

-


↓ これ以降が MATE 関連

-

(6). 「mate-desktop-environment」グループのパッケージ構成:
$ dnf group info mate-desktop-environment
:
環境グループ: MATE デスクトップ
 説明: MATE デスクトップは GNOME 2 ベースのパワフルなグラフィカルユーザーインタフェースを提供します。シンプルさを求める人や従来型のデスクトップインタフェースで使いたい人にお勧めします。

 必須なグループ:
   Administration Tools
   Common NetworkManager Submodules
   Core
   Dial-up Networking Support
   Fonts
   Guest Desktop Agents
   Hardware Support
   Input Methods
   MATE                 ←(注目)
   Multimedia
   Printing Support
   Standard
   base-x

 任意なグループ:
   3D Printing
   Compiz
   LibreOffice
   MATE Applications         ←(注目)

→ほとんどが、GNOME の環境でインストールされています。

-

(7). 「mate」グループのパッケージ構成:
  • 今回、実際にインストールしたパッケージは「このグループだけ」です:
$ dnf group info mate
:
グループ: MATE
 説明: MATE デスクトップは GNOME 2 ベースのパワフルなグラフィカルユーザーインタフェースを提供します。シンプルさを求める人や従来型のデスクトップインタフェースで使いたい人にお勧めします。
 必須なパッケージ:
   NetworkManager-adsl
   NetworkManager-bluetooth
   NetworkManager-iodine-gnome
   NetworkManager-l2tp-gnome
   NetworkManager-libreswan-gnome
   NetworkManager-openconnect-gnome
   NetworkManager-openvpn-gnome
   NetworkManager-ovs
   NetworkManager-ppp
   NetworkManager-pptp-gnome
   NetworkManager-ssh-gnome
   NetworkManager-sstp-gnome
   NetworkManager-strongswan-gnome
   NetworkManager-team
   NetworkManager-vpnc-gnome
   NetworkManager-wifi
   NetworkManager-wwan
   abrt-desktop
   abrt-java-connector
   atril
   atril-caja
   atril-thumbnailer
   blivet-gui
   blueberry
   caja         ←(ファイルマネージャ)
   caja-actions
   caja-image-converter
   caja-open-terminal
   caja-sendto
   caja-wallpaper
   caja-xattr-tags
   dconf-editor
   dnfdragora-updater
   engrampa
   eom
   f34-backgrounds-base
   f34-backgrounds-extras-base
   f34-backgrounds-extras-mate
   f34-backgrounds-mate
   filezilla
   firefox
   firewall-config
   gnome-disk-utility    ←(ディスク)
   gnome-epub-thumbnailer
   gnome-logs
   gnome-themes-extra
   gnote
   gparted          ←(gparted)
   gstreamer1-plugins-ugly-free
   gtk2-engines
   gucharmap
   gvfs-afc
   gvfs-afp
   gvfs-archive
   gvfs-fuse
   gvfs-gphoto2
   gvfs-mtp
   gvfs-nfs
   gvfs-smb
   hexchat
   initial-setup-gui
   libmatekbd
   libmatemixer
   libmateweather
   libsecret
   lightdm         ←(ディスプレイマネージャ)
   lm_sensors
   marco         ←(ウィンドウマネージャ)
   mate-applets
   mate-backgrounds
   mate-calc
   mate-control-center
   mate-desktop
   mate-dictionary
   mate-disk-usage-analyzer
   mate-icon-theme
   mate-media
   mate-menus
   mate-menus-preferences-category-menu
   mate-notification-daemon
   mate-panel
   mate-polkit
   mate-power-manager
   mate-screensaver     ←(スクリーンセーバー)
   mate-screenshot
   mate-search-tool
   mate-session-manager
   mate-settings-daemon
   mate-system-log
   mate-system-monitor
   mate-terminal     ←(端末)
   mate-themes
   mate-user-admin
   mate-user-guide
   mozo
   network-manager-applet
   nm-connection-editor
   orca
   p7zip
   p7zip-plugins
   parole
   pavucontrol
   pipewire-alsa
   pipewire-pulseaudio
   pluma         ←(テキストエディタ)
   seahorse
   seahorse-caja
   setroubleshoot
   simple-scan
   slick-greeter-mate    ←(ログイン画面表示)
   system-config-language
   system-config-printer
   system-config-printer-applet
   thunderbird
   transmission-gtk
   usermode-gtk
   vim-enhanced
   xdg-user-dirs-gtk
   xfburn
   xmodmap
   xrdb
   yelp

 標準パッケージ:
   fedora-release-matecompiz

-

インストールされているかの確認:
$ dnf list NetworkManager-adsl NetworkManager-bluetooth NetworkManager-iodine-gnome NetworkManager-l2tp-gnome NetworkManager-libreswan-gnome NetworkManager-openconnect-gnome NetworkManager-openvpn-gnome NetworkManager-ovs NetworkManager-ppp NetworkManager-pptp-gnome NetworkManager-ssh-gnome NetworkManager-sstp-gnome NetworkManager-strongswan-gnome NetworkManager-team NetworkManager-vpnc-gnome NetworkManager-wifi NetworkManager-wwan abrt-desktop abrt-java-connector atril atril-caja atril-thumbnailer blivet-gui blueberry caja caja-actions caja-image-converter caja-open-terminal caja-sendto caja-wallpaper caja-xattr-tags dconf-editor dnfdragora-updater engrampa eom f34-backgrounds-base f34-backgrounds-extras-base f34-backgrounds-extras-mate f34-backgrounds-mate filezilla firefox firewall-config gnome-disk-utility gnome-epub-thumbnailer gnome-logs gnome-themes-extra gnote gparted gstreamer1-plugins-ugly-free gtk2-engines gucharmap gvfs-afc gvfs-afp gvfs-archive gvfs-fuse gvfs-gphoto2 gvfs-mtp gvfs-nfs gvfs-smb hexchat initial-setup-gui libmatekbd libmatemixer libmateweather libsecret lightdm lm_sensors marco mate-applets mate-backgrounds mate-calc mate-control-center mate-desktop mate-dictionary mate-disk-usage-analyzer mate-icon-theme mate-media mate-menus mate-menus-preferences-category-menu mate-notification-daemon mate-panel mate-polkit mate-power-manager mate-screensaver mate-screenshot mate-search-tool mate-session-manager mate-settings-daemon mate-system-log mate-system-monitor mate-terminal mate-themes mate-user-admin mate-user-guide mozo network-manager-applet nm-connection-editor orca p7zip p7zip-plugins parole pavucontrol pipewire-alsa pipewire-pulseaudio pluma seahorse seahorse-caja setroubleshoot simple-scan slick-greeter-mate system-config-language system-config-printer system-config-printer-applet thunderbird transmission-gtk usermode-gtk vim-enhanced xdg-user-dirs-gtk xfburn xmodmap xrdb yelp fedora-release-matecompiz
:
インストール済みパッケージ
NetworkManager-adsl.x86_64          1:1.30.6-1.fc34      @updates 
NetworkManager-bluetooth.x86_64     1:1.30.6-1.fc34      @updates 
NetworkManager-iodine-gnome.x86_64  1.2.0-12.fc34        @fedora  
NetworkManager-l2tp-gnome.x86_64    1.8.6-5.fc34         @fedora  
NetworkManager-libreswan-gnome.x86_64
                                    1.2.14-1.fc34.1      @fedora  
NetworkManager-openconnect-gnome.x86_64
                                    1.2.6-6.fc34         @anaconda
NetworkManager-openvpn-gnome.x86_64 1:1.8.14-1.fc34      @anaconda
NetworkManager-ovs.x86_64           1:1.30.6-1.fc34      @updates 
NetworkManager-ppp.x86_64           1:1.30.6-1.fc34      @updates 
NetworkManager-pptp-gnome.x86_64    1:1.2.8-2.fc34.2     @anaconda
NetworkManager-ssh-gnome.x86_64     1.2.12-1.fc34        @updates 
NetworkManager-sstp-gnome.x86_64    1:1.2.6-8.fc34       @fedora  
NetworkManager-strongswan-gnome.x86_64
                                    1.5.0-3.fc34         @fedora  
NetworkManager-team.x86_64          1:1.30.6-1.fc34      @updates 
NetworkManager-vpnc-gnome.x86_64    1:1.2.6-6.fc34       @anaconda
NetworkManager-wifi.x86_64          1:1.30.6-1.fc34      @updates 
NetworkManager-wwan.x86_64          1:1.30.6-1.fc34      @updates 
abrt-desktop.x86_64                 2.14.6-3.fc34        @updates 
abrt-java-connector.x86_64          1.2.0-6.fc34         @updates 
atril.x86_64                        1.24.1-1.fc34        @fedora  
atril-caja.x86_64                   1.24.1-1.fc34        @fedora  
atril-thumbnailer.x86_64            1.24.1-1.fc34        @fedora  
blivet-gui.noarch                   2.3.0-1.fc34         @updates 
blueberry.noarch                    1.4.2-2.fc34         @fedora  
caja.x86_64                         1.24.1-1.fc34        @fedora  
caja-actions.x86_64                 1.8.3-14.fc34        @fedora  
caja-image-converter.x86_64         1.24.1-2.fc34        @fedora  
caja-open-terminal.x86_64           1.24.1-2.fc34        @fedora  
caja-sendto.x86_64                  1.24.1-2.fc34        @fedora  
caja-wallpaper.x86_64               1.24.1-2.fc34        @fedora  
caja-xattr-tags.x86_64              1.24.1-2.fc34        @fedora  
dconf-editor.x86_64                 3.38.3-1.fc34        @fedora  
dnfdragora-updater.noarch           2.1.0-3.fc34         @fedora  
engrampa.x86_64                     1.24.2-1.fc34        @fedora  
eom.x86_64                          1.24.2-1.fc34        @fedora  
f34-backgrounds-base.noarch         34.0.1-1.fc34        @anaconda
f34-backgrounds-extras-base.noarch  34.0.1-1.fc34        @fedora  
f34-backgrounds-extras-mate.noarch  34.0.1-1.fc34        @fedora  
f34-backgrounds-mate.noarch         34.0.1-1.fc34        @fedora  
fedora-release-matecompiz.noarch    34-36                @updates 
filezilla.x86_64                    3.55.0-1.fc34        @updates 
firefox.x86_64                      91.0-1.fc34          @updates 
firewall-config.noarch              0.9.4-1.fc34         @updates 
gnome-disk-utility.x86_64           40.2-1.fc34          @updates 
gnome-epub-thumbnailer.x86_64       1.6-5.fc34           @fedora  
gnome-logs.x86_64                   3.36.0-4.fc34        @anaconda
gnome-themes-extra.x86_64           3.28-12.fc34         @anaconda
gnote.x86_64                        40.2-1.fc34          @updates 
gparted.x86_64                      1.3.1-1.fc34         @updates 
gstreamer1-plugins-ugly-free.x86_64 1.19.1-2.1.18.4.fc34 @updates 
gtk2-engines.x86_64                 2.20.2-22.fc34       @fedora  
gucharmap.x86_64                    13.0.8-1.fc34        @updates 
gvfs-afc.x86_64                     1.48.1-1.fc34        @updates 
gvfs-afp.x86_64                     1.48.1-1.fc34        @updates 
gvfs-archive.x86_64                 1.48.1-1.fc34        @updates 
gvfs-fuse.x86_64                    1.48.1-1.fc34        @updates 
gvfs-gphoto2.x86_64                 1.48.1-1.fc34        @updates 
gvfs-mtp.x86_64                     1.48.1-1.fc34        @updates 
gvfs-nfs.x86_64                     1.48.1-1.fc34        @updates 
gvfs-smb.x86_64                     1.48.1-1.fc34        @updates 
hexchat.x86_64                      2.14.3-15.fc34       @updates 
initial-setup-gui.x86_64            0.3.90-1.fc34        @fedora  
libmatekbd.x86_64                   1.24.1-2.fc34        @fedora  
libmatemixer.x86_64                 1.24.1-2.fc34        @fedora  
libmateweather.x86_64               1.24.1-2.fc34        @fedora  
libsecret.x86_64                    0.20.4-2.fc34        @anaconda
lightdm.x86_64                      1.30.0-14.fc34       @fedora  
lm_sensors.x86_64                   3.6.0-8.fc34         @fedora  
marco.x86_64                        1.24.2-2.fc34        @updates 
mate-applets.x86_64                 1.24.1-3.fc34        @fedora  
mate-backgrounds.noarch             1.24.2-3.fc34        @fedora  
mate-calc.x86_64                    1.24.2-1.fc34        @fedora  
mate-control-center.x86_64          1.24.2-1.fc34        @fedora  
mate-desktop.x86_64                 1.24.1-6.fc34        @updates 
mate-dictionary.x86_64              1.24.0-3.fc34        @fedora  
mate-disk-usage-analyzer.x86_64     1.24.0-3.fc34        @fedora  
mate-icon-theme.noarch              1.24.0-3.fc34        @fedora  
mate-media.x86_64                   1.24.1-2.fc34        @fedora  
mate-menus.x86_64                   1.24.1-2.fc34        @fedora  
mate-menus-preferences-category-menu.x86_64
                                    1.24.1-2.fc34        @fedora  
mate-notification-daemon.x86_64     1.24.2-1.fc34        @fedora  
mate-panel.x86_64                   1.24.2-2.fc34        @fedora  
mate-polkit.x86_64                  1.24.0-4.fc34        @fedora  
mate-power-manager.x86_64           1.24.3-1.fc34        @fedora  
mate-screensaver.x86_64             1.24.2-1.fc34        @fedora  
mate-screenshot.x86_64              1.24.0-3.fc34        @fedora  
mate-search-tool.x86_64             1.24.0-3.fc34        @fedora  
mate-session-manager.x86_64         1.24.3-1.fc34        @updates 
mate-settings-daemon.x86_64         1.24.2-2.fc34        @fedora  
mate-system-log.x86_64              1.24.0-3.fc34        @fedora  
mate-system-monitor.x86_64          1.24.2-1.fc34        @fedora  
mate-terminal.x86_64                1.24.1-2.fc34        @fedora  
mate-themes.noarch                  3.22.22-1.fc34       @fedora  
mate-user-admin.x86_64              1.6.0-1.fc34         @fedora  
mate-user-guide.noarch              1.24.0-3.fc34        @fedora  
mozo.noarch                         1.24.1-1.fc34        @fedora  
network-manager-applet.x86_64       1.22.0-1.fc34        @updates 
nm-connection-editor.x86_64         1.22.0-1.fc34        @updates 
orca.noarch                         40.0-1.fc34          @anaconda
p7zip.x86_64                        16.02-20.fc34        @updates 
p7zip-plugins.x86_64                16.02-20.fc34        @updates 
parole.x86_64                       4.16.0-2.fc34        @fedora  
pavucontrol.x86_64                  4.0-6.fc34           @fedora  
pipewire-alsa.x86_64                0.3.33-3.fc34        @updates 
pipewire-pulseaudio.x86_64          0.3.33-3.fc34        @updates 
pluma.x86_64                        1.24.2-1.fc34        @fedora  
seahorse.x86_64                     40.0-1.fc34          @updates 
seahorse-caja.x86_64                1.18.1-9.fc34        @fedora  
setroubleshoot.x86_64               3.3.26-1.fc34        @updates 
simple-scan.x86_64                  40.1-1.fc34          @updates 
slick-greeter-mate.noarch           1.5.4-1.fc34         @updates 
system-config-language.noarch       3.5.0-6.fc34         @fedora  
system-config-printer.x86_64        1.5.15-2.fc34        @fedora  
system-config-printer-applet.x86_64 1.5.15-2.fc34        @fedora  
thunderbird.x86_64                  78.11.0-1.fc34       @updates 
transmission-gtk.x86_64             3.00-7.fc34          @fedora  
usermode-gtk.x86_64                 1.114-2.fc34         @updates 
vim-enhanced.x86_64                 2:8.2.3354-1.fc34    @updates 
xdg-user-dirs-gtk.x86_64            0.10-20.fc34         @anaconda
xfburn.x86_64                       0.6.2-4.fc34         @fedora  
xmodmap.x86_64                      1.0.10-1.fc34        @updates 
xrdb.x86_64                         1.2.0-1.fc34         @updates 
yelp.x86_64                         2:40.3-1.fc34        @updates 

→すべてインストール済み(@付)

-

(8). 「mate-applications」グループのパッケージ構成:
$ dnf group info mate-applications
:
グループ: MATE Applications
 説明: Applications for the MATE Desktop.
 必須なパッケージ:
   caja-beesu
   caja-share
   firewall-applet
   mate-applet-softupd
   mate-menu
   mate-sensors-applet
   mate-utils
   multimedia-menus
   pidgin
   python3-caja
   tigervnc

-

インストールされているかの確認:
$ dnf list caja-beesu caja-share firewall-applet mate-applet-softupd mate-menu mate-sensors-applet mate-utils multimedia-menus pidgin python3-caja tigervnc
:
利用可能なパッケージ
caja-beesu.x86_64                  1.24.1-2.fc34           fedora 
caja-share.x86_64                  1.24.1-2.fc34           fedora 
firewall-applet.noarch             0.9.4-1.fc34            updates
mate-applet-softupd.x86_64         0.4.8-1.fc34.3          fedora 
mate-menu.noarch                   20.04.3-5.fc34          fedora 
mate-sensors-applet.i686           1.24.1-2.fc34           fedora 
mate-sensors-applet.x86_64         1.24.1-2.fc34           fedora 
mate-utils.x86_64                  1.24.0-3.fc34           fedora 
multimedia-menus.noarch            0.4.2-2.fc34            fedora 
pidgin.x86_64                      2.14.1-3.fc34           fedora 
python3-caja.i686                  1:1.24.0-5.fc34         fedora 
python3-caja.x86_64                1:1.24.0-5.fc34         fedora 
tigervnc.x86_64                    1.11.0-12.fc34          updates

→すべてインストールされていません。

-

気になるパッケージ 1:
$ dnf list mate-menu*
:
インストール済みパッケージ
mate-menus.x86_64                              1.24.1-2.fc34     @fedora
mate-menus-libs.x86_64                         1.24.1-2.fc34     @fedora
mate-menus-preferences-category-menu.x86_64    1.24.1-2.fc34     @fedora
利用可能なパッケージ
mate-menu.noarch                               20.04.3-5.fc34    fedora 
mate-menus-devel.x86_64                        1.24.1-2.fc34     fedora 

→「mate-menus」は「mate」グループに含まれていてインストール済み。「mate-menus」と「mate-menu」の違い。

-

気になるパッケージ 2:
$ dnf list mate-utils*
:
インストール済みパッケージ
mate-utils-common.noarch       1.24.0-3.fc34     @fedora
利用可能なパッケージ
mate-utils.x86_64              1.24.0-3.fc34     fedora ←(未インストール)
mate-utils-devel.x86_64        1.24.0-3.fc34     fedora 

→なぜか、「mate-utils-common」がインストールされていますが、「mate-utils」はインストールされていません。

MATE 用の小さな「デスクアクセサリ」ユーティリティのセットで、 辞書、ディスク使用量アナライザー、スクリーンショットツールなどらしいのですが、それらは「MATE」グループに含まれていて、インストール済み 。

気にするほどのことではありませんが、気になりますね。色々と重複しているということ。

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5. 日本語入力

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1). 日本語入力は「GNOME デスクトップ」で、「ibus-anthy」がインストール済み:

  • 学習能力がないので使えないと思っていた「 ibus-anthy」ですが、学習するようになっていました。最初はアレですが、間違ったらBS で戻して変換しなおせば、どんどん鍛えられます。これなら使えます。

→学習辞書はテキストファイルなので修正や使い回しが楽 にできるのが利点。

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$ dnf list ibus* | grep @

ibus.x86_64                           1.5.24-5.fc34                    @updates 
ibus-anthy.x86_64                     1.5.12-7.fc34                    @updates 
ibus-anthy-python.noarch              1.5.12-7.fc34                    @updates 
ibus-gtk2.x86_64                      1.5.24-5.fc34                    @updates 
ibus-gtk3.x86_64                      1.5.24-5.fc34                    @updates 
ibus-hangul.x86_64                    1.5.4-5.fc34                     @anaconda
ibus-libpinyin.x86_64                 1.12.0-3.fc34                    @anaconda
ibus-libs.x86_64                      1.5.24-5.fc34                    @updates 
ibus-libzhuyin.x86_64                 1.10.0-2.fc34                    @anaconda
ibus-m17n.x86_64                      1.4.6-1.fc34                     @updates 
ibus-setup.noarch                     1.5.24-5.fc34                    @updates 
ibus-typing-booster.noarch            2.13.1-1.fc34                    @updates 

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2). 「MATE デスクトップ」では、パネルに「キーボード」アイコンが表示されていません

→なので、日本語入力できません

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3). パネルに「キーボード」アイコンが表示されるように設定:

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(1). 「~/.xprofile」に「ibus」を指定
$ pluma ~/.xprofile

下記を記述:

export GTK_IM_MODULE=ibus
export XMODIFIERS=@im=ibus
export QT_IM_MODULE=ibus

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参考: ちなみに、「wayland」で自動起動が設定できない場合は、「/etc/environment」に上記を書いてもいいみたい。

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(2). 自動起動に設定

パネルの「システム」→「コントロールセンター」→「自動起動するアプリ」

→「+追加」をクリック

名前: IM start
コマンド: ibus-daemon -r -d -x
説明: ibus-anthy の使用

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(3). 再起動

Windows + スペースを押して「あ」にしたら、 「半角/全角」キー、または、「ひらがな」キーにて日本語入力できました。

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4). 入力メソッドを切り替えるキーを「半角/全角」キーに変更:

  • ibus-anthy」のデフォルトの入力メソッドを切り替えるキーは「Window+スペース」です。

  • 使いづらいので「半角/全角」キーに変更しました。

  • GNOME デスクトップ」で変更しましたが、「MATE」では設定箇所が違うので無効でした。

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ibus-anthy」の入力ソースの切り替え

パネルの「あ」をクリック→「IBus の設定」→「一般」タブ

キーボードショートカット

次の入力メソッド: <Super>space

右にある「…」をクリック

「Super」のチェックを外し、

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キーコード: space の右にある「…」をクリック

「無効」をクリック→「新しいアクセレータ」

「半角/全角」キーをクリック→「Zenkaku_Hankaku」

→「適用」→「OK」

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次の入力メソッド: 「Zenkaku_Hankaku」

→「半角/全角」にて、入力メソッド オン/オフ

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MATE では、入力メソッドの切り替え時に余計なダイアログが表示されず、切り替えにタイムラグがないのが利点です

GNOME は入力メソッドの切り替え毎に余計なダイアログが表示され、2秒ほど待たされるのでストレスです。

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5). 日本語オンとオフの「キー割り当て」を追加:

  • GNOME デスクトップ」で設定していれば有効なので、作業は要りません。

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  • 「ひらがな」にて日本語オン(日本語入力)

  • 「無変換」にて日本語オフ(英文字入力)

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設定 →Keyboard →入力ソース →「日本語(Anthy)」の右の「縦3点」→Preferences →「IBus-Anthy の設定」画面

「キー割り当て」タブ→

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「半角英数」キーの割り当て:

latin_mode [] を選んで、「編集」

キーコード右の「…」→「無変換」キー→「Muhenkan」→「追加」→「OK」

latin_mode       [Muhenkan]

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「ひらがな」キーの割り当て

hiragana_mode [] を選んで、「編集」

キーコード右の「…」→「ひらがな」キー→「Hiragana_Katakana」→「追加」→「OK」

hiragana_mode  [Hiragana_Katakana] 

→「閉じる」

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6). 入力メソッドのアイコン文字を 水色→「オレンジ色」に変更:

  • システムトレイにある入力メソッドのアイコン文字が「暗い水色」なのでわかりづらいです。

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テーマが白でも黒でも見やすい「オレンジ色」に変更:

$ gsettings set org.freedesktop.ibus.panel xkb-icon-rgba '#f57900'

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パネルの「キーボード」アイコン:

→これなら見やすいと思います。

ちなみに、右端の赤いバーは追加した「CPU 負荷 」モニタで、デフォルトの赤色は目立つので緑色に変更しました。

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6. 「パネル」のカスタマイズ:

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「パネル」にはデフォルトで、「アプリケーション」、「場所」、「システム」、および、4つのアプリが登録されていました。

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1). 4つのアプリ:

Caja(ファイルマネージャ)
コマンド: /usr/bin/caja --no-desktop --browser %U
アイコン: /usr/share/icons/mate/48x48/apps/system-file-manager.png

MATE 端末(端末)
コマンド: mate-terminal
アイコン: /usr/share/icons/mate/48x48/apps/utilities-terminal.png

Firefox(ブラウザ)
コマンド: firefox %u
アイコン: /usr/share/icons/hicolor/48x48/apps/firefox.png

Thunderbird(メール)
コマンド: thunderbird %u
アイコン: /usr/share/icons/hicolor/48x48/apps/thunderbird.png

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2). 「パネル」に登録されている「Thunderbird」アプリは使わないので削除:

(任意)

アプリのアイコンを右クリック→「パネルから削除」

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3). 「パネル」にテキストエディタがないので「pluma」アプリを登録:

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(1). パネルの空きで右クリック→「+Add to Panel ...」→「パネルへ追加」画面

「アプリケーションのランチャ…」を選んで→「追加」

アクセサリ→「Pluma」→追加

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(2). もしくは、「カスタム・アプリケーションのランチャ…」を選んで→「追加」

「ランチャの作成画面」

キーの型: アプリケーション 名前: pluma コマンド: pluma %U コメント: テキストエディタ

アイコン: 「/usr/share/icons/mate/48x48/apps/accessories-text-editor.png

→アプリに合うアイコンを探すのが面倒です。

→OK

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(3). 登録したアプリのアイコンがパネルの中央に表示

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(4). アプリのアイコンを右クリック→「移動」

→マウスの動きにつれて移動できます。ロックされたアプリを越えての移動はできません。

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(5). アプリのアイコンを右クリック→「ロックする」

→「ロックする」にチェックが付きました。

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4). パネルに「スクリーンショットの取得」アプリを追加:

「Print Screen」キーでのスクリーンショットは全画面です。ウィンドウのみのスクリーンショットも撮れるように登録。

スクリーンショットの取得」(mate-screenshot --interactive)

メニュー→アクセサリ→「スクリーンショットの取得」(mate-screenshot --interactive) →右クリック

→「このランチャーをパネルに追加」→パネルの左端にアイコンが追加されます

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アプリのアイコンを右クリック →「移動」 →右に移動

アプリのアイコンを右クリック →「ロックする」にチェック

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左側に追加されるからか、他のアプリがロックされていても移動できるのが利点。移動後にロックするだけです。 中央に追加する場合は、他のアプリのロック状態が影響します。

項番 3). を行うよりも、こちらのやり方のほうが楽です。

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5). パネルに「Compact Menu」を追加:

「MATE」アイコンのみのアプリケーションメニューですが、下記の機能も含まれており高機能です。

場所、システム、
ロック、ログアウト、シャットダウン

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6). パネルから「Classic Menu」を削除:

「アプリケーション」、「場所」、「システム」、が一緒のメニューです。

幅をとるので「Compact Menu」を入れたので、削除。

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7). パネルに「ワークスペース切替」を追加

ワークスペースの数: 4 →「2」に変更

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システムトレイの幅は可変なので、右に余裕を持たせて移動。 もし支障があるようなら、システムトレイの右に移動する予定。

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8). パネルに「システムモニター」を追加

  • システムの負荷を知りたいので追加しました。

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モニタするリソース: 「プロセッサ」のみ →「負荷」のみ に変更

システムモニタの幅: 40 ピクセル →10 ピクセル に変更

更新間隔: 500 ミリ秒 →1000 ミリ秒 に変更

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色:

平均「赤色」→クリックするとパレットが開くので、「濃い緑色」をクリック→「選択」

→「閉じる」

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「システムモニター」を右クリック →移動 →パネルの右端に移動して、ロック

右側に置かれたセパレータにもロックがあるので一時解除、完了後にロック

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9). パネルをひとつにして、下部に配置:

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(1). 画面上部のパネルに、下部のパネルにあるアイテムを追加:

上部のパネルの空きで右クリック →「Add to Panel...」→「パネルへ追加」画面

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「ウィンドウの一覧」を選んで、「+追加」

ワークスペース切替」を選んで、「+追加」

-

(2). 「ウィンドウの一覧」の「移動」と「設定」

「ウィンドウの一覧」の先頭にある「縦三点」アイコンを右クリック →「移動」→パネルの左の適当な位置でクリック

-

「ウィンドウの一覧」の先頭にある「縦三点」アイコンを右クリック →「設定」

Thunbnail width: 200

「グループ化しない」にチェック

-

「ウィンドウの一覧」の先頭にある「縦三点」アイコンを右クリック →「ロックする」にチェック

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(3). 「ワークスペース切替」の「移動」と「設定」

ワークスペース切替」を右クリック →移動 →パネルの右の適当な位置でクリック

-

ワークスペース切替」を右クリック →「設定」

ワークスペースの数: 2

-

ワークスペース切替」を右クリック →「ロックする」にチェック

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(4). 画面下部のパネルの削除:

下部のパネルの空きで右クリック →「このパネルを削除する」→「削除」

-

(5). 画面上部のパネルを下部に移動:

上部のパネルの空きで右クリック →「プロパティ」

向き: 「上」→「下」に変更

→「閉じる」

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画面下部のパネルだけにしたデスクトップ:

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7. 「MATE デスクトップ」のその他の設定:

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1). ウィンドウのテーマを変更:

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システム →コントロールセンター →ルックフィール →「外観」→「テーマ」タブ

「カスタマイズ」→「Blue-Submarine」に変更

→選ぶだけですぐに反映されました。

こちらはダーク系で、選ばれたウィンドウのタイトルバーに照明が点きます。

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2). デスクトップの壁紙を変更:

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システム →コントロールセンター →ルックフィール →「外観」→「背景」タブ

一覧から選択

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右下の「+追加」ボタンにて、画像ファイルが選べます。

フォルダ内の画像を登録したいときは、Ctrl+A とするか、最初を選んでからShift を押しながら最後を選択

→OK

一覧から選ぶだけで、リアルタイムに反映されます。

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左下の「追加の設定をネットから入手する」のリンクにて、壁紙を入手できるみたい。

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3). デスクトップのアイコンを「ホーム」だけ表示:

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  • ディスクトップ」関連の設定が見当たらないので、コマンドを使いました。

→ちなみに、Fedora の公式リポジトリに「MATE Tweak」はないみたい。

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(1). 現在、デスクトップに表示されているアイコン:

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(2). 「コンピュータ」と「ゴミ箱」のアイコンを消しました:
$ gsettings set org.mate.caja.desktop computer-icon-visible false
$ gsettings set org.mate.caja.desktop trash-icon-visible false

-

-

(3). 参考: コマンドの使い方:

最後の文字を「false」にすると消え、「true」にすると表示されます。

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「デスクトップ」にアイコンを表示しない設定:
$ gsettings set org.mate.background show-desktop-icons false

→「false」とするとすべての「デスクトップアイコン」が消えますが、 「true」とすると、下記の設定で「true」に設定していたアイコンのみ表示されます。

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「コンピュータ」の表示設定:
$ gsettings set org.mate.caja.desktop computer-icon-visible false

-

「ホーム」(ユーザーディレクトリ)の表示設定:
$ gsettings set org.mate.caja.desktop home-icon-visible false

-

「ネットワーク」の表示設定:
$ gsettings set org.mate.caja.desktop network-icon-visible false

-

「ゴミ箱」の表示設定:
$ gsettings set org.mate.caja.desktop trash-icon-visible false

-

「マウントボリューム」の表示設定:
$ gsettings set org.mate.caja.desktop volumes-visible false

-

参考:

Arch wiki: MATE

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4). 「キーボードショートカット」の設定:

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メニュー →システム →コントロールセンター →「キーボードショートカット」

→「キーボードショートカット」画面

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(1). 「端末の起動」の設定:

「デスクトップ」の下にある、

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「端末の起動」を選択

右にある「無効」をクリック →「新しいショートカット…」と表示

Ctrl+Alt+「T」を押します

「Ctrl+Alt+T」と表示

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(2). ウィンドウのタイリングの設定:

「ウィンドウの管理」の下にある、

-

「ウィンドウを画面の東(右側)に並べる」を選択

右にある「無効」をクリック →「新しいショートカット…」と表示

Windows+「→」を押します

「Mod4+Right」と表示

-

「ウィンドウを画面の西(左側)に並べる」を選択

右にある「無効」をクリック →「新しいショートカット…」と表示

Windows+「←」を押します

「Mod4+Left」と表示

-

「ウィンドウを北東(右側の上)に並べる」を選択

右にある「無効」をクリック →「新しいショートカット…」と表示

Windows+「↑」を押します

「Mod4+Up」と表示

-

「ウィンドウを南東(右側の下)に並べる」を選択

右にある「無効」をクリック →「新しいショートカット…」と表示

Windows+「↓」を押します

「Mod4+Down」と表示

-

→「閉じる」

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5).「ログイン画面」の背景の設定:

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(1).「ログイン画面」のための好みの画像を準備:
  • ログイン画面の画像はシステムに配置しないと真っ暗になります。

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$ cd /usr/share/pixmaps/
$ sudo mkdir my-login

$ sudo cp ~/画像/Nitoro/nature/nature015_1920x1080.jpg my-login/
$ sudo cp ~/画像/Nitoro/bird/bird006_1920x1080.jpg my-login/

$ ls -1 /usr/share/pixmaps/my-login/
bird006_1920x1080.jpg
nature015_1920x1080.jpg

-

(2).「ログイン画面」の背景の設定:

メニュー →システム →「コントロールセンター」→「ログイン画面」→パスワード入力

「外観」タブ→背景画像

→「/usr/share/pixmaps/my-login/nature015_1920x1080.jpg」を選択

→「開く」

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(3).「ログイン画面」の背景の左下のマークの設定:

画像オプション

左下

/usr/share/pixmaps/system-logo-white.png

→「/usr/share/pixmaps/fedora-logo-small.png」を選択

→「開く」

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(4). 確認:

ログアウト →ログイン

-

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6). 「ロック画面」(解除画面)の背景の設定:

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メニュー →システム →「コントロールセンター」→「スクリーンセーバーのテーマ」

Background picture for lock screen:

/usr/share/backgrounds/default.png

→「~/画像/Nitoro/bird/bird006_1920x1080.jpg」を選択

→「開く」

→「閉じる」

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確認:

メニュー →「画面のロック」

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8. 個人的によく使うアプリの確認:

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1). ファイアウォール の確認:

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→というか、標準で動いており、こちらの管理ツールが入っているか入っていないかだけ。

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アプリを起動:

メニュー →システム →システム管理 →「ファイアウォール」→パスワード入力

→「firewalld の設定」画面表示:

→意味を理解しておかないと、簡単にはいじれそうにありません。

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2). 「pluma」の確認:

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-

MATE の標準のテキストエディタです。gedit とほぼ互換。

-

アプリを起動:

メニュー →アクセサリ →「Pluma」

-

日時時刻の書式を修正:

編集 →設定 →「プラグイン」タブ →「日時/時刻の挿入」にチェック →「設定」

→「その他」にチェック

%Y-%m-%d %H:%M

→「閉じる」

→「閉じる」

-

使うとき:

編集 →「日時/時刻の挿入」

2021-08-19 21:44

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Gedit 用に作られた「色のテーマ」をPluma で利用できます

→置く場所も任意で、ホームに置けます。

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3). 「audacious」の動作を確認:

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-

アプリを起動:

メニュー →サウンドとビデオ →「Audacious」→「Audacious」画面

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曲の登録:

ファイル →フォルダを追加 →ホームの「音楽」を選んで →「追加」

→再生できました。

-

-

  • 「wayland」ではありませんが、「pulseaudio」の代わりの「pipewire-pulseaudio」で使えています。

→「OpenBox」デスクトップで使えなかったのは何かのモジュールが足りなかったのかもしれません。

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4). 「Parole」メディアプレーヤーの動作を確認:

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-

画面はVLC に近い画面です。音楽だけでなく動画の再生もできます。

-

アプリを起動:

メニュー →サウンドとビデオ →「Parole」→「ウィンドウのタイトルは曲名」画面

-

ウィンドウの中をクリックすると、ファイルマネージャが開くので、

「音楽」フォルダを選んで「OK」とすると、

フォルダにある曲が「プレイリスト」に登録されました。

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曲を変えたいときは、ウィンドウの右下の「リスト」アイコンをクリックすると、

ウィンドウ内に「プレイリスト」が開くので、曲を選択。

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5). 「kolourpaint」の動作を確認:

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-

アプリを起動:

メニュー →グラフィックス →「Kolourpaint」→「Kolourpaint」画面

もしくは、

画像ファイルを右クリック→「Kolourpaint で開く」→「Kolourpaint」画面

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6). 「VSCode」の動作を確認:

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  • 自分のPC だと、カーネル「5.8」以降だと、ハードウェアアクセレーターをオフにして起動しないと画面の描画ができませんでした。Fedora 34 のGNOME だと普通に起動できました。

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(1). 念の為、動作が不安定になってもいいように、他のアプリを終了してから、起動
$ code

もしくは、

メニュー →プログラミング →「Visual Studio Code」→「Visual Studio Code」画面

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→正常に起動できました

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(2). x11 で動作しているか、Wayland で動作しているか、を確認:
$ echo $XDG_SESSION_TYPE
x11

→Wayland でなく、「x11」で動作していました。

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(3). カーネルバージョンを確認:
$ uname -r
5.13.10-200.fc34.x86_64

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(4). リリースを確認:
$ cat /etc/fedora-release
Fedora release 34 (Thirty Four)

-

(5). 「VSCode」の更新は多めです

さっそくアプリの更新がありました:

$ sudo dnf update
:
アップグレード:
 code         x86_64         1.59.1-1629375274.el8           code         102 M

-

$ code --version
1.59.1
3866c3553be8b268c8a7f8c0482c0c0177aa8bfa
x64

-

-


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9. 「スクリーンセーバー」(mate-screensaver) の動作を確認:

-

  • スクリーンセーバーの「mate-screensaver」がインストールされていました。

  • Xfce の「xfce4-screensaver」と同じように「xscreensaver」のテーマが使えそう。

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1). アプリのインストールを確認:

$ dnf list *screensaver* | grep @
mate-screensaver.x86_64            1.24.2-1.fc34                         @fedora

-

2). アプリを起動:

メニュー →システム →コントロールセンター →「スクリーンセーバーのテーマ」

-

3). スクリーンセーバーのテーマを選択:

スクリーンセーバーのテーマ:

ブランクスクリーン    ←(デフォルト)
ランダム
-
フローティング GNOME
フローティング MATE
ポップな矩形のアート
-
宇宙          ←(スライドショー)
画像フォルダ      ←(スライドショー)

→有効/無効とかのモードとか、詳細を設定するボタンもありません。テーマを選ぶだけです。

デフォルトは「ブランクスクリーン」が選ばれていました。

-

4). ロック画面の背景の設定ができます:

Background picture for lock screen: 「default.png

→「Fedora 34」のデフォルトの背景画像です:

リンクにつき、最終的なファイルは「/usr/share/backgrounds/f34/default/f34-01-day.png

-

5). テーマの「画像フォルダ」で使われるのは、ホームの「~/画像/」フォルダ配下の画像です:

→注意点は、「スクリーンショット」やプライベートな画像まで表示されてしまうこと。

-

6). 「mate-screensaver」のカスタマイズ:

-

(1).「画像フォルダ」の対象となるフォルダを指定するには、:
$ cd /usr/share/applications/screensavers/
$ sudo pluma personal-slideshow.desktop

以下の各行を置換:

Name[ja]=画像フォルダ

Exec=/usr/libexec/mate-screensaver/slideshow

Name[ja]=画像フォルダ(~/画像/Nitoro/)

Exec=/usr/libexec/mate-screensaver/slideshow --location=/home/ubn/画像/Nitoro

-

「~/画像/」にあるフォルダの下で、さらにフォルダでカテゴリ分け:

$ ls -1 ~/画像/Nitoro/

PC
anima
animal
bird
car
cats
cosmos
kabegami
nature
ship
starship
tiger

→管理も楽だし、「スクリーンショット」の画像を除外できます。

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(2).「フローティング MATE」の色違いバージョンを追加:
$ cd /usr/share/applications/screensavers/
$ sudo cp footlogo-floaters.desktop footlogo-floaters2.desktop
$ sudo pluma footlogo-floaters2.desktop

以下の各行を置換:

Name[ja]=フローティング MATE

Exec=/usr/libexec/mate-screensaver/floaters /usr/share/pixmaps/mate-logo-white.svg

Name[ja]=フローティング MATE (Green)

Exec=/usr/libexec/mate-screensaver/floaters /usr/share/icons/mate/scalable/apps/mate-desktop.svg

-

MATE (Green) の画像:

→MATE といえば、この色。

-

(3).「フローティング GNOME」の色違いバージョンを追加:
$ cd /usr/share/applications/screensavers/
$ sudo cp gnomelogo-floaters.desktop gnomelogo-floaters2.desktop
$ sudo pluma gnomelogo-floaters2.desktop

以下の各行を置換:

Name[ja]=フローティング GNOME

Exec=/usr/libexec/mate-screensaver/floaters /usr/share/pixmaps/gnome-logo-white.svg

Name[ja]=フローティング GNOME (3D)

Exec=/usr/libexec/mate-screensaver/floaters /usr/share/icons/gnome/48x48/places/start-here.png

-

最終的なテーマ、および、GNOME (3D) の画像:

→選べるテーマが 9つに増えました。

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-

7). 参考: 「mate-screensaver」のテーマの実行ファイルの場所:

$ ls -1 /usr/libexec/mate-screensaver/
floaters
popsquares
slideshow

→実行ファイルは 3つしかありません。

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8). 参考: 「mate-screensaver」のテーマのデスクトップファイルの場所:

$ ls -1 /usr/share/applications/screensavers/
cosmos-slideshow.desktop
footlogo-floaters.desktop
footlogo-floaters2.desktop    ←(追加したテーマ)
gnomelogo-floaters.desktop
gnomelogo-floaters2.desktop   ←(追加したテーマ)
personal-slideshow.desktop
popsquares.desktop

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10. 参考: 不要なパッケージを削除:

-

入力メソッドに日本語とは関係ない言語が含まれているので削除しました。

-

ibus 関連で不要なパッケージを確認:

$ dnf list ibus*
:
インストール済みパッケージ
ibus.x86_64                           1.5.24-5.fc34                    @updates 
ibus-anthy.x86_64                     1.5.12-7.fc34                    @updates 
ibus-anthy-python.noarch              1.5.12-7.fc34                    @updates 
ibus-gtk2.x86_64                      1.5.24-5.fc34                    @updates 
ibus-gtk3.x86_64                      1.5.24-5.fc34                    @updates 
ibus-hangul.x86_64                    1.5.4-5.fc34                     @anaconda
ibus-libpinyin.x86_64                 1.12.0-3.fc34                    @anaconda
ibus-libs.x86_64                      1.5.24-5.fc34                    @updates 
ibus-libzhuyin.x86_64                 1.10.0-2.fc34                    @anaconda
ibus-m17n.x86_64                      1.4.6-1.fc34                     @updates 
ibus-setup.noarch                     1.5.24-5.fc34                    @updates 
ibus-typing-booster.noarch            2.14.0-1.fc34                    @updates 

-

個人的に使わない言語のパッケージを削除:

$ sudo dnf remove ibus-hangul ibus-libpinyin ibus-libzhuyin ibus-m17n ibus-typing-booster
:
削除中:
 ibus-hangul                   x86_64     1.5.4-5.fc34      @anaconda     203 k
 ibus-libpinyin                x86_64     1.12.0-3.fc34     @anaconda     3.0 M
 ibus-libzhuyin                x86_64     1.10.0-2.fc34     @anaconda      40 M
 ibus-m17n                     x86_64     1.4.6-1.fc34      @updates      158 k
 ibus-typing-booster           noarch     2.14.0-1.fc34     @updates      3.6 M
未使用の依存関係の削除:
 cldr-emoji-annotation         noarch     1:39-1.fc34       @updates       77 M
 cldr-emoji-annotation-dtd     noarch     1:39-1.fc34       @updates      204 k
 gdouros-symbola-fonts         noarch     10.24-8.fc34      @anaconda     3.8 M
 libhangul                     x86_64     0.1.0-23.fc34     @anaconda     6.4 M
 libpinyin                     x86_64     2.6.0-2.fc34      @anaconda     644 k
 libpinyin-data                x86_64     2.6.0-2.fc34      @anaconda      49 M
 libzhuyin                     x86_64     2.6.0-2.fc34      @anaconda     545 k
 m17n-db                       noarch     1.8.0-20.fc34     @updates      1.9 M
 m17n-lib                      x86_64     1.8.0-9.fc34      @anaconda     463 k
 python3-enchant               noarch     3.2.1-1.fc34      @updates      311 k
 python3-packaging             noarch     20.9-1.fc34       @fedora       248 k
 python3-pyparsing             noarch     2.4.7-5.fc34      @fedora       635 k
 python3-simpleaudio           x86_64     1.0.4-3.fc34      @fedora       2.2 M
 unicode-ucd                   noarch     13.0.0-3.fc34     @anaconda      33 M

-

確認:

$ dnf list ibus*
:
インストール済みパッケージ
ibus.x86_64                            1.5.24-5.fc34                    @updates
ibus-anthy.x86_64                      1.5.12-7.fc34                    @updates
ibus-anthy-python.noarch               1.5.12-7.fc34                    @updates
ibus-gtk2.x86_64                       1.5.24-5.fc34                    @updates
ibus-gtk3.x86_64                       1.5.24-5.fc34                    @updates
ibus-libs.x86_64                       1.5.24-5.fc34                    @updates
ibus-setup.noarch                      1.5.24-5.fc34                    @updates

-

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11. 参考: 個人的に使わない言語のフォントを削除:

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  • 少しでもリソースを増やしました。

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インストールの確認:

Thai scalable fonts(タイ語):

$ dnf list *font* | grep @ | grep "tlwg"
$

-

Telugu fonts(テルグ文字):

$ dnf list *font* | grep @ | grep "telu"
lohit-telugu-fonts.noarch                    2.5.5-10.fc34       @anaconda

-

smc:

$ dnf list *font* | grep @ | grep "smc"
smc-meera-fonts.noarch                       7.0.3-3.fc34        @anaconda

-

Lohit Fonts(インド語):

$ dnf list *font* | grep @ | grep "lohit"
lohit-assamese-fonts.noarch                  2.91.5-11.fc34      @anaconda
lohit-bengali-fonts.noarch                   2.91.5-11.fc34      @anaconda
lohit-devanagari-fonts.noarch                2.95.5-1.fc34       @updates 
lohit-gujarati-fonts.noarch                  2.92.4-11.fc34      @anaconda
lohit-kannada-fonts.noarch                   2.5.4-10.fc34       @anaconda
lohit-odia-fonts.noarch                      2.91.2-11.fc34      @anaconda
lohit-tamil-fonts.noarch                     2.91.3-11.fc34      @anaconda
lohit-telugu-fonts.noarch                    2.5.5-10.fc34       @anaconda

-

削除:

$ sudo dnf remove lohit-telugu-fonts smc-meera-fonts lohit-assamese-fonts lohit-bengali-fonts lohit-devanagari-fonts lohit-gujarati-fonts lohit-kannada-fonts lohit-odia-fonts lohit-tamil-fonts lohit-telugu-fonts
:
削除しました:
  lohit-assamese-fonts-2.91.5-11.fc34.noarch
  lohit-bengali-fonts-2.91.5-11.fc34.noarch
  lohit-devanagari-fonts-2.95.5-1.fc34.noarch
  lohit-gujarati-fonts-2.92.4-11.fc34.noarch
  lohit-kannada-fonts-2.5.4-10.fc34.noarch
  lohit-odia-fonts-2.91.2-11.fc34.noarch
  lohit-tamil-fonts-2.91.3-11.fc34.noarch
  lohit-telugu-fonts-2.5.5-10.fc34.noarch
  smc-meera-fonts-7.0.3-3.fc34.noarch

-

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12. 使わない「自動起動のアプリ」を停止:

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  • 使っていないアプリが自動起動に登録されているので「チェックを外して停止」しました:

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メニュー →システム →コントロールセンター →「自動起動するアプリ」

- VMware User Agent (VirtualBox は未使用)
- Vboxclient (VirtualBox は未使用)
- ユーザー/フォルダの更新 (一度設定しておけば不要)
- 印刷キューのアプレット (プリンタは持っていません)
- dnfdragora-updater (システム更新の通知はいりません。手動で実施)

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「隠しフォルダを表示」にチェック:

- Bluetooth OBEX Agent (Bluetooth 機器は持っていません)
- blueberry (Bluetooth 機器は持っていません)

-

→「閉じる」

再起動

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まとめ

Fedora を使う利点は、カーネルが新しいこと、インストールするほとんどのアプリのバージョンが新しいこと、CentOS に比べ、リポジトリで苦労しないことです。

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難点はデフォルトのGNOME が重めなこと。

今回、GNOME よりも軽量な「MATE」デスクトップが使えました。 さすがに、Fedora でMATE を使う人は少ないようですが、使い勝手は良いです。 「X11」で動いているので「Wayland」で問題があるときは検討しても良さそう。

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    目次

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「投稿の先頭 へ」

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「この目次 の先頭へ」

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Fedora 34 GNOME をUSB メモリにインストール〈H130〉

登録日: 2021-08-21 更新日: 2021-08-21

Fedora 32 GNOME」をインストールしてデスクトップが立ち上がらなかったPCにて、「Fedora 34 GNOME」をUSB メモリにインストールしてみました。その備忘録です。

-

先ごろ、USB メモリにFedora 34 Server をインストールして、「OpenBox + Xfceパネル」デスクトップを適用 したところ、ほとんどの問題点が解消されていました。

もしかしたら「Fedora 34 GNOME」でもうまく行くかもと、期待を込めてインストールしてみました。

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-

使用したPC は「ASUS Chromebox CN60 」で、プロセッサは第4世代の「Intel Celeron 2955U 」です。

ファームウェア置換による「UEFI 立ち上げ」のPC です。

-

(注)リンクを戻るときはブラウザの左上の「←」をクリック

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目次

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「Fedora 34 GNOME をインストール」

「日本語入力」

「VSCode をインストール」

「まとめ へ」

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「目次詳細 へ」

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Fedora 34」のGNOME デスクトップ

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GNOME 40」にアップしたデスクトップ画面:

デスクトップの起動時は「アクティビティ」画面が表示されます:

→ドックが画面下に表示されます。アイコンは「お気に入りに追加」したアプリです。 レイアウト変更で、新鮮に感じます。

-

ちなみに、アプリを「お気に入りに追加」するとドックへの移動になり、「アクティビティ」画面のアプリ一覧から消去されます。合理的です。

ひとつのアプリを起動するにはアクティビティ画面の「ドック」は便利ですが、すぐ隠れてしまいます。 複数のアプリを起動するには面倒です。

-

拡張でパネル(の左上)に「アプリケーション」と「場所」を追加しました。

→「ドック」が隠れない設定(もしくは、拡張)が欲しいですね。

-

通常のデスクトップ画面:

→Esc キーで抜けた画面です。何もない(すべて隠れてしまう)のでシンプルです。

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個人的に重要なこと:

  • 自分のPC で「Fedora 32 および 33」のGNOME をインストールすると、画面真っ暗、もしくは描画しきれず固まりました。

→問題が多いので、GNOME のインストールはあきらめて、Xfce とOpenBox で回避していました。

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  • Fedora 34 GNOME」ではそれらの問題が解決しています。それを確認しました。

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カーネル「5.8」にて問題が出やすいデスクトップやアプリ について:

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→詳細は投稿のこちら を参照:

  • 今どきのPC なら問題ありません。個人が持っている特定の古いPC で起こっていた(過去の)問題。

→「Xubuntu 20.04.2 LTS」は間をスキップして、すぐにカーネルが「5.11」にアップしたので、間のバージョンは何か問題があったのかもしれません。

-

抜粋:

  • ハードウェアアクセレータを前提としたアプリで、オフ指定できないアプリ

「notepadqq 」、「swell-foop」、「Xscreensaver」の拡張パッケージのテーマ

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  • 「swell-foop」ゲームをホストOS にインストールしておくと、自分のPC がカーネルアップで問題となるかの「判断ツール」になります。「VSCode」でもいいけど。

-

追記: VirtualBox 上で「Xscreensaver」の基本パッケージのテーマの一部で「無応答」になることを確認

→テーマにより度合いが違います。設定画面で選ぶだけで「無応答」になる場合と、「レビュー」ボタンを押して「全画面」で表示させると、しばらくすると高負荷で応答しきれなくなる場合がありました。

-

考えてみると、VirtualBox で「Xscreensaver」を動かすのは負荷が大きいようです。 実際に「全画面」で使用して、解除ダイアログ画面で、もたつかず、すぐに解除できるかも判断のポイント。

→これらはPC の性能で左右されます。さすがのVirtualBox も万能ではないということ。 最初は新たな問題が出たのかと勘違いしました。盲点でした。

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「swell-foop」ゲームをハードウェアアクセレータが動作するかの「判断ツール」に使用:

$ cat /etc/fedora-release
Fedora release 34 (Thirty Four)

$ uname -r
5.13.10-200.fc34.x86_64

カーネルは「5.13」で最新です。

-

「swell-foop」のインストール:
$ sudo dnf update

$ sudo dnf install swell-foop
:
インストール:
 swell-foop                  x86_64      40.1-1.fc34         updates      816 k
依存関係のインストール:
 libgnome-games-support      x86_64      1.8.1-1.fc34        fedora        67 k

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インストールされたか確認:
$ swell-foop --version
Swell Foop 40.1

-

すべてのアプリを閉じてから起動:

もし固まったら、(実機の場合)Ctrl+Alt+F3 でユーザにログインして、

「sudo reboot」か「sudo shutdown -h now」

-

起動:

$ swell-foop

→予想通りに、起動できました:

→これなら、「VSCode」もうまく動きそう。

ただし、重たいGNOME で「Xscreensaver」は自分のPC ではきびしいと思っているので試しません。 Mesa のドライバー?のできしだいかな。

-

ちなみに、今回使った「ASUS Chromebox CN60」は、メモリ8GB、M.2 SSD 240GB に増設しています。 今回はUSB メモリ64GB にインストールしました。

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Fedora」について:

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公式サイト:

Fedora へようこそ

Fedora」(フェドラ)の特徴は「先進性」です。Fedora で採用された最新の技術が「CentOS」(Stream) でも試され、その後、商用LinuxRHEL(Red Hat Enterprise Linux) で使われるという開発の流れです。

  • Fedora には、サーバ向けの「Fedora Server」と、デスクトップPC 向けの「Fedora Workstation」があります。 インストーラは同じGUI ですが、いくらかの違いがありました。

Server 版は詳細な設定ができますが、グラフィカルな環境はインストールされません。インストール後の設定はコンソール操作が必要です。

Workstation 版はサーバ版のような細かな設定はなく、グラフィカルな環境がインストールされ、再起動後のセットアップでユーザ設定を行います。すぐに使える状態になります。

-


Fedora 34 の現在のバージョンを表示:

2021-08-21 現在

カーネル:

$ uname -r
5.13.10-200.fc34.x86_64

-

リリース:

$ cat /etc/fedora-release
Fedora release 34 (Thirty Four)

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1. 「Fedora」のISO イメージをダウンロード:

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1). 「Fedora 34 Workstation」のダウンロード

Download Fedora 34 Workstation

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Fedora 34: x86_64 DVD ISO

-

2). CHECKSUM ファイルでダウンロードを検証:

ダウンロードの検証 をクリックして、開いたサイトにて、

Fedora Workstation

Fedora 34 x86_64 (iso) CHECKSUM を右クリックして、「名前を付けてリンク先を保存」

-

3). Fedora のGPG キーをインポート

(ダウンロードしたPC がUbuntu の場合は、sudo apt install curl を使います)

$ sudo dnf install curl

$ curl https://getfedora.org/static/fedora.gpg | gpg --import
:
gpg: 鍵1161AE6945719A39:"Fedora (34) <fedora-34-primary@fedoraproject.org>"変更なし
gpg: 鍵49FD77499570FF31:"Fedora (33) <fedora-33-primary@fedoraproject.org>"変更なし
gpg: 鍵6C13026D12C944D0:"Fedora (32) <fedora-32-primary@fedoraproject.org>"変更なし
gpg: 鍵50CB390B3C3359C4:"Fedora (31) <fedora-31-primary@fedoraproject.org>"変更なし
gpg: 鍵7BB90722DBBDCF7C:"Fedora (iot 2019) <fedora-iot-2019@fedoraproject.org>"変更なし
gpg: 鍵21EA45AB2F86D6A1:"Fedora EPEL (8) <epel@fedoraproject.org>"変更なし
gpg: 鍵6A2FAEA2352C64E5:"Fedora EPEL (7) <epel@fedoraproject.org>"変更なし
gpg: 鍵3B49DF2A0608B895:"EPEL (6) <epel@fedoraproject.org>"変更なし
gpg: 処理数の合計: 8
gpg:              変更なし: 8

→以前の「Fedora Server」のインストールで、すでにGPG キーをインポートしたことがあり、この表示です。

-

4). CHECKSUM ファイルが有効であることを確認
  • 要はチェックするための CHECKSUM ファイルが改ざんされていないかのチェックです。
$ cd ~/Downloads/Fedora-ws/
$ ls
Fedora-Workstation-34-1.2-x86_64-CHECKSUM
Fedora-Workstation-Live-x86_64-34-1.2.iso


$ gpg --verify-files *-CHECKSUM
gpg: 2021年04月24日 04時37分01秒 JSTに施された署名
gpg:                RSA鍵8C5BA6990BDB26E19F2A1A801161AE6945719A39を使用
gpg: "Fedora (34) <fedora-34-primary@fedoraproject.org>"からの正しい署名 [不明の]   ←(注目)
gpg: *警告*: この鍵は信用できる署名で証明されていません!
gpg:          この署名が所有者のものかどうかの検証手段がありません。
主鍵フィンガープリント: 8C5B A699 0BDB 26E1 9F2A  1A80 1161 AE69 4571 9A39   ←(下記と同じか注目)

→署名はしていないので、その警告がありますが、OK です。

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以下はサイトのページをスクロールさせると表示:

現行のキーはこちら:
Fedora 34
id:
4096R/45719A39 2020-08-06

Fingerprint:
8C5B A699 0BDB 26E1 9F2A 1A80 1161 AE69 4571 9A39

→ここにある、フィンガープリントの値が同じかを確認しました。

-

5).ダウンロードのチェックサムが一致することを確認
  • 実際のISO イメージが改ざんされていないかのチェックです。

該当するファイルがOK かを確認:

$ sha256sum -c *-CHECKSUM
Fedora-Workstation-Live-x86_64-34-1.2.iso: OK
sha256sum: 警告: 書式が不適切な行が 19 行あります

→OK

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2. 「Fedora 34 GNOME」をインストール

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1). 「ライブ USB」をセットして、「Esc」キーを押したまま電源オン

  • UEFI メニューを表示」させるやり方です。PC によって使うキーは異なります。

→例えば、

  • 下記は、「フルROM」のファームウェア置換をしたChromebook で表示される画面です。通常のPC とは異なる表示です。

  • 別のPC では、一旦電源コンセントを抜き挿ししないと、新しいUEFIバイスを認識できません。一度認識できればそのまま使用可能です。こちらは、F8 を押しながらの電源オンです。色々な仕様のPC があるということです。

-

「白いうさぎ」(coreboot ロゴ)画面が表示:

→その後、Boot 立ち上げメニューが表示されました。

-

2).「Boot Menu」を選択(デバイスの選択)

→一番下に表示の「USB: GH PicoN」(USB メーカーと製品名)を選びました。

-

3). ライブ立ち上げの選択画面が表示:

→デフォルトは、2 番目の「Test this media & start Fedora-Workstation-Live 34」が選ばれていました。

  • メディアチェックをしたいのは、ライブUSB メモリではなく、インストール先となるUSB メモリなんですが…。

-

→1 番目の「Start Fedora-Workstation-Live 34」を選択して、Enter

-

-

4). 参考: ViertualBox でのライブUSB メモリの立ち上げ方

UEFI 立ち上げの設定をしており、

すでにFedora がインストール済みの仮想マシンをライブイCD メージ(iso) で立ち上げる場合:

-

(1). 仮想マシンにライブCD イメージをセット

-

(2). 仮想マシンを起動

-

(3). カーネル選択メニューが表示:

CD-ROM 優先ではないみたい。

→一番下の「UEFI Firmware Settings」を選択

-

f:id:FuRuYa7:20210818184505j:plain

→「Boot Manager」を選択

-

f:id:FuRuYa7:20210818184528j:plain

→「UEFI VBOX CD-ROM」を選択

-

(4). ライブ立ち上げの選択画面が表示:

-

5). 参考: ViertualBox でライブCD イメージの立ち上げがNG の場合:

デスクトップ表示まで立ち上がりますが、マウスカーソルは表示されても画面真っ暗とか、デスクトップが表示されてもマウスのクリックが効きませんでした。インストーラ起動できず。

-

その場合は、ライブ立ち上げの選択画面にて、3 番目の「Troubleshooting -->」を選びます。

以下の画面が表示:

→Enter

これだとうまくデスクトップ画面が表示され、マウスも操作できました。

-

6). 「Welcome to Fedora」画面が表示

大きなアイコンが横に並んでいます:

→「Try Fedora」を試しました。

-

7). 「Fedora 34」のデスクトップ画面が表示

→Activites 画面がデフォルトでした。ドックは画面下です。

レイアウトが違うからか新鮮です。

-

8). インストール先となるUSB メモリをセットして、

ドックの右にある「Fedora」アイコン (Install to Hard Drive) をクリック

-

9). 「FEDORA 34 へ ようこそ。」画面が全画面で表示

すでに日本語表示です。

-

(1). インストール時に使用する言語 を選択

「日本語 - 日本語(日本)」

→「続行」

-

(2). 「インストール概要」画面が表示

-

設定項目は、3つしかありません。

地域設定
  キーボード(K) 日本語
  時刻と日付(T) アジア/東京 タイムゾーン
システム
  インストール先(D) オレンジ色のチェックが付いています。

-

(3). キーボード を選択

「日本語」が選ばれていました。「日本語(日本)」

右にある「レイアウト設定をテストする」に「@@」を入力して確認

→画面左上の「完了」をクリック

-

(4). 時刻と日付 を選択

地域「アジア」都市「東京」ネットワーク時刻「オン」

24 時間

が選ばれていました。

→画面左上の「完了」をクリック

-

(5). インストール先 を選択

(参考: VirtualBox の場合の表示です)

-

バイスの選択

ローカルの標準ディスク

内蔵HDD:

238.47 GiB
ATA TS256 GMTS400
sda / 1.3 MiB 空き

USB メモリ:

58.43 GiB
SanDisk Extreme
sdc / 58.43 GiB 空き

-

USB メモリの「sdc」を選んでチェックをつけました。

内蔵HDDの「sda」のチェックを外しました。

-

ストレージの設定

「自動構成」→「カスタム」にチェック

→左上の「完了」

-

「手動パーティション設定」画面

「BTRFS」→「標準パーティション」に変更

「ここをクリックすると自動的に作成します」のリンクをクリック

-

New Fedora 34 Installation

データ
/home       sdc4   18.5 GiB →クリックして、「-」で削除

システム
/boot/efi   sdc1    600 MiB
/boot       sdc2    1024 MiB →クリックして、「-」で削除
/           sdc3    37.9 GiB →クリックして、「-」で削除

→容量を変更できないので一度削除

-

「+」でマウントポイント「/」を選択

→「マウントポイントの追加」をクリック

/boot/efi    sdc1    600 MiB
/            sdc2   57.85 GiB →クリックして、「ext4」を確認

右下のラベル: 「Fedora」を入力  ←(マウントしたときにわかりやすいです)

-

→画面右下の「設定を更新」をクリック

→画面左上の「完了」をクリック

「変更の概要」画面を確認

→「変更を許可する」をクリック

-

「インストール概要」画面に戻りました

→オレンジ色のチェックがないことを確認。

→右下の「インストールの開始」をクリック

-

(10). インストール処理が開始

(参考: VirtualBox で、Server の場合の表示です)

-

(11). 「完了しました!」表示

→右下の「終了」をクリック

-

(12). 「インストーラ」が終了して、デスクトップが表示

画面右上の「電源」ボタン

「Power off / Log out」→「Power off ...」→「Power off」

-

(13). ライブUSB を抜いて、Esc 押しながら電源オン

(PC により異なります)

-

(14). Boot 立ち上げメニューが表示

(PC により異なります)

-

「Boot Menu」を選択(デバイスの選択)

→一番上に表示の「Fedora」(自動的に作成されました)を選びました。

-

(15). カーネル選択メニュー:

(参考: VirtualBox で、Server の場合の表示です)

カーネルの「5.11.12-300」が選ばれています。

そのまま、Enter

-

(16). 「白いうさぎ」(coreboot ロゴ)画面の下に「Fedora」ロゴが追加されて表示:

-

-


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-

3. インストール完了後の最初の再起動

-

1). デスクトップ画面が表示され、「セットアップ」画面が開きました

FEDORA 34 へ ようこそ。」

→「セットアップ開始」をクリック

-

(1). ネットワーク

Wi-Fi の設定です。使わないので、

→右上の「スキップ」をクリック

-

(2). プライバシー

位置情報サービス: On →「Off」に変更

自動問題報告: On

→右上の「次へ」をクリック

-

(3). オンラインアカウント

→右上の「スキップ」をクリック

-

(4). ユーザー情報
フルネーム: 任意
ユーザ名: 任意

→右上の「次へ」をクリック

-

(5). パスワード
パスワード: 任意
確認: 任意

→右上の「次へ」をクリック

-

→「セットアップ完了」表示

→「Fedora を使い始める」をクリック

-

2). 「Welcome to GNOME 40」画面が表示

新しい機能の説明があるみたい。

→「No Thanks」をクリック

-

3). デスクトップ画面が表示

アクティビティ画面(Window キーを押したときの画面)がデフォルトで、画面下にドックが表示。

アクセスしている間はマウスが動かないので、少しだけ待ちました。

-

アプリ一覧を表示:

ドックの右端のアイコンをクリック

または、

Window +「A」

-

アプリを検索して起動する場合:

Window →「T」→「端末」をクリック→「GNOME端末」が起動

-

インストール直後のカーネル:
$ uname -r
5.11.12-300.fc34.x86_64


$ cat /etc/fedora-release
Fedora release 34 (Thirty Four)

-

4). システム更新

$ sudo dnf update
:
y/N   ←(「y」Enter)

Fedora ではデフォルトが「N」です。「y」を入力しないと中止になります。

→最初のシステム更新は、とっても時間がかかりました。

-

参考: インストールでの注意点は、インストール先に高速なUSB メモリを使うこと。

はじめは仮のつもりだったので、低速なUSB メモリを使いました。インストールはできましたが、GNOME の操作がぎくしゃく、最初のシステム更新がいつまで経っても終わりませんでした。

高速なUSB メモリでインストールし直しました。

-

参考: ひとつの目安: やり直しに使った高速なUSB メモリの場合:

→インストール開始からセットアップを終えるまで「45分」。それ以上になるようだと支障があるかも。

-

5). 再起動

-

6). 再起動後の確認:

$ cat /etc/fedora-release
Fedora release 34 (Thirty Four)

$ cat /etc/os-release
NAME=Fedora
VERSION="34 (Workstation Edition)"
ID=fedora
VERSION_ID=34
VERSION_CODENAME=""
PLATFORM_ID="platform:f34"
PRETTY_NAME="Fedora 34 (Workstation Edition)"
ANSI_COLOR="0;38;2;60;110;180"
LOGO=fedora-logo-icon
CPE_NAME="cpe:/o:fedoraproject:fedora:34"
HOME_URL="https://fedoraproject.org/"
DOCUMENTATION_URL="https://docs.fedoraproject.org/en-US/fedora/34/system-administrators-guide/"
SUPPORT_URL="https://fedoraproject.org/wiki/Communicating_and_getting_help"
BUG_REPORT_URL="https://bugzilla.redhat.com/"
REDHAT_BUGZILLA_PRODUCT="Fedora"
REDHAT_BUGZILLA_PRODUCT_VERSION=34
REDHAT_SUPPORT_PRODUCT="Fedora"
REDHAT_SUPPORT_PRODUCT_VERSION=34
PRIVACY_POLICY_URL="https://fedoraproject.org/wiki/Legal:PrivacyPolicy"
VARIANT="Workstation Edition"
VARIANT_ID=workstation

$ uname -r
5.13.9-200.fc34.x86_64

カーネルがアップ

$ sudo ls
[sudo] ubn のパスワード:
ダウンロード  デスクトップ  ビデオ  画像
テンプレート  ドキュメント  音楽    公開

$ ls -a
.              .bash_logout   .cache   .mozilla      デスクトップ  音楽
..             .bash_profile  .config  ダウンロード  ドキュメント  画像
.bash_history  .bashrc        .local   テンプレート  ビデオ        公開

$ id
uid=1000(ubn) gid=1000(ubn) groups=1000(ubn),10(wheel) context=unconfined_u:unconfined_r:unconfined_t:s0-s0:c0.c1023

→sudo も使えました。日本語のホームフォルダが作成されていました。 id 表示で、見かけない文字列があるのは「Fedora 固有」の設定です。

-

参考:

RHEL 制限のあるユーザーおよび制限のないユーザー

-


7). ホスト名の変更:

  • プロンプトのホスト名が「fedora」です

Workstation 版のインストールでは、コンピュータ名の設定を聞いてきません。 デフォルトの「fedora」になっていました。

-

プロンプト表示:
[ubn@fedora ~]$ 

→[ユーザ名@コンピュータ名 カレントディレクトリ]$

-

ホスト名を表示:
$ uname -n
fedora

$ hostname
fedora

$ hostnamectl 
   Static hostname: n/a
Transient hostname: fedora
         Icon name: computer-desktop
           Chassis: desktop
        Machine ID: fed052f51228416b970e465648a6ddd6
           Boot ID: 5c85bcdf0e2d40cbbf6db220b8cd0e69
  Operating System: Fedora 34 (Workstation Edition) 
       CPE OS Name: cpe:/o:fedoraproject:fedora:34
            Kernel: Linux 5.13.9-200.fc34.x86_64
      Architecture: x86-64
   Hardware Vendor: GOOGLE
    Hardware Model: Panther

-

ホスト名を変更:
$ sudo hostnamectl set-hostname ubn-box

→ここでは「ubn-box」に設定。あまり長くするとプロンプトが見づらくなります。

-

再起動

-

プロンプト表示:

[ubn@ubn-box ~]$

-

ホスト名を表示:
$ uname -n
ubn-box

$ hostname
ubn-box

$ hostnamectl 
 Static hostname: ubn-box
       Icon name: computer-desktop
         Chassis: desktop
      Machine ID: fed052f51228416b970e465648a6ddd6
         Boot ID: 63b25adbcc194cd1aa715f8a93e8786b
Operating System: Fedora 34 (Workstation Edition) 
     CPE OS Name: cpe:/o:fedoraproject:fedora:34
          Kernel: Linux 5.13.9-200.fc34.x86_64
    Architecture: x86-64
 Hardware Vendor: GOOGLE
  Hardware Model: Panther

→Static hostname に設定されました。

-

8). ロケールの確認:

$ locale
LANG=ja_JP.UTF-8
LC_CTYPE="ja_JP.UTF-8"
LC_NUMERIC="ja_JP.UTF-8"
LC_TIME="ja_JP.UTF-8"
LC_COLLATE="ja_JP.UTF-8"
LC_MONETARY="ja_JP.UTF-8"
LC_MESSAGES="ja_JP.UTF-8"
LC_PAPER="ja_JP.UTF-8"
LC_NAME="ja_JP.UTF-8"
LC_ADDRESS="ja_JP.UTF-8"
LC_TELEPHONE="ja_JP.UTF-8"
LC_MEASUREMENT="ja_JP.UTF-8"
LC_IDENTIFICATION="ja_JP.UTF-8"
LC_ALL=

Fedora では「LANGUAGE=」の項目は表示されません。

-

9). 現在のカーネル:

$ uname -r
5.13.9-200.fc34.x86_64

→「fc34」は「Fedora 34」を示します。

-


10). 立ち上げ時のカーネル選択メニューの保持数を増やしました:

Fedora の場合のカーネル更新は新しすぎてリスキーです。そのせいでカーネルの更新が多いですし、そのため、立ち上げ時にカーネル選択メニューが表示されます。

デフォルトの設定では、 3回の更新で一番古いカーネルは削除されます。これだと安定動作していたカーネルが削除され、不安定なカーネルだけになる可能性があります。

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設定ファイルの編集:
$ sudo nano /etc/dnf/dnf.conf

下記の行を修正:

installonly_limit=3

↓ 数字を増やします:

installonly_limit=10

Ctrl+O 保存、 Ctrl+X 閉じる

-

確認:
$ cat /etc/dnf/dnf.conf
[main]
gpgcheck=1
installonly_limit=10            ←(注目)
clean_requirements_on_remove=True
best=False
skip_if_unavailable=True

→保存される数は、これだけあれば大丈夫かな。 多すぎるとメニューの見やすさと、ディスク容量に影響。

-

再起動:
$ sudo reboot

-

カーネル選択メニューの画面

f:id:FuRuYa7:20210730150513j:plain

→メニュー項目が増えました。

カーネルの更新があるたびに、メニュー項目が増えていきます。

-

現在のカーネル選択メニュー:

2021-08-06 現在:

→インストール後、1周間ほどでこれぐらいに増えました。

デフォルトの 3 のままだったら、(安定していたであろう)インストール時のカーネルバージョンは消えてます。動くであろうカーネルを温存するのは大切だと思います。

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11). 参考: カーネル選択メニューの項目が増えすぎた場合の対処

Fedora でのカーネルの扱い方の参考に:

Fedora 32 Cinnamon を実機で動かした場合のカーネル奮闘記 が 参考になるかも。

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まぁ、気にしなければそのままでもいいし、10 を5 くらいに設定し直してもいいと思います。 次回のカーネル更新できれいに掃除されます。

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4. タイムゾーンの設定を確認:

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タイムゾーン日本標準時に設定されているかを確認:

$ date
2021年  8月 16日 月曜日 17:51:33 JST

→時刻は日本時間(JST) でタイムゾーンが設定されています。日本語で表示。

-

リンクのされ方を確認:
$ ls -l /etc/localtime
lrwxrwxrwx. 1 root root 32  7□ 29 05:22 /etc/localtime -> ../usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo

-

参考: 仮想コンソール画面に切り替えて確認:

Ctrl+Alt+F1:     GUI ログイン画面に割り当て
Ctrl+Alt+F2:     GUI デスクトップ画面に割り当て
Ctrl+Alt+F3 ~ F6:  コンソール画面

Fedora GNOME だと、F1 とF2 は予約されていました。

-

Ctrl+Alt+F3 にて、仮想コンソール画面で操作:
$ date
Mon Aug 16 05:55:30 PM JST 2021

$ locale
LANG=en_US.UTF-8
LC_CTYPE="en_US.UTF-8"
LC_NUMERIC="en_US.UTF-8"
LC_TIME="en_US.UTF-8"
LC_COLLATE="en_US.UTF-8"
LC_MONETARY="en_US.UTF-8"
LC_MESSAGES="en_US.UTF-8"
LC_PAPER="en_US.UTF-8"
LC_NAME="en_US.UTF-8"
LC_ADDRESS="en_US.UTF-8"
LC_TELEPHONE="en_US.UTF-8"
LC_MEASUREMENT="en_US.UTF-8"
LC_IDENTIFICATION="en_US.UTF-8"
LC_ALL=

→英語です。

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5. Fedora リポジトリの最適化:

-

リポジトリの最適化:

$ sudo gedit /etc/dnf/dnf.conf

↓ 最後に下記の行を追加:

fastestmirror=True

-

確認:

$ cat gedit /etc/dnf/dnf.conf

[main]
gpgcheck=1
installonly_limit=10
clean_requirements_on_remove=True
best=False
skip_if_unavailable=True
fastestmirror=True

-

反映:
$ sudo dnf update

→普段と変わらないメッセージでした。速いミラーに設定されたのかよくわかりません。

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反映させるには、下記のキャッシュの更新の方が良かったかも:

$ sudo dnf check-update

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6. 「Fedora 34 GNOME」のアプリ

-

Fedora 34 GNOME」の標準のアプリ

-

確認:
$ dnf list gnome-terminal nautilus gedit firefox
:
インストール済みパッケージ
firefox.x86_64                          90.0.2-2.fc34                   @updates
gedit.x86_64                            2:40.1-1.fc34                   @updates
gnome-terminal.x86_64                   3.40.2-1.fc34                   @updates
nautilus.x86_64                         40.2-1.fc34                     @updates

-

インストール済みのパッケージグループ
$ dnf group list
:
インストール済みの環境グループ:
   Fedora Workstation
インストール済みのグループ:
   Container Management
   LibreOffice

-

LibreOffice のインストール詳細:
$ dnf list libreoffice* | grep @
libreoffice-calc.x86_64                             1:7.1.5.2-5.fc34    @updates
libreoffice-core.x86_64                             1:7.1.5.2-5.fc34    @updates
libreoffice-data.noarch                             1:7.1.5.2-5.fc34    @updates
libreoffice-emailmerge.x86_64                       1:7.1.5.2-5.fc34    @updates
libreoffice-filters.x86_64                          1:7.1.5.2-5.fc34    @updates
libreoffice-graphicfilter.x86_64                    1:7.1.5.2-5.fc34    @updates
libreoffice-gtk3.x86_64                             1:7.1.5.2-5.fc34    @updates
libreoffice-help-en.x86_64                          1:7.1.5.2-5.fc34    @updates
libreoffice-help-ja.x86_64                          1:7.1.5.2-5.fc34    @updates
libreoffice-impress.x86_64                          1:7.1.5.2-5.fc34    @updates
libreoffice-langpack-en.x86_64                      1:7.1.5.2-5.fc34    @updates
libreoffice-langpack-ja.x86_64                      1:7.1.5.2-5.fc34    @updates
libreoffice-ogltrans.x86_64                         1:7.1.5.2-5.fc34    @updates
libreoffice-opensymbol-fonts.noarch                 1:7.1.5.2-5.fc34    @updates
libreoffice-pdfimport.x86_64                        1:7.1.5.2-5.fc34    @updates
libreoffice-pyuno.x86_64                            1:7.1.5.2-5.fc34    @updates
libreoffice-ure.x86_64                              1:7.1.5.2-5.fc34    @updates
libreoffice-ure-common.noarch                       1:7.1.5.2-5.fc34    @updates
libreoffice-writer.x86_64                           1:7.1.5.2-5.fc34    @updates
libreoffice-x11.x86_64                              1:7.1.5.2-5.fc34    @updates
libreoffice-xsltfilter.x86_64                       1:7.1.5.2-5.fc34    @updates

-

-


ウィンドウの動作:

  • アクティビティからアプリを起動して行くと、アプリのウィンドウが画面の中央を境にして吸着しました。ドックからだとこうはならないみたい。

-

アプリのウィンドウのタイリングも定義されていました:
Window+「←」: ウィンドウを左半分として吸着
Window+「→」: ウィンドウを右半分として吸着
Window+「↑」: ウィンドウを最大化
Window+「↓」: ウィンドウを元の状態に戻す

-

-


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-

7. 日本語入力

-

1). 日本語入力は「ibus-anthy」がインストール済みでした:

$ dnf list ibus* | grep @
ibus.x86_64                           1.5.24-5.fc34         @updates 
ibus-anthy.x86_64                     1.5.12-7.fc34         @updates 
ibus-anthy-python.noarch              1.5.12-7.fc34         @updates 
ibus-gtk3.x86_64                      1.5.24-5.fc34         @updates 
ibus-hangul.x86_64                    1.5.4-5.fc34          @anaconda ←(不要)
ibus-libpinyin.x86_64                 1.12.0-3.fc34         @anaconda ←(不要)
ibus-libs.x86_64                      1.5.24-5.fc34         @updates 
ibus-libzhuyin.x86_64                 1.10.0-2.fc34         @anaconda ←(不要)
ibus-m17n.x86_64                      1.4.6-1.fc34          @updates 
ibus-setup.noarch                     1.5.24-5.fc34         @updates 

→「ibus-kkc」から変更されています。

-

2). 「ibus-anthy」について

  • デフォルトの入力メソッドを切り替えるキーは「Window+スペース」です。

→使いづらいのでキーの割り当てを変更しました。

-

3). 入力メソッドの切り替えのキー設定を変更:

  • 「半角/全角」にて、入力メソッド オン/オフ

-

Window →設定 →Keyboard →Input Source Switching

表示:

Keyboard Shortcut       Super+Space

→変更は下記の別の項目で行います。

-

Window →設定 →Keyboard →キーボードショートカット →Customize Shortcuts

→タイピング

次の入力ソースへ切り替える     Super+Space

Enter で選んで、「ショートカットを設定」画面→「半角/全角」キー→「Zenkaku_Hankaku」→設定

次の入力ソースへ切り替える     Zenkaku_Hankaku

-

GNOME は入力メソッドの切り替え毎に、画面中央にダイアログが表示され、2秒くらい遅れます

→ダイアログの表示だけをオフにはできないみたい。

-

ちなみに、GNOME は複数の言語を使う国に対応するためか、 入力メソッドのオン/オフと、言語(日本語)入力のオン/オフを明確に分けています。

-

タイムラグの回避策は、立ち上げの時に入力メソッドをオンにして、ibus-anthy のままで使うこと

でも、テキストエディタを使うときは入力メソッドをオンに、端末を使うときは入力メソッドをオフにしたいので、これはストレス。

-

→表示されてもすごく小さいサイズにできれば、タイムラグも小さくできそうだけど…。

ちなみに、「MATE デスクトップ」で「ibus-anthy」を使ってもタイムラグは発生しません。 リアルタイムに切り替わりストレスがありません。ダイアログが表示されないからかな。 だから「ibus-anthy」が悪いわけではありません。

-

4). 日本語オンとオフのキーを別々に割り当て:

  • 「ひらがな」にて日本語オン(日本語入力)

  • 「無変換」にて日本語オフ(英文字入力)

-

Window →設定 →Keyboard →入力ソース →「日本語(Anthy)」の右の「縦3点」→Preferences →「IBus-Anthy の設定」画面

「キー割り当て」タブ→

-

「半角英数」キーの割り当て:

latin_mode [] を選んで、「編集」

キーコード右の「…」→「無変換」キー→「Muhenkan」→「追加」→「OK」

latin_mode       [Muhenkan]

-

「ひらがな」キーの割り当て

hiragana_mode [] を選んで、「編集」

キーコード右の「…」→「ひらがな」キー→「Hiragana_Katakana」→「追加」→「OK」

hiragana_mode  [Hiragana_Katakana] 

→「閉じる」

-

5). 「ibus-anthy」の日本語変換の学習履歴について

  • Anthy 辞書管理」として「kasumi」をインストールして辞書登録するよりも、自分で育てる方が簡単。

  • 最初の候補は残念ながら的外れですが、「ibus-anthy」に以前はなかった学習機能が付きました。

→同じ言葉でも助詞を変えて、いろいろな表現のしかたをくりかえし変換することで、使っている人の「よく使う候補」が表示されるようになってきます。これなら使えそう。

-

(1). 学習履歴のファイル:
$ less ~/.config/anthy/last-record2_default.utf8

→後ろに行くほど最新の登録で、日本語変換のたびに、リアルタイムに追加されていきます。

「ADD "PREDICTION"」(予測)と「ADD "CAND_HISTORY"」(履歴)がペアみたい。

→変換時に誤変換したらそれを修正して変換するやり方を続けていくと、修正した履歴も残り、精度が上がっていきます。

ADD "PREDICTION" S"つかっている" N1629080411 S"使っている"
ADD "CAND_HISTORY" S"つかっている" S"使っている"
ADD "PREDICTION" S"ひと" N1629080412 S"人"
ADD "CAND_HISTORY" S"ひと" S"人" S"人"
ADD "PREDICTION" S"そだてて" N1629080427 S"育てて"
ADD "CAND_HISTORY" S"そだてて" S"育てて"

→その後、「使っている人、育てて」一発で変換

履歴がある程度蓄積されると、これを元に下記の正式な形式のユーザ辞書が自動で作られました。

-

(2). 上記からユーザ辞書となるファイルが自動作成されます:
$ gedit ~/.config/anthy/last-record1_default.utf8

抜粋:

--- UNKNOWN_WORD
+えでぃた "エディタ" 
+てきすと "テキスト" 
+しすてむ "システム" 
--- SUFFIX_HISTORY
+ご "後" 
+てん "点" 
--- INDEPPAIR  ←(修正した履歴)
+機動 "起動" 
+矢印 "→" 
+昨日 "機能" 
+報国 "報告" 
+会誌 "開始" 
+恩 "オン" 
--- OCHAIRE
+ほーむふぉるだが 2 3 "ホーム" 5 "フォルダが" 
+ひらきました。 2 6 "開きました" 1 "。" 
+ちいきせってい 2 3 "地域" 4 "設定" 
+どっくにある 2 4 "ドックに" 2 "ある" 
+がめんした 2 3 "画面" 2 "した" 
+かんりょうご 2 5 "完了" 1 "後" 
--- CAND_HISTORY
+いんすとーる "インストール" "インストール" "インストール" "インストール" "インストール" "インストール" "インストール" "インストール" 
+ちゅういてんは "注意点は" 
+さくせい "作成" "作成" 
+ほーむ "ホーム" 
+にほんごの "日本語の" 
+きどう "起動" "起動" "起動" "起動" "起動" "機動"   ←(最後の"機動"を削除しました)
+たんまつ "端末" 
+やじるし "→" "→" "→" "→" "→" "→" "→" "→" 
+つかいやすく "使いやすく" "使いやすく" 
--- PREDICTION
+さきに 1629102594 "先に" 
+いんすとーる 1629102593 "インストール" 
+ちゅういてんは 1629102588 "注意点は" 
+さくせい 1629102506 "作成" 
+れいあうと 1629097742 "レイアウト" 
+でふぉると 1629097725 "デフォルト" 
+ためしてみました 1629097546 "試してみました" 
+らいぶ 1629097165 "ライブ" 
+たちあげ 1629097155 "立ち上げ" 

→「ibus-kkc」の辞書(つまり、ibus-skk の辞書)の形式と同じ。

-

この辞書を時々確認して、余計な行や部分を削除。このファイルを保存して使い回せば、役に立ちそう。

-

(3). ちなみに、辞書関連のファイル
$ ls -1 ~/.config/anthy/

imported_words_default.d
imported_words_ibus__emoji    ←(リンク-> /usr/share/ibus-anthy/dicts/emoji.t)
imported_words_ibus__era      ←(リンク-> /usr/share/ibus-anthy/dicts/era.t)
imported_words_ibus__oldchar  ←(リンク-> /usr/share/ibus-anthy/dicts/oldchar.t)
imported_words_ibus__zipcode  ←(リンク-> /usr/share/ibus-anthy/dicts/zipcode.t)
last-record1_default.utf8
last-record2_default.utf8
lock-file_default

-

$ ls -1 ~/.config/anthy/imported_words_default.d/
ibus__symbol                ←(リンク-> /usr/share/ibus-anthy/dicts/symbol.t)

→ほとんどが「.t」付きの辞書へのリンクです。

-

6). 辞書の使い方

-

その都度、使う辞書を選びます:

パネルの「あ」を左クリック→「辞書モード(般)」→「郵便番号変換」にて、「辞書モード(〒)」に変化

-

使用例:

「060ー0000」「スペース」→「北海道札幌市中央区

-

解除:

パネルの「あ」を左クリック→「辞書モード(〒)」→「一般」→「辞書モード(般)」に変化

-

-


--- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - ----- ----- -

-

8. パネルの外観の設定:

-

-「gnome-tweaks」をインストールしました。

-

1). 「gnome-tweaks」のインストール:

$ sudo dnf install gnome-tweaks
:
インストール:
 gnome-tweaks                        noarch    40.0-2.fc34     fedora     316 k
依存関係のインストール:
 gnome-shell-extension-user-theme    noarch    40.3-1.fc34     updates     14 k

-

2). 再起動

→再起動しないと起動できません。

-

3). 「Tweaks」の起動

Windows キー →「アプリケーション」アイコン→「ユーティリティ」→「Tweaks」

-

最初の起動時に警告が表示しました:

拡張機能の管理はブラウザで行うように移行したみたい。

-

4). ウィンドウのタイトルバーの設定変更:

「ウィンドウタイトルバー」タブ

タイトルバーボタン

最大化: off →「on」に変更

最小化: off →「on」に変更

-

5). パネルの時計の設定変更:

「トップバー」タブ

時計

曜日: off →「on」に変更

日付: 「on」

秒: off

-

6). ウィンドウのテーマの設定変更:

「外観」タブ

テーマ

アプリケーション: Adwaita(デフォルト)→「Adwaita-dark」に変更

カーソル: Adwaita(デフォルト)

アイコン: Adwaita(デフォルト)

-

-

7). GNOME Shell

→「!」表示

-

8). デスクトップの背景の設定:

  • 「設定」の「背景」と連動

背景

画像: f34-02-night.png  ←(/usr/share/backgrounds/f34/default/)

調整: Zoom

-

9). ロック画面の背景の設定:

ロック画面

画像: adwaita-night.png  ←(/usr/share/backgrounds/gnome/)

調整: Zoom

-

→「パネル」にアプリのランチャーを登録できる項目はありません。

GNOME Shell の「拡張」を入れるしかないみたい。

-

-


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-

9. パネルからアプリを起動できるように設定:

-

パネルを右クリックしても何も起こらないので、GNOME Shell の「拡張機能」をインストール。

  • Web ブラウザで「https://extensions.gnome.org」にアクセスして、GNOME Shell の拡張機能のダウンロードと有効化、および、無効化ができます。

  • 以前は、「Tweaks」からもGNOME Shell の拡張機能の管理ができましたが、ブラウザでの管理に統一されたみたい。

-

参考:

GNOME Shellのカスタマイズに必須!拡張機能をインストールする方法

-


1). ブラウザから「拡張機能」をインストールできるように設定:

-

(1). GNOME Shell とWeb ブラウザの橋渡しとなるプログラムをインストール
$ sudo dnf install chrome-gnome-shell
:
パッケージ chrome-gnome-shell-10.1-12.fc34.x86_64 は既にインストールされています。

確認:

$ dnf list chrome-gnome-shell
:
インストール済みパッケージ
chrome-gnome-shell.x86_64                 10.1-12.fc34       @anaconda

→インストール済みでした。

-

(2). Webブラウザで「https://extensions.gnome.org」にアクセス

→「ここをクリックしてブラウザー拡張機能をインストールしてください」のリンクをクリック

-

→「インストールを続行」

-

→「追加」

-

→「OK」

-

(4). ツールバーに「GNOME」(足跡)アイコンが追加されました

→アドレスバーの右に表示。わかりづらいですね。

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2). 拡張機能のインストール

-

(1). ブラウザのツールバーの「GNOME」(足跡)アイコンクリック

→ブラウザにて、別のタブで「https://extensions.gnome.org」が開きました。

-

(2). 拡張機能のインストール

人気順に拡張機能は表示

-

「All versions」→「Current version」に切り替え

→利用中のGNOMEバージョンで動作が確認された拡張機能だけが表示

-


3). 使用例:

-

(1). 「Applications Menu」をインストール:

「Applications Menu」をクリック

右上の緑色の「↑」アイコン(この拡張機能をアップグレード)をクリック

拡張機能をインストール」表示:

→「インストール」

-

パネルの左に「アプリケーション」が追加されました:

→クリックで、以前の形式の「アプリケーション」メニューが表示されます。

  • カテゴリの「お気に入り」は、ドックの内容と並びが同じです。

-

(2). 「Places status Indicator」をインストール:

「Places status Indicator」をクリック

右上の緑色の「↑」アイコン(この拡張機能をアップグレード)をクリック

拡張機能をインストール」表示

→「インストール」

-

パネルの左に「場所」(Places) が追加されました:

「場所」 :

→クリックですぐに「ホーム」フォルダ等が開けます。

-

(3). パネルの左に追加されました:

-

-


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-

10. 個人的によく使うアプリをインストール:

-


1). ファイアウォールの確認:

------------------------------------------------------------------

-

インストールの確認:
$ dnf list firewall*
:
インストール済みパッケージ
firewalld.noarch                           0.9.4-1.fc34                 @updates
firewalld-filesystem.noarch                0.9.4-1.fc34                 @updates
利用可能なパッケージ
firewall-applet.noarch                     0.9.4-1.fc34                 updates 
firewall-config.noarch                     0.9.4-1.fc34                 updates 

インストールされていました。

-

動いているかの確認:
$ systemctl status firewalld
● firewalld.service - firewalld - dynamic firewall daemon
     Loaded: loaded (/usr/lib/systemd/system/firewalld.service; enabled; vendor>
     Active: active (running) since Tue 2021-08-17 10:46:49 JST; 2h 46min ago
       Docs: man:firewalld(1)
   Main PID: 614 (firewalld)
      Tasks: 2 (limit: 9334)
     Memory: 43.5M
        CPU: 1.353s
     CGroup: /system.slice/firewalld.service
             └─614 /usr/bin/python3 -s /usr/sbin/firewalld --nofork --nopid

 8月 17 10:46:46 ubn-box systemd[1]: Starting firewalld - dynamic firewall daem>
 8月 17 10:46:49 ubn-box systemd[1]: Started firewalld - dynamic firewall daemo>

「q」で表示終了

-

設定を確認したり変更したいとき:

「firewalld」はありますが、アプリがないので確認はできません。

確認するには、「firewall-config」のインストールが必要です。

-

firewall-config」のインストール:
$ sudo dnf install firewall-config
:
インストール:
 firewall-config        noarch        0.9.4-1.fc34         updates         84 k

-

アプリを起動:

Windows キー →「アプリケーション」アイコン →「ファイアウォール」→パスワード入力

→「firewalld の設定」画面表示:

→複雑?なので、使い方を検索してからが無難。

-

-


2). 「pluma」をインストール:

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-

テキストエディタが 2つあると、使い分けができて便利です。 「pluma」はMATE デスクトップで使われているテキストエディタです。 機能的にはgedit と同じです。

-

インストール:
$ sudo dnf install pluma
:
インストール:
 pluma                   x86_64       1.24.2-1.fc34         fedora        622 k
依存関係のインストール:
 caja-schemas            x86_64       1.24.1-1.fc34         fedora        2.2 M
 gtksourceview3          x86_64       3.24.11-5.fc34        fedora        593 k
 mate-desktop-libs       x86_64       1.24.1-6.fc34         updates       637 k
 pluma-data              noarch       1.24.2-1.fc34         fedora        2.2 M

-

確認:
$ pluma --version
pluma - Version 1.24.2

-

アプリを起動:

Windows キー →「アプリケーション」アイコン →「pluma」

-

-


3). 「audacious」をインストール:

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-

確認:
$ dnf list | grep pulseaudio | grep @
pipewire-pulseaudio.x86_64                                0.3.33-3.fc34                   @updates
pulseaudio-libs.x86_64                                        14.2-3.fc34                      @anaconda
pulseaudio-libs-glib2.x86_64                               14.2-3.fc34                      @anaconda

→「pulseaudio」の代わりに「pipewire-pulseaudio」が使われています。

-

インストール:
$ sudo dnf install audacious
:
インストール:
 audacious              x86_64      4.1-2.fc34               fedora       265 k
依存関係のインストール:
 SDL                    x86_64      1.2.15-46.fc34           fedora       201 k
 ampache_browser        x86_64      1.0.3-2.fc34             fedora       179 k
 audacious-libs         x86_64      4.1-2.fc34               fedora       383 k
 audacious-plugins      x86_64      4.1-1.fc34               fedora       1.5 M
 gnome-icon-theme       noarch      3.12.0-15.fc34           fedora       9.6 M
 gtk2                   x86_64      2.24.33-4.fc34           fedora       3.5 M
 ibus-gtk2              x86_64      1.5.24-5.fc34            updates       27 k
 libbs2b                x86_64      3.1.0-26.fc34            fedora        28 k
 libcddb                x86_64      1.3.2-34.fc34            fedora        74 k
 libmodplug             x86_64      1:0.8.9.0-12.fc34        fedora       173 k
 libopenmpt             x86_64      0.5.8-1.fc34             updates      569 k
 libusb                 x86_64      1:0.1.7-3.fc34           fedora        30 k
 lirc-libs              x86_64      0.10.0-29.fc34           fedora       130 k
 openal-soft            x86_64      1.19.1-12.fc34           fedora       544 k
 qt5-qtmultimedia       x86_64      5.15.2-3.fc34            fedora       799 k
弱い依存関係のインストール:
 libcanberra-gtk2       x86_64      0.30-24.fc34             fedora        26 k

-

バージョンの確認:
$ audacious --version
Audacious 4.1 (Fedora package)

→バージョンは最新です。

-

アプリを起動:

Windows キー →「アプリケーション」アイコン →「audacious」→「Audacious」画面

-

曲の登録:

ファイル →フォルダを追加 →ホームの「音楽」を選んで →「追加」

→再生できました。

アプリのインストール中に再生させると、やっぱり途切れます。

-

-


4). 「kolourpaint」をインストール:

------------------------------------------------------------------

-

インストール:
$ sudo dnf install kolourpaint
:
インストール:
 kolourpaint             x86_64   21.04.1-1.fc34                updates   5.7 M
依存関係のインストール:
 breeze-icon-theme       noarch   5.83.0-1.fc34                 updates   3.8 M
 dbusmenu-qt5            x86_64   0.9.3-0.26.20160218.fc34      fedora     81 k
 docbook-dtds            noarch   1.0-77.fc34                   fedora    280 k
 docbook-style-xsl       noarch   1.79.2-14.fc34                fedora    1.2 M
 kde-filesystem          x86_64   4-65.fc34                     fedora     44 k
 kde-settings            noarch   34.7-2.fc34                   updates    33 k
 kf5-filesystem          x86_64   5.83.0-1.fc34                 updates    12 k
 kf5-karchive            x86_64   5.83.0-1.fc34                 updates   105 k
 kf5-kauth               x86_64   5.83.0-1.fc34                 updates   126 k
 kf5-kbookmarks          x86_64   5.83.0-1.fc34                 updates   163 k
 kf5-kcodecs             x86_64   5.83.0-1.fc34                 updates   173 k
 kf5-kcompletion         x86_64   5.83.0-1.fc34                 updates   133 k
 kf5-kconfig-core        x86_64   5.83.0-1.fc34                 updates   309 k
 kf5-kconfig-gui         x86_64   5.83.0-1.fc34                 updates    50 k
 kf5-kconfigwidgets      x86_64   5.83.0-1.fc34                 updates   426 k
 kf5-kcoreaddons         x86_64   5.83.0-1.fc34                 updates   424 k
 kf5-kcrash              x86_64   5.83.0-1.fc34                 updates    37 k
 kf5-kdbusaddons         x86_64   5.83.0-1.fc34                 updates    75 k
 kf5-kdoctools           x86_64   5.83.0-2.fc34                 updates   625 k
 kf5-kglobalaccel        x86_64   5.83.0-1.fc34                 updates    63 k
 kf5-kglobalaccel-libs   x86_64   5.83.0-1.fc34                 updates   100 k
 kf5-kguiaddons          x86_64   5.83.0-1.fc34                 updates    88 k
 kf5-ki18n               x86_64   5.83.0-1.fc34                 updates   1.3 M
 kf5-kiconthemes         x86_64   5.83.0-1.fc34                 updates   176 k
 kf5-kinit               x86_64   5.83.0-1.fc34                 updates   178 k
 kf5-kio-core            x86_64   5.83.0-2.fc34                 updates   582 k
 kf5-kio-core-libs       x86_64   5.83.0-2.fc34                 updates   460 k
 kf5-kio-doc             noarch   5.83.0-2.fc34                 updates   2.4 M
 kf5-kio-file-widgets    x86_64   5.83.0-2.fc34                 updates   298 k
 kf5-kio-gui             x86_64   5.83.0-2.fc34                 updates    84 k
 kf5-kio-ntlm            x86_64   5.83.0-2.fc34                 updates    22 k
 kf5-kio-widgets         x86_64   5.83.0-2.fc34                 updates   248 k
 kf5-kio-widgets-libs    x86_64   5.83.0-2.fc34                 updates   411 k
 kf5-kitemviews          x86_64   5.83.0-1.fc34                 updates   127 k
 kf5-kjobwidgets         x86_64   5.83.0-1.fc34                 updates   125 k
 kf5-knotifications      x86_64   5.83.0-1.fc34                 updates   153 k
 kf5-kservice            x86_64   5.83.0-1.fc34                 updates   344 k
 kf5-ktextwidgets        x86_64   5.83.0-1.fc34                 updates   322 k
 kf5-kwallet             x86_64   5.83.0-1.fc34                 updates   325 k
 kf5-kwallet-libs        x86_64   5.83.0-1.fc34                 updates    94 k
 kf5-kwidgetsaddons      x86_64   5.83.0-1.fc34                 updates   1.6 M
 kf5-kwindowsystem       x86_64   5.83.0-1.fc34                 updates   188 k
 kf5-kxmlgui             x86_64   5.83.0-1.fc34                 updates   671 k
 kf5-libksane            x86_64   21.04.1-1.fc34                updates   197 k
 kf5-solid               x86_64   5.83.0-1.fc34                 updates   393 k
 kf5-sonnet-core         x86_64   5.83.0-1.fc34                 updates   166 k
 kf5-sonnet-ui           x86_64   5.83.0-1.fc34                 updates   163 k
 kolourpaint-libs        x86_64   21.04.1-1.fc34                updates    31 k
 polkit-qt5-1            x86_64   0.113.0-6.fc34                fedora     84 k
 qt5-qtspeech            x86_64   5.15.2-3.fc34                 fedora     44 k
 qt5-qtsvg               x86_64   5.15.2-4.fc34                 fedora    186 k
 sgml-common             noarch   0.6.3-56.fc34                 fedora     54 k
弱い依存関係のインストール:
 qt5-qtspeech-speechd    x86_64   5.15.2-3.fc34                 fedora     24 k

→インストールされるパッケージが多いのが難点ですが、使いやすいのでインストール。

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バージョンの確認:
$ kolourpaint --version
kolourpaint 21.04.1

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アプリを起動:

Windows キー →「アプリケーション」アイコン →「Kolourpaint」→「Kolourpaint」画面

もしくは、

画像ファイルを右クリック→「別のアプリケーションで開く」→「Kolourpaint」→「選択」→「Kolourpaint」画面

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11. 「VSCode」をインストール:

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Microsoft によるオープンソースの公式ビルドで、プロプライエタリEULA の下でライセンスされています。 Chromium のブラウザ技術を応用した「Electron」ベースで開発されています。

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公式ビルドのインストール手順:

Visual Studio Code on Linux

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参考:

〈H88〉Visual Studio Code のインストール

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Fedora の公式リポジトリにはないみたい:

公式なやり方でインストールしました:

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公式リポジトリを追加してインストール:

このやり方なら、問題があっても回避策がわかっているので安心。

難点はリポジトリを登録するので更新がくること。このアプリの更新間隔は短くて多いです。

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1). 作業前に、有効なリポジトリを確認:

$ sudo dnf update

$ dnf repolist
repo id                        repo の名前
fedora                         Fedora 34 - x86_64
fedora-cisco-openh264          Fedora 34 openh264 (From Cisco) - x86_64
fedora-modular                 Fedora Modular 34 - x86_64
updates                        Fedora 34 - x86_64 - Updates
updates-modular                Fedora Modular 34 - x86_64 - Updates

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2). キーとリポジトリを追加:

$ sudo rpm --import https://packages.microsoft.com/keys/microsoft.asc

$ sudo sh -c 'echo -e "[code]\nname=Visual Studio Code\nbaseurl=https://packages.microsoft.com/yumrepos/vscode\nenabled=1\ngpgcheck=1\ngpgkey=https://packages.microsoft.com/keys/microsoft.asc" > /etc/yum.repos.d/vscode.repo'

リポジトの設定を確認:

$ cat /etc/yum.repos.d/vscode.repo
[code]
name=Visual Studio Code
baseurl=https://packages.microsoft.com/yumrepos/vscode
enabled=1
gpgcheck=1
gpgkey=https://packages.microsoft.com/keys/microsoft.asc

→「enabled=0」にするとリポジトリを無効にできます。無効にしてもパッケージのインストール時にリポジトリをその時だけ有効にするパラメータを指定(--enablerepo=code 等)することで、インストールできます。CentOS でよく使われるやり方です。

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3). キャッシュを更新:

$ sudo dnf check-update

Visual Studio Code                              1.1 MB/s |  18 MB     00:15    
:
Security: kernel-core-5.13.10-200.fc34.x86_64 is an installed security update
Security: kernel-core-5.13.9-200.fc34.x86_64 is the currently running version

-

4). 作業後に有効になったリポジトリを確認:

$ dnf repolist

repo id                        repo の名前
code                           Visual Studio Code    ←(追加)
fedora                         Fedora 34 - x86_64
fedora-cisco-openh264          Fedora 34 openh264 (From Cisco) - x86_64
fedora-modular                 Fedora Modular 34 - x86_64
updates                        Fedora 34 - x86_64 - Updates
updates-modular                Fedora Modular 34 - x86_64 - Updates

-

5). インストール:

$ sudo dnf install code
:
インストール:
 code         x86_64         1.59.0-1628120127.el8           code         102 M

→「.el8」はFedora リポジトリの一部をRHEL 8 やCentOS 8 で使えるようにしたEPEL リポジトリで、そこにcode は登録されているということ。逆輸入ですね。

-

6). 確認:

$ dnf list code
:
最速のミラーを確定しています (19 hosts).. done. ---  B/s |   0  B     --:-- ETA
Fedora 34 - x86_64 - Updates                    2.4 kB/s | 5.0 kB     00:02
done.a 34 - x86_64 -     [      ===           ] ---  B/s |   0  B     --:-- ETA
Fedora 34 - x86_64 - Updates                    1.3 MB/s | 3.3 MB     00:02

最速のミラーを確定しています (16 hosts).. done. ---  B/s |   0  B     --:-- ETA
Fedora Modular 34 - x86_64 - Updates            1.8 kB/s | 6.4 kB     00:03
Visual Studio Code                              705 kB/s |  18 MB     00:25
:
インストール済みパッケージ
code.x86_64                      1.59.0-1628120127.el8                     @code

→今ごろになって、最速のミラーが確定されました。リポジトリの更新周期が来ないと反映されないみたい。

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$ code --version
1.59.0
379476f0e13988d90fab105c5c19e7abc8b1dea8
x64

-

7). まずは、「Visual Studio Code」をGPU オフで起動:

$ code --disable-gpu

→念の為に、「ハードウェアアクセレータを使わない」設定で起動しました。

-

8). 「Welcome」タブの画面が表示:

英語の表示です。

→画面の右下に「表示言語を日本語に変更するには言語パッケージをインストールします。」表示

→「インストールして再起動」をクリック

-

→インストール完了後に自動的にアプリが再起動され、日本語化されました。親切な設計です。

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9). 「テーマの選択」ダイアログが表示:

ライト系、ダーク系、それぞれに複数のテーマがあるようです。

-

ダイアログからテーマを選択:

「Dark+(既定のDark)」→「Monakai Dimmed」をクリック

→惜しいかな、「Welcome」タブの画面ではテーマの色使いは確認できません。

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10). どのようなテーマか見るために、ファイルを開いてみました

左上の「エクスプローラー」アイコンをクリック→「フォルダを開く」

→「このフォルダー内のファイルの作成者を信頼しますか?」表示

→「はい、作成者を信頼します」をクリック

-

左のツリーのMarkdown ファイルをクリック→ファイルが開きました

→「黄色」がメインの「テーマ」だったみたい。

-

ちなみに、Markdown ファイル(.md のテキストファイル)を開いている状態で、テーマを選択した方が、リアルタイムに色使い(Markdown のハイライト表示)が反映されてわかるようです。

-

11). 再度「テーマ」を変更するやり方を知りたいときは、

-

ヘルプ→ようこそ→「ようこそ」タブが開きました

-

そのすぐ下にマウスを持っていって、スクロールボタンを回転させると、下の項目がスクロールするか、

もしくは、アプリのウィンドウを下に広げると、先ほどの画面が表示されました:

-

12). 紹介される項目は 4つあり、すでに実施された項目には「青丸」のチェックが付くようです

-

「好きな外観を選択します」→「色のテーマを参照する」をクリック

「Monakai Dimmed」→「Monakai」に変更

→残念ながら「ようこそ」タブにいると背景の色ぐらいしか確認できません。

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13). 色のテーマを確認:

左側のファイルツリーもしくは、上部の「ファイル名」タブをクリック

今回は上部の「memo-000.md」タブをクリック

→「緑色」がメインの「テーマ」でした。こちらの方がしっくりきます。

-

ちなみに、デフォルトの「Dark+(既定のDark)」は「水色」です。

-

14). テーマの変更は、左側下の「設定」アイコンが便利でした

-

(1). 先にMarkdown ファイルのタブを開いておきます。

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(2). 左側下の「設定」(歯車)アイコンをクリック

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(3). 「配色テーマ」を選択、もしくは、「Ctrl+K → Ctrl+T」

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(4). テーマ選択のダイアログが開きました

→マウスでクリックだと「確定」になるので、矢印キーで上下させた方がプレビューが確認できます。

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(5). Enter キーで「確定」

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15). 「Visual Studio Code」の便利な機能:

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(1). Markdown ファイルの任意の行をクリックすると、

タブのすぐ下に、その行の「Markdown の階層」が表示されました。便利です。

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(2). Python のプログラムファイルを開くと、

左側のツリーにて、「ドキュメント」フォルダに置いていた「hello.py」をクリック

print("Hello world!")

→下記を実行して作成した、1行だけのPython のプログラムです。

$ echo 'print("Hello world!")'  > ~/ドキュメント/hello.py

-

→ウィンドウの右下に「Python にお勧めの拡張機能をインストールしますか?」が表示

→「インストール」をクリック

-

インストールが完了

ウィンドウの左下に「Python 3.9.6 64-bit」と表示

-

(3). 「Python 拡張機能」での補完について

上部の「hello.py」タブをクリック

ファイルが開かれます。

print("Hello world!")

の行の「print」にマウスを置くと →「コマンドの書式」が表示(英文なのが惜しいところ)

その行全体をマウスで範囲選択すると →「ヒント」アイコンが表示→修正すべき書き方です。

Extract method
Extract variable

「Extract method」を選んで、Shift+Enter(プレビュー)

def new_func():
    print("Hello world!")

new_func()

-

Ctrl+Z で戻し、

「Extract method」を選んで、Shift+Enter(プレビュー)

new_var = print("Hello world!")
new_var

-

Ctrl+Z で戻しました。

プログラムを作るときに、色々と補助してもらえそう。

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(4). 「Python」の実行

「実行」→「デバッグなしで実行」→画面下のエリアに「ターミナル」タブ表示

[ubn@ubn-box ドキュメント]$  /usr/bin/env /bin/python /home/ubn/.vscode/extensions/ms-python.python-2021.8.1105858891/pythonFiles/lib/python/debugpy/launcher 42625 -- /home/ubn/ドキュメント/hello.py 
Hello world!
[ubn@ubn-box ドキュメント]$ 

→プロンプトが少しうるさく感じますが、結果が表示されました。

「ターミナル」タブの右上の「x」で閉じます。

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16). 「キーボードショートカット」の一覧表示

「Ctrl+K → Ctrl+S」で表示:

→たくさんあるので、スクロールして確認するか、検索

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17). いよいよ、通常の起動:

動作が不安定になってもいいように、他のアプリを終了

$ code

-

→正常に起動できました

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一連の流れの中で、「Visual Studio Code」の日本語化と「Python 拡張機能」のインストールが行われ、便利です

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18). x11 で動作しているか、Wayland で動作しているか、を確認:

$ echo $XDG_SESSION_TYPE
wayland

GNOME デスクトップは、「x11」でなく、Wayland で動作しています。

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19). 参考: VSCode を学ぶ

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参考: 使い方入門

【アニメ図解たっぷり】VSCodeの使い方入門!~ 基本からWeb制作まで

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参考: 拡張機能

【VSCode】言語別、おすすめ拡張機能19選!拡張機能でストレスフリーなエディターを作ろう!

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12. 参考: 「Fedora」の立ち上げ時の、grub のメニュー

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(1). カーネルの置き場所:
$ ls /boot/
System.map-5.11.12-300.fc34.x86_64
System.map-5.13.9-200.fc34.x86_64
config-5.11.12-300.fc34.x86_64
config-5.13.9-200.fc34.x86_64
efi
elf-memtest86+-5.31
extlinux
grub2
initramfs-0-rescue-fed052f51228416b970e465648a6ddd6.img
initramfs-5.11.12-300.fc34.x86_64.img
initramfs-5.13.9-200.fc34.x86_64.img
loader
memtest86+-5.31
vmlinuz-0-rescue-fed052f51228416b970e465648a6ddd6
vmlinuz-5.11.12-300.fc34.x86_64
vmlinuz-5.13.9-200.fc34.x86_64

-

$ sudo ls /boot/grub2/
grub.cfg  grubenv

$ sudo ls /boot/loader/
entries

-

(2). grub のメニューへの登録:
$ sudo ls /boot/loader/entries/
:
fed052f51228416b970e465648a6ddd6-0-rescue.conf
fed052f51228416b970e465648a6ddd6-5.11.12-300.fc34.x86_64.conf
fed052f51228416b970e465648a6ddd6-5.13.9-200.fc34.x86_64.conf

→boot 時のgrub の画面にて、メニューのエントリーの書き方が以前とは変わりました。 /boot/loader/entries/ に各エントリーの設定ファイルを置けば、ブート時のメニューに追加され、消せばメニューから消えます。

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(3). 新しいgrub で使われる設定ファイル:
$ sudo cat /boot/grub2/grubenv

# GRUB Environment Block
# WARNING: Do not edit this file by tools other than grub-editenv!!!
saved_entry=fed052f51228416b970e465648a6ddd6-5.13.9-200.fc34.x86_64
menu_auto_hide=1
boot_success=1
boot_indeterminate=0
#########################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################################

-

(4). 現在の設定を表示:

上記で確認せずに、通常はこちらで確認します。

$ sudo grub2-editenv list
saved_entry=fed052f51228416b970e465648a6ddd6-5.13.9-200.fc34.x86_64
menu_auto_hide=1
boot_success=1
boot_indeterminate=0

-

(5). 参考: 編集は専用のコマンドを使用

例: デフォルトの起動メニューをインストール時の「5.11.12-300.fc34.x86_64」に設定しました:

$ sudo grub2-set-default 'fed052f51228416b970e465648a6ddd6-5.11.12-300.fc34.x86_64'

→文字列、または、0から始まる番号で指定します。文字列の方が確実。

こちらが、「何もしないときに選ばれるメニュー」になります。

-

確認:
$ sudo grub2-editenv list
saved_entry=fed052f51228416b970e465648a6ddd6-5.11.12-300.fc34.x86_64
menu_auto_hide=1
boot_success=1
boot_indeterminate=0

-

(6). grub の設定を確認:
$ sudo grubby --info=ALL

index=0
kernel="/boot/vmlinuz-5.13.9-200.fc34.x86_64"
args="ro rhgb quiet"
root="UUID=a346e419-936a-4d3d-a6b9-b1a3cea41ef1"
initrd="/boot/initramfs-5.13.9-200.fc34.x86_64.img"
title="Fedora (5.13.9-200.fc34.x86_64) 34 (Workstation Edition)"
id="fed052f51228416b970e465648a6ddd6-5.13.9-200.fc34.x86_64"

index=1
kernel="/boot/vmlinuz-5.11.12-300.fc34.x86_64"
args="ro rhgb quiet"
root="UUID=a346e419-936a-4d3d-a6b9-b1a3cea41ef1"
initrd="/boot/initramfs-5.11.12-300.fc34.x86_64.img"
title="Fedora (5.11.12-300.fc34.x86_64) 34 (Workstation Edition)"
id="fed052f51228416b970e465648a6ddd6-5.11.12-300.fc34.x86_64"

index=2
kernel="/boot/vmlinuz-0-rescue-fed052f51228416b970e465648a6ddd6"
args="ro rhgb quiet"
root="UUID=a346e419-936a-4d3d-a6b9-b1a3cea41ef1"
initrd="/boot/initramfs-0-rescue-fed052f51228416b970e465648a6ddd6.img"
title="Fedora (0-rescue-fed052f51228416b970e465648a6ddd6) 34 (Workstation Edition)"
id="fed052f51228416b970e465648a6ddd6-0-rescue"

→エントリのindex 番号は、0 から始まります。index=0、index=1

空行はわかりやすいように入れました。

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(7). grub のメニュー画面:
Fedora (5.13.9-200.fc34.x86_64) 34 (Workstation Edition)
Fedora (5.11.12-300.fc34.x86_64) 34 (Workstation Edition)
Fedora (0-rescue-fed052f51228416b970e465648a6ddd6) 34 (Workstation Edition)

Ubuntu (on /dev/sda2)
Ubuntu, with Linux 5.11.0-25-generic (on /dev/sda2)
Ubuntu, with Linux 5.11.0-25-generic (recovery mode) (on /dev/sda2)
Ubuntu, with Linux 5.8.0-63-generic (on /dev/sda2)
Ubuntu, with Linux 5.8.0-63-generic (recovery mode) (on /dev/sda2)
UEFI Firmware Settings' 


   Use the  and  keys to change the selection.
   Press 'e' to edit the selected item, or 'c' for a command prompt.
The selected entry will be started automatically in 3s.

→何もしないと、3 秒後にデフォルト(index=0)が選ばれます。

USB メモリの立ち上げメニューの下に、内臓HDDの立ち上げメニューの項目が追加されていました。 内臓HDDは、Xubuntu をインストールしていますが、新しいgrub 形式ではなく、混在した場合の表示になります。

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grub.cfg に「内臓HDDの立ち上げメニュー」が記述:
$ sudo cat /boot/grub2/grub.cfg | grep "menuentry '"
:
    menuentry 'Ubuntu (on /dev/sda2)' ~省略
    menuentry 'Ubuntu, with Linux 5.11.0-25-generic (on /dev/sda2)' ~省略
    menuentry 'Ubuntu, with Linux 5.11.0-25-generic (recovery mode) (on /dev/sda2)' ~省略
    menuentry 'Ubuntu, with Linux 5.8.0-63-generic (on /dev/sda2)' ~省略
    menuentry 'Ubuntu, with Linux 5.8.0-63-generic (recovery mode) (on /dev/sda2)'~省略
    menuentry 'UEFI Firmware Settings' $menuentry_id_option 'uefi-firmware' {
    fwsetup
}

→メニューから「UEFI 設定メニュー」(UEFI Firmware Settings) へ飛べるのは便利。

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まとめ

自分のPC ではGNOME が不安定で使えませんでしたが、Fedora 34 になってそのGNOME が使えるようになりました。 感謝。

また、「VSCode」が正常に動くようになっていたこと、および、VirtualBox は万能ではなく、CPU の性能が動作に大きく影響する(負荷によりスクリーンセーバーのテーマによっては動かない)ことを知りました。

これで使えるディストリビューションが増えました。

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Fedora を使う利点:

- カーネルが新しいこと
- インストールするアプリのバージョンが新しいこと
- CentOS に比べるとリポジトリ管理で苦労しないこと

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実機にインストールする利点:

- メモリをフルで使えること
- さらに軽量(USB メモリの性能が影響)なこと
- 最初からフルHD の広い画面で操作できること
- USB メモリをマウントするときの制約が少ないこと(フォーマットによります)
- 何かあってもCtrl+Alt+F3 でコンソール画面に切り替えができること

-

難点:

- 重めなこと

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    目次

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Fedora 34 Server の「OpenBox + Xfceパネル」デスクトップをUSB メモリにインストール〈H129〉

登録日: 2021-08-15 更新日: 2021-08-15

UEFI 立ち上げで、古めのIntel プロセッサ「Haswell」を使ったPCにて、USB メモリに「Fedora 34 Server」をインストールして、「OpenBox + Xfce パネル」デスクトップを適用しました。 その備忘録です。

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前回は、VirtualBox で「Fedora 34 Server」が動くことを確認できた ので、今回は、実機にFedora をインストールしてみました。

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-

使用したPC は「ASUS Chromebox CN60 」で、プロセッサは第4世代の「Intel Celeron 2955U 」です。

ファームウェア置換により「UEFI 立ち上げ」のPC になっています。

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(注)リンクを戻るときはブラウザの左上の「←」をクリック

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目次

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「Fedora 34 Server をインストール」

「Xfce をインストール」

「Openbox をインストール」

「日本語入力」

「Xscreensaver をインストール」

「VSCode をインストール」

「まとめ へ」

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「目次詳細 へ」

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Fedora 34 Server」に「OpenBox + Xfce パネル」デスクトップ

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CUI ログイン画面:

→インストール直後の「コンソール」画面です。(実機の場合は上下のパネルバーはありません)

実機だと、とっても広いです。

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「lightdm」をインストールしただけで、デフォルトターゲットを指定しないと、 再起動するとこのコンソール画面になります。

ここから、GUI ログイン画面(lightdm) を起動するには、「sudo systemctl start lightdm」とします。

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GUI ログイン画面:

→タイトルの時計表示は日本語にして、背景は好みの画像に変更しました。

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再起動にてすぐにGUI ログイン画面を表示させたいときは、 デフォルトターゲットを指定「sudo systemctl set-default graphical.target」して再起動すると、 それ以降はGUI ログイン画面が最初に表示されます。

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「OpenBox + Xfce パネル」デスクトップ:

→上と右のパネルが「Xfce パネル」です。見た目は、「Xfce」デスクトップと変わりません。

デスクトップの空きで右クリックして、カスタマイズした「OpenBox」のメニューを表示。

ショートカットキーでもアプリを起動できるように設定して、使い勝手は良好です。 VirtualBox と違い、メニューバーやステータスバーがないので、広く画面を使えます。そして軽量です。 また、Ctrl+Alt+F2 で画面切り替えできるので安心です。

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個人的に重要なこと:

  • Fedora」のGNOME は自分のPC では問題が多くて、今までインストールはあきらめていました。 「Fedora Server」でインストールすれば、コンソール画面にて好みのデスクトップが構築できます。

→自分のPC ではカーネルのアップにて「GNOME」デスクトップは画面真っ暗、もしくは描画しきれず固まりました。(Fedora 33 で確認)

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  • Fedora」のGNOME はデフォルトで「Wayland 」で動いており、すべてのQt アプリを xwayland ではなくwayland でネイティブに実行するように変更されています。以前の「Wayland 」は色々と問題があり、Ubuntu では切り替えが延期されました。その影響?。

→参考: Ubuntu on Waylandをデフォルトにする提案

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  • X11 で、OpenBox を使うことで、ディスプレイサーバーの「Wayland 」や、ハードウェアアクセレータで問題となる「ウィンドウマネージャ」を使わないので、「カーネルがアップしても使える」デスクトップにできたのではと思います。

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カーネル「5.8」にて問題が出やすいデスクトップやアプリ について:

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→詳細は投稿のこちら を参照:

  • 今どきのPC なら問題ありません。個人が持っている特定の古いPC で起こっている問題。

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抜粋:

  • ハードウェアアクセレータを前提としたアプリで、オフ指定できないアプリは、実機(ホストOS )では使えません。

VirtualBox のゲストOS 上で使うしかなさそう。

「notepadqq 」、「swell-foop」、「Xscreensaver」の拡張パッケージのテーマ(ランダム指定は危険)

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  • 仮想化技術が異なる、実機(ホストOS )の「コンテナ」での上記のアプリの使用はダメかも(未確認)

  • 「swell-foop」ゲームをホストOS にインストールしておくと、自分のPC がカーネルアップで問題となるかの「判断ツール」になると思います。「VSCode」でもいいけど。

→ホストOS がXfce 環境の場合は「今のところ」回避できますが、上記のアプリは別です。

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追記: VirtualBox 上で「Xscreensaver」の基本パッケージのテーマの一部でも「無応答」になることを確認

→テーマにより度合いが違います。設定画面で選ぶだけで「無応答」になる場合と、「レビュー」ボタンを押して全画面で表示させると、しばらくすると高負荷で応答しきれなくなる場合がありました。

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考えてみると、VirtualBox で「Xscreensaver」を動かすのは負荷が大きいのかも。 実際に使用して、解除ダイアログ画面で、すぐに解除できるかも判断のポイントでした。 これらはPC の性能でも左右されると思います。

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本当に「swell-foop」ゲームが「判断ツール」として使えるか、確認:

$ cat /etc/fedora-release
Fedora release 34 (Thirty Four)

$ uname -r
5.13.8-200.fc34.x86_64

カーネルは「5.8」以降で、最新です。

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インストール:
$ sudo dnf update

$ sudo dnf install swell-foop
:
インストール:
 swell-foop                  x86_64      40.1-1.fc34         updates      816 k
依存関係のインストール:
 clutter-gtk                 x86_64      1.8.4-10.fc34       fedora        48 k
 libgee                      x86_64      0.20.4-1.fc34       fedora       282 k
 libgnome-games-support      x86_64      1.8.1-1.fc34        fedora        67 k

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確認:
$ swell-foop --version
Swell Foop 40.1

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すべてのアプリを閉じてから起動:

もし固まったら、(実機の場合)Ctrl+Alt+F2 でユーザにログインして、「sudo reboot」か「sudo shutdown -h now」

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起動:

$ swell-foop

→あれっ、起動できました:

→「OpenBox」デスクトップ(X11)だから行けたのか、カーネルが「5.13」では改善されたのか、「swell-foop」が改善されたのか判断できません。もしかしたら、時代遅れの情報?

「Xscreensaver」か「VSCode」をインストールしてみるしかないかな。

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追記: 「Xscreensaver」と「VSCode」のどちらも正常に動作しました

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→影響していたのは、カーネルのアップだけでなく、他の影響 も考えられます

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ちなみに、今回使った「ASUS Chromebox CN60」は、メモリ8GB、M.2 SSD 240GB に増設していますが、 メモリ2GB、SSD 32GB で動くと思います。

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Fedora 34 Server」について:

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Fedora 34 Server

Fedora」(フェドラ)の特徴は「先進性」です。CentOS の立ち位置はRHEL の安定版から開発版に変更されました。Fedora の技術が「CentOS」(Stream) で試され、その後、商用LinuxRHEL(Red Hat Enterprise Linux) で使われることになりました。

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Fedora には、サーバ向けの「Fedora Server」と、デスクトップPC 向けの「Fedora Workstation」があります。 インストーラは同じGUI で、サーバ版はグラフィカルな環境がインストールされないだけのようです。

個人的にはGUI の「インストーラ」がVirtualBox では動いても、自分のPC の実機でも動くかが鍵になります。 この辺りは、実機で試してみるしかありません。

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Fedora 34 Server の現在のバージョンを表示:

2021-08-14 現在

カーネル:

$ uname -r
5.13.9-200.fc34.x86_64

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リリース:

$ cat /etc/fedora-release
Fedora release 34 (Thirty Four)

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1. 「Fedora Server」のISO イメージをダウンロード:

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1). 「Fedora Server」のダウンロード

Download Fedora 34 Server

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Fedora 34: Standard ISO image for x86_64 ←(こちらを使用)

→2021-04-23(2G)

Fedora 34: Netinstall ISO image for x86_64

→2021-04-23(647M)

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2). CHECKSUM ファイルでダウンロードを検証:

Fedora Server

Fedora 34 x86_64 (iso) CHECKSUM を右クリックして、「名前を付けてリンク先を保存」

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3). Fedora のGPG キーをインポート
$ sudo apt install curl

$ curl https://getfedora.org/static/fedora.gpg | gpg --import
:
gpg: /home/ubn/.gnupg/trustdb.gpg: 信用データベースができました
gpg: 鍵1161AE6945719A39: 公開鍵"Fedora (34) <fedora-34-primary@fedoraproject.org>"をインポートしました
gpg: 鍵49FD77499570FF31: 公開鍵"Fedora (33) <fedora-33-primary@fedoraproject.org>"をインポートしました
gpg: 鍵6C13026D12C944D0: 公開鍵"Fedora (32) <fedora-32-primary@fedoraproject.org>"をインポートしました
gpg: 鍵50CB390B3C3359C4: 公開鍵"Fedora (31) <fedora-31-primary@fedoraproject.org>"をインポートしました
gpg: 鍵7BB90722DBBDCF7C: 公開鍵"Fedora (iot 2019) <fedora-iot-2019@fedoraproject.org>"をインポートしました
gpg: 鍵21EA45AB2F86D6A1: 公開鍵"Fedora EPEL (8) <epel@fedoraproject.org>"をインポートしました
gpg: 鍵6A2FAEA2352C64E5: 公開鍵"Fedora EPEL (7) <epel@fedoraproject.org>"をインポートしました
gpg: 鍵3B49DF2A0608B895: 公開鍵"EPEL (6) <epel@fedoraproject.org>"をインポートしました
gpg: 処理数の合計: 8
gpg:               インポート: 8

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4). CHECKSUM ファイルが有効であることを確認
  • 要はチェックするための CHECKSUM ファイルが改ざんされていないかのチェックです。
$ cd ~/Downloads/Fedora/
$ ls
Fedora-Server-34-1.2-x86_64-CHECKSUM
Fedora-Server-dvd-x86_64-34-1.2.iso

$ gpg --verify-files *-CHECKSUM
gpg: 2021年04月24日 04時36分17秒 JSTに施された署名
gpg:                RSA鍵8C5BA6990BDB26E19F2A1A801161AE6945719A39を使用
gpg: "Fedora (34) <fedora-34-primary@fedoraproject.org>"からの正しい署名 [不明の]   ←(注目)
gpg: *警告*: この鍵は信用できる署名で証明されていません!
gpg:          この署名が所有者のものかどうかの検証手段がありません。
主鍵フィンガープリント: 8C5B A699 0BDB 26E1 9F2A  1A80 1161 AE69 4571 9A39   ←(下記と同じか注目)

→署名はしていないので、その警告がありますが、OK です。

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以下はサイトのページをスクロールさせると表示:

現行のキーはこちら:
Fedora 34
id:
4096R/45719A39 2020-08-06

Fingerprint:
8C5B A699 0BDB 26E1 9F2A 1A80 1161 AE69 4571 9A39

→ここにある、フィンガープリントの値が同じかを確認しました。

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5).ダウンロードのチェックサムが一致することを確認
  • 実際のISO イメージが改ざんされていないかのチェックです。

該当するファイルがOK かを確認:

$ sha256sum -c *-CHECKSUM
Fedora-Server-dvd-x86_64-34-1.2.iso: OK   ←(注目)
sha256sum: Fedora-Server-netinst-x86_64-34-1.2.iso: そのようなファイルやディレクトリはありません
Fedora-Server-netinst-x86_64-34-1.2.iso: FAILED open or read
sha256sum: 警告: 書式が不適切な行が 19 行あります
sha256sum: 警告: 一覧にある 1 個のファイルが読み込めませんでした

→複数(今回は2つ)のファイルがチェックされます。存在しないファイルがあるのでエラーが出ています。

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2. 「Fedora 34 Server」をインストール

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1). 「ライブ USB」をセットして、「Esc」キーを押したまま電源オン

  • UEFI メニューを表示」させるやり方です。PC によって押すキーは異なります。

  • 下記は、「フルROM」のファームウェア置換をしているChromebook で表示される画面です。通常のPC では表示されません。

「白いうさぎ」(coreboot ロゴ)画面が表示:

→その後、Boot 立ち上げメニューが表示されました。

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2).「Boot Menu」を選択(デバイスの選択)

→一番下に表示の「USB: GH PicoN」(USB メーカーと製品名)を選びました。

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2). ブート選択画面が表示

「Install Fedora 34」を選択して、Enter

(2 番目が選ばれているので、メディアチェックをしたいなら、そのままにしておきます)

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3). インストーラの画面が表示されました

Fedora 34 へ ようこそ。」

すでに日本語表示です。

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(1). インストール時に使用する言語 を選択

「日本語」が選ばれていました。「日本語(日本)」

→「続行」

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(2). キーボード を選択

「日本語」が選ばれていました。「日本語(日本)」

右にある「レイアウト設定をテストする」に「@@」を入力して確認

→画面左上の「完了」をクリック

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(3). 言語サポート を選択

「日本語」が選ばれていました。「日本語(日本)」

これは先程設定した画面でした。

→画面左上の「完了」をクリック

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(4). 時刻と日付 を選択

地域「アジア」都市「東京」ネットワーク時刻「オン」

24 時間

が選ばれていました。

→画面左上の「完了」をクリック

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(5). インストールソース を選択

「ローカルメディア」が選ばれていました。

「自動検出したインストールメディア」にチェックあり

「最新の利用可能なソフトウェアアップデートをインストール」にチェックあり

「確証する」をクリック→「適切です」→「取り消し」

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→画面左上の「完了」をクリック

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(6). ソフトウェアの選択 を選択

ベース環境

Fedora Sever Edition」にチェックあり

ベース環境の選択で、右側の追加ソフトウェアの項目が変わるみたい。

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Fedora Sever Edition」にチェックした場合:

-

Fedora Custom Operating System」にチェックした場合:

-

Fedora Sever Edition」だけにチェックして、

→画面左上の「完了」をクリック

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(7). ネットワークとホスト名 を選択

Ethernet(enp0s3)」が選ばれていました。

(Intel Corporation 8254OEM Gigabit Ethernet Controller)

→有線LAN 接続

Ethernet(enp0s3) 「オン」

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右下の、現在のホスト名: fedora

左下の、ホスト名: 「空白」

→コンピュータ名を入力 →「適用」

右下の、現在のホスト名: 変化

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→画面左上の「完了」をクリック

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(8). ユーザの設定 を選択

root パスワード を選択

root パスワード : 任意

確認 : 任意

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ユーザの作成 を選択

フルネーム: 任意
ユーザ名: 任意

「このユーザを管理者にする」にチェック
「このアカウントを使用する場合にパスワードを必要とする」にチェック

パスワード: 任意
パスワードの確認: 任意

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→画面左上の「完了」をクリック

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(9). インストール先 を選択

バイスの選択

ローカルの標準ディスク

238.47 GiB
ATA TS256 GMTS400
sda / 1.3 MiB 空き

→内蔵HDD のみ認識

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インストール先にするUSB メモリを挿入

画面右下の「更新」をクリック →「ディスクの再スキャン」→「OK」

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USB メモリが追加されました:

58.43 GiB
SanDisk Extreme 6001b...000
sdc / 58.43 GiB 空き

-

「sdc」を選んでチェックをつけました。

「sda」を選んでチェックを外しました。

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ストレージの設定

「自動構成」→「カスタム」を選択

→左上の「完了」

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「手動パーティション設定」画面

「LVM」→「標準パーティション」に変更

「ここをクリックすると自動的に作成します」のリンクをクリック

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新しいFedora 34 インストール

システム

/boot/efi      600 MiB  sdc1
/boot         1024 MiB  sdc2  →クリックして、「-」で削除
/                    15 GiB  sdc3  →クリックして、「-」で削除

→容量を変更できないので一度削除

「+」でマウントポイント「/」を追加

/boot/efi      600 MiB  sdc1
/               29.41 GiB  sdc2  →クリックして、「xfs」→「ext4」に変更

右下のラベル: 「Fedora」を入力  ←(マウントしたときにわかりやすいです)

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→画面左上の「完了」をクリック

「変更の概要」画面を確認

→「変更を許可する」

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「インストール概要」画面に戻りました

→オレンジ色のチェックがないことを確認。

→右下の「インストールの開始」をクリック

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(10). インストール処理が開始

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(11). 「完了しました!」表示

→「システムを再起動」をクリック

ライブUSB を抜く間もなく、再起動されました。 後でシャットダウンしたときに抜けば良いかな。

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3. インストール完了後の最初の再起動

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1). カーネル選択メニュー:

カーネルの「5.11.12-300」が選ばれています。

そのまま、Enter

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2). 再起動で「ログイン」プロンプト表示:

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3). ユーザでログイン:

ubn-box login:

ユーザ名とパスワードを入力

[ubn@ubn-box ~]$

→ユーザでログインされました。

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4). 確認:

$ pwd
/home/ubn

$ ls

$ ls -a
.    ..    .bash_logout    .bash_profile    .bashrc

→キーボード配列は「日本語キーボード」になっています。 ホームフォルダはまだありません。

$ cat /etc/fedora-release
Fedora release 34 (Thirty Four)

$ cat /etc/os-release
NAME=Fedora
VERSION="34 (Server Edition)"
ID=fedora
VERSION_ID=34
VERSION_CODENAME=""
PLATFORM_ID="platform:f34"
PRETTY_NAME="Fedora 34 (Server Edition)"
ANSI_COLOR="0;38;2;60;110;180"
LOGO=fedora-logo-icon
CPE_NAME="cpe:/o:fedoraproject:fedora:34"
HOME_URL="https://fedoraproject.org/"
DOCUMENTATION_URL="https://docs.fedoraproject.org/en-US/fedora/34/system-administrators-guide/"
SUPPORT_URL="https://fedoraproject.org/wiki/Communicating_and_getting_help"
BUG_REPORT_URL="https://bugzilla.redhat.com/"
REDHAT_BUGZILLA_PRODUCT="Fedora"
REDHAT_BUGZILLA_PRODUCT_VERSION=34
REDHAT_SUPPORT_PRODUCT="Fedora"
REDHAT_SUPPORT_PRODUCT_VERSION=34
PRIVACY_POLICY_URL="https://fedoraproject.org/wiki/Legal:PrivacyPolicy"
VARIANT="Server Edition"
VARIANT_ID=server

$ uname -r
5.11.12-300.fc34.x86_64

Fedora sever のカーネルバージョンは新しいです。

$ sudo ls
[sudo] password for ubn:
$

$ id
uid=1000(ubn) gid=1000(ubn) groups=1000(ubn),10(wheel) context=unconfined_u:unconfined_r:unconfined_t:s0-s0:c0.c1023

→sudo も使えました。

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5). 参考: id 表示で、見かけない文字列があるので検索:

Fedora 固有の設定みたい。

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参考:

RHEL 制限のあるユーザーおよび制限のないユーザー

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6). ロケールの確認:

$ locale

ロケールは設定ファイルに項目が見つからないというエラーが出て英語の指定に一度なりましたが、再確認すると日本語になっていました。

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7). システム更新

$ LANG=C sudo dnf update
:
y/N   ←(「y」Enter)

Fedora はデフォルトが「N」です。「y」を入力しないと中止されます。

→544個の更新がありました。さっそく、カーネルも更新が来ています。

カーネルメニューの項目を増やしておかないと危ないですね。

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8). 現在(インストール直後)のカーネル:

$ uname -r
5.11.12-300.fc34.x86_64

→「fc34」は「Fedora 34」を示します。

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9). 立ち上げ時のカーネル選択メニューの保持数を増やしました:

Fedora の場合のカーネル更新は新しすぎてリスキーです。そのせいでカーネルの更新が多いですし、そのため、立ち上げ時にカーネル選択メニューが表示されます。

デフォルトの設定では、 3回の更新で一番古いカーネルは削除されます。これだと安定動作していたカーネルが削除され、不安定なカーネルだけになる可能性があります。

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設定ファイルの編集:
$ LANG=C sudo nano /etc/dnf/dnf.conf

下記の行を修正:

installonly_limit=3

↓ 数字を増やします:

installonly_limit=10

Ctrl+O 保存、 Ctrl+X 閉じる

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確認:
$ cat /etc/dnf/dnf.conf
[main]
gpgcheck=1
installonly_limit=10            ←(注目)
clean_requirements_on_remove=True
best=False
skip_if_unavailable=True

→保存される数は、これだけあれば大丈夫かな。 多すぎるとメニューの見やすさと、ディスク容量に影響。

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再起動:
$ sudo reboot

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カーネル選択メニューの画面

f:id:FuRuYa7:20210730150513j:plain

→メニュー項目が増えました。

カーネルの更新があるたびに、メニュー項目が増えていきます。

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現在のカーネル選択メニュー:

2021-08-06 現在:

→インストール後、1周間ほどでこれぐらいに増えました。

デフォルトの 3 のままだったら、(安定していたであろう)インストール時のカーネルバージョンは消えてます。動くであろうカーネルを温存するのは大切だと思います。

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11). 参考: カーネル選択メニューの項目が増えすぎた場合の対処

Fedora でのカーネルの扱い方の参考に:

Fedora 32 Cinnamon を実機で動かした場合のカーネル奮闘記 が 参考になるかも。

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12). ログイン画面らしい、ログイン画面表示

カーネルのバージョン表示はこの画面よりも更新されていると思います。

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4. タイムゾーンの設定を確認:

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タイムゾーン日本標準時に設定されているかを確認:

$ LANG=C date
Thu Jul 29 08:11:03 JST 2021

$ date
2021□  7□  29□ □□□ 08:11:19 JST

→時刻は日本時間(JST) でタイムゾーンが設定されています。ただし、日本語が豆腐文字。

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リンクのされ方を確認:
$ ls -l /etc/localtime
lrwxrwxrwx. 1 root root 32  7□ 29 05:22 /etc/localtime -> ../usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo

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5. X Window System のインストール

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1). Xorg のインストール

$ LANG=C sudo dnf install xorg-x11-server-Xorg

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2). ビデオドライバを確認:

$ LANG=C dnf search xorg-x11-drv
:
xorg-x11-drv-intel.x86_64 : Xorg X11 Intel video driver
xorg-x11-drv-vesa.x86_64 : Xorg X11 vesa video driver
xorg-x11-drv-vmware.x86_64 : Xorg X11 vmware video driver
:

→インストールなし

$ LANG=C dnf list --installed | grep x11

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intel ビデオドライバを削除:
$ LANG=C sudo dnf remove xorg-x11-drv-intel

→インストールされていません。

→非推奨なので、削除。「xorg-x11-drv-vesa」があればアクセレータ機能はありませんが動きます。 あとで、 intel ビデオドライバの代わりとなるMesa ドライバーを入れるつもり。

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3). X Windows System で使うX11 アプリをインストール:

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twm」ウィンドウマネージャをインストール:
$ LANG=C sudo dnf install xorg-x11-twm

X11 で「twm」が起動するか確認します。「xterm」も一緒に入りました。

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twmX11 アプリの「xeyes」と「xclock」をインストール:
$ LANG=C sudo dnf install xeyes xclock

→個別にインストールしました。「xorg-x11-apps」には含まれず、「luit」?がインストールされます。

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4). xinit のインストールを確認:

$ dnf list xorg-x11-xinit
:
インストール済みパッケージ
xorg-x11-xinit.x86_64                   1.4.0-10.fc34                   @updates

→インストールされています。

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5). xinit を実行してみました

$ sudo xinit

→枠無しのコンソールのウィンドウがひとつ立ち上がりました。 枠なしなのでウィンドウ操作はできません。

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アプリは起動できますが、同じ位置にウィンドウが重なります:
# xeyes &
# xclock &
# xterm &

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画面:

-

終了:
# exit 

もしくは、Ctrl+D でウィンドウが閉じます。

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6). xinit を実行してから「twm」を実行してみました

$ sudo xinit

→枠無しのコンソールのウィンドウがひとつ立ち上がりました。

-

7). そのコンソールにて、端末を起動:

# xterm &

もしくは、デスクトップの空きで左クリック→「xterm」

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8). その端末にて、twm を実行:

# tmw &

→すべてのウィンドウに「twm」の緑色の枠が付き、ウィンドウの移動ができるようになりました。

→タイトルバーが邪魔なアプリを、twm には「タイトルバーを表示しないアプリ」として登録できます。

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9). 「twm」を終了:

デスクトップの空きで左クリック→Exit

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残った、枠無しのコンソールを終了:

コンソール内で、Ctrl+D

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10). startx で「twm」を起動してみました:

$ startx

→「twm」ウィンドウマネージャが起動しました。「sudo」を付けないのがポイント。

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11). X11 のコンソールにてアプリを起動:

$ xeyes &
$ xclock &
$ xterm &

→ウィンドウの移動やサイズ変更の操作が可能です。

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12). 「twm」の終了:

デスクトップの空きで左クリック→Exit

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確認:
$ ls -a
.     .Xauthority        .bash_logout     .bashrc
.     .bash_history    .bash_profile

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6. 「twm」デスクトップで作業する環境を構築:

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作業の効率化と新しく構築するデスクトップ環境を汚さないように、「twm」デスクトップ環境を使って作業しました。

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日本語が使える端末(xfce4-terminal) をインストールして、ブラウザも使える(クラウドと同じ)ので快適。

いつものアプリが使えるので、「twm」のウィンドウ操作に慣れて、日本語入力もできれば、軽量なので本番で使ってもいいかもしれません。

そして、startx でtwm を起動するように設定すれば、自動で起動されるアプリやそのウィンドウのジオメトリ(サイズや位置)を~/.xinitrc に設定できます。自分にとって使いやすい環境を作れます。

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1). xfce のパッケージ名を調べるために、アプリをインストール

$ sudo dnf install mousepad firefox xfce4-terminal

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2). 日本語フォントの確認:

$ dnf list --installed | grep font

→日本語フォントは入っていました。

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3). startx を実行:

$ sudo startx

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4). X11 のコンソールにて端末を起動:

# xfce4-terminal &

→この端末でコマンド操作を行います。 ただし、管理者で起動されているので注意。 日本語の表示ができるのが大きいです。

# date
2021年 7月 29日 木曜日 17:10:38 JST

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5). 端末のフォントが大きいので小さくしました:

編集→設定→「外観」タブ→

フォント: 「Monospace Regular 12」 →「9」に変更

→Esc キーにて設定画面が閉じます。

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6). コマンド操作

# dnf update
:
行うべきことはありません。
完了しました!

端末を一度終了

# exit

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7). 再起動

# reboot

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8). ログインプロンプトに、ユーザでログイン

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9). startx を実行:

$ LANG=ja_JP.UTF-8 startx

→再起動後、「sudo」を付けなくても起動できるようになりました。

「sudo」を付けなければ、ユーザとして起動できます。 プロンプトが「$」になるので、いつもの使い方と同じです。

ただし、今度はロケールが英語のままです。 なので、デスクトップを日本語化するために、日本語指定して起動しました。

日本語指定すると、アプリが日本語表示になります。

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10). コンソールにて端末を起動:

$ mousepad &

↓ 下記の内容を書いて、名前を付けて保存: 「~/memo.md」

$ mousepad  &
$ xfce4-terminal &
$ firefox &

→ファイルにコマンドを列記して、mousepad を先に起動すれば、コンソールにマウスで貼り付けできるので、いつものアプリの起動に便利。

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11). 画面を拡げた「twm」デスクトップ

→編集メインの作業なら支障ありません。 日本語入力は未設定。日本語入力できるようにすれば、古いPC でも使えるかも。

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12). 「twm」デスクトップでのウィンドウ操作:

  • アプリはコンソール端末から起動すると決めておくと迷いません。アプリはお尻に「&」を付けて起動。

  • プロンプトが表示されていないときは、Enter で表示されます。

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  • 「xterm」のみ、デスクトップの空きで左クリック→「xterm」で起動できます。

  • アプリを起動すると格子状の枠線が表示されます。表示したい位置で左クリックするとウィンドウの位置が決定

  • アプリを起動して枠線が出ている時に、 右クリックすると、ウィンドウの大きさは画面下端までに調整されます。 ウィンドウサイズを大きくしたり、小さくしたりできます。

  • タイトルバーでアプリのウィンドウアプリの重なりや、移動を行うので、 アプリを重ねるときは、緑色のタイトルバーをすべて隠さない位置に並べるのがコツです。

  • ウィンドウを表に表示したいときは、タイトルバーを左クリック。

  • ウィンドウを一番裏に持ってきたいときは、タイトルバーを中ボタンでクリック。

  • ウィンドウサイズを調整したいときは、タイトルバーの右の「□」を左クリック→クリックしたまま右上に少しだけ移動→あとはドラックで、サイズを小さくしたり、大きくしたりできます。一度広げる操作をするのがコツ。

  • ウィンドウをアイコン化したいときは、タイトルバーの左の「●」をクリック→小さなウィンドウ?に変化→クリックで元にもどります。

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  • アプリの終了は「Ctrl+Q」または「Ctrl+Shift+Q」

  • 端末の終了は、「Ctrl+D」または「exit」

  • twm の終了は、デスクトップの空きで左クリック→Exit

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7. 「Xfce」のインストール:

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twm」デスクトップを使い、作業:

参考:

VirtualBox の「Fedora 34 Server」に「OpenBox + Xfce パネル」デスクトップ〈H127〉

firefox ブラウザにて、上記のブログの投稿画面から「xfce4-terminal」端末に、マウスを使ってコマンドを貼り付けてインストール作業を行いました。

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インストールリストから「xfce4-screensaver」と「f34-backgrounds-xfce」と「greybird-xfwm4-theme」と「xfwm4-theme」を取り除きました。これを入れると除外していた「xfwm4」が依存で復活します。

「xfce4-equake-plugin」は依存が公式リポジトリになく、インストールできないので除外。

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1). システム更新:

$ sudo dnf update
:
依存関係が解決しました。
行うべきことはありません。
完了しました!

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2). Fedora の「Xfce」グループにて、除外するパッケージを除いてインストール:

$ sudo dnf install NetworkManager-fortisslvpn-gnome NetworkManager-iodine-gnome NetworkManager-l2tp-gnome NetworkManager-libreswan-gnome NetworkManager-openconnect-gnome NetworkManager-openvpn-gnome NetworkManager-pptp-gnome NetworkManager-ssh-gnome NetworkManager-sstp-gnome NetworkManager-strongswan-gnome NetworkManager-vpnc-gnome Thunar abrt-desktop adwaita-gtk2-theme  alsa-utils blueberry desktop-backgrounds-compat dnfdragora-updater firewall-config gnome-keyring-pam greybird-dark-theme greybird-light-theme greybird-xfce4-notifyd-theme gtk-xfce-engine gvfs  gvfs-archive gvfs-mtp initial-setup-gui lightdm-gtk mint-y-theme  network-manager-applet nm-connection-editor openssh-askpass thunar-archive-plugin thunar-media-tags-plugin thunar-volman tumbler vim-enhanced xdg-user-dirs-gtk xfce4-about xfce4-appfinder xfce4-datetime-plugin xfce4-panel xfce4-places-plugin xfce4-power-manager xfce4-pulseaudio-plugin xfce4-screenshooter-plugin xfce4-settings xfce4-taskmanager

→382 件

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3). 追加した方が良さそうなパッケージをインストール:

$ sudo dnf install libxfce4ui libxfce4util xfce-polkit xfce4-notifyd xfce4-screenshooter xfce4-terminal exo mousepad xfconf elementary-xfce-icon-theme im-chooser-xfce imsettings-xfce jgmenu-xfce4 parole ristretto workrave-xfce xarchiver xfburn xfce-polkit xfce-theme-manager xfce4-battery-plugin xfce4-calculator-plugin xfce4-clipman-plugin xfce4-cpufreq-plugin xfce4-cpugraph-plugin xfce4-dict xfce4-dict-plugin xfce4-diskperf-plugin xfce4-eyes-plugin xfce4-fsguard-plugin xfce4-genmon-plugin  xfce4-mailwatch-plugin xfce4-mount-plugin xfce4-mpc-plugin xfce4-netload-plugin xfce4-notes-plugin xfce4-sensors-plugin xfce4-smartbookmark-plugin xfce4-statusnotifier-plugin xfce4-systemload-plugin xfce4-time-out-plugin xfce4-timer-plugin xfce4-verve-plugin xfce4-volumed  xfce4-wavelan-plugin xfce4-weather-plugin xfce4-whiskermenu-plugin xfce4-xkb-plugin xfdashboard

→62 件。上記のインストールで一緒に入ったパッケージもあるみたい。気にしません。

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4). 除外すべきパッケージが、除外されているかの確認:

$ dnf list cairo-dock-plug-ins-xfce libxfce4ui-devel libxfce4util-devel xfce4-dev-tools xfce4-panel-devel xfce4-sensors-plugin-devel xfce4-session xfdesktop xfmpc xfwm4 xfce4-screensaver f34-backgrounds-xfce greybird-xfwm4-theme xfwm4-theme

→ここが除外されていればOK

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5). 再起動

$ sudo reboot

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6). コンソール画面が表示:

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X11 の立ち上げ時のメッセージでドライバーがないというエラーがなくなっていました:

ドライバーの確認:

$ ls -1 /usr/lib64/dri/
i915_dri.so
i965_dri.so      ←(不足が解決)
iris_dri.so
kms_swrast_dri.so     ←(不足が解決)
nouveau_dri.so
nouveau_drv_video.so
nouveau_vieux_dri.so
r200_dri.so
r300_dri.so
r600_dri.so
r600_drv_video.so
radeon_dri.so
radeonsi_dri.so
radeonsi_drv_video.so
swrast_dri.so      ←(不足が解決)
virtio_gpu_dri.so
vmwgfx_dri.so
zink_dri.so

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コンソールでのロケールは英語:
$ locale

-

なので、日本語指定でデスクトップを起動:
$ LANG=ja_JP.UTF-8 startx

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8. Openboxをインストール:

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1). Openbox で使うアプリをインストール

作業に使うので、これらはインストール済み:

$ dnf list mousepad firefox xfce4-terminal
:
インストール済みパッケージ
firefox.x86_64                          90.0.2-2.fc34                   @updates
mousepad.x86_64                         0.5.6-1.fc34                    @updates
xfce4-terminal.x86_64                   0.8.10-2.fc34                   @fedora 

残りをインストール:

$ sudo dnf install nitrogen
:
 インストール:
 nitrogen         x86_64         1.6.1-12.fc34             fedora         190 k
依存関係のインストール:
 gtkmm24          x86_64         2.24.5-11.fc34            fedora         845 k

-

$ dnf list nitrogen
:
インストール済みパッケージ
nitrogen.x86_64                      1.6.1-12.fc34                       @fedora

→こちらのOpenbox では、アプリをインストールして再起動すれば、右クリックのメニューに反映されます。

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2). Openbox をインストール:

$ sudo dnf install openbox obconf
:
パッケージ openbox-3.6.1-17.fc34.x86_64 は既にインストールされています。
:
インストール:
 obconf      x86_64      2.0.4-18.20150213git63ec47.fc34      fedora      155 k

-

$ dnf list openbox obconf
:
インストール済みパッケージ
obconf.x86_64               2.0.4-18.20150213git63ec47.fc34              @fedora
openbox.x86_64              3.6.1-17.fc34                                @fedora

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9. 「lightdm」ディスプレイマネージャのインストール

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1). 「lightdm」のインストール

Xfce」グループのインストールで依存として入ったようで、インストール済み

$ dnf list lightdm lightdm-gtk lightdm-gtk-greeter-settings
:
インストール済みパッケージ
lightdm.x86_64                                 1.30.0-14.fc34            @fedora         <--(Display Manager)
lightdm-gtk.x86_64                             2.0.8-1.fc34              @fedora         <--(greeter)
利用可能なパッケージ
lightdm-gtk-greeter-settings.noarch            1.2.2-13.fc34             fedora 

→ログイン画面の表示には「greeter」が必要です。

「lightdm-gtk-greeter-settings」はログイン画面の設定ツールです。インストールは任意。なくても支障ありません。

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10. 「lightdm」の自動起動の設定

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Fedora Server の場合は、「lightdm」サービスだけでなく、「default.target」の設定も必要です。 以前の「ランレベル」の指定に近い設定です。

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1). 参考: 「default.target」の設定

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ターゲットの種類:
- graphical.target   グラフィカル、マルチユーザシステムを設定
- multi-user.target     非グラフィカル、マルチユーザシステムを設定
- rescure.target      レスキューシェル(シングルユーザ)を設定
- emergency.target  エマージェンシーシェルを設定

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(1). CUI に変更:
$ sudo systemctl set-default multi-user.target

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(2). GUI に変更:
$ sudo systemctl set-default graphical.target

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(3). 参考: systemctl のサブコマンド:
start :  サービスの起動
stop :  サービスの終了
restart :  サービスを再起動
reload :  サービスの設定を再読み込み
status :  サービスの状態を表示
enable :  サービスが自動起動するように設定
disable :  サービスが自動起動しないように設定
list-unit-files :  すべてのサービス(Unit) を表示

-

操作例:
$ systemctl list-unit-files | grep lightdm
lightdm.service                              enabled         enabled

→左のenabled(現在の状態)、右のenabled(初期値)

つまり、lightdm はインストールで「enable」ということ。

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2). 再起動で、「lightdm」のログイン画面にしたいとき:

  • デスクトップの起動に、「lightdm」を使う場合:

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(1). 「lightdm」サービスを有効化
$ sudo systemctl enable lightdm

→1度行っておけばOK。 ただし、「lightdm」はインストールで「enable」です。

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(2). 現在の「lightdm」の状態
$ systemctl status lightdm
○ lightdm.service - Light Display Manager
     Loaded: loaded (/usr/lib/systemd/system/lightdm.service; enabled; vendor preset: enabled)
     Active: inactive (dead)
       Docs: man:lightdm(1)

「q」で表示は終了

→「lightdm」サービスは有効です。

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(3). 現在のsystemd のターゲットを確認
$ systemctl get-default
multi-user.target

→再起動で、コンソール画面が表示される設定です。

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(4). systemd のターゲットを変更
$ sudo systemctl set-default graphical.target

Created symlink /etc/systemd/system/default.target → /usr/lib/systemd/system/graphical.target.

→リンクが作成されました。

-

確認:
$ systemctl get-default
graphical.target

→再起動で、「lightdm」のログイン画面が表示される設定です。

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リンクも確認:
$ ls -l /etc/systemd/system/default.target
lrwxrwxrwx. 1 root root 40  8月 12 22:30 /etc/systemd/system/default.target -> /usr/lib/systemd/system/graphical.target

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(5). 再起動
$ sudo reboot

-

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11. 「Openbox」デスクトップの起動

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1). ログイン画面(lightdm) が表示:

-

画面右上の「スパナ」アイコンをクリック:
- Openbox

→選べるのは「Openbox」だけです(「スパナ」アイコン)

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ユーザーでログイン

→パスワード入力

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2). Openbox デスクトップが表示:

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デスクトップには、マウスカーソルだけで何もありません。 右クリックで、メニューが表示されます。

背景はログイン画面と同じ、Fedora 34 のテーマと思われる背景です。

たぶん、「Xfce」グループのインストールで設定されたと思われます。

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3). 「lightdm」の動作状態の確認:

$ systemctl status lightdm
● lightdm.service - Light Display Manager
     Loaded: loaded (/usr/lib/systemd/system/lightdm.service; enabled; vendor preset: ena>
     Active: active (running) since Thu 2021-08-12 22:32:29 JST; 9min ago
       Docs: man:lightdm(1)
   Main PID: 836 (lightdm)
      Tasks: 13 (limit: 9335)
     Memory: 93.7M
        CPU: 22.506s
     CGroup: /system.slice/lightdm.service
             ├─836 /usr/sbin/lightdm
             └─848 /usr/libexec/Xorg -core -noreset :0 -seat seat0 -auth /run/lightdm/roo>

 8月 12 22:32:29 ubn-box systemd[1]: Starting Light Display Manager...
 8月 12 22:32:29 ubn-box systemd[1]: Started Light Display Manager.
 8月 12 22:32:30 ubn-box lightdm[863]: pam_unix(lightdm-greeter:session): session opened >
 8月 12 22:32:58 ubn-box lightdm[934]: gkr-pam: unable to locate daemon control file
 8月 12 22:32:58 ubn-box lightdm[934]: gkr-pam: stashed password to try later in open ses>

「q」で表示は終了

稼働中はこのように履歴も表示されます。

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4). アプリの起動:

デスクトップの空きで右クリック→メニューが表示→アプリを選択

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Openbox デスクトップの終了:

デスクトップの空きで右クリック→メニューが表示→「Exit」

ログイン画面に戻ります。

右上の電源ボタンから、「再起動」と「シャットダウン」を選べます。

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12. Openbox での設定

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1). 「xdg-user-dirs」ツールがあるか確認:

$ dnf list xdg-user-dirs
:
インストール済みパッケージ
xdg-user-dirs.x86_64                     0.17-8.fc34                     @fedora

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2). ホームフォルダを確認:

$ ls
memo-01.md   note-02.txt  ダウンロード  デスクトップ  ビデオ  画像
note-01.txt  typescript   テンプレート  ドキュメント  音楽    公開

→すでに日本語のフォルダができていました。

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3). 英語のフォルダ名に変更:

日本語のフォルダ名で良ければ作業しません。

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(1). ファイルマネージャを起動:

デスクトップの空きで右クリック→Aplications →System tools →「Thunar ファイルマネージャ」

→フォルダの中が空であることを確認。

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(2). 日本語のフォルダを削除:
ダウンロード
テンプレート
デスクトップ
ドキュメント
ビデオ
音楽
画像
公開

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(3). 確認:
$ ls
memo-01.md  note-01.txt  note-02.txt  typescript

→これらはコンソールメッセージの記録です。通常はありません。

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(4). 英語名のホームフォルダを作成:
$ cd

$ LANG=C xdg-user-dirs-update --force
Moving DESKTOP directory from デスクトップ to Desktop
Moving DOWNLOAD directory from ダウンロード to Downloads
Moving TEMPLATES directory from テンプレート to Templates
Moving PUBLICSHARE directory from 公開 to Public
Moving DOCUMENTS directory from ドキュメント to Documents
Moving MUSIC directory from 音楽 to Music
Moving PICTURES directory from 画像 to Pictures
Moving VIDEOS directory from ビデオ to Videos

→「--force」を付けないと、フォルダが作成されませんでした。 中身が残っていると日英二重に作られます。

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(5). 確認:
$ ls
Desktop    Downloads  Pictures  Templates  memo-01.md   note-02.txt
Documents  Music      Public    Videos     note-01.txt  typescript

-

$ ls -a
.              .bash_profile  .lesshst          Documents  Templates    typescript
..             .bashrc        .local            Downloads  Videos
.Xauthority    .cache         .mozilla          Music      memo-01.md
.bash_history  .config        .xsession-errors  Pictures   note-01.txt
.bash_logout   .dbus          Desktop           Public     note-02.txt

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4). 「ロケールの設定」の確認:

-

Openbox デスクトップでは日本のロケール:
$ locale
LANG=ja_JP.utf8
LC_CTYPE="ja_JP.utf8"
LC_NUMERIC="ja_JP.utf8"
LC_TIME="ja_JP.utf8"
LC_COLLATE="ja_JP.utf8"
LC_MONETARY="ja_JP.utf8"
LC_MESSAGES="ja_JP.utf8"
LC_PAPER="ja_JP.utf8"
LC_NAME="ja_JP.utf8"
LC_ADDRESS="ja_JP.utf8"
LC_TELEPHONE="ja_JP.utf8"
LC_MEASUREMENT="ja_JP.utf8"
LC_IDENTIFICATION="ja_JP.utf8"
LC_ALL=

-

コンソール画面では英語のロケール:
LANG=en_US.UTF-8
LANGUAGE=en
LC_CTYPE="en_US.UTF-8"
LC_NUMERIC="en_US.UTF-8"
LC_TIME="en_US.UTF-8"
LC_COLLATE="en_US.UTF-8"
LC_MONETARY="en_US.UTF-8"
LC_MESSAGES="en_US.UTF-8"
LC_PAPER="en_US.UTF-8"
LC_NAME="en_US.UTF-8"
LC_ADDRESS="en_US.UTF-8"
LC_TELEPHONE="en_US.UTF-8"
LC_MEASUREMENT="en_US.UTF-8"
LC_IDENTIFICATION="en_US.UTF-8"
LC_ALL=

→コンソールではなぜか英語です。コンソールでは日本語が文字化けするのでこのままで良いかも。

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5). ロケールを確認:

-

「/etc/locale.conf」を確認:
$ cat /etc/locale.conf
LANG="ja_JP.UTF-8"

-

6). 日本語関連のパッケージを確認:

-

$ dnf list langpacks-ja
:
インストール済みパッケージ
langpacks-ja.noarch                    3.0-14.fc34                     @anaconda

-

確認:

$ cat /etc/default/locale
cat: /etc/default/locale: そのようなファイルやディレクトリはありません

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7). 日付が日本語で表示されるか確認:

$ date
2021年  8月 12日 木曜日 22:51:14 JST

→「JST」になっています。タイムゾーンの設定もOK

日本語フォントも表示されています。

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8). firefox ブラウザで全角記号が豆腐文字に化けないか確認:

→正常に表示

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「fonts-noto-cjk」のインストールの確認:
$ dnf list | grep noto-cjk
google-noto-cjk-fonts-common.noarch               20201206-2.fc34                             @anaconda             
google-noto-cjk-fonts.noarch                                   20201206-2.fc34                                 fedora

→インストールされていました。

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9). Mesa ドライバーのインストールの確認:

  • Mesa はドライバーではありません。OpenGLLinux でのオープンソース実装だったものが成長して、GPU の強化にも使われます。

  • intel ビデオドライバー」は問題が多いので、多くのディストリビューションで推奨されておらず、代わりにMesa ドライバーが使われるようになっています。

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(1). Mesa ドライバーが使われているかをツールで確認:

-

確認ツールのインストール:
$ sudo dnf install glx-utils

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ツールで確認:
$ glxinfo | grep Mesa
client glx vendor string: Mesa Project and SGI
    Device: Mesa DRI Intel(R) HD Graphics (HSW GT1) (0xa06)
OpenGL renderer string: Mesa DRI Intel(R) HD Graphics (HSW GT1)
OpenGL core profile version string: 4.5 (Core Profile) Mesa 21.1.6
OpenGL version string: 3.0 Mesa 21.1.6
OpenGL ES profile version string: OpenGL ES 3.1 Mesa 21.1.6

→Mesa ドライバーを使用しているようです。

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(2). mesa のインストールの確認:
$ dnf list mesa-dri-drivers mesa-vulkan-drivers
:
インストール済みパッケージ
mesa-dri-drivers.x86_64                   21.1.6-1.fc34                 @updates
mesa-vulkan-drivers.x86_64                21.1.6-1.fc34                 @updates

-

(3). 「intel ビデオドライバー」がインストールされていないかを確認:
$ dnf list xorg-x11-drv-intel
:
利用可能なパッケージ
xorg-x11-drv-intel.x86_64            2.99.917-50.20200205.fc34            fedora

→インストールされていません。

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13. Xfce4 関連のプラグインとアプリ:

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Xfce4 関連のプラグイン:

追加のアートワーク (xfce4-artwork)
バッテリーレベルのモニタ (xfce4-battery-plugin)
クリップボードの履歴 (xfce4-clipman-plugin)
CPU周波数管理のプラグイン (xfce4-cpufreq-plugin)
CPU使用率のグラフ (xfce4-cpugraph-plugin)
日付と時刻のプラグイン (xfce4-datetime-plugin)
ディスクパフォ​​ーマンスの表示 (xfce4-diskperf-plugin)
ファイルシステムのモニタ (xfce4-fsguard-plugin)
コマンド結果を表示するための汎用モニタ (xfce4-genmon-plugin)
メールウォッチャー (xfce4-mailwatch-plugin)
ネットワーク負荷のモニタ (xfce4-netload-plugin)
Notesプラグイン (xfce4-notes-plugin)
フォルダ、最近のドキュメント、へのクイックアクセス (xfce4-places-plugin)
センサープラグイン (xfce4-sensors-plugin)
Smartbookmarks のプラグイン (xfce4-smartbookmark-plugin)
システム負荷のモニタ (xfce4-systemload-plugin)
タイマープラグイン (xfce4-timer-plugin)
履歴のあるコマンドライン (xfce4-verve-plugin)
無線LAN のモニタ (xfce4-wavelan-plugin)
天気モニタ (xfce4-weather-plugin)
キーボードの構成 (xfce4-xkb-plugin)
Thunar のアーカイブ管理 (thunar-archive-plugin)
Thunar のメディアのタグのエディタ (thunar-media-tags-plugin)
代替メニュープラグイン (xfce4-whiskermenu-plugin)

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アプリ:

テキストエディタ (mousepad)
画像ビューア (ristretto)
CD/DVD の焼き込み (xfburn)
辞書 (xfce4-dict)
通知デーモン (xfce4-notifyd)
スクリーンショットを撮るツール (xfce4-screenshooter)
タスクマネージャ (xfce4-taskmanager)
端末アプリ (xfce4-terminal)
メディアプレーヤー (parole)
電源の管理 (xfce4-power-manager)

-

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14. 機能部品のインストール

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1). ブラウザをインストール

  • すでにインストール済みです。
$ dnf list firefox
:
インストール済みパッケージ
firefox.x86_64                      90.0.2-2.fc34                       @updates

-


2). ファイル関連:

$ dnf list gvfs file-roller ntfs-3g
:
インストール済みパッケージ
gvfs.x86_64                             1.48.1-1.fc34                            @updates 
ntfs-3g.x86_64                          2:2017.3.23-15.fc34                      @anaconda
利用可能なパッケージ
file-roller.x86_64                      3.40.0-1.fc34                            updates  

追加でインストール:

$ sudo dnf install file-roller

-

ゴミ箱の追加 (gvfs)

右クリックでの zip 展開 (file-roller)

NTFS パーティションの読み書き (ntfs-3g)

-


3). サウンド関連

$ dnf list pulseaudio pavucontrol
:
インストール済みパッケージ
pavucontrol.x86_64                      4.0-6.fc34                       @fedora
利用可能なパッケージ
pulseaudio.x86_64                       14.2-3.fc34                      fedora 

-

$ dnf list pipewire-pulseaudio
:
インストール済みパッケージ
pipewire-pulseaudio.x86_64                     0.3.33-2.fc34                      @updates

→「pulseaudio」の代わりに「pipewire-pulseaudio」がインストールされていました。

-

追記:

Audacious」で曲が再生されません。「pipewire-pulseaudio」をやめて「pulseaudio」にしました。

→「Audacious」のインストールの項目 を参照。

-


4). 通知のサポート:

$ dnf list xfce4-notifyd
:
インストール済みパッケージ
xfce4-notifyd.x86_64                    0.6.2-2.fc34                     @fedora

-


5). ネットワークマネージャのサポート:

$ dnf list | grep network-manager
network-manager-applet.x86_64                                                            1.22.0-1.fc34                                                    @updates              

-

-


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-

15. Xfce パネルに切り替え

-

1). Xfce パネルを起動

$ xfce4-panel

-

デスクトップ画面の上下にパネルが起動されました:

→仮の立ち上げです。 Xfce パネルを起動した端末アプリ(右上)を閉じるとパネルが終了するので注意。もしくは「&」を付けて起動。

-

2). 「xfce4-panel」と「nitrogen」を自動起動に登録:

$ cd ~/.config/
$ mkdir openbox

$ mousepad ~/.config/openbox/autostart

以下の行を記入:

# tint2 &
xfce4-panel &
sleep 2; nitrogen --restore &

→パネル起動、壁紙表示、を自動起動に登録(tint2 もコメントとして記述しています)

-

3). 再起動:

$ sudo reboot

-

4). ログイン画面表示

-

5). 「OpenBox + Xfce パネル」デスクトップ環境が表示

-

-


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16. 日本語入力に「ibus-mozc」をインストール:

-

  • パネルがないと「キーボード」アイコンが表示されないので、日本語入力の設定はここまでやりませんでした。

  • 実は、「ibus-anthy」がインストールされていました。

$ dnf list ibus-anthy
:
インストール済みパッケージ
ibus-anthy.x86_64                     1.5.12-7.fc34                     @updates

→画面右上のキーボードアイコンで、「日本語-Anthy」を選んでやると、日本語入力できるようになりました。

  • 個人的に「ibus-mozc」の方が使いやすいので、「ibus-mozc」をインストール。

-


1). インストール:

$ sudo dnf install ibus-mozc
:
インストール:
 ibus-mozc          x86_64 2.25.4190.102-5.fc34                   fedora  359 k
依存関係のインストール:
 libxkbcommon-x11   x86_64 1.3.0-1.fc34                           updates  22 k
 mozc               x86_64 2.25.4190.102-5.fc34                   fedora   14 M
 pcre2-utf16        x86_64 10.36-4.fc34                           fedora  213 k
 protobuf           x86_64 3.14.0-3.fc34                          fedora  995 k
 qt-settings        noarch 34.7-2.fc34                            updates  11 k
 qt5-qtbase         x86_64 5.15.2-16.fc34                         updates 3.5 M
 qt5-qtbase-common  noarch 5.15.2-16.fc34                         updates  12 k
 qt5-qtbase-gui     x86_64 5.15.2-16.fc34                         updates 6.2 M
 qt5-qtx11extras    x86_64 5.15.2-3.fc34                          fedora   35 k
 xcb-util-image     x86_64 0.4.0-17.fc34                          fedora   19 k
 xcb-util-keysyms   x86_64 0.4.0-15.fc34                          fedora   14 k
 xcb-util-renderutil
                    x86_64 0.3.9-18.fc34                          fedora   17 k
 xcb-util-wm        x86_64 0.4.1-20.fc34                          fedora   31 k
 xemacs-filesystem  noarch 21.5.34-39.20200331hge2ac728aa576.fc34 fedora  9.5 k
 zinnia             x86_64 0.06-51.fc34                           fedora   63 k
弱い依存関係のインストール:
 libyui-mga-qt      x86_64 1.1.0-3.fc34                           fedora   49 k
 libyui-qt          x86_64 2.53.0-2.fc34                          fedora  355 k
 zinnia-tomoe-ja    x86_64 0.06-51.fc34                           fedora   14 M

ログアウト→ログイン

デスクトップの空きで右クリック→Exit

-


2). 「ibus-mozc」を有効にします

パネルの「JA」または、「あ」を右クリック→ 設定 →「IBusの設定」画面

「入力メソッド」タブ:

「日本語 - Anthy」
「日本語 - 日本語」

-

「追加」→「日本語」→「Mozc」→「追加」

「日本語 - Anthy」を選んで、「削除」

-

「日本語 - Mozc」
「日本語 - 日本語」

→「閉じる」

-


3). 「ibus-mozc」での日本語入力

テキストエディタ (mousepad) にて、画面右上のキーボードアイコンが「JA」の場合、 「Windows + space」で「Mozc」に切り替えできます。(IMEオン/オフの切り替え)

あとは、「半角/全角」キーで、日本語オン「あ」/オフ「A」できます。

-

4). 「Windows + space」での「IMEオン/オフ」は使いにくいので、キーの割当を変更:

パネルの「JA」または、「あ」を右クリック→ 設定 →「IBusの設定」画面

-

「ー般」タブ:

「次の入力メソッド: space」の右にある「…」をクリック

「Super」のチェックを外して、キーコード「space」の右にある「…」をクリック→「無効」をクリック→「新しいアクセレータ」で「半角/全角」キーを押します。「適用」ボタンを押します。

→「Zenkaku_Hankaku」に変わりました。

→「OK」

→「閉じる」

-

  • これで「半角/全角」キーで、「JA」、「あ」の切り替えができます。

-

5). 個人的に、日本語オン/オフを別々のキーに割り当て:

  • 「半角/全角」キーだけで使うのなら、この作業は不要です。

パネルの「JA」または、「あ」を右クリック→設定→「IBusの設定」画面

「入力メソッド」タブ→「日本語 - Mozc」をクリック→設定→「Mozc プロパティ」画面表示

-

「一般」タブ

「初期値に戻す」 →OK

-

キー設定の選択: →「カスタム」を選んで右の「編集…」→「Mozc キー設定」画面表示

左下の「編集」→「定義済みのキーマップからインポート」→「MS-IME」→OK

-

再び、「編集…」(ウィンドウは広げると作業しやすいです)

上段の「入力キー」をクリックして、ソート

-

下記のキーのコマンドを修正:

モード 入力キー コマンド 備考
変換前入力中 Henkan IME を有効化
変換中 Henkan IME を有効化
直接入力 Henkan IME を有効化
入力文字なし Henkan IME を有効化
:
変換前入力中 Muhenkan IME を無効化
変換中 Muhenkan IME を無効化
入力文字なし Muhenkan IME を無効化
直接入力 Muhenkan IME を無効化 編集→エントリーの追加が必要

-

これで「あ」を見なくても操作できます:

- 「ひらがな」キー(Hiragana)で「IME オン」→日本語
-  「無変換」キー(Muhenkan)で「IME オフ」→英語

(mozc は入力メソッドのオン、オフを割当てできるのが利点です)

→OK →OK

→適用 →OK

→「閉じる」

-

6). 日本語入力の操作

テキストエディタ「mousepad」を起動

- 入力メソッドのオン/オフ: 「半角/全角」キーでトグル操作

- (日本語オン/オフ): 「半角/全角」キーのトグル
- (日本語オン): 「ひらがな」キー を押してから入力
- (日本語オフ): 「無変換」キーを押してから入力
  • 「端末」アプリを使う時は「半角」にします。つまり「半角/全角」キーで「あ」の表示を消して「JA」にしておくのが無難です。

-

7). 入力メソッドのアイコン文字を 水色→「オレンジ色」に変更:

  • システムトレイにある入力メソッドのアイコン文字が「暗い水色」でわかりづらいです。

白色ではテーマが変わると見づらくなる可能性があります。

テーマが変わっても見やすい「オレンジ色」に変更:

$ gsettings set org.freedesktop.ibus.panel show-icon-on-systray true
$ gsettings set org.freedesktop.ibus.panel xkb-icon-rgba '#f57900'

→システムトレイを表示させる設定も加えました。

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-

-


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17. 右クリックメニューのカスタマイズ

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1). OpenBox の設定ファイルの準備:

-

元ファイルの場所の確認:
$ find /etc | grep openbox
:
/etc/xdg/openbox/terminals.menu
/etc/xdg/openbox/menu.xml
/etc/xdg/openbox/rc.xml
/etc/xdg/openbox/autostart
/etc/xdg/openbox/environment

-

現在の状態:
$ ls -1 ~/.config/openbox/
autostart

-

退避:
$ cd ~/.config/openbox/
$ mv autostart autostart-OLD

-

元ファイルのコピー
$ cp /etc/xdg/openbox/terminals.menu ~/.config/openbox
$ cp /etc/xdg/openbox/menu.xml ~/.config/openbox
$ cp /etc/xdg/openbox/rc.xml ~/.config/openbox
$ cp /etc/xdg/openbox/autostart ~/.config/openbox
$ cp /etc/xdg/openbox/environment ~/.config/openbox

$ ls -1 ~/.config/openbox/
autostart
autostart-OLD
environment
menu.xml
rc.xml
terminals.menu

-

autostart の修正:
$ cd ~/.config/openbox/
$ cat autostart-OLD >> autostart
$ mousepad autostart

→見映えを調整

デスクトップの空きで右クリック→Exit

ログイン画面

-

デスクトップの空きで右クリック→いつものメニューが表示されることを確認:

→このメニューにある「Applications」では、再起動で更新される、システムにインストールされているアプリケーションにリンクするメニューが表示されます。

-

2). Openbox の右クリックメニューのカスタマイズ:

メニューを日本語化して、お気に入りアプリと終了メニューを追加:

$ mousepad ~/.config/openbox/menu.xml

↓ 下記に置き換え:

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>

<openbox_menu xmlns="http://openbox.org/3.4/menu">

<menu id="applications-menu" label="アプリ Applications" execute="/usr/libexec/openbox-xdg-menu applications"/>
<menu id="preferences-menu" label="設定 Preferences" execute="/usr/libexec/openbox-xdg-menu preferences"/>
<menu id="administration-menu" label="管理 Administration" execute="/usr/libexec/openbox-xdg-menu system-settings"/>
<menu id="terminals-menu" label="端末 Terminals" execute="/usr/libexec/openbox-xdg-menu /etc/xdg/openbox/terminals"/>

<menu id="root-menu" label="Openbox 3">
  <separator label="Openbox"/>

  <item label="テキストエディタ (mousepad)">
    <action name="Execute"><execute>mousepad</execute></action>
  </item>
  <item label="端末 (xfce4-terminal)">
    <action name="Execute"><execute>xfce4-terminal</execute></action>
  </item>
  <item label="ブラウザ (firefox)">
    <action name="Execute"><execute>firefox</execute></action>
  </item>
  <item label="ファイルマネージャ (thunar)">
    <action name="Execute"><execute>thunar</execute></action>
  </item>
  <item label="エディタ VSCoce (code)">
    <action name="Execute"><execute>code --disable-gpu</execute></action>
  </item>

  <separator />
  <menu id="applications-menu"/>
  <menu id="preferences-menu"/>
  <menu id="administration-menu"/>
  <separator/>
  <menu id="terminals-menu"/>

  <separator />
  <item label="壁紙の設定 (nitrogen)"> 
    <action name="Execute"><execute>nitrogen</execute></action>
  </item>
  <item label="OpenBoxの主な設定 (obconf)">
    <action name="Execute"><execute>obconf</execute></action>
  </item>
  <item label="ルックアンドフィールの設定 (lxappearance)"> 
    <action name="Execute"><execute>lxappearance</execute></action>
  </item>

  <separator/>
  <item label="OpenBoxの設定を反映 (Reconfigure)">
    <action name="Reconfigure" />
  </item>
  <item label="OpenBoxの終了 (Exit)">
    <action name="Exit">
      <prompt>yes</prompt>
    </action>
  </item>

  <separator/>
  <item label="ログアウト (Log Out)">
    <action name="SessionLogout">
      <prompt>ログアウトしますか?</prompt>
    </action>
  </item>

  <item label="再起動 (reboot)">
    <action name="Execute"> <execute>/sbin/reboot</execute> 
      <prompt>再起動しますか?</prompt></action>
   </item>
   <item label="シャットダウン (Shutdown)">
     <action name="Execute"> <execute>/sbin/poweroff</execute> 
      <prompt>シャットダウンしますか?</prompt></action>
   </item>

</menu>
</openbox_menu>

-

右クリック→Reconfigure で反映

右クリック→メニュー表示:

→スマートじゃないけど、使いやすくなりました。

-

メニューから終了できるかを確認:

「ログアウト」、「再起動」、「シャットダウン」の動作を確認:

-

参考: ユーザーが所属しているグループを確認:
$ groups ubn
ubn : ubn wheel

→「wheel」グループに参加しているだけでした。

-

-


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18. Openbox のデスクトップの外観の設定:

-

  • Xfce の設定マネージャ(xfce4-settings) にある設定の「外観」はOpenbox では無効です。Openbox デスクトップの設定は「obconf」で行います。

-

デスクトップの空きで右クリック→「OpenBoxの主な設定 (ObConf)」

または、

$ obconf &

-

「Openbox 設定マネージャ」画面が表示:

いくつかのタブがあります:

    テーマ (Theme)
    外観 (Appearance)
    ウィンドウ (Windows)
    移動&サイズ変更 (Move & Resize)
    マウス (Mouse)
    デスクトップ (Desktop)
    マージン (Margins)
    ドック  (Dock)

-

1). ウィンドウと右クリックメニューの見た目を変更:

「テーマ」タブ

テーマ: 「Onyx」に変更

→ウィンドウのタイトルバーが「黒色」の立体になりました。クール。

-

2). ウィンドウの巻き上げボタンを追加:

「外観」タブ

ウィンドウタイトル: NLIMC →「NSLIMC」に変更

→ウィンドウのタイトルバーの左上に2個目のアイコン「-」が追加。クリックでウィンドウタイトルのみにできます。

-

3). 仮想デスクトップの数を変更:

「デスクトップ」タブ

デスクトップの数: 4 →「3」に変更(「-」「+」で増減)

-

4). 各タブの説明

-

「テーマ」タブ:

Openbox内のウィンドウのルックアンドフィールを調整できます。

いくつかのデフォルトテーマがありますが、あなた自身がダウンロードしてインストールすることができます。

-

「外観」タブ:

フォントスタイル、サイズ、ウィンドウの最大化、最小化、コード化、閉鎖、ロールアップ、すべてのデスクトップ上の表示などの設定を調整できます。

→追記: これだけでは設定しきれなかったので、「lxappearance」(ルックアンドフィールの設定)をインストールして補完しました。

-

「ウィンドウ」タブ:

ウィンドウの動作を確認できます。 たとえば、マウスの上にマウスを置くと自動的にウィンドウにフォーカスを合わせ、新しいウィンドウを開く場所を設定することができます。

-

「移動&サイズ変更」タブ:

ウィンドウがある程度近くになる前に他のウィンドウにどのくらい近づけるかを決めることができ、スクリーンの端から離れたときにアプリケーションを新しいデスクトップに移動するかどうかを設定できます。

-

「マウス」タブ:

マウスがマウスの上を移動したときにウィンドウがどのようにフォーカスするかを決定し、ダブルクリックがどのようにウィンドウに影響を与えるかを決めることもできます。

-

「デスクトップ」タブ:

仮想デスクトップの数と、デスクトップの切り替えを通知する通知の長さを決定できます。

-

「マージン」ウィンドウ:

画面の周りにマージンを指定してウィンドウを通過させることができます。

-

「ドック」タブ:

ドック(というよりもパネル)の選択設定を制御できます。

対象は「Cairo」や「Plank」などのドックではなく、「Tint2」などの従来のパネルです。

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19. アプリ起動のショートカットキーを追加:

-

  • ショートカットキーは「~/.config/openbox/rc.xml」にxml 形式で「keybind」の項目として定義されています。

-

1). 現在の設定ファイル「rc.xml」を確認:

$ ls -1 ~/.config/openbox/
autostart
autostart-OLD
environment
menu.xml
rc.xml
terminals.menu

-

2). 無効なアプリの起動の定義があるので修正:

-

修正ついでに、使いそうなアプリの起動を定義:
$ mousepad ~/.config/openbox/rc.xml

-

「key="W-e"」で検索:

以下はKDE アプリが定義されているので使えません。

    <!-- Keybindings for running applications -->
    <keybind key="W-e">
      <action name="Execute">
        <startupnotify>
          <enabled>true</enabled>
          <name>Konqueror</name>
        </startupnotify>
        <command>kfmclient openProfile filemanagement</command>
      </action>
    </keybind>

↓ この部分を下記に置換(削除して追加):

    <!-- Keybindings for running applications -->
    <keybind key="W-f">
      <action name="Execute">
        <command>thunar</command>
      </action>
    </keybind>

    <keybind key="W-t">
      <action name="Execute">
        <command>mousepad</command>
      </action>
    </keybind>

    <keybind key="W-m">
      <action name="Execute">
        <command>mousepad ~/Documents/memo-000.md</command>
      </action>
    </keybind>

    <keybind key="W-w">
      <action name="Execute">
        <command>firefox</command>
      </action>
    </keybind>

    <!-- Launch Terminal -->
    <keybind key='C-A-t'>
        <action name='Execute'>
            <command>xfce4-terminal</command>
        </action>
    </keybind>

<!-- Screenshouts with the PrintScreen keys -->
  <keybind key="Print">
    <action name="Execute"><command>xfce4-screenshooter -s ~/Pictures</command></action>
  </keybind>

    <!-- Keybindings for window snapping with the arrow keys -->
    <keybind key="W-Left">
      <action name="Unmaximize"/>
      <action name="MoveResizeTo">
        <x>0</x>
        <y>0</y>
        <width>50%</width>
        <height>100%</height>
      </action>
    </keybind>
    <keybind key="W-Right">
      <action name="Unmaximize"/>
      <action name="MoveResizeTo">
        <x>-0</x>
        <y>0</y>
        <width>50%</width>
        <height>100%</height>
      </action>
    </keybind>
    <keybind key="W-Up">
      <action name="Unmaximize"/>
      <action name="MoveResizeTo">
        <x>-0</x>
        <y>0</y>
        <width>50%</width>
        <height>50%</height>
      </action>
    </keybind>
    <keybind key="W-Down">
      <action name="Unmaximize"/>
      <action name="MoveResizeTo">
        <x>-0</x>
        <y>-0</y>
        <width>50%</width>
        <height>50%</height>
      </action>
    </keybind>

-

3). 参考: 「PrintScreen」での画面キャプチャについて:

Xfce パネルが使えると、画面キャプチャのアプレットが追加できます。なので、PrintScreen キーのショートカットキーは全画面があれば十分です。

-

画面キャプチャのコマンドがインストールされているか確認:
$ dnf list xfce4-screenshooter xfce4-screenshooter-plugin
:
インストール済みパッケージ
xfce4-screenshooter.x86_64                     1.9.8-2.fc34              @fedora
xfce4-screenshooter-plugin.x86_64              1.9.8-2.fc34              @fedora

-

コマンドの使い方を確認したいとき:
$ xfce4-screenshooter --help

-


4). 設定を反映

デスクトップの空きで右クリック→「Reconfigure」

もしくは、

ログアウト→ログイン

-


5). ショートカットキーでアプリが起動するかを確認:

-

定義した機能:
Window+「F」 →ファイルマネージャの「thunar」を起動
Window+「T」 →テキストエディタの「mousepad」を起動
Window+「M」 →テキストエディタの「mousepad」にて「memo-000.md」を開きます
Window+「W」 →ブラウザの「firefox」を起動
Ctrl+ Alt+「T」 →端末の「xfce4-terminal」を起動:
「PrintScreen」 →画面キャプチャをどうするかの画面が表示

→画面キャプチャは、キーを押すと画面キャプチャの設定画面が表示されます。

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保存したファイルの例:
$ ls ~/Pictures/
スクリーンショット_2021-08-12_23-13-32.png
スクリーンショット_2021-08-12_23-13-43.png

-

Window+「M」は、一時的なメモを取りたいときに使います。 ファイルがすでに指定されているので面倒がなく、Ctrl+S で保存できます。

Markdown ファイルにしているので、「---」の行で仕切れば、色付けされて見やすく文章を追加できます。

注意点は、ブラウザのウィンドウを選択した状態で押すと、ブラウザの機能である「メールの設定」画面が表示されます。 ブラウザ以外をクリックするか、デスクトップの空きをクリックしてから、Window+「M」してください。

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編集されるファイル:
~/Documents/memo-000.md

→使いそうで使わないファイル名にしました。

-

-


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20. Window +「矢印」キーで、画面タイリングする定義を追加:

-

1). 定義を追加:

実は、すぐ前の作業で追加した定義の中に含まれているので、作業は不要です。

-

2). 挿入時の注意点:

:
      </action>
    </keybind>   ↑ (挿入した文字列の最後)

</keyboard>   ←(ここに、これがあること。重要)
<mouse>
  <dragThreshold>1</dragThreshold>

-

3). 設定を反映

デスクトップの空きで右クリック→「Reconfigure」

もしくは、

ログアウト→ログイン

-


4). ウィンドウを選択、Window +「矢印」キーで、画面の左右にタイリング移動するか、確認:

Window +「→」キー
Window +「←」キー
Window +「↑」キー
Window +「↓」キー

→ウィンドウがサイズを変えて移動。上下キーは、右側に寄せての動作です。

ウィンドウの配置は、左半分はブラウザ、右上はテキストエディタ、右下は端末、 にして使うことが多いので、その配置が楽にできる設定にしました。

-

-


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21. Xfce パネルにアプリを登録:

-

1). 上のパネルに「firefox」、「thunar」、「xfce4-terminal」、「mousepad」、のランチャーを追加:

→ショートカットキーは、Window+W、Window+F、Ctrl+Alt+T、 Window+T、ですでに登録しました。

  • 右クリックメニューにも、これらのアプリを登録しました。

  • 後で入れる「Whisker Menu」の「お気に入り」カテゴリにもアプリを登録すると、多彩です。

-

上のパネルの空きで右クリック →パネル →パネルの設定→「アイテム」タブ

→左下の「追加」ボタン→「新しいアイテムを追加する 」画面

→「ランチャー」を選んで、下にある「追加」を 5回→パネルの右上に水色の四角のアイコンが 4つ追加されました。

-

追加された 1番目の「ランチャー」を選んで下にある「編集」(スパナ)アイコン→「ランチャー」画面

「+」→「Firefox」を選んで「追加」

→「閉じる」

-

追加された 2番目の「ランチャー」を選んで「編集」アイコン→「ランチャー」画面

「+」→「Thunar ファイルマネージャー」を選んで「追加」

→「閉じる」

-

追加された 3番目の「ランチャー」を選んで「編集」アイコン→「ランチャー」画面

「+」→「Xfce Terminal」を選んで「追加」

→「閉じる」

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追加された 4番目の「ランチャー」を選んで「編集」アイコン→「ランチャー」画面

「+」→「Mousepad」を選んで「追加」

→「閉じる」

-

追加された 5番目の「ランチャー」を選んで「編集」アイコン→「ランチャー」画面

「+」→「スクリーンショット」を選んで「追加」

→「閉じる」

-

アプリのアイコンに変わっているので、各「ランチャー」を選び、「上矢印」ボタンを押して移動

パネルの左端の使いやすい位置に移動しました。

-

スクリーンショット」のアイテムを使わず、「ランチャー」で「スクリーンショット」アプリの登録をしました。「スクリーンショット」の設定画面が開くので、使える機能を選べるからです。

-


2). 上のパネルの「ランチャー」の頭に「デスクトップ表示」を登録

-

上の画面の続き:

→左下「追加」ボタン→「新しいアイテムの追加 」画面

「デスクトップ表示」を選んで→「追加」

→「閉じる」

-

「パネルの設定」画面

「デスクトップ表示」をパネルの左に移動しました

→「閉じる」

-

-


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-

22. Xfce パネルのカスタマイズ:

-


1). 上のパネルの右にある時計のカスタマイズ

パネルの時計を右クリック→プロパティ

時計のオプション

表示形式: 「カスタム」を選択

%m/%d (%a) %H:%M

→「閉じる」

-

→08/01 (日) 17:08

-


2). 上のパネルの「アプリケーションメニュー」を「Whisker Menu」に変更

-

(1). 「Whisker Menu」の追加:

上のパネルの空きで右クリック →パネル →パネルの設定→「アイテム」タブ→左下の「追加」ボタン→

「新しいアイテムを追加する 」画面→「Whisker Menu」を選んで「追加」→パネルの右上に水色のネズミの「Whisker Menu」が追加されました。

-

追加された一番下の「Whisker Menu」(外部)をクリック後、上矢印アイコンで、パネルの左端に移動します

→「閉じる」

-

(2). 今まであった「アプリケーションメニュー」を右クリック→削除

→「削除」

-

「Whisker Menu」が使いやすいように、この位置に「セパレーター」を追加しました。

「設定」で、スタイル: 取っ手

-

(3). 「Whisker Menu」の設定を変更

パネルの「Whisker Menu」(水色のネズミ)ボタンを右クリック→プロパティ→「Whisker Menu」画面

「外観」タブ

「Show as list」を選択

「カテゴリ名を表示する」にチェック

「アプリケーションにツールチップを表示する」にチェック

「アプリケーションの説明を表示する」のチェックを外します

「カテゴリを左に表示する」にチェック

「検索フィールドをパネルボタンの後に置く」にチェック

-

Application icon size: 少し小さい

カテゴリのアイコンサイズ: 小さい

-

(4). 「Whisker Menu」に「再起動」ボタンを追加:

上記の画面の続き:

「コマンド」タブ

-

「Settings Manager」にチェック

→「xfce4-settings-manager」を「/usr/bin/obconf」に変更

-

「スクリーンのロック」のチェックを外します ←(xflock4 は無効)

「ユーザーの切り換え」のチェックを外します ←(未使用)

-

「ログアウト」にチェック

→「xfce4-session-logout --logout --fast」を「openbox --exit」に変更

-

「ログアウト…」のチェックを外します ←(xfce4-session-logout は無効)

-

「再起動」にチェック

→「xfce4-session-logout --reboot --fast」を「/sbin/reboot」に変更

-

「シャットダウン」にチェック

→「xfce4-session-logout --halt --fast」を「/sbin/poweroff」に変更

-

「アプリケーションの編集」のチェックを外します ←(menulibre は無効)

「プロファイルの編集」のチェックを外します ←(mugshot は無効)

-

→「閉じる」

-


3). パネルの右端の「ユーザ名」ボタンにて無効な項目を外しました

-

パネルの右端の「ユーザ名」(アクションボタン)を右クリック→プロパティ

アクション:

「画面をロック」のチェックを外しました ←(無効)

サスペンド」のチェックを外しました ←(無効)

「シャットダウン」のチェックを外しました ←(無効)

「再起動」のチェックを外しました ←(無効)

「ログアウト…」のチェックを外しました ←(無効)

「ログアウト」のチェックを外しました ←(無効)

→「閉じる」

-

「シャットダウン」、「再起動」、「ログアウト」の項目はXfce のデフォルトのコマンドが使われるため無効(グレー表示)です。こちらで使えるのは「ユーザーの切り替え」だけです。

「Whisker Menu」か、デスクトップで右クリックの「メニュー」から、でも終了できるので支障ありません。

-


4). CPU 負荷が見えるようにパネルの右端に「CPU グラフ」を追加

-

追加した「CPU グラフ」を右クリック →プロパティ

「外観」タブ→モード: 履歴なし

「使用率バーを表示する」にチェック

「高度な設定」タブ→更新間隔: 遅い(約1秒)

幅: 16 →「12」に変更

非線形の時間スケールにする」にチェック

「フレームを表示する」と「枠を表示する」のチェックなし

-

-


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-

23. デスクトップ画面(OpenBox) の壁紙を変更:

-

1). 壁紙の準備:

  • デスクトップ関連のパッケージのインストールで「/usr/share/backgrounds/」や、「/usr/share/xfce4/backdrops/」フォルダに壁紙は置かれます。少なくとも、デフォルトの壁紙はあるはずです。

-

(1). デフォルトの壁紙は 2枚あり:
$ ls /usr/share/backgrounds/
default.png  default.xml  f34  images

$ ls -l /usr/share/backgrounds/f34/default/
:
-rwxr-xr-x. 1 root root 13357658  2月  3 12:05 f34-01-day.png     ←(実体)
-rwxr-xr-x. 1 root root 10752827  2月  3 12:05 f34-02-night.png     ←(実体)
lrwxrwxrwx. 1 root root       25  2月 23 12:49 f34.png -> ../default/f34-01-day.png
-rw-r--r--. 1 root root     1172  2月 23 11:46 f34.xml

→朝夕で壁紙が変わるようです。

-

$ ls -l /usr/share/xfce4/backdrops/
ls: '/usr/share/xfce4/backdrops/' にアクセスできません: そのようなファイルやディレクトリはありません

→こちらにはなし。

-

(2). 使える壁紙:
$ ls /usr/share/backgrounds/f34/default/f34-01-day.png  ←(昼の湖畔)
$ ls /usr/share/backgrounds/f34/default/f34-02-night.png ←(夜の湖畔)

-

(3). 画像はアニメ調ですが、拡張子がpng なので、別のフォルダに格納:
$ cd ~/Downloads/
$  mkdir etc

$ cp /usr/share/backgrounds/f34/default/f34-01-day.png ~/Downloads/etc/
$ cp /usr/share/backgrounds/f34/default/f34-02-night.png ~/Downloads/etc/
$ ls -1 ~/Downloads/etc/

-

2). 壁紙専用のサイトからクールな壁紙をダウンロード:

-

wallpaperbetter

例えば、カテゴリとして「車」で検索、解像度を指定「1920x1080」してダウンロード。

ダウンロードしたファイル名は連番になりました:

wallpaperbetter.com_1920x1080.jpg
wallpaperbetter.com_1920x1080(1).jpg
wallpaperbetter.com_1920x1080(2).jpg

→先にフォルダ分けすると、追加でダウンロードしたファイル名にも同じ番号が使われます。 ファイルの管理はやりづらいのですが、解像度はわかります。

-

3). カテゴリ別にフォルダ分け:

解像度でも別にしました。

$ ls -1 ~/Downloads/
anima
animal
cats
etc
kabegami
nature

→その都度、壁紙のカテゴリは増やしました。

-

フォルダごとに画像の拡張子と解像度を確認:
$ cd ~/Downloads/wallpaperbetter/

$ ls -1
wallpaperbetter.com_1920x1080.jpg
'wallpaperbetter.com_1920x1080(1).jpg'
'wallpaperbetter.com_1920x1080(2).jpg'

→ファイル名がシングルクオートで囲まれているファイルがあることに注目。 コマンドを使うときに、文字として認識されない「(」と「)」の文字が含まれています。

-

参考: ファイル名をわかりやすい連番に変更。そのコマンド行の生成と確認:

元の画像の解像度が「1920x1080」で、変更後と同じかを確認

元の画像の拡張子が「.jpg」で、変更後と同じかを確認

変更先の名前が、別の変更元のファイルに使われていないか注意。上書きされます。最悪は消えます。

$ ls | awk '{ printf "mv \"%s\" bg%03d_1920x1080.jpg\n", $0, NR }'

↓(生成)

mv "wallpaperbetter.com_1920x1080(1).jpg" bg001_1920x1080.jpg
mv "wallpaperbetter.com_1920x1080(4).jpg" bg002_1920x1080.jpg

→元のファイル名をダブルクオートで囲んでいるので、「(」や「)」およびスペースが含まれていても結果が表示されました。

-

問題なければ実行します
$ ls | awk '{ printf "mv \"%s\" bg%03d_1920x1080.jpg\n", $0, NR }' | sh

-

4). フォルダ分けしたフォルダごとにファイル名を変換:

  • 「bg%03d」の「bg」をフォルダ分けしたフォルダ名にしています。ファイルの並びを調整したいときは、変換元のファイル名を変えて調整。

-

存在するフォルダのみで実行:

$ cd ~/Downloads/kabegami/
$ ls | awk '{ printf "mv \"%s\" kabe%03d_1920x1080.jpg\n", $0, NR }'
$ ls | awk '{ printf "mv \"%s\" kabe%03d_1920x1080.jpg\n", $0, NR }' | sh
$ ls -1

$ cd ~/Downloads/anima/
$ ls | awk '{ printf "mv \"%s\" anima%03d_1920x1080.jpg\n", $0, NR }'
$ ls | awk '{ printf "mv \"%s\" anima%03d_1920x1080.jpg\n", $0, NR }' | sh
$ ls -1

$ cd ~/Downloads/animal/
$ ls | awk '{ printf "mv \"%s\" animal%03d_1920x1080.jpg\n", $0, NR }'
$ ls | awk '{ printf "mv \"%s\" animal%03d_1920x1080.jpg\n", $0, NR }' | sh
$ ls -1

$ cd ~/Downloads/bird/
$ ls | awk '{ printf "mv \"%s\" bird%03d_1920x1080.jpg\n", $0, NR }'
$ ls | awk '{ printf "mv \"%s\" bird%03d_1920x1080.jpg\n", $0, NR }' | sh
$ ls -1

$ cd ~/Downloads/car/
$ ls | awk '{ printf "mv \"%s\" car%03d_1920x1080.jpg\n", $0, NR }'
$ ls | awk '{ printf "mv \"%s\" car%03d_1920x1080.jpg\n", $0, NR }' | sh

$ cd ~/Downloads/cats/
$ ls | awk '{ printf "mv \"%s\" cats%03d_1920x1080.jpg\n", $0, NR }'
$ ls | awk '{ printf "mv \"%s\" cats%03d_1920x1080.jpg\n", $0, NR }' | sh
$ ls -1

$ cd ~/Downloads/cosmos/
$ ls | awk '{ printf "mv \"%s\" cosmos%03d_1920x1080.jpg\n", $0, NR }'
$ ls | awk '{ printf "mv \"%s\" cosmos%03d_1920x1080.jpg\n", $0, NR }' | sh
$ ls -1

$ cd ~/Downloads/nature/
$ ls | awk '{ printf "mv \"%s\" nature%03d_1920x1080.jpg\n", $0, NR }'
$ ls | awk '{ printf "mv \"%s\" nature%03d_1920x1080.jpg\n", $0, NR }' | sh
$ ls -1

$ cd ~/Downloads/PC/
$ ls | awk '{ printf "mv \"%s\" PC%03d_1920x1080.jpg\n", $0, NR }'
$ ls | awk '{ printf "mv \"%s\" PC%03d_1920x1080.jpg\n", $0, NR }' | sh
$ ls -1

$ cd ~/Downloads/ship/
$ ls | awk '{ printf "mv \"%s\" ship%03d_1920x1080.jpg\n", $0, NR }'
$ ls | awk '{ printf "mv \"%s\" ship%03d_1920x1080.jpg\n", $0, NR }' | sh
$ ls -1

$ cd ~/Downloads/starship/
$ ls | awk '{ printf "mv \"%s\" starship%03d_1920x1080.jpg\n", $0, NR }'
$ ls | awk '{ printf "mv \"%s\" starship%03d_1920x1080.jpg\n", $0, NR }' | sh
$ ls -1

$ cd ~/Downloads/tiger/
$ ls | awk '{ printf "mv \"%s\" tiger%03d_1920x1080.jpg\n", $0, NR }'
$ ls | awk '{ printf "mv \"%s\" tiger%03d_1920x1080.jpg\n", $0, NR }' | sh
$ ls -1

-

拡張子がpng の場合:

$ cd ~/Downloads/etc/
$ ls | awk '{ printf "mv \"%s\" etc%03d_1920x1080.png\n", $0, NR }'
$ ls | awk '{ printf "mv \"%s\" etc%03d_1920x1080.png\n", $0, NR }' | sh
$ ls -1

→ファイルが少ないのなら、ファイル名は変えなくても良いかも。

-

使いやすいように、フォルダごと「~/Pictures/Nitoro/」にコピー:

フォルダごとひとつのフォルダにコピーしておけば、壁紙の登録が楽です。

→警告: フォルダに後で画像を追加するときは生成される名前の重複が考えられるので、上記の名前変更のコマンドを修正せずに「そのまま」使うと、多くのファイルが消えます。

追加したファイルが若番の場合、ファイルがズレてファイル名が指定されるので、同じファイル名が存在して重なったファイルは消えてしまいます。

使うときは出力を「x-abc%03d」とか頭に「x-」でも「z-」でも付けて違う名前にして生成して、次に「x-」や「z-」を抜いて正しい名前に変更し直します。これなら削除されません。

-

参考:

フォルダ内のファイルの名前を連番に変更する

OS X の行の扱いを参考にしました。

-

5). 「nitrogen」の起動:

デスクトップ画面の空きで右クリック→「壁紙の設定 (nitrogen)」

または、端末にて:

$ nitrogen

GUI の操作で壁紙が設定できます。最初は、真っ白なウィンドウが開きます。

-

6). 画像のフォルダを指定:

複数の異なるフォルダを指定できます。

-

ウィンドの下にある「Preferences」ボタン

-

Directories :

ここに「画像の置かれたフォルダ」を複数指定でき、登録されたフォルダは一覧表示されます。

すべての画像がファイル名でソートされて表示されます。なので細かくフォルダを指定した方が余計な画像を表示しなくて済みます。

-

画像フォルダを追加:
  • ホームにある「~/Pictures/Nitoro/」などに好みの画像のフォルダを置きました。

-

「+Add」ボタン →「画像の置かれたフォルダ」を指定:

「ubn」→「Pictures」→「Nitoro」

→「Select」にて、指定したフォルダが登録されました:

登録したフォルダ:

/home/ubn/Pictures/Nitoro/
/home/ubn/Pictures/High-resolution/
/home/ubn/Pictures/壁紙/Good/
/home/ubn/Pictures/etc/

→余計な画像を一覧に入れないため細かく分けて登録しました。

-

→画像一覧から、画像を選択

→表示の方法(画像処理のやり方)を、左下のボタンで選択→「Apply」

→壁紙に反映されました。

-

壁紙:

→画像を変更するだけでデスクトップの雰囲気が変わります。

-

-


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24. ログイン画面(lightdm) の壁紙を変更:

-

  • 壁紙があきたので変更。

-

参考:

Archwiki LightDM

Arch: Manjaro Xfce 21.0.5 をUSB メモリにインストール〈H56〉よりログイン画面の設定:

-

1). 「lightdm-gtk-greeter」の設定ファイルを修正:

[greeter] セッションにある、「background=」の行で指定します。 [greeter] セッションはファイルの最後の方にあります。

-

(1). 画像なしの壁紙にする場合:
$ sudo mousepad /etc/lightdm/lightdm-gtk-greeter.conf

下記の行を修正:

[greeter]
background=/usr/share/backgrounds/default.png

[greeter]
#background=/usr/share/backgrounds/default.png
background = #2f4f4f

16進数の「色コード」で指定

-

表示例:

参考:

色の名前とカラーコードが一目でわかるWEB色見本

「色コード」(抜粋)

black            #000000
:
darkgreen        #006400
darkslategray    #2f4f4f
steelblue        #4682b4
lightslategray   #778899

-

(2). 画像を指定する場合:

-

好みの画像が「~/Pictures/Nitoro/kabegami/kabe009_1920x1080.jpg」の場合:
$ sudo cp ~/Pictures/Nitoro/kabegami/kabe009_1920x1080.jpg /usr/share/backgrounds/O-backgrounds.jpg

→コピー先の画像名を固定すると、次回からはコピーするだけで背景が変えられます。 コピー元の画像は「.jpg」であること。

-

  • コピー先の画像名を固定すると、次回からはコピーするだけで背景が変えられます。

→コピー元の画像は「.jpg」にしましたが、設定を変えれば「.png」でも「.svg」でも使えます。

-

設定ファイルで指定(初回のみ):
$ sudo mousepad /etc/lightdm/lightdm-gtk-greeter.conf

↓ ファイルの後ろの方を下記のように修正:

[greeter]
#background=/usr/share/backgrounds/default.png
#background = #2f4f4f
background = /usr/share/backgrounds/O-backgrounds.jpg
user-background = false

-

ついでに、時計の書式を変更:
#clock-format=

#clock-format=
clock-format=%x (%A)

-

もしくは下記のように、すべて置換え:
[greeter]
background = /usr/share/backgrounds/O-backgrounds.jpg
user-background = false
clock-format=%x (%A)

→「/usr/share/pixmaps/」フォルダの指定が推奨されますが「/usr/share/backgrounds/」でもOK

ホームの「~/Pictures/login/kabe007_1920x1080.jpg」を直接指定すると背景が真っ暗になりました。

-

表示例:

-

2). GUI ツールの「lightdm-gtk-greeter-settings」でも設定できます:

設定ツールを使うと、単色を選ぶときは自分の好みの色を作成できます。

-

インストール:
$ sudo dnf install lightdm-gtk-greeter-settings

-

起動:

メニューにある「LightDM GTK+ Greeter の設定」からは「変更するパーミッションがない」ので変更できません。

(Exec=lightdm-gtk-greeter-settings-pkexec が無効)

なので、コマンドから起動:

$ sudo lightdm-gtk-greeter-settings

「LightDM GTK+ Greeter の設定」画面

「外観」タブ

「ユーザーが壁紙を設定している場合は使用する」のチェックを外します(機能しません)

「画像」にチェック

「なし」をクリック→画像を指定

→「開く」

→「保存」

→「閉じる」

-

ちなみに、ホームの画像を直接指定したら背景が真っ暗。

「/usr/share/pixmaps/」、「/usr/share/backgrounds/」、「/usr/share/backgrounds/xfce/」フォルダにある画像を選ぶと表示されました。

-

-


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-

25. 参考: 画面下にあるドック(xfce のパネル2)を右側に移動:

-

パネル2 を画面右側に移動:

  • 消すのは、もう少し様子を見てからにしました。

-

画面下にあるドック(パネル2)の空きで右クリック →パネル →「パネルの設定…」→「パネルの設定」画面

-

「表示」タブ

「パネルをロックする」のチェックを外します

-

モード: 水平→「垂直」に変更

パネルが縦になるので、一番上にある横棒をつかんで、画面右端に移動

行サイズ: 48 →「38」に変更       ←(少し小さくしました)

-

「パネルをロックする」にチェック

→「閉じる」

-

画面:

→画面右側にあるのが「パネル2」です。

ウィンドウが重なると自動で隠れるので邪魔しません。隠れないときは重なっているウィンドウをクリックすると隠れます。

-

-


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26. Openbox の外観の変更(補完):

-

1). Xfce パネルの設定(xfce4-settings) の「外観」でアイコンのテーマを選んでも反映されません

Openbox デスクトップの設定は「obconf」で行いますが、「obconf」でもアイコンのテーマを選択できません。

LXDE の機能部品の「lxappearance」をインストールして足りない設定を補完しました:

-

2). 「lxappearance」をインストール:

$ sudo dnf install lxappearance lxappearance-obconf

→インストールしても、メニューにアプリが表示されません。

-

3). デスクトップファイルを修正:

$ sudo mousepad /usr/share/applications/lxappearance.desktop

↓ 下記の行を修正:

#NotShowIn=GNOME;KDE;XFCE;MATE;
NotShowIn=GNOME;KDE;MATE;

-

4). 確認(抜粋):

$ cat /usr/share/applications/lxappearance.desktop

[Desktop Entry]
Type=Application
Name=Customize Look and Feel
Name[ja]=ルックアンドフィールを設定します
GenericName=Customize Look and Feel
GenericName[ja]=ルックアンドフィールを設定します
Comment=Customizes look and feel of your desktop and applications
Comment[ja]=あなたのデスクトップとアプリケーションのルックアンドフィールを設定します
Keywords=windows;preferences;settings;theme;style;appearance;
Keywords[ja]=windows;preferences;settings;theme;style;appearance;
Icon=preferences-desktop-theme
Exec=lxappearance
#NotShowIn=GNOME;KDE;XFCE;MATE;
NotShowIn=GNOME;KDE;MATE;      ←(修正)
StartupNotify=true
Categories=GTK;Settings;DesktopSettings;X-LXDE-Settings;

→デスクトップファイルを修正したときに留意しておくことは、 アプリの更新があると、元の設定に戻ってしまうことです。 たぶん、LXDE は枯れていて、更新はないとは思います。 また、設定してしまえば、メニューはもう要りません。

必要なときは、再び修正するか、下記を実行:

$ lxappearance

-

5). ウィンドウをダーク系に変更:

Xfce のメニュー →設定 →「ルックアンドフィールを設定…」→「ルックアンドフィールを設定します」画面

「ウィジット」タブ →「Adwaita-dark」を選択

→ウィンドウの中がダーク系になりました。

→「適用」

-

6). アイコンテーマを変更:

「アイコンテーマ」タブ→「elementary Xfce dark」を選択

→「適用」

-

→「閉じる」

-

7). ログアウト→ログイン

デスクトップの空きで右クリック→Exit

ログイン

反映されました

-

画面:

→「パネル1」、「パネル2」、デスクトップでの「右クリックメニュー」、および、右側にある「アプリのウィンドウ」の中がダーク系になりました。クール。

-

-


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27. 個人的によく使うアプリをインストール:

-

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1). ファイアウォールの確認:

-

インストールの確認:

$ dnf list firewall*
:
インストール済みパッケージ
firewall-config.noarch                     0.9.4-1.fc34                 @updates
firewalld.noarch                           0.9.4-1.fc34                 @updates
firewalld-filesystem.noarch                0.9.4-1.fc34                 @updates

利用可能なパッケージ
firewall-applet.noarch                     0.9.4-1.fc34                 updates 

インストールされていました。

-

動いているかの確認:

$ systemctl status firewalld
● firewalld.service - firewalld - dynamic firewall daemon
     Loaded: loaded (/usr/lib/systemd/system/firewalld.service; enabled; vendor>
     Active: active (running) since Mon 2021-08-02 01:52:49 JST; 4h 10min ago
       Docs: man:firewalld(1)
   Main PID: 587 (firewalld)
      Tasks: 2 (limit: 3422)
     Memory: 42.8M
        CPU: 2.586s
     CGroup: /system.slice/firewalld.service
             └─587 /usr/bin/python3 -s /usr/sbin/firewalld --nofork --nopid

 8月 02 01:52:46 ubn-box systemd[1]: Starting firewalld - dynamic firewall daem>
 8月 02 01:52:49 ubn-box systemd[1]: Started firewalld - dynamic firewall daemo>

「q」で表示終了

-

設定を確認したり変更したいとき:

Xfce メニュー →「ファイアウォール」→「firewalld の設定」画面は表示されますが、「認証に失敗しました。」となり、使えません。

-

コマンドから起動:
$ sudo /usr/bin/firewall-config

→「firewalld の設定」画面表示:

→複雑?なので、使い方を検索してからが無難。

-

-

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2). 「thunar」ファイルマネージャの設定を確認:

-

USB メモリが自動でマウントされません:

編集→設定→「詳細」タブ

ボリューム管理→

「ボリューム管理を有効にする」にチェックがあることを確認

→その下のリンク「設定」をクリック→「リムーバブルドライブとメディア」画面

-

リムーバブルストレージ:

「リムバブルドライブがホットプラグされたらマウントする」にチェック
「リムバブルメディアが挿入されたらマウントする」にチェック
「リムバブルメディアが挿入されたら参照する」にチェック

→「閉じる」

→「閉じる」

「thunar」を一旦終了

USB メモリを挿入して、ファイルマネージャの左のデバイスの欄に表示されることを確認。

-

-

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3). 「audacious」をインストール:

-

インストール:

$ sudo dnf install audacious
:
インストール:
 audacious                     x86_64   4.1-2.fc34              fedora    265 k
依存関係のインストール:
 SDL                           x86_64   1.2.15-46.fc34          fedora    201 k
 ampache_browser               x86_64   1.0.3-2.fc34            fedora    179 k
 audacious-libs                x86_64   4.1-2.fc34              fedora    383 k
 audacious-plugins             x86_64   4.1-1.fc34              fedora    1.5 M
 gssdp                         x86_64   1.2.3-3.fc34            fedora     57 k
 gstreamer1-plugins-bad-free   x86_64   1.19.1-3.1.18.4.fc34    updates   2.6 M
 gupnp                         x86_64   1.2.7-1.fc34            updates   103 k
 gupnp-igd                     x86_64   1.2.0-2.fc34            fedora     34 k
 libbs2b                       x86_64   3.1.0-26.fc34           fedora     28 k
 libcddb                       x86_64   1.3.2-34.fc34           fedora     74 k
 libcue                        x86_64   2.2.1-7.fc34            fedora     35 k
 libdvdnav                     x86_64   6.1.0-2.fc34            fedora     55 k
 libdvdread                    x86_64   6.1.1-2.fc34            fedora     73 k
 libmodplug                    x86_64   1:0.8.9.0-12.fc34       fedora    173 k
 libnice                       x86_64   0.1.17-5.fc34           fedora    196 k
 libopenmpt                    x86_64   0.5.8-1.fc34            updates   569 k
 libsrtp                       x86_64   2.3.0-6.fc34            updates    58 k
 libusb                        x86_64   1:0.1.7-3.fc34          fedora     30 k
 lilv                          x86_64   0.24.10-2.fc34          fedora     81 k
 lirc-libs                     x86_64   0.10.0-29.fc34          fedora    130 k
 lv2                           x86_64   1.18.0-2.fc34           fedora     94 k
 neon                          x86_64   0.31.2-6.fc34           fedora    131 k
 openal-soft                   x86_64   1.19.1-12.fc34          fedora    544 k
 pakchois                      x86_64   0.4-23.fc34             fedora     18 k
 qt5-qtdeclarative             x86_64   5.15.2-5.fc34           updates   3.8 M
 qt5-qtmultimedia              x86_64   5.15.2-3.fc34           fedora    799 k
 serd                          x86_64   0.30.10-2.fc34          fedora     62 k
 sord                          x86_64   0.16.6-2.fc34           fedora     45 k
 soundtouch                    x86_64   2.1.1-6.fc34            fedora     74 k
 sratom                        x86_64   0.6.6-2.fc34            fedora     25 k
弱い依存関係のインストール:
 gstreamer1-plugins-good-qt    x86_64   1.19.1-2.1.18.4.fc34    updates    63 k

-

バージョンの確認:

$ audacious --version
Audacious 4.1 (Fedora package)

→バージョンは最新です。

-

Xfce パネルのメニュー →マルチメディア →「Audacious

ファイル →フォルダを追加 →ホームの「Music」を選んで →「追加」

-


問題 1: 曲の再生で、再生バーが進みません。

→「pipewire-pulseaudio」をアンインストールして、「pulseaudio」をインストールして、再起動したら再生できました。

-

「pipewire-pulseaudio」を削除:
$ sudo dnf remove pipewire-pulseaudio
削除中:
 pipewire-pulseaudio     x86_64 0.3.32-1.fc34                    @updates  19 k
依存関係パッケージの削除:
 blueberry               noarch 1.4.2-2.fc34                     @fedora  1.8 M
 xfce4-pulseaudio-plugin x86_64 0.4.3-5.fc34                     @fedora  451 k
未使用の依存関係の削除:
 bluez-obexd             x86_64 5.60-1.fc34                      @updates 566 k
 bluez-tools             x86_64 0.2.0-0.16.git20170912.7cb788c.fc34
                                                                 @fedora  337 k
 freeipmi                x86_64 1.6.8-1.fc34                     @updates 9.8 M
 gnome-bluetooth         x86_64 1:3.34.5-1.fc34                  @fedora   94 k
 gnome-bluetooth-libs    x86_64 1:3.34.5-1.fc34                  @fedora  1.1 M
 inxi                    noarch 3.3.03-1.fc34                    @updates 1.3 M
 ipmitool                x86_64 1.8.18-21.fc34                   @fedora  1.0 M
 libXxf86dga             x86_64 1.1.5-6.fc34                     @fedora   34 k
 libdmx                  x86_64 1.1.4-10.fc34                    @fedora   21 k
 libical                 x86_64 3.0.10-1.fc34                    @updates 1.7 M
 pavucontrol             x86_64 4.0-6.fc34                       @fedora  841 k
 perl-Compress-Raw-Bzip2 x86_64 2.101-3.fc34                     @fedora   67 k
 perl-Compress-Raw-Zlib  x86_64 2.101-3.fc34                     @fedora  149 k
 perl-Cpanel-JSON-XS     x86_64 4.25-2.fc34                      @fedora  384 k
 perl-File-Find          noarch 1.37-477.fc34                    @updates  39 k
 perl-IO-Compress        noarch 2.102-2.fc34                     @fedora  843 k
 perl-JSON-XS            x86_64 1:4.03-3.fc34                    @fedora  271 k
 perl-Math-BigInt        noarch 1:1.9998.18-458.fc34             @fedora  709 k
 perl-Math-Complex       noarch 1.59-477.fc34                    @updates  86 k
 perl-Types-Serialiser   noarch 1.01-2.fc34                      @fedora   23 k
 perl-XML-Dumper         noarch 0.81-39.fc34                     @fedora   40 k
 perl-XML-Parser         x86_64 2.46-7.fc34                      @fedora  654 k
 perl-common-sense       x86_64 3.7.5-5.fc34                     @fedora   48 k
 python3-setproctitle    x86_64 1.1.10-20.fc34                   @fedora   35 k
 python3-xapps-overrides x86_64 2.2.2-1.fc34                     @updates 1.7 k
 wmctrl                  x86_64 1.07-30.fc34                     @fedora   67 k
 xapps                   x86_64 2.2.2-1.fc34                     @updates 6.0 M
 xdpyinfo                x86_64 1.3.2-2.fc34                     @updates  48 k
 xprop                   x86_64 1.2.3-2.fc34                     @updates  59 k
 xrandr                  x86_64 1.5.1-2.fc34                     @fedora   76 k

-

「pulseaudio」をインストール:
$ sudo dnf install pulseaudio
:
インストール:
 pulseaudio            x86_64            14.2-3.fc34              fedora            1.0 M
依存関係のインストール:
 soxr                  x86_64            0.1.3-9.fc34             fedora             84 k
 speexdsp              x86_64            1.2.0-3.fc34             fedora            453 k
:
Created symlink /etc/systemd/user/sockets.target.wants/pulseaudio.socket → /usr/lib/systemd/user/pulseaudio.socket.

-

依存関係で削除されたパッケージ:

blueberry ←(Bluetooth 関連)Bluetooth ヘッドフォンやスピーカは持っていないのでインストールせず(多くの依存が入ります)。

xfce4-pulseaudio-plugin ←(こちらは必要)

-

依存関係で削除された xfce4-pulseaudio-plugin をインストール:
$ sudo dnf install xfce4-pulseaudio-plugin
:
インストール:
 xfce4-pulseaudio-plugin      x86_64      0.4.3-5.fc34        fedora      125 k
依存関係のインストール:
 pavucontrol                  x86_64      4.0-6.fc34          fedora      170 k

-

確認:
$ dnf list | grep pulseaudio | grep @
pulseaudio.x86_64                                                                        14.2-3.fc34                                                      @fedora               
pulseaudio-libs.x86_64                                                                   14.2-3.fc34                                                      @fedora               
pulseaudio-libs-glib2.x86_64                                                             14.2-3.fc34                                                      @fedora               
xfce4-pulseaudio-plugin.x86_64                                                           0.4.3-5.fc34                                                     @fedora               

-

アプリを再起動

-


問題 2: audacious にて、再生ボタン消え(ボタンが真っ白)

Xfce パネルのメニュー →マルチメディア →「Audacious

再生にて:

左上の再生ボタンなどのアイコンが消えています:

→操作は可能です。マウスを持っていくと案内文字が表示。

-

ファイル →設定 →「外見」タブ

Audacious is running in Qt mode. 」の下の行:

「Restart in GTK (legacy) mode」をクリック(トグルスイッチ切替)

-

→上の行の表示が、

Audacious is running in GTK (legacy) mode. 」に変わり、テーマがダーク系になり、

下の行が「Restart in Qt mode」に変わりました。

→「閉じる」

-

→再生ボタンが表示されました:

-

ウィンドウをダーク系に変えたら、モードの切替が必要みたい。

-

-

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4). 「kolourpaint」をインストール:

-

インストール:

$ sudo dnf install kolourpaint
:
インストール:
 kolourpaint                   x86_64 21.04.1-1.fc34              updates 5.7 M
依存関係のインストール:
 breeze-icon-theme             noarch 5.83.0-1.fc34               updates 3.8 M
 dbusmenu-qt5                  x86_64 0.9.3-0.26.20160218.fc34    fedora   81 k
 docbook-dtds                  noarch 1.0-77.fc34                 fedora  280 k
 docbook-style-xsl             noarch 1.79.2-14.fc34              fedora  1.2 M
 dotconf                       x86_64 1.3-26.fc34                 fedora   31 k
 espeak-ng                     x86_64 1.50-5.fc34                 fedora  2.7 M
 gd                            x86_64 2.3.2-2.fc34                fedora  140 k
 gperftools-libs               x86_64 2.9.1-1.fc34                fedora  318 k
 gpgmepp                       x86_64 1.15.1-2.fc34               fedora  127 k
 jpegxl-libs                   x86_64 0.3.7-3.fc34                updates 932 k
 kde-filesystem                x86_64 4-65.fc34                   fedora   44 k
 kde-settings                  noarch 34.7-2.fc34                 updates  33 k
 kf5-filesystem                x86_64 5.83.0-1.fc34               updates  12 k
 kf5-karchive                  x86_64 5.83.0-1.fc34               updates 105 k
 kf5-kauth                     x86_64 5.83.0-1.fc34               updates 126 k
 kf5-kbookmarks                x86_64 5.83.0-1.fc34               updates 163 k
 kf5-kcodecs                   x86_64 5.83.0-1.fc34               updates 173 k
 kf5-kcompletion               x86_64 5.83.0-1.fc34               updates 133 k
 kf5-kconfig-core              x86_64 5.83.0-1.fc34               updates 309 k
 kf5-kconfig-gui               x86_64 5.83.0-1.fc34               updates  50 k
 kf5-kconfigwidgets            x86_64 5.83.0-1.fc34               updates 426 k
 kf5-kcoreaddons               x86_64 5.83.0-1.fc34               updates 424 k
 kf5-kcrash                    x86_64 5.83.0-1.fc34               updates  37 k
 kf5-kdbusaddons               x86_64 5.83.0-1.fc34               updates  75 k
 kf5-kdoctools                 x86_64 5.83.0-2.fc34               updates 625 k
 kf5-kglobalaccel              x86_64 5.83.0-1.fc34               updates  63 k
 kf5-kglobalaccel-libs         x86_64 5.83.0-1.fc34               updates 100 k
 kf5-kguiaddons                x86_64 5.83.0-1.fc34               updates  88 k
 kf5-ki18n                     x86_64 5.83.0-1.fc34               updates 1.3 M
 kf5-kiconthemes               x86_64 5.83.0-1.fc34               updates 176 k
 kf5-kinit                     x86_64 5.83.0-1.fc34               updates 178 k
 kf5-kio-core                  x86_64 5.83.0-2.fc34               updates 582 k
 kf5-kio-core-libs             x86_64 5.83.0-2.fc34               updates 460 k
 kf5-kio-doc                   noarch 5.83.0-2.fc34               updates 2.4 M
 kf5-kio-file-widgets          x86_64 5.83.0-2.fc34               updates 298 k
 kf5-kio-gui                   x86_64 5.83.0-2.fc34               updates  84 k
 kf5-kio-ntlm                  x86_64 5.83.0-2.fc34               updates  22 k
 kf5-kio-widgets               x86_64 5.83.0-2.fc34               updates 248 k
 kf5-kio-widgets-libs          x86_64 5.83.0-2.fc34               updates 411 k
 kf5-kitemviews                x86_64 5.83.0-1.fc34               updates 127 k
 kf5-kjobwidgets               x86_64 5.83.0-1.fc34               updates 125 k
 kf5-knotifications            x86_64 5.83.0-1.fc34               updates 153 k
 kf5-kservice                  x86_64 5.83.0-1.fc34               updates 344 k
 kf5-ktextwidgets              x86_64 5.83.0-1.fc34               updates 322 k
 kf5-kwallet                   x86_64 5.83.0-1.fc34               updates 325 k
 kf5-kwallet-libs              x86_64 5.83.0-1.fc34               updates  94 k
 kf5-kwidgetsaddons            x86_64 5.83.0-1.fc34               updates 1.6 M
 kf5-kwindowsystem             x86_64 5.83.0-1.fc34               updates 188 k
 kf5-kxmlgui                   x86_64 5.83.0-1.fc34               updates 671 k
 kf5-libksane                  x86_64 21.04.1-1.fc34              updates 197 k
 kf5-solid                     x86_64 5.83.0-1.fc34               updates 393 k
 kf5-sonnet-core               x86_64 5.83.0-1.fc34               updates 166 k
 kf5-sonnet-ui                 x86_64 5.83.0-1.fc34               updates 163 k
 kolourpaint-libs              x86_64 21.04.1-1.fc34              updates  31 k
 libao                         x86_64 1.2.0-20.fc34               fedora   54 k
 libaom                        x86_64 3.1.1-1.fc34                updates 1.6 M
 libavif                       x86_64 0.9.0-2.fc34                updates  64 k
 libdav1d                      x86_64 0.9.1-1.fc34                updates 459 k
 libgphoto2                    x86_64 2.5.27-1.fc34               fedora  1.3 M
 libieee1284                   x86_64 0.2.11-35.fc34              fedora   41 k
 libraqm                       x86_64 0.7.0-7.fc34                fedora   19 k
 libsane-airscan               x86_64 0.99.26-1.fc34              updates 130 k
 libvmaf                       x86_64 2.1.1-1.fc34                updates 171 k
 lockdev                       x86_64 1.0.4-0.35.20111007git.fc34 fedora   33 k
 pcaudiolib                    x86_64 1.1-7.fc34                  fedora   29 k
 pinentry                      x86_64 1.1.1-3.fc34                fedora   67 k
 polkit-qt5-1                  x86_64 0.113.0-6.fc34              fedora   84 k
 qt5-qtspeech                  x86_64 5.15.2-3.fc34               fedora   44 k
 qt5-qtsvg                     x86_64 5.15.2-4.fc34               fedora  186 k
 qt5-qtwayland                 x86_64 5.15.2-7.fc34               updates 1.0 M
 rav1e-libs                    x86_64 0.4.1-4.fc34                updates 775 k
 sane-airscan                  x86_64 0.99.26-1.fc34              updates  84 k
 sane-backends                 x86_64 1.0.32-5.fc34               updates 898 k
 sane-backends-libs            x86_64 1.0.32-5.fc34               updates  49 k
 sgml-common                   noarch 0.6.3-56.fc34               fedora   54 k
 speech-dispatcher             x86_64 0.10.2-2.fc34               fedora  2.9 M
 speech-dispatcher-espeak-ng   x86_64 0.10.2-2.fc34               fedora   53 k
 svt-av1-libs                  x86_64 0.8.7-1.fc34                updates 4.5 M
弱い依存関係のインストール:
 jxl-pixbuf-loader             x86_64 0.3.7-3.fc34                updates 414 k
 media-player-info             noarch 23-8.fc34                   fedora   65 k
 pinentry-gnome3               x86_64 1.1.1-3.fc34                fedora   41 k
 qt5-qtspeech-speechd          x86_64 5.15.2-3.fc34               fedora   24 k
 sane-backends-drivers-cameras x86_64 1.0.32-5.fc34               updates  33 k
 sane-backends-drivers-scanners
                               x86_64 1.0.32-5.fc34               updates 2.8 M

→インストールされるパッケージが多いのが難点ですが、使いやすいのでインストール。

-

バージョンの確認:

$ kolourpaint --version
kolourpaint 21.04.1

-

起動:

Xfce パネルのメニュー →グラフィックス →「Kolourpaint」

-

-

------------------------------------------------------------------

5). 「featherpad」をインストール:

-

インストール:

$ sudo dnf install featherpad
:
インストール:
 featherpad         x86_64         0.16.0-2.fc34           fedora         726 k

→以前一緒にインストールされていた「featherpad-l10n」はインストールされなくなりました。

-

バージョンの確認:

$ featherpad --version
FeatherPad 0.16.0

-

システムのロケールの確認:

$ locale
LANG=ja_JP.utf8
LC_CTYPE="ja_JP.utf8"
LC_NUMERIC="ja_JP.utf8"
LC_TIME="ja_JP.utf8"
LC_COLLATE="ja_JP.utf8"
LC_MONETARY="ja_JP.utf8"
LC_MESSAGES="ja_JP.utf8"
LC_PAPER="ja_JP.utf8"
LC_NAME="ja_JP.utf8"
LC_ADDRESS="ja_JP.utf8"
LC_TELEPHONE="ja_JP.utf8"
LC_MEASUREMENT="ja_JP.utf8"
LC_IDENTIFICATION="ja_JP.utf8"
LC_ALL=

Fedora では「LANGUAGE=」の行は表示されません。

-

翻訳ファイルの確認:

$ ls /usr/share/featherpad/
help  help_ja  help_pt_BR  translations  ←( _ja であることに注目)

$ ls /usr/share/featherpad/translations/ | grep ja
featherpad_ja.qm           ←( _ja であることに注目)

→「0.12.1」以降のバージョンからは、アプリの言語指定が「_ja」に変更されました。

-

起動:

Xfce パネルのメニュー →アクセサリ →「FeatherPad」

-

便利な設定:

オプション→設定→「ファイル」タブ

「最後のウィンドウのファイルを開いて起動する」にチェック

-

ヘルプを Ctrl+H で呼び出す、青色の「書き込み保護された備忘録」として使うとき:

ヘルプファイルは 「テキストファイル」なので備忘録に利用できます。 ただし、管理者での編集は日本語入力できないので、日本語は貼り付けるとよいです。

$ sudo mousepad /usr/share/featherpad/help_ja

↓ ファイルの先頭部分に、備忘録を追記:

---
## 個人的な備忘録

1. 「Visual Studio Code」をGPU オフで起動:

$ code --disable-gpu
→起動すると表示がおかしくなるときに使えます。
「ハードウェアアクセレータを使わない」設定での起動です。

-

-

ヘルプの表示:

-

-


--- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - ----- ----- ----- ----- ----- ----- -

-

28. 「Xscreensaver」をインストール:

-

  • 各手順において、実行する前に、念のために、その他の開いているウィンドウを閉じるか、上書き保存しておきます。

-

手順 1:「Xscreensaver」をインストール:

〈H128〉6. 「Xscreensaver」をインストール:

-

1). インストール:
$ sudo dnf install xscreensaver
:
インストール:
 xscreensaver                 x86_64     1:6.01-3.fc34        updates      55 k
依存関係のインストール:
 appres                       x86_64     1.0.5-2.fc34         updates      15 k
 gdk-pixbuf2-xlib             x86_64     2.40.2-2.fc34        fedora       57 k
 libgle                       x86_64     3.1.0-23.fc34        fedora       53 k
 mesa-libGLU                  x86_64     9.0.1-4.fc34         fedora      148 k
 perl-Compress-Raw-Bzip2      x86_64     2.101-3.fc34         fedora       34 k
 perl-Compress-Raw-Zlib       x86_64     2.101-3.fc34         fedora       61 k
 perl-Data-Dump               noarch     1.23-16.fc34         fedora       33 k
 perl-Digest-HMAC             noarch     1.03-27.fc34         fedora       16 k
 perl-Digest-SHA              x86_64     1:6.02-459.fc34      fedora       63 k
 perl-Encode-Locale           noarch     1.05-19.fc34         fedora       19 k
 perl-File-Listing            noarch     6.14-2.fc34          fedora       25 k
 perl-HTML-Parser             x86_64     3.76-1.fc34          fedora      121 k
 perl-HTML-Tagset             noarch     3.20-45.fc34         fedora       19 k
 perl-HTTP-Cookies            noarch     6.10-2.fc34          fedora       38 k
 perl-HTTP-Date               noarch     6.05-5.fc34          fedora       24 k
 perl-HTTP-Message            noarch     6.33-1.fc34          updates      96 k
 perl-HTTP-Negotiate          noarch     6.01-28.fc34         fedora       20 k
 perl-I18N-Langinfo           x86_64     0.19-477.fc34        updates      33 k
 perl-IO-Compress             noarch     2.102-2.fc34         fedora      256 k
 perl-IO-HTML                 noarch     1.004-2.fc34         fedora       28 k
 perl-LWP-MediaTypes          noarch     6.04-7.fc34          fedora       34 k
 perl-NTLM                    noarch     1.09-28.fc34         fedora       22 k
 perl-Net-HTTP                noarch     6.21-1.fc34          fedora       40 k
 perl-TimeDate                noarch     1:2.33-4.fc34        fedora       52 k
 perl-Try-Tiny                noarch     0.30-11.fc34         fedora       37 k
 perl-WWW-RobotRules          noarch     6.02-28.fc34         fedora       20 k
 perl-diagnostics             noarch     1.37-477.fc34        updates     221 k
 perl-libwww-perl             noarch     6.55-1.fc34          updates     201 k
 perl-locale                  noarch     1.09-477.fc34        updates      24 k
 xscreensaver-base            x86_64     1:6.01-3.fc34        updates     527 k
 xscreensaver-extras          x86_64     1:6.01-3.fc34        updates     2.2 M
 xscreensaver-extras-base     x86_64     1:6.01-3.fc34        updates     282 k
 xscreensaver-gl-base         x86_64     1:6.01-3.fc34        updates      62 k
 xscreensaver-gl-extras       x86_64     1:6.01-3.fc34        updates     5.5 M
弱い依存関係のインストール:
 perl-Clone                   x86_64     0.45-4.fc34          fedora       22 k

-

2). 確認:
$ dnf list xscreensaver*
:
インストール済みパッケージ
xscreensaver.x86_64                           1:6.01-3.fc34             @updates
xscreensaver-base.x86_64                      1:6.01-3.fc34             @updates
xscreensaver-extras.x86_64                    1:6.01-3.fc34             @updates
xscreensaver-extras-base.x86_64               1:6.01-3.fc34             @updates
xscreensaver-gl-base.x86_64                   1:6.01-3.fc34             @updates
xscreensaver-gl-extras.x86_64                 1:6.01-3.fc34             @updates
利用可能なパッケージ
xscreensaver-extras-gss.x86_64                1:6.01-3.fc34             updates 
xscreensaver-gl-extras-gss.x86_64             1:6.01-3.fc34             updates 

-

3). 「xscreensaver」を自動起動に設定:
$ mousepad ~/.config/openbox/autostart

↓ 下記に修正:

# tint2 &
xfce4-panel &
sleep 2; nitrogen --restore &  ←(別件: 遅延を増加)
xscreensaver  --dpy :0.0 &    ←(追加)

→「xscreensaver」デーモンの起動は、ディスプレイ番号の指定が必要でした。

-

手順 2: 動くことを確認したテーマだけ有効にした設定ファイルの内容で置き換え:

〈H128〉7. 回避 A: 「Xscreensaver」を、安全なテーマだけを有効にした設定に置き換え:

-

置き換え:
$ mousepad ~/.xscreensaver

→設定する内容は上記投稿を参照

-

手順 3: 実機にて、「Xscreensaver」のテーマごとの動作を確認:

設定ファイルで無効のテーマも「XScreenSaverの設定」で選んで動作確認できます。

-

1). 「XScreenSaverの設定」を起動

Xfce パネルのメニュー →設定→「スクリーンセーバー」→「XScreenSaverの設定」画面

表示モード: 「ランダムなスクリーンセーバー

-

2). リスクの高い「拡張」パッケージのテーマの動作を確認:

代表として:

「Mobius」: 「立体的なアリが歩き回わる」テーマ:

→選択しての、小さな窓での表示  →「実機での動作」OK

→「プレビュー」をクリック  →「実機での動作」OK

-

3). VirtualBox のホストOS 側も「無応答」になる「基本」のテーマの動作を確認:
「shade Bobs」(ミミズみたいな描画)  →解除ダイアログでのパスワード入力がやりづらいです
「Abstractile」(細かなL字のタイルの描画)  →最初はいいけど、しばらくすると無応答
「Cynosure」(多数の四角の描画)      →選択するだけで無応答
「Interaggregate」(多数の短い糸くずの描画) →選択するだけで無応答
「meta Balls」(複数のぼやけた球の描画)   →全画面のレビューにすると無応答
「photopile」(額付きの大小の写真の描画)   →最初はいいけど、しばらくすると無応答
「Whirlwind Warp」(多数の小さな色違いの点の描画) →選択するだけで無応答

VirtualBox 上で確認したら、VirtualBox でも使えないテーマなのか、 もしくは、VirtualBox で動かしているので負荷が大きく応答しきれないのか、動作しきれませんでした。

→「実機での動作」OK

→「プレビュー」をクリック  →「実機での動作」OK

→「解除画面でのパスワード入力」スムーズ

-

4). これだと、基本も拡張もすべてのテーマが正常に動きそう

-

回避 A の設定を解除:
$ rm ~/.xscreensaver

Xfce パネルのメニュー →設定 →「スクリーンセーバー」→「XScreenSaverの設定」画面

→無効にしていたテーマがすべて復活しました。

-

5). ランダムでしばらく動かしました

「表示モード」タブ

ブランクになるまで: 2 分 ←(多くのテーマを確認したいので短めに設定)

セーバーの周期: 2 分 ←(多くのテーマを確認したいので短めに設定)

-

「拡張オプション」タブ

「画像をランダムに選択する」にチェック

「/home/ubn/Pictures/Nitoro/animal」を指定  ←(複雑そうな動物の画像フォルダ)

-

ブランク・スクリーン

テーマ: 「Green Black」  ←(好みの解除ダイアログのテーマ)

-

→半日ほど、そのまま動かしました。

-

-

6). 「無応答」になったら、Ctrl +Alt+F2 で画面切替(予定)

ユーザでログイン

$ sudo reboot

-

7). 結果: 基本も拡張も、すべてのテーマが正常に動きました

VirtualBox で動かないテーマが、実機で動きました。今までとは逆転。

-

以前動かなかったときは、実機で「Intel ドライバー」(i915) を入れていたと思います。

現在は「Intel ドライバー」をインストールせずに「Mesa ドライバー」が使われています。

-

X11 の立ち上げ時のメッセージで「/usr/lib64/dri/」にドライバー(i965_dri.so、kms_swrast_dri.so、swrast_dri.so)がないというエラー表示がありました。それらは、Xfce パッケージをインストールしたときに解消されました。

i915 でなくi965 が使われています。

また、「Xscreensaver」のインストールで「mesa-libGLU」が依存パッケージとしてインストールされました。 この辺りが良い方向に影響していそうです。

-

Mesa では、必要に応じて追加のパッケージがインストールされるみたい。

今回の環境(Fedora 34 Server の「OpenBox + Xfceパネル」デスクトップ)では、「Xscreensaver」は正常に動作しました。他の環境でどうなのかは確認が必要かも。

-

手順 4: リスクの高いテーマの実行ファイルを削除(予定していたけど未実施)

→手順 3 で動作しなかった場合の、追加の対策でしたが、正常に動いたので、操作してません。

〈H128〉8. 回避 B: 「Xscreensaver」でリスクの高いテーマの実行ファイルを削除:

-


「Xscreensaver」の設定で、テーマの開始を長くしました

「表示モード」タブ

ブランクになるまで: 10 分

セーバーの周期: 3 分

-


参考: テーマの解除のダイアログ画面のサイズを小さく修正:

-

修正前に設定を退避:
$ cd /etc/xscreensaver/
$ sudo cp XScreenSaver.ad XScreenSaver.ad-ORG

-

修正:
$ sudo mousepad /etc/xscreensaver/XScreenSaver.ad

下記の部分を修正:

155 行目:

*Dialog.headingFont: sans-serif bold 16
*Dialog.bodyFont:   sans-serif 14
*Dialog.errorFont:  sans-serif bold 14
*Dialog.labelFont:  sans-serif bold 14
*Dialog.unameFont:  sans-serif 12
*Dialog.buttonFont: sans-serif bold 14
*Dialog.dateFont:   sans-serif 9

: 少し飛んで、182 行目:

*default.Dialog.logo.width:             210
*default.Dialog.logo.height:            210

*Dialog.headingFont: sans-serif bold 14
*Dialog.bodyFont:   sans-serif 10
*Dialog.errorFont:  sans-serif bold 10
*Dialog.labelFont:  sans-serif bold 10
*Dialog.unameFont:  sans-serif 9
*Dialog.buttonFont: sans-serif bold 10
*Dialog.dateFont:   sans-serif 9

: 少し飛んで、

*default.Dialog.logo.width:             140
*default.Dialog.logo.height:            140

-

  • ダイアログ画面のサイズが大きすぎ:

修正後:

-

-


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29. 「VSCode」をインストール:

VSCode (Visual Studio Code) は、Microsoft によるオープンソースの公式ビルドで、IDE 機能を持ったテキストエディタです。プロプライエタリEULA の下でライセンスされています。 Chromium のブラウザ技術を応用した「Electron」ベースで開発されているアプリケーションです。

-

公式ビルドのインストール手順:

Visual Studio Code on Linux

-

参考:

〈H88〉Visual Studio Code のインストール

-

Fedora の公式リポジトリにはないみたい:

インストールには、3つのやり方があります:

-

(1). 公式ではないオープンソース版をインストール:

例:

GitHub VSCodium/vscodium

VSCode のバイナリから、Microsoft が付加したトラッキング用のコードなどを削除して、FLOSS(Free/Libre and Open Source Software) にしたもののようです。GitHub で公開されています。

-

参考: 紹介記事

VSCodium - 100%オープンソース版のVSCode

-

FLOSS もですが、個人的にはリポジトリを登録しないので、更新がないのが利点かも。

-

(2). Flathub リポジトリから、Flatpak パッケージをインストール:
$ flatpak install https://flathub.org/repo/appstream/com.visualstudio.code.flatpakref

→インストールできても動作は未確認。日本語化できるかも未知。

-

(3). 公式リポジトリを追加してインストール:

下記の手順です。個人的には、問題があっても回避策がわかっているので安心。

難点は更新が多いこと。

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1). 作業前に、有効なリポジトリを確認:

$ sudo dnf update

$ dnf repolist
repo id                        repo の名前
fedora                         Fedora 34 - x86_64
fedora-cisco-openh264          Fedora 34 openh264 (From Cisco) - x86_64
fedora-modular                 Fedora Modular 34 - x86_64
updates                        Fedora 34 - x86_64 - Updates
updates-modular                Fedora Modular 34 - x86_64 - Updates

-

2). キーとリポジトリを追加:

$ sudo rpm --import https://packages.microsoft.com/keys/microsoft.asc

$ sudo sh -c 'echo -e "[code]\nname=Visual Studio Code\nbaseurl=https://packages.microsoft.com/yumrepos/vscode\nenabled=1\ngpgcheck=1\ngpgkey=https://packages.microsoft.com/keys/microsoft.asc" > /etc/yum.repos.d/vscode.repo'

リポジトの設定を確認:

$ cat /etc/yum.repos.d/vscode.repo
[code]
name=Visual Studio Code
baseurl=https://packages.microsoft.com/yumrepos/vscode
enabled=1
gpgcheck=1
gpgkey=https://packages.microsoft.com/keys/microsoft.asc

-

3). キャッシュを更新:

$ sudo dnf check-update
Visual Studio Code                                                       98 kB/s | 5.5 MB     00:57

-

4). 作業後に有効になったリポジトリを確認:

$ dnf repolist
repo id                        repo の名前
code                           Visual Studio Code    ←(追加)
fedora                         Fedora 34 - x86_64
fedora-cisco-openh264          Fedora 34 openh264 (From Cisco) - x86_64
fedora-modular                 Fedora Modular 34 - x86_64
updates                        Fedora 34 - x86_64 - Updates
updates-modular                Fedora Modular 34 - x86_64 - Updates

-

5). インストール:

$ sudo dnf install code
:
インストール:
 code         x86_64         1.59.0-1628120127.el8           code         102 M

-

6). 確認:

$ dnf list code
:
インストール済みパッケージ
code.x86_64                      1.59.0-1628120127.el8                     @code

$ code --version
1.59.0
379476f0e13988d90fab105c5c19e7abc8b1dea8
x64

-

7). まずは、「Visual Studio Code」をGPU オフで起動:

$ code --disable-gpu

→念の為に、「ハードウェアアクセレータを使わない」設定で起動しました。

-

テーマの選択画面が表示:

→「Dark」を選択

-

右下にダイアログ表示:

Help improve VS Code by allowing Microsoft to collect usage
data. Read our privacy statement and learn how to opt out.

                           「Read More」

Microsoft が使用量を収集することの説明みたい。つまり、トラッキングについて。

-


8). 「Python 拡張機能」のインストールの準備:

Visual Studio Code の日本語化だけでなく、「Python 拡張機能」のインストールも行うときは、 簡単な python プログラムファイルを準備しておくとスムーズです。

-

python プログラム「~/Documents/hello.py」ファイルを作成:
$ echo 'print("Hello world!")'  > ~/Documents/hello.py

確認:

$ cat ~/Documents/hello.py
print("Hello world!")

-


9). Visual Studio Code の日本語化:

参考:

〈H77〉Visual Studio Code の日本語化: を参照

-

1. Visual Studio Code を起動

2. メニューの「View → Command Palete...」を開きます。

3. 「Configure Display Language」をクリック

4. 「Install additional languages...」をクリック

5. 左側に言語のリストが表示。「日本語」を探してクリックし、右の「Install」をクリック

6. 右下にリスタートを促すメッセージが表示。「Restart Now」をクリック

7. アプリが再起動され、日本語で表示。

8. 最初なので「ようこそ」タブが開かれました。

-

-

10). 「Python 拡張機能」のインストール:

事前に準備したプログラムが役に立ちます。

-

ファイル →ファイルを開く →「~/Documents/hello.py」→開く

新しいタブでファイルが開かれます →画面右下に下記が表示:

Python にお勧めの拡張機能をインストールしますか?

→「インストール」をクリック

Python拡張機能がインストールされます。

-

左上の「エクスプローラー」(2枚の書類)アイコン →フォルダを開く →「Documents」→OK

→hello.py →先ほどの編集画面が開きました。

-

もう一度「エクスプローラー」アイコンを押すと広くなりました:

-

→アプリウィンドウの左下に「Python 3.9.6 64-bit」表示

-

11). Python の実行

「実行」→「デバッグなしで実行」→画面下のエリアに「ターミナル」タブ表示

[ubn@ubn-box Documents]$  /usr/bin/env /bin/python /home/ubn/.vscode/extensions/ms-python.python-2021.8.1105858891/pythonFiles/lib/python/debugpy/launcher 40655 -- /home/ubn/Documents/hello.py 
Hello world!
[ubn@ubn-box Documents]$ 

→プロンプトが少しうるさく(ユーザ名やコンピュータ名は要らないかな)感じます。また、プログラムの「実行」に長々としたコマンドが発行されています。

たぶん、端末上でも同じ結果が再現できそう。

→だめでした(ConnectionRefusedError: [Errno 111] 接続を拒否されました)

「ターミナル」タブの右上の「x」で閉じます。

-

12). 通常のエディタとしても優秀です

→以前のバージョンの画面です。

map 表示ができたころのgedit みたいな雰囲気。軽いので日常的にMarkdown を書くのに良さそう。

起動時にタブ表示を再現できるので、geany や notepadqq の代わりに使えそう。

-

13). いよいよ、通常の起動:

動作が不安定になってもいいように、他のアプリを終了

$ code

-

もし固まったら、(実機の場合)Ctrl+Alt+F2 でユーザにログイン(予定)
$ sudo reboot

もしくは、

$ sudo shutdown -h now

-

もし固まるようなら、アプリケーションメニューからの起動はできません

デスクトップファイルの修正で起動できますが、VSCode のアプリの更新は多すぎてすぐに修正が初期化されます。疲れるので、Xubuntu の場合は apt でパッケージの更新を保留しました。

-

14). 「OpenBox」なら右クリックメニューに登録するだけでOK:

  • すでに右クリックメニューに組み込んでいるので、この作業は必要ありません。

右クリック→「エディタ VSCoce (code)」で起動できます。

  • アプリの更新があっても、影響はありません。

-

$ mousepad ~/.config/openbox/menu.xml

下記の行を編集:

 <item label="ファイルマネージャ (thunar)">
    <action name="Execute"><execute>thunar</execute></action>
  </item>

↓ 下記に置き換え(つまり、後ろに追加):

 <item label="ファイルマネージャ (thunar)">
    <action name="Execute"><execute>thunar</execute></action>
  </item>

 <item label="エディタ VSCoce (code)">
    <action name="Execute"><execute>code --disable-gpu</execute></action>
  </item>

→「code」でうまく動くなら、

 <item label="エディタ VSCoce (code)">
    <action name="Execute"><execute>code</execute></action>
  </item>

とした方が表示が速いかも。(→あまり変化なし)

-

15). 「code」で起動した結果:

→正常に起動できました。

先ほど開いていた「~/Documents/hello.py」を開いた状態でウィンドウが開きました。

-

16). もしかしたら、他の影響もあるかもと検索:

-

参考: 「Wayland」を検索していて、自分のPC の問題と似ている箇所を見つけました

Arch wiki: Wayland トラブルシューティング

- 動作が遅い、表示がおかしい、クラッシュする
- Electron ベースのアプリケーションでは、ディスプレイ::0を開けません

→「Electron ベースのアプリケーション」とは「VSCodeAtom」のこと

つまり、「Wayland」でなければ動く(X11 なら動く)かもしれません。

-

x11 で動作しているか、Wayland で動作しているか、を確認:
$ echo $XDG_SESSION_TYPE
x11

→「x11」で動作。Wayland で動作しているときは「wayland」と表示。

-

参考: 「Xubuntu 20.04.2 LTS」の場合:

VirtualBox のホストOS として使っている「Xubuntu 20.04.2 LTS」でも確認。

この間まで、「VSCode」が「code --disable-gpu」としないとまともに動かなかったのですが、 再度「VSCode」をインストールしてみたところ、みごとに「code」だけで動きました。

インストールはリポジトリの登録で行っていました。設定が残っていたようで、インストールしたらすぐに使える状態(日本語化)に戻りました。Python 拡張は再認証が必要でした。

ちなみに、現在のバージョンを表示:

2021-08-15 現在

カーネル:

$ uname -r
5.11.0-25-generic

→最近まで「5.4」だったのが、急に上がりました。

-

リリース:

$ cat /etc/lsb-release
DISTRIB_ID=Ubuntu
DISTRIB_RELEASE=20.04
DISTRIB_CODENAME=focal
DISTRIB_DESCRIPTION="Ubuntu 20.04.2 LTS"

-

x11」での動作:

$ echo $XDG_SESSION_TYPE
x11

→「x11」で動作。つまり、ずっと「x11」で動作していたということ。つまり、「wayland」だけの問題ではなかったということ。それ以外の何かしらの改善があったと思われます。

-

たぶん、「x11」で動作し、カーネル「5.11」以降で、Mesa ドライバーの使用で、「Xfce」だから改善かも

原因はひとつではない、ということ。

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-


17). 参考: VSCode を学ぶ

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参考: 使い方入門

【アニメ図解たっぷり】VSCodeの使い方入門!~ 基本からWeb制作まで

-

参考: 拡張機能

【VSCode】言語別、おすすめ拡張機能19選!拡張機能でストレスフリーなエディターを作ろう!

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まとめ

自分のPC ではGNOME のため使えなかったFedora でしたが、デスクトップを変えることで使えました。 それにしても「VSCode」がまともに動くようになっていたとは気づきませんでした。 また、VirtualBox が万能でないこと(CPU 負荷が影響すること)にも気づきました。

Fedora を使う利点は、カーネルが新しいこと、インストールするほとんどのアプリのバージョンが新しいこと、CentOS に比べ、リポジトリで苦労しないことです。 また、「Xfce パネル」を使うことで、使い勝手が落ちていません。

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実機で行う利点は、メモリをフルで使えること、さらに軽量(USB メモリの性能が影響)なこと、最初からフルHD の広い画面で操作できること、USB メモリをマウントするときの制約が少ないこと、Ctrl+Alt+F2 で画面切り替えができることです。

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    目次

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「投稿の先頭 へ」

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VirtualBox のFedora の「OpenBox + Xfce パネル」に「Xscreensaver」をインストール〈H128〉

登録日: 2021-08-12 更新日: 2021-08-12

前回、「Fedora 34 Server」をインストールして、「OpenBox + Xfce パネル」デスクトップをインストール しました。

そこに、バージョンアップされた「Xscreensaver」をインストールしました。その備忘録です。

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ホストOS : Xubuntu 20.04.2 LTS

ゲストOS : 「Fedora 34 Server」   ←(今回の作業)

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使用したPC は「ASUS Chromebox CN60 」で、プロセッサは第4世代の「Intel Celeron 2955U 」です。

-

(注)リンクを戻るときはブラウザの左上の「←」をクリック

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目次

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「前回の作業の続き:」

「Xscreensaver をインストール:」

「回避 A」 Xscreensaver を、安全なテーマだけを有効にした設定に置き換えるパターン:

「回避 B」 Xscreensaver でリスクの高いテーマの実行ファイルを削除するパターン:

「回避 A を行った後に、回避 B を実施」するパターン:

「回避 C」 3つの設定ファイルを同時に修正するパターン:

「xscreensaver の設定」にて設定:

「まとめ へ」

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「目次詳細 へ」

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Fedora 34 Server」に「OpenBox + Xfce パネル」デスクトップ

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「Xscreensaver の設定」を起動している画面:

選択できる「テーマ」は 5個だけになりました

→他のテーマは無応答だったり高負荷だったりで徐々に削除。

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「OpenBox + Xfce パネル」デスクトップについて:

ほとんど「Xfce」デスクトップと変わりません。

違いは、「xfwm4」ウィンドウマネージャが動いていないことと、右クリックメニューとショートカットキーの定義をカスタマイズしていること。

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「Xscreensaver」のスクリーンセーバーのテーマを解除するときの画面:

→テーマを解除するときに表示される画面です。ここで、すんなりパスワードを入力できるかでも、高負荷のテーマかの判断に使えます。

解除画面にて色違いの「テーマ」から選択できるようになりました。 また、使われているフォントもなめらかなフォントに変更されています。

バージョン: XscreenSaver 2021,v6.01-3-fc34

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個人的に気になるのは、フルHD の画面ですが、解除するためのダイアログ画面が大きすぎます。 たぶん、4K モニタでも見えるサイズなのかも。

サイズを小さく しました。

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カーネル「5.8」にて問題が出やすいデスクトップやアプリ について:

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→詳細は投稿のこちら を参照:

  • 今どきのPC なら問題ありません。個人が持っている特定の古いPC で起こっている問題。

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抜粋:

  • ハードウェアアクセレータを前提としたアプリで、オフ指定できないアプリは、実機(ホストOS )では使えません。

VirtualBox のゲストOS 上で使うしかなさそう。

  • 「Xscreensaver」の拡張パッケージのテーマ(ランダム指定は危険)が該当。

→拡張パッケージのテーマ(セーバー部品)はハードウェアアクセレータの機能をフルに使っているのか、レビューするだけでデスクトップが固まって操作不能になりました。

-

追記: VirtualBox 上で「Xscreensaver」の基本パッケージのテーマの一部でも「無応答」

→自分のPC (実機)以外でも問題が発生する可能性が出てきました。

-

  • (使われている機能がなくて)いきなり「無応答」になるテーマと、高負荷になるテーマを除外して行ったところ、自分のPC では、VirtualBox 上で、すんなり動く基本パッケージのテーマは 5個だけでした。これらはPC の性能でも左右されると思います。

→テーマにより度合いが違います。設定画面で選ぶだけで「無応答」になる場合と、「レビュー」ボタンを押して全画面で表示させると、しばらくすると高負荷で応答しきれなくなる場合がありました。

考えてみると、VirtualBox で「Xscreensaver」を動かすのは負荷が大きいのかも。 実際に使用して、解除ダイアログ画面で、すぐに解除できるかも判断のポイントでした。

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1. ホストOS の「Xubuntu 20.04.2 LTS」について:

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現在のバージョンを表示:

2021-08-08 現在

カーネル:

$ uname -r
5.11.0-25-generic

→最近まで「5.4」だったのが、急に上がりました。

-

リリース:

$ cat /etc/lsb-release
DISTRIB_ID=Ubuntu
DISTRIB_RELEASE=20.04
DISTRIB_CODENAME=focal
DISTRIB_DESCRIPTION="Ubuntu 20.04.2 LTS"

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2. ゲストOS の「Fedora 34 Server」について:

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現在のバージョンを表示:

2021-08-05 現在

カーネル:

$ uname -r
5.13.6-200.fc34.x86_64

-

リリース:

$ cat /etc/fedora-release
Fedora release 34 (Thirty Four)

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3. 前回の作業の続き:

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前回の作業:

VirtualBox の「Fedora 34 Server」に「OpenBox + Xfce パネル」デスクトップ〈H127〉 を参照

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参考:

VirtualBox の「Ubuntu Server 20.04」に「OpenBox + Xfce パネル」デスクトップ〈H126〉

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4. 作業前に、VirtualBox の「仮想マシン」のスナップショットを作成:

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失敗しても「Xscreensaver」をインストールする前に戻せます

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ゲストOS を起動した状態で、仮想マシン→スナップショットを作成

スナップショット名とコメントを入力

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5. 参考: 「xfce4-screensaver」のインストール:

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作業は要りません。インストールしてはダメです。

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1). インストールできなかった、「xfce4-screensaver」パッケージを再確認:

$ sudo dnf install xfce4-screensaver
:
インストール:
  xfce4-screensaver       x86_64       4.16.0-2.fc34         fedora        310 k
依存関係のインストール:
 iceauth                 x86_64       1.0.8-2.fc34          fedora         26 k
 libXpresent             x86_64       1.0.0-14.fc34         fedora         17 k
 libmpc                  x86_64       1.2.1-2.fc34          fedora         63 k
 xfce4-session           x86_64       4.16.0-3.fc34         updates       519 k   ←(復活はNG)
 xfdesktop               x86_64       4.16.0-3.fc34         fedora        1.6 M   ←(復活はNG)
 xfwm4                   x86_64       4.16.1-2.fc34         fedora        608 k   ←(復活はNG)
 xrdb                    x86_64       1.2.0-1.fc34          updates        29 k
 xset                    x86_64       1.2.4-2.fc34          fedora         27 k
弱い依存関係のインストール:
 cpp                     x86_64       11.2.1-1.fc34         updates        10 M
:
これでよろしいですか? [y/N]: 

→Enter で中止。

操作が中断されました。

インストールすると、除外したパッケージが復活するので、実行は ダメ。

-

2). 除外すべきパッケージが、除外されているかの確認:

$ dnf list cairo-dock-plug-ins-xfce libxfce4ui-devel libxfce4util-devel xfce4-dev-tools xfce4-panel-devel xfce4-sensors-plugin-devel xfce4-session xfdesktop xfmpc xfwm4 xfce4-screensaver f34-backgrounds-xfce greybird-xfwm4-theme xfwm4-theme
:
利用可能なパッケージ          ←(インストールされていないパッケージということ)
cairo-dock-plug-ins-xfce.x86_64      3.4.1-40.20210125gitcad0a29.fc34    fedora 
f34-backgrounds-xfce.noarch          34.0.1-1.fc34                       fedora 
greybird-xfwm4-theme.noarch          3.22.14-2.fc34                      fedora 
libxfce4ui-devel.i686                4.16.0-3.fc34                       fedora 
libxfce4ui-devel.x86_64              4.16.0-3.fc34                       fedora 
libxfce4util-devel.i686              4.16.0-3.fc34                       fedora 
libxfce4util-devel.x86_64            4.16.0-3.fc34                       fedora 
xfce4-dev-tools.x86_64               4.16.0-2.fc34                       fedora 
xfce4-panel-devel.i686               4.16.3-1.fc34                       updates
xfce4-panel-devel.x86_64             4.16.3-1.fc34                       updates
xfce4-screensaver.x86_64             4.16.0-2.fc34                       fedora 
xfce4-sensors-plugin-devel.i686      1.4.1-1.fc34                        updates
xfce4-sensors-plugin-devel.x86_64    1.4.1-1.fc34                        updates
xfce4-session.x86_64                 4.16.0-3.fc34                       updates
xfdesktop.x86_64                     4.16.0-3.fc34                       fedora 
xfmpc.x86_64                         0.3.0-5.fc34                        fedora 
xfwm4.x86_64                         4.16.1-2.fc34                       fedora 

→OK です。

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6. 「Xscreensaver」をインストール:

-

スクリーンセーバーがないとさみしいので「Xscreensaver」をインストール

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  • 「xfce4-screensaver」は「xfwm4」がないとインストールできませんでした。

→「xfce4-screensaver」をインストールすると今回除外した「xfwm4」が依存で復活します。

-

  • 「Xscreensaver」では、拡張パッケージを削除すると、依存関係から「Xscreensaver」も削除されました。

→拡張パッケージだけの削除はできませんでした。

-


「Xscreensaver」をインストールして、手動でリスクの高いテーマを削除:

→こちらは、アプリの更新があるとテーマの実行ファイルが復活するかもしれません。

復活しても設定ファイルは引き継がれるはずなので、スクリーンセーバーの使用は問題ないと思われます。ただし、設定→「スクリーンセーバー」として「Xscreensaver の設定」画面を起動したとき、除外したはずのテーマが選択画面で選ばれて「無応答」になる可能性があります。

-

  • 今回の作業はホストOS のデスクトップ側も固まるリスクがあります。 実行前に、その他の開いているウィンドウを閉じるか、上書き保存しておきます。

-

1). 「Xscreensaver」のインストール:

$ sudo dnf install xscreensaver

確認:

$ dnf list xscreensaver*
:
インストール済みパッケージ
xscreensaver.x86_64                           1:6.01-3.fc34             @updates
xscreensaver-base.x86_64                      1:6.01-3.fc34             @updates
xscreensaver-extras.x86_64                    1:6.01-3.fc34             @updates
xscreensaver-extras-base.x86_64               1:6.01-3.fc34             @updates
xscreensaver-gl-base.x86_64                   1:6.01-3.fc34             @updates
xscreensaver-gl-extras.x86_64                 1:6.01-3.fc34             @updates
利用可能なパッケージ
xscreensaver-extras-gss.x86_64                1:6.01-3.fc34             updates 
xscreensaver-gl-extras-gss.x86_64             1:6.01-3.fc34             updates 

→拡張パッケージも一緒にインストールされ、 さらに、インストールはされていませんが、新しい拡張パッケージが増えています。

-

再起動後、「xscreensaver」の設定を起動すると、警告画面が表示:

-

「XScreenSaver デーモンを起動するか」聞いてきました:

ディスプレイ ":0.0" 上で XScreenSaver デーモンが
起動されていないようです。起動しますか?

→「OK」

-

ログアウト→ログイン なら、そのまま使えますが、再起動すると「デーモンの起動」が必要です。

-

XfceLXDE、 LXQt デスクトップでは「XScreenSaver」は自動的に起動されますが、 「Opnebox」デスクトップでは自動起動の設定が必要のようです。

「XScreenSaver」デーモンを起動するときにスプラッシュ画面を表示しない「-no-splash」オプションが紹介されていますが、不要でした。

-

2). 「xscreensaver」を自動起動に設定:

$ mousepad ~/.config/openbox/autostart

↓ 下記に修正:

# tint2 &
xfce4-panel &
sleep 2; nitrogen --restore &  ←(別件: 遅延を増加)
xscreensaver  --dpy :0.0 &    ←(追加)

→「xscreensaver」デーモンの起動は、ディスプレイ番号の指定が必要。指定しないと無効でした。 また、「&」を付けないと次に実行されるキーボードアイコンが表示されず、日本語入力できませんでした。

-

3). 再起動する前に、「リスクの高いテーマ」を無効化しました。(以降を参照)

  • 回避 A: 「Xscreensaver」を、安全なテーマだけを有効にした設定に置き換えるパターン:

  • 回避 B: 「Xscreensaver」でリスクの高いテーマの実行ファイルを削除するパターン:

  • 回避 A を行った後に、回避 B を実施するパターン:

  • 回避 C: 3つの設定ファイルを同時に修正するパターン:

-

-


--- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - --- - ----- ----

-

7. 回避 A: 「Xscreensaver」を、安全なテーマだけを有効にした設定に置き換えるパターン:

-

  • 念のために、実行する前に、ホストOS も含め、その他の開いているウィンドウを閉じるか、上書き保存しておきます。

  • 「Xscreensaver の設定」にて、動くことを確認したテーマだけを残し、他のテーマのチェックをすべて外して無効にした、設定ファイル「~/.xscreensaver」を使いました。

  • 利点は、アプリの更新があってもこの設定で行った有効・無効のチェックは残ります。 また、テーマの並び順を変えても、設定の一覧の順番は変わりませんでした。

-

1). 動くことを確認した設定ファイルの内容で置き換え:

$ mousepad ~/.xscreensaver

↓ 下記の内容で置き換え:

# XScreenSaver Preferences File
# Written by xscreensaver-settings 6.01-3.fc34 for ubn on Wed Aug 11 03:29:09 2021.
# https://www.jwz.org/xscreensaver/

timeout:    0:10:00
cycle:      0:10:00
lock:       True
lockTimeout:    0:00:00
passwdTimeout:  0:00:15
visualID:   default
installColormap:    True
verbose:    False
splash:     False
splashDuration: 0:00:05
demoCommand:    xscreensaver-settings
nice:       10
fade:       True
unfade:     True
fadeSeconds:    0:00:06
ignoreUninstalledPrograms:True
font:       
dpmsEnabled:    False
dpmsQuickOff:   False
dpmsStandby:    2:00:00
dpmsSuspend:    2:00:00
dpmsOff:    4:00:00
grabDesktopImages:  False
grabVideoFrames:    False
chooseRandomImages: True
imageDirectory: /usr/share/backgrounds/images

mode:       random
selected:   0

textMode:   file
textLiteral:    XScreenSaver
textFile:   /etc/fedora-release
textProgram:    fortune -s
textURL:    http://planet.fedoraproject.org/rss20.xml
dialogTheme:    greenblack

programs:                                     \
                binaryring -root                \n\
                galaxy -root                    \n\
                fiberlamp -root                 \n\
                fuzzyflakes -root               \n\
                slidescreen -root               \n\
-               shadebobs -root                 \n\
-               maze -root                  \n\
- GL:               superquadrics -root             \n\
-               attraction -root                \n\
-               blitspin -root                  \n\
-               greynetic -root                 \n\
-               helix -root                 \n\
-               hopalong -root                  \n\
-               imsmap -root                    \n\
-               noseguy -root                   \n\
-               pyro -root                  \n\
-               qix -root                   \n\
-               rocks -root                 \n\
-               rorschach -root                 \n\
-               decayscreen -root               \n\
-               flame -root                 \n\
-               halo -root                  \n\
-               pedal -root                 \n\
-               bouboule -root                  \n\
-               braid -root                 \n\
-               coral -root                 \n\
-               deco -root                  \n\
-               drift -root                 \n\
-               fadeplot -root                  \n\
-               goop -root                  \n\
-               grav -root                  \n\
-               ifs -root                   \n\
- GL:               jigsaw -root                    \n\
-               julia -root                 \n\
-               kaleidescope -root              \n\
- GL:               moebius -root                   \n\
-               moire -root                 \n\
- GL:               morph3d -root                   \n\
-               mountain -root                  \n\
-               munch -root                 \n\
-               penrose -root                   \n\
- GL:               pipes -root                 \n\
-               rd-bomb -root                   \n\
- GL:               rubik -root                 \n\
-               sierpinski -root                \n\
-               slip -root                  \n\
- GL:               sproingies -root                \n\
-               starfish -root                  \n\
-               strange -root                   \n\
-               swirl -root                 \n\
-               triangle -root                  \n\
-               xjack -root                 \n\
-               xlyap -root                 \n\
- GL:               atlantis -root                  \n\
-               bsod -root                  \n\
- GL:               bubble3d -root                  \n\
- GL:               cage -root                  \n\
-               crystal -root                   \n\
-               cynosure -root                  \n\
-               discrete -root                  \n\
-               distort -root                   \n\
-               epicycle -root                  \n\
-               flow -root                  \n\
- GL:               glplanet -root                  \n\
-               interference -root              \n\
-               kumppa -root                    \n\
- GL:               lament -root                    \n\
-               moire2 -root                    \n\
- GL:               sonar -root                 \n\
- GL:               stairs -root                    \n\
-               truchet -root                   \n\
-               vidwhacker -root                \n\
-               blaster -root                   \n\
-               bumps -root                 \n\
-               ccurve -root                    \n\
-               compass -root                   \n\
-               deluxe -root                    \n\
-               demon -root                 \n\
- GL:               extrusion -root                 \n\
-               loop -root                  \n\
-               penetrate -root                 \n\
-               petri -root                 \n\
-               phosphor -root                  \n\
- GL:               pulsar -root                    \n\
-               ripples -root                   \n\
- GL:               sierpinski3d -root              \n\
-               spotlight -root                 \n\
-               squiral -root                   \n\
-               wander -root                    \n\
-               webcollage -root                \n\
-               xflame -root                    \n\
-               xmatrix -root                   \n\
- GL:               gflux -root                 \n\
-               nerverot -root                  \n\
-               xrayswarm -root                 \n\
-               xspirograph -root               \n\
- GL:               circuit -root                   \n\
- GL:               dangerball -root                \n\
- GL:               dnalogo -root                   \n\
- GL:               engine -root                    \n\
- GL:               flipscreen3d -root              \n\
- GL:               gltext -root                    \n\
- GL:               menger -root                    \n\
- GL:               molecule -root                  \n\
-               rotzoomer -root                 \n\
-               scooter -root                   \n\
-               speedmine -root                 \n\
- GL:               starwars -root                  \n\
- GL:               stonerview -root                \n\
-               vermiculate -root               \n\
-               whirlwindwarp -root             \n\
-               zoom -root                  \n\
-               anemone -root                   \n\
-               apollonian -root                \n\
- GL:               boxed -root                 \n\
- GL:               cubenetic -root                 \n\
- GL:               endgame -root                   \n\
-               euler2d -root                   \n\
-               fluidballs -root                \n\
- GL:               flurry -root                    \n\
- GL:               glblur -root                    \n\
- GL:               glsnake -root                   \n\
-               halftone -root                  \n\
- GL:               juggler3d -root                 \n\
- GL:               lavalite -root                  \n\
-               polyominoes -root               \n\
- GL:               queens -root                    \n\
- GL:               sballs -root                    \n\
- GL:               spheremonics -root              \n\
-               thornbird -root                 \n\
-               twang -root                 \n\
- GL:               antspotlight -root              \n\
-               apple2 -root                    \n\
- GL:               atunnel -root                   \n\
-               barcode -root                   \n\
- GL:               blinkbox -root                  \n\
- GL:               blocktube -root                 \n\
- GL:               bouncingcow -root               \n\
-               cloudlife -root                 \n\
- GL:               cubestorm -root                 \n\
-               eruption -root                  \n\
- GL:               flipflop -root                  \n\
- GL:               flyingtoasters -root                \n\
-               fontglide -root                 \n\
- GL:               gleidescope -root               \n\
- GL:               glknots -root                   \n\
- GL:               glmatrix -root                  \n\
- GL:               glslideshow -root               \n\
- GL:               hypertorus -root                \n\
- GL:               jigglypuff -root                \n\
-               metaballs -root                 \n\
- GL:               mirrorblob -root                \n\
-               piecewise -root                 \n\
- GL:               polytopes -root                 \n\
-               pong -root                  \n\
-               popsquares -root                \n\
- GL:               surfaces -root                  \n\
-               xanalogtv -root                 \n\
-               abstractile -root               \n\
-               anemotaxis -root                \n\
- GL:               antinspect -root                \n\
-               fireworkx -root                 \n\
-               interaggregate -root                \n\
-               intermomentary -root                \n\
-               memscroller -root               \n\
- GL:               noof -root                  \n\
-               pacman -root                    \n\
- GL:               pinion -root                    \n\
- GL:               polyhedra -root                 \n\
- GL:               providence -root                \n\
-               substrate -root                 \n\
-               wormhole -root                  \n\
- GL:               antmaze -root                   \n\
- GL:               boing -root                 \n\
-               boxfit -root                    \n\
- GL:               carousel -root                  \n\
-               celtic -root                    \n\
- GL:               crackberg -root                 \n\
- GL:               cube21 -root                    \n\
- GL:               fliptext -root                  \n\
- GL:               glhanoi -root                   \n\
- GL:               tangram -root                   \n\
- GL:               timetunnel -root                \n\
- GL:               glschool -root                  \n\
- GL:               topblock -root                  \n\
- GL:               cubicgrid -root                 \n\
-               cwaves -root                    \n\
- GL:               gears -root                 \n\
- GL:               glcells -root                   \n\
- GL:               lockward -root                  \n\
-               m6502 -root                 \n\
- GL:               moebiusgears -root              \n\
- GL:               voronoi -root                   \n\
- GL:               hypnowheel -root                \n\
- GL:               klein -root                 \n\
-               lcdscrub -root                  \n\
- GL:               photopile -root                 \n\
- GL:               skytentacles -root              \n\
- GL:               rubikblocks -root               \n\
- GL:               companioncube -root             \n\
- GL:               hilbert -root                   \n\
- GL:               tronbit -root                   \n\
- GL:               geodesic -root                  \n\
-               hexadrop -root                  \n\
- GL:               kaleidocycle -root              \n\
- GL:               quasicrystal -root              \n\
- GL:               unknownpleasures -root              \n\
- GL:               cityflow -root                  \n\
- GL:               geodesicgears -root             \n\
- GL:               projectiveplane -root               \n\
- GL:               romanboy -root                  \n\
-               tessellimage -root              \n\
- GL:               winduprobot -root               \n\
- GL:               splitflap -root                 \n\
- GL:               cubestack -root                 \n\
- GL:               cubetwist -root                 \n\
- GL:               discoball -root                 \n\
- GL:               dymaxionmap -root               \n\
- GL:               energystream -root              \n\
- GL:               hexstrut -root                  \n\
- GL:               hydrostat -root                 \n\
- GL:               raverhoop -root                 \n\
- GL:               splodesic -root                 \n\
- GL:               unicrud -root                   \n\
- GL:               esper -root                 \n\
- GL:               vigilance -root                 \n\
- GL:               crumbler -root                  \n\
-               filmleader -root                \n\
-               glitchpeg -root                 \n\
- GL:               handsy -root                    \n\
- GL:               maze3d -root                    \n\
- GL:               peepers -root                   \n\
- GL:               razzledazzle -root              \n\
-               vfeedback -root                 \n\
- GL:               deepstars -root                 \n\
- GL:               gravitywell -root               \n\
- GL:               beats -root                 \n\
- GL:               covid19 -root                   \n\
- GL:               etruscanvenus -root             \n\
- GL:               gibson -root                    \n\
- GL:               headroom -root                  \n\
- GL:               sphereeversion -root                \n\


pointerHysteresis:  10
authWarningSlack:   20

-

2). 参考: 設定内容の説明:

  • ランダムなモードにしたときのみ、テーマを「有効にするかのチェック」が表示されます。

→使わないテーマのチェックを外して、テーマを無効化:

-

(1). チェックして、有効にしたテーマ(安全で見栄えの良いテーマ):
binaryring
fiberlamp
fuzzyflakes
galaxy
slidescreen

→基本パッケージでイマイチなのを除いた中で、「無応答」にならなかったテーマです。

拡張パッケージのテーマは無条件でチェックを外したので、 その中には使えるテーマがあるかもしれません。

-

(2). 注意が必要な、ホストOS も「無応答」になるテーマ:
「shade Bobs」(ミミズみたいな描画)  →解除ダイアログでのパスワード入力がやりづらいです
「Abstractile」(細かなL字のタイルの描画)  →最初はいいけど、しばらくすると無応答
「Cynosure」(多数の四角の描画)      →選択するだけで無応答
「Interaggregate」(多数の短い糸くずの描画) →選択するだけで無応答
「meta Balls」(複数のぼやけた球の描画)   →全画面のレビューにすると無応答
「photopile」(額付きの大小の写真の描画)   →最初はいいけど、しばらくすると無応答
「Whirlwind Warp」(多数の小さな色違いの点の描画) →選択するだけで無応答

VirtualBox 上で確認しました。VirtualBox でも使えないテーマなのか、 もしくは、VirtualBox で動かしているので負荷が大きく応答しきれないのか。

-

(3). 「無応答」になったら、Ctrl +Alt+F2 で画面切替

ユーザでログイン

$ sudo reboot

→ホストOS 側の操作です。ホストOS ごと再起動されます。

-

3). 回避 A の問題点:

回避 A: 設定ファイルで、リスクの高いテーマを無効に設定:

何もせずスクリーンセーバーを使うだけの使用や、設定画面を開いてもチェックが付いた有効なテーマだけを選ぶ、のであれば支障はありません。

-

  • ただし、たまたま、(無効に設定されたテーマでも)リスクの高いテーマを選んでしまうと小さな窓で実行されるので、「無応答」になる可能性があります。

  • 回避するには、回避 B でテーマの実行ファイルを削除するか、回避 C で設定ファイルを修正、してリストに余計なテーマが表示されないようにするしかないみたい。

→アプリの更新があると、設定ファイルはそのまま引き継がれますが、削除したテーマの実行ファイルは復活する可能性があります。また、回避 C では設定ファイルは復活します。

-

復活するかの確認:

「Xscreensaver」をアンインストールして、「Xscreensaver」をインストールしてみました。

→テーマの実行ファイルはすべて復活しました。

設定ファイルは(チェックに引っかからなければ)以前の値が引き継がれます。チェックに引っかかると、設定ファイルの後半のテーマの部分だけ、削除した行も含め、すべての行が初期値で復活しました。

-

4). 回避 A の問題点2:

先ほどの問題点と同じく、(無効に設定されたテーマでも)リスクの高いテーマを選んでしまうと小さな窓で実行されるので、「無応答」になる可能性がある、ということの影響です。

-

(1). 設定画面を開いたとき、「ランダムなスクリーンセーバー」にしていると、決まったテーマが選択されます

それは「立体的なアリが歩き回わる」テーマ:

→拡張パッケージのテーマです。なので「無応答」になるリスクが高いです。

-

(2). 選択されるテーマを変更したつもり:
mode:        random
selected:   31 →「24」に変更

0 オリジンで、31番目: 拡張パッケージに含まれる「moebius」

0 オリジンで、24番目: 基本パッケージに含まれる「galaxy」に変更

-

変更後のテーマ「galaxy」:

-

(3). 「Xscreensaver の設定」を使っても、選択されるテーマを変更できました

「Xscreensaver の設定」にて、

「表示モード」タブ

モード: →「一つのスクリーンセーバーのみ」に変更

希望のテーマを選び、再生すれば「selected:」の値が変更されました。

-

(4). 選択されるテーマを変更したつもりだったけど…

どうも、「一つのスクリーンセーバーのみ」にしたときに有効な項目みたい。

-

「ランダムなスクリーンセーバー」にしたときは、有効だったり、無効だったり。ランダムでした。 本来のランダムならいいけれど、ランダム関数?の初期値が同じなのか、開始時は同じ項目が選ばれます。

とりあえず、上記の設定は「selected:」の値を修正したものです。

-

  • 回避するには、回避 B でテーマの実行ファイルを削除するか、回避 C で設定ファイルを修正、してリストに余計なテーマが表示されないようにするしかないみたい。

-

-


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-

8. 回避 B: 「Xscreensaver」でリスクの高いテーマの実行ファイルを削除するパターン:

-

  • 実行する前に、念のために、ホストOS も含め、その他の開いているウィンドウを閉じるか、上書き保存しておきます。

  • 実行ファイルそのものを削除しました。

-

1). リスクが高いので削除するテーマの、一覧ファイルを作成:

$ mousepad ~/Documents/del-file.txt

↓ 下記の内容を貼り付け

abstractile
anemone
anemotaxis
antinspect
antmaze
antspotlight
apollonian
apple2
atlantis
attraction
atunnel
barcode
beats
blaster
blinkbox
blitspin
blocktube
boing
bouboule
bouncingcow
boxed
boxfit
braid
bsod
bubble3d
bumps
cage
carousel
ccurve
celtic
circuit
cityflow
cloudlife
companioncube
compass
coral
covid19
crackberg
crumbler
crystal
cube21
cubenetic
cubestack
cubestorm
cubetwist
cubicgrid
cwaves
cynosure
dangerball
decayscreen
deco
deepstars
deluxe
demon
discoball
discrete
distort
drift
dymaxionmap
endgame
energystream
engine
epicycle
eruption
esper
etruscanvenus
euler2d
extrusion
fadeplot
filmleader
fireworkx
flame
flipflop
flipscreen3d
fliptext
flow
fluidballs
flurry
flyingtoasters
fontglide
gears
geodesic
geodesicgears
gflux
gibson
glblur
glcells
gleidescope
glhanoi
glitchpeg
glknots
glmatrix
glplanet
glschool
glslideshow
glsnake
gltext
goop
grav
gravitywell
greynetic
halftone
halo
handsy
headroom
helix
hexadrop
hexstrut
hilbert
hopalong
hydrostat
hypertorus
hypnowheel
ifs
imsmap
interaggregate
interference
intermomentary
jigglypuff
jigsaw
juggler3d
julia
kaleidescope
kaleidocycle
klein
kumppa
lament
lavalite
lcdscrub
lockward
loop
m6502
maze
maze3d
memscroller
menger
metaballs
mirrorblob
moebius
moebiusgears
moire
moire2
molecule
morph3d
mountain
munch
nerverot
noof
noseguy
pacman
pedal
peepers
penetrate
penrose
petri
phosphor
photopile
piecewise
pinion
pipes
polyhedra
polyominoes
polytopes
pong
popsquares
projectiveplane
providence
pulsar
pyro
qix
quasicrystal
queens
raverhoop
razzledazzle
rd-bomb
ripples
rocks
romanboy
rorschach
rotzoomer
rubik
rubikblocks
sballs
scooter
shadebobs
sierpinski
sierpinski3d
skytentacles
slip
sonar
speedmine
sphereeversion
spheremonics
splitflap
splodesic
spotlight
sproingies
squiral
stairs
starfish
starwars
stonerview
strange
substrate
superquadrics
surfaces
swirl
tangram
tessellimage
thornbird
timetunnel
topblock
triangle
tronbit
truchet
twang
unicrud
unknownpleasures
vermiculate
vfeedback
vidwhacker
vigilance
voronoi
wander
webcollage
webcollage-helper
webcollage.original
whirlwindwarp
winduprobot
wormhole
xanalogtv
xflame
xjack
xlyap
xmatrix
xrayswarm
xspirograph
zoom

→上書き保存

PC の性能によっては、許容できるテーマがあるはずなので、そのテーマ名を除けば、削除されません。

-

事前に XScreenSaver のホームページ にあるScreen Shots にて動画で確認できます

欲しそうなテーマが含まれていないか確認。

例えば、

flurry
flyingtoasters

→そのテーマを全画面でしばらくチェックして、問題ないか確認して判断すればよいです。

-

2). 「リスクのあるテーマの削除」を行うコマンドを生成:

$ cd /usr/libexec/xscreensaver/
$ cat ~/Documents/del-file.txt | awk '{ printf "sudo rm \"%s\"\n", $0, NR }'

-

3). 誤りがなければ「リスクのあるテーマの削除」を実行:

$ cd /usr/libexec/xscreensaver/
$ sudo ls   ←(sudo をスムーズに実行させるためのダミー)

$ cat ~/Documents/del-file.txt | awk '{ printf "sudo rm \"%s\"\n", $0, NR }' | sh

→プロンプトが返ってくるまで待ちます。

-

4). 結果の確認:

$ ls -1 /usr/libexec/xscreensaver/

binaryring
fiberlamp
fuzzyflakes
galaxy
slidescreen
xscreensaver-auth
xscreensaver-getimage
xscreensaver-getimage-file
xscreensaver-getimage-video
xscreensaver-gfx
xscreensaver-gl-visual
xscreensaver-newlogin-wrapper
xscreensaver-systemd
xscreensaver-text

→「安心して使えるテーマ」と「ツール」があればOK

-

5). 再起動

-

6). 参考: 最終的に残ったファイルについて:

-

(1). 実行ファイルの置き場所:
$ cd /usr/libexec/xscreensaver/
$ ls

-

(2). 抜粋(内部で使われるツール):
xscreensaver-auth
xscreensaver-getimage
xscreensaver-getimage-file
xscreensaver-getimage-video
xscreensaver-gfx
xscreensaver-gl-visual
xscreensaver-newlogin-wrapper
xscreensaver-systemd
xscreensaver-text

-

(3). 抜粋(安全で見栄えの良いテーマ):
binaryring
fiberlamp
fuzzyflakes
galaxy
slidescreen

→固まらないか全画面にしてのレビューを「長めに試した」ら、安全だったテーマ。

そもそも持っていない機能を使っているテーマは別にして、ハードウェアアクセレータが動かないと高負荷になるテーマも要因。負荷は高くても、一時的にゆるむところがあればOK みたい。振り切れっぱなしがNG。

-

(4). リスクの高いテーマ。忘れずに削除:
「shade Bobs」(ミミズみたいな描画)  →解除ダイアログでのパスワード入力がやりづらいです
「Abstractile」(細かなL字のタイルの描画)  →最初はいいけど、しばらくすると無応答
「Cynosure」(多数の四角の描画)      →選択するだけで無応答
「Interaggregate」(多数の短い糸くずの描画) →選択するだけで無応答
「meta Balls」(複数のぼやけた球の描画)   →全画面のレビューにすると無応答
「photopile」(額付きの大小の写真の描画)   →最初はいいけど、しばらくすると無応答
「Whirlwind Warp」(多数の小さな色違いの点の描画) →選択するだけで無応答

→細かなパターンがリスクが高いみたい。

-

7). 回避 A の問題点:

→アプリの更新があると、削除したテーマの実行ファイルは復活してしまう可能性があります。 つまり、リスクの高いテーマが選ばれてしまうリスクがあります。

-

-


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-

9. 回避 A を行った後に、回避 B を実施するパターン:

-

  • リスクの高いテーマを選んでしまうリスクがなくなります。

-

→ただし、アプリの更新があると、回避 B で削除したテーマの実行ファイルは復活してしまう可能性があります。

ただし、回避 A で行った、設定ファイルはそのまま引き継がれるので、スクリーンセーバーを使うだけだったり、設定画面を開いてもチェックが付いた有効なテーマだけを選ぶだけなら、支障はありません。

  • ただし、たまたま、リスクの高いテーマを選んでしまうと(無効に設定されたテーマでも)小さな窓で実行されるので、「無応答」になる可能性があります。

  • 知らない間にアプリの更新があっても、実行されるテーマは安全なテーマのみです。

→設定を開けば、テーマの数が増えているので、アプリの更新があったことがわかります。 そのときは、再度、回避 B でテーマの実行ファイルを削除すればOK です。

-

-


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10. 回避 C: 3つの設定ファイルを同時に修正するパターン:

  • 回避 A の問題点:

→たまたま、リスクの高いテーマを選んでしまうと(無効に設定されたテーマでも)小さな窓で実行されるので、「無応答」になる可能性があります。

-

  • 回避 C は、設定画面の一覧にリスクの高いテーマが表示されないので、回避 A の問題点が解決します。

  • 回避 B よりは作業は楽。

  • アプリの更新があると、気づかない間に、元のリスクのある設定に戻ってしまいます。

→設定画面を開けば一覧が増えているので、アプリが更新されたことがわかりますが、 設定画面を開かないと気づかないところが盲点です。

ただし、アプリの更新はめったにないと思います。

-

参考: 設定ファイルについて

  • 手動でテーマ行を削除するよりも、「Xscreensaver の設定」を使ってチェックを外し、無効にするのが確実です。

→無効にしたい行を手動で削除してみると、設定ファイルの前半は変わりませんが、後半のテーマのすべての行がみごとに初期値で復活しました。

→設定ファイルがおかしいと判断すると、元ファイル(初期値)の「/etc/xscreensaver/XScreenSaver.ad」のテーマの部分だけの「usr/share/xscreensaver/hacks.conf.d/xscreensaver.conf」と同じ内容で部分的に行単位で修正されます。1行だけ削除すると、最後の方に復活します。行の順番を変えられます。

このファイルを削っても修正されるところをみるとこのファイルが直接使われているだけではないみたい。

→ただし、3つのファイルが影響し合っていることは確かです。ということで下記の方法です。

-

1. 全体の元となっている設定ファイルを修正:

「/etc/xscreensaver/XScreenSaver.ad」

-

退避:
$ cd /etc/xscreensaver/
$ sudo cp XScreenSaver.ad XScreenSaver.ad-ORG

-

テーマ行部分のみを修正:
$ sudo mousepad /etc/xscreensaver/XScreenSaver.ad

336 行目以降のすべてのテーマ行:

*programs:                                     \
                maze -root                  \n\
:
  GL:               sphereeversion -root                \n

↓ 下記の内容に置き換え:

*programs:                                     \
                binaryring -root                \n\
                galaxy -root                    \n\
                fiberlamp -root                 \n\
                fuzzyflakes -root               \n\
                slidescreen -root               \n\

→ここの内容が初期値になります。

-

2. テーマ行のみの設定ファイルを修正:

「/usr/share/xscreensaver/hacks.conf.d/xscreensaver.conf」

-

退避:
$ cd /usr/share/xscreensaver/hacks.conf.d/
$ sudo cp xscreensaver.conf xscreensaver-ORG.conf 

-

修正:
$ sudo mousepad /usr/share/xscreensaver/hacks.conf.d/xscreensaver.conf

-

下記の内容に置き換え:

             binaryring -root                \n\
                galaxy -root                    \n\
                fiberlamp -root                 \n\
                fuzzyflakes -root               \n\
                slidescreen -root               \n\

→テーマ行のみのファイルです。ファイルには何かしらの役割があるはず。

-

3. 設定が反映されるローカルの設定ファイルを修正:

「~/.xscreensaver」

-

修正:
$ mousepad ~/.xscreensaver

↓ 下記の内容で置き換え:

# XScreenSaver Preferences File
# Written by xscreensaver-settings 6.01-3.fc34 for ubn on Sat Aug  7 18:22:53 2021.
# https://www.jwz.org/xscreensaver/

timeout:    0:10:00
cycle:      0:10:00
lock:       True
lockTimeout:    0:00:00
passwdTimeout:  0:00:15
visualID:   default
installColormap:    True
verbose:    False
splash:     False
splashDuration: 0:00:05
demoCommand:    xscreensaver-settings
nice:       10
fade:       True
unfade:     True
fadeSeconds:    0:00:06
ignoreUninstalledPrograms:True
font:       
dpmsEnabled:    False
dpmsQuickOff:   False
dpmsStandby:    2:00:00
dpmsSuspend:    2:00:00
dpmsOff:    4:00:00
grabDesktopImages:  False
grabVideoFrames:    False
chooseRandomImages: True
imageDirectory: /usr/share/backgrounds/images

mode:       random
selected:   0

textMode:   file
textLiteral:    XScreenSaver
textFile:   /etc/fedora-release
textProgram:    fortune -s
textURL:    http://planet.fedoraproject.org/rss20.xml
dialogTheme:    greenblack

programs:                                     \
                binaryring -root                \n\
                galaxy -root                    \n\
                fiberlamp -root                 \n\
                fuzzyflakes -root               \n\
                slidescreen -root               \n\


pointerHysteresis:  10
authWarningSlack:   20

→全体的な設定が反映されるファイルです。

前半の部分は設定が反映されるだけですが、後半にあるテーマ行の部分は内容がチェックされています。

例えば、手動でテーマ行を削除すると、ここに書かれた以外のすべてのテーマ行が初期値で復活します。

  • 上記の書き方だと、明らかに削除した他のテーマ行も復活するはずです。ここで、元のファイルにある初期値も同じテーマ行のみに修正しているので、復活しません。

-

「Xscreensaver の設定」を起動して確認

設定が反映されます。

→表示される一覧は上記のテーマのみなので、リスクの高いテーマを選んでしまうことがありません。

(テーマの実行ファイルを削除したときと同じ表示)

-

もし、アプリの更新があった場合:

確認のため、「xscreensaver」をアンインストールしてインストールしてみました

→「xscreensaver の設定」を起動すると反映されます。元のもくあみ。

-

-


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-

11. 「xscreensaver の設定」にて設定:

-

リスクの高いテーマがあると、ゆっくり設定もできないので後になってしまいました。 今さらですが「設定について」です。

設定ファイルの「~/.xscreensaver」を修正した方が早いかもしれませんが、確実です。

$ mousepad ~/.xscreensaver

→注意点は、後半のテーマ行の部分はヘタにさわらないこと。テーマ行のすべてが初期化されます。

-

1). 「XScreenSaverの設定」を起動

Xfce パネルのメニュー →設定→「スクリーンセーバー」→「XScreenSaverの設定」画面

-

2). 「xscreensaver」のテーマで使われる画像を設定:

「拡張オプション」タブ

-

「画像をランダムに選択する」にチェック

→テーマで使われる画像を指定します

-

デフォルト画像「/usr/share/backgrounds/images」

→画像は Fedora のデフォルトの壁紙「/usr/share/backgrounds/images」でした:

$ ls -l /usr/share/backgrounds/images/
:
lrwxrwxrwx. 1 root root 22  4月  1 15:20 default-16_10.png -> ../f34/default/f34.png
lrwxrwxrwx. 1 root root 22  4月  1 15:20 default-16_9.png -> ../f34/default/f34.png
lrwxrwxrwx. 1 root root 22  4月  1 15:20 default-5_4.png -> ../f34/default/f34.png
lrwxrwxrwx. 1 root root 22  4月  1 15:20 default.png -> ../f34/default/f34.png

→「/usr/share/backgrounds/f34/default/f34.png」へのリンクです。

-

テーマで使われる画像を変更したいとき:

→「参照」ボタン

-

フォルダ: →「../」を数回ダブルクリックして「/」まで行き、「home/」→「ubn/」→「Pictures/」→「animal/」と各フォルダをダブルクリックで開いていきます。

一番下のエリアにて、

選択: 「/home/ubn/Pictures/animal/」になっていることを確認(任意のフォルダ)

その下の「images」を消して「空」にして、

→「OK」

-

画面が戻り、「/home/ubn/Pictures/animal/」と表示されました。

(指定したフォルダの下にあるフォルダの画像も対象になります。)

-

エディタでの修正例:

imageDirectory:  /usr/share/backgrounds/images/

imageDirectory:  /home/ubn/Pictures/animal/

-

3). セーバーの解除するダイアログ画面のテーマを設定:

「拡張オプション」タブ の右下にあるテーマ:

-

テーマ: Default

↓ 下記に変更

-

テーマ: 「Green Black」

-

以前のセーバーの解除画面のデザインは長い間変わっていませんでしたが、 なめらかなフォントに変更され、色違いのテーマが適用できます。感謝。

-

エディタでの修正例:

dialogTheme: default

dialogTheme: greenblack

-

4). 参考: テーマの解除のダイアログ画面のサイズを小さく修正:

-

修正前に設定を退避:
$ cd /etc/xscreensaver/
$ sudo cp XScreenSaver.ad XScreenSaver.ad-ORG

-

修正:
$ sudo mousepad /etc/xscreensaver/XScreenSaver.ad

下記の部分を修正:

155 行目:

*Dialog.headingFont: sans-serif bold 16
*Dialog.bodyFont:   sans-serif 14
*Dialog.errorFont:  sans-serif bold 14
*Dialog.labelFont:  sans-serif bold 14
*Dialog.unameFont:  sans-serif 12
*Dialog.buttonFont: sans-serif bold 14
*Dialog.dateFont:   sans-serif 9

: 少し飛んで、

*default.Dialog.logo.width:             210
*default.Dialog.logo.height:            210

*Dialog.headingFont: sans-serif bold 14
*Dialog.bodyFont:   sans-serif 10
*Dialog.errorFont:  sans-serif bold 10
*Dialog.labelFont:  sans-serif bold 10
*Dialog.unameFont:  sans-serif 9
*Dialog.buttonFont: sans-serif bold 10
*Dialog.dateFont:   sans-serif 9

: 少し飛んで、

*default.Dialog.logo.width:             140
*default.Dialog.logo.height:            140

-

  • ダイアログ画面のサイズが大きすぎ:

修正後:

-

参考:「炎」アイコンは「xpm」ファイル

場所を調べたら、「/usr/share/pixmaps/xscreensaver.xpm」にありました。

-

「xpm」ファイルは、テキスト文字でビットマップを構成した「X11 Pixmap Graphic」というフォーマット。アウトラインでありビットマップでもあるという印象。透明も使えます。テキストファイルなのでテキストエディタで内容を確認できますし、修正も可能です。ハマると面白そう。

テキストエディタでも、インストールした「kolourpaint」でも、クラシカルな「Xpaint 」でも修正して保存できます。ただし、そのまま保存すると256色で保存され別物になるので注意。

$ cat /usr/share/pixmaps/xscreensaver.xpm

/* XPM */

/* XScreenSaver Logo, designed by Angela Goodman <rzr_grl@yahoo.com>
   Copyright © 2001-2021 Jamie Zawinski <jwz@jwz.org>
   Unauthorized use or reproduction prohibited.

   https://www.jwz.org/xscreensaver/
 */

static const char * const logo_50_xpm[] = {
"50 50 16 1",              ←(構成としてのサイズ指定: 50行x50文字)
"   c None    m None",
"&  c #FF0000 m #FFFFFF",
",  c #FFFFFF m #FFFFFF",
".  c #000000 m #000000",
"=  c #CCCCCC m #000000",
"-  c #B0B0B0 m #000000",
"+  c #989898 m #000000",
";  c #707070 m #000000",
"@  c #A30805 m #000000",
"#  c #5E4D34 m #000000",
"$  c #A6531B m #000000",
"%  c #620805 m #000000",
"*  c #A63013 m #000000",
">   c #523410 m #000000",
"'  c #AC6C44 m #000000",
")  c #24221C m #000000",
"                                                  ",
"                  ..                              ",
"                  ..                              ",
"                   @.                             ",
"                   @@.                            ",
"                   %&%                            ",
"                    &&.     .                     ",
"                    &&*.   ..                     ",
"                    &&@>  %.                      ",
"                    &&*.  @)                      ",
"                   %&&#. @&#                      ",
"     ..............@&*)..&&#.................     ",
"    .+,,,,,,,,,,,,'&&$;,'&@#=,,,,,,,,,,,,,,,-.    ",
"    .+,,,,,,,,,,,-&&*#=,@&&>-,,,,,,,,,,,,,,,-.    ",
"    .+,,,,,,,,,,,@&&$#,=&&&*;,,,,,,,,,,,,,,,-.    ",
"    .+,,=;;;;;>)*&&&'>;#&&&*>;;;;;;;;;;;;+,,-.    ",
"    .+,=.....%..&&&&'..%&&&&>.............+,-.    ",
"    .+,-.....@..&&&&$..%&&&&*.............;,-.    ",
"    .+,+....%@.%&&&&$..%&&&&@)............;,-.    ",
"    .+,-....@@.%&&&&&).%&&&&&*............;,-.    ",
"    .+,-....&*>$&&&&&@);&&&&&@>#==-==;....;,-.    ",
"    .+,-....&*>-&&&&&&%#*&&&&&*>-,,,,,....;,-.    ",
"    .+,+...%&@#=&&&&&&&%)&&&&&&*#,,,,,....;,-.    ",
"    .+,-...@&&$;'&&&&&&&)@&&&&&@>=,,,,....;,-.    ",
"    .+,-...&&&$>=&&&&&&&@)&&&&&&*;,,,,....;,-.    ",
"    .+,-...&&&&#-$&&&&&&&>@&&&&&@#,,,,....;,-.    ",
"    .+,+...&&&&$>-&&&&&&&*%&&&&&&),,,,....;,-.    ",
"    .+,-...&&&&&#+*&&&&&&&@&&&&&&%=,,,....;,-.    ",
"    .+,-...&&&&&@>+&&&&&&&&&&&&&&%+,,,....;,-.    ",
"    .+,-...@&&&&&%#&&&&&&&&&&&&&&@;,,,....;,-.    ",
"    .+,+....&&&&&&)@&&&&&&&&&&&&&&>,,,....;,-.    ",
"    .+,-....@&&&&&%%&&&&&&&&&&&&&&),,,....;,-.    ",
"    .+,-....%&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&),,,....;,-.    ",
"    .+,-....;*&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&>=,,....;,-.    ",
"    .+,+....;=&&&&&&&&&&&&&&&&&&&@#-,,....;,-.    ",
"    .+,-....;,'&&&&&&&&&&&&&&&&&&*#,,,....;,-.    ",
"    .+,-....;,,*&&&&&&&&&&&&&&&&@),,,,....;,-.    ",
"    .+,-.....#;#@&&&&&&&&&&&&&&&.#;;;)....;,-.    ",
"    .+,+.........@&&&&&&&&&&&&&%..........;,-.    ",
"    .+,-..........@&&&&&&&&&&&............;,-.    ",
"    .+,-...........%&&&&&&&&@.............;,-.    ",
"    .+,,#)))))))))))..%@@@*)...))))))))))>,,-.    ",
"    .+,,,,,,,,,,,,,,).........;,,,,,,,,,,,,,-.    ",
"    .+,,,,,,,,,,,,,#...........-,,,,,,,,,,,,-.    ",
"    .+,,,,,,,,,,,=#.............+,,,,,,,,,,,-.    ",
"    .+,,,,,,,,,,#.................-,,,,,,,,,-.    ",
"    .+,,,,,,,,,,==-=-=-=-=-=-=-=-=,,,,,,,,,,-.    ",
"    .;++++++++++++++++++++++++++++++++++++++;.    ",
"     ........................................     ",
"                                                  "};

→コードが美しいですね。

-

5). 「xscreensaver」を「ランダムなスクリーンセーバー」に変更:

「表示モード」タブ

-

モード: →「ランダムなスクリーンセーバー」に変更

-

エディタでの修正例:
mode:        off

mode:        random

-

ちなみに、

スクリーンセーバーを無効にする
mode:       off

ブランク・スクリーンのみ
mode:       blank

一つのスクリーンセーバーのみ
mode:       one
selected:   0           ←(この項目でのみ設定できます: 0 オリジン)

ランダムなスクリーンセーバー
mode:       random

-

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-


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12. 参考: VirtualBox の「仮想マシン」のスナップショットの「作成」と「復元」について:

-

作業前に行う「仮想マシン」のスナップショットの「作成」や、作業をやり直すときの「復元」についての備忘録です。スナップショットを作成していたつもりだったけど、忘れていたとか結構ありそう。

-


1). 作業前に、VirtualBox の「仮想マシン」のスナップショットを作成:

現在、「Xscreensaver」をインストールして使える、状態とします。

この状態で、VirtualBox の「仮想マシン」のスナップショットを作成しました。

-

ゲストOS を起動した状態で、仮想マシン →スナップショットを作成

スナップショット名とコメントを入力

→ついつい、似たようなコメントになり、後でわからなくなるので、どの時点なのかがわかりやすいコメントを残すのが良さそう。

-

詳細に書いた方が良いと思い、

スナップショット名:  Fedora の「OpenBox + Xfce パネル」で「Xscreensaver」が使える状態

コメント:  手順の項目番号 (9-4)  
2021-08-07 11:14

→この書き方だと、開かないとわかりませんでした。

下記のように表題に含めるのが良さそう:

スナップショット名:  Fedora 手順 (9-4) まで完了

コメント: 2021-08-07 11:14

-

  • 作業しているのはゲストOS ですが、VirtualBox のウィンドウが動いているのはホストOS 上なので、ホストOS にてコピーしないと、この欄に貼り付けできません。逆に、ゲストOS の日本語入力環境が整っていなくても日本語が使えるということ。

-


2). 「Xscreensaver」をインストールする前の時点に復元(結果→失敗):

「Xscreensaver」をインストールする前に、VirtualBox の「仮想マシン」のスナップショットを作成した(つもりな)ので、その時点に復元しました。

-

(1). ゲストOS をシャットダウン

ゲストOS を選んで、すぐ右の「横三棒」アイコンをクリック→「スナップ…」

履歴一覧 →戻したい時点を選んで(表題が変だなと思いつつ)、「復元」

-

(2). 復元指定時に「現在のスナップショットを作成」にチェックがあると、その時点のスナップショットが作成されます

-

→先ほど保存したので要りませんが、試しに作成してみます。保存し忘れが防げます。

-

現時点のスナップショットを作成するため、

スナップショット名とコメントを入力

スナップショット名:  復元する時の、復元前の保存

→と書きましたが、後で見ると、状態がわかりません。下記の方が良かったかも。

スナップショット名:  Fedora 手順 (9-7) まで完了

コメント:  手順 (9-4) に復元するので、その前の作成

-

(3). スナップショットの作成が完了すると、最下部の「最新の状態(変更)」が選択されました

→「起動」をクリック

(選択は変えずにそのまま起動。下手にさわると訳がわからなくなります)

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(4). 立ち上がった後、「入力したコメント」が VirtualBox のウィンドウのタイトルバーに表示

→戻りすぎて「復元」は失敗:

-

→スナップショットは、「Xscreensaver」をインストールする前よりも、前の「OpenBox」をインストールして設定していない状態でした。右クリックメニューはデフォルトの状態で、Xfce パネルもありません。

  • 「Xscreensaver」をインストールするとき、その時点のスナップショットを作成するのを忘れたようです。

-

(5). しかたないので、復元前に戻しました

シャットダウン後、復元するときに保存したスナップショットを選んで「復元」

「現在のスナップショットを作成」のチェックを外して実行。(同じものはいくつも要らない)

→先ほどの正常な状態に戻りました。やれ、やれ。

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まとめ

ASUS Chromebox CN60 ではインテル プロセッサの「Haswell」が使われています。 古いせいか、カーネルが「5.8」だとGNOME ではデスクトップ表示しきれません。Xfce にすると回避できました。

前回はそのFedora で「OpenBox 」デスクトップをインストール。 その続きとして、今回は「xscreensaver」についても再確認。バージョンアップされて使いやすくなっています。

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ただし、自分のPC では、使えるテーマはほんの少しでした。

さらに、今まで問題が出なかった「VirtualBox」上で、「xscreensaver」の基本パッケージに含まれるテーマであっても、「無応答」になるテーマが見つかりました。

これは、仮想PC でも問題が発生するということです。もしかしたらテーマによっては無応答になるPC は増えるかもしれません。

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    目次

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VirtualBox の「Fedora 34 Server」に「OpenBox + Xfce パネル」デスクトップ〈H127〉

登録日: 2021-08-06 更新日: 2021-12-28

UEFI 立ち上げで、古めのIntel プロセッサ「Haswell」を使ったPCに、「Fedora 34 Server」をインストールして、Ubuntu Server で行った 「OpenBox + Xfce パネル」デスクトップを手順を少し変えて適用しました。 その備忘録です。

-

重要なことは、Fedora が動かなかった自分のPC にて、Fedora のインストール自体ができること、

その後の作業をコンソール画面、および「twm」デスクトップで行い、 「Xfce」の使い勝手を保ちつつ、「xfwm4」ウィンドウマネージャが動いていない環境を構築できたことです。

-

追記: カーネル「5.15」では、Fedora (GNOME) も自分のPC で正常に動いており、当初の問題は解消されました。 なので今回の作業の重要度は薄まりました。

カーネルバージョンの影響を受けにくいデスクトップにはできたと思います。

-

ホストOS : Xubuntu 20.04.3 LTS

ゲストOS : 「Fedora 34 Server」   ←(今回の作業)

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使用したPC は「ASUS Chromebox CN60 」で、プロセッサは第4世代の「Intel Celeron 2955U 」です。

-

(注)リンクを戻るときはブラウザの左上の「←」をクリック

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目次

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「Xubuntu 20.04.2 LTS に VirtualBox をインストール」

「Fedora 34 Server をインストール」

「Xfce をインストール」

「Openbox をインストール」

「日本語入力」

「まとめ へ」

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「目次詳細 へ」

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Fedora 34 Server」に「OpenBox + Xfce パネル」デスクトップ

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CUI ログイン画面:

→「コンソール」画面です。

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「lightdm」をインストールしただけで、デフォルトターゲットを指定しないと、 再起動するとこのコンソール画面になります。

ここから、GUI ログイン画面(lightdm) を起動するには、「sudo systemctl start lightdm」とします。

-

GUI ログイン画面:

→背景は好みの画像に変更しました。

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再起動にてすぐにGUI ログイン画面を表示させたいときは、 デフォルトターゲットを指定「sudo systemctl set-default graphical.target」して、再起動します。

-

「OpenBox + Xfce パネル」デスクトップ:

→見た目は、「Xfce」デスクトップと変わりません。

画面3段めのバーはXfce の「パネル1」と「Whisker メニュー」、画面右はXfce の「パネル2」のドックです。

デスクトップの空きで右クリックして、カスタマイズしたOpenBox のメニューを表示。 そこから「nitrogen」を使い、壁紙を変えました。壁紙を変えるだけで雰囲気はガラッと変わります。

一番下のバーはホストOS の「Xubuntu 20.04.2 LTS」のパネルで、「Virtualbox」が起動しています。

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個人的に重要なこと:

  • Fedora」のGNOME は自分のPC では問題が多いので、今までインストールはあきらめていましたが、「Fedora Server」でインストールすれば、コンソール画面になるので、好みのデスクトップが構築できます。

→自分のPC ではカーネルがアップすると「GNOME」デスクトップは画面真っ暗か、描画しきれず固まります。(Fedora 33 で確認)

  • OpenBox はディスプレイマネージャにつき、今回の環境はウィンドウマネージャを使っていないので、ハードウェアアクセレータで問題となる「カーネルがアップしても使える」デスクトップにできたのではと思います。

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参考: 過去の話: カーネル「5.8」にて問題が出やすいデスクトップやアプリ について:

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→詳細は投稿のこちら を参照:

  • 今どきのPC なら問題ありません。個人が持っている特定の古いPC で起こっている問題。

-

抜粋:

  • ハードウェアアクセレータを前提としたアプリで、オフ指定できないアプリは、実機(ホストOS )では使えません。

VirtualBox のゲストOS 上で使うしかなさそう。

「notepadqq 」、「swell-foop」、「Xscreensaver」の拡張パッケージのテーマ(ランダム指定は危険)

  • 仮想化技術が異なる、実機(ホストOS )の「コンテナ」での上記のアプリの使用はダメだと思います(未確認)。

  • 「swell-foop」ゲームをホストOS にインストールしておくと、自分のPC がカーネルアップで問題となるかの「判断ツール」になると思います。「VSCode」でもいいけど。

→ホストOS がXfce 環境の場合は「今のところ」回避できますが、上記のアプリは別です。カーネル「5.8」以降で問題化すると思います。(あくまでも、個別のPC で起こる問題)

-

追記: VirtualBox 上で「Xscreensaver」の基本パッケージのテーマの一部でも「無応答」になることを確認

→テーマにより度合いが違います。設定画面で選ぶだけで「無応答」になる場合と、「レビュー」ボタンを押して全画面で表示させると、しばらくすると高負荷で応答しきれなくなる場合がありました。

考えてみると、VirtualBox で「Xscreensaver」を動かすのは負荷が大きいのかも。 実際に使用して、解除ダイアログ画面で、すぐに解除できるかも判断のポイントでした。 これらはPC の性能でも左右されると思います。

-


本当に「判断ツール」に使えるか、ホストOS(Xubuntu20.04.2 LTS)で確認:

$ cat /var/log/installer/media-info
Xubuntu 20.04.2.0 LTS "Focal Fossa" - Release amd64 (20210209.1)

$ cat /etc/lsb-release
DISTRIB_ID=Ubuntu
DISTRIB_RELEASE=20.04
DISTRIB_CODENAME=focal
DISTRIB_DESCRIPTION="Ubuntu 20.04.2 LTS"

$ uname -r
5.4.0-80-generic

Xfce で、カーネル「5.8」以下という、問題が出ないシステムを選んでいます。

-

インストール:
$ sudo apt install swell-foop
:
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  swell-foop

-

すべてのアプリを閉じてから起動:
$ swell-foop

Ubuntuカーネル番号が上がるのはたぶんリリースを変えたとき。こちらのリリースはOK 。

もし固まったら、(実機の場合)Ctrl+Alt+F2 でユーザにログインして、「sudo reboot」か「sudo shutdown -h now」

-


追記:

カーネルが「5.8」になったと思ったら、すぐに「5.11」になりました:

$ uname -r
5.11.0-25-generic

→「swell-foop」はちゃんと動いています。 もしかして、「5.11」+「Mesa ドライバー」だとうまく動くのかな?

今のところ問題が出ない Xfce なので、GNOME で確認が必要。

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追記: カーネル「5.15」において、Fedora (GNOME) も自分のPC で正常に動きます

今までの問題は解消されました。 ただし、VirtualBox で「Xscreensaver」を動かすときの負荷が大きいことは記憶に留めていたほうが良さそう。

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VirtualBox について:

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  • 仮想マシンを使うことで、ハードウェアで問題となるPC でも、最新のLinux ディストリビューションをインストールできる可能性が高いです。

  • 余計なソフトが一緒に動くので、その分、負荷が大きいことと、メモリとストレージを使います。 システムに余裕がないと厳しく、特にメモリは、ホストOSとゲストOSとで分割して使うことになるので、メモリ設定のやり方の影響は大きくなります。

  • やり直しが楽にできるので、使ったことのないディストリビューションを入れるときによく使います。 手順を見直してから、実機にトライ。実機に入れた方がメモリはフルに使えるし、速度がアップします。

→今回使った「ASUS Chromebox CN60」は、メモリ8GB、M.2 SSD 240GB に増設しています。

実機に入れるなら、メモリ2GB、SSD 32GB で動くと思います。

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Fedora 34 Server」について:

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Fedora 34 Server

Fedora」(フェドラ)の特徴は「先進性」です。CentOS の立ち位置はRHEL の安定版から開発版に変更されました。Fedora の技術が「CentOS」(Stream) で試され、その後、商用LinuxRHEL(Red Hat Enterprise Linux) で使われることになりました。

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Fedora には、サーバ向けの「Fedora Server」と、デスクトップPC 向けの「Fedora Workstation」があります。 インストーラは同じGUI で、サーバ版はグラフィカルな環境がインストールされないだけのようです。

個人的にはGUI の「インストーラ」がVirtualBox では動いても、自分のPC の実機でも動くかが鍵になります。 この辺りは、実機で試してみるしかありません。

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Fedora 34 Server の現在のバージョンを表示:

2021-12-28 現在

カーネル:

$ uname -r
5.15.11-100.fc34.x86_64

-

リリース:

$ cat /etc/fedora-release
Fedora release 34 (Thirty Four)
$ cat /etc/os-release
NAME=Fedora
VERSION="34 (Server Edition)"
ID=fedora
VERSION_ID=34
VERSION_CODENAME=""
PLATFORM_ID="platform:f34"
PRETTY_NAME="Fedora 34 (Server Edition)"
ANSI_COLOR="0;38;2;60;110;180"
LOGO=fedora-logo-icon
CPE_NAME="cpe:/o:fedoraproject:fedora:34"
HOME_URL="https://fedoraproject.org/"
DOCUMENTATION_URL="https://docs.fedoraproject.org/en-US/fedora/f34/system-administrators-guide/"
SUPPORT_URL="https://fedoraproject.org/wiki/Communicating_and_getting_help"
BUG_REPORT_URL="https://bugzilla.redhat.com/"
REDHAT_BUGZILLA_PRODUCT="Fedora"
REDHAT_BUGZILLA_PRODUCT_VERSION=34
REDHAT_SUPPORT_PRODUCT="Fedora"
REDHAT_SUPPORT_PRODUCT_VERSION=34
PRIVACY_POLICY_URL="https://fedoraproject.org/wiki/Legal:PrivacyPolicy"
VARIANT="Server Edition"
VARIANT_ID=server

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1. ホストOS : Xubuntu 20.04.3 LTS

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Xubuntu 20.04.3 LTS の現在のバージョンを表示:

2021-12-24 現在

カーネル:

$ uname -r
5.11.0-43-generic

カーネルは、5.8 以降になりました。

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リリース:

$ cat /etc/lsb-release
DISTRIB_ID=Ubuntu
DISTRIB_RELEASE=20.04
DISTRIB_CODENAME=focal
DISTRIB_DESCRIPTION="Ubuntu 20.04.3 LTS"

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システム更新で最新にしました:

$ sudo apt update
$ sudo apt upgrade

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再起動

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2. ホストOS 「Xubuntu 20.04.3 LTS」に「VirtualBox」をインストール:

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前回の作業 を参照:

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3. 「ゲストOS」のISO イメージをダウンロード:

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1). 「Fedora Server」のダウンロード

Download Fedora 34 Server

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Fedora 34: Standard ISO image for x86_64 ←(こちらを使用)

→2021-04-23(2G)

Fedora 34: Netinstall ISO image for x86_64

→2021-04-23(647M)

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2). CHECKSUM ファイルでダウンロードを検証:

Fedora Server

Fedora 34 x86_64 (iso) CHECKSUM を右クリックして、「名前を付けてリンク先を保存」

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3). Fedora のGPG キーをインポート
$ sudo apt install curl

$ curl https://getfedora.org/static/fedora.gpg | gpg --import
:
gpg: /home/ubn/.gnupg/trustdb.gpg: 信用データベースができました
gpg: 鍵1161AE6945719A39: 公開鍵"Fedora (34) <fedora-34-primary@fedoraproject.org>"をインポートしました
gpg: 鍵49FD77499570FF31: 公開鍵"Fedora (33) <fedora-33-primary@fedoraproject.org>"をインポートしました
gpg: 鍵6C13026D12C944D0: 公開鍵"Fedora (32) <fedora-32-primary@fedoraproject.org>"をインポートしました
gpg: 鍵50CB390B3C3359C4: 公開鍵"Fedora (31) <fedora-31-primary@fedoraproject.org>"をインポートしました
gpg: 鍵7BB90722DBBDCF7C: 公開鍵"Fedora (iot 2019) <fedora-iot-2019@fedoraproject.org>"をインポートしました
gpg: 鍵21EA45AB2F86D6A1: 公開鍵"Fedora EPEL (8) <epel@fedoraproject.org>"をインポートしました
gpg: 鍵6A2FAEA2352C64E5: 公開鍵"Fedora EPEL (7) <epel@fedoraproject.org>"をインポートしました
gpg: 鍵3B49DF2A0608B895: 公開鍵"EPEL (6) <epel@fedoraproject.org>"をインポートしました
gpg: 処理数の合計: 8
gpg:               インポート: 8

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4). CHECKSUM ファイルが有効であることを確認
  • 要はチェックするための CHECKSUM ファイルが改ざんされていないかのチェックです。
$ cd ~/ダウンロード/Fedora/
$ ls
Fedora-Server-34-1.2-x86_64-CHECKSUM
Fedora-Server-dvd-x86_64-34-1.2.iso

$ gpg --verify-files *-CHECKSUM
gpg: 2021年04月24日 04時36分17秒 JSTに施された署名
gpg:                RSA鍵8C5BA6990BDB26E19F2A1A801161AE6945719A39を使用
gpg: "Fedora (34) <fedora-34-primary@fedoraproject.org>"からの正しい署名 [不明の]   ←(注目)
gpg: *警告*: この鍵は信用できる署名で証明されていません!
gpg:          この署名が所有者のものかどうかの検証手段がありません。
主鍵フィンガープリント: 8C5B A699 0BDB 26E1 9F2A  1A80 1161 AE69 4571 9A39   ←(下記と同じか注目)

→署名はしていないので、その警告がありますが、OK です。

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サイトのページをスクロールさせると表示:

現行のキーはこちら:
Fedora 34
id:
4096R/45719A39 2020-08-06

Fingerprint:
8C5B A699 0BDB 26E1 9F2A 1A80 1161 AE69 4571 9A39

→ここにある、フィンガープリントの値が同じかを確認しました。

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5).ダウンロードのチェックサムが一致することを確認
  • 実際のISO イメージが改ざんされていないかのチェックです。

該当するファイルがOK かを確認:

$ sha256sum -c *-CHECKSUM
Fedora-Server-dvd-x86_64-34-1.2.iso: OK   ←(注目)
sha256sum: Fedora-Server-netinst-x86_64-34-1.2.iso: そのようなファイルやディレクトリはありません
Fedora-Server-netinst-x86_64-34-1.2.iso: FAILED open or read
sha256sum: 警告: 書式が不適切な行が 19 行あります
sha256sum: 警告: 一覧にある 1 個のファイルが読み込めませんでした

→複数のファイルがチェックされますが、存在しないファイルがあるのでエラーが出ています。

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4. 「仮想マシン」の作成:

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1). システム→「VirtualBox」→「VirtualBox」を起動

VirtualBox マネージャの画面:

→すでに別の仮想マシンを作成して、ゲストOS をインストールしています。

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2). 右上の「新規」ボタンをクリック

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3). 名前とオペレーティングシステム:

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名前:Fedora-Server-Xfce-like   ←(好きな英字の名前、フォルダ名になります)
タイプ:Linux
バージョン:Fedora (64-bit)

→「次へ」

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4). メモリサイズ:

3000 MB   ←(大きく取りすぎると、 ホストOS が不調になります)

→「次へ」

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5). ハードディスク:

「仮想ハードディスクを作成する」にチェック ←(つまり、ファイルが使われます)

→「作成」

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6). ハードディスクのファイルタイプ:

「VDI(VirtualBox Disk Image)」にチェック ←(つまり、VirtualBox 形式)

→「次へ」

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7). 物理ハードディスクにあるストレージ:

「可変サイズ」にチェック

→「次へ」

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8). ファイルの場所とサイズ:

仮想ハードディスクとなるファイルが格納される、フォルダの指定:

今回は「/home/ubn/VirtualBox VMs/Fedora-Server-Xfce-like/Fedora-Server-Xfce-like.vdi」

→すでに入っている指定のまま、にしました。

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可変サイズにした場合の、ファイルサイズの上限値:

8.00 GB →「30.00 GB」に変更(10 GB だとシステム更新だけですぐ一杯 になりました)

→「作成」

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9). 仮想マシンの「Fedora-Server-Xfce-like」が作成されました:

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  • これが今から使う、仮想マシン(仮想のパソコン)の性能です。(設定値を後から変更した画像)

実際のハードウェアによっての制限はありますが、汎用のドライバーが使われることと、下記のように設定値を後から見直して、すぐに変更できるのがすごいところ。

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10). 「ディスプレイ」の設定を変更:

「ディスプレイ」をクリック→「スクリーン」タブ

- ビデオメモリー: 16MB →「128MB」に変更
- グラフィックコントローラー: VMSVGA →「VBoxSVGA」に変更

→「VBoxSVGA」に変更しないと、デスクトップが「真っ暗のまま」起動できないことがありました。 実はライブ立ち上げで、右上にメッセージらしきものが表示されていましたが、警告とは受け取っていませんでした。

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11). 「システム」の設定を変更:

「システム」をクリック→「マザーボード」タブ

- 「EFI を有効化」にチェック

→ゆくゆくは、実機(ホストOS )にインストールすることを考えて、同じ手順になるようしました。

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「システム」をクリック→「プロセッサー」タブ

- プロセッサー数 : 1 CPU →「2 CPU」に変更

→使われているプロセッサが持つ、物理的な数と合わせると、速度の向上が期待できます。 使われているプロセッサにより数は違うので注意。

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→「OK」

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5. 仮想マシンに、ゲストOS として「Fedora 34 Server」をインストール

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1). 「ライブ CD」をセットして、仮想マシンを起動

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(1). インストールする仮想マシンを選択

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(2). 右側の「ストレージ」にて、「ライブ CD」をセット

IDE セカンダリマスター: [光学ドライブ] 空 をクリック

→「ディスクファイルを選択」

→「~/ダウンロード/Fedora/Fedora-Server-dvd-x86_64-34-1.2.iso」を選んで「開く」

「空」→「Fedora-Server-dvd-x86_64-34-1.2.iso」に変わりました。

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(3). 「起動」(緑色の右矢印)ボタンをクリック

→ファイル名は今回と違っています。

-

→ライブ CD を作成する手間が要らないので楽です。

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2). ブート選択画面が表示

「Install Fedora 34」を選択して、Enter

-

3). インストーラの画面が表示されました

-

(1). インストール時に使用する言語 を選択

「日本語」が選ばれていました。「日本語(日本)」

→「続行」

-

(2). キーボード を選択

「日本語」が選ばれていました。「日本語(日本)」

右にある「レイアウト設定をテストする」に「@@」を入力して確認

→画面左上の「完了」をクリック

-

(3). 言語サポート を選択

「日本語」が選ばれていました。「日本語(日本)」

これは先程設定した画面でした。

→画面左上の「完了」をクリック

-

(4). 時刻と日付 を選択

地域「アジア」都市「東京」ネットワーク時刻「オン」

24 時間

が選ばれていました。

→画面左上の「完了」をクリック

-

(5). インストールソース を選択

「ローカルメディア」が選ばれていました。

「自動検出したインストールメディア」にチェックあり

「最新の利用可能なソフトウェアアップデートをインストール」にチェックあり

「確証する」をクリック→「適切です」→「取り消し」

-

→画面左上の「完了」をクリック

-

(6). ソフトウェアの選択 を選択

ベース環境

Fedora Sever Edition」にチェックあり

ベース環境の選択で、右側の追加ソフトウェアの項目が変わるみたい。

-

Fedora Sever Edition」にチェックした場合:

-

Fedora Custom Operating System」にチェックした場合:

-

Fedora Sever Edition」だけにチェックして、

→画面左上の「完了」をクリック

-

(7). ネットワークとホスト名 を選択

Ethernet(enp0s3)」が選ばれていました。

(Intel Corporation 8254OEM Gigabit Ethernet Controller)

→有線LAN 接続

Ethernet(enp0s3) 「オン」

-

ホスト名: 「空白」(現在のホスト名: fedora

→コンピュータ名を入力 →「適用」(現在のホスト名: 変化)

-

→画面左上の「完了」をクリック

-

(8). インストール先 を選択

バイスの選択

ローカルの標準ディスク

30 GiB
ATA VBOX HARDDISK
sda / 330 GiB 空き

ストレージの設定

「自動構成」にチェックあり

-

「完全なディスク要約とブートローダー…」のリンクをクリック→「sda」が選択されていました→「閉じる」

-

「カスタム」にチェック

「手動パーティション設定」画面

「LVM」→「標準パーティション」に変更

「ここをクリックすると自動的に作成します」のリンクをクリック

-

新しいFedora 34 インストール

システム

/boot/efi      600 MiB  sda1
/boot         1024 MiB  sda2  →クリックして、「-」で削除
/                    15 GiB  sda3  →クリックして、「-」で削除

→容量を変更できないので一度削除

「+」でマウントポイント「/」を追加

/boot/efi      600 MiB  sda1
/               29.41 GiB  sda2  →クリックして、「xfs」→「ext4」に変更

-

→画面左上の「完了」をクリック

「変更の概要」画面を確認

→「変更を許可する」

-

(9). ユーザの設定 を選択

画面をスクロールさせないと表示されません。

root パスワード を選択

root パスワード : 任意

確認 : 任意

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ユーザの作成 を選択

フルネーム: 任意
ユーザ名: 任意

「このユーザを管理者にする」にチェック
「このアカウントを使用する場合にパスワードを必要とする」にチェック

パスワード: 任意
パスワードの確認: 任意

-

→画面左上の「完了」をクリック

-

→「インストール」ボタンが青色になり選択できるようになりました。

→「インストール」をクリック

-

(10). インストール処理が開始

-

(11). 「完了しました!」表示

画面が狭いからか、画面の右端が欠けてます。

→「システムを再起動」をクリック

-

VirtualBox マネージャの画面を見ると、右側の「ストレージ」にて、

IDE セカンダリマスター: [光学ドライブ] 空

→自動で取り外されていました。

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6. インストール完了後の最初の再起動

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1). カーネル選択メニュー:

カーネルの「5.11.12-300」が選ばれています。

そのまま、Enter

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2). 再起動で「ログイン」プロンプト表示:

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3). ユーザでログイン:

ubn-box login:

ユーザ名とパスワードを入力

[ubn@ubn-box ~]$

→ユーザでログインされました。

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4). 確認:

$ pwd
/home/ubn

$ ls

$ ls -a
.    ..    .bash_logout    .bash_profile    .bashrc

→キーボード配列は「日本語キーボード」になっています。 ホームフォルダはまだありません。

$ cat /etc/fedora-release
Fedora release 34 (Thirty Four)

$ cat /etc/os-release
NAME=Fedora
VERSION="34 (Server Edition)"
ID=fedora
VERSION_ID=34
VERSION_CODENAME=""
PLATFORM_ID="platform:f34"
PRETTY_NAME="Fedora 34 (Server Edition)"
ANSI_COLOR="0;38;2;60;110;180"
LOGO=fedora-logo-icon
CPE_NAME="cpe:/o:fedoraproject:fedora:34"
HOME_URL="https://fedoraproject.org/"
DOCUMENTATION_URL="https://docs.fedoraproject.org/en-US/fedora/34/system-administrators-guide/"
SUPPORT_URL="https://fedoraproject.org/wiki/Communicating_and_getting_help"
BUG_REPORT_URL="https://bugzilla.redhat.com/"
REDHAT_BUGZILLA_PRODUCT="Fedora"
REDHAT_BUGZILLA_PRODUCT_VERSION=34
REDHAT_SUPPORT_PRODUCT="Fedora"
REDHAT_SUPPORT_PRODUCT_VERSION=34
PRIVACY_POLICY_URL="https://fedoraproject.org/wiki/Legal:PrivacyPolicy"
VARIANT="Server Edition"
VARIANT_ID=server

$ uname -r
5.11.12-300.fc34.x86_64

Fedora sever のカーネルバージョンは新しいです。

$ sudo ls
[sudo] password for ubn:
$

$ id
uid=1000(ubn) gid=1000(ubn) groups=1000(ubn),10(wheel) context=unconfined_u:unconfined_r:unconfined_t:s0-s0:c0.c1023

→sudo も使えました。

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5). 参考: id 表示で、見かけない文字列があるので検索:

Linux ユーザーマッピングの表示:

$ sudo semanage login -l

ログイン名             SELinux ユーザー      MLS/MCS 範囲          サービス

__default__          unconfined_u         s0-s0:c0.c1023       *
root                 unconfined_u         s0-s0:c0.c1023       *

RHEL(Fedora) では、Linux ユーザはデフォルトで「 SELinux __default__ ログイン 」にマッピングされ、これはさらに「 SELinux unconfined_u ユーザー 」にマッピングされます。

SELinux ユーザに課された制限がSELinux ポリシー経由で Linux ユーザに継承されるということ。

Fedora 固有の設定みたい。

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参考:

RHEL 制限のあるユーザーおよび制限のないユーザー

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6). ロケールの確認:

$ locale

ロケールは設定ファイルに項目が見つからないというエラーが出て英語の指定に一度なりましたが、再確認すると日本語になっていました。

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7). システム更新

$ LANG=C sudo dnf update
:
y/N   ←(「y」Enter)

Fedora はデフォルトが「N」です。「y」を入力しないと中止されます。

→544個の更新がありました。さっそく、カーネルも更新が来ています。

カーネルメニューの項目を増やしておかないと危ないですね。

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8). 現在(インストール直後)のカーネル:

$ uname -r
5.11.12-300.fc34.x86_64

→「fc34」は「Fedora 34」を示します。

-


9). 立ち上げ時のカーネル選択メニューの保持数を増やしました:

Fedora の場合のカーネル更新は新しすぎてリスキーです。そのせいでカーネルの更新が多いですし、そのため、立ち上げ時にカーネル選択メニューが表示されます。

デフォルトの設定では、 3回の更新で一番古いカーネルは削除されます。これだと安定動作していたカーネルが削除され、不安定なカーネルだけになる可能性があります。

-

設定ファイルの編集:
$ LANG=C sudo nano /etc/dnf/dnf.conf

下記の行を修正:

installonly_limit=3

↓ 数字を増やします:

installonly_limit=10

Ctrl+O 保存、 Ctrl+X 閉じる

-

確認:
$ cat /etc/dnf/dnf.conf
[main]
gpgcheck=1
installonly_limit=10            ←(注目)
clean_requirements_on_remove=True
best=False
skip_if_unavailable=True

→保存される数は、これだけあれば大丈夫かな。 多すぎるとメニューの見やすさと、ディスク容量に影響。

-

  • 追記: カーネル「5.15」以降は安定してきたので保持数は「5」に減らしました。修正後にカーネルの更新があったタイミングで、過去のカーネルは削除されます。

-

再起動:
$ sudo reboot

-

カーネル選択メニューの画面

f:id:FuRuYa7:20210730150513j:plain

→メニュー項目が増えました。

カーネルの更新があるたびに、メニュー項目が増えていきます。

-

10). 参考: カーネル選択メニューの項目数

デフォルトだと3個まで増やせます。それ以上来ると古いメニュー項目が消えます。

つまり、安定動作していて気に入っているカーネルでも消えてしまいます。 そして、新しいカーネルが安定しているかはわかりません。(ライブUSB のカーネルが一番安定していたりします)

リスクがありますが、いち早く新しいデバイス(プロセッサ)に対応してもらえる利点もあります。PC 自作のユーザにはありがたいことです。

ここがFedora です。RHEL の開発版とも言えます。だから、立ち上げ時に毎回、カーネル選択画面が表示されるわけです。

-

カーネルが安定していないと、その修正版が多発することがあります。今回はメニュー項目数を10個までに増やす設定を行いました。Ubuntu だと考えられないことですね。個人的にはインストールしたらまずここを設定変更しています。

-

現在のカーネル選択メニュー:

2021-08-06 現在:

→インストール後、1周間ほどでこれぐらいに増えました。

-

デフォルトの 3 のままだったら、(安定していたであろう)インストール時のカーネルバージョンは消えてます。そして(自分のPC にとっては)すべてが不安定ということも考えられます。

自分だけおかしかったら、不具合報告しない限り、いつまで経っても変わりません。しかも、その問題がカーネルが条件のひとつかもしれませんが、要因なのかわかりません。報告先を探すのもたいへん。

それに、カーネルが要因でも、カーネルがLTS 版(最新は5.10)でないかぎり、受け付けてもらえません。 なので、動くであろうカーネルを温存するのは大切だと思います。

-

ちなみに、カーネルの更新を止める設定 もあります。

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11). 参考: カーネル選択メニューの項目が増えすぎた場合の対処

Fedora でのカーネルの扱い方の参考に:

Fedora 32 Cinnamon を実機で動かした場合のカーネル奮闘記 が 参考になるかも。

ただし、GNOME だと、不安定になったときに対処する手段がありません。

→追記: Ctrl+Alt+F2 が効けば、コンソール画面で、CUI 操作に切り替えて、再起動する手が使えそう。 twm でも、Openbox でも入れられます。

-

Cinnamon の場合は「Cinnamon (Software ...)」セッション (ハードウェアアクセレータを使わないモード)があるからできました。 重たくなります。

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また、Fedora 32 Xfce なら今のところ現象は出ません(特定のアプリを除く)。

Xfce4 もアクセレータ前提になってきているようです。将来はわかりません。

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12). ログイン画面らしい、ログイン画面表示

カーネルのバージョン表示はこの画面よりも更新されていると思います。

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7. ここで、VirtualBox のスナップショットを作成:

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ゲストOS を起動した状態で、仮想マシン→スナップショットを作成

スナップショット名とコメントを入力

-

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8. タイムゾーンの設定を確認:

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タイムゾーン日本標準時に設定されているかを確認:

$ LANG=C date
Thu Jul 29 08:11:03 JST 2021

$ date
2021□  7□  29□ □□□ 08:11:19 JST

→時刻は日本時間(JST) でタイムゾーンが設定されています。ただし、日本語が豆腐文字。

-

リンクのされ方を確認:
$ ls -l /etc/localtime
lrwxrwxrwx. 1 root root 32  7□ 29 05:22 /etc/localtime -> ../usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo

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9. X Window System のインストール

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1). Xorg のインストール

$ LANG=C sudo dnf install xorg-x11-server-Xorg

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2). ビデオドライバを確認:

$ LANG=C dnf search xorg-x11-drv
:
xorg-x11-drv-intel.x86_64 : Xorg X11 Intel video driver
xorg-x11-drv-vesa.x86_64 : Xorg X11 vesa video driver
xorg-x11-drv-vmware.x86_64 : Xorg X11 vmware video driver
:

→インストールなし

$ LANG=C dnf list --installed | grep x11

-

intel ビデオドライバを削除:
$ LANG=C sudo dnf remove xorg-x11-drv-intel

→インストールされていません。

→非推奨なので、削除。「xorg-x11-drv-vesa」があればアクセレータ機能はありませんが動きます。 あとで、 intel ビデオドライバの代わりとなるMesa ドライバーを入れるつもり。

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3). X Windows System で使うX11 アプリをインストール:

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twm」ウィンドウマネージャをインストール:
$ LANG=C sudo dnf install xorg-x11-twm

X11 で「twm」が起動するか確認します。「xterm」も一緒に入りました。

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twmX11 アプリの「xeyes」と「xclock」をインストール:
$ LANG=C sudo dnf install xeyes xclock

→個別にインストールしました。「xorg-x11-apps」には含まれず、「luit」?がインストールされます。

-

4). xinit のインストールを確認:

$ dnf list xorg-x11-xinit
:
インストール済みパッケージ
xorg-x11-xinit.x86_64                   1.4.0-10.fc34                   @updates

→インストールされています。

-

5). xinit を実行してみました

$ sudo xinit

→枠無しのコンソールのウィンドウがひとつ立ち上がりました。 枠なしなのでウィンドウ操作はできません。

-

アプリは起動できますが、同じ位置にウィンドウが重なります:
# xeyes &
# xclock &
# xterm &

-

画面:

-

終了:
# exit 

もしくは、Ctrl+D でウィンドウが閉じます。

-

6). xinit を実行してから「twm」を実行してみました

$ sudo xinit

→枠無しのコンソールのウィンドウがひとつ立ち上がりました。

-

7). そのコンソールにて、端末を起動:

# xterm &

もしくは、デスクトップの空きで左クリック→「xterm」

-

8). その端末にて、twm を実行:

# tmw &

→すべてのウィンドウに「twm」の緑色の枠が付き、ウィンドウの移動ができるようになりました。

→タイトルバーが邪魔なアプリを、twm には「タイトルバーを表示しないアプリ」として登録できます。

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9). 「twm」を終了:

デスクトップの空きで左クリック→Exit

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残った、枠無しのコンソールを終了:

コンソール内で、Ctrl+D

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10). startx で「twm」を起動してみました:

$ startx

→「twm」ウィンドウマネージャが起動しました。「sudo」を付けないのがポイント。

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11). X11 のコンソールにてアプリを起動:

$ xeyes &
$ xclock &
$ xterm &

→ウィンドウの移動やサイズ変更の操作が可能です。

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12). 「twm」の終了:

デスクトップの空きで左クリック→Exit

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確認:
$ ls -a
.     .Xauthority        .bash_logout     .bashrc
.     .bash_history    .bash_profile

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10. 「twm」デスクトップで作業する環境を構築:

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作業の効率化と新しく構築するデスクトップ環境を汚さないように、「twm」デスクトップ環境を使って作業しました。

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日本語が使える端末(xfce4-terminal) をインストールして、ブラウザも使える(クラウドと同じ)ので快適。

いつものアプリが使えるので、「twm」のウィンドウ操作に慣れて、日本語入力もできれば、軽量なので本番で使ってもいいかもしれません。

そして、startx でtwm を起動するように設定すれば、自動で起動されるアプリやそのウィンドウのジオメトリ(サイズや位置)を~/.xinitrc に設定できます。自分にとって使いやすい環境を作れます。

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1). xfce のパッケージ名を調べるために、アプリをインストール

$ sudo dnf install mousepad firefox xfce4-terminal

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2). 日本語フォントの確認:

$ dnf list --installed | grep font

→日本語フォントは入っていました。

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3). startx を実行:

$ sudo startx

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4). X11 のコンソールにて端末を起動:

# xfce4-terminal &

→この端末でコマンド操作を行います。 ただし、管理者で起動されているので注意。 日本語の表示ができるのが大きいです。

# date
2021年 7月 29日 木曜日 17:10:38 JST

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5). 端末のフォントが大きいので小さくしました:

編集→設定→「外観」タブ→

フォント: 「Monospace Regular 12」 →「9」に変更

→Esc キーにて設定画面が閉じます。

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6). コマンド操作

# dnf update
:
行うべきことはありません。
完了しました!

端末を一度終了

# exit

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7). デスクトップ画面を拡げました

twm を起動している状態で、VirtualBox ウィンドウのメニューにて、表示→「ゲストOS の解像度を自動調整」のアイコンにチェックがあることを確認。

VirtualBox ウィンドウの右上の「+」をクリックして最大化

コンソール端末にて、

# reboot

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8). ログインプロンプトに、ユーザでログイン

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9). startx を実行:

$ LANG=ja_JP.UTF-8 startx

→「sudo」を頭に付けなければ、ユーザとして起動できます。 プロンプトが「$」になるので、いつもの使い方と同じです。 日本語指定すると、アプリが日本語表示になります。

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10). コンソールにて端末を起動:

$ mousepad &

↓ 下記の内容を書いて、名前を付けて保存: 「~/memo.md」

$ mousepad  &
$ xfce4-terminal &
$ firefox &

→ファイルにコマンドを列記して、mousepad を先に起動すれば、コンソールにマウスで貼り付けできるので、いつものアプリの起動に便利。

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11). 画面を拡げた「twm」デスクトップ

→編集メインの作業なら支障ありません。 日本語入力は未設定。日本語入力できるようにすれば、古いPC でも使えるかも。

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12). 「twm」デスクトップでのウィンドウ操作:

  • アプリはコンソール端末から起動すると決めておくと迷いません。アプリはお尻に「&」を付けて起動。

  • プロンプトが表示されていないときは、Enter で表示されます。

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  • 「xterm」のみ、デスクトップの空きで左クリック→「xterm」で起動できます。

  • アプリを起動すると格子状の枠線が表示されます。表示したい位置で左クリックするとウィンドウの位置が決定

  • アプリを起動して枠線が出ている時に、 右クリックすると、ウィンドウの大きさは画面下端までに調整されます。 ウィンドウサイズを大きくしたり、小さくしたりできます。

  • タイトルバーでアプリのウィンドウアプリの重なりや、移動を行うので、 アプリを重ねるときは、緑色のタイトルバーをすべて隠さない位置に並べるのがコツです。

  • ウィンドウを表に表示したいときは、タイトルバーを左クリック。

  • ウィンドウを一番裏に持ってきたいときは、タイトルバーを中ボタンでクリック。

  • ウィンドウサイズを調整したいときは、タイトルバーの右の「□」を左クリック→クリックしたまま右上に少しだけ移動→あとはドラックで、サイズを小さくしたり、大きくしたりできます。一度広げる操作をするのがコツ。

  • ウィンドウをアイコン化したいときは、タイトルバーの左の「●」をクリック→小さなウィンドウ?に変化→クリックで元にもどります。

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  • アプリの終了は「Ctrl+Q」または「Ctrl+Shift+Q」

  • 端末の終了は、「Ctrl+D」または「exit」

  • twm の終了は、デスクトップの空きで左クリック→Exit

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twm の画面がせまくなったときは、設定したときと同じように、twm ウィンドウを起動した状態で、コンソール以外のアプリを終了してから、 VirtualBox ウィンドウの右上の「+」を2回ほどクリックして、小さくして拡げます。

$ sudo reboot

→広い画面で「ログイン」プロンプト表示されます。そのままログイン。

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11. 作業前にVirtualBox の「仮想マシン」のスナップショットを作成:

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失敗しても戻せます。

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12. 参考: 「Xfce」のインストール(調査編):

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  • 調査のための作業なので、作業は要りません。参考です。

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  • 前回のUbuntu Server で行った「OpenBox + Xfce パネル」デスクトップの手順を見直しました。

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Xfce パネルを使うには、素のXfce デスクトップが一番でしょうが、個人のPC の都合で「xfce4」を除外した状態にしたいわけです。Xfce パネルだけのインストールでは、うまく機能しない部分が出てきます。

Xfce デスクトップをインストールして、ログイン時に「Openbox」セッションを選んで運用する、やり方もあります。 ただし、できるだけXfce4 の影響の出ない環境にしたいと思います。

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Fedora では、入れるべきパッケージ名がわからないので、「Xfce」デスクトップをインストールしてから、要らないパッケージを除外する手順にしました。

Fedora はパッケージグループを指定してのインストールができます(Ubuntu のメタパッケージは曖昧、こちらは厳格)。

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追記: Fedora の方が楽に作業できるだろうと思っていたら、厳格なため、除外するパッケージの依存関係でたいへん。一度試して、インストールすべきパッケージや除外すべきパッケージを洗い出してから、再度、パッケージ指定でインストールするハメになりました。

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参考:

VirtualBox の「Ubuntu Server 20.04」に「OpenBox + Xfce パネル」デスクトップ〈H126〉

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twm」デスクトップ環境の「xfce4-terminal」で操作:

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$ uname -r
5.13.5-200.fc34.x86_64

-

1). 「Xfce」のグループ名を確認:

$ LANG=C dnf group list | grep fce
   Xfce Desktop

→大文字の「X」を指定するのがコツみたい。わからないので省いて英語で検索。

-

2). Fedora の「Xfce」グループに含まれるパッケージ名を確認:

ディストリビューションにより、パッケージグループの構成やパッケージ名は異なります。 実は依存関係も違い、削除できなかったり、インストールできないものも出ました。

$ LANG=C dnf group info Xfce
:
Group: Xfce
 Description: A lightweight desktop environment that works well on low end machines.
 Mandatory Packages:
   NetworkManager-fortisslvpn-gnome
   NetworkManager-iodine-gnome
   NetworkManager-l2tp-gnome
   NetworkManager-libreswan-gnome
   NetworkManager-openconnect-gnome
   NetworkManager-openvpn-gnome
   NetworkManager-pptp-gnome
   NetworkManager-ssh-gnome
   NetworkManager-sstp-gnome
   NetworkManager-strongswan-gnome
   NetworkManager-vpnc-gnome
   Thunar
   abrt-desktop
   adwaita-gtk2-theme
   adwaita-icon-theme
   alsa-utils
   blueberry
   desktop-backgrounds-compat
   dnfdragora-updater
   firewall-config
   gnome-keyring-pam
   greybird-dark-theme
   greybird-light-theme
   greybird-xfce4-notifyd-theme
   greybird-xfwm4-theme
   gtk-xfce-engine
   gvfs
   gvfs-archive
   gvfs-mtp
   initial-setup-gui
   lightdm-gtk
   mint-y-theme
   network-manager-applet
   nm-connection-editor
   openssh-askpass
   thunar-archive-plugin
   thunar-media-tags-plugin
   thunar-volman
   tumbler
   vim-enhanced
   xdg-user-dirs-gtk
   xfce4-about
   xfce4-appfinder
   xfce4-datetime-plugin
   xfce4-panel
   xfce4-places-plugin
   xfce4-power-manager
   xfce4-pulseaudio-plugin
   xfce4-screensaver
   xfce4-screenshooter-plugin
   xfce4-session                   ←(除外)
   xfce4-settings
   xfce4-taskmanager
   xfce4-terminal
   xfconf
   xfdesktop                         ←(除外)
   xfwm4                              ←(除外)
   xfwm4-themes 

→一覧を見るかぎり、すっきりインストールできそう。実際は依存でたいへん…。

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3). Xfce パネルを使うのに、インストールすべきパッケージを確認:

$ dnf search xfce | grep x86_64
:
cairo-dock-plug-ins-xfce.x86_64 : Plug-ins files for Cairo-Dock related to Xfce           ←(除外)
gtk-xfce-engine.x86_64 : Xfce GTK theme engine
im-chooser-xfce.x86_64 : XFCE settings panel for im-chooser
imsettings-xfce.x86_64 : Xfce support on imsettings
jgmenu-xfce4.x86_64 : Xfce4 jgmenu plugin
libxfce4ui.x86_64 : Commonly used Xfce widgets
libxfce4ui-devel.x86_64 : Development files for libxfce4ui                                         ←(除外)
libxfce4util.x86_64 : Utility library for the Xfce4 desktop environment
libxfce4util-devel.x86_64 : Developpment tools for libxfce4util library                        ←(除外)
workrave-xfce.x86_64 : Workrave applet for Xfce
xfce-polkit.x86_64 : Simple PolicyKit authentication agent for Xfce
xfce-theme-manager.x86_64 : A theme manager for Xfce
xfce4-about.x86_64 : Xfce 4 'About' dialog
xfce4-appfinder.x86_64 : Appfinder for the Xfce4 Desktop Environment
xfce4-battery-plugin.x86_64 : Battery monitor for the Xfce panel
xfce4-calculator-plugin.x86_64 : A calculator plugin for the Xfce4 panel
xfce4-clipman-plugin.x86_64 : Clipboard manager plugin for the Xfce panel
xfce4-cpufreq-plugin.x86_64 : CPU frequency scaling plugin for the Xfce4 panel
xfce4-cpugraph-plugin.x86_64 : CPU monitor for the Xfce panel
xfce4-datetime-plugin.x86_64 : Date/time plugin for the Xfce panel
xfce4-dev-tools.x86_64 : Xfce developer tools                                                                 ←(除外)
xfce4-dict.x86_64 : A Dictionary Client for the Xfce desktop environment
xfce4-dict-plugin.x86_64 : Xfce panel plugin to query a Dict server
xfce4-diskperf-plugin.x86_64 : Disk performance plugin for the Xfce panel
xfce4-equake-plugin.x86_64 : Plugin for the XFCE panel which monitors earthquakes
xfce4-eyes-plugin.x86_64 : Eyes for the Xfce panel
xfce4-fsguard-plugin.x86_64 : Filesystem-Guard plugin for the Xfce panel
xfce4-genmon-plugin.x86_64 : Generic monitor plugin for the Xfce panel
xfce4-mailwatch-plugin.x86_64 : Mail Watcher plugin for the Xfce panel
xfce4-mount-plugin.x86_64 : Mount/unmount utility for the Xfce panel
xfce4-mpc-plugin.x86_64 : MPD client for the Xfce panel
xfce4-netload-plugin.x86_64 : Network-load monitor for the Xfce panel
xfce4-notes-plugin.x86_64 : Notes plugin for the Xfce panel
xfce4-notifyd.x86_64 : Simple notification daemon for Xfce
xfce4-panel.x86_64 : Next generation panel for Xfce
xfce4-panel-devel.x86_64 : Development headers for xfce4-panel                             ←(除外)
xfce4-places-plugin.x86_64 : Places menu for the Xfce panel
xfce4-power-manager.x86_64 : Power management for the Xfce desktop environment
xfce4-pulseaudio-plugin.x86_64 : Pulseaudio plugin for Xfce4
xfce4-screensaver.x86_64 : Screensaver application for Xfce Desktop
xfce4-screenshooter.x86_64 : Screenshot utility for the Xfce desktop
xfce4-screenshooter-plugin.x86_64 : Screenshot utility for the Xfce panel
xfce4-sensors-plugin.x86_64 : Sensors plugin for the Xfce panel
xfce4-sensors-plugin-devel.x86_64 : Development files for xfce4-sensors-plugin      ←(除外)
xfce4-session.x86_64 : Xfce session manager                                                           ←(除外)
xfce4-settings.x86_64 : Settings Manager for Xfce
xfce4-smartbookmark-plugin.x86_64 : Smart bookmarks for the Xfce panel
xfce4-statusnotifier-plugin.x86_64 : Panel area status notifier plugin for Xfce4
xfce4-systemload-plugin.x86_64 : Systemload monitor for the Xfce panel
xfce4-taskmanager.x86_64 : Taskmanager for the Xfce desktop environment
xfce4-terminal.x86_64 : Terminal Emulator for the Xfce Desktop environment
xfce4-time-out-plugin.x86_64 : Xfce panel plugin for taking breaks from the computer
xfce4-timer-plugin.x86_64 : Timer for the Xfce panel
xfce4-verve-plugin.x86_64 : Comfortable command line plugin for the Xfce panel
xfce4-wavelan-plugin.x86_64 : WaveLAN plugin for the Xfce panel
xfce4-weather-plugin.x86_64 : Weather plugin for the Xfce panel
xfce4-whiskermenu-plugin.x86_64 : An alternate application launcher for Xfce
xfce4-xkb-plugin.x86_64 : XKB layout switcher for the Xfce panel
xfce4-volumed.x86_64 : Daemon to add additional functionality to the volume keys of the keyboard

exo.x86_64 : Application library for the Xfce desktop environment
mousepad.x86_64 : Simple text editor for Xfce desktop environment
parole.x86_64 : Media player for the Xfce desktop
ristretto.x86_64 : Image-viewer for the Xfce desktop environment
xarchiver.x86_64 : Archive manager for Xfce
xfburn.x86_64 : Simple CD burning tool for Xfce
xfconf.x86_64 : Hierarchical configuration system for Xfce
xfdashboard.x86_64 : GNOME shell like dashboard for Xfce

xfdesktop.x86_64 : Desktop manager for the Xfce Desktop Environment         ←(除外)
xfmpc.x86_64 : A MPD client for the Xfce desktop environment                       ←(除外)
xfwm4.x86_64 : Next generation window manager for Xfce                              ←(除外)

-

4). 上記の不足分を確認:

$ dnf search xfce

↓  抜粋(テーマや壁紙):

elementary-xfce-icon-theme.noarch : Icons for Xfce based on the elementary Project Icon Theme
f34-backgrounds-extras-xfce.noarch : Extra  Wallpapers for XFCE
f34-backgrounds-xfce.noarch : Fedora  34 default background for XFCE4
greybird-xfce4-notifyd-theme.noarch : Greybird Xfce4 notifyd theme

-

5). 準備したインストールリストの事前確認:

$ dnf list elementary-xfce-icon-theme f34-backgrounds-extras-xfce f34-backgrounds-xfce greybird-xfce4-notifyd-theme gtk-xfce-engine im-chooser-xfce imsettings-xfce jgmenu-xfce4 libxfce4ui libxfce4util workrave-xfce xfce-polkit xfce-theme-manager xfce4-about xfce4-appfinder xfce4-battery-plugin xfce4-calculator-plugin xfce4-clipman-plugin xfce4-cpufreq-plugin xfce4-cpugraph-plugin xfce4-datetime-plugin xfce4-dict xfce4-dict-plugin xfce4-diskperf-plugin xfce4-equake-plugin xfce4-eyes-plugin xfce4-fsguard-plugin xfce4-genmon-plugin xfce4-mailwatch-plugin xfce4-mount-plugin xfce4-mpc-plugin xfce4-netload-plugin xfce4-notes-plugin xfce4-notifyd xfce4-panel xfce4-places-plugin xfce4-power-manager xfce4-pulseaudio-plugin xfce4-screensaver xfce4-screenshooter xfce4-screenshooter-plugin xfce4-sensors-plugin xfce4-settings xfce4-smartbookmark-plugin xfce4-statusnotifier-plugin xfce4-systemload-plugin xfce4-taskmanager xfce4-terminal xfce4-time-out-plugin xfce4-timer-plugin xfce4-verve-plugin xfce4-wavelan-plugin xfce4-weather-plugin xfce4-whiskermenu-plugin xfce4-xkb-plugin xfce4-volumed exo mousepad parole ristretto xarchiver xfburn xfconf xfdashboard
:
インストール済みパッケージ                              ←(注目: 事前にインストールしたアプリとその依存が入っていました)
libxfce4ui.x86_64                             4.16.0-3.fc34             @fedora
libxfce4util.x86_64                           4.16.0-3.fc34             @fedora 
mousepad.x86_64                               0.5.5-1.fc34              @updates
xfce4-terminal.x86_64                         0.8.10-2.fc34             @fedora 
xfconf.x86_64                                 4.16.0-2.fc34             @fedora
:
利用可能なパッケージ
elementary-xfce-icon-theme.noarch             0.15.2-2.fc34             fedora  
exo.i686                                      4.16.2-1.fc34             updates 
exo.x86_64                                    4.16.2-1.fc34             updates 
f34-backgrounds-extras-xfce.noarch            34.0.1-1.fc34             fedora  
f34-backgrounds-xfce.noarch                   34.0.1-1.fc34             fedora  
greybird-xfce4-notifyd-theme.noarch           3.22.14-2.fc34            fedora  
gtk-xfce-engine.i686                          3.2.0-13.fc34             fedora  
gtk-xfce-engine.x86_64                        3.2.0-13.fc34             fedora  
im-chooser-xfce.x86_64                        1.7.3-5.fc34              fedora  
imsettings-xfce.x86_64                        1.8.2-3.fc34              fedora  
jgmenu-xfce4.x86_64                           4.3.0-2.fc34              fedora  
libxfce4ui.i686                               4.16.0-3.fc34             fedora  
libxfce4util.i686                             4.16.0-3.fc34             fedora  
parole.x86_64                                 4.16.0-2.fc34             fedora  
ristretto.x86_64                              0.11.0-1.fc34             updates 
workrave-xfce.x86_64                          1.10.45-1.fc34            updates 
xarchiver.x86_64                              0.5.4.17-1.fc34           updates 
xfburn.x86_64                                 0.6.2-4.fc34              fedora  
xfce-polkit.x86_64                            0.3-6.fc34                fedora  
xfce-theme-manager.x86_64                     0.3.8-6.fc34              fedora  
xfce4-about.x86_64                            4.16.0-3.fc34             fedora  
xfce4-appfinder.x86_64                        4.16.1-2.fc34             fedora  
xfce4-battery-plugin.x86_64                   1.1.3-4.fc34              fedora  
xfce4-calculator-plugin.x86_64                0.7.1-7.fc34              fedora  
xfce4-clipman-plugin.x86_64                   1.6.1-3.fc34              fedora  
xfce4-cpufreq-plugin.x86_64                   1.2.5-1.fc34              fedora  
xfce4-cpugraph-plugin.x86_64                  1.2.3-1.fc34              fedora  
xfce4-datetime-plugin.x86_64                  0.8.1-2.fc34              fedora  
xfce4-dict.x86_64                             0.8.4-2.fc34              fedora  
xfce4-dict-plugin.x86_64                      0.8.4-2.fc34              fedora  
xfce4-diskperf-plugin.x86_64                  2.6.3-2.fc34              fedora  
xfce4-equake-plugin.x86_64                    1.3.8.1-12.fc33           fedora  
xfce4-eyes-plugin.x86_64                      4.5.1-3.fc34              fedora  
xfce4-fsguard-plugin.x86_64                   1.1.2-2.fc34              fedora  
xfce4-genmon-plugin.x86_64                    4.1.1-2.fc34              fedora  
xfce4-mailwatch-plugin.x86_64                 1.3.0-2.fc34              fedora  
xfce4-mount-plugin.x86_64                     1.1.5-2.fc34              fedora  
xfce4-mpc-plugin.x86_64                       0.5.2-4.fc34              fedora  
xfce4-netload-plugin.x86_64                   1.4.0-1.fc34              fedora  
xfce4-notes-plugin.x86_64                     1.9.0-1.fc34              updates 
xfce4-notifyd.x86_64                          0.6.2-2.fc34              fedora  
xfce4-panel.i686                              4.16.3-1.fc34             updates 
xfce4-panel.x86_64                            4.16.3-1.fc34             updates 
xfce4-places-plugin.x86_64                    1.8.1-5.fc34              fedora  
xfce4-power-manager.x86_64                    4.16.0-2.fc34             fedora  
xfce4-pulseaudio-plugin.x86_64                0.4.3-5.fc34              fedora  
xfce4-screensaver.x86_64                      4.16.0-2.fc34             fedora  
xfce4-screenshooter.x86_64                    1.9.8-2.fc34              fedora  
xfce4-screenshooter-plugin.x86_64             1.9.8-2.fc34              fedora  
xfce4-sensors-plugin.i686                     1.3.95-2.fc34             fedora  
xfce4-sensors-plugin.x86_64                   1.3.95-2.fc34             fedora  
xfce4-settings.x86_64                         4.16.2-1.fc34             updates 
xfce4-smartbookmark-plugin.x86_64             0.5.2-2.fc34              fedora  
xfce4-statusnotifier-plugin.x86_64            0.2.2-4.fc34              fedora  
xfce4-systemload-plugin.x86_64                1.3.1-1.fc34              updates 
xfce4-taskmanager.x86_64                      1.4.2-1.fc34              fedora  
xfce4-time-out-plugin.x86_64                  1.1.2-1.fc34              fedora  
xfce4-timer-plugin.x86_64                     1.7.1-4.fc34              fedora  
xfce4-verve-plugin.x86_64                     2.0.1-2.fc34              fedora  
xfce4-volumed.x86_64                          0.2.3-27.fc34             fedora  
xfce4-wavelan-plugin.x86_64                   0.6.2-2.fc34              fedora  
xfce4-weather-plugin.x86_64                   0.11.0-1.fc34             fedora  
xfce4-whiskermenu-plugin.x86_64               2.5.3-2.fc34              fedora  
xfce4-xkb-plugin.x86_64                       0.8.2-2.fc34              fedora  
xfconf.i686                                   4.16.0-2.fc34             fedora  
xfdashboard.i686                              0.8.1-1.fc34              fedora  
xfdashboard.x86_64                            0.8.1-1.fc34              fedora  

→「.i686」は除外して考えます。

-

6). 「Xfce」グループのインストールを試すと:

$ sudo dnf group install Xfce
:
group/moduleパッケージをインストール:
 NetworkManager-fortisslvpn-gnome   x86_64 1.3.90-10.fc34         fedora   35 k
 NetworkManager-iodine-gnome        x86_64 1.2.0-12.fc34          fedora   20 k
 NetworkManager-l2tp-gnome          x86_64 1.8.6-5.fc34           fedora   51 k
 NetworkManager-libreswan-gnome     x86_64 1.2.14-1.fc34.1        fedora   34 k
 NetworkManager-openconnect-gnome   x86_64 1.2.6-6.fc34           fedora   42 k
 NetworkManager-openvpn-gnome       x86_64 1:1.8.14-1.fc34        fedora   57 k
 NetworkManager-pptp-gnome          x86_64 1:1.2.8-2.fc34.2       fedora   33 k
 NetworkManager-ssh-gnome           x86_64 1.2.12-1.fc34          updates  31 k
 NetworkManager-sstp-gnome          x86_64 1:1.2.6-8.fc34         fedora   44 k
 NetworkManager-strongswan-gnome    x86_64 1.5.0-3.fc34           fedora   29 k
 NetworkManager-vpnc-gnome          x86_64 1:1.2.6-6.fc34         fedora   36 k
 Thunar                             x86_64 4.16.8-1.fc34          updates 1.6 M
 abrt-desktop                       x86_64 2.14.6-3.fc34          updates  15 k
 adwaita-gtk2-theme                 x86_64 3.28-12.fc34           fedora  137 k
 alsa-utils                         x86_64 1.2.5.1-1.fc34         updates 1.1 M
 blueberry                          noarch 1.4.2-2.fc34           fedora  1.2 M
 desktop-backgrounds-compat         noarch 34.0.0-2.fc34          fedora  8.8 k
 dnfdragora-updater                 noarch 2.1.0-3.fc34           fedora   21 k
 firewall-config                    noarch 0.9.4-1.fc34           updates  84 k
 gnome-keyring-pam                  x86_64 40.0-1.fc34            fedora   20 k
 greybird-dark-theme                noarch 3.22.14-2.fc34         fedora  129 k
 greybird-light-theme               noarch 3.22.14-2.fc34         fedora  133 k
 greybird-xfce4-notifyd-theme       noarch 3.22.14-2.fc34         fedora   23 k
 greybird-xfwm4-theme               noarch 3.22.14-2.fc34         fedora  149 k
 gtk-xfce-engine                    x86_64 3.2.0-13.fc34          fedora   92 k
 gvfs                               x86_64 1.48.1-1.fc34          updates 357 k
 gvfs-archive                       x86_64 1.48.1-1.fc34          updates  24 k
 gvfs-mtp                           x86_64 1.48.1-1.fc34          updates  64 k
 initial-setup-gui                  x86_64 0.3.90-1.fc34          fedora   22 k
 lightdm-gtk                        x86_64 2.0.8-1.fc34           fedora  131 k
 mint-y-theme                       noarch 1:1.8.8-1.fc34         updates 2.9 M
 network-manager-applet             x86_64 1.22.0-1.fc34          updates 199 k
 nm-connection-editor               x86_64 1.22.0-1.fc34          updates 852 k
 openssh-askpass                    x86_64 8.6p1-3.fc34           updates  20 k
 thunar-archive-plugin              x86_64 0.4.0-25.fc34          fedora   83 k
 thunar-media-tags-plugin           x86_64 0.3.0-25.fc34          fedora  106 k
 thunar-volman                      x86_64 4.16.0-2.fc34          fedora  208 k
 tumbler                            x86_64 4.16.0-2.fc34          fedora  238 k
 vim-enhanced                       x86_64 2:8.2.3182-1.fc34      updates 1.8 M
 xdg-user-dirs-gtk                  x86_64 0.10-20.fc34           fedora   70 k
 xfce4-about                        x86_64 4.16.0-3.fc34          fedora   86 k
 xfce4-appfinder                    x86_64 4.16.1-2.fc34          fedora  274 k
 xfce4-datetime-plugin              x86_64 0.8.1-2.fc34           fedora   63 k
 xfce4-panel                        x86_64 4.16.3-1.fc34          updates 1.0 M
 xfce4-places-plugin                x86_64 1.8.1-5.fc34           fedora  108 k
 xfce4-power-manager                x86_64 4.16.0-2.fc34          fedora  745 k
 xfce4-pulseaudio-plugin            x86_64 0.4.3-5.fc34           fedora  125 k
 xfce4-screensaver                  x86_64 4.16.0-2.fc34          fedora  310 k
 xfce4-screenshooter-plugin         x86_64 1.9.8-2.fc34           fedora   49 k
 xfce4-session                      x86_64 4.16.0-3.fc34          updates 519 k
 xfce4-settings                     x86_64 4.16.2-1.fc34          updates 1.1 M
 xfce4-taskmanager                  x86_64 1.4.2-1.fc34           fedora  145 k
 xfdesktop                          x86_64 4.16.0-3.fc34          fedora  1.6 M
 xfwm4                              x86_64 4.16.1-2.fc34          fedora  608 k
 xfwm4-themes                       noarch 4.10.0-16.fc34         fedora  1.0 M
依存関係のインストール:
 NetworkManager-fortisslvpn         x86_64 1.3.90-10.fc34         fedora  100 k
 NetworkManager-iodine              x86_64 1.2.0-12.fc34          fedora   46 k
 NetworkManager-l2tp                x86_64 1.8.6-5.fc34           fedora  185 k
 NetworkManager-libreswan           x86_64 1.2.14-1.fc34.1        fedora  126 k
 NetworkManager-openconnect         x86_64 1.2.6-6.fc34           fedora  463 k
 NetworkManager-openvpn             x86_64 1:1.8.14-1.fc34        fedora  267 k
 NetworkManager-pptp                x86_64 1:1.2.8-2.fc34.2       fedora  148 k
 NetworkManager-ssh                 x86_64 1.2.12-1.fc34          updates  69 k
 NetworkManager-sstp                x86_64 1:1.2.6-8.fc34         fedora  150 k
 NetworkManager-strongswan          x86_64 1.5.0-3.fc34           fedora   12 k
 NetworkManager-vpnc                x86_64 1:1.2.6-6.fc34         fedora  156 k
 abrt-gui                           x86_64 2.14.6-3.fc34          updates  47 k
 abrt-gui-libs                      x86_64 2.14.6-3.fc34          updates  27 k
 accountsservice                    x86_64 0.6.55-6.fc34          fedora  107 k
 alsa-ucm                           noarch 1.2.5.1-1.fc34         updates  71 k
 anaconda-core                      x86_64 34.24.9-1.fc34         fedora  2.3 M
 anaconda-gui                       x86_64 34.24.9-1.fc34         fedora  506 k
 anaconda-tui                       x86_64 34.24.9-1.fc34         fedora  245 k
 anaconda-user-help                 noarch 26.1-13.fc34           fedora  293 k
 anaconda-widgets                   x86_64 34.24.9-1.fc34         fedora  188 k
 avahi-glib                         x86_64 0.8-9.fc34             fedora   14 k
 bcache-tools                       x86_64 1.1-0.fc34             fedora   57 k
 blivet-data                        noarch 1:3.3.3-3.fc34         updates  99 k
 blivet-gui-runtime                 noarch 2.2.1-3.fc34           fedora  300 k
 bluez-obexd                        x86_64 5.60-1.fc34            updates 216 k
 bluez-tools                        x86_64 0.2.0-0.16.git20170912.7cb788c.fc34
                                                                  fedora  105 k
 boost-filesystem                   x86_64 1.75.0-4.fc34          fedora   59 k
 boost-system                       x86_64 1.75.0-4.fc34          fedora   14 k
 bubblewrap                         x86_64 0.4.1-3.fc34           fedora   50 k
 cdparanoia-libs                    x86_64 10.2-37.fc34           updates  53 k
 comps-extras                       noarch 24-9.fc34              fedora   75 k
 daxctl-libs                        x86_64 71.1-2.fc34            fedora   40 k
 dmraid                             x86_64 1.0.0.rc16-50.fc34     fedora   39 k
 dmraid-libs                        x86_64 1.0.0.rc16-50.fc34     fedora  126 k
 dnfdaemon                          noarch 0.3.20-4.fc34          fedora   63 k
 dnfdragora                         noarch 2.1.0-3.fc34           fedora  456 k
 enchant2                           x86_64 2.2.15-4.fc34          fedora   64 k
 exo                                x86_64 4.16.2-1.fc34          updates 456 k
 f34-backgrounds-base               noarch 34.0.1-1.fc34          fedora   23 M
 flatpak-libs                       x86_64 1.10.2-4.fc34          updates 475 k
 flatpak-selinux                    noarch 1.10.2-4.fc34          updates  22 k
 flatpak-session-helper             x86_64 1.10.2-4.fc34          updates  75 k
 freeipmi                           x86_64 1.6.8-1.fc34           updates 2.0 M
 fuse                               x86_64 2.9.9-11.fc34          fedora   81 k
 fuse-common                        x86_64 3.10.4-1.fc34          updates 8.5 k
 garcon                             x86_64 4.16.1-3.fc34          fedora  230 k
 gcr                                x86_64 3.40.0-1.fc34          fedora  456 k
 gcr-base                           x86_64 3.40.0-1.fc34          fedora  286 k
 glibc-all-langpacks                x86_64 2.33-20.fc34           updates  18 M
 gnome-abrt                         x86_64 1.3.6-7.fc34           updates 138 k
 gnome-bluetooth                    x86_64 1:3.34.5-1.fc34        fedora   44 k
 gnome-bluetooth-libs               x86_64 1:3.34.5-1.fc34        fedora  313 k
 gnome-desktop3                     x86_64 40.1-1.fc34            updates 594 k
 gnome-icon-theme                   noarch 3.12.0-15.fc34         fedora  9.6 M
 gnome-keyring                      x86_64 40.0-1.fc34            fedora  895 k
 gnome-themes-extra                 x86_64 3.28-12.fc34           fedora   26 k
 gpm-libs                           x86_64 1.20.7-26.fc34         fedora   20 k
 graphene                           x86_64 1.10.6-2.fc34          updates  64 k
 gstreamer1-plugins-base            x86_64 1.19.1-2.1.18.4.fc34   updates 2.1 M
 gtk-murrine-engine                 x86_64 0.98.2-21.fc34         fedora  139 k
 gtkmm30                            x86_64 3.24.5-1.fc34          updates 1.0 M
 gvfs-client                        x86_64 1.48.1-1.fc34          updates 762 k
 harfbuzz-icu                       x86_64 2.7.4-3.fc34           fedora   15 k
 hddtemp                            x86_64 0.3-0.47.beta15.fc34   fedora   58 k
 highcontrast-icon-theme            noarch 3.28-12.fc34           fedora  2.7 M
 hyphen                             x86_64 2.8.8-15.fc34          fedora   29 k
 iceauth                            x86_64 1.0.8-2.fc34           fedora   26 k
 initial-setup                      x86_64 0.3.90-1.fc34          fedora  130 k
 inxi                               noarch 3.3.03-1.fc34          updates 364 k
 iodine-client                      x86_64 0.7.0-16.fc34          fedora   43 k
 ipmitool                           x86_64 1.8.18-21.fc34         fedora  390 k
 kernel-modules-extra               x86_64 5.13.4-200.fc34        updates 2.0 M
 keybinder3                         x86_64 0.3.2-11.fc34          fedora   20 k
 langtable                          noarch 0.0.54-2.fc34          fedora   47 k
 ldns                               x86_64 1.7.1-4.fc34           updates 160 k
 libXScrnSaver                      x86_64 1.2.3-8.fc34           fedora   25 k
 libXpresent                        x86_64 1.0.0-14.fc34          fedora   17 k
 libXres                            x86_64 1.2.0-12.fc34          fedora   15 k
 libXv                              x86_64 1.0.11-14.fc34         fedora   18 k
 libXxf86dga                        x86_64 1.1.5-6.fc34           fedora   20 k
 libappindicator-gtk3               x86_64 12.10.0-30.fc34        fedora   42 k
 libbluray                          x86_64 1.3.0-1.fc34           updates 172 k
 libcdio                            x86_64 2.1.0-4.fc34           fedora  245 k
 libcdio-paranoia                   x86_64 10.2+2.0.1-4.fc34      fedora   86 k
 libdbusmenu                        x86_64 16.04.0-17.fc34        fedora  136 k
 libdbusmenu-gtk3                   x86_64 16.04.0-17.fc34        fedora   41 k
 libdmx                             x86_64 1.1.4-10.fc34          fedora   16 k
 libexif                            x86_64 0.6.22-4.fc34          fedora  449 k
 libgnomekbd                        x86_64 3.26.1-5.fc34          fedora  163 k
 libgsf                             x86_64 1.14.47-3.fc34         fedora  249 k
 libgtop2                           x86_64 2.40.0-6.fc34          fedora  148 k
 libical                            x86_64 3.0.10-1.fc34          updates 297 k
 libimagequant                      x86_64 2.14.1-1.fc34          fedora   62 k
 libimobiledevice                   x86_64 1.3.0-3.fc34           fedora   78 k
 libindicator-gtk3                  x86_64 12.10.1-20.fc34        fedora   67 k
 libldac                            x86_64 2.0.2.3-8.fc34         fedora   41 k
 libmanette                         x86_64 0.2.6-2.fc34           fedora   50 k
 libmpc                             x86_64 1.2.1-2.fc34           fedora   63 k
 libmtp                             x86_64 1.1.18-2.fc34          fedora  158 k
 libnma                             x86_64 1.8.30-1.fc34.3        fedora  302 k
 libnotify                          x86_64 0.7.9-4.fc34           fedora   43 k
 libplist                           x86_64 2.2.0-3.fc34           fedora   77 k
 libpskc                            x86_64 2.6.6-2.fc34           fedora   34 k
 libreport-anaconda                 x86_64 2.15.2-2.fc34          updates  26 k
 libreport-gtk                      x86_64 2.15.2-2.fc34          updates  81 k
 libreport-plugin-reportuploader    x86_64 2.15.2-2.fc34          updates  43 k
 libreswan                          x86_64 4.3-1.fc34             updates 1.3 M
 librsvg2                           x86_64 2.50.6-1.fc34          updates 3.4 M
 libsamplerate                      x86_64 0.1.9-8.fc34           fedora  1.4 M
 libsbc                             x86_64 1.4-7.fc34             fedora   44 k
 libsecret                          x86_64 0.20.4-2.fc34          fedora  161 k
 libsodium                          x86_64 1.0.18-7.fc34          fedora  165 k
 libtheora                          x86_64 1:1.1.1-29.fc34        fedora  163 k
 libtimezonemap                     x86_64 0.4.5.1-9.fc34         fedora  1.9 M
 libudfread                         x86_64 1.1.2-1.fc34           updates  33 k
 libusbmuxd                         x86_64 2.0.2-4.fc34           fedora   38 k
 libvisual                          x86_64 1:0.4.0-32.fc34        fedora  147 k
 libwnck3                           x86_64 40.0-2.fc34            updates 394 k
 libwpe                             x86_64 1.10.0-1.fc34          fedora   27 k
 libxklavier                        x86_64 5.4-18.fc34            fedora   64 k
 libyui                             x86_64 3.10.0-3.fc34          fedora  309 k
 libyui-mga                         x86_64 1.1.0-2.fc34           fedora   45 k
 libyui-mga-ncurses                 x86_64 1.1.0-2.fc34           fedora   73 k
 libyui-ncurses                     x86_64 2.55.0-3.fc34          fedora  389 k
 lightdm                            x86_64 1.30.0-14.fc34         fedora  223 k
 lightdm-gobject                    x86_64 1.30.0-14.fc34         fedora   66 k
 llvm-libs                          x86_64 12.0.0-2.fc34          updates  23 M
 lm_sensors                         x86_64 3.6.0-8.fc34           fedora  135 k
 lm_sensors-libs                    x86_64 3.6.0-8.fc34           fedora   41 k
 low-memory-monitor                 x86_64 2.1-2.fc34             fedora   35 k
 mesa-dri-drivers                   x86_64 21.1.5-1.fc34          updates  21 M
 mesa-vulkan-drivers                x86_64 21.1.5-1.fc34          updates 4.8 M
 mint-x-icons                       noarch 1.6.3-1.fc34           updates  13 M
 mint-y-icons                       noarch 1.5.8-1.fc34           updates  60 M
 mobile-broadband-provider-info     noarch 20201225-2.fc34        fedora   67 k
 ndctl                              x86_64 71.1-2.fc34            fedora  189 k
 ndctl-libs                         x86_64 71.1-2.fc34            fedora   80 k
 nss-tools                          x86_64 3.67.0-1.fc34          updates 531 k
 openconnect                        x86_64 8.10-6.fc34            updates 724 k
 openfortivpn                       x86_64 1.14.1-4.fc34          fedora   74 k
 openjpeg2                          x86_64 2.4.0-3.fc34           updates 163 k
 openvpn                            x86_64 2.5.3-1.fc34           updates 654 k
 orc                                x86_64 0.4.31-4.fc34          fedora  186 k
 ostree                             x86_64 2021.3-1.fc34          updates 235 k
 ostree-libs                        x86_64 2021.3-1.fc34          updates 422 k
 pavucontrol                        x86_64 4.0-6.fc34             fedora  170 k
 perl-AutoLoader                    noarch 5.74-477.fc34          updates  31 k
 perl-B                             x86_64 1.80-477.fc34          updates 189 k
 perl-Carp                          noarch 1.50-458.fc34          fedora   29 k
 perl-Class-Struct                  noarch 0.66-477.fc34          updates  32 k
 perl-Compress-Raw-Bzip2            x86_64 2.101-3.fc34           fedora   34 k
 perl-Compress-Raw-Zlib             x86_64 2.101-3.fc34           fedora   61 k
 perl-Cpanel-JSON-XS                x86_64 4.25-2.fc34            fedora  152 k
 perl-Data-Dumper                   x86_64 2.174-460.fc34         fedora   56 k
 perl-Digest                        noarch 1.19-2.fc34            fedora   26 k
 perl-Digest-MD5                    x86_64 2.58-2.fc34            fedora   36 k
 perl-DynaLoader                    x86_64 1.47-477.fc34          updates  36 k
 perl-Encode                        x86_64 4:3.08-459.fc34        fedora  1.7 M
 perl-Errno                         x86_64 1.30-477.fc34          updates  25 k
 perl-Exporter                      noarch 5.74-459.fc34          fedora   32 k
 perl-Fcntl                         x86_64 1.13-477.fc34          updates  31 k
 perl-File-Basename                 noarch 2.85-477.fc34          updates  27 k
 perl-File-Find                     noarch 1.37-477.fc34          updates  36 k
 perl-File-Path                     noarch 2.18-2.fc34            fedora   36 k
 perl-File-Temp                     noarch 1:0.231.100-2.fc34     fedora   60 k
 perl-File-stat                     noarch 1.09-477.fc34          updates  27 k
 perl-FileHandle                    noarch 2.03-477.fc34          updates  26 k
 perl-Getopt-Long                   noarch 1:2.52-2.fc34          fedora   61 k
 perl-Getopt-Std                    noarch 1.12-477.fc34          updates  26 k
 perl-HTTP-Tiny                     noarch 0.076-458.fc34         fedora   55 k
 perl-IO                            x86_64 1.43-477.fc34          updates  97 k
 perl-IO-Socket-IP                  noarch 0.41-3.fc34            fedora   43 k
 perl-IPC-Open3                     noarch 1.21-477.fc34          updates  33 k
 perl-JSON-XS                       x86_64 1:4.03-3.fc34          fedora  110 k
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 yelp-xsl                           noarch 40.0-1.fc34            fedora  211 k
弱い依存関係のインストール:
 cpp                                x86_64 11.1.1-3.fc34          updates  10 M
 dmraid-events                      x86_64 1.0.0.rc16-50.fc34     fedora   15 k
 dnfdaemon-selinux                  noarch 0.3.20-4.fc34          fedora  7.9 k
 flatpak                            x86_64 1.10.2-4.fc34          updates 1.6 M
 geoclue2                           x86_64 2.5.7-2.fc34           fedora  118 k
 libblockdev-btrfs                  x86_64 2.25-2.fc34            fedora   27 k
 libblockdev-dm                     x86_64 2.25-2.fc34            fedora   26 k
 libblockdev-kbd                    x86_64 2.25-2.fc34            fedora   31 k
 libblockdev-mpath                  x86_64 2.25-2.fc34            fedora   25 k
 libblockdev-nvdimm                 x86_64 2.25-2.fc34            fedora   26 k
 libyui-gtk                         x86_64 2.49.0-2.fc34          fedora  231 k
 libyui-mga-gtk                     x86_64 1.1.0-3.fc34           fedora   54 k
 p11-kit-server                     x86_64 0.23.22-3.fc34         fedora  200 k
 perl-IO-Compress                   noarch 2.102-2.fc34           fedora  256 k
 perl-IO-Socket-SSL                 noarch 2.070-2.fc34           fedora  214 k
 perl-Math-BigInt                   noarch 1:1.9998.18-458.fc34   fedora  190 k
 perl-Mozilla-CA                    noarch 20200520-4.fc34        fedora   12 k
 perl-NDBM_File                     x86_64 1.15-477.fc34          updates  32 k
 pipewire                           x86_64 0.3.32-1.fc34          updates 133 k
 pipewire-alsa                      x86_64 0.3.32-1.fc34          updates  57 k
 pipewire-jack-audio-connection-kit x86_64 0.3.32-1.fc34          updates 114 k
 xdg-desktop-portal-gtk             x86_64 1.8.0-2.fc34           fedora  179 k
グループのインストール中:
 Xfce                                                                          
:
インストール  384 パッケージ

xfce パネルが使いたいだけなのに、依存で大変なことになりました。システムが重くなります。

-

7). 上記で足りないパッケージをインストール:

重なりもあり得ます。

$ sudo dnf install elementary-xfce-icon-theme f34-backgrounds-extras-xfce f34-backgrounds-xfce greybird-xfce4-notifyd-theme gtk-xfce-engine im-chooser-xfce imsettings-xfce jgmenu-xfce4 libxfce4ui libxfce4util workrave-xfce xfce-polkit xfce-theme-manager xfce4-about xfce4-appfinder xfce4-battery-plugin xfce4-calculator-plugin xfce4-clipman-plugin xfce4-cpufreq-plugin xfce4-cpugraph-plugin xfce4-datetime-plugin xfce4-dict xfce4-dict-plugin xfce4-diskperf-plugin xfce4-equake-plugin xfce4-eyes-plugin xfce4-fsguard-plugin xfce4-genmon-plugin xfce4-mailwatch-plugin xfce4-mount-plugin xfce4-mpc-plugin xfce4-netload-plugin xfce4-notes-plugin xfce4-notifyd xfce4-panel xfce4-places-plugin xfce4-power-manager xfce4-pulseaudio-plugin xfce4-screensaver xfce4-screenshooter xfce4-screenshooter-plugin xfce4-sensors-plugin xfce4-settings xfce4-smartbookmark-plugin xfce4-statusnotifier-plugin xfce4-systemload-plugin xfce4-taskmanager xfce4-terminal xfce4-time-out-plugin xfce4-timer-plugin xfce4-verve-plugin xfce4-wavelan-plugin xfce4-weather-plugin xfce4-whiskermenu-plugin xfce4-xkb-plugin xfce4-volumed exo mousepad parole ristretto xarchiver xfburn xfconf xfdashboard
:
エラー: 
 問題: 競合するリクエスト
  - libxfce4panel-1.0.so.4()(64bit) が提供されません xfce4-equake-plugin-1.3.8.1-12.fc33.x86_64 に必要です
(インストール不可のパッケージをスキップするには、'--skip-broken' を追加してみてください)

確認:

$ dnf list libxfce4panel
:
エラー: 表示するための一致したパッケージはありません

$ dnf list xfce4-equake-plugin
:
利用可能なパッケージ
xfce4-equake-plugin.x86_64                1.3.8.1-12.fc33                 fedora

→「libxfce4panel」がリポジトリにないので、「xfce4-equake-plugin」がインストールできないようです。 fc33 なので、fc34 にはまだ未対応のようです。今のところ支障はないので除外します。

-

8). エラーする「xfce4-equake-plugin」を抜いて、再インストール:

$ sudo dnf install elementary-xfce-icon-theme f34-backgrounds-extras-xfce f34-backgrounds-xfce greybird-xfce4-notifyd-theme gtk-xfce-engine im-chooser-xfce imsettings-xfce jgmenu-xfce4 libxfce4ui libxfce4util workrave-xfce xfce-polkit xfce-theme-manager xfce4-about xfce4-appfinder xfce4-battery-plugin xfce4-calculator-plugin xfce4-clipman-plugin xfce4-cpufreq-plugin xfce4-cpugraph-plugin xfce4-datetime-plugin xfce4-dict xfce4-dict-plugin xfce4-diskperf-plugin xfce4-eyes-plugin xfce4-fsguard-plugin xfce4-genmon-plugin xfce4-mailwatch-plugin xfce4-mount-plugin xfce4-mpc-plugin xfce4-netload-plugin xfce4-notes-plugin xfce4-notifyd xfce4-panel xfce4-places-plugin xfce4-power-manager xfce4-pulseaudio-plugin xfce4-screensaver xfce4-screenshooter xfce4-screenshooter-plugin xfce4-sensors-plugin xfce4-settings xfce4-smartbookmark-plugin xfce4-statusnotifier-plugin xfce4-systemload-plugin xfce4-taskmanager xfce4-terminal xfce4-time-out-plugin xfce4-timer-plugin xfce4-verve-plugin xfce4-wavelan-plugin xfce4-weather-plugin xfce4-whiskermenu-plugin xfce4-xkb-plugin xfce4-volumed exo mousepad parole ristretto xarchiver xfburn xfconf xfdashboard
:
パッケージ greybird-xfce4-notifyd-theme-3.22.14-2.fc34.noarch は既にインストールされています。
パッケージ gtk-xfce-engine-3.2.0-13.fc34.x86_64 は既にインストールされています。
パッケージ libxfce4ui-4.16.0-3.fc34.x86_64 は既にインストールされています。
パッケージ libxfce4util-4.16.0-3.fc34.x86_64 は既にインストールされています。
パッケージ xfce-polkit-0.3-6.fc34.x86_64 は既にインストールされています。
パッケージ xfce4-about-4.16.0-3.fc34.x86_64 は既にインストールされています。
パッケージ xfce4-appfinder-4.16.1-2.fc34.x86_64 は既にインストールされています。
パッケージ xfce4-datetime-plugin-0.8.1-2.fc34.x86_64 は既にインストールされています。
パッケージ xfce4-notifyd-0.6.2-2.fc34.x86_64 は既にインストールされています。
パッケージ xfce4-panel-4.16.3-1.fc34.x86_64 は既にインストールされています。
パッケージ xfce4-places-plugin-1.8.1-5.fc34.x86_64 は既にインストールされています。
パッケージ xfce4-power-manager-4.16.0-2.fc34.x86_64 は既にインストールされています。
パッケージ xfce4-pulseaudio-plugin-0.4.3-5.fc34.x86_64 は既にインストールされています。
パッケージ xfce4-screensaver-4.16.0-2.fc34.x86_64 は既にインストールされています。
パッケージ xfce4-screenshooter-1.9.8-2.fc34.x86_64 は既にインストールされています。
パッケージ xfce4-screenshooter-plugin-1.9.8-2.fc34.x86_64 は既にインストールされています。
パッケージ xfce4-settings-4.16.2-1.fc34.x86_64 は既にインストールされています。
パッケージ xfce4-taskmanager-1.4.2-1.fc34.x86_64 は既にインストールされています。
パッケージ xfce4-terminal-0.8.10-2.fc34.x86_64 は既にインストールされています。
パッケージ exo-4.16.2-1.fc34.x86_64 は既にインストールされています。
パッケージ mousepad-0.5.5-1.fc34.x86_64 は既にインストールされています。
パッケージ xfconf-4.16.0-2.fc34.x86_64 は既にインストールされています。
依存関係が解決しました。
================================================================================
 パッケージ                    Arch     バージョン              Repo      サイズ
================================================================================
インストール:
 elementary-xfce-icon-theme    noarch   0.15.2-2.fc34           fedora    4.4 M
 f34-backgrounds-extras-xfce   noarch   34.0.1-1.fc34           fedora    7.5 k
 f34-backgrounds-xfce          noarch   34.0.1-1.fc34           fedora    7.3 k
 im-chooser-xfce               x86_64   1.7.3-5.fc34            fedora     20 k
 imsettings-xfce               x86_64   1.8.2-3.fc34            fedora     94 k
 jgmenu-xfce4                  x86_64   4.3.0-2.fc34            fedora    8.9 k
 parole                        x86_64   4.16.0-2.fc34           fedora    480 k
 ristretto                     x86_64   0.11.0-1.fc34           updates   404 k
 workrave-xfce                 x86_64   1.10.45-1.fc34          updates    17 k
 xarchiver                     x86_64   0.5.4.17-1.fc34         updates   524 k
 xfburn                        x86_64   0.6.2-4.fc34            fedora    593 k
 xfce-theme-manager            x86_64   0.3.8-6.fc34            fedora    150 k
 xfce4-battery-plugin          x86_64   1.1.3-4.fc34            fedora    167 k
 xfce4-calculator-plugin       x86_64   0.7.1-7.fc34            fedora    102 k
 xfce4-clipman-plugin          x86_64   1.6.1-3.fc34            fedora    214 k
 xfce4-cpufreq-plugin          x86_64   1.2.5-1.fc34            fedora    140 k
 xfce4-cpugraph-plugin         x86_64   1.2.3-1.fc34            fedora    145 k
 xfce4-dict                    x86_64   0.8.4-2.fc34            fedora    223 k
 xfce4-dict-plugin             x86_64   0.8.4-2.fc34            fedora     59 k
 xfce4-diskperf-plugin         x86_64   2.6.3-2.fc34            fedora    101 k
 xfce4-eyes-plugin             x86_64   4.5.1-3.fc34            fedora     93 k
 xfce4-fsguard-plugin          x86_64   1.1.2-2.fc34            fedora     88 k
 xfce4-genmon-plugin           x86_64   4.1.1-2.fc34            fedora    115 k
 xfce4-mailwatch-plugin        x86_64   1.3.0-2.fc34            fedora    245 k
 xfce4-mount-plugin            x86_64   1.1.5-2.fc34            fedora    138 k
 xfce4-mpc-plugin              x86_64   0.5.2-4.fc34            fedora     55 k
 xfce4-netload-plugin          x86_64   1.4.0-1.fc34            fedora    116 k
 xfce4-notes-plugin            x86_64   1.9.0-1.fc34            updates   215 k
 xfce4-sensors-plugin          x86_64   1.3.95-2.fc34           fedora    172 k
 xfce4-smartbookmark-plugin    x86_64   0.5.2-2.fc34            fedora     65 k
 xfce4-statusnotifier-plugin   x86_64   0.2.2-4.fc34            fedora     94 k
 xfce4-systemload-plugin       x86_64   1.3.1-1.fc34            updates   121 k
 xfce4-time-out-plugin         x86_64   1.1.2-1.fc34            fedora    119 k
 xfce4-timer-plugin            x86_64   1.7.1-4.fc34            fedora    113 k
 xfce4-verve-plugin            x86_64   2.0.1-2.fc34            fedora    106 k
 xfce4-volumed                 x86_64   0.2.3-27.fc34           fedora     40 k
 xfce4-wavelan-plugin          x86_64   0.6.2-2.fc34            fedora     84 k
 xfce4-weather-plugin          x86_64   0.11.0-1.fc34           fedora    2.5 M
 xfce4-whiskermenu-plugin      x86_64   2.5.3-2.fc34            fedora    244 k
 xfce4-xkb-plugin              x86_64   0.8.2-2.fc34            fedora    515 k
 xfdashboard                   x86_64   0.8.1-1.fc34            fedora    667 k
依存関係のインストール:
 clutter                       x86_64   1.26.4-4.fc34           fedora    1.1 M
 cogl                          x86_64   1.22.8-3.fc34           fedora    498 k
 enchant                       x86_64   1:1.6.0-27.fc34         fedora     59 k
 f34-backgrounds-extras-base   noarch   34.0.1-1.fc34           fedora     14 k
 gstreamer1-plugins-good       x86_64   1.19.1-2.1.18.4.fc34    updates   2.0 M
 im-chooser-common             x86_64   1.7.3-5.fc34            fedora    227 k
 imsettings                    x86_64   1.8.2-3.fc34            fedora    209 k
 imsettings-libs               x86_64   1.8.2-3.fc34            fedora    107 k
 jgmenu                        x86_64   4.3.0-2.fc34            fedora    149 k
 lame-libs                     x86_64   3.100-10.fc34           fedora    336 k
 libburn                       x86_64   1.5.4-2.fc34            updates   173 k
 libisofs                      x86_64   1.5.4-1.fc34            fedora    222 k
 libmpd                        x86_64   11.8.17-17.fc34         fedora     57 k
 libshout                      x86_64   2.4.3-3.fc34            fedora     68 k
 libv4l                        x86_64   1.20.0-3.fc34           fedora    199 k
 libvpx                        x86_64   1.9.0-3.fc34            fedora    1.0 M
 mpg123-libs                   x86_64   1.26.2-3.fc34           fedora    314 k
 speex                         x86_64   1.2.0-8.fc34            fedora     68 k
 twolame-libs                  x86_64   0.3.13-17.fc34          fedora     59 k
 wavpack                       x86_64   5.4.0-2.fc34            fedora    215 k
 workrave                      x86_64   1.10.45-1.fc34          updates   9.2 M
弱い依存関係のインストール:
 p7zip-plugins                 x86_64   16.02-20.fc34           updates   1.0 M

トランザクションの概要
================================================================================
インストール  63 パッケージ

→このリストで「Xfce」グループとのパッケージの重なりを確認できました。

-

9). 「Xfce」セッションを作らせないために、パッケージを除外:

$ sudo dnf remove cairo-dock-plug-ins-xfce libxfce4ui-devel libxfce4util-devel xfce4-dev-tools xfce4-panel-devel xfce4-sensors-plugin-devel xfce4-session xfdesktop xfmpc xfwm4
:
一致した引数がありません: cairo-dock-plug-ins-xfce  ←(インストールされていないということ)
一致した引数がありません: libxfce4ui-devel
一致した引数がありません: libxfce4util-devel
一致した引数がありません: xfce4-dev-tools
一致した引数がありません: xfce4-panel-devel
一致した引数がありません: xfce4-sensors-plugin-devel
一致した引数がありません: xfmpc
依存関係が解決しました。
================================================================================
 パッケージ                 Arch      バージョン              Repo        サイズ
================================================================================
削除中:
 xfce4-session              x86_64    4.16.0-3.fc34           @updates    2.2 M
 xfdesktop                  x86_64    4.16.0-3.fc34           @fedora     4.2 M
 xfwm4                      x86_64    4.16.1-2.fc34           @fedora     2.2 M
依存関係パッケージの削除:                                                                         ←(これが問題)
 f34-backgrounds-xfce       noarch    34.0.1-1.fc34           @fedora      49    ←(欲しいけど…)
 greybird-xfwm4-theme       noarch    3.22.14-2.fc34          @fedora     349 k ←(欲しいけど…)
 initial-setup-gui          x86_64    0.3.90-1.fc34           @fedora      26 k
 xfce4-screensaver          x86_64    4.16.0-2.fc34           @fedora     1.2 M  ←(欲しいけど…)
 xfwm4-themes               noarch    4.10.0-16.fc34          @fedora     3.5 M
未使用の依存関係の削除:
 anaconda-core              x86_64    34.24.9-1.fc34          @fedora      11 M
 anaconda-gui               x86_64    34.24.9-1.fc34          @fedora     2.5 M
 anaconda-tui               x86_64    34.24.9-1.fc34          @fedora     371 k
 anaconda-user-help         noarch    26.1-13.fc34            @fedora     574 k
 anaconda-widgets           x86_64    34.24.9-1.fc34          @fedora      98 k
 bcache-tools               x86_64    1.1-0.fc34              @fedora     156 k
 blivet-data                noarch    1:3.3.3-3.fc34          @updates    401 k
 blivet-gui-runtime         noarch    2.2.1-3.fc34            @fedora     1.1 M
 bubblewrap                 x86_64    0.4.1-3.fc34            @fedora     102 k
 cpp                        x86_64    11.1.1-3.fc34           @updates     27 M
 daxctl-libs                x86_64    71.1-2.fc34             @fedora      84 k
 dmraid                     x86_64    1.0.0.rc16-50.fc34      @fedora      84 k
 dmraid-events              x86_64    1.0.0.rc16-50.fc34      @fedora      17 k
 dmraid-libs                x86_64    1.0.0.rc16-50.fc34      @fedora     292 k
 enchant2                   x86_64    2.2.15-4.fc34           @fedora     164 k
 flatpak                    x86_64    1.10.2-4.fc34           @updates    7.4 M
 flatpak-libs               x86_64    1.10.2-4.fc34           @updates    1.2 M
 flatpak-selinux            noarch    1.10.2-4.fc34           @updates     12 k
 flatpak-session-helper     x86_64    1.10.2-4.fc34           @updates    211 k
 fuse                       x86_64    2.9.9-11.fc34           @fedora     215 k
 fuse-common                x86_64    3.10.4-1.fc34           @updates     38  
 geoclue2                   x86_64    2.5.7-2.fc34            @fedora     346 k
 gnome-desktop3             x86_64    40.1-1.fc34             @updates    2.8 M
 harfbuzz-icu               x86_64    2.7.4-3.fc34            @fedora      16 k
 hyphen                     x86_64    2.8.8-15.fc34           @fedora      52 k
 iceauth                    x86_64    1.0.8-2.fc34            @fedora      47 k
 initial-setup              x86_64    0.3.90-1.fc34           @fedora     357 k
 langtable                  noarch    0.0.54-2.fc34           @fedora     172 k
 libXpresent                x86_64    1.0.0-14.fc34           @fedora      21 k
 libblockdev-btrfs          x86_64    2.25-2.fc34             @fedora      28 k
 libblockdev-dm             x86_64    2.25-2.fc34             @fedora      24 k
 libblockdev-kbd            x86_64    2.25-2.fc34             @fedora      36 k
 libblockdev-mpath          x86_64    2.25-2.fc34             @fedora      24 k
 libblockdev-nvdimm         x86_64    2.25-2.fc34             @fedora      24 k
 libmanette                 x86_64    0.2.6-2.fc34            @fedora     228 k
 libmpc                     x86_64    1.2.1-2.fc34            @fedora     135 k
 libreport-anaconda         x86_64    2.15.2-2.fc34           @updates     19 k
 libtimezonemap             x86_64    0.4.5.1-9.fc34          @fedora     6.7 M
 libwpe                     x86_64    1.10.0-1.fc34           @fedora      45 k
 low-memory-monitor         x86_64    2.1-2.fc34              @fedora      70 k
 ndctl                      x86_64    71.1-2.fc34             @fedora     341 k
 ndctl-libs                 x86_64    71.1-2.fc34             @fedora     200 k
 ostree                     x86_64    2021.3-1.fc34           @updates    567 k
 ostree-libs                x86_64    2021.3-1.fc34           @updates    1.0 M
 p11-kit-server             x86_64    0.23.22-3.fc34          @fedora     1.0 M
 python3-blivet             noarch    1:3.3.3-3.fc34          @updates    3.3 M
 python3-blockdev           x86_64    2.25-2.fc34             @fedora      86 k
 python3-bytesize           x86_64    2.6-1.fc34              @updates     40 k
 python3-chardet            noarch    4.0.0-1.fc34            @fedora     1.4 M
 python3-idna               noarch    2.10-3.fc34             @fedora     459 k
 python3-kickstart          noarch    3.32-2.fc34             @fedora     2.4 M
 python3-langtable          noarch    0.0.54-2.fc34           @fedora     1.3 M
 python3-meh                noarch    0.50-2.fc34             @fedora     288 k
 python3-meh-gui            noarch    0.50-2.fc34             @fedora      24 k
 python3-pid                noarch    2.2.3-10.fc34           @updates     35 k
 python3-productmd          noarch    1.33-1.fc34             @updates    257 k
 python3-pwquality          x86_64    1.4.4-2.fc34            @fedora      26 k
 python3-pyparted           x86_64    1:3.11.7-2.fc34         @fedora     367 k
 python3-pysocks            noarch    1.7.1-8.fc34            @fedora      88 k
 python3-pytz               noarch    2021.1-2.fc34           @fedora     176 k
 python3-pyudev             noarch    0.22.0-4.fc34           @fedora     316 k
 python3-requests           noarch    2.25.1-1.fc34           @fedora     390 k
 python3-requests-file      noarch    1.5.1-2.fc34            @fedora     9.9 k
 python3-requests-ftp       noarch    0.3.1-21.fc34           @fedora      37 k
 python3-simpleline         noarch    1.8-1.fc34              @fedora     425 k
 python3-urllib3            noarch    1.25.10-5.fc34          @updates    658 k
 redhat-menus               noarch    12.0.2-19.fc34          @fedora     672 k
 sgpio                      x86_64    1.2.0.10-28.fc34        @fedora      23 k
 tigervnc-license           noarch    1.11.0-12.fc34          @updates     18 k
 tigervnc-server-minimal    x86_64    1.11.0-12.fc34          @updates    2.8 M
 webkit2gtk3                x86_64    2.32.2-1.fc34           @updates     60 M
 webkit2gtk3-jsc            x86_64    2.32.2-1.fc34           @updates     25 M
 woff2                      x86_64    1.0.2-12.fc34           @updates    130 k
 wpebackend-fdo             x86_64    1.9.92-1.fc34           @updates     97 k
 xdg-dbus-proxy             x86_64    0.1.2-4.fc34            @fedora      85 k
 xdg-desktop-portal         x86_64    1.8.1-3.fc34            @updates    1.7 M
 xdg-desktop-portal-gtk     x86_64    1.8.0-2.fc34            @fedora     642 k
 xfce-polkit                x86_64    0.3-6.fc34              @fedora      46 k
 xrdb                       x86_64    1.2.0-1.fc34            @updates     43 k
 xset                       x86_64    1.2.4-2.fc34            @fedora      42 k
 yelp                       x86_64    2:40.0-1.fc34           @fedora     2.2 M
 yelp-libs                  x86_64    2:40.0-1.fc34           @fedora     336 k
 yelp-xsl                   noarch    40.0-1.fc34             @fedora     1.4 M
:
削除  91 パッケージ

→必要だったパッケージまで削除されました。

-

10). インストールリストが実際にインストールされたか確認:

$ dnf list elementary-xfce-icon-theme f34-backgrounds-extras-xfce f34-backgrounds-xfce greybird-xfce4-notifyd-theme gtk-xfce-engine im-chooser-xfce imsettings-xfce jgmenu-xfce4 libxfce4ui libxfce4util workrave-xfce xfce-polkit xfce-theme-manager xfce4-about xfce4-appfinder xfce4-battery-plugin xfce4-calculator-plugin xfce4-clipman-plugin xfce4-cpufreq-plugin xfce4-cpugraph-plugin xfce4-datetime-plugin xfce4-dict xfce4-dict-plugin xfce4-diskperf-plugin xfce4-eyes-plugin xfce4-fsguard-plugin xfce4-genmon-plugin xfce4-mailwatch-plugin xfce4-mount-plugin xfce4-mpc-plugin xfce4-netload-plugin xfce4-notes-plugin xfce4-notifyd xfce4-panel xfce4-places-plugin xfce4-power-manager xfce4-pulseaudio-plugin xfce4-screensaver xfce4-screenshooter xfce4-screenshooter-plugin xfce4-sensors-plugin xfce4-settings xfce4-smartbookmark-plugin xfce4-statusnotifier-plugin xfce4-systemload-plugin xfce4-taskmanager xfce4-terminal xfce4-time-out-plugin xfce4-timer-plugin xfce4-verve-plugin xfce4-wavelan-plugin xfce4-weather-plugin xfce4-whiskermenu-plugin xfce4-xkb-plugin xfce4-volumed exo mousepad parole ristretto xarchiver xfburn xfconf xfdashboard
:
インストール済みパッケージ
elementary-xfce-icon-theme.noarch             0.15.2-2.fc34             @fedora 
exo.x86_64                                    4.16.2-1.fc34             @updates
f34-backgrounds-extras-xfce.noarch            34.0.1-1.fc34             @fedora 
greybird-xfce4-notifyd-theme.noarch           3.22.14-2.fc34            @fedora 
gtk-xfce-engine.x86_64                        3.2.0-13.fc34             @fedora 
im-chooser-xfce.x86_64                        1.7.3-5.fc34              @fedora 
imsettings-xfce.x86_64                        1.8.2-3.fc34              @fedora 
jgmenu-xfce4.x86_64                           4.3.0-2.fc34              @fedora 
libxfce4ui.x86_64                             4.16.0-3.fc34             @fedora 
libxfce4util.x86_64                           4.16.0-3.fc34             @fedora 
mousepad.x86_64                               0.5.5-1.fc34              @updates
parole.x86_64                                 4.16.0-2.fc34             @fedora 
ristretto.x86_64                              0.11.0-1.fc34             @updates
workrave-xfce.x86_64                          1.10.45-1.fc34            @updates
xarchiver.x86_64                              0.5.4.17-1.fc34           @updates
xfburn.x86_64                                 0.6.2-4.fc34              @fedora 
xfce-theme-manager.x86_64                     0.3.8-6.fc34              @fedora 
xfce4-about.x86_64                            4.16.0-3.fc34             @fedora 
xfce4-appfinder.x86_64                        4.16.1-2.fc34             @fedora 
xfce4-battery-plugin.x86_64                   1.1.3-4.fc34              @fedora 
xfce4-calculator-plugin.x86_64                0.7.1-7.fc34              @fedora 
xfce4-clipman-plugin.x86_64                   1.6.1-3.fc34              @fedora 
xfce4-cpufreq-plugin.x86_64                   1.2.5-1.fc34              @fedora 
xfce4-cpugraph-plugin.x86_64                  1.2.3-1.fc34              @fedora 
xfce4-datetime-plugin.x86_64                  0.8.1-2.fc34              @fedora 
xfce4-dict.x86_64                             0.8.4-2.fc34              @fedora 
xfce4-dict-plugin.x86_64                      0.8.4-2.fc34              @fedora 
xfce4-diskperf-plugin.x86_64                  2.6.3-2.fc34              @fedora 
xfce4-eyes-plugin.x86_64                      4.5.1-3.fc34              @fedora 
xfce4-fsguard-plugin.x86_64                   1.1.2-2.fc34              @fedora 
xfce4-genmon-plugin.x86_64                    4.1.1-2.fc34              @fedora 
xfce4-mailwatch-plugin.x86_64                 1.3.0-2.fc34              @fedora 
xfce4-mount-plugin.x86_64                     1.1.5-2.fc34              @fedora 
xfce4-mpc-plugin.x86_64                       0.5.2-4.fc34              @fedora 
xfce4-netload-plugin.x86_64                   1.4.0-1.fc34              @fedora 
xfce4-notes-plugin.x86_64                     1.9.0-1.fc34              @updates
xfce4-notifyd.x86_64                          0.6.2-2.fc34              @fedora 
xfce4-panel.x86_64                            4.16.3-1.fc34             @updates
xfce4-places-plugin.x86_64                    1.8.1-5.fc34              @fedora 
xfce4-power-manager.x86_64                    4.16.0-2.fc34             @fedora 
xfce4-pulseaudio-plugin.x86_64                0.4.3-5.fc34              @fedora 
xfce4-screenshooter.x86_64                    1.9.8-2.fc34              @fedora 
xfce4-screenshooter-plugin.x86_64             1.9.8-2.fc34              @fedora 
xfce4-sensors-plugin.x86_64                   1.3.95-2.fc34             @fedora 
xfce4-settings.x86_64                         4.16.2-1.fc34             @updates
xfce4-smartbookmark-plugin.x86_64             0.5.2-2.fc34              @fedora 
xfce4-statusnotifier-plugin.x86_64            0.2.2-4.fc34              @fedora 
xfce4-systemload-plugin.x86_64                1.3.1-1.fc34              @updates
xfce4-taskmanager.x86_64                      1.4.2-1.fc34              @fedora 
xfce4-terminal.x86_64                         0.8.10-2.fc34             @fedora 
xfce4-time-out-plugin.x86_64                  1.1.2-1.fc34              @fedora 
xfce4-timer-plugin.x86_64                     1.7.1-4.fc34              @fedora 
xfce4-verve-plugin.x86_64                     2.0.1-2.fc34              @fedora 
xfce4-volumed.x86_64                          0.2.3-27.fc34             @fedora 
xfce4-wavelan-plugin.x86_64                   0.6.2-2.fc34              @fedora 
xfce4-weather-plugin.x86_64                   0.11.0-1.fc34             @fedora 
xfce4-whiskermenu-plugin.x86_64               2.5.3-2.fc34              @fedora 
xfce4-xkb-plugin.x86_64                       0.8.2-2.fc34              @fedora 
xfconf.x86_64                                 4.16.0-2.fc34             @fedora 
xfdashboard.x86_64                            0.8.1-1.fc34              @fedora 
:
利用可能なパッケージ            ←(ここにあるパッケージはインストールされていません。.i686 は無視)
exo.i686                                      4.16.2-1.fc34             updates 
f34-backgrounds-xfce.noarch                   34.0.1-1.fc34             fedora      ←(欲しいけど… NG)
gtk-xfce-engine.i686                          3.2.0-13.fc34             fedora  
libxfce4ui.i686                               4.16.0-3.fc34             fedora  
libxfce4util.i686                             4.16.0-3.fc34             fedora  
xfce-polkit.x86_64                            0.3-6.fc34                fedora       ←(個別で追加できました)
xfce4-panel.i686                              4.16.3-1.fc34             updates 
xfce4-screensaver.x86_64                      4.16.0-2.fc34             fedora      ←(欲しいけど… NG)
xfce4-sensors-plugin.i686                     1.3.95-2.fc34             fedora  
xfconf.i686                                   4.16.0-2.fc34             fedora  
xfdashboard.i686                              0.8.1-1.fc34              fedora  

→除外を削除したときに、依存で削除されたみたい。削除後にインストールできるのは「xfce-polkit」のみ。

-

11). 上記で漏れたパッケージをインストール:

$ sudo dnf install xfce4-screensaver
:
インストール:
 xfce4-screensaver       x86_64       4.16.0-2.fc34         fedora        310 k
依存関係のインストール:
 iceauth                 x86_64       1.0.8-2.fc34          fedora         26 k
 libXpresent             x86_64       1.0.0-14.fc34         fedora         17 k
 libmpc                  x86_64       1.2.1-2.fc34          fedora         63 k
 redhat-menus            noarch       12.0.2-19.fc34        fedora        139 k
 xfce-polkit             x86_64       0.3-6.fc34            fedora         24 k
 xfce4-session           x86_64       4.16.0-3.fc34         updates       519 k    ←(復活してはダメ)
 xfdesktop               x86_64       4.16.0-3.fc34         fedora        1.6 M      ←(復活してはダメ)
 xfwm4                   x86_64       4.16.1-2.fc34         fedora        608 k      ←(復活してはダメ)
 xrdb                    x86_64       1.2.0-1.fc34          updates        29 k
 xset                    x86_64       1.2.4-2.fc34          fedora         27 k
弱い依存関係のインストール:
 cpp                     x86_64       11.1.1-3.fc34         updates        10 M

→中止。インストールすると、除外したパッケージが復活するので、NG 「f34-backgrounds-xfce」も同じく状態でNG でした。

-

12). 除外されたけど、個別で追加できたパッケージ:

$ sudo dnf install xfce-polkit
:
インストール:
 xfce-polkit          x86_64          0.3-6.fc34          fedora           24 k

→OK

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13). 除外したパッケージが、除外されているかの確認:

$ dnf list cairo-dock-plug-ins-xfce libxfce4ui-devel libxfce4util-devel xfce4-dev-tools xfce4-panel-devel xfce4-sensors-plugin-devel xfce4-session xfdesktop xfmpc xfwm4
:
利用可能なパッケージ
cairo-dock-plug-ins-xfce.x86_64      3.4.1-40.20210125gitcad0a29.fc34    fedora 
libxfce4ui-devel.i686                4.16.0-3.fc34                       fedora 
libxfce4ui-devel.x86_64              4.16.0-3.fc34                       fedora 
libxfce4util-devel.i686              4.16.0-3.fc34                       fedora 
libxfce4util-devel.x86_64            4.16.0-3.fc34                       fedora 
xfce4-dev-tools.x86_64               4.16.0-2.fc34                       fedora 
xfce4-panel-devel.i686               4.16.3-1.fc34                       updates
xfce4-panel-devel.x86_64             4.16.3-1.fc34                       updates
xfce4-sensors-plugin-devel.i686      1.3.95-2.fc34                       fedora 
xfce4-sensors-plugin-devel.x86_64    1.3.95-2.fc34                       fedora 
xfce4-session.x86_64                 4.16.0-3.fc34                       updates
xfdesktop.x86_64                     4.16.0-3.fc34                       fedora 
xfmpc.x86_64                         0.3.0-5.fc34                        fedora 
xfwm4.x86_64                         4.16.1-2.fc34                       fedora 

-

14). 除外するパッケージの見直し:

$ dnf list cairo-dock-plug-ins-xfce libxfce4ui-devel libxfce4util-devel xfce4-dev-tools xfce4-panel-devel xfce4-sensors-plugin-devel xfce4-session xfdesktop xfmpc xfwm4 xfce4-screensaver f34-backgrounds-xfce greybird-xfwm4-theme xfwm4-theme

-

-


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13. 「Xfce」のインストール(改訂版):

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twm」デスクトップを使い、作業:

firefox ブラウザにて、ブログの編集画面から「xfce4-terminal」端末にコマンドを貼り付けてインストール作業を行いました。ウィンドウの操作にクセがあるぐらいで、使えるアプリは同じだし、自分が楽にできるようすれば、やり方は何でもいいと思います。

-

インストールリストから「xfce4-screensaver」と「f34-backgrounds-xfce」と「greybird-xfwm4-theme」と「xfwm4-theme」を取り除きました。これを入れると除外していた「xfwm4」が依存で復活します。

「xfce4-equake-plugin」は依存が公式リポジトリになく、インストールできないので除外。

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1). システム更新:

$ sudo dnf update
:
依存関係が解決しました。
行うべきことはありません。
完了しました!

-

2). Fedora の「Xfce」グループにて、除外するパッケージを除いてインストール:

$ sudo dnf install NetworkManager-fortisslvpn-gnome NetworkManager-iodine-gnome NetworkManager-l2tp-gnome NetworkManager-libreswan-gnome NetworkManager-openconnect-gnome NetworkManager-openvpn-gnome NetworkManager-pptp-gnome NetworkManager-ssh-gnome NetworkManager-sstp-gnome NetworkManager-strongswan-gnome NetworkManager-vpnc-gnome Thunar abrt-desktop adwaita-gtk2-theme  alsa-utils blueberry desktop-backgrounds-compat dnfdragora-updater firewall-config gnome-keyring-pam greybird-dark-theme greybird-light-theme greybird-xfce4-notifyd-theme gtk-xfce-engine gvfs  gvfs-archive gvfs-mtp initial-setup-gui lightdm-gtk mint-y-theme  network-manager-applet nm-connection-editor openssh-askpass thunar-archive-plugin thunar-media-tags-plugin thunar-volman tumbler vim-enhanced xdg-user-dirs-gtk xfce4-about xfce4-appfinder xfce4-datetime-plugin xfce4-panel xfce4-places-plugin xfce4-power-manager xfce4-pulseaudio-plugin xfce4-screenshooter-plugin xfce4-settings xfce4-taskmanager

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3). 追加した方が良さそうなパッケージをインストール:

$ sudo dnf install libxfce4ui libxfce4util xfce-polkit xfce4-notifyd xfce4-screenshooter xfce4-terminal exo mousepad xfconf elementary-xfce-icon-theme im-chooser-xfce imsettings-xfce jgmenu-xfce4 parole ristretto workrave-xfce xarchiver xfburn xfce-polkit xfce-theme-manager xfce4-battery-plugin xfce4-calculator-plugin xfce4-clipman-plugin xfce4-cpufreq-plugin xfce4-cpugraph-plugin xfce4-dict xfce4-dict-plugin xfce4-diskperf-plugin xfce4-eyes-plugin xfce4-fsguard-plugin xfce4-genmon-plugin  xfce4-mailwatch-plugin xfce4-mount-plugin xfce4-mpc-plugin xfce4-netload-plugin xfce4-notes-plugin xfce4-sensors-plugin xfce4-smartbookmark-plugin xfce4-statusnotifier-plugin xfce4-systemload-plugin xfce4-time-out-plugin xfce4-timer-plugin xfce4-verve-plugin xfce4-volumed  xfce4-wavelan-plugin xfce4-weather-plugin xfce4-whiskermenu-plugin xfce4-xkb-plugin xfdashboard

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4). 除外すべきパッケージが、除外されているかの確認:

$ dnf list cairo-dock-plug-ins-xfce libxfce4ui-devel libxfce4util-devel xfce4-dev-tools xfce4-panel-devel xfce4-sensors-plugin-devel xfce4-session xfdesktop xfmpc xfwm4 xfce4-screensaver f34-backgrounds-xfce greybird-xfwm4-theme xfwm4-theme

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14. Openboxをインストール:

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1). Openbox で使うアプリをインストール

作業に使うので、これらはインストール済み:

$ dnf list mousepad firefox xfce4-terminal
:
インストール済みパッケージ
firefox.x86_64                          90.0.2-1.fc34                   @updates
mousepad.x86_64                         0.5.5-1.fc34                    @updates
xfce4-terminal.x86_64                   0.8.10-2.fc34                   @fedora 

残りをインストール:

$ sudo dnf install nitrogen
:
インストール:
 nitrogen               x86_64       1.6.1-12.fc34          fedora        190 k
依存関係のインストール:
 atkmm                  x86_64       2.28.2-1.fc34          updates        94 k
 cairomm                x86_64       1.14.2-8.fc34          fedora         65 k
 glibmm24               x86_64       2.66.1-1.fc34          updates       674 k
 gtk2                   x86_64       2.24.33-4.fc34         fedora        3.5 M
 gtkmm24                x86_64       2.24.5-11.fc34         fedora        845 k
 ibus-gtk2              x86_64       1.5.24-5.fc34          updates        27 k
 libsigc++20            x86_64       2.10.7-1.fc34          updates        38 k
 pangomm                x86_64       2.46.1-1.fc34          updates        69 k
弱い依存関係のインストール:
 libcanberra-gtk2       x86_64       0.30-24.fc34           fedora         26 k

-

$ dnf list nitrogen
:
インストール済みパッケージ
nitrogen.x86_64                      1.6.1-12.fc34                       @fedora

→こちらのOpenbox では、アプリをインストールして再起動すれば、右クリックのメニューに反映されます。

-


2). Openbox をインストール:

$ sudo dnf install openbox obconf

-

$ dnf list openbox obconf
:
インストール済みパッケージ
obconf.x86_64               2.0.4-18.20150213git63ec47.fc34              @fedora
openbox.x86_64              3.6.1-17.fc34                                @fedora

-

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15. 「lightdm」ディスプレイマネージャのインストール

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1). 参考: 「gdm」の確認:

$ dnf list gdm
:
利用可能なパッケージ
gdm.x86_64                         1:40.0-1.fc34                          fedora

-

2). 参考: 「slim」の確認:

$ dnf list slim
:
利用可能なパッケージ
slim.x86_64                         1.3.6-20.fc34                         fedora

-

3). 「lightdm」のインストール

Xfce」グループのインストールで依存として入ったようで、インストール済み

$ dnf list lightdm lightdm-gtk lightdm-gtk-greeter-settings
:
インストール済みパッケージ
lightdm.x86_64                                 1.30.0-14.fc34            @fedora         <--(Display Manager)
lightdm-gtk.x86_64                             2.0.8-1.fc34              @fedora         <--(greeter)
:
利用可能なパッケージ
lightdm-gtk-greeter-settings.noarch            1.2.2-13.fc34             fedora

→ログイン画面の表示には「greeter」が必要です。

「lightdm-gtk-greeter-settings」はログイン画面の設定ツールです。インストールは任意。なくても支障ありません。

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16. 「lightdm」の自動起動の設定

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Fedora Server の場合は、「lightdm」サービスだけでなく、「default.target」の設定も必要です。 以前の「ランレベル」の指定に近い設定です。

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1). 参考: 「default.target」の設定

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ターゲットの種類:
- graphical.target   グラフィカル、マルチユーザシステムを設定
- multi-user.target     非グラフィカル、マルチユーザシステムを設定
- rescure.target      レスキューシェル(シングルユーザ)を設定
- emergency.target  エマージェンシーシェルを設定

-

(1). CUI に変更:
$ sudo systemctl set-default multi-user.target

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(2). GUI に変更:
$ sudo systemctl set-default graphical.target

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2). 再起動で、コンソールでのログイン画面にしたいとき:

  • 通常はコンソールでの操作がメインで、デスクトップの起動は「startx」でなく、「lightdm」を使う場合:

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(1). 「lightdm」サービスを有効化
$ sudo systemctl enable lightdm

→1度行っておけばOK。 ただし、「lightdm」はインストールで「enable」です。

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(2). 現在の「lightdm」の状態
$ systemctl status lightdm
○ lightdm.service - Light Display Manager
     Loaded: loaded (/usr/lib/systemd/system/lightdm.service; enabled; vendor preset: enabled)
     Active: inactive (dead)
       Docs: man:lightdm(1)

「q」で表示は終了

→「lightdm」サービスは有効です。

Ubuntu でこの状態なら、再起動すれば、GUI のログイン画面(lightdm) が立ち上がります。

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(3). 現在のsystemd のターゲットを確認
$ systemctl get-default
multi-user.target

Fedora Server でこの状態なら、再起動すると、コンソール画面が表示されます。

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(4). 参考: default.target の実体はリンクです:
$ ls -l /etc/systemd/system/default.target
lrwxrwxrwx. 1 root root 41  7月 29 05:22 /etc/systemd/system/default.target -> /usr/lib/systemd/system/multi-user.target

-

(5). 参考: systemctl のサブコマンド:
start :  サービスの起動
stop :  サービスの終了
restart :  サービスを再起動
reload :  サービスの設定を再読み込み
status :  サービスの状態を表示
enable :  サービスが自動起動するように設定
disable :  サービスが自動起動しないように設定
list-unit-files :  すべてのサービス(Unit) を表示

-

操作例:
$ systemctl list-unit-files | grep lightdm
lightdm.service                              enabled         enabled

→左のenabled(現在の状態)、右のenabled(初期値)

つまり、lightdm はインストールで「enable」ということ。

-

(6). コンソール画面での、「lightdm」の起動:

-

CUI のログイン画面(コンソール)で、ユーザでログイン

→パスワード入力(1回目)

-

「lightdm」の起動:
$ sudo systemctl start lightdm

→パスワード入力(2回目)

-

GUI のログイン画面 (lightdm)

ユーザでログイン

→パスワード入力(3回目)

-

デスクトップ画面表示

ここまでで、3回もパスワード入力が必要でした。疲れます。

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3). 再起動で、「lightdm」のログイン画面にしたいとき:

  • デスクトップの起動に、「lightdm」を使う場合:

-

(1). 「lightdm」サービスを有効化
$ sudo systemctl enable lightdm

→1度行っておけばOK。 ただし、「lightdm」はインストールで「enable」です。

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(2). 現在の「lightdm」の状態
$ systemctl status lightdm
○ lightdm.service - Light Display Manager
     Loaded: loaded (/usr/lib/systemd/system/lightdm.service; enabled; vendor preset: enabled)
     Active: inactive (dead)
       Docs: man:lightdm(1)

「q」で表示は終了

→「lightdm」サービスは有効です。

-

(3). 現在のsystemd のターゲットを確認
$ systemctl get-default
multi-user.target

→再起動で、コンソール画面が表示される設定です。

-

(4). systemd のターゲットを変更
$ sudo systemctl set-default graphical.target

Created symlink /etc/systemd/system/default.target → /usr/lib/systemd/system/graphical.target.

→リンクが作成されました。

-

確認:
$ systemctl get-default
graphical.target

→再起動で、「lightdm」のログイン画面が表示される設定です。

-

リンクも確認:
$ ls -l /etc/systemd/system/default.target
lrwxrwxrwx. 1 root root 40  8月  4 23:19 /etc/systemd/system/default.target -> /usr/lib/systemd/system/graphical.target

-

-


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17. 「Openbox」デスクトップの起動

-


1). 再起動

$ sudo reboot

-


2). ログイン画面(lightdm) が表示:

(画面サイズを拡げたときの画面)

-

画面右上の「スパナ」アイコンをクリック:
- Openbox

→選べるのは「Openbox」だけです(「スパナ」アイコン)

-

ユーザーでログイン

→パスワード入力

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3). Openbox デスクトップが表示:

(画面サイズを拡げたときの画面)

-

デスクトップには、マウスカーソルだけで何もありません。 右クリックで、メニューが表示されます。

背景はログイン画面と同じ、Fedora 34 のテーマと思われる背景です。

たぶん、「Xfce」グループのインストールで設定されたと思われます。

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4). 「lightdm」の動作状態の確認:

$ systemctl status lightdm
● lightdm.service - Light Display Manager
     Loaded: loaded (/usr/lib/systemd/system/lightdm.service; enabled; vendor p>
     Active: active (running) since Sat 2021-07-31 21:12:17 JST; 9min ago
       Docs: man:lightdm(1)
   Main PID: 825 (lightdm)
      Tasks: 13 (limit: 3422)
     Memory: 91.8M
        CPU: 23.408s
     CGroup: /system.slice/lightdm.service
             ├─825 /usr/sbin/lightdm
             └─830 /usr/libexec/Xorg -core -noreset :0 -seat seat0 -auth /run/l>

 7月 31 21:12:17 ubn-box systemd[1]: Starting Light Display Manager...
 7月 31 21:12:17 ubn-box systemd[1]: Started Light Display Manager.
 7月 31 21:12:18 ubn-box lightdm[858]: pam_unix(lightdm-greeter:session): sessi>
 7月 31 21:12:36 ubn-box lightdm[924]: gkr-pam: unable to locate daemon control>
 7月 31 21:12:36 ubn-box lightdm[924]: gkr-pam: stashed password to try later i>
 7月 31 21:12:36 ubn-box lightdm[924]: pam_unix(lightdm:session): session opene>
 7月 31 21:12:36 ubn-box lightdm[924]: gkr-pam: gnome-keyring-daemon started pr>

「q」で表示は終了

稼働中はこのように履歴も表示されます。

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5). アプリの起動:

デスクトップの空きで右クリック→メニューが表示→アプリを選択

-

Openbox デスクトップの終了:

デスクトップの空きで右クリック→メニューが表示→「Exit」

ログイン画面に戻ります。

右上の電源ボタンから、「再起動」と「シャットダウン」を選べます。

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6). 画面を最大に広げました

-

(1). ログアウトして、ログイン画面を表示

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(2). 「VirtualBox ウィンドウ」のメニュー →表示 →「ゲストOS の画面を自動調整」をクリック

「チェックがついたアイコン」に切り替えます。(トグル)

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(3). 「VirtualBox ウィンドウ」の右上の最大化「+」アイコンをクリック→ウィンドウを最大に広げます。

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(4). 「VirtualBox ウィンドウ」のメニュー →仮想マシン →リセット

-

(5). ログイン画面が表示

→最大画面に、ログイン画面も広がりました。

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  • ゲストOS がFedora Sever だとインストールするだけで、「マウスポインタの統合」と「高解像度ディスプレイのサポート」ができていました。また、「クリップボードの共有」もメニューにあります。ただし、動作は未確認。

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18. Openbox での設定

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1). 「xdg-user-dirs」ツールがあるか確認:

$ dnf list xdg-user-dirs
:
インストール済みパッケージ
xdg-user-dirs.x86_64                     0.17-8.fc34                     @fedora

-

2). ホームフォルダを確認:

$ ls
memo.md      テンプレート  ドキュメント  音楽  公開
typescript      ダウンロード  デスクトップ  ビデオ        画像

→すでに日本語のフォルダができていました。

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3). 英語のフォルダ名に変更:

日本語のフォルダ名で良ければ作業しません。

-

(1). ファイルマネージャを起動:

デスクトップの空きで右クリック→Aplications →System tools →「Thunar ファイルマネージャ」

→フォルダの中が空であることを確認。

-

(2). 日本語のフォルダを削除:
ダウンロード
テンプレート
デスクトップ
ドキュメント
ビデオ
音楽
画像
公開

-

(3). 確認:
$ ls
memo.md  typescript

-

(4). 英語のフォルダ名を作成:
$ cd
$ LANG=C xdg-user-dirs-update --force

→「--force」を付けないと、フォルダが作成されませんでした。

-

(5). 確認:
$ ls
Desktop    Downloads  Pictures  Templates  memo.md
Documents  Music      Public    Videos     typescript

-

$ ls -a
.              .bash_profile  .lesshst              Desktop    Public
..             .bashrc        .local                Documents  Templates
.Xauthority    .cache         .mozilla              Downloads  Videos
.bash_history  .config        .xsession-errors      Music      memo.md
.bash_logout   .dbus          .xsession-errors.old  Pictures   typescript

-

4). 「ロケールの設定」の確認:

-

Openbox デスクトップでは日本のロケール:
$ locale
LANG=ja_JP.utf8
LC_CTYPE="ja_JP.utf8"
LC_NUMERIC="ja_JP.utf8"
LC_TIME="ja_JP.utf8"
LC_COLLATE="ja_JP.utf8"
LC_MONETARY="ja_JP.utf8"
LC_MESSAGES="ja_JP.utf8"
LC_PAPER="ja_JP.utf8"
LC_NAME="ja_JP.utf8"
LC_ADDRESS="ja_JP.utf8"
LC_TELEPHONE="ja_JP.utf8"
LC_MEASUREMENT="ja_JP.utf8"
LC_IDENTIFICATION="ja_JP.utf8"
LC_ALL=

-

コンソール画面では米国のロケール:
LANG=en_US.UTF-8
LANGUAGE=en
LC_CTYPE="en_US.UTF-8"
LC_NUMERIC="en_US.UTF-8"
LC_TIME="en_US.UTF-8"
LC_COLLATE="en_US.UTF-8"
LC_MONETARY="en_US.UTF-8"
LC_MESSAGES="en_US.UTF-8"
LC_PAPER="en_US.UTF-8"
LC_NAME="en_US.UTF-8"
LC_ADDRESS="en_US.UTF-8"
LC_TELEPHONE="en_US.UTF-8"
LC_MEASUREMENT="en_US.UTF-8"
LC_IDENTIFICATION="en_US.UTF-8"
LC_ALL=

→コンソールではなぜか英語です。コンソールでは日本語が文字化けするのでこのままで良いかも。

-

5). ロケールを確認:

-

「/etc/locale.conf」を確認:
$ cat /etc/locale.conf
LANG="ja_JP.UTF-8"

-

6). 日本語関連のパッケージを確認:

-

$ dnf list langpacks-ja
:
インストール済みパッケージ
langpacks-ja.noarch                    3.0-14.fc34                     @anaconda

-

確認:

$ cat /etc/default/locale
cat: /etc/default/locale: そのようなファイルやディレクトリはありません

-

7). 日付が日本語で表示されるか確認:

$ date
2021年  8月  1日 日曜日 00:14:27 JST

→「JST」になっています。タイムゾーンの設定もOK

日本語フォントも表示されています。

-


8). firefox ブラウザで全角記号が豆腐文字に化けないか確認:

→正常に表示

-

「fonts-noto-cjk」のインストールの確認:
$ dnf list | grep noto-cjk
google-noto-cjk-fonts-common.noarch               20201206-2.fc34                             @anaconda             
google-noto-cjk-fonts.noarch                                   20201206-2.fc34                                 fedora

→インストールされていました。

-


9). Mesa ドライバーのインストールの確認:

  • Mesa はドライバーではありません。OpenGLLinux でのオープンソース実装だったものが成長して、GPU の強化にも使われます。

  • intel ビデオドライバー」は問題が多いので、多くのディストリビューションで推奨されておらず、代わりにMesa ドライバーが使われるようになっています。

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(1). Mesa ドライバーが使われているかをツールで確認:

-

確認ツールのインストール:
$ sudo dnf install glx-utils

-

ツールで確認:
$ glxinfo | grep Mesa
client glx vendor string: Mesa Project and SGI
    Vendor: Mesa/X.org (0xffffffff)
OpenGL vendor string: Mesa/X.org
OpenGL core profile version string: 4.5 (Core Profile) Mesa 21.1.5
OpenGL version string: 3.1 Mesa 21.1.5
OpenGL ES profile version string: OpenGL ES 3.2 Mesa 21.1.5

→Mesa ドライバーを使用しているようです。

-

(2). mesa のインストールの確認:
$ dnf list mesa-dri-drivers mesa-vulkan-drivers
:
インストール済みパッケージ
mesa-dri-drivers.x86_64                   21.1.5-1.fc34                 @updates
mesa-vulkan-drivers.x86_64                21.1.5-1.fc34                 @updates

-

(3). 「intel ビデオドライバー」がインストールされていないかを確認:
$ dnf list xorg-x11-drv-intel
:
利用可能なパッケージ
xorg-x11-drv-intel.x86_64            2.99.917-50.20200205.fc34            fedora

→インストールされていません。

-

-


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19. Xfce4 関連のプラグインとアプリ:

-

Xfce4 関連のプラグイン:

追加のアートワーク (xfce4-artwork)
バッテリーレベルのモニタ (xfce4-battery-plugin)
クリップボードの履歴 (xfce4-clipman-plugin)
CPU周波数管理のプラグイン (xfce4-cpufreq-plugin)
CPU使用率のグラフ (xfce4-cpugraph-plugin)
日付と時刻のプラグイン (xfce4-datetime-plugin)
ディスクパフォ​​ーマンスの表示 (xfce4-diskperf-plugin)
ファイルシステムのモニタ (xfce4-fsguard-plugin)
コマンド結果を表示するための汎用モニタ (xfce4-genmon-plugin)
メールウォッチャー (xfce4-mailwatch-plugin)
ネットワーク負荷のモニタ (xfce4-netload-plugin)
Notesプラグイン (xfce4-notes-plugin)
フォルダ、最近のドキュメント、へのクイックアクセス (xfce4-places-plugin)
センサープラグイン (xfce4-sensors-plugin)
Smartbookmarks のプラグイン (xfce4-smartbookmark-plugin)
システム負荷のモニタ (xfce4-systemload-plugin)
タイマープラグイン (xfce4-timer-plugin)
履歴のあるコマンドライン (xfce4-verve-plugin)
無線LAN のモニタ (xfce4-wavelan-plugin)
天気モニタ (xfce4-weather-plugin)
キーボードの構成 (xfce4-xkb-plugin)
Thunar のアーカイブ管理 (thunar-archive-plugin)
Thunar のメディアのタグのエディタ (thunar-media-tags-plugin)
代替メニュープラグイン (xfce4-whiskermenu-plugin)

-

アプリ:

テキストエディタ (mousepad)
画像ビューア (ristretto)
CD/DVD の焼き込み (xfburn)
辞書 (xfce4-dict)
通知デーモン (xfce4-notifyd)
スクリーンショットを撮るツール (xfce4-screenshooter)
タスクマネージャ (xfce4-taskmanager)
端末アプリ (xfce4-terminal)
メディアプレーヤー (parole)
電源の管理 (xfce4-power-manager)

-

-


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20. 機能部品のインストール

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1). ブラウザをインストール

  • すでにインストール済みです。
$ dnf list firefox
:
インストール済みパッケージ
firefox.x86_64                      90.0.2-1.fc34                       @updates

-


2). ファイル関連:

$ dnf list gvfs file-roller ntfs-3g
:
インストール済みパッケージ
gvfs.x86_64                        1.48.1-1.fc34                       @updates 
ntfs-3g.x86_64                     2:2017.3.23-15.fc34                 @anaconda
利用可能なパッケージ
file-roller.x86_64                 3.40.0-1.fc34                       updates  

追加でインストール:

$ sudo dnf install file-roller

-

ゴミ箱の追加 (gvfs)

右クリックでの zip 展開 (file-roller)

NTFS パーティションの読み書き (ntfs-3g)

-


3). サウンド関連

$ dnf list pulseaudio pavucontrol
:
インストール済みパッケージ
pavucontrol.x86_64                      4.0-6.fc34                       @fedora
利用可能なパッケージ
pulseaudio.x86_64                       14.2-3.fc34                      fedora 

追加でインストール:

$ sudo dnf install pulseaudio
:
エラー: 
 問題: インストール済パッケージの問題 pipewire-pulseaudio-0.3.32-1.fc34.x86_64
  - パッケージ pipewire-pulseaudio-0.3.32-1.fc34.x86_64 は pulseaudio と競合しています。これは pulseaudio-14.2-3.fc34.x86_64 により提供されます
  - パッケージ pipewire-pulseaudio-0.3.32-1.fc34.x86_64 は pulseaudio-daemon と競合しています。これは pulseaudio-14.2-3.fc34.x86_64 により提供されます
  - パッケージ pulseaudio-14.2-3.fc34.x86_64 は pulseaudio-daemon と競合しています。これは pipewire-pulseaudio-0.3.32-1.fc34.x86_64 により提供されます
  - パッケージ pipewire-pulseaudio-0.3.25-1.fc34.x86_64 は pulseaudio と競合しています。これは pulseaudio-14.2-3.fc34.x86_64 により提供されます
  - パッケージ pipewire-pulseaudio-0.3.25-1.fc34.x86_64 は pulseaudio-daemon と競合しています。これは pulseaudio-14.2-3.fc34.x86_64 により提供されます
  - パッケージ pulseaudio-14.2-3.fc34.x86_64 は pulseaudio-daemon と競合しています。これは pipewire-pulseaudio-0.3.25-1.fc34.x86_64 により提供されます
  - 競合するリクエスト
(競合するパッケージを置き換えるには、コマンドラインに '--allowerasing' を追加してみてください または、'--skip-broken' を追加して、インストール不可のパッケージをスキップしてください)

→「pulseaudio」の代わりに「pipewire-pulseaudio」がインストールされていたみたい。

pipewire-pulseaudio の確認:

$ dnf list pipewire-pulseaudio
:
インストール済みパッケージ
pipewire-pulseaudio.x86_64                0.3.32-1.fc34                 @updates

これでも良さそう:

$ dnf list pipewire-pulseaudio pavucontrol
:
インストール済みパッケージ
pavucontrol.x86_64                        4.0-6.fc34                    @fedora 
pipewire-pulseaudio.x86_64                0.3.32-1.fc34                 @updates

→wayland 対応の組み合わせです。だめなときはpulseaudio を使うつもり。

$ dnf list | grep pulseaudio
pipewire-pulseaudio.x86_64                                                               0.3.32-1.fc34                                                    @updates              
pulseaudio-libs.x86_64                                                                   14.2-3.fc34                                                      @fedora               
pulseaudio-libs-glib2.x86_64                                                             14.2-3.fc34                                                      @fedora               
xfce4-pulseaudio-plugin.x86_64                                                           0.4.3-5.fc34                                                     @fedora               

-

追記:

Audacious」で曲が再生されません。「pipewire-pulseaudio」をやめて「pulseaudio」にしました。

→「Audacious」のインストールの項目 を参照。

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4). 通知のサポート:

$ dnf list xfce4-notifyd
:
インストール済みパッケージ
xfce4-notifyd.x86_64                    0.6.2-2.fc34                     @fedora

-


5). ネットワークマネージャのサポート:

$ dnf list | grep network-manager
network-manager-applet.x86_64                                                            1.22.0-1.fc34                                                    @updates              

-

-


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21. Xfce パネルに切り替え

-

1). Xfce パネルを起動

$ xfce4-panel

-

画面の上下にパネルが起動されました:

→仮の立ち上げです。 Xfce パネルを起動した端末アプリ(右上)を閉じるとパネルが終了するので注意。もしくは「&」を付けて起動。

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2). 「xfce4-panel」と「nitrogen」を自動起動に登録:

$ cd ~/.config/
$ mkdir openbox

$ mousepad ~/.config/openbox/autostart

以下の行を記入:

# tint2 &
xfce4-panel &
sleep 2; nitrogen --restore &

→パネル起動、壁紙表示、を自動起動に登録(tint2 もコメントとして記述しています)

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4). 再起動:

$ sudo reboot

-


5). ログイン画面表示

-


6). 「OpenBox + Xfce パネル」デスクトップ環境が表示

-

-


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22. 日本語入力に「ibus-mozc」をインストール:

-

  • パネルがないと「キーボード」アイコンが表示されないので、日本語入力の設定はここまでやりませんでした。

  • GNOME のデフォルトの入力メソッドは「ibus-kkc」なので、GNOME に移行したUbuntu は「ibus-mozc」との相性がよいです。使えるようになるとパネルにインジケータ「あ」が表示されます。

-


1). インストール:

$ sudo dnf install ibus-mozc
:
インストール:
 ibus-mozc          x86_64 2.25.4190.102-5.fc34                   fedora  359 k
依存関係のインストール:
 libxkbcommon-x11   x86_64 1.3.0-1.fc34                           updates  22 k
 mozc               x86_64 2.25.4190.102-5.fc34                   fedora   14 M
 pcre2-utf16        x86_64 10.36-4.fc34                           fedora  213 k
 protobuf           x86_64 3.14.0-3.fc34                          fedora  995 k
 qt-settings        noarch 34.7-2.fc34                            updates  11 k
 qt5-qtbase         x86_64 5.15.2-16.fc34                         updates 3.5 M
 qt5-qtbase-common  noarch 5.15.2-16.fc34                         updates  12 k
 qt5-qtbase-gui     x86_64 5.15.2-16.fc34                         updates 6.2 M
 qt5-qtx11extras    x86_64 5.15.2-3.fc34                          fedora   35 k
 xcb-util-image     x86_64 0.4.0-17.fc34                          fedora   19 k
 xcb-util-keysyms   x86_64 0.4.0-15.fc34                          fedora   14 k
 xcb-util-renderutil
                    x86_64 0.3.9-18.fc34                          fedora   17 k
 xcb-util-wm        x86_64 0.4.1-20.fc34                          fedora   31 k
 xemacs-filesystem  noarch 21.5.34-39.20200331hge2ac728aa576.fc34 fedora  9.5 k
 zinnia             x86_64 0.06-51.fc34                           fedora   63 k
弱い依存関係のインストール:
 libyui-mga-qt      x86_64 1.1.0-3.fc34                           fedora   49 k
 libyui-qt          x86_64 2.53.0-2.fc34                          fedora  355 k
 zinnia-tomoe-ja    x86_64 0.06-51.fc34                           fedora   14 M

-


2). 「ibus-mozc」を有効にします

パネルの「JA」または、「あ」を右クリック→ 設定 →「IBusの設定」画面

「入力メソッド」タブ:

「日本語 - Anthy」
「日本語 - 日本語」

-

「追加」→「日本語」→「Mozc」→「追加」

「日本語 - Anthy」を選んで、「削除」

-

「日本語 - Mozc」
「日本語 - 日本語」

→「閉じる」

-


3). 「ibus-mozc」での日本語入力

テキストエディタ (mousepad) にて、画面右上のキーボードアイコンが「JA」の場合、 「Windows + space」で「Mozc」に切り替えできます。(IMEオン/オフの切り替え)

あとは、「半角/全角」キーで、日本語オン「あ」/オフ「A」できます。

-

4). 「Windows + space」での「IMEオン/オフ」は使いにくいので、キーの割当を変更:

パネルの「JA」または、「あ」を右クリック→ 設定 →「IBusの設定」画面

-

「ー般」タブ:

「次の入力メソッド: space」の右にある「…」をクリック

「Super」のチェックを外して、キーコード「space」の右にある「…」をクリック→「無効」をクリック→「新しいアクセレータ」で「半角/全角」キーを押します。「適用」ボタンを押します。

→「Zenkaku_Hankaku」に変わりました。

→「OK」

→「閉じる」

  • 「半角/全角」キーで、「JA」、「あ」の切り替えができます。

-

5). 個人的に、日本語オン/オフを別々のキーに割り当て:

  • 「半角/全角」キーだけで使うのなら、この作業は不要です。

パネルの「JA」または、「あ」を右クリック→設定→「IBusの設定」画面

「入力メソッド」タブ→「日本語 - Mozc」をクリック→設定→「Mozc プロパティ」画面表示

-

「一般」タブ

「初期値に戻す」 →OK

-

キー設定の選択: →「カスタム」を選んで右の「編集…」→「Mozc キー設定」画面表示

左下の「編集」→「定義済みのキーマップからインポート」→「MS-IME」→OK

-

再び、「編集…」(ウィンドウは広げると作業しやすいです)

上段の「入力キー」をクリックして、ソート

-

下記のキーのコマンドを修正:

モード 入力キー コマンド 備考
変換前入力中 Henkan IME を有効化
変換中 Henkan IME を有効化
直接入力 Henkan IME を有効化
入力文字なし Henkan IME を有効化
:
変換前入力中 Muhenkan IME を無効化
変換中 Muhenkan IME を無効化
入力文字なし Muhenkan IME を無効化
直接入力 Muhenkan IME を無効化 編集→エントリーの追加が必要

-

これで「あ」を見なくても操作できます:

- 「ひらがな」キー(Hiragana)で「IME オン」→日本語
-  「無変換」キー(Muhenkan)で「IME オフ」→英語

(mozc は入力メソッドのオン、オフを割当てできるのが利点です)

→OK →OK

→適用 →OK

→「閉じる」

-

6). 日本語入力の操作

テキストエディタ「mousepad」を起動

- 入力メソッドのオン/オフ: 「半角/全角」キーでトグル操作

- (日本語オン/オフ): 「半角/全角」キーのトグル
- (日本語オン): 「ひらがな」キー を押してから入力
- (日本語オフ): 「無変換」キーを押してから入力
  • 「端末」アプリを使う時は「半角」にします。つまり「半角/全角」キーで「あ」の表示を消して「JA」にしておくのが無難です。

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7). 入力メソッドのアイコン文字を 水色→「オレンジ色」に変更:

  • システムトレイにある入力メソッドのアイコン文字が「暗い水色」でわかりづらいです。

白色ではテーマが変わると見づらくなる可能性があります。

テーマが変わっても見やすい「オレンジ色」に変更:

$ gsettings set org.freedesktop.ibus.panel show-icon-on-systray true
$ gsettings set org.freedesktop.ibus.panel xkb-icon-rgba '#f57900'

→システムトレイを表示させる設定も加えました。

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23. 右クリックメニューのカスタマイズ

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1). OpenBox の設定ファイルの準備:

元ファイルの場所の確認:

$ find /etc | grep openbox
:
/etc/xdg/openbox/terminals.menu
/etc/xdg/openbox/menu.xml
/etc/xdg/openbox/rc.xml
/etc/xdg/openbox/autostart
/etc/xdg/openbox/environment

現在の状態:

$ ls -1 ~/.config/openbox/
autostart

退避:

$ cd ~/.config/openbox/
$ mv autostart autostart-OLD

元ファイルのコピー

$ cp /etc/xdg/openbox/terminals.menu ~/.config/openbox
$ cp /etc/xdg/openbox/menu.xml ~/.config/openbox
$ cp /etc/xdg/openbox/rc.xml ~/.config/openbox
$ cp /etc/xdg/openbox/autostart ~/.config/openbox
$ cp /etc/xdg/openbox/environment ~/.config/openbox

$ ls -1 ~/.config/openbox/
autostart
autostart-OLD
environment
menu.xml
rc.xml
terminals.menu

-

autostart の修正:

$ cd ~/.config/openbox/
$ cat autostart-OLD >> autostart
$ mousepad autostart

デスクトップの空きで右クリック→ ログアウト→ログイン

-

デスクトップの空きで右クリック→いつものメニューが表示されることを確認:

→このメニューにある「Applications」では、再起動で更新される、システムにインストールされているアプリケーションにリンクするメニューが表示されます。

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2). メニューに含まれる「lxappearance」アプリをインストール:

  • Xfce の設定マネージャ(xfce4-settings) にある設定の「外観」はOpenbox では無効です。Openbox デスクトップの設定は「obconf」で行います。ただし、足りない設定があるので、「lxappearance」アプリで補完します。
$ sudo dnf install lxappearance
:
インストール:
 lxappearance      x86_64  0.6.3-13.D20200807gitd132fdd8.fc34     fedora  111 k
依存関係のインストール:
 libappindicator   x86_64  12.10.0-30.fc34                        fedora   42 k
 libdbusmenu-gtk2  x86_64  16.04.0-17.fc34                        fedora   41 k
 libindicator      x86_64  12.10.1-20.fc34                        fedora   67 k
 lxsession         x86_64  0.5.5-7.D20210130git8543c00a.fc34      fedora  346 k

-

3). Openbox の右クリックメニューのカスタマイズ:

メニューを日本語化して、お気に入りアプリと終了メニューを追加:

$ mousepad ~/.config/openbox/menu.xml

↓ 下記に置き換え:

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>

<openbox_menu xmlns="http://openbox.org/3.4/menu">

<menu id="applications-menu" label="アプリ Applications" execute="/usr/libexec/openbox-xdg-menu applications"/>
<menu id="preferences-menu" label="設定 Preferences" execute="/usr/libexec/openbox-xdg-menu preferences"/>
<menu id="administration-menu" label="管理 Administration" execute="/usr/libexec/openbox-xdg-menu system-settings"/>
<menu id="terminals-menu" label="端末 Terminals" execute="/usr/libexec/openbox-xdg-menu /etc/xdg/openbox/terminals"/>

<menu id="root-menu" label="Openbox 3">
  <separator label="Openbox"/>

  <item label="テキストエディタ (mousepad)">
    <action name="Execute"><execute>mousepad</execute></action>
  </item>
  <item label="端末 (xfce4-terminal)">
    <action name="Execute"><execute>xfce4-terminal</execute></action>
  </item>
  <item label="ブラウザ (firefox)">
    <action name="Execute"><execute>firefox</execute></action>
  </item>
  <item label="ファイルマネージャ (thunar)">
    <action name="Execute"><execute>thunar</execute></action>
  </item>

  <separator />
  <menu id="applications-menu"/>
  <menu id="preferences-menu"/>
  <menu id="administration-menu"/>
  <separator/>
  <menu id="terminals-menu"/>

  <separator />
  <item label="壁紙の設定 (nitrogen)"> 
    <action name="Execute"><execute>nitrogen</execute></action>
  </item>
  <item label="OpenBoxの主な設定 (obconf)">
    <action name="Execute"><execute>obconf</execute></action>
  </item>
  <item label="ルックアンドフィールの設定 (lxappearance)"> 
    <action name="Execute"><execute>lxappearance</execute></action>
  </item>

  <separator/>
  <item label="OpenBoxの設定を反映 (Reconfigure)">
    <action name="Reconfigure" />
  </item>
  <item label="OpenBoxの終了 (Exit)">
    <action name="Exit">
      <prompt>yes</prompt>
    </action>
  </item>

  <separator/>
  <item label="ログアウト (Log Out)">
    <action name="SessionLogout">
      <prompt>ログアウトしますか?</prompt>
    </action>
  </item>

  <item label="再起動 (reboot)">
    <action name="Execute"> <execute>/sbin/reboot</execute> 
      <prompt>再起動しますか?</prompt></action>
   </item>
   <item label="シャットダウン (Shutdown)">
     <action name="Execute"> <execute>/sbin/poweroff</execute> 
      <prompt>シャットダウンしますか?</prompt></action>
   </item>

</menu>
</openbox_menu>

-

右クリック→Reconfigure で反映

右クリック→メニュー表示:

→スマートじゃないけど、使いやすくなりました。

-

メニューから終了できるかを確認:

「ログアウト」、「再起動」、「シャットダウン」の動作を確認:

-

参考: ユーザーが所属しているグループを確認:
$ groups ubn
ubn : ubn wheel

→「wheel」グループに参加しているだけでした。

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24. Openbox のデスクトップの外観の設定:

-

  • Xfce の設定マネージャ(xfce4-settings) にある設定の「外観」はOpenbox では無効です。Openbox デスクトップの設定は「obconf」で行います。

-

デスクトップの空きで右クリック→「OpenBoxの主な設定 (ObConf)」

または、

$ obconf &

-

「Openbox 設定マネージャ」画面が表示:

いくつかのタブがあります:

    テーマ (Theme)
    外観 (Appearance)
    ウィンドウ (Windows)
    移動&サイズ変更 (Move & Resize)
    マウス (Mouse)
    デスクトップ (Desktop)
    マージン (Margins)
    ドック  (Dock)

-

1). ウィンドウと右クリックメニューの見た目を変更:

「テーマ」タブ

テーマ: 「Onyx」に変更

→ウィンドウのタイトルバーが「黒色」の立体になりました。クール。

-

2). ウィンドウの巻き上げボタンを追加:

「外観」タブ

ウィンドウタイトル: NLIMC →「NSLIMC」に変更

→ウィンドウのタイトルバーの左上に2個目のアイコン「-」が追加。クリックでウィンドウタイトルのみにできます。

-

3). 仮想デスクトップの数を変更:

「デスクトップ」タブ

デスクトップの数: 4 →「3」に変更(「-」「+」で増減)

-

4). 各タブの説明

-

「テーマ」タブ:

Openbox内のウィンドウのルックアンドフィールを調整できます。

いくつかのデフォルトテーマがありますが、あなた自身がダウンロードしてインストールすることができます。

-

「外観」タブ:

フォントスタイル、サイズ、ウィンドウの最大化、最小化、コード化、閉鎖、ロールアップ、すべてのデスクトップ上の表示などの設定を調整できます。

→追記: これだけでは設定しきれなかったので、「lxappearance」(ルックアンドフィールの設定)をインストールして補完しました。

-

「ウィンドウ」タブ:

ウィンドウの動作を確認できます。 たとえば、マウスの上にマウスを置くと自動的にウィンドウにフォーカスを合わせ、新しいウィンドウを開く場所を設定することができます。

-

「移動&サイズ変更」タブ:

ウィンドウがある程度近くになる前に他のウィンドウにどのくらい近づけるかを決めることができ、スクリーンの端から離れたときにアプリケーションを新しいデスクトップに移動するかどうかを設定できます。

-

「マウス」タブ:

マウスがマウスの上を移動したときにウィンドウがどのようにフォーカスするかを決定し、ダブルクリックがどのようにウィンドウに影響を与えるかを決めることもできます。

-

「デスクトップ」タブ:

仮想デスクトップの数と、デスクトップの切り替えを通知する通知の長さを決定できます。

-

「マージン」ウィンドウ:

画面の周りにマージンを指定してウィンドウを通過させることができます。

-

「ドック」タブ:

ドック(というよりもパネル)の選択設定を制御できます。

対象は「Cairo」や「Plank」などのドックではなく、「Tint2」などの従来のパネルです。

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25. アプリ起動のショートカットキーを追加:

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  • ショートカットキーは「~/.config/openbox/rc.xml」にxml 形式で「keybind」の項目として定義されています。

-

1). 現在の設定ファイル「rc.xml」を確認:

$ ls -1 ~/.config/openbox/
autostart
autostart-OLD
environment
menu.xml
rc.xml
terminals.menu

-

2). 無効なアプリの起動の定義があるので修正:

-

修正ついでに、使いそうなアプリの起動を定義:
$ mousepad ~/.config/openbox/rc.xml

-

「key="W-e"」で検索:

以下はKDE アプリが定義されているので使えません。

    <!-- Keybindings for running applications -->
    <keybind key="W-e">
      <action name="Execute">
        <startupnotify>
          <enabled>true</enabled>
          <name>Konqueror</name>
        </startupnotify>
        <command>kfmclient openProfile filemanagement</command>
      </action>
    </keybind>

↓ この部分を下記に置換(削除して追加):

    <!-- Keybindings for running applications -->
    <keybind key="W-f">
      <action name="Execute">
        <command>thunar</command>
      </action>
    </keybind>

    <keybind key="W-t">
      <action name="Execute">
        <command>mousepad</command>
      </action>
    </keybind>

    <keybind key="W-m">
      <action name="Execute">
        <command>mousepad ~/Documents/memo-000.md</command>
      </action>
    </keybind>

    <keybind key="W-w">
      <action name="Execute">
        <command>firefox</command>
      </action>
    </keybind>

    <!-- Launch Terminal -->
    <keybind key='C-A-t'>
        <action name='Execute'>
            <command>xfce4-terminal</command>
        </action>
    </keybind>

<!-- Screenshouts with the PrintScreen keys -->
  <keybind key="Print">
    <action name="Execute"><command>xfce4-screenshooter -f -s ~/Pictures</command></action>
  </keybind>
  <keybind key="A-Print">
    <action name="Execute"><command>xfce4-screenshooter -w -s ~/Pictures</command></action>
  </keybind>

-

3). 参考: 「PrintScreen」での画面キャプチャについて:

Xfce パネルが使えると、画面キャプチャのアプレットが追加できます。なので、PrintScreen キーのショートカットキーは全画面があれば十分です。

-

画面キャプチャのコマンドがインストールされているか確認:
$ dnf list xfce4-screenshooter xfce4-screenshooter-plugin
:
インストール済みパッケージ
xfce4-screenshooter.x86_64                     1.9.8-2.fc34              @fedora
xfce4-screenshooter-plugin.x86_64              1.9.8-2.fc34              @fedora

-

コマンドの使い方を確認したいとき:
$ xfce4-screenshooter --help

-


4). 設定を反映

デスクトップの空きで右クリック→「Reconfigure」

もしくは、

ログアウト→ログイン

-


5). ショートカットキーでアプリが起動するかを確認:

-

定義した機能:
Window+「F」 →ファイルマネージャの「thunar」を起動
Window+「T」 →テキストエディタの「mousepad」を起動
Window+「M」 →テキストエディタの「mousepad」にて「memo-000.md」を開きます
Window+「W」 →ブラウザの「firefox」を起動
Ctrl+ Alt+「T」 →端末の「xfce4-terminal」を起動:
「PrintScreen」 →全画面キャプチャ
Alt+「PrintScreen」 →選択した画面のキャプチャ

→画面キャプチャは、キーを押すと「保存」するファイル名と場所を指定する画面が表示されます。 そのままEnter で保存されます。 注意点は、「キャンセル」が効かず、「保存」しないと終わりません。

-

保存したファイルの例:
~/Pictures/スクリーンショット_2021-08-01_19-18-49.png

-

Window+「M」は、一時的なメモを取りたいときに使います。 ファイルがすでに指定されているので面倒がなく、Ctrl+S で保存できます。

Markdown ファイルにしているので、「---」の行で仕切れば、色付けされて見やすく文章を追加できます。

注意点は、ブラウザのウィンドウを選択した状態で押すと、ブラウザの機能である、メールの設定画面が表示されます。ブラウザ以外を選択してから、押してください。

-

編集されるファイル:
~/Documents/memo-000.md

→使いそうで使わないファイル名にしました。

-

追記: Window+「M」は、firefox ブラウザの「メール設定」と重なっていました

firefox ブラウザを選択しているときにWindow+「M」とすると余計な画面が表示されるので、ブラウザ以外をクリックするか、デスクトップの空きをクリックしてから、Window+「M」してください。

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26. Window +「矢印」キーで、画面タイリングする定義を追加:

-

実は、すぐ前の作業で追加した定義の次に挿入することになります。キーの定義が追加されて位置が変わることがあるので、影響がないように項目を分けました。

-

1). 定義を追加:

$ mousepad ~/.config/openbox/rc.xml

-

「/keyboard」で検索:

検索した行のすぐ上に(つまり、一番最後の </keybind> の次に)、下記を挿入:

     <!-- Keybindings for window snapping with the arrow keys -->
    <keybind key="W-Left">
      <action name="Unmaximize"/>
      <action name="MoveResizeTo">
        <x>0</x>
        <y>0</y>
        <width>50%</width>
        <height>100%</height>
      </action>
    </keybind>
    <keybind key="W-Right">
      <action name="Unmaximize"/>
      <action name="MoveResizeTo">
        <x>-0</x>
        <y>0</y>
        <width>50%</width>
        <height>100%</height>
      </action>
    </keybind>
    <keybind key="W-Up">
      <action name="Unmaximize"/>
      <action name="MoveResizeTo">
        <x>-0</x>
        <y>0</y>
        <width>50%</width>
        <height>50%</height>
      </action>
    </keybind>
    <keybind key="W-Down">
      <action name="Unmaximize"/>
      <action name="MoveResizeTo">
        <x>-0</x>
        <y>-0</y>
        <width>50%</width>
        <height>50%</height>
      </action>
    </keybind>

-

2). 挿入時の注意点:

:
      </action>
    </keybind>   ↑ (挿入した文字列)

</keyboard>   ←(ここが起点。重要)

<mouse>
  <dragThreshold>1</dragThreshold>

-

3). 設定を反映

デスクトップの空きで右クリック→「Reconfigure」

もしくは、

ログアウト→ログイン

-


4). ウィンドウを選択、Window +「矢印」キーで、画面の左右にタイリング移動するか、確認:

Window +「→」キー
Window +「←」キー
Window +「↑」キー
Window +「↓」キー

→ウィンドウがサイズを変えて移動。上下キーは、右側に寄せての動作です。

ウィンドウの配置は、左半分はブラウザ、右上はテキストエディタ、右下は端末、 にして使うことが多いので、その配置が楽にできる設定にしました。

-

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27. Xfce パネルにアプリを登録:

-

1). 上のパネルに「firefox」、「thunar」、「xfce4-terminal」、「mousepad」、のランチャーを追加:

→ショートカットキーは、Window+W、Window+F、Ctrl+Alt+T、 Window+T、で登録しています。

  • 右クリックメニューにも、これらのアプリを登録しました。

  • 後で入れる「Whisker Menu」の「お気に入り」カテゴリにもアプリを登録すると、多彩です。

-

上のパネルの空きで右クリック →パネル →パネルの設定→「アイテム」タブ

→左下の「追加」ボタン→「新しいアイテムを追加する 」画面

→「ランチャー」を選んで、下にある「追加」を 4回→パネルの右上に水色の四角のアイコンが 4つ追加されました。

-

追加された 1番目の「ランチャー」を選んで「編集」(スパナ)アイコン→「ランチャー」画面

「+」→「Firefox」を選んで「追加」

→「閉じる」

-

追加された 2番目の「ランチャー」を選んで「編集」アイコン→「ランチャー」画面

「+」→「Thunar ファイルマネージャー」を選んで「追加」

→「閉じる」

-

追加された 3番目の「ランチャー」を選んで「編集」アイコン→「ランチャー」画面

「+」→「Xfce Terminal」を選んで「追加」

→「閉じる」

-

追加された 4番目の「ランチャー」を選んで「編集」アイコン→「ランチャー」画面

「+」→「Mousepad」を選んで「追加」

→「閉じる」

-

アプリのアイコンに変わっているので、各「ランチャー」を選び、「上矢印」ボタンを押して移動

パネルの左端の使いやすい位置に移動しました。

-


2). 上のパネルの「ランチャー」を挟むように「デスクトップ表示」と「スクリーンショット」を登録

-

上の画面の続き:

→左下「追加」ボタン→「新しいアイテムの追加 」画面

「デスクトップ表示」を選んで→「追加」

スクリーンショット」を選んで→「追加」

→「閉じる」

-

「パネルの設定」画面

「デスクトップ表示」と「スクリーンショット」をパネルの左に移動しました

→「閉じる」

-

-


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28. Xfce パネルのカスタマイズ:

-


1). 上のパネルの右にある時計のカスタマイズ

パネルの時計を右クリック→プロパティ

時計のオプション

表示形式: 「カスタム」を選択

%m/%d (%a) %H:%M

→「閉じる」

-

→08/01 (日) 17:08

-


2). 上のパネルの「アプリケーションメニュー」を「Whisker Menu」に変更

-

(1). 「Whisker Menu」の追加:

上のパネルの空きで右クリック →パネル →パネルの設定→「アイテム」タブ→左下の「追加」ボタン→

「新しいアイテムを追加する 」画面→「Whisker Menu」を選んで「追加」→パネルの右上に水色のネズミの「Whisker Menu」が追加されました。

-

追加された一番下の「Whisker Menu」(外部)をクリック後、上矢印アイコンで、パネルの左端に移動します

→「閉じる」

-

(2). 今まであった「アプリケーションメニュー」を右クリック→削除

→「削除」

-

「Whisker Menu」が使いやすいように、この位置に「セパレーター」を追加しました。

「設定」で、スタイル: ドット

-

(3). 「Whisker Menu」の設定を変更

パネルの「Whisker Menu」(水色のネズミ)ボタンを右クリック→プロパティ→「Whisker Menu」画面

「外観」タブ

「Show as list」を選択

「カテゴリ名を表示する」にチェック

「アプリケーションにツールチップを表示する」にチェック

「アプリケーションの説明を表示する」のチェックを外します

「カテゴリを左に表示する」にチェック

「検索フィールドをパネルボタンの後に置く」にチェック

-

Application icon size: 少し小さい

カテゴリのアイコンサイズ: 小さい

-

(4). 「Whisker Menu」に「再起動」ボタンを追加:

上記の画面の続き:

「コマンド」タブ

-

「Settings Manager」にチェック

→「xfce4-settings-manager」を「/usr/bin/obconf」に変更

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「スクリーンのロック」のチェックを外します ←(xflock4 は無効)

「ユーザーの切り換え」のチェックを外します ←(未使用)

-

「ログアウト」にチェック

→「xfce4-session-logout --logout --fast」を「openbox --exit」に変更

-

「ログアウト…」のチェックを外します ←(xfce4-session-logout は無効)

-

「再起動」にチェック

→「xfce4-session-logout --reboot --fast」を「/sbin/reboot」に変更

-

「シャットダウン」にチェック

→「xfce4-session-logout --halt --fast」を「/sbin/poweroff」に変更

-

「アプリケーションの編集」のチェックを外します ←(menulibre は無効)

「プロファイルの編集」のチェックを外します ←(mugshot は無効)

-

→「閉じる」

-


3). パネルの右端の「ユーザ名」ボタンにて無効な項目を外しました

-

パネルの右端の「ユーザ名」(アクションボタン)を右クリック→プロパティ

アクション:

「画面をロック」のチェックを外しました ←(無効)

サスペンド」のチェックを外しました ←(無効)

「シャットダウン」のチェックを外しました ←(無効)

「再起動」のチェックを外しました ←(無効)

「ログアウト…」のチェックを外しました ←(無効)

「ログアウト」のチェックを外しました ←(無効)

→「閉じる」

-

「シャットダウン」、「再起動」、「ログアウト」の項目はXfce のデフォルトのコマンドが使われるため無効(グレー表示)です。こちらで使えるのは「ユーザーの切り替え」だけです。

「Whisker Menu」か、デスクトップで右クリックの「メニュー」から、でも終了できるので支障ありません。

-

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29. デスクトップ画面(OpenBox) の壁紙を変更:

-

1). 壁紙の準備:

  • デスクトップ関連のパッケージのインストールで「/usr/share/backgrounds/」や、「/usr/share/xfce4/backdrops/」フォルダに壁紙は置かれます。少なくとも、デフォルトの壁紙はあるはずです。

-

(1). デフォルトの壁紙は 2枚あり:
$ ls /usr/share/backgrounds/
default.png  default.xml  f34  images

$ ls -l /usr/share/backgrounds/f34/default/
:
-rwxr-xr-x. 1 root root 13357658  2月  3 12:05 f34-01-day.png     ←(実体)
-rwxr-xr-x. 1 root root 10752827  2月  3 12:05 f34-02-night.png     ←(実体)
lrwxrwxrwx. 1 root root       25  2月 23 12:49 f34.png -> ../default/f34-01-day.png
-rw-r--r--. 1 root root     1172  2月 23 11:46 f34.xml

→朝夕で壁紙が変わるようです。

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$ ls -l /usr/share/xfce4/backdrops/
ls: '/usr/share/xfce4/backdrops/' にアクセスできません: そのようなファイルやディレクトリはありません

→こちらにはなし。

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(2). 使える壁紙:
$ ls /usr/share/backgrounds/f34/default/f34-01-day.png (昼の湖畔)
$ ls /usr/share/backgrounds/f34/default/f34-02-night.png(夜の湖畔)

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(3). 画像はアニメ調ですが、拡張子がpng なので、別のフォルダに格納:
$ cd ~/Downloads/
$  mkdir etc

$ cp /usr/share/backgrounds/f34/default/f34-01-day.png ~/Downloads/etc/
$ cp /usr/share/backgrounds/f34/default/f34-02-night.png ~/Downloads/etc/
$ ls -1 ~/Downloads/etc/

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2). 壁紙専用のサイトからクールな壁紙をダウンロード:

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wallpaperbetter

例えば、カテゴリとして「車」で検索、解像度を指定「1920x1080」してダウンロード。

ダウンロードしたファイル名は連番になりました:

wallpaperbetter.com_1920x1080.jpg
wallpaperbetter.com_1920x1080(1).jpg
wallpaperbetter.com_1920x1080(2).jpg

→先にフォルダ分けすると、追加でダウンロードしたファイル名にも同じ番号が使われます。 ファイルの管理はやりづらいのですが、解像度はわかります。

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3). カテゴリ別にフォルダ分け:

解像度も別にしたいところ。

$ ls -1 ~/Downloads/
anima
animal
cats
etc
kabegami
nature

→その都度、壁紙のカテゴリは増やしていくつもり。

-

フォルダごとに画像の拡張子と解像度を確認:
$ cd ~/Downloads/wallpaperbetter/

$ ls -1
wallpaperbetter.com_1920x1080.jpg
'wallpaperbetter.com_1920x1080(1).jpg'
'wallpaperbetter.com_1920x1080(2).jpg'

→ファイル名がシングルクオートで囲まれているファイルがあることに注目。 コマンドを使うときに、文字として認識されない「(」と「)」の文字が含まれています。

-

参考: ファイル名をわかりやすい連番に変更。そのコマンド行の生成と確認:

元の画像の解像度が「1920x1080」で、変更後と同じかを確認

元の画像の拡張子が「.jpg」で、変更後と同じかを確認

変更先の名前が、別の変更元のファイルに使われていないか注意。上書きされます。最悪は消えます。

$ ls | awk '{ printf "mv \"%s\" bg%03d_1920x1080.jpg\n", $0, NR }'

↓(生成)

mv "wallpaperbetter.com_1920x1080(1).jpg" bg001_1920x1080.jpg
mv "wallpaperbetter.com_1920x1080(4).jpg" bg002_1920x1080.jpg

→元のファイル名をダブルクオートで囲んでいるので、「(」や「)」およびスペースが含まれていても結果が表示されました。

-

問題なければ実行します
$ ls | awk '{ printf "mv \"%s\" bg%03d_1920x1080.jpg\n", $0, NR }' | sh

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4). フォルダ分けしたフォルダごとにファイル名を変換:

  • 「bg%03d」の「bg」をフォルダ分けしたフォルダ名にしています。ファイルの並びを調整したいときは、変換元のファイル名を変えて調整。

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存在するフォルダのみで実行:

$ cd ~/Downloads/kabegami/
$ ls | awk '{ printf "mv \"%s\" kabe%03d_1920x1080.jpg\n", $0, NR }'
$ ls | awk '{ printf "mv \"%s\" kabe%03d_1920x1080.jpg\n", $0, NR }' | sh
$ ls -1

$ cd ~/Downloads/anima/
$ ls | awk '{ printf "mv \"%s\" anima%03d_1920x1080.jpg\n", $0, NR }'
$ ls | awk '{ printf "mv \"%s\" anima%03d_1920x1080.jpg\n", $0, NR }' | sh
$ ls -1

$ cd ~/Downloads/animal/
$ ls | awk '{ printf "mv \"%s\" animal%03d_1920x1080.jpg\n", $0, NR }'
$ ls | awk '{ printf "mv \"%s\" animal%03d_1920x1080.jpg\n", $0, NR }' | sh
$ ls -1

$ cd ~/Downloads/bird/
$ ls | awk '{ printf "mv \"%s\" bird%03d_1920x1080.jpg\n", $0, NR }'
$ ls | awk '{ printf "mv \"%s\" bird%03d_1920x1080.jpg\n", $0, NR }' | sh
$ ls -1

$ cd ~/Downloads/car/
$ ls | awk '{ printf "mv \"%s\" car%03d_1920x1080.jpg\n", $0, NR }'
$ ls | awk '{ printf "mv \"%s\" car%03d_1920x1080.jpg\n", $0, NR }' | sh

$ cd ~/Downloads/cats/
$ ls | awk '{ printf "mv \"%s\" cats%03d_1920x1080.jpg\n", $0, NR }'
$ ls | awk '{ printf "mv \"%s\" cats%03d_1920x1080.jpg\n", $0, NR }' | sh
$ ls -1

$ cd ~/Downloads/cosmos/
$ ls | awk '{ printf "mv \"%s\" cosmos%03d_1920x1080.jpg\n", $0, NR }'
$ ls | awk '{ printf "mv \"%s\" cosmos%03d_1920x1080.jpg\n", $0, NR }' | sh
$ ls -1

$ cd ~/Downloads/nature/
$ ls | awk '{ printf "mv \"%s\" nature%03d_1920x1080.jpg\n", $0, NR }'
$ ls | awk '{ printf "mv \"%s\" nature%03d_1920x1080.jpg\n", $0, NR }' | sh
$ ls -1

$ cd ~/Downloads/PC/
$ ls | awk '{ printf "mv \"%s\" PC%03d_1920x1080.jpg\n", $0, NR }'
$ ls | awk '{ printf "mv \"%s\" PC%03d_1920x1080.jpg\n", $0, NR }' | sh
$ ls -1

$ cd ~/Downloads/ship/
$ ls | awk '{ printf "mv \"%s\" ship%03d_1920x1080.jpg\n", $0, NR }'
$ ls | awk '{ printf "mv \"%s\" ship%03d_1920x1080.jpg\n", $0, NR }' | sh
$ ls -1

$ cd ~/Downloads/starship/
$ ls | awk '{ printf "mv \"%s\" starship%03d_1920x1080.jpg\n", $0, NR }'
$ ls | awk '{ printf "mv \"%s\" starship%03d_1920x1080.jpg\n", $0, NR }' | sh
$ ls -1

$ cd ~/Downloads/tiger/
$ ls | awk '{ printf "mv \"%s\" tiger%03d_1920x1080.jpg\n", $0, NR }'
$ ls | awk '{ printf "mv \"%s\" tiger%03d_1920x1080.jpg\n", $0, NR }' | sh
$ ls -1

-

拡張子がpng の場合:

$ cd ~/Downloads/etc/
$ ls | awk '{ printf "mv \"%s\" etc%03d_1920x1080.png\n", $0, NR }'
$ ls | awk '{ printf "mv \"%s\" etc%03d_1920x1080.png\n", $0, NR }' | sh
$ ls -1

→ファイル名を連番に変えても、手を入れずにそのままでも良いかも。

-

使いやすいように、フォルダごと「~/Pictures/」にコピー:

→警告: コピー先では、上記の名前変更のコマンドは「そのまま」使わないこと。多くのファイルが消えます。

追加したファイルが若番の場合、ファイルがズレてファイル名が指定されるので、同じファイル名が存在して重なったファイルは消えてしまいます。使うときは出力を x-abc%03d とか頭に「x-」でも付けて違う名前を指定して、仮に実行してから、再度正規の名前に変更します。これなら削除されません。

-

参考:

フォルダ内のファイルの名前を連番に変更する

OS X の行の扱いを参考にしました。

-

2). 「nitrogen」の起動:

デスクトップ画面の空きで右クリック→「壁紙の設定 (nitrogen)」

または、端末にて:

$ nitrogen

GUI の操作で壁紙が設定できます。最初は、真っ白なウィンドウが開きます。

-

3). 画像のフォルダを指定:

複数の異なるフォルダを指定できます。

-

ウィンドの下にある「Preferences」ボタン

-

Directories :

ここに「画像の置かれたフォルダ」を複数指定でき、登録されたフォルダは一覧表示されます。

すべての画像がファイル名でソートされて表示されます。なので細かくフォルダを指定した方が余計な画像を表示しなくて済みます。

-

画像フォルダを追加:
  • ホームにある「~/Pictures/kabegami/」などに好みの画像を置きました。

-

「+Add」ボタン →「画像の置かれたフォルダ」を指定:

「ubn」→「Pictures」→「kabegami」

→「Select」にて、指定したフォルダが登録されました:

登録したフォルダ:

/home/ubn/Pictures/anima
/home/ubn/Pictures/animal
/home/ubn/Pictures/cats
/home/ubn/Pictures/etc
/home/ubn/Pictures/kabegami
/home/ubn/Pictures/nature

→余計な画像を一覧に入れないため細かく分けて登録しました。

-

→画像一覧から、画像を選択

→表示の方法(画像処理のやり方)を、左下のボタンで選択→「Apply」

→壁紙に反映されました。

-

壁紙:

→画像を変更するだけでデスクトップの雰囲気が変わります。

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30. ログイン画面(lightdm) の壁紙を変更:

-

  • 壁紙があきたので変更。

-

参考:

Archwiki LightDM

Arch: Manjaro Xfce 21.0.5 をUSB メモリにインストール〈H56〉よりログイン画面の設定:

-

1). 「lightdm-gtk-greeter」の設定ファイルを修正:

[greeter] セッションにある、「background=」の行で指定します。 [greeter] セッションはファイルの最後の方にあります。

-

(1). 画像なしの壁紙にする場合:
$ sudo mousepad /etc/lightdm/lightdm-gtk-greeter.conf

下記の行を修正:

[greeter]
background=/usr/share/backgrounds/default.png

[greeter]
#background=/usr/share/backgrounds/default.png
background = #2f4f4f

16進数の「色コード」で指定

-

表示例:

参考:

色の名前とカラーコードが一目でわかるWEB色見本

「色コード」(抜粋)

black            #000000
:
darkgreen        #006400
darkslategray    #2f4f4f
steelblue        #4682b4
lightslategray   #778899

-

(2). 画像を指定する場合:

-

参考: VirtualBox でUSB メモリを使って画像を持ってくる場合:

やり方は、「こちら 」を参照。

すでに別の仮想マシンで、USB メモリを使ったことがあれば、ホストOS 側の設定は済んでいるので、

ゲストOS では項番の「4). USB メモリの登録:」から実施すればよいはずです。

-

好みの画像が「~/Pictures/kabegami/kabe008_1920x1080.jpg」の場合:
$ sudo cp ~/Pictures/kabegami/kabe008_1920x1080.jpg /usr/share/backgrounds/O-backgrounds.jpg

→コピー先の画像名を固定すると、次回からはコピーするだけで背景が変えられます。 コピー元の画像は「.jpg」であること。

-

  • コピー先の画像名を固定すると、次回からはコピーするだけで背景が変えられます。

→コピー元の画像は「.jpg」にしましたが、設定を変えれば「.png」でも「.svg」でも使えます。

-

設定ファイルで指定(初回のみ):
$ sudo mousepad /etc/lightdm/lightdm-gtk-greeter.conf

↓ ファイルの最後を下記のように修正:

[greeter]
#background=/usr/share/backgrounds/default.png
#background = #2f4f4f
background = /usr/share/backgrounds/O-backgrounds.jpg
user-background = false

-

ついでに、時計の書式を変更:
#clock-format=

#clock-format=
clock-format=%x (%A)

-

もしくは下記ですべて置換え:
[greeter]
background = /usr/share/backgrounds/O-backgrounds.jpg
user-background = false
clock-format=%x (%A)

→「/usr/share/pixmaps/」フォルダの指定が推奨されますが「/usr/share/backgrounds/」でもOK

ホームの「~/Pictures/login/kabe007_1920x1080.jpg」を直接指定すると背景が真っ暗になりました。

-

表示例:

-

2). GUI ツールの「lightdm-gtk-greeter-settings」でも設定できます:

設定ツールを使うと、単色を選ぶときは自分の好みの色を作成できます。

-

インストール:
$ sudo dnf install lightdm-gtk-greeter-settings

-

起動:

メニューにある「LightDM GTK+ Greeter の設定」からは「変更するパーミッションがない」ので変更できません。

(Exec=lightdm-gtk-greeter-settings-pkexec が無効)

なので、コマンドから起動:

$ sudo lightdm-gtk-greeter-settings

「LightDM GTK+ Greeter の設定」画面

「外観」タブ

「ユーザーが壁紙を設定している場合は使用する」のチェックを外します(機能しません)

「画像」にチェック

「なし」をクリック→画像を指定

→「開く」

→「保存」

→「閉じる」

-

ちなみに、ホームの画像を直接指定したら背景が真っ暗。

「/usr/share/pixmaps/」、「/usr/share/backgrounds/」、「/usr/share/backgrounds/xfce/」フォルダにある画像を選ぶと表示されました。

-

-


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31. 参考: 画面下にあるドック(xfce のパネル2)を右側に移動:

-

パネル2 を画面右側に移動:

  • 消すのは、もう少し様子を見てからにしました。

-

画面下にあるドック(パネル2)の空きで右クリック →パネル →「パネルの設定…」→「パネルの設定」画面

-

「表示」タブ

「パネルをロックする」のチェックを外します

-

モード: 水平→「垂直」に変更

パネルが縦になるので、一番上にある横棒をつかんで、画面右端に移動

行サイズ: 48 →「38」に変更       ←(少し小さくしました)

-

「パネルをロックする」にチェック

→「閉じる」

-

画面:

→画面右側にあるのが「パネル2」です。

ウィンドウが重なると自動で隠れるので邪魔しません。隠れないときは重なっているウィンドウをクリックすると隠れます。

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-


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32. Openbox の外観の変更(補完):

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1). Xfce パネルの設定の「外観」でアイコンのテーマを選んでも反映されません

「obconf」でもアイコンのテーマを選択できません。一部、白黒の HighContrast のアイコンが使われます。

なので、LXDE の機能部品の「lxappearance」をインストールしました:

-

2). 「lxappearance」をインストール:

$ sudo dnf install lxappearance lxappearance-obconf

→メニューにアプリが表示されません。

-

3). デスクトップファイルを修正:

$ sudo mousepad /usr/share/applications/lxappearance.desktop

↓ 下記の行を修正:

#NotShowIn=GNOME;KDE;XFCE;MATE;
NotShowIn=GNOME;KDE;MATE;

-

4). 確認(抜粋):

$ cat /usr/share/applications/lxappearance.desktop

[Desktop Entry]
Type=Application
Name=Customize Look and Feel
Name[ja]=ルックアンドフィールを設定します
GenericName=Customize Look and Feel
GenericName[ja]=ルックアンドフィールを設定します
Comment=Customizes look and feel of your desktop and applications
Comment[ja]=あなたのデスクトップとアプリケーションのルックアンドフィールを設定します
Keywords=windows;preferences;settings;theme;style;appearance;
Keywords[ja]=windows;preferences;settings;theme;style;appearance;
Icon=preferences-desktop-theme
Exec=lxappearance
#NotShowIn=GNOME;KDE;XFCE;MATE;
NotShowIn=GNOME;KDE;MATE;      ←(修正)
StartupNotify=true
Categories=GTK;Settings;DesktopSettings;X-LXDE-Settings;

→デスクトップファイルを修正したときに留意しておくことは、 アプリの更新があると、元の設定に戻ってしまうことです。 たぶん、LXDE は枯れていて、更新はないとは思います。 また、設定してしまえば、メニューはもう要りません。

必要なときは、修正するか、下記を実行:

$ lxappearance

-

5). ウィンドウをダーク系に変更:

Xfce のメニュー→設定→「ルックアンドフィールを設定…」→「ルックアンドフィールを設定します」画面

「ウィジット」タブ→「Adwaita-dark」を選択

→ウィンドウの中がダーク系になりました。

→「適用」

-

6). アイコンテーマを変更:

「アイコンテーマ」タブ→「elementary Xfce dark」を選択

→ファイルマネージャのアイコンはクールになったけど、パネルのアイコンの一部は HighContrast のままです。

→「適用」

-

→「閉じる」

-

7). 再起動にて反映されました

-

画面:

→「パネル1」、「パネル2」、デスクトップでの「右クリックメニュー」、および、右側にある「アプリのウィンドウ」の中がダーク系になりました。クール。

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33. 個人的によく使うアプリをインストール:

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1). ファイアウォールの確認:

-

インストールの確認:

$ dnf list firewall*
:
インストール済みパッケージ
firewall-config.noarch                     0.9.4-1.fc34                 @updates
firewalld.noarch                           0.9.4-1.fc34                 @updates
firewalld-filesystem.noarch                0.9.4-1.fc34                 @updates

利用可能なパッケージ
firewall-applet.noarch                     0.9.4-1.fc34                 updates 

インストールされていました。

-

動いているかの確認:

$ systemctl status firewalld
● firewalld.service - firewalld - dynamic firewall daemon
     Loaded: loaded (/usr/lib/systemd/system/firewalld.service; enabled; vendor>
     Active: active (running) since Mon 2021-08-02 01:52:49 JST; 4h 10min ago
       Docs: man:firewalld(1)
   Main PID: 587 (firewalld)
      Tasks: 2 (limit: 3422)
     Memory: 42.8M
        CPU: 2.586s
     CGroup: /system.slice/firewalld.service
             └─587 /usr/bin/python3 -s /usr/sbin/firewalld --nofork --nopid

 8月 02 01:52:46 ubn-box systemd[1]: Starting firewalld - dynamic firewall daem>
 8月 02 01:52:49 ubn-box systemd[1]: Started firewalld - dynamic firewall daemo>

「q」で表示終了

-

設定を確認したり変更したいとき:

Xfce メニュー →「ファイアウォール」→「firewalld の設定」画面は表示されますが、 「認証に失敗しました。」となり、使えません。

-

コマンドから起動:
$ sudo /usr/bin/firewall-config

→「firewalld の設定」画面表示

下手にいじるとハマる(接続できなくなる)ので、使い方を検索してからが無難。

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-

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2). 「audacious」をインストール:

-

インストールできるかの確認:

$ dnf list audacious
:
利用可能なパッケージ
audacious.x86_64                        4.1-2.fc34                        fedora

→バージョンは高め。

-

インストール:

$ sudo dnf install audacious
:
インストール:
 audacious                     x86_64   4.1-2.fc34              fedora    265 k
依存関係のインストール:
 SDL                           x86_64   1.2.15-46.fc34          fedora    201 k
 ampache_browser               x86_64   1.0.3-2.fc34            fedora    179 k
 audacious-libs                x86_64   4.1-2.fc34              fedora    383 k
 audacious-plugins             x86_64   4.1-1.fc34              fedora    1.5 M
 gssdp                         x86_64   1.2.3-3.fc34            fedora     57 k
 gstreamer1-plugins-bad-free   x86_64   1.19.1-3.1.18.4.fc34    updates   2.6 M
 gupnp                         x86_64   1.2.6-1.fc34            updates   102 k
 gupnp-igd                     x86_64   1.2.0-2.fc34            fedora     34 k
 libbs2b                       x86_64   3.1.0-26.fc34           fedora     28 k
 libcddb                       x86_64   1.3.2-34.fc34           fedora     74 k
 libcue                        x86_64   2.2.1-7.fc34            fedora     35 k
 libdvdnav                     x86_64   6.1.0-2.fc34            fedora     55 k
 libdvdread                    x86_64   6.1.1-2.fc34            fedora     73 k
 libmodplug                    x86_64   1:0.8.9.0-12.fc34       fedora    173 k
 libnice                       x86_64   0.1.17-5.fc34           fedora    196 k
 libopenmpt                    x86_64   0.5.8-1.fc34            updates   569 k
 libsrtp                       x86_64   2.3.0-6.fc34            updates    58 k
 libusb                        x86_64   1:0.1.7-3.fc34          fedora     30 k
 lilv                          x86_64   0.24.10-2.fc34          fedora     81 k
 lirc-libs                     x86_64   0.10.0-29.fc34          fedora    130 k
 lv2                           x86_64   1.18.0-2.fc34           fedora     94 k
 neon                          x86_64   0.31.2-6.fc34           fedora    131 k
 openal-soft                   x86_64   1.19.1-12.fc34          fedora    544 k
 pakchois                      x86_64   0.4-23.fc34             fedora     18 k
 qt5-qtdeclarative             x86_64   5.15.2-5.fc34           updates   3.8 M
 qt5-qtmultimedia              x86_64   5.15.2-3.fc34           fedora    799 k
 serd                          x86_64   0.30.10-2.fc34          fedora     62 k
 sord                          x86_64   0.16.6-2.fc34           fedora     45 k
 soundtouch                    x86_64   2.1.1-6.fc34            fedora     74 k
 soxr                          x86_64   0.1.3-9.fc34            fedora     84 k
 sratom                        x86_64   0.6.6-2.fc34            fedora     25 k
弱い依存関係のインストール:
 gstreamer1-plugins-good-qt    x86_64   1.19.1-2.1.18.4.fc34    updates    63 k

-

バージョンの確認:

$ audacious --version
Audacious 4.1 (Fedora package)

→バージョンは最新です。

-

参考: USB メモリ(fat32) 経由で音楽ファイルをコピー:

USB メモリを挿入後、VirtualBox ウィンドウの下のステータスバーにあるUSB アイコンを右クリック→USB メモリの製品名にチェック→ファイルマネージャで、USB メモリがマウントできます。(取り外しは逆の手順)

USB メモリを取り外すときは、ゲストOS だけでなく、ホストOS でもマウントされていないか確認してから取り外します。もしくは、ホストOS を電源オフするまで、挿したまま。

-

Xfce パネルのメニュー→マルチメディア→「Audacious

ファイル→フォルダを追加→ホームの「Music」を選んで→「追加」

-


問題 1: 曲の再生で、再生バーが進みません。

→「pipewire-pulseaudio」をアンインストールして、「pulseaudio」をインストールして、再起動したら再生できました。

-

「pipewire-pulseaudio」を削除:
$ sudo dnf remove pipewire-pulseaudio
削除中:
 pipewire-pulseaudio     x86_64 0.3.32-1.fc34                    @updates  19 k
依存関係パッケージの削除:
 blueberry               noarch 1.4.2-2.fc34                     @fedora  1.8 M
 xfce4-pulseaudio-plugin x86_64 0.4.3-5.fc34                     @fedora  451 k
未使用の依存関係の削除:
 bluez-obexd             x86_64 5.60-1.fc34                      @updates 566 k
 bluez-tools             x86_64 0.2.0-0.16.git20170912.7cb788c.fc34
                                                                 @fedora  337 k
 freeipmi                x86_64 1.6.8-1.fc34                     @updates 9.8 M
 gnome-bluetooth         x86_64 1:3.34.5-1.fc34                  @fedora   94 k
 gnome-bluetooth-libs    x86_64 1:3.34.5-1.fc34                  @fedora  1.1 M
 inxi                    noarch 3.3.03-1.fc34                    @updates 1.3 M
 ipmitool                x86_64 1.8.18-21.fc34                   @fedora  1.0 M
 libXxf86dga             x86_64 1.1.5-6.fc34                     @fedora   34 k
 libdmx                  x86_64 1.1.4-10.fc34                    @fedora   21 k
 libical                 x86_64 3.0.10-1.fc34                    @updates 1.7 M
 pavucontrol             x86_64 4.0-6.fc34                       @fedora  841 k
 perl-Compress-Raw-Bzip2 x86_64 2.101-3.fc34                     @fedora   67 k
 perl-Compress-Raw-Zlib  x86_64 2.101-3.fc34                     @fedora  149 k
 perl-Cpanel-JSON-XS     x86_64 4.25-2.fc34                      @fedora  384 k
 perl-File-Find          noarch 1.37-477.fc34                    @updates  39 k
 perl-IO-Compress        noarch 2.102-2.fc34                     @fedora  843 k
 perl-JSON-XS            x86_64 1:4.03-3.fc34                    @fedora  271 k
 perl-Math-BigInt        noarch 1:1.9998.18-458.fc34             @fedora  709 k
 perl-Math-Complex       noarch 1.59-477.fc34                    @updates  86 k
 perl-Types-Serialiser   noarch 1.01-2.fc34                      @fedora   23 k
 perl-XML-Dumper         noarch 0.81-39.fc34                     @fedora   40 k
 perl-XML-Parser         x86_64 2.46-7.fc34                      @fedora  654 k
 perl-common-sense       x86_64 3.7.5-5.fc34                     @fedora   48 k
 python3-setproctitle    x86_64 1.1.10-20.fc34                   @fedora   35 k
 python3-xapps-overrides x86_64 2.2.2-1.fc34                     @updates 1.7 k
 wmctrl                  x86_64 1.07-30.fc34                     @fedora   67 k
 xapps                   x86_64 2.2.2-1.fc34                     @updates 6.0 M
 xdpyinfo                x86_64 1.3.2-2.fc34                     @updates  48 k
 xprop                   x86_64 1.2.3-2.fc34                     @updates  59 k
 xrandr                  x86_64 1.5.1-2.fc34                     @fedora   76 k

-

「pulseaudio」をインストール:
$ sudo dnf install pulseaudio
:
インストール:
 pulseaudio         x86_64         14.2-3.fc34             fedora         1.0 M
依存関係のインストール:
 speexdsp           x86_64         1.2.0-3.fc34            fedora         453 k
:
Created symlink /etc/systemd/user/sockets.target.wants/pulseaudio.socket → /usr/lib/systemd/user/pulseaudio.socket.

-

依存関係で削除されたパッケージ:

blueberry ←(Bluetooth 関連)Bluetooth ヘッドフォンやスピーカは持っていないのでインストールせず(多くの依存が入ります)。

xfce4-pulseaudio-plugin ←(こちらは必要)

-

依存関係で削除された xfce4-pulseaudio-plugin をインストール:
$ sudo dnf install xfce4-pulseaudio-plugin
:
インストール:
 xfce4-pulseaudio-plugin      x86_64      0.4.3-5.fc34        fedora      125 k
依存関係のインストール:
 pavucontrol                  x86_64      4.0-6.fc34          fedora      170 k

-

確認:
$ dnf list | grep pulseaudio
pulseaudio.x86_64                                                                        14.2-3.fc34                                                      @fedora               
pulseaudio-libs.x86_64                                                                   14.2-3.fc34                                                      @fedora               
pulseaudio-libs-glib2.x86_64                                                             14.2-3.fc34                                                      @fedora               
xfce4-pulseaudio-plugin.x86_64                                                           0.4.3-5.fc34                                                     @fedora               

-

再起動

-


問題 2: audacious にて、再生ボタン消え(ボタンが真っ白)

再生にて:

左上の再生ボタンなどのアイコンが消えています:

→操作は可能です。マウスを持っていくと案内文字が表示。

-

ファイル→設定→「外見」タブ

Audacious is running in Qt mode. 」の下の行:

「Restart in GTK (legacy) mode」をクリック(トグルスイッチ切替)

-

→上の行の表示が、

Audacious is running in GTK (legacy) mode. 」に変わり、テーマがダーク系になり、

下の行が「Restart in Qt mode」に変わりました。

→再生ボタンが表示されました:

-

ウィンドウをダーク系に変えたら、モードの切替が必要みたい。

-

-

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3). 「kolourpaint」をインストール:

-

インストール:

$ sudo dnf install kolourpaint
:
インストール:
 kolourpaint                   x86_64 21.04.1-1.fc34              updates 5.7 M
依存関係のインストール:
 breeze-icon-theme             noarch 5.83.0-1.fc34               updates 3.8 M
 dbusmenu-qt5                  x86_64 0.9.3-0.26.20160218.fc34    fedora   81 k
 docbook-dtds                  noarch 1.0-77.fc34                 fedora  280 k
 docbook-style-xsl             noarch 1.79.2-14.fc34              fedora  1.2 M
 dotconf                       x86_64 1.3-26.fc34                 fedora   31 k
 espeak-ng                     x86_64 1.50-5.fc34                 fedora  2.7 M
 gd                            x86_64 2.3.2-2.fc34                fedora  140 k
 gperftools-libs               x86_64 2.9.1-1.fc34                fedora  318 k
 gpgmepp                       x86_64 1.15.1-2.fc34               fedora  127 k
 jpegxl-libs                   x86_64 0.3.7-3.fc34                updates 932 k
 kde-filesystem                x86_64 4-65.fc34                   fedora   44 k
 kde-settings                  noarch 34.7-2.fc34                 updates  33 k
 kf5-filesystem                x86_64 5.83.0-1.fc34               updates  12 k
 kf5-karchive                  x86_64 5.83.0-1.fc34               updates 105 k
 kf5-kauth                     x86_64 5.83.0-1.fc34               updates 126 k
 kf5-kbookmarks                x86_64 5.83.0-1.fc34               updates 163 k
 kf5-kcodecs                   x86_64 5.83.0-1.fc34               updates 173 k
 kf5-kcompletion               x86_64 5.83.0-1.fc34               updates 133 k
 kf5-kconfig-core              x86_64 5.83.0-1.fc34               updates 309 k
 kf5-kconfig-gui               x86_64 5.83.0-1.fc34               updates  50 k
 kf5-kconfigwidgets            x86_64 5.83.0-1.fc34               updates 426 k
 kf5-kcoreaddons               x86_64 5.83.0-1.fc34               updates 424 k
 kf5-kcrash                    x86_64 5.83.0-1.fc34               updates  37 k
 kf5-kdbusaddons               x86_64 5.83.0-1.fc34               updates  75 k
 kf5-kdoctools                 x86_64 5.83.0-2.fc34               updates 625 k
 kf5-kglobalaccel              x86_64 5.83.0-1.fc34               updates  63 k
 kf5-kglobalaccel-libs         x86_64 5.83.0-1.fc34               updates 100 k
 kf5-kguiaddons                x86_64 5.83.0-1.fc34               updates  88 k
 kf5-ki18n                     x86_64 5.83.0-1.fc34               updates 1.3 M
 kf5-kiconthemes               x86_64 5.83.0-1.fc34               updates 176 k
 kf5-kinit                     x86_64 5.83.0-1.fc34               updates 178 k
 kf5-kio-core                  x86_64 5.83.0-2.fc34               updates 582 k
 kf5-kio-core-libs             x86_64 5.83.0-2.fc34               updates 460 k
 kf5-kio-doc                   noarch 5.83.0-2.fc34               updates 2.4 M
 kf5-kio-file-widgets          x86_64 5.83.0-2.fc34               updates 298 k
 kf5-kio-gui                   x86_64 5.83.0-2.fc34               updates  84 k
 kf5-kio-ntlm                  x86_64 5.83.0-2.fc34               updates  22 k
 kf5-kio-widgets               x86_64 5.83.0-2.fc34               updates 248 k
 kf5-kio-widgets-libs          x86_64 5.83.0-2.fc34               updates 411 k
 kf5-kitemviews                x86_64 5.83.0-1.fc34               updates 127 k
 kf5-kjobwidgets               x86_64 5.83.0-1.fc34               updates 125 k
 kf5-knotifications            x86_64 5.83.0-1.fc34               updates 153 k
 kf5-kservice                  x86_64 5.83.0-1.fc34               updates 344 k
 kf5-ktextwidgets              x86_64 5.83.0-1.fc34               updates 322 k
 kf5-kwallet                   x86_64 5.83.0-1.fc34               updates 325 k
 kf5-kwallet-libs              x86_64 5.83.0-1.fc34               updates  94 k
 kf5-kwidgetsaddons            x86_64 5.83.0-1.fc34               updates 1.6 M
 kf5-kwindowsystem             x86_64 5.83.0-1.fc34               updates 188 k
 kf5-kxmlgui                   x86_64 5.83.0-1.fc34               updates 671 k
 kf5-libksane                  x86_64 21.04.1-1.fc34              updates 197 k
 kf5-solid                     x86_64 5.83.0-1.fc34               updates 393 k
 kf5-sonnet-core               x86_64 5.83.0-1.fc34               updates 166 k
 kf5-sonnet-ui                 x86_64 5.83.0-1.fc34               updates 163 k
 kolourpaint-libs              x86_64 21.04.1-1.fc34              updates  31 k
 libao                         x86_64 1.2.0-20.fc34               fedora   54 k
 libaom                        x86_64 3.1.1-1.fc34                updates 1.6 M
 libavif                       x86_64 0.9.0-2.fc34                updates  64 k
 libdav1d                      x86_64 0.9.0-1.fc34                updates 431 k
 libgphoto2                    x86_64 2.5.27-1.fc34               fedora  1.3 M
 libieee1284                   x86_64 0.2.11-35.fc34              fedora   41 k
 libraqm                       x86_64 0.7.0-7.fc34                fedora   19 k
 libsane-airscan               x86_64 0.99.26-1.fc34              updates 130 k
 libvmaf                       x86_64 2.1.1-1.fc34                updates 171 k
 lockdev                       x86_64 1.0.4-0.35.20111007git.fc34 fedora   33 k
 pcaudiolib                    x86_64 1.1-7.fc34                  fedora   29 k
 pinentry                      x86_64 1.1.1-3.fc34                fedora   67 k
 polkit-qt5-1                  x86_64 0.113.0-6.fc34              fedora   84 k
 qt5-qtspeech                  x86_64 5.15.2-3.fc34               fedora   44 k
 qt5-qtsvg                     x86_64 5.15.2-4.fc34               fedora  186 k
 qt5-qtwayland                 x86_64 5.15.2-7.fc34               updates 1.0 M
 rav1e-libs                    x86_64 0.4.1-2.fc34                updates 774 k
 sane-airscan                  x86_64 0.99.26-1.fc34              updates  84 k
 sane-backends                 x86_64 1.0.32-5.fc34               updates 898 k
 sane-backends-libs            x86_64 1.0.32-5.fc34               updates  49 k
 sgml-common                   noarch 0.6.3-56.fc34               fedora   54 k
 speech-dispatcher             x86_64 0.10.2-2.fc34               fedora  2.9 M
 speech-dispatcher-espeak-ng   x86_64 0.10.2-2.fc34               fedora   53 k
 svt-av1-libs                  x86_64 0.8.6-4.fc34                fedora  4.6 M
弱い依存関係のインストール:
 jxl-pixbuf-loader             x86_64 0.3.7-3.fc34                updates 414 k
 media-player-info             noarch 23-8.fc34                   fedora   65 k
 pinentry-gnome3               x86_64 1.1.1-3.fc34                fedora   41 k
 qt5-qtspeech-speechd          x86_64 5.15.2-3.fc34               fedora   24 k
 sane-backends-drivers-cameras x86_64 1.0.32-5.fc34               updates  33 k
 sane-backends-drivers-scanners
                               x86_64 1.0.32-5.fc34               updates 2.8 M

→インストールされるパッケージが多いのが難点ですが、使いやすいのでインストール。

-

バージョンの確認:

$ kolourpaint --version
kolourpaint 21.04.1

-

-

------------------------------------------------------------------

4). 「featherpad」をインストール:

-

インストールできるバージョンを確認:

$ dnf list featherpad
:
利用可能なパッケージ
featherpad.x86_64                      0.16.0-2.fc34                      fedora

-

インストール:

$ sudo dnf install featherpad
:
インストール:
 featherpad         x86_64         0.16.0-2.fc34           fedora         726 k

→「featherpad-l10n」はインストールされなくなっています。

-

バージョンの確認:

$ featherpad --version
FeatherPad 0.16.0

-

システムのロケールの確認:

$ locale
LANG=ja_JP.utf8
LC_CTYPE="ja_JP.utf8"
LC_NUMERIC="ja_JP.utf8"
LC_TIME="ja_JP.utf8"
LC_COLLATE="ja_JP.utf8"
LC_MONETARY="ja_JP.utf8"
LC_MESSAGES="ja_JP.utf8"
LC_PAPER="ja_JP.utf8"
LC_NAME="ja_JP.utf8"
LC_ADDRESS="ja_JP.utf8"
LC_TELEPHONE="ja_JP.utf8"
LC_MEASUREMENT="ja_JP.utf8"
LC_IDENTIFICATION="ja_JP.utf8"
LC_ALL=

Fedora では「LANGUAGE=」の行は表示されません。

-

翻訳ファイルの確認:

$ ls /usr/share/featherpad/
help  help_ja  help_pt_BR  translations  ←( _ja であることに注目)

$ ls /usr/share/featherpad/translations/ | grep ja
featherpad_ja.qm           ←( _ja であることに注目)

→「0.12.1」以降からは、アプリの言語指定が「_ja」に変更されています。

-

ヘルプを Ctrl+H で呼び出す、青色の「書き込み保護された備忘録」として使うとき:

ヘルプファイルは 「テキストファイル」なので備忘録に利用できます。 ただし、管理者での編集は日本語入力できないので、日本語は貼り付けるとよいです。

$ sudo mousepad /usr/share/featherpad/help_ja

↓ ファイルの先頭部分に、備忘録を追記:

---
## 個人的な備忘録

1. 「Visual Studio Code」をGPU オフで起動:
$ code --disable-gpu
→起動すると表示がおかしくなるときに使えます。
「ハードウェアアクセレータを使わない」設定での起動です。

-

ヘルプの表示:

-

-

------------------------------------------------------------------

5). Markdown エディタ「retext」をインストール:

-

インストールできるかの確認:

$ dnf list retext
メタデータの期限切れの最終確認: 0:00:42 時間前の 2021年12月10日 02時33分55秒 に実施しました。
利用可能なパッケージ
retext.noarch                        7.2.2-1.fc34                        updates

-

インストール:

$ sudo dnf install retext
:
インストール:
 retext                     noarch  7.2.2-1.fc34                 updates  202 k
依存関係のインストール:
 python-qt5-rpm-macros      noarch  5.15.0-8.fc34                fedora    10 k
 python3-docutils           noarch  0.16-4.fc34                  fedora   1.5 M
 python3-markdown           noarch  3.3.4-2.fc34                 fedora   146 k
 python3-markdown-math      noarch  0.8-2.fc34                   fedora    16 k
 python3-markups            noarch  3.0.0-3.fc34                 fedora    25 k
 python3-pygments           noarch  2.7.4-1.fc34                 fedora   1.8 M
 python3-pyqt5-sip          x86_64  4.19.24-3.fc34               fedora    96 k
 python3-qt5                x86_64  5.15.0-8.fc34                fedora   1.3 M
 python3-qt5-base           x86_64  5.15.0-8.fc34                fedora   3.3 M
 python3-qt5-webkit         x86_64  5.15.0-8.fc34                fedora   135 k
 qt5-qtconnectivity         x86_64  5.15.2-3.fc34                fedora   461 k
 qt5-qtlocation             x86_64  5.15.2-5.fc34                fedora   3.0 M
 qt5-qtsensors              x86_64  5.15.2-4.fc34                updates  216 k
 qt5-qtserialport           x86_64  5.15.2-3.fc34                fedora    66 k
 qt5-qttools-common         noarch  5.15.2-5.fc34                fedora    12 k
 qt5-qttools-libs-designer  x86_64  5.15.2-5.fc34                fedora   2.7 M
 qt5-qttools-libs-help      x86_64  5.15.2-5.fc34                fedora   156 k
 qt5-qtwebchannel           x86_64  5.15.2-3.fc34                fedora   101 k
 qt5-qtwebkit               x86_64  5.212.0-0.59.alpha4.fc34     updates   13 M
 qt5-qtwebsockets           x86_64  5.15.2-3.fc34                fedora    87 k
 qt5-qtxmlpatterns          x86_64  5.15.2-4.fc34                fedora   1.0 M
弱い依存関係のインストール:
 iio-sensor-proxy           x86_64  3.3-1.fc34                   updates   61 k

-

バージョンの確認:

$ retext --version
ReText 7.2.2

-

起動:

メニュー →オフィス →「ReText」

→日本語化されていません。 「/usr/share/retext/locale/」フォルダが空です。

-

日本語化:

公式サイト:

GitHub retext-project/retext

-

翻訳ファイルの原本:

retext_ja.ts

-

「Alter Linux Xfce」にインストールした「ReText 7.2.2」から翻訳ファイルを借用

/home/ubn/Downloads/ にコピー

それを配置:

$ sudo cp /home/ubn/Downloads/retext/retext_ja.qm /usr/share/retext/locale/

-

実行しての確認:

-

(1). プレビュー画面の表示:

ツールバーの「プレビュー」をクリック。もう一度クリックすると解除。

もしくは、Ctrl+E

-

(2). 「ライブプレビュー」(左右 2画面)表示に切替:

ツールバーの「プレビュー」の右隣の「下矢印」→「ライブプレビュー」にチェック

もしくは、Ctrl+L

-

「ライブプレビュー」表示:

  • 「ライブプレビュー」のチェックを外す(デフォルト)と、通常は左側が、「プレビュー」選択で右側が表示されます。(日本語化後の表示)

-

エディタのフォントを変更:

編集 →「エディタのフォントを変更」

フォント: 「Noto Sans Mono CJK JP」に変更
フォントスタイル: 「Regular」
フォントサイズ: 「10」

→「OK」

-

プレビューのフォントを変更:

編集 →「プレビューのフォントを変更」

フォント: 「Noto Sans CJK JP DemiLight」
フォントスタイル: 「Regular」
フォントサイズ: 「10」

→「OK」

-

デフォルトのマークアップを確認:

編集 →「デフォルトのマークアップ

→「Markdown」にチェック

-

行番号の表示:

編集 →「設定」 →「エディター」タブ

カーソル行をハイライト表示する: 「Cursor Line」に変更 「行番号を表示する」にチェック

-

作業ディレクトリの変更:

編集 →「設定」 →「外観」タブ

Working directory: ホーム →「Documents (ドキュメント)」に変更

-

→「Apply (適用)」

→「OK」

-

-


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-

34. Snap を使えるようにして、Ubuntu の資産を活用:

-

Snap アプリの中には欲しいアプリ(有料化前の無料アプリ)があったりします。 ただし、日本語入力できないことが良くあるようなので確認が必要。

-

参考:

Snap(Snappy) コマンドの使い方

-

-

Snap を使えるようにしました:

-

(1). Snapd パッケージをインストール
$ sudo dnf install snapd
:
インストール:
 snapd                x86_64        2.53.4-1.fc34          updates         14 M
依存関係のインストール:
 snap-confine         x86_64        2.53.4-1.fc34          updates        2.2 M
 snapd-selinux        noarch        2.53.4-1.fc34          updates        233 k

-

(2). シンボリックリンクを貼り、クラシックなSnap を有効にします:
$ sudo ln -s /var/lib/snapd/snap /snap
$ ls /
bin   dev  home  lib64       media  opt   root  sbin  srv  tmp  var
boot  etc  lib   lost+found  mnt    proc  run   snap  sys  usr

$ ls -l /snap
lrwxrwxrwx. 1 root root 19 12月 24 03:03 /snap -> /var/lib/snapd/snap
$ snap list
No snaps are installed yet. Try 'snap install hello-world'.

→アプリは何もインストールされていないと言っています。

-

-


1). 「Snap Store」をインストール:

  • 「Snap ストア」をインストールすることで、Snap パッケージの検索が楽にできます。

-

(1). 確認:
$ snap search snap-store

Name                     Version             Publisher          Notes  Summary
snap-store               3.38.0-66-gbd5b8f7  canonical✓         -      Snap Store is a graphical desktop application for discovering, installing and managing snaps on Linux.
snap-store-proxy         2.14                canonical✓         -      A smart caching proxy for the Snap Store
snap-store-proxy-client  1.0                 canonical✓         -      Snap Store Proxy administration client
ttimer                   0.0.4-amd64         jes                -      timer for systems w/ or w/o java
smonitor                 0.0.4beta-amd64     jes                -      Monitoring of server states (and other things)
yubioath-desktop         5.1.0               yubico-snap-store  -      2FA with YubiKey
wps-2019-snap            11.2.0.9505         cyrpaut            -      WPS Office 2019 - All languages - No Internet

-

(2). 詳細表示:
$ snap info snap-store

name:    snap-store
summary: Snap Store is a graphical desktop application for discovering,
  installing and managing snaps on Linux.
publisher: Canonical✓
store-url: https://snapcraft.io/snap-store
contact:   https://bugs.launchpad.net/snap-store/
license:   GPL-2.0+
description: |
  Snap Store showcases featured and popular applications with useful
  descriptions, ratings, reviews and screenshots.
  
  
  Applications can be found either through browsing categories
  or by searching.
  
  
  Snap Store can also be used to switch channels, view and alter snap
  permissions and view and submit reviews and ratings.
  
  
  Snap Store is based on GNOME Software, optimized for the Snap experience.
snap-id: gjf3IPXoRiipCu9K0kVu52f0H56fIksg
channels:
  latest/stable:    3.38.0-66-gbd5b8f7     2021-11-22 (558) 56MB -
  latest/candidate: 3.31.1+git189.991d1d1d 2021-04-20 (539) 45MB -
  latest/beta:      3.38.0-66-gbd5b8f7     2021-11-12 (558) 56MB -
  latest/edge:      40.0-341-gb49ac9c      2021-09-20 (549) 48MB -

-

(3). インストール:
$ sudo snap install snap-store
:
2021-12-24T03:13:52+09:00 INFO Waiting for automatic snapd restart...
snap-store 3.38.0-66-gbd5b8f7 from Canonical✓ installed

→インストールには時間がかかりました。

-

(4). 確認:
$ snap list

Name               Version             Rev    Tracking       Publisher   Notes
bare               1.0                 5      latest/stable  canonical✓  base
core20             20211129            1270   latest/stable  canonical✓  base
gnome-3-38-2004    0+git.cd626d1       87     latest/stable  canonical✓  -
gtk-common-themes  0.1-59-g7bca6ae     1519   latest/stable  canonical✓  -
snap-store         3.38.0-66-gbd5b8f7  558    latest/stable  canonical✓  -
snapd              2.53.4              14295  latest/stable  canonical✓  snapd

-

(5). 「Snap ストア」の起動:

起動する端末は専有されてしまうので、別の端末を起動して開きます:

$ snap run snap-store

Ubuntu の「ソフトウェア」アプリに似た画面が表示。「Update」タブがないだけです。

管理者権限で起動しないとアプリのインストールに使えませんが、設定が必要みたい。 なのでアプリ名を検索するだけにして、インストールやアンインストールはコマンドで行うことにしました。

-

(6). 「Snap ストア」でアプリの検索:

起動したら、

→左上の「虫めがね」アイコンをクリック

→検索窓に「アプリ名」を入力

-

-


2). Markdown エディタ「Typora」をインストール:

-

Markdown のレビューが見やすいです

特にコードブロックの表示が投稿時のイメージで表示できます。

-

Linux マシンにポメラのファイルを受け渡すときに便利です。

Linux マシンとファイルを受け渡しする場合に、「Mousepad」アプリで「Shift_JIS」を使うには、ファイルを読み込むごとに「Shift_JIS」のエンコーディングの指定が必要です。

「Typora」アプリでは、エンコーディングを指定しなくても「UTF-8」も「Shift_JIS」も、どちらのファイルもすぐに開けます。

-

(1).「Snap ストア」で「typora」と入力して、検索

-

(2). ヒットした「Typora」をクリック →紹介ページ

→使えることを確認

-

(3). コマンドで「typora」アプリを確認:
$ snap search typora
Name                   Version  Publisher       Notes  Summary
typora                 1.0.3    typora          -      A minimal Markdown reading and writing app
typora-alanzanattadev  0.9.44   alanzanattadev  -      Easy to use markdown editor

-

(4). コマンドで「typora」アプリをインストール:
$ sudo snap install typora
:
typora 1.0.3 from typora installed

-

$ snap list typora
Name    Version  Rev  Tracking       Publisher  Notes
typora  1.0.3    46   latest/stable  typora     -

→ありゃ、バージョンが「1.0.3」なので、無料試供期間ありの有料版になっています。

-

(5). インストール可能なパッケージのバージョン一覧を表示:

古いバージョンが一覧にあれば指定してのインストールが可能です。

$ snap info typora
name:      typora
summary:   A minimal Markdown reading and writing app
publisher: typora
store-url: https://snapcraft.io/typora
contact:   https://github.com/typora/typora-snap/issues
license:   unset
description: |
  [Note: Typora is a paid app after v1.0]
  
  Typora is a minimal markdown editor, providing new ways for reading and
  writing markdown. It is currently in beta.
  
  Typora is commercial software (not open source), but is free during beta.
  Typora on GitHub supports collaboration between its developer, Abner Lee,
  and its user community, providing a place to transparently report issues,
  collect feedback and discuss future direction. It also provides open
  source resources for user customization of themes.
commands:
  - typora
snap-id:      LYIQDe7StzfergzK3xBwUwSHdV9VZejB
tracking:     latest/stable
refresh-date: today at 04:15 JST
channels:
  latest/stable:    1.0.3 2021-12-19 (46) 93MB -
  latest/candidate: ↑                          
  latest/beta:      ↑                          
  latest/edge:      1.0.3 2021-12-19 (46) 93MB -
installed:          1.0.3            (46) 93MB -

→2021-12-19 に更新されて、1.0 よりも古い(無料版)バージョンが消えてます。遅かったみたい。

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(6). 実行できることを確認:

ヘルプ→「Typora について」

「Registration / Activation…」の表示項目がありました。有料版ですね。

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公式サイトを見ると:

15日間の無料トライアル/最大3台のデバイス

$ 14.99 (税抜き)

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(7). 削除:
$ sudo snap remove typora
:
typora removed

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(8). 確認:
$ snap list
Name               Version                     Rev    Tracking       Publisher   Notes
bare               1.0                         5      latest/stable  canonical✓  base
core18             20211028                    2253   latest/stable  canonical✓  base
core20             20211129                    1270   latest/stable  canonical✓  base
gnome-3-28-1804    3.28.0-19-g98f9e67.98f9e67  161    latest/stable  canonical✓  -
gnome-3-38-2004    0+git.cd626d1               87     latest/stable  canonical✓  -
gtk-common-themes  0.1-59-g7bca6ae             1519   latest/stable  canonical✓  -
snap-store         3.38.0-66-gbd5b8f7          558    latest/stable  canonical✓  -
snapd              2.53.4                      14295  latest/stable  canonical✓  snapd

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35. 追記: カーネル 5.15.11-100

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2021-12-28

現在の立ち上げ時のカーネル選択メニュー:

カーネルも安定してきたので、現在のカーネル選択メニュー の保持数は 5 にしています。現在はMax になっているので、カーネル更新があるたびに古いカーネルは削除されます。

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→スナップショット名は「kernel 5.15.11-100」にしました。これは「VM VirtualBox」ウィンドウのタイトルに表示されます。

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まとめ

ASUS Chromebox CN60 ではインテル プロセッサの「Haswell」が使われています。 古いせいか、カーネルが「5.8」だとGNOME ではデスクトップ表示しきれません。Xfce にすると回避できました。

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今回は問題の出やすいGNOMEFedora を問題の出にくい「OpenBox 」デスクトップにしてみました。

Fedora を使う利点は、カーネルが新しいことと、インストールするアプリのバージョンが新しいことです。

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Xfce パネル」を使えるようにしたので、使い勝手が落ちていません。 問題が発生したときの回避策のひとつとして使うだけでなく、普段使いにもオススメです。

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追記: カーネル「5.15」では、Fedora (GNOME) も自分のPC で正常に動くようになっています。 当初のカーネルの問題は解消されました。

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